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経営改善支援及び地域活性化のための取組みについて
当金庫は、中小企業専門の地域金融機関として資金供給者の役割を果たすとともに、地元の中小企業等に対する経
営支援や地域経済の活性化に貢献するため地域密着型金融を推進しています。
1 中小企業の経営支援に関する態勢整備
審査部
営業統括部
取引先
営業店
企業支援センター
・コンサルティング機能の一層の強化
・ビジネスマッチングの取組み
・M&Aの取組み など
・「とうきょう中小企業支援ファンド」の設立
・さわやか信用金庫物産展の開催
・さわやか景況レポート など
金融円滑化管理室
2 中小企業の経営支援に関する取組状況
●コンサルティング機能の一層の強化
さわやか 産学公連携
お客さま
皆さまの身近な相談・問題の解決や成長ステージへのステップアップのお手伝いをいたします。
依頼
経営に関する・
技術に関する
ご相談
さわやか信用金庫
支援
東京大学産学連携本部
東京都立産業技術研究センター
中小企業基盤整備機構・関東本部
東京商工会議所
●ビジネスマッチングの取組み
異業種との交流やビジネスマッチングを目的として、ビジネスフェアを開催しております。
詳細については、9 ページをご覧下さい。
また、当金庫のホームページにて、中小企業の持つ商品・サービス・技術等の情報を発信し、
ビジネスマッチングの機会を創出しております。
●M&Aの取組みについて
譲渡希望
企業
さわやか信用金庫
買収希望
企業
業務提携
信金キャピタル(株)
「ビジネスマッチング」
M&A成功事例(平成24年度)
当金庫取引先であるA社は、複数の事業を営んでいた。A社は、
代表者の健康上の理由や後継者不在であることを契機に、不動
産賃貸業に特化することを決定し、一部の事業について営業譲渡
することを検討しました。
当金庫では、業務提携先である信金キャピタル㈱の協力のもと、
複数の買い手企業の候補を紹介し、最終的には大手企業への営
業譲渡のお手伝いをしました。
このM&Aにより、①地域に根付いた店舗が事業存続できた、②
従業員の雇用を維持することができた、③引退する経営者の将
来に備えるための資金を確保することができた、④買収企業の販
路拡大ができた、
など多くのメリットがありました。
●経営革新等支援機関に認定されました
近年、中小企業を巡る経営課題が多様化・複雑化する中、中小企業支援を行う支援事業の担い手の多様化・活性化を図るため、平成
24年8月30日に「中小企業経営力強化支援法」が施行され、中小企業に対して専門性の高い支援事業を行う経営革新等支援機関
を認定する制度が創設されました。
認定制度は、税務、金融及び企業財務に関する専門的知識や支援に係る実務経験が一定レベル以上の個人、法人、中小企業支援機
関等を、経営革新等支援機関として認定することにより、中小企業に対して専門性の高い支援を行うための体制を整備するものです。
当金庫も平成24年11月5日に財務省関東財務局及び経済産業省関東経済産業局から「経営革新等支援機関」として認定を受けました。
7
●海外業務支援準備室の設置
海外進出を積極的に検討している取引先に対して、海外進出支援するための態勢整備を進めています。
● 経営支援(再生・改善)事例
業 種 創業後年数 支援前の企業の状況 支援の概要(金庫の施策)支援の概要(当該企業の施策) 支援後の企業の状況
建設業 10年以上
工 場 などの 電 気 工 事 を請 け
負っており、創業時から上場
企 業 など 大 手 取引先を確 保
し、安定した業 績を残してい
ました 。しかし、バブル 期に
不 動産 投 資の 失 敗 から年 商
以上の負債を抱えてしまい、
過 剰 債 務 による金 利 負 担 が
重く、窮境に陥ってしまいまし
た。
人 員の 派 遣を行い、企 業内
部の分析を行った後、中小企
業再生支援協議会の協力を
得て経営改善計画を作成し
ました。計画の実行により受
注 管 理、収 益 管 理の徹 底を
図り、業績の回復を目指した
ものです。
各部門の責任者を中心に営
業実績のチェックを定期的
に行い、従業員全員が経営
改善に向け共通意識を持ち
経費削減などに積極的に取
