第5巻第1号(1991年5月)

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九州体育学研究
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第 5巻 第 1号
〈原著〉
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九州体 育学 会
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「九州体育学研究
J寄 稿 規 定
l 本誌の投稿は,原則として九州体育学会会員 K限る.但し,編集委員会が必要と認めた場合には,会員以外にも寄
稿を依頼する乙とがある.
投稿内容は,総説・原著論文・研究資料・短報・研究上の問題提起・その他とし,完結したものに限る.
投稿原稿の採択および掲載時期については,編集委員会において決定する.
本誌に掲載された原稿は,原則として返却しない.
総説・原著論文は,原則として l偏につき,刷りあがり 1
0ページ(図表・抄録などを含めて 4
0
0字原稿用紙約 3
0
枚,ワードプロセッサー使用の場合は 1
5
枚)以内とする.
6
. 研究資料・短報・研究上の問題提起・その他は,刷りあがり 4ページ(図表などを含めて 4
0
0字原稿用紙約 1
2枚 )
以内とする.
7
. 規定ページ数を越えた場合ζ
lついては,すべて投稿者負担とする.
8
. 原稿の表紙には,題目・著者名・所属機関を明記する乙と.さらに,総説・原著論文については,英文の題目・著
者名・所属機関と抄録(6
0
0語以内)を添える乙と.
9
. 提出する原稿は,オリジナルとそのコピーの合計 3部とする.また,原稿の表紙の右下には,その論文の内容が主
として関係する研究領域を書き,総説・原著論文・研究資料・短報・研究上の問題提起・その他の別を明記する.
1
0
. 原稿は, 4
0
0字原稿用紙(A4判横書き )K黒インク書きにし,本文はひらがな現代かな使いとし,外国語をかな
書きにする場合は,、カタカナにする.ワードプロセッサー (
2
4ドット以上)で原稿を作成する場合は, A4版横書き,
4
0
桁2
0行(上下左右の余白は 25mm以上,欧文綴りおよび数値は半角)とする.
1
1
. 帰図は,必ず黒インクで墨入れし,図中の文字や数字は,直接印刷できるように鮮明に書く.写真は白黒の鮮明な
画面のものとする.
1
2
. 図や表には,必ず通し番号と,タイトルをつ貯枚づ‘つ原稿用紙 K貼り,本文とは別に番号順に一括する.図表
の婦人箇所は,本原稿の欄外,r.,赤インクでそれぞれの番号によって指示する.
1
3
. 引用文献は,本文の最後に著者名の ABCs
国民一括し,雑誌の場合には,著者・題目・雑誌名・巻号・ページ・西
暦年号の順とし,単行本の場合 Kは,著者・書名・版数・発行所・西暦年号・ページの順応記載する.
1
4
. 掲載論文の別刷りを希望する者は,著者校正のときに,その必要部数をゲラ刷りの表題のページ K 明記する.但し,
乙の場合の実費は全額投稿者負担とする.
1
5
. 英文原稿については,特 K下記の要領による.
a) 原稿は,英文とし,縦長 A4半IJの不透明なタイプ用紙(レターヘッド等のあるものを除く)lL,通常の字体を使
い,ダブルスペースでタイプ書きにするが,写真図版にある文字については乙の限りではない.また図表説明のス
ペースはシングルとする.
b) 用紙の上端,下端および左端は約 3センチ,右端は約 2
.
5センチ余白を置き,ほぽ 2
7行にわたって書く,ページ
番号は,下端余白中央 l
と書く.
c) 原 稿 は 原 則 と し て 編 Kっき,図表・抄録を含めて刷りあがり 1
0ページ以内とする. (刷りあがり 1ページ
0
0語である.)但し,乙のページ数を越えた場合には,その費用の総てを投稿者が負担する.
は,約 6
d) 原稿ζ
Iは必ず別紙として,和文による題目・著者名・所属機関および抄録(8
0
0字以内)を添える.
e) その他,上記規定 9
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1
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2
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3
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4と同じ.
1
6
. その他原稿作成の詳細については,日本体育学会体育学研究寄稿の手引き(第 2
7巻第 l号)に準ずる.
1
7
. 投稿は,九州体育学会事務局ζ
l送付する.
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.
4
.
5
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九州体育学研究 J(以下本誌)は,九州体育学会の機関紙であり,原則として年 l回刊行する
2 本誌の内容は,投稿はる「体育学の領域防ける総説・原著論文・研究資料・短報など」の他,r.r
学会活動報告
や広報など」とする.
3
. 総説・原著論文は,原則として 1編につき,刷りあがり 1
0ページ(図表・抄録などを含めた 4
0
0字原稿用紙約 3
0
枚)以内とする.
4
. 研究資料・短報などについては,刷りあがり 4ページ以内とする.
5
. 本誌の編集および刊行に関する事務を行うために編集委員会を設貯る.
6
. 編集委員は若干名とし,学会会長が委嘱する.
7
. 本誌への投稿は,原則として九州体育学会会員にかぎる.但し,編集委員会が必要と認める場合には,会員以外広
も寄稿を依頼する乙とがある.
8
. 編集委員会は,原稿の採択および掲載の時期を決定する.
9
. 投稿原稿の校正は,初校のみ投稿者が行い,以後は編集委員会の責任とする.
1
0
. 本誌の掲続内容の決定および変更については編集委員会において協議して決定する.
1年 1
0月 29日から適用する.
付則:乙の規定は,昭和 6
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運動遊びの再現性から み た幼児の遊びの特徴
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報告では再現性が 2
3いか、低いかをIlU
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他と信頼度を 示した ものである 。
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川原,他:運動遊びの再現性からみた幼児の遊びの特徴
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8
3
1
4
.
5
4
1
7
1
9
6
1
3
0
.
5
0
1
5
.
7
4
1
9
8
1
0
9
1
4
9
.
4
1
1
6
.
4
6
1
8
4
1
1
8
1
3
2
.
5
8
1
5
.
5
8 1
8
4
.
3
1
6
7
.7
5
1
6
.
5
7
1
4
8
.
3
7
1
6
.
3
4
1
8
4
1
0
9
1
71
.1
5
1
3
.
3
3
1
9
5
1
3
7
1
6
2
.
4
2
1
5
.
4
1 1
9
2
.
3
1
9
8
1
0
7
.
7
信頼度
名
氏
1
.M
上
0
.
0
0
1
』
一
一
一
ー
ー
ー
平均
1
8
9
9
9
1
3
4
.
8
5
1
6
7
1
0
5
1
5
.
2
3
1
3
.7
3
1
7
9
1
2
4
1
3
7
.
8
8
1
4
.1
8
1
4
7
1
1
3
1
4
2
.
3
8
1
2
.
8
9 1
61
.7 1
1
2
.
7
1
1
8
.
8
0
1
0
.
9
8
1
4
5
9
8
1
2
5
.
5
0
1
4
.
2
1
1
6
1
9
7
1
3
4
.
4
0
1
2
.7
3
1
6
2
1
1
2
1
2
6
.
2
3
1
2
.
6
4 1
5
6
.
0
1
4
3
.
2
0
1
2
.7
0
1
6
4
1
1
7
1
41
.4
3
1
5
.
9
8
1
7
5
1
1
6
6
0
.
5
2
干
. 1
1
7
.
9
0
1
9
9
1
2
5
併
←
一
一
一
一
一
一
平均
M.N
1
4
8
.
3
8
平均
M.H
O
.0
4
0
一
平均
位
T.T
0
.
1
7
0
・
・
・・
平 j~J
E
1
5
.
5
3 1
7
9
.
3
0
.
0
7
7
0
.
0
0
8
O
.1
4
2
1
1
9
.
3
1
5
0
.
2
8 2
5
.
0
2
1
9
9
1
1
4
1
1
9
.
3
7
1
1
.3
4
1
4
9
1
0
1
1
6
3
.
3
0
1
6
.
3
4
2
0
5
1
2
5
1
4
4
.
3
2
1
7
.
5
7 1
8
4
.
4
1
1
4
.
0
2
1
3
.1
4
1
5
3
9
1
1
2
5
.
0
5
9
.
5
4
1
5
2
1
1
0
1
2
0
.
0
8
1
2
.
3
5
1
5
8
1
0
1
1
1
9
.7
2
1
1
.
6
8 1
5
4
.
3
O
.1
3
8
1
1
3
.
3
0
.
0
9
2
1
0
0
.7
1
3
8
.
3
2
1
0
.
9
6
1
6
4
1
0
1
1
5
0
.
3
5
1
2
.
5
6
1
7
9
1
2
9
一
平均
1
4
9
.
3
7
8
.1
9
1
7
0
1
3
5
1
4
6
.
0
1
O
.1
0
2
1
0
2
.
3
Y .S 群
0
.
0
6
3
信頼度
1
0
0
.7
1
'
49
.
9
5
1
3
5
1
2
7
.
0
1
3
5
.
8
0 2
3
.
0
7
1
0
1
A.M
E
9
8
1
5
9
平均
一
2
0
0
1
0
.
7
7
H一
一
一
一
一
一
O
.1
2
1
2
.
9
2
1
4
5
.
6
5 2
1
3
9
.
3
2
位
0
.
0
4
2
児
S. D 最大値 最小値
1
3
8
.7
7 2
0
.
4
1 1
8
5
.
3
S. A
0
.
0
3
6
平均値
1
0
.
5
7 1
71
.0 1
21
.7
0
.
0
5
8
4
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
ω
l
拍数(勧〆分)
220.00r
-
192.00J
164.00ト
136.00
108.00
80.00
図 1 被検者 A 男児・上位群
時間〈分〉
ω
l拍数(拍/分〉
164.00
136.00
108.00
80.00
図 2 被検者 B 男児・下位群
時間〈分)
ω
l拍数〈拍/分)
。
220.0
192.00
164.00
136.00
108.00
80.00
図 3 被検者 C 女児・上位群
時間(分)
川原,他
5
:
i
l
l
i動遊びの再現性からみた幼児の遊びの特徴
ω
l抱数(拍/分)
。
220.0
192.00
16L.00
136.00
108.00
80.00
時間〈分〉
図 4 被検者 D 女児・下位群
1-4は被験者のうち男・女児の上位
おり、本報告の平均心拍数は、対象になった幼稚
群・下位群の中から各々 1名づつ、 3回の心拍変
園の先生方が日頃から屋外遊びに積極的に取り組
また、図
動の様子を時系列に並べたものを例示したもので
むように子どもたちに働きかけていることを考慮
ある。自由遊び中の平均心拍数について、加賀谷
すれば、それほど商いともいえないと思われる。
、 1
0
0
1
2
0拍/分の範囲にあったと報告し
ら2)は
自由遊びについて、心拍変動の様子を時系列的
、 1
1
5
1
3
0拍/分であっ
ている。また、川原らaは
.1
に並べた時、心拍数自体の信頼度はほとんど O
たと述べている。さらに、三村・佐々木ら11)は、
以下であり、この在札点からの再現性はみられなかっ
21
.7
拍/分、屋
屋内の自由遊びの平均心拍数は 1
た。そこで、心拍変動の代表値やバラツキ、最大
4
5
.7
拍/分を示したと述べて
外の平均心拍数は 1
値、最小値という観点から検討した。
表 2 運動遊びの強度の再現性
項 目
全 体
男児
女 児
上位群
下位群
均
O
.6
4
3
0
.
6
8
7
O
.6
0
7
O
.5
5
3
O
.6
8
4
中
央 値
0
.
6
2
3
0
.
6
4
3
0
.
6
1
6
O
.4
8
9
0
.
6
7
8
ド
0
.
6
0
2
0
.
6
5
8
0
.
5
1
5
0
.
6
1
7
0
.
6
1
3
準 偏 差
0
.
6
9
2
O
.7
3
1
0
.
6
0
5
O
.7
3
1
0
.
4
5
5
レ ン ジ
0
.
6
5
3
0
.
6
2
7
0
.
5
2
6
0
.
6
8
9
0
.
4
1
4
四 分 偏 差
0
.
5
5
2
0
.
5
7
8
0
.
5
1
9
0
.
7
4
6
0
.
2
2
7
最 大 値
0
.
6
2
2
O
.7
0
3
0
.
4
4
4
8
0
.
6
9
3
0
.
5
6
5
最 小 値
0
.
5
9
7
0
.
6
8
4
0
.
4
9
1
0
.
6
1
5
0
.
5
5
2
モ
平
6
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3.
i
f5月
その結果、表 2に示すとおり代表値、バラツキ、
運動遊ぴの再現化について、運動能力上群6
4名中
最大値、最小値とも 0
.
6
程度で再現性がみられた。
36.4%、運動能力下群5
8名中 31
.4%に再現化があ
これは測定の信頼性係数から比較すると、かなり
り、運動能力上群にやや多くみられたと述べ、さ
低い値と思われる叱しかし、これは心拍数自体
らに、運動能力に関係なく、前日の環境構成をそ
の信頼性係数の結果や幼児のパフォーマンステス
のまま再現し、教師がその場に居合わせた時は遊
トの再現性ηの低さから考えると高いものと考え
ぴが繰り返される傾向を示すと述べている。これ
られる。つまり、運動強度にはその変化パターン
らの報告からも推察されるように、男・女児とも
の再現性はみられないが、その変化を要約した代
運動強度が高い水準で推移しながら遊ぶ子と もは、
表値やバラツキ、最大値、最小値などには再現性
常に高い水準で推移し、低い水準で遊ぶ子どもは
がみられると考えられる。そして、この点に関し
常に低い水準で推移しながら遊んでいることが伺
e
て男・女児の違いをみると、男児の方が女児より
われる。また、活動水準のバラツキや最高値、最
も再現性がやや高いと考えられる。また、運動能
低値の幅の再現性から考察すると、活発に遊んだ
力の上位群と下位群の比較では、代表値に関して
り、休んだりしながら遊ぶ子どもは常にそのバラ
は下位群の方が僅かながら高〈、そのほかについ
ツキや幅が大きく、反対に常に高い水準で推移し
ては上位群の方が高かった。宮下ら 1
4
)は、幼児の
ながら遊ぶ子どもは常に高〈、常に低い水準で推
場合と若干異なるが 9-10
歳男児の日常生活の身
移する子どもは常に低い水準で推移するものと推
体活動水準について「個人内の差よりも個人聞の
察される。
差の方が大きかった。このことは身体的に活動的
つぎに、 3回の測定中に観察された遊ぴ内容に
な子どもと、そうでない子どというように、日常
ついて、実施時間(=出現時間)の再現性を検討
生活の活動水準は子どもにより一定の傾向をもっ
した。表 3は遊ぴの出現時間からみた遊び内容の
ていることを示している Jと日常生活における活
再現性と実施時間の順位からみた遊び変化の頻度
動水準の再現性を示唆している。また、松永は 10)
の再現性を示したものである。
表 3 運動遊ぴの内容の再現性
項
目
全
体
男
児
女
児
上位群
下位群
定遊具
0
.
