LabVIEW リリースノート ™ LabVIEW 2011 インストールガイド このリリースノートには、LabVIEW のインストール手順と、システム要件が記載さ れています。 旧バージョンの LabVIEW からアップグレードする場合は、LabVIEW 2011 をインス トールする前にアップグレードパッケージに付属する『LabVIEW アップグレード ノート』をお読みください。既存の VI を LabVIEW 2011 用に変換する際には、いく つかの問題点にご注意ください。 目次 LabVIEW 2011 をインストールする ......................................................................................................1 Windows....................................................................................................................................................2 Mac OS X..................................................................................................................................................5 Linux.............................................................................................................................................................7 LabVIEW アドオンをインストールする ..............................................................................................10 LabVIEW ライセンスをアクティブ化する(Windows)..............................................................11 LabVIEW、モジュール、またはツールキットを評価する...............................................12 シングルシートライセンスとボリュームライセンス.........................................................12 ハードウェアをインストールして構成する......................................................................................13 Windows....................................................................................................................................................13 Mac OS X..................................................................................................................................................13 Linux.............................................................................................................................................................14 詳細情報 ..............................................................................................................................................................14 LabVIEW 2011 をインストールする このセクションには、各オペレーティングシステムにおけるシステム要件およびイン ストール手順が記載されています。LabVIEW をインストールする前に、ご使用のオ ペレーティングシステムのシステム要件をご確認ください。 インストール中にエラーが発生した場合は、ナショナルインスツルメンツのウェブサ イト ni.com/jp/support を参照してください。 Windows 表 1 は、Windows で LabVIEW 2011 を実行する場合に必要なシステム要件を示して います。 