り組みました。
中小企業再生支援協議会の再生
支 援により経営改 善計画は「産
業活力の再生及び産業活動の革
新に関する特別措置法」に基づく
「中小企業承継事業再生計画」
に認定され、関 係金融 機関の合
意も得て24年4月に再生が成立
しました。その後も定期的に経営
改善計画の進捗管理を中小企業
再生 支援協議 会とともに実 施し
25年3月期も計画を上回る実績
を示しました。
製造業 10年以上
精密射出成型加工業として約
50年の業歴を誇る老舗製 造
業ですが過去の不良債権処理
などにより借入過多の状況が
続いていました。平成22年、
受注低迷により借入が年商に
匹敵する水準となり、本格的
に経営改善に着手しました。
元 金据置きにより資 金繰り
を安定させるとともに、経営
改善計画を作成し、徹底した
経費削減と営業力の強化に
よる債 務 の圧 縮を提 案しま
した。
役員報酬の減額、工場の作
業効率改善、後継者育成を
含めた社内体制の若返りな
ど、自らも経営改善に積極
的に取り組みました。
主力取引先からの受注が回復し
たことに加え、免震部品など新分
野進出も成果に繋がりつつありま
す。また、経費削減により安定的
に利益を生み出す体質に変化して
きています。
●経営改善支援等の取組み実績(24年4月~25年3月)
期初
債務者数
正常先
①
うちその他要注意先 ②
要注意先
うち要管理先
③
④
破綻懸念先
⑤
実質破綻先
破綻先
⑥
小計
(②∼⑥の計)
合計
A
14,663
2,894
56
928
203
88
4,169
18,832
αのうち
αのうち
αのうち
うち経営
改善支援 期末に債務 期末に債務 再生計画を
者区分が 者区分が 策定した
取組み
ランクアップ 変化しな
先数
先数
した先数
かった先数
α
β
γ
δ
5
132
138
214
292
3
314
5
27
0
27
21
78
4
87
0
0
0
0
0
0
0
0
240
397
7
428
245
529
7
566
経営改善
支援
取組み率
ランク
アップ率
再生計画
策定率
α/A
0.9%
10.9%
48.2%
9.4%
0.0%
0.0%
10.3%
3.0%
β/α
δ/α
3.6%
68.2%
18.5%
24.1%
0.0%
0.0%
56.1%
43.3%
1.0%
0.0%
4.6%
0.0%
0.0%
1.6%
1.2%
3 地域の活性化に関する取組状況
●「とうきょう中小企業支援ファンド」の設立
当金庫は、中小企業基盤整備機構および東京都内地域金融機関などと共同で「とうきょう中小企業支援ファンド投資事業有限責任
組合」を組成しました。
本ファンドは、中小企業基盤整備機構の制度に基づき同機構と東京都内の地域金融機関などが共同で組成し、主に東京都内の中
小企業の再生を支援する「官民一体型中小企業再生ファンド」です。当金庫はファンド総額25億円のうち50百万円を出資しました。
本ファンドへの出資を機に、中小企業の再生支援への取組みを一層強化してまいります。
●さわやか信用金庫物産展の開催
「今年も感動 地元の銘品」をテーマに、
「さわやか信用金庫物産展」を開催しました。
詳細については、9ページをご覧下さい。
●「下町ボブスレー」への協賛
「下町ボブスレー」に対して、地元金融機関として協賛しております。
詳細については、13ページをご覧下さい。
●さわやか景況レポート
四半期毎に地域の景気動向などを調査・分析して、お客さまに情報発信しております。
「さわやか景況レポート」
8
経営改善支援及び地域活性化のための取組みについて
●さわやか塾
平成24年5月 お客さまの円滑な事業承継を支援させていただくため、
次世代
経営者勉強会「さわやか塾」を発足いたしました。「さわやか塾」は、
これから毎年
開講し年間6回の勉強会、経営情報誌、無料経営相談会などをご提供して、次世代
を担う経営者に必要となる経営手法・ノウハウ等を体系的に身につけるサポートを
していきます。
平成25年3月には、第1期生(25名)が卒業しました。今後も卒業生によるOB
会などを開催していく予定です。また、平成25年5月より、第2期がスタートして
おります。
「さわやか塾 講義風景」
●第8回「ビジネスフェア」と第3回「さわやか物産展」
