2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 1 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) 中級へのステップアップ 春学期・秋学期: 木5 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) 飯田 道子 『ハリー・ポッター』をドイツ語で読もう 春学期・秋学期: 月3 授業科目の内容: これまでに学んだ初級文法の補充・復習をしながら、中級へのステ ップアップをはかります。ドイツについての様々なテーマを扱った テキストを使って文章を読み、文法問題や作文練習をすることで、 読解力を養い、総合的な力をバランスよくつけることを目指します。 また、映像資料などをとりいれて、ドイツ語圏の文化についての知 識も深めていきたいと考えています。 授業の計画: 1回 導入 第2回 ドイツとは 第3回 文法:前置詞・数の復習 第4回 テーマ:音楽 第5回 文法: 話法の助動詞 第6回 テーマ: 携帯とメール 第7回 文法: 接続法・形容詞の格変化 第8回 テーマ: 買い物 第9回 文法: 完了の表現・時刻 第10回 テーマ: 学生生活 第11回 文法: 比較・受動表現 第12回 テーマ: 異文化 第13回 文法: 関係文 第14回 まとめと試験 第15回 その他 第16回 文法ふりかえり 第17回 テーマ: 食事 第18回 文法: 冠飾句・過去形 第19回 テーマ: 環境問題 第20回 文法: 分離・非分離動詞 接続詞 第21回 テーマ: 芸術 第22回 文法: zu不定詞 第23回 テーマ: ドイツの現代芸術 第24回 テーマ: クリスマス 第25回 文法: 接続法 第26回 テーマ: ベルリンの壁崩壊 第27回 テーマ: 東西ドイツ再統一 第28回 ドイツの抱えるいろいろな問題 その他 まとめと試験 その他 まとめ 成績評価方法: 授業への出席と積極的な参加を重視します。授業には遅れないよう にしてください。遅刻が重なると欠席としてカウントします。学期 末に試験を行います。 テキスト(教科書): 『現代ドイツを学ぶための10章』 ウーテ・シュミット、メヒティル ド・ドゥッペル・タカヤマ、三ツ石祐子、和泉雅人 著(三修社) ISBN:978-4-384-13087-4C 参考書: 辞書は必携のこと 担当教員から履修者へのコメント: 春学期・秋学期をとおしてテキストを完成します。テキストのテー マ以外にも、現代ドイツの様々な問題や歴史に関する教材を適宜導 入し、参加者による発表なども行いたいと考えています。 質問・相談: 授業内・後に適宜受け付けます。 秋田 静男 授業科目の内容: 『ハリー・ポッターと賢者の石』をドイツ語で読みます。映画ならび に邦訳で周知の作品ですが、文法規則をベースにドイツ語ハリー・ ポッターにトライしましょう。単にストーリーを追うのではなく、 個々の文法事項や語彙を発展的に獲得することが本授業の目標です。 正しい発音による読みから始めて、総合的な視野にたっての正確な 内容把握と的確な解釈を目指します。本作品のシリーズや関連作品 の映画を鑑賞したり、ファンタジー物語の歴史やその在り様にもア プローチしたいと思います。ドイツ語講読ならではの深みが味わえ る有意義な時間であり、これまで知っていたハリー・ポッターの世 界とは違った一面が楽しめること請け合いです。 授業の計画: 春学期 第1回 イントロダクションとドイツ語初級文法の復習1 第2回 ドイツ語初級文法の復習2 第3回 ヨーロッパ現代史と物語の成立事情 第4回 テキスト講読 第5回 テキスト講読 第6回 テキスト講読 第7回 テキスト講読 第8回 前半の総括と疑問解決 第9回 テキスト講読 第10回 テキスト講読 第11回 テキスト講読 第12回 受講生による発表 第13回 夏休みの課題テーマ確認 第14回 春学期の総括 ほかにまとめなど1回分。 秋学期 第1回 春学期の復習 第2回 夏休みの課題テーマ発表1 第3回 夏休みの課題テーマ発表2 第4回 テキスト講読 第5回 テキスト講読 第6回 テキスト講読 第7回 テキスト講読 第8回 前半の総括と疑問解決 第9回 テキスト講読 第10回 テキスト講読 第11回 テキスト講読 第12回 受講生による発表 第13回 課題の自己確認 第14回 秋学期の総括 ほかにまとめなど1回分。 成績評価方法: 成績は、春・秋各学期末試験の結果と出席率、および授業への参加意 識の高さなどの平常点から複眼的・総合的に判断します。 授業は原則日本語で行い、読解・口語・リスニングの比率はおよそ 6・2・2 です。 テキスト(教科書): HARRY POTTER und der Stein der Weisen: Carlsen ISBN:13:978-3-551-35401-3 予定価格1800 円 参考書: 独和辞典 初級ドイツ語文法教科書 担当教員から履修者へのコメント: ドイツ語文を正確な発音で読めるようにしてください。授業と並行 して常に基礎文法を振り返るようにしてください。 質問・相談: 授業中に、随時受け付けま。 