− − 37 , , ( , , ) ( , に 組別データ用フォルダの配下に 管理部

に,組別データ用フォルダの配下に ,管理部(s100,s200,・・・・)及び会社部(s101 ∼ s124,
s201 ∼ s224,・・・・)のデータ用フォルダを作成する。これらの各フォルダにネットワーク
ドライブとしてドライブ名を割り当てる。
図Ⅳ−4
サーバのフォルダとネットワークドライブ名
(サーバのフォルダ)
(ネットワークドライブ名)
zissen
syoki(初期データ用)
R:
sog1(1組データ用)
s100(1組管理部データ用)
s101(1組01商店データ用)
s102(1組02商店データ用)
H:
S:
s124(1組24商店データ用)
sog2(2組データ用)
s200
s201
サーバ
∼
∼
∼
s224
sog3(3組データ用)
∼
sog8(8組データ用)
※
5
H ドライブや S ドライブの各フォルダは,ログオン時に割り当てる。
取引処理システムのセットアップ
(1) サーバの設定作業
①
フォルダの作成とデータのコピー
サーバのハードディスクに,図Ⅳ−4に示すフォルダを作成し,「総合実践システム」の
初期データを CD-ROM からコピーする。具体的な作業は,次の手順で行う。
・
CD-ROM の「準備作業」フォルダにある図Ⅳ−5に示す内容のバッチファイル「mkdirect.bat」
を実行して,ディレクトリを作成する。
図Ⅳ−5
バッチファイル「mkdirect.bat」の内容
r:¥zissen¥syoki
r:¥zissen¥sog1
r:¥zissen¥sog1¥s100
r:¥zissen¥sog1¥s101
∼
mkdir
mkdir
mkdir
mkdir
∼
mkdir r:¥zissen¥sog1¥s124
mkdir r:¥zissen¥sog2
∼
mkdir r:¥zissen¥sog8
mkdir r:¥zissen¥sog8¥s800
mkdir r:¥zissen¥sog8¥s801
mkdir r:¥zissen¥sog8¥s824
※
ドライブ名「r:」は,使用するドライブ構成に合わせて適宜変更することができる。
− 37 −
・
CD-ROM の「初期データ」フォルダにあるデータファイル「knrdata.dat」,「zaimdata.dat」
を,上記で作成した「syoki」フォルダにコピーする。
②
ユーザの登録
ユーザ名,フルネーム,パスワード,パスワードの有効期間,グループ名,ログオンスク
リプト名,ホームディレクトリを,表Ⅳ−2のように設定するため, CD-ROM の「準備作
業」フォルダにある図Ⅳ−6に示す内容のバッチファイル「 mkuser.bat 」を実行して,
図Ⅳ−7のようにユーザを登録する。
表Ⅳ−2
ユーザ名
パスワード
グループ名
ログオンスクリプト名
ホームディレクトリ
logons1.bat
¥¥コンピュータ名¥s100
s101
1組
01商店
s101
sog1
logons1.bat
¥¥コンピュータ名¥s101
s102
1組
02商店
s102
∼
sog1
∼
logons1.bat
∼
¥¥コンピュータ名¥s102
s124
1組
24商店
s124
sog1
logons1.bat
¥¥コンピュータ名¥s124
s200
2組
管 理 部
s200
sog2
logons2.bat
¥¥コンピュータ名¥s200
s201
2組
01商店
s201
sog2
logons2.bat
¥¥コンピュータ名¥s201
s202
∼
2組
02商店
s202
∼
sog2
∼
logons2.bat
∼
¥¥コンピュータ名¥s202
s224
2組
24商店
s224
sog2
logons2.bat
¥¥コンピュータ名¥s224
∼
∼
∼
sog1
∼
∼
∼
∼
s100
∼
管 理 部
∼
1組
∼
s100
∼
※
フルネーム
ユーザ作成に関する設定項目
ホームディレクトリの「¥¥コンピュータ名」は,サーバのコンピュータ名とする。
図Ⅳ−6
バッチファイル「mkuser.bat」の内容
net accounts /maxpwage:unlimited