6
9
0
0
.
6
8
8
0
.
6
9
2
0
.
8
1
8
0
.
5
6
2
ぴ
0
.
3
6
9
0
.
5
4
7
.
o191
0
.
4
4
6
0
.
2
9
2
遊具
0
.
5
1
4
0
.
5
2
0
0
.
4
9
7
0
.
4
3
1
0
.
5
7
6
乗り物遊び
0
.
8
5
2
0
.
8
3
6
0
.
8
6
8
0
.
8
6
4
0
.
8
4
0
小型遊具
0
.
0
8
9
0
.
1
1
2
0
.
0
8
0
.
o157
.
o162
静的
遊ぴ
0
.
4
4
6
0
.
4
7
9
0
.
4
1
7
.
o116
0
.
6
1
9
なし・走る
0
.
4
5
6
0
.
2
9
3
0
.
6
3
3
0
.
3
8
6
0
.
5
8
8
なし・ウロウロ
0
.
4
6
3
0
.
3
7
7
0
.
5
4
5
0
.
4
2
1
0
.
5
2
7
遊ぴの変化
度
の 頻
0
.
5
2
3
.
o763
0
.
2
7
0
0
.
2
7
7
.
o769
固
砂場遊
大型
7
川原,他:i'!J.Ç助遊びの ~I}現性からみた幼児の遊びの特徴
運動強度の変化を要約した代表値やバラツキな
これらのことから、遊び時間の長短には再現性は
どと比較すると、乗り物遊びと固定遊具遊びを除
認められないが、遊びの好き・嫌いが反映すると
き、再現性はそれほど高くなかった。そして、男・
考えられる実施時間の順位に再現性が認められ、
女児の差もそれほど顕著ではなかった。また、乗
子どもは自分の好きな遊びを選択する場合、おの
り物遊びと固定遊具遊びでは、再現性指数が0
.
5
9
ずから、その子どもが好きな遊びゃ得意な遊ぴを
-0.89と高かった。これらの遊びは、ジャングル
選んで実地していることが示唆されるといえる。
ジムや回旋塔など多勢で遊べる遊具を除き、自転
また、遊びの変化の頻度に関して、同ーの個人が
車やプランコなどは遊具の専有が可能であれば、
遊びを変えた回数が多い子どもは、常にいろいろ
どちらかというと一人でも遊べる遊びである。し
な遊びを行い、少ない子どもは常に遊びの種類が
たがって、遊び仲間との協力関係がそれほど必要
少ないということを示していると思われる。すな
でないことなど遊具の特性が関係しているのかも
わち、遊びに対する集中皮や関心度を表している
知れない。また、運動能力別では上位群が固定遊
と思われ、男児の方が集中度や関心度が女児より
具遊ぴと乗り物遊ぴで再現性が高〈、下位群では
もはっきりと表れ易〈、上位群より下位群の方が
乗り物遊びと静的な遊びてe再現性が高かった。し
その傾向が強いと考えられる。
かし、各運動遊びの内容別実施時間の順位に関し
一般的に、幼児期の遊ぴ方の特徴として、生活
ては、 3回の測定に順位を付けたときの相関係数
力旺盛な子どもほど黙々と遊びを発見しながら自
である一致係数を求めると、表 4に示す通り、男
己開発を続け問、動作の獲得にしても生活そのも
児上位群の T
.H.を除きほとんど 0
.
8以上で有意
のの中で遊びを繰り返し、それによって多くの動
な関連を示した。
作を身につけている 13)と思われている。そして、
つまり、実施時間そのものの再現性は低いが、
動作の習熟過程が進むにつれて、動作の再現性も
その順位に関しては再現性があるものと考えられ
高くなる 15)といわれている。これらのことから、
る。さらに、これらの遊びの変化した頻度に関し
遊びゃ生活そのものに積極的な子どもは、ますま
て、全体としては 0
.
5
2
3と低いようだが、男・女
す活動的で運動能力の発達も盛んで、反対に、あ
児別では男児の方が再現性が高〈、運動能力別で
まり積極的でない子どもは、運動能力の発達もあ
は下位群の方が高い再現性があると考えられる。
まり盛んでないと推察される。
表 4 遊びの内容別実施時間の順位からみた一致係数
男
氏名
T
K
群
H
Y
上
位
G
H
群
S
K
A
N
S
S
Y
K
下
位
群
有意水準
児
女
一致係数
x
0.5820
12.2222
0.8466
17.7778
o
.7725
16.2222
0.8307
17.4444
0.8571
0.8730
0.8730
2
18.0000
18.3333
1
8
.3
3
3
3
**
=O
.0
5 *
=O
.1
0
検定
氏名
LM
.A
*
* s
* A. M
*
* M. N
*
* M. H
*
* T. T
*
* Y. S
児
一致係数
x
0.9101
19.1111
位
0.8413
17.6667
群
0.8836
18.5556
0.9524
20.0000
0.8466
17.7778
0.8571
18.0000
0.9259
19.4444
群
上
下
位
群
2
検定
l
*
*
1
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
*
8
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
以上のようなことから、幼児期の遊びには幼児
③遊ぴの変化した頻度に関して、男・女児別では
個々人の遊ぴに対する好き・嫌いや遊具に対する
男児に、運動能力別では下位群に高い再現性が
関心度、集中度などが、その子の遊ぴの様相にはっ
得られた。
きりと表れてくることが考えられる。したがって、
幼稚園や保育所における自由遊ぴの指導の際は、
付記
本研究にあたり、測定や研究にご協力いただい
余り同じ遊びばかりを繰り返している子どもには
た西南女学院短期大学の黒岩英子先生並びに筑紫
時々声をかけて、遊ぴが偏らないように指導する
女子学園短期大学の佐伯蓉子先生に深〈感謝の意
とか、反対に一つの遊びに集中できずに、終始遊
を表します。
ぴを変える子どもちるは、時には友達との交流を
大切にしながら遊ぴに熱中できるように指導する
く引用・参考文献〉
ことも必要だと思われる。
1)加賀谷淳子・横関利子「幼児の日常生活の運
1ー (
4
)
:245-252,1
9
81
.
動量J体育の科学, 3
【まとめ】
以上、自由遊ぴにおける活動中の運動強度や活
動内容の再現性という側面から、幼児の遊ぴの特
2)前掲 1)に同じ
3) 勝部篤美「幼児の運動と運動量j体育の科学,
3
3ー (
2
)
:84-89,
1
9
8
3
.
徴を検討してきたが、要約すると次の通りである。
4)川原弘之・青柳領・吉川和利・佐伯蓉子・
①自由遊び時間における運動強度としての心拍変
古賀範雄・黒岩英子「心拍数からみた幼児の自
動の時系列からみた信頼度は o
.1以下で再現性
由遊ぴ中の運動強度の変化について」九州体育
があるとはいえない。
学研究, 4-(
1
):
11-2
3,1
9
9
0
.
②ただし、運動強度の変化を要約した心拍変動の
5)川原弘之・黒岩英子・佐伯蓉子・植田悠美子
代表値、バラツキ、最大値、最小値という観点
「心拍数からみた幼稚園児の生活と運動遊びに
から再現性を検討すると 0
.
6
程度とやや低いが、
ついて j福岡県社会保育短期大学紀要第2
1号:
心拍変動自体の再現指数や幼児のパフォーマン
58-76,
1
9
8
8
.
ステストの再現性の低さから考えれば高いと思
われる。
①代表値、バラツキ、最大値、最小値では男児の
方が女児より再現性が高い。
①運動能力上位群と下位群の比較では、代表値に
関しては下位群の方が再現性が高く、そのほか
については上位群の方が高い。
⑤運動遊びの内容別の実施時間の再現性は、運動
強度の変化を要約した場合と比較すると乗り物
遊ぴと固定遊具遊ぴを除きやや低〈、男・女児
の差もそれほど顕著ではない。
⑥運動能力別では上位群では固定遊具遊びと乗り
物遊びで再現性が高〈、下位群では乗り物遊び
と静的な遊びに再現性が高かった。
⑦各運動遊ぴの内容別実施時聞の順位に関しては、
3回の一致係数は 0
.
8
以上で有意な関連を示し、
順位に関しては再現性があると考えられる。
6)小林寛道「幼児の身体活動と運動J体育の科
学
, 3
5ー (
1
)
:10-14,1
9
8
5
.
7) 小林寛道・桜井伸二・小松佳世・脇田裕久・
八木規夫「幼児の
a
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関する研究J体育学研究, 2
8ー (
1
)
:23-31,1
9
8
3
.
8) 近藤充夫「幼児の運動と運動技能」体育の科
学
, 3
3一(
2
)
:82-83,1
9
8
3
.
9)松井三雄・水野忠文・江橋慎四郎「体育測定
法」杏林書院:1
9
7
9,p
1
5
1
0
) 松永恵子「幼児の運動能力と遊ぴの関連につ
いて」保母養成研究年報, 2・3
:7
7-100,1
9
8
5
.
1
1
) 三村寛一・佐々木美雄「幼児の園生活におけ
る運動強度に関する研究」大阪教育大学紀要第
W音B
門
, 27-1・2
:9
3-106,1
9
7
8
.
1
2
)宮 丸 凱 史 ・ 平 木 場 浩 二 ・ 松 坂 晃 ・ 石 島 繁
4
:1
「幼児の運動遊びの運動強度j体育科学, 1
川原,他:運動遊びの再現性からみた幼児の遊びの特徴
1
3-120,
1
9
8
6
.
1
3
) 宮丸凱史「発育期の運動技能とスポーツ J体
6ー (
1
0
)
:778-782,1
9
8
6
.
育の科学, 3
数から
1
4
) 宮下充正・跡見順子・岩岡研典「心持l
みた 9-10
歳男児の日常生活身体活動水準と V
o2m
a
:
x
, LTとの関係J体育科学1
1
:31-39,1
9
8
3
.
9
1
5
) 大道等・宮下光正「動作の再現性について J
体育の科学, 3
3ー (
7
)
:554-558,1
9
8
3
.
1
6
) 高橋保子「歩行開始後から 2歳までの運動発
5一(
7
)
:5
2
1ー 5
2
4,
達と運動環境J体育の科学, 3
1
9
8
5
.
1
1
自主性と交流促進を目指したソフトボール授業の実践
一一一般体育へのパソコンの活用一一
青柳
令貢(福岡大学体育学部)
(平成 2年 1
0月1
9日受付、平成 3年 2月2
7日受理)
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2
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 lサ 平 成 3年 5月
1. 緒 言
2
. 授業内容
大学一般体育の目標として全国大学体育連合は
(1) 研究対象
①健康観を高める、②身体活動の自主性を高める、
今回研究対象となったのは K大学工学系学部生
③身体活動による交流促進、①人間性の高揚を挙
の一般体育 2時限で、各時限の履修者は各々 1年
げている。 aこれらの目標は 1つの授業の中で全
2名(うち女子は 6名)と 4
2名(うち女子は 5
生4
て一様に満足させることは困難にしても、その要
名)である。ソフトボールはこのクラスの 4月か
素を含んでいることか望まし〈、その授業の中で
ら 6月までの全員を対象とした教材として教員が
上記の目標のうちどの要素に重点をおくかはその
選択したもので、学生が数種目のスポーツから選
大学・教員の実情によるものであろう。しかし
0名から 1
1名の
択したものではない。各クラスは 1
「自主性Jを追求するとすれば、自ずと「楽しいj
チームを構成するが、これはいずれも技術面や体
ものでなければならない。さらに、球技など集団
力而を考慮せず、学生同志の自由意思より決定さ
スポーツを教材とする限りは「交流促進」もその
せた。これは先に述べた目標達成を優先的に考え
目標に含まれなければならない。
l
間側
また、大学の一般体育を教員側の視点から捉え
るならば、小・中・高校までの保健体育授業との
明白な違いは小・中・高校の教員が「教育の実践J
を中心にした狭い範囲の研究に携わっているのに
対して、大学教員は「教育の実践 Jのみならず
「身体運動を題材とした広範囲に及ぶ専門的研究J
たからである。
(2) 留意点
上記の目的を達成するために特に次の 3点に留
意した。
まず、体育教材の中でも「ソフトポール」は最
も一般的な球技の 1つであるといえる。これは小・
中・高校の体育の中でも学生が経験してきており、
r
r
「打つ J 投げる J 捕球
をも担当していることが挙げられる。つまり、大
基礎的技能、つまり、
学教員は自らが研究した体育・スポーツ科学の広
する jなどの技能はほとんどの者が十分一定以上
範囲に及ぶ多大な成果を即、体育授業に実践する
の水準にあり、また、いずれもゲームを成立させ
ことが可能なわけである ・今日の大学体育の危機
るうるものであると考えられる。従って、教師に
的状況を顧みる時、この危機的状況を生み出した
よる技術指導はしない。
0
原因の 1つに「大学の研究者の主張していること
そして、授業は原則として、
「グループ練習
と実践していることのギャップに対する批判jが
(
3
0分) Jと「試合 (
6
0分) Jから構成され、
挙げられている。つまり、体育・スポーツ科学の
「記録をとる j→「チーム及び個人の成績を検討
各専門分野や各専門種目の知識や経験などがどの
する J→「練習計画を作る J→「練習をする J→
程度大学体育の実践に反映されているかが問題と
「ゲームをする」→「記録を取る J..→.....