2 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ Session 2: Reading Session 3: Reading Session 4: Reading Session 5: Reading Session 6: Reading Session 7: Reading Session 8: Reading Session 9: Reading Session 10: Reading Session 11: Reading Session 12: Reading Session 13: Reading Session 14: Course Summary Other: Coursework and assignments 成績評価方法: 期末テストの結果:50% 平常点(出席状況,提出状況および授業態度):50% Method of Evaluation: Exam: 50% Class participation(attendance and behavior): 50% テキスト(教科書): Otfried Preussler: Der kleine Wassermann (Thienemann Verlag) *第1回講 義後発注。 Textbooks: Otfried Preussler: Der kleine Wassermann (Thienemann Verlag) *Order after the Session 1. 参考書: 辞書を持参してください。 Reference Books: Please bring your dictionary to class. 担当教員から履修者へのコメント: 関心を持って読んでください。 Lecturer's Comments to Students: Please read the text with interest. 質問・相談: 授業後に受け付けます。 Questions/Comments: I will be available for students after class for questions and consultation. 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ドイツの児童文学を読む reading of german children's literature 春学期・秋学期: 金5 大谷 美奈 授業科目の内容: 初級時に習得したドイツ語を確認,定着させ,さらに豊かな表現 力を身に付けていくことを目標とします。オトフリート・プロイス ラーが書いた『小さい水の精』は,ドイツでもよく読まれている物 語です。テキストを毎時間順番に音読して訳していきます。 Course Description: The students will read a famous german children's book, "Der kleine Wassermann" by Otfried Preussler. The students will review german grammar and develop especially reading and writing skills. 授業の計画: 【春学期】 第1回 序 第2回 文法復習 第3回 講読 第4回 講読 第5回 講読 第6回 講読 第7回 講読 第8回 講読 第9回 講読 第10回 講読 第11回 講読 第12回 講読 第13回 講読 第14回 まとめ その他 課題・レポート 【秋学期】 第1回 復習 第2回 講読 第3回 講読 第4回 講読 第5回 講読 第6回 講読 第7回 講読 第8回 講読 第9回 講読 第10回 講読 第11回 講読 第12回 講読 第13回 講読 第14回 まとめ その他 課題・レポート Course Plan Spring Semester Session 1: Introduction Session 2: Grammar review Session 3: Reading Session 4: Reading Session 5: Reading Session 6: Reading Session 7: Reading Session 8: Reading Session 9: Reading Session 10: Reading Session 11: Reading Session 12: Reading Session 13: Reading Session 14: Course Summary Other: Coursework and assignments ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ドイツ語でドイツ文化・ドイツ事情を知る 春学期・秋学期: 土1 鎌倉 澄 授業科目の内容: ドイツ語圏文化についてのテクストを読み、ドイツ語圏に関する知 識を深めます。前半は様々な興味に対応しながら文法事項を確認し つつドイツ語テクストに慣れるために中級向け教材を用います。参 加者のレベルや興味関心に応じて、教科書以外からのテクストを扱 う可能性もあります。 また、教科書読了後は、実際の報道記事などを読んでみます。 授業前に、指示されたように予習をしてきてください。授業内では テクストをリズムよく発音し、必要に応じて文法説明をし、語彙練 習をします。与えられたテクストを読むだけにとどまらず、自分で もドイツ語で表現できるようにしていきましょう。 自分の興味関心に応じて自分でドイツ語のテクストを探し、自分で 内容を理解できるようになることが一番の目標です。 授業の計画: 基本的に3回で教科書1章分進む予定ですが、参加者のレベル・興味 関心によって変更する可能性があります。 