説教ドリル、 06/27/2015 みことば: テーマ：さて、そこでイエスは言われた。「わたしがまだあなたがたといっしょにいたころ、あなたがたに話したことばはこうです。わたしについてモーセの律法と預言者と詩篇とに書いてあることは、必ず全部成就するということでした。」 (ルカ 24:44) ルカ 15：11-32 みことばの実現 No. 11 放蕩息子のたとえ話から、みことばの実現に関する二つの生き方について見ていきます。みことばの観察： 1) まず、このたとえ話の中で、父がどのようにご自分の家を治めておられたのかが分かるような描写のある所を拾い出してみてください（例：17 節、22-23 節など）。それらの箇所から、彼がどのようにその家を治めておられたのか、分かることを説明して下さい。彼が息子たちに財産の分け前をお与えになった後、彼はその家を収めることやめられましたか。それを頭において、弟息子が、自分に与えられた財産を持って自分の家を出たのは、どんな動機や考え方で、またどんなことを願ってそんなことをしたのか、推理して下さい。彼が自分の財産を「湯水のように．．．何もかも使い果した」ことには、どんな意味があるのでしょうか。また、その結果、14-16 節で書かれているような生活をするようになったことには、どんな意味があるのでしょうか。 2) 上で見たような父のご自分の家の治め方を頭におくと、19 節の「雇い人のひとりにしてください」という弟息子のことばには、どんな意味があるのでしょうか。彼はどういう生き方をする決心をしたことになりますか。それは、それまでの生き方とどんな違いがありますか。それに対して、20 節の父の行動、また 22-24 節に見る彼の発言から、弟息子は、父が自分のことをどのように見、また思っていることを発見したのか、推理して下さい。その時の彼の驚きを、彼が家を出る前持っていた考え方や生き方を頭において、説明してください。22-24 節で、父がしもべにするように命じたことは、弟息子が彼に頼んだこと、また彼が絶対に必要としたことでしょうか。そこには、どんな意味があるのでしょうか。 3) 29 節の兄息子の「長年、私はお父さんに仕え．．．その私には．．．子山羊一匹下さったことがありません」ということばから、彼がどんな生き方をしていことが分かりますか。特に、その兄息子に対して、父が 31 節で「私のものは、全部おまえのものだ」と言われたことばから、兄息子がどんな生き方をしていたのか、説明して下さい。その考え方や生き方は、上の 1）に見た、弟息子が家を出る時持っていたものと比べて、どんな違い、あるいは類似点を見ますか。また、2）で見た、彼が父の所に戻った時に発見したことと比べて、どんな違い、あるいは類似点を見ますか。個人的適用 1) 弟息子が家を出る時に選んだ生き方が、善悪の知識の木から取って食べること、また、肉によって歩むことと同じであることを、あなたの言葉で説明して下さい。特に、彼が「何もかも使い果たした」ということばは、この世に見るどんな典型的な生き方を示しているのか、説明してみて下さい。そして、その生き方を選んだ結果、弟息子は、みことばの実現に関して、どんな状態になってしまったのでしょうか。人が、そのような生き方を始め、みことばの実現が止まる様子を、もし良ければ、あなた自身の体験も含めて、具体的に説明してみて下さい。 2) 上の適用 1）で見た状態の人が、父なる神のもとに戻った時に発見する真理を、このたとえ話から説明して下さい。それは、あなたにも適用されましたか。もしそうならば、あなたの場合、その真理をどのように知ったのか、証ししてみてください。あなたは、「雇い人のひとり」になりたいと思いましたか。もしそうならば、それはあなたにとってどんな意味でしたか。22-23 節で父が言われたことは、あなたにとってどんな意味があるのか、証ししてみてください。そして、それらがみな、みことばの成就であることを具体的に説明してください。 3) 兄息子の考え方や生き方のどこが間違っているのか、あなたの言葉で説明してください。彼は自分が働き者で、父の戒めを破ったことがないことを告白していますが、そんな彼のどこが間違っているのでしょうか。彼の人生には、みことばの成就はありましたか。ということは、彼は善悪の知識の木と、いのちの木のどちらから取って食べていたのでしょうか。どうして、しばしば、そのようになってしまうのか、説明して下さい。父の「楽しんで喜ぶのは当然ではないか」と言うことばを、あなたはどのように受け止めるのか、シェアーしてください。祈りとその他 1) あなたは、自分がみことばの実現によって救われ、すべての恵みと祝福を受けて来たことを感謝して下さい。具体的にどんな祝福を、みことばの実現として受けたのかをあげて、感謝してください。 2) あなたは、あなたの父のように、あなたの HBS グループや家の教会に、まだ放蕩の状態にある外部の人々が加えられることをいつも願い、収穫に目を向けていますか。父の願いが自分自身の、またあなたのグループの願いとなるように祈ってください。 3) 自分に教えられた真理を語ってあげるべきだと思う人の名前をあげて、その人にこれからどんなみことばが実現していくのか、そのみことば引用して祈ってください。家の教会の人は、その報告も忘れないように。 Copyright©2015 Davar Kingdom of God, All Rights Reserved