と
なっているわけである。我々はこの批判を謙虚に
いうフィードパックループをとる。同時に教員が
反省しなければならない。旬
以上の観点から大学体育の教材としては最も一
般的な「ソフトポールJを例に取り上げ、筆者の
「記録用紙Jから累積したチームの記録や個人記
録を報告し、チームや個人の相対的順位を認識さ
せ、練習目標を確認させる。
専門領域の中で、近年体育・スポーツ科学の中で
また、クラス編成上男子のみで構成できなかっ
注目されつつあるデータベース納 10)11)の知識を援
たので、各クラスとも 6-7名程度の女子がいた。
用し、上記大学体育の目標の内「①身体活動の自
しかし、
「ソフトポールJを実施する上では体力
主性を高める、②身体活動による交流促進j の目
的・技術的にも男子と同様に扱うことは不可能で
標達成を目指した授業の実践例と学生の反応につ
あり、女子を優遇する変則的なルールを設ける。
いて報告する。
(3) 授業の実際
苛柳:
n:
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:
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¥
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lと交流促進を目指したソフトボール授業の実践
練習係及ぴ用具係は前週にグループ日Ij、名簿順
ねるに従い、
1
3
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「内野 J 外野 J ピッチャー j と
に指名し、記録係は図 1に示す「記録用紙Jに毎
いったポジション別の守備練習をするようになり、
時間試合内容及びその時の感想を記録する。この
時間と人を効率的に動かす工夫がみられるように
記録は授業終了後に教員に提出する。練習係はそ
なった。特にこの傾向はそのチームにリーダーシッ
の時の感想を手懸かりに図 2に示した練習計画表
に練習計画を毎時間たてる。
r
グループ練習」は
プをとれる人間やソフトボールの経験者がいた場
合顕著であった。しかし、女子に関しては積極的
この計画にそってグループ別に行なった。練習計
に練習に参加する者とそうでない者の差が明白で
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画は「キャッチポールJ 全員同時の守備練習」
あり、その扱いに苦労している様子が伺えた。
といったものが当初ほとんどであったが、回を重
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.
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時限目
年 月 日
民合内容及び感忽
a 紀録者氏名
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反省
年 月 日
時間(分}
チーム
線習内軍事
a a録 者 氏 名
篠宮上の注怠点
1 I2 3 I4 5 I6 7 I8 9 IJ
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鹿
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守備位置
氏名
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1
1舗 ilTをする,
-正の字を使ってIi!録する
図 1 試合記録用紙
教員は提出された「試合記録Jをもとにチーム
をたてる,
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Jは で き る だ t
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置にかくこと.
30分内で肘闘
図 2 練習計画用紙
したチームの記録は①順位、@勝率、①得点率、
の成績及び個人の成績を集計し、授業の始め、つ
①失点率で、個人記録は①打率、①ホームラン数、
まりチーム別の練習の前に発表し、練習すべき点
①三振数、①ファインプレー数、⑤エラー数とし
にアドバイスを加えた。例えば、得点率の低いチー
た。図 3はこれらの出力例である。
ムには打撃練習中心の練習を勧め、エラーの多い
試合記録の発表は興味を持っている者が多く、
チームには守備練習を勧めた。また、失点率の多
個人記録の場合など発表の度に歓声があがった。
いチームには、ピッチャーとなる女子にピッチン
この記録は授業終了後も体育館の玄関に掲示した
グの基本を男子が教えることを勧めた。今回集計
が、着替える時間を惜しむようにほとんどの者が
蕊
位
限
谷**大
m位
酉**
西**ー
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図 4は典型的な授業の指導案である。
2点とした。こうすることにより運動能力に差が
合があった。
チャーは女子がする、①女子には三振がない、の
クがあまりに入らずにゲームが円滑に進まない場
女子を優遇る変則的なルールとして今回①ピッ
めであった。前者に関してはピッチャーがゲーム
見入っているようであった。しかし、三振やエラー
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1号 平成 3年 5月
第
第 5巻
九州体育学研究
1
4
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青柳:自主性と交流促進を目指したソフトポール授業の牢践
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(5)他の処理方法はの差異
また、その出力も必要なものだけを出力すること
このシステムは人数が少ないことから最も単純
なものといえ、データベース技術もほとんど初歩
はより多くの手間(キー操作など)が必要であっ
た
。
的なものから構成されている。このことから同じ
3_授業に対する学生の反応
ような試みは多少コンビューターの知識のあるも
のであれば十分可能であることを意味している。
授業に対する学生の反応を調査するために授業
しかし、この作業は筆者自身が 1人で手作業によ
の最後に図 8に示すようなアンケート調査を行なっ
り行なった場合、 4
5
名からなる lコマ分で約 1時
た
。
間半を要した。これは 2コマであれば毎週前日 3
(1) 今回の授業に対する評価
時間要することであり、教育のみならず研究活動
図 9は今回の授業に対する評価をまとめたもの
もしなければならない大学教員にとって非常に負
である。今回の授業に対する評価は「よい」と応
担である。また、パソコン用データベースは一般
えたものが75.6%で、残りは「どちらともいえな
に広〈市販されており、登録人数や検索時間など
いJという回答であった。そして、
の面で優秀な製品も多く存在している。しかし、
すること J 女子についての変則的なルールの導
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合にも対応できるように作成されていることから、
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かえって特定の固定された目的のためには、その
75.6%,の者が「よい j と回答しており、一般的
操作にはより多くの手間(キー操作など)が必要
に今回の授業の反応は良かったように思われる。
で、例えば、マルチプランを用いた場合、入力・
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ヲにa.つ"るか敵字 で . え て <I
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ろい.
[I1"ftたほどららですか. ,
男
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.
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%.70.5%.56.4%の者が │
よ い」 と回
弁々 4
答しており、
「料i~I)lg-l'f函 J
I
成紛の発表j に関し
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1は良か った
てやや不;十であ ったが、おおむね評 1
女}
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えええ
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なな信
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二倍野 フ
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附慢ルで
臥有一ど
m 修ポれ信
組冨のトプ
の Mm フ ラ
自室岡ソク
今①②③
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「試合記録をとること 」に
関し てその矧わしさから 不評を:f.iうのではと いう
心配とは全く逆の結栄となり 、最も主1
"
1
'
1
のよい 占
であ った。
'
3
1今回の授爵のこ kについてお闘会します.
@今回の 鰻療は 疏 Lかう たですか
と考えられる 。特に、
はい
どららでも"い
いいえ )
② "女 " に す る こ と ほ ど う 思 い . す か. ,いい どららでも々い いや}
③ 女 子 についての変則 々ル ル{ビァチ ャーを する 三民 " "いなど}に
ついてどう患い虫ずか
{いい どららでも'よい いや}
(2)日校 まて'の授業 に対ーする H~~仰!と今 IDI の授業
に
r
.
Hる
:
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1
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@ グ ムの附に自分たらだ"で線習する{先生が蜂術 1
1
1
4しケい} ことに
ついてどう思いますか
{いい どちらで bない いや}
図1
0は1
5
校までの授業に対する ;
1
t
.
同
イ Iをまとめた
③毎回組膏針脳.., ζ とについて ばど う思い.すか.
{ い い ど ら ら で も々 い い や }
1
'
j
:
校時代に体育が好き J
ものであ る。この図から 1
⑤箇回以合 E蝕..・ 〈こ
kについて は どう思い草すかー
(いいどららでも f
よい い や }
@毎 回個人の以合成械金提表することについてはどう思いますか.
【ー、ぃ "ららでも'"、
いや}
「
以前か らソフ トポー ノレが好き Jと終えたものが
6
0%以上を 11i的
、
「経験した j者は反対に少なか っ
し
す
も
分
割本闘
、.
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今①② ③
J
tされ たソ
た。つま り
、 教材として教只側から悦 j
71ポー Jレではあったが、経験はないにもかかわ
らずもと L とÆ!'ê付~(J{J な者カf 多か っ たとい え る 。
'" 大学での修作 - ~についてお聞 e し.す
@大学でも体 脊があ ること陪人令してから初めて加。た .
a
Wい
いいえ}
②大型炉時代に毒 もす るこ と{翠蜘クヲプを含む J"必曹と ~,ますか
(聡 い ど ら ら で ' " い い い え }
@ 体育の単位が.,障の優作でめることについてどヲ思い撃すか
{よい ど ら ら と も b、えケいも、や}
@ 体育 .'必修で'"
"
R
週
前
目だ うえ ら腫修 し.すか
{抱 い どららと もい え '
よい
図 8 7 ソケー ト用 紙
し必い】
さらに、今 l
叫の佼業に対する評 I
t
l
iをよリ正確に
知るために ~':j校までの綬業に対する.R'ftlli をあわせ
て検討することにした。表 1は日校までの校業に
対する J'l' ltlli と今 Inl の 授業に対する ;w仙i を ~1;立係数
をJ
t
J
い て[両者向関係を求めたも のて'ある 。車
f
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栄
、
今回の授業の楽しさ
【
E習 よ い
~ 1;
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::
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1
ど
ち らでもない
臣室翠よくない
男女一緒
変則的な J
レ
ール
自主的な練習
練習計画
試合記録
個人成績の発表
図 9 今回の授業のことについて
2
0
九州体n 学研究第 5~
m l -~)'
平 成 3 '1三 SJJ
高校保育の好燐
ソフトボールの好録
ソフトボールの経験
図1
0 今回の授業以前のことについて
表 l 今回の授業と 以前のこととの関連
今
悶
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臼
女
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毎
女
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Yフ ト ポ ー ル は 好 き
ソフトポールの笹観
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) ・隠 "ホ患で有 .
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)がみら
れ、かつ r ~':j校時代に休育の技法ーが好 き」 と回答
したものが、今回の授業に対しても好氾 (
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Jな回答
をしていた 。 そして、
「ソフトポーノレ」その Lの
を姉きな者も今回の授業に対して有 1
.な1
J
!
1
:
i
l
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i(
0
5
61)を示し、かつ好意的な回答を示した。 さらに 、
「ソフ トポー
ノレの経験的有担」 と今間的授業内詞7
る
悩む同様に布立な│則述 (
0
.6
58
}を示し 、回答も釘
‘
ー
%t (j~であった 。 つまり 、 今回の授業 にすl しての iW
と
制Iiは必ずしも今回のみの効栄 てーあるとは考える こ
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r ~':j校時代の体育授業の好釧u と「今回の体育授
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とは雌しいと いえる 。
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また 、 「
ソ 71ボーノレが好き J ソフトポーノレ
の経験有り」と答えたものはいずれも「練官官 │
闘
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をJ
Fくこと J 成総を発表すること Jに対して
L
有意な 1
J!J:illiを示し、回答はいずれも好:守的て・あ っ
た。 さら に 「ソフ トポール経験有り 」と「毎 回記
鉢をつけること Jに有1
まな限l
:
i
l
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i(
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1
1)
がみられ、
経験祈 りと答えた者が試合記録をつけることに 好
;0:(内な回答 を示し た。このことから「ソフトポー
N柳
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u
:
刊と交流促進を 1
1
指したソフトポール授止の実践
ノレj の経験者はより >>iIIlJ(I~J な riiGH J なと'のH! liIi
表 2 今回の授業と個 人成績 との関連
的な利 J
I
Iにより d
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!
J
機づ けられや 1いと存えられる
ことカfできるであろう . このことは i
i
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iおのことと
考え併せると「緋世間日i
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成紋) と今 l
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例人技能 (
成制) 、いわゆる 「うま い」者は ど
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と
のよう な授業 に対しても釘意的に考え がちである
ことから例人技能
(
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1制) と今 1
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1
の授業に対する
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.
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ホーム,ン
と今回の段:1iに対する号1
'
1
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との l
則i!liを特立係数よ
り求めたむのである .特に、今 1
"1
は先に述べた趣
7 7イ ン プ レ ー
旨からあえて教只による技術指導をおこなわなかっ
まり、
「うまくなれば、授業が裂しい Jというこ
とになり、技術の~特に L っと J丘 町 がi白かれるべ
きであったということになる。
しかし 、 結栄はいずれの独立係数も耳ï~まではな
く、今1
5
1
の授業の立.tj.'
jが妥当てeあっ たこと がわかっ
。
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1 • n U水 車 で " 窓
たわけだが、ここで、例入技能(成紛)と授業に
対する評価に布立な │
剥述がi
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Zめられるならば、 つ
1
7
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(4)一般体 行 の 必 袈 牲 と今 回の授業に対するiPII
悩
11
1
の授業に 対する評価が一般体育 に対しての
今1
'
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いているかを検討するために
理解に どう討i
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「体計の 1
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i位 が 卒 業 の 要 件 にな っていること j
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1
4>:Tiが選択であ った ら厄n
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1
するか」調査した。
図1
1はその紡*をまとめたものである。この図か
ら 「大学 時代に運動が必要て'ある 」 と答えた者は
8
0
%以上 を山め 、 「選択 科 日とな ったとしても 版
修する 」と 符えた 一
日も約 8
0
%を占め た。 しかし 、
卒業の~イl となることには好古川 な fí:見は少なかっ
'
.