平成24年7月3日 大田区産業プラザPio 1階大展示ホール 第8回「ビジネスフェア」には、経済産業省関東経済産業局、独立行政法人中小企業基盤整備
機構関東本部、東京商工会議所大田支部、一般社団法人東京都信用金庫協会、東京新聞、信金
中央金庫の皆さまのご後援を頂いて、お客さまの交流・ビジネスチャンス拡大の「場」
として盛り
上がりました。
(出展企業64社、来場者1,
700名)
「今年も感動 地元の銘品」をテーマとして、第3回「さわやか物産展」
( 出展56店)も同時
開催し、
3,
200名のお客さまにお買い物をお楽しみ頂きました。
平成25年度も6月4日に第9回「ビジネスフェア」と第4回「さわやか信用金庫物産展」を
開催いたしました。
「第9回ビジネスフェア」
「第4回さわやか信用金庫物産展」
●内外情勢調査会さわやか支部講演会活動(帝国ホテル)
24年5月29日 「チャイナリスクとASEAN」
(参加者 49名)
第一生命経済研究所 副主任エコノミスト 西濱 徹 氏
24年7月19日 「はやぶさを産んだ文化とこれからの日本~糸川英夫生誕百年を迎えて~」
(参加者 56名)
宇宙航空研究開発機構名誉教授・技術参与 的川 泰宣 氏
24年9月18日 「中国巨大市場の行方と日本企業の対応」
(参加者 59名)
多摩大学大学院客員教授 沈 才彬 氏
24年11月29日 「東アジア情勢の変化と今後の日米関係」
(参加者 55名)
早稲田大学大学院アジア・太平洋研究科教授 川村 亨夫 氏
「内外情勢調査会講演風景」
25年1月22日 「目利きの人生談義」
(参加者 69名)
古美術鑑定家 中島 誠之助 氏
25年3月28日 「加賀屋の流儀~おもてなしの心で世界を狙え~」
(参加者 57名)
和倉温泉 株式会社加賀屋 代表取締役会長 小田 禎彦 氏
●コンサルティング能力の強化
地域密着型金融を推進するためには、
「人材育成」が不可欠であります。そのため、当金庫は職員の公的資格の取得を奨励
しています。
主な公的資格者数(保有者数含む)
(平成25年3月31日現在)
中小企業診断士 22名 社会保険労務士 7名 宅地建物取引主任者 114名 FP技能検定1級 20名
FP技能検定2級 452名 CFP 10名 AFP 39名 日商簿記1級 6名 日商簿記2級 162名
マンション管理士 4名 管理業務主任者 17名 その他(行政書士他) 8名 計 861名(23年度822名)
●さわやかレディース会
平成24年12月10日、女性会員の趣味、知識や教養などの向上を目指しながら、会員相互の交流と親睦を図り、当金庫との
コミュニケーションを構築することを目的に、
さわやかレディース会を発足いたしました。
9
中小企業等への金融円滑化への取組みについて
〜 これからも、今までと変わらないきめ細かな対応をいたします 〜
中小企業金融円滑化法は平成25年3月31日に期限が到来しましたが、貸付条件の変更等を行っている中小企業
者等に対して、中小企業金融円滑化法の期限到来後もこれまでと同様、貸付条件の変更等や円滑な資金供給に努め
ていくことや、貸出先の抱えている課題を十分に把握したうえで、その解決に向け、必要に応じて外部専門家や外部
機関等も活用しつつ、引き続ききめ細かな対応を行っていくことに変わりはありません。当金庫は、引き続き地域金
融の円滑化に全力を傾注して取り組んでまいります。
金融円滑化管理方針
(基本方針)
(1)健全な事業を営む顧客に対して必要な資金を円滑に供給していくことは、金融機関の最も重要な役割の一
つであり、適切なリスク管理態勢の下、適切かつ積極的にリスクテイクを行い、金融仲介機能を積極的に発
揮していくことを金融円滑化管理の基本方針といたします。
(2)中 小企業者に対する信用の供与については、当該中小企業者の特性及びその事業の状況を勘案しつつ、
できる限り、柔軟にこれを行うよう努めます。
(3)事 業資金の借入を有する中小企業者であって、当該債務の弁済に支障を生じており、又は生ずるおそれが
あるお客さまから弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合には、お客さまの事業について改善又は再
