Microsoft Word事業報告書

平成19年度事業報告及び収支決算報告
Ⅰ
行
事
報
告
1.理 事 会
第62回理事会
議
事
第63回理事会
議
事
平成19年5月29日(東海大学校友会館)
第1号議案
平成18年度事業報告及び収支決算報告
第2号議案
参与委嘱の件(任期満了に伴う選任)
第3号議案
顧問辞任の件
第4号議案
その他
平成20年3月28日(財団法人土木研究センター本部)
第1号議案
そ
の
平成20年度事業計画及び収支予算承認の件
他
2.常任理事会
平成19年4月より平成20年3月まで、毎月第3月曜日を定例日と定め、理事長以下
常勤の理事が出席し、センターの運営及び当面の諸問題について打ち合わせを行った。
3.評議員会
第37回評議員会
報告事項
平成19年6月27日(財団法人土木研究センター本部)
平成18年度事業報告及び収支決算報告について
平成19年度事業計画及び収支予算について
4.参 与 会
-1-
平成19年7月27日、センターの会議室において開催し、センターの業務の執行状況を説
明した後、参与各位より今後の事業活動について貴重なご意見を戴いた。
5.名誉会長・顧問会
平成19年9月11日、センターの会議室において開催し、センターの業務の執行状況を説
明した後、名誉会長及び顧問各位よりセンターの運営について貴重なご意見を戴いた。
Ⅱ
事
業
報
告
(一般会計)
1.研究会講習会事業
(1)平成19年10月10日に東京都港区の日本消防会館(ニッショーホール)において、
独立行政法人土木研究所の主催で開催された「土木研究所講演会」に協賛者として協力し
た。
(2)平成19年6月13日に東京都港区のベルサール三田において、独立行政法人土木研究
所と共催で「An Overview on Performance of the New Orleans and Southeast Louisiana
Hurricane Protection System During Hurricane Katrina(ハリケーン・カトリーナによ
るニューオリンズ運河破堤災害とその教訓)」の講演会を開催した。
(3)平成19年11月22日に独立行政法人土木研究所(ICHARM 講堂)において、つくば舗
装技術交流会(委員長
久保和幸
独立行政法人土木研究所道路技術研究グループ舗装チ
ーム上席研究員)主催で開催された「平成 19 年度つくば舗装技術交流会シンポジウム」に支
援を行った。
(4)平成19年11月27日に東京都港区の世界貿易センタービルディングにおいて、「橋
梁の免震設計に関する講習会」を開催した。
平成 7 年度の兵庫県南部地震以降、非常に強い地震動に対しても性能を確保できるよう
な橋梁の設計方法として、多径間連続構造と地震力分散を基本とした免震設計が多く取り
-2-
入れられるようになり、兵庫県南部地震以降 10 年以上が経過し、この間に多くの適用や
技術開発が進められてきた。当センターでは、免震橋の更なる普及を目的とし、平成 17
年度から「道路橋の免震構造研究委員会」を立ち上げ、免震橋の現況と今後に関する調査研
究を進めており、委員会活動の中間報告書をテキストに用いて、講習会を開催した。
基調講演は、「免震設計の基本と橋梁への応用」と題して東京工業大学大学院
川島一
彦教授が、基調講演を行った。また、「免・制震橋に関する最近の研究と応用」と題して
京都大学大学院
家村浩和教授が特別講演を行った。
2.国際技術協力事業
(1)研究交流助成金
「土木工学国際研究交流助成金制度」に基づき、試験研究機関及び民間企業の研究者を対
象に公募したところ、18名の応募があった。選考委員会(委員長
富永正照
セントラル
コンサルタント(株)相談役)において10名の交付者が選出され、助成金を支給した。
(2)国際研究交流
1) ICS2007 及び Gold coast 周辺の海岸調査
平成19年4月14日から22日までの9日間、オーストラリアのゴールドコーストで開
催された ICS2007(International Coastal Symposium 2007)への出席、及びゴールドコース
ト周辺の海岸調査を目的として、宇多高明理事と長山英樹研究開発一部(現河川・海岸研究
部)主任研究員を派遣した。
ICS2007 では、「宇多高明:Increase in Disaster Potential Caused by Excess Use of Land
in Coastal Zone(過剰な土地利用による災害ポテンシャルの増加)」の論文(他1件)を発