春学期 第1回 テクスト読解のコツ Kapitel0 第2回 Kapitel1: Deutschland(1) 第3回 Kapitel1: Deutschland(1)(2) 第4回 Kapitel1: Deutschland(2) 第5回 Kapitel2: Reisen mit Zug und Fahrrad(1) 第6回 Kapitel2: Reisen mit Zug und Fahrrad(1)(2) 第7回 Kapitel2: Reisen mit Zug und Fahrrad(2) Fall Semester Session 1: Review of Spring Semester 3 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 第8回 Kapitel3: Aus dem Märchenwald(1) 第9回 Kapitel3: Aus dem Märchenwald(1)(2) 第10回 Kapitel3: Aus dem Märchenwald(2) 第11回 Kapitel4: Wien(1) 第12回 Kapitel4: Wien(1)(2) 第13回 Kapitel4: Wien(2) 第14回 復習、朗読 その他 第6回:動詞の色々(分離動詞・非分離動詞・再帰動詞) 第7回:前置詞の用法 第8回:否定表現・不定詞句の構造 第9回:形容詞・副詞の比較表現 第10回:形容詞の名詞化 第11回:話法の助動詞・未来形・枠構造 第12回:助動詞に準ずる動詞 第13回:進度調整日 第14回:総括・試験 その他1回分補講 秋学期 第1回 Kapitel5: Weltelbe(1) 第2回 Kapitel5: Weltelbe(1)(2) 第3回 Kapitel5: Weltelbe(2) 第4回 Kapitel6: Deutschland(1) 第5回 Kapitel6: Deutschland(1)(2) 第6回 Kapitel6: Deutschland(2) 第7回 Kapitel7: Es war einmal die DDR(1) 第8回 Kapitel7: Es war einmal die DDR(2) 第9回 Kapitel8: Rund um die Neunte(1) 第10回 Kapitel8: Rund um die Neunte(2) 第11回 Extra: Feste und Feiertage 第12回 報道テクスト1 第13回 報道テクスト2 第14回 総括 その他 成績評価方法: 授業内での状況(50%)+課題の取り組み状況(20%)+試験・レ ポート(30%) 以上の総合評価とします。 テキスト(教科書): ファウストとメフィストと学ぶ ドイツ文化8章 プラス・エクスト ラ Schmidt、Duppel-Takayama、三ツ石、和泉著 三修社 2016年 ISBN: 978-4-384-13095-9 参考書: 初級で使用した教科書を活用しましょう。 担当教員から履修者へのコメント: しっかり準備してドイツ語学習に取り組み、中級の名に恥じないド イツ語力を身に付けましょう。意欲のある、積極的な学生の参加を 期待します 質問・相談: 質問・相談は、授業前後及びメールにて受け付けます。 メールの場合は、件名に授業科目名、本文最初に所属・氏名を記載 の上、以下のアドレス宛に送ってください。 [email protected] ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 秋学期 第15回:zu不定詞句・完了のzu不定詞句 第16回:接続詞の色々 第17回:従属の接続詞(名詞節をつくるもの)・間接疑問文 第18回:従属の接続詞(副詞節をつくるもの) 第19回:時制について・過去形 第20回:現在完了・過去完了 第21回:受動表現の色々 第22回:分詞の用法・冠飾句 第23回:名詞を修飾する色々・関係代名詞 第24回:不定関係代名詞 第25回:接続法第Ⅱ式 第26回:接続法第Ⅰ式 第27回:進度調整日 第28回:総括・試験 その他1回分補講 成績評価方法: 平常点(出席状況、課題への取り組み、小テスト)3割と各期末の 定期試験7割で評価する。正当な理由のない欠席が各期の授業数の 3分の1を超えた場合、定期試験は受けられない。また遅刻3回は 欠席1回と見なされるので注意のこと。 テキスト(教科書): 『多くの練習問題で学ぶドイツ語文法』眞岩啓子・大島尚子著 朝日出版社 2008年 ISBN978-4-255-25312-1 およびプリント配布 参考書: 『必携ドイツ文法総まとめ』改訂新版 白水社 担当教員から履修者へのコメント: どの語学でもそうですが、語形変化の多いドイツ語は特に、一定量 以上の練習量がどうしても必要です。このクラスは、皆さんの基礎 力の定着をサポートするクラスです。1年やったがまだ色々とわか らない、自分一人で復習する自信がない、という学生を歓迎します。 ただし地道な積み重ね・トレーニングを続けようという意欲は不可 欠です。 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) 動画で学ぶ Landeskunde 春学期・秋学期: 金2 木村 裕一 文法トレーニング 春学期・秋学期: 月4 授業科目の内容: この授業では「Das Deutschlandlabor」(Deutsche Welle)という動画 教材を使い、ドイツ語を聞く・読むといったインプット能力を集中 的に訓練するとともに、ドイツの文化や社会、習慣などに関する知 識を広げることを目標とします。 