インターネット広告ビジネス 大手の DACが導入した LanScope An

スマートフォン・タブレット活用事例 07
インターネット広告ビジネス
大手の DAC が導入した LanScope An
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(以下DAC)は、インターネット広告ビジネス大手
として、広告枠の仕入れ・販売だけに留まらず、プランニング、原稿確認、コンサルティング、広
告商品の開発、テクノロジー開発などインターネット広告に関わるあらゆるサービスの提供も
併せて行っている。そんなデジタル広告業界を牽引するDACを支えるのが「情報システム部」
の存在だ。
2015年3月、情報システム部は社員の業務効率の向上のためAndroidスマートフォンを導
入。さらにMDM(Mobile Device Management)製品「LanScope An」を管理ツールと
して採用した。その経緯や効果、今後の展望などについて情報システム部の管理者にお話を
伺った。
Android端末の業務活用
「Google Apps」
「ハングアウト」
、
最新アプリの導入が Android スマートフォン活用の促進剤
DACはAndroidスマートフォン350台を業務用端末として導入している。またスマートフォ
ンやタブレット端末側で広告が正しく掲載されているかのチェックを行う検証用端末として
iOS端末も50台保有している。
Androidスマートフォンを導入した理由は、Googleサービスとの親和性の高さだ。DACは、
他社に先駆けて「Goole Apps」をいち早く導入。現在はGoogle Appsのメールやカレン
ダー機能を全社員が利用し、外出先からでもスマートフォンを使って、メールやスケジュール
の確認が可能だ。
さらにDACでは、チャットアプリ
「ハングアウト」を使った社内コミュニケーションも活発だ。電
話ができない、電話するほどの用件ではない、そんな時にこのチャットアプリが重宝している。
気軽に連絡を取り合えるチャットアプリの利便性は高く、業務の効率化に一役買っているとい
う。しかしAndroidスマートフォンの導入効果は、アプリ活用だけではない。フィーチャーフォ
ンにはなかった「テザリング機能」の効果が大きいと管理者は話す。
「以前は、フィーチャーフォンとモバイルPCとデータカードの3台を外出時に持ち歩く必要が
ありました。しかし、フィーチャーフォンからスマートフォンに移行したことで、データカードが
不要になりました。社員の利便性が高まるだけでなく、
コスト削減にもつながりましたね。」
デジタル・
アドバタイジング・
コンソーシアム株式会社
http://www.dac.co.jp/
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従業員数: 2081名
(2015年6月末時点)
設立:1996年12月2日
資本金:4,031百万円
導入機種
製品ライセンス : An 450L
Android/iOS
Empowering the digital future
デジタルの未来に、もっと力を。
DACは、デジタルの力を信じ、さらに活力を与えることで、社会に貢献してまいります。
スマートデバイス管理ツール
An導入経緯
スマートデバイス 450 台の管理に
「LanScope An」
を採用
「操作ログ機能」
を ISMS のルール整備に活用
Android、iOSが混在する計450台のスマートデバイスを管理するために、情報システム部
が採用したのがMDM製品「LanScope An」だ。
「簡単で直感的に操作ができる」管理コン
ソールの使いやすさが選定の大きな理由だったという。
また、情報システム部ではISMSの更新においてもスマートデバイスの利用ルールが、今後
重要になると考えていた。そのため、MDM製品の検討時から「操作履歴を取得できること」
を重要要件に挙げ、その結果LanScope Anの採用に至った。
「スマートデバイスの業務利用を会社で進めるにあたり、やはり管理体制が問われます。既に
当社ではISMSを取得していたので、PCだけでなくスマートデバイスの管理においても規定
に準拠させる必要がありました。LanScope Anを導入することで、紛失対策、位置情報の取
得、操作履歴の取得による証跡管理など、規定項目に準拠できる点は大きいですね。社内の
ISMS事務局に働きかけ、ISMS更新に向けたルールの整備を無事に完了させることができ
管理画面の直感的な操作性と見やすさが選定の決め手に
ました。」
An導入効果①
Android・iOS 混在環境の管理に役立つ
「資産管理機能」
「端末情報の自動収集は人事異動や機種交換の際に助かります。」
LanScope Anの資産管理機能は、最大56項目の端末情報を自動で取集し、Android、
iOSの混在環境でも全台の端末情報を一覧で確認できる台帳を作成する。端末の利用者情
報の確認やOSバージョンの管理などに活用する企業が多い資産管理機能だが、DACでは
Apple社からリコールが発表された際に、LanScope Anで自動取集したシリアル番号を
使って、社内の端末が該当するか確認するなど独自の活用も行っている。
「端末1台1台を操作しないと確認できないようなハードウェア情報も、LanScope Anが
自動で取集し台帳化してくれるので便利です。例えば、社員の異動や退職に伴い、対象端末
を見つけたい時に、社員名や電話番号で検索するだけで該当端末を簡単に見つけることが
できます。また検証用としてOSバージョン毎にiOS端末を保有する必要があるので、今後は
OSバージョンの管理などにも資産管理機能を活用していきたいです。」
LanScope An『資産情報一覧画面』
An導入効果②
毎朝、
メールでスマートデバイスのセキュリティ状況を把握!
管理工数を最小限に抑えて 450 台を 1 人で管理
DACでは紛失時に位置情報を確実に把握するために、LanScope Anのアラート機能を活
用している。1日に1回アラートは管理者宛てにメールで自動送信される。管理者は毎朝、出
社時にメールを確認し、無効になっている端末があれば持ち主(社員)に設定を有効にする
ように電話などで直接指導するケースもあるという。
「位置情報設定の無効アラート機能があることで、位置情報が取得できない理由が電池が
切れているからなのか、位置情報サービスが無効になっているからなのか、明確に切り分け
られるのが管理者としては非常に助かりますね。事前に設定したルールに違反している端末
をメールで報告してくれるので、忙しい業務の合間でも管理端末の状況把握が簡単にでき
るので有難いです。」
毎朝の日課となっているアラートチェック
アプリやMDM製品など最新のIT技術を業界に先駆けて活用する、その「情報システム部」の
姿勢が、DACの強さの真髄だ。
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