表 1. Windows システム要件 Windows ランタイムエンジン 開発環境 プロセッサ Pentium III/Celeron 866 MHz ま たは同等のプロセッサ Pentium 4/M、または同等のプ ロセッサ RAM 256 MB 1 GB 画面解像度 1024 × 768 ピクセル 1024 × 768 ピクセル オペレー ティングシ ステム Windows 7/Vista/XP SP2/ Windows Server 2003 R2 (32 ビット)/ Windows Server 2008 R2 (64 ビット) Windows 7/Vista/XP SP2/ Windows Server 2003 R2 (32 ビット)/ Windows Server 2008 R2 (64 ビット) ディスク容 量 340 MB 3.3 GB(NI デバイスドライバ DVD のデフォルトドライバを 含む) カラーパ レット 該当なし LabVIEW および『LabVIEW ヘ ルプ』には、16 ビットカラー のグラフィックが含まれていま す。LabVIEW では、16 ビット カラー以上のカラーパレットの 設定が必要です。 一時ファイ ルディレク トリ 該当なし LabVIEW は一時ファイルを保 存するためにディレクトリを使 用します。従って、一時ディレ クトリ用に数メガバイトのディ スク空き容量を確保してくださ い。 Adobe Reader 該当なし すべての LabVIEW マニュアル の PDF 版を検索するには、 Adobe Reader がインストール 済みである必要があります。 メモ : 以下の一覧には、Windows で LabVIEW を使用する場合の制限事項が記載されていま す。 • • LabVIEW は、Windows 2000/NT/Me/98/95 または Windows XP x64 をサポートし ていません。 ユーザは Windows のゲストアカウントを使用して LabVIEW にアクセスできませ ん。 LabVIEW リリースノート 2 ni.com/jp LabVIEW プラットフォーム DVD には、LabVIEW と以下のモジュール / ツールキッ トが付属しています。 データ管理およびレポート機能 Real-Time • Database Connectivity(データベースコネク ティビティ)ツールキット • DataFinder ツールキット • Internet(インターネット開発)ツールキット • Report Generation(レポート生成)ツール キット、Microsoft Office 用 • Real-Time Execution Trace(実行ト レース)ツールキット • Real-Time モジュール Embedded ( モバイルおよび Robotics) • Mobile(モバイル)モジュール • Robotics モジュール FPGA • Virtex-II 以外の FPGA デバイス用コンパイル ツール • Virtex-II FPGA デバイス用コンパイルツール • FPGA Compile Farm ツールキット • FPGA モジュール 信号処理、解析、および数学 • Adaptive Filters(適応フィルタ)ツー ルキット • Advanced Signal Processing(上級信 号処理)ツールキット • Digital Filter Design(デジタルフィルタ 設計)ツールキット • Jitter Analysis ツールキット • MathScript RT モジュール • 音響 / 振動計測ソフトウェアパッケー ジ シミュレーションおよび制御 画像集録および画像処理 • Vision Development(Vision 開発)モジュー ル 工業用監視 • Datalogging and Supervisory Control (データロギング / 監視制御)モジュール • Touch Panel(タッチパネル)モジュール • Control Design and Simulation(制御系 設計 / シミュレーション)モジュール • PID and Fuzzy Logic(PID/ ファジーロ ジック)ツールキット • Simulation Interface(シミュレーショ ンインタフェース)ツールキット • System Identification(システム同定) ツールキット ソフトウェア開発およびデプロイメント • Desktop Execution Trace(デスクトッ プ実行トレース)ツールキット • Statechart(ステートチャート)モ ジュール • Unit Test Framework(ユニットテスト フレームワーク)ツールキット • VI Analyzer(VI アナライザ)ツール キット 対話式データロギングと計測 • LabVIEW SignalExpress モーションコントロール • NI Motion Assistant • NI SoftMotion モジュール メモ なお、Mobile モジュールデプロイメントオプションアドオンは、新 規リリースとサポートの終了が決定しました。Mobile モジュールデプロイ メントオプションアドオンが含まれる LabVIEW は、LabVIEW 2011 で最後 となります。Mobile モジュールをすでにご使用のお客様に対しては、 NI LabVIEW ライフサイクルポリシー(ni.com/labview/ product-lifecycle/ja)に基づき引き続きサポートさせていただきま す。 © National Instruments Corporation 3 LabVIEW リリースノート これらのアドオンを購入済みの場合は、LabVIEW プラットフォーム DVD からインス トールできます。