。
大学体育の存在の無罪日
運動の必要性
卒業の要件
選択科目での履修
2
2
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
さらに、表 3は一般体育の必要性と体育の授業
→「チーム及ぴ個人の成績を検討する」→「練習
に対する評価との関連を独立係数により求めたも
計画を作る j→「練習する」→「ゲームをする J
のである。結果、いずれも有意な関連を示し、か
→「記録をとる J..→.....というフィードパッ
つ上記の 2点に対して、好意的な回答したものは
クループであった。
「今回の授業に対する評価」と「高校時代の体育
①女子のために変則的なルールを設けた。
の授業に対する評価Jの良いものであった。つま
①記録の集計はパソコンを用いて省力化した。
り、今回の授業は体育一般に対して良いイメージ
結果、学生の反応は以下の通りであった。
を与えたものと考えられ、さらに、生涯スポーツ
①今回の授業に対する評価はおおむね評判は良
への良い影響を与えたと考えられる。
かったと考えられる。
②高校までの授業に対する評価と今回の授業に
表 3 体育授業と体育への理解との関連
対する評価を検討すると、今回の授業に対して
,6
寸
.
.
高
の評価は必ずしも今回のみ効果であるとは考え
回
校
ることはできなった。また、
の
の
の経験者はより専門的な「記録Jなどの積極的
授
授
な利用により動機づけられやすいと考えられる。
業
業
①個人技能(成績)と今回の授業に対する評価
「ソフトポールJ
を検討すると、結果はいずれも関連は有意では
* *
5
4
0
授業の要件
4
7
2
なく、今回の授業の立場が妥当であったことが
わかった。
①一般体育の必要性と今回の授業に対する評価
選択科目での履修
* *
5
9
3
4
7
4
を検討すると、体育の授業に対して好意的な者
ほど必要性に対しでも肯定的であった。
引用・参考文献
注) *は 5
覧水準で有意
1)加賀秀夫「楽しさの構造を考える」体育科教
育
、 3
2
7
:17-19,1
9
8
4
.
2) 嘉戸修「楽しい体育にとって運動とは何か j
4
.要 約
体育科教育、 3
2
7
:27-30,1
9
8
4
.
大学体育の教材としては一般的な「ソフトポー
3)神田順治・柳田弘道、実践パソコン野球、産
ル」を例に取り上げ、近年体育・スポーツ科学の
報出版、 1
9
8
3
.p
p
.2
1
5
6
.
中で注目されつつあるデータベースの知識を援用
し、大学体育の目標の内「身体活動の自主性を高
4
) 小碇陣、データベース入門、啓学出版、 1
9
8
3
.
p
p
.
1
9
6
0
.
める J 身体活動により交流促進j を目指した授
5) 九州体育学会・九州地区大学体育連合、大学
r
業の実践例と学生の反応について検討した。
授業の実践にあたり、次の点に留意した。
体育の意味とその具現を考える、九州体育学会、
九州地区大学体育連合、 1
9
9
0
.p
p
.2
9-6
5
.
①ソフトポールは学生の技術水準が一定以上であ
6) 佐藤長栄、パソコン用ノマーソナルデータベー
ると考えられる。従って、教師による技術指導は
9
8
3
.p
p
.1-2
0
.
ス、泉文堂、 1
しなかった。
7) 芝茂雄「パソコンデータベースの問題点につ
②授業は原則として、
「グループ練習 (
3
0
分) J
と「試合 (
6
0
分) Jから構成され、
「記録をとる J
1
:2
0
3
2
1
いての研究」東京女子体育大学紀要、 2
,
1
9
8
6
.
3
背柳:自主性と交流促進を目指したソフトポール授業の実践
2
3
3
1
:63-69,1
9
9
0
.
8) 島崎仁「生涯スポーツの視点から見た授業研
究
、
究の課題一一今、新しい授業づくりの諜題が研究
1
0
) 回井村明彦「バスケットポールのリアルタイ
の課題一一J学校体育、
3
9
9
:36-41,1
9
8
6
.
ム処理によるゲーム分析の試み J日本体育学会第
浦康暢「スポーツ種目に関する生徒の意識構造一
3
4回大会号、 1
9
8
3
.p
.5
8
4
.
1
1
)玉置正彦「パスケットポールにおける動的ゲー
一高等学校におけるソフトポール、テニス、バド
ム分析システムの研究j東京女子体育大学紀要、
9) 須岡洋・小泉昌幸・太悶雅夫・須田柳治・三
ミントン、卓球に関して一一Jスポーツ方法学研
2
1
:1
1
7-129,
1
9
8
6
.
2
5
回流水槽を用いた運動負荷における競泳選手の血中乳酸濃度
清水富
望月
洲 雅
回井村明
田口正
弘(大分大学教育学部)
聡(大分大学教育学部)
明(福岡大学体育学部)
博(長崎大学教義部)
公(福岡大学体育学部)
(平成 2年 1
2月1
0日受付,平成 3年 2月2
7日受理)
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1Education,OitaUniversity,700Dannohanl,OitcrsJ
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1PhysicalEducation,Fukuoka Universiか
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6
九 州 体 育 学 研 究 第 5港 第 1号 平 成 3年 5月
使な装置を用いることができ、また適当な装置を
緒言
選択すればその精度も高<1
5
)、 トレーニング現場
競泳のトレーニングに乳酸測定を最初に取り入
の利用に供することが可能なことである。さらに、
れたのは 1
9
7
5年前後の東ドイツであったm。それ
H RとSBPの両者の積を求めることによって、
以降の東ドイツにおける競泳記録の向上が、特に
二重積すなわちダブルプロダクト
女子選手を中心に顕著となったことは内外に知れ
定できることがあげられる。
(
RPP
) が測
RPPは、特に狭心症患者を中心とした心疾患
わたることになった。
競泳において、血中乳酸披度 (
L
a
) を測定す
者に対する運動療法を決定する上での指標とされ
ることは、どれ位の運動強度でトレーニングした
てきた却。一般的に、 H Rが生体全体の負担度の
方が効果的か(練習内容の設定)、また、選手の
スケールであるのに対し、 RPPは心負担度を表
現有能力は生理学的にどの程度に達しているのか
わす指標として位置付けられるが、 RPPのパラ
(選手の能力・過去の練習方法に関する評価)、
メータの重要性を、池上 (
1
9
8
7
) は、心疾患者だ
さらに、選手の競技成績(予測記録)を推定する
けでなく健常者がトレーニングをする場合制にお
ことや休養の指示等の問題を解決する有効な指標
のひとつである。 21.31.η.l
l
l
.2
l
1
.
:
o
.2
8
1といわれている。
力のトレーナピリティの指標としての観点@から
ところで水泳の場合、実用的なトレーニング指
標として La
の測定を行なう際に、最大の問題と
1
9
9
0
) は、有酸素運動性作業能
いて、また芳賀 (
指摘している。
なるのは、運動負荷条件の設定である。競泳選手
ところで、 RPPが心臓の酸素摂取量と相関が
.
1
3
1
.抑が知られており、 L
aを代替する
高いこと ω.10)
のLaを測定する場合、水泳プールで一定の距離
指標のひとつとして LaとRPPの相関を検討す
を泳ぎ、その記録から速度を換算して、その時の
運動強度とみなすことが多いお .31.η.1
l
l
.
2
8
l
。
し
か
し
、
ることに意義があると考えられる。しかし、両者
の関係を取り上げた研究は極めて少なく 1
6
)
.
初
期
、
この方法では被験者が運動負荷中に、一定の運動
特に水泳に関する研究におけるこの種の報告は未
強度を保つことが困難であったり、スタートやター
だみられない。そこで本研究では、競泳選手を対
ン、タッチといった他の要因が含まれる等の問題
象に水泳に伴う LaとH R、 SBPおよび RPP
が生じる。
とを同時に測定し、これらのパラメータと Laと
そこで本研究においては、回流水槽が運動強度
の相関を検討することにした。
を一定に保つことができることに着目し、競泳選
方法
手を対象に、種々の運動負荷すなわち各種の流速
による Laを測定することにした。
1.被験者
トレーニング現
被験者は、競技歴 7年以上の日頃から充分にト
場の指導者やコーチにとって、具体的な結呆を提
0名、女
レーニングしている大学競泳選手(男子 1
示できる初が、 Laを測定するためには、被験者か
子 6名)であった。被験者の身体的特性は、表 1
また、 Laを測定することは、
ら採血すること、ならびに乳酸分析器を準備・操
に示した。男子群の平均年齢は 2
0
.O:
t1
.1
歳、平
作することが必要であるため、現場に普及するこ
7
3
.
3:
t5.1cm、平均体重は 6
9
.8:
t7
.9kg
均身長は 1
の測定
とは容易ではない。本研究の目的は、 La
であり、女子群の平均年齢は 1
9
.5:
t0
.7
歳、平均
と他の生理的パラメータを同時に測定し、 Laを
6
2
.7:
t5
.3cm、平均体重は 5
4
.
7:
t5
.5kgで
身長は 1
予測する指標を設定することである。
あった。
ラメータには、心拍数 (HR) と収縮期血圧
なお、実験を実施するにあたり、被験者に対し
(SBP) を用いた。理由は、 Laを測定中に並
て、実験の目的、方法、運動および採血について
ノf
行して、測定が可能であること。また、測定が簡
説明し、実験に参加する同意を得た。
27
清水,他:[ijI流水槽を m~ 、た運動負荷における醗泳選手の血 '1' .!fL般濃度
表1. 被験者の身体的特性
E.
iK
o
.
K
e
.
Y
a
.
Ma
.
J
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A
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7
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3
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.
1
1
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.
2
2
. 実験日
S
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a
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k
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)
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)
肝恥山肝肝肝
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Age
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y
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)
府肝町品
S
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b
j
e
c
t
5
.
5
り、泳法によって、ストローク、キックおよび
1月1
1日-12日および同月 23日
実験は、 1990年 1
それらのコンビネーションのメカニズムや抵抗、
-25日の 5 日間で実施した。
)
.似14).
1
8).加、本研究では泳
推進力が異なるため4
3
. 回流水槽による運動負荷条件
法による条件を一定にするため、
水泳の研究やトレーニングのために回流水楠が
設けられたのは、 1968年のスウェーデン、 1973年
「自由型(ク
ロール泳法) Jに統ーした。
⑦泳時間は
r
3分j とした。その理由は、
Fox
の東ドイツに始まり 1
)
.
1
4
1
.
1
9
1
.加、現在に至っている。
(1979)のエネルギー獲得機材伊等から多くの研
本研究においては、従来のものからさらに研究条
究者が乳酸性機構の La
測定の運動負荷時間を 3
件に適するように改良された側ジャパンアクアテッ
秒から 3分の間で実施している。しかし、本
0
ク社製の回流水槽「スイム・マスター」を用いた。
実験に先だち、事前に 30秒
、 1分
、 2分
、 3分
この回流水槽の性能は、流迷が o
-2.4mjsecの
と 4つの異なる時間て土aの生成量の検討を試
範囲で調節ができ、流速の精度は :
:
!
:
O
.
O
l
m
j
s
e
cで
みたところ割、同流速下では、全被験者におい
ある。
て 3分間が一番高い La
値を示したこと、また、
実験中の回流水槽の水温は 28-29Cに、また実
0
験室の室温は 30-32Cに保たれた。
0
測定の条件は以下のとおりである。
①被験者は、専門とする種目(泳法)が様々であ
ほとんどの研究において、一度の実験における
La
測定回数は、一人の被験者に対して 6-10
回3).16).28).割.掛であるが、回流水槽を用いた実験
で 3分間の運動負荷を 1日の実験で 3 - 4人の
2
8
九州体育学研究
第 5巻
第 l号
平成 3年 5月
ローテーションで一人 1
0回の負荷を組んだ場合、
また、ウォーミング・アップの有無で La
の動
トレーニングされた競泳選手では大きな負担が
0
分間、
態が異なることが多い却ため、実験の前に 1
かからずに実験が可能であったことがあげられ
流速1.0-1.3
m/secの流速でウォーミング・アッ
る
。
プを実施した。
La
の測定分析には、 Y
e
l
l
o
wS
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i
n
gI
n
s
t
r
u
m
e
n
t
①被験者の 200mおよび400mのベストタイムを参
考にして、 3分でオールアウトになる流速を予
社製の r
L
a
c
t
a
t
eAna
1y
z
e
rModel2
3
Jを使用した。
.03m/
測し、それを最終負荷として、それから 0
0段階設定し、一番流速
s
e
c漸減する流速を約 1
5
. H R、 SBPの測定方法
H Rおよび SBPの測定は、 A andD社製の
の遅いものから順にそれぞれ泳いでもらった。
rTM-2650J であり、オシロメトリック法の全
この運動負荷のプロトコールは、いわゆる「連
自動血圧計(圧力検出は半導体圧力センサー)を
「間欠漸増負荷法J
用いた。なお、被験者に対しては、実験前の安静
であり、これを、Ma
d
e
r
(1
9
8
6
)は f
l
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c
t
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es
t
e
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(1
9
7
8
)は rstep-by-st
adys
t
a
t
eJ17)、 K
時に収縮期および拡張期の血圧を測定し、被験者
続漸増負荷法j とは異なり、
全員が正常血圧範囲内であることを確認した。
epl
o
a
d
i
n
g
J12)と呼んでいる。すなわち、一回
結果と考察
の運動中で負荷を漸増しそのたびに Laを測定
1
. Laと流速の関係
するのでなく、ー聞の負荷を一定にして、運動
直後に La差測定することを漸増して数回行な
、 Laと流速の関係(全データ)を示し
図 lは
う方法である。
た
。 Laは流速が増すにつれて、男女ともに指数
4
. Laの測定方法
関数的に上昇し、ほぽ流速の 2乗に比例する傾向
採血は、被験者の左右の耳垂から行ない、運動
がみられた。これらの La
の上昇傾向は、回流水
負荷直前、運動負荷直後および運動負荷直後から
槽を用いた野村ら (
1
9
8
5
) の報告21)と一致してい
2分毎に f
l
e
v
e
l
l
i
n
go
f
f
J が現れるまで測定を継
た。今回の成績では、流速に対して La
の生成が
続した。
女子より男子の方が遅い傾向にあった。これは、
が 完 全 に 平 常 レ ベ ル (1ミ
運動負荷直前の La
被験者の自由型におけるベスト記録等に起因して
リモル台)に回復後、次の実験を実施した。
1
4
g)35ω 伺d
(
¥
ちg
1
2
10
一
emale
…
…of
e
m
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l
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いるものと推察される。
•
y=44.250X~ 9
7.