テーマは、現時点で14個あります(今後も増えていく予定のようで す): Schule, Mode, Fußball, Literatur, Wandern, Wohnen, Organisation, Musik, Auto, Migration, Müll, Geld, Urlaub, Kuscheltiere... この中から皆さんの興味があるテーマをいくつか選び、それぞれの テーマについてじっくりリスニングと読解の練習を進めていく予定 です。最初は少し難しく感じるかもしれませんが、視覚的・聴覚的 な反復を通じて、少しずつドイツ語に慣れていきましょう。 授業の計画: どのテーマを扱うかは、第1回の授業時に多数決で決めるので、現時 点では未定です。 ただし、おおよそ以下のサイクルで各テーマについて進めていきま す。 川口 眞理 授業科目の内容: このクラスではドイツ語初級文法の定着と語彙力増強のための文法 トレーニングを行う。教材としては練習量の多い初級文法の教科書 を中心に、適宜プリントを加える。初年度の学習を今一度丁寧に整 理し、実は重要だが初年度では学ばなかった項目を補い、文の基本 的な構造や原則を理解し、読解や作文への応用力をつけていく。単 語の小テストも随時行っていく予定である。ドイツ語の基礎力を固 めるのにはもちろん、ドイツ語検定3級~2級の受験準備としても 適したクラスである。 授業の計画: 春学期 第1回:イントロダクション ドイツ語復習ゲーム 第2回:辞書の引き方 発音練習 第3回:動詞の現在人称変化(規則動詞・不規則動詞) 第4回:名詞類の格変化(定冠詞類・不定冠詞類)・格の用法 第5回:代名詞の色々(人称代名詞・指示代名詞・不定代名詞) 4 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 1:動画を視聴し、グループワークで内容について推測したり、聞 き取れた単語を挙げたり、調べたりする。また、そのテーマについ てすでに知っていることを挙げたり、その場でネットで検索したり など、ブレインストーミング。(授業1回分) 2:動画内で話された内容を文字に起こしたテクストを講読。適宜 文法事項について質問・解説。(授業1-2回分) 3: (2)で読んだテクストを穴あきテクストにして、動画を視聴し つつ空欄部を書き取ったり、内容に関する聞き取り問題を解いたり する。(授業1回分) 第3回 第2課 第4回 第3課 第5回 第4課 第6回 第5課 第7回 第6課 第8回 第7課 第9回 第8課 第10回 第9課 第11回 第10課 第12回 第11課 第13回 第12課 第14回 発表1 第15回 発表2 第16回 別のテクスト1 第17回 同2 第18回 同3 第19回 同4 第20回 同5 第21回 同6 第22回 同7 第23回 同8 第24回 同9 第25回 同10 第26回 同11 第27回 同12 第28回 同13 諸般の事情により若干変化する場合もあり得る。 これ以外にレポートなど課題が2回相当分ある。 成績評価方法: 平常点、小テスト、発表など。 テキスト(教科書): 前期は『ドイツ美術の旅』(朝日出版社)。 後期は履修者のレベルや興味に応じて決める。 担当教員から履修者へのコメント: 本当に1年勉強したのかと疑ってしまうほどに初歩文法を理解してい ない学生が少なからず見受けられることに、私は非常な驚きと失望 と怒りを禁じ得ない。そのような不届き者の受講者が少ないことを 強く願っている。 第1回 イントロダクション ※どのテーマをやるか決めるので、必 ず出席すること。 第2回 テーマ 1-1 第3回 テーマ 1-2 第4回 テーマ 1-3 第5回 テーマ 1-4 第6回 テーマ 2-1 第7回 テーマ 2-2 第8回 テーマ 2-3 第9回 テーマ 2-4 第10回 テーマ 3-1 第11回 テーマ 3-2 第12回 テーマ 3-3 第13回 テーマ 3-4 第14回 総括・試験 その他 補足説明 第15回 イントロダクション ※どのテーマをやるか決めるので、 必ず出席すること。 第16回 テーマ 4-1 第17回 テーマ 4-2 第18回 テーマ 4-3 第19回 テーマ 4-4 第20回 テーマ 5-1 第21回 テーマ 5-2 第22回 テーマ 5-3 第23回 テーマ 5-4 第24回 テーマ 6-1 第25回 テーマ 6-2 第26回 テーマ 6-3 第27回 テーマ 6-4 第28回 総括・試験 その他 補足説明 成績評価方法: 試験や授業中の課題なども含めて、総合的に評価します。 また、平常点を重視します。出席状況や授業中の発言を高く評価し ますので、ぜひ積極的に参加してください。 遅刻は理由にかかわらず減点としますので注意してください。 テキスト(教科書): Das Deutschlandlabor (Deutsche Welle) http://www.dw.com/de/deutsch-lernen/das-deutschlandlabor/s-32379 担当教員から履修者へのコメント: 以前まで使っていたドイツ語の教科書と辞書を必ず毎回持参してく ださい。 質問・相談: 質問・相談は、授業前後及びメールにて受け付けます。 連絡先については授業時にお知らせします。 