生の可能性その他の状況を勘案しつつ、できる限り、条件の変更、旧債の借換え等負担の軽減に資する
措置をとるよう努めます。
(4)住宅資金の借入を有する住宅資金借入者であって、当該債務の弁済に支障を生じており、又は生ずるお
それがあるお客さまから弁済に係る負担の軽減の申込みがあった場合には、お客さまの財産および収入
の状況を勘案しつつ、できる限り、条件の変更、旧債の借換え等負担の軽減に資する措置をとるよう努め
ます。
(5)前 二項の申込みに係る貸付債権を有する他の金融機関や債務を保証する信用保証協会等がいるときは、
その者と緊密な連携を図るよう努めます。
■貸付けの条件の変更等の申込みを受けた貸付債権の件数及び額 (平成25年3月31日現在)
(中小企業者)
(金額:百万円)
申込
実行
謝絶
審査中
取下げ
件数
30,501
28,624
782
384
711
金額
716,066
678,063
17,784
5,795
14,424
申込
実行
謝絶
審査中
取下げ
件数
947
840
54
14
39
金額
20,604
18,157
1,512
213
722
(住宅資金借入者)
※詳細は、当庫ホームページをご覧下さい。
10
お客さまの満足度・利便性向上と地域貢献・社会貢献活動
■ お客さま満足度向上に向けた取り組み
当金庫では、
「地域密着型金融」の実効性ある推進の一環として、
例年店頭のお客さまを対象として
「お客さまアンケート」
を実施しております。
平成24年度も、
平成24年11月に実施したところ、
2001名のお客さまにご協力を頂きました。誠にありがとうございま
した。また、
アンケートとともに446枚の「ご意見・ご要望」を頂戴いたしました。
貴重なご意見を真摯に受け止め、
ご要望についても一層の改善を図ってまいります。
今後ともよろしくお願いいたします。
アンケートの集計結果とご要望にお応えして改善いたしました一部をご報告いたします。
●CS
(顧客満足度)
アンケートの結果について
調査方法:窓口ご来店のお客さまにアンケート用紙をお渡しして、
ご回答いただいた後封筒にいれてお客さま自身が封緘、
本部において開封・集計しております。
調査期間:平成24年11月12日~11月22日
調査店舗:出張所を含む全店
回答枚数:2001枚 うちご意見・ご要望コメント446枚
①性別
②年齢
男性
32.2%
女性
67.8%
⑤商品説明は
20代未満
30代
40代
50代
60代
70代
80代以上
6.6%
12.2%
16.6%
17.0%
25.3%
17.6%
4.7%
満足
69.1%
⑥相談回答は 満足
63.8%
③店内の雰囲気は
良い
④応対マナーは
74.1%
良い
やや良い 25.0%
82.3%
やや良い 17.2%
やや悪い
0.8%
やや悪い
0.5%
悪い
0.1%
悪い
0.0%
良い
61.7%
良い
72.5%
やや良い 26.6%
⑦待ち時間は
⑧総合的には
やや満足 34.5%
やや満足 28.9%
やや良い
33.7%
やや不満
1.7%
やや不満
1.8%
やや悪い
4.4%
やや悪い
0.8%
不満
0.0%
不満
0.2%
悪い
0.2%
悪い
0.1%
●お客さまのご意見・ご要望にお応えして改善した取り組み
お客さまアンケートで頂いた皆さまの貴重な「お声」を実現しました。ほんの一部ですが、
ご報告いたします。
11
1
店舗出入り口の段差が滑りやすいので、滑らないように
してください。
階段の縁に黄色の滑り止めテープを張りました。雨の日は、
床をモップでこまめに拭いております。
2
2階のトイレに行く階段が急なので手摺を付けてほしい。
早速本部と相談し、手摺を設置しました。
3
ATMの側に荷物を置く場所が無いので、物置台を置い
てほしい。
ATM1台の前面に物置台を設置しました。
4
稲城支店裏の駐車場スペースは、いつから使用できま
すか。
お待たせしましたが、本年3月からお客さまにお使い頂いて
おります。
(12ページ参照)
5
店内の児童絵画展は、
良いアイディアです。
地元商店街のご依頼もあり、年間5、
6回近隣の保育園、幼
稚園、小中学校の生徒さんの絵を展示しております。今後
も継続してまいります。
6
ATMの画面は、不特定多数の方が触りますので1時間