表した。発表では千葉県鴨川市にある東條・前原海岸において、海岸計画における背後地利
用のあり方や構造物の配置についての留意点などを示した。わが国では海岸線付近まで高度
に土地利用がなされている点が特長であり、結果として問題を多く抱える原因となっている。
ゴールドコースト周辺の海岸調査では、Hariey Park の利用状況や sand bypass の現状を
調査した。
-3-
Hariey Park は lagoon 内の海岸であり、南太平洋からの波浪は遮蔽され、潮位変動はある
ものの静穏である。そこでは、道路から何の障害もなしに lagoon を見ることができるなど、
わが国の海岸状況と大きな違いがいくつか見出された。
また、sand bypass の現地調査では 2 箇所(Gold Coast Seaway と Tweed River Entrance)
の現地踏査を行った。海浜は2箇所とも細砂で構成されるため非常に勾配が緩い。ともに北
向きの沿岸漂砂が卓越しているが、それぞれ Gold Coast Seaway の右岸 jetty と、Tweed River
河口の平行導流堤によって沿岸漂砂が阻止されるため、sand bypass が行われている。sand
bypass によって砂が供給されているため、下手側海浜は動的に安定しており、上手において
も過度な堆積は見られなかった。
日本と海岸自体の特性は異なるが、海岸に対する価値観の違い、利用・保全の考え方など、
多くの点で考えさせられる調査となった。
2)Coastal Sediments 2007 発表 及び ニューオリンズ周辺の海岸踏査
平成19年5月13日から19日までの7日間、アメリカのニューオリンズで開催された
国際会議(Coastal Sediments 2007)での発表、及びニューオリンズ周辺の海岸踏査を目的
として、宇多高明理事と石川仁憲研究開発一部(現河川・海岸研究部)主任研究員を派遣し
た。
Coastal Sediments 2007 では、「宇多高明:Change in Longitudinal Profile Using Sand of
Mixed Grain Size in Large Wave Tank and Its
Numerical Simulation(混合粒径砂によ
る縦断形変化)」、「石川仁憲:Evaluation of Controlling Effect by Detached Breakwaters
Built on Dynamically Stable Beach on Sand Transport(動的安定海岸に作られた離岸堤
の沿岸漂砂制御効果)」など 4 件の論文を発表(同行者 2 名の発表を含む)した。世界各国
から参加があったが、海岸侵食の分野において、海浜変形予測モデルに粒径を考慮した実務
レベルの研究発表は当センターのみであり、同モデルは世界的レベルにおいて最先端の技術
であるといえる。
ニューオリンズ周辺の海岸踏査では、2005 年 8 月にこの地方を襲った Hurricane Katrina
-4-
による高潮災害の事後調査を行った。1 日という時間的制約のなかで、ニューオリンズ東部
の Gulf of Mexico に面して東西に走る route 90 に沿って Long Beach (Pass Christian~
Biloxi)を踏査し、続いて市街を主に北側から襲った高潮の痕跡を Lake Pontchartrain の
湖岸堤と湖から続く運河に沿って踏査した。Long Beach 付近は、海岸に伸びた桟橋が破壊さ
れていた。桟橋の上部工は破壊され完全に流出していた。陸側端の杭の東西で杭頭の高さが
異なり西側で低い。これは南東(左前方)から高波浪の波が入射したためであり、西杭は強
い押し込み力、東杭は引き抜き力を受けたといえる。Biloxi 西部のマリーナでは、波力によ
りボート係留用の鉄筋入りのコンクリート柱が折れ、陸向きに倒れていた。マリーナの海側
に植えられていたココナツ椰子も、陸向きに斜めに倒伏していた。マリーナに隣接するカジ
ノの隣の家屋は、来襲波により 2 階まで大きく破壊されていた。ハリケーン来襲当時、Lake
Pontchartrain および流入する運河周辺の市街地では破堤により浸水被害が起きた。踏査時
は、例えば湖岸堤防では、越流が起きた土堤の天端部分にコンクリート堤防が新設されてい
た。また、Lake Pontchartrain から南に伸びた運河においても破堤箇所の修復が進められて
いた。このように、海岸域はほぼ被災後の状況のままであり、湖や運河周辺の市街地を中心
