民衆大学(Volkshochschule/VHS)の現状と実態

―2
9
9―
ドイツ連邦共和国における継続教育・生涯学習機関
/民衆大学(Volkshochschule/VHS)
の現状と実態(2)
―民衆大学が提供する講座・学習プログラムを中心に―
益 川 浩 一
The Present and Actual Situation of the German Volkshochschule
(the German Community Adult Education Center)
(2)
Koichi Masukawa
目
次
はじめに
1.ドイツ民衆大学(Volkshochschule/VHS)及びドイツ民衆大学連盟(Deutscher
Volkshochschul−
Verband e.V. /DVV)の設置と組織
2.民衆大学が提供する講座・学習プログラムの実態
(以上は,『岐阜大学生涯学習教育研究センター研究報告』(第2巻,2003年)に掲載)
3.民衆大学における講座の提供―Berlin/Neukölln の民衆大学の事例―
4.民衆大学と職業――Berlin を事例にして―
5.寄宿制民衆大学(Heimvolkshochschule)
おわりにかえて
3.民衆大学における講座の提供―Berlin/Neukölln の民衆大学の事例―
Berlin/Neukölln の民衆大学において,2001年(初期―夏期)に実施された講座を大別してみると,お
およそ,
(1)政治と社会,
(2)心理学,
(3)労働と職業,
(4)外国語としてのドイツ語,
(5)ド
イツ人のためのドイツ語,
(6)外国語,
(7)芸術・文化・美術,
(8)健康と運動――の8つの内容
に分けることができる。
より具体的な講座のテーマ(主なもの)は,以下のとおりとなっている。
(1)政治と社会
社会と地域文化
今日の政治
哲学と宗教
(2)心理学
(3)労働と職業
議論のレトリック
コンピュータの活用
コンピュータのキーボード操作
オフィスでのコミュニケーション
電子データ処理
インターネットを活用したコミュニケーション
―3
0
0―
岐阜大学教育学部研究報告
人文科学
第5
1巻
第2号(2
0
0
3)
商業の仕事
経営の基礎
学校修了資格取得(ハウプトシューレ,レアールシューレ)
(4)外国語としてのドイツ語
外国人女性のためのドイツ語
外国人青年のためのドイツ語
全ての民族のための講座
EU 諸国の人びとのためのドイツ語講座
応募者に応じたドイツ語講座
集中講座
異文化理解活動
(5)ドイツ人のためのドイツ語
ドイツ語に関する基礎知識
ドイツ人のための読み・書き
(6)外国語
英語(昼間コース)
英語(夜間コース)
語学試験のための英語
ビジネス英語
イタリア語
スペイン語
フランス語
ギリシャ語
スウェーデン語/デンマーク語
(7)芸術・文化・美術
展覧会
観劇
文学
写真
絵画,スケッチ
コンピュータ技術を用いた絵画
彫刻・造形
陶芸
飾り・装飾品づくり
洋裁と流行
ダンス:モダンジャズ
社交ダンス
(8)健康と運動
肉体労働とリラックス法
太極拳
指圧
ヨガ
体操とフィットネストレーニング
ドイツ連邦共和国における継続教育・生涯学習機関/民衆大学
(Volkshochschule/VHS)
の現状と実態
(2) 益川浩一
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0
1―
ボディシェイピング−エアロビクス
より具体的な講座の内容として,たとえば,
(1)政治と社会の領域では,次に示すような講座が開
設されていた。
●政治学の基礎的思想―プラトンからマルクスまで―
・プラトン,マキャベリ,トーマス・モア,ロック,ルソー,ヘーゲル,マルクス
水曜日 2
0時間
1
2ユーロ7
8ユーロセント
●ベルリンセミナー
我々は,多様な構成によって,まちの歴史や文化に関する2日間のセミナーを開催し,活気あふれ
るまちづくりを進めたい。
・1
8
7
0年―1
9
3
9年までのベルリン
3月1
7日(土)
,3月1
8日(日)
両日とも1
0:3
0−1
7:3
0 1
2ユーロ7
8ユーロセント
・1
9
4
5年―今日までのベルリン
3月1
7日(土)
,3月1
8日(日)
両日とも1
0:3
0−1
7:3
0 1
2ユーロ7
8ユーロセント
・女性の過去と現在
3月1
7日(土)
,3月1
8日(日)
両日とも1
0:3
0−1
7:3
0 1
2ユーロ7
8ユーロセント
4.民衆大学と職業――Berlin を事例にして――
今日のドイツ民衆大学においては,民衆大学の有する高度な教育機能,学習者に対する場所の提供と
いう利便性,的確な地域の雇用に対するノウハウ等を活用した,機動性のあるさまざまな職業教育訓練
に資する事業提供が行われている。
たとえば,Berlin においては,2
0
0
1年現在で,12の民衆大学が存在するが(地区の統合により,2
000
年には2
3あった民衆大学が,2
0
01年には1
2に減少した),200
