平成 17 年度 日本心臓財団 事業報告 Ⅰ.研究助成事業 A.個別研究助成 個人研究に対する助成を次のとおり実施しました。 1.第 31 回日本心臓財団研究奨励の実施 (別添奨励対象者一覧参照) 奨励金額:1 件 100 万円を 10 件 応募資格:1965 年 4 月 1 日以降に生まれた者 応募受付:平成 17 年 6 月 1 日~7 月 15 日 応募数 :83(第 3 回日本心臓財団若年研究者研究奨励(藤基金)を含む) 選考委員会:平成 17 年 9 月 29 日 決定通知 :平成 17 年 10 月 贈呈 :平成 17 年 11 月 28 日 選考委員 磯 部 光 章 東京医科歯科大学医歯学総合研究科循環制御学教授 上 田 一 雄 九州大学医療技術短期大学部名誉教授 米 田 正 始 京都大学大学院医学研究科心臓血管外科学教授 下 村 伊 一 郎 大阪大学大学院医学系研究科病理病態学教授 砂 川 賢 二 九州大学大学院医学研究院循環器内科学教授 土 居 義 典 高知医科大学老年病・循環器・神経内科学教授 堀 内 正 嗣 愛媛大学医学部医化学・心血管生物学教授 望 月 正 武 東京慈恵会医科大学内科学教授 盛 英 三 国立循環器病センター研究所心臓生理部部長 山 口 巖 筑波大学大学院人間総合科学研究科循環器病態医学 教授 2.第 3 回日本心臓財団若年研究者研究奨励(藤基金)の実施 (別添奨励対象者一覧参照) 奨励金額:1 件 100 万円を 2 件 応募資格:1975 年 4 月 1 日以降に生まれた者 応募受付:平成 17 年 6 月 1 日~7 月 15 日 選考委員会:平成 17 年 9 月 29 日 決定通知 :平成 17 年 10 月 贈呈 :平成 17 年 11 月 28 日 選考委員 :第 31 回日本心臓財団研究奨励選考委員と同じ 3.第 3 回日本心臓財団動脈硬化 Update 研究助成の実施 (別添助成対象者一覧参照) 助成金額:200 万円を 1 件と 100 万円を 2 件 応募資格:臨床教室およびそれに準ずる施設に所属の 1965 年 4 月 1 日以降に生 まれた者 応募締切:平成 17 年 5 月 31 日 決定通知:平成 17 年 9 月 応募締切 :平成 16 年 5 月 31 日 応募数 :35 件 選考委員 及 上 酒 下 堀 山 山 川 眞 一 田真喜子 井 寿 郎 村伊一郎 内 久 徳 下 静 也 田 信 博 日本医科大学第三内科学教授 大阪市立大学大学院医学研究科病理病態学教授 東京大学先端科学技術研究センター教授 大阪大学大学院医学系研究科病理病態学教授 京都大学大学院医学研究科循環器内科学助手 大阪大学大学院医学系研究科分子制御内科学助教授 筑波大学臨床医学系代謝内分泌学教授 4.第 13 回日本心臓財団・ファイザー高血圧・高脂血症と血管代謝研究助成の実施 (別添助成対象者一覧参照) 助成金額 :100 万円を 5 件と 40 万円を 10 件 応募資格 :1965 年 4 月 1 日以降に生まれた者 応募締切 :平成 17 年 4 月 8 日 応募数 :55 件 選考委員会:平成 16 年 5 月 13 日および 7 月 3 日 決定通知 :平成 16 年7月 選考委員 島本和明(札幌医科大学第二内科学教授)、菊池健次郎(旭川医科大 学第一内科学教授)、島田和幸(自治医科大学循環器内科学教授)、 石橋俊(自治医科大学内分泌代謝内科学教授) 、松岡博昭(獨協医科 大学循環器内科学教授) 、山田信博(筑波大学臨床医学系代謝内分泌 内科学教授) 、藤田敏郎(東京大学大学院医学系研究科内科学教授)、 秋下雅弘(東京大学医学系研究科加齢医学助教授)、猿田享男(慶應 義塾大学医学部内科学教授)、北徹(京都大学大学院医学研究科循環 器内科学教授)、松澤佑次(住友病院院長)、荻原俊男(大阪大学大 学院医学系研究科加齢医学教授)、檜垣實男(愛媛大学医学部第二内 科学教授)、瀧下修一(琉球大学医学部第三内科学教授)、伊藤貞嘉 (東北大学大学院医学系研究科分子血管病態学教授)、倉林正彦(群 馬大学大学院医学系研究科臓器病態内科学教授)、永井良三(東京 大学大学院医学系研究科循環器内科学教授)、吉田雅幸(東京医科 歯科大学大学院医歯学総合研究科病態代謝解析学助教授)、 室原豊明(名古屋大学大学院医学研究科器官制御内科学教授)、 中尾一和(京都大学大学院医学研究科臨床病態医科学教授)、 横出正之(京都大学探索医療センター臨床部教授)、松原弘明(京 都 府 立 医科大 学 循 環器病 態 制 御内科学教授)、横山光宏(神戸大 学大学院医学系研究科循環呼吸器病態学教授)、堀内正嗣(愛媛大 学医学部第一医化学教授)、下川宏明(九州大学大学院医学研究院 心臓血管研究施設内科助教授)、野出孝一(佐賀大学医学部循環器 内科学教授)、江藤胤尚(宮崎大学医学部附属病院院長) 5.日本心臓財団・ファイザー「心血管病」研究助成の実施 (別添助成対象者一覧参照) 助成金額:50 万円を 12 件 さらに1年後開催の研究発表会でこの 12 件より4件にそれぞれ 200 万円 選考委員会:平成 18 年 2 月 25 日 決定通知 :平成 18 年 3 月 第 10 回研究テーマ「急性冠症候群の発生機序 -臨床・病理・分子生物学的アプローチ-」 前年に選考された 12 件より4件を選考 選考委員 北 徹 京都大学大学院医学研究科循環器内科学教授 小 川 聡 慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科教授 小 川 久 雄 熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学教授 斎 藤 能 彦 奈良県立医科大学第一内科学教授 居 石 克 夫 九州大学大学院医学研究院病理病態学教授 永 井 良 三 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 野 出 孝 一 佐賀大学医学部循環器内科学教授 藤 原 久 義 岐阜大学大学院医学研究科循環器内科学教授 松 﨑 益 德 山口大学大学院医学研究科器官病態内科学教授 横 山 光 宏 神戸大学大学院医学系研究科循環呼吸器病態学教授 第 11 回研究テーマ「不整脈の治療-臨床~分子生物学的アプローチ-」 応募資格:原則として臨床系教室および病院に所属の 1965 年 4 月 1 日以降に生ま れた者 応募締切:平成 17 年 12 月 22 日 応募数 :28 件 選考委員 小 川 聡 慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科教授 井 上 博 富山医科薬科大学第二内科学教授 奥 村 謙 弘前大学医学部第二内科学教授 北 徹 京都大学大学院医学研究科循環器内科学教授 児 玉 逸 雄 名古屋大学環境医学研究所教授 斎 藤 能 彦 奈良県立医科大学第一内科学教授 永 井 良 三 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 野 出 孝 一 佐賀大学医学部循環器内科学教授 藤 原 久 義 岐阜大学大学院医学研究科循環器内科学教授 松 﨑 益 德 山口大学大学院医学研究科器官病態内科学教授 6.