に災害復旧が進められていた。
3)路面とタイヤ間のすべり摩擦抵抗に関する研究会
平成19年5月12日から19日までの8日間、ヴァージニア州東岸部にある NASA
(National Aeronautics Space Administration)ワーロップ島航空施設内において、開催
された各種路面とタイヤ間のすべり摩擦抵抗に関する研究会情報を収集するため、小野田光
之研究開発二部長(現道路研究部長)と樫野誠専門調査役の 2 名を派遣した。
本研究会には各国より官学民合わせて 80 名程度が、路面とタイヤ間のすべり摩擦抵抗に
影響する要因について理解を深めることを目的に参加している。
①
各種すべり測定装置(新しい装置を含む)の相関関係(合同比較試験)
②
すべり摩擦抵抗に影響するといわれている路面の粗さ・水膜厚さ・すべり摩擦抵抗を評
価する装置および評価手法についてのデモンストレーション
-5-
③
諸外国で使用されている各種すべり測定装置(簡易すべり計含む)や試験方法から得ら
れる結果の評価方法(IFI)を確立するための情報収集
わが国では、すべり摩擦抵抗性能は車両の走行安全性の観点から、路面の維持管理項目と
して重視されてきている。土木研究センターにおいても、平成 12 年よりすべり測定車の合
同比較試験や、現道でのすべり摩擦抵抗の測定及び整理分析を実施している。
本研究会への参加で、諸外国のすべり摩擦抵抗測定技術及び評価方法についての情報を収
集し、土木研究センターが実施するすべり摩擦抵抗測定業務に反映させるための貴重な知見
を得ることができた。
4)日韓ジオテキスタイル補強土工法の第 3 回技術交流会への参加
平成19年5月17日から20日までの4日間、韓国、順天の順天大学において開催され
た日韓ジオテキスタイル補強土工法技術交流会に、苗村正三理事を派遣した。
本技術交流会は、ジオテキスタイル補強土工法の材料試験法や設計法の世界標準化の動き
に合わせ、隣国の韓国との技術情報の交換を行うとともに、双方の検討課題について議論す
るもので、これまで 2004 年にソウル市で、2005 年に静岡市で開催してきた。
今回の技術交流会では、日本側が、ジオテキスタイル補強土工法普及委員会のメンバー9
名と室蘭工業大学木幡助教授他1名の 11 名で、韓国側は KICT や順天大学の研究・技術者 23
名が参加し、ジオテキスタイルを使用した軟弱地盤対策や補強土工法の耐震性・動的特性な
どを中心に議論した。また、順天市及び光陽市においてジオテキスタイルを用いた道路盛土
と鉄道盛土の施工現場を視察した。
5)PIARC 第 23 回世界道路会議パリ大会への参加
平成19年9月16日から23日までの8日間、パリで開催された PIARC(世界道路協会)
主催の世界道路会議に、岩﨑敏男理事長と堀内晴生地盤・施工研究部次長が参加した。
本会議は、大臣セッション、戦略的テーマ(道路システムのマネジメントや持続可能な交
通、道路インフラの品質など)に関する技術委員会(TC)セッション、本会議に合わせて組
-6-
織された特別セッションなどで構成されている。
岡原美知夫氏(財団法人先端建設技術センター専務理事)が委員長を務める TC3.2「道路
におけるリスクマネジメント」では、最新の道路リスクマネジメントの状況について活動報
告とワークショップが行われ、多くの聴講者と活発な発言から本テーマに対する関心の高さ
を実感した。
岩﨑理事長を座長とする特別セッション「防災-道路管理者の事前対策と災害対応」では、
自然災害と道路ネットワークに関する報告と各国のケーススタディが発表され、座長により
災害発生の想定と対応策及び危機管理計画に関して総括が行われた。
また、会議に並行して、PIARC をはじめ各国の政府機関・企業による技術展示やプレゼン
テーションが行われ、道路管理・運営に関する最新システムやユーザーへの支援システムな
どの情報を収集した。
6)APAC 2007 発表
平成19年9月21日から25日までの5日間、中国の南京で開催された国際会議(Asian
and Pacific Coasts 2007)での発表のため、宇多高明理事と石川仁憲河川・海岸研究部主
任研究員を派遣した。
「宇多高明:Methods of Practical Site Observation for Facilitating Understanding of
a Coast(海岸の理解を促進するための現地調査法)」、「石川仁憲:Long-term Prediction
