地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり

環境への取り組み
ホテルニューオータニ(東京)
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
ハイブリッドホテルプロジェクト
ホテルニューオータニ(東京)は、「ホテル」として実現可能な地球環境
への配慮に、1964年の開業当初から取り組んでおり、2005年11月に
は耐震性の強化などによるお客様の安全性の向上や地球環境に与え
る負荷を減らすことと、お客様の快適性の両立を目標にしたハイブリッ
ドホテルプロジェクトの取り組みを進めています。
つまり、環境に“ やさしい” とお客さまの“ うれしい” を両立させ、耐震
性能などの安全性を高めることや、CO2の削減など環境負荷を減
らすことが、大切な「おもてなし」 であるという考えの「満足」を超え
た「感動」のサービスを積極的に推進しています。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
CO2削減・エネルギー高効率利用システム
AEMS(エイムス)
オリジナル新空調システム「AEMS(エイムス)」は、エネルギーを高効率に利用
して、「ザ・メイン」のエネルギー消費の22.7%、CO2排出量の28%削減を見込
んでいます。 部屋ごとに細かい温度設定が可能で、お客さま一人ひとりの要望
に応えられるので、朝の目覚めも爽やかです。
オール電化厨房システム
ザ・メイン 最上階の「VIEW & DINING THE Sky」で採用した熱の排出が少ない、
オール電化厨房システムは、空調への負担を軽減し、総エネルギー使用量の
14.1%、 CO2排出量の29.8%削減を見込んでいます。 つくりたての料理を提供
し、より快適な食空間を実現しています。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
CO2削減・エネルギー高効率利用システム
フルハイトウインドウ
抜群の眺望をお楽しみいただける、全面ガラス張りの窓「フルハイトウインド
ウ」は、熱や紫外線を50%カットする「エコガラス」を導入。 屋内外の温度伝達
を抑え、冷暖房の負荷を大幅に減らします。 部屋によっては、バスタブにつか
りながら、都心の夜景を楽しむことも可能です。
排熱や夜間電力を利用した空気熱源ヒートポンプ給湯設備
近年、効率向上が著しいヒートポンプ技術を応用し、最も省コスト・省CO2効果
が見込める業務用給湯熱源として、導入しました。業界に先駆けて環境にやさし
いお湯で、ゆったりとバスタイムをお寛ぎください。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
生ゴミ・水リサイクルシステム
生ゴミを100%資源化する「コンポストプラント」
ホテルの厨房などから出る1日5,000kgもの生ゴミを100%リサイクルして
います。ホテル内のプラントで堆肥化されたコンポストは、提携農家の協
力を経て、安全・安心な農作物を育てます。 業界のトップランナーとして、
オータニのオリジナル循環方式により、生産された有機作物でお客さまの
要望にもおこたえいたします。
中水造水プラント
1日約1,000tもの厨房排水をバイオ処理し、下水として放流する水の水質を
浄化させることはもとより、樹木・庭園の灌水、トイレの洗浄水などにこの「中
水」を再利用。水資源の有効利用と、河川や海の環境負荷低減にも役立っ
ています。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
コミュニティー環境設備
ローズガーデン
00年10月、宴会場「鶴の間」の屋上緑化として世界的なフラワーコーディ
ネーターであるケネス・ターナー氏デザインの「ローズガーデン」が誕生しま
した。 約2,500m2の敷地に約30種類の赤いバラ約2,000株、30,000輪が
栽培され、主に結婚式場として利用されています。
屋上緑化
ザ・メイン張り出し部分、2階と16階の屋上計2,800㎡を新たに緑化。特に17階
レストランに面する6階屋上は、芝生や低木だけでなく高さの異なる植物を用
いた「複合緑化」を施しました。 この方法は、芝や低木だけの場合と比べ、暑
熱緩和作用が強いとされています。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
コミュニティー環境設備
ホタルが住むビオトープ
日本庭園の池から弁慶濠に続くせせらぎにビオトープをつくり、03年3月に
幼虫を放流しました。初夏にはホタルが見られます。 夜の暗さを保つため
に足元灯の一部を替えるなどホタルが生息できる環境を再現。ホタルは水
質に敏感で微妙な生態系の上に成り立つ生き物だけに、ホタルの住める環
境はまさに都会のオアシスといえます。
殺菌力と耐久性に優れた「木製受水槽」
開業以来、お客さまにおいしい水を提供し続けている木製受水槽には、厚さ
70mmの米ヒバを使用。ヒバ特有の成分に殺菌効果があり安全な水が供給で
きます。現在30tから90tまで大小16槽が稼動しています。
地球環境への配慮と真の快適さが調和したホテルづくり
地球環境に配慮したエコロジーなラグジュアリーホテルの挑戦
∼CO2排出量28%削減からの更なる挑戦∼
1964年に東洋一の規模として開業したホテルニューオータニは、ラグジュアリーでありながら、地球環境にも
配慮したホテルを目指してきました。現在では、客室数1,479室、1日の当館利用者平均、1万5,000人という
“複合型コミュニティ”として24時間活動を続けています。小さな都市ともいえる当ホテルを、1つの都市モデル
ととらえ、循環型社会の実現の ため、様々なシステムを導入してきました。
今後も快適性と環境保全の両立へ挑戦し続けていきます。
本件に関する詳細資料もご用意しておりますので、
下記までお気軽にお問合せください。
ホテルニューオータニ
マネージメントサービス部 広報担当
電話03-3221-2631、FAX 03-3239-2629
〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4-1
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