入門演習Ⅰ/入門セミナー1 神長 唯・城之内忠正・田中

入門演習Ⅰ/入門セミナー1
1年次
神長 唯・城之内忠正・田中伊知郎・前川督雄・牧田直子・吉山青翔
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
学生生活を進める上で必要な、以下のスチューデントスキル
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい基礎的
な知識・技能など)を学びます。
1.授業を受ける上で必要なスキル
2.人間関係の基礎を作るスキル
3.大学での学修を助けてくれる施設を知ること
4.自分が所属する学部のことを知ること
【到達目標】
大学生として必要なスチューデントスキルを知り、実践して
みること
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 授業の受け方、ノートの取り方
第3講 授業を受ける、ノートを取る
第4講 シラバスを読み、自分の履修登録を点検する
第5講 4年間の学修計画を考えてみる
第6講 自分を知るためのプレゼンテーションの準備
第7講 自分と他者を知るためのプレゼンテーションの実践
第8講 四日市大学を再確認する(学内ツアー)
第9講 情報センター(図書館)を利用する
第10講 皆さんに期待するマナーとルール
第11講 学部企画①
第12講 学部企画②
第13講 学部企画③
第14講 学部企画④
第15講 学部企画⑤
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の2点です。なお定期試験は行いませ クラス担当者から適宜配布します。
ん。
1.出席点:45%(ただし5分の4以上の出席をしなければな
りません)
2.授業・課題への取り組みなどの平常点:55%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
クラス担当者から適宜指示します。
大学で学んでいくための根幹となる必修科目です。積極的な授
業参加を望みます。また、各種の連絡事項の伝達なども行いま
す。毎回必ず出席してください。
入門演習Ⅱ/入門セミナー2
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
神長 唯・城之内忠正・田中伊知郎・前川督雄・牧田直子・吉山青翔 後学期 必 修 第2講 テーマを決める
第3講 調べる①
第4講 調べる②
講義のねらい・到達目標
第5講 読む①
【講義のねらい】
大学で学んでいくために必要な、以下のスタディースキル 第6講 読む②
(四日市大学生として最低限身に付けておいてもらいたい学修技 第7講 まとめる①
第8講 まとめる②
法など)を学びます。
第9講 まとめる③
1.目標・目的を決め、情報を収集し、調べるスキル
第10講 発表する①
2.情報を整理し、資料を読みこなすスキル
第11講 発表する②
3.資料を発表し、議論するスキル
第12講 話し合う①
【到達目標】
大学生としての学習・研究活動へと進むために必要なスタデ 第13講 話し合う②
第14講 話し合う③
ィースキルを獲得し、学修スタイルを確立すること
第15講 基礎演習について
※ 講義の順番については、入れ替わる場合があります。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価のポイントは次の2点です。なお定期試験は行いません。 クラス担当者から適宜配布します。
1.出席点:45%(ただし5分の4以上の出席をしなければな
りません)
2.授業・課題への取り組みなどの平常点:55%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
クラス担当者から適宜指示します。
担当者から一言
「入門演習Ⅰ」に引き続き、大学で学んでいくための根幹となる
必修科目です。積極的な授業参加を望みます。また、各種の連
絡事項の伝達なども行います。毎回必ず出席してください。
−1−
基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
Weeks
エ リ ッ ク ブ レ イ 前学期 必 修 Weeks
Weeks
Weeks
講義のねらい・到達目標
In this seminar class we will watch American movies and Weeks
study the language and culture found in them. Language Weeks
development activities will be done to help students build the
vocabulary and grammar necessary to discuss movies and
culture. After watching the movie, students will be responsible
for writing in a movie journal and then discussing the movie
together. At the end of the term students will write a review
of the movie they have watched.
1−3
4−6
7−9
10−12
13−14
15−16
Movies and Culture
Aspects of Movie Making
Summarizing Scenes
Acting out a Scene
Evaluating a Movie
Writing a Movie Review
成績評価方法
テキスト・教材
Students will be evaluated on their participation and effort in
this class, as well as the quality of their written work.
Text: Movie Time!
Author: Eric Bray
Publisher: Nan’un-do Publishing
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Please bring an English-Japanese dictionary to every class.
Let’s learn about culture and language while we watch a
movie!
基礎演習/基礎セミナーⅠ
井岡幹博
2年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:基礎演習では、情報専攻の学生に対して合同実
習を行います。実験設備の関係で3グループに分かれて3種類
の実習を5回づつ行います。その内容はパソコン関連の基礎知
識を体験することです。この合同授業で行われる実習を通して、
教科書的であった知識を深めて、情報技術 の本質を理解できる
ようにして下さい。
到達目標:論理回路の基礎を理解する。ホームページの表現の
仕組みを理解する。ネットワークにおけるパケット通信
(TCP/IP)の仕組みを理解する。
成績評価方法
講 義 計 画
実験設備の関係で3グループに分かれて実習する
①電子回路の実習(城之内)
1回目:機材の使い方と配線の実習
2回目:NAND回路を使った加算回路
3回目:SRフリップフロップ回路
4回目:クロック付きフリップフロップ回路
5回目:1ビットのCPU
②ホームページの作成(スタイルシート入門)
(千葉)
1回目:HTMLの基本
2回目:スタイルシートの基本
3回目:スタイルシートの基本(外部ファイルの利用)
4回目:スタイルシートを用いたホームページの作成
5回目:スタイルシートを用いたホームページの作成・提出
③ネットワークの接続演習(井岡)
1回目:TCP/IP概説とLAN構築
2回目:無線LAN環境構築とファイル共有
3回目:無線LANセキュリティの設定、MACアドレスフィル
タリング
4回目:プリンタドライバインストールとプリンタの共有
5回目:パケットの構造と転送速度計測
テキスト・教材
出席状況(20%)、実習への取り組み姿勢(30%)、提出物 適宜プリント配布
(50%)によって成績を評価します。なお2/3以上の出席のない
ものは、特別な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前期に開講される「コンピュータ動作論」を必ず受講すること
専攻に分かれての最初の重要な授業です.予習復習をしっかり
して,内容を理解するように努めましょう.
−2−
基礎演習/基礎セミナーⅠ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、ゼミの進め方
関 根 辰 夫 前学期 必 修 第2講 自己紹介
第3講 音響の基礎
第4講 音響の基礎
講義のねらい・到達目標
第5講 音響の基礎(小テスト)
講義のねらい
1)スタジオ、ステージ及び機器を含めた音響に関する基礎 第6講 ケーブル巻き実習PAの基礎
的知識を学び、基本的作業の能力をつけるべく訓練する。 第7講 ケーブル巻き実習PAの基礎
2)スタジオ、ステージ業務において重要な、礼儀作法、動 第8講 PAの基礎
作、コミュニケーション等を自然に身に付け、社会の 第9講 PAの基礎
第10講 PAの基礎(小テスト)
一員として人から信頼されるよう訓練する。
3)自分たちの勉強、生活の場でもある、スタジオを、常に 第11講 マイクの種類音聞き比べ
気持ち良く、機能的に使えるように清潔に保つとともに 第12講 音響の要素(ノイズ、ダイナミックレンジなど)
第13講 音響の要素(EQと周波数)
整理整頓を身に付ける。
第14講 音響の要素の実習1
到達目標
第15講 音響の要素の実習2
・スタジオやステージで使用する機器の概要を習得する
・スタジオやステージでの基本的なコミュニケーションの仕
方を習得する
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
小テスト(20%)
受講態度(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」
(社)日本音楽スタジオ協会
「音響映像設備マニュアル」
(株)リットーミュージック
基礎演習/基礎セミナーⅠ
2年次
2単位
レコーディングやステージでの作業はお互いのコミュニケー
ションが重要です。大きな声を出して且つ体を動かして勉強し
てください。録音やPAは総て電気の力をなくしては成り立ちま
せん。当ゼミでははじめに電気の基礎を勉強します。
講 義 計 画
基礎セミナー前期では、大きな課題群を二つ平行して進めてい
黒 島 哲 夫 前学期 必 修 きます。一つは、メディア・ウォッチング・シリーズ。もう一
つは、グラフィック・ソフトを自由に使いこなせるようになる
ための課題シリーズです。毎週あるセミナーの時間帯では、こ
講義のねらい・到達目標
デジタル機器のハブとしてのパソコン、そしてそのパソコン れらの課題を発表する場として進めます。口頭によるプレゼン
に連結できるデジタル機器、例えば、デジカメやハンディーカ 形式で進めます。
ム、あるいはスマートホーンなどの様々なアプリを縦横に使い また、今期は先輩セミナー生と合同して、取材のための小旅行
こなして、意図した作品造りに結びつけられる発想を養います。 を計画します。
同時に、パソコンにおけるデジタル・クリエーションのデフォ
ルト・アプリ(業界標準のアプリ)であるフォトショップ、イ
ラストレーターを使いこなして、企画作業からプランの検討、
実際の制作、プレゼンテーションに使用できるレベルでのアウ
トプットまで、共通例題を使った演習や課題制作を軸に進めて
行きます。さらに、メディア・リテラシー関連の課題群(電子
出版セミナー流メディア・リテラシー・シリーズ)の課題も平
行して進めます。基礎に続き、専門、卒業セミナーへと進むわ
けですが、三つのレベルを順当に進めば、卒業後、即、制作の
現場で実践できるレベルに達することが出来ます。
成績評価方法
テキスト・教材
39% 出席配点
その都度、コピーや参考図書、必読本を提示します。
61% 課題達成に対する配点
セミナーは出席が100%であることを、あたりまえとして考えて
ください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
春休み中にイラストレーター、フォトショップを使えるように セミナーの配置が決まってからセミナーが開始される4月まで
練習しておくこと。
に、デジタル・クリエーションの基本中の基本ソフトであるイ
ラストレーターとフォトショップの教習本(アドビ公認教習本)
を自己教習し、セミナー開始時点で使いこなせることを前提で
す。
−3−
基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
小 川 束 前学期 必 修 パートB(プレゼンテーション)
第02講 PowerPoint の基本操作
第03講 プレゼンテーション資料の作成(1)
講義のねらい・到達目標
第04講 プレゼンテーション資料の作成(2)
【講義のねらい】
この演習では、セミナーを受講するために最低限必要な「計 第05講 プレゼンテーション資料の作成(3)
算」について演習し(パートA)、またセミナーの卒業研究発表 第06講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(1)
などで必要になるプレゼンテーションを行う能力の向上のため 第07講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(2)
に、「PowerPoint を使ったプレゼンテーション資料の作成方法」 第08講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(3)
パートA(計算)
について演習します(パートB)。
第09講 比と比の値・割合(1)
第10講 比と比の値・割合(2)
【到達目標】
第11講 面積
パートA(計算):
「割合」や「諸単位間の換算」など、大人の常識を身に付け 第12講 体積
第13講 単位の換算(1)
ます。
第14講 単位の換算(2)
パートB(プレゼンテーション):
PowerPointの基本的操作方法を学ぶとともに、プレゼンテー 第15講 計算テスト
ション資料の作成、スライドショーの実行、配布資料の印刷な
どを実際に行うことで、これらのテクニックを習得します。
成績評価方法
テキスト・教材
パートA(計算):
出席点7点+テスト43点=50点
パートB(プレゼンテーション):
出席点14点+各自作成したプレゼンテーション資料
(PowerPointファイル)36点=50点
パートA(計算):
プリントを配布することがあります。
パートB(プレゼンテーション):
実教出版編集部編『30時間でマスター プレゼンテーショ
ン+PowerPoint2010』実教出版(2011年)本体857円+税 準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
パートA(計算):
自分のレベルに合った計算力アップに関する本を選んでくだ
さい。
パートB(プレゼンテーション):
演習後は必ずテキストを読みテクニックを確認しておきまし
ょう。
パートA(計算):
不明な点を残さないようにして次に進むことが大事です。
パートB(プレゼンテーション):
積み上げ式の実習なので遅刻・欠席は厳禁です。欠席した回
の作業は、次回の講義までに独学で進めておきましょう。
基礎演習
2年次
城之内忠正
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:基礎演習では、情報専攻の学生に対して合同実
習を行います。実験設備の関係で3グループに分かれて3種類
の実習を5回づつ行います。その内容はパソコン関連の基礎知
識を体験することです。この合同授業で行われる実習を通して、
教科書的であった知識を深めて、情報技術の本質を理解できる
ようにして下さい。
到達目標:論理回路の基礎を理解する。ホームページの表現の
仕組みを理解する。ネットワークにおけるパケット通信
(TCP/IP)の仕組みを理解する。
成績評価方法
講 義 計 画
実験設備の関係で3グループに分かれて実習する
①電子回路の実習(城之内)
1回目:機材の使い方と配線の実習
2回目:NAND回路を使った加算回路
3回目:SRフリップフロップ回路
4回目:クロック付きフリップフロップ回路
5回目:1ビットのCPU
②ホームページの作成(スタイルシート入門)
(千葉)
1回目:HTMLの基本
2回目:スタイルシートの基本
3回目:スタイルシートの基本(外部ファイルの利用)
4回目:スタイルシートを用いたホームページの作成
5回目:スタイルシートを用いたホームページの作成・提出
③ネットワークの接続演習(井岡)
1回目:TCP/IP概説とLAN構築
2回目:無線LAN環境構築とファイル共有
3回目:無線LANセキュリティの設定、MACアドレスフィ
ルタリング
4回目:プリンタドライバインストールとプリンタの共有
5回目:パケットの構造と転送速度計測
テキスト・教材
出席状況(20%)、実習への取り組み姿勢(30%)、提出物 なし。
(50%)によって成績を評価します。なお2/3以上の出席のない
ものは、特別な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前期に開講される「コンピュータ動作論」を必ず受講すること
コンピュータの基礎を実習を通して楽しみながら学びましょう。
−4−
基礎演習
2年次
千葉 賢
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
基礎演習では、情報専攻の学生に対して合同実習を行います。
実験設備の関係で3グループに分かれて3種類の実習を5回づ
つ行います。その内容はパソコン関連の基礎知識を体験するこ
とです。この合同授業で行われる実習を通して、教科書的であ
った知識を深めて、情報技術の本質を理解できるようにして下
さい。
到達目標:論理回路の基礎を理解する。ホームページの表現の
仕組みを理解する。ネットワークにおけるパケット通信
(TCP/IP)の仕組みを理解する。
成績評価方法
講 義 計 画
実験設備の関係で3グループに分かれて実習する
①電子回路の実習(城之内)
1回目:機材の使い方と配線の実習
2回目:NAND回路を使った加算回路
3回目:SRフリップフロップ回路
4回目:クロック付きフリップフロップ回路
5回目:1ビットのCPU
②ホームページの作成(スタイルシート入門)
(千葉)
1回目:HTMLの基本
2回目:スタイルシートの基本
3回目:スタイルシートの基本(外部ファイルの利用)
4回目:スタイルシートを用いたホームページの作成
5回目:スタイルシートを用いたホームページの作成・提出
③ネットワークの接続演習(井岡)
1回目:TCP/IP概説とLAN構築
2回目:無線LAN環境構築とファイル共有
3回目:無線LANセキュリティの設定、MACアドレスフィ
ルタリング
4回目:プリンタドライバインストールとプリンタの共有
5回目:パケットの構造と転送速度計測
テキスト・教材
出席状況(20%)、実習への取り組み姿勢(30%)、提出物 なし。
(50%)によって成績を評価します。なお2/3以上の出席のない
ものは、特別 な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前期に開講される「コンピュータ動作論」を必ず受講すること。 コンピュータの基礎を実習を通して楽しみながら学びましょう。
基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
本 部 賢 一 前学期 必 修 パートA(計算)
第02講 比と比の値・割合(1)
第03講 比と比の値・割合(2)
講義のねらい・到達目標
第04講 面積
【講義のねらい】
この演習では、セミナーを受講するために最低限必要な「計 第05講 体積
算」について演習し(パートA)、またセミナーの卒業研究発表 第06講 単位の換算(1)
などで必要になるプレゼンテーションを行う能力の向上のため 第07講 単位の換算(2)
に、「PowerPoint を使ったプレゼンテーション資料の作成方法」 第08講 計算テスト
パートB(プレゼンテーション)
について演習します(パートB)。
第09講 PowerPoint の基本操作
第10講 プレゼンテーション資料の作成(1)
【到達目標】
第11講 プレゼンテーション資料の作成(2)
パートA(計算):
「割合」や「諸単位間の換算」など、大人の常識を身に付け 第12講 プレゼンテーション資料の作成(3)
第13講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(1)
ます。
第14講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(2)
パートB(プレゼンテーション):
PowerPointの基本的操作方法を学ぶとともに、プレゼンテー 第15講 プレゼンテーション資料のブラッシュアップ(3)
ション資料の作成、スライドショーの実行、配布資料の印刷な
どを実際に行うことで、これらのテクニックを習得します。
成績評価方法
テキスト・教材
パートA(計算):
出席点7点+テスト43点=50点
パートB(プレゼンテーション):
出席点14点+各自作成したプレゼンテーション資料
(PowerPointファイル)36点=50点
パートA(計算):
プリントを配布することがあります。
パートB(プレゼンテーション):
実教出版編集部編『30時間でマスター プレゼンテーショ
ン+PowerPoint2010』実教出版(2011年)本体857円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
パートA(計算):
自分のレベルに合った計算力アップに関する本を選んでくだ
さい。
パートB(プレゼンテーション):
演習後は必ずテキストを読みテクニックを確認しておきまし
ょう。
パートA(計算):
不明な点を残さないようにして次に進むことが大事です。
パートB(プレゼンテーション):
積み上げ式の実習なので遅刻・欠席は厳禁です。欠席した回
の作業は、次回の講義までに独学で進めておきましょう。
−5−
基礎演習
2年次
2単位
講 義 計 画
映画・テレビ・美術・演劇等を鑑賞し評価することで、各自の
木 村 眞 知 子 前学期 必 修 自己表現力を高め、様々な形で表現されているモノに興味をも
つきっかけにする。
映像作品の制作については、企画、構成から準備、撮影、編集、
講義のねらい・到達目標
3年間を通して、映像およびその他のメディアによる表現力、 完成まで、ゼミ生全員で一つの作品を協力して作り上げる。
コミュニケーション能力を身につけることを目的とする。特に、 作品制作の重要な要素である撮影については、プロのカメラマ
表現の基礎となる文章表現力を高めることは3年間の目標とし ンによる特別授業を行い、撮影技術の指導を受けるものとする。
て考える。
基礎セミナーⅠでは、映像を中心にその他絵画、写真、舞台
芸術、さらに散文、詩、音楽等も含めて表現されたものを鑑賞、
評価することを通して自己表現力を高めると同時に、好奇心を
抱くきっかけを与えるものとしたい。
また、鑑賞だけでなく、作品制作にも取り組む。30∼60秒程
度の映像作品(四日市大学のCM)をグループで作り上げる。
この過程で、カメラやケーブル等の扱い方から撮影や編集など、
映像制作の基礎を実践的に身につけるものとする。
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
ゼミへの参加姿勢および課題への取組み:50%
課題発表、その他ゼミへの参加度:25%
作品の企画・制作、取り組み姿勢など総合的に評価。
必要に応じ指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
授業の課題だけでなく、個々の「何かを作りたい」「やってみた
い」等の思いを大事にしており、クリエイティブな活動には出
来る限りサポートします。
基礎英語Ⅰ/基礎英語/英語コミュニケーション基礎
柴田啓文・デイビッドダイクス・エリックブレイ・山本 伸・ゴードンリースリース・ケントスコット・河野桂一
1年次
前学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
講 義 計 画
第1回 授業の進め方、評価方法などの説明。
第2回−第14回 クラスによって異なります。
第15回 まとめ。
学期末試験。
講義のねらい
この授業は、みなさんが英語への関心を高め、それぞれの英
語力に応じて、「聞く」、「話す」、「読む」、「書く」の四技能をス
キルアップすることを目的としています。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの授業内容は、第1回オリエンテーションで説
明されます。
講義の目標
英語への関心を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、
「話す」、「読む」、「書く」の四技能をスキルアップします。
成績評価方法
テキスト・教材
○出席を重視します。
オリエンテーションで指示します。
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、学期末試験50%の割合で評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業で指示します。
みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
近なものになることを願っています。
−6−
基礎英語Ⅱ/英語コミュニケーション基礎/英語購読・表現
1年次
柴田啓文・デイビッドダイクス・エリックブレイ・山本 伸・ゴードンリース・ケントスコット・河野桂一
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
講 義 計 画
第1回 オリエンテーション
第2回−第14回 クラスによって異なります。
第15回 まとめ
学期末試験
講義のねらい
この授業は、「基礎英語Ⅰ」に続き、みなさんが英語への関心
を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、「話す」、「読む」、
「書く」の四技能をさらにスキルアップすることを目的としてい
ます。
複数のクラスがありますが、クラスは指定されています。そ
れぞれのクラスの具体的な授業内容は、第1回オリエンテーシ
ョンで説明されます。
到達目標
英語への関心を高め、それぞれの英語力に応じて、「聞く」、
「話す」、
「読む」、
「書く」の四技能をさらにスキルアップします。
成績評価方法
テキスト・教材
○出席を重視します。
○適宜小テストを行います。
○学期末試験を行います。
○原則として平常点50%、学期末試験50%で評価します。
クラスによって異なります。第1回オリエンテーションで指示
されたテキストを購入してください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各クラスによって異なります。オリエンテーションおよび授業 みなさんが英語に関心を持ち、英語力を高められるよう工夫し
で指示されます。
ています。この授業を通して、みなさんにとって英語がより身
近なものになることを願っています。
日本語コミュニケーションⅠ
加納 光・友原嘉彦・安田由紀子・岸 晴苗・角田延之
1年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
言語の四技能−読む・書く・聞く・話す−を学びながら総合
的な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で
受講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を
養う。
【到達目標】
大学の講義ではしばしばレポートの提出が求められる。この
ため、質の高いレポートの作成ができることは各授業での成績
が大きく伸びることに繋がる。この講義ではレポートの書き方
を中心として、それに付随する参考文献など書物の読み方、参
考文献の調べ方や挙げ方などを身につけることを目標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 日本語能力別クラス分け試験
第2講 オリエンテーション
第3講 感想文とレポートの違い①
第4講 感想文とレポートの違い②
第5講 感想文とレポートの違い③
第6講 感想文とレポートの違い④
第7講 感想文とレポートの違い⑤
第8講 レポートの流れ①
第9講 レポートの流れ②
第10講 レポートの流れ③
第11講 参考文献の調べ方と挙げ方①
第12講 参考文献の調べ方と挙げ方②
第13講 引用①
第14講 引用②
第15講 引用③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材
出席20%、授業での積極性や小レポート・小テスト40%、期末 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
試験40%。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
−7−
日本語コミュニケーションⅡ
加納 光・友原嘉彦・安田由紀子・岸 晴苗・角田延之
1年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
言語の四技能−読む・書く・聞く・話す−を学びながら総合
的な日本語の表現能力を身につける。この講義では特に大学で
受講する上で欠かせないスキルであるレポートを作成する力を
養う。
【到達目標】
大学の講義ではしばしばレポートの提出が求められる。この
ため、質の高いレポートの作成ができることは各授業での成績
が大きく伸びることに繋がる。この講義ではレポートの書き方
を中心として、それに付随する図表の読み方や挙げ方、説得性
を持たせるための因果関係、そして、批判的な見方や定義、要
約などを身につけることを目標とする。
(※日本語能力試験N1レベルの語彙、文法を用いる)
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 図表①
第3講 図表②
第4講 図表③
第5講 因果関係①
第6講 因果関係②
第7講 批判的な見方①
第8講 批判的な見方②
第9講 批判的な見方③
第10講 定義①
第11講 定義②
第12講 定義③
第13講 要約①
第14講 要約②
第15講 要約③
※各回、練習や講評を含む。進捗状況などにより、各クラスで
若干異なる。
テキスト・教材
出席20%、授業での積極性や小レポート・小テスト40%、期末 各クラスの担当者が適宜、指示を出す。
試験40%。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
N1向けの問題集や参考書などで語彙や文法を身につけておくこ
と。できるだけ毎日、新聞を読んでおくこと。
日本語学校やアルバイト先での日本語と大学で必要な日本語と
はしばしば異なります。この講義では特にレポートの作成に重
点を置いています。質の高いレポートを書けるようになって、
大学でよい成績を取りましょう。
英語コミュニケーションⅠ
エリックブレイ
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)
クラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここ
で大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)
で話すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとす
る積極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラ
スメートに手紙を書いてもらう予定である。このクラスで学ん
だことは、将来仕事で英語を使う時や、外国の人達と接する時
に大いに役立つだろう。日常生活について英語でコミュニケー
ト出来るようになり、英語圏文化の理解も深まる。
講 義 計 画
Week Focus
1 Class Introduction
2 Meeting People 1
3 Meeting People 2
4 Talking about Classes 1
5 Talking about Classes 2
6 Talking about Daily Life 1
7 Talking about Daily Life 2
8 Talking about Personality 1
9 Talking about Personality 2
10 Talking about Appearance 1
11 Talking about Appearance 2
12 Talking about Last Weekend 1
13 Talking about Last Weekend 2
14 Talking about Vacation Plans 1
15 Talking about Vacation Plans 2
16 Review
成績評価方法
テキスト・教材
Student grades will be based on class participation, homework
and quizzes during the term.
Text:Getting Into English
Author:J.Cronin and E..Bray
Publisher:NAN’UN-DO
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a dictionary to class
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
−8−
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講 義 計 画
1−4 Greetings and Intros
ゴ ー ド ン リ ー ス 前学期 選 択 5−6 Countries and Nationalities
7−8 Personal Items
9−10 Activities and Interests
講義のねらい・到達目標
The main overall goal of this course is for participants to 11−12 Food
improve their English listening and speaking skills. The text 13−15 My Family
Final Test
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews, discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases
and expressions. Fun tasks in the text will provide learners
with opportunities for realistic communication in English and
topics covered in the text provide necessary context for
learning about global cultures.
「到達目標」
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
3.人の前で英語で話す自信を身につけることです。
成績評価方法
テキスト・教材
1.出席率、授業での態度 2.quizzes/ vocabulary book
3.speaking tests/ skits
4.final test
Good Morning World 1- Building Communication Skills through
DVD
(DVDで楽しく学ぶコースブック1)
Susan Stempleski
Cengage Learning
¥2,000 + 税
40%
20%
20%
20%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1.基礎英語のテキストを復習すること。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)を用意する
こと。
3.英和辞典は必携。
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを守って
下さい。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理するため
のファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
英語コミュニケーションⅠ
2年次
2単位
講 義 計 画
The textbook contains 20 topics. I will cut out 5 of these
選 択 (nos. 1, 2, 18, 19, 20), leaving this list of 15, completed with a
final exam:
① Customs
講義のねらい・到達目標
My Communication 1 class will be for talking about topics in ② Education
everyday life: customs, health, the Internet, and so on. Of ③ Sport
course, for talking you need to understand what the other ④ Work
person says, and you need to talk yourself in a way that is ⑤ Food
easy to understand. But that is not all. Both talkers also need ⑥ Studying English
to know how to open a conversation, how it flows, how the ⑦ Health
⑧ Clothes
talking turns in it change, and finally, how it shuts down.
The textbook will present patterns, sample conversations, ⑨ Traveling
and exercises on 20 everyday topics. The practices have to be ⑩ Music
talked through, as well done in writing. I will also give extra ⑪ Movies
practice in starting, continuing, and finishing conversations. At ⑫ Shopping
the end of the term, I hope you will feel more at home in using ⑬ Internet
⑭ Weather
English to share ideas with people.
⑮ Feelings
⑯ Final test
ディビッドダイクス
前学期
成績評価方法
Attendance and participation:
Short tests:
Final test:
テキスト・教材
20%
30%
50%
Andrew Bennett 著、”English Listening and speaking
Patterns” (『パターン』で学ぶ英語コミュニケーション)、東
京:南雲堂、2014年。¥2000(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before:特に Usage Patterns をあらかじめ見て、わからない
ものをまずインターネットで調べる。それでもわからないとき、
授業で聞く。
After:宿題を出したり、小テストを行ったりするときが多い。
自分でも内容を読み直して、必要のとき聞く。
Attendance and short test scores are important for passing
the course.
Be sure to bring a dictionary to class. An electronic dictionary
is fine.
−9−
英語コミュニケーションⅠ/英語コミュニケーション応用Ⅰ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 導入
13以降生:必修
山 本 伸 前学期 12以前生:選択必修 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講∼8講 「ジョージと自転車の空気入れ」(前半)
第9講∼14講 「ジョージと自転車の空気入れ」(後半)
講義のねらい・到達目標
歴史に「もしも」はない。しかし、もしコロンブスが本来の 第15講 まとめ/試験の説明
目的を果たしていたとしたら、今頃日本人は英語を話していた 第16講 期末試験
かもしれない。その意味では日本とカリブはまんざら縁がない
わけではない。カリブという「裏」の視点から世界を眺めなお
したらどうなるか、それが今回の英語の大きな目的のひとつで
ある。
成績評価方法
テキスト・教材
出席再重視(50%)、定期試験および平常点(50%)で総合的に Caribbean Short Stories (Seiji-shobo)
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
英語コミュニケーションⅡ
エリックブレイ
まずは出席が第一。あとは、さめず、めんどくさがらず、興味
関心のアンテナを立て続けること。
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
このクラスの目標は、英語で日常生活についてコミュニケー
トできる基礎能力を得る事にある。授業では主にlisteningと
speaking練習を行う。speaking練習は、1)発音練習と、2)
クラスメートとの日常生活についての会話練習から成る。ここ
で大事なことは、不完全な英語(ブロークンイングリッシュ)
で話すことを恥ずかしがらないで、ともかく英語で話そうとす
る積極的な姿勢である。ほぼ毎回宿題を課す。学期末にはクラ
スメートに手紙を書いてもらう予定である。このクラスで学ん
だことは、将来仕事で英語を使う時や、外国の人達と接する時
に大いに役立つだろう。日常生活について英語でコミュニケー
ト出来るようになり、英語圏文化の理解も深まる。
講 義 計 画
Week Focus
1 Class Introduction
2 Talking about the vacation 1
3 Talking about the vacation 2
4 Talking about Making plans 1
5 Talking about Making plans 2
6 Talking about Food and Recipes 1
7 Talking about Food and Recipes 2
8 Talking about Travel 1
9 Talking about Travel 2
10 Talking about Hometowns 1
11 Talking about Hometowns 2
12 Talking about Opinions 1
13 Talking about Opinions 2
14 Talking about The Future 1
15 Talking about The Future 2
16 Review
成績評価方法
テキスト・教材
Student grades will be based on class participation, homework
and quizzes during the term.
Text:Time to Communicate
Author:Eric Bray
Publisher:NAN’UN-DO
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a dictionary to class
Come to all classes. Do your best. Studying English can be fun!
− 10 −
英語コミュニケーションⅡ
2年次
2単位
講 義 計 画
1−3
ゴ ー ド ン リ ー ス 後学期 選 択 4−5
6−7
8−9
講義のねらい・到達目標
This course is a continuation of 英語コミュニケーション I. 10−11
The main overall goal of this course is for participants to 12−14
improve their English listening and speaking skills. The text 15
that will be utilized contains carefully-managed activities that 16
use high-interest video based around skits that feature
interviews, discussions and demonstrations. Students will
study and practice useful, high-frequency vocabulary, phrases
and expressions. Fun tasks in the text will provide learners
with opportunities for realistic communication in English and
topics covered in the text provide necessary context for
learning about global cultures.
Time
Special Occasions
Person to Person
Home Sweet Home
Clothing
Jobs and Ambitions
Review
Final Test
「到達目標」
1.学生の英語の聴解力と話す力を高めることです。
2.英語の語彙を増やすことです。
成績評価方法
1.出席率、授業での態度
2.Quizzes and vocabulary book
3.Speaking Tests
4.Final Test
テキスト・教材
Good Morning World 1- Building Communication Skills through
DVD
(DVDで楽しく学ぶコースブック1)
Susan Stempleski
Cengage Learning
¥2,000 + 税
40%
20%
20%
20%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
皆さんと楽しく授業をしたいです。そのため、以下のルールを守って
1.基礎英語のテキストを復習することです。
2.プリントを配布しますので、ファイル(A4)を用意する 下さい。
こと。
毎回テキストを使います。授業にテキストとプリントを整理するため
のファイルを持ってこない学生は欠席扱いになります。
出席率が66%以下の学生は単位がもらえません。
英語コミュニケーションⅡ
ディビッドダイクス
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
My communication II class is especially for communicating
in travel situations, for example: planning a boat trip in New
Zealand, shopping at a street market in Thailand, or just
explaining about your home area to someone in another
country. Planning a trip and shopping are examples of using
language to get something done; explaining is a way of using it
to share information and build human relations.
In class, we’ll listen to conversations and try to pick up
what people are saying. After that, we’ll make up similar
conversations, at first bit by bit, and then in real interaction.
The “aim” (ねらい) is to help you feel more at home in
both kinds of talking: talking to get things done, and talking as
a way of sharing.
講 義 計 画
Each class will focus on one travel situation. Roughly, like this:
① Explaining the class. Sample practice: immigration control
② Home stay: asking for help
③ Ordering a meal
④ Finding the way
⑤ Using an ATM, changing money
⑥ Finding a place to stay
⑦ Health problems and remedies(治療)
⑧ Event and trip information
⑨ Describing a good place you have been to
⑩ Bargaining at a market
⑪ Post office: counter service
⑫ Suggestions for things to do
⑬ Getting a travel problem solved
⑭ Asking for transport information
⑮ Looking back on a trip
⑯ Final test
But we may choose to change one or two of these items. For
example, for ⑥, it may be a good idea to go to a computer
room and explore an online travel advice site in English.
成績評価方法
テキスト・教材
Attendance and participation: 20%
Short tests:
30%
Final test:
50%
Angela Buckingham and Lewis Lansford 著、”Second Edition
Passport 1”
、New York and Oxford: Oxford University Press、
2010年。¥2500 (税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Before: Read through the coming lesson, check vocabulary Attendance and short test scores are important for passing
and the “Look and Learn” phrases.
the course.
After:
Often there will be a short test or a homework. But Be sure to bring a dictionary. An electronic dictionary is fine.
also, read through the lesson again yourself.
− 11 −
英語コミュニケーションⅡ/英語コミュニケーション応用Ⅱ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 導入
13以降生:必修
山 本 伸 後学期 12以前生:選択必修 第2講 カリブ海地域の地理、社会及び文化について
第3講∼8講 「真夜中の大泥棒」
(前半)
第9講∼14講 「真夜中の大泥棒」
(後半)
講義のねらい・到達目標
英語コミュニケーションⅠに続き、Ⅱでもカリブの文学作品 第15講 まとめ/試験の説明
を読解する。歴史に「もしも」はない。しかし、もしコロンブ 第16講 期末試験 スが本来の目的を果たしていたとしたら、今頃日本人は英語を
話していたかもしれない。その意味では日本とカリブはまんざ
ら縁がないわけではない。カリブという「裏」の視点から世界
を眺めなおしたらどうなるか、それが今回の英語の大きな目的
のひとつである。
成績評価方法
テキスト・教材
出席再重視(50%)、定期試験および平常点(50%)で総合的に Caribbean Short Stories (Seiji-shobo)
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
まずは出席が第一。あとは、さめず、めんどくさがらず、興味
関心のアンテナを立て続けること。
13以降生:2年次
12以前生:1年次
基礎中国語Ⅰ
2単位
講 義 計 画
第1講 授業の進め方、諸注意事項
13以降生:必修
前学期 12以前生:選択必修 第2講 中国語概要、中国概況(1)
第3講 声調と単母音(声調4種類、単母音7種類の発音)
、中国概況(2)
第4講 複合母音(13種類の発音)、中国概況(3)
講義のねらい・到達目標
第5講 子音(21種類の発音)
、中国語概況(4)
「音声」「語彙」「文法」「表現」の各分野における基礎的な学 第6講 鼻母音(16種類の発音)、中国語概況(5)
習を通し、「話す」「聞く」「読む」「書く」といった中国語の基 第7講 発音の規則、表記上の規則、中国語概況(6)
礎的な運用能力の養成を目指します。講義の前半は、主に「音 第8講 総まとめ、小テスト
声面」に重点を置き、声調(高低アクセント)と400余りの音節 第9講 はじめまして、林林!(動詞“是”、人称名詞、名前のたずね方答
え方)
を正確に発音できるようにします。その上で、後半に中国語の
初級段階に必要な「語彙」「文法」「表現」などの学習に入りま 第10講 趣味は何ですか?(名詞述語文、疑問詞疑問文、年齢のたずね方)
第11講 〃
す。講義では、言語活動の中心をなす「話す」「聞く」「読む」 第12講 彼氏がいますか?(動詞“在”、動詞“有”について)
の三要素の反復練習に多くの時間を費やし、中国語の基礎をし 第13講 〃
っかり身につけることを目指します。
第14講 毎日が充実していて楽しい!
(形容詞文、反復疑問文、
“有点児”)
第15講 まとめ(林林の自己紹介)
定期試験
加納 光
注 講義内容および進度はクラスの状況に応じて、若干変更する場合
もあります。
成績評価方法
テキスト・教材
①学期末試験(40%)②小テスト・課題(20%)③出席状況 1)主教材:「中国語のTobira(とびら)」(趙秀敏 ほか、朝日
出版、2600円+税)
(20%)④授業に対する取り組み(20%)をもとに、総合的に評
2)副教材:『WHY?にこたえるはじめての中国語の文法書』
価します。
(相原茂ほか、同学社)
3)辞 書:『簡約現代中国語辞典』(光生館)など
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1)『中国語のすすめ』
(講談社現代新書)
2)『はじめての中国語』(講談社現代新書)
3)『中国語はじめの一歩』(ちくま新書)
4)『中国語入門Q&A』(大修館書店)
などを読み興味を膨らませておくこと。
初めて学ぶ外国語です。旺盛な知的好奇心を持って授業に臨ん
でください。予習・復習を欠かさないようにしてください。出
欠席を重視します。遅刻をしないように心がけてください。
− 12 −
基礎中国語Ⅱ/中国語コミュニケーション基礎/中国語購読・表現
加納 光
13以降生:2年次
12以前生:1年次
2単位
後学期
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
この講義は基礎中国語Ⅰを継続するものである。引き続き
「話す」「聞く」「読む」の三要素の反復練習を中心にすえ、中国
語の基礎学力の養成を目指します。また、基礎中国語で取り上
げることができなかったいくつかの文法事項を補充し、中国語
初級文法の基礎固めをします。
コミュニケーション能力を向上させるために、授業では、中
国語の正確な発音を習得するための発音練習に加え、副教材を
活用し、初級語彙および初級文法の習得を目的としたさまざま
な練習問題も行う予定です。
講 義 計 画
「基礎中国語Ⅰ」からの継続
第1講 横浜に行こう!
(動詞述語文、
“喜歓”
)
第2講 〃
第3講 いい曲ですね(副詞“在”、様態補語、
“是∼的”)
第4講 〃
第5講 山中君、バイクでけがをする(“了”
、結果補語)
第6講 〃
第7講 夏合宿の計画(選択疑問文、助動詞)
第8講 〃
第9講 僕たちは絶対にできる!
(前置詞、経験“過”)
第10講 〃
第11講 スカイツリーを見に行こう!
(じぞく
“着”
、比較表現)
第12講 〃
第13講 ホワイトクリスマスね(使役“譲”、無主語文)
第14講 〃
第15講 道中ご無事で(受身“被”、方向補語)
定期試験
注 講義内容および進度はクラスの状況に応じて、若干変更す
る場合もあります。
成績評価方法
テキスト・教材
①学期末試験(40%) ②小テスト・課題(20%) ③出席状 1)主教材:『中国語のTobira(とびら)』(朝日出版社、
基礎中国語Ⅰで購入済み)
況(20%) ④授業に対する取り組み(20%)をもとにして総
2)副教材:『中国語の文法書』基礎中国語で購入済み)
合的に評価します。
3)辞 書:中日辞典(使いやすいものを各自購入して下さい)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1)『はじめての人の中国語』(くろしお出版)
2)『中国語入門Q&A』
(大修館書店)
3)『中国語基礎知識』
(大修館書店)
などを参考にして中国語に対する知識を深めていくこと。
予習・復習を欠かさないようにして積極的に授業に臨んでくだ
さい。出席を重視しますが、ただし中身の伴わない出席は出席
とはみなしません。加えて遅刻もしないように心がけてくださ
い。常に中国語に対する興味・好奇心を持ち続けながら授業に
臨んでください。
中国語コミュニケーションⅠ/中国語コミュニケーション応用Ⅰ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 概論 中国語と日本語の相違点、中国語の学習法
13以降生:必修
吉 山 青 翔 前学期 12以前生:選択必修 第2講 発音1、 あいさつの表現
第3講 発音2、
「姓」による自己紹介の表現
第4講 発音3、
「叫」による自己紹介の表現
講義のねらい・到達目標
第5講 復習1: まとめ、漢詩鑑賞、小テスト
講義のねらい
本講義は、国連など国際会議で英語と並び、公用語と指定さ 第6講 「是」の用法、会話「私は日本人です」
れている中国語の標準語=「普通話」の基礎知識とそれによる 第7講 「有」の用法、会話「コーヒーがありますか」
第8講 「要」の用法、会話「コーヒーをください」
中国語日常会話のスキルの習得を目指します。
第9講 お詫びの表現、会話「すみません」
第10講 復習2:まとめ、小テスト
到達目標
中国語の門に入り、より学ぶためのベースを築くことができ 第11講 数字とお金の表現
第12講 お金の「両替」の表現、会話「両替お願いします」
るでしょう。
第13講 支払いの表現、会話「これ、いくらですか」
第14講 「去」と「到」の用法、会話「北京ホテルまでお願い
します」
第15講 総復習
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・小テスト(30%)・定期試験(55%)により総 王青翔(=吉山青翔)・栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう
合評価
忘れても あした覚える 実用中国語』(東京・東洋書店、2013
年9月)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
教科書全体は一人の日本人の大学生が中国で一人旅するとい
(東京・同学社)
うストーリを軸にして、中国への入国から、中国を出国するま
での必要な表現と会話のスキルを中心として展開していますの
で、楽しく学んでいけるでしょう。
− 13 −
中国語コミュニケーションⅡ/中国語コミュニケーション応用Ⅱ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 「請」の用法、会話「パスポートをみせてください」
13以降生:必修
吉 山 青 翔 後学期 12以前生:選択必修 第2講 電話のかけ方、会話「もしもし、どなたですか」
第3講 「反復疑問文」の用法、会話「この近くにトイレがあ
りませんか」
講義のねらい・到達目標
第4講 「打」の用法、会話「タクシーで行きましょう」
講義のねらい
本講義はすでに中国語入門程度の知識を習得した学習者に向 第5講 「不行」の用法、会話「だめです」
け、「中国語コミュニケーションⅠ」に引き続き、国連など国際 第6講 復習1:まとめと小テスト
会議で英語と並んで公用語と指定されている中国語の標準語= 第7講 道の尋ね方、会話「王府井へはどういけばいいですか」
普通話の基本表現と会話のスキルの学習を中心として展開しま 第8講 切符の買い方、会話「王府井まで2枚ください」
第9講 「来」の用法、会話「Mサイズのピザ一つお願いします」
す。
第10講 支払いの方法、会話「カードでお願いします」
第11講 「打折」の用法、会話「もう少し安くできませんか」
到達目標
「中国語コミュニケーションⅠ」とあわせて履修すれば、よ 第12講 復習2:まとめと小テスト
り学ぶためのベースと会話のスキルを身につけることができる 第13講 チェックアウトの表現、会話「再見」
第14講 空港でチェックインの表現、会話「通路側の席をお願
でしょう。
いします」
第15講 総復習
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・小テスト(30%)・定期試験(55%)により総 王青翔(=吉山青翔)・栄隈真人司共著『徹底復習式 きょう
合評価
忘れても あした覚える 実用中国語』(東京・東洋書店、2013
年9月)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
相原 茂他『Why?にこたえる はじめての中国語の文法書』
この講義がすでにある程度中国語を勉強した学習者に向けの
(東京・同学社)
ものですので、ゼロから中国語を学びたい初修者には履修でき
ません。
ドイツ語Ⅰ
2年次
生井正人
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
この講座では、ドイツ語の初歩を学びます。
文字資料および音声資料をもとに、ドイツ語の基本的なルー
ルを、クラス全員で推理し、発見していきたいと思います。ま
ずは自分一人でよく考え、次にパートナーと話し合い、さらに
グループでの議論を通じて、ドイツ語のルールを自らの手で作
って行きましょう。皆さんの積極的な授業参加を希望します。
「到達目標」
到達目標は、ドイツ語技能検定試験四級レベルおよび「ヨー
ロッパ言語共通参照枠」A1レベルです。
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
第2講 文字の綴りと発音
第3講 動詞の現在人称変化(1)
第4講 sein / haben
第5講 名詞と定冠詞
第6講 名詞と不定冠詞
第7講 冠詞類
第8講 代名詞
第9講 前置詞(1)
第10講 前置詞(2)
第11講 動詞の現在人称変化(2)
第12講 再帰動詞
第13講 話法の助動詞(1)
第14講 話法の助動詞(2)
第15講 分離動詞
「定期試験」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
筆記試験 40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト(必携。コピー不可):田中雅敏、筒井友弥著『みる
みるドイツ語』同学社(2013年)
、2500円
辞書:『エクセル独和辞典』(郁文堂)が初学者には使い易いで
しょう。中級以上を目指す方は『アクセス独和辞典』(三修社)
を推薦します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
テキストの「読んでみよう」では付属のCDを繰り返し聞き、音
読してください。さらに「考えてみよう」にはあなた自身の疑
問、発見を記入し「あなた自身の文法」を作ってみてください。
また、新出単語の意味調べは必ず行ってください。
正当な理由のない遅刻、途中退席、授業中の飲食、携帯電話等
電子機器類の操作、その他授業に関係のない作業(内職)、私語、
居眠りなど、およそ大学生らしからぬ振る舞いについては成績
評価の対象外とします。
− 14 −
ドイツ語Ⅱ
2年次
生井正人
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
この講座は前期「ドイツ語 I」のつづきです。後期では「話
してみよう」のコーナーに重点を置き、皆さん自身が発見した
ドイツ語のルールを実際に運用し、ドイツ語の仕組みを体感し
てみましょう。
「到達目標」
到達目標は、ドイツ語技能検定試験三級レベルおよび「ヨー
ロッパ言語共通参照枠」A1レベルです。
講 義 計 画
第1講 授業方針と成績評価の説明
第2講 過去形
第3講 完了形
第4講 werden
第5講 受動態
第6講 未来形
第7講 副文(1)
第8講 副文(2)
第9講 zu不定詞
第10講 関係代名詞(1)
第11講 関係代名詞(2)
第12講 命令形
第13講 接続法I
第14講 接続法II(1)
第15講 接続法II(2)
「定期試験」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
基本的な授業態度 15%
授業への積極的な取り組み等 30%
筆記試験 40%
以上のような得点配分により総合的に評価します。
テキスト(必携。コピー不可):田中雅敏、筒井友弥著『みる
みるドイツ語』同学社(2013年)
、2500円
辞書:『エクセル独和辞典』(郁文堂)が初学者には使い易いで
しょう。中級以上を目指す方は『アクセス独和辞典』(三修社)
を推薦します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「予習」と「復習」
前期「ドイツ語 I」の頁を参照してください。さらに、ドイツ
大使館、オーストリア大使館、ゲーテインスティトゥートのホ
ームページなどで、いろいろな情報を収集してください。
フランス語Ⅰ
2年次
2単位
正当な理由のない遅刻、途中退席、授業中の飲食、携帯電話等
電子機器類の操作、その他授業に関係のない作業(内職)、私語、
居眠りなど、およそ大学生らしからぬ振る舞いについては成績
評価の対象外とします。
講 義 計 画
第1講 授業の進め方の説明、フランス語の特徴、アルファべ
茨 木 博 史 前学期 選 択 第2講 あいさつの表現、お礼やおわびの表現
第3講 国籍、職業、身分などを言う
第4講 名詞の性と数、冠詞
講義のねらい・到達目標
フランス語の文法と会話の基礎を学んでいきます。授業中に 第5講 主語人称代名詞、フランス語のbe動詞
実際に声を出しての会話練習を、なるべく多くこなしたいと思 第6講 第1∼5講の復習
、「これは何ですか?」など
います。フランス語圏の国に旅行した際に必要な、簡単な会話 第7講 数字の言い方(1∼20)
第8講 曜日や日付の言い方、動詞avoir
を自信を持ってできるようになることが目標となります。
第9講 形容詞、名前をたずねる表現など
第10講 時間をきく表現など
第11講 第7∼10講の復習
第12講 復習、小テスト
第13講 否定文と疑問文
第14講 好みや趣味を言う
第15講 第13、14講の復習
第16講 期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席、授業態度 30% 期末試験 70%
ミレイユ・ラサモエラ、中川高行「大好き、フランス語!」、朝
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの 日出版社、2310円。
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合も、減
点することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習は特に求めませんが、円滑に授業を進行させるため、毎回 外国語の習得はとにかく繰り返しの練習あるのみです。受講者
の授業の復習は各自で心がけてやってください。
には積極的な授業参加と学習姿勢が求められます。肩ひじはら
ずに楽しみながらフランス語会話を学んでいける授業にしたい
と思います。
− 15 −
フランス語Ⅱ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 授業の進めかたの説明、フランス語Ⅰの復習
茨 木 博 史 後学期 選 択 第2講 フランス語Ⅰの復習
第3講 指示形容詞、所有形容詞、命令文
第4講 動詞allerとvenir、さまざまな前置詞
講義のねらい・到達目標
前期に引き続き、フランス語の文法と会話の基礎を学んでい 第5講 第二群規則動詞(-ir形の動詞)、数字の言い方
きます。日常生活の様々な場面で使える会話表現を増やしてい 第6講 第3講∼5講の復習
きます。フランス映画などを観て簡単な台詞が聞き取れる、旅 第7講 疑問詞を使った疑問文、動詞faireとprendre
行先でもネイティブと簡単なコミュニケーションが臆せず取れ 第8講 買い物で使う表現、順序を表す言い方
第9講 直接、間接目的語と強勢形
る、といったレベルがまずは目標となります。
第10講 動詞vouloir、pouvoir、devoirなど
第11講 第7∼10講の復習
第12講 複合過去(1)
第13講 複合過去(2)
第14講 比較
第15講 第12∼14講の復習
第16講 期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席、授業態度30% 期末試験70%
ミレイユ・ラサモエラ、中川高行「大好き、フランス語!」、朝
特別な理由なく4回以上欠席した場合は単位を認定しないもの 日出版社、2310円。
とします。また、授業中の私語や居眠りが目に余る場合は減点
することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習は特に求めませんが、円滑に授業を進行させるため、毎回 内容は少しずつ複雑になっていきますが、CDやDVDの教材も
の授業の復習は各自で心がけてやってください。
使って楽しみながら学べる授業にしたいと思います。
海外語学研修
2年次
柴田啓文
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講 義 計 画
海外語学研修参加の流れ
①説明会への参加(3月下旬意向調査、4月下旬説明会予定)
②参加の正式申し込み(航空券等の手配準備が必要)
③面談(研修参加の目的などを確認します)
④事前研修(語学、外国でのマナーなどを学習します)
⑤現地学校での語学研修(現地での観光を含む場合あり)
⑥帰国後、レポート等の提出
⑦単位認定の申請
主に夏期
(あるいは春期)
休業期間中に、英語または中国語を初歩
から学ぶこと、また外国人やその社会や文化に直接触れることを第
一のねらいとします。
現地ではホームステイあるいは学生寮などに宿泊し、大学あるいは
語学学校にて、約2∼4週間の期間内
(研修先により異なる)
の月∼金
曜日の半日あるいは1日、語学の授業を受けます。研修方法は、研修 ※ 海外語学研修は、最大4週間程度、外国にて生活しながら、
対象となる外国語の研修を受けるものですが、出発にあたっ
先により異なりますので、説明会等で説明します。なお、コースによって
ては外国語の基礎学習、また外国の文化やマナーを事前に学
は、語学研修終了後に、現地観光を実施する場合があります。
習します。
研修先は、英語研修がアメリカの他、オーストラリア、フィリピンなど
レポートについては、別に指示します。
を検討中です。中国語研修は中国となります。
なお、研修プランは状況によって変更されたり、場合によっては中止
されたりしますのでご了承ください。
到達目標:
1.外国語によるコミュニケーション能力を高める。
2.外国の文化に直接触れる。
3.異文化への理解を深める。
成績評価方法
テキスト・教材
国内での事前研修、現地での語学授業担当者の評価やコメント、 研修先でのテキストなどは別途指示します。
引率教員の報告、帰国後のレポート提出等により、単位が認定
されます。(認定科目なので評価は「認定」となります。)
現地での語学授業への出席は重要です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研修先の地理や文化について、事前に調べておいてください。
本学教員が全行程を引率する予定です。英語研修、中国語研修
とも、全学部合同で実施します。疑問点は、本学語学教員ある
いは教学課にお尋ねください。
− 16 −
情報科学/コンピュータ科学/コンピュータ科学(基礎情報Ⅱ) 1年次
千葉 賢
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
コンピュータの歴史は浅く、電子計算機が開発されたのは約
65年前、最初のパソコンが発売されたのは約35年前である。そ
れ以降の情報技術の発展は驚異的で、現在はパソコンや携帯電
話を通じて自分から世界に情報を発信できる世の中となった。
情報技術が人間社会の在り方や運命を変えようとしている。本
講義では、このような情報化社会で必要とされるコンピュータ
に関する知識、話題に関して概説する。予備知識は必要ない。
本大学で行われる情報系授業の基礎となる内容を教えるので、
1・2年次など、できるだけ早期に受講することを強く薦める。
<到達目標>①デジタルの特質を知る、②コンピュータの内部
構造の概要を知る、③コンピュータの動作原理の概念を知る、
④コンピュータの歴史を知る、⑤情報分野の用語や単位を知る、
⑥情報分野の資格取得に備えた知識を得る。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講・第2講 情報と情報量…情報を数値として表現する方
法を学ぶ。
第3講・第4講 デジタルとアナログ…デジタルとアナログの
違いを知り、デジタル技術の発展理由を学ぶ。
第5講・第6講 コンピュータの歴史…コンピュータやインタ
ーネットの発明経緯、また素子の発展の歴史
を学ぶ。
第7講・第8講 コンピュータの内部装置…コンピュータの概
略構造と装置の種類を学ぶ。
第9講・第10講 コンピュータ内部の数値の表現方法…2進数や
その演算方法を学ぶ。
第11講・第12講 コンピュータ内部の文字の表現方法…文字の
扱い方(文字コード)について学ぶ。
第13講・第14講 コンピュータとCPUの動作原理…ノイマン型
コンピュータの動作原理を学ぶ。
第15講 論理回路…コンピュータは実は単純なスイッ
チの固まりである。それを理解する。
第16講 定期試験
テキスト・教材
出席点を兼ねた毎講の小レポート(40%)と期末試験(60%)。 使用しない。
毎週小レポートを課すので少し大変だが、その積み重ねで知識
がつく。期末試験も小レポートに出題した内容から出題する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
痛快!コンピュータ学、坂村健、集英社文庫、本体720円など
ケイタイもスマホもコンピュータです。情報社会の一員として
生きてゆく皆さんにとって、コンピュータの使い方を覚えるだ
けで十分でしょうか。コンピュータという機械に「使われない」
ためには、そのしくみを知り、使いこなすことが大切です。
日本事情Ⅰ/日本事情1
加納 光
2年次
前学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しえているのであるから、日本に関する知識を幅広
く身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えてほ
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事情
を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討、
分析の結果を基に発表や議論を行えることを目標とする。
講 義 計 画
授業の流れは次のとおりです。
第1講 日本の地理について
第2講 〃
第3講 ニュース記事1
第4講 日本のt歴史について
第5講 〃
第6講 ニュース記事2
第7講 日本の宗教について
第8講 〃
第9講 ニュース記事3
第10講 日本の教育について
第11講 〃
第12講 ニュース記事4
第13講 日本の政治について
第14講 〃
第15講 ニュース記事5
定期試験
クラスの状況によっては進度や内容を変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席(20%)、授業での積極性や小レポート・小テスト(40%)、 プリント教材(適宜プリントを配布します)
期末試験(40%)
。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『留学生のための日本事情』(山本茂、大学教育出版)、『留学生 教室内では母語を使用せず日本語だけを使用するように心がけ
のための論理的な文章の書き方』(二通信子、スリーネットワー てください。旺盛な好奇心を持って授業に臨んでください
ク) 授業で必要なものは適宜指示します。
− 17 −
日本事情Ⅰ/日本事情1
友原嘉彦
2年次
前学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また、考えを伝えて欲
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
【到達目標】
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事情
を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討
や分析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 クラス決めのための全5クラスによる合同オ
リエンテーション
第2講 クラス別オリエンテーション
第3講∼第15講 発表(各講2人発表。それぞれ、発表15分、
質疑応答20分、講評10分)
※日本に関係した新聞記事(ニュース)を用いて、「背景」、「プ
ラス面とマイナス面を挙げた上で、どちらを優先させるべき
か/どう改良・折衷すべきか」、「今後の展開予想」などをレ
ジュメとしてA4で2-3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当
日を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができな
い場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらう
こと。
テキスト・教材
発表と議論への参加70%、期末試験30%。但し、自身の発表回 適宜、レジュメを配布する。
の欠席や特別な理由のない4回以上の欠席は認めない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
普段から日常のさまざまなことについて、「なぜ?」という意識 他人の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
を持って欲しい。
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
は卒業後、非常に重要になってきます。一緒に頑張りましょう。
日本事情Ⅰ/日本事情1
安田由紀子
2年次
前学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。
この講義では、さまざまな日本の事情を材料として、多様な
観点から検討、分析する。さらに、検討や分析の結果を基に発
表や議論を行なえることを目標とする。
また、各トピックによく使用される語彙や表現も同時に学習す
る。
日本事情をより理解した上で、自分の意見が「話せる」、人の
意見が「聞ける」ということだけでなく、『相手を知ろう』とい
う互いの姿勢が大切であるということを学んでほしい。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 生活1
第3講 衣食住
第4講 歳時1「春夏秋冬1」
第5講 生活2
第6講 雇用
第7講 収入
第8講 本音と建前
第9講 冠婚葬祭
第10講 生活2
第11講 歳時2「春夏秋冬2」
第12講 趣向
第13講 支出
第14講 教育「学校と教育」
第15講 常識意識
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回以
上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」ま
でとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各トピックに合った内容で意見が述べられるように、日本事情
について意識しながら日常生活を送ってください。
参考文献:板坂元『日本を知る・その暮らし365日』(スリーエ
ーネットワーク)
その他新聞など、各授業内容に応じて授業中に提示します。
日常的な例をあげながら楽しく学ぶことができればと思ってい
ます。また、その時々のニュースなどのメディアからの情報を
取り入れ、自分の考えを述べる話し合いができればと考えてい
ます。授業の積極的な参加を期待します。
− 18 −
日本事情Ⅰ/日本事情1
岸 晴苗
2年次
前学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
現在の日本および日本人に対する理解を深めるため、広い意
味の「日本文化」を紹介します。この講義のねらいは、討論や
発表を重視して、日本の文化的・社会的な特質を自国の事情と
比較しながら分析することです。それと同時に、自国の文化を
改めて見直し、お互いの文化について考え、どちらをも理解し
受容する態度を身につけます。また、様々なテーマで教師と学
生、あるいは学生同士で意見交換を行うことにより、自分の意
見を日本語で発表する力を養います。
〔到達目標〕
・「日本」を多角的にとらえ、日本に対する理解を深める。
・日本と自国の文化の相違を説明できるようにする。
・自分の考えを日本語で的確に発信できるようにする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 住宅事情
第3講 日本料理
第4講 教育
第5講 日本の子ども
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 伝統芸術
第8講 日本的経営
第9講 日本人の労働観
第10講 年中行事
第11講 新聞記事・ラジオニュース
第12講 政治の仕組み
第13講 日本の歴史(1)
第14講 日本の歴史(2)
第15講 新聞記事・ラジオニュース
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%) により総合的に評価しま
す。容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞など関連記事を読んだ 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
り、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識を させて考えてください。この授業を通して、「異文化に対する態
深めてください。
度」を身につけてほしいと思います。
参考文献:日鉄ヒューマンデベロプメント他著『日本を話そう』
(The Japan Times)
日本事情Ⅰ/日本事情1
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標:
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。この講義ではさまざまな日本の事
情を材料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検
討や分析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の歴史・明治以前
第3講 日本の歴史・明治以後
第4講 日本の地理
第5講 日本の政治・国政
第6講 日本の政治・地方自治
第7講 日本の経済・全国
第8講 日本の経済・東海地方
第9講 日本の文化・伝統芸能
第10講 日本の文化・サブカルチャー
第11講 日本の教育・制度
第12講 日本の教育・内容
第13講 日本の国民・地域性
第14講 日本の国民・民族性
第15講 総合討論
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
角田延之
前学期
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
出席20%、発表および議論30%、定期試験50%。欠席は3回まで。 教員側でプリントを用意する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業での発表には形式がある。まとまった時間を確保して、計
画的に準備すること
日本に住んでいても、意識的に学習をしなければ日本語を本当
の意味で習得することはできず、日本について知ることもでき
ない。学生の本分についてよく考えること。
− 19 −
日本事情Ⅱ/日本事情2
加納 光
2年次
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しえているのであるから、日本に関する知識を幅広
く身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えてほ
しい。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた
方がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさま
ざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析す
る。さらに、検討、分析の結果を基に発表や議論を行えること
を目標とする。
講 義 計 画
授業の流れは次のとおりです。
第1講 日本の住宅事情について
第2講 〃
第3講 ニュース記事1
第4講 日本の食生活について
第5講 〃
第6講 ニュース記事2
第7講 日本の家庭事情について
第8講 〃
第9講 ニュース記事3
第10講 日本の伝統芸能について
第11講 〃
第12講 ニュース記事4
第13講 日本の労働意識について
第14講 〃
第15講 ニュース記事5
定期試験
クラスの状況によっては進度や内容を変更することもあります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席(20%)、授業での積極性や小レポート・小テスト(40%)、 プリント教材(適宜プリントを配布します)
期末試験(40%)
。但し、容認欠席回数は3回までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『留学生のための日本事情』(山本茂、大学教育出版)、『留学生 教室内では母語を使用せず日本語だけを使用するように心がけ
のための論理的な文章の書き方』(二通信子、スリーネットワー てください。旺盛な好奇心を持って授業に臨んでください。
ク)授業で必要なものは適宜指示します。
日本事情Ⅱ/日本事情2
友原嘉彦
2年次
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
【到達目標】
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさま
ざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析す
る。さらに、検討や分析の結果を基に発表や議論を行なえるこ
とを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 クラス決めのための全5クラスによる合同オ
リエンテーション
第2講 クラス別オリエンテーション
第3講∼第15講 発表(各講2人発表。それぞれ、発表15分、
質疑応答20分、講評10分)
※発表は日本の観光地の紹介とする。観光地の「概要」
、
「特徴」、
「意義と役割」、「課題、問題点」、「今後の展開予想」などをレ
ジュメとしてA4で2-3枚程度にまとめる。
※発表者の無断欠席は認めない。第2講で各受講者の発表担当
日を決めるが、何らかの事情で自分の担当日に発表ができな
い場合は事前にクラスのほかの者と発表日を代わってもらう
こと。
テキスト・教材
発表と議論への参加70%、期末試験30%。但し、自身の発表回 適宜、レジュメを配布する。
の欠席や特別な理由のない4回以上の欠席は認めない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
普段から日常のさまざまなことについて、「なぜ?」という意識 他人の話をよく聞くことができ、それに応じた適切な意見や質
を持って欲しい。
問ができること、そして、自分の発表をしっかり行なえること
は卒業後、非常に重要になってきます。一緒に頑張りましょう。
− 20 −
日本事情Ⅱ/日本事情2
安田由紀子
2年次
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけでなく、自分の出身
国を知ることにも繋がる。
前期に引き続き、この講義では、さまざまな日本の事情を材
料として、多様な観点から検討、分析する。さらに、検討や分
析の結果を基に発表や議論を行なえることを目標とする。
そのために引き続き、各トピックによく使用される語彙や表
現も同時に学習していく。授業を通して「自分の考えをしっか
り持つ」そして「その考えをわかりやすく表現する(相手に伝
える)」、そして「相手の意見を理解する」ことを期待する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本の地理、日本人の宗教
第3講 女性の社会進出、新聞講読1
第4講 集団意識
第5講 コミュニケーション、新聞講読2
第6講 ジェスチャー、あいづちとフィラー
第7講 日本人のスピーチスタイル
第8講 リサイクル型社会、新聞講読3
第9講 日本人的経営
第10講 社会保障と社会参加活動、新聞講読4
第11講 政治、新聞講読5
第12講 平等社会と中流意識、発表の練習1
第13講 教育、発表の練習2
第14講 発表の練習3、新聞講読6
第15講 発表の練習4、復習・まとめ
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回
以上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」
までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テレビ・新聞、またインターネットニュースなど、日常接する
ことの可能なメディアから新鮮な情報を得る習慣を身に付けま
しょう。
参考文献:近藤安月子・丸山千歌『文化へのまなざし』(東京大
学出版会) 、その他新聞など。
日本事情を理解することによって、より円滑なコミュニケーシ
ョンがとれるようになってもらいたいと思っています。このこ
とは他にも役立つ能力になるので、前向きな気持ちで取り組ん
でもらいたいです。授業の積極的な参加を期待します。
日本事情Ⅱ/日本事情2
岸 晴苗
2年次
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
現在の日本および日本人に対する理解を深めるため、広い意
味の「日本文化」を紹介します。この講義のねらいは、討論や
発表を重視して、日本の文化的・社会的な特質を自国の事情と
比較しながら分析することです。それと同時に、自国の文化を
改めて見直し、お互いの文化について考え、どちらをも理解し
受容する態度を身につけます。また、様々なテーマで教師と学
生、あるいは学生同士で意見交換を行うことにより、自分の意
見を日本語で発表する力を養います。
〔到達目標〕
・「日本」を多角的にとらえ、日本に対する理解を深める。
・日本と自国の文化の相違を説明できるようにする。
・自分の考えを日本語で的確に発信できるようにする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 「若者の感性」
第3講 同上
第4講 「女性の生き方」
第5講 同上
第6講 新聞記事・ラジオニュース
第7講 「仕事への意識」
第8講 同上
第9講 「少子高齢社会」
第10講 同上
第11講 「環境問題に対する取り組み」
第12講 同上
第13講 「日本の科学技術」
第14講 同上
第15講 新聞記事・ラジオニュース
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%)により総合的に評価します。
容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
現代日本社会の諸相について、本や新聞など関連記事を読んだ 日本社会や日本人について知るだけでなく、自国の状況と関連
り、学内外の日本人や留学生と話し合ったりして、より知識を させて考えてください。この授業を通して、「異文化に対する態
深めてください。
度」を身につけてほしいと思います。
− 21 −
日本事情Ⅱ/日本事情2
角田延之
2年次
後学期
2単位
13以降生:必修
12以前生:選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
日本に留学していても、詳細は知らない事象は多々あろう。
日本に留学しているのであるから、日本に関する知識を幅広く
身につけ、それらについて各自で考え、また考えを伝えて欲し
い。この講義では留学生として日本で過ごすために知りえた方
がよいさまざまな事情を扱う。
到達目標:
日本のさまざまな事情について、背景や現状、将来の方向性
を知り、考えることは単に日本を知るだけではなく、自分の出
身国を知ることにも繋がる。前期に引き続き、この講義ではさ
まざまな日本の事情を材料として、多様な観点から検討、分析
する。さらに、検討や分析の結果を基に発表や議論を行なえる
ことを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 日本人から見た世界・北アメリカ
第3講 日本人から見た世界・南アメリカ
第4講 日本人から見た世界・ロシア
第5講 日本人から見た世界・オセアニア
第6講 日本人から見た世界・北アフリカ
第7講 日本人から見た世界・南アフリカ
第8講 日本人から見た世界・東ヨーロッパ
第9講 日本人から見た世界・北ヨーロッパ
第10講 日本人から見た世界・南ヨーロッパ
第11講 日本人から見た世界・西ヨーロッパ
第12講 日本人から見た世界・南アジア
第13講 日本人から見た世界・東南アジア
第14講 日本人から見た世界・東アジア
第15講 総合討論
定期試験
テキスト・教材
出席20%、発表および議論30%、定期試験50%。欠席は3回ま 教員側でプリントを用意する。
で。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業での発表には形式がある。時間を確保して、計画的に準備 日本に住んでいたとしても、意識的に学習をしなければ日本語
すること。
を本当の意味で習得することはできず、日本について知ること
もできない。学生の本分についてよく考えること。
コンピュータリテラシー/コンピュータリテラシー(基礎情報Ⅰ) 1年次
城之内忠正・田中伊知郎・本部賢一・石田修二・釜田真一
前学期
4単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
コンピュータの実習を中心とした授業です。コンピュータの
「読み書き能力」の習熟に重点を置きます。
具体的には、仕事をする上でよく使われているワープロと表計
算ソフトを中心に実習します。授業は,キーボードのタイピン
グ練習から入り、それから実際にデータを入力して加工する実
習を主体にして行います。教員と教育補助員が質問に答えて個
別指導を行う形で実習は進みます。毎回実習の提出物がありま
すから,それで習熟度がチェックされます。
到達目標
ワープロソフトWord2010と表計算ソフトExcel2010に習熟す
ること。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 タイピングテストによるクラス分け
第2講 キーボード入力練習(タッチタイピング)
第3講 Word①:文字の入力
第4講 Word②:文書の作成
第5講 メール:携帯メールとの連携・エチケット
第6講 タイピングテスト
第7講 Word③:編集・表の作成・画像の挿入
第8講 Word④:まとめの演習
第9講 Excel①:データの入力
第10講 Excel②:ワークシートの編集
第11講 Excel③:グラフの作成
第12講 Excel④:グラフの編集と表計算
第13講 Excel⑤:基本的な関数と条件関数
第14講 Excel⑥:データベース機能
第15講 Excelの小テスト・タイピングテスト
テキスト・教材
毎回の点数4点(出席1点+提出物3点)とタイピングテスト 「30時間でマスターWord&Exel2010」実教出版(2010)
(0.1×タイピングテストの点数)とExcelの小テスト(20点)の 円+税
合計で評価します。なお10回以上の出席のないものは、特別な
理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
857
担当者から一言
授業を履修するための予備知識は要求しません。習うより慣れ コンピュータ教室での実習を中心とした科目です。毎回の授業
ろという内容なので授業に毎回出席して実習に励んでください。 は前回までの授業の積み重ねで進めるので、欠席すると内容の
毎回の演習は最後まで完成させてから提出して下さい。
理解が大変になります。また、欠席は成績にも大きく響きます。
また、タイピングの練習方法を指導するので毎日続けて20分間
ほど練習すること。
− 22 −
情報倫理
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、情報倫理とは、最近の話題(掲示板、2ch、
ブログ、SNS、ケータイ)
千 葉 賢 ・ 片 山 清 和 後学期 必 修
第2講 コンピュータセキュリティ(歴史、システムアクセス
制御、不正アクセス、ハッキング)
講義のねらい・到達目標
インターネットとネット上の各種サービスの発展により、世 第3講 コンピュータセキュリティ(データアクセス制御、パ
スワードの選び方)
界中の人々が直接に繋がる新しい社会が形成されつつある。ま
たデジタル技術の進展により、高品位の著作物を皆で共有し楽 第4講 コンピュータウイルス(歴史、種類)
しめるようになった。ネット上に出来たこの新しい社会は人間 第5講 コンピュータウイルス(対策)
社会を根本から変えようとしているが、人が集まれば多くの問 第6講 個人情報とプライバシー(被害事例、問題点、法体系)
題も生じる。この講義では、コンピュータやインターネットな 第7講 個人情報とプライバシー(個人情報保護法、エチケット)
どの利用に際して、他人の権利を侵害したり自分の権利を侵さ 第8講 知的財産保護(考え方、法体系、産業財産権、著作権)
れたりすることがないように必要な知識を身につけることを目 第9講 知的財産保護(著作権)
第10講 知的財産保護(著作権)
的とする。
<到達目標> 情報倫理に関する基礎知識と常識を身に付ける。 第11講 ファイル共有ソフト(歴史、種類、問題点)
具体的には情報セキュリティの基礎、個人情報保護の考え方、 第12講 暗号技術(歴史、暗号の基礎、秘密鍵暗号)
第13講 暗号技術(公開鍵暗号、電子署名)
著作権法の基礎と暗号技術の概要を知る。
第14講 暗号技術(インターネットにおける暗号技術、無線
LAN)
第15講 まとめ、ネチケット
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席点(20%)、小テスト(30%)、期末試験(50%)
「四日市大学生のための情報倫理(仮題)」千葉賢、片山清和共
著。後学期に教学課で販売予定です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
情報分野の話題に常に関心を持つように心がけてください。
情報倫理は、情報化社会・ネット社会を生きていく上で必須の
知識であり常識です。固い内容ですが、皆さんが楽しみながら
受講できるように、身近な話題を多く紹介します。
情報と職業/情報と職業(基礎情報Ⅳ)1年次
井岡幹博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本講義では,事例を通して情報システムと社会とのかかわり
方を学び,情報システム関連の職業に関する職業観を持つこと
を目的とします.そのために,コンピュータやネットワークが
社会インフラやビジネスの場面で,どのように活用されている
かを学びます.情報システムの発達により,社会の仕組みや仕
事の仕方が変わる中で,人間社会とコンピュータ,ネットワー
クとの望ましい関係も考えていきたいと思います.
