trans-2

エイジングケアおよびダイエットのための
次世代の霊芝製剤の製品企画
カクテル霊芝【綺麗芝】
綺麗は身体の中から…
元気と健康維持を目指す…
カクテル霊芝【綺麗芝】の製品コンセプト
配合成分
鹿角霊芝 (北海道産)
天然ヒドロキシアパタイト (鳴門産)
クルクミン (インド産)
クエルセチン (ブラジル産)
エイジングケアにおける抗酸化作用と
脂質吸収抑制作用の重要性
近年、過酸化脂質や脂質アルデヒド(加齢臭原因物質;ノネナールなど)による
人体への健康被害が問題視されています。
過酸化脂質は、脂質(不飽和脂肪酸、コレステロールなど)が、酸素や活性酸素
により過度に酸化されて生成する分子内ペルオキシド基を形成した脂質化合物の総
称です。脂質は、飲食物や生体内に広く存在しており、生体は、常に脂質過酸化に
よる危険性にさらされています。
さらに、脂質過酸化は、脂質アルデヒド生成を促進します。加齢臭原因物質の
trans-2-ノネナールは、これら脂質アルデヒドの1つですが、DNA(遺伝子)のシ
トシン塩基やタンパク質のヒスチジン残基と化学的に結合し、DNAを分解したり、
タンパク質を変性させたりするため、その毒性が問題視されています。
脂質の過酸化を防ぐためには、抗酸化作用を持つ食品を補給し、老化(エイジン
グ)により低下する生体内の抗酸化機能を補っていくこと及び過剰な脂質の摂取と
吸収を防ぐことが、アンチエイジング、ダイエットおよび健康維持にとって重要な
のです。
健康維持における有害金属イオン排除の重要性
現代の生活環境では、明治以降の産業革命および高度成長期における有害金属
イオンの放出と拡散により、飲食物には必ず有害金属イオンが含まれています。
有害金属イオンとしては、鉛、カドミウム、ヒ素、水銀、銅などがあります。
原子力発電所事故では、放射性セシウムやストロンチウムなどが環境中に大量に
放出されました。
また、近年、大きな環境問題となっている PM2.5 などにも微量の有害金属イオ
ンが含まれており、更なる有害金属イオンの広域汚染の要因となることが考えら
れます。実際、人の毛髪有害金属検査では、確実に有害金属イオンが検出されま
す。
近年、発症率が増加しているアルツハイマー病の原因であるβ-アミロイドの凝集
は、銅イオンや亜鉛イオンによって引き起こされやすくなることが報告されてい
ます。
β-アミロイド凝集物(老人斑)が、神経細胞を死滅させ、その結果、アルツハイ
マー病が発症すると考えられています。重金属イオンは、生体にとって必要です
が、過剰な摂取は、アルツハイマー病のリスクファクターとなる可能性がありま
す。従って、飲食物と一緒に摂取した有害金属イオンを体内に吸収される前に体
外に排出することが重要なのです。
カクテル霊芝【綺麗芝】の成分
に関する科学的知見
鹿角霊芝(北海道産)
赤霊芝の変異体であり、日照時間、気温、湿度などの調節により、
成長途中の赤霊芝の傘が開かず鹿の角のように枝分かれした霊芝
です。
β-グルカン(多糖体)の含有量が、アガリスクの約6倍、赤霊芝の約
2倍です。また、食物繊維のリグニンも多く含んでいます。
さらに、 トリテルペン類のガノデリン酸誘導体を含んでいます。
霊芝
霊芝(Ganoderma lucidum)は、マンネンタケ科の1年草のキノコです。
後漢時代(25-220年)にまとめられた『神農本草経』に命を養う延命の霊薬と
して記載されて以来、中国では薬用として使用されています。日本でも民間で
用いられてきましたが、伝統的な漢方薬には、霊芝を含む漢方処方はありま
せん。
霊芝の子実体には、β-グルカン(多糖体)やテルペノイド類などが含まれて
います。β-グルカンやガノデリン酸誘導体には、培養細胞や動物実験での免
疫賦活作用や抗ガン作用に関する多くの学術論文報告があります。さらに、
植物性食物繊維であるリグニンを豊富に含んでいます。
現在でも、その生理活性を裏付けようとする多くの基礎研究が世界的に実施
