平成 25 年度事業報告

平成 25 年度事業報告
平成 25 年 4 月 1 日~平成 26 年 3 月 31 日
京都国際現代芸術祭組織委員会
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1 平成 25 年度事業報告
[1] 総会,幹事会等の開催
(1)平成 25 年 5 月 27 日
京都国際現代芸術祭組織委員会設立総会
・組織委員会設立の趣旨について
・会則,構成員について
・事業計画及び収支予算について
(2)平成 25 年 9 月 20 日
第 1 回幹事会
・事業計画案及び収支予算案について
・琳派 400 年記念祭プレフォーラム in 京都の開催について
(3)平成 25 年 12 月 26 日 第 2 回幹事会
・幹事会新幹事の就任について
・今季事業進捗報告及び来季事業計画案等について
(4)平成 26 年3月 19 日
第 3 回幹事会
平成 26 年 3 月 28 日
第1回評議会
・平成 25 年度事業進捗状況
・平成 26 年度事業計画及び収支予算(案)
[2] プロフェッショナルアドバイザリーボード会議の開催
議
題
参加作家及び全体構想
日
時
平成25年
参 加 者 名
リゼッチ・ラニャード(美術批評家[サンパウロ]
)
4月 20 日(金)
連携事業及び全体構想
5 月 13 日(月)
ウテ・メタ・バウアー(ロイヤル・カレッジ・オブ・アー
ト美術学部 学部長)
大学連携及び全体構想
6 月 5 日(水)
越前俊也(同志社大学)
佐藤守弘(京都精華大学)
椿昇(京都造形芸術大学)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学)
吉岡洋(京都大学)
参加作家及び全体構想
6 月 25 日(火)
神谷幸江(広島市現代美術館長)
連携事業
7 月 8 日(月)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授)
山本麻友美(京都芸術センター プログラムディレクタ
ー)
連携事業及び全体構想
事業構想
連携事業及び全体構想
7 月 12 日(金)
松尾惠(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY,
12 月 11 日(水)
pfs/w[京都] 代表)
7 月 30 日(火)
高橋信也(森ビル株式会社執行役員,森美術館館長付アド
11 月 7 日(木)
バイザー)
8 月 1 日(木)
クリス・デルコン(テート・モダン[ロンドン]館長)
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パブリックプログラム
8 月 22 日(木)
杉浦幸子(武蔵野美術大学)
9 月 28 日(土)
構想
10 月 26 日(土)
26 年3月15日(土)
参加作家及び全体構想
9 月 27 日(金)
ロジャーM.ビュルゲル(ヨハン・ヤコブ博物館[チューリ
ッヒ]館長)
大学連携及び全体構想
11 月 22 日(金)
石原友明(京都市立芸術大学)
越前俊也(同志社大学)
佐藤守弘(京都精華大学)
島本浣(京都精華大学)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学)
吉岡洋(京都大学)
大学連携事業
12 月 10 日(火)
佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部長)
島本浣(京都精華大学芸術学部長)
大学連携事業及び全体構想
12 月 13 日(金)
大野木啓人(京都造形芸術大学副学長)
椿昇(京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科長)
作家情報の交換
平成26年
ウテ・メタ・バウアー(南洋理工大学センター・フォー・
2月11日(火)
コンテンポラリー・アート[シンガポール]館長)
神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)
[メンバー]
石原友明(京都市立芸術大学美術学部教授)
伊東正伸(国際交流基金文化事業部企画役)
越前俊也(同志社大学文学部教授)