講 義 計 画
第1講:デジタル社会とビジネス
第2講:ネットワークとデジタルシステム
第3講:デジタル社会と製造(1)SCMなど
第4講:デジタル社会と製造(2)EMSなど
第5講:デジタル社会と製造(3)CADとデータベース
第6講:デジタル社会と環境(1)LCA,有害物質規制など
第7講:デジタル社会と環境(2)エネルギー問題
第8講:知的財産権とビジネス(1)産業財産権と著作権
第9講:知的財産権とビジネス(2)ソフトウエア特許
第10講:電子商取引のモデル(1)ブラウザ戦争,アマゾンの
ビジネスモデル,楽天のビジネスモデル
第11講:電子商取引のモデル(2)アップルのビジネスモデル,
グーグルのビジネスモデル
第12講:情報化社会のセキュリティ(1)マルウエアとは,遠
隔操作事件
第13講:情報化社会のセキュリティ(2)セキュリティ対策
第14講:POSシステムとICタグ
第15講:省エネと情報
成績評価方法
テキスト・教材
出席点:20%,小テスト:30%,期末試験:50%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「情報と職業」駒谷昇一他著,情報処理学会編集,オーム社 急速に進む情報化は,ビジネス環境はもちろん,私たちの生活
(2500円)
自体も大きく変え,大きな影響を与えています.ニュース番組
などで具体的な例を見ながら,情報システム進化の方向やその
影響を一緒に考えましょう.
− 23 −
アプリケーション演習a
13以降生:2年次
12以前生:1年次
講 義 計 画
2単位
第1講 ガイダンス・クラス分け
田 中 伊 知 郎 ・ 池 田 幹 男 ・ 片 山 清 和 前学期 選 択 第2講 文書の表示・保護・回復
第3講 文書の共有とテンプレート
第4講 ナビゲーションウィンドウ
講義のねらい・到達目標
WordとPower Pointは、卒業後の実社会(プレゼンなどのコ 第5講 表の作成と編集
ミュニケーション中心)では必須の道具です。Wordは、2010に 第6講 コンテンツの書式設定の復習
なり、文献管理機能(EndNote)やグループで校正支援やナビ 第7講 ページレイアウト
ゲーションウィンドウ(Acrobat)などの実社会で必ず使う機 第8講 クイックパーツ
能も取り込み、より単体で優れた文書を作成することが可能に 第9講 図や画像の挿入
第10講 クリップアート
なりました。
この便利な新機能を実際に使って、実社会での使い方を身に 第11講 スペルチェックとオートコレクト
つけることを到達目標とします。さらに、講義を終えれば、 第12講 共同での文書校正
第13講 参考資料
MOS Word 2010の資格取得試験の準備が整うようにします。
第14講 差し込み印刷
第15講 Word模擬試験
成績評価方法
テキスト・教材
講義は演習形式で行い、毎回7点満点(うち課題点5点出席点2点) クラスによって異なりますので、指示があるまで買わないでください。
で採点します。この毎回の合計点(100点以上は100点)を成績 「マイクロソフトオフィス教科書Word 2010 改訂版」(翔泳社
2380円+税)
評価とします。
MOS攻略問題集 Microsoft Word 2010[第2版]佐藤薫(著) 日
経BP社 1800円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータ能力によってクラス分けを行います。パソコンが
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 不得意な人には、合わせた指導を行い着実な勉強を行います。
また、得意な人は別のクラスで、より多くのことを学べます。
行ってください。
積み重ね授業なので毎回出席しましょう。
アプリケーション演習b
2年次
本部賢一・池田幹男・片山清和
後学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
Microsoft Excelは実社会では、表やグラフ作成だけでなく、
簡単な文書作成にも使われていて、必須のアプリケーション・
ソフトウェアとなっています。したがって、社会で活躍するた
めには、Excelを道具として使いこなす能力が必要となります。
この講義では、Excelの資格試験(Microsoft Office Specialist)
を受験するための演習を行います。
[到達目標]
MOS Excel 2010の資格試験の準備が整うようにします。
成績評価方法
出席状況(30%)
、毎回の課題および模擬試験(70%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
第1講 ガイダンス、クラス分け
第2講 Backstage
第3講 貼り付けとオートフィル
第4講 セルの書誌委設定
第5講 ページ設定
第6講 ワークシートの書式設定
第7講 ウィンドウの表示と表示モード
第8講 相対参照と絶対参照
第9講 関数
第10講 名前付き範囲
第11講 グラフ
第12講 ブックの共有
第13講 オートフィルター
第14講 条件付き書式
第15講 模擬試験演習
テキスト・教材
「MOS攻略問題集Excel 2010第2版」
別)
日経BP社 1800円(税
担当者から一言
大学のほとんどのパソコンに教科書のソフトがインストールさ コンピュータの使用能力に応じてクラス分けを行います。
れています。それを起動して、復習および模擬試験を繰り返し 積み重ねの授業なので、欠席しないようにしてください。
行ってください。
「マイクロソフトオフィス教科書MOS Excel 2010」 エディフ
ィストラーニング株式会社著 翔泳社 2680円
− 24 −
地域社会の歴史
岡 佑哉
11以降生:1年次
10以前生:2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
【講議のねらい】
本講義は、三重・愛知を中心とする東海地方の歴史について
学ぶものである。その際、古代から現代に至る地域社会の歴史
の展開が、日本史全体の中でどのように位置づけられるのかと
いう視点を重視する。すなわち、歴史というものが、中央の権
力者の動向のみでは語りきれないものであると理解することに
なる。歴史は単なる「暗記科目」ではなく、歴史的事実に基づ
き自らの頭で思考する学問である。本講義を通じて、地域社会
の視点から日本全体の問題を考察する姿勢を養う。
【到達目標】
①三重・愛知を中心とする地域社会の歴史に対する知識を身
につける。
②地域社会から日本全体の問題を考える姿勢を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス―地域社会史の意義―
第2講 縄文・弥生時代の東海地方
第3講 古墳時代の東海地方
第4講 飛鳥・奈良時代の東海地方
第5講 平安時代の東海地方
第6講 鎌倉時代の東海地方
第7講 南北朝・室町時代の東海地方
第8講 戦国時代・織豊期の東海地方
第9講 江戸時代の東海地方
第10講 幕末・維新期の東海地方
第11講 日清・日露戦争期の東海地方
第12講 大正デモクラシー期の東海地方
第13講 十五年戦争期の東海地方
第14講 占領期・高度経済成長期の東海地方
第15講 講議の総括
定期試験
テキスト・教材
筆記試験(70%)、出席・授業態度等の平常評価(30%)。平常 なし。毎回プリントを配付する。
評価については、場合によっては実施する小テストも含む。ま
た、私語など授業態度の悪い学生については全体評価の減点対
象とし、受講を認めない場合もある。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
本講義のテーマは地域社会であるが、日本史の知識も必要であ 本講義は、時代ごとの知識をふまえながら進めるので、高校時
る。高校時代の教科書があれば確認しておくとよい。復習は、 代に日本史を習っていない学生もぜひ受講してほしい。もちろ
講議のプリントや板書・メモを熟読すること。
ん、地域社会の歴史に対する興味・関心を持って、漫然と板書
を写すだけでなく積極的にメモを取る姿勢が求められる。
四日市学
1年次
2単位
講 義 計 画
1週目・第1講 ガイダンス(李修二・柴田啓文)
李 修 二 前学期 選 択 2週目・休み
3週目・第2講 ふるさと・四日市の文学者たち(永井博)
4週目・休み
講義のねらい・到達目標
この講義は、四日市市の位置する三重県北勢地方を対象とし 5週目・第3講 戦国時代の北伊勢(竹田憲治)
て、この地域の歴史や文化や自然、また、産業や環境問題や都 6週目・第4講 北伊勢地域中小ものづくり産業クラスターの形成
と課題(岡良浩)
市計画などの現状を学び、この地域の将来の発展方向を考えて
ゆくことをねらいとしています。講義は、6回にわたる様々な 7週目・休み
テーマの講義、本学の3つの学部がコラボして企画した2回の 8週目・第5講 伝統的宗教行事「虫送り」復活と地域共同体の活
性化(北島義信)
学部別講義やフィールドワークなどによって行われていきます。
9週目・第6講 四日市公害の真の克服をめざして(粟屋かよ子)
今年度の講師陣は、学外から三重県教育委員会事務局竹田憲治
10週目・休み
先生(予定)、北島義信四日市大学名誉教授(予定)、粟屋かよ
11週目・第7講 四日市公害の経験とモンゴルの大気汚染対策へ
子前環境情報学部教授、そして、学内からは東村篤特任教授、
の国際貢献(武本行正・粟屋かよ子)
李修二教授、永井博教授、武本行正教授、鬼頭浩文教授、岡良
12週目・第8講 グループディスカッション(李修二・柴田啓文)
浩准教授、柴田啓文准教授、神長唯准教授が担当します。この 13週目・休み
講義の到達目標は、この地域の様子や現在の課題を、より積極 14週目・第9講 経済学部担当講義(東村篤)
的に学んでいくという興味や意欲を持てるようになることです。 15週目・第10講 環境情報学部担当講義(神長唯)
集中講義期間(7月23日∼25日の間の1日)
・
第11講∼第15講 フィールドワーク=四日市市内バスツアー(鬼頭
浩文)
成績評価方法
テキスト・教材
バスツアー実施の都合上、履修希望者があまり多い場合は抽選 第2講∼第7講のテキスト、『四日市学ブックレット』(四日市
大学四日市学研究会発行)はガイダンス時に配布します。その
となります。
成績評価の方法は、出席状況30%、グループディスカッション 他の授業回については担当教員から指示されます。
10%、レポート試験60%が基準です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
第1回目のガイダンスで各回講義の聴き方、グループディスカ
ッションのやり方、フィールドワーク参加方法、および、レポ
ート試験などについて説明されます。ゆえに、ガイダンスには
必ず出席してください。
この講義は、他の授業とは少し性格が異なるユニークな授業と
なるでしょう。しかし、何より学生一人ひとりが、みずから興
味を持って学んでいくよう求められるでしょう。また、授業日
が多少変則的ですので、授業日を間違えないようによく注意し
てください。
− 25 −
経営学
1年次
藤川なつこ
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、経営学とはどのような学問領域であるのか、経
営学を学ぶとどのような時に役に立つのか、を理解するために、
経営学の主要な理論や企業経営の現状と課題を広く学習する。
講義時には理論的な説明と共に、具体的な事例を適宜用いる。
それによって、理論と現実との橋渡しを行いながら理解を深め
るとともに、社会を見る目を養う。また、講義中にミニテスト
を行い、理解を深めるよう試みる。
【到達目標】
経営学の理論的内容を理解し、修得するとともに、現実の企
業や身近な組織の事例をそれらの理論を用いて説明できるよう
になること。
講 義 計 画
第1講 講義の概要説明
第2講 経営学とは 1
第3講 経営学とは 2
第4講 働き方を考える
第5講 モチベーション
第6講 リーダーシップ 1
第7講 リーダーシップ 2
第8講 企業戦略 1
第9講 企業戦略 2
第10講 競争戦略 1
第11講 競争戦略 2
第12講 競争戦略 3
第13講 イノベーション
第14講 ソーシャル・ビジネス
第15講 全体のまとめ
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験(持ち込み不可)100%を基準に評価する。
テキストは特に指定しない。講義時に適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
井原久光『テキスト経営学(第3版)―基礎から最新の理論ま
で―』ミネルヴァ書房,2008.
上林憲雄・奥林康司・團泰雄・開本浩矢・森田雅也・竹林明
『経験から学ぶ 経営学入門』有斐閣,2007.
経済学
1年次
鬼頭浩文
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
企業や消費者の行動は、経済を理解する上で最も基本的なテ
ーマになる。この講義では、企業や消費者がどのように行動し、
それが経済に対してどのようなインパクトを持つのか考えてい
く。とくに「競争」については、日ごろ意識することが少ない
ため、ここで勉強することは社会に出てから大いに役立つと思
う。理論的な考察も重要だが、ここでは参加・体験型の講義を
中心に展開し、直感的・感覚的に経済学を学ぶ。
【到達目標】経済学の基本的知識を参加型・双方向型講義を通し
て直感的に理解することが到達目標である。
成績評価方法
受講生には、講義内容を「暗記する」のではなく、講義内容を
使って「社会現象を考える」ことが重要だという認識を持って
欲しい。その意味で本講義は、知識の獲得だけでなく、論理的
思考能力の養成も意図していることを踏まえて講義に臨んでも
らいたい。
講 義 計 画
1.イントロ;経済学とは(初回経済常識テスト)
2.映像を通して経済を知る①小レポート
3.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」説明+練習
4.ゲーム:寡占市場の競争「参入自由」+「参入規制」説
明+練習
5.ゲーム:寡占市場の競争「参入規制」+小レポート
6.消費者の行動①個別需要曲線の理論
7.消費者の行動②復習をして、練習問題を解き、コラムを簡
単に説明
8.消費者の行動③コラムの復習をして、最後の問題を解かせ
る⇒小テスト実施
9.映像を通して経済を知る②小レポート
10.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給①
11.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給②
12.市場の競争、サッカーチケット市場の需要と供給の小テスト
13.公共財(マンションの防犯カメラ)①
14.公共財(マンションの防犯カメラ)②⇒小テスト
15.復習と試験対策
テキスト・教材
講義への参加意欲(20%;ただし、12回以上の出席を単位認定 テキストは購入しない。講義でプリントを配布する。
の条件とする)、テーマごとに実施するレポート4回(20%)、
小テスト3回(30%)、学期末試験(30%)により、総合的に評
価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前学習よりも復習が重要である。復習で理解できていないと 出席して、参加して、理解すること、これらの全てが重要であ
ころを確認したら、次回の講義で必ず質問をする準備をするこ る。提出されたレポートによって参加意欲と理解度を判定する。
と。
楽しくて、かつ社会に出て役立つ何かを獲得できる講義を目指
す。
− 26 −
経済学
1年次
麻沼賢彦
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<経済学はこれまで、どのようなことを、どのように問題にし、
どのように考えてきたか>
当講義の課題は、経済学の基本的な内容を、理論と歴史の交
錯する光に照らし合わせて浮かび上がらせることである。経済
学は理論に基づいて歴史的事実を説明しなければならないこと
はもちろん、歴史的考察によってその理論を具体化し、検証し
てみるということも同様に必要としているのである。
「市場経済の発展」
、これが当講義の主題である。というのも、
これこそが、A. スミスから現代に至る経済学の発展の過程で常
にそのパラダイムの中心に位置してきた永遠のテーマに他なら
ないからである。
「市場」とはどのようなものか、そしてそれはどのような社
会(と人)をつくり出してきたか。この難問については諸説
紛々で、正直なところ、私にも確かなことはいえない。そこで
当講義の到達目標は、この問題の難解さが真に理解できるよう
になる、ということにしたい。
講 義 計 画
第1回 ガイダンス
第2回 経済社会の現代性(1)
第3回 経済社会の現代性(2)
第4回 J. K. ガルブレイスの現代社会経済論(1)
第5回 J. K. ガルブレイスの現代社会経済論(2)
第6回 A. スミスの「目に見えない手」:市場経済の不思議さ
第7回 伝統経済・指令経済・市場経済(1)
第8回 伝統経済・指令経済・市場経済(2)
第9回 市場システム(価格調節メカニズム)
第10回 K. ポラニーの市場経済観:市場経済社会の歴史性
第11回 市場経済と中央管理経済(社会主義計画経済)
第12回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ(1)
第13回 新古典派経済学とJ. M. ケインズ(2)
第14回 ネオリベラリズムの隆盛とその背景
第15回 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出 席: 20%
受講態度: 10%
定期試験: 70%
プリント配布予定
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
次の文献が興味深く読める。
ジョン・K・ガルブレイス 「ゆたかな社会」 岩波現代文庫
ニコラス・ワプショット 「ケインズかハイエクか」 新潮社
カール・ポラニー 「経済の文明史」 東洋経済新報社
講義は「生きもの」というのが私の持論。それゆえ、受講者の
興味や問題関心の所在に応じて講義プログラムを適宜変更する
ことがあるので、この点、あらかじめご了承を。
市民教育
1年次
松井真理子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
近年の「新しい公共」の潮流の中で、市民は政治的、社会的
に主体的な役割を果たすことがかつてなく期待されるようにな
ってきました。しかし、主体的な市民は自動的に生まれるもの
ではなく、それにふさわしい学習=市民教育が必要です。
この授業では、知識、意識、行動の3つの観点から、入門的
な市民教育を行うものです。地域社会、国内社会、国際社会の
各レベルで、市民としての権利と責任を自覚し、適切な行動を
とることができる人材を養成することを目指します。
【到達目標】
社会の一員として自立し、社会参加するための知識と、コミ
ュニケーションスキルの獲得
講 義 計 画
第1講 個人と社会のつながり
第2講 社会で生きるための基本―①人権
第3講 社会で生きるための基本―②仕事
第4講 社会で生きるための基本―③税
第5講 社会で生きるための基本―④情報
第6講 民主政治と市民参加―①政治のしくみと市民
第7講 民主政治と市民参加―②選挙
第8講 民主政治と市民参加―③裁判員制度・検察審査会
第9講 民主政治と市民参加―④映画鑑賞
第10講 民主政治と市民参加―⑤住民参加の諸制度
第11講 消費者の権利
第12講 新しい公共と市民活動
第13講 環境問題と市民
第14講 コミュニケーション技法(1)
第15講 コミュニケーション技法(2)
成績評価方法
テキスト・教材
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
新聞、インターネット等でテーマに関する情報を収集し、事前 社会をよくするのも悪くするのも究極は市民です。社会とつな
学習しておくこと。
がっている自覚を持ってもらえたらと思います。
− 27 −
政治学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス:この講義の進め方
小 林 慶 太 郎 前学期 選 択 第2講 政治学と政治
第3講 政治と政策
第4講 政策の決定と民主主義
講義のねらい・到達目標
第5講 選挙とマニフェスト
【ねらい】
この授業では主に、政策の決定や政府の役割など、政治の仕 第6講 圧力団体と政治的景気循環
第7講 さまざまな選挙制度① 小選挙区制
組みについて、扱っていきます。
例えば選挙。いったいどのような仕組みで行われているので 第8講 さまざまな選挙制度② 大選挙区制
しょうか。そして選挙というものは、本当に民主的な仕組みな 第9講 さまざまな選挙制度③ 比例代表制
のでしょうか。そもそも選挙はなぜ必要なのでしょう。そして 第10講 多数決と話し合い
第11講 もしも政府が無かったら
政府は、どのような役割を担っているのでしょうか。
できるだけ、その時々の政治ニュースの解説なども行ってい 第12講 市民革命と夜警国家
くことで、学生諸君に、日本の政治や社会の仕組みに対する関 第13講 市場の失敗と福祉国家
第14講 政府の失敗と行政改革
心を高めてもらうことを、この講義のねらいとしています。
第15講 日本の政党政治を展望する
【到達目標】
この講義では、学生諸君が、日本の政治や社会に関する基本
的な用語や知識を身につけ、テレビや新聞の政治ニュースをあ
る程度理解できるようになることを、到達目標としています。
成績評価方法
テキスト・教材
3分の1以上欠席した学生には、原則として単位は与えません。 なし(必要に応じてプリントを配布する場合があります)
成績は次のような配分により評価します。
講義時に指示する簡単な課題の提出状況および受講態度:
30%
定期試験(自筆ノートのみ持込可):70%
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、テレビや新聞の政治ニュースに目を通すことを心掛けてくだ
さい。
【参考文献】
浅羽通明「新書で大学の教養科目をモノにする政治学」光文社新書
(2011年)
北山俊哉、久米郁男、真渕勝「はじめて出会う政治学〔第3版〕」有斐
閣アルマ(2009年)
財政学
1年次
三城安生
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
今日の我が国は大きな財政問題を抱えている。具体的には、膨
大な長期政府債務残高や少子高齢化に伴う医療・年金・介護な
どの社会保障関連費用の増加、長引く景気低迷による税収の落ち
込みなどがあり、政府が解決すべき課題は山積している。こうし
た諸問題に関して、政府の果たすべき役割やあるべき姿とはどの
ようなものであるのかを我々も考えていく必要があるだろう。
本講義では国や地方公共団体が行う経済活動である財政につ
いて学んでいく。講義の中では主に国家財政に焦点を当てること
になるが、地方財政についても取り上げる。
〔到達目標〕
・財政について関心を持てるようにする
・財政に生じている諸問題を認識できるようにする
・租税や政府支出の在り方を通じて財政の基本的なしくみを理
解する
遅刻や、講義中の中座、飲食、私語、携帯電話の鳴動などは、
原則禁止します。これらのことが守れない者には、退室を命ず
ることがあります。出席する以上は、真剣な態度で受講して下
さい。また、講義中に指名されたら、元気に返事をするように
して下さい。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 政府の役割
第3講 財政制度
第4講 財政問題
第5講 政府支出
第6講 租税の役割
第7講 租税制度(1)
第8講 租税制度(2)
第9講 中間試験
第10講 社会保障(1)
第11講 社会保障(2)
第12講 財政政策(1)
第13講 財政政策(2)
第14講 地方財政(1)
第15講 地方財政(2)
レポート試験
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価の方法はレポート試験と中間試験(小テスト)、および平
常点(出席状況と授業態度)によります。
レポート試験 50%、 中間試験 20%、 平常点 30%
特定のテキストは使用しません。
特別な理由がある場合を除き、4回以上欠席した場合は単位を認
定しません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
履修に際し、特別な予備知識あるいは学習上の準備は必要あり 各回の講義で使用する配布資料は、インターネットのホームペ
ませんが、新聞やテレビなどで報じられる財政関係のニュース ージを通じて各自で準備してもらいます。アクセスの方法につ
に関心を持つことを期待します。
いては、初回の講義で説明します。
〔参考文献〕
・林宜嗣、『基礎コース 財政学 第三版』有斐閣、
(2012)
− 28 −
社会学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
三 田 泰 雅 前学期 選 択 第2講 社会の中の家族
第3講 ジェンダーを考える
第4講 家族とライフコース
講義のねらい・到達目標
第5講 少子化の進展と家族
【講義のねらい】
社会は人のつながりによって出来ており、我々もその中の一 第6講 高齢化と老いを考える
人として暮らしている。自らが生きる社会を読み解くための考 第7講 職業と社会階層
え方を学び、現実の社会現象に対する理解を深めることをめざ 第8講 産業化と日本社会
第9講 都市と地域
す。
第10講 地域社会を考える
【到達目標】
第11講 グローバル化のなかの日本社会
社会学的な視座の基礎を身につける
第12講 社会的ネットワーク
第13講 社会的排除と包摂
第14講 情報化の進展と日本社会
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
中間レポート30%、定期試験70%
授業時に指示する
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
長谷川公一ほか著『社会学』有斐閣,2007.
積極的な参加を期待します。
メディアリテラシー
1年次
前川督雄・木村眞知子・黒島哲夫・関根辰夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
メディアリテラシーとは、社会にあふれるさまざまなメディ
アを読み解き、それぞれのメディアを介して伝えられる情報の
背景や意味を評価出来る能力のことを言います。簡単に言えば、
「メディアを読み書きすることの出来る能力」ということです。
しかし、そのように言われても、学生諸君にはピンとこないは
ずです。何故なら、君たちはメディアがあまりにも溢れすぎて
いる環境で育ってきているからです。そこで、4名の先生がオ
ムニバス形式で構成するこの講座では、まずは、「メディアの楽
しみ方」を伝授したいと考えています。メディアに対する視聴
態度をちょっと変えるだけで、新しい発見や感動を味わえるは
ずです。楽しみにしてください!
成績評価方法
講 義 計 画
・「生の情報、加工された情報」の違いを嗅ぎ分けるための事
例を紹介します。(黒島担当)
・皆さんは生まれたときからテレビやラジオ、CD、そして今で
はインターネットなどを通じて様々な形で音楽に接してきて
いると思います。それらの音楽との関わりに含まれるちょっ
とした疑問や問題提起をします。(関根担当)
・インターネットのリテラシーを現実社会との関わりから見て
いきます。ネットが抱える様々な問題点、例えば、双方向性
のメリット、匿名非匿名性の問題、個人の視点がネットに載
ることの強み、嘘や間違いを見抜くための試みやマスコミ等
による誤報・誘導・隠蔽・欺瞞をあばく力などを、話題にし
ます。(前川担当)
・情報の受け手であった私たちが送り手になる「誰でもTV」の
時代がやってきました。新聞、放送、広告など伝統的メディ
アの手法を踏まえながら、発信することの意味を探ります。
(木村担当)
テキスト・教材
出席を重視します。出席は80%以上あることが前提です。その なし。授業中に各教員の判断で、適宜、資料を提供します。
上で、各担当教員が実施する簡単なレポートの評価から、総合
的に成績をつけます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考にするべきメディアは無数にあり、授業中に提示します。
卒業生による凱旋講義有り! この授業の中で、当メディア系
を卒業し、メディア制作の最前線で活躍する卒業生1、2名に
授業に参加してもらい、現場からの報告も予定しています。
− 29 −
11以降生:1年次
社会福祉論
10以前生:2年次
新川朋子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
社会福祉の各領域の内容について、社会福祉の歴史、障害者
福祉、児童福祉、高齢者福祉などを概観し、諸課題について、
それぞれの分野についての理念・制度・実施体制を取り上げて
説明し、理解を深める。
法制度については、社会福祉基礎構造改革以降目まぐるしく
変化する動向を把握する。具体的には、介護保険法、障害者自
立支援法、児童福祉法、児童虐待防止法、発達障害者支援法に
ついて理解する。
また、こうした法制度の背景にある障害者観、児童観、高齢
者観などについて学ぶ。そして、社会福祉の実践において援助
者がもつべき倫理観や価値観など社会福祉実践における原理原
則についても学習する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 社会福祉についてのオリエンテーション
第2講 社会と生活の変化
第3講 社会福祉の概念と基本理念
第4講 社会福祉を巡る動向
第5講 日本の社会福祉の歴史
第6講 イギリスとアメリカの社会福祉の歴史
第7講 北欧の社会福祉の歴史
第8講 社会福祉の法制と実施の仕組み
第9講 社会福祉の担い手
第10講 福祉専門職を巡る課題
第11講 社会福祉援助の方法
第12講 児童福祉
第13講 障害者福祉
第14講 高齢者福祉
第15講 社会福祉の課題と今後の方向性
テキスト・教材
出席率(30%),定期試験(50%)に、受講態度及びレポート等 後藤卓郎編集『シリーズ福祉新時代を学ぶ 第2版 新選・社
(20%)を加味し,総合的に評価します。
会福祉』みらい
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・日頃から、新聞やニュースなどに興味を持ち、見聞を広げ、
社会福祉の動向を調べるようにしてください。
・授業の中で、指定テキストを読み合わせますので、毎回授業
後に指示するページを必ず予習・復習してください。
指定テキストを忘れずに持参し、ノートにメモを取ったり、板
書を写すとともに、討議の際は積極的に参加するように努めて
ください。また、討議の時間以外は私語のないように受講して
ください。
人権論
1年次
松井真理子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
人権とは、全ての人が尊厳ある存在として大切にされ、自由
や平等や人間らしい生活を保障されることです。私たちは生ま
れながらに、誰にも奪われることのない権利として人権を持っ
ていますが、今私たちは、人間らしい生活ができているでしょ
うか。この授業では、人権を差別の問題だけに狭く捉えず、基
本からしっかり学びます。そして誰もが安心して暮らせる社会
づくりのために、人権感覚に敏感な人づくりを目指します。
【到達目標】
1 人権の概念を正確に理解する。
2 人権侵害に敏感になる。
3 個人の人権と人々の絆との関係を理解する。
講 義 計 画
第1講 人権とは何か
第2講 人権の歴史(1)
第3講 人権の歴史(2)
第4講 自由権(1)
第5講 自由権(2)
第6講 社会権
第7講 暮らしの中の人権(1)
第8講 暮らしの中の人権(2)
第9講 マイノリティの人権(部落問題)
第10講 マイノリティの人権(障害がある人1)
第11講 マイノリティの人権(障害がある人2)
第12講 マイノリティの人権(外国人)
第13講 マイノリティの人権(子ども)
第14講 マイノリティの人権(高齢者)
第15講 人権のまちづくり
成績評価方法
テキスト・教材
毎講義時のミニレポート 40%
定期試験 60%
毎回講義時に資料を配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
四日市市人権センター「人権の基本(中・上級編)」
その他、国・自治体が作成している各種人権パンフレット
わかりやすい映像教材を使って理解を深めます。正確な人権の
知識を学ぶ機会が非常に少ないので、ぜひ受講してください。
− 30 −
ジェンダー論
1年次
柴田啓文
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
いわゆる「男らしさ」、「女らしさ」を社会的な観点から研究しま
す。「ジェンダー論」の講義の多くは、理論や歴史を学ぶことを中心
としてきましたが、「ジェンダー」を研究することは、私たちが当り
前のこととしている「男らしさ」や「女らしさ」を問い直すことで
あり、日々の暮らしの中で経験する非常に身近な問題です。
そうであるからこそ、「ジェンダー論」にはその人の生き方に大き
な影響を与え、人生を変えてしまうほどの力があります。ですから、
この講義を受講されるみなさんにも、講義する私自身にも、ある種
の「覚悟」が求められます。
男性性、女性性について、いかなる問題があり、どう考えるべき
か、どのような選択するのか、ひとりひとりの問題として考えたい
と思います。
講 義 計 画
第1講 ジェンダーとは何か1
第2講 ジェンダーとは何か2
第3講 性別役割分担と家族1
第4講 性別役割分担と家族2
第5講 日本のジェンダー格差1
第6講 日本のジェンダー格差2
第7講 日本のジェンダー格差3
第8講 世界のジェンダー問題1
第9講 世界のジェンダー問題2
第10講 世界のジェンダー問題3
第11講 性の多様性1
第12講 性の多様性2
第13講 セクシュアル・ハラスメント
第14講 ドメスティック・バイオレンス
第15講 まとめ
学期末試験
到達目標
「ジェンダー」に関わる基本概念の理解。インターネット上の情
報を収集分析するための基本知識の習得。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(40%)とレポート(60%)により評価します。平常点 なし。
は、「教育支援システム」上の小テスト、授業中の課題提出など
によります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
安積遊歩著『癒しのセクシートリップ』
(太郎次郎社、2,100円)
現代社会と人間
1年次
富田 与
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、前世紀の終わりに「21世紀の課題」として提
起されていたいくつかの論点を考えていきます。テキストにす
る『21世紀の難問に備えて(上巻)』は、イギリス生まれの歴史
学者ポール・ケネディが1993年に発表したもので、20世紀の終
わりの時点で、21世紀にどのような事が問題となりうるかを歴
史を踏まえて予想したものです。広範な内容は、現代社会の人
間が直面する問題を考える手がかりを提供してくれます。
到達目標は「いま、何が問題化を理解する」です。
成績評価方法
受講生が少ない場合はコンピュータ教室を利用します。受講
者が多い場合は一般教室での講義ですが、学習支援システム
(MOODLE)やTwitterを利用します。事前にコンピュータいつ
いての特別な知識は必要ありません。
講 義 計 画
第1講:現代社会の問題群
第2講:第1章 プロローグ1
第3講:第1章 プロローグ2
第4講:第2章 人口爆発
第5講:第3章 通信革命と金融革命1
第6講:第3章 通信革命と金融革命2
第7講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー1
第8講:第4章 世界の農業とバイオテクノロジー2
第9講:第5章 ロボットとオートメーションと新しい産業革命
第10講:第6章 自然環境にせまる危機1
第11講:第6章 自然環境にせまる危機2
第12講:第7章 国民国家の将来1
第13講:第7章 国民国家の将来2
第14講:ポール・ケネディが予想しなかったもの
第15講:まとめ
テキスト・教材
章ごとのレポートと最終レポートで評価します。
『ポール・ケネディ 21世紀の難問に備えて』
最終レポートは原稿用紙5枚程度。テーマは講義の中で指示し ィ著 草思社 1900円
ます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
ポール・ケネデ
担当者から一言
それぞれの項目で、注目される参考文献を紹介していきます。 広いテーマを少しずつつまみ食いしながら、いまの社会を見る
大部な書籍が多くなりますが、できるだけ目を通すようにして 手かがりをつかんでみてください。
下さい。
− 31 −
憲法/法学
1年次
中西紀夫
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
現代の法体系は日々複雑なものになってきていますが、多岐
にわたる法律問題に対処する場合、最高法規である憲法の仕組
を理解する必要があります。なぜならば、原則としてすベての
法は、憲法に違反することが出来ないからです。しかし、この
憲法もまた外延的には大きな広がりをもち、内包的には細かく
専門化し、かつ近い将来、改正の方向へと向かう可能性もある
ため、変化に対応した学び方が重要となるでしょう。
大学における一般教養の課程において、履修すべき社会科学
系列の科目の中に憲法が加えられているのは、将来いずれの専
門課程に進むにせよ立派な社会人として世の中に貢献していく
のに必要不可欠な教養であるとともに、教育の基本である「生
命の尊厳への意識改革」に効果的な学問であるということもで
きます。そのため骨子だけではなく、できるだけ多くの規定を
認識できるようになってもらいたいと考えています。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス(学問に立ち向かう構え)
第2講 憲法の機能
第3講 天皇と国民の関係
第4講 国民の三大義務
第5講 基本的人権とその種類
第6講 環境権(判例的考察)
第7講 憲法上の権利と義務
第8講 法の下の平等
第9講 絶対平和主義
第10講 国家秘密と国民の知る権利
第11講 平等な投票にするための権利義務
第12講 行政救済
第13講 国際私法
第14講 憲法改正問題
第15講 まとめ
第16講 試験 成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60%
中西紀夫著 『社会環境と法』 (嵯峨野書院)2600円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー六 ・テキスト以外の内容も補足して説明しますので、意欲をもっ
法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
て受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問して下さい。
法学
1年次
中西紀夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「法学」というと、とっつきにくい学問であるという印象を
もたれる方が多いと思いますが、実は日常生活では必要不可欠
なものであり、ある程度は認識を深めておかないと、長い人生
において損をしてしまう可能性が高くなります。わからないこ
とがあれば、その都度、専門家に相談すればよいと思われるか
もしれませんが、専門家でも特に民事などではかなり見解が異
なることも多いですし費用の問題もありますので、やはり自分
で常に法律的な視点に立って物事を考えられるようにしておく
ことが大切なのです。
大学などにおいて「法学」や「憲法」が中心的な教養科目に
位置づけられることが多いのも、各方面の指導者養成等のため
の単位取得要請科目であるというだけでなく、人生の礎となる
科目であるということではないかと思いますので、その視点に
立って講義を進めていきたいと考えています。
講 義 計 画
弟1講 ガイダンス(学問に立ち向かう構え)
第2講 〇社会規範 〇実定法と自然法
第3講 〇六法の意味 〇法源
第4講 〇制定法の体系 〇法の形式による分類
第5講 〇法の種別(国内法) 〇国内法と国際法
第6講 〇公法と私法 〇裁判による権利の実現
第7講 〇法の適用 〇法解釈における問題点
第8講 〇権利と義務 〇権利義務の主体と客体
第9講 〇罪刑法定主義
第10講 〇法と裁判(裁判の仕組み)
第11講 〇民事裁判 〇刑事裁判 〇行政裁判
第12講 〇司法権の独立と公開主義
第13講 〇自由心証主義 〇今日までの裁判の課題
第14講 〇裁判員制度とその課題
第15講 まとめ
第16講 試験 成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60%
中西紀夫著『社会環境と法』
(嵯峨野書院)2600円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー六 ・テキスト以外の内容も補足して説明しますので、意欲を持っ
法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
て受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問してください。
− 32 −
民法入門
1年次
細川壯平
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この授業では、民法入門として、民法の重要事項とその思考
方法、そして判例を見ていきます。
民法の基本である総則を中心に、行為能力や意思能力、人間
の始期終期、期間計算などを検討し、意思主義とそして法律行
為の効力についての原則を理解します。また、実生活でも重要
となる売買・賃貸借など、民法でも財産法といわれる部分につ
いても検討を加えます。
到達目標は、法律における思考方法や民法条文の基本的な解
釈を理解し、また、基本的な重要判例の事実の概要と判決要旨
を理解し説明できるようになることです。
成績評価方法
講 義 計 画
1:法律とは(法の特質、分類、法律の成立など)
2:私法としての民法 一般法としての民法 私的自治と任
意法規・強行法規
3:民法の一般条項 民法1条・90条
4:私権の享有 人の始期と終期 制限行為能力者
5:法律行為と意思主義 条件・期限
6:無効と取り消し
7:代理
8:時効
9:物件と物権変動の意味 所有権
10:留置権・先取特権、質権
11:抵当権
12:債権 債権の目的効力 債権の消滅
13:契約 典型契約
14:連帯保証と保証債務
15:まとめ
定期試験
テキスト・教材
筆記試験80% 授業中の質疑応答等平常点20%
民法がわかった 改訂第4版田中嗣久 田中義雄
法学書院
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ポケット六法平成26度版 有斐閣
予定されているテーマにつき、テキストを読んでおくこと。
私語は厳禁。テキスト・ノート、筆記具等を持参し、授業を受
ける体制で参加すること。条文を参照するので、各自六法を用
意すること。
倫理学
1年次
牛島 謙
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テーマは「医療を通じて日本の社会を考える」です。
『ブラックジャックによろしく』というコミックを読んだこ
とがありますか。そこには、日本の医療が抱える諸問題が克明
に描かれています。
この講義では、日本の医療の問題点を浮き彫りにしながら、
アメリカの医療と対比させていきます。そして、欧米人、特に
アメリカ人と日本人の考え方・生き方の違いを知ってもらいま
す。そして、日本の医療の質はほんとうに高いといえるかどう
かを患者の立場で考えてください。
教材としては、日本の医師免許だけでなく欧米での医師免許
も併せ持つ日本人医師が書いた本を主に使います。
到達目標は、国際的な視点から日本の社会を見る力を養成す
ることです。医療という人の命に直接かかわる場面で、社会の
あるべき姿を考えることができるようになりましょう。
講 義 計 画
第1講 映像で見る日本の医療の諸問題1
第2講 映像で見る日本の医療の諸問題2
第3講 日本の医療の諸問題:終末期医療
第4講 日本の医療の諸問題:大野病院事件
第5講 患者の権利に基づくアメリカの医療
第6講 日本の医療の特殊性:診療ガイドライン
第7講 日本の医療の特殊性:医薬品
第8講 バイオエシックス(生命倫理)
第9講 医療事故に対する日本の制度
第10講 医療事故の事例
第11講 アメリカの医療事故研究
第12講 マサチューセッツ州医師登録局
第13講 同意法理の三つの判決
第14講 同意法理
第15講 インフォームド・コンセントの法理
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の3点で評価します。
1 出 席 20%
2 レポート 20%
3 定期試験 60%
牛島研究室編『生命と倫理2014』
テキストの内容はインターネットでも読めます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキストの 画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
間、プロジェクタを使用します。
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
− 33 −
哲学
1年次
牛島 謙
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テーマは「インターネットの哲学」です。
ここ数年で日本でもインターネットは急速に普及しました。
メールやブラウザを活用している人も多数います。しかし、利
用者は増えたものの、インターネットがどのような人々によっ
てどんな想いで創られたかは、意外と知られていません。
この講義の目的は、インターネットというネットワークの特
質を理解することです。特にその設計思想に焦点をあてていき
ます。アメリカの人々がどういう想いでインターネットを創っ
たのか、そしてどういう人々がインターネットを支えているの
かを知ってもらうのが、この講義のねらいです。
到達目標は、インターネットというテーマを通じて、アメリ
カ人の考え方や生き方を理解してもらうことです。アジアに位
置する日本と大きく異なっていることがわかってもらえばと思
います。
講 義 計 画
第1講 序論:2000年代を振り返る
第2講 ウィキペディアとウェブ2.0
第3講 グーグル対ヤフーの日米比較
第4講 インターネット小史
第5講 ARPANET
第6講 RFCの精神
第7講 ウェブの創造
第8講 ハッカー倫理
第9講 インターネットの設計思想
第10講 自律分散のネットワーク
第11講 エンド・ツー・エンド
第12講 IETFとは何か
第13講 IETFの道
第14講 まとめ:インターネットとその精神
第15講 インターネットの未来
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の3点で評価します。
1 出 席 20% 全回取ります。
2 レポート 20% 送信フォームで提出
3 定期試験 60%
牛島研究室編『哲学2014』
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。テキストの
画像や映像を多用したビジュアルな講義を楽しんでください。
解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてください。 教材はすべてデジタル化されています。授業は全回そして全時
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
間、プロジェクタを使用します。
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
芸術学
1年次
吉村壽夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
芸術とは、広くはスポーツから芸能までを包括し、精神力学、
心理学、生理学の分野をも領域とされている。よって人間にと
って、芸術を簡単に言えば「生きがい」「夢」「希望」である。
これからの高次元の未来文明とは、西洋文化と東洋文化の融合
である。その融合させるのが芸術であると言われている。人類
の文化の曙は、紀元前4、5万年、人間が自ら火を作ることの
発見であった。こうした芸術現象そのものは、古代より存在し
てきた。
現代美術の表現は、ハイテクを駆使したコンピュータ・アー
ト、空間を意識した環境美術、身近な空間美からアース・アー
トの地球的規模へと多様化されてきている。
講義では、美術史、美術概論、少々の実技、また、DVD等の
鑑賞活動を通じ、歴史と美術のかかわりの美術理論、形態学、
色彩学などを総合的に理解させ、美の発見、そして創造の喜び、
感動を与えることを目的とする。
講 義 計 画
第1講 美術概論と講義概要説明
第2講 古代の写実・様式・紋様
第3講 エジプト様式
第4講 ギリシャ・カノン(アルカイック・クラシック・ヘレ
ニズム)
第5講 美術三大要素の説明と実技
第6講 イタリア・ルネッサンス
第7講 レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ビデオ講義
第8講 構図の動と静、光と影
第9講 印象派・東洋と西洋
第10講 フォービズムとキュービズム
第11講 紙によるファクツーラ実技
第12講 人間回復の試みとシューレアリズム
第13講 20世紀現代美術造形
第14講 講義全体のまとめ説明
第15講 レポート試験内容説明
レポート提出
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合評価
40% 出席
30% 小レポート、実技および講義への参加状況
30% レポート試験
テキスト教材は「西洋美術史」 美術出版社 1900円 *教材
は必備(レポート提出に必要),講義内容の内30%が実技講義、
その実技費(300円∼500円)自費。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「美術のみかた」、「美術の歴史」、「現代芸術入門」、「文明論」、 芸術文化論、美学を通じて、物の見方、考え方を多角的、また創造
西洋美術史、日本美術史、美術ビデオ教材DVD、テーマごと資 性豊かにして、陶冶された人間性を構築してもらいたい。
料提供
− 34 −
文学/現代と文学
1年次
永井 博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本の文学の世界において<現代性>が顕著になってくるの
は、だいたい1920年代のことである。<都市>の成立を背景と
する新しい感受性の表象、芸術の他ジャンルとの積極的な混交、
一方的な追随と模倣から脱却しはじめた世界的同時性などとい
った、それまでにはない要素が立ち上がり始めたのである。そ
こで生み出された文学作品が取り上げた様々な問題は、当然の
ことながら今日の私たちが直面しているものに通じるものであ
る。本講義では、多くの文学者たちがどんな問題を、どのよう
に取り上げ、どんなふうに格闘し、どのように克服・敗北して
きたかについて考えてみたい。
そのことによって現代の私たちに身近なものとして1920年代
の文学をとらえ直すとともに、現代を生きる私たちの指針とし
ていくことを到達目標としたい。
成績評価方法
講 義 計 画
第01回 ガイダンス
第02回 1920年代の概観
第03回 志賀直哉「城の崎にて」 01 志賀直哉の人と作品
第04回 志賀直哉「城の崎にて」 02 作品について
第05回 新感覚派・新興芸術派・新心理主義
第06回 横光利一「頭ならびに腹」 01 横光利一の人と作品
第07回 横光利一「頭ならびに腹」 02 作品について
第08回 梶井基次郎「檸檬」 01 梶井基次郎の人と作品
第09回 梶井基次郎「檸檬」 02 作品について
第10回 転向文学概観
第11回 中野重治「村の家」 01 中野重治の人と作品
第12回 中野重治「村の家」 02 作品について
第13回 文芸復興概観
第14回 丹羽文雄「鮎」 01 丹羽文雄の人と作品
第15回 丹羽文雄「鮎」 02 作品について
テキスト・教材
出席40%、講義中の態度10%、定期試験50%を目安にして総合 プリントを配ります。
的に判断します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『鑑賞日本現代文学』(全36巻・角川書店・本学情報センターに
架蔵)の関係各巻などを参考にするとよい。また、講義で取り
上げる作家と作品の数には限りがあるので、他の作家の作品も
たくさん読んでみてください。
文章表現論
1年次
永井 博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
日本語に限らす、ことばについて学ぶということはそのこと
ばによって生きる人間についての理解を深めるというこである。
ことばについて学ぶということは、単に文法や単語を覚えたり
するだけのものではない。そのことばで生きている人のものの
考え方感じ方を学ぶということである。私たちが日本語を学ぶ
時も、日本語で考え、日本語で感じ、日本語で生きている人た
ちのものの考え方や感じ方を学ぶのである。そして、「文章」に
よる「表現」とはその理解を田に伝達することばの機能のひと
つなのである。
本講は、このような考え方に立って、ことばについて様々な
視点から理解を深めつつ、文章を書くことで自分の考えや感じ
方をいかに人に伝えるか、そのトレーニングをし、文章を書く
力をつけることを目標にしたいと思う。
成績評価方法
一番大切なことは、自分で作品を読んで考えることです。私の
講義を聴くのはもちろんですが、それだけでは意味がありませ
ん。それを参考にして、必ず自分で作品を読むようにしてくだ
さい。
講 義 計 画
第01回 ガイダンス
第02回 文章表現に関する諸問題 01
第03回 文章表現に関する諸問題 02
第04回 文章表現に関する諸問題 03
第05回 文章表現に関する諸問題 04
第06回 文章表現に関する諸問題 05
第07回 文章表現に関する諸問題 06
第08回 原稿用紙の使い方
第09回 校正の仕方
第10回 論理的文章の書き方 01
第11回 論理的文章の書き方 02
第12回 文章表現の練習 01
第13回 文章表現の練習 02
第14回 文章表現の練習 03
第15回 文章表現の練習 04
仮名づかい 01
仮名づかい 02
漢字制限 01
漢字制限 02
送り仮名 01
送り仮名 02
テキスト・教材
出席40%、定期試験40%、提出物20%を目安に、その他講義中 プリントなどの資料を配布します。
の態度などをあわせて、総合的に判断する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
文章の書き方についての本はたくさん市販されているので、自
分でいくつか読んでみること。
ドリルや説明文の書き方を練習したものなど、何回か提出物を
出してもらうので、積極的に出席すること。教室に来て、自分
なりに考え、文章を書く練習をすれば、得るものはきっとある。
− 35 −
文章表現論
1年次
高田晴美
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
文章を読む能力、書く能力は、大学で、そしてこれからの人
生の様々な場面で必要とされます。表面的に読むだけでは真に
分かったことにはなりませんし、単に日本語で文章っぽいもの
を書けばそれでいいわけでもありません。文章には、目的に応
じたスタイル、論理の構成や展開、主張の盛り込み方など、お
さえなければならないツボが多々あります。それは、何となく
ではなく意識して構成を練り、書くという訓練を通してしか、
なかなか身に着けられません。この講義では、様々なスタイル
の文章と文章構成の公式を紹介し、それをいかに読むか、そし
ていかに書くかの訓練をしていきます。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、メールの書き方のマナー
第2講 文章の基本――原稿用紙の使い方、言葉づかいなど
第3講 感想文
第4講 紹介文
第5講 小論文の公式1で構成を練る――失敗談
第6講 小論文の公式1で作文を書く――失敗談
第7講 小論文の公式1で構成を練る――座右の銘
第8講 小論文の公式1で作文を書く――座右の銘
第9講 小論文の公式2で構成を練る――グラフ・表の問題
第10講 小論文の公式2で作文を書く――グラフ・表の問題
第11講 段落構成を工夫してみる①
第12講 段落構成を工夫してみる②
第13講 学術的な文章のルール①
第14講 学術的な文章のルール②
第15講 まとめ
定期試験(作文)
【到達目標】
将来に、そして人生に役立つ文章表現力を身に着ける。
成績評価方法
テキスト・教材
出 席 状 況 (15%)
毎回の課題 (45%)
定 期 試 験 (40%)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、本や新聞の記事、社説、コラムなど、文章を読む機 文章を読む力、書く力は、一朝一夕には身に付きません。しか
会を多く持つようにしましょう。
し、大学ではレポートや卒論などで論理的な文章を書く能力が
求められますし、就職活動でも小論文などを書かせられます。
この授業をきっかけとして、文章を読み、書く訓練をしていき
ましょう。
文章表現論
1年次
谷崎智子
2単位
前学期・後学期 選 択
講義のねらい・到達目標
現代の若者は、文章を読んだり書いたりすることが苦手とし
ている人が非常に多いようである。ここで行う文章表現論とは、
小学校から高等学校まで書いてきた作文とは異なり、大学生と
して幅広い教養を身に着けるための学問である。
ここでの大きな目標は、あらゆる視野に立って物事を表現で
きる力を養い、最終的には自分の考えたことを文章で表現する
ことである。しかし、作文の訓練をするわけではない。いろい
ろな事項に興味や関心を持ち、ただ考えるのではなく、自分で
考えた(思考)ことを整理してそれを文章にまとめるという作
業をする。
また、書くということは、読むことにもつながる。新聞の論
説を読んで、それを自分なりに文章としてまとめるということ
を適宜おこなっていきたい。
成績評価方法
出 席 10%
添削指導 30%
定期試験 60%
(講義中の態度などを合わせて総合的に考慮する)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 原稿用紙の使い方
第3講 読みやすく書く ① 日本語の表現
第4講 読みやすく書く ② 日本語の表現
第5講 小論文の書き方 ①
第6講 小論文の書き方 ②
第7講 小論文の書き方 ③
第8講 小論文の書き方 ④
第9講 小論文の書き方 ⑤
第10講 小論文の書き方 ⑥
第11講 調べて書く ①
第12講 調べて書く ②
第13講 文章表現の練習 ①
第14講 文章表現の練習 ②
第15講 文章表現の練習 ③
テキスト・教材
講義時にプリントに配布する。
担当者から一言
書くことは読むことにもつながります。たくさん読書をする
実際に何回か文章を書くことになるので、積極的に講義に出
ことで書き方の参考になります。毎日新聞を読むことを習慣づ 席すること。新聞等を読む習慣をつけること。
けてください。
文章の書き方を方本は多数出版されていますので、各自読ん
でみyてください。
− 36 −
教育学
1年次
小森久衛
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
・講義のねらい(テーマ):今日の教育改革の諸問題
学校教育行財政改革が今日的課題として継続的に議論され、
順次実施されているが、その社会的合意を欠く拙速な進行が危
惧されつつも、一方で、その必要性への国民的理解も漸次形成
され、地域社会での多様な相互連携的な取り組み・運動が主体
的地域主権の実質を示し始めている。本講義では、政府関係の
具体的な改革案に即してその問題点と課題を考察する。
・講義の到達目標:
教育改革課題の実効的実施は、その担い手の現実的で実践的
な課題意識・自覚のあり方に依存する。この課題は、文化、伝
統、生産関係等の再生産に係わる諸施策への共同的=連帯的市
民参加の基礎としての民主主義(議論・合意・実施のサイクル)
形成への問題提起としての受け止めが求められている。
成績評価方法
講 義 計 画
①:ガイダンス(講義のねらいと概要)
②:教育とは何か(教育の概念)
③:精神発達と教育の相互関係[教育・発達・学習心理学的視
点から](1)
④: 同上(2)
⑤: 同上(3)
⑥: 同上(4)
⑦:現代社会の教育改革的諸問題(総論)
⑧: ・教育の地方分権と規制緩和・民営化
⑨: ・教育行財政改革の諸問題
⑩: ・改正「教育基本法」
⑪: ・教育課程と「学習指導要領」
⑫: ・「教育振興基本計画」
⑬: ・教育委員会制度、教科書検定制度
⑭: ・道徳教育の教科化、等
⑮:講義のまとめ
定期試験
テキスト・教材
定期試験で評価する。
合否の最終判定で出欠状況を考慮することがある。
テキスト:講義ごとにレジュメ・資料を配布する。
教 材:講義の中で適宜指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習:前回までの講義内容を踏まえて主体的に参加すること。 本講義は、今日の教育・学校改革に関する諸問題を「批判的」
参考文献:授業の中で適宜支持する。
に考察する。常に現実的で継続的な観点から興味・関心を持つ
学生諸君とともに、今後の望ましい改革のありかたについて議
論してみたい。
宗教学
1年次
三好俊徳
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
多くの日本人は宗教に無関心であると言われるが、実は宗教
は日本人の生活に深く関わっている。それでは、日本の宗教は
どのようなものがあるのか、またそれらは日本人の生活にいか
に関わってきたのか。この講義では、世界の宗教と比較するな
かで仏教の特徴を明らかにし、さらに仏教を中心とする日本の
宗教の諸相について歴史的経緯を踏まえて解説し、具体的事例
を示しながら宗教と社会について考えることを目指す。
【到達目標】
まず宗教についての基礎知識を習得することを目標とする。
そのうえで、仏教をはじめとする日本における宗教の様相を学
ぶことで、宗教と社会との関係について理解を深め、主体的に
宗教について考えるための基礎知識および方法を習得すること
を目指す。
成績評価方法
講 義 計 画
第1回 オリエンテーション
第2回 世界の宗教(1)―ユダヤ教
第3回 世界の宗教(2)―キリスト教
第4回 世界の宗教(3)―イスラム教
第5回 世界の宗教(4)―儒教
第6回 世界の宗教(5)―仏教
第7回 世界の宗教(6)―大乗仏教
第8回 日本仏教の宗派(1)
第9回 日本仏教の宗派(2)
第10回 日本仏教の宗派(3)
第11回 仏教と国家(1)
第12回 仏教と国家(2)
第13回 仏教と神道(1)
第14回 仏教と神道(2)
第15回 まとめ
テキスト・教材
筆記試験70%と平常点(出席状況・受講態度)30%を合わせて 〈テキスト〉授業時に資料を配付する
評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習として、参考図書を読むなどして、各回のテーマに関心を 特にありません。
持って参加すること。復習として、毎回、授業中に指示したテ
キストや配布資料を用いて知識の定着を図ること。
【参考文献】末木文美士『日本宗教史』、岩波新書、840円
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心理学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 視覚情報・色彩 色の対処理
田 中 伊 知 郎 前学期 選 択 第2講 視覚情報・色彩 表現(映像・絵画)における補色の利用
第3講 第1回小テスト 視覚情報・色彩
第4講 第1回小テスト返却・講評
講義のねらい・到達目標
自然科学的なものの見方をする認知心理学の視点から、私た 第5講 視覚情報・形 両眼視
ちが外界から得る情報の特徴を解説します。この人類に特徴的 第6講 視覚情報・形 アフォーダンス
な過程を明らかにすることと、もう一つ人類が普遍的に行って 第7講 第2回小テスト 視覚情報・アフォーダンス
いる「相手に理解してもらえる情報伝達」とはどういうものか 第8講 第2回小テスト返却・講評
第9講 実験心理学からみた学習
の学習を講義のねらいとします。
そして、以上を用いて、表現と伝達における人類の特製の理 第10講 個体学習と社会学習の違い
第11講 社会学習における課題
解と実践を到達目標にします。
第12講 心の理論:人類における「教えること」の成立(レポ
ート課題の配布)
第13講 心の理論:理解できるコミュニケーションの基礎とな
る同情
第14講 実験心理学の技法・統計:因子分析を例にして
第15講 レポート返却・講評
第16講 試験 小テスト・レポートの合計が60点に満たない者だ
けが対象
成績評価方法
テキスト・教材
第1回小テスト 30% 第2回小テスト 30% レポート 「アフォーダンス・新しい認知の理論」
40%
学ライブラリー 1260円
各課題の不合格者には追加課題を指示し、クリアしたら点数を
加算します。それでも、60点に満たない者だけ、定期試験(最
高60点)を行います。
佐々木正人著 岩波科
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
色彩では、補色を使った絵画を画像検索してください。アフ
ォーダンスでは、事前にテキストを読み、講義で指示された動
画を必ず見てください。また伝達では、子安増生著「心の理論」
岩波科学ライブラリー 1260円を参考にしてください。
教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に
変えて、よりよい理解を目指します。そのため、小テストおよ
びレポートには必ずコメントつけて返却いたします。
文化論a
1年次
谷崎智子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
この講義では、民話・食具・結婚について考える。
民話はまだ文字をもたない時代から、民衆の口から口へと語
り継がれた口承文学である。世界各地にはたくさんの民話が語
り継がれているが、この中には類似した民話が多くみられる。
日本の民話の中にも遠く離れたヨーロッパの民話と類似した作
品がある。これらの民話がどのようにして日本に入ってきたの
かまたその逆なのか。日本の民話を基本にしながら類似した作
品があるものは、日本の民話との類似点・相違点を、またその
国の生活や文化とどうかかわってきたのかを考えていきたい。
私たちが毎日使っている食具(箸・ナイフ・フォーク・スプ
ーン)が世界でどのように発達して使われてきたのかを明らか
にしたい。
結婚という人生最大のイベントについて、国によってどのよ
うな違いがあるのかを明らかにしたい。
成績評価方法
出席 10%
定期試験 90%
(講義中の程度によりあわせて判断する)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 昔話・民話の起こり、発達
第3講 「うぐいすの里」
第4講 「飯くわぬ女」
第5講 「鬼が笑う」
第6講 「浦島太郎」
第7講 「火男の話」
第8講 「鶴女房」
第9講 「手なし娘」(日本・ドイツ)
第10講 「手なし娘」
(フランス・中国)
第11講 食具 箸
第12講 食具 スプーン
第13講 食具 ナイフ・フォーク
第14講 結婚
第15講 結婚
テキスト・教材
講義時にプリントを配布
担当者から一言
河合隼雄 『昔話の深層』 福音館書店
この講義では、たくさんの民話を紹介します。配布した民話を