第 1 回日本心臓財団・ノバルティス循環器分子細胞研究助成の実施 (別添助成対象者一覧参照) 助成金額:1 件 100 万円を 10 件 応募資格:原則として臨床系教室およびそれに準ずる施設に所属の応募時 40 歳未 満(平成 17 年 4 月 1 日時点での年齢)の者 応募受付 :平成 17 年 5 月 9 日~7 月 15 日 応募数 :49 件 選考委員会:平成 17 年 9 月 22 日 決定通知 :平成 17 年 10 月 選考委員 伊 藤 宏 秋田大学医学部循環器内科学教授 北 風 政 史 国立循環器病センター心臓血管内科部門部長 倉 林 正 彦 群馬大学大学院医学系研究科臓器病態内科学教授 小 室 一 成 千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学教授 斎 藤 能 彦 奈良県立医科大学第一内科学教授 砂 川 賢 二 九州大学大学院医学研究院循環器内科学教授 筒 井 裕 之 北海道大学大学院医学研究科循環病態内科学教授 永 井 良 三 東京大学大学院医学系研究科循環器内科学教授 室 原 豊 明 名古屋大学大学院医学系研究科器官制御内科学教授 森 下 竜 一 大阪大学大学院医学系研究科臨床遺伝子治療学教授 7.第 31 回日本心臓財団佐藤賞の贈呈 平成 18 年 3 月 25 日、第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会(会長:藤原 久義岐阜大学教授)にて贈呈 受賞者:山田芳司(三重大学生命科学研究支援センターヒト機能ゲノミクス部門 教授) 8.第 70 回日本循環器学会若年研究者奨励賞への助成 平成 18 年 3 月 25 日、第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会(会長:藤原 久義岐阜大学教授)にて贈呈 受賞者:最優秀賞 内藤篤彦(千葉大学大学院医学研究院循環病態医科学) 優 秀 賞 家田真樹(慶應義塾大学医学部循環器内科学) 〃 大谷規彰(九州大学大学院医学研究院循環器内科学) 〃 冨田雄一(慶應義塾大学医学部循環器内科学) 9.第 30 回日本心臓財団草野賞の贈呈 平成 18 年 3 月 19 日、第 31 回日本脳卒中学会総会(会長:児玉南海雄福島県立 医科大学教授)にて贈呈 受賞者:丸山啓介(東京大学医学部脳神経外科) 10.第 20 回日本心臓財団予防賞の贈呈 平成 17 年 5 月 27 日、第 40 回日本循環器管理研究協議会総会(会長:杤久保修 横浜市立大学教授)にて贈呈 受賞者:菊池健次郎(旭川医科大学第一内科学教授) 11.第 1 回日本心臓財団小林太刀夫賞の贈呈 平成 17 年 5 月 27 日、第 40 回日本循環器管理研究協議会総会(会長:杤久保修 横浜市立大学教授)にて贈呈 受賞者:久山町健康福祉課保健師グループ 12.第 10 回日本心電学会学術奨励賞の贈呈 平成 17 年 10 月 7 日、第 22 回日本心電学会学術集会(会長:井上博富山医科薬 科大学教授)にて贈呈 受賞者:最優秀賞 上田和雄(東京医科歯科大学医歯学総合研究科心肺機能外科学 ) 〃 関口幸夫(武蔵野赤十字病院循環器科) 優 秀 賞 荻ノ沢泰司(産業医科大学第二内科) 〃 奥村恭男(日本大学医学部循環器内科) B.多施設共同研究助成 研究組織を設けて行う研究に対して次のとおり助成しました。 1.J-CAD study(虚血性心疾患疫学調査研究) 代表世話人 永井良三(東京大学大学院医学系研究科循環器内科教授) 2.低リスク安定労作狭心症に対するインターベンション療法の“長期予後”に関する無 作為介入試験 委員長 藤原久義(岐阜大学大学院医学研究科再生医科学循環器内科教授) 3.肺塞栓症研究会共同研究 代表世話人 中野 赳(三重大学医学部第一内科教授) 4.特発性心室細動研究(J-IVFS) 代表幹事 平岡昌和(厚生労働省労働保険審査会委員) 5.ウツタイン様式を用いた関東地方院外心停止患者に対する多施設共同研究(SOS-KANTO) 代表 長尾 建(日本大学医学部救急医学助教授) 6.心房細動の薬物療法に関する多施設共同無作為化比較試験(J-RHYTHM) 代表 小川 聡(慶應義塾大学医学部内科学教授) 7.慢性心不全治療確立のための大規模臨床試験に関する研究(J-CHF) 代表 北畠 顕(医療法人社団カレスサッポロ臨床研究担当顧問) 8.心室細動・心室頻拍患者におけるアミオダロンと植込み型除細動器の併用効果の検討 代表 相澤義房(新潟大学大学院医歯学総合研究科器官制御医学教授) 9.北海道心血管研究会 臨床試験1『急性心筋梗塞症例に対する HMG-CoA 還元酵素阻 害薬の効果に関する多施設共同無作為化比較試験』 代表 北畠 顕(医療法人社団カレスサッポロ臨床研究担当顧問) 10.トリグリセライドに富むリポ蛋白(トリグリセライドリッチリポ蛋白)と心血管病に 関する臨床研究 代表 久木山清貴(山梨大学大学院医学工学総合研究部内科学第二教授) 11.費用対効果からみた拡張期心不全の治療戦略の検討 代表 堀 正二(大阪大学大学院医学系研究科循環器内科学教授) 12.慢性心不全患者に対する薬物治療に関する実態調査 代表 竹下 彰(麻生飯塚病院顧問) 13.脳血管疾患・心疾患に伴う血管イベント発症に関する全国実態調査 代表 池田康夫(慶應義塾大学医学部内科学教授) 14.アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(AⅡ拮抗薬)で降圧不十分な糖尿病を伴う高血圧症患 者に対するカルシウム拮抗薬追加併用群と AⅡ拮抗薬増量群の無作為割付比較試験 代表 河盛隆造(順天堂大学医学部代謝内分泌学教授) 代田浩之(順天堂大学医学部循環器内科学教授) 15.治療中高血圧患者における早期高血圧管理の臓器障害抑制に関する研究 代表 苅尾七臣(自治医科大学循環器内科講師) 16.