全国日独協会連合会ニューズレター (Nr.81)

全国日独協会連合会ニューズレター
(Nr.81)
2014 年8月号
全国日独協会連合会事務局より
●独日協会連合会創立 50 周年記念論文集出版のお知らせ
この度、独日協会連合会では、創立 50 周年を記念して、同連合会のフォンドラン会長が、著名な外交官、学
者・有識者、政治家、経済界のリーダーによる寄稿論文集「生き生きとした友好関係ードイツと日本」(392 ペ
ージ 写真入り ハードカバー ドイツ語・日本語)を出版されました。 (ドイツでの販売価格 20 ユーロ)
この本は日本とドイツの間の特別な友好関係を描いており、また、「独日の友好関係のルーツはどこにあり、
今日の独日関係に対してどのような意味を持ち、そしてどのような将来が待ち構えているのか。両国の間に
は、共通点ばかりではなく、著しい相違も存在するのである。」と同会長は述べています。
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事務局では、日本での販売価格に関して、フォンドラン会長が 9 月末に来日予定ですので、その際
にお話させていただきます。それまでお待ち下さい。
●日独若者交流促進資金申込みのご案内
2014年9月の運営委員会は9月22日(月)の予定です。又、10 月は 20 日(月)の予定です。
日独若者交流促進資金をご希望の協会は、1週間前までにメールで申請書の提出をお願い致します。
日独若者交流に係わる企画がありましたら、「掛かる経費の半分」と「20 万円」を比較して
少ない方の金額を補助金として申請出来ますので、申請フォームを請求してください。
なお、この資金は、プロの方々の企画を応援するものではありません。
また、資金の提供を受けた場合は、支出した全ての経費のレシートのコピーを添付した
収支明細書と事業報告書を提出していただきますので、お含みおき下さい。
●ドイツフェスティバル 2014 開催のお知らせ
昨年に続き、本年もドイツ連邦共和国大使館主催の「ドイツフェスティバル」が下記のとおり
開催されますので、お出かけ下さい。東京の(公財)日独協会も出展致します。
【主催】ドイツ連邦共和国大使館
【場所】都立青山公園
【日時】2014 年 10 月 31 日~11 月 3 日 4 日間 11:00~21:00(**31 日 16:00~21:00)
【後援】外務省、東京都、港区他
【入場】無料
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~~各地日独協会からのお知らせ~~
~西日本日独協会より~
●この度、メールアドレスを下記のとおり変更いたしましたので、宜しくお願い致します。
旧:[email protected]
新:[email protected]
~新潟日独協会より~
●新潟日独協会の青柳正俊理事、「新潟領事ライスナーの足跡」を刊行
同協会の青柳理事は、「新潟居留ドイツ商人 ウェーバーの生涯」(考古堂書店) の刊行に続き、
8 月初旬には、ウェーバーと一時期は相棒として関わったドイツ領事、アドルフ・ライスナーについ
て資料をまとめ、「新潟領事ライスナーの足跡」と題する冊子を発行されました。
ライスナーは本来、貿易活動に携わる商人でしたが、政府から任命を受けて領事を兼任、
結局 1869 年から 1882 年の 13 年の長きに亘り新潟に居留、新潟の国際化の歴史にとり
意義深い存在となったという。
(詳細は、同協会の青柳理事宛お問い合わせ下さい。E-mail: [email protected])
~公益財団法人 日独協会より~
「独逸塾」 (ドイツ最新ニュースを楽しむ会)
ドイツの最新ニュースを取り上げて読むだけでなく、背景となるドイツ事情を学びます。
毎月1回、場所は日独協会事務局内セミナールームです。 会費は無料(飲食物の持ち込み自由)
で、どなたでもご参加頂けます。 毎月の日程や、使用する資料は、その都度HPに掲載されます。
最近は参加者が増え、毎回20名近くなりますので、場所を確保するために参加ご希望の方は早め
にご連絡ください。 初めての方、飛び入りの方、見学希望の方、どなたでも歓迎いたします。
9月の開催日は8日(月)の予定です。時間は毎回18:30~20:30です。(再送)
購読資料などを含む詳細は http://www.jdg.or.jp/event/doitsujuku_j.html