マックス・リューティ 野村滋訳 『昔話の本質と解釈』 必ず一読してから講義に出席すること。
福音館書店
関敬吾 『日本の昔話』 (1∼3) 岩波文庫
世界各国の民話集・日本の民話集
− 38 −
文化論b/人間と文化/人間と文化b
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
前 川 督 雄 後学期 選 択 第2講 人間と動物の違い
第3講 人類はいつどこで生まれたのか
第4講 人類はどのように世界にひろがったのか
講義のねらい・到達目標
第5講 文化・社会・脳
この講義の主題は、人間そして文化です。
文化をもち言語を使う動物はたくさんいます。しかし、祝祭 第6講 民族と文化 アフリカ
や葬礼を行う生き物は人類だけです。音楽は祝祭と密接に結び 第7講 民族と文化 ペルシャとインド
つき、古来、祝祭のなかで大切な役割を果たしてきました。世 第8講 民族と文化 地中海世界
界各地の音楽には、民族の太古からの智慧がつまっています。 第9講 民族と文化 東アジア・東南アジア
第10講 民族と文化 世界遺産
また音楽は娯楽やコミュニケーションの重要な鍵となります。
「文化論b」では、音楽と祭りを主な切り口にして文化人類 第11講 文明の生態史観
第12講 文化の衝突
学・民族藝術学の基礎を学びます。
第13講 文化相対主義
第14講 神と祭り
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席・小レポート40%、期末試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回のテーマをよく考えること。
人文系列の枠組みを超えた学際的・総合的な講義内容になり
ます。
この講義では知識の獲得よりも、自分で感じ、考えることを
特に重視します。人類史の中、そして現在の世界の中で自分の
立つ位置をつかむ契機としてください。
歴史学
岡 佑哉
13以降生:1年次
11以前生:2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
現代の国際秩序・国家体制・社会状況・価値観などは、全て
歴史的な背景のもとに形成されているが、歴史というと単なる
「暗記科目」という印象を持つ人も多いと思われる。しかし、歴
史学という学問は、常識にとらわれず通説を疑い、史料という
根拠に基づき歴史上の人物・出来事・時代のとらえ方を考察す
るものである。本講義は、日本史(特に近現代史)を中心に、
教養としての知識のみならず、歴史学という学問の意義を学習
する。その際、教科書的な通説とあわせ近年の研究を紹介し、
歴史には多様なとらえ方が存在することを学ぶ。
【到達目標】
①教養としての歴史(本講義は日本史中心)の知識を身につ
ける。
②知識を活用し論理立てて記述する力を身につける。
③物事を複眼的・客観的にとらえる力を身につける。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス―歴史を学ぶ意味とは?―
第2講 日本文化のはじまり―縄文・弥生・古墳時代―
第3講 律令国家から王朝国家―飛鳥・奈良・平安時代―
第4講 武家政権の成立と展開―鎌倉・室町・戦国時代―
第5講 江戸幕府の支配体制―江戸時代―
第6講 討幕運動と明治新政府の成立―幕末・維新期―
第7講 国会開設運動と憲法制定―明治時代中期―
第8講 日清戦争と日露戦争―明治時代後期―
第9講 大正デモクラシー―大正時代―
第10講 満洲事変と「国家改造」運動―昭和戦前期―
第11講 日中戦争から日米開戦へ―昭和戦時期(1)―
第12講 アジア・太平洋戦争―昭和戦時期(2)―
第13講 戦後日本と象徴天皇制―昭和戦後期―
第14講 平成日本の政治と社会―現代―
第15講 講議の総括
定期試験
テキスト・教材
筆記試験(70%)、出席・授業態度などの平常評価(30%)。平 なし。毎回プリントを配付する。
常評価には、場合によっては実施する小テストも含む。また、
私語など授業態度の悪い学生については全体評価の減点対象と
し、受講を認めない場合もある。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
本講義は日本史を中心に行うため、高校時代の日本史の教科書 本講義は、歴史に対する興味・関心を持って漫然と板書を写す
があれば、あらかじめ基礎知識を確認しておくとよい。復讐は、 だけでなく、積極的にメモを取る姿勢が求められる。だが、高
講議プリントや板書・メモを熟読すること。
校レベルの知識も確認しながら授業を進めるので、高校時代に
日本史を習っていないという学生も、是非受講してほしい。
− 39 −
論理学
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
牛 島 謙 後学期 選 択 第2講 論理学の歴史
第3講 古典的な論理学1
第4講 古典的な論理学2
講義のねらい・到達目標
論理学の知識は数学や情報工学だけでなく、社会科学を専攻 第5講 練習問題
第6講 記号論理
する学生にも必要になっています。
この論理学の授業のねらいは2つあります。1つ目は論理学 第7講 命題論理1
の概要を理解することです。2つ目は「論理的に考える」練習 第8講 命題論理2
第9講 練習問題
を積むことです。
論理学の歴史に沿いながら論理学の概要を理解した上で、そ 第10講 述語論理の初歩
の知識を応用しながら論理的に分析し思考する習慣を身に付け 第11講 論理的に考える
第12講 帰納の問題
ることをめざします。
到達目標は、種々の主張の論理的な前提を自力で分析できる 第13講 仮説と検証
第14講 決定実験
ようになることです。
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
成績は次の2点で評価します。
1 出 席 30%
2 定期試験 70%
テキストはありません。毎回プリントを配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
毎回の講義内容はインターネットで公開しています。プリントの 今年から担当者が変わりました。昨年とは内容も大きく異なり
解答や授業中に使用した教材についても下記を訪れてください。 ますので注意してください。
牛島研究室OnLine > ハイパー講義2014
{http://usi.yokkaichi-u.ac.jp/lecture/2014/}
自然科学概論
1年次
高田晴美
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
科学なんて専門家のもので自分には関係がない、科学の大発
見のニュースが流れても、よく分からないけどスゴイことらし
いと、他人事のように思ってはいませんか。しかし、そもそも
科学とは、私たちが生きるこの世界を知るために生まれ、発展
してきたものです。現代の私たちが賢く生きるために必要な知
識とものの見方でもあります。とはいえ、必要だから身につけ
ようと義務的に学ぶのもつまらないですから、この講義では、
科学の基本法則や世間で話題にあがる事柄について説明し、自
然界の仕組みを数学を用いないでもイメージできるようにしま
す。
【到達目標】
1 科学や自然界の仕組みに対する興味を育てる。
2 現在までの科学の発見や知識の蓄積によって、この世界
はどのように説明されているのかの概略を知る。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 古典力学の様々な発見
第3講 エネルギー保存の法則
第4講 電磁波、光
第5講 放射線
第6講 素粒子
第7講 相対性理論
第8講 宇宙①星の一生
第9講 宇宙②宇宙の歴史と構造
第10講 太陽系
第11講 地球の歴史と構造
第12講 地震
第13講 元素、イオン
第14講 DNA
第15講 生物多様性
定期試験
ただし、科学に関する大ニュースなどが飛び込んできた場合に
は、講義計画にはない内容を取り入れたり、講義の順番を入れ
替えたりする可能性があります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テレビや新聞で報道される科学に関するニュースや番組に少し この世界はどのようなもので、人間はそれをどのように説明し
でも触れ、関心を持つように心がけましょう。時には、科学雑 ようとしてきたのか。少しでも皆さんの知的好奇心をくすぐる
誌などにも目を向けてみましょう。四日市大学の図書館にも、 ことができれば、と願っています。
科学系の雑誌があります。
− 40 −
現代の科学と技術
1年次
高田晴美
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
東日本大震災と福島原発の事故以来、災害対策やエネルギー
問題は後回しにはできない問題として認識されています。科学
や技術は私たちの生活や社会に密接な関わりを持っており、も
はや私たちは無関係ではいられません。私たちが自分の身を守
るためには、イメージや感情で物事を見るのではなく、現状や
問題点を理解し、将来に向けた解決方法を現実問題として考え
た上で世論を形成する必要があるでしょう。この講義では、私
たちの生活にも関わってくる最先端の科学と技術について、近
年話題になっているテーマを中心に解説します。
【到達目標】
単なる感情論や理想論でものを見るのではなく、知るべき知
識を得た上で、科学技術に関する問題を自分なりに考える力を
養成する。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 エネルギーの基本
第3講 発電システム①
第4講 発電システム②
第5講 原子力と原子力発電
第6講 原子力の利用
第7講 防災の科学技術
第8講 資源問題
第9講 素材開発
第10講 乗り物の科学技術
第11講 宇宙開発
第12講 宇宙の利用
第13講 最新の生命科学①
第14講 最新の生命科学②
第15講 環境問題
定期試験
ただし、科学技術に関する大ニュースが飛び込んできた場合に
は、講義計画にはない内容を取り上げたり、講義の順番を入れ
替えたりする可能性があります。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回、プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
新聞やテレビのニュース番組で取り上げられる科学技術に関わ 科学技術の問題は、私たちの現在や未来の生活を決定づけるよ
るニュースや問題に対して、アンテナをはっておきましょう。
うな行政や経済のあり方にも関わってくる問題が多いです。他
人事ではなく自分の問題として関心を持てるようになってもら
いたいと思います。
科学思想史/西洋科学思想史/環境のための思想論
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 概論: 科学・文化・環境の関係、ミニ・レポート
吉 山 青 翔 後学期 選 択 第2講 古代の科学1: 古代エジプト・バビロニアの科学
第3講 古代の科学2: 古代ギリシアの科学の概観
第4講 古代の科学3: アリストテレスの自然学
講義のねらい・到達目標
第5講 中世の科学と大学の誕生
講義のねらい
本講義は近代西欧科学思想史を中心として、古代から近代ま 第6講 近代科学の概観
での通史の探求を通して、科学の誕生過程、科学的自然観、そ 第7講 コペルニクスの天文体系と近代天文学の成立
第8講 ニュートン力学の成立
して、科学の本当の姿を探ります。
第9講 小括・小テスト
第10講 酸素の発見と近代化学の成立
到達目標
科学の歴史的な全体的な姿を把握し、科学・技術と人間社会 第11講 近代解剖学の成立
の関わり方、科学・技術が現代社会にもたらす諸問題の思考に 第12講 血液循環説の誕生と近代医学の成立
第13講 進化論の誕生と近代生物学の成立
対する思想的な理論基礎を築くことができるでしょう。
第14講 産業革命、近代環境問題の発生、女性の自然科学領域
への進出、「STS」の興起
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・ミニレポート(10%)・小テスト(20%)・定 なし。
期試験(55%)により総合評価
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
木村陽二郎編『科学史』
(有信堂)
本講義は授業中に基本的にパワーポイントなど電子機器を使用
しなく、主に板書と随時に資料配布の様式で行い、他の授業と
比べて板書の量がやや多いようですので、授業中にノートをと
らない者には不向きです。よく考えたうえで履修登録をお願い
します。
− 41 −
数学概論
1年次
小川 束
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本年度は多角形数を題材にした数列の話題と,因数分解につ
いて7回ずつ講義をします.
A.多角形数というのは点をタマネギの皮のように多角形状
に並べながら次第に大きくして行ったもので,人類は古代から
その不思議な性質に魅せられてきました.ここでは楽しみなが
ら,数列について学びます.
B.因数分解はだれもが一度は学んだことのある単元ですが,
この講義では,因数分解は何のためにするのかという根本的な
ことから始めて,いろいろな因数分解の公式や計算法を学びま
す.
到達目標:数列の計算と因数分解の計算を通じて,数学の計
算について楽しみながらスキル・アップすること.
成績評価方法
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
パートA
第02講 多角形数の定義と観察
第03講 簡単な数列の和
第04講 数列の和を表す記号Σ
第05講 数列の和の性質
第06講 多角形数のいろいろな性質(その1)
第07講 多角形数のいろいろな性質(その2)
第08講 数学の歴史について
パートB
第09講 因数分解とは
第10講 因数分解の公式(その1)
第11講 因数分解の公式(その2)
第12講 複雑な因数分解(その3)
第13講 因数定理
第14講 解の公式
第15講 解の公式と因数分解
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 プリントを配布します
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
プリントを読みながら予習と復習をしてもらえるように工夫し この内容は今年度が初めてなので,受講生の理解度に応じて講
ます.
義を進めます.そのため,講義計画の変更があるかもしれませ
ん.「問題は解けるけれど,何をしているのかわからない」とい
う経験のある受講生に数学を本当に理解してもらうことを目標
にしています.
線型代数
1年次
小川 束
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
線型代数(せんけいだいすう)とは何かということをわかり
やすく説明することはなかなか難しいことです.しかし理系は
もとより,最近では社会系,メディアの分野でも線型代数の計
算が使われることがあります.この講義では,全くの初心者を
対象に,連立方程式の解法を軸に,はきだし法,行列,行列式
についてわかりやすく講義をします.
到達目標:中学校以来行き当たりばったりに解いていた連立
方程式が体系的に解けるようになり,解の構造についてもわか
るようになること.
成績評価方法
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
第02講 簡単な例,連立方程式の表し方,はき出し法による連
立方程式の解法
第03講 はき出し法による連立方程式の解法(つづき)
第04講 連立方程式の解が無数にある場合
第05講 連立方程式の解がない場合
第06講 連立方程式の行列表示,行列の演算
第07講 行列の演算(つづき)
第08講 逆行列と連立方程式
第09講 はき出し法による逆行列の求め方
第10講 行列式の定義,クラーメルの公式(2次の場合)
第11講 行列式の定義,クラーメルの公式(3次の場合)
第12講 行列式の展開公式
第13議 行列式の計算法
第14議 行列式の計算法(つづき)
,4次以上の行列式
第15講 試験のための質疑応答など
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 プリントを配布します.
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特に参考書を指定はしません.図書館などで自分にあったもの 線型代数は高校にはない単元ですが,とくに予備知識は必要と
を探してくだい.やさしそうなものを選んで,講義計画にある しません.講義に出席して一所懸命勉強すれば難しくないと思
項目をどんどん読んで,自信をつけてください.
います
− 42 −
統計学/環境のための統計学
井岡幹博
1年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
環境関連の実験を行うと計測結果としてのデータが得られま
す.フィールド調査やアンケート調査を行っても,様々なデー
タが得られます.得られたデータを整理・分析し,データの中
に潜む対象物の本来の姿を引き出す技術が統計学と言えます.
たとえば,限られた数のデータから全体の姿を推定すること,
得られたデータから役に立つ情報を引き出すことができるのみ
ならず,確率の問題まで,統計学は含みます.われわれの生活
のあらゆるものが統計学に関連していると言っても過言ではな
いでしょう.ここでは基本的な事柄から応用までを具体的な例,
グラフ等を使って,説明し,実習していきます.
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 平均の性質
第3∼4講 分散と標準偏差
第5∼6講 相関係数
第7講 順列と組み合わせ
第8講 標本空間と事象
第9講 確率
第10講 条件付き確率
第11講 ベイズの公式
第12講 確率変数
第13講 正規分布
第14講 推定
第15講 検定
成績評価方法
テキスト・教材
出席25% 課題提出25% 定期試験50%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
長谷川勝也著「イラスト図解 確率・統計のしくみがわかる本」 授業内容確認のための課題を出します.とくに予備知識は必要
技術評論社
としません.加減乗除が計算できれば,課題は解けます.まず
は,ちゃんと出席することとノートを準備することです.
物理学/環境のための基礎物理
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
粟 屋 か よ 子 後学期 選 択 第2講∼第5講 現代の原子論
第6講 原子核と放射能
第7講 核の反応
講義のねらい・到達目標
第8講 原子爆弾と原子力発電
テーマ:20世紀の物理学
第9講 核開発は技術として合理的か
[講義のねらい]
第10講 核反応から科学反応へ
20世紀の物理学の対象は、それまでのマクロ世界(目に見える物質 第11講 化学反応
の運動)だけでなく、ミクロ世界(分子、原子、素粒子などの運動) 第12講 有機化合物
にまで広がりました。ところがミクロ世界の技術は、断片的・部分的 第13講∼第14講 生命現象と物理学
に(軍事用も含めて)商業ベースに乗って次々に「開発」されていま
第15講 遺伝子操作は技術として合理的か
す。これが環境問題に拍車をかけると同時に混乱(原発問題、化学物
「課題レポート」
質、遺伝子操作など)を招いています。
本講義のねらいは、20世紀の物理学の全体的特徴をできるだけ正確
につかむと同時に、それが環境問題に及ぼしている影響についても考
えます。
[到達目標]
講義で扱うテーマの基本的な理解に重点をおきます。原子の構造、
核反応、放射能、化学反応、有機化合物、DNAの構造と機能の基本的
理解と、これらの技術の限界性への基本的理解を目標にします。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
受講態度 40%
課題レポート 45%
なし。適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献として、粟屋かよ子著『破局――人類は生き残れるか 物理学は物質の根本的あり方を問う学問ですから、だれでも興
――』(海鳴社、2007) 第4章、第5章、第8章
味深く学ぶことがでします。とりわけ現在問題となっている、
原子力発電、化学物質、遺伝子組み換え食品などを扱うので、
課題意識をもって、自ら問題を投げかけるような意欲的な学習
をして下さい。
− 43 −
化学1/環境のための基礎化学
1年次
牧田直子
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
化学は物質を扱う学問であり、「化学の目=物質を見る目」を
養うことがこの講義のねらいである。自然界は様々な物質によ
って成り立っており、それらの正体が何なのか、その物質に関
する自然の法則を探求していくのが化学である。
この授業では、物質の性質を決める要因である元素の種類や
原子の結びつき、形などを中心に学習する。物質は身近な物で
あり、健康や環境など普段の暮らしに関わる物質と化学の理論
が結びつけられるよう、工夫する。
関連科目は、「化学2」、「環境分析化学・実験」、「生物学」、
「物理学」、「自然科学概論」など。
到達目標:元素の周期表から的確な情報を引き出す。
物質の構成要素がわかれば、その物質の性質を予測する手が
かりになる。物質は元素で構成されており、元素の一覧表であ
る周期表から非常に多くの情報を読み取ることができる。周期
表を使いこなせるようになろう。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 暮らしと化学、測定と単位
第2講 物質とエネルギー
第3講 物質の状態変化
第4講 元素と周期表
第5講 原子
第6講 電磁波と原子の発光スペクトル
第7講 電子配置
第8講 電子配置と周期表
第9講 無機化合物
第10講 有機化合物
第11講 物質の量
第12講 分子やイオンの形
第13講 分子の極性、分子の引き合い
第14講 溶液
第15講 溶液の性質と濃度
定期試験
テキスト・教材
宿題プリント:25%、試験:75%
宿題は翌週の講義開始10分後までに提出。遅れたものは受け
付けない。予め欠席・遅刻がわかっている場合は前日までに提
出すればよい。宿題の評価は正解率ではなく、解答率(問題数
に対する解答数)に準ずる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
教科書:
Karen Tinberlake・William Tinberlake著、渡辺正・尾中篤 訳、「ティ
ンバーレイク教養の化学」東京化学同人(2013)、2900円+税
参考教材:
「高等学校 化学Ⅰ・Ⅱ」教科書と資料集
担当者から一言
必ず教科書とノートを用意して下さい(ルーズリーフは不可)
。
(1)予習・復習のために宿題のプリントを配布するので、解答
講義で分からなかったことは聞きましょう。授業後の質問、
して提出する。
(2)教科書を読んでおく。初回の授業で、各講義内容と該当す プリントの受取は6号館4階6412室へ。
る教科書のページ数を明記した講義計画を配布する予定。
(3)授業のノートの見直し。
生物学/環境のための基礎生物
1年次
2単位
講 義 計 画
将来の発展展望:
武 本 行 正 前学期 選 択 生命は外的環境との作用・反作用を通じて生体で有機的な共同
社会を作っている。従ってこの共同社会のつまり生態系の一部
の破壊は全体の破壊をもたらす(公害や森林破壊や地球温暖化
講義のねらい・到達目標
の例)。地球も全体として一つの系である(ガイア仮説)。生物
ねらい:
生命も物質の運動状態の一つである。生物はタンパク質や核 の世界には階層構造があって、細胞∼個体∼個体群∼社会∼生
酸などが細胞という構造をつくったときに現われる。生命はた 態系となりそれぞれに各々の法則性がある。
えず外界と反応し、物資交代やエネルギー交代を行い、全て同
一性を保つとともに、増殖していく複雑な系である。生命も生 各項目は:
成・発展・消滅を繰り返し、生物的そして無機的環境との働き 第1講 生命の単位 第2講 細胞 第3講 分子からみた遺
伝情報 第4講 DNAとは 第5講 タンパク質合成レシピ
合いを通じてその種を発展させてきた。これを理解しよう。
第6講 RNAの遺伝暗号 第7講 酵素反応 第9講∼第11講
到達目標:
細胞や細胞内の生命現象を的確に把握することを目標とする。 糖/脂質/タンパク質 第12講∼第14講 ビタミン&ミネラル&
生命現象に現れる化学の基礎知識を学習することも大切であ ファイトケミカル 第15講から第16講までは時間があれば猿人
からの人類史や現代生物のホットな話題等を紹介。期末試験。
る。
また、英語表現にもできるかぎり触れます。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
1/3以上の欠席は試験を
受けられません。
期末のテスト50%、毎週の小レポート50%
テキスト・教材:
自作プリントを配布します。
ノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第2版)
、後藤太一郎監訳、オーム社
DNAすべてはここから始まった、J.D.ワトソン・A.ベリー、青木訳、講
談社
マッキー生化学、T.マッキー・J.R.マッキー、市川監修・福岡監訳、化
学同人
一言:
休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
− 44 −
生物と進化
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 地球上の生物のエネルギーの源と流れを明らかにしていきま
す。
(光合成・代謝)
田 中 伊 知 郎 後学期 選 択 第2講 第1回小テスト
(光合成・代謝)30分間:持ち込み不可すぐに
返却・講評
講義のねらい・到達目標
第3講 第1回小テスト不合格者再テスト 基礎知識を身につけても
自然科学のうち生物学が扱う分野の視点を、DNAと遺伝子の
らいます。
違いなど、日常よく使われていながら誤解の多い言葉の意味に 第4講 生態系:動物と植物の関係
注意して、はっきりさせて行きます。そのため、まず絶対的な 第5講 生態系:食物連鎖と生物濃縮
基礎知識(光合成・代謝)を身につけてもらい、生物同士が、 第6講 生態系:植物群落の遷移
お互いに地球上でどのようなかかわり合いを持って生きている 第7講 生態系:環境との相互作用・日本の植生の特徴
のか明らかにしていきます(生態系)。次に、百万年単位の長い 第8講 第2回小テスト(生態系) 持ち込み不可
時間で見ると、生き物の生き方(姿かたちや行動パターン)は 第9講 第2回小テスト返却・講評 不合格者への追加課題レポート指示
変わっていきます(進化)。地球上の生物はどのような傾向で変 第10講 進化:化石から見た人類進化・進化の定義
第11講 進化:化石から見た人類進化・直立二足歩行の起源(腕渡り)
化してきたのか明らかにしていきます。
以上、環境問題を考える上で、土台となる知識(生物のエネ 第12講 進化:真核生物における遺伝情報管理システム
ルギー生産・生態系・進化)を養うことをこの講義の到達目標と 第13講 進化:Exon shufflingと進化
第14講 第3回小テスト(進化) 持ち込み不可
します。
第15講 第3回小テスト返却・講評 不合格者への追加講義と再テスト
第16講 試験 小テストの合計点が60点に満たない者だけ対象
成績評価方法
テキスト・教材
第1回小テスト 20% 第2回小テスト 40% 第3回小テ なし。
スト 40%
小テストの合計点(追加課題の点数も含みます)が60点に満
たない者だけ、定期試験を行い、課題をクリアしたら60点の成
績をつけます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の前後にインターネットの検索サイトで、シラバスの内容
生物同士や生物と外部環境のかかわり合いのパターンを知る
を調べる予習や、講義の内容の復習を行ってください。特に、 便利な手段が「生物学」です。便利な手段にとっつきにくくし
化石や遺跡の画像は必ず確認してください。
ている専門用語(カッコの中のような言葉)を排除して、でき
るだけ日常的な言葉で説明します。
健康科学
1年次
高島愼助
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)健康な体を維持するためには、適度な栄養、運
動、休養が必要なことは周知の事実である。この健康維持の三
大要素において、現代人に一番不足しているのが運動である。
最初に一般生理学の基礎知識を講義する。続いて、運動生理
学への応用知識を講義する。なお健康に対する運動への取組み
として集中講義<ボウリング>を行う。
(到達目標)健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
成績評価方法
講 義 計 画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎(1)
第14講 運動の自然法則的基礎(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
テキスト・教材
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康科学
レポート、筆記試験などにより評価する。
研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
− 45 −
環境論
1年次
神長 唯
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義は、現代が抱える環境問題という喫緊の課題をより深く理解
することをねらいとする。環境問題を社会学的観点から捉え直すこ
とで、受講生一人ひとりが今後の環境問題のあり方について考えられ
るようにする。
日本の環境問題史を振り返り、
「四大公害」を中心とする高度経済
成長期の公害問題等と、現代社会が抱える地域/地球環境問題を比
較する。生活環境の悪化が地域住民にどのような影響を及ぼしうる
のか、
「生活者の視点」からも考える。
【到達目標】
①現代の環境問題に対する認識を深める。
②「四大公害」
をはじめとする過去の環境問題に対する知識を深める。
③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それを追究する力を身に
つける。
【他との関連】
環境情報学部開講科目「環境と社会」
「環境社会学」などと関連する。
成績評価方法
講 義 計 画
1.オリエンテーション
2.「環境」を定義する
3.公害・環境問題とは何か①
4.公害・環境問題とは何か②
5.前近代における人々と環境
6.近代における人々と環境
7.現代における人々と環境
8.四大公害①(水俣病)
9.四大公害②(新潟水俣病)
10.四大公害③(イタイイタイ病)
11.四大公害④(四日市公害)
12.ライフスタイルの変容と「都市・生活型公害」の出現
13.ごみ問題①
14.ごみ問題②
15.まとめ:現代の環境問題をいかに考えるか
※講義は何回かビデオ鑑賞等を予定しているため、各テーマに
つき2、3回程度の授業を行うことがありうる。
※現段階では以上の講義を想定しているが、受講生の要望も取
り入れながら講義内容や取り上げる順序を一部変更すること
もある。
テキスト・教材
平常点(授業態度、小テストへの取り組みなど40%)、期末試験 テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
(60%)等により総合的に評価する。
※なお、2/3以上の出席のない者は、特別な理由の無い限り採点
対象としない。
※講義中の飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義中に随時紹介する書籍や、講義中の配付プリント類は小テ
ストだけでなく、準備学習用でもある。それらを読み、別途課
題を提出した者はプラス評価の対象とする。
【参考文献】 加藤 尚武編『図解 スーパーゼミナール環境学』
東洋経済新報社
科学的思考論
1年次
高田晴美
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
そもそも、科学とエセ科学はどこが違うのでしょう? 科学
的方法や科学的思考とはどのようなものなのか? 私たちは
日々、科学や技術の恩恵にあやかって生活をしており、あふれ
る情報にさらされていますし、災害や事故が起こったり科学的
な政策や防災対策の意思決定に市民が関わる必要が増してきた
今、科学の専門的な知識はともかく、科学的な思考そのものを
忌避していては、市民としての判断も下せません。この講義は、
科学とはどういうもので、どういった思考に基づいて語られる
ものなのかを解説します。
【到達目標】
1 まずは科学とはどういうものかを理解する。
2 科学や技術にかかわる事柄に対する判断が下せるように
なるために、科学的思考を身につける。
※「環境と社会」を履修(単位取得)済みの場合、本講義は内
容的に重なる部分が多いことに留意して履修するかどうか検討
してください。
幅広い視野を養うべく、公害や環境問題の歴史を高校時代と
は異なる視点/観点から一度、おさらいしてみましょう。
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 科学的思考、科学的方法とは
第3講 科学の不確実性と進歩
第4講 科学的説明とは
第5講 科学における理論と仮説―推論の方法①
第6講 推論の方法②
第7講 仮説の検証
第8講 実験のやり方
第9講 実験結果の捉え方、定量的と定性的
第10講 統計学的な捉え方
第11講 桁(ケタ)と単位の話
第12講 トランス・サイエンス
第13講 リスク論
第14講 科学技術社会論
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 (30%)
レポート (30%)
定期試験 (40%、資料持込可)
毎回プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
・戸田山和久『「科学的思考」のレッスン―学校で教えてくれな
いサイエンス』
(NHK出版新書、2011.11、860円)
・森博嗣『科学的とはどういう意味か』(幻冬社新書、2011.6、
760円)
など
物事を感情やイメージだけで捉えてしまったり、「結局安全なの
か危険なのかはっきりさせて!」というような二分法的かつ人
任せな考え方をすることをやめて、科学的にみることを心がけ
てみましょう。数値に興味を持つのもいい方法です。
− 46 −
キャリア基礎Ⅰ
1年次
岡 良浩
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回
の授業を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に
役立つ知識や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅰ」では、とりわけ就職をとりまく社会環境
がどのようなものかを理解することを主なねらいとします。具
体的には、働き方や地域の産業・経済、労働者の権利や大学生
の雇用・求人の情勢などを理解します。あわせて採用試験に備
えた基礎学力の習得をめざします。
【到達目標】
就職・進路選択に向けた知識と心構えなど、さまざまな知見
を得ることをめざします。
講 義 計 画
第1講 キャリアをどう考えるか
第2講 課題と演習
第3講 知っておきたい採用試験の基礎①
第4講 働き方はどうなっているか
第5講 課題と演習
第6講 知っておきたい採用試験の基礎②
第7講 日本・東海地方の産業・経済はどうなっているか
第8講 地元企業の事例
第9講 知っておきたい採用試験の基礎③
第10講 働く者の権利
第11講 課題と演習
第12講 知っておきたい採用試験の基礎④
第13講 大学生の雇用と求人の情勢
第14講 知っておきたい採用試験の基礎⑤
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
キャリアを考えるための参考文献は多数あります。リストを講 就職は何より学生自身の問題です。主体的に取り組んでいただ
義中に配布します。
きたいと思います。
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の講義・演習はよく復
習してください。
キャリア基礎Ⅱ
2年次
岡 良浩
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
この科目では「キャリア基礎I」と「キャリア基礎Ⅱ」の30回の授業
を通じて、皆さんの将来に向けた進路選択、特に就職に役立つ知識
や技法、心構えの初歩を学びます。
「キャリア基礎Ⅱ」では、自己分析・自己PRを中心に行います。
自己分析とは「どんなシゴトがしたいか」
「どんなシゴトが自分に向
いているか」
「どんな会社に行きたいか」を自覚することをいいます。
自己PRは単なる自己紹介ではなく
「自分の価値」をどれだけアピー
ルできるかが重要です。ここでは初めて自己分析・自己PRを行う
学生に対してその手法を学びながら実際に自己分析・自己PRを演
習として行います。あわせて採用試験に備えた基礎学力の習得をめ
ざします。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス+自己分析のすすめ
第2講 自己分析①適性をみる
第3講 知っておきたい採用試験の基礎⑥
第4講 自己分析②過去の自分をふりかえる
第5講 自己分析③他者の意見を聞く
第6講 知っておきたい採用試験の基礎⑦
第7講 自己分析④未来の自分を考える
第8講 自己分析⑤自己PRを考える
第9講 知っておきたい採用試験の基礎⑧
第10講 業界・企業研究のすすめ
第11講 企業研究
第12講 知っておきたい採用試験の基礎⑨
第13講 履歴書・エントリーシートを書く①
第14講 履歴書・エントリーシートを書く②
第15講 知っておきたい採用試験の基礎⑩
【到達目標】
就職・進路選択に向けた自己分析(長所・短所、適正、なりたい自
分、自己PRなど)をひととおり考え、まとめることを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前学習は特に必要ありませんが、毎回の演習は必ず各自で再 自分を見つめ直し、将来を考えるよい機会です。主体的に取り
検討をしてください。自己分析は正解があるわけではありませ 組んでいただきたいと思います。
んが、再検討によって、もっと良い表現がみつかったり、より
深い自覚につながります。
− 47 −
キャリア基礎Ⅲ
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 就職活動の実際
岡 良 浩 後学期 選 択 第2講 自己PRシートの作成
第3講 ビジネスマナー①(面接)
第4講 模擬面接①
講義のねらい・到達目標
第5講 模擬面接②
【講義のねらい】
キャリア基礎Ⅲでは、具体的な就職活動を想定し、エントリー・ 第6講 エントリーシートの作成
面接など、ひととおりの就職活動を模擬的に体験することを主な内 第7講 模擬合同企業説明会
容とします。就職活動中は、学生ではなく、社会人としての行動が 第8講 模擬合同企業説明会のふりかえり
要求されます。このようなビジネスマナーについても演習を行いま 第9講 プレゼン面接①
す。全体を通して、実際の就職活動に向けて学生が自信を持てるよ 第10講 プレゼン面接②
うに個別指導を行っていきます。また、就職活動の方法は毎年変化 第11講 プレゼン面接③
していくため、新しい面接の手法なども積極的に取り入れ、対応方 第12講 グループディスカッション①
法についても勉強していきます。
第13講 グループディスカッション②
第14講 ビジネスマナー②(書類の送付、メール・電話応対)
【到達目標】
第15講 まとめ
キャリア基礎Ⅱで自覚した自己分析が基本となりますが、実際の
就職活動では、人事担当者・面接官などに「自分の良さ」を伝える
ことができるような表現力が必要です。同時に、社会人としてのビ
ジネスマナーをわきまえた言動が要求されます。キャリア基礎Ⅲで
は、このような表現力や社会人らしい言動の習得を目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材
期末試験50%、平常点(出席状況および課題の提出)50%
クラス担当者から適宜配付します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
それぞれの演習は、しっかり予習し準備してください。時間内 3年生では就職ガイダンスがはじまります。ここで勉強したこ
に終わらない場合は、各自で時間をとって準備してください。
とを生かして、失敗を恐れず行動することが何より重要です。
果敢にチャレンジしてください。
11以降生:2年次
インターンシップ/セミナー実習(インターンシップ)10以前生:3年次
2単位
講 義 計 画
日数:2週間程度(実働10日以上)なお、事前研修は研修期間
武 本 行 正 前学期 選 択 に含みません
実施期間:研修期間は原則として本学在学中の夏季(・冬季・
春季)休業の期間とします。
講義のねらい・到達目標
ただし、各休業期間中であっても大学行事及び授業等に支障を
【講義のねらい】
学生自らの専攻に関連した就業体験を行うことによって、以 来たす場合は研修を認めません。また、休業期間外でも大学行
後の学修における課題、問題意識等の向上を目指し、教育効果 事及び授業に支障を来さない場合は、研修を認める場合があり
ます。
を高めることを目的としてこの科目を設けています。
※2010年度以前の入学生は、三重大学の練習船「勢水丸(せい 4月に説明会と参加申し込みがあります。CSC掲示板に注意の
すいまる)」を共同利用した伊勢湾海洋調査実習はこの科目の こと。
5月にガイダンスがあります。6∼7月に研修先が決定。
対象となります。
7月には、事前研修とガイダンス(諸注意)があります。
8月は研修を実施します。9月に事後研修レポート提出。
【到達目標】
本講義実習は就業体験を行うことによって、実社会や現場の 10月には先生方による研修への面談があります。
状況を知ること、将来の就業への基礎知識を学ぶことが目標で 提出書類:①研修生調書(コピー可)研修生の履歴・志望動機
す。なお、目的とした企業や業界を目指す人は、これに合った などを記載したもの
②研修日報 研修内容等を研修中に記録したもの
インターンシップの体験をすることをすすめます。
③研修評価書 研修担当者による評価を記載したもの
④単位取得申請書
成績評価方法
成績評価は
(1)研修日報、(2)研修評価書により、評価を行います。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
テキスト・教材
テキスト等:履修要綱の「履修制限対象外科目」のページに説
明があります。
※三重大学の練習船「勢水丸(せいすいまる)」を共同利用した
伊勢湾海洋調査実習に関しては、履修制限対象外科目(2010
年度以前入学)を確認してください。
担当者から一言
事前研修は研修期間に含みません。
一言:
事前説明会、事前研修などに必ず出席してください。
特に事前研修会は必ず出席を、欠席しないように。
なお、本学学生はインターンシップ等の賠償責任保険に全員加
入済み。
− 48 −
ボランティア活動a・b/環境ボランティア活動
1年次
松井真理子
前学期
2単位
選択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
高齢者、障害がある人、子どもたち等への支援活動や、災害
救援活動、環境保護活動、国際交流活動など、地域ではさまざ
まな市民活動が行われています。これらの活動にボランティア
として参加することは、机上の学習では把握できない現実の課
題を体感する機会となるとともに、社会の様々な構成員がとも
に支え合い、交流する地域社会づくりが進むなど、大きな意義
を持っています。
四日市大学では、このようなボランティア活動の意義を尊重
し、広くボランティア活動の振興と学生の社会貢献活動を促進
するために、ボランティア活動への参加に対して以下のとおり
単位認定を行っています。
【到達目標】
ボランティア活動を体験することによって、社会のさまざま
な課題を深く理解すること、及び、課題に対して「主体的に関
わる」行動力の養成を到達目標としています。
成績評価方法
講 義 計 画
1 対象となる活動
大学の審査により認められた「ボランティア活動団体の活動」
あるいは「ボランティア活動と認められる活動」
2 活動時間
全実働時間60時間以上(複数の活動、年度を超えた活動でも
かまいません。)
3 活動期間
大学行事、授業等に支障がないと判断される時期であること
4 事前申請・審査
単位認定を希望する場合には、参加予定の1ヶ月前、あるい
はすでに参加した場合は終了後1ヶ月以内に「ボランティア
活動内容書」(用紙は教学課にあります)を教学課に提出して
ください。単位認定にふさわしい活動であるかどうか審査後、
教学課より結果を連絡します。
5 単位認定申請
単位認定を申請する場合は、教学課に以下の書類を提出して
ください。(卒業年次の1月末日が最終受付日)
①「ボランティア活動a・b単位認定申請書」
②「ボランティア活動団体発行の証明書」:参加者の氏名、活
動内容、活動日時を明記
③「活動日誌・レポート」∼様式は自由。字数1,000字程度。
テキスト・教材
「ボランティア活動団体発行の証明書」「活動日誌・レポート」 なし。
の内容により単位を認定します。
評価は「認」
(認定)となります。
この単位は、履修制限単位数に含まれません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
原則として活動参加予定1か月前までに、活動計画書(教務課 地域には、福祉、子ども、環境、国際、まちづくりなどさまざ
にあります)を提出すること。
まなボランティア活動があります。また、登録しておけば新し
参加する活動や団体に関する情報を収集し、事前学習すること。 いボランティア情報をメールでお届けするシステムもあります。
ぜひ登録をお勧めします。
青年海外協力研修
1年次
岩崎祐子
後学期
2単位
選択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)
青年海外協力隊、NGO(非政府団体)、国際ボランティア等
の海外における社会貢献活動など、国際協力について現地で体
験的に学ぶ場を提供します。NPO論が主として地域を中心とす
る社会貢献活動を対象とするのに対し、この授業では海外にお
ける社会貢献活動が対象となります。
海外で実際に行われている社会貢献活動の体験を通じ、国際
的な視野を広げることも目的としています。
講 義 計 画
・四日市大学の海外研修
主として東南アジア地域において、青年海外協力隊、NGOと
の連携のもとに実施します。
春休み期間2月ごろ1週間程度の研修を実施し、帰国後レポー
トを提出しますが、単位認定は翌年度の前期です。
事前研修も行いますので、必ず参加してください。
第1講 ガイダンス(集中講義期間)
第2講 事前研修(集中講義期間)
第3講 事前研修(集中講義期間)
第4講∼第15講 海外研修
・大学外の海外研修・海外協力活動への参加
事前申請を行って下さい。
(到達目標)
1 国際的な社会貢献活動について理解を深めます。
2 国際感覚を身に付けます。
成績評価方法
テキスト・教材
四日市大学の海外研修終了後、
資料を配布します。
・活動日誌(様式自由)・レポート(1200字以上)を提出
大学外の活動終了後、以下のものを提出
・活動した団体の証明書(様式自由)・活動日誌(様式自
由)・レポート(1200字以上)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
四日市大学のタイ研修報告書は情報センターにありますので、
必ず読んでおいてください。このほか、外務省(日本)ホーム
ページ、タイ政府観光庁(日本語サイト)のホームページのタ
イ情報を参照してください。
四日市大学の研修参加希望者は学内で開催する説明会に必ず参
加してください。
2013,14年度入学の1、2年生は、全学部学生が参加でき、単位
が認定されます。3年生以上の学生も海外研修に参加できます
が、総合政策学部3年のみ単位認定されます。
− 49 −
日本語文章表現1
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
柴 田 啓 文 前学期 選択必修 第2講 ニュースの表現
(この回から、毎回ニュース+その日のテーマ+コンピュータ・
スキルについて学ぶ)
講義のねらい・到達目標
第3講 ニュースの表現
講義のねらい:
第4講 ニュースの表現
[共通の目的]
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で 第5講 インターネットの表現
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。 第6講 インターネットの表現
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究 第7講 インターネットの表現
第8講 プレゼンテーションの表現
を有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
第9講 プレゼンテーションの表現
第10講 プレゼンテーションの表現
[講義の到達目標]
○レポートや卒業論文などを読む方法、就職に関わる文書を 第11講 論文や本の表現
第12講 論文や本の表現
読む方法を習得します。
○レポートや卒業論文、報告書やプレゼンテーションで自分 第13講 論文や本の表現
第14講 論文や本の表現
の考えを表現する方法を習得します。
○コンピュータやインターネット、スマートフォンなどをう 第15講 まとめ
まく使う方法を習得します。
○教育支援システムを利用して、日本語能力試験N1程度の日
本語力を身につけます。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%、学期末レポート50%で評価します。平常点は、出 なし。
席、小テスト、フォーラムの書き込みなどです。ただし、出席
を特に重視しますので、欠席が多い場合は単位を取得できませ
ん。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から日本の社会や経済のニュースを読むようにしてくださ 教育支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。コンピュー
い。各回の課題については、授業で指示します。
タやiPhone、インターネットの利用方法も紹介します。事前の
知識は必要ありませんが、これらに関心のある学生の受講を期
待しています。
日本語文章表現1
3年次
友原嘉彦
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
【到達目標】
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 テキスト「1.1 学習の目標」①
第3講 テキスト「1.1 学習の目標」②
第4講 テキスト「1.2 問題の核心と定義」①
第5講 テキスト「1.2 問題の核心と定義」②
第6講 テキスト「1.3 低開発と開発」
第7講 テキスト「1.3.1 低開発の特徴」①
第8講 テキスト「1.3.1 低開発の特徴」②
第9講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」①
第10講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」②
第11講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」③
第12講 テキスト「1.3.2 開発パラダイム」④
第13講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」①
第14講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」②
第15講 テキスト「1.4 なぜ観光なのか?」③
テキスト・教材
出席を含む授業への積極性20%、小テスト・小レポート30%、 D . J . テ ル フ ァ ー 、 R . シ ャ ー プ リ ー 著 、 阿 曽 村 邦 昭 、 鏡 武 訳
期末試験50%。但し、特別な理由のない限り、4回以上の欠席 (2011) 『発展途上世界の観光と開発』、古今書院、3800円+税。
は認めない。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストをよく読んでおくこと。
この講義では観光について考えていきます。なお、この講義の
性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望ましいと
考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えている
学生はぜひ受講してください。
− 50 −
日本語文章表現1
3年次
安田由紀子
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは、自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのよう に展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
この授業では、論文理解の準備段階として文章の基本的な知
識を確認し、文章の構成について考える。最初は短い文章から
始め、徐々に長文へと進んで理解を深めていく。その進行につ
いては受講者の理解度を考慮しながら授業を進めていく。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 文法復習1(助詞)
第3講 ことばの形
第4講 文法復習2(自動詞・他動詞、受身・使役)
第5講 文法復習3(呼応、文末表現)
第6講 ひらがなと漢字のバランス
第7講 文法復習4(接続詞)、句読点
第8講 意見と事実、立場を考えた文章
第9講 複雑な内容の整理
第10講 就職のためのエントリーシート
第11講 小論文
第12講 文章のわかりやすさを考える
第13講 論文を読む1
第14講 引用のしかた、論文を読む2
第15講 論文を読む3、まとめと復習
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回以
上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」ま
でとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各自で文法の復習をしておいてください。
参考文献:石黒圭・筒井千絵『留学生のここが大切文章表現の
ルール』(スリーエーネットワーク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文
章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、その他
到達目標である論文を理解するということは、語彙や文法がわ
かるだけでなく、要旨や理論的な考え方が把握できるなどの内
容理解ができて、初めて理解したと言うことができ、その後の
自分の意見に繋がります。
大変ですが、一緒に頑張りましょう。
日本語文章表現1
3年次
岸 晴苗
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 論文の文体・表現・書式を知る①
第3講 論文の文体・表現・書式を知る②
第4講 文章の大意を把握する①
第5講 文章の大意を把握する②
第6講 文章の骨組みを把握する
第7講 論文の基本的な構成を把握する
第8講 論の展開をつかむ①
第9講 論の展開をつかむ②
第10講 データを読み取る①
第11講 データを読み取る②
第12講 引用した文章を読む①
第13講 引用した文章を読む②
第14講 要約する①
第15講 要約する②
〔到達目標〕
・学術的な日本語の論文の文章構成を理解する。
・論説文を読み、大意を把握したり、要約できるようにする。
・論文を読むときに有用な日本語の表現を習得する。
成績評価方法
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%) により総合的に評価しま
す。容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
法をつかんでください。
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
参考文献:二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な につけましょう。
文章の書き方』(スリーエーネットワーク)
− 51 −
日本語文章表現1
3年次
角田延之
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標:
外書購読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 読解『三つの旗のもとに』第1章・プロローグ(1)
第3講 第1章(2)
第4講 第1章(3)
第5講 第1章(4)
第6講 第1章(5)
第7講 第1章(6)
第8講 第2章・あの世……あそこに(1)
第9講 第2章(2)
第10講 第2章(3)
第11講 第2章(4)
第12講 第2章(5)
第13講 第2章(6)
第14講 第2章(7)
第15講 第2章(8)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%、読解力30%、定期試験50%。欠席は3回まで。
ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳 「三つの旗のも
とに‐アナーキズムと反植民地主義的想像力」NTT出版(2012
年)、3,780円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
図書館を活用し、ほかの文献から背景知識を得る習慣を身につ 高度な文章に触れておくことは今後の人生で必ず役に立つので、
けておくこと。
めげないで頑張ってほしい。
日本語文章表現2
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
柴 田 啓 文 後学期 選択必修 第2講 課題文の読み方と小論文の書き方
(この回から、毎回ニュース+その日のテーマ+コンピュータ・
スキルについて学びます)
講義のねらい・到達目標
第3講 課題文の読み方と小論文の書き方
講義のねらい
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握できる 第4講 課題文の読み方と小論文の書き方
第5講 課題文の読み方と小論文の書き方
ことは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有利 第6講 課題文の読み方と小論文の書き方
に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
第7講 論文の読み方と書き方
到達目標
第8講 論文の読み方と書き方
1.授業では、次の点に注意しています。
第9講 論文の読み方と書き方
○できるだけ規則化します。規則化されれば理解しやすく、応用 第10講 論文の読み方と書き方
も簡単です。
第11講 論文の読み方と書き方
2.授業では、次の内容を講義します。
第12講 プレゼンテーションの作成
○レポートや卒業論文、就職に関わる文書を読む方法。
第13講 プレゼンテーションの作成
○レポートや卒業論文、報告書やプレゼンテーションで自分の考
第14講 プレゼンテーションの作成
えを表現する方法。
第15講 まとめ
○コンピュータやインターネット、スマートフォンなどをうまく使
う方法。
教育支援システムを利用して、いつでも質問できます。日本語能
力試験N1については、教育支援システムにより支援します。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点50%、学期末レポート50%で評価します。平常点は、出 なし。
席、小テスト、フォーラムの書き込みなどです。ただし、出席
を特に重視しますので、欠席が多い場合は単位を取得できませ
ん。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から日本の社会や経済のニュースを読むようにしてくださ 教育支援システム(MOODLE)やTwitterを利用。コンピュー
い。各回の課題については、授業で指示します。
タやiPhone、インターネットの利用方法も紹介します。事前の
知識は必要ありませんが、これらに関心のある学生の受講を期
待しています。
− 52 −
日本語文章表現2
3年次
友原嘉彦
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
【ねらい】
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
【到達目標】
前期に引き続き、外書講読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の一部、報告書など
を輪読していく。論文がどのようなもので、どのように展開し
ているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用
語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになる
ことを目標とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 テキスト「1.5.1 国際観光の動向と流れ」
第3講 テキスト「1.5.2 観光需要の性質」
第4講 テキスト「1.6 観光の供給」
第5講 テキスト「1.7 観光と開発」①
第6講 テキスト「1.7 観光と開発」②
第7講 テキスト「1.8 議論のための設問」
第8講 テキスト「2.1 学習の目標」①
第9講 テキスト「2.1 学習の目標」②
第10講 テキスト「2.2 持続可能な開発:定義を求めて」
第11講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」①
第12講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」②
第13講 テキスト「2.2.1 保護から持続可能性へ」③
第14講 テキスト「2.3 持続可能な開発:原則と目的」
第15講 テキスト「2.4 持続可能な開発:原則から実践へ」
テキスト・教材
出席を含む授業への積極性20%、小テスト・小レポート30%、 D . J . テ ル フ ァ ー 、 R . シ ャ ー プ リ ー 著 、 阿 曽 村 邦 昭 、 鏡 武 訳
期末試験50%。但し、特別な理由のない限り、4回以上の欠席は (2011) 『発展途上世界の観光と開発』、古今書院、3800円+税。
認めない。
※講義で使用するので、必ず持参すること。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストをよく読んでおくこと。
前期に引き続き、観光について考えていきます。なお、この講
義の性格上、前学期と後学期をセットで受講することが望まし
いと考えます。卒業後、観光関連の大学院進学や就職を考えて
いる学生はぜひ受講してください。
日本語文章表現2
安田由紀子
3年次
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは、自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
前期に引き続き、外書講読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の1部、報告書など
を輪読していく。論文がどのような もので、どのように展開し
ているのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用
語、研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになる
ことを目 標とする。
前期では、簡単な論文理解まで学習するが、後期ではさらに
複雑な文章理解ができるように進める。また、論説にあたって
の様々なアプローチと接することにより、柔軟な理解力を養っ
ていく。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 資料の利用、定義1
第3講 定義2、要約1
第4講 要約2、数値の表現
第5講 論文とその構造
第6講 論文講読1
第7講 論文講読2
第8講 論文講読3
第9講 論文講読4
第10講 論文講読5
第11講 論文講読6
第12講 論文講読7
第13講 論文講読8
第14講 論文講読9
第15講 これまでのまとめ
第16講 期末試験
テキスト・教材
① 出 席 状 況 ( 4 0 % ) ② 小 テ ス ト お よ び レ ポ ー ト の 提 出 状 況 必要時にプリントを配布する。
(20%)③期末テスト(40%)により評価するが、授業中の様子
を含み総合的に評価する。容認欠席回数は3回までとし、4回
以上欠席した場合は、成績評価を最高で「良」もしくは「可」
までとする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
アカデミック・ジャパニーズ研究会『大学・大学院 留学生の
日本語 3論文読解編』
(アルク)
二通信子・佐藤不二子『留学生のための理論的な文章の書き方』
(スリーエーネットワーク)
、その他
授業を受けながら、それぞれが自分に足りないものを見つけ出
して論説文理解の向上に繋げていってもらいたいと思っていま
す。そのためにはできるだけ多くの論文と接するよう心がけて
ください。
− 53 −
日本語文章表現2
3年次
岸 晴苗
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
〔講義のねらい〕
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では、3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を
有利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
外書講読(外書としての日本語書物の講読)の講義であり、
受講生全員で論文や学術書の一部、報告書などを輪読していく。
論文がどのようなもので、どのように展開しているのかを把握
する。また、論文で用いられる表現や専門用語、研究方法など
を身につけ、実際に使いこなせるようになることを目標とする。
〔到達目標〕
・学術的な日本語論文の文章構成を理解する。
・日本語で書かれた論文を読み、研究の背景、方法論、結果
の意義を理解すると同時に、論文内容を簡潔に要約するこ
とができる。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス
第2講 新聞記事を読む
第3講 評論・社説を読む
第4講 理論型の論文を読む① 序論(課題の提示)
第5講 理論型の論文を読む② 本論(定義と分類)
第6講 理論型の論文を読む③ 本論(対比と比較)
第7講 理論型の論文を読む④ 本論(列挙、引用)
第8講 理論型の論文を読む⑤ 結論
第9講 実験/調査型の論文を読む① 序論(目的の提示)
第10講 実験/調査型の論文を読む② 本論(図表の提示、変化
の形容)
第11講 実験/調査型の論文を読む③ 本論(原因の考察)