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ドイツ文化のドイツ語 春学期・秋学期: 土1 児玉 彦一郎 授業科目の内容: 教科書を読みながら、ドイツの文化や習慣について考えて行きます。 文法の復習は、その都度行いますが、初回は一年生の復習から始め ます。 授業の計画: 【春学期】 第一回、文法の復習、三基本形 第二回、文法の復習、形容詞の格変化 第三回、文法の復習、受動態 第四回、Lektion O 第五回、Lektion 1 本文 第六回、Lektion 1 文法の復習 第七回、Lektion 1 語彙。話し方トレーニング 第八回、Lektion 2 本文 第九回、Lektion 2 文法の復習 第十回、Lektion 2 語彙。話し方トレーニング 第十一回、Lektion 3 本文 第十二回、Lektion 3 文法の復習 第十三回、Lektion 3 語彙。話し方トレーニング 第十四回、Lektion 4 本文、まとめ その他1回分:補講 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ドイツの美術や芸術について 春学期・秋学期: 水4 許 光俊 授業科目の内容: 初級文法を終えた程度の力で理解できる文章を読む。 春学期は教科書を用いる。秋学期は学生の力に応じて 別のテクストを用意する。 授業の計画: 第1回 もろもろのことに関する一般的な説明 第2回 第1課 【秋学期】 第一回、文法の復習、接続法 第二回、接続法の文法問題 5 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 第29回 Reisen in Deutschland, wichtige Ausdrücke (第30回相当 Test + Übungen) 成績評価方法: 出席状況,授業での積極性,小テストの結果、課題の提出状況な どによって成績を評価します。 注意:会話の授業ですので、参加は大切です。 テキスト(教科書): Studio d A1, Deutsch als Fremdsprache, dreibändige Ausgabe, Band 1 (Lektion1-6), Kurs- und Übungsbuch, Cornelsen Verlag, Berlin. [教室で 頒布] Ab Lektion 7 wird das Unterrichtsmaterial von der Lehrerin gestellt. (Lektion 7 からはコピーを配付します) 第三回、文法の諸問題 第四回、Lektion 4 文法の復習 第五回、Lektion 4 語彙。話し方トレーニング 第六回、Lektion 5 本文 第七回、Lektion 5 文法の復習 第八回、Lektion 5 語彙。話し方トレーニング本文 第九回、Lektion 6 本文文法の復習 第十回、Lektion 6 文法の復習 第十一回、Lektion 6 語彙。話し方トレーニング 第十二回、Lektion 7 本文 第十三回、Lektion 7 文法の復習 第十四回、Lektion 7 語彙。まとめ その他1回分:補講 成績評価方法: 授業態度20%、授業出席20%、試験60% テキスト(教科書): 『ドイツ語 話し方教室』大谷弘道著 三修社 参考書: 授業中に指示します。 担当教員から履修者へのコメント: ドイツと日本の文化の違いに興味のある人は、積極的に参加して下 さい。 必ず予習してきて下さい。辞書も必ず持参して下さい。 質問・相談: 授業後に質問・相談をして下さい。 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) Deutsch sprechen und hören – 話すドイツ語,聞くドイツ語 春学期・秋学期: 月5 シュミット, ウーテ 授業科目の内容: ドイツ語を今までより聞き取れるように、よりスムーズに話せる ように、つまりコミュニケーション能力を養成することをこの授業 の目標とします。日常生活のさまざまな場面を想定し,実践的なパ ートナートレーニングを通じて自分の日常生活を描写したり,自分 の考えや感情を表現したりする練習を重ねます。いうまでもありま せんが、そのため単語を覚える必要があります。語彙習得のほかに 基礎文法の復習もします。 教科書には写真やドイツ語圏の事情や習慣を紹介するテキストが含 まれ、ドイツ語圏の国々をより知ることもできます。DVD,ビデ オ,CD,インターネットなどを用いて,ドイツの文化に触れる機会 も多く設けるようにしたいと思っています。 授業の計画: 春学期: 第1回 イントロダクション Start auf Deutsch 第2回 Cafe d (動詞の基礎変化、数字) Zahlen lesen und hören 第3回 Im Sprachkurs(名詞と冠詞類)Dinge im Klassenzimmer 第4回 Im Sprachkurs -Kommunikation im Deutschkurs 第5回 Städte - Länder - Sprachen Wo liegt Berlin? 第6回 Städte - Länder - Sprachen (方位) 第7回 Städte - Länder - Sprachen (sein の過去) 第8回 Städte - Länder - Sprachen Welche Sprachen sprechen Sie? 