郵 便 は が き 1 3 0 8790 料金受取人払 本所局承認 46 差出有効期間 平成16年1月 31日まで (受取人) 東京都墨田区菊川3-1-11 株式会社 ティムコ 社長室 行 氏 名 職 業 住 所 〒 都道 府県 年 齢 ( )歳 性 別 男・女 株式投資歴 1 3年未満 2 3年以上10年未満 3 10年以上20年未満 4 20年以上 02S 株主メモ 決 算 期 日 11月30日 (年1回) 定 時 株 主 総 会 決算期日後3カ月以内 基 準 日 11月30日 その他必要あるときはあらかじめ公 告して定めます。 名義書換代理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番3号 UFJ信託銀行株式会社 同 事 務 取 扱 所 東京都江東区東砂七丁目10番11号 UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話(03)5683-5111 (代表) 同 取 次 所 UFJ信託銀行株式会社 全国各支店 野村證券株式会社 全国本支店・営業所 公 告 掲 載 新 聞 日本経済新聞 1単元の株式数 100株 Think in the field ティムコ レポート 2002 SPRING/第32期通期 (証券コード7501) Think in the field. フィッシング用品 Fishing tackle フライフィッシング Fly-Fishing ルアーフィッシング クワイエット スポーツ 大地に想いをよせて…… ティムコの仕事は、ルアーフィッシングやフライフィッシング、 Lure-Fishing Quiet sports エコロジー Ecology アウトドア・クロージング Outdoor clothing アウトドア用品 Outdoor products そしてアウトドアスポーツを楽しむことができるような商品を考え、創造し、 提供することです。 自然の中から生まれ、自然へ帰っていく世界中の人々のために、 山に、川に、海に、大地に想いをよせる人々のために、 ティムコが存在するのです。 Think in the field 1 離れがたい自然へ・・・ 2 SPECIAL COLUMN カヌー、マウンテンバイク、クロスカントリースキー、クラ イミング等はクワイエットスポーツの一例です。樹木を伐採 したり、動力を用いないエコロジカルなアウトドアスポーツ といえます。 はじまりは4タイプのベスト FoxFireの起源は1982年に遡ります。当時あった米国製のフ ライフィッシングベストでは満足できなかったわたしたち は、まず、本格的なフィッシングベストの開発からスタート しました。フライフィッシングに通じるクワイエットスポー ツの精神は、FoxFireの基礎となっています。現在では、シ ャツ・ジャケット・パンツ・帽子・リュック・ザック・シュー ズに至るまで幅広いラインナップを取り揃えていますが、一 貫してクワイエットスポーツをテーマとしたデザインがなさ れています。 BRAND STORY FoxFireブランドストーリー ティムコのオリジナルアウトドアブランド“FoxFire” (フォ ックスファイヤー)は、おかげさまで誕生から20周年を迎え ました。海外のメジャーブランドが大勢を占めるアウトドア 衣料市場において、FoxFireは数少ない純国産ブランドです。 今回のSPECIAL COLUMNでは、FoxFireのブランドスト ーリーを特集します。 テーマは「クワイエットスポーツ」 「クワイエットスポーツ」という言葉をご存じでしょうか? 「自然を破壊せずに静かに楽しめるスポーツ」というのがこ の名前の由来です。これは、FoxFireのテーマに必ず登場す る言葉のひとつです。フライフィッシング、トレッキング、 3 「マウンテンストリームベスト」 (5-V01) 発売から20年間モデルチェンジをしていない ロングセラーモデル 4 SPECIAL COLUMN T O P I C S FoxFire20周年記念モデル もっとも道具に近い服「クロージング」 FoxFireは「リアル・クロージング(Real Clothing) 」です。 「ファッション(Fashion) 」や「ウェア(Wear) 」とは異なり ます。