第12講 実験/調査型の論文を読む④ 結論
第13講 実験/調査型の論文を読む⑤ その他の構成要素(参考
文献など)
第14講 学術書を読む
第15講 同上
テキスト・教材
①出席状況(30%) ②小テストおよびレポートなどの提出状 プリントを配布します。
況(20%) ③期末テスト(50%) により総合的に評価しま
す。容認欠席回数は3回です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から様々な分野の文章を読むようにし、文の構造や表現技 様々なテーマの論説文を読むことを通して、論説文の構成要素
法をつかんでください。
や、論の展開の仕方を学びます。文章を正確に読み取る力を身
参考文献:二通信子・佐藤不二子著『留学生のための論理的な につけましょう。
文章の書き方』(スリーエーネットワーク)
日本語文章表現2
3年次
角田延之
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:
ほかの研究者が執筆した論文を精読でき、研究内容を把握で
きることは自分自身の研究課題を解明する上で大いに役立つ。
この講義では3年生、4年生における演習(ゼミ)での研究を有
利に進められることを念頭に論文を読む力を養う。
到達目標:
前期に引き続き、外書購読(外書としての日本語書物の講読)
の講義であり、受講生全員で論文や学術書の1部、報告書などを
輪読していく。論文がどのようなもので、どのように展開して
いるのかを把握する。また、論文で用いられる表現や専門用語、
研究方法などを身につけ、実際に使いこなせるようになること
を目標とする。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 読解『三つの旗のもとに』第4章・ある小説家の試練(1)
第3講 第4章(2)
第4講 第4章(3)
第5講 第4章(4)
第6講 第4章(5)
第7講 第4章(6)
第8講 第5章・モンジュイック(1)
第9講 第5章(2)
第10講 第5章(3)
第11講 第5章(4)
第12講 第5章(5)
第13講 第5章(6)
第14講 第5章(7)
第15講 第5章(8)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席20%、読解力30%、定期試験50%。欠席は3回まで。
ベネディクト・アンダーソン著、山本信人訳「三つの旗のもと
に‐アナーキズムと反植民地主義的想像力」NTT出版(2012年)
、
3,780円+税
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
図書館を活用し、ほかの文献から背景知識を得る習慣を身につ 高度な文章に触れておくことは今後の人生で必ず役に立つので、
けておくこと。
めげないで頑張ってほしい。
− 54 −
スポーツ指導論
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 スポーツ指導者とは
第3講 指導者の心構え・視点
第4講 競技者育成プログラムの理念
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養 第5講 スポーツと健康
成講習会のカリキュラムに対応するものである。スポーツ指導 第6講 スポーツ活動中に多いケガや病気
者としての心構え、スポーツ指導者に必要な医学的知識、対象 第7講 救急処置
第8講 指導計画の立て方
者に合わせたスポーツ指導法等を学ぶ。
第9講 スポーツ活動と安全管理
到達目標:スポーツ指導の基礎的知識と指導法を身につける。
第10講 中高年者とスポーツ
第11講 女性とスポーツ
第12講 障害者とスポーツ
第13講 プレイヤーと指導者の望ましい関係
第14講 ミーティングの方法
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団
法人日本体育協会)」
アスリート育成論/アスリート育成論a
1年次
2単位
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。競技スポーツ
指導者としての心構えや競技スポーツ指導者に必要な諸知識に
ついて学ぶ。
到達目標:アスリート育成のための高度な知識と指導法を身に
つける。
第1講 イントロダクション
第2講 競技者育成プログラムの理念に基づく展開
第3講 競技者育成と評価競技
第4講 競技者育成システムにおける指導計画
第5講 競技力向上のためにチームマネジメント
第6講 スポーツとIT
第7講 アスリートの健康管理
第8講 アスリートの内科的障害と対策
第9講 アスリートの外傷・傷害と対策
第10講 アスレティックリハビリテーションとトレーニング計画
第11講 コンディショニングの手法
第12講 スポーツによる精神障害と対策
第13講 特殊環境下での対応
第14講 アンチドーピング
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団
法人日本体育協会)」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
− 55 −
スポーツ心理学/アスリート育成論c
1年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。授業では、意
欲・学習・発達・性格特性・集団・環境など多岐にわたる要因を広く
取り上げ、スポーツと心理の関係についての理解を深める。
到達目標:スポーツ場面における心理的諸問題について考察を
加え、スポーツ活動及びコーチング行動にいかせる基礎的かつ
実践的な知識を身につける。
第1講 イントロダクション・スポーツ心理学とは
第2講 スポーツと心
第3講 スポーツにおける動機づけ
第4講 技能の練習と指導
第5講 プレイヤーの個人指導と心理的問題
第6講 チームの指導と心理的問題
第7講 コーチングの評価
第8講 メンタルマネジメントとは
第9講 リラクセーション
第10講 イメージトレーニング・集中力トレーニング
第11講 心理的コンディショニング
第12講 プレッシャー・あがり・スランプの克服
第13講 指導者のメンタルマネジメント
第14講 スポーツ環境における精神障害と対策
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」「Foundations of sport and exercise
psychology. (Human Kinetics)」
スポーツトレーニング論/スポーツトレーニングa
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
若 山 裕 晃 前学期 選 択 第2講 体力とは
第3講 体力とは
第4講 トレーニングの進め方
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養 第5講 トレーニングの進め方
成講習会のカリキュラムに対応するものである。体力トレーニ 第6講 トレーニングの種類
第7講 トレーニングの種類
ングに関連する知識や発育発達期の特徴について学ぶ。
到達目標:トレーニングについての基礎的知識とジュニアに対 第8講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
第9講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
する指導法を身につける。
第10講 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴
第11講 発育発達期に多いケガや病気
第12講 発育発達期に多いケガや病気
第13講 発育発達期のプログラム
第14講 発育発達期のプログラム
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ(財団法人日本
体育協会)」
授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
− 56 −
地域スポーツ論/アシスタントマネージャ論a
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。講義を通じて、
スポーツクラブをマネジメントするための知識・技術の習得を
目指す。また、「組織のあり方」、「コミュニケーション能力」を
意識しながら、スポーツクラブだけでなく、様々な集団活動の
場に適応できる力を養うことを目的とする。
到達目標:スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識
や指導法、クラブ育成に関する知識を身につける。
第1講 イントロダクション
第2講 地域スポーツについて
第3講 クラブマネジャーの役割
第4講 クラブマネジャーの位置づけと求められる能力
第5講 コミュニケーションスキル
第6講 総合型地域スポーツクラブとマーケティング
第7講 経営戦略
第8講 人・組織のマネジメント能力
第9講 総合型地域スポーツクラブの運営能力
第10講 財務・会計能力
第11講 総合型地域スポーツクラブ運営に必要なスタッフと役割
分担
第12講 クラブハウスなど総合型地域スポーツクラブの活動拠点
の確保について
第13講 総合型地域スポーツクラブ参加費の設定について
第14講 総合型地域スポーツクラブの自主運営に必要な条件
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」、「公認アシスタントマネジャー養成テキス
ト(財団法人日本体育協会)
」
スポーツ政策論/アシスタントマネージャ論b
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい:本講義は、日本体育協会公認スポーツ指導者養
成講習会のカリキュラムに対応するものである。スポーツ指導
者としての心構えやアシスタントマネジャーに必要な法的知識
等を学ぶ。
到達目標:スポーツ場面における多様なニーズに対応する知識
や指導法、クラブ育成に関する知識を身につける。
第1講 イントロダクション
第2講 地域スポーツクラブとは
第3講 地域スポーツを取り巻く環境の変化
第4講 スポーツ振興基本計画と健康日本21
第5講 日本体育協会が目指すスポーツクラブ
第6講 総合型地域スポーツクラブを取り巻く環境
第7講 総合型地域スポーツクラブの立ち上げ方式の分類
第8講 公認マネジメント指導者の養成目的と役割
第9講 総合型地域スポーツクラブ・マネジメントの仕組み
第10講 総合型地域スポーツクラブに必要な人材
第11講 クラブの設立準備
第12講 スポーツとNPO法
第13講 クラブの具体的事業と自主運営に必要な条件
第14講 スポーツ事故におけるスポーツ指導者の法的責任
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
若山裕晃
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席状況(30%)、定期試験(30%)、授業への積極性(20%)、 なし
出席カードの「授業で学んだこと」欄の内容(20%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(財団 授業では、講義内容に沿った資料を配布する。
法人日本体育協会)」、「公認アシスタントマネジャー養成テキス
ト(財団法人日本体育協会)
」
− 57 −
スポーツ社会学/スポーツ政策論a
渡辺英児
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
現代スポーツが社会に及ぼす影響力が大きいことは周知の事
実である。われわれの生活とスポーツ活動が密接に関わってお
り,社会制度や地域社会においてスポーツが果たす役割が増大
している。最近では,スポーツの商業化が加速化したことによ
りスポーツ産業の発展が著しい。スポーツの商業主義を優先す
ることによる勝利至上主義などの社会病理現象を抱えているの
も事実である。この講義では,関連する最新のデータを用いて
スポーツの社会構造について学習する。
到達目標
近代から現代のスポーツ文化を社会学の観点から検討し,ス
ポーツの社会構造とその社会的影響について考察することを目
的とする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、スポーツ社会学とは
第2講 スポーツの歴史と概念
第3講 スポーツ行政のしくみ
第4講 スポーツ振興策
第5講 スポーツ事業の効果的運営
第6講 スポーツ指導者論1
第7講 スポーツ指導者論2
第8講 スポーツ施設管理論
第9講 スポーツ経営論
第10講 地域スポーツ経営論
第11講 スポーツとメディア
第12講 障害者とスポーツ
第13講 スポーツにおける逸脱行動
第14講 スポーツとジェンダー
第15講 まとめ
定期テスト
テキスト・教材
30% 出席状況・20% 小テスト及び授業態度・50% 定期試験
(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目
Ⅲ」に準じて授業を進める。・毎時、プリントなどの参考資料
を配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅲ」 スポーツに興味のある積極的な学生の受講を希望する
を事前に読んでおく。
健康スポーツ論/スポーツ政策論b
東川 薫
講義のねらい・到達目標
2年次
後学期
2単位
講 義 計 画
選 択
第1∼10回 スポーツ組織の運営
第11∼13回 中高年へのスポーツ指導
第14回 女性へのスポーツ指導
第15回 障がい者へのスポーツ指導
公認スポーツ指導者の養成の一環となることをねらいとする。
公認スポーツ指導者として、スポーツ組織の運営を理解し、 定期試験
中高年・女性・障がい者へのスポーツ指導を理解することを到
達目標とする。
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験60%、講義中の態度(私語をしない)20%、抜き打ち スポーツ組織の運営、スポーツ指導に関する文献に目を通すと、
の小テスト20%の割合です。
より理解が深まります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
スポーツ組織の運営、スポーツ指導に関する文献に目を通すと、 スポーツ組織の運営、中高年・女性・障がい者へのスポーツ指
より理解が深まります。
導のポイントを理解しましょう。
− 58 −
スポーツ栄養学/アスリート育成論b
石橋智奈美
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
本講義は「財団法人 日本体育協会」が公認するスポーツ指
導者制度に基づき資格認定している構成科目(スポーツと栄養、
アスリートの栄養 食事 身体の仕組みとはたらき)に対応す
るものである。前半は栄養学と食品学を基に、後半は生化学と
生理学も交えて身体の仕組みとはたらきを学習する。具体的に
は、模擬コンビニ形式で食事を選ぶコツを紹介し理解を深める。
またトレーニングによる身体能力の向上と年齢や性別、競技種
目などを考慮した食事の実践法や栄養管理について学ぶ。
「到達目標」
講義を通して、自分自身の好ましい食事の摂り方ができるよ
うな実力をつける。
アスリートの栄養の摂取方法と食事の在り方について考え、
実践できる力をつける。
時間栄養学を基に栄養補給のタイミングを身につける力を養う。
講 義 計 画
第1講 生命の源「栄養」 食べることに興味を持つ
第2講 三大栄養素の生体内での役割1
第3講 三大栄養素の生体内での役割2
第4講 ミネラルの重要性 不足しがちなCaとFe
第5講 ビタミンの重要性 ビタミンの生理作用を知る
第6講 水の代謝について知る 水分補給法
第7講 消化吸収の仕組みと食欲の調節について
第8講 運動器の仕組みと働き 呼吸循環器へのエネルギー供給
第9講 アスリート選手のための献立作成を学ぶ
第10講 模擬コンビニで一日の食事を選ぶ力をつける
第11講 外食、中食の選び方 組み合わせ方
第12講 間食の摂り方 サプリメントについて
第13講 時間栄養学を知る いつ摂るかが大事だった
第14講 メタボリックシンドロームを防ぐ
第15講 まとめ 質問の回答
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
毎回提出の理解度確認票 45%
定期試験 40%
なし。プリントは毎回配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日本体育協会スポーツ医 科学専門委員会監修 「アスリート 生きるための源「食べること」について学ぶことは大切である。
のための栄養 食事ガイド」 第一出版
その重要性を理解し、食べ物に興味を持ち、スポーツを行いな
坂本 美子編 「スポーツ・健康栄養学」 化学同人
がら「何を」「どのくらい」「いつ」食べればよいか、体系的な
栄養サポートが自分自身でできる力を身につけることが最終目
標である。
スポーツ生理学/スポーツメディカル論a
高島愼助
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(講義のねらい)アスリートが常に自己の競技能力を向上させる
ためには、まず身体の仕組みを知ることが必要である。本講で
は、競技者として医学的知識の収得により、自己管理能力を高
めることを目的とする。これらの知識により、スポーツによっ
て生じる多くの障害を予防できることを学ぶ。さらに安全で効
果的なトレーニングを可能にするためのコンディショニングな
どについても提示する。なお健康に対する運動への取組みとし
て集中講義<ボウリング>を行う。
(到達目標)健康に対する身体運動の重要性を認識していただく。
成績評価方法
講 義 計 画
下記の項目に従って講義を進める。各講義後半には学生の質問
に応じ説明を加えて理解してもらう。
第1講 運動と細胞
第2講 運動と筋
第3講 運動と骨格
第4講 運動と神経系
第5講 運動と内分泌
第6講 運動と血液
第7講 運動と循環
第8講 運動と呼吸
第9講 運動と体温調節
第10講 運動と消化、吸収
第11講 運動と肥満
第12講 運動の質と量
第13講 運動の自然法則的基礎(1)
第14講 運動の自然法則的基礎(2)
第15講 まとめ・ディスカッション
テキスト・教材
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
− 59 −
スポーツメディカル論/スポーツメディカル論b
2年次
講 義 計 画
2単位
アスリートは競技力向上を目的に、しばしば過度な運動スト
レスに遭遇する機会が多い。その結果、自分の身体能力を越え
た場面で生じるのがスポーツ傷害である。本講では、スポーツ
によって生じた傷害をいかにしてケアし、早期に競技復帰する
かアスレティック・リハビリテーションの方法などについてを
学ぶ。なお運動への取り組みとして集中講義<ボウリング>を
行う。
第1講 健康の概念
第2講 体力と加齢
第3講 スポーツ選手の健康管理
第4講 メンタルトレーニング
第5講 スポーツ選手に多い病気
第6講 スポーツ中に生じる傷害
第7講 上肢のスポーツ傷害
第8講 下肢のスポーツ傷害
第9講 特殊環境下でのスポーツ傷害
第10講 スポーツ傷害後のトレーニング
第11講 コンディショニング
第12講 ドーピング
第13講 スポーツ外傷の救急処置
第14講 運動の自然法則的基礎
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
高島愼助
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席(1/3以上の欠席は不合格)、講義への取り組み方(態度)、 高島愼助・宮側敏明『BASIC健康生理学』四日市大学健康
レポート、筆記試験などにより評価する。
科学研究室
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
たえず人間の体について疑問に思う事を考え、質問をする事。
全て積極的な姿勢を評価の対象とする。青年期の身体形成が、
壮年期、老年期へいかに影響を与えるかを考えてもらいたい。
スポーツ応用科学/スポーツトレーニングb
渡辺英児
2年次
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本科目は、「(財)日本体育協会」が公認するスポーツ指導者
制度に基づき資格認定している養成カリキュラム構成科目(ト
レーニング論II)に対応するものである。共通Iで学んだ「トレ
ーニング論I」を基礎として、最新の科学的研究成果に基づくト
レーニング理論の紹介を展開していく。
到達目標
「トレーニング理論」では「全てのトレーニング課題は運動
にあり」との原点に返り、トレーニング理論の重要性を理解す
る。また、
「トレーニング計画」では立案するために必要な理論、
方法を学ぶ。更に、「体力テスト」では、トレーニング効果の判
定、評価について実際の測定し自己の体力について考察する。
最後に身体能力即ちスキルについては、運動の上手下手を表す
言葉として用語の意味、メカニズムやスキルトレーニングの原
理及びスキル獲得の特性について学習する。
成績評価方法
30% 出席状況・20% 小テスト及び授業態度・50% 定期試験
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
第1講 ガイダンス、トレーニングの考え方と名称
第2講 筋力トレーニング
第3講 スピードトレーニング
第4講 持久力トレーニング
第5講 トレーニング目標の設定
第6講 トレーニング・プログラムの設計
第7講 トレーニング計画と疲労およびその回復
第8講 トレーニング環境の整備と効果的遂行の条件
第9講 形態および身体組成の測定と評価、筋力・筋パワーの測
定と評価、その他
第10講 有酸素性能力の測定と評価、バッテリーテスト、その他
第11講 スキルとは何か
第12講 スキルトレーニングの原理
第13講 スキルの獲得過程の特性と注意
第14講 女子のスポーツ特性
第15講 スポーツトレーニングのまとめ
定期テスト
テキスト・教材
(財)日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目
Ⅲ」に準じて授業を進める。・毎時、プリントなどの参考資料
を配布する。
担当者から一言
日本体育協会「公認スポーツ指導者養成テキスト共通科目Ⅲ」 共通Iを基礎に、ここでは「競技者育成の高度な知識と指導法を
を事前に読んでおく。
身につけ」て欲しい。受講生は、競技団体の専門科目講習を受
け、専門的なコーチング能力を高め、理論と実践を熟知した選
手や指導者になってほしい。
− 60 −
専門セミナーⅠ/専門セミナー
3年次
井岡幹博
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第2講 環境の整備
第3講∼第5講 PHP環境の学習
第6講∼第10講 MySQLによるデータベースの作成
第11講∼第16講 PHPによるWebアプリケーションの構築
講義のねらい・到達目標
LAMPとはオープンソース・ソフトウエアによるWebアプリ
ケーション構築環境を導入するときに利用されるLinux,
Apache,MySQL,PHPの頭文字をとったもの(LAMPは
MySQLがPostgreSQLで置き換えられる)で,オープンソース
を使用したビジネスでは欧米を中心に広く使われるようになり
ました.OSであるLinux,WebサーバであるApache HTTPS
erver,データベースサーバであるMySQL(もしくは
PostgreSQL),スクリプト言語であるPHPで構成され,Webア
プリケーションでは,この構成を取っているものがほとんどと
いってもよいくらいです.このセミナーでは,これらの環境を
自分たちの手で整えた後,各自が独自のWebアプリケーション
をプログラムすることを目的とします.
成績評価方法
テキスト・教材
出席:50%,提出物:50%
講義の中で適宜指示
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の中で適宜指示
各自が興味を持って学習内容に接することが必要です。「なぜそ
うなるのか?」ということを、いつも頭において取り組んでく
ださい.
専門セミナーⅠ
3年次
関根辰夫
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
スタジオ、ステージと音響機器を活用して前年次より更に高
度なスタジオワークの実際を訓練し会得する。パッケージとし
ての最終商品(例えばCD、DVD等)の完成までのプロセスを
学びその制作過程を体験する。常に進歩するデジタル音響処理
技術の情報を得ると共にそれらを評価する力をつける。行事の
PA運用を実践して全体の流れを把握する。
到達目標
・大学祭に向けてPA機器の操作や進行の流れを理解する
・下級生に指導できるようなコミュニケーション能力を得る
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、ゼミの進め方
第2講 PAの復習
第3講 マイクロフォンの種類
第4講 マイクロフォンの音の聞き比ベ
第5講 マイクロフォンのセッティング
第6講 エフェクターEQ理論
第7講 エフェクターEQ実習
第8講 エフェクターリバーブ理論
第9講 エフェクターリバーブ実習
第10講 エフェクターコンプレッサー等理論
第11講 エフェクターコンプレッサー等実習
第12講 エフェクター小テスト
第13講 外部機器をコンソールにつなぎPA実習
第14講 大学祭準備
第15講 大学祭反省会
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
小テスト(20%)
受講態度(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」
(社)日本音楽スタジオ協会
「音響映像設備マニュアル」
(株)リットーミュージック
スタジオ、ステージと音響機器を活用しより高度なスタジオワ
ークの実際を訓練し会得する。パッケージとしての最終商品の
完成までのプロセスを学びその制作過程を体験する。行事のPA
運用を実践して全体の流れを把握する。
− 61 −
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
共同制作課題は年度によって異なりますが、今年度は紙媒体
黒 島 哲 夫 前学期 必 修 (新聞、雑誌など)に挑戦したいと考えています。先輩たちが残
してきた出版セミナーのブランド媒体IMARGINを制作します。
そのための準備と実制作を中心にセミナーを組織します。また、
講義のねらい・到達目標
基礎セミナーを十分にクリアしていることを前提に、専門セ 後期は個別課題への準備やプランニングを行います。
ミナーではゼミを本格的な編集室として機能させ、雑誌やイン
ターネットのサイト運営、あるいは企業のアニュアルレポート
いった、かなりの情報量をもつ媒体を、共同して制作します。
そして、このような共同制作のプロセスから、記事制作の基礎
やデジタルコラボレーションの手順、ディレクターとの協議を
へて内容の完成度を高めていくプロセスを体験します。また、
前期より個々のメンバーの知的興味を十分に考慮しながら、次
年度の卒業制作へむけた下準備に入っていきます。(1週間に1
回のゼミは、編集会議のようなものだと認識してください。ゼ
ミ活動にかなりの時間をさかなくてはならないことを覚悟して
ください。)
成績評価方法
テキスト・教材
39% 出席配点
61% 課題達成に対する配点
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
これまでの卒業制作の数々。社会に出回っている印刷物、秀逸 専専門セミナーでは、共同制作への参加が課題となり、また卒
なインターネットサイトや映像作品など、制作上の参考になる 業制作への足がかりとなる下地を創り、個別制作へ進む指針を
もの全てがテキスト(教科書)となります。
得ることが、大きな目標になります。また、基礎セミナーのメ
ンバーとのコラボを重視していきます!
専門セミナーⅠ/専門セミナー
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンスとHTMLの復習
城 之 内 忠 正 前学期 必 修 第2講 スタイルシートの復習
第3講 JavaScriptによるイベント処理
第4講 JavaScriptによるイベント処理
講義のねらい・到達目標
Web上に作られたアプリケーションはケータイでもiPhoneで 第5講 JavaScriptによるイベント処理
も何にでも使えます.画面にあわせてスタイルシートを切り替 第6講 Web保存
第7講 Web保存
えることで同じように開発できるのは嬉しい限りです。
第8講 Web保存
講義のねらい:Web上でアプリケーションが使える時代になり 第9講 Canvas入門
つつあります。Webアプリの作り方を学んで、コンピュータと 第10講 Canvas入門
インターネットの基礎を理解する。またWebアプリ制作を通し 第11講 Canvas入門
第12講 簡単なWebアプリの制作
て仕事の進め方を学ぶ。
第13講 目的を単純に絞る
到達目標:Webプログラミングに習熟するとともに、仕事の進 第14講 最低限のプロトタイプの作成
第15講 具体的な作業を列挙して計画を立てる
め方を身に付ける。
成績評価方法
テキスト・教材
提出物とWebアプリ作品によって成績を評価します。
なし。
なお2/3以上の出席のないものは、特別な理由の無い限り不可と
します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各講義の演習は次回までに完成させておくこと
WebアプリはHTMLとスタイルシートとJavaScriptという3つの
簡単な言語を組み合わせて作ります。簡単なものも組み合わせ
ると戸惑うものですが,慣れるととても使いやすく便利です。
iPhoneやIPadでも同じように使えますので、楽しんでWebアプ
リを作りましょう。
− 62 −
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンス(セミナーの進め方など)
神 長 唯 前学期 必 修 2.質的調査への招待⑥
3.質的調査への招待⑦
4.質的調査への招待⑧
講義のねらい・到達目標
5.質的調査への招待⑨
【講義のねらい】
引き続き、専門セミナーⅠでは最終的に環境問題がなぜ「問 6.質的調査への招待⑩
題」となるのか、環境社会学的な観点から考え、それを調査等 7.質的調査の技法(インタビュー/ヒアリング)
8.質的調査の技法を学ぶ①
により自ら調べられるようになることをめざす。
そのため、環境問題に限らず、現代社会構造をとらえる上で 9.質的調査の技法を学ぶ②
非常に有効なツールである社会調査(質的調査、社会学)の手 10.質的調査の技法を学ぶ③
11.質的調査の技法を学ぶ④
法についての理解を深めることとする。
12.質的調査の技法を学ぶ⑤
【到達目標】
13.質的調査の技法(フィールドワーク/参与観察)
(1)「生の声」を聞く:質的調査法の意義を知る
(2)多角的なアプローチ:現代社会構造を見る「センス」を 14.質的調査の技法を学ぶ⑥
15.まとめ
養う
(3)セミナーがもつ最大の特徴「少人数制」を活かし積極的 ※セミナーの一環として、各種施設見学に行く場合がある。
に学ぶ 成績評価方法
テキスト・教材
平常点(50%、課題達成度や授業態度など)、最終レポート(50%) 野村進『調べる技術・書く技術』講談社現代新書(2008年)
により総合的に評価する。
※本年度は基礎セミナーで指定した上記テキストを引き続き使
※セミナーなので、積極的な発言・活動や出席を重視するのはも
用する予定。この他、セミナー内にてとりあげる具体的な事
ちろんである。
例はプリント等を適宜配付する。
※セミナー中の許可のない飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
好井裕明『「あたりまえ」を疑う社会学:質的調査のセンス』光
文社新書(2006年)
(1)テキストは指示された回までに該当箇所を読み、事前学習
に努めること。
(2)各種施設見学の際は、下調べ・発表と事後に見学レポート
の提出が基本となる。
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
本セミナーで学ぶ内容は、実際の質的調査を深く理解できるよ
うになるための〈基本編part2〉です。
※したがって全出席が基本です。
※やむを得ず欠席した場合、必ず次回までに休んだ分の配付資
料を手に入れて読んでおくこと。
講 義 計 画
千葉セミナーではパソコン関連の幅広い知識の獲得を目指す
授業を行う。そのために、講義計画に示すようなHTML、スタ
イルシート、JavaScriptプログラミングに関連する授業を行う。
これらは、4年次に行う卒業研究やその発表に役立つ。またグ
ループディスカッションでは、ゼミ生が互いの意見を交換し、
異なる意見をまとめあげる方法を学ぶ。ゼミ生同志が理解し合
う場にもなり、また就職活動にも役立つ。
<到達目標>JavaScriptを埋め込んだインタラクティブなホー
ムページ(Webアプリケーション)を自分で作成できるように
する。
第1講−第3講 HTML、スタイルシートの学習とホームペ
ージの作成・発表
提出物:制作したホームページ
第4講 グループディスカッション(または学外での
ゼミ活動)
第5講−第8講 Javascript、HTML5の学習と発表
提出物:制作したホームページ
第9講 グループディスカッション(または学外での
ゼミ活動)
第10講−第12講 Google Maps APIの学習の学習と発表
提出物:制作したWebアプリケーション
第13講−第15講 動画撮影の基本とEdius(動画編集ソフト)の
グループ学習
提出物:制作した動画
成績評価方法
テキスト・教材
千葉 賢
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
出席状況(20%)、ゼミへの積極的な参加姿勢(20%)、発表内 特になし。資料を講義中に配布する。
容(20%)
、提出物(40%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。常にパソコンや情報技術に関心を持つこと。
3年生は千葉セミナーの中心的存在です。ゼミ生同志で積極的
に会話し、ゼミの協働作業を自分から進んで行ってください。
大学祭への出店、スポーツイベント・野外活動・ゼミ旅行の企
画を担うのは君たちです。
− 63 −
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講∼第15講
前 川 督 雄 前学期 必 修 たとえば以下の項目を、受講生の状況と問題意識に応じて、ま
た相互に関連させながら進めていきます。翌年度に行う卒業研
究・卒業制作の構想も練り始めてもらいます。
講義のねらい・到達目標
実環境そしてサイバースペースで情報環境を制御するための 1 観察・写生・撮影
2 設計・工作
専門的な活性の構築をめざします。
基礎セミナーでの成果をふまえ、対象を見る力、ものをつく 3 作品制作・発表
る力、メッセージを伝える力、メディアを操る技術をより深め、 4 マルチメディアテクノロジー習得
5 調査・レポート
広げていきます。
また情報環境についての問題意識を深め、より本格的な調 6 まつり研修
査・研究を行える活性の構築をめざします。ハイパーソニッ
ク・エフェクトが重要な柱のひとつになるでしょう。
成績評価方法
テキスト・教材
出席、課題への取り組み、課題の提出等によって総合評価しま {http://edata.jp/you/seminar/}
す。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜、指示します。
広く深く探求してください。全出席が基本です。
専門セミナーⅠ
3年次
田中正明
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 基礎セミナーで学んだ生物の調査、観察方
法、理化学的な分析方法を基に、自分で調査対象を選び、調査
研究の計画をたて、実際に調査し、報告書をまとめる練習を行
う。内容によっては、卒業研究へと発展させ、2年間の経年変
化等としてまとめることもある。
到達目標 : 学んだ知識、技術が自分の力として発揮できる
ことを目指す。習熟度を高めることで、自信を持てるまでにす
る。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 専門セミナーにおける環境生態論とは
第2講 理化学分析
第3講 理化学分析
第4講 生物分類
第5講 培養
第6講 培養
第7講 培養
第8講 培養
第9講 調査対象の選定
第10講 調査研究の計画立案
第11講 調査研究の実施
第12講 調査研究の実施
第13講 調査研究の実施
第14講 調査研究のまとめ
第15講 調査研究のまとめ
テキスト・教材
特別の理由がないかぎり100%の出席を求める。成績については、 なし。
受講態度を考慮し、総合的に評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各自の調査、研究テーマによって、例えば昆虫なら昆虫図鑑、 特になし。
プランクトンならプランクトン図鑑を当然必要とする。
− 64 −
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
到達目標:
武 本 行 正 前学期 必 修 環境の基礎知識を得るとともに環境問題についての各個人の関心
を高める。個人個人の対外的プレゼンテーション能力を身につけ
る。
講義のねらい・到達目標
将来の発展展望:
ねらい:
環境問題は大気汚染、水質汚濁、廃棄物問題、さらには地球 環境問題を理解するためには大気や水質などの調査分析手法を知
的規模での環境破壊にいたるまで多種多様の諸問題があります。 ることが最善の方法です。こうした各種調査分析方法・技術につい
こうした環境の現状を理解するうえで基礎となる環境の課題や て実習を中心とした方法により学習します。
環境調査方法(大気・水質・廃棄物など)あるいは改善技術の
各項目:
概要について、各種資料の輪読とディスカッションを中心とし
第1講 環境分析方法の基礎について
た手法により学習します。また各種の環境関連施設の見学を実
第2講 環境関連の書籍輪読
施します。
第3講 身近な環境学習・調査
第4講 各種施設見学
第5講∼第10講 河川湖沼海域など水質の調査分析方法について学
習や環境関連の書籍輪読
第11講 各種施設見学
第12講∼第13講 環境改善技術や方法についての学習
第14講 各種施設見学
第15講 環境関連の書籍輪読
第16講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
テキスト・教材:北畠正義著、高橋正昭、武本行正編著、環境
セミナーは諸君らに取り、実学を学ぶきわめて大切な授業である。 衛生学、三恵社。
休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
自作プリントを配布します。
ノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
一言:
公害防止管理者「公害総論」「水質」「大気」短期合格テキス 水処理場や研究施設などの施設見学を行いますが、事前、事後
ト&問題集(武本他著:JMAM)など、
の予習、復習をしておきましょう。
特に「大気」短期合格テキスト&問題集(武本・鈴木・高橋著)も。
自作の「環境測定実習・水質分析テキスト」
(四日市大学実験室用)
。
専門セミナーⅠ
3年次
牧田直子
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
専門セミナー I では、基礎セミナーで習得した実験技術や知
識などを基盤とし、いくつかの調査対象について調査実習を行
い、レポートとして報告する練習をする。実践を繰り返すこと
により、実験計画の立て方や記録の取り方を身につけることが
目標である。その間に、各自で卒業研究に向けての調査対象を
決める。卒業研究のサンプル収集や研究計画、データの蓄積を
開始できればなお良い。
また、個人で行う調査以外に、他の実験系のゼミと合同で野
外調査に出ることで、分担協力して研究するということを体験
する。
講 義 計 画
第1講 ガイダンスと実習準備・計画
第2講 調査実習A1
第3講 調査実習A2
第4講 調査実習A3
第5講 調査Aの結果の報告
第6講 合同調査1
第7講 合同調査2
第8講 合同調査3
第9講 合同調査4
第10講 合同調査の結果報告
第11講 調査実習B1
第12講 調査実習B2
第13講 調査実習B3
第14講 調査Bの結果の報告
第15講 今後の研究計画
到達目標:自信を持って実験計画が立てられる。
卒業研究に向け、しっかり下調べをして具体的に計画を立て
よう。
成績評価方法
テキスト・教材
実習状況:50%、実験ノート・レポート:50%
特にない。適宜、プリントを配布する。
考慮すべき理由もなく4回以上(4回を含む)欠席した場合、
実験ノート・レポートと課題は採点の対象としない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
それぞれの調査に必要な資料や情報を調べ、用意しておく。
レポートは実験と平行して、書ける部分から書き進めておく。
結果の報告日に間に合うよう、計画的に執筆すること。
特別な理由がない限り、100%出席すること。
必ず実験ノートを用意して下さい。
どんなデータが必要か、期間内に実験を終えるにはどう計画
したら良いか、考えながら実験しましょう。
− 65 −
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
本 部 賢 一 前学期 必 修 第02講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(1)
第03講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(2)
第04講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(3)
講義のねらい・到達目標
第05講 交通需要予測手法(1)
【講義のねらい】
本講義では、公共施設計画とりわけ交通計画について、「計画 第06講 交通需要予測手法(2)
立案」→「評価」→「実施」といった一貫した事業(プロジェ 第07講 交通需要予測手法(3)
クト)の手順を体系的に学ぶとともに、最終的にはコンピュー 第08講 交通需要予測手法(4)
第09講 交通需要予測手法(5)
タを用いた「個別例題」及び「総合演習」を行います。
本講義の内容は、大きく以下の3つで構成されています。② 第10講 プロジェクト評価(1)
③については、キーワードを中心として例題を通じて解説を行 第11講 プロジェクト評価(2)
第12講 プロジェクト評価(3)
います。
第13講 プロジェクト評価(4)
①公共交通施設計画の基礎について
第14講 プロジェクト評価(5)
②交通需要予測手法(四段階推定法)について
③交通プロジェクト評価手法(財務分析、費用便益分析)に 第15講 プロジェクト評価(6)
ついて
【到達目標】
プランナーや実務者として社会に通用するような基礎力を習
得することを目的としています。
成績評価方法
テキスト・教材
原則、次のような配分により総合的に評価します。
50% 出席(毎回出席を取ります。
)
50% 演習レポート(適宜実施)
適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習・復習内容については適宜指示する。
◎基礎セミナーの続きを行います。
◎2年次は講義により「基礎知識の習得」、3年次はコンピュー
タを用いた「総合演習」を行います。
【参考文献】
「都市交通プロジェクトの評価−例題と演習−」(森杉壽芳・
宮城俊彦編著)(コロナ社)
専門セミナーⅠ
3年次
2単位
講 義 計 画
基礎セミナーに引き続き、文章表現等の自己表現力を高めるこ
木 村 眞 知 子 前学期 必 修 とを継続。
自分たちでテーマを探し、それをドキュメンタリー作品として
企画立案し制作する。
講義のねらい・到達目標
基礎セミナーで獲得した自己表現力を生かし、映像などのメ 制作にあたっては、個人で作る場合は仲間のサポートを得て、
また自分以外の作品ではスタッフとして参加し、メンバー全員
ディアを使って表現する能力をさらに発展させる。
個人、あるいはグループでドキュメンタリー作品を制作する。 で協力して制作する。
撮影、コンピュータによる編集など、映像加工の技術の基礎 撮影などの実習では、カメラ操作、照明、録音など、映像制作
を習得しつつ、実践を通して企画・取材・構成・演出などを学 の基礎をさらに身につけ、編集ではノンリニア編集の技術だけ
でなく編集することの意味を理解し完成させる。
ぶ。
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
ゼミへの参加姿勢および課題への取組み:50%
課題発表、その他ゼミへの参加度:25%
作品の企画・制作、取り組み姿勢など総合的に評価。
必要に応じ指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
ドキュメンタリー作品に挑戦してもらいます。
また、個々のクリエイティブな意欲を応援します。
− 66 −
専門セミナーⅡ/専門セミナー
3年次
井岡幹博
後学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第4講 使用する衛星画像処理ソフトウエアERDAS
IMAGINEの概略
第5講∼第9講 対象の衛星画像の幾何学補正
第10講∼第15講 土地被覆の自動分類図作成
講義のねらい・到達目標
地理情報システムと衛星画像データ処理ソフトウエアを用い
て,三重県の土地被覆状況の把握とその経年変化を調べます.
また,地形図,人口データ,建物のデータなどを用いて,地域
の今の姿を分析します.
成績評価方法
テキスト・教材
出席30% 提出物70%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の中で適宜指示
各自が興味を持って学習内容に接することが必要です。「なぜそ
うなるのか?」ということを、いつも頭において取り組んでく
ださい.
専門セミナーⅡ
3年次
関根辰夫
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
スタジオ、ステージと音響機器を活用して前年次より更に高
度なスタジオワークの実際を訓練し会得する。パッケージとし
ての最終商品(例えばCD、DVD等)の完成までのプロセスを
学びその制作過程を体験する。常に進歩するデジタル音響処理
技術の情報を得ると共にそれらを評価する力をつける。行事の
PA運用を実践して全体の流れを把握する。
到達目標
・各自ミキシングができるように、スタジオ機器の操作を習
得する
・下級生に指導できるようなコミュニケーション能力を得る
講 義 計 画
第1講 調整卓概要
第2講 ミックスダウンデモ
第3講 ミックスの日程調整
(各自スケジュールをとってミックスを行う)
第4講 レコーディング実習
第5講 レコーディング実習
第6講 レコーディング実習
第7講 レコーディング実習
第8講 レコーディング実習
第9講 ミックス作品評価
第10講 卒論テーマ検討
第11講 卒論テーマ検討
第12講 卒論テーマ検討
第13講 卒論テーマ検討
第14講 卒論テーマ検討
第15講 卒論テーマ発表
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
小テスト(20%)
受講態度(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」
(社)日本音楽スタジオ協会
「音響映像設備マニュアル」
(株)リットーミュージック
スタジオ、ステージと音響機器を活用しより高度なスタジオワ
ークの実際を訓練し会得する。パッケージとしての最終商品の
完成までのプロセスを学びその制作過程を体験する。また、自
分のミックス作品を作る。
− 67 −
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
講 義 計 画
共同制作課題は年度によって異なりますが、今年度は紙媒体
黒 島 哲 夫 後学期 必 修 (新聞、雑誌など)に挑戦したいと考えています。先輩たちが残
してきた出版セミナーのブランド媒体IMARGINを制作します。
そのための準備と実制作を中心にセミナーを組織します。また、
講義のねらい・到達目標
基礎セミナーを十分にクリアしていることを前提に、専門セ 後期は個別課題への準備やプランニングを行います。
ミナーではゼミを本格的な編集室として機能させ、雑誌やイン
ターネットのサイト運営、あるいは企業のアニュアルレポート
いった、かなりの情報量をもつ媒体を、共同して制作します。
そして、このような共同制作のプロセスから、記事制作の基礎
やデジタルコラボレーションの手順、ディレクターとの協議を
へて内容の完成度を高めていくプロセスを体験します。また、
前期より個々のメンバーの知的興味を十分に考慮しながら、次
年度の卒業制作へむけた下準備に入っていきます。(1週間に1
回のゼミは、編集会議のようなものだと認識してください。ゼ
ミ活動にかなりの時間をさかなくてはならないことを覚悟して
ください。)
成績評価方法
テキスト・教材
39% 出席配点
61% 課題達成に対する配点
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
これまでの卒業制作の数々。社会に出回っている印刷物、秀逸 専門セミナーでは、共同制作への参加が課題となり、また卒業
なインターネットサイトや映像作品など、制作上の参考になる 制作への足がかりとなる下地を創り、個別制作へ進む指針を得
もの全てがテキスト(教科書)となります。
ることが、大きな目標になります。また、基礎セミナーのメン
バーとのコラボを重視していきます!
専門セミナーⅡ/専門セミナー
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンスと履修指導
城 之 内 忠 正 後学期 必 修 第2講 MOS資格Accessの勉強方法
第3講 MOS資格Access(テーブル作成)
第4講 MOS資格Access(クエリ作成)
講義のねらい・到達目標
第5講 MOS資格Access(フォーム作成)
仕事でよく使うデータベースソフトAccessを学びます。
第6講 MOS資格Access(レポート作成)
講義のねらい:職場のIT化にかかせないデータベースを理解し、 第7講 MOS資格Access模擬試験
第8講 図書貸出管理データベースの作成
就職活動の助けとする
第9講 Excel上で貸し出し管理を実現する
第10講 Excel上で正規化を行う
到達目標:データベースが使えるようになること
第11講 Accessに移行・リレーションの作成
第12講 クエリとフォームの作成
第13講 フォームにロジックを組み込む
第14講 フォームにロジックを組み込む
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
提出物(80%)と出席回数(20%)によって成績を評価します。 なし。
なお2/3以上の出席のないものは、特別な理由の無い限り不可と
します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考図書
職場にはデータベースが必ずあります。そしてデータベースを
富士通エフ・オー・エム株式会社 (著)「Microsoft Office 利用できる人は貴重な人材です。
Specialist Microsoft Access 2010 対策テキスト&問題集」富士
通オフィス機器 (2012/01) 2625円
− 68 −
専門セミナーⅡ
3年次
神長 唯
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
専門セミナーⅡでは、これまでのセミナーで学んできた質的
調査の手法等を用い、自ら調べてその結果を発表することをめ
ざす。卒研を視野に、実際のインタビューやヒアリングを経験
してもらう予定である。
【到達目標】
(1)「生の声」を聞く:質的調査法の意義を知る
(2)多角的なアプローチ:現代社会構造を見る「センス」
を養う
(3)セミナーがもつ最大の特徴「少人数制」を活かし積極
的に学ぶ
成績評価方法
講 義 計 画
1.ガイダンス(セミナーの進め方など)
2.質的調査の技法⑥
3.質的調査の技法⑦
4.調査テーマの選定
5.調査テーマの絞り込み
6.基礎データ集め・調査準備(前編)
7.基礎データ集め・調査準備(後編)
8.中間発表
9.調査項目の設定
10.調査項目の絞り込み
11.中間発表
12.質的調査の技法⑧
13.質的調査の技法⑨
14.質的調査の技法⑩
15.最終発表
※セミナーの一環として、各種施設見学・調査に行く場合がある
※現時点ではこのような流れを想定しているが、ゼミ生の理解
度や関心等に沿って順序を入れ替えたり、内容を一部変更す
ることがありうる。
テキスト・教材
平常点(50%、課題達成度や授業態度など)、最終レポート(50%) テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
により総合的に評価する。
※セミナーなので、積極的な発言・活動や出席を重視するのはも
ちろんである。
※セミナー中の許可のない飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
(1)テキストは指示された回までに該当箇所を読み、事前学習
に努めること。
(2)各種施設見学の際は、下調べ・発表と事後に見学レポート
の提出が基本となる。
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
本セミナーで学ぶ内容は、実際の質的調査を深く理解できるよ
うになるための〈応用編〉です。
※したがって全出席が基本です。
※やむを得ず欠席した場合、必ず次回までに休んだ分の配付資
料を手に入れて読んでおくこと。
講 義 計 画
千葉セミナーではパソコン関連の幅広い知識の獲得を目指す
授業を行う。そのために、講義計画に示すようなデータ統計処
理、発表技術、報告書作成技術に関連する授業を行う。これら
は、4年次に行う卒業研究やその発表に役立つ。またグループ
ディスカッションでは、ゼミ生が互いの意見を交換し、異なる
意見をまとめあげる方法を学ぶ。ゼミ生同志が理解し合う場に
もなり、また就職活動にも役立つ。
<到達目標>データ統計処理の基礎を学び、EXCELの応用技術
を身に付ける。報告書(論文)の書き方の基本を知る。
第1講−第4講 EXCELによるデータ統計解析(回帰分析)
提出物:報告書を数回提出する
第5講 グループディスカッション(大学祭模擬店の
相談)
第6講−第8講 ネット検索によるデータ収集、データ分析と
報告書作成実習
提出物:報告書を数回提出する
第9講−第10講 APPINVENTOR(スマホアプリ制作ソフト)
のグループ学習
第11講−第12講 卒業研究の検討と内容仮決定
第14講 グループディスカッション(卒業研究内容の
発表)
第15講 卒業研究発表会を見学
成績評価方法
テキスト・教材
千葉 賢
後学期
必 修
講義のねらい・到達目標
出席状況(20%)、ゼミへの積極的な参加姿勢(20%)、発表内 特になし。資料を講義中に配布する。
容(20%)
、提出物(40%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。常にパソコンや情報技術に関心を持つこと。
3年生は千葉セミナーの中心的存在です。ゼミ生同志で積極的
に会話し、ゼミの協働作業を自分から進んで行ってください。
大学祭への出店、スポーツイベント・野外活動・ゼミ旅行の企
画を担うのは君たちです。
− 69 −
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講∼第15講
前 川 督 雄 前学期 必 修 たとえば以下の項目を、受講生の状況と問題意識に応じて、ま
た相互に関連させながら進めていきます。翌年度に行う卒業研
究・卒業制作の構想も練り始めてもらいます。
講義のねらい・到達目標
実環境そしてサイバースペースで情報環境を制御するための 1 観察・写生・撮影
2 設計・工作
専門的な活性の構築をめざします。
基礎セミナーでの成果をふまえ、対象を見る力、ものをつく 3 作品制作・発表
る力、メッセージを伝える力、メディアを操る技術をより深め、 4 マルチメディアテクノロジー習得
5 調査・レポート
広げていきます。
また情報環境についての問題意識を深め、より本格的な調 6 イベント制作(卒業展)
査・研究を行える活性の構築をめざします。ハイパーソニッ
ク・エフェクトが重要な柱のひとつになるでしょう。
成績評価方法
テキスト・教材
出席、課題への取り組み、課題の提出等によって総合評価しま {http://edata.jp/you/seminar/}
す。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜、指示します。
広く深く探求してください。全出席が基本です。
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 調査研究のテーマの確認
田 中 正 明 後学期 必 修 第2講 調査研究の実施
第3講 調査研究の実施
第4講 調査研究の実施
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 各自が選択したテーマに基づいて、さらに 第5講 調査研究の実施
調査、研究を進める。継続した長期的な調査研究や、新たな調査 第6講 調査研究の実施
内容を展開することで、技術の習熟、或いは自信が深められる。 第7講 調査研究の実施
到達目標 : 生物、理化学的な分析技術、調査技術が完全に 第8講 調査研究の実施
第9講 調査研究の実施
身につき、習熟することで自信を深める。
第10講 調査研究の実施
第11講 調査研究の実施
第12講 調査研究結果のまとめ
第13講 調査研究結果のまとめ
第14講 調査研究結果のまとめ
第15講 調査研究結果のまとめ
成績評価方法
テキスト・教材
特別の理由がないかぎり100%の出席を求める。成績については、 なし。
受講態度を考慮し、総合的に評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各自の調査、研究テーマによって、例えば昆虫なら昆虫図鑑、 特になし。
プランクトンならプランクトン図鑑を当然必要とする。
− 70 −
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
講 義 計 画
各項目:
武 本 行 正 後学期 必 修 第1講 環境分析方法の応用について
第2講 環境関連の書籍輪読
第3講 身近な環境学習・調査
講義のねらい・到達目標
第4講 各種施設見学
ねらい:
環境問題は大気汚染、水質汚濁、廃棄物問題、さらには地球的規 第5講∼第10講 河川湖沼海域など水質の調査分析方法について
調査や関連する環境関連の書籍輪読
模での環境破壊にいたるまで多種多様の諸問題があります。こうした
環境の現状を理解するうえで基礎となる環境の課題や環境調査方法 第11講 各種施設見学
(大気・水質・廃棄物など)あるいは改善技術の概要について、各種 第12講∼第13講 環境改善技術や方法についての調査
資料の輪読とディスカッションを中心とした手法により学習します。ま 第14講 各種施設見学
た各種の環境関連施設の見学を実施します。
第15講 環境関連の書籍輪読
さらに、Ⅱでは卒研に繋がるように、各自の調査や分析について詰 第16講 まとめ
めます。
特にⅡでは、卒業研究に向けての、各人のデータ収集、資料収
到達目標:
集、実験・分析を行う。また、各春、夏、冬休み期間でのそれ
環境の基礎知識を得るとともに環境問題についての各個人の関心 ぞれの課題を相談する。
を高める。個人個人の対外的プレゼンテーション能力を身につける。
将来の発展展望:
環境問題を理解するためには大気や水質などの調査分析手法を知
ることが最善の方法です。こうした各種調査分析方法・技術について
実習を中心とした方法により学習します。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
テキスト・教材:北畠正義著、高橋正昭、武本行正編著、環境
セミナーは諸君らに取り、実学を学ぶきわめて大切な授業である。 衛生学、三恵社。公害防止管理者「水質」「大気」短期合格テキ
休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
スト&問題集(武本他著:日本能率協会マネジメントセンター)
また、自作プリントも配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
各種施設見学を行いますが、事前、事後の予習、復習をしておき
公害防止管理者「公害総論」「水質」「大気」短期合格テキス ましょう。
ト&問題集(武本他著:日本能率協会マネジメントセンター)
など、自作の「環境測定実習・水質分析テキスト」(四日市大学
実験室用)
専門セミナーⅡ
3年次
牧田直子
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
専門セミナー II では、卒業研究のための調査を本格的に開始
する。自分で決めた調査対象について十分な余裕を持って調査
を進める。これまでに学んだ知識や身につけた実験技術をもと
に、各自で創意工夫し、卒業研究の中核となるデータをとる。
研究の最も楽しい時期であり、自分の考えで実験を進めること
で、考える力を伸ばし、自信へとつなげたい。
到達目標:自信を持って調査研究を進められる。
多少の失敗やうまく行かないことがあっても大丈夫。自由な
発想で色々試し、自分の実力にしていこう。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 研究計画の確認、調査準備
第2講 調査研究
第3講 調査研究
第4講 調査研究
第5講 調査研究
第6講 調査研究
第7講 中間報告会準備
第8講 中間報告会、軌道修正
第9講 調査研究
第10講 調査研究
第11講 調査研究
第12講 調査研究
第13講 調査研究
第14講 調査の報告会準備
第15講 調査の報告会
テキスト・教材
実習状況:40%、レポート・発表:60%
特にない。適宜、プリントを配布する。
考慮すべき理由もなく4回以上(4回を含む)欠席した場合、
レポート・発表は採点の対象としない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
それぞれの調査に必要な資料や情報を調べ、用意しておく。
実験を進めながら、データの整理をしておく。
報告日に間に合うよう、調査内容をまとめておく。
特別な理由がない限り、100%出席すること。
積極的に取り組み、自分の考えで調査を進め、実現させてい
くことで得られる達成感、探求する楽しみを実感できるよう、
教員側は技術面の支援、研究指導をするつもりです。のびのび
と活動しましょう。
− 71 −
専門セミナーⅡ
3年次
本部賢一
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
本講義では、「基礎セミナー」及び「専門セミナーⅠ」におい
て学んだ「公共交通計画とプロジェクト評価」の講義内容を基
に作られた「総合演習問題」を、コンピューターを用いて皆さ
んに実際に解いてもらいます。また、最終的にレポートを各自
提出してもらうだけでなく、発表会を行い、グループ単位で発
表をしてもらいます。
【到達目標】
これらを通じて、講義内容の理解をより深めるだけでなく、
コンピューターの使い方、発表の仕方などについての実力を養
ってもらいます
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
第02講 プロジェクト評価(1) ①財務分析
第03講 プロジェクト評価(2) ①財務分析
第04講 プロジェクト評価(3) ①財務分析
第05講 プロジェクト評価(4) ②経済分析
第06講 プロジェクト評価(5) ②経済分析
第07講 プロジェクト評価(6) ②経済分析
第08講 プロジェクト評価(7) ③総合判断
第09講 プロジェクト評価(8) ③総合判断
第10講 プロジェクト評価(9) ③総合判断
第11講 発表会準備&+レポート作成(1)
第12講 発表会準備&+レポート作成(2)
第13講 発表会準備&+レポート作成(3)
第14講 発表会+レポート提出
第15講 卒論テーマの検討
成績評価方法
テキスト・教材
原則、次のような配分により総合的に評価します。
25% 出席(毎回出席を取ります。
)
25% 発表会の出来
50% 提出レポートの出来
適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習・復習内容については適宜指示する。
毎回、コンピューターを用いた演習を行うので、遅刻・欠席は
厳禁です。
【参考文献】
◎「都市交通プロジェクトの評価−例題と演習−」
(森杉壽芳・宮城俊
彦編著)
(コロナ社)
◎ Excel、Word、PowerPoint 関連の市販マニュアル(各自必要に応じ
て用意するとよい)
専門セミナーⅡ
3年次
2単位
講 義 計 画
前期に引き続き、文章表現等の自己表現力を高めることを継続。
木 村 眞 知 子 後学期 必 修 自分でテーマを探し、それを作品として企画立案し制作するも
のとする。
これまでと同様に、実習では、カメラ操作、照明、録音など、
講義のねらい・到達目標
これまでのセミナーで獲得した自己表現力をさらに生かし、 映像制作の基礎をさらに身につけ、編集ではノンリニア編集の
技術だけでなく編集することの意味を理解し、自らの作品を完
様々な作品制作をすすめる。
また、大学祭などでのライブコンサートの収録では、スイッ 成させる。
チャー操作やライブならではのカメラワークなどの技術も習得
する。
前期同様、撮影、コンピュータによる編集など、映像加工の
技術の基礎をさらに身につけ、後輩の指導ができるようにする。
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
ゼミへの参加姿勢および課題への取組み:50%
課題発表、その他ゼミへの参加度:25%
作品の企画・制作、取り組み姿勢など総合的に評価。
必要に応じ指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
誰のものでもない自分の作品を作りあげる喜び、達成感を味わ
ってください。
個々のクリエイティブな意欲を応援します。
− 72 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
Weeks
エ リ ッ ク ブ レ イ 前学期 必 修 Weeks
Weeks
Weeks
講義のねらい・到達目標
In this seminar class students will choose a topic for their Weeks
graduation thesis or graduation project. Students will begin by Weeks
reviewing what we have studied in the previous two years
and consider what area they want to do further study in. One
a topic has been chosen, background research will begin. In
addition, presentation skills for both speaking and Powerpoint
creation will be worked with further.