購入前にアドオンを評価するには、LabVIEW プラットフォーム DVD からインストールして 30 日間試用できます。 Windows 用 LabVIEW をインストールするには、以下の手順に従ってください。 1. 管理者または管理者権限を持つユーザとしてログオンします。 2. インストールを始める前に自動ウイルス検出プログラムを無効にしてください。 一部のウィルス検出プログラムは、インストーラの実行を妨げる場合がありま す。 3. LabVIEW プラットフォーム DVD 1 を挿入します。 メモ 製品を NI ソフトウェアスイートまたは NI 製品バンドルの一部とし て購入した場合は、それらのインストールメディアからその製品をインス トールできます。 4. 画面の指示に従って、LabVIEW とモジュールまたはツールキットをインストー ルおよびアクティブ化します。 メモ 一部の LabVIEW 製品には、追加のシステム要件がある場合がありま す。製品リストで各製品を選択して、ウィンドウの下の説明フィールドに 記載されている追加システム要件をインストール先のコンピュータが満た しているか確認してください。 5. (オプション)画面の指示に従って、ナショナルインスツルメンツの製品のデバ イスドライバをインストールします。詳細は、このドキュメントの「ハードウェ アをインストールして構成する」セクションを参照してください。 6. (オプション)LabVIEW プラットフォーム DVD に含まれていない LabVIEW アド オンをインストールします。詳細は、このドキュメントの「LabVIEW アドオン をインストールする」セクションを参照してください。 メモ アプリケーションビルダを使用することにより、LabVIEW で開発し たスタンドアロンアプリケーションを作成およびデプロイできます。アプ リケーションビルダは、LabVIEW インストール時にインストールされま す。LabVIEW プロフェッショナル開発システムをアクティブ化すると、ア プリケーションビルダが自動的にアクティブ化されます。LabVIEW ベース パッケージまたは LabVIEW 開発システムをアクティブ化した場合は、アプ リケーションビルダを別途購入してアクティブ化する必要があります。 アプリケーションビルダは、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト (ni.com/info)で Info Code として exd8yy と入力すると表示される アップグレードアドバイザから購入できます。 7. インストール後、無効にしたウィルス検出プログラムを有効にします。 8. (オプション)ナショナルインスツルメンツのハードウェアをインストールおよ び構成します。詳細は、このドキュメントの「ハードウェアをインストールして 構成する」セクションを参照してください。 LabVIEW リリースノート 4 ni.com/jp 9. LabVIEW の起動および使用の詳細については、このドキュメントの「詳細情報」 のセクションを参照してください。 メモ Windows Vista または Windows XP を使用している場合は、LabVIEW または NI サンプルファインダを初めて起動すると Windows セキュリティ の重要な警告ダイアログボックスが表示されます。ブロックするオプショ ンを選択すると、LabVIEW VI サーバ、LabVIEW ウェブサーバ、その他の LabVIEW で開発されたすべてのサーバがリモートコンピュータからの接続 要求を受け取ることができなくなります。LabVIEW の機能を変更すること なく起動できるようにコンピュータを構成するには、ブロックを解除する オプションを選択してください。この問題に関する詳細な説明を参照する には、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com/info)にア クセスし、Info Code として jpudt9 と入力してください。 すでにインストールされている LabVIEW を修正したり LabVIEW 2011 をアンインス トールするには、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」で National Instruments ソフトウェア を選択します。インストールを変更すると、ナショナルイ ンスツルメンツのソフトウェアの一覧が表示されます。個々のコンポーネントを追加 または削除するか、製品をアンインストールするには、リストから製品を選択しま す。複数の製品を削除するには、<Shift> キーまたは <Ctrl> キーを押しながら製品を 選択します。 Mac OS X 表 2 は、Mac OS X で LabVIEW 2011 を実行する場合に必要なシステム要件を示して います。 表 2. Mac OS X システム要件 Mac OS X ランタイムエンジン 開発環境 プロセッサ Intel ベースプロセッサ Intel ベースプロセッサ RAM 256 MB 1 GB 画面解像度 1024 × 768 ピクセル 1024 × 768 ピクセル オペレーティング システム Mac OS X 10.5 または 10.6 Mac OS X 10.5 または 10.6 ディスク容量 563 MB 1.2 GB(ドライバを除いた完 全インストールの場合) カラーパレット 該当なし LabVIEW および『LabVIEW ヘルプ』には、16 ビットカ ラーのグラフィックが含まれ ています。