すてきな仲間と歩んでいます。

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西高のステージへ!
21
vol.
2011
甲府西高情報誌
山梨県立甲府西高等学校
Kofu Nishi High School
奏でる喜びをサウンドに乗せて・・・
すてきな仲間と歩んでいます。
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Topics
秋の イベント特集
西高生の活躍がひかる!
秋季関東地区高校野球大会・国体・高校芸術文化祭へ参加
秋空に歓声がこだまする
秋季球技大会と健康の森ウォーキング
未来をサポート… 進路ガイダンス
楽しく科学を学ぶ… 理数探究クラブ
あいさつ運動… 生徒指導部
西高文化の確立を 校長メッセージ
ージ
ホームペ
が
西高
した!
ま
り
な
新しく
西高文化の確立を
西高生の文化力がひかる!
高校芸術文化祭
山梨県高校芸術文化祭は、
山梨 高校芸術文化祭
旬から約1ヶ月間県内各地で開催されました。
内各地
催
甲府西高校からは、
10月下旬から約
総合開会式のファンファーレや合唱隊などへ、100 名以上の規模で参加して会場を盛り上げました。各
部門大会では、吹奏楽部門、美術・工芸部門、文学部門で芸術文化祭賞を受賞、合唱部門、日本音楽部
門、放送部門、書道部門、囲碁部門、将棋部門、茶道部門で優秀賞を受賞するなど、多くの部門で上位入
賞を果たしました。来年の夏に開催される全国高等学校総合文化祭「富山大会」へは、吹奏楽部、美術
部、放送部の出場が決定しています。囲碁・将棋部門は来年 5月に選考大会が開催されますが、上位入賞
が期待されます。西高生の日々の努力が実を結んでいます。
吹奏楽 美術・工芸 文学部門で芸術文化祭賞に輝く
2年次 村山 正博(押原中)
恵まれている 吹奏楽部門
私たちは「恵まれている」そう感じます。他の部より
多く練習ができるとかそういうことではなく、
「 人」に
恵まれている、と強く感じます。同じ学校で同じ目標を
持ち部活動に励む仲間や顧問の先生方との出会い、保
護者の方々などのサポート。また、それだけでなく、大
会が終わり帰ってくると学校で多くの方々にねぎらい
の言葉を頂きました。このような方々の存在を励みに
し、来年の富山大会でもベストを尽くしたいと思ってい
ます。
みんなの支えがありました
美術・工芸部門
(絵画)
美術部2年生で記念撮影
近県であっても旅をすると、県内にいるのと違って、微妙にイントネ
ーションの違う言葉遣いや生活リズムに気づかされる。旅のおもしろ
さは見慣れた生活から離れ、その地方の自然や、食文化の違い等に触
れ触発されることである。
しかし、最近はどこにいっても同じコンビニエンスストアやファミリ
ーレストランが目につき、日常から離れた楽しみを味わう機会が少な
くなりつつある。このままだと、しばらくすると方言は聞かれなくな
り、同じ町並み、同じ料理、同じ生活習慣となり、味気ない世の中にな
るような気がする。これは国内だけの話しではない。まだ遠い話かも
しれないが、国際化が進み画一化が進むと、外国でさえも異文化を感
じる機会が少なくなっていくように思える。
強烈なインパクトが人間の創造力や行動をかりたてることを考える
と、均一化した世の中は人間の意欲の喪失に繋がる。見慣れない自然
や生活習慣、自分と異なる思考・異なる趣味や技能を持った人間に私
八巻 良一
たちは触発されるのである。
現在、甲府西高校は自己表現の機会を生徒一人ひとりに与える取り
組みを行っている。学校行事・部活動・生徒会活動はもとより、貢川地
区で行われている、