1−3
4−6
7−9
10−12
13−14
15−16
Review and Consolidation
Topic Development
Topic Selection
Background Research
Presentation Skills
Writing the Introduction
成績評価方法
テキスト・教材
Students will be evaluated on their participation and effort in
this class, as well as the quality of their written work.
Materials Provided by Instructor
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Please bring an English-Japanese dictionary to every class.
Let’s learn about culture and language while writing the
thesis!
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 研究テーマを確認する
井 岡 幹 博 前学期 必 修 第2講 研究計画を立てる
第3∼7講 調査する.課題達成のための前提条件となる知識を
得る.
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:自分で課題を設定し,その課題に向かって何を 第8講 中間発表のため,準備をする
すべきか考え,実行する.実行した結果を検証して,課題が達 第9講 中間発表会(セミナー内)
成できたかどうか評価する.検証の結果,達成できなかった点 第10∼14講 調査する.課題達成のための前提条件となる知識を
得る.
は,どのようにすればよいか考える.
第15講 専攻内中間発表会
到達目標:卒業制作もしくは卒業論文を提出すること.
第16講 研究テーマを再確認する
第17∼26講 個人で研究を進める.この間は,個別対応で進める.
第27∼28講 研究制作,研究論文をまとめて提出する.
第29講 卒業研究発表会の準備
第30講 卒業研究発表会
成績評価方法
テキスト・教材
卒業制作作品または卒業研究論文の内容を評価する
研究テーマによって異なるので適宜指示
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
自分で何を研究するのかを決定し,そのテーマに向かって何を
すべきかを自分で考える.できたものを検証する.このサイク
ルが重要です.教員は,その都度助言します.
− 73 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 卒論の制作事例説明
関 根 辰 夫 前学期 必 修 第2講 ディスカッションにより卒論課題立案
第3講 ディスカッションにより卒論課題立案
第4講 ディスカッションにより卒論課題立案
講義のねらい・到達目標
第5講 ディスカッションにより卒論課題立案
講義のねらい
基礎及び専門セミナーで習得した知識、技術、技能を基に、受講 第6講 卒論計画発表
生一人一人が自らの制作または研究の課題を設定し、年間を通して 第7講 卒論計画発表
課題達成に向けて取り組む。音にかかわる課題を策定しその問題解 第8講 卒論計画発表
決や実現に必要な知識、技術、意欲、工程管理能力などを身に付け 第9講 卒論計画発表
るねらいとする。
第10講 卒論進行状況報告相談
又自らの課題の達成に専念するのみではなく、他のメンバーとの 第11講 卒論進行状況報告相談
交流を図りそのテーマの理解に努力し必要な場合はお互いに協力し 第12講 卒論進行状況報告相談
あう事により他の側面からの意見や助言を得てテーマに対する理解 第13講 卒論進行状況報告相談
の幅を広げる。
第14講 卒論進行状況報告相談
更に2、3年生のセミナーメンバーの知識、技術、札儀作法等の良 第15講 卒論進行状況報告相談
き見本となり且つ彼らに対して適切な指導、教育を行う事は当セミ
ナー修了の必須条件とする。
到達目標
・自身の研究の成果の集大成である卒業論文(卒業制作)を立案、
制作する
・下級生に対する模範となるコミュニケーション能力の確立
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
受講態度(20%)
卒論、卒業制作評価(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」
(社)日本音楽スタジオ協会
「音響映像設備マニュアル」(株)リットーミュージック
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
高橋正昭
4年次
前学期
卒論は論文調査からスタジオを使用しての録音や編集まで非常
に幅の広い作業になります。各自進行状況を常に担当教員に報
告、相談して指導を受けるように心がけると共に、スタジオの
効率的使用を考えてください。計画通り進めるよう自己管理を
学んで下さい。
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第8講 研究方法等の検討
第9講∼第12講 研究の実施
第13講∼第15講 中間発表用PPT作成
第16講 中間発表練習
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
基礎セミナーや専門セミナーで習得した知識・技能をもとに
して研究の手法を学習します。研究方法としては、①文献やイ
ンターネットなどからの情報収集により得られた大気・水質等
の既存情報をまとめるやりかた、②大学周辺の河川、地下水、
大気あるいは伊勢湾、英虞湾の環境調査を行い、その結果をま
とめるものなど、本人の希望にそったものとします。
到達目標
卒業論文の作成を通して論文の思考力、レポートの文書作成
能力を身につける。パワーポイント作成による研究発表能力を
強化する。卒業後を意識して、社会性を鍛える。
成績評価方法
テキスト・教材
出席(50%)と論文の提出(50%)で評価します。
各自の研究テーマにより必要なものを選択し、その都度、指示
する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研究の過程において必要な事項を指示する。
最後になって慌てることが無いよう、研究を早急に開始するこ
と。
− 74 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
卒業制作のプランニング、教員とのダメだし、プランのプレゼ
黒 島 哲 夫 前学期 必 修 ン、実際の制作、制作過程でのダメだし、そして最終作品とし
ての完成度の点検など、一連の作業を進めていく訳ですが、プ
ランニング次第で卒業制作のスケジュールが決定します。その
講義のねらい・到達目標
基礎、専門セミナーで学習した見識と編集技術をもちいて卒 意味で、各段階を出来るだけ早めに進む必要があります。セミ
業制作を行います。それぞれターゲットとなるメディアを想定 ナーの進行状態は、正に本人次第と考えてください。
し、独自のテーマを展開してください。毎週のセミナーは、作
品を作り上げていく上での検討会、編集会議のような形態で進
めていきます。余裕のあるメンバーはセミナーで発行するメデ
ィア(IMARGIN)の共同制作にも参加出来るでしょう。セミナ
ーのときだけではなく、日常的に教員と制作状況の検討を行う
必要があります。教員との直接的なコミュニケーションが最も
必要となるセミナーであることを認識してください。
成績評価方法
テキスト・教材
100% 卒業制作の完成に対して評価します。
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
これまでの卒業制作の数々。社会に出回っている印刷物、秀逸 電子出版セミナーの卒業制作は多岐にわたります。絵本企画か
なインターネットサイトや映像作品など、制作上の参考になる らWEB企画、あるいはメールマガジンやブログでのコミュニケ
もの全てがテキスト(教科書)となります。
ーション活動、あるいはデジタル・アニメや映像作品まで、電
子的に取り組める課題であれば、何に挑戦してかまいません。
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
最後に中間発表会があります。
城 之 内 忠 正 前学期 必 修 第1講 ガイダンス・履修指導
第2講 関心のあるテーマを探す
第3講 関心のあるテーマをまとめる
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:卒業制作や卒業研究を通して、自分なりの仕事 第4講 テーマを数個に絞る
第5講 絞ったテーマの内容を調べる
の進め方を身に付けます。
第6講 候補のテーマの評価をする
第7講 テーマを評価する
到達目標:仕事や勉強の自分なりのスタイルを確立する。
第8講 テーマについての発表会用の資料を作る
第9講 ゼミ内の中間報告会
第10講 テーマを絞る(研究か作品制作か選択する)
第11講 目的を明確にする
第12講 具体的な作業を列挙して計画を立てる
第13講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
第14講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
第15講 情報専攻の中間発表会
成績評価方法
テキスト・教材
中間発表会での発表(40%)と提出されたレジメ(40%)、およ なし。
び出席回数(20%)によって成績を評価します。なお2/3以上の
出席のないものは、特別な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業時間だけで論文を書いたり、作品を作ることは不可能なの 卒研は何をやってもいいですが、目標の設定とフィードバック
で自主的に進めてください。
という仕事の進め方を自分用にアレンジして、しっかり身に付
けてください。
− 75 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
新田義孝
4年次
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
1)
2)
3)
講義のねらい・到達目標
英語で書かれた論文や専門書を読み、エクセルを駆使してデ
ータ解析を行い、それを英語でパワーポイントにまとめ、英語
で発表できるように指導します。
一連の流れ:
①卒業研究の目的を定める。②必要な情報を英語の学術論文や
専門誌を含めて収集し、ゼミで発表する。③目的に沿って、デ
ータをエクセルで解析する。④パワーポイントを英文で作成す
る。⑤英語で成果発表を行う。
セミナーIでの作業
①卒業研究の目的を定める。②必要な情報を英語の学術論文や
専門誌を含めて収集し、ゼミで発表する。。③目的に沿って、デ
ータをエクセルで解析する。
卒業研究テーマの見直しと、目標の設定
卒業研究作成作業の手順作り
必要な学術論文、学術誌の選定
必要に応じて、情報センターに注文する
4)∼15)学術論文・学術誌からの研究紹介(日本語で)
成績評価方法
テキスト・教材
出席率(50%)と発表回数(50%)
その都度、各自必要文献とその在り処を調査する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒業研究は‘準備学習’そのものである。ゼミの時間は‘発表 当ゼミ始まって以来の、本物の‘研究’をさせたい。
の場’である。
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
千葉 賢
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
卒業研究の経験は、実社会でも役に立ちます。人生初めての
大きな作業のスケジュール管理、自己管理、妥協を排した作品
の追求、繰り返しの文書校正などの経験と苦労は、卒業後の人
生で必ず開花します。そのような観点で温かく厳しく指導しま
す。卒業研究計画書の提出、各種発表会への出席と発表、卒業
研究の提出は必須とします。
<到達目標>卒業研究という大きなプロジェクトの計画・設
計・管理を行う方法の習得。卒業研究作品の完成。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 卒業研究計画書の作成・提出
第2講 卒業研究計画のゼミ内発表
第3講 文献調査の指導
第4講 グループディスカッション(または学外でのゼ
ミ活動)
第5講−第8講 文献調査・卒業研究の指導(適宜発表させる)
第9講 グループディスカッション(または学外でのゼ
ミ活動)
第10講−第14講 文献調査・卒業研究の指導(適宜発表させる)
第15講 卒業研究中間発表会(合同ゼミ)
テキスト・教材
出席状況(20%)、卒業研究への取組み態度(20%)、発表会・ 特になし。資料を講義中に配布する。
報告会の発表内容(20%)
、提出物(40%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。常にパソコンや情報技術に関心を持つこと。
4年生になると就職で頭が一杯になりますが、卒業研究も進め
なければなりません。今年も年度当初から温かく厳しく指導し
ます。コピペ社会になりましたが、卒業研究では汗をかいて、
手作りの誇れる作品を残しましょう。
− 76 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
前川督雄
4年次
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第30講
ひとりひとりと相談しながら進めます。
12月末に卒業制作作品・卒業業研究論文の提出が求められます。
1月に卒業展での展示・発表を行います。
講義のねらい・到達目標
基礎セミナー、専門セミナーでの経験、培った技術・知識を
背景にして、卒業制作あるいは卒業研究を行います。
成績評価方法
テキスト・教材
卒業制作・卒業研究への取り組み姿勢および進捗状況を総合的 {http://edata.jp/you/seminar/}
に評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜、指示します。
大学生活の総決算です。頑張ってください。
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
大倉克己
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
「卒業研究セミナーⅡ」と共通
基礎セミナー、専門セミナーで学んだことや体験したことを
基礎として、卒業研究テーマを各受講者が、教官と相談して決
めます。このセミナーは「農業」を主として学習するものです
が、卒業研究テーマは、必ずしも実験・試験を必要とするもの
である必要はなく、文献調査だけを必要とするものでも卒業研
究テーマになります。ただし、実験と試験を必要する研究テー
マは、本学の設備でできる範囲にかぎられます。このセミナー
では、研究をどのように進めて、どのように論文に仕立て上げ
るを学びます。
成績評価方法
講 義 計 画
卒業研究ですから、通常の講義や実験はありません。研究テー
マを教官と相談して決めます。テーマによっては植物を育てる
ガラス室やフィールドで実験もします。調査を主としたテーマ
の場合は、現場を訪れ調査します。普通の講義はありませんが、
各受講者が進めている研究の進行状況の発表を定期的に行いま
す。
テキスト・教材
教官と受講者同士で決めた卒業研究テーマを論文にして提出す テキストはありません。卒業研究を進めるなかで、各自が選ん
れば合格です。成績評価は、卒業研究に取り組む態度と卒業論 で読みます。
文の内容によって評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒業研究を進めるなかで、各自が選んで決めます。
テキストはありません。卒業研究を進めるなかで、各自が選ん
で読みます。
− 77 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい : 卒業研究セミナーIでは、専門セミナーまで
に習得した生物についての分類、生態等の観察方法、培養技術、
或いは理化学的な分析技術を最大限に活用して、選択した卒業
研究のデータを作成する。
到達目標 : 周年的、或いは季節的な変遷を調査する場合を
除いて、卒業論文をまとめる場合のデータを完成させる。調査
を継続する必要性がある場合は、前期分のデータを完成させる。
第1講 卒業研究のテーマの決定
第2講 卒業研究のテーマの決定
第3講 卒業研究の研究計画作成
第4講 卒業研究の研究計画作成
第5講 調査、実験等をテーマにそって進める
第6講 調査、実験等をテーマにそって進める
第7講 調査、実験等をテーマにそって進める
第8講 調査、実験等をテーマにそって進める
第9講 調査、実験等をテーマにそって進める
第10講 調査、実験等をテーマにそって進める
第11講 調査、実験等をテーマにそって進める
第12講 調査、実験等をテーマにそって進める
第13講 調査、実験等をテーマにそって進める
第14講 調査、実験等をテーマにそって進める
第15講 調査、実験等の進捗状況の確認
成績評価方法
テキスト・教材
田中正明
前学期
必 修
講義のねらい・到達目標
特別の理由がないかぎり100%の出席を求める。受講態度を考慮 卒業研究のテーマによって、例えば昆虫ならば昆虫図鑑、魚類
し、総合的に評価する。
ならば魚類図鑑等は、当然必要となる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
特になし。
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
本部賢一
4年次
前学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
まず、都市部及び地方部における各種の交通問題に対する現
状を調査するとともにその課題を把握する。次に、その解決策
を設定し、各種の分析・シミュレーションなどを通じて、その
有効性の検討を行う。これらを「卒業論文」としてとりまとめ、
「卒業論文中間発表会」で発表を行う。各学生のテーマは、教員
と協議のうえ決定する。テーマは各自が独自に設定するものと、
教官が設定するものの2つに分かれる。
【到達目標】
研究課題を明らかにし、調査・分析を進める。そして、中間
発表を行う。
講 義 計 画
第01講 ガイダンス(卒論の書き方)
第02講 基礎調査、テーマの絞込み(1)
第03講 基礎調査、テーマの絞込み(2)
第04講 基礎調査、テーマの絞込み(3)
第05講 調査・分析方法の検討(1)
第06講 調査・分析方法の検討(2)
第07講 調査・分析方法の検討(3)
第08講 調査・分析の実施(1)
第09講 調査・分析の実施(2)
第10講 調査・分析の実施(3)
第11講 調査・分析の実施(4)
第12講 調査・分析の実施(5)
第13講 中間発表会の準備(1)
第14講 中間発表会の準備(2)
第15講 中間発表会
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
70% 卒論の内容(打合せ回数を含む)
30% 中間発表会の出来
研究テーマによって異なるので、適宜指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研究テーマによって異なるので、適宜指示する。
就職活動との両立を図ってください。セミナーに出席できない
場合は、別の日に、最低週1回は研究室に進捗状況を報告に来
てください。
− 78 −
卒業研究セミナーⅠ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
これまでのセミナーで学んだことのまとめとして、卒業制作の
木 村 眞 知 子 前学期 必 修 完成をめざす。
テーマ、表現方法を検討し、制作準備から、実際の制作、完成
まで、卒業制作となる作品の制作に取り組む。
講義のねらい・到達目標
これまでのセミナーで習得した知識や技術などクリエイティ 「卒業展」で作品発表を行う。
ブな力と、テーマにアプローチする方法論を生かして、個々の
テーマについて方向性を決め、年間を通して卒業制作を完成さ
せる。
作品は、活字・ビデオ映像・マルチメディア表現またはそれ
らの組み合わせや併用でもよい。また他のメディア系ゼミと役
割分担した共同制作でもよい。
卒業制作は、完成した作品およびその作品の企画、構成案、
台本などをまとめた論文形式のアウトプットとあわせて提出す
るものとする。
成績評価方法
テキスト・教材
主として卒業制作への取り組み姿勢、実際の制作、作品の完成 必要に応じ指示する。
度など、総合的に評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
これまで学んできたものの集大成となる卒業制作を目指してく
ださい。
期待しています。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
Weeks
エ リ ッ ク ブ レ イ 後学期 必 修 Weeks
Weeks
Weeks
講義のねらい・到達目標
In this seminar class students will continue work on their Weeks
graduation thesis or graduation topic. Students will begin by
developing research questions to guide their research. As their
research progresses students will begin writing the thesis.
The editing and improvement process will take place at the
the same time working closely with the professor. Finally, a
Powerpoint will be developed and students will prepare for
their graduation presentation.
1−3
4−6
7−9
10−12
13−15
Develop Research Questions
Research and Writing 1
Research and Writing 2
Editing and Writing the Conclusion
Develop the Presentation
成績評価方法
テキスト・教材
Students will be evaluated on their participation and effort in
this class, as well as the quality of their written work.
Materials provided by Instructor
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Please bring an English-Japanese dictionary to every class.
Let’s learn about culture and language while writing the
thesis!
− 79 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 研究テーマを確認する
井 岡 幹 博 後学期 必 修 第2講 研究計画を立てる
第3∼7講 調査する.課題達成のための前提条件となる知識
を得る.
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:自分で課題を設定し,その課題に向かって何を 第8講 中間発表のため,準備をする すべきか考え,実行する.実行した結果を検証して,課題が達 第9講 中間発表会(セミナー内)
成できたかどうか評価する.検証の結果,達成できなかった点 第10∼14講 調査する.課題達成のための前提条件となる知識
を得る.
は,どのようにすればよいか考える.
第15講 専攻内中間発表会
到達目標:卒業制作もしくは卒業論文を提出すること.
第16講 研究テーマを再確認する
第17∼26講 個人で研究を進める.この間は,個別対応で進める.
第27∼28講 研究制作,研究論文をまとめて提出する.
第29講 卒業研究発表会の準備
第30講 卒業研究発表会
成績評価方法
テキスト・教材
卒業制作作品または卒業研究論文の内容を評価する
研究テーマによって異なるので適宜指示
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
自分で何を研究するのかを決定し,そのテーマに向かって何を
すべきかを自分で考える.できたものを検証する.このサイク
ルが重要です.教員は,その都度助言します.
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
第1講 卒論進行状況報告相談
関 根 辰 夫 後学期 必 修 第2講 卒論進行状況報告相談
第3講 卒論進行状況報告相談
第4講 卒論進行状況報告相談
講義のねらい・到達目標
第5講 卒論進行状況報告相談
講義のねらい
基礎及び専門セミナーで習得した知識、技術、技能を基に、受講 第6講 卒論中間報告会、意見交換
生一人一人が自らの制作または研究の課題を設定し、年間を通して 第7講 卒論中間報告会、意見交換
課題達成に向けて取り組む。音にかかわる課題を策定しその問題解 第8講 卒論中間報告会、意見交換
決や実現に必要な知識、技術、意欲、工程管理能力などを身に付け 第9講 卒論中間報告会、意見交換
るねらいとする。
第10講 卒論中間報告会、意見交換
又自らの課題の達成に専念するのみではなく、他のメンバーとの 第11講 卒論進行状況報告相談
交流を図りそのテーマの理解に努力し必要な場合はお互いに協力し 第12講 卒論進行状況報告相談
あう事により他の側面からの意見や助言を得てテーマに対する理解 第13講 卒論進行状況報告相談
の幅を広げる。
第14講 卒論進行状況報告相談
更に2、3年生のセミナーメンバーの知識、技術、札儀作法等の良 第15講 卒論発表会
き見本となり且つ彼らに対して適切な指導、教育を行う事は当セミ
ナー修了の必須条件とする。
到達目標
・自身の研究の成果の集大成である卒業論文(卒業制作)を立案、
制作する
・下級生に対する模範となるコミュニケーション能力の確立
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
受講態度(20%)
卒論、卒業制作評価(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」(社)日本音楽スタジオ協
会
「音響映像設備マニュアル」(株)リットーミュージック
卒論は論文調査からスタジオを使用しての録音や編集まで非常
に幅の広い作業になります。各自進行状況を常に担当教員に報
告、相談して指導を受けるように心がけると共に、スタジオの
効率的使用を考えてください。計画通り進めるよう自己管理を
学んで下さい。
− 80 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
高橋正昭
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
基礎セミナーや専門セミナーで習得した知識・技能をもとに
して研究の手法を学習します。研究方法としては、①文献やイ
ンターネットなどからの情報収集により得られた大気・水質等
の既存情報をまとめるやりかた、②大学周辺の河川、地下水、
大気あるいは伊勢湾、英虞湾の環境調査を行い、その結果をま
とめるものなど、本人の希望にそったものとします。
到達目標
卒業論文の作成を通して論文nの思考力、レポートの作成能力
を身につける。パワーポイント作成を練習し研究の発表能力を
強化する。卒業後を意識して、社会性を鍛える。
講 義 計 画
講義計画
第1講∼第10講 研究の実施
第11講 データの集計等
第12講∼第13講 発表用PPT作成
第14講∼第15講 論文の仕上げ
第16講 発表練習
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価方法
出席(50%)と論文の提出(50%)で評価します。
テキスト・教材
研究テーマにより必要なものを選択し、その都度、指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習(参考文献)
研究の過程において必要な事項を指示する。
担当者から一言
最後になって慌てることが無いよう、研究を早急に開始する
こと。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
卒業制作のプランニング、教員とのダメだし、プランのプレゼ
黒 島 哲 夫 後学期 必 修 ン、実際の制作、制作過程でのダメだし、そして最終作品とし
ての完成度の点検など、一連の作業を進めていく訳ですが、プ
ランニング次第で卒業制作のスケジュールが決定します。その
講義のねらい・到達目標
基礎、専門セミナーで学習した見識と編集技術をもちいて卒 意味で、各段階を出来るだけ早めに進む必要があります。セミ
業制作を行います。それぞれターゲットとなるメディアを想定 ナーの進行状態は、正に本人次第と考えてください。
し、独自のテーマを展開してください。毎週のセミナーは、作
品を作り上げていく上での検討会、編集会議のような形態で進
めていきます。余裕のあるメンバーはセミナーで発行するメデ
ィア(IMARGIN)の共同制作にも参加出来るでしょう。セミナ
ーのときだけではなく、日常的に教員と制作状況の検討を行う
必要があります。教員との直接的なコミュニケーションが最も
必要となるセミナーであることを認識してください。
成績評価方法
テキスト・教材
100% 卒業制作の完成に対して評価します。
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
これまでの卒業制作の数々。社会に出回っている印刷物、秀逸 電子出版セミナーの卒業制作は多岐にわたります。絵本企画か
なインターネットサイトや映像作品など、制作上の参考になる らWEB企画、あるいはメールマガジンやブログでのコミュニケ
もの全てがテキスト(教科書)となります。
ーション活動、あるいはデジタル・アニメや映像作品まで、電
子的に取り組める課題であれば、何に挑戦してかまいません。
− 81 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
城之内忠正
4年次
2単位
講 義 計 画
年末に卒研を提出し、年明けに卒研発表会があります。
後学期
必 修
第1講 ゼミ内の中間報告会(夏休み中の進捗状況)
第2講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
講義のねらい:卒業制作や卒業研究を通して、自分なりの仕事 第3講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
第4講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
の進め方を身に付けます。
第5講 ゼミ内の中間報告会
第6講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
到達目標:仕事や勉強の自分なりのスタイルを確立する。
第7講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
第8講 作業を行い、結果を評価し計画を修正
第9講 ゼミ内の中間発表会
第10講 作品・論文をまとめる
第11講 作品・論文をまとめる
第12講 作品・論文をまとめる
第13講 発表用のPower Point作成
第14講 ゼミ内の卒研発表会
第15講 情報専攻の卒研発表会
講義のねらい・到達目標
成績評価方法
テキスト・教材
卒研発表会での発表(40%)と提出された論文(作品)(40%)、 なし。
および出席回数(20%)によって成績を評価します。なお2/3以
上の出席のないものは、特別な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
論文や作品を授業時間内で仕上げることは不可能です。積極的 卒研は何をやってもいいですが、目標の設定とフィードバック
に自習してください。
という仕事の進め方を自分用にアレンジして、しっかり身に付
けてください。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
一連の流れ:
新 田 義 孝 後学期 必 修 ①卒業研究の目的を定める。②必要な情報を英語の学術論文や
専門誌を含めて収集し、ゼミで発表する。③目的に沿って、デ
ータをエクセルで解析する。④パワーポイントを英文で作成す
講義のねらい・到達目標
る。⑤英語で成果発表を行う。
講義の狙い
英語で書かれた論文や専門書を読み、エクセルを駆使してデ セミナーIIでの作業
ータ解析を行い、それを英語でパワーポイントにまとめ、英語 ②③④⑤とくに10月以降は④⑤
で発表できるように指導します。
一連の流れ:
到達目標
卒論は日本語で書くものの、図表は英語で書き、卒論発表用
のPPも英語で作成する。
成績評価方法
テキスト・教材
出席率(50%)+発表回数(50%)
卒業研究では必要な論文・資料は自分で集める。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
卒業研究であるので、準備学習というのはない。100%ゼミ時間
外に行う。ゼミは発表の場。
新田ゼミ始まって以来の、本物の卒業研究指導を行いたい。自
分自身の学部・大学院時代を再現したい。
− 82 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
千葉 賢
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
卒業研究の経験は、実社会でも役に立ちます。人生初めての
大きな作業のスケジュール管理、自己管理、妥協を排した作品
の追求、繰り返しの文書校正などの経験と苦労は、卒業後の人
生で必ず開花します。そのような観点で温かく厳しく指導しま
す。卒業研究計画書の提出、各種発表会への出席と発表、卒業
研究の提出は必須とします。
<到達目標>卒業研究という大きなプロジェクトの計画・設
計・管理を行う方法の習得。卒業研究作品の完成。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 夏季休業期間中の卒業研究の進展報告
卒業研究計画書の修正・提出
第2講−第4講 文献調査・卒業研究の指導(適宜発表させる)
第5講 グループディスカッション(または学外でのゼ
ミ活動)
第6講−第9講 文献調査・卒業研究の指導(適宜発表させる)
第10講 グループディスカッション(または学外でのゼ
ミ活動)
第11講−第13講 文献調査・卒業研究の指導(適宜発表させる)
第14講−第15講 卒業研究の合同発表会
テキスト・教材
出席状況(20%)、卒業研究への取組み態度(20%)、発表会・ 特になし。資料を講義中に配布する。
報告会の発表内容(20%)、提出物(40%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特になし。常にパソコンや情報技術に関心を持つこと。
4年生になると就職で頭が一杯になりますが、卒業研究も進め
なければなりません。今年も年度当初から温かく厳しく指導し
ます。コピペ社会になりましたが、卒業研究では汗をかいて、
手作りの誇れる作品を残しましょう。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
前川督雄
4年次
前学期
2単位
講 義 計 画
必 修
第1講∼第30講
ひとりひとりと相談しながら進めます。
12月末に卒業制作作品・卒業業研究論文の提出が求められます。
1月に卒業展での展示・発表を行います。
講義のねらい・到達目標
基礎セミナー、専門セミナーでの経験、培った技術・知識を
背景にして、卒業制作あるいは卒業研究を行います。
成績評価方法
テキスト・教材
完成した卒業制作、卒業研究に対して、そのプロセスを含めて {http://edata.jp/you/seminar/}
評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜、指示します。
大学生活の総決算です。頑張ってください。
− 83 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
大倉克己
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
「卒業研究セミナーⅠ」と共通
基礎セミナー、専門セミナーで学んだことや体験したことを
基礎として、卒業研究テーマを各受講者が、教官と相談して決
めます。このセミナーは「農業」を主として学習するものです
が、卒業研究テーマは、必ずしも実験・試験を必要とするもの
である必要はなく、文献調査だけを必要とするものでも卒業研
究テーマになります。ただし、実験と試験を必要する研究テー
マは、本学の設備でできる範囲にかぎられます。このセミナー
では、研究をどのように進めて、どのように論文に仕立て上げ
るを学びます。
成績評価方法
講 義 計 画
卒業研究ですから、通常の講義や実験はありません。研究テー
マを教官と相談して決めます。テーマによっては植物を育てる
ガラス室やフィールドで実験もします。調査を主としたテーマ
の場合は、現場を訪れ調査します。
普通の講義はありませんが、各受講者が進めている研究の進
行状況の発表を定期的に行います。
テキスト・教材
「卒業研究セミナーⅠ」に同じ。
テキストはありません。卒業研究を進めるなかで、各自が選ん
で読みます。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「卒業研究セミナーⅠ」に同じ。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
田中正明
卒業研究は、これまで学んだことを集大成し、論文に仕上げて
下さい。
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 卒業研究セミナーIIでは、前期の卒業研究
セミナーIにおいて作成したデータを基に、様々な検討を加えた
り、他の知見と比較したりして、論文を作成する。また、実験
や調査頻度が不足している場合は、これを補足し、より内容の
ある論文とする。
到達目標 : 自分で調査したり、分析したりして得たデータ
を基に卒業論文を完成させる。卒業論文といえども、その論文
がオリジナリティを有するものであることが必要であり、単に
本や雑誌、ネット情報の切り貼りによってまとめたものは認め
ない。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 調査、実験等をテーマにそって進める
第2講 調査、実験等をテーマにそって進める
第3講 調査、実験等をテーマにそって進める
第4講 調査、実験等をテーマにそって進める
第5講 調査、実験等をテーマにそって進める
第6講 調査、実験等をテーマにそって進める
第7講 調査、実験等をテーマにそって進める
第8講 データの検討、解析
第9講 データの検討、解析
第10講 データの検討、解析
第11講 データの検討、解析
第12講 論文作成
第13講 論文作成
第14講 論文作成
第15講 論文完成
テキスト・教材
特別の理由がないかぎり100%の出席を求める。論文の完成度、 卒業研究のテーマによって、例えば昆虫ならば昆虫図鑑、魚類
及び受講態度等を考慮し、総合的に評価する。
ならば魚類図鑑等は、当然必要となる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
特になし。
− 84 −
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
本部賢一
4年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
まず、都市部及び地方部における各種の交通問題に対する現
状を調査するとともにその課題を把握する。次に、その解決策
を設定し、各種の分析・シミュレーションなどを通じて、その
有効性の検討を行う。これらを「卒業論文」としてとりまとめ、
「卒業論文発表会」で発表を行う。各学生のテーマは、教員と協
議のうえ決定する。テーマは各自が独自に設定するものと、教
官が設定するものの2つに分かれる。
【到達目標】
研究課題を明らかにし、調査・分析を進める。そして、卒論
発表を行う。
講 義 計 画
第01講 ガイダンス(中間発表会の反省会)
第02講 調査・分析の実施(1)
第03講 調査・分析の実施(2)
第04講 調査・分析の実施(3)
第05講 調査・分析の実施(4)
第06講 分析結果の検討(1)
第07講 分析結果の検討(2)
第08講 分析結果の検討(3)
第09講 分析結果の検討(4)
第10講 卒業論文の作成(とりまとめ)
(1)
第11講 卒業論文の作成(とりまとめ)
(2)
第12講 卒業論文の作成(とりまとめ)
(3)
第13講 卒論発表会の準備(1)
第14講 卒論発表会の準備(2)
第15講 卒論発表会
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
70% 卒論の内容(打合せ回数を含む)
30% 卒論発表会の出来
研究テーマによって異なるので、適宜指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
研究テーマによって異なるので、適宜指示する。
就職活動との両立を図ってください。セミナーに出席できない
場合は、別の日に、最低週1回は研究室に進捗状況を報告に来
てください。
卒業研究セミナーⅡ/卒業研究セミナー
4年次
2単位
講 義 計 画
これまでのセミナーで学んだことのまとめとして、卒業制作の
木 村 眞 知 子 後学期 必 修 完成をめざす。
テーマ、表現方法を検討し、制作準備から、実際の制作、完成
まで、卒業制作となる作品の制作に取り組む。
講義のねらい・到達目標
これまでのセミナーで習得した知識や技術などクリエイティ 「卒業展」で作品発表を行う。
ブな力と、テーマにアプローチする方法論を生かして、個々の
テーマについて方向性を決め、年間を通して卒業制作を完成さ
せる。
作品は、活字・ビデオ映像・マルチメディア表現またはそれ
らの組み合わせや併用でもよい。また他のメディア系ゼミと役
割分担した共同制作でもよい。
卒業制作は、完成した作品およびその作品の企画、構成案、
台本などをまとめた論文形式のアウトプットとあわせて提出す
るものとする。
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
ゼミへの参加姿勢および課題への取組み:50%
課題発表、その他ゼミへの参加度:25%
作品の企画・制作、取り組み姿勢など総合的に評価。
必要に応じ指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
これまで学んできたものの集大成となる卒業制作を目指してく
ださい。
期待しています。
− 85 −
脳の科学/人間と文化a
前川督雄
11以降生:3年次
10以前生:1年次
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
脳の科学は、メディアコミュニケーション専攻必修(3年次)
です。
私たちが見、聴き、感じ、話し、表現する諸活動の根源には
脳が働いています。脳は、地球の生命が環境の様子をうかがい、
そして環境に働きかける仕組みが進化するなかで生まれ、育ま
れてきた臓器です。日々の生活のなかで、たとえば最新のメデ
ィア機器を私たちが駆使しているときも、素晴らしい芸術に心
を打たれているときも、夢中になって遊んでいるときも、脳の
なかでは太古の海や熱帯雨林に暮らしていた頃から育まれてき
た諸機能が働いています。
私たちの脳はどのような仕組みをもち、何に対してどのよう
な反応をするものなのか概要を学ぶことを通じて、そして脳を
切り口にして人間や生き物の諸活動を捉え直すことを通じて、
メディアコミュニケーションを深く学び実践していく基礎づく
りを行います。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 生き物と環境 ∼環世界とは∼
第3講 生命の進化と脳(1) 脳を持たない生き物
第4講 生命の進化と脳(2) 脳の構造と機能
第5講 生命の進化と脳(3) 脳以外による生体情報処理
第6講 生命の進化と脳(4) 脳による行動制御
第7講 文化と脳
第8講 音楽と脳
第9講 意識と脳
第10講 言語と脳
第11講 祭りと脳
第12講 社会と脳
第13講 文明と脳
第14講 利他と脳
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
全出席が基本です。そのうえで出席・小レポート40%、期末
試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「情報環境学」(大橋 力)朝倉書店
「音と文明」
(大橋 力)岩波書店
「脳のなかの有限と無限」(大橋 力)
、「科学」連載、岩波書店
イベント制作演習/イベント制作論
11以降生:3年次
10以前生:2年次
2単位
学際的・総合的な講義内容になります。
講 義 計 画
第1講 イベント制作の概要
前 川 督 雄 ・ 木 村 眞 知 子 ・ 関 根 辰 夫 後学期 選択必修 第2講 イベント企画
第3講 イベント企画プレゼンテーション
第4講 空間演出プランニング
講義のねらい・到達目標
イベント制作演習は、メディアコミュニケーション専攻必修 第5講 進行演出プランニング
第6講 システム設計プランニング
(3年次)です。
各セミナーで培ってきた技能を集約し、専攻全体でイベント 第7講 メディアチェック
を制作します。ターゲットは専攻4年生が卒業研究・卒業制作 第8講 テクニカルリハーサル
を発表する卒業展です。演習の前半にイベント制作について座 第9講 広報・配布物・表方
第10講 アナウンス原稿案
学を行い、後半には全員で共同して卒業展を制作します。
まずイベントの目的である4年生が発表する卒業研究・卒業 第11講 仕込み
制作の概要を把握します。またイベントには時間・空間・施 第12講 リハーサル
設・機材設備・人員・予算等に様々な制約条件がありますので、 第13講 卒業展
これら現実の制約条件を把握します。そして、制約条件の中で 第14講 反省会
4年生の発表を効果的に演出する術を〈空間設計〉〈進行演出〉 第15講 資料整理
〈技術演出〉の諸側面から共同でプランニングし、試し、抜本的 (各課題を並行して進めますので、演習の進行・回数はフレキシ
ブルに変更が入ります)
に検討し直すプロセスを実地で学びます。
昨年までに先輩が積み重ねてきたノウハウを活かすことは重 (卒業展直前は、授業時間外にも集合して課題を進めます)
要なポイントです。また来年のために適切に記録を残さねばな
りません。
成績評価方法
テキスト・教材
全出席が基本です。そのうえで担当する課題への取り組み姿勢 必要に応じて担当教員が独自に開発した資料が配られます。
を重視します。期末試験を行いません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
プランニングや資料作成、連絡調整等が必要に応じて持ち帰り なし。
課題となります。
− 86 −
環境計量測定論
3年次
橋爪 清
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(ねらい)
公害から環境問題へという社会変化の中で、環境測定という
仕事には二つの要求が出てきました。一つは数多くの有機化学
物質(農薬類・PCB・VOC等)が規制対象として取り上げ
られ、多くの機器分析手法が必要となってきたことです。もう
一つは、新しい毒性試験データの出現により有害化学物質の生
体内蓄積や長期暴露による影響が考慮され、監視基準値や許容
濃度が低下していることに伴い、分析の高感度化やより高度な
化学分析方法への要求が強まっている現状を理解する。
(到達目標)
これら環境測定における各種分析方法の原理を理解し、実際
の環境測定について習得することを目的とします。環境測定の
分野に進まれる学生や国家試験(環境測定分析士や環境計量士
など)を受験する学生には、基礎知識として必要不可欠です。
講 義 計 画
第1講 はじめに(講義概要)
第2講 分析化学の世界へようこそ
第3講 基本の化学と試薬・器具
第4講 試料採取と前処理
第5講 基礎的な検出・定量法
第6講 分子分光分析
第7講 原子吸光分析
第8講 X線・電子線を使う分析
第9講 質量分析と核磁気共鳴
第10講 分離分析Ⅰ
第11講 分離分析Ⅱ
第12講 電気化学分析
第13講 データ処理と品質保証
第14講 ラボの常識と化学分析の極意
第15講 環境計量計測まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 :25%、
講義毎のレポート:25%、
定期試験 :50% の配分で総合評価します。
テキスト 図解入門 よくわかる
最新分析化学の基本と仕組み
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストは講義前までに必ず読んでくること。
参考文献
新計量法の概要 第一法規出版
現場で役立つ 環境分析の基礎 −水と土壌の元素分析−
日本分析化学会 編 オーム社
実際に行われている種々の環境測定方法を知ることから、計量
法や環境計量測定論の理解につなげる。
テキストは講義前までに必ず読んでくること。予習すれば必ず
質問事項が生まれてきます。それを講義の中で議論することに
より理解が深まります。
環境工学
武本行正
3年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
ねらい:
環境化学・分析実習や環境保全論等で修得した水質汚濁に係
る基礎を踏まえ個別の問題や処理技術について学ぶことを目的
とします。
本講義は公害防止管理者の水質4種向けに設定し
ますので、内容はかなり多岐にわたります。(理解困難な部分を
重点的にわかりやすく学習します) なお、公害防止管理者
(水質)を将来受験する人は必ず、この授業を取ることをすすめ
ます。
到達点:
この講義では、水質汚濁の現状と課題について学習します。
内容は、水質汚濁の歴史、DO/BOD/CODの値とその意
味、富栄養化、有害物質、環境基本法や水質汚濁防止法などの
関係法令、汚水処理計画、物理化学的沈降や凝集分離・汚泥処
理、活性汚泥法、処理水の再利用、等の生物学的処理などを学
びます。 三重県の河川や伊勢湾について、現状はどうなって
いるのかを考えます。
講 義 計 画
各週に分けて講義する。各週に含まれる予定の週ごとのテーマは以下:
第1講 公害総論として環境問題全般 Ⅰ
第2講 公害総論として環境問題全般 Ⅱ
第3講 水質汚濁概論(1)歴史(2)DO・BOD・COD
第4講 水質汚濁概論(3)富栄養化(4)有害物質
第5講 水質汚濁関係法令(1)環境基本法
第6講 水質汚濁関係法令(2)環境基準
第7講 水質汚濁関係法令(3)水質汚濁防止法施行令
第8講 汚水処理計画(1)概説(2)工場内処理
第9講 汚水処理計画(3)処理プロセスの選定
第10講 物理、化学的処理(1)沈降分離(2)凝集分離(ぎょうしゅう)
第11講 物理、化学的処理(3)活性炭吸着(4)イオン交換(5)汚泥
の処理
第12講 生物学的処理(1)活性汚泥法(2)生物膜法(3)嫌気性処理
第13講 生物学的処理(4)窒素の除去(5)リンの除去(6)汚泥計算
第14∼16講 汚水等の処理装置の管理、有害物質処理技術及び測定技
術、定期試験
(進み具合により、11と12、13、14あたりは省略するかもしれません。
)
成績評価方法
テキスト・教材
理解度を把握するため、
必要に応じて小レポート提出を課す。
試験、出席等(50%)を含め総合判定を行う。
当然期末のテスト(50%)もあります。
テキスト:
自作プリントの配布、基礎演習問題も。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
公害防止管理者(水質4種)を将来受験する人は必ず、この授業
公害防止の技術と法規(水質編)(社)産業環境管理協会発行
を取ることをすすめます。
同協会から過去問3年分の「公害防止管理者等国家試験正解と 大気の試験よりは学生でも受かりやすいと言えます。
ヒント」
武本・田中・高橋著:公害防止管理者試験の水質・短期合格テ
キスト&問題集(能率協会JMAM)
− 87 −
海洋環境学
3年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい : この講義では、内湾から外洋までの生物相、
生態系を理解し、化学的に、また物理的に海洋の構造、或いは
諸現象を考える。また、新たなエネルギー源としての鉱物資源
等の可能性について探る。また、資源確保に対する国際間の海
洋問題についても理解を深める。
到達目標 : 海洋の生物資源、エネルギー資源等についての
理解を深める。また、身近な内湾域における環境問題について、
自己のしっかりした考えが持てることを目指す。
第1講 海洋環境学とは
第2講 海洋の形成
第3講 海洋の構造
第4講 海洋学の発展の歴史
第5講 国際間の問題としての海洋環境
第6講 日射
第7講 水温
第8講 塩分
第9講 海流
第10講 ベントス
第11講 ネクトン
第12講 プランクトン
第13講 赤潮
第14講 伊勢湾、三河湾の汚濁
第15話 海洋資源の利用、保全、再生
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
田中正明
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席することは当然のことであり、成績に加算しないが、欠席、 田中正明 「海洋環境学」三恵社、2004年、1800円
受講態度については減点の対象とする場合がある。
成績は、原則として定期試験の点数によるが、レポート、受講
態度等を参考に総合評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
必ずテキストを用意すること。
環境土壌学
3年次
大倉克己
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
『土壌』は『農林業の場』、つまり『栽培環境』だけではあり
ません。土壌を農林業の場として見るのではなく、地球環境の
一つとして見ると、いろいろな環境保全機能があることがわか
ります。この講義では、土壌を栽培環境の一つとして学習する
とともに、地球環境の一部として自然の保全および社会の安全
にどのように役立っているかを学習します。土壌そのものだけ
でなく、土壌環境の違いにより植物はどのように対応して生育
するかについても学習します。
「到達目標」
土壌は地球誕生の頃からあったわけでなく、岩石が生物、気
候、地形などの影響を莫大な時間にわたって受けつつ生成され
たものであることを認識できるようになることと、土壌にはい
ろいろな環境保全機能があることが理解できるようになること
です
講 義 計 画
第1講 生態系における土壌の役割
第2講 土壌の生成と発達
第3講 土壌の物理性と化学性
第4講 土壌の生物性と土壌有機物1
第5講 土壌の生物性と土壌有機物2
第6講 土壌の構造と浄化能
第7講 有機農業と慣行農業における土壌環境1
第8講 有機農業と慣行農業における土壌環境2
第9講 水田土壌の功罪
第10講 土壌荒廃と作物生産
第11講 土壌環境の保全
第12講∼第13講 植物における必須元素と養分吸収
第14講∼第15講 土壌汚染とその対策
第16講 試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で評価します。
出席状況 30%
定期試験 70%
プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
「土」とか「土壌」のタイトルが付いた単行本や解説書
担当者から一言
土壌が農業に必要なことは言うまでもありませんが、環境保全
にも不可欠であることを学習してください。
− 88 −
都市計画論/都市計画論a(都市形成論)3年次
田辺則人
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
<ねらい>
都市形成の歴史とそこから生まれた都市計画とこれからの課
題について学ぶとともに、都市・地域計画・まちづくりについ
て事例を通じて学び、人口減少時代におけるまちづくりのあり
方や、地域の課題解決に向けての市民の役割を考えてみる。
グループワークでは、地域を見て課題についていろいろな角度
から考えることと、課題から計画づくりへの流れについて実践
的な例を交えて考えることとする。
<到達目標>
○少子高齢社会など社会経済情勢の変化と都市・まちづくりへ
の影響について考える。
○身近な地域のまちづくりについて問題意識を持つ。
成績評価方法
講 義 計 画
◆ステップ1 都市形成・都市問題と都市計画の誕生を学ぶ
第1講 ガイダンス/都市計画やまちづくりの疑問【意見交換】
第2講 都市計画の要素/世界と日本の都市問題、近代都市計画
第3講 都市やまちを取り巻く背景/予習シートについて
第4講 【グループワーク:(GW1)】地域の良いところ・悪いと
ころ?
◆ステップ2 個別分野の計画事例を学び、地域の課題を考える
第5講 これからの都市計画とまちづくりの課題
第6講 市町村の計画の体系/総合的な計画
第7講 土地利用
第8講 【グループワーク:(GW2)
】四日市地域の強み・弱みは?
第9講 低炭素社会に向けたまちづくり
第10講 快適な居住・住生活
第11講 安全・安心なまちづくり(防災・防犯)
第12講 都市と産業・地域ブランド戦略
◆ステップ3 大学と地域との結び付き・学生の役割を考える
第13講 【GW(3)
】地域ブランドづくりのためのSWOT分析
第14講 多文化共生/協働のまちづくり・新たな地域組織
第15講 まとめ/レポートについて
第16講 (レポート提出)
テキスト・教材
○グループワーク2、3回目(60%):積極的な参加、まとめ 特になし
た内容など。前の時間の講義で予習のシートを出す。予習シ ○講義は毎回パワーポイントとそのコピーを用いて行う。
ートも評価する。
○期末レポート(40%):評価項目・配点を決めて評価
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
○各自、興味を持ったテーマについて書籍を読むことが望ましい。 ○都市や地域について、幅広い視野を養って、まちを楽しんで
歩き・いろいろなことを発見してほしい。
○問題意識を養いながら、職業や地域でのこれからの生活のあ
り方を考えるヒントにしてほしい。
環境法
3年次
中西紀夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本講義のねらいは、環境法を体系的に理解することです。具
体的には、環境基本法の制定経緯および骨子、さらには既存の
法領域と環境法との関係を概観します。最終的には環境管理と
法というかたちで、環境対策と法規制はもちろんのこと、各種
環境規制法に関わる問題点なども学び、将来、環境関係の仕事
における実践的な法処理技術の取得までを考えています。
また、到達目標としては、新聞等で掲載されている公害や環
境問題についても法律的な議論ができるようになることを目指
しています。
講 義 計 画
第1講∼第14講
Ⅰ.環境法の基礎(第1講はガイダンス)
・公害と法・環境基本法・伝統的な法体系
・環境権の捉え方
Ⅱ.既存の法との関係
・憲法との関係・行政法との関係・民法との関係
・刑法との関係
Ⅲ.環境管理と法
・環境対策と法規制・環境規制法とは・大気汚染防止法
・水質汚濁防止法・循環型社会形成推進基本法
・環境アセスメント法・廃棄物及びリサイクル関係法
・私法的な救済方法・条例による規制とその問題点
・環境のための3R
Ⅳ.公害訴訟
・四大公害裁判(民事訴訟) ・大阪空港公害訴訟(民事訴訟)
・日本アエロジル事件及び大東鉄線事件(刑事訴訟)
第15講
まとめ
第16講
試験
成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60%
中西紀夫著『社会環境と法』 (嵯峨野書院)2600円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー
六法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
・テキスト以外の内容も補足して説明するので、意欲をもって
受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問して下さい。
− 89 −
データベースプログラミング
井岡幹博
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
データベースは世の中で最もよく使われているアプリケーシ
ョンソフトのひとつです.私たちの生活の中の情報で,データ
ベースで管理されていないものはないと言っても過言ではあり
ません.私たちの個人情報もデータベースで管理されています.
ここでは,実際のデータベース管理システムに触れることによ
って,データベースの仕組みを学びます.実習では世界でよく
使用されているオープンソースのデータベース管理システム
MySQLを使用します.内容をしっかり勉強すれば,将来役立つ
ときが来るはずです
講 義 計 画
第1講 データと情報
第2講 データベース管理システムの機能
第3∼4講 リレーショナルデータモデルと集合論
第5∼6講 select文による検索演習
第7∼8講 正規化
第9講 主キー,外部キー
第10講 集合演算,関係演算
第11講 実体-関連モデル
第12講 トランザクションと障害回復
第13∼14講 表の作成とデータの追加,更新,削除
第15講 ビューと権限
成績評価方法
テキスト・教材
出席25% 課題提出25% 定期試験50%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
データベースの理論を授業形式で学び,その実践を演習で行い
ます.毎回の授業の内容を復習する意味で課題を課します.出
席と課題提出が重要な評価項目です.
