〜 1 Ⅳ 事 業 〜 平成17年度事業報告 一般会計事業 1 文化事業 224,853,073 円 33,755,205 円 ……………………………………………………………… 新潟市の文化的な基盤の充実、各分野の文化活動の活性化を目的として事業を実施し、市民の 自主的な文化活動を支援した。 (1) 主催事業 ……………………………………………………………… 24,552,684 円 ① ミニライブコンサート 日 時 毎月第3水曜日 午後0時20分〜午後0時50分 場 所 市役所本庁舎1階市民ロビー ② 伝統文化ふれあい事業 〔市山流日本舞踊公演〕 日 時 平成17年10月16日 場 所 市民芸術文化会館 入場者 劇場 700人 ③ 文化講演会 日 時 平成17年11月23日 場 所 市民プラザ 講 師 嵐山光三郎 演 題 「越後と芭蕉について」 入場者 400人 ④ 坂口安吾顕彰事業 平成 18 年 10 月に生誕 100 年を迎える坂口安吾の貴重な遺品を整理するとともにデジタ ルデータで記録し、ホームページ(「坂口安吾バーチャルミュージアム」)を 2 月に開設し た。また、市民フォーラム等を開催し、安吾の普及・啓発を図った。 (2) 共催・協賛事業 …………………………………………………… 3,750,945 円 ① 共催事業 文化振興に大きく貢献する文化事業を財団が共催し、負担金を支出した。 ・新潟市芸能まつり及び音楽芸能普及啓発事業 2,500,000 円 ・新潟市美術展 350,000 円 ・新潟市郷土芸能発表会 300,000 円 ② 協賛事業 事業趣旨に賛同できる文化事業に対し、資金的な支援をした。 ・パネルディスカッション「赤塚不二夫を語るのだ!」 400,000 円 ・新潟県音楽コンクール 40 回記念コンサート「絆」 200,000 円 -9- (3) 表彰顕彰事業 ………………………………………………………… 259,705 円 新潟市で開催される公募展に財団賞を交付することにより、底辺の拡大を図った。 ・全国水墨画美術展 1部門 ・光風会新潟支部展 1部門 ・新潟市美術展 6部門 ・北都・色いろいろ大賞フォトコンテスト 1部門 ・アークベル・県民アマチュア絵画展 2部門 ・新潟県工芸会展 1部門 地方大会を経て全国大会に出場する団体に奨励金を交付し、底辺の拡大を図った。 ・女声合唱団ブリランテeアミーカ 50,000 円 ・ジュニアマーチングバンドとよさか 50,000 円 (4) 支援助成事業 …………………………………………………… 5,191,871 円 文化的な活動の基盤の充実と市民の自発的な文化活動の活性化を目的として、市民が行う 文化事業に対して、申請時期を上期・下期の2期に分け、上限 30 万円で助成金を交付した。 (助成対象事業は審査会に諮って決定) 期 別 事 業 実 施 期 間 平成 17 年度 平成 17 年 4 月 1 日から 上 期 平成 17 年9月 30 日まで 平成 17 年度 平成 17 年 10 月1日から 下 期 平成 18 年 3 月 31 日まで 合 計 2 文化施設管理受託事業 (1) 市民プラザ管理事業 申請件数 交付件数 交付金額 14 件 11 件 2,090,000 円 16 件 16 件 3,025,000 円 30 件 27 件 5,115,000 円 …………………………………… ……………………………………………… 191,097,868 円 91,712,636 円 平成5年度より新潟市から管理を受託している新潟市民プラザは、交通の利便性と多用途に 使用できるメリットから様々な催しに利用されている。17年度も多くの市民に利用されるよ う管理に努めた。 ① ホールの管理 ② ミニギャラリーの管理 (2) 音楽文化会館管理事業 ………………………………………… 99,385,232 円 昭和52年11月に開館した音楽文化会館は、13の練習室と成果発表に多く使用されるホ ールを備えた全国でも特徴のある施設として永く市民に親しまれてきた。平成10年度より当 財団がその管理を受託している。市民芸術文化会館との一体的な管理を図りながら、さらに市 民に愛される施設となるよう管理に努めた。 ① ホールの管理 ② 練習室(13室)の管理 - 10 - 市民芸術文化会館会計事業 1 文化事業 1,276,457,483 円 553,354,948 円 ……………………………………………………… 市民芸術文化会館の三つの専門ホールや音楽文化会館等諸施設を十分に生かした、質の高い創 造性あふれる鑑賞事業を主催するとともに、音楽などの愛好者の拡大と、ジュニアの育成を目的 とした事業を行った。 また、りゅーとぴあと音楽文化会館を芸術文化活動の拠点施設に、全国に向けて創造的に音 楽・舞台芸術等を発信しながら芸術文化の振興を図った。 (1) 音楽事業 ………………………………………………………… 159,495,843 円 東京交響楽団との提携による質の高い演奏と幅広いプログラム内容の演奏会、日本を代表す るコンサートホールに相応しい海外演奏家を招聘した世界水準の演奏会、また、パイプオルガ ンの活用、劇場でのオペラ・コンサート、音楽文化会館でのコンサートなど多彩な公演を開催 することにより、聴衆の水準を高めるとともにその拡大に努めた。また、各種講座の開催や普 及プログラムによる市民の音楽活動の底辺拡大や、ジュニアの育成の強化を図った。 ① 鑑賞事業 −東京交響楽団提携シリーズ− ・東京交響楽団定期演奏会 第31回 平成 17 年 5 月 29 日 第32回 平成 17 年 7 月 10 日 第33回 平成 17 年 10 月 23 日 第34回 平成 17 年 12 月 11 日 第35回 平成 18 年 2 月 26 日 ・コンサートホールへようこそ〜小学校5年生への音楽のおくりもの〜 平成 17 年 10 月 25〜26 日 ・オーケストラを聴いてみようよ 平成 17 年 10 月 26 日 −ジュエリー・オーケストラ・シリーズ− ・スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団 平成 17 年 6 月 21 日 ・ノルウェー・スタヴァンゲル交響楽団 平成 17 年 11 月 9 日 −ピアノリサイタルシリーズ− ・シリーズ 17 アレクサンダー・ガブリリュック 平成 18 年 1 月 18 日 −歌の花束シリーズ− ・シリーズ 16 五郎部俊朗 平成 17 年 4 月 24 日 −カルテットシリーズ− ・シリーズ 12 アルバン・ベルク弦楽四重奏団 平成 17 年 5 月 27 日 ・シリーズ 13 ダネル弦楽四重奏団 平成 17 年 9 月 8 日 音文 −オルガンシリーズ− ・オルガン・リサイタル アンドレアス・マルコーン 平成 17 年 9 月 23 日 ・オルガン・レクチャーコンサート バッハ最前線① 平成 17 年 6 月 5 日 ・オルガン・レクチャーコンサート バッハ最前線② 平成 17 年 11 月 23 日 ・オルガン・クリスマスコンサート 平成 17 年 12 月 16 日 ・ポジティヴ・オルガン宮廷サロンコンサート 平成 18 年 3 月 21日 - 11 - −オペラシリーズ− りゅーとぴあオペラ劇場オペラ講座(前4回)※育成・普及事業の項に再掲 −ワールドミュージックシリーズ− 平成 17 年 5 月 18 日 ・ビセンテ・アミーゴ −その他− ・宮川彬良とアンサンブル・ベガ ② 2回公演 平成 18 年 1 月 6 日コンサートホール ・国立パリ管弦楽団 平成 17 年 4 月 10 日コンサートホール ・近藤嘉宏ピアノ名曲ベスト 平成 17 年 6 月 17 日音文 ・ヴェニス・バロック・オーケストラ 平成 17 年 9 月 15 日コンサートホール ・小曽根真&塩谷哲ピアノ・デュオコンサート 平成 17 年 11 月 3 日コンサートホール ・岡本知高コンサート 平成 18 年 3 月 5 日コンサートホール 育成・普及事業 −オルガン事業 ― ・オルガン普及プログラム 市民オルガン講座 2期(半年ごと) オルガンサマーデイズ 平成 17 年 8 月 25 日〜26 日 オルガン音楽隊 平 成 17 年 7 月 23 日西川図書館 ・オルガン研修講座(長期) 通年 ・オルガン研修講座研修生修了演奏会 平成 18 年 3 月 19 日 ・オルガン探検ツアー&ミニミニコンサート 平成 18 年 1 月 9 日 −ホール体験事業 ― ・1コインコンサート Vol.17「サクソフォン」 平成 17 年 5 月 7 日 Vol.18「ピアノ・デュオ」 平成 17 年 7 月 21 日 Vol.19「オルガン&オーボエ」 平成 17 年 10 月 5 日 Vol.20「声楽」 平成 17 年 11 月 30 日 Vol.21「チェロ」 平成 17 年 12 月 9 日 平成 17 年 7 月 29・30 日能楽堂 ・りゅーとぴあクラシック・ライブ −オペラ普及事業 ― ・りゅーとぴあオペラ劇場オペラ講座 「オペラ・レクチャー&サロンコンサート」 Vol.1 指揮 平成 17 年 4 月 30 日 Vol.2 演出 平成 17 年 6 月 24 日 Vol.3 歌手・衣裳 平成 17 年 10 月 12 日 Vol.4 制作 平成 17 年 12 月 13 日 −ジュニア等育成事業― ・にいがた東響コーラス 平成 17 年 7〜12 月 ・にいがた東響コーラス発表会 平成 17 年 10 月 9 日 ・ジュニアオーケストラ教室 第 24 回定期演奏会 平成 17 年 9 月 18 日 クリスマス演奏会 平成 17 年 12 月 23 日音文 - 12 - ジュニア音楽教室第2回スプリングコンサート 平成 18 年 3 年 26 日 ・ジュニア合唱団 第 15 回定期演奏会 平成 17 年 7 月 24 日 日韓交流演奏会 平成 17 年 8 月 18(韓国)・20 日 県少年少女合唱団合同演奏会 平成 17 年 8 月 28 日 第27回新潟市少年少女合唱交歓演奏会 平成 18 年 2 月 18 日 ジュニア音楽教室第2回スプリングコンサート 平成 18 年 3 年 26 日 ・ジュニア邦楽教室 平成 17 年 11 月 12 日 音文 アンサンブル発表会 ジュニア音楽教室第2回スプリングコンサート 平成 18 年 3 年 26 日 −その他 ― ・市民音楽講座 イタリアのオルガン音楽 ・音楽サークル発表会 (2) 演劇事業 「おかあさん音楽会」 平成 17 年 9 月 13 日スタジオA 平成 17 年 12 月 4 日 音文 ……………………………………………………… 128,438,904 円 多様な専門機能を持つ劇場と伝統様式の能楽堂を活用し、劇場製作の作品及び小劇場系の演 劇公演や伝統芸能などの様々な舞台芸術を主催し、賑わいのある劇場空間の創造と観客の定着 を図った。また、「演劇スタジオ」やワークショップを通して優れた演劇創造に必要な人材を 育てることを行った。 ① 鑑賞事業 −レパートリーシリーズ− ・「野村万作・萬斎古典狂言公演」(3 回公演) 平成 17 年 8 月 3〜4 日能楽堂 ・「春風亭小朝独演会」 平成 17 年 9 月 28 日 ・「イッセー尾形のとまらない生活 2005 年 in 新潟」 平成 17 年 10 月 30 日 ・「劇場狂言」(2回公演) 平成 18 年 2 月 16〜17 日 ・白石加代子「百物語」 平成 18 年 3 月 3 日 ・人形浄瑠璃 文楽(2回公演) 平成 18 年 3 月 16 日 −その他− ・「デモクラシー」(2回公演) 平成 17 年 4 月 4〜5 日 ・「トスカ」 (3 回公演) 平成 17 年 5 月 1〜2 日 ・劇団青い鳥「シンデレラ」 平成 17 年 5 月 28 日 ・蜷川幸雄「近代能楽集」(3 回公演) 平成 17 年 6 月 24〜26 日 ・こどものためのシェイクスピア「尺には尺を」 平成 17 年 7 月 7 日 ・わらび座「銀河鉄道の夜」 平成 17 年 9 月 21 日 ・東京ヴォードビルショー「竜馬の妻その夫と愛人」(2 回公演) 平成 17 年 10 月 8〜9 日 ・二兎社「歌わせたい男たち」 平成 17 年 12 月 4 日 ・阿佐ヶ谷スパイダース「桜飛沫」(2回公演) 平成 18 年 2 月 25〜26 日 平成 18 年 2 月 14 日 ・「タップマン&ピアノマン」 ・ミュージカル「アンナ・カレーニナ」 - 13 - 平成 18 年 3 月 11 日 ② 育成・普及事業 平成 17 年 7 月 2 日 ・ふるまち新潟をどり(2回公演) ・演劇スタジオ(キッズコース APRICOT) 夏季公演「小公女」(3回公演) 平成 17 年 8 月 19 日~21 日 春季公演「町から来た少女」「雪の女王」(4回公演) 平成 18 年 3 月 17 日~19 日 演劇体験ワークショップ 平成 17 年 7 月 27 日〜28 日 ・演劇製作ネットワーク事業「イッセー尾形のつくり方」 平成 17 年 10 月 25〜30 日 ・演劇基礎講座「長塚圭史プレシアタートーク」 平成 17 年 11 月 11 日能楽堂 平成 17 年 12 月 17 日・平成 18 年 2 月 4 日・3 月 12 日能楽堂 ・文楽ミニ講座 平成 17 年 8 月 20 日能楽堂 ・おもろいで文楽2(2回公演) (3) 能楽事業 ………………………………………………………… 27,523,466 円 伝統様式の本格的な能舞台を活用し、子どもから一般までを対象とした普及に重点をおいた 鑑賞会と能狂言に対する知識や興味を高める能楽講座を開催した。 ① ② 鑑賞事業 ・春の能楽鑑賞会<観世流>(2回公演) 平成 17 年 4 月 29 日 ・冬の能楽鑑賞会<宝生流>(2回公演) 平成 17 年 12 月 3 日 ・「茂山狂言公演」(2回公演) 平成 17 年 7 月 1〜2 日 ・能楽座公演(2回公演) 平成 18 年 1 月 29 日 育成・普及事業 ・能楽基礎講座(全 4 回)平成 17 年 5 月 14 日・6 月 5 日・11 月 19 日、平成 18 年 3 月 4 日 ・観世流能楽鑑賞教室/「舞の習い」(2回公演) 平成 17 年 9 月 3 日 ・さわってみよう「能」の世界(全2回) 平成 18 年 3 月 28 日 (4) 新潟発創造事業 ………………………………………………… 165,851,811 円 新潟発の新たな舞台芸術作品を創造し、新潟のみならず全国に向けて情報発信した。平成 17 年度は、能楽堂シェイクスピアシリーズとして、第三作「冬物語」を製作し、新潟と東京で上 演した。また、第一作「マクベス」を澤瀉屋の歌舞伎役者を起用して再演し、新潟、東京、名 古屋、大阪で公演した。 Noism 事業においては、新作第三作として「Triple Bill」を、第四作として「NINA」を製 作し、新潟、東京ほかで公演した。また、中越地震チャリティ公演を実施したほか市民を対象 とする各種ワークショップを実施するなどの地域に根ざした活動を積極的に実施した。 ・能楽堂シェイクスピアシリーズ「冬物語」 新潟5回公演 平成 17 年 9 月 7〜11 日 東京4回公演 平成 17 年 9 月 18〜19 日 ・能楽堂シェイクスピアシリーズ「マクベス」 新潟 4 回公演 平成 18 年 1 月 31 日〜2 月 3 日 東京 15 回公演 平成 18 年 2 月 4〜12,20〜22 日 大阪4回公演 平成 18 年 2 月 16〜18 日 名古屋2回公演 平成 18 年 2 月 14〜15 日 - 14 - ・レジデンシャル・ダンス・カンパニーNoism05/06 「新潟中越地震チャリティ公演」(2回公演) 平成 17 年 4 月 16 日 新潟公演3回 平成 17 年 7 月 15〜17 日 「Triple Bill」 大阪公演1回 平成 17 年7月 23 日 東京公演4回 平成 17 年7月 28〜31 日 新潟公演3回 平成 17 年 11 月 25〜27 日 「NINA」 富山公演 1 回 平成 17 年 12 月4日 大阪公演 1 回 平成 17 年 12 月 9 日 札幌公演 1 回 平成 17 年 12 月 15 日 東京公演 3 回 平成 17 年 12 月 23〜25 日 仙台公演 1 回 平成 18 年 1 月 13 日 静岡公演 2 回 平成 18 年 3 月 18〜19 日 2 回 平成 18 年 2 月 26〜27 日 「能楽堂公演」 ・レジデンシャル・ダンス・カンパニーNoism05/06 育成普及事業 ワークショップ(全4回) 平成 17 年 10 月 2 日・10 月 9 日・11 月 25 日・平成 18 年 1 月 29 日 Noism ビデオ上映会&トーク (5) 共催事業 平成 17 年 10 月 10 日 ……………………………………………………………… 10,627,546 円 芸術団体等とのタイアップにより、効果的な事業運営と芸術文化の振興を図った。 ・国立パリ管弦楽団(再掲) 平成 17 年 4 月 10 日コンサートホール ・近藤嘉宏ピアノ名曲ベスト(再掲) 平成 17 年 6 月 17 日音文 ・ヴェニス・バロック・オーケストラ(再掲) 平成 17 年 9 月 15 日コンサートホール ・合併記念「市山流」日本舞踊 平成 17 年 10 月 16 日劇場 ・小曽根真&塩谷哲ピアノ・デュオコンサート(再掲) 平成 17 年 11 月 3 日コンサートホール ・第 58 回全日本合唱コンクール全国大会 平成 17 年 11 月 19 日・20 日コンサートホール ・岡本知高コンサート(再掲) 平成 18 年 3 月 5 日コンサートホール ・第 53 回新潟市芸能まつり 平成 17 年 10〜11 月劇場ほか ・「新潟能」 平成 17 年 10 月 1 日能楽堂 ・「踊りに行くぜ!」(2回公演) 平成 17 年 12 月 10〜11 日スタジオB ・「劇場で踊ろう!ダンスキッズ大集合」 平成 17 年 12 月 11 日劇場 ・「タップマン&ピアノマン」(再掲) 平成 18 年 2 月 14 日劇場 ・「新潟歌舞伎みなと座」公演 平成 18 年 2 月 18〜19 日劇場 ・ミュージカル「アンナ・カレーニナ」(再掲) 平成 18 年 3 月 11 日劇場 (6) 調査研究事業 ………………………………………………………… 1,030,930 円 次年度以降の事業の企画立案のため、先進ホールや公演などについて調査した。 (7) 広報営業 …………………………………………………………… 31,848,629 円 公演情報を積極的に発信するとともに、チケット購入者の拡大や大口の顧客確保、また、協 賛の募集など広報・営業活動を行い、集客を図った。 - 15 - (8) 専門家の活用 ……………………………………………………… 13,521,600 円 音楽、演劇、舞踊の各分野の専門家から指導・助言を受け、優れた芸術文化事業を効果的に 実施した。引き続き、音楽、演劇、舞踊部門にそれぞれ芸術監督を、また、オルガン活用のた めに専属オルガニストを委嘱した。 (9) 事業管理 …………………………………………………………… 15,016,219 円 文化事業全般に係る管理経費ほか託児サービス等を行った。 2 文化施設管理受託事業 ……………………………………… 680,837,746 円 市民芸術文化会館管理事業 平成10年10月に開館した市民芸術文化会館は、通年の自主事業、貸館事業等に市民を始 めとする多くの人々から来館してもらっている。 平成17年度も一層のサービス向上に努め、より多くの人々に快適に利用してもらえるよう 会館の管理運営を行った。 ① コンサートホールの管理 ② 劇場の管理 ③ 能楽堂の管理 ④ ギャラリーの管理 ⑤ スタジオ(2室)の管理 ⑥ 練習室(8室)の管理 3 付帯事業 ………………………………………………………… 42,264,789 円 市民芸術文化会館の文化事業を推進し、館のイメージアップを図るため、来館者へのサービ スを充実するとともに施設に触れる機会の提供に努めた。 ① 友の会の運営 ② 飲食サービスの充実 - 16 - 歴史博物館会計事業 1 文化事業 235,049,556 円 36,826,337 円 ………………………………………………………… 「新潟市域の歴史的特性を明らかにし、市民の歴史に対する理解を深めると共に、歴史を媒介 とした市民交流を行うことにより、市民の社会的活動及び文化的活動に寄与する。」という博物 館の設置目的を達成するため以下の各種事業を行った。 (1) 展示運営更新 ………………………………………………………… 424,116 円 博物館リーフレットや観覧券の作成をおこなうほか、各展示物のパネルの内容を更新した。 (2) 企画展示事業 …………………………………………………… 19,187,754 円 市民に身近な題材や市民にとって興味深い文物・地域等をテーマとした展示を4本開催する とともに18年度開催予定の企画展示の準備業務を行った。 ① 川村修就とゆらぐ幕府支配 新潟市指定文化財である初代新潟奉行「川村修就」の文書資料を中心に幕末の歴史のう ねりと新潟の大きな転換を確認する展示を行った。 ② 開催期間 平成17年4月23日〜5月29日 観覧者数 3,953人(うち有料観覧者 2,836人、無料観覧者 1,117人) 蒲原のあけぼの 新「新潟市」の合併市町村の所蔵資料を中心に、信濃川・阿賀野川の下流域であり古来 より交通の要衝であった「蒲原」の原始古代の歴史を明らかにした。 ③ 開催期間 平成17年7月16日〜8月28日 観覧者数 5,063人(うち有料観覧者 3,727人、無料観覧者 1,336人) 新潟の鮭 新潟の人々の暮らしに欠かせない存在である「鮭」をテーマに、古代の鮭漁から北洋漁 業まで歴史をひもとき、鮭と新潟の人々との関わりをたどる展示を行った。 ④ 開催期間 平成17年9月17日〜11月6日 観覧者数 5,621人(うち有料観覧者 3,019人、無料観覧者 2,602人) あそび展 昔のこどもたちの遊びやおもちゃなどを紹介するとともに、昔の遊びを体験したり、来 館者自らの子ども時代の記憶に残る遊びを記録してもらうなど参加型の展示を行った。 ⑤ 開催期間 平成17年11月18日〜平成18年1月29日 観覧者数 4,910人(うち有料観覧者 2,302人、無料観覧者数2,608人) その他 (印刷物の制作など) 18年度開催予定の「よみがえる源氏物語絵巻」展の準備を行った。 (3) 教育普及事業 ……………………………………………………… 1,522,828 円 新潟市の歴史文化への市民の関心や興味に対応するため、ボランティアをはじめとする人や、 モノ、情報などの博物館のもつ資源を活用して、歴史に関する様々なサービスを提供したり、 活動の提案を行った。また、レファレンスサービス向上のため、開架図書の購入も行った。 - 17 - ① 体験の広場事業 幼児から小学生、家族連れを主な対象として、「つかう」「しらべる」「つくる」という 機能を持つ3つの場「昔のくらしに触れる場」 「情報学習の場」 「創作活動の場」での体験 プログラムを実施した。 ・体験プログラムの回数:60回 ・体験プログラムへの参加者数:1,262人 ② 博・学連携事業 学校団体の博物館の見学に際し、学校の先生へのワークシートの開発提供や、学校団体 への解説や体験学習などの学習支援を行った。 ・学校単位による見学数 112件 5,087人 ③ 講座事業 調査研究事業の成果を公開し、新潟の歴史や文化に関する「学び」や「楽しみ」を提案 することを目的とするもので、幅広い年齢層や個別のニーズに対応するために、以下の各 種講座を開催した。 ④ ・郷土史講座 年4回 54人 ・民具講座 年3回 6人 ・体験講座 年3回 14人 ・館長講座 年4回 116人 「市民参加展示研修」の開催 外部講師を招き、市民に対し、展示についてのより深い理解をはかり、博物館活動への 理解と親しみを得てもらう機会を設けた。 参加人数 (4) 施設普及事業 15人(ディスプレイデザインについての講義) ……………………………………………………… 3,615,788 円 博物館の活動を広く市民に知ってもらうため、「博物館ニュース」などの出版物の作成や広 報活動を行うとともに、以下の事業を実施し、博物館の利用の推進を図った。 