H28年度第1号

広報紙
多度津町少年育成センター(平成28年7月15日)
平成28年度 第 1 号(28)
編集 多度津町少年育成センター
電話 0877-33-3076
住所 多度津町本通二丁目 11 番 14 号
発行 多度津町教育委員会
電話 0877-33-0700
子どもたちの健全育成に尽力いただいている学校、地域の関係者、そして補導員の皆
さん、猛暑の中の補導・見守り活動、いつもありがとうございます。おかげさまで多度
津町内の子どもたちの安全・安心が保たれています。
さて、これからの時期は、暑さによる注意力の減退、夏休みに入った子どもたちの開
放感等により交通事故の多発が懸念されます。一人ひとりが交通ルールを遵守し、正し
い交通マナーを実践することにより、交通事故を防止するよう心がけてください。
歩行者、もしくは自転車に乗っている子どもたちにも注意を呼びかけると共に、周り
の大人たち、特にドライバー側も十分注意してもらいたいと思います。中学生のみなさ
んは、大変暑いかもしれませんが、ヘルメットをきちんとかぶり、事故に合わないよう
に気をつけてください。
教育長挨拶
「よくかかわって、充実した夏休み」
多度津町教育委員会教育長
田尾 勝
フランス人作家であるサン=テグジュペリの「星の王子さま」
という有名な本がある。
小さな星でバラの世話をしていた王子さまが、すこしわがま
まなバラに腹をたて、その星を飛び出し、様々な星を巡り、最後
に地球にやってきて、キツネやヘビに出会うという物語である。
地球では、バラ園で美しいバラたちに出会う。最初に出会った
ときは、
「ぼくの花はどこにでもあるバラの花」と感じた。その後、仲良しとなっ
たキツネとの出会いがあり、「ぼくのバラはどこにでもあるバラとは全然違う」、
「ぼくの世話したバラはぼくにとって世界でたったひとつの花なんだ」、「花のた
めにたくさんの時間を使ってめんどうをみた」
、そして「めんどうをみた相手には
いつまでも責任があるのだ」ということに王子さまは気づいていく。
心を配って、時間をかけてかかわる。そのことで、かけがえのない関係が築か
れていく、子育て、教育はその関係の中で成立していくのではないだろうか。
- 1 -
では、かかわらないということは、どういうことか。無関心、無関係でいる、子
どもを任せっきりにすると言うことになろう。最近では、子どもにかかわる時間
がとれないという声も聞こえてくる。かかわり方を工夫する必要があるのかも知
れない。
夏休みは学校の休業日である。学校から家庭や地域社会へ子どもを返す時期で
もある。子どもには時間的な余裕が生まれる。
家庭や地域社会で生活したり、学んだりする機会と時間が多くなる。家族一緒
の食事と団らん、家庭学習、分担して行う家事、家族旅行・行事、スポーツ少年
団・地域行事への参加、図書館や公民館等の利用、たくさんの機会が生まれる。
家族や地域の方々には、様々なかかわり方で、子どもによくかかわる機会とし、
かけがえのない子どもとの絆を深めてほしい。
平成28年度「少年育成センター補導員」委嘱式並びに研修会
6月10日、育成センターにて行われました。町内各校の教員、少年警察補導
員、保護司、主任児童委員、民生児童委員、四箇地区婦人会、各町民会議、各校
PTAの方々等、総勢78名の方に補導員をお願いしました。
今年度は、丸亀警察署・生活安全課の川田課
長より青色回転灯研修と補導のあり方につい
て講習が行われました。補導員の方々は、計画
表により、数人単位で、下校時や薄暮、夜間に
駅・神社・公園・大型量販店・学校周辺等を巡
回し、登下校の安全確保、非行や不良行為の早
期発見・未然防止に努めます。育成センターの
青色パトロールカーが、「ドラえもん」の音楽
青色回転灯研修
をかけて町内を巡回します。
特に子どもたちが集まっている場所、危険箇所や区域等、気づいたことがあ
りましたら、育成センター(℡33-3076)まで、お知らせ下さい。また、巡回して