インスリン抵抗性改善による心筋梗塞再発予防に関する大規模薬剤介入試験 代表 北風政史(国立循環器病センター心臓血管内科部門部長) 17.高齢者高血圧における AⅡ受容体拮抗薬増量とカルシウム拮抗薬併用による心血管系イ ベント抑制効果の比較検討 代表 荒川規矩男(石原内科循環器科病院顧問) 18.日本心電学会主催実践的教育セミナー「ガイドラインに準じた不整脈薬物療法 代表 児玉逸雄(日本心電学会理事長) 19.薬剤溶出ステント(Drug Eluting Stent)を用いた冠動脈形成術後の心血管イベント 抑制に関する研究-アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬によるイベント抑制効果- 代表 小川久雄(熊本大学大学院医学薬学研究部循環器病態学教授) 20.スタチンの脂質低下作用がもたらす脆弱プラークの進展抑制効果-IVUS(Virtual HistologyTMによる解析)を用いた検討- 代表 道下一朗(国家公務員共済組合連合会横浜栄共済病院循環器部長) 21.ピタバスタチンおよびアトルバスタチンの急性冠症候群患者に対するプラーク退縮効 果に関する多施設共同臨床試験(JAPAN-ACS) 代表 松﨑益德(山口大学大学院医学系研究科器官病態内科学教授) 22.急性冠症候群患者における二次予防効果の検討 代表 延吉正清(小倉記念病院院長) 23.慢性心不全治療において利尿薬が左室拡張能に及ぼす影響の検討 代表 増山 理(兵庫医科大学内科学循環器内科教授) 24.待機的 PCI 施行患者におけるアゼルニジピンによる抗動脈硬化作用の検討-ALPS-J」 代表 代田浩之(順天堂大学医学部循環器内科教授) C.留学助成 日本から海外の研究機関に留学、研修、また海外から日本への留学等に対し、次のと おり助成しました。 1.第 19 回日本心臓財団・バイエル薬品海外留学助成の実施(別添助成対象者一覧参照) 循環器疾患の研究に携わるわが国の研究者が海外の研究機関に留学するため助成 助成金額:1 件 300 万円を標準とし、原則として 10 件 応募資格:1971 年 4 月 1 日以降に生まれた者 応募受付:平成 17 年 10 月 1 日~11 月 30 日 応募数 :21 件 選考委員会:平成 18 年 1 月 26 日 決定通知 :平成 18 年 2 月 贈呈 :平成 18 年 3 月 26 日 選考委員 竹 下 彰 麻生飯塚病院顧問 上松瀬 勝 男 駿河台日本大学病院循環器科客員教授 北 畠 顕 カレスサッポロ臨床研究担当顧問 木之下 正 彦 草津総合病院院長 泰 江 弘 文 熊本加齢医学研究所所長 2.東京海上日動火災保険㈱による日本心臓財団海外研究者研修助成の実施 ASEAN 諸国等の循環器の研究者に対する助成 1)第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会に参加発表 一人 10 万円 平成 18 年 3 月 24 日~26 日 タイ Nipon Chattipakorn、Tanat Inchaoen、Krekwit Shinlapawittayatorn Rattapong Sungnoon、Patiparn Toomtong ネパール Prahlad Karki モンゴル Tsolmon Unurjargal バングラデッシュ Abu_TNT Shah、Gouranga K. Saha、Abdullah A. Jamil Mohammad_M Hossain、M.S.Rahman Patwary フィリピン Ronald E. Cuyco ミャンマー Than Htay 2)第 4 回国際留学生 Young Investigator's Award 最優秀賞 20 万円 優秀賞 10 万円 受賞者:最優秀賞 李龍虎(岐阜大学大学院医学研究科再生医科学循環病態学: 中国) 優 秀 賞 成憲武(名古屋大学医学部循環器ゲノム応用診断学:中国) 〃 權相模(東海大学医学部基盤診療学系再生医療科学:中国) 〃 Renan Sukmawan(川崎医科大学大学院生理系循環機能生 理学:インドネシア) 〃 梁景岩(筑波大学人間総合科学研究科先端応用医学:中国) 3.第 2 回日本心臓財団 Cardiac Rhythm Management 短期海外研修助成の実施 わが国の不整脈および心不全等のデバイス療法の治療に携わる臨床研究者が、欧 州の基幹施設にて、電気生理学および関連分野において最先端の循環器臨床治療を 経験することを目的とした 1 週間の短期海外研修助成(別添助成対象者一覧参照) 助成内容:研修先までの渡航費および滞在費 研修先 :ドイツ・バードユーハウゼン心臓病研究所 研修期間 :平成 17 年 2 月 19 日~26 日および 5 月 7 日~14 日 応募資格:1956 年 4 月 1 日以後に生まれた者 応募締切:平成 17 年 11 月 30 日 応募数 :15 件 選考 :平成 17 年 1 月 決定通知:平成 17 年 1 月 選考委員 下 村 克 朗 大阪回生病院顧問 田 中 茂 夫 狭山中央病院院長 中 田 八洲郎 湘南東部クリニック院長 松 浦 雄一郎 広島大学名誉教授 4.第1回日本心臓財団・日本心電学会海外留学助成の実施 不整脈に対する薬物療法に関する研究に従事するわが国の研究者が海外の教育、 研究施設に留学するための助成 助成金額:1 件 200 万円を 2 件 応募資格:平成 18 年 3 月末日の時点で 40 歳以下の者 応募締切:平成 17 年 12 月 20 日 応募数 :5 件 決定通知:平成 18 年 2 月 選考委員:有田眞(湯布院厚生年金病院院長)、井上博(富山医科薬科大学第二内 科学教授)、小川聡(慶應義塾大学医学部呼吸循環器内科教授)、奥村 謙(弘前大学医学部第二内科学教授)、加藤貴雄(日本医科大学大一内 科学教授)、児玉逸雄(名古屋大学環境医学研究所教授)、中谷晴昭(千 葉大学大学院医学研究院薬理学教授)、平岡昌和(厚生労働省労働保 険審査会委員) 助成対象者 氏 名 所 属 留 学 先 賀来俊彦(34 歳) 大分大学医学部循環病態制 ウィスコンシン大学マディ 御講座助手 ソン校(米国) 里見和浩 (37 歳) 国立循環器病センター内科 セントゲオルグ病院(ドイ 心臓部門医員 ツ) Ⅱ.学術活動・会議助成事業 学会等開催にあたり次のとおり助成しました。 1.第 27 回美甘レクチャー(日本循環器学会特別招待講演) 平成 18 年 3 月 24 日、第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会(会長:藤原 久義岐阜大学教授)にて 講師:Bertram Pitt(ミシガン大学) 2.