0から200
1年にかけて,(1)学校修了後の
専門職のための継続教育,(2)職場復帰のための教育,(3)コンピュータの訓練,(4)経済と法律,
(5)経営基礎,(6)マネジメントと管理の手法,(7)個人的能力・知識の向上,(8)専門的知識・
技術/科学(工業)技術の学習,
(9)語学試験,(10)有給教育休暇コース――の各領域で,職業教育
訓練に資する講座提供が行われている。
それぞれの領域におけるより具体的な講座内容(主なもの)を以下に示す。
(1)学校修了後の専門職のための継続教育
コンピュータのテキスト処理
<基礎
専門・応用>
表計算
<基礎
専門・応用>
プレゼンテーション
金融・簿記・会計
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岐阜大学教育学部研究報告
人文科学
企業経営の基礎
コストと効率予測
税金
賃金・給料決済,控除
タイピイング
速記
家政(家計)
商人
小売商
通訳・翻訳家のための英語
建築家のための継続教育コース
化学関係者のための継続教育コース
法律顧問
診療助手
(2)職場復帰のための教育
オリエンテーションと職業計画
職場復帰者のためのコンピュータ
職場復帰者のための新しい技術
(3)コンピュータの訓練
コンピュータの基礎
ウィンドウズ9
5/9
8/2
0
0
0への適応
ウィンドウズ NT(ワークステーション/サーバ)
企業(営業)システム
UNIX/LINUX
企業(営業)システム
Mac OS8.
5
パワーポイントを用いたプレゼンテーション
エクセル
アクロバット4.
0
マルチメディア
MS―アウトルック
インターネット
HTML−プログラミング
簿記・会計電子データ処理
賃金・給料決済,控除電子データ処理
コンピュータをもちいた事務所コミュニケーション
(4)経済と法律
会社・事務所組織
持続的な経済活動
商業簿記
コスト計算
土地・建物における簿記
小規模経営者のための簿記
金融・財政と投資
管理
第5
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第2号(2
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ドイツ連邦共和国における継続教育・生涯学習機関/民衆大学
(Volkshochschule/VHS)
の現状と実態
(2) 益川浩一
販売トレーニング
マーケティング
出版・広報活動
広告
品質管理
税金に関する法
商業上の法律
商業上の書類・覚書
新しい破産規定
労働法規
保険法規
契約法規
(5)経営基礎
ビジネスプラン
商売における自営
経営基礎入門
(6)マネジメントと管理の手法
マネジメント手法
プロジェクトマネジメント
組織展開/共同作業
事務所でのディスカッションとコミュニケーション
事務所における対立に対応するマネジメント
管理職にある女性
時間管理
(7)個人的能力・知識の向上
仕事における社会的知識・技術取得のためのセミナー
セミナー!
コミュニケーションテクニック
セミナー"
チームトレーニング
セミナー#
対立に対応するマネジメント
セミナー$
明確かつ責任ある説明・交渉能力
電話のかけ方,トレーニング
仕事や日常におけるストレス
社会性の育成
仕事の喜びとは
仕事における自己の安全
自己主張トレーニング
ボディランゲージ
試験に対する不安に打克つ法
(8)専門的知識・技術/科学(工業)技術の学習
電気工学の基礎
熔接技術
環境保護/環境教育
経営上の環境マネジメント
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岐阜大学教育学部研究報告
人文科学
第5
1巻
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基礎衛生学
統合・融和マネジメントシステム
環境保護を通じたコスト削減
(9)語学試験
一般(共通)試験用
英語,フランス語,スペイン語
専門的職業の資格試験用
英語,フランス語,スペイン語(ホテル・配膳業のための/ビジネス目的のための
等々)
通訳になるための基礎・準備(ロシア語,イタリア語,英語,ポーランド語,ドイツ語)
上級語学の提供
テクニカル英語
コンピュータ英語
英語コミュニケーションスキル
ビジネス英語
ビジネスワークショップ
仕事上のインタビュー
ビジネスワークショップ
電話のかけ方
ビジネスワークショップ
プレゼンテーションと会議
職業のためのドイツ語
職業のためのフランス語
職業のためのロシア語
職業のためのイタリア語
職業のためのスペイン語
インターネット英語
(1
0)有給教育休暇コース
ベルリン(都市州)においては,職業教育と政治教育に関する教育活動に対して取得可能。
民衆大学が提供する職業継続教育のセミナーは,有給教育の実施として承認される(Berlin 有給教
育休暇法第1
1条第1項)
。
たとえば,次に示すような領域で,セミナーが行われている。
語学