コンピュータグラフィックス
井岡幹博
3年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
世界中で最も使われている3次元コンピュータグラフィックス
(以下CG)作成ソフトウエアのひとつであるPOV−Rayを使っ
て、いろいろな作品を創ることを目的とします。前提の知識は
ありません。簡単なコマンド(PCに対する命令)を並べるだけ
で、美しいCGが創れます。CGの理論などを気にせず、どんど
んCGを創っていきましょう。また、使用するソフトウエアはフ
リーソフトですので、PCがあれば家庭でも作品を創ることがで
きます。
講 義 計 画
第1講 POV-Rayとは何か。グラフィックスとはどん
なものか。
第2講∼第3講 物体を作る。カメラを設定する。光をあてる。
座標系を知る。
第4講∼第6講 物体を移動させる。回転させる。拡大・縮小さ
せる。
第7講 物体に色を付ける。いろんな模様をつける。
第8講 物体を組み合わせて,複雑な物体を作る。
第9講 光のことをもっと詳しく知る。
第10講 物体につける模様についてもっと詳しく知る。
第11講 物体に画像を貼り付ける。
第12講 物体の表面を凸凹にする。
第13講 空や地面をつくる。
第14講∼第15講 アニメーションをつくる。
成績評価方法
テキスト・教材
出席30% 提出物70%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
毎回作品を提出してもらいます。作品の質は問いません。如何
に一生懸命取り組んだかを判断します。出席と作品提出が重要
な評価項目です。
− 90 −
経営情報システム論a
都島 功
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
〇講義のねらい
現在、企業が生き残るか否かは、いかに情報を効果的に活用
するかにかかっていると言われている。計算機、ネットワーク
の性能は飛躍的に向上し、その価格は大幅に低下している。こ
のような状況の中、企業生き残りに必要な業務改革を実現する
情報システムが開発されている。
本講義では、現代企業における情報システムと情報技術の役
割、位置づけ、その後、情報システムの様々なタイプ、また、
そうした情報システムを構築するための計画技法の一部を学ぶ。
経営情報システムを学ぶのは、社会に出る前に必須な準備で
ある。
〇到達目標
・情報技術の経営への効果的な適用事例を理解する。
・情報技術の経営への効果的な適用を実現するための原則を
修得する。
講 義 計 画
第1講 IT技術とビジネス
第2講 企業経営と情報システム
第3講 経営情報システム
第4講 意思決定支援システム
第5講 戦略情報システム(1)
第6講 戦略情報システム(2)
第7講 eビジネスの概要
第8講 企業から消費者へのeビジネス(1)
第9講 企業から消費者へのeビジネス(2)
第10講 企業から企業へのeビジネス(1)
第11講 企業から企業へのeビジネス(2)
第12講 eビジネスでの物流・金融(1)
第13講 eビジネスでの物流・金融(2)
第14講 問題解決技法(1)
第15講 問題解決技法(2)
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合的に評価する。
35% 出席状況、授業態度
65% 最終試験
プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・インターネット、メールなど、情報技術が自分にとってどの
ような良い面があるのか悪い面があるのかを考えてみること。
・情報技術の効果的な適用事例については、なぜ効果的な適用
が可能になったかの「なぜ」を考えること。
約束してほしいこと。
①まじめな態度で授業を受けること。
②私語をしないこと。
③遅刻をしないこと。
経営情報システム論b
3年次
2単位
講 義 計 画
第1講 供給の流れを改革できる経営の仕組みSCM
(Supply Chain Management)とは
都 島 功 後学期 選 択
第2講 経営環境の変化とSCM
第3講 SCMの基本戦略
講義のねらい・到達目標
第4講 SCMを支える情報システム
〇講義のねらい
現在、企業が生き残るか否かは、いかに情報を効果的に活用 第5講 SCM実現に向けて
するかにかかっていると言われている。計算機、ネットワーク 第6講 デジタルID革命−なぜトレーサビリティーが必要か
の性能は飛躍的に向上し、その価格は大幅に低下している。こ 第7講 トレーサビリティーを支える技術
のような状況の中、企業生き残りに必要な業務改革を実現する、 第8講 トレーサビリティーのビジネスモデル
第9講 トレーサビリティー実現への課題であるプライバシー、
代表的な情報システムが開発されている。
個人情報の問題(1)
本講議では、そうした最先端の企業情報システムを学び、社
第10講 トレーサビリティー実現への課題であるプライバシー、
会に出る前に必要な準備をする。
個人情報の問題(2)
〇到達目標
第11講 最新IT経営(1)
・情報技術の経営への効果的な適用事例を理解する。
・情報技術の経営への効果的な適用を実現するための原則を 第12講 最新IT経営(2)
第13講 最新IT経営(3)
修得する。
第14講 最新IT経営(4)
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合的に評価する。
35% 出席状況、授業態度
65% 最終試験 プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
・インターネット、メールなど、情報技術が自分にとってどの
ような良い面があるのか悪い面があるのかを考えてみること。
・情報技術の効果的な適用事例については、なぜ効果的な適用
が可能になったかの「なぜ」を考えること。
約束してほしいこと。
①まじめな態度で授業を受けること。
②私語をしないこと。
③遅刻をしないこと
− 91 −
作品演習/メディアコミュニケーション演習
11以降生:3年次
10以前生:2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 講義ガイダンス メディア・コミュニケーションの目指
すもの――
木 村 眞 知 子 前学期 選 択
第2講 「私」の発見①自分自身を表現するために‥‥
第3講 「私」の発見②作品制作・発表
講義のねらい・到達目標
多様なメディア環境の中、私たちは様々なメディアを使いこ 第4講 メディアを使いこなす①「ラジオCM」企画∼コンセプ
ト・ワーク∼
なす視点に立ち、メディアとは何か、社会的コミュニケーショ
ンにどう取り組むかについて理解を深め、表現力・伝達力を身 第5講 メディアを使いこなす②「ラジオCM」コピーライティ
ング
に付けることが重要である。
この演習では、プロの情報の加工法を取り入れながら様々な 第6講 メディアを使いこなす③「ラジオCM」制作 録音
第7講 メディアを使いこなす④「ラジオCM」制作 録音
形の作品づくりを行う。
作品の制作を通して自分自身を見つめ、自分自身を発見し、自 第8講 メディアを使いこなす④「ラジオCM」完成発表
分自身を表現する力、メディアを使いこなす能力=クリエイテ 第9講 イメージを形に①
第10講 イメージを形に②
ィビティを追求するものとする。
第11講 イメージを形に③
第12講 イメージを言葉に①作品制作
第13講 イメージを言葉に②作品制作
第14講 イメージを言葉に③作品発表
第15講 メディア・コミュニケーションのためのクリエイティビ
ティ
試験に代わる課題レポートの提出
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
授業への参加姿勢および授業課題への取組み:50%
試験に代わる課題レポート:25%
上記を基本に総合的に評価。
必要に応じ、プリントを配付する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で指示する。
プロの方法論を用いて広告のコピーを制作、さらに自分たちが
参加して録音を行うなど、他のメンバーたちと協力する作業も
あります。互いに責任のある行動を心がけてください。
スタジオ技術論
浦田恵司/森 俊夫
3年次
前学期
4単位
講 義 計 画
選 択
環境情報学部2013年度シラバス(講義要綱)P.109をご覧くださ
い。
{http://www.yokkaichiu.ac.jp/img/pdf/life/lecture/2013/kankyo_syllabus_2013.pdf}
講義のねらい・到達目標
(森)
マルチメディア時代に要求される動画映像の基礎理論を習得
し、一般放送や衛星放送に要求される技術や劇場映画からWeb
コンテンツまで、各分野で要求される映像制作技術を比較検討
する。また短い作品を実際に仕上げる工程を紹介しながら理論
と実践の整合を取り、基礎技術に裏付けされたコンテンツ制作
のノーハウを体験することで、映像制作業界の概要を理解する。
(浦田)
スタジオミュージシャン、サウンドアーキテクトとしての経
験をもとに、スタジオでおこなわれる電子的音響制作のプロセ
スを体験的に紹介しながら短作品を、ゲストを交え、学生とと
もに想像、制作し感性を刺激する。
成績評価方法
テキスト・教材
作品評価とレポート80%、出席20%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
なし。
担当者から一言
(森)
映像に興味のある人や就職を希望する人に向けて、最新の映像
制作の現場を紹介します。
(浦田)
あらゆる音源を使った音響空間の構築、体験と実践。
− 92 −
コンピュータ音楽論
3年次
4単位
講 義 計 画
第1∼2講 現代音楽としてのコンピュータ音楽
仁 科 エ ミ / 浦 田 恵 司 後学期 選 択 第3講 コンピュータの発達と音楽への応用
第4∼7講 コンピュータ音楽の歴史的展開、コンピュータ音楽
作品の鑑賞
講義のねらい・到達目標
コンピュータ音楽は、情報技術の発達と20世紀西欧現代音楽 第8講 改めて考える「音楽とは何か」
との交錯から生まれたといえます。いまやコンピュータは、作 第9∼11講 音のデジタル信号処理と音質
曲から演奏、録音、編集、配信にいたる音楽制作のあらゆる面 第12∼14講 コンピュータ音楽への情報脳科学的アプローチ
を支え、さらに音以外のさまざまな表現メディアとも共同して、 第15講 コンピュータ音楽の展望
あらたな総合表現芸術へと進化しつつあります。急速に発展・ 第16∼30講 コンピュータ音楽創作の実際
普及しつつあるコンピュータによる音楽制作活動の歴史、基本
的な概念や技術・技法について、講義と実演、作品鑑賞によっ
て体験的に理解することを到達目標とします。とくに、この講
義では実演を重視し、コンピュータ音楽作曲家・サウンドアー
キテクトとして活躍する浦田講師によって、コンピュータ音楽
創作現場での最先端の技術、表現手法、作品例を実践的に紹介
します。それらを通じて、今後のコンピュータ音楽の可能性を
展望するとともに、脳科学の知見も導入し、「人間にとって音楽
とは何か」という本質的な問題をあらためて考えていきます。
成績評価方法
テキスト・教材
75%出席、25%レポート
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
いまやコンピュータと関わりなくつくられている音楽は、きわ
めて稀です。私たちの音楽体験に深く浸透しているコンピュー
タ音楽について、理論・実践の両面からあらためて体験し、音
楽とは何かについて一緒に考えてみましょう。
広告論
木村眞知子
11以降生:3年次
10以前生:2年次
2単位
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
「広告」は企業から私たちへのコミュニケーション表現であ
る。そのメッセージは企業のマーケティングだけでなく様々な
情報を提供することで、時には私たちの暮らしや考え方、生き
方までにも影響を与えている。
メディアの多様化の中、この「広告」というコミュニケーシ
ョンはどのように変わっているのか、私たちの生活はどのよう
に進化するのか、社会は‥‥。
「広告」から今という時代を見つめると同時に、課題を通し
てプロのコミュニケーション表現を実践的に学ぶものとする。
講 義 計 画
第1講 講義ガイダンス 広告とは何か――
第2講 広告の始まり・広告の役割
第3講 広告とコミュニケーション
第4講 広告と消費者
第5講 広告とマーケティング
第6講 広告のクリエイティブ・ワーク――製品企画と販促企
画①
第7講 広告のクリエイティブ・ワーク――製品企画と販促企
画②
第8講 広告とブランディング
第9講 広告とッセージ
第10講 広告のクリエイティブ・ワーク――コピーライティン
グ①
第11講 広告のクリエイティブ・ワーク――コピーライティン
グ②
第12講 広告と政治
第13講 広告――今日から明日へ ①
第14講 広告――今日から明日へ ②
第15講 今という時代を見る 課題に向けて
試験に代わる課題レポートの提出
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
授業への参加姿勢および授業課題への取組み:50%
試験に代わる課題レポート:25%
上記を基本に総合的に評価。
必要に応じ、プリントを配付する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で指示する。
単に知識を得るのでなく、事例をもとにした広告展開などの課
題に取り組んでもらいます。
− 93 −
映像制作論
3年次
木村眞知子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テレビ、映画、インターネット‥‥。映像は私たちの生活の
一部となっている。しかも、受け手だった私たちは、映像を使
って発信する側にも立ってしまったのである。
だが、私たちは、映像を見る感性は持っていても、映像で表
現することの意味を知っているだろうか――。
講義では、グループごとに映像作品を制作する。制作の過程
を企画から撮影、編集まで実際に体験することによって、
「映像」
は画面に映るモノだけでなく様々な要素で組み立てられるもの
であることを理解し、そこで何を表現すべきなのか、どこに自
分の個性を出していくかというクリエイティブ・ワークの基本
を学ぶものとする。
講 義 計 画
第1講 講義ガイダンス 受信者から発信者へ――新たな映像の
時代を考える
第2講 映像制作に向けて――企画・構成について
第3講 撮影の基礎
第4講 制作準備1 テーマ
第5講 制作準備2 作品構成 まとめ
第6講 撮影実習①
第7講 撮影実習②
第8講 撮影実習③
第9講 編集準備(撮影予備)
第10講 編集①
第11講 編集②
第12講 編集仕上げ
第13講 完成試写
第14講 作品検討
第15講 映像制作の意味――クリエイティブ・ワークに求められ
るもの
試験に代わる課題レポートの提出
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
授業への参加姿勢および授業課題への取組み:50%
試験に代わる課題レポート:25%
上記を基本に総合的に評価。
必要に応じ、プリントを配付する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で指示する。
映像作品を作り上げる面白さ、難しさ、喜びを体験してもらい
たい。
グループ作業となるため、他のメンバーの迷惑にならないよう
無断欠席などは厳禁。
ジャーナリズム論/出版メディア論2
黒島哲夫
3年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
キーワードとしての「ジャーナリズム」、あるいは「プレス」
という概念は、インターネットの普及とメディアのIT化によ
る社会変動により、大きく意味合いが変わってきました。そこ
で、インターネット時代のジャーナリズムとは、どのようなも
のなのかを考えていきます。最終的には、ネット時代の表現者、
ネット時代の言論の担い手になれる素養を身につけてもらいま
す。
講 義 計 画
1:授業の概略について、単位の評価方法についの説明
2:第2次大戦後のメディア史を概観する。その1
3: 〃 その2
4:巨大コンピュータの時代のサブカルチュアにネット社会の
原型をみつける。
5:60年代のパソコン啓蒙家たちの思想とは
6:ネット社会の啓蒙家たちの思想とは
7:ネット・ジャーナリズムの勃興と旧来のジャーナリズムの
相克
8:メディアの変貌を10年単位で掴んでみよう。
9:911は何を残したのか?
10:東アジアのネット政策を比較してみよう。
11:韓国で起こったネット・ジャーナリズムのその後を考える。
12:グーグルと中国政府の攻防
13:2ちゃねるの功罪
14:911と311はメディアにどのような課題を残したのか。
15:新生ジャーナリズムとは? ネット・ジャーナリズム、オ
ープン・ジャーナリズムの今後について(ウキ・リークス
を事例に)
成績評価方法
テキスト・教材
40% 出席配点
40% レポート配点
20% 定期試験配点
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
メディアを批評的に観察する力を養ってもらいたい。メディア
に対して受動的ではなく能動的に立ち向かう気概と勇気を、粘
り強い探求心を養ってください
− 94 −
メディア産業論
3年次
前川督雄
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
メディア社会のありかたを産業・社会の側面から考える講義
です。
テレビやCD・DVD、インターネットなど、私たちは日々の
暮らしのなかでメディア産業の恩恵に浴しています。「情報」を
とりあつかうメディア産業は今、情報通信技術(IT)の発達に
よってその枠組みを大きく変化させてきています。また、社会
インフラとしてその重要性をいよいよ増してきています。その
歴史・背景は、また将来展望はどのようになっているのでしょ
うか。メディア産業がどのような構造をもち、社会や個人とど
のように関わってきたのかを概観するとともに、現代社会にお
いてメディア産業が果たしていくべき役割について考えます。
講 義 計 画
第1講 導入
第2講 基礎論 メディアが産業になるとはどういうことか
第3講 産業構造 コンピュータ産業の歴史・動向
第4講 産業構造 インターネット産業の動向
第5講 産業構造 映画の歴史と映画産業の動向
第6講 産業構造 TVの歴史とTV産業の動向
第7講 産業構造 出版の歴史と出版産業の動向
第8講 産業構造 ユビキタスとメディア融合
第9講 社会 通信・輸送・コンピュータの発展とメディア
第10講 社会 日本のマスメディア
第11講 社会 知的財産/知る権利/表現の自由
第12講 事例 メディア利用動向
第13講 事例 シリコンバレーの果たしてきた役割
第14講 事例 国際展示会レポート/メディア技術開発について
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席・小レポート40%、期末試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「図解革命!業界地図最新ダイジェスト2015年版」(高橋書店)
次世代メディア社会/マルチメディア論
前川督雄
11以降生:3年次
10以前生:2年次
2単位
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
メディアを造り、作品を創る心を考える講義です。
メディアにどっぷり漬かった日常生活を送る現代日本人。し
かしさらに次々と新しいメディア製品・サービスが発売され、
作品群が発表される。次に何が来ようとしているのか、時代の
変遷に関わらず大切なことは何なのか。偉大な先人たちは何を
求めて、何に努めていて、何を守っていたのか。次世代のメデ
ィア社会について、ユーザとして、観客・視聴者として、読者
として、あるいはクリエイター・アーティストとして、よく考
えましょう。
本講義と「次世代メディア社会」は表裏の関係にあります。
あわせて受講することでより立体的な視点をもつことができる
でしょう。
講 義 計 画
第1講 導入
第2講 映画制作
第3講 コンピュータグラフィックス
第4講 メディアと情報
第5講 アニメーション制作(1)
第6講 アニメーション制作(2)
第7講 サラウンド音響制作
第8講 ハイパーソニック・エフェクト
第9講 マンガ制作(1)
第10講 マンガ制作(2)
第11講 世界を変えたジョブズ(1)
第12講 世界を変えたジョブズ(2)
第13講 インターネット
第14講 近未来予測
第15講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
出席・小レポート40%、期末試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「情報環境学」(大橋 力)朝倉書店
「音と文明」
(大橋 力)岩波書店
本講義と「メディア産業論」は表裏の関係にあります。あわ
せて受講することでより立体的な視点をもつことができるでし
ょう。
− 95 −
アジアコミュニケーション論
加納 光
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
国際化が進む現代社会において、コミュニケーション能力と
異文化理解は、全ての知識人に求められる素養と言っても過言
ではありません。
この授業では、日本を含むアジア地域・諸国の歴史・文化・
社会を学びながら、アジア諸国に対する理解を深めるとともに、
アジア地域の一員としまたは同じアジア地域の構成メンバーと
してアジア諸国の人々といかに接し、どのようにコミュニケー
ションを図っていくことが望ましいのかを考えていきます。
アジアの一員として欠かすことのできない正当なアジア認識
と、アジア諸国の人々とのコミュニケーションに求められる素
養の習得を目指していきます。
講 義 計 画
第1講 はじめに(授業の進め方など)
第2講 異文化コミュニケーションについて
第3講 異文化理解(1)
第4講 異文化理解(2)
第5講 アジア再考(1)
第6講 アジア再考(2)
第7講 アジア再考(3)
第8講 アジア人との正しい付き合い方(1)
第9講 アジア人との正しい付き合い方(2)
第10講 日本語再考(1)
第11講 日本語再考(2)
第12講 日本語再考(3)
第13講 中国社会・文化・歴史・人を理解する(1)
第14講 中国社会・文化・歴史・人を理解する(2)
第15講 まとめ
期末試験
成績評価方法
テキスト・教材
①出席状況(20%) ②授業態度(20%) ③課題レポート
(20%) ④定期試験(40%) により総合的に評価する。
プリント教材(随時プリントを配布します)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
日頃から、アジアを理解するために、アジアに関する幅広い
書物を読むようにしてください。もちろん、アジアの一員であ
る日本に対する理解も不可欠です。アジアに対する強い興味・
関心を抱きながら、アジア全体の理解を深めていってください。
アジア諸国の人々とコミュニケーションを図る際、お互いを理
解することが大切です。アジアの人々に日本を理解してもらう
ためには、日本人自身が日本をよく理解ていなければなりませ
ん。普段から日本対する理解を深めておいてください。
欧米コミュニケーション論/欧米コミュニケーション論b
エリックブレイ
3年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
このコースは学生に他国のコミュニケーションスタイルをよ
り理解してもらう講義である。特に欧米諸国(アメリカとヨー
ロッパ)とアジア(特に日本)はどのような違いがあるかとい
う内容になっている。クラスでは長編映画を日本語字幕付きで
観てもらい、他国の人々のコミュニケーションスタイルをより
理解するための議論をしてもらう。
成績評価方法
講 義 計 画
week1:米国西部文化の紹介1
week2:米国西部文化の紹介2
week3:コミュニケーションスタイル1
week4:映画鑑賞1
week5:映画鑑賞2
week6:映画鑑賞3
week7:コミュニケーションスタイル2
week8:映画鑑賞4
week9:映画鑑賞5
week10:映画鑑賞6
week11:コミュニケーションスタイル3
week12:映画鑑賞7
week13:映画鑑賞8
week14:映画鑑賞9
week15:復習と要約
week16:復習と要約
テキスト・教材
Student’s grades will be based on class participation and the Course materials will be provided by the instructor.
completion of written assignments.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a Japanese - English dictionary to class.
Come to every class. Do your best!
− 96 −
ポップカルチャー論
3年次
山本 伸
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
その名の通り、その時の社会の状態に応じて「飛び出し」て
くる文化現象がポップカルチャーであるとすれば、ポップカル
チャーは逆にそこからその瞬間の社会を読み解くカギになるは
ずである。本講義では、さまざまなポップカルチャー現象を取
り上げながら、それが時代を社会学的にどう反映しているのか
を見ていくこととする。ジャンルや時代については特に限定せ
ず、その時々のまさに「旬」なポップカルチャーを題材とした
い。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 導入「ポップカルチャーとは何か?」
第2∼4講 さまざまなポップカルチャー:「映画・テレビ編」
第5∼7講 さまざまなポップカルチャー:「歌謡曲・ポピュラー
音楽編」
第8∼10講 さまざまなポップカルチャー:「大衆芸能・お笑い
編」
第11∼13講 さまざまなポップカルチャー:「インターネット編」
第14講 アメリカ合衆国とメインストリーム 第15講 まとめ
第16講 期末試験(またはレポート)
テキスト・教材
出席(50%)、期末試験またはレポート(50%)によって総合的 特には使用しない
に評価する。
主に電子ファイルにて提示
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
鶴見俊輔『限界芸術論』ほか
より多角的な視野でポップカルチャーをながめることで、その
背後に潜んださまざまな可能性を見出そうとする姿勢を整えた
うえで授業に臨んでほしい。
資格a
1年次
井岡幹博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
環境情報学部のカリキュラムに関連する資格を取得すること
で「資格a」「資格b」の単位が認定される。これによってより
積極的に資格取得に挑戦し、自身のスキルアップを目指してほ
しい。特にマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)試
験は,学内で受験でき,そのための模擬試験,学習環境も備わ
っているので,積極的に受験してほしい.受験案内は,別途知
らせる.
成績評価方法
講 義 計 画
対象資格は以下の通り(これら以外のものについては学科長ま
で問い合わせること)。
国家
気象予報士/公害防止管理者/環境計量士/ITパスポート/基
本情報技術者試験/中国語能力検定試験6級以上(中国国家)
公認
情報処理活用能力検定2級以上/実用英語検定試験2級以上/
CG検定2級以上/TOEICテスト600点以上/TOEFLテスト500
点以上/中国語検定試験準2級以上/実用数学技能検定準1級
以上/マイクロソフトオフィススペシャリスト
テキスト・教材
「資格a、b単位申請書」(教学課にある)、資格を証明できる合 なし。
格書等(コピー可)を教学課に提出すること。受付は随時。単
位は「認定」という形で与えられる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
単位認定のための資格取得ではなく、資格取得に付随する単位
認定となるよう心がけること。
− 97 −
資格b
1年次
井岡幹博
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
環境情報学部のカリキュラムに関連する資格を取得すること
で「資格a」「資格b」の単位が認定される。これによってより積
極的に資格取得に挑戦し、自身のスキルアップを目指してほし
い。特にマイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)試験
は,学内で受験でき,そのための模擬試験,学習環境も備わっ
ているので,積極的に受験してほしい.受験案内は,別途知ら
せる.
成績評価方法
講 義 計 画
対象資格は以下の通り(これら以外のものについては学科長ま
で問い合わせること)。
国家
気象予報士/公害防止管理者/環境計量士/ITパスポート/基
本情報技術者試験/中国語能力検定試験6級以上(中国国家)
公認
情報処理活用能力検定2級以上/実用英語検定試験2級以上/
CG検定2級以上/TOEICテスト600点以上/TOEFLテスト500
点以上/中国語検定試験準2級以上/実用数学技能検定準1級
以上/マイクロソフトオフィススペシャリスト
テキスト・教材
「資格a、b単位申請書」(教学課にある)、資格を証明できる合 なし。
格書等(コピー可)を教学課に提出すること。受付は随時。単
位は「認定」という形で与えられる。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
単位認定のための資格取得ではなく、資格取得に付随する単位
認定となるよう心がけること。
環境情報学概論Ⅰ/環境情報学概論1
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
井 岡 幹 博 前学期 必 修 第2講 環境保全活動(NPO法人PPK四日市)
第3講 デジタル情報処理(井岡)
第4講 メディアコミュニケーション演習(木村,関根)
講義のねらい・到達目標
環境情報学部の三つの専攻(環境、情報、メディアコミュニ 第5講 環境と交通(本部)
ケーション)においてそれぞれ学ぶ基礎的な内容について学習 第6講 アナログとデジタル(城之内)
する。講義の最終回では、どの専攻を希望するかを書類で提出 第7講 異文化コミュニケーション(加納,ブレイ,山本)
してもらいますので、各専攻の内容についてよく学んでおく必 第8講 見学会
第9講 大気と水質(武本)
要があります。
第10講 コンピュータとインターネット(城之内)
第11講 環境と社会(神長)
第12講 ネチケットと著作権(千葉)
第13講 メディアエコロジー(黒島,前川)
第14講 スタジオ開き―PV制作デモ・演習―(木村,関根)
第15講 専攻選択
成績評価方法
テキスト・教材
出席点20%,毎回のレポート評価80%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
必ず出席をすることが大切です.環境情報学概論Ⅰ用のノート
を準備しなさい.できるだけ多くノートテイクしなさい.
最終回は,3つ専攻(環境,情報,メディアコミュニケーショ
ン)のどれに属して,後学期から勉強するかのアンケートを提
出してもらいます.
− 98 −
環境情報学概論Ⅱ/環境情報学概論2
1年次
2単位
講 義 計 画
到達目標 : Excelを使ってデータ統計処理を行う。パソコン
の内部構造と主要機器の特徴や性能を理解する。ネットワーク
におけるパケット通信の基本的な概念(言葉)に慣れる。
第1講 履修指導とパワーポイントの使い方
第2講 パワーポイントで自己紹介プレゼンテーションを
作成する
第12講 ゼミ選択ガイダンスおよび自己紹介
第3講 − 第15講 実験設備の関係で3グループに分かれて学習する
①データ分析の実習(田中伊知郎)
1回目:調査における集計用紙の使い方とExcelでの整理
2回目:クロス集計と専用ソフト(SPSS)入門
3回目:クロス集計実習
4回目:レポートのまとめ方
②パソコンの分解組立て実習(千葉)
1回目:パソコンの分解と部品表の作成
2回目:パソコンの分解と部品表の作成
3回目:パソコンの組立と動作確認
4回目:レポート作成
③ネットワークの接続実習(井岡)
1回目:IPアドレスとデータ共有、ネットワーク構築
2回目:Webサーバインストールとホームページ閲覧
(隣の人が作ったページを覗いてみよう)
3回目:TCP/IPとは(どのような仕組みでデータは流れるのか)
4回目:パケットとは(パケットの中身はどんなものかを実際に調べる)
成績評価方法
テキスト・教材
城之内忠正
後学期
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 環境情報学概論Ⅱではパソコン関連の基礎
知識を実際に体験することが出来ます。この授業で行われる実
習を通して,様々なカタカナの言葉に戸惑わなくなります。
出席状況(20%)、実習への取り組み姿勢(20%)、提出物 なし。
(50%)によって成績を評価します。なお2/3以上の出席のない
ものは、特別な理由の無い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
積み上げ方の実習なので前回の復習をして次の実習に望むこと
コンピュータの基礎的なことを実習を通して楽しく学びましょ
う。
環境情報学概論Ⅱ/環境情報学概論2
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 全員での面談
前 川 督 雄 後学期 必 修 第2講 オリエンテーション(前川)
第3講 セミナー・研究活動の紹介(1)(ブレイ)
第4講 セミナー・研究活動の紹介(2)(黒島)
講義のねらい・到達目標
環境情報学概論IIは必修(1年次)です。各自が選択した専 第5講 講話・演習
第6講 セミナー・研究活動の紹介(3)(木村)
攻ごとに分かれて行います。
メディアコミュニケーション専攻では、この講義をメディア 第7講 セミナー・研究活動の紹介(4)(関根)
コミュニケーション専攻での学生生活を確立していく上での導 第8講 セミナー・研究活動の紹介(5)(前川)
入講座として位置づけて、専攻教員全員が担当して実施します。 第9講 講話・演習
また、2年次から必修となる基礎演習、基礎セミナー、3年次 第10講 舞台制作見学・鑑賞(木村、黒島、関根、前川)
必修の専門セミナー、4年次必修の卒業研究セミナーという専攻 第11講 研究活動の紹介(1)(加納)
第12講 研究活動の紹介(2)(山本)
の核となる取り組みへの導入を行います。
この講義では、学生諸君の大学生活で必要とされる基本的な 第13講 寺院見学
力を身に付けてもらいます。また、自分自身が進む方向性を自 第14講 卒業展見学
分で考え出し、興味の対象を見定めて、大学生活の核となるセ 第15講 まとめ
(内容・順序を必要に応じて変更することがあります)
ミナーを選択するための重要な礎となるでしょう。
(担当教員名無記載の講は、専攻教員全員が担当します)
成績評価方法
テキスト・教材
出席を最も重視します。また、各講義で担当教員から設定さ 必要に応じて担当教員が独自に開発した資料が配られます。
れた課題がある場合、その課題への取り組みも加算されます。
期末試験を行いません。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
必要に応じて担当教員から示されます。
担当者から一言
なし。
− 99 −
環境情報学概論Ⅱ/環境情報学概論2
武本行正
1年次
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ねらい)
環境専攻の諸君は「環境学入門」と「ECO検定公式問題集」
をもちいて、以下の諸問題を学びます。地球温暖化、酸性雨、
オゾン層破壊、公害、熱帯雨林の破壊、砂漠の拡大、種の多様
性、持続的な成長などなど。
到達目標)
今、人間がこの地球に生き続けるには、環境諸問題に関わる
こうした言葉をよく理解し、吟味して、人類の将来を考えまし
ょう。そして、行動・実践できることがとても大切なのです。
成績評価方法
講 義 計 画
環境専攻分野では、先生方がまとめた各々の専門分野の環境問
題を記述した文章を参考資料に使って講義し、またエコ検定受
験指導をします。
Ⅰ部.1.持続可能な社会(新田) 2.生態系と種の多様性(牧田)
3.土壌環境(大倉) 4.大気環境(武本)
5.水環境(高橋) 6.環境基準と産業廃棄物(田中(正)
7.四日市公害(粟屋) 8.四日市公害(各論)
(神長)
9.交通と環境(本部) 10.環境の数理(小川)
11.環境と思想(吉山)
Ⅱ部.12∼16回までは武本教授の「エコ検定問題を解こう」の
講義:過去問を集中的に学習・演習します。
1.環境問題の現状
(1)公害の歴史 (2)大気汚染、水質汚濁と健康被害
(3)地球温暖化とCO2 (4)オゾン層破壊とフロン
(5)酸性雨、森林破壊、砂漠化
(6)都市と環境、ヒートアイランド
(7)騒音、振動、悪臭の被害 (8)廃棄物や有害物質
2.環境をめぐる世界の動向
(1)地球サミット (2)環境の諸条約
(3)京都議定書のその後
テキスト・教材
評価:
期末のレポートと出席で評価。
やはり休まずにきちんと出席しましょう。
レポートの提出と出席で総合的に評価します。
「環境学入門」 四日市大学環境情報学研究会著、および各先生
方の教材配布
「ECO検定公式問題集」(東京商工会議所・日本能率協会マネジ
メントセンター)
これは2100円で購入してください。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
環境専攻の、この概論Ⅱでは特に、
「ECO検定公式問題集」を用いて、過去の問題を演習します。
なお、エコ検定の教科書や問題集は多数、市販されています。
本屋で手に取って、自分にあったものを購入すると良いでしょ
う。
一言:
テキストは本学部の先生たちが書いたが、四日市は大気汚染公害の発祥地
でした。
公害の経験を人たちに伝えて、繰り返さないという願いから出来たのが
「環境情報学部」です。
注意事項:1年生の内に、必修の単位を必ず全員習得しましょう。
基礎セミナー/基礎セミナーⅡ
2年次
2単位
講 義 計 画
Weeks
エ リ ッ ク ブ レ イ 後学期 必 修 Weeks
Weeks
Weeks
講義のねらい・到達目標
In this seminar class we will watch American movies and Weeks
study the language and culture found in them. Language Weeks
development activities will be done to help students build the
vocabulary and grammar necessary to discuss movies and
culture. After watching the movie, students will be responsible
for writing in a movie journal and then discussing the movie
together. At the end of the term students will write a review
of the movie they have watched.
1−3
4−6
7−9
10−12
13−14
15−16
Movies and Culture
Aspects of Movie Making
Summarizing Scenes
Acting out a Scene
Evaluating a Movie
Writing a Movie Review
成績評価方法
テキスト・教材
Students will be evaluated on their participation and effort in
this class, as well as the quality of their written work.
Text: Movie Time!
Author: Eric Bray
Publisher: Nan’un-do Publishing
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
Please bring an English-Japanese dictionary to every class.
Let’s learn about culture and language while we watch a
movie!
− 100 −
基礎セミナー
2年次
井岡幹博
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
デジタル映像の編集とその配信について,学習します.デジ
タル化され,ネットワーク化された社会において,デジタル画
像,デジタル映像を扱うことは,避けて通れない状態となって
きています.ここでは,デジタル画像,デジタル映像は,そも
そもどういうものか,から始まって,その処理,編集技術を学
びます.さらに出来上がった画像,クリップをネットワークを
介して配信する技術についても学習します.
講 義 計 画
第1講:デジタル映像の世界
第2講:Premiere Proにおけるワークスペース
第3講:シーケンスとリアルタイム編集
第4講:トランジション
第5講:色と不透明度
第6講:モーションパス
第7講:エフェクトコントロール
第8講:Photoshop,IllustratorとPremiere Pro
第9講:マルチポイント編集
第10講:シングルフレーム編集
第11講:ネストした複数のシーケンスの編集
第12講:タイトルとクレジット
第13講:オーディオ
第14講:出力
第15講:各自クリップ作成と配信
成績評価方法
テキスト・教材
出席30% 提出物 70%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
必ず、出席することが第1です。どうしても休まなければなら
ないときや遅れるときは、前もって連絡すること。
基礎セミナー
2年次
関根辰夫
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
1)スタジオ、ステージにおいて使用する各機器に関する基本
的動作原理を理解する。
2)スタジオ、ステージにおいて使用する各機器の役割を理解
する。
3)スタジオ、ステージにおける作品の完成するまでの時間的
空間的流れを理解する。
4)機器のメンテナンス及び修理の基本を学ぶ。
5)実際に現場で活躍しているエンジニアなどによる講義を通
して業界の空気に触れる。
到達目標
・SSLコンソールの録音時の基本的な使い方を理解する
・外部エフェクターの基本的な操作を身につける
講 義 計 画
第1講 PAの仕組み
第2講 PAの仕組み
第3講 大学祭PA役割
第4講 大学祭PA役割
第5講 大学祭反省会
第6講 調整卓各部の役割
第7講 PA実習
第8講 PA実習
第9講 PA実習
第10講 外部機器の説明
第11講 外部機器実習
第12講 録音実習
第13講 録音実習
第14講 録音実習
第15講 録音実習
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します
出席状況(30%)
小テスト(20%)
受講態度(50%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「サウンドレコーディング技術概論」
(社)日本音楽スタジオ協会
「音響映像設備マニュアル」
(株)リットーミュージック
後期からはPAの実際について学びます。また大学祭でのPAを
実際に経験してみます。PAをするために必要な電気や音響のノ
ウハウ以外に計画の立て方、プレーヤーとのコミュニケーショ
ン、仲間との連携などいろいろと重要な事柄を学んでください。
− 101 −
基礎セミナー
2年次
2単位
講 義 計 画
基礎セミナー前期では、大きな課題群を二つ平行して進めてい
黒 島 哲 夫 後学期 必 修 きます。一つは、メディア・ウォッチング・シリーズ。もう一
つは、グラフィック・ソフトを自由に使いこなせるようになる
ための課題シリーズです。毎週あるセミナーの時間帯では、こ
講義のねらい・到達目標
デジタル機器のハブとしてのパソコン、そしてそのパソコン れらの課題を発表する場として進めます。口頭によるプレゼン
に連結できるデジタル機器、例えば、デジカメやハンディーカ 形式で進めます。
ム、あるいはスマートホーンなどの様々なアプリを縦横に使い 前期に先輩と合同して取材した素材を活かした作品造りに取り
こなして、意図した作品造りに結びつけられる発想を養います。 組みます。
同時に、パソコンにおけるデジタル・クリエーションのデフォ
ルト・アプリ(業界標準のアプリ)であるフォトショップ、イ
ラストレーターを使いこなして、企画作業からプランの検討、
実際の制作、プレゼンテーションに使用できるレベルでのアウ
トプットまで、共通例題を使った演習や課題制作を軸に進めて
行きます。さらに、メディア・リテラシー関連の課題群(電子
出版セミナー流メディア・リテラシー・シリーズ)の課題も平
行して進めます。基礎に続き、専門、卒業セミナーへと進むわ
けですが、三つのレベルを順当に進めば、卒業後、即、制作の
現場で実践できるレベルに達することが出来ます。
成績評価方法
テキスト・教材
39% 出席配点
61% 課題達成に対する配点
その都度、コピーや参考図書、必読本を提示します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
夏休み中に個々に指定した課題を出します。それに従うこと。
夏休みまでに、イラストレーター、フォトショップは使いこな
せるようになり、後期からは、各種映像ソフトに習熟していき
ます。今学期は、則作品制作から入っていきますので、アプリ
の自己学習は日常的にやってください。
基礎セミナー
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 HTMLとは
城 之 内 忠 正 後学期 必 修 第2講 HTMLプログラミングの基礎手順
第3講 HTMLの基本タグ
第4講 Web学習システムの使い方
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:ホームページの作り方を通して,Webの仕組み 第5講 入力フォームの基礎
第6講 JavaScriptの記述について
やデータ構造を学ぶ
第7講 イベントの扱い方
到達目標:スタイルシートを使った簡単なホームページが作れ 第8講 タグの内容をJavaScriptで変更する
るようになること。さらに入力データをJavaScriptで処理でき 第9講 ファイルとフォルダの関係とDOM
第10講 スタイルシートの基礎
ること。
第11講 スタイルシートのbox構造
第12講 スタイルシートをJavaScriptで変更する
第13講 電卓を作る
第14講 自由作品を作る
第15講 作品発表会
成績評価方法
テキスト・教材
作品(60%)と実習態度(40%)によって成績を評価します。 なし。
なお2/3以上の出席のないものは、特別な理由の無い限り不可と
します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
各講義では演習問題を解きます。授業で終わらない場合は宿題 Webの知識で様々なアプリケーション(HP,ゲーム,データベ
となります。
ース管理)が簡単に実現できます。
スマホやパソコン上で動くアプリが、Web上ならば簡単に作れ
ます。
− 102 −
基礎セミナー
2年次
2単位
講 義 計 画
1.ガイダンス(前期セミナーの進め方など)
神 長 唯 後学期 必 修 2.イントロダクション:社会学ってなんだろう?
3.さまざまな社会調査法①
4.さまざまな社会調査法②
講義のねらい・到達目標
5.質的調査と量的調査①
【講義のねらい】
このセミナーでは、最終的に環境問題がなぜ「問題」となる 6.質的調査と量的調査②
7.質的調査の技法(インタビュー/ヒアリング)
のか、環境社会学的な観点から考えることをめざす。
そのため、初年度は環境問題に限らず、現代社会構造をとら 8.質的調査への招待①
える上で非常に有効なツールである社会調査(質的調査、社会 9.質的調査への招待②
10.質的調査への招待③
学)の考え方について学ぶことからはじめたい。
11.質的調査の技法(フィールドワーク/参与観察)
【到達目標】
12.質的調査への招待④
(1)「生の声」を聞く:質的調査法の意義を知る
(2)多角的なアプローチ:現代社会構造を見る「センス」 13.質的調査への招待⑤
14.
「生の声」を聞くということ:環境社会学と質的調査
を養う
(3)一方通行の講義と異なる、セミナーがもつ最大の特徴 15.まとめ
※セミナーの一環として、各種施設見学に行く場合がある。
「少人数制」を活かせるようになる
【他との関連】
講義形式の「環境と社会」
〈事例編〉
、
「環境社会学」
〈理論編〉、
「環境論」を、少なくとも1科目以上受講して本セミナーで活用
できる「ものの見方」を体得することが非常にのぞましい。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(50%、課題達成度や授業態度など)、最終レポート(50%) 好井裕明『
「あたりまえ」を疑う社会学:質的調査のセンス』光
により総合的に評価する。
文社新書(2006年)777円
※セミナーなので、積極的な発言・活動や出席を重視するのはも
ちろんである。
※セミナー中の許可のない飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
(1)テキストは指示された回までに該当箇所を読み、事前学習
に努めること。
(2)各種施設見学の際は、下調べ・発表と事後に見学レポート
の提出が基本となる。
基礎セミナー
2年次
千葉 賢
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
基礎セミナー2ではパソコンのグラフィクス技術を学ぶ。グ
ラフィクス関連では写真加工やイラスト作成ソフトの方が利用
頻度は高いが、それらを対象とした「メディアツール」という
講義が1年次に配置されているので、この講義では3D-CG(コ
ンピュータグラフィクス)を学ぶ。教材にはフリーソフトの
POV-Rayを用いる。3D-CGを通して、画素、画像サイズ、色の
合成、画像ファイル種類などのグラフィクスの基礎知識を会得
し、さらに3次元空間への物体の配置やシェーディングなどの
3D-CG本来の知識を学ぶ。POV-Rayはプログラミング言語の勉
強にもなる。
<到達目標>①3D-CGの原理の理解、②POV-Rayのシーンファ
イル操作方法の理解、③オリジナルな3D-CG作品の制作
成績評価方法
本セミナーで学ぶ内容は、実際の質的調査を深く理解できるよ
うになるための〈基本編〉です。
※したがって全出席が基本です。
※やむを得ず欠席した場合、必ず次回までに休んだ分の配付資
料を手に入れて読んでおくこと。
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、CGとは、POC-Rayの紹介、簡単
なシーンファイルの作成
第2講 シーンファイルの理解。座標系、カメラ位置、
照明位置などの理解、座標軸、球・円柱の描画。
第3講 立方体・円錐・トーラスの描画。
第4講 メタボールの描画。
第5講 複雑な物体(prism)の描画。
第6講∼第7講 立体演算、積・和・差について 提出物:立体
演算で作成した複雑な立体
第8講 陰線・陰面消去、シェーディング、レイ・トレ
ーシング
第9講 加法混色による光の合成、本影・半影の理解。
第10講 SORによる立体の作成 提出物:SORで作成
したワイングラスや壺
第11講 テクスチャマッピング
第12講 アニメーションの作成
第13講∼第15講 自由課題の作成 提出物:自由課題
テキスト・教材
出席状況(20%)、セミナーへの参加姿勢(20%)、提出物 テキストは不要。教員が用意する。
(60%)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
インターネット上にあるPOV-Ray関係のWebサイトは参考になる。 セミナーは専門知識を得る場であると同時に、仲間や教員との
ふれあいの場です。千葉セミナーの学生は、2年生から4年生ま
で、ひとつのセミナーの一員であるという意識を持って、セミ
ナー活動を盛り上げてください。
− 103 −
基礎セミナー
2年次
2単位
講 義 計 画
講義のねらい : 生物分類の方法や観察、理化学分析等を習
得し、その習熟につとめる。また、実際のフィールド調査を経
験することで、調査の立案、分析、結果についての考察、報告
書の作成までを実践的に行うことができるようにする。
到達目標 : 生物の基礎的な分類方法の習得、並びに基礎的
な理化学分析項目についての分析方法を習得する。
第1講 フィールド調査の方法、目的、まとめ方
第2講 フィールド調査
第3講 フィールド調査
第4講 フィールド調査
第5講 生物調査、観察
第6講 生物調査、観察
第7講 生物調査、観察
第8講 生物調査、観察
第9講 理化学分析
第10講 理化学分析
第11講 理化学分析
第12講 理化学分析
第13講 調査結果のまとめ方
第14講 調査結果のまとめ方
第15講 調査結果のまとめ方
成績評価方法
テキスト・教材
田中正明
後学期
必 修
講義のねらい・到達目標
特別の理由がないかぎり100%の出席を求める。成績については、 なし。
受講態度を考慮し、総合的に評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
特になし。
基礎セミナー
2年次
武本行正
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
ねらい:
環境問題は大気汚染、水質汚濁、廃棄物問題、さらには地球
的規模での環境破壊にいたるまで多種多様の諸問題があります。
こうした環境の現状を理解するうえで基礎となる環境の課題や
環境調査方法(大気・水質・廃棄物など)あるいは改善技術の
概要について、各種資料の輪読とディスカッションを中心とし
た手法により学習します。また各種の環境関連施設の見学を実
施します。
講 義 計 画
各項目:
第1講 ゼミの進め方について
第2講 環境衛生学輪読
第3講 身近な環境学習・調査
第4講 ゴミ焼却場見学
第5講∼第10講 環境衛生学輪読
第11講 各種施設見学
第12講∼第13講 環境衛生学輪読
第14講 各種施設見学
第15講 環境衛生学輪読
第16講 まとめ
到達目標:
環境の基礎知識を得るとともに環境問題についての各個人の
関心を高める。個人個人の対外的プレゼンテーション能力を身
につける。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
適宜レポートを出します。出席状況は重視します。
レポート:50%、出席状況50%
テキスト・教材:北畠正義著、高橋正昭、武本行正編著、環境
衛生学、三恵社。
自作プリントを配布します。
ノートを取ることとプリントを整理して綴じておくこと。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
ワークブックで学ぶ生物学の基礎(第2版)、後藤太一郎監訳、
オーム社
公害防止管理者「公害総論」「水質」「大気」短期合格テキス
ト&問題集(武本他著:日本能率協会マネジメントセンター)
一言:
休まず出席しましょう。休むとわからなくなります。
水処理場や研究施設などの施設見学を行いますが、事前、事後
の予習、復習をしておきましょう。
− 104 −
基礎セミナー
2年次
牧田直子
後学期
2単位
必 修
講義のねらい・到達目標
基礎セミナーでは、身近な生き物について形態(肉眼および
顕微鏡観察)とDNA分析の双方から分類する。一連の実験操作
を通して、実験し、研究する雰囲気を実感することがねらいで
ある。また、顕微鏡観察やプレパラートの作製、分子生物学実
験の基本操作に慣れることを目標とする。湖沼等での調サンプ
ル採集(田中ゼミと合同実施)を通してフィールドワークも体
験する。
到達目標:顕微鏡、マイクロピペッター、遠心機など、実験機
器の使用法の習得。
実験機器の中には、使用法を誤ると危険な場合や実験の成否
に関わる場合がある。適切な使用方法をしっかり身につけまし
ょう。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンスと実習準備
第2講 サンプル採集と分析1
第3講 サンプル採集と分析2
第4講 サンプル採集と分析3
第5講 理系レポートの書き方
第6講 調査結果の中間報告
第7講 生物調査法、顕微鏡の使い方
第8講 生物分類実習1
第9講 生物分類実習2
第10講 生物分類実習3
第11講 分子生物学実習1
第12講 分子生物学実習2
第13講 分子生物学実習3
第14講 分子生物学実習4
第15講 調査結果のまとめ
テキスト・教材
実習状況:50%、実験ノート・レポート:50%
特にない。適宜、プリントを配布する。
考慮すべき理由もなく4回以上(4回を含む)欠席した場合、
実験ノート・レポートは採点の対象としない。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
配布プリントをよく見ておく。実習内容について予習・復習を
する。
基礎セミナー
2年次
2単位
特別な理由がない限り、100%出席すること。
必ず実験ノートを用意して下さい。
みんなで協力して実験しましょう。
講 義 計 画
第01講 ガイダンス(交通プロジェクト評価の概要説明)
本 部 賢 一 後学期 必 修 第02講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(1)
第03講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(2)
第04講 交通ネットワークとパフォーマンス関数(3)
講義のねらい・到達目標
第05講 交通需要予測手法(1)
【講義のねらい】
本講義では、公共施設計画とりわけ交通計画について、「計画 第06講 交通需要予測手法(2)
立案」→「評価」→「実施」といった一貫した事業(プロジェ 第07講 交通需要予測手法(3)
クト)の手順を体系的に学ぶとともに、最終的にはコンピュー 第08講 交通需要予測手法(4)
第09講 交通需要予測手法(5)
タを用いた「個別例題」及び「総合演習」を行います。
本講義の内容は、大きく以下の3つで構成されています。② 第10講 プロジェクト評価(1)
③については、キーワードを中心として例題を通じて解説を行 第11講 プロジェクト評価(2)
第12講 プロジェクト評価(3)
います。
第13講 プロジェクト評価(4)
①公共交通施設計画の基礎について
第14講 プロジェクト評価(5)
②交通需要予測手法(四段階推定法)について
③交通プロジェクト評価手法(財務分析、費用便益分析)に 第15講 プロジェクト評価(6)
ついて
【到達目標】
プランナーや実務者として社会に通用するような基礎力を習
得することを目的としています。
成績評価方法
テキスト・教材
原則、次のような配分により総合的に評価します。
50% 出席(毎回出席を取ります。
)
50% 演習レポート(適宜実施)
適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習・復習内容については適宜指示する。
【参考文献】
「都市交通プロジェクトの評価−例題と演習−」(森杉壽芳・宮
城俊彦編著)
(コロナ社)
◎2年次は講義により「基礎知識の習得」、3年次はコンピュー
タを用いた「総合演習」を行います。
− 105 −
基礎セミナー
2年次
2単位
講 義 計 画
個々の作品制作を行う。
木 村 眞 知 子 後学期 必 修 作品制作に取り組む前提として、次の点を指導。
・企画、コンセプト・ワークについて
・作品の構成について
講義のねらい・到達目標
基礎セミナーⅠで得た表現力や技術を基に、四日市大学の映 ・制作準備について
像CMを個々に制作し発表する。この制作にあたっては、ゼミ ・撮影及び編集の基礎他
制作については、他のゼミ生たちの協力により進めるものとす
生が互いに協力するものとする。
この発表を通して、各自のプレゼンテーション能力を高める。 る。
映像作品の制作だけでなく、大学祭でのライブ演奏の撮影な
ど、様々な場面での映像制作を体験する。
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
ゼミへの参加姿勢および課題への取組み:50%
課題発表、その他ゼミへの参加度:25%
作品の企画・制作、取り組み姿勢など総合的に評価。
必要に応じ指示する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
その都度指示する。
授業の課題だけでなく、個々の「何かを作りたい」「やってみた
い」等の思いを大事にしており、クリエイティブな活動には出
来る限りサポートします。
環境生物学/環境生物学a
大倉克己
1年次
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
「講義のねらい」
生物は環境の一員ですから、環境から影響を受けると同時に、
環境に影響を与えるものです。それを研究する生物学は、環境
問題を考える上でも、重要な学問です。生物は多様なことが特
徴ですが、生命活動を作用の観点からあるいは分子のレベルな
どでみると、生物のほとんどが同一の原理で営まれています。
ここでは、その同一の原理を主に学習します。このように生物
学の基礎に多くの時間をかけますので環境そのものについては
あまり学習しません。しかし、この講義で、学ぶことは生物と
環境の関係を学ぶ学問、たとえば生態学にも必要な基礎です。
「到達目標」
目指すレベルは、マスメディアが報道、報告する学芸欄及び
科学欄の生物に関することについて理解できる知識を会得する
高さです。
講 義 計 画
第1講 生物学の特徴
第2講 生命の起源、化学進化
第3講 生物の進化1 いろいろな進化説1
第4講 生物の進化2 いろいろな進化説2
第5講 生物を講成するもの1 生物の最小単位である細胞
第6講 生物を構成するもの2 細胞膜、多糖類、蛋白質、核酸
などの構造と機能1
第7講 生物を構成するもの3 細胞膜、多糖類、蛋白質、核酸
などの構造と機能2
第8講 酵素 酵素の役割と作用、酵素作用阻害の機作
第9講 同化 光合成のしくみと役割
第10講 異化 呼吸のしくみとエネルギー代謝
第11講 遺伝子とその発現機構1 DNAやRNAの存在場所、構造
第12講 遺伝子とその発現機構2 DNAのの複製。RNAの生合成、
役割
第13講 遺伝子とその発現機構3 遺伝情報の転写、翻訳
第14講 遺伝子とその発現機構4 原核生物と真核生物の遺伝情
報発現における違い
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に判断します。
出席状況 30%
定期試験 70%
プリントを配布します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義にあるようなタイトルが付いた単行本、解説書などにより、 この講義では、生物学の基礎になるようなことも多く学習しま
生物学の講義をより深く理解できるようになると思います。
すので、高校の生物で学習したことを復習するところが時々あ
ります。ですから、高校で生物をとらなかった学生も受講しや
すいと思います。
− 106 −
地球環境論
1年次
2単位
講 義 計 画
1)生物から見た世界+環境リテラシー(:環境問題を理解す
新 田 義 孝 後学期 選択必修 るとはどういうことか?)、2)地球環境の変化と生命の歴史
(I)(:地球の誕生と大陸移動)、3)地球環境の変化と生命の
歴史(2)(:大気に酸素が増え、生物は爆発的に進化した)、
講義のねらい・到達目標
講義の狙い:増大する世界人口と、中国・インド等による非効 4)「気候文明史」(:8万年にわたる寒冷化と温暖化)、5)東
率な資源消費は、公害や地球環境問題の元凶になっているし、 京電力福島第一原子力発電所事故への対応(:もっと科学的判
さらにその程度は増大する可能性が大きい。他方、多くの公害 断に基づけなかったものか?)、6)気候変動(:温暖化)、7)
を経験し、資源小国として省資源・省エネルギーで経済を乗り 酸性雨、8)オゾン層の破壊とモントリオール条約、9)人口
切ってきた日本が持つ種々の技術は、上記の公害や地球環境問 問題を背景とした21世紀の危機トリレンマ、10)種の多様性に
題の軽減に直接・間接役に立つ。では、どのように役に立つの ついて、11)ウィルスと人間(DVD)+薬が効かなくなる,12)
か?それを知れば、社会人になり、ビジネスパーソンになった 行き過ぎた環境保護運動の事例、13)ごみ問題+海洋汚染、14)
ときに、日本の底力としてそれらを活かすことができるように ダーウィンの進化論とその近代的応用(DVD),15)ダークマタ
ー(DVD)+その他
なる。そんな人を育てたい。
到達目標:毎回の授業で小レポートを課す。時間内に提出する
ことにより、迅速な処理能力を身につける(講義)、次いで、世
界的あるいは日本という大きな視点から、環境問題を考える能
力をみにつける(期末試験)
。
成績評価方法
テキスト・教材
ほぼ毎回の講義時に出す小レポート(50%)、期末テスト(50%) 必要に応じてプリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
必要に応じて予習用プリントを配布する。
「演習 地球環境論」新田義孝著 培風館 (以前使用したテキ
スト)
生態学/生態学a
2年次
2単位
10年後の自分が思い通りの大成功をしているとしたら、その自
分は、どこで何をしているか?その成功のために、今何をなす
べきか、逆算して大切な大学生活を送ってください。
講 義 計 画
第1講 生態学とは
田 中 正 明 前学期 選択必修 第2講 生態系について
第3講 生態系の構造
第4講 生態系の分布
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 生態学は、環境問題を理解する上では、最 第5講 生態系の環境因子
も重要な基礎科学である。この講義では、生態学の用語或いは 第6講 食物連鎖
第7講 生物濃縮
定義を中心に理解を深める。
到達目標 : 環境問題を理解できるように、生態学的な用語、 第8講 バイオマス
第9講 生態系の長期変動
並びに定義を身につける。
第10講 生態遷移
第11講 水生遷移系列
第12講 農業生態系
第13講 産業活動と生態系
第14講 汚染の浄化
第15講 人類生存のための生態系管理
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席することは当然のことであり、成績に加算しないが、欠席、 田中正明 「基礎生態学」三恵社、2011年、1800円
受講態度については、減点の対象とする場合がある。成績は、
原則として定期試験の点数によるが、レポート、受講態度等を
参考に総合評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
必ずテキストを用意すること。
− 107 −
環境と経済/環境のための経済学
本部賢一
11以降生:2年次
10以前生:1年次
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
人間が経済活動を優先させるあまり自然環境を破壊すると、
その影響は市場の外部に現れるため、市場のメカニズムが適切
に働きません。そこで、環境保護の利益と費用を調整し、企業
や消費者が自ら環境に配慮した判断・行動をするような社会の
実現とともに持続可能な発展を目指すのが環境経済学です。
本講義では、まず環境問題と経済の関係を整理するとともに、
環境経済学の基礎について学びます。次に、①「環境問題はな
ぜ起こるのか」、②「環境問題を解決するには」、③「環境と経
済を両立するには」という3つのテーマを掲げ、個々の環境問
題について整理するとともに対策について考えます。
講 義 計 画
第01講 ガイダンス(講義内容の説明)
第02講 環境と経済の関係
第03講 環境経済学の基礎(1)
第04講 環境経済学の基礎(2)
第05講 環境政策と経済学
第06講 地球温暖化問題
第07講 ゴミ問題とリサイクル
第08講 消費者と環境問題
第09講 企業と環境問題
第10講 環境の価値評価(1)
第11講 環境の価値評価(2)
第12講 環境対策の評価(1)
第13講 環境対策の評価(2)
第14講 持続可能な発展
第15講 講義のまとめ(試験対策)
定期試験
【到達目標】
環境対策を実施することにより守られる環境の価値をどう捉
えるのか、また環境対策の有効性をどのように評価していくの
かといった視点から考える力を養います。
成績評価方法
テキスト・教材
原則、次のような配分により総合的に評価します(第01講の時 適宜プリントを配布します。
に詳細を説明します)。
40% 出席点
60% 定期試験
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の中で適宜紹介します。
<参考文献>
「図解入門ビジネス 最新環境経済学の基本と仕組みがよくわか
る本」,栗山浩一著,株式会社 秀和システム,
(廃刊)
環境と社会/環境のための社会学
11以降生:2年次
10以前生:1年次
2単位
必修科目なので、遅刻・欠席しないこと。
講 義 計 画
1.オリエンテーション
神 長 唯 前学期 選択必修 2.環境問題とは何か
3.環境問題の歴史(前編)
4.環境問題の歴史(後編)
講義のねらい・到達目標
5.「近代公害の原点」に学ぶ(足尾)
【講義のねらい】
環境と社会の関係性をみてゆくことで、今後の環境問題のあり方につ 6.
「四大公害」とその時代的背景①
いて考える。世界的に類を見ない環境汚染と健康被害を引き起こした 7.
「四大公害」とその時代的背景②
「四大公害」をそれぞれ取り上げたのち、現代社会が抱える地域環境問 8.
「公害の原点」水俣にみる「企業城下町」と地域社会
題/地球環境問題を俯瞰することで、環境と社会のあり方を改めて考え 9.戦後の地域開発と環境問題
る。
10.高速交通公害と地域社会
【到達目標】
11.現代社会が抱える地域環境問題/地球環境問題
①現代の環境問題に対する認識を深める。
②「四大公害」をはじめとする「過去」の環境問題に対する知識をより 12.都市的生活様式の広がりとごみ問題
13.都市圏の環境保全とごみ問題
深める。
「都市−地方」関係にみる産業廃棄物問題
③環境問題を社会的な問題としてとらえ、それらを追究する力を身に 14.
