緊急特報 ★鹿角地区では、今年度の航空防除を実施するか検討中です! 平成18 平成18年 18年4月 これまで鹿角地域の有人ヘリ防除は、7月末頃(穂ばらみ期)の1回、危被害を防止するための除外地域を定め、安全 で安心な航空防除事業に努めて参りました。 しかし、平成18年5月29日からすべての食品 すべての食品に 食品に対して残留農薬 して残留農薬の 残留農薬の基準値が 基準値が設定されるポジティブリスト制度が施行 されることになりました。この制度では、出荷した農産物から基準値を超えた農薬が検出されますと、出荷流通停止や回 収さらには罰則などの処分、補償問題の発生が危惧されます。 「水田を活用した野菜や果樹の産地づくり」と「安全で安心な航空防除事業」を円滑にすすめるには、かなり多くの面 積や箇所の緩衝地帯や除外地域が必要となるなどの理由から、航空防除事業の継続はきわめて困難と思われます。 鹿角地区航空防除推進協議会 (鹿角市、小坂町、JAかづの、主食集荷商業協同組合 北鹿農業共済組合、鹿角地域振興局農林部) いもち病 いもち病をシャットアウト ~航空防除の有無にかかわらず“安全で 安全で効率的ないもち 効率的ないもち防除 ないもち防除をすすめてください 防除をすすめてください”~ 育苗期 の 予防防除 ( デラウス顆粒水 デラウス 顆粒水 和剤 か ウイン箱粒剤 ウイン 箱粒剤 ) は 必 ず 実施する 実施 する + 葉いもち の 予防 防除( オリゼメート粒剤 コラトップ粒剤 オリゼメート 粒剤:6 粒剤 月 15 日頃 ) + 穂いもち予防防除(出穂期前7日~15日 :コラトップ コラトップ 粒剤 5 ) いもち病の発 生は 人 災 育苗期防除をすると・・・ 原因 は 育 苗 期 にあり 発 行 :秋 田 県 植 物 防 疫 協 会 監 修 :秋 田 県 農 業 試 験 場 病 害 虫 防 除 所 い も ち病 の 発 生 原 因 は 育 苗 施 設 で 感 染 した 苗 が 本 田 に 持 ち込 まれ る た め です 。これ ま での 試 験 結 果 か ら育 苗 期 防 除 が 最 も効 果 的 で あ る こ とが わ か りま した 。新 し くな った 育 苗 期 防 除 を 必 ず 実 施 し ま しょ う。 または ①か②の いずれ かで必 ず実施す る 育苗期防除 ①デラウス顆粒水和剤 播 種 時 ~ 1葉 期 完 全 展 開 ま で に か ん 注 処 理 1 袋 ( 1 0 0 g ) を 1 0 0~ 1 50 ㍑ に 溶 か し て 2 0 0~ 3 0 0箱 に か ん 注 す る 育苗期防除は 育苗期防除は、 “薬剤の 薬剤の飛散が 飛散が少なく” なく” “たいへん経済的 たいへん経済的” 経済的” ② ウ ィン 箱 粒 剤 出 芽 時 (ベ タ 張 除 去 後 )~ 1 葉 期 に 散 布 1 袋 ( 1 kg ) を 1 0 0 箱 に 散 布 す る ( 1 0g /箱 散 布 ) ( 1 ,0 0 0~ 1 ,5 0 0倍 5 00 m l/ 箱 か ん 注 ) 1. 2. 3. 葉・穂いもちの防除回数 いもちの防除回数が 防除回数が減らせます! らせます! 本田防除をするより 本田防除をするより簡単 をするより簡単! 簡単! 散布労働費も含めると非常に 非常に経済的! 経済的! 10a たり薬剤費 薬剤費( 30箱換算 箱換算) 10 a当たり 薬剤費 (30 箱換算 ) ◎ デラウス顆粒水和剤 デラウス顆粒水和剤: 顆粒水和剤:( 1,000 倍液~ 倍液~ 1,500 倍液 ) 750~ 750~510円 510円 ◎ ウイン箱粒剤 ウイン箱粒剤: 箱粒剤:(1箱 10 gまき) まき) 834円 834円 ◎ オリゼメート粒剤 オリゼメート粒剤: 粒剤:2㎏ 1526円 1526円 ○ コラトップ粒剤 コラトップ粒剤: 粒剤:3㎏ 1900円 1900円 いもち病防除 いもち病防除は 耕種的防除と薬剤防除の 薬剤防除の組合せで 組合せで 病防除は、耕種的防除と 耕種的防除 デラウス 播種時かん注処理例 播 種 時 に ダ コ ニ ー ル 1000と同 時 か ん 注 でき る ウ ィ ン 緑 化 期 1 0 g /箱 散 布 例 デラウス 緑化期かん注処理例 タチガレエ ース 液 剤 と同 時 か ん 注 で き る 動 力 散 布 機 の エ ンジン回 転数 を最 小 に す れ ば容 易に散布できる 葉 い も ち 防 除 下 記 の ① 、② 、 ③ の い ず れ か で 必 ず 実 施 す る ②側条施用剤 ①水面施用剤 オリゼ メート粒 剤 ( 6 月 1 2日 ~ 1 8 日 に 散 布 ) ③箱施用剤 側 条 オ リ ゼ メ ー ト 顆 粒 水 和 剤 、 コ ー プ ガ ー ド D 12 D r. オ リ ゼ 、 ブ イ ゲ ッ ト ① 種子消毒を行い、苗代の近くには稲ワラやモミガラを 置かない。 ② 苗代の通風・日照不足・過繁茂生育・保温資材の長期 使用・遅植えを避ける。 ③ 補植用余り苗は発病しやすく、伝染源になりやすいた め早期に泥に埋めて処分する。 ④ 施肥量を適正にし、多肥裁培を避ける。 ⑤ ケイカルなどを散布し、土壌改良に努める。 薬剤防除 いもち病防除 いもち病防除は、育苗期からの 育苗期からの予防防除 からの予防防除に 予防防除に重点を 重点を置く。 穂いもち防除 水面施用剤 コラトップ粒剤 5(出穂7日~15日前に散布、3キロ/10a) ◎ 育苗や 育苗や本田のいもち 本田のいもち防除 のいもち防除で 防除で気をつけること 稲の育苗ハウスで田植え後別の作物を栽培する予定の場合は、育苗箱の下にシートを張るなどし、育苗期間中に使 用する農薬が後作物に影響することがないように気をつけてください。 ご 不 明 な 点 が あ れ ば 最 寄 り の 指 導機 関 に 相 談 し て く だ さ い 箱粒剤デジタルコラトップ デジタルコラトップは 冷水かんがい かんがい水田 水田では では効果 効果が ることから使用 使用しない しない。 ※ 箱粒剤 デジタルコラトップ は、冷水 かんがい 水田 では 効果 が劣ることから 使用 しない 。 J A か づ の 営 農 部: 2 3 - 2 4 9 7 、 北 鹿農 業 共 済 組 合 : 2 3 -7 4 0 1 、 普 及 指 導 課 :2 3 - 3 6 8 3
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