コンピュータ技術
時間管理
簿記・会計
など
5.寄宿制民衆大学(Heimvolkshochschule)
ドイツにおいては,一般の民衆大学の他に,寄宿制の民衆大学も存在している。
そこで提供される主な事業としては,宿泊をともなうような比較的長期間にわたって実施される学習,
たとえばレアールシューレの卒業資格を得るためのコース等をあげることができるが,その他にも,職
業教育・訓練,健康学習,家族の交流・触れ合い事業,文化・歴史に関する講座,高齢者のためのセミ
ナーなどが開催されている。
たとえば,Barendorf の寄宿制民衆大学(登録協会)では,シングル,ツインの部屋が用意されてお
り,8
0名まで,宿泊しながらの学習活動を行うことが可能である。Barendorf の寄宿制民衆大学のパン
フレットには,次のような紹介文が掲載されている。
ドイツ連邦共和国における継続教育・生涯学習機関/民衆大学
(Volkshochschule/VHS)
の現状と実態
(2) 益川浩一
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0
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ここで,あなたがたは,職業教育や文化的教育活動から,自由なセミナー,余暇を活用
したセミナーまで行うことができます。
また,Barendorf の寄宿制民衆大学においては,2002年には次のような講座が準備されていた。
(1)レアールシューレの卒業資格取得のためのコース
開催期間:2
002年8月5日―20
03年7月9日
1年の学修で,レアールシューレ修了・中等教育課程修了の資格を得ることができる。
(2)農業・林業
(3)健康・栄養
(4)家族の交流・触れ合い事業
(5)文化・歴史
(6)共同セミナー
(7)高齢者(年長者)のためのセミナー
たとえば,家族の交流・触れ合い事業としては,次のようなものが開催されている。
・祖父母と孫(子どもづれの母親)の休暇セミナー
夏季の休暇に,私たちは,孫と一緒に祖父母(おじいちゃん・おばあちゃん)のためのセミナーを
実施したい。お母さんや中年層の参加も O.K.。もちろん,子ども同伴で。この体験をともに分かち
合いましょう。
・秩序だった計画的な家庭の樹立(構築)
私たちは皆,家庭に由来する。父母をもち,またある人は,兄弟姉妹をもつ。家庭の性質や方法・
やり方・流儀は,成人としての私たちの将来の人生に影響を及ぼす。このセミナーでは,秩序だった
計画的な家庭の樹立について議論する。
また,農業・林業の分野では,次のようなセミナーが開催されている。
農場経営を志す人の職業訓練と共同指導
2
0
0
2年1
1月2
5日―1
1月2
9日
2
0
0
2年1
2月2日―1
2月6日
2
0
0
2年1
2月1
6日―1
2月2
0日
さらに,共同セミナーや高齢者(年長者)のためのセミナーとしては,他の機関・団体との協働のも
と,次のようなものが開催されている。
・記憶力トレーニング―訓練(ドイツ赤十字社の教育活動と共催)
2
0
0
2年9月9日―9月1
3日
・高齢者のための体操・運動(ドイツ赤十字社の教育活動と共催)
2
0
0
2年1
0月2
8日―1
1月1日
・高齢者政策の今日的課題(州高齢者関連の政府閣僚と共催)
―3
0
6―
岐阜大学教育学部研究報告
人文科学
第5
1巻
第2号(2
0
0
3)
2
0
0
2年8月2
6日―8月3
0日
・ボーデン湖周辺の文化と歴史
2
0
0
2年8月1
4日―8月1
6日
・Niedersachsen 州,人,文化
2
0
0
2年1
2月6日―1
2月8日
・グローバル化とその帰結
2
0
0
2年1
1月1
1日―1
1月1
5日
おわりにかえて
以上,
「
(1)
」
,「(2)
」をとおして,ドイツ民衆大学の現状と実態を概観してきた。
ドイツ民衆大学の活動や講座内容等から日本の公民館や生涯学習施設が学ぶべき点をいくつか提示し
て,全体のまとめに代えたい。
(1)ドイツ民衆大学が提供する講座においては,趣味・教養といった個人の生きがいや自己実現に主
眼をおいた学習・教育活動以外にも,職業教育訓練,キャリアアップ,職業資格・学校修了資格
取得等を含めて,実学的な学習内容を多く含んでいる。また,環境や政治問題,家庭教育支援と
いった現代的な課題に対する取り組みも積極的に行われている。さらに,講座の修了にあたって
は,全国統一の検定試験等を実施して証明書を発行するなど,学んだ成果を活かす場を具体的に
想定した学習活動を進めている。
(2)わが国においては,経済財政諮問会議の基本方針や産業構造改革・雇用対策本部による中間とり
まとめにおいて,大学や大学院,公民館を中心とした生涯学習施設等を活用した社会人向けの高
度な人材育成への取り組みが求められつつある。また,失業率の悪化など厳しい雇用情勢のなか
で離職者等が増加してきている。こうした状況のなかで,私たちは,労働力の自己啓発を必要と
