不良債権の状況 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ■不良債権の状況について・ 不良債権残高 平成18年度末 平成18年度の不良債権額は、残高の圧縮に向けた回 189億円 収・流動化などの不良債権処理への積極的な取組みの結 果189億円となり、ピーク時であった平成11年度上半 (平成17年度末 229億円) (平成16年度末 284億円) 不良債権比率 期末の約10分の1以下にまで減少しました。 平成18年度末 また、総与信額に占める割合である不良債権比率は 0.33% 0.33%と着実にその水準を落としてきており、不良債 (平成17年度末 0.37%) (平成16年度末 0.45%) 権が当社の経営に影響を及ぼす懸念はほとんどないと 保全率 考えています。 平成18年度末 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ■自己査定・引当について・ 80.9% 当社は、年2回の自己査定を実施しており、資産内容 (平成17年度末 65.8%) (平成16年度末 71.0%) の実態把握をより精緻に行っています。また、回収の可 能性の低い部分については、保険検査マニュアルに準拠 た上で、厳格な引当を実施し、資産の健全性を十分に確 した社内規程に基づき、会計監査人による監査を受け 保しています。 当 社 の 健 全 性 に つ い て ︱ 不 良 債 権 の 状 況 / 格 付 け ■保全状況について・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 「保全率」とは不良債権のうち「担保・保証等による保 全額」並びにこの「担保・保証等で保全されていない部 分に対する引当金」により、どの程度保全が図られてい るかを示す割合です。 当社は、厳格な引当の結果、平成18年度末の保全率 は80.9%と引き続き十分な水準を確保しています。 格付け 平成19年6月末現在 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ■格付けとは ・ 格付けとは、主に企業の財務の健全性に関する意見 (ダブルAマイナス) 」 、㈱格 として、利害関係のない第三者が判断、公表するもので 付投資情報センターおよび す。通常は、理解を容易にするために記号化されて示さ フィッチ・レーティングスか + れます。こうした格付けには、企業が格付会社に依頼し らは「A (シングルAプラ て発表されるものと、企業側の依頼の有無に関わらず格 ス) 」 、 スタンダード&プアー 付会社の意見として発表されるものとがあります。 ズからは「A(シングルA) 」 生命保険会社についての格付けは、通常、保険金や年 金等が契約どおりに支払われる確実性の程度を示してい ます。 という高水準の格付けを得 ています。 なお、㈱日本格付研究所 当社では、格付けを、財務の健全性をはじめとする経 からの格付けについては、 A+ AA− ㈱格付投資 情報センター (R&I) (保険金支払能力格付け) ㈱日本格付 研究所 (JCR) (保険金支払能力格付け) スタンダード& プアーズ (S&P) (保険財務力格付け) フィッチ・ レーティングス (Fitch) A A+ (保険会社財務格付) ※ 上記格付けは、格付会社の意見であ り、保険金支払等について格付会社 が保証を行うものではありません。 また、 格付会社の判断により、将来的には 変化することがあります。 営内容を客観的に判断する材料のひとつと考え、㈱格 当社の収益・資本の向上に 付投資情報センターおよび㈱日本格付研究所より保険 向けた各種取組みが評価され、平成18年10月に「A+ 金支払能力格付けを、スタンダード&プアーズより保険 (シングルAプラス) 」から「AA−(ダブルAマイナス) 」に 財務力格付けを、フィッチ・レーティングスより保険会社 財務格付を取得しています。 格上げされたものです。 今後も、収益力の確保と自己資本の充実により、格付 − 平成19年6月末現在、㈱日本格付研究所からは「AA けの維持・向上に努めてまいります。 13
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