of Beach Changes Triggered by Rapid Decrease in Fluvial Sand Supply and Effect of Beach
Nourishment(河川供給土砂の流出による海浜変形予測)」など 7 件の論文を発表(同行者 5
名の発表を含む)した。アジア諸国でも港湾施設など海岸構造物による海岸侵食が問題にな
っており、日本との共通点がみられた。
(3)海外の土木技術動向調査
1)2007 年中国水理研究所及び古代水利施設調査
平成19年8月26日から9月1日までの7日間、国内における様々な水理実験需要を喚
-7-
起し、持続的な実験展開を進めていくことを目的に、中国の水理研究事情と古代の水理技術
を視察するため、田代洋一河川・海岸研究部長と千葉知由河川・海岸研究部次長を派遣した。
視察先は、上海河口海岸科学研究センター(上海)、南京水利科学研究院(南京)と、戦
国時代から秦代にかけて築かれ、今日もその水理機能を維持している中国三大古代水利施設
のうちの霊渠(桂林)、都江堰(成都)とした。
①
上海河口海岸科学研究センター
河口海岸の研究機関で、大型の潮汐発生装置付き長江河口実験模型(26,000 ㎡)を所有し
ており、設立以来、長江河口航路・港湾整備等の調査・研究に携わっている。水理実験場の
見学及び長江河口部の現地視察を実施した。
②
南京水利科学研究院
中国で最初に設立された水利研究機関であり、現在では、水利部、交通部、電力工業部に
直属する国立総合水利科学研究機関である。渤海湾水理模型実験施設及び三峡ダム実験水路
等の模型実験施設の見学及びグローバル化しているコンサルタント業務の動向について討
議を行った。
③
霊渠(れいきょ)
紀元前 214 年に築造された湘江と漓江を結ぶ世界最古の歴史を持つ現存の運河の一つであ
る。霊渠の全長は 34km 余り、すきの刃の口のような形状をした水路と大小二つの天平石堤
で構成される。
霊渠の水路にある扉は近代の閘門の原始の形で、世界的に見ても最も初期の運河の航行シ
ステムである。現在の水利技術にとっても、参考にすべき点が多い。
④
都江堰(とこうえん)
都江堰は紀元前 250 年頃、李冰、李二郎親子によって長江支川の岷江に建造された世界最
古の水利施設である。地形特性を利用した都江堰は、自流調節によって、治水、灌漑、舟運
に効果を発揮し、今でも、当時の機能を維持している。また、その景観は岷江の自然豊かな
風景と見事に調和していた。
-8-
3.研究開発事業
(1)国土交通省国土技術政策総合研究所・独立行政法人土木研究所との共同研究として、次
の課題を行った。
1)高じん性鉄筋コンクリ-ト構造の配筋合理化技術に関する研究
(独立行政法人土木研究所・(財)土木研究センター・民間 5 社)
2)海洋構造物の耐久性向上技術に関する研究
(独立行政法人土木研究所・(財)土木研究センター・(社)日本鉄鋼連盟・(社)PC
建設業協会)
(2)開発研究として、次の研究業務を行った。
1)つくば舗装技術交流会(TPT)
民間 15 社
2)道路橋の免震構造に関する研究
民間 16 社
3)護岸ブロック水理特性値試験のフォローアップ
民間 5 社
4)平成 19 年度
鉄鋼スラグ協会
鉄鋼スラグを用いた養浜検討
5)舗装技術を深く考える会
土研・(財)3 社・民間 8 社
6)騒音測定車、簡易すべり計等に関する性能比較試験(自主研究)
7)干潟に流入する小河川の河口地形予測モデルの開発
大分県 NPO 水辺に遊ぶ会
8)地域環境コンソーシアム
富山県・大分県
9)インテグラル・補強土橋台橋検討委員会
土研・大学 2 校
ジオテキスタイル普及委員会
10)耐候性鋼橋梁の適用評価技術に関する調査研究(その 3)
(特別会計)
4.出
版
事
業
次の雑誌、図書を刊行した。
(1)月刊誌「土木技術資料」の発行
単価
1,050 円
月 3,200 部
-9-
長崎県
(2)補強土(テールアルメ)壁工法設計施工マニュアル第3回改訂の増刷
単価
4,200 円
600 部
(3)ジオテキスタイルを用いた軟弱路床上舗装の設計・施工マニュアル
-路床・路盤分離材としての利用-
単価
3,150 円
の増刷
750 部
(4)国土技術政策総合研究所及び独立行政法人土木研究所のコピーサービス
国土技術政策総合研究所資料、土木研究所資料ほか
約 101,000 枚
5.受託研究事業
国土交通省国土技術政策総合研究所、独立行政法人土木研究所及び地方整備局、地方公共団
体、民間企業等からの依頼により、受託研究として、次の課題の業務を実施した。