されており、やはり培養細胞や実験動物を用いた研究では、抗癌作用、免疫
賦活作用、血小板凝集抑制作用などの生理機能が数多く報告されています。
β-グルカンについて
β-1,3-グルカン(β-glucan)とは、グルコース(ブドウ糖)
が、β-1,3型結合で連なった多糖体です。
植物、菌類、細菌などが産生することから天然に広く存在
する食物繊維です。
これまで、霊芝、アガリクス、メシマコブなどのβ-グルカ
ンには、免疫賦活作用や抗ガン作用があることが実験的に報
告されており、近年、特に注目される健康補助成分として使
用されています。
β-1,4-グルカンが、由来に関係なく全てセルロースという
名前を持つのに対して、β-1,3-グルカンは、由来によって様
々な名前が与えられています。単に、β-グルカンと言った時
には、通常、β-1,3-グルカンのことです。
ガノデリン酸誘導体について
霊芝には、ガノデリン酸誘導体(トリテルペン類)が含ま
れています。鹿角霊芝に含まれるガノデリン酸誘導体のルシ
デニン酸類については、下記に示すような免疫賦活活性に関
する学術論文報告があります。
Lucidenic acids-rich extract from antlered form of Ganoderma
lucidum enhances TNF-alpha induction in THP-1 monocytic
cells possibly via its modulation of MAP kinases p38 and JNK.
(鹿角霊芝からのルシデニン酸類が豊富な抽出物は、MAPリン
酸化酵素であるp38とJNKの制御を介して、単球細胞株THP-1
におけるTNFαの産生を増強する。)
Biochem Biophys Res Commun., 2011 Apr.29; 408(1): 18-24.
天然型ヒドロキシアパタイト
天然型HAPの結晶模型
カラムナー (Columner) Caイオンが、金属イオ
ンと入れ替わるイオン交換反応による強力な金属
イオン吸着作用を発揮する。
Pollution Rising, Chinese Fear for Soil and Food
New York Times (2013年12月30日の掲載記事)
汚染が進む。中国人は、土壌と食料の汚染を恐れている。
By Edward Wong
http://www.nytimes.com/2013/12/31/world/asia/good-earth-no-moresoil-pollution-plagues-chinese-countryside.html?pagewanted=1&_r=2
湖南省衡陽市の鉛工場が遠く
に見える畑で働く農婦です。
学者は、土壌汚染が特に激し
い場所と指摘されています。
中国では、慢性的な有害
金属イオン汚染が進んで
います。
香川県におけるPM2.5 大気環境調査(金属イオン濃度)
2012年春のPM2.5含有大気中の金属イオン濃度(平均値;ng/m3)
測定地点;観音寺
Na 180 Co 0.038 Ba 2.6 Al 91 Ni 4.4 La 0.094 K 680
Cu 7.3 Ce 0.14 Ca 68 Zn 84 As 4.5 Ti 52 Se 4.5 W 0.3
V 6.3 Rb 1.2 Ta 0.3 Cr 1.1 Mo 0.58 Mn 14 Sb 2.3
Pb 27 Fe 170 Cs 0.17
測定地点;満濃
Na 180 Co 0.071 Ba 1.4 Al 82 Ni 2.2 La 0.077 K 390
Cu 2.2 Ce 0.12 Ca 43 Zn 16 As 2.4 Ti 6.7 Se 1.2 W 0.13
V 3.1 Rb 0.69 Ta 0.085 Cr 2.0 Mo 0.4 Mn 7.8 Sb 0.79
Pb 12 Fe 120 Cs 0.13
香川県におけるPM2.5 大気環境調査について(Ⅱ)
