中学・高校演劇のためのワークショップを開催しました 劇団新波では、中学・高校演劇部員を対象としたワ ークショップを毎年春に開催しています。今年は、 2010 年 5 月 1 日(土)10:00~16:00、関門医療セ ンターで開催、下関市内の中学・高校の演劇部員と、 宇部市内の高校演劇部員、総勢 40 名が参加しました。 まず、参加した中学・高校演劇部員が、他校の部員 と仲良くなるために、各校がほどよくバラけるよう にチームわけを行いました。 その後、毎年恒例のコミュニケーションゲームで体 と心をほぐしました。また、ゲーム感覚の中に、少 し強めの運動を取り入れたメニューを行うなど、リラックスしながら今日のワークショップの雰囲気に 慣れてもらう事から始めました。 午前中、最後のメニューは、ダンスの稽古。今日の ワークショップの最後の締めくくりでおこなう、劇 団新波の第 32 回公演「MISSING」 (作・演出:加 藤孝明)の劇中でのダンスをアレンジして、参加者 全員で稽古しました。 午後は、呼吸法や発声法の基本を、参加者全員で行 いました。この春、初めて高校演劇部に入部した新 1 年生、そして中学生など、演劇の基礎訓練を学ん だことのない人達のためのメニューを行いました。 劇団新波のワークショップに何度も参加している 3 年生などには、おなじみのメニューです。 今回、3 年ぶりに、エチュードをメニューに取り入 れて行いました。やはり台本のない、設定だけのお 芝居は、なかなかハードルが高かったようですが、 アンケートではエチュードが大好評でした。 そして、いよいよ、劇団新波の第 32 回公演「MISSING」のワンシーンをア レンジした本読み、半立ち稽古を開始しました。短時間で立ち稽古までいく のは大変でしたが、中には台本を離して台詞をしゃ べる人もいました。最後に、その成果を各チームか ら発表してもらいました。全チーム、同じ台本で稽 古をしたのですが、それぞれ独創的な演出による成果が披露され、会場は大 盛り上がりでした。
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