第9回 Menschen und Häuser Wohnungen beschreiben 第10回 Menschen und Häuser (名詞の3・4格) 第11回 Menschen und Häuser (場所を表す) 第12回 Menschen und Häuser Wohnen interkulturell 第13回 Video Station 1 第14回 グループプレゼンテーション その他 まとめ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) Deutsch für den Alltagsgebrauch (毎日使えるドイツ語) 春学期・秋学期: 金1 シャーベスベルガー・イダ, ガブリエレ 授業科目の内容: ドイツ語圏を旅行中の日常的な状況において,また役所の窓口で, あるいは仕事の現場などで,簡単なドイツ語を駆使して表現ができ るようになることが目標です。ドイツ事情についても扱う予定なの で,ドイツの文化を身近に感じてもらえればと思います。また特に 語彙力をつけることに重点を置きます。 授業の計画: 第1回 Vorstellung,Einführung (Start auf Deutsch) 第2回 Einführung (Start auf Deutsch) 第3回 Lektion 1(S.16-18)+ Übungen 第3回 Lektion 1 (S.19-21)+Übungen 第4回 Lektion 1 (S.22-23)+ Übungen 第5回 Lektion 2 (S.30-32)+ Übungen 第6回 Lektion 2 (S.33-34)+Übungen 第7回 Lektion 2 (S.35-37)+Übungen 第8回 Kurztest, Lektion 3 (S.44-45)+Übungen 第9回 Lektion 3 (S. 46-47)+ Übungen 第10回 Lektion 3 (S.48-49)+ Übungen 第11回 Präsentation, Lektion 3(S.50-51)+Übungen 第12回 Lektion4 (S.58-60)+Übungen 第13回 Lektion4 (S.60-62)+ Übungen 第14回 Film (Lola Rennt) (第15回相当 Test + Übungen) -----Sommerferien------- 秋学期: 第1回 復習 第2回 Termine (時計) 第3回 Termine (時間を表す) 第4回 Termine sich verabreden 第5回 Orientierung (方向) 第6回 Orientierung In der Stadt 第7回 Orientierung 第8回 Berufe Arbeiten 第9回 Berufe (助動詞) 第10回 Berlin sehen Sehenswürdigkeiten 第11回 Berlin sehen (前置詞) 第12回 Berlin sehen Eine Exkursion 第13回 Video Station 2 第14回 グループプレゼンテーション その他 まとめ 成績評価方法: 宿題提出30%,小テスト(3~4 回)40 %,授業の参加態度 (出席回数を含む)30 % テキスト(教科書): studio [21] 第16回 Wiederholung, Lektion 4(S.63-64)+Übungen 第17回 Lektion 4 (S.65-67)+Übungen 第18回 Lektion 5 (S.82-83)+Übungen 第18回 Lektion 5 (S.84-85)+ Übungen 第20回 Lektion 5 (S.86-87)+Übungen 第21回 Präsentation/ Lektion 5 (S.88-89)+Übungen 第22回 Lektion 5 (S.90-91)+Übungen Lektion 6 (S.98)+Übungen 第23回 Lektion 6 (S.99-101)+Übungen 第24回 Kurztest/Lektion 6 (S.102-103)+Übungen 第25回 Lektion 6 (S.104-105)+Übungen 第26回 Film (zur Auswahl) 第27回 Lektion 7 (S.112-113)+Übungen 第28回 Lektion 7 (S.114-115)+Übungen 6 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 成績評価方法: 出席(5回以上の無断欠席は不可)、授業態度(スマホ禁止)、毎回の 予習、授業中の発言、最後の期末試験で評価します。 テキスト(教科書): Martin Heidegger: Die Zeit des Weltbildes. In: Gesamtausgabe. Bd. 5. Holzwege. Frankfurt am Main: Vittorio Klostermann. 1977 Grundstufe A1: Teilband 1 Autoren / Herausgeber: Funk, Hermann; Kuhn, Christina; hrsg. von Funk, Hermann ISBN/Verlag: 978-3-06-520530-6 Cornelsen Verlag 担当教員から履修者へのコメント: 授業の積極的な参加を重視します。