4
72X
+54.379
8
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0
.
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c
)
図1. 血中乳酸濃度と流速の関係
2
9
m 水,他:回流水槽を m~ 、た運動負荷における競泳選手の I侃 '1 ,!jL般濃度
している。
図 2は、各被験者が 3分泳ぎきった最尚の流速
を
nOO%流速」として、それぞれの流速時の La
2
. LaとH R、 SBPおよび RPPの関係
をプロットしたもの(%流速)である。全体的に
、 LaとH Rの関係を示している。男女
図 3は
は、図 1は同様に、指数関数的な増加傾向がみら
雨群とも有意な正の相関関係がみられた(男子群
の上昇率が急激になるのは、今
れた。また、 La
0.84)。
で r=0.88、女子群で r=
、 LaとSBPの関係を示している。
図 4は
回の実験条件においては、 90%流速前後からであ
ることが認められた。このように、流速を倒人の
H Rと同様、男女両群とも有意な正の相関関係が
泳力別の割合でみた場合は、間欠漸増負荷条件に
みられ、女子群で r=0.70、男子群は比較的低〈
おいても、血中乳般の生成の動態に上昇・率が急激
r=0.56であった。
、 LaとRPPの関係を表している。吉
図 5は
a
c
t
a
t
et
h
r
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s
h
o
l
d
(L1
'
)
になる作業閥値いわゆる L
9
8
5
)は
、 100mのベスト
が確認できた。野村ら(1
武ら (
1
9
8
5
) 却は、成人女性を対象に自転車エル
タイムからの割合と La
の関係から、自由型選手
ゴメータを用いた運動負荷結果から、両者の関係
の L Tがベストタイムの 80.8-87.3%であったこ
3
9歳以下 r=0.67、4
0歳
が有意な正の相関関係 (
i
l
iを示
と21)を報告しており、本実験の結果と近い f
0.71) がみられたことを報告している。
以上 r=
1
4
・
•。
male
f
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Mt
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図2
. 血中乳酸濃度と%流速の関係
一
一
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1
0
-・-0f
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l
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。
E)ggu帽、同
(-hE
1
2
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.
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.
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1
5
0
H
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b
e
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t
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m
i
n
)
図3
. 血中乳酸濃度と心拍数の関係
∞
2
3
0
九州体育学研究
第 5巻
平成 3年 5月
第 1号
Y
:
:
:9
.
7
0
0
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e
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X・1
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3
3
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8
3潟、同
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1
2
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2X9
.
1
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1
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r=0.
p<O.OOI
1
0
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6
・
ー male
4
一-0f
e
m
a
l
e
。
2
1
5
0
200
SBP(mmHg)
250
図4
. 血中乳酸濃度と収縮期血圧の関係
1
4
EE)gsu帽、同
(ぞ-。
Y= 4
.
0
2
8
7
e
4
X+2
.
1
4
6
7
r=0
.
8
7
p<0
.
0
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。
。
一
一
・ male
4
。
。
----0f
e
m
a
l
e
2
100
∞
2
∞
300
4
RPP(X1
0・2)
図5
. 血中乳酸濃度とダブルプロダクトの関係
400
y =8.256ge+4X~ 1
.774ge+5X
+1
.
0318e+5
・
(N0同×)向阿南同区
3
0
0
Y=1.4130e+5X235491e+5X
+2
.
3
4
4
7
e
+
5
200
一-emale
…
-ofemale
1
0
0
1
.2
1
.3 1
.
4 1
.5
V
e
l
o
c
i
t
y
(
m1
s
e
c
)
1
.6
図6
. 流速とダプルプロダクトの関係
1
.
7
清水,他:[司流水槽を J
J
h、た運動負荷における競泳選手の血中乳酪温度
本研究においても、男女両群とも有意な正の相関
関係がみられた。相関係数は、男子群で0
.
9
1、女
.
8
7であり、 H Rおよび SBPそれぞれと
子群で0
の相関よりも高い相関値を示した。
今回の結果から、競泳選手の間欠漸増負荷にお
生成の動態は、 H Rおよび SBPよりも
ける La
RPPが最も高い相関を示すことが明らかになり、
La
生成の動態を予測するパラメータとして RP
Pの有用性が高いことが示唆された。
3
1
<付記>
本論文の要旨の一部は、九州体育学会第 3
9回大
会および第 3回九州スポーツ医・科学会において
発表したものである。
また、本研究は、(同ジャパンアクアテック奨学
寄付金の助成を得た。
文献
3
. 流速と RPPの関係
図 6は、流速と RPPの関係を示した。今回の
LaとRPPの高い相関ならびに図 lで示した La
1
) As
t
r
a
n
d,P
.一U.,and S
.Engleson; A
と流速の関係から判断すると、競泳のトレーニン
.E
.,P
e
k
k
a
r
i
n
e
n,H
.;
ACompar2
)C
a
l
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n Swimming:HumanKi1
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3
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要約
競泳歴 7年以上の大学の競泳選手(男子 1
0名
、
女子 6名)を対象に、回流水槽を用いて、段階的
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心拍数、収縮期血圧、ダブルプロダクトをl
算出し、それぞれの相互関係について検討し、次
のような結果を得た。
1
. 血中乳酸浪度 (
L
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) と流速の関係は、血中
乳駿濃度が流速の 2乗に比例する傾向がみら
れた。また、被験者がオールアウトした流速
からの割合(%流速)から血中乳酸値をみた
場合は、間欠漸増負荷条件においても、血中
2
. Laと心拍数、収縮期血圧およびダブルプロ
ダクトとの聞に有意な正の相関関係が認めら
れた。特に Laとダブルプロダクトとの聞の
.
9
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.
8
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相関係数は、男子群で0
あった。
3
. 競泳選手を対象としたトレーニングの処方を
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作成する場合に、ダブルプロダクトが、選手
8
) 池上晴夫,松田光生,松本光弘;運動処方の
の血中乳酸波度の動態を予測する指標として
新しいクライテリヤとしてのダブルプロダク
有効であることが示唆された。
ト自動測定法の開発と応用.デザインスポー
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7
.
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3
2
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)池上康男;水中運動中の抵抗と推進力.]
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水槽を用いた競泳選手の血中乳酸に関する研
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を指標とした中高年者の運動処方.四国公衛
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5日受付,平成 3年 2月2
7日受理)
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.
か 1
1Saiwai
-c
h
o
,T
a
k
a
m
a
t
s
z
←shえKagawa(760),Japan
3
4
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
造波抵抗を求める波形解析が行われているが、ヒ
目的
トの泳ぎに関するものは極めて少ない。
水泳は流体中で大きな抵抗を受ける運動であり、
これは先に述べたようにヒトの泳ぎは複雑で非
またこれを利用することによって推力が得られる
定常であると同時に波によって何を明らかにする
運動でもある。推進力を大きくするとともに、推
か、また、その計算上の処理法に問題点が多〈研
進するさいの抵抗をいかに小さくするかが記録向
究の進展が見られなかったものと思われる。
上になる。流体中での抵抗は主に摩擦抵抗、圧力
宮下3は泳者が造る波の振幅から波動エネルギー
抵抗、造波抵抗の三要素から成っている。
を算出し、コースロープの消波効率を検討してい
造波抵抗は泳者が泳ぐときに発生する波で、泳
る。大道らのは平均波高と泳述、泳法との関係を
法や泳速によって変化するものと考えられている。
分析している。また田代ら mは波形解析法による
従来、水中での人体抵抗は静水や7Jff.Jkでの牽引
測定法によるものであった。
波形抵抗と泳法との関係を分析している。
本研究は、クロール泳法の異なるスピードで泳
これは自己が推進しているときの抵抗ではなく、
いだ時の波高を計測して、波形解析法により、波
dった。ヒトの
エネルギーの伝達を定量化する試みを行い、泳速
泳ぎは非定常であり、刻々と変化し、動きも複雑
との関係、泳ぎ方との関係を知る目的で実施した。
動作や姿勢が固定されての測定で
である。このため、実際に泳いでいるときの造波
方法
抵抗を定量化できれば泳法の評価や改善が可能で
あり、コーチングに寄与できるものと思われる。
泳者の惹おこした波は自ら抵抗となるとともに
他への影響も無視できない。このため最近はコー
被検者は自由形の大学選手 4名とし、 50m公認
プールで測定を行なった。
被検者の身体的特性と最高記録を表 1に示した。
スロープの消波力向上、プールサイドの渚方式化、
試技は 50mをクロールで 3段階の泳速(最大努力
プールの底深化など施設、整備の面から研究改良
、 60%泳)および腕のみの全力泳 (P
泳
、 80%泳
がなされている。
K
i
c
k
) で実施した。
u
l
l
) 、脚のみ (
実際に泳いでいる抵抗は波高測定から可能であ
.65m
こ
, 5台の K
波高は泳者の進行方向左側方 2
り、既に造船工学などでは船が作った波を測定し、
ENEK製サーボ式波高計を設置して、そのうち
表 1 被検者の身体的特性と記録
r
-
、‘,,SE
B
e
s
tt
i
m
e
(
1
0
0
r
n,
s
e
c
)
E
A.- 噌Z4
v
d
Jm
一nu
g-・
o
ω一
一
M 9
M27
h-1
品
目M
d-
m
一T
Lu-、
.釦
一M
74. 0
W
e
i
g
h
t
(
k
g
)
54-99
T.M
169. 0
58.0
19
56-70
H. K
171. 5
68. 5
20
55-30
K. F
173. 0
65. 0
19
59-10
3
5
問口,他:水泳における泳連と造波抵抗について
5
0
m
コー-:;えローー τf
3コ ー ス ラ イ ン
1
0
m
2
.
6
5m
ザ ・ 一 語 奪 三R
こを支帯百合?
5 43 2
1
25m
ピデオカメラ
図 1 波高測定の摸式図
の 1台で測定した。波高計から得られた波形は増
P((
J)
と Q((J )は吹き出しの次元(m3/
s
)で、単
幅器を介し、コンビュータにオンラインして、そ
位時間当たりの流量又は波の成分である。したがっ
の成分を分析した。(図 1)
6
J)はこれらの和の 2乗 (m
/めである。
て
、 A((
測定は 1回の試技後、波がほぼ完全に消失して
0
分)、次の試技を実施した。ヒトの泳
から(約2
ぐ速度は泳いでいる時、常に変化する非定常であ
り、また、これにより発生する波も同様であるが、
今回は定常の波形解析法である Newman-S
harma法3を用いて、波形抵抗を算出した。
く波形解析法〉
(Newman-Sharma Meth0 d)
次の式で求められる。
ここで
のように 1
Tった。
5与 (c0/
ヘ
f
i
X
i
) c 0 S (k0 X一 ε)
ここで ξ :波高,
X
距離,
ε:位相差である。
これらから、波形抵抗係数は
CwP=RwP/O. 5
ρ
w
'
l
f
JV 2
とした。
造波抵抗は運動量理論(ポテンシャル理論)から
Rwp=16πl
的
T
r
a
n
c
a
t
i
o
nc
o
r
r
e
c
t
i
o
n (打ち切り修正)は以下
J
:バ〔附)+
Q2
(0
)
)~O d0
Rwp:波形抵抗(kg)または造波抵抗,
ρ:水の密度 (
k
g
s2 /m4,
) ko=g/
v2:波数(1
1
m
)
この Oの破積分関数を A ((J) とおし
A((
J)=(p2((
J)+Q2((
J)) s
ee(
J
CwP:波形抵抗係数
Fn=v/ ~τ
Fn ブルード数
w:泳者の体重 (kg)
比重を 1とし (m3)の次元に直す。
v 泳者の 50m泳の平均スピード(m
/
s
e
c
)
.8
(m/sec)
g:重力加速度 9
L:泳者の身長
(m)
3
6
九州体育学研究
第 5巻
第 1号
平成 3年 5月
[1
1
固]
5
0
F
U
L
L
IURm
V
=
1
.
8
S
0
F
n
=
0
.
4
5
4
3
0
・
5
']
。
帽
“aM ae---
。
X[ 1
:J
1
0
;
2
.
8
3
2 [1/1:1J
X
o
;
1
4
.
7
8 [11 J
8
0
;
0
.
0
2
0 [
1
:
1J
・
e
x
R=
0
.
4
9
9 [kgl
C首p
:
:
8
.
4
4
7x
E
3
︻骨︼唱
5
0
[
d
e
l
.
]
図 2 最大努力泳時の波形解析
[ I
U
I
J
5
0
3
0
8
0J
V
=
1
.
5
5
0
F
n
=
0
.
3
7
8
l
UR
l
TA
・
3
(ru
d
a岨明。ae---
X[D
3
0
5
0
c
.
'
,
.
・
1
5
1
0
=
4
.
0
7
9 [111
:J
X
o
=I
1.
3
9 [DJ
8
0
=
0
.
0
0
3 [且 3
R=
0
.
0
7
4 [kg)
c
・
p
=1.807XE
・
3
0
x
・
︻由︼唱
5
0
図 3 80%泳時の波形解析
9
0
[
d
e
l
.
]
J
3
7
H1口,他:水泳における泳述と造披抵抗について
[回]
鈎
6
0S
l
U
R
I
T
A
V
=
1
.
4
7
0 [a/.]
3
0
F
n
=
O
.
3
S
6
4.
e
,
‘
剖昌国叫・
ポ
マo
i
I[a]
-30
-50
5
・
[
.
'
1
.1
t
10::4.535 [1/D]
Xe=11.09 [D]
0
x
He=0.004 [
固
1
R
t
r
=0.049 [k,]
︻司︼司
:
:
:1
.328XE・3
C
I
IP
5
0
9
0
[
d
c
C
.