15.まとめ:「持続可能な社会」をめざして
つける。
【他との関連】
「環境と社会」がより具体的な環境問題を紹介する〈事例編〉なら、別
時限の「環境社会学」は〈理論編〉という関係にある。我が国が経験した
公害等をしっかり理解するためにはいずれかあるいは両方、受講する
ことがのぞましい(一部、内容上欠かせない重複あり)。
「四日市公害論」
「環境論」などとも関連する。
成績評価方法
テキスト・教材
平常点(授業態度、小テストへの取り組みなど40%)、期末試験 テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
(60%)等により総合的に評価する。
※なお、2/3以上の出席のない者は、特別な理由の無い限り採点
対象としない。
※講義中の飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】※この他、講義中にも随時紹介予定。
飯島伸子『環境問題の社会史』有斐閣(2000年)、飯島伸子『環
境社会学のすすめ』丸善(2003年)
礒野弥生・除本理史編『地域と環境政策:環境再生と「持続可
能な社会」をめざして』勁草書房(2006年)
四日市公害をはじめ「環境問題を語れる」ようになるには、見
聞を広めることが大切です。日本の経済発展に伴い発生した公
害の歴史や、現代の環境問題について学びましょう。※共通教
育科目「環境論」が導入編ですが、本講義から受講しても問題
ありません。
− 108 −
四日市公害論
2年次
神長 唯
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
四日市公害は日本の「四大公害」の一つに数えられ、1972(昭和47)年
7月の原告勝訴の地裁判決(確定)は、その後の四日市のみならず日本の
環境政策に大きな影響を与えた。このような四日市公害について、歴史
的過程や当時の様相にまでさかのぼって学ぶ。
①概要 四日市公害の歴史的過程及びその後の環境問題の具体的
諸相を学ぶ。
②問題意識 四日市公害だけを学ぶのではなく、環境問題や社会
問題として考える。
③他との関連 社会環境の諸講義(「環境と経済」
「環境と社会」
「環
境社会学」など)と関連。
【到達目標】
①四日市大学環境情報学部の学生として四日市公害を語ることが
できるようにする。
②四日市公害の歴史的過程や当時の様相についての知識を深める。
③今後の環境問題を考える視点を身につける。
④環境問題などへの社会的関心を高める。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 四日市公害とは何か①
第3講 四日市公害とは何か②
第4講 公害発生前夜
第5講 四日市公害の発生
第6講 四日市公害訴訟
第7講 「公害対策の原点」としての四日市①
第8講 「公害対策の原点」としての四日市②
第9講 四日市公害問題に奔走した人々①
第10講 四日市公害問題に奔走した人々②
第11講 四日市公害その後①
第12講 四日市公害その後②
第13講 四日市公害その後③
第14講 四日市公害から何を学ぶのか
第15講 まとめ
テキスト・教材
学期末の筆記試験(60%)、平常点(40%※積極性などの受講態 NPO環境市民大学よっかいち『四日市公害判決40周年セミナー
度、授業内レポート提出点ふくむ)
。
報告集』東海出版(2013)1000円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
ノート等の復習は必須。事前に課題を出し、提出および授業内 他大学では学べない、四日市大学環境情報学部独自の講義です
発表等を予定している。指定テキストだけでなく、下記参考文 ので、主体的に学ぶ意欲をもってぜひ受講して下さい。
献を読んでおくことが望ましい。
①遠藤宏一他『環境再生のまちづくり:四日市から考える政
①小野英二『原点・四日市公害10年の記録』勁草書房
策提言』ミネルヴァ書房
②田尻宗昭『四日市・死の海と闘う』岩波新書
プログラミング1
城之内忠正
1年次
4単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
コンピュータを動かすにはソフトウェアが必要ですが、ソフ
トウェアを作るにはコンピュータに仕事の段取りを事細かく指
示しなければなりません。この段取りをコンピュータが理解で
きる命令で記述する作業をプログラミングといいます。
講義のねらい : この授業ではホームページで使われている
やさしいプログラミング言語であるJavaScriptを学びます。コ
ンピュータ・リテラシ等でキーボード入力に習熟していること
が受講の前提となっているだけです。この授業を受講すること
で、コンピュータ言語を理解し、コンピュータの仕組みがわか
るようになりますし、実習なので楽しいものです。演習を中心
に、まず、やってみて考えるという感じで進めます。Web学習
システムを使ってプログラミング学習をするので、手軽に予
習・復習が出来ます。
講 義 計 画
授業で使うWeb学習システムではプログラムを使ったお絵描き
も出来るので、描画関数を使って関数の使い方を学びます。十
分に習熟したら、制御構造以外にも、配列の使い方や関数定義
を理解します。
第1講 講義の概要とWebサイトの使い方
第2講 変数と入出力
第3講 数値演算と変数のトレース
第4講 描画関数を使って絵を描く
第5講 if文:条件分岐
第6講 繰り返しwhile文とbreak文
第7講 繰り返しfor文
第8講 復習と応用
第9講 JavaScriptの中間テスト
第10講 デバッグ
第11講 配列を定義する
第12講 関数を定義する
第13講 関数の応用(アニメーション)
第14講 自由作品の制作
第15講 作品の発表会
到達目標 : 制御構造を使ったプログラミングができること
成績評価方法
テキスト・教材
授業中に演習問題を解いて提出してもらいますが、その提出物 なし。
(60%)の他に中間テスト(20%)と自由作品(20%)によって
評価します。なお2/3以上の出席のないものは、特別な理由の無
い限り不可とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
コンピュータ・リテラシーの単位を取得していることが望ましい。 この講義は情報専攻の必修科目ですが,それ以外の学生でも情
家からも実習できるので各講義の演習は最後まで完成させてか 報処理の基礎を学びたい人は是非受講してください。
ら提出すること。
− 109 −
プログラミング2
2年次
千葉 賢
4単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
この講義では、パソコンのソフトウエア開発に多く使用され
ているC言語を学習する。①プログラミングに強い興味を持っ
ている人、②情報専攻の人、③情報処理技術者試験(基礎情報
処理など)の受験を考えている人、いずれかにあてはまる学生
を対象とする。この講義を終了すると、C言語の基礎的なプロ
グラムを書けるようになり、コンピュータの内部処理に関する
知識が深まる。(重要!!!)講義内容のレベルはやや高い。自
分から進んで教科書や参考書を読んで勉強する人でなければ、
ついて来られなくなる。
<到達目標>C言語の入出力・選択・反復構文を用いて、基礎
的なプログラムを書けるようになる。C言語で難しいとされる
ポインター変数については、この講義では教えない。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、C言語の開発環境、C言語の基本
プログラミング
第2講 データの出力方法(printf文)、データ型
第3講 変数の復習、文字列変数、配列変数、演算子
第4講 第1回小テスト、比較演算子、論理演算子
第5講 データの入力方法(scanf文)
、選択構造(if文)
第6講 反復構造(while文、for文)
第7講 反復構造(二重入子)
、選択構造(switch文)
第8講 第2回小テスト、代表的アルゴリズム、変数の
アドレス
第9講 標準関数
第10講 ユーザー関数
第11講 第3回小テスト
第11講∼第13講 C言語を用いたグラフィックス
第14講∼第15講 自由課題の制作
テキスト・教材
毎週のプログラム作成演習(45%)、最後の自由課題(25%)、 Cの絵本、アンク著、翔泳社、本体1,380円。
小テスト3回(30%)。期末試験は行わない。演習問題は多少大
変だが、一生懸命取り組めば、確実にプログラム開発能力は身
につく。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:一般書店でC言語の参考書が多数販売されている。 C言語はJavaなど最近話題のプログラミング言語の基礎です。
この中から自分に適したものを選べばよい。ネット上にも多数 本気でC言語に取り組みたい人、待ってます。
のC言語学習サイトがある。それを利用してもよい。
コンピュータ動作論/情報処理2(ソフトウエア) 2年次
城之内忠正
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:コンピュータを理解するには、簡単なコンピュ
ータを作ることが一番です。本講義では、原理的なコンピュー
タを黒板の上に組み立てることで、コンピュータの仕組みをゆ
っくり理解してもらいます。
到達目標:コンピュータの仕組み(動作原理)を理解すること
です。コンピュータは,処理をしてはその結果を記憶すること
を繰り返しているにすぎません。ただ電子スィッチを使うので
猛烈に速くて誤らないだけの単純なものなのです。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 コンピュータの5大機能とは
第2講 プログラム内臓方式の概要
第3講 命令サイクルについて
第4講 デジタルとアナログとは何か
第5講 動作原理の詳細
第6講 論理回路の仕組み
第7講 順序回路の仕組み
第8講 論理表と積和表現
第9講 モデルコンピュータASC
第10講 ASCの命令サイクル
第11講 制御部の設計
第12講 クロックごとにASCの詳細を追う
第13講 割込
第14講 プロセスの切り替え
第15講 授業のまとめと試験対策の解説
試験 持込不可
テキスト・教材
毎回のノートの採点または小テスト(合計60%)と期末試験 なし。
(持ち込み不可:合計40%)の結果によって評価します。なお
2/3以上の出席のないものは、特別な理由の無い限り不可としま
す。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
情報専攻の学生は必修科目ですから必ず受講して下さい。
コンピュータの原理は非常に単純なもので、少しだけ辛抱強く
参考書:馬場敬信著「コンピュータのしくみを理解するための 講義を聴いて理解に努めれば、その単純さに驚くはずです。ま
10章」技術評論社(2005年) 1980円+税
た、コンピュータの応用技術は日進月歩ですが、その基礎は変
りませんのでしっかり理解すれば、将来必ず役に立ちます。
− 110 −
ソフトウエア論/オペレーティング・システム論
城之内忠正
2年次
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:ソフトウェアの種類やオペレーティングシステ
ムの機能・役割・動作についての基本事項を説明します。コン
ピュータがどのように動作するかという基本原理から始まって、
BIOSによるOSのロードやプロセス・マルチタスク・ネットワ
ーク機能などについてゆっくり解説します。
到達目標:ソフトウェアの基本概念であるプロセスや仮想記憶
等を理解するとともに、ネットワークの基本概念も理解するこ
とです。
講 義 計 画
第1講 プログラム記憶方式の動作原理
第2講 BIOSによる起動
第3講 OSのロードの仕組み
第4講 プロセスとは何か
第5講 仮想記憶の仕組み
第6講 割り込みとプロセス切り替えについて
第7講 マルチプロセスの仕組み
第8講 割り込みの仕組み
第9講 ファイルシステムについて
第10講 FATの構造
第11講 ネットワーク機能
第12講 TCPの仕組み
第13講 IPの仕組み
第14講 ネットワークインターフェース層
第15講 まとめ
試験 (持ち込み不可)
成績評価方法
テキスト・教材
毎回のノート採点と小テスト(合計60%)と試験(40%)によ
って評価します。なお2/3以上の出席のないものは、特別な理由
の無い限り不可とします。
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
情報専攻の学生は必修科目なので必ず受講すること。
コンピュータの原理は非常に単純なもので、基礎をしっかり理
参考図書
解すれば応用が利きます。
藤広哲也著「その時、パソコンはどう動いているのか」本実業 なお、情報専攻の学生は必ず受講すること。
出版社(2100円)
戸根勤著「ネットワークはなぜつながるのか」・日経BP社
(2400円)
11以降生:1年次
10以前生:2年次
感性と創造
黒島哲夫
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
文化が生まれるところには、まず最初に「遊び」があり、そ
の遊びを極めた人々が社会的に評価され、同じような評価を求
めることからその遊びが継続され、文化として定着していきま
す。1960年代に世界的に巻き起こったロックの文化、現在はイ
ンテーネット上のブログ文化も、元を正せば、ちょっとした工
夫、つまり遊びの延長線上に花開いた文化です。そのような、
「今」の「遊び」を考えだし、
「創造」に結びつけます。
成績評価方法
講 義 計 画
1.講義の概略・成績評価の基準について
2.写真を読む。その1
3. 〃 その2
4.携帯写メを使った遊びを開発する。
5.写メでフォトストーリーを組む
6.テーマに沿ったフォトストーリーを組む。
7.新しい象形文字、キャラ文字の開発
8.エッセイから情景を読み取り、お絵かきしてみる訓練
9.数曲の楽曲から作成したCDに込められたメッセージを読
み取る訓練
10.4コマまんがを書いてみる。
11.4コマまんがをパラパラ・アニメにしてみる。
12.パラパラ・アニメを批評してみる。
13.卒業生の凱旋レクチュア
14.パロディを創ってみる。
15.パロディをデザイン化する。
注) この講座を受ける人は、携帯メールが使えること、携帯
写メを送信出来ることが必要です。
テキスト・教材
宿題で課題を制作したり、授業中に課題の制作を行いますので、 教員が用意します。
その成果の累積で評価します。出席は80%以上あることが前
提です。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
世の中のメディア活動全てが教科書であり、遊びの手本となる 一般的な対面形式の授業ではなく、受講生諸君が能動的に何か
でしょう。
のアクションをしてもらう授業になります。
− 111 −
音の科学/音楽環境論1
関根辰夫
2年次
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
音楽や環境音を、人を取り巻く環境情報要素の一つとして捉
え、それが人類の歴史の多様な文化の中でどのような役割を果
たしてきたか、更に現代社会において最新のテクノロジーをツ
ールとした場合、それはどのような意味を持ち、人々の生活環
境はどう変化してきたかを考察する。
講義においては、音楽を含めた環境音が現代の人間にどのよ
うな影響をもたらすか、更にこれ等を理解するのに必要な音に
ついての物理的側面を理解する。
到達目標
・音の基本的な性質を理解する。
・音楽の基礎的な知識を理解する。
講 義 計 画
第1講 講義の概要
第2講 譜面の基礎
第3講 音とは?
第4講 音の3要素
第5講 音の伝わり方
第6講 音の反射
第7講 音は曲がる
第8講 音の心理的効果1
第9講 音の心理的効果2
第10講 楽器と音
第11講 様々な楽器1
第12講 様々な楽器2
第13講 音楽制作の変遷
第14講 音楽ではない音
第15講 演習問題
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します。
出席状況(30%)
小テスト(15%)
定期試験(55%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「よくわかる最新音響の基本と仕組み」秀和システム
光の科学/視覚伝達デザイン
前川督雄
11以降生:2年次
10以前生:3年次
復習をしながら授業を進めますが、続けて休むとついて行くの
が大変になります。授業はインタラクティブで受講生と議論し
ながら進めますので積極的に議論に参加してください。また理
解を深めるため、参考になる音や音楽を聞いてみます。
2単位
後学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
光の科学は、メディアコミュニケーション専攻必修(2年次)
です。
ものが見えるとはどういうことなのか。まずそれを考えまし
ょう。美しい景観を見て感動することもあれば、ポケモン事件
にみるように、ある種の視覚刺激は人の心身に強い影響をあた
え、時によっては病的な状態をまねくこともあります。
光に関わる学問・技術の基盤となる知見を学びます。
講 義 計 画
第1講 導入
第2講 なぜ私たちは感覚をもっているのか
第3講 光の物理
第4講 光の生理 眼球の構造/視神経
第5講 光の心理 視力
第6講 光の心理 色覚
第7講 光の心理 錯視
第8講 光の心理 地と図/だまし絵
第9講 光の心理 3次元知覚
第10講 光の心理 ゲシュタルト/アフォーダンス/ヒューマ
ンインタフェース
第11講 コミュニケーション理論∼伝達するとはどういうこと
か∼
第12講 視覚メディアの規格・しくみ
第13講 動物の視覚
第14講 視覚情報構造が脳に適合するとはどういうことか
第15稿 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
全出席が基本です。そのうえで出席・小レポート40%、期末
試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
「情報環境学」(大橋 力)朝倉書店
{http://edata.jp/FINE/}
担当者から一言
ものが見えるとはどういうことか、よく考えてみましょう。
− 112 −
11以降生:2年次
異文化社会論/異文化社会コミュニケーション論 10以前生:3年次
山本 伸
2単位
前学期 選択必修
講義のねらい・到達目標
そもそも異文化社会論とは何をどう学ぶための学問かを常に
意識しながら、時間軸を縦に、空間枠を横軸に撮りながら、日
米関係を中心に現代世界をとらえていく。日本におけるアメリ
カ、アメリカにおける日本を、先の時間軸をもずらしながら立
体的に見ていくことで、より普遍的な現代世界のとらえ方をこ
ころみたい。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 導入「異文化社会論で何を学ぶのか?」
第2∼4講 アメリカ黒人の対日観
第5∼7講 遠い国の神秘の人
第8∼10講 黒人から見た日露戦争
第11講 パリ講和会議と関東大震災
第12講 日米関係悪化のなかで
第13∼14講 第二次世界大戦およびその後
第15講 まとめ
第16講 期末試験(またはレポート提出)
テキスト・教材
出席(50%)と期末試験またはレポート(50%)で総合的に評 『20世紀の日本人―アメリカ黒人の日本人観1900-1945』(簡易版
価する。
1000円)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『21世紀アメリカ文学を学ぶ人のために』
(世界思想社)
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
『現代沖縄文学作品選』
(講談社)
環境物理/環境物理a
粟屋かよ子
1年次
後学期
われわれ自身の文化は異なる文化的立場から見れば異文化とな
ることを念頭に置いて、世界のあらゆる文化を常に等位に位置
付ける姿勢を学んでほしい。
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
テーマ:熱現象と環境問題
[講義のねらい]
物理学は機械論的思考の下で発達してきました。熱現象の物理学
に対してすら、熱力学(Thermodynamics)なる名前をつけたほど
です。しかし地球環境破壊のもとで機械論的発想の限界が指摘され
ている今、部散る学の一分野である熱力学がすでに、現代の私たち
の運命を予見していた事実は重要です。
熱力学はミクロ物質の集合としてのマクロ現象を対象とし、あら
ゆる形態のエネルギーの変換や物質の循環を扱い(第1法則)、その
意味で現代のエネルギー問題の理解に直結してます。さらに非可逆
過程の考察(第2法則)からは、技術の原理的限界や、そこから引き
出される環境問題へのいくつかの重要な示唆が得られます。ここで
はこのような現代的意味をもつ熱力学の基本を学びます。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 熱学の前史
第3講 熱量概念の成立
第4講 熱量保存の法則
第5講 エネルギー物語(その1)
第6講 エネルギー物語(その2)
第7講 エネルギーの変換と保存
第8講 熱力学第1法則
第9講 熱機関
第10講 カルノ―サイクル
第11講 エネルギーと物質の劣化の法則
第12講 熱力学第2法則
第13講 地球環境と熱力学(その1)
第14講 地球環境と熱力学(その2)
第15講 まとめ
「定期試験」
[到達目標]
細かい計算よりも、第1法則と第2法則の基本的理解を中心とし
て、全体的な考え方を学ぶことに重点をおきます。
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
受講態度 40%
試 験 45%
なし。プリントを適宜用意します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献は、粟屋かよ子『破局――人類は生き残れるか』(海鳴 熱現象は私たちに極めて身近なものであり、環境問題を考える
社、2007)第11章、山口幸夫『エントロピーと地球環境』(七つ 上でも強力な武器になるものです。ぜひとも、単なる知識とし
森書舘、2001)
てではなく、身の周りの現象のも適用し、意欲的・創造的に学
んでください。
− 113 −
化学2/環境科学a
1年次
牧田直子
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
化学1で学んだ物質についての理論をもとに、化学2では物質
の変化について学習する。
化学2では、化学反応を理解し、環境に関する事柄を化学的に
考える力を養うことを目標とする。まずは化学反応に関してその
分類や法則、量の関係、エネルギーの出入りなどの基礎を学び、
各種の反応へと発展させる。そして、それらの反応と関わりが深
い環境問題や生活へと結びつけていく。具体的には、大気汚染、
酸性雨、オゾン層破壊、地球温暖化等の化学について学ぶ。
関連科目は、「環境分析化学・実験」、「環境生物学」、「環境生
化学」、「環境科学a」、「光の科学(視覚伝達デザイン)」、「環境化
学計算」など。
講 義 計 画
第1講 化学反応
第2講 量でみる化学反応
第3講 燃焼反応と大気汚染
第4講 化学平衡
第5講 酸と塩基
第6講 pHと中和反応
第7講 酸性雨
第8講 酸化と還元
第9講 電池
第10講 燃料電池と電気分解
第11講 地球の大気と電磁波
第12講 オゾンの生成と分解、オゾン層の役割
第13講 オゾン層の破壊
第14講 温室効果
第15講 まとめ
定期試験
到達目標:化学反応式が書ける。エネルギー計算ができる。
化学反応は世界共通の化学反応式を使って表現する。また、化
学反応にはエネルギーが関係している。どちらも重要なので、し
っかり身につけよう。
成績評価方法
テキスト・教材
宿題プリント:25%、試験:75%
宿題は翌週の講義開始10分後までに提出。遅れたものは受け
付けない。予め欠席・遅刻がわかっている場合は前日までに提
出すればよい。宿題の評価は正解率ではなく、解答率(問題数
に対する解答数)に準ずる。
教科書:(化学1と同じ)
Karen Tinberlake・William Tinberlake著、渡辺正・尾中篤 訳、「ティン
バーレイク教養の化学」東京化学同人(2013)
、2900円+税
補助教材:(一部をプリント配布)
廣瀬千秋 訳「実感する化学 上巻 地球感動編」NTS社(2005)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
必ず教科書とノートを用意して下さい(ルーズリーフは不可)
。
予習・復習のために宿題のプリントを配布するので、解
講義で分からなかったことは聞きましょう。わかるようにな
答して提出する。
(2) 教科書を読んでおく。初回の授業で、各講義内容と該当 ると化学は楽しいですよ!
授業後の質問、プリントの受取は6号館4階6412室へ。
する教科書のページ数を明記した講義計画を配布する予
定。
(3) 授業のノートの見直し。
(1)
環境化学計算
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 溶液と濃度計算
田 中 伊 知 郎 前学期 選 択 第2講 指数関数と桁数
第3講 測定の実際:目盛りの読み取り方 メスシリンダーを例に
して
講義のねらい・到達目標
自然環境を評価するときには、必ず物質の量的な測定が必要 第4講 測定誤差:誤差表記の仕方
になります。しかしながら、自然科学における量的な測定には、 第5講 たし算における測定誤差の扱い
必ず「測定誤差」が伴うことを理解してもらいます。次に、物 第6講 測定誤差と実験デザイン
質同士の量的なかかわり合いを、私たちに身近な尺度で考えて 第7講 かけ算における測定誤差の扱い
第8講 割り算における測定誤差の扱い1:割り切れる場合
理解しやすくする方法(モルの概念)を身につけます。
第9講 割り算における測定誤差の扱い2:片方だけ割り切れない
以上の「測定誤差」付きの計測値の扱い・計算方法について、
場合
繰り返しドリルを行い、身につけてもらうのを第一の到達目標
第10講 割り算における測定誤差の扱い3:割り切れない場合
にします。その上で、具体的な環境汚染物質として、ニッケル 第11講 割り算における測定誤差の扱い4:割り切れない場合・復習
カドミウム充電池中の有害物質カドニウムの量を計算してもら 第12講 相対誤差と実験デザイン
い、環境汚染の実態を化学から求める方法の習得を第2の到達目 第13講 身近な環境汚染:ニッケルカドミウム充電池中の有害金属
標にします。
の質量計算
第14講 身近な環境汚染:NOx排出量の計算
第15講 NOxの対策:尿素SCRシステムなどの説明
第16講 試験 ドリルの合計点が60点に満たない者だけを対象にし
ます。
成績評価方法
テキスト・教材
講義の最初に前回までの復習ドリル、講義の最後に内容確認 なし。
ドリルを行い、毎回のドリルの合計点を成績評価とします。つ
まり、毎回のドリルが合計100%となります。ドリルの合計点が
60点に満たない学生だけ、定期試験を行います。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「化学:基本の考え方12章」中田宗隆著(東京化学同人・1428円) 物質同士のかかわり合いのパターンを知る便利な手段が「化学」
ドリルには提出用紙と自己採点用紙を渡しますので、自己採点 です。便利な手段にとっつきにくくしている専門用語を排除し
用紙を次の講義までに自分で添削して、間違いを修正してきて て、できるだけ日常的な言葉で説明します。
ください。
− 114 −
環境科学a
2年次
新田義孝
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
「世界のエネルギー・資源」について講義する。
1)講義の狙い:世界人口の増大と中国・インド等の経済成長
は、世界の資源高騰の要因になっている。そこで、文明の
発達に果たしたエネルギー技術の発達を入口に、現在のエ
ネルギー資源、食糧資源、その他の資源や、エネルギーの
有効利用について発電、自動車等について学び、今後のさ
らなる資源高騰と科学技術の発展について自ら考える力の
涵養を目指す。
2)到達目標:まず、毎回の講義を理解するために、毎回講義
を聴いたあとに出された課題について小レポートを提出す
る。これにより、迅速に課題に対応する能力を高める。次
に、将来を見据えてエネルギー・資源問題を語るために必
要な情報が何かを考えて、調査し、自分の意見を述べる能
力を身につける(期末試験)
。
成績評価方法
講 義 計 画
エネルギーと歴史
①エネルギー問題と日本:(大東亜戦争そしてその後の発展を
語るには’石油’がキーワード)、
②エネルギー環境史(I):(石炭利用によるエネルギー文明の
進展::産業革命まで)
、
③エネルギー環境史(II):(産業革命を支えた石炭エネルギ
ー技術)、
④二次エネルギー革命の意義:(二次エネルギーとして化石燃
料が活用されたことによるさらなる発展)、
現代のエネルギーと食糧問題他
⑤石油、⑥石炭および天然ガス、⑦ウラン、⑧バイオマス、⑨
火力発電、⑩原子力発電、⑪電力系統、
⑫「食糧危機をあおってはいけない」、⑬「日本は世界五位の農
業大国」、⑭自動車、⑮その他
テキスト・教材
ほ ぼ 毎 回 講 義 で 出 題 し 、 講 義 時 間 内 に 提 出 す る 小 レ ポ ー ト 必要に応じてプリントを配布する。
(50%)、期末試験(50%)。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「演習 資源エネルギー論」新田義孝著 慶応義塾大学出版会 資源・エネルギーは資源小国日本にとって国の独立を左右する
(以前テキストに使っていた)
問題です。マスコミに左右されず、自分の頭で考えて、選挙の
投票に活かせるように、あるいはビジネスパーソンとしてエネ
ルギー・資源に仕事で挑戦できるように、そんな社会人を目指
してください。
環境科学b
2年次
2単位
講 義 計 画
「講義計画」
武 本 行 正 後学期 選 択 第1講 大気汚染防止対策のための法規制(1)
第2講 大気汚染防止対策のための法規制(2)
第3,4,5講 大気汚染の現状
講義のねらい・到達目標
(1)歴史(2)硫黄酸化物・窒素酸化物・一酸
【ねらい】
化炭素(3)浮遊/微小粒子状物質(4)光化
大気環境に係る基礎(大気概論)と大気の運動や拡散現象(大規
学オキシダント(5)有害大気汚染物質
模大気特論)、現実の工場の大気汚染対策や処理技術について学
ぶことを目的とします。 具体的には、大気の環境基準や大気汚 第6,7講 大気汚染の発生機構と発生源
染の歴史、現状と達成状況、健康影響、国や自治体の汚染対策、 第8,9講 大気汚染による影響(1)発生の型(2)健康影
響(3)植物への影響
大規模工場設備の防止対策など。
第10,11講 国又は地方公共団体の大気汚染防止対策(1)法
なお、処理装置の形式や管理法等の詳細には立ち入りません。
規制の歴史(2)汚染物質ごとの対策
本講義は公害防止管理者の大気4種向けに設定し、受験のため
の内容をかなり多岐にわたり習得します。
(なお、公害防止管理 第12,13講 大規模設備の大気汚染防止対策の事例(1)セ
メント(2)火力発電所(3)鉄鋼(4)廃棄物
者(大気)を受験する人は、この授業を取ることをすすめます。)
(5)石油
第14,15,16講 拡散現象一般、拡散濃度の計算法及び環境影響
【到達目標】
評価のための拡散モデル、定期試験
この講義では、大気汚染の現状と課題について学習し、公害防
止管理者試験の大気関係第4種にも対応できるようにしています。
また、三重県の大気汚染について、現状はどうなっているのかを
理解します。
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価方法:
理解度を把握するため、必要に応じてレポート提出を課す。
試験、出席等(50%)を含め総合判定を行う。
当然期末のテスト(50%)も。
テキスト:自作プリント、および公害防止管理者「大気」短期
合格テキスト&問題集(武本・鈴木・高橋著:日本能率協会マ
ネジメントセンター)
大気関係 公害防止管理者等国家試験問題・正解とヒント(社
団法人・産業環境管理協会)<過去3年分>受験者のみ
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
一言:
1)大気関係 公害防止管理者等国家試験問題・正解とヒント 毎回のレポート小試験がありますので、欠席しないように。
(社団法人・産業環境管理協会)<過去3年分>
2)新・公害防止の技術と法規[大気編] 分冊ⅠとⅡ、発行:
社団法人・産業環境管理協会、発売:丸善(2013,4年版)
− 115 −
環境保全論
2年次
橋爪 清
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
(ねらい)
最近、世界中の各地域で異常気象のため災害が発生したとい
うニュースがよく聞かれます。地球環境の保全は、地球で暮ら
す人々の願いです。そのためには、地球環境に関して正しい総
合的な知識が必要です。テキストに用いた環境保全工学は、ど
ちらかと言えば建設系学生を対象として書かれています。しか
し、大気、水、土壌および生態系の保全に関する地球環境問題
を理解するために、最適なテキストであると判断しました。
(到達目標)
経済の発展に伴って、世界中の各地域で自然が失われ地球環
境が悪化することは防止しなければなりません。環境修復技術
を加えて学ぶことにより、将来広範な分野に進まれる学生の
方々がそれぞれの分野で環境保全の重要性を考えながら仕事さ
れることを目的とします。
講 義 計 画
第1講 はじめに(講義概要)
第2講 環境容量と自然浄化作用
第3講 地球環境問題
第4講 自然生態系の仕組み
第5講 大気汚染・悪臭・騒音・振動
第6講 水質汚濁・土壌・地下水汚染
第7講 地盤沈下・廃棄物処理
第8講 有害化学物質汚染
第9講 自然保護
第10講 環境管理と環境計画の手法
第11講 環境影響評価の手法と環境監査
第12講 環境共生型都市の創造と総合水管理
第13講 汚染された土壌・地下水の浄化
第14講 生態工学的環境創造
第15講 環境管理システムとまとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 :25%、
講義毎のレポート:25%、
定期試験 :50% の配分で総合評価します。
テキスト
環境保全工学 浮田正夫・河原長美・福島武彦 編 技報堂出版
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストは講義前までに必ず読んでくること。
参考文献
環境保全と農林業 朝倉書店
環境化学概論 田中 稔・船造浩一・庄野利之 丸善株式会社
ISO14001 環境マネジメントシステム 日本規格協会
地球温暖化や森が減り砂漠化が進むといった地球環境問題が大
きく取り上げられています。多くの人々が環境保全論を理解し
なければ、地球環境修復は進まないと思います。特に若い人々
には絶対必要だと考えますので、関心を持って受講することを
望みます。
環境分析化学・実験
1年次
牧田直子
2単位
前・後学期 選 択
講義のねらい・到達目標
化学は実験によって発展した学問であり、化学教育に実験は欠か
せない。この授業では、基本的な実験器具の使用法を習得し、様々
な分析実験を通して化学実験に慣れ、
「化学」を実感できることを目
標とする。また、各自が授業中に出した廃液の処理方法や、廃油の
リサイクルとして石けん作りを経験することによって、環境に対する
意識の向上をねらいとする。
実験系科目の基礎になる科目なので、
「環境測定・実験」を履修す
る前に、また、実験系のセミナーを希望する学生は是非、この科目
を履修して欲しい。化学に自信がない学生はこの科目の前に、
「化
学1」を履修することをすすめる。上記以外の関連科目は、
「化学2」
、
「環境化学計算」など。
到達目標
(1)実験器具を適切に取り扱える
(使い方、洗い方)
(2)水溶液の成分(無機化合物)を定性反応によって判別できる
(3)水溶液の濃度を実験によって決定できる
(濃度計算もできる)
講 義 計 画
第1講 実験操作の基礎 −器具の特徴、使い方、洗い方
第2講 重さ・体積・密度 −物質の重量、体積、密度の関係
第3講 溶液の作り方と定性分析
第4講 リン酸イオンの定量(モリブデン青吸光光度法)
第5講 濃度 −%濃度、モル濃度
第6講 塩素イオンの定量(沈殿滴定)
第7講 酸化還元反応(1)−鉄の化学反応
第8講 鉄の定量(o-フェナントロリン吸光光度法)
第9講 酸化還元反応(2)−酸化還元滴定
第10講 酸化還元反応(3)−COD測定
第11講 廃液処理 −重金属廃液の処理、廃油のリサイクル
第12講 酸と塩基(1)−強酸の濃度とpH
第13講 酸と塩基(2)−pHの測定
第14講 酸と塩基(3)−中和滴定
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席:30%、結果報告・予習:15%、実技:15%、試験:40%
実習科目なので出席を重視する。4回以上(4回を含む)欠
席した者は、定期試験の受験資格なし。試験は試験期間中に筆
記試験を行う。
実技は実験から片付けまでの取り組みを総合的に評価する。
自作の実習プリントを参考資料と一緒に配布する。各自でファ
イルにまとめ、毎回すべてのプリントを持って来ること。実習
プリントは①実験操作、②実験ノート・報告書、③予習、④補
助プリントの4種類を用意している。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
(1)毎回、実験操作のプリントをよく読み、実験に必要な器具、
手順を把握しておく。
(2)結果報告書を時間内に仕上げられるよう、準備しておく。
(計算式の理解)
(3)課題として予習プリントが配布されたら解答する。
化学実験には化学の基本的な知識が必要になるので、高校で化
学を学んでいることが望ましい。高校で化学を学んでいない学
生は後期に履修しましょう。危険な化学薬品も使うので、緊張
感を持って取り組み、安全には注意すること。白衣着用を勧め
ます。
− 116 −
環境測定・実験a(大気汚染)
2年次
高橋正昭
前学期
2単位
講 義 計 画
講義のねらい・到達目標
ねらい
本講では気圏における局地的な大気の物理・化学的な測定試
験項目(温熱条件、照明、採光、気象などの大気汚染に関連す
る項目及び騒音等)を測定・観測することによって環境問題や
環境衛生学を体験によって理解し、学ぶことを目的とする。
到達目標
各種環境測定実験における基本的な器具の取り扱い、試薬の
調整及び実験操作法を学ぶ。環境の基本となる気温、湿度、風
速などの基本的な観測、さらに窒素酸化物、炭酸ガス、酸性雨
など各種の大気調査方法を学び、環境情報学部生として要求さ
れる大気環境問題および対策技術についての理解力を身につけ
る。
講義計画
第1講 概要説明、器具の取り扱い
第2講 実習講義Ⅰ 温熱条件、騒音・照明
第3講 実習講義Ⅱ 環境中有害ガス測定法
第4講 実習講義Ⅲ 気象観測法
第5講 実地測定:大学構内における気象・温熱条件観測
第6講 実地測定:検知管によるガス分析(炭酸ガスなど)
第7講 ザルツマン法による窒素酸化物の分析
第8講 酸性雨調査法
第9講 実地測定:大学構内及び沿道における騒音の測定
第10講 実地測定:大学構内における照度測定
第11講 悪臭の測定
第12講 アスベスト試験法
第13講 その他大気環境試験法(降下ばいじん等)
第14講 総合実地測定
第15講 総合実地測定
第16講 まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
選 択
講義のねらい・到達目標
成績評価方法
テキスト
出席(50%)レポートと毎回の授業への取り組み態度(50%) 環境測定・気圏実習の手引き、その他、必要資料印刷し、その
により総合的に評価する。
都度、配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
学習準備(参考文献)
気象や屋内外の環境に関心をもってほしい。
北畠正義著、高橋正昭、武本行正編著、環境衛生学 三恵社
環境測定・気圏「実習の手引き」四日市大学環境情報学部発
担当者から一言
実験作業のできる服装で出席ください。実験内容は天気等によ
り一部変更があります
環境測定・実験b(水質汚濁)
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 :実習講義Ⅰ(水質検査の概要)
武 本 行 正 後学期 選 択 第2講 :水質検査Ⅰ(外観、臭気、pH値、水温)
第3講∼第4講:水質検査Ⅱ(アンモニア性窒素、亜硝酸性窒素、
硝酸性窒素、全窒素(T-N))
講義のねらい・到達目標
第5講∼第6講:水質検査Ⅲ(リン酸態リン、全リン(T-P))
ねらい:
)
本講では、水質検査の方法と基礎理論を理解し、合わせて化 第7講∼第8講:水質検査Ⅳ(塩素イオンなど、電気伝導度(EC)
学実験における基本的な器具類の取り扱い及び試薬の調製、実 第9講 :実習講義Ⅱ(水質汚濁、下水・汚水試験)
、BODとの
験操作法を学ぶ。水の質と量は気候、地理的条件、工業・農業 第10講∼第11講:試験Ⅰ(化学的酸素要求量(COD)
違い)
などの影響を受けるが、健全な水環境とは何かを考え、環境水
第12講∼第13講:試験Ⅱ(溶存酸素(DO)、各種金属やイオン)
準の確保の重要性を認識してもらうこともねらいである。
第14講∼第16講:総まとめ
到達目標:
到達目標は、自分で水質検査ができるようになることである。 この他、実際に朝明川やその他の河川,ダム湖や池などでの採
特に、あまり機械を用いない試験管と試薬だけの手分析にな 水、プロペラ型流速計を用いて流量観測、現場調査を実施する
予定である。
れることである。これが基本だからである。
(また、時間があれば、朝明川河口部の高松干潟の生物調査も実
施したい)
成績評価方法
テキスト・教材
成績の評価は、出欠、レポートなどの提出物(50%)および毎 テキスト:自作の「環境測定実習・水質分析テキスト」を配布。
回の授業への取り組み,実習態度(50%)などにより総合的に
行う。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献:
衛生試験法・注解 日本薬学会編 金原出版
労働衛生ハンドブック 三浦豊彦他編 労働科学研究所出版部
上水試験方法 日本水道協会 実習は小グループに分けて行う。遅刻や欠席は、グループの仲
間に迷惑をかけるばかりでなく、自分で体を動かすことで知識
を体得するという実習の本質からはずれることになるので注意
してください。
− 117 −
環境衛生学
2年次
高橋正昭
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
環境の構成要素には大気、水質、動植物、微生物などの自然
環境のほか人が作り上げた社会環境がある。これらの環境は相
互に関係し、人の生活、健康に大きな影響を与える。本講では
個々の環境要因について幅広く概説するとともに環境が及ぼす
人への影響を詳説し、人間と環境との関係を科学的理解する力
を身につける。
到達目標
今日に至る様々な環境変化についての基礎的知識を得る。こ
の環境変化が人の健康に与える様々な影響を理解したうえで、
我々が将来、持つべき環境に則した生活スタイルを考える力を
作り上げる。環境の変化や汚染、社会生活の変化、これらが健
康に与える影響など環境に関する基礎的な事項が中心なので、
環境問題を理解するための基礎とする。
成績評価方法
講 義 計 画
講義計画
第1講 環境衛生の意義
第2講 環境の概念
第3講 適応と順化
第4講 有害物の摂取
第5講 環境評価
第6講 大樹環境
第7講 温熱条件
第8講 放射線と健康
第9講 水質
第10講 汚物処理
第11講 廃棄物処理
第12講 衣服の衛生、住居の衛生
第13講 公害の定義、経緯大気汚染源、測定、評価
第14講 水質汚濁
第15講 騒音、悪臭、地盤沈下、土壌汚染
定期試験
テキスト・教材
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(40%)とレポート(30%)・期末試験(30%)で総 北畠正義著、高橋正昭、武本行正編著「環境衛生学」三恵社
合評価する。
2009年
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習
担当者から一言
環境衛生学および講義の中で内容に適した文献やニュース等を 我々の日常生活にとって重要な環境衛生学の基礎的な話をしま
紹介あるいは配布します。
す。毎回、テキストを持参のこと。
できるだけ前の座席に座ること
環境気象学
2年次
庄 建治朗
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
地球上の大気や水がどのような法則に従って移動し、その結
果どのような気候環境が実現しているのかを理解するため、ま
ず気象力学の基礎理論について学んだ上で、地球規模の大気循
環から局地的な気象現象、気象災害や気候変動史など様々な事
例を概観する。また、天気図の書き方・読み方や気象業務・気
象情報について学ぶ。
到達目標
気象学の知識に基づき、世界各地や日本の気候環境や気象災
害がどのようなメカニズムで生じているのかを体系的に理解す
るとともに、気象予報の利用法など防災や日常生活に役立つ実
践的知識の獲得をも目指す。
講 義 計 画
第1講 放射平衡と温室効果
第2講 気象力学の基礎(1)
第3講 気象力学の基礎(2)
第4講 気象の熱力学
第5講 大気の安定度
第6講 降水過程、天気図の読み方
第7講 気象観測と気象予報
第8講 防災気象情報、台風と低気圧
第9講 観天望気
第10講 演習(天気図作成)
第11講 世界と東アジアの気候
第12講 日本の四季の気象
第13講 局地気象・都市気候
第14講 東海地域の気象と災害
第15講 気候変動の歴史と地球環境
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
定期試験(80%)と演習課題(20%)により評価
講義ごとにプリントを配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
1)「一般気象学(第2版)」小倉義光著(東京大学出版会)
日常生活と関わりの深い、様々な気象現象のもつ意味や情報の
2)「新版 最新天気予報の技術」新田尚監修・天気予報技術研 読み解き方について、できるだけ身近な事例を題材にしながら
究会編集(東京堂出版)
話したいと思うので、この講義を通じて自然を理解することの
楽しさを味わっていただければと思います。
− 118 −
生物分類
2年次
田中正明
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 環境アセスメントや生物指標を用いた環境
測定等、その重要性が増す中で、生物分類の基礎的な知識や分
類のための技術の習得の必要性が高まっている。さらに、生物
分類技能検定を始めとする資格試験も注目されている。この講
義では、分類学の基礎的な理論と方法について学ぶ。
到達目標 : 基礎的な分類学の理論と方法を身につけ、実際
に分類の業務に携わることが出来る人材の育成を目指す。また、
生物分類技能検定の試験に対応した問題を回答できるようにす
る。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 生物分類とは
第2講 生物分類の基礎
第3講 環境問題と生物分類
第4講 生物分類学の歴史
第5講 我国の分類学(本草学)
第6講 種の概念
第7講 分類階級
第8講 モネラ界
第9講 菌界
第10講 植物界
第11講 動物界
第12講 国際命名規約
第13講 生物同定の演習
第14講 生物多様性
第15講 生物指標
定期試験
テキスト・教材
出席することは当然のことであり、成績に加算しないが、欠席、 なし。
受講態度については減点の対象とする場合がある。
成績は、原則として定期試験の点数によるが、レポート、受講
態度等を参考に総合評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
特になし。
生物調査法
2年次
大八木麻希
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
20世紀後半の高度経済成長期の負の遺産として浮上してきた
環境問題。21世紀には環境問題を改善する手法の確立や環境負
荷を減らす産業の試みが行われている。その中で、環境そのも
のの現状把握として、生物調査を含めた環境調査が行われてい
る。さまざまな開発に伴う自然環境についての生物調査は注目
される分野であり、これらへの理解は社会環境へも応用的理解
も有している。生物調査は、日本古来の自然を知るのみでなく、
外来種の問題などを国際化してきた。現代の問題に、生物調査
法を通じて、幅広く対応できる人材を育成していきたい。
到達目標
本講義では、生物調査法についての理論及び実際の方法につ
いて、生物学・生態学の知識をふまえて学ぶ。そこで、生物調
査法について、自身で柔軟的な視野で考え、科学的に理論を組
み立てることが出来ることを目標とする。
講 義 計 画
第1講 生物調査法の概要
第2講 森林① 森林管理
第3講 森林② 植物分類
第4講 森林③ 植生調査
第5講 森林④ 樹木計測
第6講 森林⑤ 哺乳類足跡観察
第7講 海洋① 海洋モニタリング
第8講 海洋② 魚類調査
第9講 海洋③ 有孔虫分類
第10講 河川① 水生昆虫分類
第11講 河川② 生物学的水質判定法
第12講 湖沼① 植物プランクトン観察法
第13講 湖沼② 動物プランクトン観察法
第14講 湖沼③ 水生植物調査
第15講 干潟① ベントス調査
第16講 試験orレポート 成績評価方法
テキスト・教材
小レポート30%
試験orレポート70%
無し
適宜プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
受講者自身が日頃から、関連するニュースやトピック検索など 重要語句の暗記ではなく、多角的・柔軟的な科学的視点を持つ
関心を高く持つこと
という意識を持って取り組んでほしい。
講義形式プラス簡易な実習も実施予定。
− 119 −
陸水学
2年次
大八木麻希
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
陸水学は、内陸部に存在する陸水(湖沼、河川、ダム湖、河
口域、地下水、湿地、雪氷など)に関する総合科学である。日
本は古来から水資源が豊かな国であり、恵まれた水環境の中で
歴史を刻んできた。しかし、高度経済成長期には公害問題、80
年代には富栄養化問題、そして現在ではダム建設の必要性の有
無が問われているなど水環境と人との関わりの中で、さまざま
な現状と直面している。そこで、学問的な自然科学である陸水
学を通じて、理解を深めていきたい。
到達目標
本講義では、湖沼や河川の物質循環を理解するとともに、水
域環境の現状と問題点を整理し、環境保全・環境再生や復元の
ための基礎理論や技術を学ぶことを目標とする。
講 義 計 画
第1講 概要説明、水循環
第2講 陸水学とは
第3講 湖沼とは
第4講 湖沼の基本情報
第5講 湖沼成因
第6講 透明度と光
第7講 湖沼型
第8講 湖沼の一般性状
第9講 湖沼の理化学的性質
第10講 水圏生物(プランクトン)
第11講 古陸水学的手法 事例紹介
第12講 河川水質
第13講 河川管理
第14講 多自然河川の現状
第15講 ダム湖の現状と問題点
第16講 試験orレポート
成績評価方法
テキスト・教材
小レポート 30%
試験orレポート 70%
田中正明(2012)
「湖沼学」
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
西條八束・三田村緒佐武、新編湖沼調査法、講談社
テキストは必ず用意すること
各講義では計算や簡易な実習を行うので積極的な学生の履修を
望む。
森林学
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 森林学とは
田 中 正 明 後学期 選 択 第2講 森林植生
第3講 森林生態系
第4講 熱帯の森林
講義のねらい・到達目標
講義のねらい : 森林学は、地球全体の約四分の一を占める 第5講 マングローブ林
森林の重要性を、環境問題から、或いは資源としての理解を深 第6講 照葉樹林
第7講 落葉広葉樹林
め、その保全と再生、利用の可能性を探る。
到達目標 : 森林についての資源としての認識を深め、環境 第8講 針葉樹林
第9講 里山
問題としての重要性を理解する。
第10講 森林と地球温暖化
第11講 森林破壊の現状
第12講 森林の利用
第13講 森林保護
第14講 保安林
第15講 森林再生
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席することは当然のことであり、成績に加算しないが、欠席、 田中正明 「森林環境学」
受講態度については、減点の対象とする場合がある。成績は、
原則として定期試験の点数によるが、レポート、受講態度等を
参考に総合評価する。
三恵社、2008年、1800円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
必ずテキストを用意すること。
− 120 −
環境と経営/環境のための経営学
高木孝紀
1年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
企業が現代という変化の時代を乗り切っていこうとするなら
ば、その持てる力を結集し、行動を首尾一貫したものにする「経
営戦略」が必要である。経営戦略は、いったいやるべきことが何
なのかを決める役割を持っている。そのため、経営戦略は環境の
変化と切り離して考えることはできない。
企業の将来像とそれを達成するための道筋を示す経営戦略の
理論は、さまざまに存在する。本講義では、それらの理論をでき
るだけわかりやすい統一的な枠組みのもとに位置づけることによ
って、経営戦略の全体像をなるべくシンプルな形で検討していく。
到達目標
・企業と環境の関係を理解すること
・経営戦略の全体像を理解すること
・経営戦略の理論を使って具体的事例を説明できるようにする
こと
講 義 計 画
第1講 イントロダクション
第2講 経営戦略とは
第3講 経営戦略論の分類軸
第4講 経営戦略論の4つのアプローチ
第5講 ポジショニング・アプローチの基本的発想
第6講 ポジショニング・アプローチの枠組み
第7講 ポジショニング・アプローチの適用と問題
第8講 資源アプローチの理論的背景
第9講 競争優位を生み出す資源
第10講 資源アプローチの問題
第11講 ゲーム・アプローチ
第12講 学習アプローチ
第13講 全社戦略
第14講 経営戦略論の課題と今後の展開
第15講 まとめ
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次の配分により評価する。出席状況(30%)、定期試験(70%)
レジュメを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
講義の復習をとくに重視する。
特にありません。
環境と法学/環境のための法学
1年次
中西紀夫
後学期
2単位
講 義 計 画
本講義では、環境法の基礎を学びます。環境法とは1993年に
制定された環境基本法を軸とした法体系を前提とします。従っ
て、環境基本法の制定経緯および骨子を講義し、さらに既存の
法領域と環境法との関係を概観することになります。また、環
境基本法の理解を深めていただくために、1992年のリオデジャ
ネイロで開催された地球サミットの要求事項を学ぶこと、さら
に、日本での制定経緯および骨子も講義し、現代社会における
新たな環境問題も取り上げていく予定です。
到達目標としては、わが国における環境対策と法規制につい
て各自が論理的に思考できるようになることです。
3年次に開講する「環境法」を受講しようと思っている学生
は、本講義を受講することが望ましいでしょう。
第1講∼第14講
Ⅰ.公害法から環境法へ(第1講はガイダンス)
〇公害対策基本法の生成過程
〇環境保全の国際的な動き
Ⅱ.地球サミットの要求事項
〇リオ宣言 〇アジェンダ21
〇地球温暖化防止条約
〇生物多様性条約
〇森林に関する原則声明
Ⅲ.環境基本法の骨子
〇公害とは 〇地球環境の保全とは
〇社会の持続的発展とはetc
Ⅳ.行政の環境対策と法規制(Ⅰ)
〇環境規制法 〇自然環境保全法
〇環境アセスメント
〇廃棄物・リサイクルetc
Ⅴ.行政の環境対策と法規制(Ⅱ)
〇条例による規制
〇環境マネジメントシステムetc
第15講
まとめ
第16講
試験
選 択
講義のねらい・到達目標
成績評価方法
テキスト・教材
成績は、次のような評点配分です。
学習意欲 40%
期末試験 60%
中西紀夫著 『社会環境と法』
円+税(価格)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
(嵯峨野書院)2600
できれば、自分に合った六法(例:ポケット六法、デイリー六 ・テキスト以外の内容も補足して説明するので、意欲をもって
法、小六法)を選んで購入しておくとよいでしょう。
受講する気持ちが大切です。
・毎回の講義の進捗状況は可能な限り詳細に記録し、有益な授
業になるように努力したいと思います。
・わからないことがあれば、遠慮なく質問して下さい。
− 121 −
社会環境「調査演習」/社会環境デザイン概論1
本部賢一
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
アンケート調査とは、調査対象の意識、行動や特性などを把
握するために、様式化した質問に対する多数の人の回答をさま
ざまな実査方法で収集し、統計的処理を行うものである。そし
て、この調査方法は、事実の把握、因果関係の検証、成果など
の評価、将来の構想や判断をサポートするなど、様々な課題を
解決するために用いられる。
本講義では、「四日市大学キャンパスにおける学生生活」とい
う最も身近に存在する「つくられた環境」を題材とし、アンケ
ートの企画・設計、実施、データ分析、レポート作成といった
調査の一環を演習形式で行う。
【到達目標】
自分でアンケート調査を行う能力を習得することが目標。
講 義 計 画
第01講 ガイダンス(講義内容の説明)
第02講 アンケート企画・設計(1)
第03講 アンケート企画・設計(2)
第04講 アンケート企画・設計(3)
第05講 アンケート企画・設計(4)
第06講 アンケート企画・設計(5)
第07講 データ収集(1): グループを決め、グループ毎に学
内でアンケートを実施
第08講 データ収集(2): グループを決め、グループ毎に学
内でアンケートを実施
第09講 データ入力(1)
第10講 データ入力(2)
第11講 データ分析(Excelを使って定量的に分析)/問題点の
抽出(1)
第12講 データ分析(Excelを使って定量的に分析)/問題点の
抽出(2)
第13講 データ分析(Excelを使って定量的に分析)/問題点の
抽出(3)
第14講 改善策の検討/レポート作成(1)
第15講 改善策の検討/レポート作成(2)
成績評価方法
テキスト・教材
課題への取り組み方、出席点(30%)
レポート評価(70%)
適宜、資料を配布。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
前回行った授業内容を復習しておくこと。
グループワークなので、毎回必ず出席して積極的に議論に参加
参考文献は以下のとおり。
し、担当役割を果たすこと。
○「アンケート調査の進め方」,酒井隆著,日経文庫,2001/5,
¥860円+税
○「問題解決手法の知識」,高橋誠著,日経文庫,2000/9,
¥830円+税
環境社会学/環境社会学a(地域福祉論)2年次
神長 唯
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
「環境社会学」という学問の基本的な知識や考え方を習得するこ
とをめざす。環境問題をはじめ各種社会問題の〈解決〉に向け、そも
そも何が問題なのかを読み取り、それをどう考えればよいのか、講
義を通じて身につけることがねらいである。そのため、日本におけ
る公害・環境問題の発生を地域の社会構造や歴史的背景に沿ってま
ず検証する。その上で、それらの問題に対してどのような考え方が
できるかをていねいに学ぶ。
【到達目標】
現代社会が抱える、複雑かつ多岐にわたる環境問題について受講
生一人ひとりが考え、行動できるような基礎的知識・分析枠組み等
を身につけることを目標とする。
【他との関連】
「環境と社会」が、より具体的な環境問題を紹介する〈事例編〉な
ら、こちらは〈理論編〉。我が国が経験した公害等をしっかり理解す
るためには両方、受講することがのぞましい(一部、内容上欠かせ
ない重複あり)
。
成績評価方法
講 義 計 画
1.オリエンテーション
2.「環境社会学」のおいたち
3.日本における公害・環境問題の特徴
4.産業公害としての四大公害
5.「被害構造論」
(前編)
6.「被害構造論」(後編)
7.地域開発と住民運動
8.「受益圏・受苦圏論」(前編)
9.「受益圏・受苦圏論」(後編)
10.地域環境問題と地球環境問題
11.地球環境問題と現代日本社会
12.
「社会的ジレンマ論」(前編)
13.
「社会的ジレンマ論」(後編)
14.現代社会が抱えるさまざまな地域環境問題
15.まとめ
※ビデオ鑑賞や理解度チェックのための小テストを実施するた
め、各テーマにつき2、3回程度の授業を行う予定。現段階
では以上の講義を想定しているが、受講生の理解度に沿って
講義内容や取り上げる順序を一部変更することもありうる。
テキスト・教材
平常点(授業態度、小テストへの取り組みなど30%)、期末試験 テキスト・教材はなし。講義中にプリントを適宜配付する。
(70%)等により総合的に評価する。
※なお、2/3以上の出席のない者は、特別な理由の無い限り採点
対象としない。
※講義中の飲食、私語、居眠り、ケータイ使用は厳禁。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
【参考文献】
飯島伸子『環境社会学』有斐閣(1993年)、『環境社会学のすす
め』丸善(2003年)。鳥越・帯谷編著『よくわかる環境社会学』
ミネルヴァ書房(2009年)※この他にも随時紹介するので、授
業で紹介しきれなかった事例も自主的に学んでほしい。
自分が理系だと思っている皆さんへ。ここは一つ、せっかくな
ので専門性を磨く前に/磨きながらでも「環境社会学」の視点
を学んでみませんか? 社会に出る前に幅広い視野を養える、
よいチャンスですよ。
− 122 −
都市交通と環境
2年次
本部賢一
後学期
講 義 計 画
2単位
第01講 ガイダンス
第02講 自動車が引き起こす環境問題について(1)
第03講 自動車が引き起こす環境問題について(2)
第04講 自動車が引き起こす環境問題について(3)
第05講 自動車が引き起こす環境問題について(4)
第06講 自動車が引き起こす環境問題について(5)
第07講 自動車交通の問題について(1) ①渋滞を減らすため
の道づくりについて(交通計画の基礎)
第08講 自動車交通の問題について(2)
第09講 自動車交通の問題について(3)
第10講 自動車交通の問題について(4) ②エコカーの開発に
ついて
第11講 自動車交通の問題について(5)
第12講 自動車交通の問題について(6)
第13講 公共交通手段の利用者を増加させるための工夫について(1)
第14講 公共交通手段の利用者を増加させるための工夫について(2)
第15講 公共交通手段の利用者を増加させるための工夫について(3)
定期試験
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】
近年、自動車交通の進展に伴い、都市部における渋滞問題や
それに伴う排ガス、騒音などの環境問題が深刻化してきており、
その対策が急務となってきています。こうした環境問題を解決
するためには、まず道路渋滞を減らすこと、最終的には石油燃
料を動力機関とする自動車の交通量を減らすことが最大の課題
となります。
こうした点を踏まえ、本講義では、現行交通システムの問題
点とその解決策について学びます。
【到達目標】
交通と環境の関係に関する幅広い知識を学ぶことで、道路政
策や公共交通政策といった政策について考える力を養う。
成績評価方法
テキスト・教材
原則、次のような配分により総合的に評価します。(第01講の時
に詳細を説明します。)
25% 出席
15% レポート(試験対策レポート)
60% 試験(記述式)
適宜プリントを配布する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
予習・復習内容については適宜指示する。
とにかく出席すること。公欠以外、無断で4回以上欠席した場
合は、試験でいくら良い点数をとったとしても単位は出しませ
ん。また、講義の際に配布するプリントを必ずすべてそろえる
こと。
現代科学と人間/自然と人間
粟屋かよ子
2年次
前学期
講 義 計 画
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
[講義のねらい]
現代は人類史上未曽有の危機的時代です。ヒトは自然から生
まれて人間となりました。ところがいまや人間は自らを生み出
してくれたこの自然に攻撃をしかけ、そして自らをも自滅しよ
うとしているのです。このプロセスにおいて、現代科学がはた
している役割は決定的です。本来人間生活を豊かにするために
発展させてきたはずの科学・技術が逆説的な状況をもたらして
いるのです。
本講義は、このような差し迫った課題意識のもとに、現代に
おける科学・技術のあり方を探求します。
[到達目標]
上記のようなねらいをもって、テキストに沿って学習をして
いく中で、自らの感性、自然観、世界観、科学館を問い直し、
現代における科学・技術のあり方をとらえ直そうとする姿勢が
でてくることを、まずは到達目標として設定します。
第1講 オリエンテーション
第2講 自然と語る
第3講 地球温暖化(自然科学的側面)
第4講 地球温暖化(社会科学的側面)
第5講 地球温暖化(意識の変革と心)
第6講 生物の大量絶滅
第7講 人間活動の指数関数的成長
第8講 核への欲望とその汚染(核開発の原理的限界)
第9講 ミクロ世界の妖怪(その1)
第10講 ミクロ世界の妖怪(その2)
第11講 ヒト、人間、人間(ヒト)の考察
第12講 フラスコの中の自然
第13講 公害は終わっていない(その1)
第14講 公害は終わっていなし(その2)
第15講 まとめ
「課題レポート」
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況 15%
予習用の小レポート及び受講態度 40%
課題レポート 45%
粟屋かよ子『破局――人類は生き残れるか――』海鳴社、2007
年発行、1800円(税別)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
テキストをしっかり読みこなして授業に参加するかどうかが、
本講義を充実したものにできるかどうかの鍵です。その意味で、
予習用に課す小レポートを重視します。
テキストに載っている参考文献や引用文献も参考にして下さい。
テーマが現代の課題そのものですから、傍観者的発想や態度は
厳に慎んでください。リラックスした雰囲気で話し合うなど、
参加型の授業形式も試みる予定ですので、チャレンジ精神を大
いに発揮して下さい。
− 123 −
環境倫理学
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 概論: 自然概念と環境概念の基本的な意義、ミニ・レ
ポート
吉 山 青 翔 後学期 選 択
第2講 自然保護に対し、
「保全」と「保護」の相違点
第3講 ヘンリー・D・ソローの自然保護思想
講義のねらい・到達目標
第4講 ジョン・ミューアの自然保護思想と自然保護運動の始ま
講義のねらい
り
近代環境思想は人間と自然の関係を軸とし、エコロジー思想
を中核として、環境倫理学という名称のもとで、一つの学問と 第5講 ギフォード・ピンショーの自然保護思想、及びジョン・
ミューアとの論争
して纏まっています。
本講義では、エコロジー思想を中心として、近代環境思想を 第6講 小括・小テスト
歴史的に探っており、受講生に近代環境思想と環境倫理学の基 第7講 エルンスト・ヘッケルのエコロジー思想
第8講 エレン・H・リチャーズのエコロジー思想、およびヘッ
本的な内容を身につけさせることを目指します。
ケルとの比較
第9講 エコロジー思想の発展(エコ・フェミニズム思想など)
到達目標
近代の環境思想の主な内容を把握し、環境問題の見方に対す 第10講 アルド・レオポルドの「土地の倫理」思想
第12講 クリストファー・ストーンの「自然の権利」の思想
る思想的なベースができるでしょう。
第13講 ピーター・シンガーの「動物の解放」の思想
第14講 レイチェル・カーソンの環境思想と国連「人間環境宣言」
第15講 総括
成績評価方法
テキスト・教材
出席(15%)・ミニレポート(10%)・小テスト(20%)・定 とくになし
期試験(55%)により総合評価。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考文献
本講義は授業中にパワーポイントなど電子機器を使用しなく、
ロデリック・ナッシュ著・松野 弘訳『自然の権利 環境倫理 主に板書と、随時に資料配布の様式で行い、他の授業と比べて
の文明史』(ちくま学芸書房)
板書の量がやや多いようですので、授業中にノートをとらない
者には不向きです。よく考えたうえで、履修登録をお願いしま
す。
基礎数学a/環境のための基礎数学a
1年次
2単位
講 義 計 画
いろいろな例を見ながら指数関数について学びます.数を 0
乗するとなぜ 1 なのか,数の -1 乗とはなにか,というような話
からはじめて,指数法則,指数関数とグラフ,ネーピアの数に
ついて講義します.この講義を受講すると,指数についてよく
わかるようになり,またそのイメージがつかめるようになりま
す.