「貢川アートフェスタ」に協賛して、この12月に行わ
れた「西高あーと展」などもその一環である。こうした取り組みは、自
分を語れる人間になって欲しいからである。自分はこういう人間だと
いうことを、周りの人に語れるものを持っていることは、人間として魅
力的である。それは読書家としての自分でも良いし、音楽評論家でも
良い、絵画でも登山でも釣りでも数学の難問に挑戦する人でも良い。
甲府西高校には多様な考え、多様な才能、多様な特技を持った生徒が
いて話すと楽しい、そんな学校が西高の目指すべき理想の姿である。
それには、生徒一人ひとりが自らを磨き、表現する訓練を重ねること
が大切である。こうした活動から個性的で魅力的な人材が輩出し、そ
れが学校の特色となり西高の文化として定着することを願っている。
自分らしさを
大事にしたい
2年次 志村 果南(勝沼中)
今回は、いつも通学で利用する
電車から降りてくる「人間」を「豚」
にイメージして描きました。技術的
に悩んだり、どうやって表 現する
かについて悩んだりして挫折しそ
うになった時もありました。しか
し 、顧 問 の 先 生 や 先 輩 方 の ご 指
導、部員同士の励ましで何とか完
成させることが できました。美 術
部みんなの支えがあって受賞でき
た作品だと思います。
校長
3年次 岸本 英里香
(甲府北東中)
文学部門
(小説)
高校生活最後の作品として、納得のいくものが書け
ました。小説を書くようになったきっかけは、1年の夏
休みに宿題として執筆した作品が芸文祭で入賞したこ
とです。小さい頃から読書は好きでしたが、自分がこう
して物語をつくるようになるとは思ってもいませんで
した。今では自分の大きな支えの一つとなっています。
まだまだ未熟なところが多くありますが、これからも
自分らしい作品を書いていきたいと思います。 芸文祭ポスター部門 最優秀賞
2 年次 磯野優夏さんのデザインが見事ポスターに選出されま
した。磯野さんは「私の中のテーマは“天体観測”です。少年から見
える望遠鏡の景色を想像し、イメージをふくらませながら描きま
した。景色の中に、新しい発見・感動を求める姿をイメージしまし
た。」と語っています。
秋季関東地区 高校野球大会
秋季関東地区高校野球大会が10月29日から小瀬野球場
で開催され、本校も 31年ぶりに春秋あわせて 3 度目の出場
を果たしました。試合は 29日に、千葉県1位出場の千葉英和
高校との間に行われ、残念ながら敗れてしまいました。しか
し、選手はこれまでの体験を通して、自分たちが取り組んで
きたことへの自信や、多くの方に支えられながらプレーでき
る事への感謝の気持ちを深めたものと思います。また、関東
のレベルの高さを肌で感じ、新たな目標を持ち練習に励む
決意を固めたことと確信しています。生徒のみでなく、多く
の保護者や同窓生・地域の皆様からもたくさんの応援を頂
きました。
今、自分にできる事を考える
「視野を広く持って、今、自分が何をやらなければならないかを考える」。この言葉は、私が常に念頭
においている言葉です。今回山梨県大会の準優勝は、この言葉を部員全員が理解してくれて、皆で一
つの目標に向かって努力し、同じ方向を向いて野球ができた結果だと思います。多くの経験と課題を
得る事が出来た実りある秋に満足せずに、来年の春・夏と成長した自分に出会い、大きな花を咲かせ
られるように厳しい冬を笑顔で乗り越えたいです。
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う
と
で
め
出場お
国体・関東大会・新人戦も健闘しています! 国体に出場して
YBS杯で優勝!