LabVIEW では、16 ビットカラー以上のカラーパ レットの設定が必要です。 © National Instruments Corporation 5 LabVIEW リリースノート 表 2. Mac OS X システム要件 (続き) Mac OS X ランタイムエンジン 開発環境 一時ファイルディ レクトリ 該当なし LabVIEW は一時ファイルを保 存するためにディレクトリを 使用します。従って、一時 ディレクトリ用に数メガバイ トのディスク空き容量を確保 してください。 Adobe Reader 該当なし すべての LabVIEW マニュア ルの PDF 版を検索するには、 Adobe Reader がインストー ル済みである必要がありま す。 メモ : 『LabVIEW ヘルプ』を表示するには、Firefox 1.0.2 以降または Safari 1.3.2 以降のバー ジョンをご使用されることを推奨します。 Mac OS X 用 LabVIEW をインストールするには、以下の手順に従ってください。 1. インストールを始める前に自動ウイルス検出プログラムを無効にしてください。 一部のウィルス検出プログラムは、インストーラの実行を妨げる場合がありま す。 2. LabVIEW 2011 インストールメディアを挿入します。 3. 適切なインストールプログラムを実行します。 LabVIEW 2011 のインストールでは、以下のインストールのタイプが有効です。 • Easy Install—LabVIEW、NI-488.2 ドライバ、NI-VISA ドライバを含む、すべ ての LabVIEW 2011 ファイルをインストールします。これは LabVIEW のデ フォルトのインストールです。 • Custom Install— このオプションを選択すると、インストールするファイル を選択できます。Custom Install を選択するには、Installation Type ページ で Customize ボタンをクリックします。LabVIEW 2011 の実行に必要な一連 の中核となる LabVIEW ファイルをインストールするには、LabVIEW 2011 コンポーネントを選択する必要があります。 4. 画面に表示される指示に従ってください。 5. インストール後、無効にしたウィルス検出プログラムを有効にします。 6. (オプション)LabVIEW アドオンをインストールします。詳細は、このドキュメ ントの「LabVIEW アドオンをインストールする」セクションを参照してくださ い。 LabVIEW リリースノート 6 ni.com/jp メモ NI LabVIEW アプリケーションビルダを使用することにより、 LabVIEW で開発したスタンドアロンアプリケーションを作成およびデプロ イできます。アプリケーションビルダは、LabVIEW プロフェッショナル開 発システムをインストールする際にインストールされます。LabVIEW 開発 システムをインストールした場合は、アプリケーションビルダを別途購入 する必要があります。アプリケーションビルダは、ナショナルインスツル メンツのウェブサイト(ni.com/info)で Info Code として exd8yy と入 力すると表示されるアップグレードアドバイザから購入できます。 7. (オプション)ナショナルインスツルメンツのハードウェアをインストールおよ び構成します。詳細は、このドキュメントの「ハードウェアをインストールして 構成する」セクションを参照してください。 8. LabVIEW の起動および使用の詳細については、このドキュメントの「詳細情報」 のセクションを参照してください。 デフォルト以外の場所に LabVIEW をインストールすることはできませんが、 インストールした後で LabVIEW 2011 ディレクトリを移動することはできます。 LabVIEW 2011 ディレクトリをデフォルト以外の場所に移動した場合、その LabVIEW 2011 ディレクトリをデフォルトの場所に戻さない限り、ディレクトリのア ンインストールおよび削除は行われません。 LabVIEW 2011 をアンインストールするには、Terminal シェルからインストールメ ディア上の Uninstall.sh シェルスクリプトを実行します。スクリプトの指示に 従ってファイルを削除し、LabVIEW をアンインストールします。LabVIEW 2011 ディレクトリに追加または変更したファイルを保持するには、LabVIEW 2011 をアン インストールする前にファイルを別の場所に保存してください。 Linux 表 3 は、Linux で LabVIEW 2011 を実行する場合に必要なシステム要件を示していま す。 