2015年12月号

2015 年 12 月号
今月はお正月にはかかせない駅伝!その中でも最も有名な 3 代駅伝の紹介をしたいと思います。
出雲、全日本、箱根――。熱心な大学駅伝ファンであれば、この言葉を聞いてピンとくるでしょう。これは、10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝、
そして年をまたいで1月の箱根駅伝を指し、まとめて「学生3大駅伝」と呼ばれているものです。
強豪校が 学生3大駅伝三冠 を目標に掲げることもあるが、それを実現させるのは簡単なことではありません。実際にこれまで学生3大駅伝の三冠を達成したのは
1990年大東文化大、2000年順天堂大、2010年早稲田大の3校だけで出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝にはそれぞれ異なる特色があるからこそ、各チームは
その攻略に苦戦し、多くの人々を魅了するドラマが生み出されるのでしょう。それぞれの大会の特徴とは何か。1大会ごとに説明しましょう。
■出雲駅伝:スピード勝負の短距離決
コース:島根・出雲大社∼出雲ドーム前(44.5キロ/6区間) 出場校:22チーム
毎年10月に島根・出雲市で行われる出雲駅伝。1989年にスタートした比較的新しい大会で、この大会を特徴付けているのは、6区間44.5キロという学生3大駅伝で
最も短いコースにあります。選手が1キロ2分55秒ほど(フルマラソンに換算すると世界記録の2時間3分台に近いペース)のハイスピードで駆け抜けることから
「スピード駅伝」とも称され。最も短い区間が2区5.8キロ、最長でも最終6区10.2キロと短いことから、スピード自慢の選手が走ることが多い。
また、その距離の短さや学生駅伝初戦であることから、経験の浅い1、2年生の出走も比較的多く。出雲で結果を残して、続く全日本や箱根で活躍するホープの出現を期待する大会です。
■全日本大学駅伝:全国の予選を勝ち抜いた精鋭が競り合い
コース:愛知・熱田神宮∼三重・伊勢神宮(106.8キロ/8区間) 出場校:26チーム 毎年11月の第1日曜日に開催されるのが学生3大駅伝第2戦の全日本大学駅伝で、愛知・熱田神宮から三重・伊勢神宮までの8区間106.8キロで争われる。
1区間の距離が最短の3区9.5キロから最長の8区19.7キロと幅広く、区間数も出雲駅伝より2区間多い8区間になる。
全般的には平坦なコースですが、選手層の厚さがなければ攻略が難しいコースになっています。
この大会の持つ重みは、その選考方法を見れば分かると思います。推薦で出場が決まる出雲駅伝、出場大学が関東地区限定の箱根駅伝に対して、全日本大学駅伝は、
全国の大学が各地区の予選会を勝ち抜かなければ本戦の舞台に立てません。この2カ月後に行われる箱根駅伝の 前哨戦 と呼ばれることもありますが、それでは片付けられません、
大学駅伝日本一 の称号を懸けた戦いが繰り広げられます。
関東地区の大学に注目が集まりがちですが、それ以外の地区の大学も、し烈な戦いを勝ち抜いた実力校ぞろいで。有力選手が集う関東勢の一角を崩すのは難しいが、奮闘を期待したいです。
■箱根駅伝:5区・山上りで展開されるドラマに注目
コース:東京・大手町∼箱根・芦ノ湖(往路:108.0キロ、復路:109.9キロ/10区間)出場校:23校
大毎年1月2日、3日に行われ、すっかりお正月の風物詩となった箱根駅伝。東京・大手町から箱根・芦ノ湖間を5区間に分け、2日間で往復する。
全長は217.9キロと学生3大駅伝の中では最長で、大会規模も3大会で最も大きい。しかし、実は出場できるのは関東の大学のみで、関東地区の地方大会の1つである点が
他の2大会とは大きく異なる。出場するのは、前回大会でシード権を獲得した10校と、毎年10月に行われる予選会を勝ち抜いた大学だ。
箱根の代名詞とも言うべき特徴が、往路の5区の山上りだ。標高差800メートルを超える過酷なコースでは、これまで、 山の神 と称された東洋大・柏原竜二(現富士通)の
ような山のスペシャリストが、それまでのタイム差や順位を一気にひっくり返す大逆転劇が幾度となく見られた。
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