(1)土木材料に関する研究、調査、試験
1)TRIGRID 土中引抜き試験及び耐衝撃性試験
2)テナックス耐衝撃性試験
···············
Samyang Corporation
···········································
3)アデム耐衝撃性試験
···········································
4)防汚材料評価試験
···································
(株)ジオシステム
前田工繊(株)
大日本塗料(株)他 8 社
5)「土木用防汚材料普及委員会」業務
·······························
民間 7 社
6)「浸透性コンクリート保護材研究会」業務
·······························
民間 9 社
7)鋼構造物塗装の VOC 削減に関する共同研究委員会業務
···
大日本塗料(株)他 5 社
8)鋼橋防食工の補修方法に関する共同研究委員会業務 ··· 関西ペイント販売(株)他 5 社
9)基本施設高低測量・PRI 測定(平成 19)
··············
10)平成 19 年度「テナックス」土中引抜き試験(3 品番)
11)親不知耐候性鋼材塗装試験体調査業務
·····
·················
(株)ジオシステム
土研 材料地盤研究グループ新材料チーム
12)平成 19 年度「TRIGRID」土中引抜き試験(3 品番)
-10-
エアポートメンテナンスサービス(株)
·······
Samyang Corporation
13)平成 19 年度
橋梁塗膜診断評価手法策定業務
·······
中部地整 中部技術事務所
14)平成 19 年度国補諏訪湖流域下水道下水汚泥溶融骨材有効利用調査
·································
15)朝霧補修試験片調査業務
·················
長野県 諏訪建設事務所
土研 材料地盤研究グループ新材料チーム
16)平成 19 年度下水汚泥溶融スラグのコンクリート用骨材としての適用性に関する調査委託
······································
17)沖縄暴露塗装試験片調査業務
·············
京都市上下水道局
土研 材料地盤研究グループ新材料チーム
18)「箱型擁壁」耐震性技術検討委員会報告書・概要版増刷
···
(株)箱型擁壁研究所
19)「珪酸系浸透性コンクリート保護材研究会」業務および事務局 ··· (株)エバープロテクト他 6 社
20)M.V.P システム構造実験指導
··································
21)小河内貯水池ダムコンクリート供試体調査委託
22)河川鋼構造物塗料に関する調査業務
·········
·······
(株)ホクコン
東京都 水道局水源管理事務所
土研 材料地盤研究グループ新材料チーム
(2)橋梁に関する研究、調査、試験
1)耐候性鋼材適用性調査検討業務委託
·································
長崎県
2)主要地方道若松白魚線外1線橋梁整備工事(橋梁補修設計委託)
·······························
3)平成 19 年度遮音壁設置技術基準検討業務
···
長崎県 上五島土木事務所
国総研 環境研究部道路環境研究室
4)一般県道 羽咋巌門自転車道線 道路環境改善整備(舗装道補修)工事(設計)業務委託
···························
5)美都里橋床版埋設部材調査検討
6)床版埋設部材調査業務委託
··························
····························
7)超小型ゴム支承装置に関する検討業務
8)高須橋調査補修設計業務
石川県 中能登土木総合事務所
(株)ビービーエム
茨城県 竜ヶ崎土木事務所
9)絵馬堂橋の腐食部材補修に関する技術支援及び技術管理業務
-11-
茨城県 境土木事務所
·····················
··························
10)パーフェクトポストジンク鋼管に関する検討業務
茨城県 水戸市役所
·····
····················
萩野塗装(株)
大和鋼管鋼業(株)
(3)道路に関する研究、調査、試験
1)平成 19 年度騒音測定車リース代
······················
