里親会にお申込みいただくにあたり、ご理解いただきたいこと 今回の里親会は、認定 NPO 法人 TSUBASA(以下、TSUBASA)のサポートのもと、あ いちトリエンナーレ実行委員会事務局(以下、トリエンナーレ)が運営をしています。 TSUBASA のアドバイスのもと、TSUBASA の里親会のルールをベースに実施しますが、 次のとおり相違点がありますので、ご承知ください。 ~通常、TSUBASAが実施する里親会(埼玉 TSUBASA の保護施設内開催)∼ ・カゴ越しであっても人との距離が近い。人に対し、興味・関心がある。 ・過去に1羽1羽が大切に家族として飼育されていた。(所有権放棄にて施設にいます) ・里親になることができる鳥は最低限の病気の検査を終えている。 (PBFD・CHL・BFD・検便・触診) ・里親になる前に複数回の面会で、鳥に選んでもらい自分も希望の鳥について知る時間が ある。 ∼ 今 回 、 ト リ エ ン ナ ー レ が 実 施 す る 里 親 会 ( 豊 橋 市 内 に お い て 開 催 ) ∼ ・ 広 い 空 間 を 飛 ん で い た た め 、 鳥 同 士 で の 関 係 が 人 と の 関 係 よ り 密 な 状 況 で す 。 ・最低限の検査、治療を行っていますが、鳥たちの健康のため、約 1 か月の飼養試 行期間(以下、トライアル期間)中に里親各自で再度、健康診断を行っていただ き ま す 。 ・ 一 度 の 面 会 で 引 き 取 る 鳥 を 選 択 し な く て は な り ま せ ん 。 ・費 用 は 無 料 で す 。( た だ し 、ト ラ イ ア ル 期 間 中 、自 費 で 健 康 診 断 を 受 け て い た だ き ま す 。) ※締切期限までにヒアリングシートの提出がない方は里親会に参加できません。 ※会場の都合上、里親会に参加される方はご家族に限り、3 名以内としてください。 ※里親会では、ご希望の鳥の選択とヒアリングシートに基づいた面接を行いますが、当 日、鳥の引き渡しはいたしません。 ※11 月末までに、ヒアリングの結果を踏まえ里親を決定し、参加いただいたすべての方 に改めてご連絡いたします。 ※里親に決まった方については、12 月 1 日(木)から 12 月 4 日(日)の間の都合の良 い日に豊橋市内で鳥の受け取りをお願いします。 ※お引き取りいただいた鳥については、トライアル期間終了時に飼養環境等に問題がな い場合に、トリエンナーレから里親様に正式に譲渡させていただきます。 < T S U B A S A か ら の メ ッ セ ー ジ > お迎えをご希望されている方へ この度は Meet The Birds 里親会(以下、MTB)に関心を持っていただいてとても光栄 に思います。 私たちは長年、鳥たちの MTB を開催してきました。 MTB を開催するにあたって、私たちが考えることは、「鳥たちの幸せのため」というこ とです。 その答えは簡単に出せるものではありません。 鳥たちにとって何がベストなのか、私たちの今まで活動も含めて、事務局及び鳥のお 世話してくださる方、そして健康診断や治療をしてくださった獣医師の先生方ともじっ くり話をさせていただきました。 その上で、鳥たちのお迎えを考えていらっしゃる方に私たちの想いをお伝え致しま す。 以下の内容をお読みいただいた上で、ご自身の環境やライフスタイルが、鳥達にとっ ても幸せに暮らせるかどうかをお考えいただけたら幸いです。 まず、鳥たちの状況をお話します。 ・鳥たちの年齢、今後の健康については不明です。 若い鳥に見える鳥もいますが、そうではない鳥もいます。 健康診断を行い、治療(投薬)をしましたが、今後いつ、どんな病気を発症するか分 かりません。もしかしたら、連れて帰った直後(数日後)に体調を崩すかもしれません。 ・雌雄の判別はできていません。 推測での判断は危険なので、もし判別を希望される方は獣医師とご相談願います。 ・鳥たちにとって人は怖い存在です。 孵化したときから人との関わりがなく、鳥の世界で育った鳥たちにとって、人は怖い 存在です。 ・鳥たちのお世話について 鳥たちが慣れる、馴れる、懐く、保証はありません。 鳥たちは手乗り鳥ではない親鳥(荒鳥)に育てられています。 