失敗を恐れずに積極的に発言し てください。 3回以上の特別な事情のない欠席は認めません。 質問・相談: 授業終了後、メール:[email protected] ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 初回に、講読テキストを配布します。 参考書: 現代思想 臨時増刊号 1979年9月 (総特集 ハイデガー) 担当教員から履修者へのコメント: 基本的にはドイツ語テキストの購読ですので、時間をかけてじっく り精読していく予定です。ハイデガーの文体に慣れるまで時間がか かりますが、 「泥臭く地道に」辞書をひきながら一つ一つ理解してい きましょう。ですので、『クラウン独和辞典』(三省堂)や『独和大 辞典』(小学館)など、中級以上の辞書を必ず持参してください。 質問・相談: また、受講者のレベルに合わせて授業の進度、ならびに内容を柔軟 に変えていきます。 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ヨーロッパ「近代」を読み解く1 ―― 世界像の時代 春学期・秋学期: 土2 馬場 浩平 授業科目の内容: ルネサンスから現代に至るヨーロッパを考えるとき、 「近代」という 概念は頻繁に言及されるものの、なかなかそのイメージがつかめな い、というのが実情ではないだろうか。20世紀最大の哲学者ともい われるマルティン・ハイデガー(Martin Heidegger, 1889-1976)は、 1938年の論考『世界像の時代』において、 「世界像」(Weltbild)という 概念をもとにルネサンスから20世紀に至る世界観を大胆に提示した。 現代思想を切り開いた思想家としても、またナチスへの加担者とい う問題を巡っても、様々な観点から議論の対象になってきたハイデ ガーだが、彼の『世界像の時代』は、ハイデガー哲学を知るうえで 教科書的なテキストであると同時に、 「近代」のイメージを得る助け にもなると思う。本授業では、この『世界像の時代』を専ら通読し ながらハイデガーの「近代」 (ルネサンスから現代)について受講生 と共に考えていく予定である。 授業の計画: (春学期) 第1回 イントロダクション 第2回 『世界像の時代』精読 第3回 『世界像の時代』精読 第4回 『世界像の時代』精読 第5回 『世界像の時代』精読 第6回 『世界像の時代』精読 第7回 『世界像の時代』精読 第8回 『世界像の時代』精読 第9回 『世界像の時代』精読 第10回 『世界像の時代』精読 第11回 『世界像の時代』精読 第12回 『世界像の時代』精読 第13回 『世界像の時代』精読 第14回 まとめと試験 その他 総括と課題 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ドイツ語コミュニケーション能力の養成 春学期・秋学期: 水3 濱野 英巳 授業科目の内容: 何よりも「ドイツ語を使用する」ということに重点を置いて授業を 進めます。一般的な外国語の授業では「文法」や「語彙」を分析的・ 体系的に学ぶことが多いため、いざ話そう、使おうと思った時に、 実際の「文脈」や「意図」と上手に結びつかない、といった問題が 起こります。これが「知っているけど使えない」という状況です。 外国語は「知っている」だけでは役に立ちません。この授業では、 一年次に獲得したドイツ語の「知識」を真に意味のある「技能」に するための「学びほぐし」を行います。最初から「自分の言いたい こと」を100%伝えることは不可能です。試行錯誤と失敗体験を通じ て、「言えること」を少しずつ増やしていくという作業が不可欠で す。最初から細かい文法や発音を気にするのではなく、様々なリソ ース(歌、絵本、レシピ、新聞、雑誌、Podcast、YouTubeなど)に 触れつつ、文法を再発見し、本当に必要な語彙を身に着けて行きま しょう。慌てず、緊張せず、まずはドイツ語を声に出すこと、ドイ ツ語を使用する楽しさを感じることが大切です。 授業の計画: 第1回は授業の進め方、授業用Webサイトへの登録・利用方法の説明 を行い、第2回以降は「自分自身とその身の回りの事柄」から「ドイ ツ語圏の文化や社会」へと徐々にテーマを広げ、ドイツ語の使用体 験を重ねて行きます。この授業では、 「自分の言葉で話す」ことを何 よりも重視します。そのため、詳細なテーマ・内容は履修者と相談 の上、決定する予定です。 【春学期】 第1回 イントロダクション、授業用サイトの登録など 第2回 ドイツ語のリズム、アクセント 第3回 自己紹介のドイツ語 第4回 プレゼンテーション(1) 第5回 プレゼンテーション(2) 第6回 ドイツ語のレシピを読もう 第7回 レシピのドイツ語 第8回 私の人生のレシピ(1) 第9回 私の人生のレシピ(2) 第10回 ドイツ語の絵本を読もう 第11回 絵本の中のドイツ語 第12回 私の人生の絵本(1) 第13回 私の人生の絵本(2) 第14回 前期の授業の復習 その他 ペアインタビュー(1) (秋学期) 第1回 『世界像の時代』精読 第2回 『世界像の時代』精読 第3回 『世界像の時代』精読 第4回 『世界像の時代』精読 第5回 『世界像の時代』精読 第6回 『世界像の時代』精読 第7回 『世界像の時代』精読 第8回 『世界像の時代』精読 第9回 『世界像の時代』精読 第10回 『世界像の時代』精読 第11回 『世界像の時代』精読 第12回 『世界像の時代』精読 第13回 『世界像の時代』精読 第14回 まとめと試験 その他 総括・課題 【秋学期】 第1回 夏期課題の振り返り 第2回 20年後の自分(1) 7 2016 年度 冊子分類:法学部外国語科目 > ドイツ語 > レギュラーコース(中級) > ドイツ語第Ⅲ 2016 年 02 月 29 日 15:40:46 第3回 20年後の自分(2) 第4回 私の音楽史(1) 第5回 私の音楽史(2) 第6回 私の大学(1) 第7回 私の大学(2) 第8回 私の幸せ(1) 第9回 私の幸せ(2) 第10回 火事になったら何を持って逃げる?