2)平成 19 年度交通安全施設等整備工事(県単)
3)平成 19 年度
·····
(株)オリエンタルコンサルタンツ他 2 社
神奈川県 小田原土木事務所
路面性状自動測定装置性能確認試験 ·· (株)NIPPO コーポレーション他 12 社
4)路面性状自動測定装置の高速走行時の性能確認測定 ·· (株)NIPPO コーポレーション他 6 社
5)金属片が付着しにくい防護柵の構造と、防護柵の不連続部分の構造に関する業務
·················
6)平成 19 年度舗装の促進載荷試験業務
国総研 道路研究部道路空間高度化研究室
····
土研 基礎道路技術研究グループ舗装チーム
7)高粘度樹脂系接着剤を用いた透水性舗装の路面調査業務
8)耐衝撃試験 設置、測定、報告書作成
·······
···················
9)耐震性能試験 機材設置、外観確認作業補佐
·············
(独)建築研究所
(株)日本ネットワークサポート
(株)日本ネットワークサポート
10)平成 19 年度他産業再生資材の舗装への適用性に関する調査業務
······················
11)ログガード B 種衝突実験(大型車)業務費
12)LED 街路灯評価試験および結果取り纏め
土研 材料地盤研究グループ新材料チーム
·················
··················
13)弾性舗装材を用いた凍結抑制舗装の試験舗装業務
(株)イーエムシー
(社)国土政策研究会
············
住友ゴム工業(株)
(4)地盤・施工に関する研究、調査、試験
1)一般県道姫野能町線 臨時道路交付金 土壌対策検討業務 ···· 富山県 高岡土木センター
2)有明海沿岸道路軟弱地盤対策技術基準作成及び施工技術支援業務
·······························
九州地整 福岡国道事務所
3)平成 19 年度多数アンカー式補強土壁工法設計・施工マニュアル改訂委員会
··························
4)大川佐賀道路軟弱地盤対策技術基準策定支援業務
5)グラウンドアンカー受圧版性能試験
6)廃棄物混じり土への対応方策検討業務
7)佐世保地区地盤環境調査検討業務
····
九州地整 佐賀国道事務所
················
D&S アンカー工法研究会
·····························
··············
-12-
多数アンカー式補強土壁協会事務局
九州地整
九州地整 長崎河川国道事務所
8)「補強土(テールアルメ)壁工法設計・施工マニュアル」改訂委員会
······
9)小谷道路 FEM 解析業務
東京コンサルタンツ(株)
·····························
日本テールアルメ協会
10)気泡混合土取付盛土の設計・施工技術に関する調査業務
···························
11)「ジオファイバー工法」設計・施工マニュアル作成業務
土研 材料地盤研究グループ土質
···················
日特建設(株)
12)「現場発泡ウレタン超軽量盛土工法」設計・施工マニュアル作成業務
·····
イノアック特材(株)
13)「現場発泡ウレタン超軽量盛土工法」設計・施工マニュアル作成業務
······
アキレス(株)
(5)河川・海岸に関する研究、調査、試験
1)平成 18 年度海岸高潮対策工事(県単)(その 2)
······
神奈川県 横須賀土木事務所
2)県単海岸調査委託(九十九里浜再生計画調査) ···· 千葉県 長生地域整備センター
3)鹿嶋海岸粗粒材養浜モデル事業追跡調査業務
··········
4)バリ島海岸保全プロジェクト(Kuta ビーチ)
···················
5)日立市海岸保全の在り方検討業務委託
茨城県 潮来土木事務所
························
日本工営(株)
茨城県 日立市
6)平成 19 年度駿河海岸一色離岸堤工事技術評価業務
···
7)流速計精度測定業務(単価契約@21,000)
·····
土研 水災害研究グループ水文チーム
8)平成 19 年度 霞ヶ浦湖浜変形対策検討業務
········
9)平成 16 年度駿河海岸吉永離岸堤工事
中部地整 静岡河川事務所
関東地整 霞ヶ浦河川事務所
··················
新日鉄エンジニアリング(株)
10)重要課題解決型研究等の推進 先端技術を用いた動的土砂管理と沿岸防災