]
図 4 60%
泳時の波形解析
結
果
図 2は最大努力泳時、図 3は80%
泳時、図 4は
60%泳時の波形解析を示した。上段は波高振幅、
下段は波の方向成分である。
波高振幅は波の反射による影響が入る前で打ち
になることを示している。これに対し、 80%泳時、
60%
泳時は最大努力泳に比較して、そのエネルギー
は極めて小さく、その方向成分も 3
0
。 で Oになり、
横へ広がることなく消滅していく傾向にあった。
表 2にクロールの各スピードにおける波形解析
係数を示した。
切り、その後の波を仮定する方法、いわゆる打ち
ブルード数 (
Fn) は、泳いだスピードを身長で
切り修正を行った。従って振幅は 12m-15m問で
無次元化したものであり、 Rwp は造波抵抗であ
打ち切り、その後は仮定したものとした。また、
る
。
O基点は泳者の頭が波高計を横切った点である。
、 60%泳時の波
これから、最大努力泳、 80%泳
波数は 1周期当たりの波の回数であり、泳速が
速くなるに伴い、その数は減少していく。
隔
高は明らかに異なり泳速の減少に伴い、その振l
キックのみでは泳速も遅〈、波数は多くなる。
はイ、さくなっている。
.46kg-0.071kg、
造波抵抗は 60%泳時は、 O
波の方向成分は縦軸に振幅関数をとり、横軸に
方向をとった。
波エネルギーの伝達方向は最大努力泳時が O。
て吸大であり、後方への極めて大きな成分である
ことを示している。また、
9
0。になるに従いその
成分は指数関数的に減少している。これは進行方
向に対し、真横になると波エネルギーは減衰し O
80%泳時は、 O
.074kg-0.201kg、最大努力泳時
は
、 O
.123kg-0.574kgと泳速が高くなるのに従
い抵抗値が大きくなっている。
また、 P
u
l
l泳は、 O
.052kg-0.206kgで、ほぽ8
0%泳時に至適する o Kickでは、 0.027kgで最小
の値であった。
の個人差を見ると 60%泳時は最
ここで、 Rwp
3
8
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1~;平成 3 年 5 月
表 2 クロール泳法の各フルード数 (
Fn) と波形解析
Sub
Fn
。
K
(
11m)
Max
effort
Swim
H. K
M. T
T.M
K. F
Xe
(m)
He
{m}
Rwp
o
.020
(
k
g
)
O. 454
O. 451
O. 440
O. 439
2. 832
2. 743
3. 058
2. 991
14. 78
14. 74
14. 40
14. 29
O. 017
o
.009
O. 013
o
.499
O. 574
o
.123
O. 221
11. 39
O. 003
O. 074
H. K
O. 378
(
)
<
80,
M.T
O. 423
4. 079
3. 128
0.146 I
T.M
O. 408
3. 556
14. 51
11. 86
O. 011
Swim
O. 014
O. 210
K. F
O. 381
3. 975
11. 46
O. 011
O. 122
H. K
O. 356
4. 535
11. 09
O. 004
O. 049
60%
M.T
O. 361
4. 298
11. 62
O. 005
O. 053
Swim
T.M
O. 378
O. 071
O. 335
11. 31
11. 10
O. 004
K. F
4. 132
5. 145
O. 006
O. 046
H. K
O. 405
M.T
T.M
O. 401
O. 396
3. 556
3. 472
3. 780
12. 94
13. 94
14. 16
O. 005
O. 011
O. 014
O. 052
O. 204
O. 206
K. F
O. 423
3. 236
14. 44
O. 012
O. 162
H. K
O. 302
6. 373
12. 15
O. 005
O. 027
Pu11
Kick
Fn
フルード数
Ko
波数 {
1/m} g/v"
Xe
打ち切り点 {m}
He
打ち切り点波高 (m)
Rwp 造波抵抗 (kg)
3
9
回日,他水泳における泳述と造波抵抗について
大と最小の差が0
.
0
2
5
k
gで極めて小さいのに対し、
0
7x1
0
-3-4.9
8
6x1
0
-3、最大努力泳時は
時は1.8
80%泳時は 0.136kg、最大努力泳時は 0
.
4
5
1
k
gと
3
2
.
5
1
2x1
0
-3-8.938X 1
0
であり、泳速が高くな
その差が大きくなる。このように泳速が速なると
3
.
4
2
6X1
0
と大きくなってい
るとその個人差が6
個人差が顕著になり、抵抗値が大きく違ってきて
.lm/secであった。
た。この時の泳速の差は O
このように最大努力泳は、 Cwpが大きくなる
いる。
とともに伺人差も顕著-になっている。
低迷域の場合は泳ぐ際の身体の動きもゆっくり
3
P
u
l
l泳時は1.1
0
5x1
0
-3-5.199X1
0
で、その
であり、抵抗もその差が見られないが、高速泳に
なるに従い、動きも激しく、泳ぎ方により造波の
3
.
0
9
4 X1
0
で、かなりの個人差が見られた。
差4
個人差が大きくなってくることを示している。
Kick
泳"寺は 1名を対象としただけであったが、
Cwp1
.0
2
8x1
0
-3で最も小さい値であった。
次に造波抵抗を無次元値して造波抵抗係数 (C
wp)として表 3に示した。
3
Rwp同様、 Cwpは60%泳時1.2
9
3x1
0
.9
5
9
- 1
3
X1
0
-で、大きな個人差は認められない。 80%泳
図 5は泳速度と Cwpの関係をプロットしたも
のであり、泳速度が増大すると Cwpは急激に増
加する。
F
n
) と波形抵抗係数 (Cwp)
表 3 クロール泳法のフルード数 (
S u b
l
v
.
[
a
. X
effort
s
:L JTL
,
高
、
80%
s,
明 :i. JTL
壬王.
l
v
.
[.
τ‘.ぶ1.1.
1<二.
F
壬王
K
瓜
1
.
1
.
.τ‘
T . M.
Eζ. F
壬王.
60%
S "N':i. JTL
K
T
K
M. . T
τ
M.
1<二.
F
壬歪Fi二
l? u
1
. 1
.
M..
T
T . M.
Fi二. F
K
:
i
. c k.
壬歪.
F
i
こ
F
n.
c
:
、
IV
A
P
V"
e • (50m)
S peed(m/s)
o. 4 5 4
o. 4 5 1
o. 4 4 0
o. 4 3 9
8.447XE-3
8.938XE-3
2.512XE-3
4.091 X E - 3
o. 3 7 8
o . 4 2. 3
o. 4 0 8
o. 3 8 1
1.807XE-3
2.592XE-3
4.986XE-3
3.002XE-3
エ.
o. 3 5 S
o. 3 6 1
o. 3 7 8
o. 3 3 5
1.328XE-3
1.293xE-3
1.959XE-3
1.465XE-3
エ.
o. 4 0 5
o. 4 0 1
o. 3 9 S
o. 4 2 3
1.105xE-3
4.020XE-3
5.199XE-3
3.24SXE-3
1
1
1
1
o.
1.028xE-3
エ. 2 4 0
:
3 0 2
1 . 8 S 0
890
1 . 790
エ. 8 1 0
エ.
550
1 . 770
エ. S S 0
1 . 570
470
510
1 •
1 . 540
1 . 380
•
.
.
.
S 6 0
S 8 0
S 1 0
740
4
0
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
x10・3
1
0
s8
T
e
eK
e F
u
l
l
o 80%
ロ 60%
• P
u
l
l
o
n
l
y
A 附ckonly
6
M
M
• o
.T
4
o
F
B
a
b
E
@
2
F
o
sK
ロ
•
F
•F
ToeM
ロ叫
E M
E
b
官
.K
&..-.曲目圃
.
7 1
.
8 1
.
9
.
3 1
.
4 1
.
6 1
1
.
2 1
.
5 1
S
p
e
e
d
(
帥)
図 5 クロールストロークにおけるスピードと Cwp
考察
水泳は流体中を移動する運動で、ヒトが泳ぐ場
のにともない計測された波高は高くなっていく傾
向にあった。
波の方向成分は最大努力泳時に比較して、 8
0%
合、身体中心の位置は 2
0cm-30cm
の水深である。
泳時、 6
0%泳時は極めて小さくなっている。特に
この水深での造波抵抗は最大と言われているに
60%泳時はほとんどその成分がない。
また Fnが一定の場合、水深が浅くなると造波抵
これはゆっくりとした泳速度では波の起こりが
抗が大きくなることも報告されているにしたがっ
小さく、方向成分のエネルギーも小さく、後方か
て、造波抵抗を少なくするボディポジションはこ
ら横への波エネルギーの広がりがないことを示し
れより深くするか、浅くするかである。深くする
ている。
場合は潜水することであり、浅くする場合は浮く
ことである。
泳法的に、上体や上肢、下肢の動きが小さいこ
とに起因しているものと思われる。
水泳の抵抗は泳速度と最も関係が大きく、牽引
今回の実験による波形抵抗 (Rwp)は最大努力
法や流水プールでの測定ではほぼ速度の 2乗に正
7
4
gで、牽引法で測定し
泳時で最も大きい値は 5
比例して増大することが明らかになっている。こ
た値よりも極めて小さい。この値は打ち切り修正
の抵抗はまた推力と釣り合っている。
泳ぐ際の波は、泳速度、泳ぐ水深、腕や脚の動
き、体幹の動きにより合成されて発生する。
したがって泳ぐ際の波は泳速度を除けばボディ
ポジションや身体の動き、特に上体の動きが造波
に影響を及ぼすことになる。
大道ら 4
)は9
0秒間の平均波高を測定し、泳速と
の高い相関を報告している。
本研究でも、同一泳者の場合、泳速が高くなる
をどれくらいとるかで大きく変わってくる。また、
今回は波高測定を泳者から 2
.
6
5
m離して実施した
ため、形状抵抗や粘性抵抗が含まれことからくる
ものと考えられる。加えて、 2
.
6
5
mまでに波高は
減衰することも関係しているものと思われる。
したがって、波高計を泳者からどれくらいの距
離にセットするのか、その妥当性を今後検討する
課題が残されている。
Rwpを流体の密度,体積,泳速度で無次元値
4
1
田口,他:水泳における泳速と造波抵抗について
そして四肢の動きや身体のローリング,ピッチン
x10・3
1
0
グが関与してくる。ここで、下肢のキックは一人
(
雪υ
)吉
宮S8085gEOB診
r
=
0
.
8
4
7
y
=
a
ebx
a
:
:
s0
.
0
1
0
2
b
=
1
4
.
0
3
5
6
8
の被験者のみであったが、造波抵抗は 2
7gで極め
て小さい。これはビート板キックのため上体が、
ほぽ安定した動きのためであろう。
田古里ら@は人体模型の回流水槽による抵抗は
6
没水深度やトリムによりかなり変化すると報告し
ている。
4
したがって、身体のどういう動作が造波抵抗の
どの程度の割合かをさらに検討すべきであろう。
2
もしその事が明らかになれば、全身を合理的に連
o
o
皮の発生を減少させることも可能でーあ
動させて、 i
0
.
1
0
.
2
0
.
3
0
.
4
0
.
5
るにさらに非定常での波形解析法を見い出すこ
とが必要である。
Fn
しかし、 Cwpは泳ぎのうまさを評価しうるも
図 6 フルード数と Cwpの回帰曲線
のとして、定量化することができ、泳法の改良に
役立つものと考えられる。
6のように、 r=
0
.
8
4
7
h
、
氏
で
、 Pく 0
.
0
1であった。この回帰式は y=ae
a=
0
.
0
1、 b=
1
4
.
0
4の{直が得られた。この Cwp
した CwpとFnの関係は図
とFnの関係は、これまでの泳速度と抵抗の関係
とよく似た増加傾向曲線である。
本研究は競泳選手のクロール泳を対象として波
高を測定し、その波形解析から抵抗を算出し、泳
速や泳ぎ方との関係を検討した結果、次の知見を
Fnは造波現象など重力の影響がある流れを支
配する無次元数で、 Fnが同じである時、相似形
状物体の造波は相似になる励。
得た。
1.皮肉は高速泳になるのに従い高くなる傾向
にあった。 j
皮の方向成分は最大努力泳時、後
が泳速度の低い時、
ここで興味ある傾向は Cwp
各個人間に差がなく、最大努力泳時になると、大
きな個人差が見られることである。
まとめ
最大努力泳
時Fnがほぼ同じ値の T.MとK.F
のCwplこ
1
.5
7
9x
3
1
0
の泳速度は1.81
Om
/s
の差が認められる。 K.F
.M
';
t
1
.7
9
0
m
/
s
e
c、身長の遠いから Fn'まT
.
e
c、T
Mが0
.