放送部は、YBS 杯県下高校放送コンテストの朗読部門で、2
年次の林 聖海さんが見事優勝しました。林さんは、県高校芸
文祭のアナウンス部門で優秀賞を受賞し、全国総文祭「富山
大会」への出場も獲得しています。
秋を感じて、駆ける・挑む
スポーツの秋を堪能する学校行事
スポ
ツの秋を堪能する学校行事
秋季球技大会
秋季球技大会は、やや暑いくらいの秋の日差しに恵まれた9月29日に行われ
ました。すばらしい秋空の下、グラウンドや体育館が、精一杯プレーする選手や
応援する生徒の若いエネルギーで満たされ、誰もが思いきり楽しみ、たくさん
の思い出が残された行事となりました。球技大会は、生徒会本部が中心となり、
ルール作りや1日の行程表など生徒協議会で決定しています。当日は、鳳凰祭
(学園祭)と同様に、体育委員と協力して全校みんなで運営する行事です。サッ
カー・ソフトボール・バレーボール・バスケットボールの全種目がスムースに進
み、充実した1日となりました。
陸上部は、関東大会(東京都開催)に800m、5,000m、110mハードル、棒高
跳び、4×100mリレーの 5 種目に出場。国民体育大会(山口大会)には、1年次
の横谷真人君が県代表として少年B男子110mハードルに出場しました。県弓
道連盟主催の「山梨県女子弓道大会」で、2年次の一瀬愛華さん、塚原佑花さ
ん、内田海凪さんのチームが、高校団体の部で優勝しました。山岳部(男子)
は、本県で開催された関東大会に出場し、無事完走しました。バスケットボー
ル部男子は、1年生大会で、見事パート優勝を果たしました。その後開催され
たウインターカップでは 3位と健闘しています。いずれも西高生の普段の練習
の成果があらわれた結果でした。
10 月12日、快晴の空の下「健
康の森ウォーキング」大会がス
タートしました。全長15 . 4 k m
をそれぞ れ の計 画のもとに走
る生徒、ひたすら歩き続ける生
徒など、思い思いの秋を満喫し
たようです。ウォーキング大会
の目的は、自分で目標を立てて、健康を増進しようとい
うものです。甲府の緑が丘スポーツ公園をスタートし、
千代田湖まで上り坂の山道が続きます。途中の見晴台
や、折り返し地点の健康の森では、はじまりかけた紅
葉を堪能し、甲府盆地を一望できます。汗をかきつつ
も、友達と話しをしながらの散策気分も味わえる行事
は、甲府西高ならではの魅力です。
2年次 梶原 二聖(玉穂中)
人
1年次 横谷 真人
(甲府南中)
中)
私は 10 月に山口県で行われた国民体育大会に、
110 mH の山梨県代表選手として出場させていただ
きました。全国の高いレベルを実際に体験すること
ができ、自分の課題を見つけることが出来ました。
陸上部は毎年関東大会に出場する選手も多く、切磋
琢磨することの出来るとても良い環境です。部活動
と勉強の両立は大変ですが、毎日少しでも勉強する
よう心がけています。これからも記録を伸ばせるよ
う努力していきたいと思います。
健康の森ウォーキング
医学・薬学、
国際関係など未来をサポート 充実した進路ガイダンス
1年次では、進路について職業別・学問別のガイダンスを充実させています。今年は、10月21日と11月11日に
行い、職業別に13 講座、学問別に14 講座を設けました。職業別では、医師・薬剤師・看護師・司法書士・福祉・
行政職・教員・文学語学系・経営ビジネス・法律・マスコミ・建築土木・生物農学・コンピュータから西高 OB の社
会人を中心に講師をお願いしました。また、学問別では、国際関係・心理・教育・英文学・法学・経済経営・食物
栄養・コンピュータ工学・機械工学・化学・生命工学・医学・薬学・看護学において大学教授から講義を受けまし
た。ガイダンスを通じて、仕事の魅力を発見したり、学問として学ぶ意義を知り自分自身の進路目標を達成する
ための意欲を高めています。以下、学問別から生徒の感想を挙げてみます。
「外科とは」
…外科の歴史と現在
テーマ