·····························
11)2007 年 K-academy 河川管理技術研修
························
12)鉄線籠型護岸蓋網部の線材に関する面的摩擦試験
13)平成 19 年度
(独)科学技術振興機構(JST)
海岸高潮対策工事設計業務委託
···········
15)流速計検定台車運転業務
··························
···················
16)安倍川河口部一般海岸における砂州検討
-13-
サクラテック(株)他 2 社
県単(その 6)
·······························
14)大洗海岸保全調査業務委託
K-water Academy
神奈川県 藤沢土木事務所
茨城県 水戸土木事務所
(株)拓和・(株)水文環境・日本大学
·············
安倍川骨材事業協同組合
17)河口域における砂浜の安定性の照査に関する業務
18)相模川河口砂州状況調査委託その 4
19)平成 19 年度
河調単中委
20)日野川河口保全対策
第 1-3 号
··········
国総研 海岸研究室
·························
設計委託
·······
神奈川県 平塚市
大分県 中津土木事務所
·······································
(独)水資源機構
21)県単道路改良(幹線)委託(ヨシ原候補地消波検討)
···························
22)非接触型流速計予備検討会運営業務
23)平成 19 年度
···········
箱型袋体基礎実験 その 1
千葉県 北千葉道路建設事務所
土研 水災害研究グループ水文チーム
························
24)瀬上川溢水対策検討業務委託
··························
25)護岸ブロック水理特性値試験
········
ナカダ産業(株)
(株)水圏科学コンサルタント
旭化成ジオテック(株)・揖斐川工業(株)他 4 社
(6)耐震・耐風に関する研究、調査、試験
1)耐風設計に関する調査
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(社)日本橋梁建設協会
(7)その他に関する研究、調査、試験
1)施設貸付用リーフレット原稿改良事業
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土研 企画部業務課
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土研 企画部業務課
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土研 企画部業務課
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土研 企画部業務課
2)施設貸付用パネル原稿作成業務
3)実験施設紹介資料作成業務
4)緊急時連絡先表示板設置
5)パイプリニューアルシステム工法研究事務局業務
6)熱赤外線事務局
7)ジオテキスタイル務局
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パイプリニューアル工法研究会
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8)ハイグレードソイル研究コンソーシアム
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民間 6 社
民間 25 社
民間 34 社
6.審査証明事業
民間において研究・開発された新技術に建設事業への適切かつ円滑な導入を図りもって新
技術の普及と建設技術水準の向上に貢献することを目的として、当センターでは土木材料技
術に係わる審査証明事業を実施している。平成 19 年度においては次の課題について技術審査
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を行い、審査証明書を交付した。
(1)建設技術審査証明
1)
無排泥粘土遮水壁工法「エコクレイウォール工法」
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2)
鋼管杭先端拡大根固め工法「Super
3)
構造用プレキャストコンクリートブロック積上げ式擁壁「ハイティーウォール」
4)