第 18 回日本循環器病予防セミナー 平成 17 年 7 月 8 日~13 日 佐賀県・武雄センチュリーホテル 実行委員長 古賀義則(久留米大学医学部附属医療センター教授) 3.第 64 回日本医学放射線学会学術集会 平成 17 年 4 月 8 日~10 日 パシフィコ横浜 会長 石垣武男(名古屋大学医学部放射線医学教授) 4.第 26 回日本心血管インターベンション学会関東甲信越地方会 平成 17 年 5 月 14 日 埼玉・所沢市民文化センター ミューズ 会長 桜田真己(所沢ハートクリニック院長) 5.第 82 回日本生理学会大会 平成 17 年 5 月 18 日~20 日 仙台国際センター 会長 丹治 順(東北大学大学院医学系研究科生体システム生理学教授) 6.第 40 回日本循環器管理研究協議会総会・日本循環器病予防学会 第 70 回生活習慣病予防講演会 平成 17 年 5 月 27 日~28 日 横浜情報文化センター 会長 杤久保修(横浜市立大学医学部公衆衛生学教授) 7.第 196 回日本循環器学会関東甲信越地方会 平成 17 年 6 月 4 日 文京区民センター 会長 三宅良彦(聖マリアンナ医科大学循環器内科教授) 8.第 134 回日本胸部外科学会関東甲信越地方会 平成 17 年 6 月 11 日 都市センターホテル 会長 落 雅美(日本医科大学外科学第二・心臓血管外科教授) 9.第 47 回日本老年医学会学術集会 平成 17 年 6 月 16 日~17 日 東京国際フォーラム 会長 大内尉義(東京大学大学院医学系研究科加齢医学教授) 10.第 14 回日本心血管インターベンション学会学術集会 平成 17 年 6 月 16 日~18 日 セルリアンタワー東急ホテル 会長 一色高明(帝京大学医学部附属病院循環器科教授) 11.第 25 回ホルター心電図研究会 平成 17 年 6 月 25 日 富山国際会議場 会長 井上 博(富山医科薬科大学第二内科教授) 12.第 41 回日本小児循環器学会総会・学術集会 平成 17 年 7 月 6 日~8 日 京王プラザホテル 会長 石澤 瞭(国立成育医療センター第一専門診療部部長) 13.ADATARA ライブデモンストレーション 2005 平成 17 年 7 月 6 日~8 日 郡山市・ホテルハマツ 会長 廣坂 朗(太田綜合病院附属太田西ノ内病院循環器センター長) 14.第 37 回日本動脈硬化学会総会 平成 17 年 7 月 14 日~15 日 京王プラザホテル 会長 寺本民生(帝京大学医学部内科学教授) 15.TOPIC 2005 平成 17 年 7 月 21 日~23 日 セルリアンタワー東急ホテル 世話人 中村正人(東邦大学医学部附属大橋病院循環器内科講師) 16.第 5 回日本心血管カテーテル治療学会学術集会 平成 17 年 8 月 25 日~27 日 長良川国際会議場 会長 曽根孝仁(大垣市民病院循環器科部長) 17.第 14 回日本集中治療学会関東甲信越地方会 平成 17 年 8 月 26 日~27 日 東京・学術総合センター 会長 山科 章(東京医科大学第二内科教授) 18.第 28 回日本高血圧学会総会 平成 17 年 9 月 15 日~17 日 旭川市民文化会館他 会長 菊池健次郎(旭川医科大学第一内科教授) 19.第 4 回秋田 PCI ライブ 平成 17 年 9 月 30 日~10 月 1 日 秋田県総合保健センター他 代表 佐藤匡也(秋田県成人病医療センター循環器科部長) 20.第 22 回日本心電学会学術集会 平成 17 年 10 月 5 日~8 日 富山国際会議場他 会長 井上 博(富山医科薬科大学医学部第二内科学教授) 21.第 5 回 CRC と臨床試験のあり方を考える会議 2005 in 横浜 平成 17 年 10 月 15 日~16 日 パシフィコ横浜 委員長 今村文章(日本臨床衛生検査技師会常務理事) 22.第 9 回日本心不全学会学術集会 平成 17 年 10 月 20 日~22 日 海峡メッセ下関 会長 松﨑益德(山口大学医学部循環病態内科学教授) 23.第 27 回日本心血管インターベンション学会関東甲信越地方会 平成 17 年 10 月 28 日~29 日 パシフィコ横浜 会長 木村一雄(公立大学法人横浜市立大学附属市民総合医療センター心臓血管 センター教授) 24.第1回日中心血管フォーラム 平成 17 年 11 月 4 日 中国・北京国際会議センター 日本側会長 松森 昭(京都大学大学院医学研究科循環器内科学助教授) 25.第 4 回心筋炎ネットワーク研究会 平成 17 年 11 月 12 日 アメリカ・ダラス ルネッサンスダラスホテル 会長 松森 昭(京都大学大学院医学研究科循環器内科学助教授) 26.第 4 回田原-アショフシンポジウム 平成 17 年 11 月 17 日~18 日 東京・学士会館 組織委員長 須磨幸蔵(東京女子医科大学名誉教授) 27.第 46 回日本脈管学会総会 平成 17 年 12 月 1 日~3 日 大阪国際交流センター 会長 中野 赳(三重大学大学院医学系研究科循環器内科学教授) 28.第 99 回日本循環器学会九州地方会 平成 17 年 12 月 3 日 佐賀市文化会館 会長 野出孝一(佐賀大学医学部循環器・腎臓内科教授) 29.第3回日本予防医学会学術総会 平成 17 年 12 月 10 日~11 日 宇部全日空ホテル・山口大学医学部 会長 荻野景規(金沢大学大学院医学系研究科環境生態医学教授) 30.第 12 回岩手 PTCA ライブデモンストレーション 平成 17 年 12 月 15 日~16 日 岩手県立中央病院 代表世話人 田巻健治(岩手県立中央病院副院長) 31.第 11 回放射光医学研究会講演会 平成 18 年 1 月 28 日 大阪大学医学部保健学科第一講義室 会長 松本政雄(大阪大学大学院医学系研究科保健学助教授) 32.性差医療・医学研究会第 3 回学術集会 平成 18 年 2 月 18 日~19 日 東京・コクヨホール 会長 齋藤 康(千葉大学大学院医学研究院細胞治療学教授) 33.第 41 回日本循環器病予防学会・日本循環器管理研究協議会総会 平成 18 年 2 月 18 日~19 日 名古屋大学医学部鶴舞キャンパス 会長 豊嶋英明(名古屋大学大学院医学系研究科公衆衛生学教授) 34.第 33 回日本集中治療医学会学術集会 平成 18 年 3 月 2 日~4 日 大阪国際会議場 会長 岩坂壽二(関西医科大学第二内科・心臓血管病センター教授) 35.