し,その対応策として,生涯学習施設等を活用した地域社会人キャリアアップ推進体制の整備,
地域社会人のさらなる職業能力開発,新しいタイプの職業教育訓練(能力開発)事業の開拓等が
必要とされてきている。ドイツ民衆大学は,近年の不況を反映して増加する失業者の救済のため
に,職業教育訓練に関わる学習プログラムを数多く提供しており,その実践や手法は,示唆に富
むものと考えられる。
(3)一般的に「社会的・教育的に不利な立場や条件に置かれている」とされる人びと,とくに外国人
に対する社会教育・生涯学習のあり方についてである。ドイツ民衆大学連盟の Aengenvoort(ド
イツ民衆大学連盟ディレクター)によると,これからの民衆大学(連盟)は,①識字教育,②青
年層の政治教育,③外国人への援助(ドイツの政治,文化,言語,生活等に関する学習・教育),
④不況対策(職業教育訓練に関わるプログラムの提供)に関わる諸活動に重点を置いていくとの
ことである。トルコを中心とした外国人の増加,また,欧州連合(EU)の拡大等にともなって,
さまざまな活動領域がボーダレス化するなかで,外国人への援助をいかに行うかは,重要な課題
になってきているという。日本においても,在日外国人の数(外国人登録者数)は増加し,いま
や,総人口の1.
2%を占める(1
9
9
8年末)。そうした在日外国人への援助の方途を考えていくうえ
で,また,在日外国人に限らず,その他の「社会的・教育的に不利な立場や条件に置かれている
人びと」に対する取り組みの方向性を模索するなかで,ドイツ民衆大学の実践が参考になるもの
と思われる。
(4)公民館や生涯学習機関の実践的な運営にかかわる問題であるが,ドイツの民衆大学において,多
くは,NPO(登録協会)がその運営を担っていた。日本の地域においても NPO が登場し,社会
教育・生涯学習分野においてさまざまな活動を推進しはじめている。公的セクター以外の新たな
ドイツ連邦共和国における継続教育・生涯学習機関/民衆大学
(Volkshochschule/VHS)
の現状と実態
(2) 益川浩一
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0
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主体が,社会教育・生涯学習活動を展開する状況が生じてきている。いいかえるならば,今,わ
が国においては,社会教育・生涯学習における「新たな公共性」が,地域において内発的に模索
されつつあるといえる。民衆大学の運営形態を含めてドイツの継続教育政策・制度に対しては,
ドイツ国内でも,
「多元主義的民主主義だと自賛する見解と,継続教育に関する公的責任の軽視・
1)
とのことであるが,こうした二面性に留意しながらも,今後,NPO
放棄だとする批判がある」
を中心とする地域の市民活動的な協同組織の取り組みと公的セクターとしての公民館の活動が,
どのような関わりをもっていくのか,検討を要する論点であろう。
(5)ドイツにおける継続教育・生涯学習に関する研究を積極的に進めている三輪建二も述べていた
し2),筆者もいくつかの機関で質問し同じような回答を得たのだが,民衆大学は公的な機関(連
邦政府や州)からの助成を受けならがらも,行政によるコントロールを感じない,むしろ積極的
に公的援助を求めているとのことであった。こうした指摘と関連して,これまで,日本社会教育
学会においてやや顕著であった国家・権力構造論的(政策・行政研究)な,また,政策と自己教
育運動の対抗関係を軸にしたやや二項対立的な捉え方ではなく,地域・住民の生活現実と学習実
践に視座をおく市民社会論的な視点から,研究を進める必要性を感じずにはいられない。子育て,
文化,福祉,環境といった地域活動,ボランティア,NPO 等の市民活動,生協,農協等の協同
組織の取り組み等さまざまな協同的市民活動をとおして社会教育の公共性が内発的に構築される
可能性を究明していくことが必要であろう。歴史的にみても,公民館のはじまりである初期公民
館(寺中)構想は,ある意味では,NGO・NPO に類するものであった。その後の社会教育ある
いは公民館の歴史は,国家の統制下に置かれてきた側面もあるけれど,他方では,地域の各種の
市民的活動と結びつきながら,地域課題を解決する主体的な教養形成の拠点としても機能してき
た。こうした社会教育・公民館の二面性に留意しながらも,とくに後者に着眼し,どういう施設
運営のもとで,いかなる地域の現実や住民の生活意識にかかわる学習実践をとおして,いかに社
会教育の公共化(私事としての学習から地域・自治体の住民の共同の営みとしての社会教育へ)
を創出してきたのか(あるいは創出しえなかったのか)
,その筋道を明らかにしていく必要があ
ろう。こういった視点から,改めて,公民館(研究)を捉えなおすことが必要ではないだろうか。
注)
1)谷和明「生涯学習を推進するドイツ民衆大学連盟」
,川野辺敏監修『生涯学習・日本と世界(下)世界の
生涯学習』エムティ出版,1
9
9
5年,p.