net user s100 s100 /add /fullname:"1組
管理部" /homedir:¥¥opc20sv¥s100 /password
chg:no/scriptpath:logins1.bat
net user s101 s101 /add /fullname:"1組
01商店" /homedir:¥¥opc20sv¥s101 /passwo
∼
rdchg:no/scriptpath:logins1.bat
net user s124 s124 /add /fullname:"1組
24商店" /homedir:¥¥opc20sv¥s124 /passwo
∼
rdchg:no/scriptpath:logins1.bat
− 38 −
図Ⅳ−7
③
ユーザの登録画面
ローカルグループの登録
組別のローカルグループを,表Ⅳ−3のように設定するため,CD-ROM の「準備作業」
フォルダにある図Ⅳ−8に示す内容のバッチファイル「 mkgroup.bat 」を実行して,図
Ⅳ−9のようにローカルグループを登録する。
表Ⅳ−3
ローカルグループとグループ名
組名
グループ名
組名
グループ名
組名
グループ名
組名
グループ名
1組
sog1
2組
sog2
3組
sog3
4組
sog4
5組
sog5
6組
sog6
7組
sog7
8組
sog8
図Ⅳ−8
バッチファイル「mkgroup.bat」の内容
∼
net localgroup sog1 /add
net localgroup sog1 s100 /add
net localgroup sog1 s101 /add
∼
net localgroup sog1 s124 /add
net localgroup sog2 /add
∼
net localgroup sog8 /add
net localgroup sog8 s800 /add
net localgroup sog8 s801 /add
net localgroup sog8 s824 /add
− 39 −
図Ⅳ−9
④
ローカルグループの登録画面
ディレクトリの共有とアクセス権の設定
サーバのハードディスクに作成したフォルダを,ネットワークから利用可能とするために
「ネットワークの共有」を設定し,グループやユーザに対するアクセス権を表Ⅳ−4のよう
に設定するために,CD-ROM の「準備作業」フォルダにある図Ⅳ− 10 に示す内容のバッチ
ファイル「kyoyu.bat」を実行する。
表Ⅳ−4
フォルダの共有とアクセス権
ディレクトリ
ネットワークの共有
アクセス権の設定対象
アクセス権
zissen¥syoki
○
sog1,sog2,・・・・・
読み取り
zissen¥sog1
○
sog1
変更
zissen¥s100
○
s100
変更
zissen¥s101
○
s101
変更
∼
∼
○
s124
変更
zissen¥sog2
○
sog2
変更
zissen¥s200
○
s200
変更
− 40 −
∼
○
∼
∼
∼
zissen¥s224
∼
∼
zissen¥s124
s224
変更
図Ⅳ− 10
バッチファイル「kyoyu.bat」の内容
net
net
net
net
share
share
share
share
syoki=r:¥zissen¥syoki
sog1=r:¥zissen¥sog1
s100=r:¥zissen¥sog1¥s100
s101=r:¥zissen¥sog1¥s101
∼
∼
net share s124=r:¥zissen¥sog1¥s124
net share sog2=r:¥zissen¥sog2
∼
net share s224=r:¥zissen¥sog2¥s224
※
⑤
パスのドライブ名「r:」は,
「mkdirect.bat」で指定したドライブ名でなければならない。
ログオンスクリプトの作成
組別(グループ別)のログオンスクリプトを,表Ⅳ−5のように作成するため,CD-ROM
の「準備作業」フォルダにある図Ⅳ−11に示す内容のバッチファイル「logons1.bat」∼
「logons8.bat」を,サーバの「c:¥WINNT¥system32¥repl¥import¥scripts」にコピーし,コン