表 3. Linux OS システム要件 Linux OS ランタイムエンジン 開発環境 プロセッサ Pentium III/Celeron 866 MHz または同等のプロセッサ Pentium 4/M、または同等の プロセッサ RAM 256 MB 1 GB 画面解像度 1024 × 768 ピクセル 1024 × 768 ピクセル オペレーティン グシステム Linux カーネル 2.2x、2.4x、 または 2.6x、および GNU C Library(glibc)バージョン 2.2.4 またはそれ以降(Intel x86 アーキテクチャ) Red Hat Enterprise Linux Desktop + Workstation 5 また はそれ以降、open SUSE 11.2 またはそれ以降、あるいは Scientific Linux 6 またはそれ以 降 © National Instruments Corporation 7 LabVIEW リリースノート 表 3. Linux OS システム要件 (続き) Linux OS ランタイムエンジン 開発環境 ディスク容量 125 MB 1.2 GB(ドライバを除いた完 全インストールの場合) カラーパレット 該当なし LabVIEW および『LabVIEW ヘ ルプ』には、16 ビットカラー のグラフィックが含まれてい ます。LabVIEW では、16 ビッ トカラー以上のカラーパレッ トの設定が必要です。 一時ファイル ディレクトリ 該当なし LabVIEW は一時ファイルを保 存するためにディレクトリを 使用します。従って、一時 ディレクトリ用に数メガバイ トのディスク空き容量を確保 してください。 Adobe Reader 該当なし すべての LabVIEW マニュアル の PDF 版を検索するには、 Adobe Reader がインストー ル済みである必要があります。 メモ : 『LabVIEW ヘルプ』を表示するには、Firefox 1.0.2 以降または Mozilla 1.2 以降のバー ジョンをご使用されることを推奨します。 Linux 対応 LabVIEW をインストールするには、以下の手順に従ってください。 1. root でシステムにログインします。 2. LabVIEW 2011 インストールメディアを挿入します。mount /mnt/cdrom コマン ドでメディアをマウントします。システムによっては、メディアが自動的にマウ ントされます。 3. 現在のディレクトリをメディアをマウントしたディレクトリに変更するには、次 のコマンドを入力します。 cd /mnt/cdrom 4. インストールスクリプトを実行するには、次のコマンドを入力します。 sh ./INSTALL 5. (オプション)LabVIEW アドオンをインストールします。詳細は、このドキュメ ントの「LabVIEW アドオンをインストールする」セクションを参照してくださ い。 LabVIEW リリースノート 8 ni.com/jp メモ NI LabVIEW アプリケーションビルダを使用することにより、 LabVIEW で開発したスタンドアロンアプリケーションを作成およびデプロ イできます。アプリケーションビルダは、LabVIEW プロフェッショナル開 発システムをインストールする際にインストールされます。LabVIEW 開発 システムをインストールした場合は、アプリケーションビルダを別途購入 する必要があります。アプリケーションビルダは、ナショナルインスツル メンツのウェブサイト(ni.com/info)で Info Code として exd8yy と入 力すると表示されるアップグレードアドバイザから購入できます。 6. (オプション)ナショナルインスツルメンツのハードウェアをインストールおよ び構成します。詳細は、このドキュメントの「ハードウェアをインストールして 構成する」セクションを参照してください。 7. LabVIEW の起動および使用の詳細については、このドキュメントの「詳細情報」 のセクションを参照してください。 メモ Mac OS X および Linux 用アカデミックサイトライセンスインストー ルメディアの形式は、Mac Extended HFS+ です。Linux システム上でアカ デミックサイトライセンスインストールメディアをマウントできない場合 は、以下のコマンドの 1 つを使用してください。 mount -t hfsplus /dev/scd0 /mnt/cdrom mount -t hfsplus /dev/scd0 /media/cdrom INSTALL スクリプトは、LabVIEW を /usr/local ディレクトリにインストールしま す。また、このスクリプトはオプションで、NI-VISA および NI-488.2 ドライバのイン ストールスクリプトを実行します。INSTALL スクリプトは、.rpm 形式をサポートし ているシステムにインストールする場合は rpm を使用し、その他のシステムに直接 インストールする場合は rpm アーカイブを解凍します。また、Red Hat やその他の rpm ベースシステムの rpm(または GUI rpm ベースのインストール用ツール)を使用 するか、rpm が存在しないシステムでは LabVIEW インストールメディアの bin ディ レクトリにあるユーティリティを使用して、手動でインストールすることもできま す。 デフォルトの場所に Netscape または Mozilla をインストールした場合、LabVIEW の インストールプログラムによってブラウザプラグインが自動的にインストールされ、 ウェブブラウザを使用してフロントパネルをリモート表示 / 制御できるようになりま す。ブラウザプラグインを手動でインストールするには、LabVIEW ランタイムエン ジンをインストールし、/usr/local/lib/LabVIEW-2011/LV2011NPlugin.so を /usr/lib/netscape/plugins、/usr/lib/mozilla/plugins、または /usr/ lib/firefox/plugins などのブラウザプラグインディレクトリにコピーします。 