Investigation of PM2.5 Measurements in the Environmental Atmosphere of Kagawa Prefecture (Ⅱ)
香川県環境保健研究センター所報 第12号(2013)橋本貴世
から参照
瀬戸内海非工場地域内湾での重金属汚染
海底汚泥中の金属イオン濃度
金属イオン
鉛
カドミウム
濃度(mg/kg)
31
2.9
海底汚泥採取海域
(瀬戸内海内湾)
工業地域ではない瀬戸内海内湾でも、長期間において
有害金属イオンが蓄積された場所が存在しています。
天然型ヒドロキシアパタイト;
有害金属イオン吸着作用とカルシウム補給
現代社会の飲食物には必ず有害金属イオンが含まれています。近年、大きな
世界的な環境問題である PM2.5 にも有害金属イオンが含まれており、生活環
境の広範囲に降り注いでいます。
従って、人の毛髪中の有害金属検査では、有害金属イオンが確実に検出され
ます。有害金属イオンは、さまざまな健康被害を引き起こすことから、摂取した
有害金属イオンを体内に吸収される前に体外に排出することが重要なのです。
環境中の有害金属イオンとしては、鉛、カドミウム、銅、ヒ素などがあります。
また、福島原子力発電所事故では、放射性セシウムやストロンチウムなども環
境中に大量に放出されました。
天然ヒドロキシアパタイトには、イオン交換反応による強い金属イオン吸着作
用があり、毒素としての有害金属イオンをヒドロキシアパタイトに吸着した状態で
排出されることが期待されます。また、カルシウム補給においても有用です。
天然型ヒドロキシアパタイトの
金属イオン吸着作用
Concentrations
of metal ions (mg/l)
金属イオン濃度(mg/L)
120
100
80
60
40
20
0
0.0
1.0
2.0
3.0
4.0
of fired bone (%)
Consentration
HAP濃度(%)
5.0
Cd
Cr
Cs
Hg
Mn
Ni
Tl
Zn
As
Co
Sb
Cu
Fe
Pb
癌予防における食物繊維摂取およびデトックスの重要性
日本経済新聞で掲載された記事によると、世界的に中国の癌発症率が突出
しており、特に、肺癌発症率は、世界の36%です。また、肝臓癌、食道癌も
50%に達したとのことです。その原因として、大気汚染、高い喫煙率、有害
金属イオンなどによる水域環境汚染が言及されています。
日本での癌発症率も比較的高く、肺癌の発症率は、世界の5.2%、肝臓癌
は、4.6%、胃癌は、11.3%を占めるとのことです。
注目すべきは、アフリカ、中南米、インドの癌発症率の少なさです。メキ
シコでは、食物繊維摂取量が多く、日本の3倍にも及ぶそうです。
一日の野菜摂取量は、メキシコでは、93.6gに対して、日本では、31.9gで
す。日本人の1日当たりの食物繊維摂取量は、戦後から現在にかけて半分以
下に減っているそうです。『腸内革命;藤田紘一郎著』
従って、食物繊維の摂取が重要であり、また、中国の有害金属イオンによ
る環境汚染を考えると、有害金属イオンの体内からの排除(デトックス)が
重要であると考えられます。
アルツハイマー老人斑の形成;
β-アミロイドの金属イオンによる凝集の促進
脳の神経細胞中で作られたアミロイド前駆体蛋白質は、セクレターゼという蛋白
質分解酵素によって切断され、β-アミロイドが生成されます。 β-アミロイドは、非
常に凝集性が高く、神経細胞外に分泌された後、繊維状の凝集体となり老人斑
を形成します。
β-アミロイドの凝集は、銅イオンや亜鉛イオンによって引き起こされやすくなるこ
とが報告されています。形成された老人斑が、神経細胞を死滅させ、その結果、
アルツハイマー病が発症すると考えられています。銅イオンや亜鉛イオンは、生
体にとって重要な必須金属イオンでもありますが、その反面、過剰な摂取は、
アルツハイマー痴呆症のリスクファクターとなる可能性があります。
β-アミロイド凝集物
http://www.funakoshi.co.jp/
contents/6108