到達目標:指数の定義,指数法則を理解し,自由に計算でき
るようになること.
第01講 ガイダンス
第02講 指数(テキスト8∼9ページ)
第03講 環境問題によく現れる単位 ppm(テキスト10∼11ページ)
第04議 モル濃度と水素イオン濃度(テキスト12∼13ページ)
第05講 一般の指数(テキスト16∼17ページ)
第06講 指数法則(テキスト16∼17ページ)
第07講 指数関数(1)(テキスト18∼19ページ)
第08講 指数関数(2)(テキスト20∼21ページ)
第09講 ネーピアの数(テキスト22∼23ページ)
第10講 生物化学的酸素要求量(テキスト24∼25ページ)
第11講 放射性同位体の核壊変(テキスト26∼27ページ)
第12講 少し複雑な式…光合成の早さ、正規分布、懸垂曲線(テ
キスト28∼29ページ)
第13講 単位に付く接頭辞(テキスト30ページ)
第14議 問題演習
第15講 試験のための質疑応答など
成績評価方法
テキスト・教材
小川 束
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 小川束『環境のための数学』朝倉書店(2005年)3045円.
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
このテキストは「基礎数学b」,「微分積分学1」,「微分積分学2」,
「環境の数理1」でも使用します.興味を持ったらどんどん先を
読んでみてください.そうすると指数の重要性が一層明確にな
ります.
指数関数は苦手だという人を念頭において,テキストに沿って,
やさしく丁寧に講義をします.授業中に練習問題を解くI時間を
取り,わからないことは質問できるようにしています.遠慮な
く質問してください.
− 124 −
基礎数学b/環境のための基礎数学b
1年次
2単位
講 義 計 画
第01議 ガイダンス
小 川 束 後学期 選 択 第02講 指数関数の復習
第03講 常用対数(テキスト32∼33ページ)
第04講 pH、マグニチュード(テキスト34∼35ページ)
講義のねらい・到達目標
いろいろな例を見ながら対数関数について学びます.常用対 第05講 対数グラフ(1)(テキスト36∼37ページ)
数,対数日盛り,常用対数の計算方法,自然対数と一般の対数 第06講 対数グラフ(2)(テキスト38∼39ページ)
について講議します.この講議を受講すると,対数がなぜ便利 第07議 対数法則(テキスト40∼41ページ)
第08講 対数の計算(テキスト42∼43ページ)
で重要なのかがわかり,計算もできるようになります.
到達目標.対数の意義を理解すること.また,対数の定義, 第09講 騒音レベル(テキスト44∼45ページ)
第10講 自然対数と一般の対数(テキスト46∼47ページ)
対数法則を理解し,対数の計算ができるようになること.
第11講 生物の多様度(テキスト48∼49ページ)
第12講 常用対数表(テキスト50∼53ページ)
第13講 和を表す記号Σ(テキスト54ページ)
第14講 問題演習
第15諮 試験のための質疑応答など
成績評価方法
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 小川束『環境ための数学』朝倉書店(2005年)3045円
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
このテキストは「基礎数学a」
,
「微分積分学1」
,
「微分積分学2」
, 対数関数は苦手だという人を念頭において,テキストに沿って
「環境の数理1」でも使用します.事前に第2掌を読んでおくと やさしく丁寧に講義をします.受業中に練習問題を解くI時間を
理解しやすくなります.
取り,わからないことを質問できるようにしています.
微分積分学1/微分積分1
1年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
小 川 束 後学期 選 択 第02講 計算,指数関数,対数関数の復習
第03議 ネーピアの数再論(テキスト56∼57ページ)
第04講 微分係数と導関数(テキスト58∼59ページ)
講義のねらい・到達目標
この講義では多くの分野で用いられる数学の中でもっとも重 第05講 指数関数,対数関数,逆関数の導関数(テキスト60∼
61ページ)
要な微分について学びます.この講義を受講すると多項式,有
理式,指数関数,対数関数の増減を計算できるようになり,凹 第06講 微分の基本公式(1)(テキスト62∼63ページ)
凸も含めたグラフを描くことができるようになります.高校で 第07講 微分の基本公式(2)(テキスト64∼65ページ)
第08講 微分の基本公式(3)(テキスト66∼67ページ)
の履修が文科系だった人でも理解できます.
到達目標:微分の基礎概念を理解すること,簡単な関数の凹 第09講 関数の増減とグラフ(テキスト68∼69ページ)
第10講 第2次導関数とグラフの凹凸、変曲点(テキスト70∼71
凸を含めたグラフの概要を描けるようになること.
ページ)
第11講 合成関数の微分法(テキスト72∼73ページ)
第12講 炭素14による年代測定法(テキスト74∼75ページ)
第13講 対数微分法(テキスト76∼77ページ)
第14諮 問題演習
第15講 試験のための質疑応答など
成績評価方法
テキスト・教材
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 小川束『環境のための数学』朝倉書店(2005年)3045円.
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
このテキストは「基礎数学a」,「基礎数学b」,「微分積分学2」, テキストに沿って,やさしく丁寧に講義をします.授業中に練
「環境の数理1」でも使用します.この講義のためには事前に第 習問題を解くI時間を取り,わからないことは質問できるように
1章を読んでおくとよいです.
しています.
− 125 −
微分積分学2/微分積分2
2年次
2単位
講 義 計 画
この講義では積分について学びます.積分の計算は面積を求
める計算としても重要ですが,この講義では環境の数理2で学
ぶ微分方程式の準備としても位置づけています.またテイラー
展開とマクローリン展開についても学びます.この講義を受講
すると「環境の数理1」の準備が完了します.
到達目標:積分の計算ができるようになること.また,指数
関数や対数関数を多項式の関数で近似することを理解すること.
第01講 ガイダンス
第02講 不定積分の定義(テキスト82∼83ページ)
第03講 不定積分の基本公式(テキスト84∼85ページ)
第04講 定積分の定義と基本公式(テキスト86∼87ページ)
第05議 定積分の上下端(テキスト88∼89ページ)
第06議 定積分と面積(テキスト90∼91ページ)
第07講 一般の面積(1)(テキス卜92∼93ページ)
第08講 一般の面積(2)(テキスト94∼95ページ)
第09講 部分積分法(テキスト96ページ)
第10講 置換積分法(テキスト97ページ)
第11議 テイラーの公式(1)(テキスト98∼99ページ)
第12議 テイラーの公式(2)(テキスト98∼99ページ)
第13講 マクローリンの公式(テキスト100∼101ページ)
第14講 絶対値と y = log x の導関数(テキスト102ページ)
第15講 試験のための質疑応答など
成績評価方法
テキスト・教材
小川 束
前学期
選 択
講義のねらい・到達目標
出席15%,試験(宿題も含む)85%で評価します.なお,講義 小川束『環境のための基礎数学』朝倉書店(2005年)3045円.
回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意して
ください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
このテキストは「基礎数学a」,「基礎数学b」,「微分積分学1」, テキストに沿って基本から丁寧に講義をします.授業中に練習
「環境の数理2」でも使用します.事前にテキストの第4章を復習 問題を解く時間を取り,わからないことは質問できるようにし
しておくと良いでしょう.
ています.遠慮なく質問をしてください.
環境の数理1
2年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
小 川 束 前学期 選 択 第02講 微積分の復習
第03講 微分方程式と解(テキスト104∼105ページ)
第04蒋 変数分離型の微分方程式(テキスト106∼107ページ)
講義のねらい・到達目標
この講義では自然界の現象や社会的な現象の多く記述する微 第05講 BOD(テキスト108∼109ページ)
分方程式の初歩について講義します.この講義を受講すると, 第06講 核の壊変現象(テキス110∼111ページ)
微分方程式の価値が BOD,較の壊変現象,ロジスティッ夕方程 第07講 マルサスの成長モデル(テキスト112∼113ページ)
第08講 ロジスティック方程式(1)(テキスト114∼115ページ)
式など,具体的な例とともにわかるようになります.
到達目標.微分方程式の意義とその意味を理解すること.ま 第09講 ロジスティック方程式(2)(テキスト116∼117ページ)
第10講 MSYと資源の管理,とくに鯨の捕鯨枠(テキスト118
た,簡単な場合に微分方程式を解けるようになること.
∼119ページ)
第11講 ロジスティック方程式の拡張(テキスト120∼121ページ)
第12講 1階線形微分方程式(テキスト122∼123ページ)
第13議 1階級型微分方程式の別解(テキスト124ページ)
第14諮 問題演習
第15講 試験準備のための質疑応答など
成績評価方法
テキスト・教材
出席15%,試験またはレポート(宿題も含む)85%で評価しま 小川束『環境のための数学』朝倉書店(2005年)3045円.
す.昨年度は受講生の希望が多かったレポートで評価しました.
なお,講義回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.
注意してください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
このテキストは「基礎数学a」,「基礎数学b」,「微分積分学1」, テキストに沿って基本から丁寧に講義をします.授業中に練習
「微分積分学2」でも使用します.事前に第4章と第5章の計算部 問題を解く時間を取り,わからないことを質問できるようにし
分を読んでおくと良いでしょう.
ています.遠慮なく質問をしてください.
− 126 −
環境の数理2
2年次
2単位
講 義 計 画
第01講 ガイダンス
小 川 束 後学期 選 択 第02講 微分の計算(多項式の微分公式)
第03講 微分の計算(積と商の微分公式)
第04講 微分の計算(合成関数の微分公式)
講義のねらい・到達目標
これまでに学んだ微分積分1,微分積分2,環境の数理1の内容 第05講 微分の計算(対数微分公式)
を計算問題を中心にして総復習します.また,教科書では扱わ 第06講 微分の計算(関数のグラフ)
なかった進んだ内容の計算や例題についても扱います.微分積 第07講 微分の応用(応用問題)
第08講 積分の計算(不定積分)
分と微分方程式の解法を学ぶ最後のチャンスです.
到達目標.微分,積分,微分方程式の計算がかなり自在にで 第09講 積分の計算(定積分)
第10講 積分の応用(面積その1)
きるようになること.
第11議 積分の応用(面積その2)
第12講 積分の計算(部分積分)
第13講 積分の計算(置換積分)
第14講 関数の展開(テイラーの公式とマクローリンの公式)
第15講 微分方程式の解法(変数分離形と1階線型微分方程式)
成績評価方法
テキスト・教材
出席15%,レポート(宿題も含む)85%で評価します.なお, プリントを配布します.
講義回数の40%を超えて欠席すると単位は認定しません.注意
してください.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
解法の背景となる公式などの証明を,環境の数理a,b,微分積
分1,2,環境の数理1で用いた教科書を読み返して補うと理解が
深まります.
この講義では実際に練習問題をたくさん解いてもらいます.き
っとできるようになります.
ハードウエア論/情報処理1(ハードウェア) 1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス、パソコンの種類、五大装置、パソコン内部
の主要な装置と構成
千 葉 賢 後学期 選 択
第2講 パソコンの入出力装置、マウス、キーボード
第3講 光・色の原理、加法混色、パソコンの出力装置、ディス
講義のねらい・到達目標
プレイの規格・サイズ、CRTディスプレイ
ハードウエアとはパソコンなどの電子装置のことである。こ
の講義では、パソコンのハードウエアに関して、その構成、仕 第4講 パソコンの出力装置、液晶ディスプレイ、その他のディ
スプレイ
組みをビジュアルな資料や実物を用いて解説する。環境情報学
部にはハードウエアを教える授業が他にないので、この授業の 第5講 減法混色、パソコンの出力装置、プリンタの種類、イン
クジェットプリンタ
受講を薦める。また本講義は、経済産業省のITパスポートなど
の資格取得を考慮して行う。情報系の資格を目指す人、情報系 第6講 第1回小テスト、CPUの構造、動作原理、命令サイクル
セミナー・専攻に進む人にも受講を薦める。「情報科学/コンピ 第7講 CPUの技術発展史、ムーアの法則、CPUの製造工程
ュータ科学」(千葉担当)の内容を深めた授業なので、そちらを 第8講 キャッシュメモリ、バス
第9講 主メモリ
先に受講すると理解し易い。
<到達目標>パソコンを構成する主要な装置の名称と役割、構 第10講 第2回小テスト、チップセット
造、動作原理、速度や容量などの特徴を理解できるようにする。 第11講 磁気ディスク、ハードディスク、RAIDシステム
パソコンを選定する際の仕様(スペック)を理解できるように 第12講 光ディスク、CD
第13講 光ディスク、DVD、ブルーレイ
する。
第14講 第3回小テスト、光磁気ディスク
第15講 まとめ
第16講 定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況(20%)
、小テスト(30%)
、期末試験(50%)
OFFICE TAKASAKU「カラー版 徹底図解 パソコンのしく
み」新星出版社、1400円
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
「情報科学」を先に履修することを勧める。
担当者から一言
ハードウエアというと難しく感じるかもしれませんが、ビジュ
アルな教材を用いて、分かり易い授業を行います。
− 127 −
統計学演習/データ統計処理
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 伴って変わる量・同じものが複数のデータを持つこと
の理解
田 中 伊 知 郎 後学期 選 択
第2講 比例とグラフ
第3講 1次関数
講義のねらい・到達目標
物事(自然現象・社会現象)を動かすもの(因子)は、多く 第4講 1次関数とグラフ
の場合、直接測ることができません。科学では、それら因子と 第5講 1次関数のグラフの拡張:散布図
関連する直接測定できるもの(パラメーター)から、現象の動 第6講 Excelを使っての散布図の作成
きを推定していくことになります。講義は、パソコンを用いた 第7講 Excelを使っての1次関数の求め方
第8講 相関係数
実習形式で行います。
この講義では、統計という便利な手段を使って、データの中 第9講 相関係数の性質
第10講 データの性質の拡張・測定の尺度としての順位変数など
から因子つながる関連を見つけることを到達目標とします。
第11講 データの入力と照合
第12講 クロス集計(質的データにおける関連性)の説明
第13講 クロス集計の実践・質的アンケート
第14講 クロス集計の実践と円グラフ
第15講 相関係数行列と因子分析:主成分分析の実践・アンケ
ートデータの解析
第16講 試験 毎回の課題達成度の合計点が60点に満たない者
だけを対象にします。
成績評価方法
テキスト・教材
毎回の課題の達成度を採点し、点数として合計します。合計点 なし。
が60点に満たない者だけ、定期試験(最高60点)を行います。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
典型的な積み上げ授業なので、前日の夜に必ず復習(前回の課 教育は一方向の情報発信でなく、双方向の情報通信によって達
題に最低でも目を通す)をしてきてください。
成されます。みなさんの対応によって、授業の流れを機動的に
変えて、よりよい理解を目指します。
インターネット論
2年次
佐脇 豊
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
インターネットや電子メールに代表される通信手段は、たい
へん身近で欠かせないものとなっている。本講義では、インタ
ーネットの歴史、インターネットの環境、インターネットを構
成する技術(インターネットのネットワークを利用した通信の
方法)、インターネットでのアプリケーションの動作、インター
ネットと社会との融合(家庭や会社で用いられているインター
ネット)、インターネットを安全に利用するための知識などにつ
いて最新の動向をふくめて初学者向けにわかりやすく講義する。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 インターネットの歴史と発展
第2講 インターネットとプロトコル(1)
第3講 インターネットとプロトコル(2)
第4講 インターネットとプロトコル(3)
第5講 基本になるネットワーク:LAN(1)
第6講 基本になるネットワーク:LAN(2)
第7講 LANからインターネットへの接続
第8講 インターネットサービスのしくみ(1)
第9講 インターネットサービスのしくみ(2)
第10講 インターネットサービスのしくみ(3)
第11講 インターネットの問題点(1)
第12講 インターネットの問題点(2)
第13講 インターネットのセキュリティ
第14講 インターネットの管理
第15講 インターネット技術の総まとめ
テキスト・教材
講義中に課すレポート:10%および定期試験:90%として評価 「かんたんネットワーク入門」、三輪賢一、技術評論社
する。また、出席状況も定期試験受験資格基準のひとつとする
(出席6割以上で受験資格有とする)。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜指示する。
本講義では、インターネットの生い立ちから今日に至るまでの
歴史を解説し、インターネットがどのような仕組みで構成され
ているのかなどの基本となる事項を説明する。講義内容の区切
れで、その都度レポート課題を出すことにより自己学習時間 を
確保する。
− 128 −
データ処理応用/環境数値解析法
2年次
2単位
講 義 計 画
講義計画:
武 本 行 正 前学期 選 択 第1講 Excelの操作、数式の入力、関数を使用して計算
第2講 .txtと.csvの保存の仕方、ASCIIコード表
第3講 バイトとビット、2の補数計算、2進と16進
講義のねらい・到達目標
第4講 Excelでの演算子(^はベキ乗)
、優先順位とカッコ
ねらい:
第5講 度数分布、漸化式、階乗、数学関数EXPやSINでグ
コンピュータは連続的な量を扱えず、離散的な量しか扱えま
ラフ作成
せん。しかし実際の計算の対象は連続的な量であるのが普通で
す。そこで連続的な量をどのようにして離散的に扱うかが大き 第6講 統計関数を利用した成績表の作成
第7講 数列、ベキ関数、三角関数のグラフ
な問題です。この講義はExcelを用いていろいろな計算をします。
第8講 指数関数、対数関数とそのグラフ
また、この結果をグラフ化します。最後の方で、Excelに内蔵さ
第9講 方程式の解をExcelのグラフを使用して見つけよう
れているVBA(Visual BASIC)やあるいはC言語を用いて簡単
第10講 データ間の相関係数を求める(Excelの表計算から)
なプログラミングも実施します。
第11講∼12講 データの回帰直線を求める(Excelのグラフから自
到達目標:
動的に)
目標はExcelを使いこなせることです。頑張って、学習しまし
データの補間方法(Lagangeの補間公式を打ち込む)
ょう。
第13講∼14講 距離を求めよう、ルンゲクッタの式をVBAマクロ
で作成
VBAマクロについての練習問題
第15講∼16講 面積を求めよう、Simpsonの積分公式をVBAで
成績評価方法
テキスト・教材
成績評価:
レポート(80%程度)と出席点(20%程度)。
全講義回数の3分の1を越えて欠席すると単位を認めないので、
注意してください。
テキスト・教材:
自作のプリント等を配布します。
Excelの操作方法も記述しておきます。
いろいろなExcel関数があるので、覚えて下さい。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
参考用:Excelでわかる数学の基礎(酒井恒、日本理工出版社)
Excelで学ぶ統計解析入門(菅民郎、オーム社) など
この他、各分野でExcel応用のデータ処理方法が出版されている。
各自、本屋で手に取って、自分に合った本で勉強すると良い。
一言:
MOS試験のExcel操作方法よりは、むしろ数学関数や統計関数
に慣れることになります。
実社会では、こちらも結構、役に立ちます。
情報ネットワーク論/情報処理3(情報ネットワーク) 2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 情報ネットワークの歴史と種類;交換方式、集中処理と分
散処理
佐 脇 豊 後学期 選 択
第2講 ネットワークにおける規約;各種プロトコルの標準化
第3講 OSI参照モデルと各層の機能
講義のねらい・到達目標
;TCP/IP、イ
インターネットに代表されるコンピュータネットワークは、 第4講 インターネットを支えるネットワーク技術(1)
ンターネット層とIPアドレス、IPv6
通信分野とコンピュータ分野のさまざまな技術から構成されて
;ネットワー
いる。本講義では、コンピュータネットワークの歴史、ネット 第5講 インターネットを支えるネットワーク技術(1)
クアクセス層とMACアドレス
ワークの概念、ネットワークの形態、機器構成、LANやインタ
ーネットの種類、プロトコルとデータ伝送のしくみ、セキュリ 第6講 LANの規格と特徴;イーサネット、ギガビットイーサネット
第7講 無線LANの規格と特徴
ティやネットワークの最新技術動向など、現代社会に必須なネ
第8講 広域ネットワーク技術;ISDN、VPN
ットワーク技術に関するさまざまな概念や仕組みの基礎知識に
第9講 通信機器と伝送媒体;ハブ、スイッチ、ルータ
ついてわかりやすく講義する。
第10講 ネットワークにおける伝送技術;スイッチング、ルーティン
グ
第11講 ネットワークのセキュリティ;ファイアウォール、暗号化認
証技術
第12講 企業ネットワーク技術
第13講 各種のネットワークサービス
第14講 ネットワークの管理
第15講 ネットワーク技術の総まとめ
成績評価方法
テキスト・教材
講義中に課すレポート:10%および定期試験:90%として評価 「ネットワーク仕事で使える基本の知識」、増田若菜、技術評論
する。また、出席状況も定期試験受験資格基準のひとつとする 社
(出席6割以上で受験資格有とする)。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
適宜指示する。
ネットワーク技術やその用語の意味を、把握しておくことは現
代社会では必須である。商談などで、ネットワーク技術用語が
出てきて場合、「わからない」ではすまされない。講義内容の区
切れで、その都度レポート課題を出すことにより自己学習時間
を確保する。
− 129 −
システム管理論
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ガイダンス(授業の進め方、成績評価法の説明)
、関連
科目履修度の確認
伊 藤 良 栄 後学期 選 択
第2講 システムの信頼度(稼働率、冗長化)
第3講 企業活動(経営組織論、問題点の発見、業務分析)
講義のねらい・到達目標
第4講 第1回小テスト
「講義のねらい」
コンピュータやネットワークなどの情報システムが進歩・普及す 第5講 第1回小テストの解説
るにつれ、”
グローバルなコミュニケーション社会において、
「英語力」 第6講 システム開発とプロジェクトマネジメント
と共に「IT力」を持った人材を企業は求めています。
(ITパスポート 第7講 考え方を整理するための方法と知識
試験サイト
第8講 この後の講義で必要となる基礎理論の復習(2進数など
{https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/about.html}よ
情報に関する理論)
り)
第9講 第2回小テスト
本講義では、将来システム管理業務にあたる際に必要な基礎知識 第10講 第2回小テストの解説
と考え方を学ぶことを目標とします。
第11講 パソコンとネットワーク(OSIの参照モデル、TCP/IP)
「到達目標」
第12講 パソコンとネットワーク(インターネットで利用可能な
実社会でシステム管理を任された際に必要となる知識と考え方つ
主なサービス)
いて解説し、必要に応じて具体的な問題を解くことにより、
第13講 システム運用管理と情報セキュリティ
・システムの信頼度向上
第14講 第3回小テスト
・システム開発とプロジェクトマネジメント
第15講 第3回小テストの解説
・システム運用管理
定期試験
・情報セキュリティ
などに関するスキルが身につくことを目標とします。
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分により総合的に評価します。
15% 出席
30% 小テスト
55% 定期試験
以前使っていた教科書が廃版になったので、教科書は指定して
いません。
授業で使用するパワーポイントの内容等を、必要に応じてプリ
ントアウトして配布することがあります。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
この講義中でも重要な基礎知識については説明をしますが、他
の情報やネットワークに関連する科目をできるだけ受講し、内
容を理解しておいてください。
参考書として、市販のITパスポート試験に関する書籍を1冊は
手元に置くことをお勧めします。
この講義ではコンピュータや情報ネットワークに関する項目が
多く出てきますので、「インターネット論」、「情報ネットワーク
論」、「ソフトウェア論」、「コンピュータ動作論」などの内容を
よく理解しておくとよいでしょう。
応用プログラミング/プログラミング3
2年次
4単位
講 義 計 画
第1講 C言語概説,分岐,繰り返し処理
井 岡 幹 博 後学期 選 択 第2講 配列
第3講 文字と文字列
第4∼5講 ポインタ
講義のねらい・到達目標
講義のねらい:C言語を使用して応用プログラムを作成できる 第6∼7講 構造体
第8∼9講 ファイル入出力
ような知識を得る.
到達目標:C言語に関する幅広い技法を学習する.具体的には, 第10講 記憶クラス
第11講 動的なメモ領域確保
ポインタ,関数,構造体,配列,ファイル入出力などである.
第12∼13講 データ構造とアルゴリズム
第14∼15講 アプリケーションプログラム作成
成績評価方法
テキスト・教材
出席30% 提出物70%
プリント配布
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
田中 成典,C言語教科書,工学社(2013)
,2800円+税
C言語は難解で奥の深い言語です.時間をかけてじっくりプロ
グラミングに取り組みましょう.
− 130 −
メディアツールa
1年次
2単位
講 義 計 画
1.パソコンの基本操作
池 上 貴 文 前学期 選 択 2.様々なツールを知る
3.演習:ペン
4.演習:色
講義のねらい・到達目標
情報系やメディア系セミナーで、パソコンからグラフィック 5.演習:ロゴ・タイトル
を製作していくにあたって必要となるアプリケーションの入門 6.様々な機能を知る
コ ー ス で す 。 ク リ エ イ テ ィ ブ の 現 場 で 標 準 と な っ て い る 7.レイヤー
「Apple Macintosh」と、描画ツールの定番「Abobe Illustrator」 8.フィルター
9.文字組版とレイアウト
で進行します。
10.演習:印刷物
印刷物や映像を製作するためのスキルアップを目指します。
11.演習:WEB
12.13.自由課題:オリジナル作品制作
14.他アプリケーションとの連携
15.合評会
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況50%
授業内課題の累計50%
教員が用意
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
映像、印刷などあらゆるメディア
コンピュータや絵が苦手な方も大丈夫です!楽しくやりましょ
う。
メディアツールa
1年次
都 映里
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
情報系やメディア系セミナーでパソコンからグラフィックを
制作していくに当たって必要となる、アプリケーションのレベ
ルアップコースです。メディア・ツールa、bではグラフィッ
ク系のアプリケーションの操作を中心に、Macintoshの基本的な
オペレーションを実習し、イメージをデザインへ落とし込むプ
ロセスを理解します。メディア・ツールaでは、イラスト作成
の標準ソフト「イラストレーター」を使って、様々な作品制作
に挑戦してもらいます。絵心やデザインセンスは必要ありませ
ん。また、他のセミナー・グループへ進む希望のある人でも受
講できます。上記のアプリケーションは服飾、建築、印刷など
あらゆる分野で使用されているソフトですので、メディア系セ
ミナーへ進みたい人は両方を取得することを薦めます。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション。Macやその他のアプリケーション、イラス
トレーターの概略、操作を説明。
ロゴマーク制作。簡単なロゴマークを制作。基本的な図形の作成
方法を学ぶ。
第2講 イラスト制作。支給するガイドラインに沿って、ペンツールの使
い方を学ぶ。
第3講 名刺。実際の印刷物としてのフォーマット作りと、文字の配置を
学ぶ。
第4講 名刺。制作した作品の総評。
第5講 MAP。レイヤーの使い方、アビアランス等、少し高度な機能を紹
介。
第6講 MAP。制作。
第7講 PhotoShop基本操作1。印刷物用画像とWEB用画像の違いを学ぶ。
第8講 PhotoShop基本操作2。写真の色調補正などPhotoShopの基本操
作を学び実践。
第9講 DM制作。文字組み、見やすいレイアウトを学ぶ
第10講 DM総評。
第11講 WEB用バナー制作。
第12講 WEB用バナー総評。
第13講 小テスト。
第14講 チラシ制作。
第15講 チラシ制作。
テキスト・教材
授業中および、宿題として課題の制作を行います。その成果の なし。目に映るものがすべて教材です。
累計で評価します。
試験はなし。最終課題としてレポートの代わりに提出。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
アドビ社公認トレーニングブック「イラストレーターCS教室」 イラストレーターはあらゆるデザイン、クリエーションの現場
アドビ社公式サイト イラストレーター チュートリアル、サ で使われている標準ソフトです。基本さえおさえれば多様に応
ポートなど
用していけるので自由な発想で取り組んでください。
− 131 −
メディアツールb
1年次
2単位
講 義 計 画
1.パソコンの基本操作
池 上 貴 文 後学期 選 択 2.様々なツールを知る
3.演習:選択
4.演習:コラージュ
講義のねらい・到達目標
情報系やメディア系セミナーで、パソコンからグラフィック 5.演習:ペイント
を製作していくにあたって必要となるアプリケーションの入門 6.様々な機能を知る
コ ー ス で す 。 ク リ エ イ テ ィ ブ の 現 場 で 標 準 と な っ て い る 7.画像修正
「 Apple Macintosh」 と 、 写 真 編 集 ツ ー ル の 定 番 「 Abobe 8.フィルター
9.動画
Photoshop」で進行します。
10.演習:アニメーション
印刷物や映像を製作するためのスキルアップを目指します。
11.演習:WEB
12.13.自由課題:オリジナル作品制作
14.他アプリケーションとの連携
15.合評会
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況50%
授業内課題の累計50%
教員が用意
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
映像、印刷などあらゆるメディア
コンピュータや絵が苦手な方も大丈夫です!楽しくやりましょう。
メディアツールb
1年次
都 映里
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
情報系やメディア系セミナーでパソコンからグラフィックを
制作していくに当たって必要となる、アプリケーションのレベ
ルアップコースです。メディア・ツールa、bではグラフィッ
ク系のアプリケーションの操作を中心に、Macintoshの基本的な
オペレーションを実習し、イメージをデザインへ落とし込むプ
ロセスを理解します。メディア・ツールbでは、写真・画像編
集の標準ソフト「フォトショップ」を使って、様々な作品制作
に挑戦してもらいます。絵心やデザインセンスは必要ありませ
ん。また、他のセミナー・グループへ進む希望のある人でも受
講できます。上記のアプリケーションは服飾、建築、印刷など
あらゆる分野で使用されているソフトですので、メディア系セ
ミナーへ進みたい人は両方を取得することを薦めます。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション。Macやその他のアプリケーション、
PhotoShopの概略、操作を説明。
PhotoShop基本 操作1(トレース、選択範囲、レイヤー)保
存形式(psd、jpg、eps)を学ぶ。
第2講 PhotoShop基本操作2(トレース・選択範囲、レイヤー 続
き)カラーモード(RGB、CMYK、モノクロ)
色調補正
第3講 PhotoShop基本操作3(トレース・選択範囲、レイヤー 続き)
第4講 画像合成1 切り抜き、選択範囲、ぼかし、変形 等
第5講 画像合成2 クリッピングマスク、透明、フィルター等
第6講 Illustrator基本操作(概要)
第7講 Illustrator基本操作(概要)
第8講 CDジャケット制作
第9講 CDジャケット総評
第10講 小テスト
第11講 ホームページのトップページ制作
第12講 ホームページのトップページ総評
第13講 自分で撮った画像を使った写真集制作。
第14講 自分で撮った画像を使った写真集制作。
第15講 写真集総評。
テキスト・教材
授業中および、宿題として課題の制作を行います。その成果の なし。目に映るものがすべて教材です。
累計で評価します。
試験はなし。最終課題としてレポートの代わりに提出。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
アドビ社公認トレーニングブック「フォトショップCS教室」
フォトショップはあらゆるデザイン、クリエーションの現場で
アドビ社公式サイト フォトショップ チュートリアル、サポ 使われている標準ソフトです。しかし、あくまで写真や画像を
ートなど
編集・加工する道具でしかありませんので、これを足がかりに、
自由は発想と表現を持って新しいデザインをイメージしてくだ
さい。
− 132 −
音楽史
1年次
2単位
講 義 計 画
第1講 音楽の基礎知識1
関 根 辰 夫 前学期 選 択 第2講 音楽の基礎知識2
第3講 楽譜の歴史
第4講 日本の音楽の歴史1
講義のねらい・到達目標
第5講 日本の音楽の歴史2
講義のねらい
クラシック音楽や様々な地域の音楽が互いに影響しあってど 第6講 西洋の音楽史1
のように変遷してきたのかを学ぶ。また日本の大衆音楽を含む 第7講 西洋の音楽史2
様々なジャンルの音楽の歴史を通し、現代の音楽の成り立ちを 第8講 西洋の音楽史3
考察する。更に現代の音楽の制作システム、録音、再生の方式 第9講 西洋の音楽史4
第10講 西洋の音楽史5
の変遷を学び、これからの時代の音楽について考察をする。
第11講 ラテン音楽
第12講 ジャズの歴史1
到達目標
・現代の音楽が過去のどのような音楽に基づいて成立してい 第13講 ジャズの歴史2
第14講 録音、制作方法の歴史
るかを理解する
第15講 著作権の歴史
・様々なジャンルや国々の音楽について理解を深める
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します。
出席状況(30%)
小テスト(15%)
定期試験(55%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「はじめての音楽史」音楽之友社
音楽と表現
音楽の歴史を通して様々な音楽に触れ、またその制作や記録の
方法の変遷を知る事で、これからの音楽との関わり方を学んで
ください。今まで何気なく聴いていた音楽の中に様々な時代や
国の音楽の要素がちりばめられている事に気がつくでしょう。
11以降生:1年次
10以前生:2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 五線譜とは
関 根 辰 夫 後学期 選 択 第2講 音符について
第3講 半音/全音/変化記号
第4講 拍と拍子
講義のねらい・到達目標
第5講 ビートとリズム
講義のねらい
音楽を表現する基礎としての楽典(音楽理論)の基礎を学ぶ。 第6講 音の強弱、速度など
最新のメディアによる表現方法の多様化を学び、それを自ら 第7講 音程について
第8講 音階について1
実践する。
第9講 音階について2
到達目標
第10講 実習1
・楽典を基本とし音楽と数学の関係を理解する
第11講 実習結果発表
・簡単な楽譜の書き方を実習を通して習得する
第12講 実習2
第13講 音楽の表現方法の変遷
第14講 実習3
第15講 模擬テスト
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します。
出席(30%)
小テスト(15%)
定期試験(55%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
「楽典―理論と実習」(株)音楽之友社
担当者から一言
音楽を表現するためには、自己流でも出来ますがやはり基礎と
なる理論という物が必要です。この授業では、音楽理論の基礎
となる譜面の読み方等から始まり、「楽典」というものを易しく
解説していきます。また、実習を通して楽譜に親しんでもらい
ます。
− 133 −
音響概論/音楽環境論2
関根辰夫
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講義のねらい
1)音楽(音)と人の関わりを更に考える。
2)音を聞くメカニズムを理解する。
3)音楽(音)の記録再生について理解する。
4)電気回路の基礎を身に付ける。
5)音楽の再生空間及び最新のメディアを理解する。
到達目標
・マイクやスピーカーなどの原理を理解する
・サラウンドや音楽配信などの基礎理論を習得する
講 義 計 画
第1講 講義の概要
第2講 耳のパーツ
第3講 電気回路の基礎1
第4講 電気回路の基礎2
第5講 小テスト
第6講 スピーカー1
第7講 スピーカー2
第8講 マイクロフォン1
第9講 マイクロフォン2
第10講 デジタルオーディオ1
第11講 デジタルオーディオ2
第12講 MIDI
第13講 サラウンドとマルチチャンネル1
第14講 サラウンドとマルチチャンネル2
第15講 演習問題
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
次のような配分で総合評価します。
出席(30%)
小テスト(15%)
定期試験(55%)
配布するプリント
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「よくわかる最新音響の基本と仕組み」秀和システム
映像概論
2年次
木村眞知子
前学期
本講座では音楽の環境を形成する音の応用について勉強します。
皆さんの身の回りにある音楽、音に関係するものに対して興味
を持って観察してください。授業はインタラクティブで受講生
と議論しながら進めますので積極的に議論に参加してください。
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
今、「映像」はあらゆる場所にあふれ、私たちの生活において
不可欠のものとなっている。インターネットなど画面を通した
双方向コミュニケーション技術の進歩とその爆発的拡大などに
より、もはや「映像」はただ眺めるだけのものではなくなって
しまった。
変貌した「映像」が持つ意味と、それが与える衝撃とは何か‥
‥。映画、ゲーム、メディアアートからその制作方法など、
様々な分野を横断し、明日の「映像」の姿を考察する。
講 義 計 画
第1講 講義ガイダンス――映像とは何か
第2講 映像の歴史
第3講 カメラの起源カメラオブスキュラを作る
第4講 見ることのメカニズム
第5講 映像メディアの種類と特性
第6講 映像の形――ドラマとドキュメンタリー
第7講 サイレント映画について――エイゼンシュタインとチャ
ップリン
第8講 ドキュメンタリーの目指すもの――レニ・リーフェンシ
ュタール
第9講 構図へのこだわり――小津安二郎
第10講 映像とエフェクト
第11講 クロマキー撮影にトライ
第12講 映像の形――CM
第13講 映像と現代芸術
第14講 映像の明日――
第15講 まとめ――映像の可能性
試験に代わる課題レポートの提出
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
授業への参加姿勢および授業課題への取組み:50%
試験に代わる課題レポート:25%
上記を基本に総合的に評価。
必要に応じ、プリントを配付する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で指示する。
講義だけでなく、映像作品を鑑賞したり、撮影にトライしたり
‥‥と、講義だけでない授業となっています。
グループ作業もあり、他のメンバーの迷惑にならないよう遅刻
や欠席は厳禁。
− 134 −
表現と思想/メディアコミュニケーション概論
木村眞知子
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
私たちを取り巻くメディア環境は、時々刻々、変化し、進化
し、迷走し、情報の送り手、受け手という図式も崩してしまっ
た‥‥。
そんな今だからこそ私たちは、コミュニケーションとは何か
を問い直さなければならない、自分自身を表現することの意味
を知らなければならない。
そのためには、今という時代をとらえ、考え、そして自分自
身を見つめることが求められている。
その方法論として、時代を読み解き人間を深く探ろうとした
思想家たちの考えを知り、今を生きる自分たちを自ら表現する
力を養う。
授業では、声を発することから身振り、ディベート、さらに
プロの表現者によるワークショップなどを通して、言語表現だ
けでなく非言語表現を体験的に学ぶものとする。
講 義 計 画
第1講 講義ガイダンス
(メディア)コミュニケーションの今
第2講 コミュニケーションの領域
第3講 身体メディアである自分の確認
第4講 ポスト構造主義――今という時代を見つめる
第5講 言語とは何か①伝えるために 言語と非言語
第6講 言語とは何か②表現するために 記号論
第7講 詩をよむ・詩をかく
第8講 詩とコピー
第9講 考えるということ・意見を持つということ
第10講 メッセージソング
第11講 物語を組み立てる
第12講 ディベート
第13講 詩作を巡って――書くこと・推敲すること
第14講 ワークショップ
第15講 「詩のボクシング」
(作品発表として)
試験に代わる課題レポートの提出
成績評価方法
テキスト・教材
出席:25%
授業への参加姿勢および授業課題への取組み:50%
試験に代わる課題レポート:25%
上記を基本に総合的に評価。
必要に応じ、プリントを配付する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
授業の中で指示する。
本授業は、講義だけでなく、詩作など様々な形で自分を見つめ
表現することに取り組み、それを人前で発表します。
出版文化論
2年次
黒島哲夫
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
人類は、ビジュアル情報や文字を操作し、メディアに移しか
えて、意味や意志、ときには感性を、空間や時間にしばられず
に保存し、伝達していくという、大変高度な情報活動を営んで
きました。この活動は、時代とともに変化してきた人間社会と
いう「情報環境」に大きく依存しています。またときにはこの
「情報環境=メディア環境」そのものに、大きな変質をあたえる
ほどの影響力をもってきました。このような意味での出版活動
を、先史時代から振り返り、情報文化の中での役割や、文化と
しての性格を探っていきます。人類が最も長期間にわたって営
んできた出版という情報活動の概略を知ることは、さまざまな
メディアを複合的に使っていく新しいメディアの世紀へと乗り
出していく諸君にとって、基礎的な知識となることでしょう。
成績評価方法
講 義 計 画
1:講義の概略と単位の評価方法の説明
2:人類史の中から−その1:氷河期の人類の残した遺物から当
時のメディア環境を読み解く
3: 〃 −その2:記憶の保存、意志の伝達…絵文字
(ピクトグラフ)
4: 〃 −その3:記憶の保存、意志の伝達…ピクト
グラフから表意文字ヘ
4:四大文明期のおける文字の成立を観てみる。メソポタミア文
明のケース
5: 〃 エジプト文明のケース
6: 〃 中国文明のケース
7:文字社会の革命:表音文字の成立をみる。 その1
8: 〃 その2
9:表音文字の文化VS表意文字の文化
10:メディアを支える諸技術:紙、インク、版などの発展過程に
ついて。
11:欧州中世世界の文字文化VS中国宋代の文字文化
12:可動活字:世界初の金属活字は高麗王朝時代に完成していた。
13:漢字文化圏の表意文字文化とは
14:日本への可動活字の導入物語
15:明治維新と出版文化
テキスト・教材
40% 出席配点 20% レポート配点(最低2つのレポートを出 その都度、プリントを配ります。また、調べるべきURLを提示
してもらいます)
します。
40% 定期試験配点
注)単位認定において、出席は8割以上あることを前提とします。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
なし。
授業では出来るだけビジュアルなプレゼンテーションで、視覚
的に楽しめる内容を用意しています。メモを取ることも必要で
すが、なにより講義の内容に集中してください。
− 135 −
グラフィックデザイン概論/出版メディア論1
池上貴文
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
ビジネスの発展によって生まれたグラフィックデザインは、
商業広告に留まることなく広範囲に拡がり、IT革命によって更
に進化を遂げました。身の回りにあるグラフィックデザインや
著名なデザイナーの作品からグラフィックデザインの役割・機
能・技術を探り、メディア・コミュニケーションの発信者とし
て、より高度な表現を目指します。
デザイナー的な思考方法やプレゼンテーション能力を習得し
てください。
講 義 計 画
1.デザインの分類
2.ディスカッション
3.写真、イラストレーション
4.キャラクター
5.ロゴタイプ、シンボルマーク
6.ピクトグラム、ダイアグラム
7.タイポグラフィ
8.ディスカッション
9.アドバタイジング(広告)
10.パッケージ(包装)
11.エディトリアル(編集)
12.ビジュアル・アイデンティティ
13.映像、環境、WEB
14.デザインの役割
15.ディスカッション
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況50%
筆記試験なし、課題レポート提出50%
教員が用意
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
映像、印刷などあらゆるメディア
無地のノート(スケッチブックなど)と鉛筆を用意してください。
絵が苦手な方でも大丈夫です!楽しくやりましょう。
情報環境概論/環境デザイン論
前川督雄
2年次
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
地球は有限です。地球生態系38億年の歴史のなかで、また700
万年におよぶ人類史のなかで生命と環境とは相互作用を重ね、
互いに適合するように進化してきました。今私たちは、そうし
た歴史をもち、生命活動のありかたと密接に結びついた環境の
なかで生きています。
現代文明社会おいてどのような環境を大切にし、つくってい
くべきなのか、「物質」「エネルギー」「情報」という3つの次元
から考えていきます。地球生態系の一員として自分の立つ位置、
そして現在の世界のなかで自分の立つ位置をつかむ契機として
ください。
講 義 計 画
第1講 オリエンテーション
第2講 基礎論 環境とは/デザインとは/有限の環境で生きて
いくには
第3講 基礎論 情報環境という視座
第4講 基礎論 生物−環境系の本来・適応・自己解体モデル
第5講 基礎論 棲み分けと非棲み分け
第6講 基礎論 ハイパーソニック・エフェクト
第7講 有限環境 産業
第8講 有限環境 環境破壊・環境汚染の源
第9講 有限環境 リサイクル
第10講 有限環境 地球
第11講 事例 人類の本来の生きかたを続ける狩猟採集民
第12講 事例 豊かな情報環境をつくりだす文化
第13講 事例 現代文明と音楽
第14講 事例 現代社会に活かす試み
第15講 まとめ 有限生態系のなかでの生存戦略
成績評価方法
テキスト・教材
出席・小レポート40%、期末試験60%
なし。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
「情報環境学」(大橋 力)朝倉書店
「音と文明」
(大橋 力)岩波書店
「脳のなかの有限と無限」(大橋 力)
、「科学」連載、岩波書店
学際的・総合的な講義内容になります。
この講義では単に知識を獲得することよりも、自分で感じ、
考えることを特に重視します。
− 136 −
日本文化論
2年次
北島恒陽
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
【講義のねらい】テキスト「近世村人のライフサイクル」を読ん
で江戸時代の庶民の一生をみていきます。庶民の生活文化を知
るためです。人間の社会にはさまざまな仕来りや作法があり、
人はそれに従って生きています。人が生まれれば仕来り通りに
祝いをし、人が亡くなれば仕来り通りに葬ります。それらの行
事の作法というものも決っています。一年の生活でも、正月に
は正月の仕来りがあり、盆には盆の仕来りがあります。こうし
た仕来りや作法こそまさに生活文化といえるものです。この生
活文化を学ぶことがこの講義の目的です。現代に通じる生活文
化は江戸時代に形成されます。江戸時代の庶民の一生をみるこ
とで庶民の生活文化の形成を歴史的に捉えていこうと思います。
【到達目標】生活文化についての理解を深めることが目標です。
知識を増やすばかりでなく、物事を捉える視野をひろげること
を目指します。
講 義 計 画
1 日本文化の概要
2 江戸時代とは
3 江戸時代の村
4 江戸時代の家
5 子どもの誕生
6 誕生の行事
7 さまざまな通過儀礼
8 子どもの教育
9 一人前とは
10 奉公、出稼ぎ
11 結婚の形態
12 家の相続
13 女性の役割
14 老いと養生
15 先祖とは
成績評価方法
テキスト・教材
出席状況10% 受講態度・小テスト30% 定期試験60%
大藤修著 日本史リブレット39「近世村人のライフサイクル」
山川出版社(2003年)
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前にテキストをよく読んでおいてください。
講義を聞くだけではなく、興味のあることは自分でも調べるよ
うにしましょう。
異文化コミュニケーション論/欧米コミュニケーション論a
山本 伸
2年次
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
異文化文化論で考察した欧米、アフリカ、中南米・カリブ、
アジアの視点のうち、とくにカリブ海地域の視点に焦点を置い
て現代世界を詳しく見ていこうとするものである。カリブ海地
域は現代世界を牽引する欧米の視点の「裏」の視点として現代
世界を立体化させる機能をもつ空間であることを詳細にみてい
くことにする。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 導入「カリブ海世界とは何か?」
第2∼4講 カリブ海地域の地理/歴史
第5∼7講 カリブ海地域の社会
第8∼10講 カリブ海地域の文化
第11∼13講 カリブ海地域の文学
第14講 カリビアン・ディアスポラ
第15講 まとめ
第16講 期末試験(またはレポート)
テキスト・教材
出席(50%)、期末試験またはレポート(50%)によって総合的 『カリブ文学研究入門』
(世界思想社)
に評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
『世界の黒人文学』
(鷹書房弓プレス)
担当者から一言
普段は特段考えることのないカリブだが、ジャマイカやハイチ、
トリニダードの名前を聞けば反応できるようにそれなりに情報
と概念を集めておいてほしい。
− 137 −
アジア文化論
2年次
加納 光
後学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
講 義 計 画
第1∼第15課
1. アジア文化論その1
(1) アジアとは何か
(2) アジアの地理学的な規定
(3) アジアの地域区分
(4) アジアの語源
アジア地域・諸国の歴史・文化・社会を概観しながらアジア
文化に対する認識を深め、欧米文化圏との相違点(価値観、社
2. アジア文化論その2
会観、思想、宗教などについて)を考えていきます。
(1) アジアの多様性
この授業では、日本を含むアジア地域・諸国の諸事情を学び
(2) 民族からみたアジアの多様性
ながら、アジア地域・諸国から日本社会が学ぶべき点について
(3) 言語からみたアジアの多様性
も考えてみたいと思っています。
(4) 宗教からみたアジアの多様性
(5) 宗教について
また、アジア地域・諸国を知るという観点から、受講生自身
が関心を持つ特定諸国・地域の社会・文化事情などを調べて発
3. アジア文化論その3
表してもらう機会も持ちたいと考えています。
中国近代史(1) 19世紀後半∼敗戦までの日中関係
4. アジア文化論その4
中国近代史(2) 第二次世界大戦終結後∼今日までの日中関係
5. アジア文化論その5
受講者によるレポート発表
定期試験
成績評価方法
テキスト・教材
①出席状況(20%) ②授業態度(20%) ③課題レポート
(20%) ④期末試験(40%)により総合的に評価します。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
『「アジア」はどう語られてきたか』 子安信邦 (藤原書店)
欧米文化論
プリント教材(随時プリントを配布します)
2年次
2単位
アジア地域・諸国をり身近な存在として感じられるように、
日頃からアジア地域・諸国に関心を寄せ、アジア地域・諸国の
歴史・文化・社会に対する理解を深めていってください。
講 義 計 画
このコースは学生に他国の風習や価値観をより理解してもら
う講義である。特に欧米諸国(アメリカとヨーロッパ)とアジ
ア(特に日本)はどのような違いがあるかという内容になって
いる。このクラスでは最初に短い講義を受け、日本語字幕つき
で文化とコミュニケーションについてのドキュメンタリー映画
を観てもらう。次に長編の映画を日本語字幕付きで観てもらい、
他国の人々の文化をより理解するために議論をしてもらう。
week1:クラスの紹介
week2:米国西部文化1
week3:TedTalk 1- Language
week4:Ted Talk 2-Culture
week5:ドキュメンタリー映画鑑賞1
week6:ドキュメンタリー映画鑑賞2
week7:米国西部文化2
week8:長編映画鑑賞1
week9:長編映画鑑賞2
week10:長編映画鑑賞3
week11:米国西部文化3
week12:長編映画鑑賞4
week13:長編映画鑑賞5
week14:長編映画鑑賞6
week15:復習と要約
week16:復習と要約
成績評価方法
テキスト・教材
エリックブレイ
後学期
選 択
講義のねらい・到達目標
Student’s grades will be based on class participation and the Course materials will be provided by the instructor
completion of written assignments.
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
If possible, bring a Japanese - English dictionary to class.
Come to every class. Do your best!
− 138 −
環境特殊講義
2年次
2単位
講 義 計 画
第1講 ICETT(国際環境技術移転センター)の役割と活動
(ICETT関係者)
千 葉 賢 前学期 選 択
第2講 四日市の環境行政の歴史(四日市市役所OB)
第3講 四日市公害と環境保全(コンビナート企業OB)
講義のねらい・到達目標
現実に起きている環境問題に対処してきた専門家を講師とし 第4講 四日市公害と環境未来館の設立(総合政策学部・鬼頭浩
文教授)
てお招きし、その環境問題の全体像を詳しく語っていただく講
義です。四日市公害とその経緯、公害改善技術の海外移転、森 第5講 三重の下水処理(三重県下水道公社関係者)
林や海の環境問題、身近な地域の環境問題など、幅広い分野の 第6講 コンビナート企業の環境活動(コンビナート企業職員)
知識が得られます。また、専門家の経験談・苦労話を聞くこと 第7講 環境を守る省エネ技術(東ソーOB)
で、生きた環境問題の情報が得られます。本講義では、自分の 第8講 三重の森林と環境問題(三重県森林研究所・研究員)
立場(立ち位置)と講師が提示する環境問題の関係を常に考え 第9講 三重の里山の獣害対策(三重県森林研究所・研究員)
第10講 自然環境を守る斜面安定工法(日鐵建材工業株式会社・
てもらいます。そのような形で毎回の講義内容を深く考察し、
岩佐直人氏)
今後、自分としてどのように環境問題に対処してゆけば良いの
第11講 ブナ林と里山の保全活動(四日市大学自然環境教育研究
かの指針を得ることを目標とします。
会・代表)
[到達目標]
第12講 エネルギー問題と環境教育(四日市エネルギー環境教育
幅広い分野の15回の講義を聞き、自分としてどのように環境
研究会・事務局長)
問題に対処してゆけば良いのかの指針を得る。
第13講 干潟の役割と海の環境保全(三重県水産研究所・研究員)
第14講 高松干潟の保全活動(高松干潟を守ろう会)
第15講 アジアの環境問題(総合地球環境学研究所(学部卒業生)
)
成績評価方法
テキスト・教材
毎回の講義後に、自分の立場と環境問題の関係性を考慮した講 使用しない。
義内容評価のミニレポートを作成して提出する。1回6点満点×
15回=90点(優秀レポートには加点)して成績評価する。期末
試験は行わない。講義欠席者のミニレポート点数は0点、遅刻者
は減点する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
インターネット等で、講義内容の事前知識を得ておくと、レポ 環境分野で活躍する専門家の話を聞くことが出来る貴重な機会
ートが書き易い。
です。話題を提供していただく講師の皆様に感謝する気持ちを
持ち講義に参加してください。本講義は公開授業のため、一般
市民の方々も聴講されます。学生としてのマナーに心がけてく
ださい。
環境研修a/海外環境研修
11以降生:1年次
10以前生:2年次
2単位
前学期
選 択
講 義 計 画
国内外の教育機関で実施される「環境」に関する講義内容の
受講に対して単位認定を行う。また伊勢湾海洋実習もその対象
となる。環境への幅広い知見を学ぶと共に、海外の実習では異
文化体験を通して国際レベルで環境問題を考える力を身に付け
ることが期待される。伊勢湾海洋実習では水質、流動、生物相
の特徴を知り、伊勢湾の環境状態を知ることが期待される。
〇教育機関での環境研修について
受講について
時間数=15コマ/期間=夏季休業期間中/事前申請=受講一か
月前までに内容等を教学課へ提出のうえ確認を受けること
提出書類
受講する教育機関名および所在地/講義内容(具体的にわかる
もの)/受講期間
〇伊勢湾海洋実習について
日程
7月上旬 実習ガイダンス/事前授業1回
7月23∼25日 伊勢湾海洋実習 2泊3日
7月下旬 事後授業2回
提出書類
研修日報/研修評価書/単位取得申請書
成績評価方法
テキスト・教材
井岡幹博
講義のねらい・到達目標
教育機関での研修に関しては、受講終了書等/レポートにより 履修要綱の「履修制限対象外科目」の頁参照
評価する。
伊勢湾海洋実習については、研修日誌/研修評価書で評価する。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
事前説明会には必ず出席のこと
伊勢湾海洋実習は通常の授業では体験できない海洋上での実習
であり,事前,事後の実習も含めて内容が充実しているので,
興味のある学生はぜひ参加してください.
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環境研修b
1年次
千葉 賢
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
普段は気が付きませんが、私たちの生活は海としっかり繋が
っています。海から食糧を得るとともに、私たちの生活排水を
海に流しています。私たちは海を基盤とする物質循環の流れの
中で暮らしているわけです。本授業では、この大切な海の環境
について実習を通じて学びます。三重大学の勢水丸をお借りし
て、2泊3日で伊勢湾や周辺の海域に出て、水質・底質・生物調
査などを行います。そのような実習を通じて、海の環境や大切
さを肌で感じてもらうことが目標です。船内で規律ある団体生
活も体験します。
[到達目標]
海の環境問題の基本をしっかり身に付ける。海洋調査と化学
分析の基本技術を知る。観測内容を報告書にまとめる。
成績評価方法
講 義 計 画
第1講 伊勢湾の地形・流動・水質の特徴(学内教室・事前
事業)
第2講 水質と底質の分析方法(学内教室・事前事業)
第3講 実習オリエンテーション(実習開会式含む)
(勢水
丸船内・実習1日目)
第4∼5講 海洋調査実習(勢水丸船内・実習1日目)
第6講 観測データ分析(勢水丸船内・実習1日目)
第7∼10講 海洋調査実習(勢水丸船内・実習2日目)
第11講 観測データ分析(勢水丸船内・実習2日目)
第12講 海洋調査実習(実習終了式含む)(勢水丸船内・実
習3日目)
第13講 水質・底質分析(実験棟・事後授業)
第14講 水質・底質分析(実験棟・事後授業)
第15講 実習報告書の書き方(学内教室・事後授業)
テキスト・教材
認定科目であり、実習への取組み姿勢(70%)と実習報告書 なし。資料を配布する。
(30%)により評価する。実習に参加しない者、実習報告書を提
出しない者には単位を認定しない。実習事前授業と事後授業に
ついても、特別の事情がある場合を除いて、出席を必須とする。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
特に指定しないが、海の環境に関する知識を事前に身に付ける 自然の中に出る楽しさ、仲間と集う楽しさ、新しい体験を出来
ように努力すること。
る楽しさに溢れた授業です。船内実習には、清掃、食事の配膳、
食後の皿洗い、早朝のラジオ体操、夜のミーティングなどもあ
ります。四日市大学の代表という自覚を持ち参加してください。
キャリア実践論
3年次
小森久衛
前学期
2単位
選 択
講義のねらい・到達目標
本科目のねらいは、「就職活動」への具体的準備、すなわち実
効的な応用と活用としての「キャリア基礎能力」の実践的養成
である。より具体的には、キャリアサポート課が主催するキャ
リアガイダンス(就職支援プログラム)への参加準備として、
採用試験に臨んで不可欠の必要となる自己分析、業界・企業研
究、エントリーシート・履歴書の書き方、面接・小論文への対
応、各種試験・SPI対策等への理論準備的な指導である。
到達目標としては、学生諸君がキャリアサポート課の「プロ
グラム」と相俟って、「就活」対策を確実に実践しつつ、過酷な
グローバル競争社会の中で自己責任や諦念に沈むのではなく、
克服すべき自己課題への果敢な挑戦として自己の人間的な成
長・発達課題との両立を不断に探究することが人生としてのキ
ャリア形成の現実のあり方だと自覚することである。
成績評価方法
講 義 計 画
① ガイダンス、2013年度・進路結果報告
② 講義:「就職活動」とは
③ 講義:自己分析-性格と職業適性(1)
④ 講義:自己分析-性格と職業適性(2)
⑤ 講義:自己分析-SPI[能力・性格特性](3)
⑥ 講義:業界、業種、企業研究(1)
⑦ 講義:業界、業種、企業研究(2)
⑧ 講義:三重県、東海地区就職求人状況
⑨ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(1)
⑩ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(2)
⑪ 講義:エントリーシート、履歴書の書き方(3)
⑫ 講義:時事問題、一般常識・教養試験
⑬ マナー入門、面接試験、小論文・作文試験
⑭ 就職内定者体験報告
⑮ まとめとアンケート調査
テキスト・教材
出席(60%以上)とレポート提出(60%以上)を総合して成 テキスト:講義の中で適宜指示します。
績評価を行う。
教材:必要に応じて配布します。
本科目は「認定科目」であるため、成績は「認定」か「不認
定」かのどちらかとなり、「認定」の場合のみ、2単位取得とな
る。
準 備 学 習( 参 考 文 献 含 む )
担当者から一言
準備学習:積極的な意欲と姿勢が必要です。
参考文献:講義の中で適宜指示します。
厳しい就職状況ですが、納得できる成果を得るためには、自
己のおかれた経済情勢等の客観的な分析とその矛盾的で非合理
的な構造の解明、その中で働くことの社会的自立的意義を実現
化する創意工夫、また忍耐力と着実な努力が不可欠です。
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