第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会 平成 18 年 3 月 24 日~26 日 名古屋国際会議場 会長 藤原久義(岐阜大学大学院医学研究科循環器再生医科学教授) 36.第 83 回日本生理学会大会 平成 18 年 3 月 28 日~30 日 群馬県民会館、前橋商工会議所 会長 小澤瀞司(群馬大学大学院医学系研究科神経生理学教授) Ⅲ.広報啓発事業 一般市民に対して心臓血管病に関する正しい知識の普及・啓発を行いました。 1.日本循環器学会との協力事業 1)日本循環器学会教育研修委員会企画、日本心臓財団発行の病院掲示用壁新聞(ハー トニュース)1 万部およびその縮刷(A4)版を製作し医療施設を中心に配布 【不整脈と日常生活の注意】 監修:鎌倉史郎(国立循環器病センター心臓血管内科部長 ) 【心臓突然死を防ぐために】 監修:栗田隆志(国立循環器病センター心臓血管内科医長 ) 【血圧コントロールできていますか】 監修:今井 潤(東北大学大学院医学系研究科臨床薬学教授) 【あ な た に も 使 え る AED( 自 動 体 外 式 除 細 動 器 )】 監修:三田村秀雄(東京都済生会中央病院副院長) 2)一般向け情報誌「健康ハート」の発行 特別号【AED の賢い選び方】監修:三田村秀雄(東京都済生会中央病院副院長) 体 裁:A5 判 16 頁 発行部数:55,000 部 特別号【心臓病と生活習慣病】監修:島本和明(札幌医科大学内科学第二教授) 体 裁:A5 判 12 頁 発行部数:100,000 部 3)市民公開講座の開催 第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会との共催事業 期 日:平成 18 年 3 月 26 日 場 所:名古屋国際会議場 センチュリーホール 主 題:心と食生活の重要性-生活習慣病予防を目指して- 4)ハート博 2006 の実施 第 70 回記念日本循環器学会総会・学術集会との共催事業 心臓病(循環器)を中心とした市民対象の健康相談 血圧・血糖測定などの健康測定および体験 AED(自動体外式除細動器)機器の展示および実演 期 日:平成 18 年 3 月 25 日~26 日 場 所:名古屋・アスナル金山 2.生活習慣病予防講演会の開催 日本循環器管理研究協議会との共催事業 1)期 日:平成 17 年 5 月 28 日 場 所:横浜市開港記念会館 主 題:生活習慣と高血圧 2)期 日:平成 18 年 2 月 19 日 場 所:名古屋大学医学部基礎研究棟 4 階第 4 講義室 主 題:肥満を防ぐ生活習慣 3.生活習慣病予防セミナーの開催 全国 10 ヵ所において開催 1)札幌 平成 17 年 6 月 28 日 2)名古屋 平成 17 年 7 月 14 日 3)仙台 平成 17 年 9 月 6 日 4)東京 平成 17 年 9 月 26 日 5)東京多摩 平成 17 年 10 月 22 日 6)横浜 平成 17 年 10 月 28 日 7)大阪 平成 18 年 2 月 9 日 8)福岡 平成 18 年 2 月 24 日 8)広島 平成 18 年 3 月 11 日 10)大宮 平成 18 年 3 月 20 日 4.市民公開講座の開催後援 1)第 20 回日本心臓ペーシング・電気生理学会学術大会 期 日:平成 17 年 5 月 29 日 場 所:宝塚ホテル 主 題:知って安心、心臓病のお話 2)第 28 回日本高血圧学会総会 期 日:平成 17 年 9 月 17 日 場 所:旭川市民文化会館 主 題:沈黙の殺人者-高血圧の予防と管理 5.予防啓発小冊子の発行 健康ハート叢書 タイトル:メタボリックシンドロームと心臓病 体 裁:B6 判 8 頁 監 修:代田浩之(順天堂大学医学部循環器内科学教授) 発行部数:100,000 部 6.「健康ハートの日」活動 8 月 10 日がハートと読み取れることからこの日を「健康ハートの日」と定め、心臓 血管病の予防活動を行いました。 1)8 月 10 日キャンペーン ・8 月 7 日、東京駅八重洲地下街にて血圧、血管推定年齢、動脈硬化度、体脂肪、 心電図等の測定と健康相談 ・8 月 7 日・10 日、健康ハート旬間 2005 in 鹿児島 開催主体:特定非営利活動法人健康ハート 21 と共催 ・8 月 10 日、第 6 回ハートの日 in 豊橋 開催主体:ハートの日実行委員会 2)「8 月 10 日は健康ハートの日」ポスター10,000 部製作、医療施設を中心に配布 7.ヘルシーディナーの会の開催 一般市民を対象 期 日:平成 17 年 5 月 31 日 場 所:東京・東海大学交友会館 主 題:生活習慣病と食生活 8.ヘルシーメニューの会の開催 一般 市 民 の 生 活 習 慣 病 の 栄 養 管 理 指 導 に 携 わ る 管 理 栄 養 士 ・ 栄 養 士 と オ ピ ニオンリーダーを対象 期 日:平成 17 年 9 月 8 日 場 所:東京・東海大学交友会館 主 題:肥満と糖尿病の予防に役立つ食生活 9.たばこと健康問題NGO協議会活動 「たばこのない社会」の実現を目指し、8 団体で構成するたばこと健康問題NGO 協議会活動を行いました。 世界禁煙デー記念シンポジウムの開催 厚生労働省、日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会と当財 団が加盟するたばこと健康問題NGO協議会の共催で開催されました。 期 日:平成 17 年 5 月 31 日 場 所:東京・科学技術館サイエンスホール 主 題:たばこ規制における保健医療専門家の役割 10.日本心臓財団メディアワークショップの開催 メディアに心臓血管病に関する最新の話題を提供し、そのメディアから一般市民 に対して正しい情報を伝えてもらうためのメディアワークショップを開催しました。 第5回 期 日:平成 17 年 6 月 29 日 場 所:東京・時事通信ホール テーマ:メタポリックシンドロームのリスク 第6回 期 日:平成 17 年 12 月 6 日 場 所:東京・KDDI ホール テーマ:不整脈の薬物治療に未来はあるか 11.第 6 回エコー・ウォーカソン 2005 における啓発活動 10 月 24 日 横浜大会 4,802 名 10km完歩 12.インターネット「心臓財団のホームページ」関連広報活動 医師・研究者向けには研究助成の募集案内を中心に医学関連情報を、一般向けには 講演会・健康イベントの案内をはじめ心臓血管病に関する正しい知識の普及を提供し ています。