大野木啓人(京都造形芸術大学副学長)
神谷幸江(広島市現代美術館学芸担当課長)
リン・クック(ナショナル・ギャラリー・オブ・アート[ワシントン D.C.]視覚芸術高等研究セン
ター アンドリューW.メロン教授)
ワシフ・コルトゥン(SALT オンライン[イスタンブール]リサーチ&プログラムディレクター)
佐藤守弘(京都精華大学デザイン学部長)
島本浣(京都精華大学芸術学部長)
杉浦幸子(武蔵野美術大学芸術文化学科准教授)
高橋信也(森ビル株式会社執行役員,森美術館館長付アドバイザー)
椿昇(京都造形芸術大学芸術学部美術工芸学科長)
クリス・デルコン(テート・モダン[ロンドン]館長)
並木誠士(京都工芸繊維大学美術工芸資料館館長)
ウテ・メタ・バウアー(南洋理工大学センター・フォー・コンテンポラリー・アート[シンガポー
ル]館長)
ロジャーM.ビュルゲル(ヨハン・ヤコブ博物館[チューリッヒ]館長)
平芳幸浩(京都工芸繊維大学美術工芸資料館准教授)
松尾惠(MATSUO MEGUMI+VOICE GALLERY pfs/w[京都]代表)
森脇清隆(京都府京都文化博物館学芸課映像・情報室長)
山本麻友美(京都芸術センター プログラムディレクター)
吉岡洋(京都大学大学院文学研究科美学美術史学教授)
芳野明 (京都嵯峨芸術大学芸術学部教授)*平成 26 年4月より就任
リゼッチ・ラニャード(美術批評家[サンパウロ])
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[3] オープンリサーチプログラム(別紙1)
[4] 「琳派 400 年記念祭プレフォーラム in 京都」の開催
・日 時
平成 25 年 10 月 6 日(日)13:00~17:00
・会 場
龍谷大学アバンティ響都ホール
・参加人数
約 400 名
[5] プレイベント[作品展示]ウィリアム・ケントリッジ≪時間の抵抗≫」の開催
・日 時
平成 26年2月8日(土)~3月16日(日)
・会 場
元・立誠小学校
・入場者数
10,327人(うちスタディールーム入場者4,479人)
[6] 学生プロジェクト
(1)オープンリサーチプログラム応援隊 25 年 6 月結成
(運営チーム:延べ 28 名 + 同志社大学チーム 6 名,京都造形芸術大学チーム 10 名)
(2)冊子作成プロジェクトチーム(25 年 7 月 30 日結成)
・編集長
吉岡洋(京都大学教授)
・内容
吉岡教授の声掛けで,京都国際現代芸術祭を盛り上げることを目的に学生が主
体となって冊子を作成,発行する。
発行部数 3,000 部,発行回数 全 5 回(第 1 号を4月に発行予定)
・参加者数 32 名(大阪大学 2 名,同志社大8名,京都精華大 8 名,京都造形芸術大 4 名,
京都工芸繊維大 4 名,立命館大 2 名,京都大 2 名,関西学院大 1 名,京都女
子大 1 名)
・助成金
―般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団
平成 25 年度,平成 26 年度年度(フリーペーパー第 1 号~第 5 号)合計
150 万円(内 60 万円,平成 25 年度)
・第1号発行 平成26年4月4日
[7] 広報・プロモーション活動
(1)広報活動
日時
実施事項
内容
平成 25 年 5 月 27 日
第 1 回記者発表
・京都国際現代芸術祭組
織委員会設立及びア
ーティスティックデ
ィレクターの発表
平成 25 年 6 月~
12 月
・府民だより・市民しんぶんに掲載
・府政・市政・経済記者クラブへの周知等
・市政広報板(12/1)ポスター掲示
・プレスリリース配信,取材案内
・オープンリサーチプロ
グラムの開催につい
て
・琳派 400 年記念祭プ
レフォーラム in 京都
・プレス用資料配布
の開催について
・リリース配信サイトに投稿
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・各種 SNS(Twitter,Facebook,Google+)の運営
・Parasophia Chronicle(電子書籍,オープンリサーチプログラムな
スタッフ募集説明会
どの調査記録の公開)の発行
開催について
・メルマガ登録者向け「Parasophia Newsletter」の発行
(現在 2 回発行済)
ジ《時間への抵抗》
・ウェブサイト英語版,「Parasophia Newsletter」などにより,主に
平成 26 年 3 月
・プレイベント[作品展示]
ウィリアム・ケントリッ
・海外の有力美術関係者への情報提供
平成 26年 1 月~
・プレイベントサポート
・ウィリアム・ケントリ
美術関係者に向け情報発信
ッジによるレクチャ
・2 月 7 日プレス内覧会(71 名)
,本祭開催期間を公表
ーの開催について
・会期中パンフレット配布(ケントリッジの作品情報に加え,芸術祭本
・アクセスプログラムの
開催について
体の会期なども掲載)
・ファミリープログラ
・プレス向け:東京拠点のメディアに重点的に PR 活動
・世界最大のアート情報サイト・メールマガジン「e-flux」への登録
ム・スクールプログラ
・海外有力メディアに情報配信
ムの開催について
・阪急電車駅構内,地下鉄駅構内にポスター掲示
* Parasophia Chronicle(ISSN 2187-9451)
事務局の編集による,オープンリサーチプログラムなどの調査記録の公開を主な目的とした不
定期発行の電子書籍(無料,和英バイリンガル)。オンライン資料収集制度(e デポ)を活用
し,国立国会図書館への納入も行っている。
* Parasophia Newsletter(メールニュース)
平成 25 年度は事務局が選んだ配信先やオープンリサーチプログラムで配布した登録希望者用
のフォームに必要情報を記入された方などに配信。平成 26 年度に公開予定の本サイトには登
録フォームを設置予定。
・2014 年 3 月 31 日時点
日本語版の配信先:693 件
英語版の配信先:790 件
(2)インターネットを用いた広報
サイト
運用
2014年3月31日時点件数
① 公式サイト
www.parasophia.jp
5 月 27 日の第 1 回記者発表の後
(夕刻)に公開。
ページビュー数:137,208 件
セッション数:54,371 件
②
日本語と英語のアカウントをそれ
ぞれ 5 月 27 日のウェブサイト公
開直後に運用開始
Twitter 経由の公式サイトセッション数:
5,922 件(全体の 10.89%)
PARASOPHIA に言及している人
(公開ア
カウントのみ):1,460 人以上
ウェブサイト公開直後に運用開始
Facebook 経由の公式サイトセッション
数:6.121 件(全体の 11.3%)
Twitter
twitter.com/parasophiaPR
twitter.com/parasophiaJP
③
Facebook
www.facebook.com/parasophiaJP
④
Google+
www.google.com/+parasophiaJP
参加コミュニティー:
「美術館・ギャ
Google+ 経 由 の 公 式 サ イ ト セ ッ シ ョン
ラリー情報」
,
「Kansai」
,
「京都」
,
数:84 件(全体の 0.15%)
「G+映画部」
,
「電子書籍 Lovers」
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(3)プロモーション活動(ウィリアム・ケントリッジ作品展において実施)
・映画配給会社との広報相互協力
・主に京都市内のタクシー会社,ホテル等にプレイベントを告知および芸術祭の周知,内覧会へ
の招待(例:都タクシーフォトビジョンでの情報掲載)
・市内ホテルのコンシェルジュに個別に宣伝
・プレイベントチケットと宿泊費のセットを提案
[8] 助成金申請結果
(単位:円)
申
請
先
申請金額
結果
㉕助成
㉖助成
野村財団
700,000
採択
700,000
長谷福祉会
500,000
採択
500,000
ニッシャ印刷文化振興財団
1,500,000
採択
600,000
ポーラ美術振興財団
2,000,000
採択
花王芸術・科学財団
1,000,000
採択
500,000
アサヒグループ芸術文化財団
1,000,000
採択
1,000,000
アジアン・カルチュラル・カウンシル
1,220,000
不採択
0
福武財団
3,000,000
