ベラルーシ共和国非常事態省 チェルノブイリ災害影響緩和局 チェルノブイリ大災害の結果克服に関する ベラルーシ共和国の活動 局長 Vladimir Chernikov 1 2 ベラルーシ共和国の 主な影響 人口約250万人(150万人 の児童を含む)のベラルー シの56地区 3600箇所が 影 響を受けた 1986年にゴメリ地域の107 箇所から約25000人が避難 した 合計13万8000人が471箇 所から移住した この大災害による損害は 2350億ドルに達する Palesje国定放射線/生態学保護区 2,1 000 sq. km. 2 3 本局の目的 ベラルーシでのチェルノブイリ大惨事の影響緩和において特殊な (行政府の、規制の)機能を果たす 放射能汚染された地域の保護と使用について国としての監督を 実施する チェルノブイリNPPでの大災害の影響緩和に関する法律の施行、 そして用意された予算資金の正しい運用を監視する 本局は、チェルノブイリNPPでの大災害の影響を緩和するための 国の計画を立案し、それらの実施を監視する 3 4 実施された計画の特徴 保護手段の優先 初期の3計画において「清浄な」地域への住民の移住 に大規模な資本投資 状況の変化を考慮した活動と予算の柔軟性 合計予算約200億ドルで1991年~2010年に4つのプログラムを完了 4 5 チェルノブイリNPPでの大災害の影響を緩和するための 2006年~2010年の国家計画 目的: 汚染された地域の社会的、経済的、放射線および生態学的な 復興 放射線的要素を制限することなく、経済活動のための条件を 創り出す 影響を受けた住民の健康に対するリスクの軽減 指令 : 1 影響を受けた住民の社会的保護 2 農業と林業の対策を含む、特別な活動 5 6 解決済みの最重要課題 事故の結果を克服するためあらゆる方面で規制の法的枠組 みが策定された 毎年140万人を超える人々の医学的検査 最も汚染された領域から約13万8000人が移住し、彼らのため に460万平方メートルの住宅が建設された 影響を受けたあらゆるカテゴリーの住民を社会的に保護する システムの創設 作物が放射線学的基準に確実に適合するよう、農業と林業の 対策が講じられた 6 7 解決済みの最重要課題 作物に対する放射線管理および環境モニタリングのシステムが 確立され効率的に機能している チェルノブイリNPPから30km内のゾーンを含む禁止地域の保全 活動が実行されている チェルノブイリ事故の結果を克服することを狙いとした活動の科 学的支援が組織化されて進行している 放射線の測定と管理のための近代的設備基盤が整備され、工業 生産の軌道に乗っている 放射線の安全性についての職員訓練と一般市民の認識のため のシステムが策定された 7 8 2011年~2015年および2020年までの国家計画 影響を受けた領域の、復興から持続可能な社会/経済的 発展への転換を主に優先する 目標として定めた保護手段を維持する 影響を受けた地区の特別な開発プロジェクトを実施する (地方のニーズに合わせた76の特別なプロジェクト) 住民に関する情報活動の強化(チェルノブイリ領域の復 興の情報支援) 8 ご清聴感謝します 9
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