またセカンドオピニオンのページを設け、主治医以外の医師の意見を聞き、 納得して治療を受けたいという方のために心臓血管病の患者やその家族の質問を受け、 答えています。 ホームページアドレスは、http://www.jhf.or.jp/ 13.世界心臓連合(World Heart Federation)加盟団体としての諸活動 1)世界心臓連合(WHF)加盟分担金の納入 2)篠山重威常任理事が WHF のアジア太平洋地区担当理事として活動 3)9 月 12 日、世界ハートの日プレスセミナーを東京において開催 国際間における腹部肥満意識調査報告 4)9 月 25 日、世界ハートの日事業 ・東京においてテープメジャー(ウエスト周囲測定)の無料配布キャンペーンを実施 ・浜松において体脂肪測定、ウエスト周囲測定のもとに健康相談を実施 5)WHF が世界ハートの日(9 月 25 日)のために作成したリーフレットを翻訳し、20,000 部を製作配布 14.予防活動団体への協力 1)9 月 18 日、川崎病の子供をもつ親の会総会 2)10 月 23 日、大分県心臓病児療育キャンプ 3)10 月 30 日、全国心臓病の子どもを守る会総会 15.日本心臓ペースメーカー友の会事業への協力 16.日本川崎病研究センター事業への協力 17.トーアエイヨー㈱によるラジオ NIKKEI「心臓財団虚血性心疾患セミナー」 細田瑳一監事を企画委員長に企画委員会を組織し、循環器を専門としていない一般 臨床医師および循環器専門医をめざす医師向けにラジオ放送とインターネットによる 最新の医学・医療情報を提供しています。 平成 17 年 4 月から平成 18 年 3 月まで毎週火曜日 9 時より 15 分間 52 回放送 18.月刊誌「心臓」の発行 山口徹理事を編集委員長に編集委員会を組織 投稿論文を中心に医師向け雑誌を発行しました。 第 37 巻 第 4 号、5 号、6 号、7 号、8 号、9 号、10 号、11 号、12 号 第 38 巻 第 1 号、2 号、3 号 19.機関紙の発行 心臓財団季報として年4回発行いしました。 179 号(5 月 10 日)、180 号(9 月 10 日)、181 号(11 月 10 日)、 182 号(2 月 10 日) 平成 17 年度日本心臓財団研究奨励 対 象 研 究 者 第 31 回日本心臓財団研究奨励 (五十音順・敬称略・奨励金額は各 100 万円) 番号 氏 名 所 1 あん どう まこと 2 お いけ ゆう いち 3 おお うち かつ ひろ 4 お の 5 さい とう 6 たけ した はる お 7 たに やま よし あき 8 ちぇん 9 にし だ もと ひろ 10 ふか お た ろう 安 藤 誠 (40歳) 尾 池 雄 一 (39歳) 大 内 克 洋 (34歳) こう 尾 野 亘 (39歳) いさお 斉 藤 功 (39歳) 竹 下 治 男 (37歳) 谷 山 義 明 (38歳) しゃん う 成 憲 武 (38歳) 西 田 基 宏 (31歳) 深 尾 太 郎 (28歳) 属 榊原記念病院外科医長 研 究 課 題 小児開心術における人工心肺に伴う Glucose Spike の炎症誘起 慶應義塾大学医学部 発生・分化生物学講師 アンジオポエチン様増殖因子 (AGF)の血管新生及び抗動脈硬化 作用の分子機構 東京医科歯科大学 機械的補助循環時の心補助効果に対 する心筋細胞機械受容チャネルの影 生体材料工学研究所助手 響のモデル解析 国立病院機構京都医療セ 脂肪細胞分化制御に関する遺伝子の ンター展開医療研究部・生 網羅的解析-脂肪由来エンケファリ ンを標的としたメタボリックシンド 命情報科学研究室室長 ローム治療法の開発- 奈良県立医科大学 循環器疾患予防のための血管内皮機 能評価:明日香村研究 公衆衛生学講師 島根大学医学部 法医学教授 血清 DNaseⅠ活性上昇は超早期の 急性心筋梗塞の診断マーカーになる 大阪大学大学院医学系研 究科臨床遺伝子治療学助 手 名古屋大学医学部 循環器ゲノム情報応用診 断学助手 ペリオスチン特異的中和抗体による 心不全治療薬の開発 九州大学大学院 薬学研究院講師 心筋リモデリングにおけるカテプシ ン S の分子病態生理学的意義及び心 機能障害マーカーとしての有用性に 関して G タンパク質を介した心筋線維化の メカニズム解析 東京大学大学院工学系研 アテローム動脈硬化に関与するマク 究科化学生命工学助手 ロファージ特異的 microRNA 群の 同定 第3回日本心臓財団若年研究者研究奨励(藤基金) (五十音順・敬称略・奨励金額は各 100 万円) 番号 氏 1 おお 2 しら かわ 名 うち 所 じん 大 内 仁 (29歳) りゅう た ろう 白川 龍 太郎 (28歳) 属 東京慈恵会医科大学大学院 医学研究科生理学講座第 2 博士課程大学院生 京都大学大学院医学研究科 博士課程大学院生 研 究 課 題 α1アドレナリン受容体刺激で活性 化されるCaMKⅡによる興奮収縮 制御機構の解明 活性化血小板における濃染顆粒放 出の分子メカニズムに関する研究 第3回日本心臓財団動脈硬化 Update 研究助成対象研究者 番号 氏 名 所 属 (順不同、敬称略、金額単位:万円) 研 究 課 題 金額 京都大学大学院 ひら い 1 平井 まれ とし 希俊 医学研究科 (33歳) 循環器内科 こ じま 2 児島 よう こ 陽子 (32歳) もり もと 3 森本 たけし 剛 (34歳) 弾性線維形成の分子機構の解明 神戸大学医学部 血管内皮リパーゼのHDL代謝と血管病変形成 附属病院 過程における役割 200 100 循環呼吸器病態学 京都大学医学部 高血圧症合併2型糖尿病患者における動脈硬化 附属病院 性疾患の一次予防に関する研究 総合診療科 100 第13回日本心臓財団・ファイザー 高血圧・高脂血症と血管代謝研究助成対象研究者 (順不同、敬称略、金額単位:万円) 番号 氏 こ ばやし 1 小 林 名 たく 所 や 拓 也 (37歳) 属 研 究 課 題 京都大学大学院 動脈硬化の発症・進展におけるプロス 医学研究科 タノイドの役割解明 金額 100 神経細胞薬理学 国立病院機構・京都医 メタボリックシンドロームにおける 療センター 臨床研究 さ とう 2 佐 藤 のり こ 哲 子 (38歳) 食後高血糖及び食後高脂血症改善に センター代謝研究部・ よる動脈硬化進展抑制について―酸 臨床代謝栄養室 100 化ストレスと接着因子の関与につい て― しん どう 3 新 藤 たか ゆき 隆 行 (38歳) 信州大学大学院 アドレノメデュリンによる心血管保 医学研究科 護作用機序の解明と治療応用 100 臓器発生制御医学 HDLによる抗炎症作用の新規機序― まつ やま 4 松 山 あき ふみ 晃 文 (37歳) やす かわ 安 川 5 ひで お 秀 雄 (39歳) あか し まこと 6 明 石 真 (31歳) こ ばやし 7 小 林 かず き 一 貴 (33歳) 大阪大学医学部附属病 HDLが結合によりその作用を抑制す 100 院未来医療センター るproinflammatory cytokineの同定 久留米大学 Gp130標的遺伝子SprrlaとSocs3の圧 100 循環器病研究所 負荷心筋における機能解析 佐賀大学医学部 体内時計の異常による循環器疾患誘 循環器内科学 発の分子メカニズムの解析とその予 血管不全学 防医学的応用 千葉大学大学院 Smad3シグナルの欠損は高脂血症モ 医学研究院 デルマウスにおける粥状動脈硬化病 40 40 治療探索研究寄付講座 変を著しく増大・不安定化する Geranylgeranylacetone (GGA) の血 じつ いき 8 日 域 だい すけ 大 輔 (33歳) 広島大学大学院 管機能に及ぼす影響の検討:GGAは 医歯薬学総合研究科 heat shock protein 90 (HSP90) の発 心臓血管生理医学 現を促進し一酸化窒素 (NO) 産生系 40 を亢進することにより血管内皮機能 を増強させる しま むら 9 島 村 むね ひさ 宗 尚 (32歳) 東京大学大学院 脳への遺伝子導入法の開発と虚血性 医学系研究科 脳血管障害への応用 先端臨床医学開発講座 40 東京医科歯科大学大学 動脈硬化における炎症の関与と遺伝 すず き 10 鈴 木 じゅん いち 淳 一 (39歳) 院医歯学総合研究科 子導入によるその制御:臨床に応用さ 循環制御内科学 れた基礎的研究 40 血圧、血清コレステロール、ならびに なか お 11 中 尾 むつ ひろ 睦 宏 (39歳) 帝京大学医学部附属病 自律神経機能が脈波伝播速度に及ぼ 院心療内科 40 す影響の定量的評価 アドレノメデュリン単独過剰発現ト みや した 12 宮 下 かず とし 和 季 (33歳) 京都大学大学院 ランスジェニックマウスの開発と脳 医学研究科 梗塞モデルにおけるアドレノメデュ 臨床病態医科学 リンの血管再生、神経再生作用の同定 40 と治療応用の可能性 中枢神経系ニューロン由来のレニン もり 13 森 もと さとし 本 聡 近江八幡市民病院内科 の慢性的発現亢進は高血圧を惹起す る (38歳) 大阪大学大学院 HMG-CoA還元酵素阻害薬による頸 宏 医学系研究科 動脈プラーク性状および血中炎症マ (36歳) 循環器内科学 ーカー濃度の変化 やま がみ ひろし 14 山 上 40 40 秋田大学医学部内科学 新規Ca流入チャネルによる高血圧性 わた なべ 15 渡 邊 ひろ ゆき 博 之 (38歳) 循環器内科学・呼吸器 心肥大シグナルの制御 内科学 40 第 10 回 日本心臓財団・ファイザー 心血管病研究助成対象者 番号 氏 名 1 おお く ぼ むね のり 2 かい きた こう いち 3 たけ だ ゆき じ 4 ひがし 大久保 宗則 (33歳) 海北 幸一 (38歳) 竹田 征治 (32歳) とも ひと 東 智仁 (25歳) (五十音順・敬称略・助成金額は各200万円) 所 属 研 究 課 題 岐阜大学大学院 有意狭窄病変におけるリスクファクタ ー と 冠 動 脈 組 織 性 状 - integrated 医学研究科 再生医科学循環病態学 backcatter intravascular ultrasound による検討- 熊本大学大学院 急性冠症候群の成因における分子生物学 的アプローチ 医学薬学研究部 循環器病態学 奈良県立医科大学 第一内科学 急性心筋梗塞における PIGF 発現は、末梢 血単核球分画の動員を介して慢性期の心 機能の改善に寄与する 京都大学大学院 医学研究科 循環器内科学 急性冠症候群の引き金である血小板活性 化機構に関する基礎研究 (年齢は昨年応募時) 第 11 回 日本心臓財団・ファイザー 心血管病研究助成対象者 番号 氏 名 1 あさ の よし ひろ 2 おお ぎ もと あき よし 3 おお 朝野 仁裕 (35歳) 大木元明義 (36歳) や とし ゆき 大 矢 俊 之 (35歳) さわ やす し (五十音順・敬称略・助成金額は各50万円) 所 属 研 究 課 題 心臓における細胞核クロマチンリモデ 大阪大学大学院 リングに伴うエピジェネティックな遺 医学系研究科 伝子発現変化と心筋変性との関わり- 循環器内科 催不整脈性右室心筋変性症(ARVC)に 対するアプローチ- 愛媛大学医学部附属病院 肥大型心筋症における心房細動の合併と内 皮型一酸化窒素合成酵素(eNOS)遺伝子 第二内科 多型(Glu298Asp)の関連について 日本大学医学部 循環器内科 頻脈誘発性犬心不全モデルにおける共焦点 顕微鏡を用いた単離心筋による t-tube 膜伝 導の APD の変化に関する研究 横浜労災病院 循環器科 心臓ペーシング患者における心臓圧受容体 反射の検討-VVI モードと DDD モードの 比較- 4 おぎ の 5 せき あき こ 東京女子医科大学 循環器内科学 心筋ギャップジャンクションチャネルを標 的とした新しい不整脈治療法の開発 6 たね もと まさ ゆき 東北大学医学部附属病院 腎高血圧内分泌科 カリウムチャネルの機能発現を制御する分 子機構の解明 7 なか むら かず ふみ 岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 循環器内科 心不全に伴う不整脈発生機序の解明- 4-Hydroxy-2-nonenal による活性酸素発生 を介した心筋細胞のカルシウム過負荷- 8 はやし 金沢大学医学部附属病院 検査部 薬物誘発性 QT 延長症候群の発症を調節す る KCR1 の役割 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 循環器分野 Brugada 症候群における右室流出路伝導 遅延と臨床的特徴との関係- 加算平均心 電図と電気生理検査によるリスク階層化 - ブルガダ症候群(心臓 Na チャネル病)の 分子基盤の解明 荻ノ沢泰司 (34歳) 関 明子 (35歳) 種本 雅之 (39歳) 中村 一文 (37歳) けん し 林 研至 (36歳) ふる しま ひろ 10 まき やま たける 11 むら こし 12 ゆ 9 し 古 嶋 博 司 (38歳) 牧 山 武 (33歳) のぶ ゆき 村越 伸行 (35歳) だ さとし 湯田 聡 (39歳) 京都大学大学院 医学研究科 循環器内科 