毎にアルコール消毒をお願いします。
早朝の清掃から始まり、一日複数回除菌ティッシュ等での
清掃作業を行っております。
お客さまの利便性向上への取組み
「スマホ営業支援システム」全店導入
AED設置
当金庫では、平成24年6月より携帯情報端末を
「携帯電話」から「スマートフォン」に全面切替え
しました。従来と比べて、大幅に処理能力が向上
し、お客さまへの対応が円滑に進みます。また、セ
キュリティ面も強化しております。この「新・営業
支援システム」は、
24年10月ICT総合イベント「I
T
pro EXPO AWARD 2012」
( 主催:日経BP社)
において「エンタープライズモバイルAward」を
受賞いたしました。
AED( 自 動 体 外式
除 細 動 器 )を 2 3 年
度は2店舗、24年度
は8店舗に設置いた
しました。
「鷺沼支店 AED設置」
稲城支店に一般利用駐車場開設
地域の皆さまに広く
ご利用いただくため、
稲城支店敷地の一部
に駐車場を開設いた
しました。
「稲城支店の駐車場」
「スマホ営業支援システム」 「エンタープライズモバイル Award」
環境問題への取組み
「電 力使 用量24 年度までに基 準 年度(18 年度 )に対して6%削減 」を目標に、日々の業務活動において省エネルギー・
CO 2 削減に努めており、24 年度は、基 準 年度に対して12.6% の削減 実 績となっております。
LED照明設置
クールビズ、ウォームビズへの取組み
平成24年度に8店舗の「ATM
コーナー」にLED照明を設置
いたしました。
「クールビズ」
(24年5月~10
月)、
「ウォームビズ」
(24年11
月~25年3月)への取組み、25
年 度 も「クー ルビズ 」
(25年5
月~10月)の取組みを開始して
おります。
「穴守支店LED照明設置」
● 環境配慮型融資商品
「さわやかローン スマート節電生活」
「さわやかエコカーローン」
「 さわやか 耐 震リフォームローン」
「 さわやかビジネスローン ス
マート節 電・耐 震ビズ 」を提 供して、お 客さまの ニ ー ズに対 応して
おります。
危機管理態勢の高度化への取組み
大規模災害などによる不測の事態においても、事業継続のために様々な取組みを実施しています。
安否確認システム
23年7月、
「安 否確認システム」
を導入。四半期毎に安否確認訓練
を実施し、万全な体制を整えてお
ります。
緊急地震速報対応行動訓練
2 4 年12 月、広 尾
本 部 を 対 象に、緊
急 地震速報対応行
動訓練を実施いた
しました。
緊急対策本部立ち上げ訓練
2 5 年 2 月 、緊 急
対 策 本 部 立ち 上
げ訓練を実施いた
しました。
12
地域貢献・社会貢献活動
「下町ボブスレー」を応援しています!
「氷 上のF1」と呼ばれるボブスレーに、大田区の 技 術が 挑 戦します。大田区と大田区ブランド登 録 企 業 数
社 が「日本人のため の日本人による初 のメード・イン・ジャパンである国 産マシンの 開 発 」を目指したプ ロ
ジェクトが開始されました。
このプロジェクトに当金庫も地元 金融機関として協賛しております。
協賛内容
下町ボブスレー応援 定 期預金の販 売による寄付 金 協力
(募 集 総額50億円の0.05% 相当を寄付しました)
第9回ビジネスフェアでボブスレーを展示するなどの広報 活動
当金庫における寄付 金口座の開設
(寄付 金 振 込手数料を無料にしました)
「 下町ボブスレー」ポスターの掲示および営業地区でのチラシの配布
※募集は終了しております
大田区ビジネスプランコンテスト
も のづくりの 集 積 地として 認 知されてい る大 田 区の 事 業 創 業 を支 援し、潜 在 能 力を引き出す 事 を目的と
して大田区と公益 財団法 人 大田区 産業 振 興協会との 共催で開催されています。当金 庫は、後 援団体として
「さわやか信用金庫賞 」を提 供しております。
平成25年1月25日、
「第4回大田区ビジネスプランコンテスト」が開催され、
「さわやか信用金庫賞」として、
primesap株式会社様が受賞されました。
(受賞ビジネスプラン:地域連携ツーリズム活性化基盤事業、ITで
外国人旅行者を誘致する!)
