質問コーナー Q1 昨年、店舗を取壊して住宅に建替えしました。今年度は、その土地の税額が安くなっ ていますが、間違いではないですか。 A1 今年の1月1日(賦課期日)現在で住宅の敷地として利用されている土地(住宅用地) は、課税標準額の特例が適用され、税負担が軽減されています。 このため、昨年度に比べて税額が安くなったのです。 Q2 昨年、農地転用許可を受けた畑の今年度の税金が高くなりました。今年、住宅敷地に 転用する予定ですが、1月1日(賦課期日)現在は畑でした。農地として評価してもら えませんか。 A2 農地転用の許可を受けた農地や農地転用の届出がされた農地は、農地としての規制 がなくなり、宅地としての潜在的価値を有することとなるため、宅地等介在農地として 宅地と農地の中間の評価をすることになっています。また、税額は、商業地(非住宅用 地)の負担調整措置を適用して算出されますので、市街化区域農地よりも高くなります。 Q3 分譲地を購入しましたが、しばらく家を建てる予定がないので畑として利用してい ます。現況で課税するとのことですので、「畑」として評価してもらえませんか。 A3 分譲住宅地は、住宅建設のための造成された土地であるため、宅地として評価するこ ととしています。 Q4 昨年6月に住宅を取壊し駐車場にしました。今年の納税通知書を見たら土地の税額 が急に高くなったのですが、なぜでしょうか。 A4 昨年度までは、住宅用地として住宅特例が適用されていました。今年の1月1日(賦 課期日)現在、住宅がないので、特例が受けられなくなったためです。 Q5 固定資産はすべて相続登記したはずなのに、父名義のままとなっている家屋があり ます。なぜでしょうか。 A5 登記されていない家屋は、市へ未登記建物の所有移転届の提出により名義が変更と なりますので、税務課で手続きをお願いします。 Q6 平成24年に住宅を新築しましたが、平成28年度から税額が急に高くなりました。 なぜでしょうか。 A6 新築住宅に対しては、床面積50㎡から(アパートの場合は1戸あたり40㎡から) 280㎡までであれば、課税される年度から3年度分(長期優良住宅また3階建て以上 の中高層耐火住宅の場合は5年度分)の固定資産税額が120㎡分まで2分の1に軽 減されます。平成25・26・27年度分は税額が2分の1に減額されていましたが、 平成28年度は軽減期間が終了したため通常の税額に戻ります。 Q7 近年、地価が下落していますが、私が所有する土地の固定資産税が安くなっていると は思えません。なぜですか? A7 固定資産税は「評価額」と「課税標準額」を使って算定しますが、全国的に地域によ って同じ評価額の土地に対する税額にばらつきがあったことから、平成9年度に国の 税制改正により税負担の公平の観点から格差解消の仕組みが導入されました。市内で も全ての土地の税額が上がっているわけではなく、商業地等の宅地(非住宅用地)では 負担水準が60%未満の土地と、住宅用地では負担水準が100%未満の土地に限ら れています。現在は、ばらつきを是正している過程にあるので地価が下落していても税 額が上がる場合があるのです。 Q8 土地の価格にはいろいろな種類があると聞きましたが、どのようなものがあります か? A8 土地にはその目的により同じ土地でもいくつかの価格があります。代表的なものは 次のとおりです。 種 類 売買価格 内 容 実際に売ったり買ったりする時の価格で、さまざまな事情により価格にば らつきがあります。 地価公示 毎年1月1日現在の標準地点価格を国(国土交通省)が発表しています。 価格 地価調査 毎年7月1日現在の基準地価格を県が発表しています。 価格 相続税路 毎年1月1日現在の路線価方式により評価する路線価価格で、地価公示価 線価 格の8割程度で税務署が評価します。この価格は税務署の相続税や贈与税 などの算出に使用されます。路線価価格は須賀川税務署で閲覧できます。 固定資産 市街地などの道路に接する標準的な宅地の価格であり、各路線価は地価公 税路線価 示価格の7割程度で、市が付設します。この価格は市の固定資産税、都市 計画税のほか、法務局の登録免許税や県の不動産取得税の算出に使用され ます。 Q9 平成27年11月に土地を購入し、平成28年2月に所有権移転登記をしました。平 成28年度の固定資産税は誰に課税されますか? A9 地方税法の規定で固定資産税の納税義務者は、毎年1月1日(賦課期日)に法務局の 登記簿に所有者として登記されている方です。このため、固定資産税は売主に課税に なります。 Q10 納税通知書に記載されている家屋の表示と実際の棟数が違うのですが、どうして ですか? A10 増築された部分があったり1棟の建物でも構造が違ったりする(1階が鉄骨で2 階が木造の場合など)と、それぞれに評価するので、実際の棟数とは異なる場合があ ります。 Q11 償却資産の要件として「事業の用に供することができる資産」とありますが、詳し く教えてください。 A11 事業の用に供する目的をもって所有し、それが事業の用に供することができる状 態にあれば償却資産に該当します。このため、短期間稼動を中止していても事業の用 に供する目的で所有し、それが事業の用に供することができる状態であれば償却資 産となります。また、耐用年数が経過し減価償却が終わった資産でも事業の用に供す る状態であれば償却資産に該当します。 Q12 地籍図などの閲覧をするにはどこへ行けばよいですか? A12 税務課固定資産税係(文化センター1階)で閲覧できます。 ただし、本庁舎の被災により、現在、地籍図を別書庫に保管しているため、閲覧ま で時間をいただく場合があります。 お問い合わせ先 ●須賀川市企画財政部税務課 固定資産税係 〒962-0054 須賀川市牛袋町11番地 (文化センター1階) 電話 0248-88-9125 電子メール [email protected]
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