〔収蔵品展の開催〕 ① 「新潟の絵図」 旧郷土資料館時代から引き継いだ多数の絵図地図のうち新潟町の変遷や町の造りを紹 介する絵図・地図の展示を行った。 ② 開催期間 平成18年3月1日〜3月12日 観覧者数 4,042人 「新・収蔵品展」 開館以降寄贈された多くの寄贈品の中から、新潟の人々の暮らしや歴史・文化を伝える 主なものを紹介する展示を行った。 開催期間 平成18年3月18日〜31日 観覧者数 2,014人(4月1日〜9日 (5) 調査研究事業 来館者数は 1,483人) ………………………………………………………… 1,832,763 円 市民の関心を呼び起こすテーマの探究や博物館活動の発展のために、重点的なテーマ研究を 行ったほか、以下の事業を実施した。 - 18 - ① 『新潟市歴史博物館研究紀要』第2号の刊行 企画展等の調査、博物館活動の成果を踏まえて、学芸員が研究論文4本を執筆した。 ② 重点テーマの調査研究 「新潟の船」に関する聞き取り調査、新潟の美術史、河川流通、布や繊維に関する調査 等の研究を行った。 ③ 重点テーマ研究促進のための専門図書の収集 重点テーマ研究を進めるために必要となる専門図書を購入した。 (6) 資料整理事業 …………………………………………………… 10,243,088 円 寄贈された歴史・民俗・美術・図書・メディア等の資料を長期保存・活用するため、下記の 事業を行った。 ① 保存環境管理 収蔵庫の環境調査を実施するとともに、郷土資料館時代に収集した資料を博物館収蔵 庫・木場小学校へ移動をするなど、歴史的資料の保存環境の整備に取り組んだ。また、月 1 回の収蔵庫清掃を行った。 ② 資料整理 歴史資料を保存管理していくため、民俗、文書、メディア、美術、図書資料情報の調査・ 記録と資料の養生を行った。 2 文化施設管理受託事業 …………………………………… 198,223,219 円 歴史博物館及び旧新潟税関庁舎等管理事業 市民に親しまれる博物館を目指して、利用者へのサービスの向上に努め、歴史博物館及び 旧新潟税関庁舎等の管理運営を行った。 (1) 歴史博物館管理事業 ① 博物館本館(常設展示室、企画展示室、ミュージアムシアター、体験の広場、セミナー 室、情報ライブラリー等) ② 旧第四銀行住吉町支店(応接室、会議室、日本間等) ③ 屋外施設(広場、堀、園路等) (2) 旧新潟税関庁舎等管理事業 ① 旧新潟税関庁舎 ② 史跡 - 19 - 2 平成18年度事業計画 一般会計事業 1 文化事業 143,423,000 円 ………………………………………………………… 42,633,000 円 新潟市の文化的な基盤の充実、各分野の文化活動の活性化を目的として事業を実施し、市民の 自主的な文化活動を支援する。 (1) 主催事業 ① ② ………………………………………………………… 30,996,000 円 ミニライブコンサート 午後 0 時 20 分〜午後 0 時 50 分 開催日 毎月第3水曜日 場 市役所本庁舎1階市民ロビー 所 伝統文化ふれあい事業 日頃、ふれることの少ない伝統文化、伝統芸能を紹介することで、市民に良き理解者とな ってもらうとともに、各団体の活性化を図る。 ③ ④ 文化講演会 開催日 平成 18 年 11 月 23 日 場 所 市民芸術文化会館 講 師 未定 能楽堂 坂口安吾顕彰事業 平成 18 年 10 月に生誕 100 年を迎える坂口安吾の生誕祭を実施する。また、貴重な遺品を 整理し、展覧会やホームページ上にて公開し、安吾の普及・啓発を図る。 (2) 共催事業 …………………………………………………………… 3,150,000 円 文化振興に大きく貢献する文化事業を共催し、負担金を支出する。 ・第 54 回新潟市芸能まつり ・第 38 回新潟市美術展 ・第 20 回新潟市郷土芸能発表会 (3) 協賛事業 …………………………………………………………… 1,001,000 円 市民が自発的に行う文化事業で、企画性に富み、意欲的な内容を持ち、かつ参加対象が市内 広域におよぶ創造的文化事業に対して資金的な支援をする。 (4) 表彰顕彰事業 ………………………………………………………… 273,000 円 新潟市で開催される公募展に財団賞を交付する。また、全国大会で最優秀賞を受賞した個 人・団体や全国大会に出場する個人・団体にそれぞれお祝い金、奨励金を交付し、底辺の拡大 を図る。 ・財団賞の交付 新潟市美術展ほか ・お祝い金、奨励金の交付 - 20 - (5) 支援助成事業 ……………………………………………………… 7,213,000 円 文化的な活動の基盤の充実と市民の自発的な文化活動の活性化を目的として、市民が行う文 化事業に対して、申請時期を上期・下期の2期に分け、上限 30 万円で助成金を交付する。 2 文化施設管理受託事業 …………………………………… 100,790,000 円 音楽文化会館管理事業 昭和52年11月に開館した音楽文化会館は、13の練習室と成果発表に多く使用される ホールを備えた全国でも特徴のある施設として永く市民に親しまれてきた。 平成10年度より当財団がその管理を受託している。 市民芸術文化会館との一体的な管理を図りながら、さらに市民に愛される施設となるよう 管理に努める。 ① ホールの管理 ② 練習室(13室)の管理 - 21 - 市民芸術文化会館会計事業 1 文化事業 1,287,134,000 円 ………………………………………………………… 591,602,000 円 市民芸術文化会館の三つの専門ホールや音楽文化会館等諸施設を十分に生かした、質の高い創 造性あふれる鑑賞事業を主催するとともに、音楽などの愛好者の拡大と、ジュニアの育成を目的 とした事業を行う。 また、りゅーとぴあと音楽文化会館を芸術文化活動の拠点施設に、全国に向けて創造的に音 楽・舞台芸術等を発信しながら芸術文化の振興を図る。 (1) 音楽事業 ………………………………………………………… 200,396,000 円 東京交響楽団との提携による質の高い演奏と幅広いプログラム内容の演奏会、日本を代表す るコンサートホールにふさわしい海外オーケストラや演奏家を招聘した世界水準の演奏会、政 令市を祝う東京交響楽団特別演奏会、また、パイプオルガンの活用、劇場でのオペラ、能楽堂、 音楽文化会館でのコンサートなど多彩な演奏会を開催することにより、聴衆の水準を高めると ともにその拡大に努める。 また、各種講座の開催や普及プログラムにより市民の音楽活動の底辺の拡大や、ジュニアの 育成の強化を図る。 ① 鑑賞事業 −東京交響楽団提携シリーズ− ・東京交響楽団新潟定期演奏会 第36回 平成 18 年 5 月 28 日(日) 〜ショスタコーヴィッチ生誕 100 年〜 第37回 7 月 9 日(日) 〜バーンスタイン「不安の時代」〜 第38回 9 月 10 日(日) 第39回 11 月 19 日(日) 第40回 〜オール・モーツァルト・プログラム〜 〜ヴェルディ・オペラ名曲選〜 平成 19 年 1 月 28 日(日) 〜シベリウス交響曲第2番〜 ・コンサートホールへようこそ〜小学校5年生への音楽のおくりもの〜 平成 18 年 12 月 5〜6 日 ・オーケストラを聴いてみようよ〜ランチタイム・コンサート〜 平成 18 年 12 月 6 日(水) −政令市記念演奏会− 平成 19 年 3 月 30 日(金) ・東京交響楽団特別演奏会 −ジュエリー・オーケストラ・シリーズ− ・シリーズ.3 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー演奏会 平成 18 年 6 月 7 日(火) −コンサートホール・ネットワーク事業− ・京都市交響楽団特別演奏会〜京響+茂山狂言〜 平成 18 年 11 月 21 日(火) −ピアノ・リサイタルシリーズ− ・シリーズ 18 エフゲニー・キーシン 平成 18 年 4 月 22 日(土) −歌の花束シリーズ− ・シリーズ 15 ジュゼッペ・サッバティーニ 平成 18 年 10 月 24 日(火) −カルテットシリーズ− ・シリーズ 14 上海カルテット 平成 18 年 11 月 10 日(金) - 22 - −オルガンシリーズ− ・オルガン・リサイタル アンドレス・セア・ガラン 平成 18 年 5 月 13 日(土) ・オルガン・レクチャーコンサート 平成 18 年 9 月 ・オルガン・クリスマスコンサート 平成 18 年 12 月 15 日(金) ・ポジティヴ・オルガンサロンコンサート 平成 19 年 3 月 −ワールドミュージックシリーズ− ・シリーズ 6 オーケストラ・アジア・ジャパン 平成 18 年 5 月 21 日(日) ・シリーズ 7 ハワイアン 平成 18 年 8 月 ハパ −合唱音楽シリーズ− ・ドイツ・ヴェルニゲローデ少年少女合唱団 平成 18 年 11 月 4 日(土) −りゅーとぴあオペラ劇場シリーズ− ・りゅーとぴあオペラ劇場オペラコンサート 平成 19 年 3 月 3 日(土) −その他− ・オペラシアターこんにゃく座《注文の多い料理店》 平成 18 年 6 月 25 日(日)劇場 ・茂木大輔のレクチャーコンサート 平成 18 年 4 月 9 日(日) ・三大ピアニスト名曲コンサート 平成 18 年 7 月 20 日(木) ・宮川彬良とアンサンブル・ベガ 平成 19 年 1 月 7 日(日) ・カジュアルコンサート ② トゥルベール・クアルテット 平成 19 年 2 月 ・ベルリンフィル 12 人のチェリストたち(共催事業) 平成 18 年 7 月 16 日(日) ・ベスト・クラシックス 100 コンサート(共催事業) 平成 18 年 9 月 18 日(月) 育成・普及事業 −オルガン事業− ・オルガン普及プログラム 市民オルガン講座 2期(半年ごと) オルガンサマーデイズ(オルガン探検ツアー・オルガンコンサート) 平 成 18 年 8 月 27 日 オルガン音楽隊 通年 ・オルガン研修講座(長期) 通年 −ホール体験事業− ・1コインコンサート Vol.22「オルガン」 平成 18 年 4 月 15 日(土) Vol.23「リコーダー」 平成 18 年 6 月 6 日(火) Vol.24「揚筝」 平成 18 年 7 月 27 日(木) Vol.25「声楽」 平成 18 年 10 月 5 日(木) Vol.26「ハープ」 平成 18 年 10 月 ・クラシック・ライブ 平成 19 年 1 月 26 日(木)能楽堂 ・JAFRA アワード・ガラコンサート 平成 18 年 9 月 6 日(水) −ジュニア等育成事業− 平成 18 年 7 月〜11 月 ・にいがた東響コーラス ・ジュニアオーケストラ教室育成事業 第 25 回定期演奏会 平成 18 年 9 月 17 日(日) - 23 - 平成 18 年 12 月 クリスマス演奏会 音文 ・全国公立ジュニアオーケストラ連絡協議会 ・ジュニア合唱団育成事業 第 16 回定期演奏会 平成 18 年 7 月 23 日(日) 新潟県少年少女合唱団合同演奏会 平成 18 年 8 月 20 日(日)長岡 ・ジュニア邦楽教室育成事業 芸能まつり 第 12 回 平成 18 年 10 月 能楽堂 邦楽演奏会 平成 18 年 8 月6日 能楽堂 定期演奏会 ・ジュニア音楽教室第 3 回スプリングコンサート 平成 19 年 3 月 25 日(日) −その他− 平成 18 年 5 月 14 日(日)ほか ・市民音楽講座 ・音楽サークル発表会 (2) 演劇事業 「おかあさん音楽会」 平 成 18 年 12 月 3 日 (日 ) 音 文 ………………………………………………………… 144,003,000 円 多様な専門機能を持つ劇場と伝統様式の能楽堂を活用し、劇場製作の作品及び小劇場系の演 劇公演や伝統芸能などの様々な舞台芸術を開催し、賑わいのある劇場空間の創造と観客の定着 を目指す。また、「演劇スタジオ」やワークショップを通して優れた演劇創造に必要な人材を 育てる。 ① ② 鑑賞事業 ・「ライフ・イン・ザ・シアター」 平成 18 年 5 月 16〜17 日 ・ナイロン 100℃「カラフルメリィでオハヨ」 平成 18 年 5 月 28 日(日) ・「タイタス・アンドロニカス」 平成 18 年 6 月 3〜4 日 ・ミュージカル「OUR HOUSE」 平成 18 年 7 月 21〜22 日 ・百物語 平成 18 年 8 月 ・「噂の男」 平成 18 年 9 月 13〜14 日 ・二兎社公演 平成 18 年 10 月 17 日(火) ・「奇跡の人」 平成 18 年 10 月 28〜29 日 ・コンドルズ 平成 18 年 12 月 3 日(日) ・国本武春 平成 18 年 12 月 6 日(水) ・「邪宗門」 平成 18 年 12 月 ・阿佐ヶ谷スパイダース公演 平成 18 年 12 月 ・演劇集団キャラメルボックス「サボテンの花」 平成 19 年 2 月 ・人形浄瑠璃「文楽」 平成 19 年 3 月 21 日(水) ・「クラリモンド」(共催事業) 平成 18 年 5 月 25 日(木) ・イッセー尾形(共催事業) 平成 18 年 7 月 1〜2 日 ・「伝説の女優」(共催事業) 平成 18 年 9 月 10 日(日) ・春風亭小朝独演会(共催事業) 平成 18 年 10 月 4 日(水) 育成・普及事業 平成 18 年 6 月 18 日(日) ・ふるまち新潟をどり ・演劇スタジオキッズコース アプリコット - 24 - 平成 18 年 8 月、平成 19 年 3 月 ・プレ・シアタートーク (3) 能楽事業 通年 ………………………………………………………… 44,889,000 円 伝統様式の本格的な能舞台と劇場を活用し、子どもから一般までを対象とした普及に重点を おいた公演と、能狂言に対する知識や興味を高める能楽講座を開催する。 ① ② 鑑賞事業 ・春の能楽鑑賞会(観世流) 平成 18 年 6月 3 日(土) ・秋の能楽鑑賞会(宝生流) 平成 18 年 10 月 28 日(土) ・茂山狂言公演 平成 18 年 7 月 7〜8 日 ・「野村万作・萬斎古典狂言公演」 平成 18 年 5 月 11〜12 日 ・能楽座公演 平成 19 年 1 月 20 日(金) ・劇場狂言 平成 19 年 2 月 7〜8 日 育成・普及事業 ・能楽基礎講座特別編 平成 18 年 4 月 22 日・7 月 22 日・12 月 16 日・平成 19 年 3 月 17 日 平成 18 年 9 月 10 日(日) ・観世流 能楽鑑賞教室 (4) 新潟発創造事業 ………………………………………………… 148,029,000 円 専門ホールの特性を活用した新潟発の舞台芸術を創造し、全国に向けて発信する。 平成 18 年度は、 「マクベス」 「リア王」 「冬物語」と評価を着実に高めてきている能楽堂シェイクスピアシ リーズの第4作として「オセロー」を自主制作し、新潟と東京で上演する。 また、平成 16 年 4 月に公立の文化施設として初めて設置し、平成 17 年度も年間 2 本の新作 を制作・上演し、全国的な反響と評価が高まるレジデンシャル・ダンス・カンパニーNoism に ついては、平成 18 年度も引き続き新作 2 本を制作・上演し、新潟からの文化創造・発信の重 点事業として展開する。 ・能楽堂シェイクスピアシリーズ第4作「オセロー」 新潟公演・東京公演 平成 18 年 9 月 ・能楽堂シェイクスピアシリーズ第 5 作(演目未定) 新潟公演 ・レジデンシャル・ダンス・カンパニー 第 5 作公演(スタジオ公演) 平成 19 年 3 月 Noism06 新潟・大阪・つくば公演ほか予定 第 6 作公演(振付家招聘企画) 新潟・東京・岩手公演ほか予定 (5) 共催事業 …………………………………………………………… 平成 18 年 5〜6 月 平成 18 年 11〜12 月 1,000,000 円 芸術団体等とのタイアップにより、効果的な事業運営と芸術文化の振興を図るほか、文化団 体との共催による全国規模の事業を行う。 ・第 54 回新潟市芸能まつり 平成18 年 10 月〜11 月 音文ほか ・新潟歌舞伎みなと座 通年 ・高校演劇関東大会 平成 19 年 1 月 5〜8 日 (6) 調査研究事業 ……………………………………………………… 1,073,000 円 次年度以降の事業の企画立案のため、先進ホールや公演などについて調査する。 - 25 - 劇場 (7) 広報営業事業 …………………………………………………… 30,254,000 円 公演情報を積極的に発信するとともに、チケット購入者の拡大や大口の顧客確保、ならびに、 企業協賛の募集など広報・営業活動を効果的に行い、集客を図る。 また、会館情報を積極的に発信し、会館の知名度とイメージアップを図る。 ・広報・営業事業 ・音楽広報事業 (8) 専門家の活用事業 ・演劇広報事業 ……………………………………………… 13,230,000 円 音楽、演劇、舞踊等の各分野において、その専門家から指導・助言してもらい、優れた芸術 文化事業を効果的に企画・実施する。 ・芸術監督(音楽部門・演劇部門・舞踊部門) (9) 事業管理事業 ・専属オルガニスト ……………………………………………………… 8,728,000 円 事業実施に係る管理諸経費(託児サービス・チケットシステム・コピー代・票券研修・郵便料他) 2 文化施設管理受託事業 …………………………………… 651,920,000 円 市民芸術文化会館管理事業 平成10年10月に開館した市民芸術文化会館は、通年の自主事業、貸館事業等に市民を 始めとする多くの人々から来館してもらっている。 平成18年度も一層のサービス向上に努め、より多くの人々に快適に利用してもらえるよ う会館の管理運営を行う。 ① コンサートホールの管理 ② 劇場の管理 ③ 能楽堂の管理 ④ ギャラリーの管理 ⑤ スタジオ(2室)の管理 ⑥ 練習室(8室)の管理 3 付帯事業 ………………………………………………………… 43,612,000 円 市民芸術文化会館の文化事業を推進し、館のイメージアップを図るため、来館者へのサー ビスを充実するとともに施設に触れる機会の提供に努める。 ① 友の会の運営 ② 飲食サービスの充実 ③ バックステージツアーの実施 - 26 - 歴史博物館会計事業 1 文化事業 238,967,000 円 ………………………………………………………… 41,516,000 円 「新潟市域の歴史的特性を明らかにし、市民の歴史に対する理解を深めると共に、歴史を媒介 とした市民交流を行うことにより、市民の社会的活動及び文化的活動に寄与する。」という博物 館の設置目的を達成するため以下の各種事業を行う。 (1) 展示運営更新 ………………………………………………………… 155,000 円 各展示物のパネルの内容を更新する。 (2) 企画展示事業 …………………………………………………… 22,593,000 円 市民に身近な題材や市民にとって興味深い文物・地域等をテーマとした展示を4本開催する とともに19年度開催予定の企画展示の準備業務を行う。 ① 「よみがえる源氏物語絵巻 開催期間 〜平成復元絵巻のすべて〜」 平成 18 年 4 月 22 日〜6 月 4 日 このたび完成した徳川美術館・五島美術館所蔵国宝「源氏物語絵巻」の復原模写を一堂 に紹介する巡回展。最新の科学技術を用いて分析・調査された成果をもとに、約 900 年前 に描かれた絵巻の当初の姿を、源氏物語の魅力とともに紹介する。(また、会期中にあわ せて関連事業を実施し、幅広い層の方々からお越しいただくよう、企画を平行して行な う。) ② 「新潟の舟運 開催期間 〜川がつなぐ越後平野の町・村〜」 平成 18 年 7 月 15 日〜9 月 3 日 13市町村と合併したことを踏まえた合併記念特別展。湊町として発展してきた新潟町 が、合併した新市域と舟運で深く結びついてきたことを、新市域を初めとする県内・県外 で保管されている舟運関係の資料を通じて紹介する。 ③ 第3回むかしのくらし展「手回し機械の世界」 開催期間 平成 18 年 9 月 16 日〜12 月 3 日 古くから仕事や生活に大きな力を発揮し、専門の技術職を発展させた回転機構のある道 具の展示を通じて、失われつつある人の身体と道具の深い関わりを再発見する。 ④ 開館3周年記念企画展「新潟・文人去来」 開催期間 平成 19 年 2 月 10 日〜平成 19 年 4 月 1 日 近世から近代にかけて活躍した新潟生まれの文人、新潟を訪れた文人とその交流を書画 を中心に紹介する。 ⑤ その他 平成19年度に開催予定の企画展「新潟の和船(仮称) 」ほかの準備を行う。 (3) 教育普及事業 ……………………………………………………… 1,891,000 円 新潟市の歴史文化への市民の関心や興味のニーズに対応するため、博物館のもつボランティ アなどの人やモノ、情報などの資源を活用して、歴史に関するさまざまなサービスを提供した り活動の提案を行うとともに、レファレンスの開架図書を購入する。 - 27 - ① 体験の広場事業 小学生や家族連れを主な対象として、「つかう」、「しらべる」、「つくる」という機能を 持つ、3つの広場「昔のくらしに触れる場」、 「情報学習の場」、 「創作活動の場」での体験 プログラムを実施する。 ② 博・学連携事業 学校団体の博物館の見学に際し、学校の先生へ対しての見学の手引きを実際に先生と内 容を協議しながら作成するなどの学習支援活動を行う。 ③ 講座事業 調査研究事業の成果を公開し、新潟の歴史や文化に関する「学び」や「楽しみ」を提案 することを目的とするもので、幅広い年齢層や個別のニーズに対応するための以下の各種 講座を開催する。 ・博物館講座 全4回 ・民具講座 全3回 ・体験講座 全3回 ・こども体験講座 2日間 ・館長講座 全4回 ・特別歴史講演 (4) 施設普及事業 1日(新潟大学白石先生によるチンギス・カンに関する講演) ………………………………………………………… 6,100,000 円 博物館の活動を広く市民に知ってもらうため、 「博物館ニュース」や年報などの出版物の作成 や広報活動を行うとともに以下の事業を実施し、博物館の利用の推進をはかる。 ① 収蔵品展の開催 開催期間 平成 18 年 12 月 12 日〜1 月 31 日 博物館が収蔵している文書資料を展示して、新潟市域のむかしの人々の暮らしを紹介す る。また、あわせて当年度内に寄贈等で収集した資料を公開する。 ② 地域連携 地元市民団体と共催し、野外コンサートや夏祭りのようなイベントを開催する。 (5) 調査研究事業 ……………………………………………………… 1,728,000 円 調査研究事業は、市民の関心を呼び起こすテーマの探求や博物館活動の発展のために、博物 館が日常的な活動の中で重点的に行う調査研究活動である。18年度も、 「新潟の船」の調査や 体験の広場のプログラムの研究、新潟文人文化の調査研究を行う。また、テーマ研究や新潟市 の歴史文化に関する学芸員の専門的な成果を、市民に報告・還元し、広く評価を受けるため、 研究紀要を創刊する。 (6) 資料整理事業 ……………………………………………………… 9,049,000 円 寄贈を受けたり、購入した歴史・民俗・美術・図書等の資料を長期的に保存・活用すること を目的に、以下の事業を行う。 ① 保存環境管理 歴史資料を長期保存するための環境整備。博物館収蔵庫、旧木場小学校への歴史資料の 移動を行う。 - 28 - ② 資料の収集及び整理 歴史資料を保存管理していくための資料情報の調査・記録・運用と資料の養生を行う。 2 文化施設管理受託事業 …………………………………… 197,451,000 円 歴史博物館及び旧新潟税関庁舎等管理事業 市民に親しまれる博物館を目指して、利用者へのサービスの向上に努め、歴史博物館及び 旧新潟税関庁舎等の管理運営を行う。 (1) 歴史博物館管理事業 ① 博物館本館(常設展示室、企画展示室、ミュージアムシアター、体験の広場、セミナー 室、情報ライブラリー等) ② 旧第四銀行住吉町支店(応接室、会議室、日本間) ③ 屋外施設(広場、堀、園路等) (2) 旧新潟税関庁舎等管理事業 ① 旧新潟税関庁舎 ② 史跡(石段、石積み、石庫等) - 29 -
© Copyright 2024 Paperzz