いわゆる「アパレル (Apparel) 」でもありません。 「ク ロージング(Clothing) 」という言葉には一番「道具」に近い 意味があります。 「ウェア」は「着る」という行為に比重が おかれています。 「ファッション」は広く生活全体の流動的 な価値観が強まります。 「アパレル」は「ウェア」の補足的 な意味が強いのです。FoxFireはナチュラリスト(自然愛好 家)のためのリアル・クロージングをめざしています。 FoxFireの生誕20周年を記念して、限定アニバーサリーウォ ッチ(腕時計) 、限定アニバーサリーバンブーフライロッド (竹製釣竿) 、復刻版オールラウンダーベスト(フライフィッ シング用ベスト)が、今春より順次発売されます。FoxFire 20周年を記念する高品質・高性能なアニバーサリーモデルと なりますので、ご期待ください。 FoxFireの名前の由来 FoxFireの名前にはある物語が背景にあ り ま す 。 Eriot Wigginton( エ リ オ ッ ト・ウィギントン)は1966年にアメリカ 南部のジョージア州の高校で生徒達とと もに“FoxFire”というサークルを組織 しました。 「わたしたちの土地に昔から 伝えられてきた生活の知恵や伝統的な技 術や道具を見直して、未来に語りつない でいくために、知恵のある人に習い、自 然から学ぼう」 。勉強がおもしろくない と言い始めた高校の生徒達を、ほんとうにおもしろい勉強に 向かわせた彼のこの試みは1972年に「The Foxfire Book」 として出版され、たちまちベストセラーとなり、翌年には 「Foxfire2」が発行されたほどです。 「FoxFire」はもともと枯れ木に生じる菌類の発する燐光のこ とを意味しています。そしてこの運動の中心となったRabun の山々によく見られた現象でもありました。導くようなその 光を見るたびに、彼にはそれが自然という偉大な教師が人間 に与える知恵のシンボルだと思われました。ティムコのオリ ジナルブランド“FoxFire”は、この物語がその名の由来と なっています。 5 アニバーサリーウォッチ ※イメージ画につき量産品と細部が異なる場合があります 「釣りDAISUKI!」に番組提供 ティムコでは、釣り情報番組「釣りDAISUKI!」に番組 提供をしています。JB(日本バスプロ協会)ワールドプロ 小島 宏さんを中心として関西の釣り情報を発信しています。 是非、ご覧ください。 「釣りDAISUKI!」放映日 サンテレビ (関西)毎週土曜日 22:30より放映 テレビ埼玉 毎週日曜日 22:00より放映 ※ティムコの提供する番組は各テレビ局ともに月1回の放映となります 6 損益計算書 貸借対照表 (単位:千円) 第32期 自平成11年12月1日 至平成12年11月30日 自平成12年12月1日 至平成13年11月30日 ( 科 目 経常損益の部 営業損益の部 営 業 収 益 売 上 高 営 業 費 用 売 上 原 価 販売費及び一般管理費 営 業 利 益 営業外損益の部 営 業 外 収 益 営 業 外 費 用 経 常 利 益 特別損益の部 特 別 利 益 特 別 損 失 税 引 前 当 期 利 益 法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税 法 人 税 等 調 整 額 当 期 利 益 前 期 繰 越 利 益 過 年 度 税 効 果 調 整 額 当 期 未 処 分 利 益 )( ) 3,480,506 3,251,660 1,792,026 1,414,141 274,339 1,677,526 1,383,195 190,938 92,873 31,168 336,044 1,340 48,006 289,379 143,336 △9,776 155,819 1,622,604 93,817 1,872,240 (単位:千円) ●売上高 第31期 期 別 54,966 78,235 167,669 1,119 89,447 79,341 108,793 △61,420 31,967 1,687,090 ― 1,719,058 フィッシング用品は、市場 の低迷により、ルアー用品、 フライ用品ともに落ち込み ましたが、アウトドア用品 は商品ライン数を強化した ことが功を奏し堅調に推移 いたしました。