「さわやか信用金庫賞 primesap株式会社」
「大田区ビジネスプランコンテスト」
合併10周年記念事業「おたすけごまっち!」寄贈
平成24年1月に実施された「第3回大田区ビジネスコンテスト」の表彰式でさわやか信用金庫賞を受賞した
「ひらけ!GOMAオープンセサミプロジェクト」の発達障がい児用生活支援キット「おたすけごまっち!」を
大田区に続き、品川区、目黒区、港区、新宿区、稲城市、渋谷区、仙台市、世田谷区にも寄贈いたしました。
今後も地域に根ざした地域金融機関を目指してまいります。
「おたすけごまっち!」
13
「目黒区長(右)
に寄贈する理事長」
小・中学校の体験学習の場を提供(2店舗)
地元のお客さまに対して「出前講座」を提供
学生の職 業・勤労意 識の醸 成やインタビューを通
じて 社 会 性を 育 む 校 外 学 習 の 場 を、地 元 の 金 融
機関として提 供いたしました。
当金 庫 では、地 元 のお客さまのニーズにお応 えし
て、本部スタッフが様々な講座を「出前」しておりま
す。その一 例として、稲城 支 店にて、事業承 継を含
んだ相続対策として「知っておきたい相続の基礎知
識」をテーマに出前講座を開催いたしました。
新宿西支店・・・本町中学校
平間支店・・・・平間中学校
「新宿西支店 体験学習」
「稲城支店 出前講座」
地域清掃ボランティア活動
各支 店では、地元の環境保護を積極的に推 進しております。
その一部ですが、ご紹介いたします。
立会川支店
南大井第四町会主催「クリーンキャンペーン」
(毎月第3日曜日)
青山支店
表参道商店街主催「街の清掃活動」
(毎月2回)
高田支店
高田中央商工会主催「早淵川清掃活動」
(年1回)
「青山支店 清掃活動」
■ お客さまの経営相談・個人相談業務活動(本部預金FP推進課受付)
相談件数 19件 事業関係 17件 相続その他 2件
■ 無料相談会の開催(営業店の休日相談会を含む)
住宅相談件数 23件 年金相談件数 781件 税務相談件数 57件
■ 全店に常設の募金箱を開箱し、
義援金として関係機関にお届けいたしました。
皆さまの善意とご協力に、心より感謝申し上げます。
(平成24年度)
「あゆみの箱」
「ユニセフ募金」
14万512円
5万9,169円
「ユニセフ外国コイン募金」
外国紙幣
外国コイン
151枚
2,594枚
14
総代会
総代会は、会員一人ひとりの意見を
適正に反映するための開かれた制度です。
総代会制度について
会 員
選考委員
総 代
174名
88,436人(社)
1.協同組織金融機関・
地域金融機関である信用金庫
信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって、互いに地域の
繁栄を図る相互扶助を目的とした、会員制度による協同組織の
地域金融機関です。
株式会社の銀行とは異なり、一定地域内の中小企業者や地域住
民を会員とし、利益は会員・地域に還元され、地域で集めた預金
も地域に還元されます。
2.ひとり1票の会員制度
会員は、出資口数・出資金額に係わらず、1人1票の議決権を有
し、総会に出席することで信用金庫の経営に参加することになり
ます。
3.総会と総代会
信用金庫法が施行された昭和26年(1951年)から、各信用
金庫は順調に発展し、多数の会員を有すようになりました。当
金庫も、皆様のご協力ご理解により、平成25年3月31日現在
88,436人(社)もの多数の方に会員となっていただいており
ます。
そのため、多数の会員を一同に集める総会の開催は事実上困難
となったことから、総会に代わる制度として総代会を開催するこ
とが認められており、当金庫も、総代会制度を採用しております。
4.総代の任期・定数・選任方法
総代は、総代会を構成するメンバーであり、会員の代表として会
員の総意を金庫経営に反映する重要な役割を持っております。
その為、信用金庫法、定款、総代選任規程の定めに従い、総代を
選任しております。
総代の任期は2年で、定数は160人以上280人以内です。
総代は、次の手順を経て、選任されます。
①当金庫の地区を8つの選任区域に分け、総代の定数は会員数に応じて
各選任区域ごとに定めています。選任区域は、次頁のとおりです。
②理事会の議決に基づき、各選任区域ごとに選考委員を委嘱し、選考委
