Ⅰ 学校法人の概要１沿革本学院は、カトリックの精神に基づく人生観をもった女子教育を目的として設立されたミッションスクールです。設立母体は、１８５９年フランスにおいて創立された「ショファイユの幼きイエズス修道会」であり、総本部をフランスに置き、ミッション活動を行っています。国内では、１８７７年（明治１０年）に事業を開始し、現在日本管区本部を兵庫県宝塚市に置き、全国各地の約３０カ所において、教育事業と社会福祉事業を行っています。１９６１年（昭和３６年）に設立された久留米信愛女学院は、幼稚園・中学校・高等学校・短期大学を併設した長い歴史と伝統をもつ女子教育機関です。 1877年 7月幼きイエズス修道会会員、フランスより来日 1930年 3月聖心幼稚園（久留米市日吉町3丁目9番地、現久留米ｶﾄﾘｯｸ教会内）設置 1961年 2月久留米信愛女学院高等学校設置認可 1962年 3月聖心幼稚園の設置者を宗教法人幼きイエズス修道会から学校法人久留米信愛女学院へ変更認可 1964年 4月聖心幼稚園を本学院敷地内に移転、久留米信愛女学院幼稚園に名称変更 1968年 2月久留米信愛女学院短期大学食物栄養科設置認可 1981年 1月短期大学幼児教育科設置認可 1988年 4月短期大学食物栄養科を生活学科に幼児教育科を幼児教育学科に科名変更 1990年 3月久留米信愛女学院中学校設置認可 1993年 11月短期大学生活学科を改組し、生活文化学科と食物栄養学科を設置認可 2001年 12月短期大学情報社会学科設置認可 2003年 4月 2007年 4月短期大学情報社会学科をビジネスキャリア学科に科名変更 2010年 4月短期大学健康栄養学科をフードデザイン学科に科名変更 2010年 10月短期大学食物栄養学科を健康栄養学科に科名変更生活文化学科廃止学院創立５０周年記念式典挙行２教育方針本学院は、カトリックの精神にもとづく人生観を育て、全人格的開発を目指します。一人ひとりが主体性を確立し、それぞれの可能性を最大限に伸ばして自己形成を図るとともに、物事を正しく判断して行動し、さらに豊かな心をもって社会貢献をする、明朗で健康な人を育成することを、教育の方針としています。 <信愛教育５つの柱> １．キリストの教えに根ざした教育２．一人ひとりを大切にする教育３．能力の開発を目指す教育４．自己形成を促す教育５．社会貢献への態度を形成する教育 <学院のモットー> 『一つの心一つの魂』幼きイエズス修道会の創立者レーヌ・アンティエは、『一つの心一つの魂』という言葉を残しました。幼きイエズス修道会を設立母体とする本学院は、創立者の心を心として、心と力を合わせ、交わりと分かち合いを通して信愛の教育を実現する共同体です。家庭的絆の精神である「一つの心一つの魂」をモットーに、学生・生徒・園児を中心に、教職員・保護者・卒業生が共に歩み、共働していきます。３設置する学校、学科等及び所在地学校名学科名所在地幼児教育学科久留米信愛女学院短期大学ﾌ－ﾄﾞデザイン学科福岡県久留米市御井町2278番地の１ビジネスキャリア学科久留米信愛女学院高等学校普通科福岡県久留米市御井町2278番地の１久留米信愛女学院中学校福岡県久留米市御井町2278番地の１久留米信愛女学院幼稚園福岡県久留米市御井町2278番地の１４学生・生徒・園児数の状況平成２４年５月１日現在の学生・生徒・園児数は以下のとおりです。短期大学学科名入学定員 1年次 2年次計 (a) 収容定員 (b) 充足率（a/b）幼児教育学科 100 86 69 155 200 0.78 ﾌ－ﾄﾞデザイン学科 40 24 40 64 80 0.80 ビジネスキャリア学科 40 29 28 57 80 0.71 計 180 139 137 276 360 0.77 入学定員 1年次 2年次 3年次計 (a) 収容定員 (b) 充足率（a/b） 160 91 108 91 290 480 0.60 90 60 60 67 187 240 0.78 入学定員３歳児４歳児５歳児－ 77 81 87 高等学校・中学校学校名久留米信愛女学院高等学校久留米信愛女学院中学校幼稚園学校名計 (a) 収容定員充足率 (b) （a/b）久留米信愛女学院幼稚園 245 320 0.77 ５．役員・教職員の人数平成２４年５月１日現在の役員・教職員数は以下のとおりです。（１）役員理事７人（理事長１人、常勤理事４人、非常勤理事２人）監事２人（非常勤監事２人）（２）評議員１５人（３）教職員数部門教専任法員兼任職合計人専任員非常勤 2 合計 2 短期大学 28 29 57 17 4 21 高等学校 27 12 39 7 5 12 中学校 17 2 20 3 2 5 幼稚園 18 6 24 2 2 4 計 90 49 139 31 13 44 合