その結果、 当期の売上高は前期比6.6% 減となりました。 (単位:百万円) 第29期 資産の部 第31期 第32期 0 流 動 資 産 4,785,222 4,755,205 固 定 資 産 3,931,309 3,937,268 3,443,674 3,363,709 有 形 固 無 形 固 投 資 産 定 資 産 5,389 4,914 等 482,245 568,644 資 流 動 負 債 914,084 914,701 第31期 固 定 負 債 319,554 341,934 第32期 負 債 合 計 1,233,638 1,256,635 金 1,079,998 1,079,998 ●総資産 金 3,925,653 3,935,653 金 2,477,240 2,424,058 金 ― △3,870 長期借入金の約定返済実施 により2億5百万円の資金支 出による減少があったもの の、投資事業組合分配金及 び税効果会計による繰延税 金資産の増加により、総資 産は前期末に比べて24百万 円の減少に止まりました。 資 産 合 計 8,716,532 8,692,474 負債の部 200 400 600 800 ●経常利益 法 本 定 準 備 第29期 剰 第30期 評 第31期 自 己 株 式 ― △2 第32期 資 本 合 計 7,482,893 7,435,838 負 債 ・ 資 本 合 計 8,716,532 8,692,474 0 200 400 600 800 科 目 処 益 分 準 配 利 益 備 当 金 第31期 1,872,240,827 第32期 1,719,058,721 次 7 途 期 積 繰 立 越 利 10,000,000 ― 75,149,865 75,149,865 22円50銭 22円50銭 金 100,000,000 益 1,687,090,962 金 ( 1 株 当 た り の 配 当 金 ) 別 8,000 (単位:%) 第29期 第30期 第31期 第32期 0 20 40 60 80 100 余 価 差 額 (単位:百万円) 第29期 第30期 第31期 第32期 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 (単位:千円) ●1株当たりの配当金 これを次のとおり処分いたします。 利 6,000 資本の部 資 (単位:百万円) 4,000 ●株主資本比率 第30期 (単位:百万円) 第29期 2,000 キャッシュ・フロー計算書 期 別 未 第31期 0 定 (単位:円) 期 第30期 第32期 退職給付に係る会計基準の 適用により、退職給付債務 の著しい増加がありました が、株主資本の基盤が安定 しているため、株主資本比 率は85.5%と高い水準を維 持いたしました。 利益処分 当 利益処分による安定した株 主配当金の実施により、株 主資本は前期末に比べて47 百万円減少いたしました。 (単位:百万円) 第29期 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 0 投資事業組合分配金及び保 険満期返戻金等の営業外収 益があったものの、長期滞 留在庫の処分及び評価減を したことにより、経常利益 は前期比50.1%減となりま した。 ●株主資本 第32期 第31期 (平成12年11月30日現在) (平成13年11月30日現在) 科 目 第30期 ●営業利益 売上高減少に連動するかた ちで利益も減少いたしまし た。当期の営業利益は前期 比30.4%減となりました。 期 別 当期は1株当たり22円50銭 (普通配当17円50銭・特別 配当5円)の配当を実施い たします。 (単位:円) 第29期 特別配当 第30期 特別配当 ※ 第31期 特別配当 第32期 特別配当 0 5 10 15 20 期 別 第32期 自平成12年12月1日 至平成13年11月30日 営業活動によるキャッシュ・フロー 107,581 351,860 営業活動により得られた資金は3億51百万円となりました。これは 主に税引前当期利益79百万円、減価償却費1億20百万円及び仕入債 務の増加92百万円と棚卸資産の減少等によるものです。 