員の氏名を店頭掲示します。
③選考委員が総代選考委員会を開催し、選考基準に基づき総代候補者を
決定します。
④総代候補者の氏名を店頭掲示します。店頭掲示することについて公告を
行います。会員は総代候補者について異議があれば申し立てることがで
きます。
⑤所定の手続きを行い、会員の代表としての総代を委嘱します。
⑥総代の氏名を店頭掲示します。
5.第88期通常総代会について
平成25年6月21日に開催された第88期通常総代会において次の事項
が付議され、
それぞれ原案のとおり承認可決されました。
(1)報告事項
1.監事監査報告の件
2.第88期(平成24年度)業務報告、貸借対照表及び損益計算書の報
告の件
(2)決議事項
第1号議案 第88期(平成24年度)剰余金処分案の承認の件
第2号議案 定款第15条第1号の規定に基づく会員の除名処分に
関する件
第3号議案 定款の一部改正に関する件
第4号議案 理事の選任に関する件
第5号議案 監事の選任に関する件
第6号議案 総代会決議事項の軽微な補正、変更、字句修正を理事会
に委任する件
総 代 会
会員の総意を適正に
反映するための制度
決議事項としては、
決算に関する事項、
理事・監事の選任、
会員の除名、定款の改正 等
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選任区域別の総代(174名)一覧(平成25年6月21日現在)
第 1 区(千代田区・中央区・港区・品川区・江東区・江戸川区)(60 名)
青野信次
加藤行平
小知和英子
妹尾邦夫
野口 信
峰岸岩夫
石井みな子
川島信録
後藤 譲
高倉政矩
野田嘉康
宮治権次郎
石倉悠吉
川島敬久
近 藤 正 高須雄一郎
萩原健司
武藤正子
石原 繁
神林 烈
斉田義久
高林正敏
萩原康右
村上交周
石渡光一
木内和雄
齋藤勇一
田口兼造
長谷川正
持田喜代一
泉 一夫
北村吉一
佐藤克己
竹内忠夫
畠野裕之
山田健一
伊東 堅
倉橋茂夫
志村謹之助
舘野 一
林初右ェ門
山田豊造
大木光二
毛塚眞次
下島敏男
外山秋光
原 保
山本勝廣
大蔦幸雄
小池 誠
菅井 徹
中田留明
牧野周司
横溝靖雄
岡田 實
國分秀通
菅野鴻三
中田久士
松本正治
吉 田 弘
石井彦次
荻野 茂
須山純夫
二宮逸雄
松本宏爾
石坂幸一
河原木浩司
竹 内 博 野口伊三郎
水谷恵一
石崎智之
菅㟢 貢
田中司郎
野口清英
村田 馨
石田 弘
簡野高道
田中清一
茨 田 尚 山崎一史
石渡 修
小林淳浩
田中豊吉
茨田秀利
矢野口智一
今 岡 裕
佐藤敬子
綱島昭良
平林俊剛
山本敏夫
大矢英男
森川幸美
木島敏男
山内利信
木村幸雄
山口実身
須田芳正
綿貫芳雄
高橋照雄
田村哲夫
福島智恵子
荻島弘昌
小松良郎
清水宗純
鈴 木 猛 林 武幸
間瀬貞夫
唐木田巻重
川口昭男
小 林 孝 駒井好英
齊藤雅生
土 屋 敬
第 2 区(大田区・神奈川県川崎市)(51 名)
浅井 岩渕常榮
鈴木國治
直井博義
福田七衛
横山房義
呰上宗幸
榎本一二
鈴木清治
永野 栄
舟久保利明
朝比奈一男 安 藤 求 遠藤 徹 大島要二
鈴木 猛 鈴木盛夫
鳴嶋享郎 鳴嶋利和
前 田 吉 松 原 浩 史 第 3 区(目黒区・世田谷区)(17 名)
浅沼和寿
別府克己
石塚敏夫
宮野力一
上松 正
村 上 満 第 4 区(渋谷区・中野区)(9名)
石井耕一
伊藤貞雄
岩崎健二
第 5 区(新宿区)(9名)
石井千秋
大友芳三郎
金子善一郎
第 6 区(文京区・豊島区・練馬区・板橋区・北区・荒川区・台東区・墨田区・足立区・葛飾区)(6名)
海宝善昭
加藤一郎
神 崎 武 坂田貞和
松永振一郎
毛利輝夫
第 7 区(杉並区・武蔵野市・三鷹市・小金井市・国分寺市・立川市・昭島市・国立市・狛江市・西東京市・小平市・日野市・
八王子市・調布市・府中市・稲城市)(13 名)
鬼束幸良
森 俊 勇 (
加藤 敬
山本英司
芟花忠彦
吉 野 要
川崎晋彌
川澄祐勝
城 所 博 楠 本 豊 田中瑛之
)
根岸宏光
森 洸
第 8 区 町田市・多摩市・神奈川県横浜市鶴見区・神奈川区・港北区・緑区・青葉区・都筑区・
(9 名)
神奈川県相模原市(旧津久井町・旧相模湖町・旧藤野町・旧城山町を除く)
荏 原 宏 酒井武喜
鈴木武博