ピュータ名をシステムに合わせて書き換える。ログオンスクリプトとは,ユーザがログオン
した時に実行されるバッチファイルまたは実行可能なファイルを意味する。このログオンス
クリプトを利用することによって,ネットワーク接続を確立したり,ユーザ環境を設定する
ことができる。
表Ⅳ−5
ログオンスクリプトの内容
ログオンスクリプト名
logons1.bat
内
net use r:¥¥コンピュータ名¥syoki
net use s:¥¥コンピュータ名¥sog1
net use h:/home
※
∼
∼
logons8.bat
容
net use r:¥¥コンピュータ名¥syoki
net use s:¥¥コンピュータ名¥sog8
net use h:/home
「¥¥コンピュータ名」は,サーバのコンピュータ名である。
図Ⅳ−11
バッチファイル「logons1.bat」の内容
net use r:¥¥opc20sv¥syoki
net use s:¥¥opc20sv¥sog1
net use h:/home
− 41 −
(2) クライアントの設定作業
①
管理システムのセットアップ
管理部(教師用)で使用するパソコンに,「管理システム」をインストールするには,次
の作業手順で行う。
・
CD-ROM の「管理システム PC/AT 用」または「管理システム PC98 用」のフォルダを開
く。
・
「setup.exe」をダブルクリックすると,図Ⅳ− 12 に示すダイアログボックスが表示され
るので,説明文を確認後,
[OK]ボタンをクリックする。
図Ⅳ− 12
・
管理システムのセットアップ画面(1)
図Ⅳ− 13 に示すようにインストールするディレクトリを問い合わせるダイアログボック
スが表示される。特に変更する必要がなく表示されているディレクトリへそのままインス
トールする場合は,
[セットアップ]ボタンをクリックする。
図Ⅳ− 13
・
管理システムのセットアップ画面(2)
セットアップ終了後,[スタート]→[プログラム]→[管理システム]でマウスの右ボ
タンをクリックし ,[送る]から[デスクトップ(ショートカットとして )]を選択して,
デスクトップ上に「管理システム」のショートカットアイコンを作成する。
− 42 −
②
会社システムのセットアップ
会社部(生徒用)で使用するパソコンに,「会社システム」をインストールするには,次
の作業手順で行う。
・
CD-ROM の「会社システム」のフォルダを開く。
・
「setup.exe」をダブルクリックすると,図Ⅳ− 12 と同様のダイアログボックスが表示さ
れるので,説明文を確認後,
[OK]ボタンをクリックする。
・
図Ⅳ− 13 と同様にインストールするディレクトリを問い合わせるダイアログボックスが
表示される。特に変更する必要がなく表示されているディレクトリへそのままインストール
する場合は,[セットアップ]ボタンをクリックする。
・
セットアップ終了後,[スタート]→[プログラム]→[会社システム]でマウスの右ボ
タンをクリックし ,[送る]から[デスクトップ(ショートカットとして )]を選択して,
デスクトップ上に「会社システム」のショートカットアイコンを作成する。
6
取引処理システムの操作方法
取引処理システムは,サーバを起動後,次の操作手順によって利用する。
(1) 管理システムの操作
①
管理システムの起動
管理システムを操作するため,次の手順で準備する。
・
管理部(教師用)パソコンの電源を ON にし,ログオン名とパスワードを入力する。
・
「管理システム」のショートカットアイコンをダブルクリックして,図Ⅳ− 14 の「管理
システムメニュー」を起動する。
図Ⅳ− 14
②
管理システムメニュー画面
図Ⅳ− 15
初期化処理メニュー画面
初期化処理
「管理システムメニュー」の[初期化処理]ボタンをクリックして,図Ⅳ− 15 の「初期
化処理メニュー」画面を表示して,次の手順で初期化処理を行う。なお,ファイルの初期化
は,年度の始めに一度だけ行う。
・
組,会社数をプルダウンメニューから,マウスで選択する。
− 43 −