「マスコミの仕事」
アナウンサーについて
テーマ
1年次 男子生徒
肺臓のがんと住血吸虫の関係があると思い京都からわ
ざわざ山梨に来て調べようとする気持ちはとてもすごいと思っ
た。
もっと医学に興味を持ちいろいろな分野に対し
て疑問を
持たなければならない。
医者には気持ち、
学問への情熱、
技
術が必要。
昔は手術を家でやったり手を洗わずにやったりし
て
今とは全然違うやり方を用いていることがわかっ
いると知り、
た。
将来、
自分がやるべきことを探し、
そのために何をするべき
か考えることが大切だとわかった。
1年次 女子生徒
自分が想像し
ていた仕事のイメージととても違った。
「自分で取
材し、
原稿をかく力」
が必要で、
更にそこに行きつく
までには、
調査を
したりなど準備が大切。
正直、
ただ読むだけだと思っていたので驚い
た。
また、
日々の言葉使いや気配りなどを意識することが大切。
そう
自然となるので、
もっと大事にしようと
することで、
緊張していても、
思った。
アナウンサーの仕事は、
思っていたよりも大変だと思った。
ひ
とつの番組をつく
りあげるのには、
たく
さんの力が必要で、
それを伝え
るアンカーがアナウンサーだということになんだか感動した。
科 学 を 深 める。理数探究クラブの研修旅行
日土曜日に、
土曜日に 理数
理数探究クラブで
探究ク ブで『県外研修旅行
『県外研修旅行』にいってまいりました。東京慈恵会医科大学と国立
11月12日
科学博物館を見学してきました。東京慈恵会医科大学では、伝統のある標本室を見学させていただきました。
標本を拝見し、人間の尊厳を感じました。正しい知識をしっかりと積み重ねた上で、責任を持って仕事に取り組
むために、今の、私たちが、日常の学習を真剣に行なう大切さを感じました。大学の顕微鏡を使って、病原菌を
カウントしたり、研究のための、動物たちを実際に扱ったりして、生命に携わる緊張感も感じました。国立科学
博物館では、日本の歴史や科学の発展を学ぶことができました。
秋のあいさつ運動
朝を元気な挨拶で始めよう!
挨拶は最も大切なマナーの一つであり、挨拶が
しっかりできないと社会に出ても認めてもらえま
せん。また、人間関係もうまくいかなくなることも
あります。
全校で朝の挨拶を交わし、明るくさわやかな一
日をスタートさせるためにも、本校では 6 月と10
月の年 2回、風紀委員による「朝のあいさつ運動」
を実施しています。一週間、毎日数名の風紀委員
が 率先して「おはようございます」と声をかけて
います。また各クラスで「あいさつ」ポスターを作
成し、廊下に掲示しています。
全国高校総体シンボルマークに選出されました。
平成 26 年度に山梨・東京・千葉・神奈川の1都 3 県
で共同開催される全国高校総体(インターハイ)のシ
ンボルマークに、3 年次の栁本薫さんの作品が採用
されることになりました。シンボルマークには 4 都県
が協力して一つの大会を推進していくイメージを鮮や
かな色彩で表現しています。その表彰式が10 月に都
内 で行 わ れ ました 。柳
本さん の 作 品 は 、今 後
大 会 のメダル や 賞 状、
新 聞 の見 出しなど、
色々なところで 使 用さ
れることになります。
*stage /steIdʒ/
〔「立っている場所」が原義〕
名 複 ∼s /- IZ/ )C
( nstage
Kofu Nishi High School
県教育長と記念撮影
〒400-0064 山梨県甲府市下飯田4丁目1-1
TEL:055-228-5161 FAX:055-228-5164
URL http://www.nishi.kai.ed.jp/
発行日 2011.12 編集 広報委員会
1 舞台、ステージ《◆世界の象徴》
2〔活動の〕舞台、場所〔for, of〕
3(発達・発展などの)段階、時期
用例)
1 N-stage 西高生の時代(時期)
2 N-stages 西高生の活躍舞台