すでに成鳥になった鳥なので、これから手乗り鳥になることは非常に困難でしょう。 そのためケージから出したり戻したりできません。 一度ケージから出すと、全力で飛びますので壁やガラス窓に激突し、大怪我する可能 性があります。 また、捕獲するために網などを使わなくてはならなくなり、そこでまた怪我をするこ とも考えられます。 たしかに鳥はとても賢いので、きちんとしたお世話と、揺るがない愛情を持って育て れば、いずれ関係が良くなるでしょう。 しかし、それは1、2年以上、あるいはもっと長いスパンで考えなければならないか もしれません。 また馴れたとして、ケージ越しに人を怖がらなくなった程度かもしれません。 なかには手に乗る鳥もいるかもしれませんが、それはたぶん稀だと思います。 「慣れる」→「馴れる」→「懐く」までに相当時間が掛かることをご理解願います。 このような鳥を人と環境に慣らすには次の飼い方をお願いします。 できるだけ広いケージに入れる ケージは人があまり通らない、静かな場所に置く できれば人の目線より高い位置に置く お世話のときに、できるだけ水浴び、日光浴などをさせる 排泄物のチェックを丹念に行う 食事量、飲水量もチェックする もし、体調に異変を感じたらすぐ鳥が診られる病院に行く 鳥の性格やお世話の仕方によりますが、「慣れる」までに1年以上はかかるかもしれ ません。 「慣れる」から「馴れる」までにもさらに時間がかかることが予想されます。 触らせてくれたり、手に乗るという「懐く」という段階までいくことはかなり困難で す。 この鳥たちの幸せは何だろう?と思ったとき、人との生活の中で、お互いが干渉し合 わない適度な距離感を持って接してほしいと鳥たちが望んでいるかもしれません。 その中で、もしかしたら人に対して友好的な鳥がいる場合は、「馴れる」、「懐く」 にチャレンジしていただけたらと思います。 ・MTB で同じ鳥に複数の方が応募された場合 ヒアリングシート及び面接において決定させていただきます。 誰かに必ず決まるわけではありません。決まらない場合もあります。 その場合、残った鳥は TSUBASA で引き取り、次の機会に回します。 鳥を引き取ることで人が幸せになることより、 「鳥が幸せになる」ことを優先します。 鳥を引き取ることで「すでにいる鳥」が幸せになることより、「この鳥が幸せになる」 ことを優先します。 ・MTB に参加しても、里親になれないこともあります。 複数のお申し込みがなくても、お断りすることがあります。 TSUBASA の MTB のコンセプトが「鳥が人を選ぶ」です。 本来、「飼い鳥」は飼い主を選べません。だからこそ次の飼い主さんの元で幸せにな ってほしいと思います。 そのため私たちがヒアリングシートや面接などを行なった上で決めさせていただき ます。 大変おこがましいとは思いますが、何卒ご理解いただきたくお願い致します。 ・鳥をお世話するには継続してお金がかかります。 1年に1 2回以上の健康診断(要オウム病等の検査含む)、信頼できる食事の提供、 鳥にとって安心で快適な環境の提供、など ・最期まで揺るぎない愛情を注いでほしい。 慣れないからといって諦めないでください。揺るぎない愛情があれば、最初は人を怖 がる鳥であっても、いつかは心を許し、心の距離を縮めてくれると信じています。 ・ご自身の「もしもの時」に備えてほしい。 あってはならないことですが、ご自身の「もしもの時」のために、いつでも鳥の引き 継ぎができるようにしていただきたいと思います。 ・尊い命を預かる。 小さな鳥ですが、命の重みに人も鳥も関係ありません。尊い命を預かる以上、覚悟を 持ってお世話し、愛情を持って楽しく暮らしてほしいと願うばかりです。 以上 別紙 【申し込みにおける確認事項】 以下の項目全てにご同意いただいた方のみ、里親会に申し込みいただけます。 以下の条件にご同意いただけない場合は鳥をお譲りできませんので予めご了承ください。 ①住居は動物を飼うことが許可された場所である ②室内飼育ができる(人が見ていられる範囲での籠の中での日光浴は除く) ③寒がる暑がるなどの状況に応じて、保温や温度調節を行うことができる ④すでに鳥を飼育している場合、その鳥は健康である (治療中であっても、感染症ではない) ⑤健康診断の結果が出るまで、自宅で飼育している鳥(先住)がいる場合は同じ部屋で飼 わない ⑥65歳以上の方の場合、後見人をつけられる ⑦鳥が病気の際や痛みや苦痛を伴う状況のときには病院へ連れて行くことができる ⑧トライアル期間中に引き取った鳥を動物病院へ健康診断に連れて行くことができる ⑨引き取る鳥が病気を持っている可能性があることを承知する (病気が発覚しても、治療費は全て里親負担となります。) ⑩性別によって選ぶことができない場合があること、慣れ具合、性格に個体差があること を受け入れられる(繁殖業者、ペットショップにいた鳥たちです。) ⑪命に責任を持つためには生涯、費用負担が続くことを理解している (今回の鳥をお譲りするのは無料ですが、健康診断に行けば費用が発生します。) ⑫約1か月のトライアルに協力できる (トライアル期間後の正式譲渡まで所有権はトリエンナーレ) ⑬平成 28 年 12 月 22 日(木)までに鳥の写真と動物病院での健康診断の写しを提出できる ⑭連絡が途絶える、動物病院に行かないなど指示に従わない場合、専門スタッフがご自宅 に訪問することに同意する ⑮以下の理由により、訪問時、専門スタッフが飼養環境が鳥に適していないと判断した場 合、トライアルを中止しトリエンナーレに鳥を返還しなくてはならない ・健康診断に行っていない ・餌水が与えられていない、適切ではない ・掃除をしていない ・環境が、鳥に適していない(寒さ対策、外部環境におけるストレス等) ⑯鳥を売買、貸出、贈呈などしない ⑰鳥を繁殖目的に飼養にしない 【ヒアリングシート】 以下にご記入の上、11 月 22 日(火)午後 1 時(必着)までに事務局へ ・メール([email protected])、 ・ファクシミリ(052-971-6115) ・郵送(〒461-8525 名古屋市東区東桜一丁目 13-2 愛知芸術文化センター6 階) のいずれかで提出してください。里親会当日はこれをもとに確認をさせていただきます。 (ご記入いただいた個人情報は、今回の里親会実施の目的にのみ利用させていただきます。) お名前: 年 齢: 才 (未成年の方はご応募いただけません) ご職業: メールアドレス: ご住所:〒 (都道府県名からご記入ください。) 電話番号: FAX 番号: HP やブログをお持ちでしたら URL: 別紙【申し込みにおける確認事項】について、ご理解した上で、同意いただけますか はい ・ いいえ (→同意いただけない場合はお申込みいただけません。) Q1.現在、鳥を飼育されていますか はい ・ いいえ Q2.Q1 で「はい」とお答えした方にお訊きします。鳥の種類と羽数を教えて下さい。 Q3.その鳥と今回引き取る鳥は、分けた部屋で飼育することはできますか はい ・ いいえ (→里親会当日までにお部屋の確保をお願いします。) Q4.今までに鳥の飼育経験はありますか はい(種類: 飼育年数: 年) ・ いいえ Q5.現在、鳥以外の動物を飼育していますか はい(種類: ) ・ いいえ Q6.鳥を診てもらえる病院をご存知ですか はい(可能ならば病院名を教えてください: ) いいえ(→里親会当日までに確認をお願いします。) Q7.鳥を動物病院に連れていくことができますか はい ・ いいえ(→お申込みいただけません。) Q.8.鳥の保温器具はお持ちですか はい(ヒーター、エアコン、ペット用保温器具) ・いいえ(→必ずご準備をお願いします。) Q9.現在お住いのご家族構成を教えてください Q10.家族の同意を得られていますか はい ・ いいえ Q11.同居している家族の中に鳥嫌いまたは鳥アレルギーの方はいますか はい ・ いいえ Q12.トライアル(お預け)期間終了時、専門スタッフがご自宅にお伺いする場合がありま すがよろしいですか はい ・ いいえ Q13.欲しい鳥の種類と羽数がありますか(繁殖目的の飼養はできません。) 文鳥( 羽/56 羽) ・ ジュウシマツ( 羽/18 羽) ・ キンカチョウ(1 羽) どの種類でも構わない( 羽) ※全ての鳥たちの命に責任を持って、健康診断を実施できる羽数でご指定ください。
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