「シュタムティッシュ」
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をご覧ください。
「シュタムティッシュ」は毎月 第3木曜日 14:00~16:00、銀座ライオン 7丁目店(中央区銀座
7-9-20 銀座ライオンビル2F Tel: 03-3571-2590)で開催されています9月は18日となります。又、
10 月は 16 日となります。 この会は、毎回テーマを決めず、その時々の話題や参加者が提示される
話題に関して意見交換を行うものです。 お申込みは不用ですので、お気軽にお出かけください。「J
DG Stammtisch」のテーブルサインが目印です。
会費は不要です。各自ご自分で飲食費をお支払頂きますが、ライオンから若干の「日独協会割引」
の特典が提供されます。
「日独協会関係団体関連」
~コンラート・アデナウアー財団日本事務所からのお知らせ~
このたびコンラート・アデナウアー財団日本事務所は、株式会社ユーロテクノロジー・ジャパンと共
催で、国際会議『エネルギー効率-日欧における今後の可能性』を開催します。
また、フォーラムの後には、スピーカーを交えた懇親会を開催します。
■日時:
■会場:
2014 年 9 月 30 日(火)17:00 ~ 20:00(受付開始:16:30、懇親会 20:00-)
ザ・キャピトルホテル東急 1階 宴会場「鳳凰」
〒100-0014 東京都千代田区永田町2-10-3
電話番号:03-3503-0109
■言語:
■参加費:
英語、日本語(同時通訳付き)
無料/要事前申込み
プログラムの詳細・スピーカーに関しては、下記をご参照下さい。
<プログラム>
17:00 開会の挨拶 :パウル・リナーツ(コンラート・アデナウアー財団日本事務所 代表)
17:15 『欧州エネルギー政策の今後と課題』:アンドレアス・シュワブ(欧州議会議員)
17:45 『日本におけるエネルギー市場の改革』:山崎琢矢(経済産業省資源エネルギー庁 電力・ガス事業
部 電力改革推進室 企画官)
18:15 『欧州における再生可能エネルギー開発 ―スカンジナビアを例に―』:ポール・ミッドフォード(ノルウ
ェー科学技術大学教授)
18:45 『日本のエネルギー効率 ― ヨーロッパの視点と協力の可能性』:ゲルハルト・ファーソル(株式会社
ユーロテクノロジー・ジャパン代表取締役社長)
19:15 質疑応答
20:00 懇親会(立食ビュッフェ)
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(プロフィール)
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アンドレアス・シュワブ(Andreas Schwab)
2004年より欧州議会議員。欧州議会では、欧州人民党(EPP)に所属。域内市場と消費者保護委
員会のEPP グループコーディネーター、経済金融委員会代理メンバーを務める。1992年から20
03年まで、自発的に政治に携わり、独キリスト教民主同盟の青年組織で幾つかの役職を務めた。
フライブルグ大学、パリ政治学院、ウェールズ大学で法学を学び、2002年にフライブルグ大学で博
士号を取得、翌年には、ドイツの第二司法試験に合格し、2004年には法廷弁護士となる。2003
年から2004年までバーデン=ヴュルテンベルク州の文化・青少年・スポーツ省に勤務。2013年
より、キリスト教民主同盟ズードバーデン支部の副代表を務める。
ゲルハルト・ファーソル(Gerhard Fasol)
東京在住の企業家、物理学者。株式会社ユーロテクノロジー・ジャパンの創業者であり、代表取締
役社長。GMO インターネット株式会社の取締役でもある。ユーロテクノロジーは、日本企業の海外
市場進出や海外技術の日本での展開を支援している。ルートヴィッヒ・ボルツマン記念シンポジウ
ムの責任者も務める。それ以前は、ケンブリッジ大学教官、日立製作所のケンブリッジ研究所所長、
東京大学電子電機工学部助教授などを務めた。科学技術庁の新技術事業団さきがけ研究プロジ
ェクトも担当した。ケンブリッジ大学(トリニティカレッジ)で半導体物理学の博士号を取得。
ポール・ミッドフォード(Paul Midford)
ノルウェー科学技術大学教授および日本プログラムディレクター。2011年コロンビア大学にて政治
学博士号取得。研究分野は、日本の外交・防衛政策、世論の政策への影響、再生可能エネルギー
