フランス語作文ⅢA・B French Composition Ⅲ A・B 授業形態 配当年次 開講学期 履修条件 そ の 他 ヒラヤマ ユヅキ 平山 弓月 半期完結・学期連結型 3 年次 単 位 1・1 春・秋学期 レベル設定科目 学科間開放提供科目 (指定クラス:Fa.b.c.d) 講義目標 単文から複文へ、複文から長文への翻訳練習を通して、フランス語による自己表現力 の完成を目指す。 【フランス語作文ⅢA・B】 講義題目 [春学期] どう書けばフランス語になるのか [秋学期] フランス語で自分を表現する 授業内容・計画 [春学期] 最終的に自分の「思うこと」「考えること」をフランス語で綴るためには、一つ一つの文章が、 間違いのないフランス語で書かれていなければならないのは当然であるが、フランス語で表 現するための、フランス的発想をも身につけてゆくことが大切である。したがって、この授業 では、「フランス語では、どのように表現するか」を唯一の眼目とする。 [秋学期] 単純な文章から、徐々に複雑な構造の文章が綴れるように、練習を重ねてゆく。さらには、 動詞の各時制でのニュアンスの違い、副詞などの活用による文章全体の「様態」にまで進め たいと考えている。 〔主な予定項目〕 春学期 秋学期 1.命令文・感嘆文 1.自動詞構文 2.比較文・受動文・使役文 2.他動詞構文 3.時制・相 3.間接他動詞構文 4.補助節 4.繋合動詞構文 5.話法 5.不定詞構文 6.関係詞節 6.非人称構文 7.状況節 7.代名動詞構文 8.「自由作文」 8.否定文・疑問文 授業・評価についての留意点 [春学期] 用いる教科書には、各項目ごとに相当量の説明や例文が提示される。この部分は、授業前 に 必 ず 「 熟 読 」 「 予 習 」 し て お く こ と 。 授 業 で は 、 二 種 類 の 練 習 問 題 、 Faites la distinction 、Traduisez en fran>ais のみをこなすだけで、時間切れとなってしまうであ ろう。したがって、これらの練習問題も、その場でやるのではなく、事前にやって来ることを、 出席の必要十分条件としたい。担当者は、出来うるかぎりの説明を加えたいと願っているの で、多くの質問・例文提示がなされることを期待する。 [秋学期] 一つの日本語文をフランス語に直すときに、いくつかの可能性を探って欲しい。その上で、 どの表現が最もフランス語「らしい」かを考えてゆきたい。そのためには、前に出て翻訳文を 提示する者以外からの例文提示は欠かせない。教室全体で一つのフランス語文を綴るとい う、共通の意識を涵養していただきたい。フランス語で文章を綴るには、多くのフランス語文 体験が不可欠である。したがって、春学期・秋学期ともに、つねにフランス語のテクストを絶 えず「読む」ことが、より一層の効果を生むであろう。必ず守って欲しい。 教科書 〔共通〕R(daction fran>aise analytique -De la syntaxe au th'me-, 中級仏作文 小 林路易著 (白水社) 1,650 円 参考文献 (1) 一年次・二年次使用の文法教 科書 (2) Dictionnaire du fran>ais contemporain, LAROUSSE Dictionnaire du fran>ais, R(f(rence apprentissage, CLE (3) 白水社ラルース 仏和辞典 (白 水社) 評価方法 〔共通〕平常試験 (小テスト・オーラ ルテスト・リポート等)
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