盛土・地盤補強用ジオグリッド「トレグリッド KG」
5)
水門・樋門の門柱レス自動ゲート設備「オートフラップゲート」
6)
PS 灰と泥土を再利用した粒状地盤材料「HB ソイル」
7)
高延性補強材によるコンクリート構造物の補強方法「SRF 工法」 · 構造品質保証研究所(株)
8)
袋型根固め工法用袋材「スーパー E-ユニット」
KING 工法」
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ライト工業(株)
JFE スチール(株)他 2 社
昭和コンクリート工業(株)
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東レ(株)
(株)協和製作所
清水建設(株)・三興開発(株)
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ナカダ産業(株)
【建設技術審査証明事業で証明された技術の内容変更を行ったもの】
1) 超高強度繊維補強コンクリートを用いた高耐久性薄肉埋設型枠「ダクタルフォーム」
······························· 大平洋セメント(株)
2)
石炭灰(混焼を含む)を利用した路盤・路床・盛土材「ポゾテック」
3)
袋型根固め工法用袋材「E ユニット
E-タイプ・ES-タイプ」
·
三井鉱山(株)
ナカダ産業(株)・小浜製網(株)
【建設技術審査証明事業で証明された技術を更新したもの】
1)
盛土・地盤補強用ジオグリッド「テンサー」
······
三井化学産資(株)・三菱化学産資(株)
2)
土留め擁壁・のり面保護用連続繊維補強土「ジオファイバー」
3)
橋梁用斜材ケーブル「FUT-H 型斜材ケーブル」
4)
構造用プレキャストコンクリートブロック積み上げ式擁壁「ゴールコン」
5)
鉄鋼用耐食性溶融亜鉛アルミニウム合金めっき「タフ Z10」
6)
補強土工法用材料「スパイクグリッド」
7)
排水性盛土補強材「ダイヤベース HS」
8)
騒音低減効果の高い遮音壁「サイレンスキーパー」
(株)熊谷組・日特建設(株)
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(株)エスイー他 2 社
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那須電機鉄工(株)
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(株)ゴールコン
(株)ブリシヂストン
三菱化学産資(株)
(株)イシクラ他 3 社
9)
近接施工を可能にした土留め鋼材「SM-J パイル」
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住友金属工業(株)
10)
コンクリート打継目処理剤「ルガゾール」
11)
コンクリート打継目処理剤「ディスパライト」
12)
溶融亜鉛-11%アルミニウム-3%マグネシウム-0.2%シリコン合金めっき鋼板「スーパーダイマ」
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日本シーカ(株)
日本ジッコウ(株)・共栄社化学(株)
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新日本製鐵(株)
(2)海外建設資材品質審査・証明事業
【建設技術審査証明事業で証明された技術を更新したもの】
1)
吸音型遮音壁「アドバック」
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DURISOL INC.(カナダ)
代理人 アドバック・インターナショナル・コーポレーション
2)
トンネル用裏面緩衝材付き防水シート「WOO JIN CHEMICAL 防水シート」
(株)R&P 宇辰(韓国)
代理人 巨山ジャパン(株)
7.環境保全事業
国土交通省国土技術政策総合研究所及び独立行政法人土木研究所から受託により、研究環境
の保全及び改善に関する業務を実施した。
(1)国土交通省国土技術政策総合研究所
1)実験廃水処理施設保守点検
2)研究用実験設備保守点検
3)クレーン設備点検
4)庁舎等清掃業務他履行確認等業務
(2)独立行政法人土木研究所
1)研究用実験設備保守点検
2)ダム水理実験施設運転巡視
3)管理業務
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