子 ※今年度の教員長期社会体験研修者3名から の報告を連載します。今回は、6~7月の 研修報告です。 岡 部 敏 樹 教 諭 ( 札 幌 市 立 伏 見 小 学 校 )・ イ ト ー ヨ ー カ 堂 ア リ オ 札 幌 店 6・7月のイベントで飲み物等の販売業務を行いました。アリオ札幌の敷地 内にあるエントツ広場は、よさこいソーラン祭りの会場の一つで、露店を出し て食べ物や飲み物の販売をしています。また、豊平川河岸で行われる花火大会 の日には、花火鑑賞のために屋上駐車場を一般開放し、ここでも露店を出して います。花火大会の日は真夏日になったことも あり、冷たい飲み物は飛ぶように売れました。 「ビールください!」 「どちらの銘柄になさいま 飲み物販売業務 すか?」このようなお客様との会話は実に楽し く、また商品を手渡し、代金を受け取った時には、心から「ありがとうござい ます」の言葉と笑顔が出てきます。研修の初めは「発注と品出し」という力仕 事中心の業務で、普段、お客様と直接接することが少なかったので、今回、改 めてコミュニケーションの大切さを実感することができました。また、露店販 よさこいでの鳴子販売 売の醍醐味を存分に味わう、よい機会になりました。 佐々木 徹 教諭(札幌市立澄川中学校)・北海道フットボールクラブ 6月に入り、コンサドーレ札幌東雁来グラウンドと白石区にあるイーワン・ スタジアムの2会場で、ジュニアサッカースクール指導の研修を行いました。 ジュニアサッカースクールは幼稚園児から小学生を対象としたスクールで、そ の目的は、一つのチームを作るということではなく、サッカーを『やってみた い』という子どもたちに、サッカーを『好き』 になってもらうことを主としています。練習プ ログラムも、子どもが遊んでいる感覚の中で、 サッカーの技術の習得ができるように工夫して サッカースクールの準備 います。これまでの中学校での部活動指導とは異なる視点で、サッカーの楽し さを伝える方法を学ぶことができました。今後は、チケット販売の営業業務に も取り組んでいきます。有意義な研修になるよう、残りの2か月間も積極的に 研修していきたいと考えています。 半券チケットの券種分け作業 木 浪 大 教 諭 ( 北 海 道 札 幌 啓 北 商 業 高 等 学 校 )・ 札 幌 市 円 山 動 物 園 研修を始めてから早いもので4か月が過ぎようとしています。現在は「こど も動物園」でモルモットやウサギの飼育を主に担当しています。また、 「ハムハ ムタイム」 (給餌の際の解説)も担当し、充実した毎日を送っています。 こども動物園で飼育している動物は、比較的寿命が短い小動物が多いのです が、日頃元気な動物たちが急に元気がなくなり死んでゆくこともあり、その姿 を目の当たりにするのは辛く、 「生きる」ことは常に「死」と隣り合わせなのだ と改めて実感しています。学校に戻った際には 是非、 「毎日生きていることは当たり前のことで うさぎの目を治療 はなく、ありがたいことなのだ」と、生徒に伝えていきたいと思います。 これからの2か月間は今回の研修の集大成になりますが、まずは自分の担当 している動物たちをしっかりと観察しながら世話をし、こども動物園の充実に 全力を注ぎたいと思います。こども動物園の合言葉「いつも楽しい心のふるさ と-札幌市円山動物園-」のもと、研修に励みたいと思います。 ハムハムタイムの業務
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