(1) 第11回 火事になったら何を持って逃げる?(2) 第12回 サンタクロースの謎(1) 第13回 サンタクロースの謎(2) 第14回 後期の授業の復習 その他 ペアインタビュー(2) 成績評価方法: 出席状況、課題への取り組み状況などを考慮して総合的に評価しま す。 テキスト(教科書): 特に必要ありません。 参考書: 特に必要ありません。 担当教員から履修者へのコメント: この授業では、ただテクストを読んだり、用意された会話例に基づ いた会話練習をするのではなく、「自分自身が話したいこと」「自分 自身が知りたいこと」を大切にし、 「本当の意味での」総合的なドイ ツ語コミュニケーション能力の向上を目指します。 「とにかくドイツ 語を使ってみたい」という意欲を持つ学生を歓迎します。 ドイツ語第Ⅲ ドイツ語第Ⅲ 春学期第7回 訳読授業 春学期第8回 訳読授業 春学期第9回 訳読授業 春学期第10回 訳読授業 春学期第11回 訳読授業 春学期第12回 訳読授業 春学期第13回 訳読授業 春学期第14回 まとめ・学期末試験 そのほかに1回分の課題など 秋学期第1回 訳読授業 秋学期第2回 訳読授業 秋学期第3回 訳読授業 秋学期第4回 訳読授業 秋学期第5回 訳読授業(申し訳ありませんが10月31日は学会のため 休講の予定) 秋学期第6回 訳読授業 秋学期第7回 訳読授業 秋学期第8回 訳読授業 秋学期第9回 訳読授業 秋学期第10回 訳読授業 秋学期第11回 訳読授業 秋学期第12回 訳読授業 秋学期第13回 訳読授業 秋学期第14回 まとめ・学期末試験 そのほかに2回分の課題など 成績評価方法: 毎時間の出席点(ほぼ50%)と各学期末の試験(ほぼ50%)によ って評価します。 春学期末,秋学期末の試験はオール持ち込み可で,このミュージ カルについて書かれた別の独文,つまり授業では全く扱わなかった ものを訳していただくという形式になります。 テキスト(教科書): コピー配布(注つきです) 参考書: ブリギッテ・ハーマン(中村康之訳)『エリザベート(上/下)』(朝日 文庫) 2005年。ISBN:978-4-02-261488-9/6 皇妃エリーザベトの伝記は数種類ありますが,現時点で最も優れ たもの。ミュージカルの背景が良く分かります。 1 単位(春学期) 1 単位(秋学期) ミュージカル『エリーザベト』 春学期・秋学期: 月3 村井 翔 授業科目の内容: ミヒャエル・クンツェ台本,ジルヴェスター・リーヴァイ作曲に よるミュージカル『エリーザベト』 (日本では『エリザベート』と表 記されていますが,ドイツ語の発音通りなのは『エリーザベト』)は 1992年にウィーンで初演されて以来,世界中でロングランを続けて いますが,特に日本では人気があり,のべ観客動員数は 150万人を 超えています。ご存じの通り,ハプスブルク帝国の事実上,最後の 皇帝であったフランツ・ヨーゼフの妃,皇后エリーザベトの物語で すが,1)帝室というきわめて不自由な,抑圧された状況のなかでの 女性の自立というフェミニズム的なテーマを中心に掲げていること, 2)ミュージカルは基本的にラブストーリーであるはずだが,夫フラ ンツ・ヨーゼフは愛の対象にならないので,エリーザベトの相思相 愛の相手として,オーストリア文学では長い伝統をもつ死(死神) を登場させたこと,3)物語の狂言回しとしてエリーザベトを刺殺し たイタリア人のテロリスト,ルケーニ(日本ではルキーニ)を設定し, 主人公や帝室に対する批判的視点を確保したこと,以上の3つの工 夫により,非常に現代的な,優れたミュージカルになっていると思 います。 このミュージカルのオリジナル,ドイツ語台本を抜粋の形で読ん でいきます。歌詞であるために一行の音節数に制約があったり,脚 韻のために単語の選択に制約があったりするドイツ語ですが,特に 難解なところはありません。また,2005年収録の DVD もあります ので,授業の進行に合わせて,観てもらいましょう。この DVD は 本来,まったく字幕のないものですが,一部は自前で日本語字幕を 付けましたし,宝塚歌劇団が販売している日本語字幕版も用います。 なお,ミュージカルは2幕の作品ですが, 春学期で第1幕を読み終わ る予定。ミュージカル台本を読み終わった後, 秋学期最後の数回はヨ ハネス・ティーレ著によるエリーザベトの最新の伝記(図版を主にし たもので文章は平易)を抜粋で読む予定です。 授業の計画: 春学期第1回は皆さんテキストをお持ちでないので,テキストを配布 します。訳読の授業は行いません 春学期第2回 訳読授業 春学期第3回 訳読授業 春学期第4回 訳読授業 春学期第5回 訳読授業 春学期第6回 訳読授業 8
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