とエネルギー安全保障、東アジア多国間安全保障協力。これまでInternational Organization、
Security Studies、Pacific Review、Asian Survey、Japan Forum、International Relations of the AsiaPacific などのジャーナルに論文が掲載された。最近の著書には、『Rethinking Japanese Public
Opinion and Security: From Pacifism to Realism?』(Stanford University Press, 2011)がある。
山崎琢矢(Takuya Yamazaki)
1996年4月、通商産業省(現:経済産業省)入省。電力事業制度改革(第2次改革:小売の部分自
由化の導入)、ベンチャー企業育成政策、サイバーセキュリティ政策を担当。2006年7月より米国
ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)にて修士号を取得後、同大学院客員研
究員として活動。2008年6月に帰国後、経済産業省にてインフラ・システム輸出の制度設計等を
手掛ける。2012年8月より現職。震災を契機に検討が本格化した電力システム改革の制度設計
を担当中。
(アルファベット順)
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参加ご希望の方は、2014年9月25日(木)までに、件名を「9月30日エネルギー会議」とし
[email protected] までご連絡をお願い申し上げます。尚、お申し込みは、先着順で定員に
なり次第締め切らせていただきます。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
パウル・リナーツ
コンラート・アデナウアー財団日本事務所代表
アジア地域経済政策代表
Konrad-Adenauer-Stiftung
Japan Office
OAG-Haus 4F
4
7-5-56 Akasaka, Minato-ku 、Tokyo, 107 0052 Japan
Tel +81 3 6426 5041
[email protected]
http://www.kas.de/japan/ja
https://www.facebook.com/KAS.Japan
~Goethe-Institutのホームページより~
(Von der Webseite des Goethe-Instituts)
●対談とディスカッション (再送)
ハンナ・アーレント: 人間的なものへの信頼
開催日:2014年9月26日(金)18:30-20:30
10月10日(金)18:30-20:30
会場:東京ドイツ文化センター図書館
日本語 参加無料、要参加登録
問合せ先:03-3584-3203 [email protected]
『全体主義の起源』や『人間の条件』などで知られる、20 世紀を代表する政治哲学者ハンナ・
アーレント。混迷を極める現代世界の状況下で、彼女の思索への注目度はますます高まって
きている。彼女の政治的思索のキー概念「現れ」や「あいだ」とはどのようなものなのか。
また、彼女はなぜ論争を生むような『イエルサレムのアイヒマン』を書いたのか。
さらに、彼女は広島、長崎への原爆投下を 20 世紀における決定的な出来事として捉え、
きわめて重要な原子力論を展開して いる。以上のような観点を押さえ、現在アーレント
研究の第一線で活躍する二人の研究者、矢野久美子氏(フェリス女学院大学)と森一郎氏
(東北大学)をお迎 えし、二人の対談を通じて、ハンナ・アーレントの思索の全体像を
捉える。ハンナ・アーレントに関心を寄せる人には、絶対見逃せないシリーズ企画。
奮ってご参加ください。
~ドイツ観光局のジャーマン・トラベルニュースから~
●2014 年ドイツ観光名所 TOP100 アンケート結果発表
TOP3 は昨年と変わらず、高い人気を証明
2013 年 8 月から 2014 年 4 月まで、ドイツ観光局が実施した外国人向けのオンラインアンケート調査の結果、
外国人旅行者の選ぶドイツの観光名所 TOP3 は、ノイシュヴァンシュタイン城、 ヨーロッパパーク、ケルン大
聖堂、と昨年同様の結果となった。 アンケート調査は、今回で 3 回目となり、今回の結果はドイツ観光局の