天然型ポリフェノール
クルクミン
ウコン(ターメリック;Curcuma longa)の黄色い色素であり
抗酸化作用、抗炎症作用、血小板凝集抑制作用、抗ガン作
用、β-アミロイド蓄積抑制作用(アルツハイマー痴呆症の
発症抑制)などが学術的に報告されています。
実際、インドでの癌および痴呆症の発症率の低いことが示
されており、クルクミン摂取の影響が示唆されます。
クルクミン
ウコン(ターメリック;Curcuma longa)の黄色い色素で、化学分子式は 、
C21H20O6 (分子量; 368.38、CAS登録番号;458-37-7)です。
クルクミンの生理作用としては、抗酸化作用、抗炎症作用、血小板凝集抑
制作用、抗ガン作用、 β-アミロイド蓄積抑制作用(アルツハイマー病の抑制
作用)などが知られています。
強い抗酸化作用により、脂質過酸化や活性酸素によるDNA傷害を防ぐこと
が報告されています。この抗炎症作用は、エイコサノイド合成の阻害による
ものであると考えられています。
癌細胞に対して、特異的にアポトーシス(癌細胞の自殺)を誘導すること
による抗癌作用のあることが報告されています。
アルツハイマー病の抑制作用については、脳でのβ-アミロイドの蓄積が抑制
されアミロイド斑が減少することが示されています。
天然型フラボノイド系ポリフェノール
クエルセチン
柑橘類の果皮、マメ科の花やサヤ、タマネギの皮、ソバ
などに多く含まれており、強い抗酸化作用、抗炎症作用、
抗アレルギー作用、脂肪吸収抑制作用などを有することが
学術的に報告されています。
クエルセチン
クエルセチンは、ルチンやヘスぺリジンと同様、ビタミンPとして知
られている天然フラボノイド系ポリフェノールです。
黄色い色素で、古くから染料としても用いられてきました。化学分子
式は 、C15H10O7(分子量; 302.24、CAS登録番号; 117-39-5)です。
柑橘類の果皮、マメ科の花やサヤ、タマネギの皮、ソバなどに多く含
まれています。本製品には、Dimorphandra Mollis というブラジル産マ
メ科のサヤから抽出したクエルセチンを使用しています。
クエルセチンは、強い抗酸化作用、抗炎症作用、肥満細胞からのヒス
タミン遊離抑制作用(抗アレルギー作用)、脂肪吸収抑制作用などを有
することが学術的に報告されています。
また、動脈硬化モデル動物において、動脈硬化病変の縮小効果や酸化
ストレスのバイオマーカー低下なども報告されています。
加齢臭原因物質;脂質アルデヒド
O
H
trans-2-ノネナール
生体を構成している不飽和脂肪酸が、活性酸素
によって酸化されることにより生成
加齢(エイジング)により、生体内の抗酸化機能が
低下することにより、生体内での生成が増加
DNAやタンパク質に化学結合することから、
癌や成人病、老化現象の要因となる可能性
trans-2-ノネナールによる DNA 分解に対する
クエルセチンおよびクルクミンによる抑制作用
① DNA;72時間放置後
② DNA + trans-2-ノネナール (100mM);72時間反応後
③ DNA + trans-2-ノネナール + クエルセチン (10mM)
④ DNA + trans-2-ノネナール + クルクミン (10mM)
⑤ DNA + trans-2-ノネナール + ルチン (10mM)
⑥ DNA + trans-2-ノネナール + ILG (10mM)
⑦ DNA + trans-2-ノネナール + 没食子酸 (10mM)
クエルセチンおよびクルクミンによる
trans-2-ノネナール毒性の軽減;
クエルセチンおよびクルクミンのデトックス効果
クエルセチンおよびクルクミンは、 trans-2-ノネナー
ルによる DNA 分解を強く抑制することから、trans-2ノネナールの毒性を軽減できることが期待されます。
これらの結果は、クエルセチンおよびクルクミンの
これまでに報告されていない新しい生理機能として
のデトックス効果を示しています。