カスタムインストールの手順やその他の情報については、/mnt/cdrom にある README.html または README.txt ドキュメントを参照してください。 © National Instruments Corporation 9 LabVIEW リリースノート Linux での一般的な LabVIEW 起動エラー Linux 対応 LabVIEW の起動時に発生する可能性のある一般的なエラーを以下の表に 示します。 エラー Xlib: connection to :0.0 refused by server client is not authorized to connect to server internal error during connection authorization check 考えられる原因および解決策 考えられる原因 — ウィンドウを開く権限のな いユーザが、ディスプレイサーバ上で LabVIEW を起動しようとしています。通常、 root(スーパーユーザ)など、一時的に異な るユーザ名で su コマンドを実行した後に発生 します。 解決策 —su コマンドを終了して、ログイン ユーザとして LabVIEW を起動するか、xhost または xauth コマンドを使用してディスプレ イサーバ上にウィンドウを開く権限を取得し ます。 Linux 対応 LabVIEW の起動時に発生する可能性がある上記以外のエラーについては、 ナショナルインスツルメンツのウェブサイト ni.com/jp/support を参照してくだ さい。 LabVIEW アドオンをインストールする LabVIEW プラットフォーム DVD に存在しないツールキットのバージョンの一部は LabVIEW 2011 で動作しません。互換性がないツールキットをインストールすると、 一部のツールキットの機能や LabVIEW が不正な動作をする可能性があります。 LabVIEW 2011 プラットフォーム DVD からインストールするモジュールおよびツー ルキットは、LabVIEW 2011 と互換性があります。このセクションでは、LabVIEW プ ラットフォーム DVD に含まれていないアドオンをインストールする方法について説 明します。 LabVIEW アドオンをインストールするには、以下の手順に従ってください。 1. 各 LabVIEW アドオンと LabVIEW の現行バージョンの互換性を確認するには、 ナショナルインスツルメンツのウェブサイト(ni.com/jp/info)で Info Code として jp5wbz を入力してください。 2. インストールを始める前に自動ウイルス検出プログラムを無効にしてください。 一部のウィルス検出プログラムは、インストーラの実行を妨げる場合がありま す。 3. LabVIEW アドオンのインストールメディアを挿入し、画面に表示される指示に 従います。 4. インストール後、無効にしたウィルス検出プログラムを有効にします。 ナショナルインスツルメンツのアドオン製品の詳細については、ナショナルインスツ ルメンツのウェブサイト ni.com/labview/family を参照してください。 LabVIEW リリースノート 10 ni.com/jp LabVIEW ライセンスをアクティブ化する (Windows) メモ (Mac OS X と Linux)LabVIEW をアクティブ化する必要はありませ ん。 ナショナルインスツルメンツでは、評価版ソフトウェアのサポートの向上、ソフト ウェアの機能拡張、大規模な組織におけるライセンス管理のサポートを行うためにア クティブ化を利用しています。ナショナルインスツルメンツのソフトウェアライセン スの詳細については、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトの ni.com/license のページで、よくある質問、リソース、技術サポートに関する情報 を参照してください。 購入済みの LabVIEW、モジュール、ツールキットのライセンスは、インストール時 にアクティブ化できます。インストールした各 LabVIEW、モジュール、ツールキッ トに対して有効なライセンスをアクティブ化しない場合、製品は評価モードで実行さ れます。評価期間は、製品のインストール後に初めて製品を起動した日から 30 日間 です。評価期間の終了後に LabVIEW を続けて使用するには、有効な LabVIEW ライ センスをアクティブ化する必要があります。 製品のライセンスをアクティブ化するには、ソフトウェアキット付属の Certificate of Ownership に記載されているシリアル番号を使用します。ソフトウェアキットに Certificate of Ownership が付属していない場合、シリアル番号は製品納品書または 出荷ラベルに記載されています。アクティブ化する製品のバージョンを購入した場 合、アクティブ化する製品の以前のバージョンのシリアル番号で製品をアクティブ化 できます。LabVIEW ライセンスをアクティブ化するには、以下の手順に従ってくだ さい。 • インストールを行う際、インストールとアクティブ化の完了時に表示される画面 にシリアル番号を入力します。 • 評価モードで LabVIEW を起動した後、LabVIEW ダイアログボックスで製品をア クティブ化ボタンをクリックします。 • LabVIEW を評価モードで実行中にヘルプ→ LabVIEW コンポーネントをアクティ ブ化を選択するか、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments → NI License Manager を選択して NI License Manager を起動します。ライセンス のアクティブ化は、LabVIEW を再起動するまで有効になりません。 インストール時に LabVIEW、モジュール、ツールキットをアクティブ化しないと、 LabVIEW の起動時にアクティブ化を促す画面が表示されます。 © National Instruments Corporation 11 LabVIEW リリースノート LabVIEW、モジュール、またはツールキットを評価する 30 日間の無償評価期間中は、LabVIEW プロフェッショナル開発システムで使用可能 なすべてのツール、VI と関数、ヘルプ、サンプル、ほとんどのモジュールとツール キットにアクセスすることができます。 モジュールとツールキットでは、評価期間が終了すると以下の操作が実行できなくな ります。 • • • • モジュールまたはツールキットから VI を実行する。 モジュールまたはツールキットから VI を使用する VI を実行する。 モジュールまたはツールキットから VI を使用する VI で実行可能ファイルまたは 共有ライブラリを作成する。 モジュールまたはツールキットによってインストールされたメニュー、ツール、 パレットにアクセスする。 評価用にモジュールまたはツールキットをインストールすると、モジュールまたは ツールキットのヘルプがインストールされます。モジュールまたはツールキットのヘ ルプファイルは、30 日間の評価期間が終了した後もインストールされたまま残りま す。また、NI サンプルファインダには、30 日間の評価期間が終了した後もすべての モジュールまたはツールキットが表示されます。ヘルプとサンプルをアンインストー ルするには、モジュールまたはツールキットをアンインストールする必要がありま す。 LabVIEW の評価モードでは、プロフェッショナル開発システムの完全な機能を使用 できます。LabVIEW ライセンスを購入してアクティブ化すると、購入したエディ ションの完全な機能が使用できます。従って、評価版でプロフェッショナル開発シス テム固有の機能を使用する VI を作成した場合、その後開発システムを購入してアク ティブ化すると、プロフェッショナル開発システムの機能を使用する VI は破損した 状態になります。 シングルシートライセンスとボリュームライセンス LabVIEW には、シングルシートライセンスおよびボリュームライセンスの両方のラ イセンスがあります。シングルシートライセンスでは、1 人のユーザのみが LabVIEW を使用できます。シングルシートライセンスでは、製品を 1 台のコン ピュータにインストールして複数のユーザで使用したり、1 人のユーザが最大 3 台の コンピュータで製品を使用することが可能です。ボリュームライセンスは、同じ製品 を 5 シート以上購入した場合に取得でき、ボリュームライセンス契約とボリューム ライセンスソフトウェアが必要となります。LabVIEW を使用する各シートには、ラ イセンスサーバからの有効なライセンスが必要です。シングルシートライセンスとボ リュームライセンスの詳細については、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト ni.com/license を参照してください。 LabVIEW リリースノート 12 ni.com/jp ハードウェアをインストールして構成する LabVIEW ソフトウェアをインストールした後、ナショナルインスツルメンツのハー ドウェアの使用に必要なドライバをインストールします。ナショナルインスツルメン ツのすべてのデバイスには、デバイスに必要なドライバが付属しています。 LabVIEW 付属のドライバとデバイス付属のドライバでは、バージョンが異なる場合 があります。LabVIEW の使用には、システムのデバイスをサポートする最新のドラ イバが最も適しています。NI-DAQ 7.0 以降のバージョンを使用する場合、システム のデバイスで使用するドライバのバージョンの詳細について『 NI-DAQ Readme』を 参照してください。 メモ ナショナルインスツルメンツでは、デバイスドライバを定期的に更 新しています。最新のドライバをダウンロードするには、ナショナルイン スツルメンツのウェブサイト(ni.com/jp/info)にアクセスし、Info Code として jptt6t を入力してください。 デバイスドライバのインストールが完了したら、ナショナルインスツルメンツのハー ドウェアを取り付けて構成します。 Windows NI デバイスドライバメディアには、ナショナルインスツルメンツのハードウェアに 必要なドライバとその他のソフトウェアが含まれています。MAX を使用して、デバ イスが認識されていることを確認、アクセサリやデバイスの設定を構成、信号の集録 や生成機能などのデバイス機能をテストするためのテストパネルを実行します。 MAX を起動するには、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments → Measurement & Automation を選択するか、デスクトップ上の Measurement & Automation アイコンをダブルクリックします。 