サイエンスカフェ in 桐生 平成26年度群馬大学公開講座 -地震など想定外の入力に対するゆれを安定にする構造を目指して- 1940 年、アメリカのタコマ橋が風速 19m/秒で崩壊 (風速 19m/秒というのは、「小枝が折れる。風に向かって歩けない。 」という状態) タコマ橋は、風速 53m/秒にも耐えられるように設計されていたにもかかわらず、それよりはるかに弱い風で崩壊 してしまいました。その原因は、橋桁(はしげた)の自励振動(じれいしんどう)によるといわれています。 ………構造や気体を伝わる波動は,目に見えないほど振幅が小さいですが、 ロケットや自動車、重要なプラントなどの構造を想定外に破壊させます。 全ての物体は、ゆれやすい周波数を持ち、外力の周波数と一致すると、共振 し振幅が数倍~数千倍に増え危険です。地震などで想定外の大入力があると 波形が複雑になり予測困難なカオス現象発生もありえます。当研究室のエネ 自動車車体の目には見えない 共振の変形の例 ルギ吸収性能を増大させ共振を安定させる制振の研究についてお話します。 (青色:制振材) 知能機械創製部門 教授 山口 誉夫 講 師 : 群馬大学大学院理工学府 日 程 : 12月6日(土)14:00~15:30(受付:13:30~) 場 所 : 桐生市市民文化会館 題 目 : 『目に見えないが危険な波動を吸収する制振構造を創る』 2階 パーティールーム 織姫 群馬県桐生市織姫町2-5 TEL:0277-44-6596 地図は裏面をご覧ください。 ※ 講習は無料ですが、喫茶でドリンク(セルフサービス:300円)をご注文願います。 -地震など想定外の入力に対するゆれを安定にする構造を目指して- この講座は、一般に「難解で近寄りがたい!」と思 われがちな大学の教育や研究について、中高生 からでも理解できるようにわかり易くお話しし、お 茶を飲みながら気軽に聴いていただくものです。 研究室で取り組む最新科学や技術について、身 近に感じていただければ幸いです。 ※申込みは,FAX(裏面)又は,ホームページ (http://www.gunma-u.ac.jp/koukai/)から 11 月 26 日(木)までに お願いします。 当日席に余裕のある場合は,申込み無しでも参加を受付けています。 【お問い合わせ先】 群馬大学理工学部 庶務係広報担当 田中、大野、渡辺 TEL 0277-30-1014,1011,1895 会場マップ 桐生市市民文化会館 群馬県桐生市織姫町 2-5 平成 26 年度 群馬大学公開講座 サイエンスカフェ in 桐生 申込書 平成 講 座 名 : 月 日 目に見えないが危険な波動を吸収する制振構造を創る (フリガナ) 氏 年 性 名 別 男・女 年 齢 〒 住 所 FAX 番号 電話番号 職 E メール 業 アドレス 今後,群馬大学公開講座に関わる案内の送付を希望されますか? (『平成 27 年度群馬大学公開講座』冊子 等) 上記のとおり,群馬大学公開講座 FAX 送信先:群馬大学 ※ 希望する・希望しない 「目に見えないが危険な波動を吸収する制振構造を創る」に申込みます。 理工学部 庶務係 申込先 FAX 番号:0277-30-1020 上記,記入事項で得た受講者の個人情報は,本学公開講座に係る事務以外には,使用いたしません。
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