投資活動によるキャッシュ・フロー △273,632 222,270 ●投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー △373,585 △287,545 科 目 25 30 ●営業活動によるキャッシュ・フロー 第31期 自平成11年12月1日 至平成12年11月30日 ( )( ) 3,172 2,835 現金及び現金同等物の増加額(△減少額) △536,463 289,420 100,000,000 現金及び現金同等物期首残高 2,684,234 2,147,770 1,543,908,856 現金及び現金同等物期末残高 2,147,770 2,437,190 ※創業30周年における記念配当 現金及び現金同等物に係る換算差額 投資活動の結果得られた資金は2億22百万円となりました。これは主 に定期預金の払戻・預入により発生した収支の差額2億49百万円の流 入と、有形固定資産取得による流出が相殺された結果によるものです。 ●財務活動によるキャッシュ・フロー 財務活動の結果使用した資金は2億87百万円となりました。この内 容は主に長期借入金の返済による減少額2億5百万円と利益処分に よる配当金75百万円となっています。 8 財 務 指 標 ●売上高経常利益率 ●株主資本利益率(ROE) ●1株当たり当期利益 (単位:%) フィッシング用品の低迷に より売上高は前期に比べ 6.6%減少いたしました。 また、投資事業組合分配金 及び保険満期返戻金の営業 外収益があったものの、長 期滞留在庫の処分等を実施 したことにより営業外費用 が増加いたしました。その 結果、売上高経常利益率は 前期に比べて4.5ポイント 低下し、5.2%となりまし た。 前期に比べて売上高が減少 する一方、長期滞留在庫の 処分及び評価減、退職給付 会計の適用による退職給付 債務の費用処理(1年間で 償却)により、当期利益は 前期に比べて大幅に減少い たしました。その結果、株 主資本利益率は前期に比べ て1.7ポイント低下し0.4% となりました。 20 17.3 15 ●用品別売上高 (単位:%) (単位:円) 売上高の減少に連動した利 益の減少により、当期利益 は前期比79.5%減となりま した。これに伴い1株当た り当期利益は前期に比べて 37円08銭減少し、9円57銭 となりました。 5 4.3 4 100 92.92 80 68.99 13.5 3.3 3 10 60 9.7 2.1 40 ルアー用品 20 フライ用品 9.57 0.4 0 0 第 31 期 第 32 期 アウトドア用品 アウトドア衣料 0 第 29 期 第 30 期 第 31 期 第 32 期 1,000 その他 フィッシング用品 第 29 期 第 30 期 第 31 期 第 32 期 その他 アウトドア用品 その他 9 3,000 フィッシング用品 1 第 30 期 4,000 2,000 5.2 第 29 期 5,000 46.65 2 5 (単位:百万円) フィッシング用品に関して は、釣人口の減少や販売店 の統廃合が進み、特にルア ー用品の中でも大きな市場 を占めるブラックバス釣り 用品の低迷が著しく見られ ました。これによりフィッ シング用品の売上高は前期 に比べて18.8%減少いたし ました。一方、アウトドア 用品の売上高に関しては、 市場規模が縮小傾向にある ものの、商品アイテム数の 強化や販売ルートの強化に より前期比5.1%増と堅調 に推移いたしました。 0 第 29 期 第 30 期 第 31 期 第 32 期 10 ア ン ケ ー ト の ご 報 告 (2)どこでティムコをお知りになりましたか?(複数回答可) その他 2名(1.8%) 無回答 4名(3.6%) 新聞・雑誌広告 4名(3.6%) 商品のユーザー 9名(8.0%) 合 計 112名 100.0% 新聞・雑誌記事 16名(14.3%) 四季報・会社情報等 48名(42.8%) 証券会社 29名(25.9%) (3)ティムコの株式に投資されたのはいつ頃ですか?