ご使用のナショナルインスツルメンツのデバイスを取り付けて構成するには、デバイ スに付属する取り付け手順を参照してください。 Mac OS X LabVIEW インストーラでは、デフォルトで GPIB インタフェース用の NI-VISA ドライ バと NI-488.2 ドライバが自動的にインストールされます。 メモ (Mac OS X) LabVIEW では現在、NI-DAQmx ドライバソフトウェア は完全にサポートされていません。NI-DAQmx Base には、Mac OS X 用 NI-DAQmx の一部の機能のみが搭載されています。NI-DAQmx Base をダウ ンロードするには、ナショナルインスツルメンツのウェブサイト (ni.com/jp/info)にアクセスし、Info Code として exf8fb と入力して ください。 © National Instruments Corporation 13 LabVIEW リリースノート Linux LabVIEW インストーラでは、GPIB インタフェース用の NI-VISA ドライバと NI-488.2 ドライバを選択することができます。選択したドライバは LabVIEW インストーラに よって自動的にインストールされます。 メモ LabVIEW では、GPIB-1014 シリーズ(VME)デバイスまたは初期の GPIB-SCSI はサポートされていません。ただし、GPIB-SCSI-A は LabVIEW でサポートされています。 Linux 用 NI-DAQmx では、一部のナショナルインスツルメンツ製 PXI、PCI、SCXI DAQ デバイスがサポートされています。サポートされるデバイスの一覧は、 『 NI-DAQmx Readme for Linux』に記載されています。Linux 用 NI-DAQmx ドライバ をインストールした場合は、/usr/local/natinst/nidaqmx/docs/ ConfigurationGuide.html からアクセス可能な『NI-DAQmx for Linux Configuration Guide』でナショナルインスツルメンツ DAQ デバイスのテストと構成 の方法を参照してください。 Linux 用 NI-DAQmx Base では、一部のナショナルインスツルメンツ製 USB DAQ デバ イスがサポートされています。サポートされるデバイスの一覧は、『Readme for NI-DAQmx Base』に記載されています。ドライバのドキュメントは、/usr/local/ natinst/nidaqmxbase/documentation ディレクトリにあります。NI-DAQmx Base の詳細については、『LabVIEW Help』を参照してください。 詳細情報 LabVIEW をインストールした後は、以下のリソースを参照してください。 • LabVIEW を初めてお使いになる場合は、『LabVIEW スタートアップガイド』を 参照されることにより LabVIEW 環境の基本機能を学ぶことができます。 • LabVIEW プログラミングの概念、LabVIEW の使用手順、および LabVIEW の VI、 関数、パレット、メニュー、ツールに関するリファレンス情報については 『LabVIEW ヘルプ』を参照してください。 • サンプル VI やディスカッションフォーラムなどのウェブリソースには、 ni.com/labview/community からアクセスできます。 LabVIEW リリースノート 14 ni.com/jp LabVIEW、National Instruments、NI、ni.com、National Instruments のコーポレートロゴ及びイーグルロゴは、National Instruments Corporation の商標です。その他の National Instruments の商標については、ni.com/trademarks に掲載されてい る「Trademark Information」をご覧下さい。本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標ま たは商号です。National Instruments の製品 / 技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 ( ヘルプ→ 特許情報 )、メディアに含まれている patents.txt ファイル、または「National Instruments Patent Notice」(ni.com/ patents)のうち、該当するリソースから参照してください。ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する方針に ついて、また必要な HTS コード、ECCN、その他のインポート / エクスポートデータを取得する方法については、 「輸出関連法 規の遵守に関する情報」(ni.com/legal/export-compliance)を参照してください。 © 1998–2011 National Instruments Corporation. All rights reserved. 371778G-0112 2011 年 6 月
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