田 続 茂 田中秀雄
中 山 宏 宮島正和
吉田厚雄
吉野建治
(敬称略・五十音順)
総代選考基準
総代選任規程 第 6 条より
1.会員の代表として、会員の意見を反映することのできる人。
2.地域における信望が厚く、会員の代表として相応しい人。
3.人格、見識、学識等に優れ、会員の代表として相応しい人。
4.金庫の理念・使命を良く理解し、金庫及び地域の発展に寄与できる人。
5.総代選考委員会が適格と認めた人。
■ 第88期(平成24年度)上半期業績説明会開催
平成 24年11月 27 日(火)、港区白金の八芳園にて、第 88 期上半期業績説明会が
開催されました。平成 24 年度上半期を終え、現在の金庫の業績についてご理解をいた
だくことを目的に、103 名の総代の皆様にご参加いただきました。
続いて、ロンドン五輪レスリング女子 4 8 k g 級金メダリストである小原日登美様
をお招きして 、「最 初 で 、最後のオリンピックを目指して」との演題で講演が行わ
れました。
「小原日登美様の講演」
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1年の歩み
平成24年
4月1日
4月4日~25日
「新入職員入庫式(90名)」
さわやか会らくらく倶楽部 第10回「お楽しみ年金旅行」
「ホテル櫻井に泊まる日本三名泉・草津温泉と
信州小布施の旅1泊2日」1
5月~10月
「さわやかクールビズ」取組実施
1
5月13日~25日
さわやか会東北旅行
第10回「お楽しみ年金旅行」
「鶯宿温泉と十和田大湯温泉3日間の旅」2
6月20日
7月3日
第87期通常総代会開催(八芳園)
(本誌15~16ページ参照)
第8回ビジネスフェア・第3回さわやか物産展 同時開催(大田区産業プラザPio)
7月5日〜6日
さわやか会らくらく倶楽部 第10回「お楽しみ年金観劇会」
「北島三郎 特別公演」
(明治座)
7月30日
8月3日
ディスクロージャー誌「さわやかレポート2012」発行
2
さわやか会東北旅行
お楽しみ定期預金ラッキーチャンス抽選会
(品川プリンスホテル)
10月15日〜19日
東日本大震災復興ボランティア活動
(岩手県陸前高田市に12名派遣)3
10月15日〜27日
11月
11月~25年3月
11月19日
合併10周年記念ハワイ旅行 4泊6日
4
第7回「お客さまアンケート」を実施(本誌11ページ参照)
「さわやかウォームビズ」取組実施
3
東日本大震災復興ボランティア活動
中目黒駅前支店・中目黒出張所(ATMコーナー)
新設オープン
11月27日
12月10日
「さわやか半期レポート2012」発行
第1回「さわやかレディース会」開催(ホテル日航東京)
平成25年
1月15日~18日・20日
さわやか会らくらく倶楽部 第10回「お楽しみ年金寄席」
(国立劇場)
4
2月8日
お楽しみ定期預金ラッキーチャンス抽選会
(品川プリンスホテル)
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合併10周年記念ハワイ旅行
店舗周辺の再開発のため、移転オープンいたしました。
今後もお客さまの利便性向上に努めてまいります。
広尾白金支店
平成25年5月20日移転オープン
銀座支店
平成25年7月1日移転オープン
渋谷区広尾5 -19 -10 ウィル ハギヤビルディング
中央区銀座6 -14 - 5 銀座ホウライビル3階
さわやか信用金庫職員のクラブ活動
当 金 庫 では、役 職 員の 健 康 増 進と生 活 文化 の 向 上ならびに役 職 員相 互 間 の 連 帯 強 化を図る目的 で、
スポーツや文化活動をバックアップしております。
「卓球部」
「サッカー部」
「テニス部」
「野球部」
「バスケット部」
「ランニング倶楽部」
「将棋部」
合併10周年記念フットサル大会
平成24年11月3日(祝)、合併10周年記念イベントの一環として、役職員による店舗対抗フットサル大会が開催
されました。子供向けのイベントも多数あり、役職員の家族を含め親睦・交流を深めた一日となりました。
「フットサル始球式」
「フットサル試合」
「イベントを楽しむ子供たち」
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