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TOP100 専用サイト www.germany.travel/top100 と TOP100 専用アプリで確認することができる。
ドイツ観光局の CEO ペトラ・ヘードルファーは、昨年につづき今回も世界中から数多くの投票が寄せられたこ
とを歓迎し、「延べ 11,000 名以上の外国人旅行者が、お気に入りのドイツ観光名所を投票してくれました。同
時に実施した調査において、ドイツ観光局のホームページを、75%もの利用者が良い、またはとても良いと評
価してくれました。」と談話を発表した。
TOP100 について
今回のアンケート調査では、観光名所以外に初めてお祭りなどのイベントを対象に加えた。 この分野におい
ては、ミュンヘン・オクトーバーフェストが最上位となり、全体の 10 位にライクイン。また、ニュルンベルク、ド
レスデン、フランクフルトのクリスマスマーケットも TOP100 圏内にランクインした。
TOP100 に名前を連ねる名所はドイツ全土にくまなく分散しており、39 カ所あるユネスコ世界遺産のうち 21 カ
所が TOP100 内に入っている。
アプリで最新の TOP100 情報を
ドイツ観光名所 TOP100 の情報は、専用アプリを使えば簡単に手に入れることができる。アプリは、iphone,
android それぞれのバージョンがあり、英語ないしはドイツ語で提供されている。 TOP100 のリストとインター
アクティブマップの両方から、探したい情報にアクセスすることが可能で、個々の観光名所の概略、開館時間、
アクセス情報、入場料、バリアフリー情報、近隣の観光情報へのリンクなどが情報として提供されている。
掲載カ所でのお得情報やイベント情報も見ることができ、旅先だけでなく旅行計画にも使い勝手の良いアプ
リとなっている。
TOP100 ランキング (TOP30 のみ抜粋)
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ノイシュヴァンシュタイン城
ヨーロッパパーク
ケルン大聖堂 (世界遺産)
ローテンブルク旧市街
ベルリンの壁 (イーストサイドギャラリー、壁公園、壁の道等の名所を含む)
ハイデルベルク城 (ハイデルベルク旧市街を含む)
ベルリン・ブランデンブルク門
ローレライの岩と中部ライン渓谷 (世界遺産)
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9. ボーデン湖~花の島マイナウ、世界遺産ライヒェナウ修道院島(世界遺産)、リンダウ、世界遺産・有
史以前の杭上家屋(世界遺産)、メアスブルク城、などの回答を含む
10. ミュンヘン・オクトーバーフェスト
11. ロマンチック街道
12. 黒い森 自然保護地区
13. ツークシュピッツェ山
14. ベルリン 博物館島 (世界遺産)
15. ライヒスターク ベルリン連邦議会議事堂
16. バンベルク旧市街 (世界遺産)
17. ベルヒテスガーデン (ケールシュタインハウス、岩塩鉱、自然公園を含む)
18. ドレスデン フラウエン教会
19. リューデスハイム (つぐみ横丁、ニーダーヴァルト記念碑、ブドウ畑等を含む)
20. ケーニッヒ湖と聖バートロメー巡礼教会 (ベルヒテスガーデン)
21. モーゼル渓谷
22. ポツダム サンスーシ宮殿 (世界遺産)
23. ハルツ山地 (ブロッケン山、ハルツ登山鉄道を含む)
24. ヴィース教会 (世界遺産)
25. ザクセンスイス バスタイとケーニッヒシュタイン要塞
26. ハンブルク港 (フィッシュマルクトを含む)
27. リューベック ホルステン門 (世界遺産)
28. レーゲンスブルク旧市街と大聖堂 (世界遺産)
29. リューゲン島
30. ミュンヘン アリアンツアリーナ
詳しくは、添付のリリースをご覧ください。
また上記のリリースは以下のリンク先でも閲覧可能です:
http://www.germany.travel/jp/international-press/press-releases/latest-press-releases.html
公益財団法人日独協会事務局
(ニューズレター担当: 金谷・田邊)
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