新城市結婚支援業務委託仕様書 [229KB pdfファイル]

新城市結婚支援業務委託仕様書
1.委託事業名
新城市結婚支援業務委託
2.事業目的
国は、急速な人口の減少に歯止めをかけるために、まち・ひと・しごと創生法を制定し、総
合戦略の基本目標には、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」を掲げてい
る。
新城市において、未婚率は20代男性で70%を超え、20代女性も55%に達している。未
婚率の増加、晩婚化は新城市の出生数の減少の原因として考えられ、結婚の希望をかなえ
ることは、市を上げて取り組むべき課題となっている。
この課題解決を目指すために、出会いの場を提供する。また、出会いの場創出イベントの
ノウハウを持った人材を育成する。
3.委託期間
契約確定日の翌日から平成29年3月17日までとする。
4.委託内容
以下の業務を行うこととし、詳細については市と協議すること。
①出会いの場の提供(イベント)
新城市の地域資源を存分にアピールするとともに、男女の出会いの場を意識した
交流プログラムを企画すること。
ア.開催数は、1回とする。
イ.会場は新城市内とし、観光資源の活用や市の魅力を活かしたイベントに
することで、新城市への移住定住促進につながるものとする。
ウ.参加者は未婚とし、女性は新城市出身もしくは新城市在学、在住、在勤とする。
男性は新城市内外から募集する。
エ.募集人数は、男女各24名程度とする。
オ.同性の友人と一緒に原則2人組での参加とする。(1名での参加も可)
カ.婚活イベント初参加の方や、過去参加回数が若干の方でも発話しやすく楽しめる内
容にする。
キ.実施後のアンケートで婚活イベント過去参加回数等を問う。
ク.市内に本支店を置く企業、金融機関、病院等の若手職員にイベント告知を行う。
ケ.イベントを通じて成立したカップルが成婚につながるアフターフォロー方法、成婚数を
把握できる仕組みを提案する。
コ.イベントへの参加費は、飲食代金相当分を徴収する。
②人材の育成
永続的な事業実施を目的とし、新城市の指定する人物を運営スタッフとして加えること。
※各業務共通事項
ア.広告については、「婚活」という直接的な表現を避け、参加しやすいネーミングにする
こと。
イ.若者の関心を引き興味を抱かせるものとすること。
ウ.参加者募集の広告について、市内は市の広報も利用できる。
エ.参加者の募集・受付・事業内容に関する問い合わせについての対応等は、受注者が
行うこと。
オ.移動手段の確保、実施会場及び当日の運営スタッフの確保、プログラム運営、
参加者交流において必要な消耗品の準備等、一連のコーディネートを行うこと。
カ.参加者に対してイベント内容、満足度についてアンケートを行い、
集計及び分析を行い、今後の研修やイベントに反映できるようにすること。
キ.委託業務終了後、開催日時、内容、参加人数等を記載した報告書を速
やかに市に提供すること。
5.事業実施体制の届出
受注者は、契約後速やかに業務履行のための実施体制を整え、書面による届出を行い、
市の承諾を得るものとする。
6.打ち合わせ協議及び記録
打ち合わせや協議事項については、記録を作成し、相互に確認を行う。
7.事業委託料の支払い
本事業の委託料として新城市結婚支援業務委託契約書に掲げる契約金額を、委託業務
終了後に受注者に支払うものとする。
8.秘密の保持
受注者は、本事業に関して市から提示された資料や情報、催事参加者から得た個人情報
等の管理取扱いに関して細心の注意を払い、本業務以外に使用することがあってはならな
い。また、事業履行上知り得た情報等について、他に漏らしてはならない。
9.留意事項
ア.受注者は、事業履行に際し、担当職員と適宜連絡調整を行い、十分な打ち合わせの
上で本事業の目的を達成しなければならない。
イ.本事業に必要な新城市所有の資料等について、受注者から提供協力依頼があったと
きは、提供可能であれば無償で貸与する。
ウ.受注者は、事業履行に際し、内容に疑義が生じたときは、速やかに担当職員と協議し、
指示を受けなければならない。
エ.受注者は、新城市から本事業の進行状況について提示を求められた場合には、直ち
に報告提示する義務を有する。
オ.受注者は、受注者が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせることはで
きないものとする。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と思われる業務については、
市と協議のうえ、業務の一部を委託することができるものとする。
カ.本仕様書及び契約書に定めるもののほか、本事業委託契約について疑義が生じた事
項については、双方協議し定めるものとする。
10.著作権の帰属
採用された企画及び本事業の成果物に係る著作権は、新城市に帰属する。
11.その他
本仕様書に明示なき事項又は業務上疑義が発生した場合は、両者協議により業務を進
めるものとする。