0
0
1大きくなるが、 Cwpに上述した値の差
が出てくる。これは泳ぎ方の違いからくるものと
思われる。
この様な Cwpの差は 80%泳時、最大努力泳時
に見られる。このことは波高図からも観察された。
すなわち、泳速度が速くなると動きが激しくな
り、動作の個人聞の差が大きくなり、その結果が
造波抵抗の差となっているものと推定される。
この動きには、没水深度やトリム(身体の傾き)、
方成分が極めて大きい。低迷では後方,横成
分とも極めて小さい。
2
. 造波抵抗係数は Fnの増大とともに指数関
数的に増大する。
3
. 造波抵抗係数は低迷域では個人差が認めら
れないが、最大努力泳高速域では個人差が顕
著なり、泳ぎ方の違いによる影響が示唆され
た
。
引用・参考文献
r
1)別所正手J
I 没水回転楕円体の造波抵抗について J
、
0
9
号
、
造船協会論文集第 1
59-72、 1
9
6
0
2
)萩原誠功 rNewman-Sharmaの波形解析につ
いて J、関西造船協会誌1
6
1号
、
89-98、 1
9
7
6
3
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4
2
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 l号 平 成 3年 5月
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7
k
7
i
k
における人体まわりの水流および水着の
影 響 の 実 験 的 研 究J
、デザントスポーツ科学
Vo
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15, 173-184, 1
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8
4
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p
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8、198-203、1
9
8
8
大会論集、 8
4
3
く資料〉
弓道選手に対するメンタル・トレーニングの実施と効用性
岩崎健一(熊本大学教養部)
徳
永
幹雄(九州大学健康科学センター)
庭木守彦(熊本大学教育学部)
橋
本 公 雄(九州大学健康科学センター)
(平成 2年 1
2月1
5日受付、平成 3年 2月2
7日受理)
A
p
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1
6
)
4
4
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
きた。今回は、スポーツ種目のなかで特にメンタ
緒言
ル的側面(緊張のコントロールなど)の重要性が
スポ ーツ に お け る 競 技 力 向 上 の た め に は 、 技 術
強 調 さ れ て い る 弓 道ηを と り あ げ 、 弓 道 選 手 の メ
や体力のトレーニングはもとより、心理的能力の
ンタル・トレーニング・プログラムを開発し、そ
トレーニングを図ることは重要なことである。し
の効用性を検証することが目的である。
かし、我が国のスポーツ界においては、これまで
方法
精神面の重要性が指摘されてきたにも拘らず、そ
の強化向上を図る体系的、具体的方策はとられて
こなかった。そして監督・コーチは身体的トレー
1
.対 象
熊本県立済々餐高校弓道部員 1
3
名であり、競技
ニングにより、精神面の強化が図られるものと信
歴 1-2年の初心者である。
じ、過剰な練習をスポーツ選手に要求してきたと
2
. 実施期間
1
9
9
0年 4月 -6月の約 2ヶ月問。
3
. トレーニング・プログラムの特徴とその内容
いっても過言ではない。
そのような状況の中で、スポーツ選手のメンタ
ル・トレーニングに関する本格的研究はつい最近
0
)、 そ の プ ロ グ ラ ム 作 成
始まったばかりであり8)9)1
ならびに応用は、現在、試行錯誤の段階といえる。
競技力向上のためのメンタル・トレーニングは、
選手のスポーツ技能の発達段階やスポーツ種目の
(1) プ ロ グ ラ ム の 特 徴
1) 弓 道 歴 の 浅 い 初 心 者 の た め の プ ロ グ ラ ム で あ
ること。
2) 短 時 間 ・ 短 期 間 で 効 果 を あ げ る プ ロ グ ラ ム で
あること。
特性に応じた、きめ細かいプログラムの開発が必
以上の特徴をもったトレーニング・プログラム
要である。しかるに我が国では、これまでこれら
であり、具体的には、情緒不安定で集中能力に欠
の臨床的研究が少なく、今後その方法論の開発と
け、自信が低〈、高い不安特性をもっ選手のメン
効用性の検証が急務とされている。
タルな側面を解消し強化するためのプログラムで
1
4
)
1
8
)1
9
)は こ れ ま で 既 に 心 理 的 能 力 の 向 上
筆者ら 4)
を図るために、いくつかのメンタル・トレーニン
グ・プログラムを開発し、その効用性を検証して
ある。
(2) プ ロ グ ラ ム の 内 容 構 成
トレーニング・プログラムは表
1に示すとおり
表 1 メンタルトレーニング・プログラムの内容構成
j
羽
I
l
J
トレーニング内容
イントロダクション 。トレーニングの概嬰と内容説明
4/3
。心則的観技能力と特性不安調売による n己分析
第 1セッション
C
D
P
.P
.i
凋J
伐.
W.P.調布
① n干t
I;
1
/
1
1締法・の説明とイメージ・トレーニングの説明
4/5
om感 訓 練 (5分)
第 2セッション
〉
@見ている・しているイメージ(4 分
。皮 H
府
f
Ij
品バイオフィードパック法の説明
4
/
1
0
-4
/
1
4
:
.
l".:イオフィードパック(3 分)
@皮 i
第 3セッション
@見ている・しているイメージ(5分)
。
皮
J
l
J
.
膚
)
$
J
溢バイオフィードパック(
3 分)
4/17-4/28 。
第 4セッション
体肢のイメージ(6 - 8 分)
i
i
市内大会
①大会
2 日n
l
.
日
U
l
. 当日のq)
Jに状態不安 i
u
.
'
J*
4/29
調
査
。大会終了後に n己評価
品,,"イオフィードパック(3 分)
。皮脂 t
5/1-5/10
@課姐イメージ 1 (6 - 8 分)
第 5セッション
C
D
j
盆 感 訓 練 (5分)
①皮膚弘バイオフィードパァク(3 分)
5/12-5/19
第 6セッション
。Nl姐イメージ 2 (6 - 8 分}
。皮膚地バイオフィードパック(3分}
5/22-5/31
。探掴イメージ 2 (6 - 8 分)
第 7セッション
@大会のリハーサル(6 分)
以下大会 ①
白
状
内
態
己
不
抑
安
制i
側先
6/1-6/3
調
査
6/5-6/lU
トレーニング終了時に心期的鶴技能力と特性不安調査
調
査
減 P
.P
.調査は成功時のからだとこころの状態の調査
W. P
. 調査は失敗時のからだとこころの状態の調査
4
5
岩崎.他:弓道選手に対するメンタル・トレーニングの実施と効用性
イメージ能力の進歩をみるため、徳永 13)が作成
であり、ハイオフィードパック法、自律訓練法、
イメージ法の 3つの観点から構成され、 7セッショ
した、視覚・聴覚・筋感覚・感情の 4つの側面か
ンから成るものである。
ら成るイメージ鮮明性尺度を用い、毎回のトレー
4
. トレーニング実施方法
ニング直後に調査した。
0回であるが、
トレーニング回数は 1
トレーニン
その他、バイオフィードパックの効果ならぴに
グ量を補完する上から、可能な範聞で自主的に自
大会後のメンタル・トレーニング効果について自
宅で行うように指導した。
己評価させた。
なお、バイオフィードパック・トレーニングに
結果と考察
は皮膚温バイオフィードパック・トレーナー (T
こでは椅座位閉眼で左手中指尖の皮膚温の状態を
1
. リラクセーション能力への影響
リラクセーションの評価は、皮 1
荷温バイオフィー
音刺激に変換し、イヤホーンを通して本人へフィー
ドパックによる皮膚温の上昇と平均皮膚温の高低
P-4、 トーヨーフィジカル社製)を用いた。こ
ドパックさせ、音の高低を手がかりにしてリラク
セーションと集中力のトレーニンク を行った。
トレーニング中の皮膚温の上昇と平均皮膚温を
e
イメージ・トレーニンク'はノ〈イオフィードパッ
ク・トレーニングの直後に行い、
r
J
体 験 J 課 題 1・2
を基準にした。
r
「基礎J 成功
r
大会のリハーサルJを実
表 2に示した。平均 1o
c以上の上昇を示した者は
9名であり、残りの 4名も 0
.
5C以 上 の 上 昇 を 示
0
した。自律訓練法に習熟した者は
2oC_3C上 昇
0
するといわれている 10)。 ま た 、 大 河 内 9)は多くの
験者の声で指示した。
トレーニングは自律訓練を除いて、週 1回、高
校と隣設の熊本大学の実験室で行った。なお、
ト
研究をレビューして、皮膚温バイオフィードパッ
.
5C以上の上昇を示したものを成功
クによって 0
0
レーニング前の安静時間は毎回約 1
0
分間とり、室
3名 全 員 が0
.
5C以 上
例としている。本実験では 1
温の調整や外部からの音や光の遮断には心がけた。
の上昇を示し、
自律訓練は重感訓練と温感訓練を自宅で実施させ
能力の習得に有効であったと考えられる。
た
。
5
. 調査の内容
(1)心理的側面の調査
スポーツ選手の心理的競技
能力の変化をみるため、徳永・
5
)
1
6
)1
η が作成した心理
橋本ら 1
的競技能力診断テスト (
DIPC
A-1)をトレーニング前と後
に調査した。競技における状
態・特性不安として、徳永・
橋本ら 13)が作成した競技特性
不安 (
TAIS) とMartensら
が作成した競技状態不安
3
)
6
)
(CSAI-2)を用い、 トレーニ
ングの前後ならびに試合前に
調査した。
(2)イメージ能力の調査
0
トレーニングがリラクセーション
表 2 トレーニングによる皮膚温の変化と平均皮膚温
皮 膚 温 の 変 化 (O
C)
N
K. S. 8
K. K. 7
K. H. 7
S. Y. 8
T. A. 8
T. N. 8
S. N. 8
K. T. 8
R .1. 8
F. N. 8
A. H. 8
T. N. 8
R. A. 8
氏名
M
0.85
2.34
1
.80
1
.35
0.84
1
.38
1
.48
O
.73
O
.78
1
.2
4
2
.1
2
3.28
1
.40
S
D
0.50
1
.08
0.62
0.47
0.49
O
.73
1
.18
0.39
O
.49
0.50
0.81
3.25
0.29
平 均 皮 府 温 (O
C)
M
30.56
3
4
.1
8
.31
31
3
2
.1
6
27.06
3
2
.76
30.03
32.88
32.58
32.52
3
0
.75
2
9
.27
3
2
.46
D
S
0.81
1
.38
1
.79
1
.09
6
.1
0
1
.21
2.61
0.39
1
.29
O
.73
1
.24
4.98
0.74
4
6
九州体育学研究
第 5巻
111L85 ・剖
4
・1
11145
皮膚温の変化
県大会6・1 J 6
・31lEV-
••
→
l
29
28
•
• •
.
2
3
l
z30
+ │ │ 市 内 大 会4・milli--ψ
32
-
平
.
JJ
平 成 3年 5月
-
•
℃
34
第 1号
回
図 1 皮膚温の変化と平均皮膚温の推移
図 1はトレーニングによる平均皮膚温の推移を
を構成したりする方向へ移行することの必要性を
みたものであるが、第 1回、第 2固までは平均皮
述べ、イメージ・トレーニングの効用性を報告し
0Cに達せず低い値にあるが、第 3回目以
府温が3
ている。
0
降は 3
0Cをこえて上昇を示している。平均皮膚温
0
今回のイメージ・トレーニングは、基礎(用具
r
q
u
i
t
er
e
l
a
x
e
d
J1)といわれ、自律
や施設,みている,しているイメージでイメージ
神経の興奮が制御されてリラックス状態にあるこ
想起の基礎的練習)、成功体験(過去の成功場面
とを意味しているが、今回の実験では、トレーニ
をイメージする)、課題(失敗場面を成功場面へ
ングの初期段階では低い値を示しているが、第 3
修正するイメージ)、大会のリハーサル(大会当
2C以上は
の3
0
回目より上昇を示しており、このあたりからリラ
日の朝から終了するまでをイメージする。未来場
クセーション能力の向上が推察される。
0回実施した。イメー
面の構成)から成り合計で1
内省報告でも、はじめは「音に集中できず緊張
r
した J 雑念がわき集中できずリラックスできな
ジ能力の評価は、トレーニング直後の鮮明度調査
とトレーニング中の呼吸曲線を測定し基準とした。
かった Jなど多くみられるが、回数が増してくる
図 2は各トレーニングにおける鮮明度のはじめ
に従って「音がきがりリラックスするのがわかっ
とおわりの平均得点を示したものである。全体的
r
たJ 雑念がなく音に集中でき、リラックスでき
には視覚得点が高〈、聴覚得点が低い傾向にある
るようになった J 手が温かくなるのがわかった J
4
)
1
9
)
など、方法に習熟し、集中とリラクセーション能
功体験Jが低い。得点の変化がみられるのは「成
力の向上を示唆する表現が多くなってきている。
功体験j の筋感覚、聴覚、
r
2
. イメージ能力への影響
。課題別には「課題 2Jの得点が高〈、
「成
「課題 l
Jの筋感覚、
「課題 2
Jの視覚、筋感覚、聴覚、
「大会のリハー
イメージ・トレーニンク.について、鶴原・西田
サルjの視覚、筋感覚、聴覚であり、全課題を通
8
)は、メンタル・マネージメントにおけるイメー
して筋感覚の変化が顕著であり、感情得点の変化
ジ法の研究を要約して、その有効性を理解させる
が少なかった。課題別には「大会のリハーサルJ
こと、イメージ・トレーニング前のリラクセーショ
の変化が大きく、
「課題 1Jが少ない。
ンの必要性、過去の鮮明な運動場面から導入して
次に、イメージ想起の指標として、勝部ら勾は
失敗場面を成功場面へ再構成したり、未来の場面
GSRを利用している。藤田3は体操選手のイメー
4
7
岩崎,他:弓道選手に対するメンタル・トレーニングの実施と効用性
〆
:
4
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3
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覚覚感情
視聴筋感
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一
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ー
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基礎イメージ
は お
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め り
は お
じ わ
め り
は お
じ わ
め り
は お
じ わ
め り
成功体験イメージ
課題 1
課題 2
大会のリハーサル
図 2 イメージ得点の変化
ジ想起中の変化を電気生理学的方法により検討し
ジであるが、イメージ想起中と想起外、及び失敗
ており、脳波・眼球運動・筋屯図・脈波・呼吸曲
場面と成功場面の呼吸曲線にその差がはっきりと
線が運動に即応して顕著な変化を示したと報告し
表れており、イメージが細かく鮮明に想起きれて
ている。筆者4
)らもボクシング選手のイメージ想
いることが推察される。内省報告でも「自分がい
起中の呼吸曲線を測定し、熟練者と未熟練者,鮮
つもやっていることなので、実感が湧きイメージ
明度得点の高低,
F
.N
.
)Jとイメージ想起について
しやすかった (
トレーニング進歩の度合いとの
の感想を述べている。
聞で曲線の変化に差のあることをイメージ想起と
また、その他のイメージ・トレーニンク'につい
呼吸曲線の関係で述べた。
本実験では呼吸曲線を用いた。図 3はその事例
ての内省報告では「イメージを想い浮かべている
と、本番でとまどうことなく競技できた (
K
.K.)J
である。
r
2本目を当たるという欠点の修正をやっていた
「課題 2
Jの失敗場面を成功場面へ修正するイメー
ITTll甘阿ご::TJγff二二kl:'_prtl~序「閉~I=I-~ 1: 1:-'1 ト十 r~11111111 !