ほしい場所についても、適宜連絡をいただければ、検討いたします。
皆さんからの声を、今後の取り組みに生かしていきたいと考えておりますの
で、どうぞよろしくお願いします。
- 2 -
平成28年度
教職員
多度津町補導員の紹介
宮本尚幸(多小) 太田暢仁(豊小) 住友俊介(四小) 松岡義樹(白小)
末澤和士(多中) 中野隆夫(多高)
警
察
保護司
綾久美子(丸警生安課) 大山扶美代(少警補導員) 東原美智子(少警補導員)
三宅富男
吉田公和
亀山幸輝
吉田幸男
山北雅章
主任児童委員
森口良子
田中一美 安藤文子 後藤廣美
民生児童委員
加村好晴
行事義美
廣瀬眞弓
宮武
香川孝司
久
四箇婦人会
松岡孝子
亀井君子
各町民会議
松本信幸(多度津) 西山照彦(多度津) 村井保夫(多度津)
兼若幸一(豊原)
庄野克宏(豊原)
富田哲弥(豊原)
金井浩三(四箇)
三井敏誠(四箇)
仁木寿子(白方)
渡辺美喜子(白方) 河合明男(白方)
三田
充(四箇) 西村一夫秀天(四箇)
多小PTA
山地仁哉
内田美香
村上洋子
村井
彩
平瀬仁実
豊小PTA
岡部
清
中野道正
柿平美春
片山由佳
高木康弘
四小PTA
大岡
文
関
堤
土井千歳
眞鍋暁子
宮崎菜海子
瑞穂
亀山梨恵
順子
山地
忍
白小PTA
瀬尾佳純
田淵峰子
立石奈緒子
廣瀬恵美
田中菜穂美
多中PTA
神原弘治
大西国浩
西原憲仁
海東孝弘
神ノ栖留美子
大林千晶
林みつえ
善木麻記
仙波義広
宮川ゆみこ
廣田耕司
渡邊悟人
横山明子
河本明子
多高PTA
柴田浩志
平成28年度「多度津町青少年健全育成町民会議」
総会
7月4日、多度津中学校体育館1階会議室において、40名が出席し、多度津
町青少年健全育成町民会議の総会が開催されました。
総会に先立って、当町民会議 吉田幸男副会長が、「青少年育成功労者」とし
て青少年育成香川県民会議会長(香川県知事
浜田恵造 様)より表彰状を受賞
されたことを報告し、皆で拍手を送りました。
丸尾町長、田尾教育長、新田県議会議員、丸亀警察署長のご臨席の下、27年
- 3 -
度活動報告、28年度活動計画、新役員が選出されました。
青少年健全育成町民会議の実践目標は『いつでも
どこでも
元気な
あいさ
つ!』であり、地域全体で子どもたちに愛の声掛けをする。丸尾町長があいさつ
で言われた『子どもは宝』。みんなで見守り育てていく。また、田尾教育長が、
実践している「あ」の教育。あいさつ・ありがとう・あるくの言葉。そして、丸
亀警察署長からは『少年犯罪件数は減少しているが、少年による凶悪事件につい
ては増加しており、青少年を取り巻く社会環境は厳しいが、心豊かなたくましい
青少年を育てるため、家庭での躾・学校での教育はもちろん、特に地域全体で子
どもたちを育てられるように』とあいさつがありました。
多度津中学校で町民会議総会を開催する
のは今回で2回目ですが、昨年と同じく放
課後の部活動時間中とかさなりました。す
れちがう生徒たちの礼儀正しく元気の良い
挨拶に、今年も総会に参加した皆が大変気
持ちが良かったと話していたことも付け加
えておきます。
青少年育成功労者への表彰
今後の予定
8月 6日(土)たどつ夏祭り特別補導(会場周辺)
8月 9日(火)第44回香川県少年育成センター連絡協議会「まんのう大会」
9月24日(土)第46回四国地区少年補導センター連絡協議会「高知大会」(四万十町)
11月 5日(土)青少年健全育成・環境浄化キャンペーン(町内各所)
(平成 29 年)
2月25日(土)健全育成活動モデル地区・善行者表彰式(育成センター)
お知らせ
あいさつ運動実施中です!
町民の皆さん、子どもたちに愛の声かけを!
「育成センターだより」は、多度津町ホームページにも掲載しております。
多度津町ホームページ → くらしの情報 → 青少年健全育成 → 多度津町少年育成センターだより
- 4 -