茨城西南医療センター 病院 HCN4 遺伝子による徐脈性不整脈に対する 遺伝子治療の開発 札幌医科大学医学部 機器診断部 Strain rate imaging 法による高血圧例の 左房機能の定量的評価:レニン・アンジオ テンシン系抑制薬の影響 第1回日本心臓財団・ノバルティス 循環器分子細胞研究助成対象研究者 番号 氏 名 まさ はる (五十音順・敬称略・助成金額は各 100 万円) 所 属 研 究 課 題 京都大学医学部付属病院 多光子レーザー顕微鏡を用いた心 筋虚血再灌流傷害のリアルタイム 循環器内科 イメージングの確立 1 あか お 2 あか ざわ ひろし 千葉大学医学部 心血管病態解析学 メカニカルストレスによるアンジ オテンシンⅡ受容体活性化機構の 解明と創薬への応用 3 あか し まこと 佐賀大学医学部 血管不全学 時計遺伝子変異マウスにおける動 脈硬化進展の分子メカニズム 4 おう 京都大学医学部附属病院 探索医療センター 心筋幹細胞特異的増幅因子の同定 による次世代心筋再生医療の開発 5 お の 6 さ の 赤 尾 昌 治 (39歳) 赤 澤 宏 (38歳) 明 石 真 (31歳) ひで まさ 王 英 正 (38歳) こう 尾 野 亘 (39歳) もと あき 佐 野 元 昭 (37歳) 7 すず き とおる 8 とよ た えい じ 9 まえ だ のり かず 10 やま ぐち 鈴 木 亨 (38歳) 豊 田 英 嗣 (39歳) 前 田 法 一 (35歳) おさむ 山 口 修 (35歳) 国立病院機構京都医療セ 脂肪細胞機能制御に関する遺伝子 ンター展開医療研究部・生 の 網 羅 的 解 析 - Tryptophan 命情報科学研究室 hydroxylase 1 遺伝子の心血管疾患 発症における役割の解明- 慶應義塾大学医学部 心筋リモデリングにおけるミトコ ンドリア酸化的リン酸化能低下の 再生医学 分子生物学的機構の解明 心血管系転写因子 KLF5 によるポ 東京大学 リ ( ADP - リ ボ ー ス ) 合 成 酵 素 クリニカルバイオインフ (PARP)のアポトーシス活性阻害 ォマティクス研究部門 のメカニズムの解明-アポトーシ スの新規メカニズムの解明ならび に創薬の標的として- 川崎医科大学 分子ターゲッティングマイクロバ ブルを用いた非梗塞遷延虚血心筋 循環器内科 への冠血管新生療法 大阪大学医学部 内分泌・代謝内科学 メタボリックシンドロームの治療 標的としてのアディポネクチンの 分子的意義の解明 大阪大学医学部 循環器内科学 ASK1 依存性心筋細胞死から心不 全発症に至る分子生物学的機序の 解明 第 19 回日本心臓財団・バイエル薬品 海外留学助成対象研究者 番号 氏 1 いし ばし 2 いの また 名 さとる 石橋 哲 (33歳) ひょうえ 猪又 兵 衛 (33歳) 所 属 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合 研究科脳神経機能 病態学日本学術振 興会特別研究員 国立国際医療セン ター研究所 流動研究員 いわ さき まさ よし 4 お あい こ 5 かわ むら 6 こ いた ばし のり みち 7 さ とう 8 ため ひろ のり まさ 医薬基盤研究所 派遣研究員 ふじ たに まさ し まつ もと やす はる 千葉大学大学院 医学研究院 神経生物学助手 広島赤十字・原爆病 院循環器科医員 9 10 がわ 小川 愛子 (31歳) てる ひさ 川村 晃久 (33歳) 小板橋紀通 (33歳) きみ お 佐藤 公雄 (34歳) 為広 紀正 (30歳) 藤谷 昌司 (32歳) 松本 泰治 (34歳) 内因性神経前駆細胞の制御 国立衛生研究所 による脳梗塞に対する神経 (米国) 再生治療法の開発 血管における酸化ストレス の役割についての生化学、分 エモリー大学 子生物学などの手法を用い (米国) た研究 関西医科大学 第一病理・第二内科 心 血 管 再 生 に お け る フランクフルト Notch/Wnt シグナルの役割 大学(ドイツ) 研究員 3 岩﨑 真佳 (32歳) (五十音順・敬称略・助成金額は各 300 万円) 研 究 課 題 留 学 先 岡山大学大学院 肺高血圧症の根本治療薬の カリフォルニア 医歯薬学総合研究 開発-分子薬理学的ならび 大学サンディエ 科循環器内科 に臨床的研究- ゴ校(米国) 客員研究員 京都大学大学院 医学研究科 循環器内科 客員研究員 初期胚及び ES 細胞におけ る心筋前駆細胞の同定とそ ソーク生物学研 の遊走・増殖・分化制御機構 究所(米国) の解明 群馬大学大学院 医学系研究科 臓器病態内科学 医員 心臓拡張不全を規定する因 ジョンス・ホプ 子の解明と治療への応用- キンス医学研究 分子細胞レベルの変化から 所(米国) 心臓の力学的特性へ- 東北大学大学院 医学系研究科 循環器病態学 大学院生 炎 症 関 連 新 規 蛋 白 ロチェスター大 CyclophilinA の血管病変進 学心血管研究所 展における役割 (米国) 動脈硬化と膜 ABC トランス ハーバード大学 ポーターを介したシグナリ マサチューセッ ングの関与 ツ総合病院 (米国) p75 を介したシグナル制御 による脳卒中モデル動物に おける軸索再生療法の開発 心疾患における心臓リハビ リテーションの有効性の検 討 トロント大学 (カナダ) ライプツィヒ大 学ハートセンタ ー(ドイツ) 第2回日本心臓財団 Cardiac Rhythm Management 短期海外研修助成対 象 者 (五十音順・敬称略) 番号 氏名 年齢 所属・職名 1 石 川 利 之 49 横浜市立大学付属病院循環器内科 CCU 助教授 2 鵜 野 起 久 也 46 札幌医科大学医学部第二内科講師 3 熊 谷 浩 司 40 東北大学大学院循環器病態学助手 4 栗 田 隆 志 46 国立循環器病センター心臓血管内科医長 5 佐 々 木 玲 聡 34 順天堂大学医学部付属順天堂医院助手 6 副 島 京 子 42 慶應義塾大学循環器内科心臓病先進治療学講座講師 7 田 山 信 至 40 済生会熊本病院心臓血管センター医長 8 内 藤 滋 人 47 群馬県立心臓血管センター循環器内科第 2 部長 9 新 田 順 一 45 さいたま赤十字病院循環器科部長 10 平 木 達 朗 46 大牟田市立総合病院循環器科部長 11 藤 森 完 一 36 仙台循環器病センター循環器科医長 12 山 縣 俊 彦 41 山口県立総合医療センター循環器内科部長
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