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目周りが気になって自分の射に集中;
I
できない状態のイメージ(課題 2)~
一
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1恥叫
j
玉ム
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一
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課題を修正し、自分のベストの行射をして:
いるイメージ(足踏み・胴造り 残心まで) :
1
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J
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4
8
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 1号 平 成 3年 5月
t 検定
t 検定
前
トレーニ Y グ後一トレーニ γグ
トレーニング後一対照
ー.
¥
A_.
喜
雄
観
闘争心
30
.
;
』
『
・本
0、
、
1
※
・ートレーグ前後((附
3名)
0・
ー対トレーニ(
7
γ名
グ
) 1
A-一
照群
自己実現
蹄利志向性
リラックス
※泌
集中力
判断力
自ー協調性
※ P
(O.05
※※ P
(
O
.
O
l
.
4
.
10
15
図 4 心理的競技能力の因子別平均得点の変化
ので大会で成功した (K.H.)Jなどイメージ・ト
レーニングの効果を認めるものが多い。
3
. 心理的特性への影響
(1)心理的競技能力の変化
心理的競技能力 (DIPCA-l)の平均得点の変
化は図 4に示したとおりである。
調査のトレーニング前後の 4月と 6月に実施し
た。対照群はトレーニング群と同じ高校の弓道部
員であり、市内大会と県大会に出場し、弓道の練
習についてはトレーニング群と同様に行ったが、
メンタル・トレーニングのみ実施しなかった者で
あり、調査は 6月に実施した。
能力(自己コントロール・リラックス)で高〈、
闘争心や勝利志向性の競技意欲が低く、概して自
信や作戦能力に関する得点が低いという特徴をもっ
ている。ただ、両者間に有意差はみられなかった。
1
0回のメンタル・トレーニング後の心理的競技
トレーニング後の得点がすべて上まわっており、
が認められた。
以上、 トレーニング後の得点の増加や対照群と
の得点の差からみて、今回のトレーニングは競技
意欲・精神安定・自信・作戦能力・協調といった
心理的競技能力向上に対して有効であったものと
考えられる。
(2)特性不安の変化
特性不安の変化は図 5,図 6に示すとおりであ
る
。
TAIS
得点
60
•
企対照群
O~長
・
能力の変化をトレーニング前と比較してみると、
(自己コントロール・リラックス)には有意な差
I
﹃﹃ F O E -岨 且 崎 町 J n ζ
R1HE-dEJRJR1vEJEJEJEJ
してみると、忍耐力の競技意欲や精神安定・集中
(得点〉
ニング後が上まわっており、忍耐力と精神安定
n3nO
対象者のトレーニング前の得点を対照群と比較
20
競技意欲のなかの忍耐力、自信(自信・決断力)、
作戦能力(予測力・判断力)、協調性に顕著な増
加がみられた。これを対照群との比較でみると、
勝利志向性を除き他のすべての項目の得点でトレー
トレーニ γ グ
前
トレーニ γ グ
後
※ P(O.05
図 5 TAIS合計得点の変化
岩崎.他:弓道選手に対するメンタル・トレーニングの実施と効用性
t
4
9
検定
(トレーニング後一トレーニ γ グ前)
動作緊張傾向
-ートレーニ γ グ前(13名)
※
0ートレーニ γ グ後(1
3名)
...一対照群(7名)
勝敗の認知的不安
身体的緊張傾向
※
続技意欲の低下
※P(O.05
自信喪失の傾向
4
10
20(得怠〉
15
図 6 TAISの因子別平均得点の変化
ング後の得点が低く、競技不安の低減にトレーニ
合計得点で有意な減少がみられ、不安が低減し
ング効果があったものと思われる。
たことを示している。また、因子別にもすべての
(3)状態不安の変化
因子の得点で減少がみられた。特に動作緊張傾向
と競技意欲の低下では有意な減少であり、
トレーニング中の 2つの大会の 2日前、 1日前、
「落着
いた動作ができない Jなどの動作緊張が低減し、
大会当日の朝に調査した。結果は図 7に示すとお
「その場を逃げだしたくなる Jなどの競技意欲の
りである。
低下が解消されてきたことを意味する。なお、対
市内大会(ここまでトレーニングは 5回)では、
照群との聞でも、概してトレーニング後の得点が
認知的不安が 2日前、 1日前、大会当日と大会が
低い傾向にあり、不安が低減していることを示し
近くなるにつれて高くなってきている。身体的緊
ている。
張は大会当日に最も高くなり、それに比較して自
以上、 トレーニング前や対照群に比べトレーニ
信は低下している。このことから市内大会では、
得点
30
(認知的不安)
25~
20i
.~.
.~
ー
ー
ー
ー
ー
.~・一一ー・
(自信)
・一一。¥¥¥
。
ー
ー
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ー
ー
-
2
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企 一 一 企 /
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(市内大会 1
3
名)
会
大
会
大
2
1
前
目
前
目
.
大
会
当
日
4
ーペ体的緊張}企
(県大会 1
3
名)
自
•
•
会
大
2
大
会
1
前
目
前
目
日
目
会
大
図 7 状態不安得点の変化
1
大
会
2
日
目
5
0
九 州 体 育 学 研 究 第 5巻 第 l号 平 成 3年 5月
r
不安と緊張が高〈自信が低いという状態で臨んで
も自信をもつことができた (
S
.N.)J 当たると
おり、ここまでは、不安と緊張を低減し自信を高
自己暗示して自信をもとうとしたとき、その時の
めるという課題に対するトレーニングの影響はま
T
.N.)Jなどと報告し
自分が浮かんでよかった (
だあまり表れていない。
ており、バイオフィードパックや自律訓練やイメー
これに対して県大会(ここまでトレーニングは
ジ・トレーニングが競技前・競技中の緊張をコン
1
0回)では、大会 2日前、 1日前に比べ、大会当
トロールし、落着いて自信をもった心理的に良好
日に身体的緊張は高まるが、認知的不安や自信は
な状態に近づくために有効であったことが示唆さ
変化が少なく、比較的安定した状態にある。
れた。
以上、市内大会から県大会へとトレーニングが
要約
進むにつれて、不安や緊張を低め自信を高めると
ころまでは行かないが、不安の増大や自信の低下
弓道歴の浅い高校弓道選手 1
3名を対象に、バイ
を防ぐ方向にトレーニングの影響が表れていると
オフィードパックと自律訓練とイメージ・トレー
推察される。
ニングを用いたメンタル・トレーニングを週 1回
、
4
. 内省報告からみた競技への影響
約 2ヶ月間実施しその効用性を検討した。結果は
大会後の選手の内省報告から競技へのメンタル・
次のとおりである。
1
. トレーニング中の皮膚温の上昇は全員が0
.
5
トレーニングの影響を分析した。
2つの大会の結果は、市内大会が男女とも団体
3位であったが、県大会では女子が決勝トーナメ
8年振りの優勝を
ント 2回戦進出であり、男子は 1
℃以上を示した。また、平均皮膚温の推移は、
遂げ、昨年までの成績を男女とも大きく上まわっ
向上が示唆された。
トレーニング初期には低いイ直にあるが、第 3回
0Cをこえて上昇し、リラックス能力の
目より 3
0
2
. イメージの鮮明度は、視覚得点が高〈、聴覚
た
。
選手の内省では「試合場へ入る前、緊張を解く
r
得点が低い。今回のトレーニングでは、筋感覚
T
.N
.
)J 控えのときじっとして
のに役立つた (
得点の変化が顕著であり、感情得点の変化が少
いると緊張で手足が冷たくなるが、温感訓練をや
なかった。また、呼吸曲線にイメージ想起を推
昆かくなった (
K
.S
.
)J メンタル・トレー
ると j
測できる変化がみられた。
r
ニングをやっていたおかげで直前までよかった
(
F
.N.)J
r
1本目チームの皆んなが外れ自分の
3
. 心理的競技能力はトレーニング後にすべて向
上し、忍耐力、自信、決断力、予測力、判断力、
番になったとき緊張していたが、成功するイメー
協調性に顕著な向上がみられた。また、対照群
ジでとてもやる気がでて、スムースに矢を離せた
との問て慨してトレーニング後の得点が上まわっ
(
K
.K
.)J 控えに入っているときに落着くこと
ており、忍耐力、自己コントロール、リラック
R
.A.)J 控えのときにバイオフィー
ができた (
スの項目に有意な差が認められた。
r
r
r
S
.Y
.
)J 試合直
ドパックを利用して落着けた (
4
. 特性不安はトレーニング後に減少した。悶子
前、大会のリハーサルをきいていたので、自信が
別にもトレーニング後にすべての得点で減少し、
T
.
A
.)
つき、自分は当たると思えるようになった (
動作緊張傾向因子と競技意欲の低下因子では有
Jr
試合中、当たらなかったとき動揺したが、自
意な減少がみられた。
分が的に当てている姿をイメージして落着くこと
5
. 状態不安は、 ト・レーニング回数の少ない市内
ができた(R
.1
.)J イメージ・トレーニングで
大会では、大会前日までに比べ大会当日は認知
自分は今日はとても調子が良いと思えるようになっ
的不安と身体的緊張が高〈、自信が低い状態で
A
.H.)J 大会のリハーサルをやっていたの
た(
臨んでいるが、 トレーニング回数が増えた県大
で、ウォームアップから調子が良〈、試合のとき
会では、大会当日に身体的緊張は高まるが、認
r
r
5
1
岩崎,他:弓道選手に対するメンタル・トレーニングの実地と効用性
知的不安と自信は変化が少なく、比較的安定し
2ピークパフォーマンス時における意識調査,
た状態を示した。
勝敗因の診断と処置法に関する研究,競技種目
6
. 選手の内省から、 トレーニングがリラクセー
ション能力やイメージ能力を高めることによっ
て、競技前・競技中の緊張をコントロールし、
別実験的研究」昭和 6
0年度日本体育協会スポー
o
.
l
H
,
ツ医・科学研究報告N
3-209, 1
9
8
6
.
9
)日本体育協会スポーツ科学委員会「スポーツ選
落着いて自信をもった心理的に良好な状態を作
手のメンタルマネジメントに関する研究-第 2
り出すために有効に働いたことが推ilI
J
lされた。
報一」昭和 6
1年度日本体育協会スポーツ医・科
以上、
2ヶ月間に 1
0固という短期間、短時間の
学研究報告N
o
.
l
I
l
,
3-95, 1
9
8
7
.
トレーニングではあったが、心理的競技能力の向
1
0
) 日本体育協会スポーツ科学委員会「スポーツ
上と不安の低減をもたらし、それが結果的に県大
選手のメンタルマネジメントに関する研究-第
会での好成績につながったものと思われる。
3報 J昭和 6
2年度日本体育協会スポーツ医・
科学研究報告N
o
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I
,1
-120,1
9
8
8
.
引用・参考文献
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eAut
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チのためのスポーツ人間学」大修館書庖.
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:1
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6-5
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競技能力の診断に関する研究(1)一因子の抽
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診断テストの作成 -
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手のメンタルマネージメントに関する研究ー第
ー診断テストの適用ー j スポーツ心理学研究第
1報. Vol
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研究資料の収集と研究動向. Vo
.
l
1
6巻第 l号
, 9
2-94, 1
9
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九 州 体 行 学 研 究 招 5各 都 1
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) 山本勝H
百徳北併説 ・
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河村忠太郎 ・岩崎他ー ・
ー雌木守彦
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1本勝 昭 徳 永 幹 雄 岩 凪 愉E
経 木 守 彦 ・続本公雄「品怜'
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安定の為的 M.Mプ
!河村山太郎 ・続本公雄「ボクシング ・水 ?
1
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ログラムの m
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発に凶する研究」日本体育協会ス
めのメンタノレ?ヰジメントプログラムの研究j
ポーツ医 ー科学委只会, スポーツ選手町メ ンタ
日本体育協会スポーツ医 ・科学委μ会, スポー
Jレマネジメントに l刻する研究ー第 2~司i.,
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γ選手の〆ンタノレマネジメントに│刻する研究一
節 3朝
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-特徴
・コ ンビ ューターによる自動較正の為、どなたでも簡単に、すばやく
(
約 l分)較正できます。
0mまで)できますので自由な状態
・視野映像と注視点を無線伝送(約2
で測定できます。
・眼鏡(メガネ)装活 者でも測定できます。
・透明ゴーグルに視野カメ ラ、視点検出部を装備してありますので、
規野が広く眼球を保護します。
・コ ンパクトなシステム構成(写真参照)なので操作持ち運びが簡単です。
・注視点の位置分布、度数分布等多彩な処理ソフトを準備しています。
・システムブロック図
検出部
• CCDカラーカメラ
変餌及び送信器
・赤外線検出センサー
視野 映像と注視点を無線伝送。
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5インチ謹品カラーモニター
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・キーボード
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定者間の測定誤差はほとんどありません 。
女 測定値の表 示 と印字が切り替え可能です。
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内 蔵 電 池 と 内 政 ACヲグ プ ターの 21
源
設定、前算範凶枠外のとき自動/!1カ
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計付です。
eATポ イ ン ト を ヴ ラ フ 上 で 自 動 的 に 矢 印 表 示 し ま す 。
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割り合いを%表示します。
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記
編
後
集
不慣れな編集という仕事で大変戸惑いました。そんな中で委員の皆様と協力
し、やっと第 5巻を発行できました。
ここに、会員の皆様に第 5巻 第 l号をお届けします。
本書が会員の相互の情報交換の場であることを機能し続けるよう念願してや
みません。
会員の皆様のさらなるご活躍をお祈りし、多くの寄稿を期待します。
(平成 3年 5月 石 橋 記 )
編 集 委 員 会
長長事
事員
理委幹
孝司弘
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健富
瀬橋水
藤石清
文実雄
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田本
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