1
9
7。
2)三輪建二「ドイツにおける生涯学習分野・文化的分野の NPO」
,(財)日本余暇文化振興会『先進各国の総
合的学習共同体の実態からみる我が国の NPO による生涯学習施策への提言』1
9
9
9年,p.
2
9,三輪建二「ド
イツの市民大学と成人教育分野の NPO」
,佐藤一子・小林文人編著『世界の社会教育施設と公民館――草
の根の参加と学び――』エイデル研究所,2
0
0
1年,p.
7
5など。
(引用・参考文献等)
本稿は,注)であげた文献・資料等のほかに,以下のインタビュー調査及び文献・資料を引用し,参考にし
て作成された。
・Heribert Hinzen(ドイツ民衆大学連盟国際協力事業研究所所長) 2
0
0
2年1
1月1
9日インタビュー
・Ulrich Aengenvoort(ドイツ民衆大学連盟ディレクター) 20
0
2年1
0月1
0日インタビュー
・Heike Pilk
(ドイツ民衆大学連盟国際協力事業研究所) 2
0
0
2年1
0月1
8日インタビュー
・Gundula Frieling(ドイツ民衆大学連盟) 2
0
0
2年1
1月2
1日インタビュー
※インタビューはすべて,ドイツ民衆大学連盟本部(ボン)で行った。
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8―
岐阜大学教育学部研究報告
人文科学
第5
1巻
第2号(2
0
0
3)
・DIE: Volkshochschul-Statistik Arbeitsjahr2
0
0
1
・DVV: Deutscher Volkshochschul-Verband e.V. JAHRESBERICHT2
0
0
1
・DIE: JAHRESBERICHT ’0
1
・AGI: Menschen Ohne Schrift-WAS TUN?2
0
0
1
・DVV Netzwerk Beruf und Weiterbildung: Baustein Digitale Bildbearbeitung Leitfaden für Kursleitende und Organisatoren2
0
0
2
・IIZ/DVV: Development-oriented Adult Education in Asia and the Pacific
・IIZ/DVV: Goals Functions Structures Regions Sectors Methods of Working Partners Projects Publications
・DVV: Stellung und Aufgabe der Volkshochschule1
9
7
8
・Helmuth Dolff: Die deutschen Volkshochschulen1
9
7
9
・Der Bundesminister für Bildung und Wissenschaft: Volkshochschule1
9
7
3
・Die Berliner Volkshochschulen: vhs Neukölln1.
Halbjahr2
0
0
1Januar bis Juli
・Die Berliner Volkshochschulen: VHS und Beruf2
0
0
0/2
0
0
1
・Die Berliner Volkshochschule: Volkshochschulen in Berlin2
0
0
1
・Heimvolkshochschule Barendorf: Lernen, Leben, Land und Leute
・三輪建二『現代ドイツ成人教育方法論』東海大学出版会,1
9
9
5年
・三輪建二「ドイツにおける生涯学習分野の NPO 活動」
,(財)
日本余暇文化振興会『ヨーロッパにおける各
国の民間非営利団体(NPO)による生涯学習施策の現状と二十一世紀への展望』1
9
9
8年
※なお,本稿の「
(1)
」は,
『岐阜大学生涯学習教育研究センター研究報告』(第2巻,200
3年)に掲載
されている。