不採択
0
500,000
不採択
0
三菱UFJ信託地域文化財団
朝日新聞文化財団
小計
1,000,000
195,000,000
合
207,420,000
計
2,000,000
採択
12,420,000
文化庁
(平成26年度地域発・文化芸術創造発
信イニシアティブ事業)
900,000
100,000
1,800,000
採択
4,500,000
175,500,000
1,800,000 180,000,000
[9] 協賛金活動結果
(1)公益社団法人企業メセナ協議会助成制度 認定(平成 25 年 6 月 18 日付)
(2)個人寄附の募集
個人寄附の受け皿として、公益財団法人京都地域創造基金の平成26年度事業助成プログラ
ムに申請し採択が決定。平成26年度に受ける寄附について、所得税控除対象事業となること
から、積極的な PR を実施。
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[10] 連携関係結果
機
関
内
容
芸術系大学
■現在調整中の芸術系大学:京都工芸繊維大学,京都市立芸術大学,京都造形芸術大学,京都精華大
学,同志社大学,京都嵯峨芸術大学,成安造形大学
○同時期の展示会開催について依頼・調整中
○芸術祭事業の運営等に大学カリキュラムとして参加(工繊大,精華大,同志社大)
○セミナー等の共同開催を実施(造形大,同志社大)
○ボランティア募集への協力
■京都・大学ミュージアム連携(市内14大学・15ミュージアム)
○同時期の展示会開催について調整中
■京都芸術教育コンソーシアム(嵯峨・市立・精華・造形・成安・京都市)
〇3 月 11 日連携協議会において連携について依頼
教育委員会
■府教育委員会
○㉕プレイベント鑑賞やスクールプログラムについて連携
(高校教育課・学校教育課・高芸文連)
■市教育委員会
○㉕プレイベント鑑賞やスクールプログラム等について連携(学校指導課)
芸術団体
■超京都(京都市内のギャラリー有志が連携して展示会を開催),ART KYOTO
○同時期に会場を京都市が管理する「無燐庵」「市美別館」で開催することを検討
■観○光(作家有志が寺社を利用して展示会を開催)
○同時期に開催を検討(従来寺中心であったが神社も視野として計画)
■京都市内博物館施設連絡協議会(202施設)
○1月末から3月末に毎年実施しているスタンプラリー等の共催について合意,開催期間延長等につい
て調整
■京都アートマップ(画廊の集合体でアートマップを発行)
○同時期に加盟画廊(12画廊)が各画廊で企画展を行い,マップと併せて展覧会案内等も制作予定(PR
等も含め情報交換・連携を確認)
■立誠シネマプロジェクト(立誠シネマ(シアター)とオープンカレッジを実施)
○プレイベント時の共同事業開催及び本展時のイベント実施を検討
■京都アートカウンシル
○同時期に市内の中心部で町家画廊を開催
■映像芸術祭 MOVING
○京都芸術センターで関連イベントを開催
■特定非営利活動法人 障碍者芸術推進研究機構天才アートミュージアム
■その他「作家の近藤髙弘氏のグループ」が同時期に寺社を利用した展示会を開催 など
(寺社・町家利用
等)
芸術文化施設
■京都国際マンガミュージアム
○同時期に芸術祭と共同企画した事業を開催(現在内容検討中)
■京都芸術センター
○同時期に河本監督が審査委員となった一般公募の企画展を開催
○ボランティアスタッフの育成について連携して実施
■京都国立近代美術館
○同時期に所蔵資料による芸術祭参加作家の作品展示を開催
■アンスティチュ・フランセ関西(旧関西日仏学館)
○芸術祭に来日するEU在住作家の支援,会館等の開放,ニュイブランシュとの連携を検討
■ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川
○芸術祭に来日するドイツ作家の支援を検討
その他
■ KYOTO Cross Media Experience
○9月~3月に開催。連携を前提に 5 月の総会に向けて内容調整
■駅ナカアートプロジェクト(地下鉄構内で大学生による展示会を開催)
○同時期に開催
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