(投資されてからの年数) 無回答 11名(11.3%) 4年以上(公開∼H9.9に投資) 20名(20.6%) 1年未満(H12.10以降に投資) 6名(6.2%) 1年以上2年未満 (H11.10∼H12.9に投資) 25名(25.8%) 合 計 97名 100.0% 3年以上4年未満 (H9.10∼H10.9に投資) 9名(9.3%) 2年以上3年未満(H10.10∼H11.9に投資) 26名(26.8%) (4)ティムコの株式に投資された理由(投資しようと思われている理由)は何でしょうか?(複数回答可) 経営方針 3名(1.4%) その他 9名(4.2%) 無回答 9名(4.2%) 商品競争力 10名(4.7%) 株主優待 40名(18.7%) 安全性 13名(6.1%) ティムコレポート2001AUTUMNにおきまして、株主の皆様へのアンケートを実施いた しました。その結果、株主の皆様よりたくさんのご意見をいただきましたのでご報告い たします。 平成13年5月末日現在株主数 1,879名 うちアンケート回答者数 97名 アンケート回収率 無回答 3名(3.1%) 3年未満 10名(10.3%) 3年以上10年未満 22名(22.7%) 合 計 97名 100.0% 20年以上 38名(39.2%) 10年以上20年未満 24名(24.7%) 11 合 計 214名 100.0% 1株当たりの配当金 37名(17.3%) 証券会社の勧誘 20名(9.3%) 5.2% ※平成13年12月末日までの到着分を対象とし ております。 (1)株式投資歴 独自性 19名(8.9%) 将来性 27名(12.6%) 事業内容 27名(12.6%) (5)何かご意見がございましたらご記入ください。 このご質問に対するご回答を延べ121名の皆様からいただ 無回答 16名(13.2%) きました。近年の業績及び株価の低迷から「業績・株価回 その他 15名(12.4%) 復に向けて努力して欲しい」とのご意見が、回答数の約 半分に当たる45.4%の皆様より寄せられました。厳しい環 I Rを充実させて欲しい 4名(3.3%) 境ではございますが、これを真摯に受け止め、まずは業 績回復に注力した経営活動を行ってまいります。 もっと企業・商品PRを して欲しい 6名(5.0%) 商品への要望・意見 7名(5.8%) 配当に期待 7名(5.8%) 合 計 121名 100.0% 業績・株価回復に向けて 努力して欲しい 55名(45.4%) 株主優待を充実させて 欲しい 11名(9.1%) 12 ご 代表取締役社長 あ 酒井貞彦 当期における日本経済は、これまで経済の牽引役 であったIT(情報技術)産業が低迷する一方で、 長期にわたる景気低迷により、不良債権は増加の一 途をたどり、企業の大型倒産や史上最悪の失業率を 記録するなど、景気の悪化が顕著に見られました。 当社の属するアウトドア関連業界におきましては、 フィッシング用品業界、アウトドア用品業界ともに メーカー、小売店の統廃合が続き、さらなる市場規 模の縮小が見られ、競争は一段と激化いたしました。 このような状況下におきまして、当社では営業努 力を重ねてまいりましたが、当期における営業成績 は低調に推移いたしました。特にフィッシング用品 については、市場全体の低迷により、ルアー用品、 フライ用品ともに大きく落ち込む結果となりました。 一方、アウトドア用品は新製品の投入や「フォッ クスファイヤーショップ」での販売増が貢献し、前 期を上回る成績を計上いたしました。しかしながら、 フィッシング用品の落ち込みを補うには至らず、当 期の売上高、利益ともに前期を下回る結果となりま した。今後の見通しといたしましては、金融機関に おける多額の不良債権処理問題、IT産業の低迷、 失業率の悪化など、日本経済を取り巻く環境は厳し い さ つ い状況が続くことが予測されます。当社の属するア ウトドア関連業界におきましても、メーカーや小売 業者の統廃合が進行することが予想され、引き続き 厳しい環境となることが予測されます。 このような環境に対しまして、当社では引き続き 「競争力のある強い会社になろう」というスローガン のもと、A消費者戦略の強化(消費者の立場になっ た全社的活動の強化) 、B商品力の強化(優れた製品 を生み出し、優れた商品へと導く戦略の強化) 、C営 業力の強化(モノを売るだけの販売力ではなく、 収益 を生み出す「営業力」を強化)を一貫した中期ビジ ョンとして掲げ、業績の向上に傾注してまいります。 具体的施策といたしまして、まず、ルアー用品に 関しては、ブラックバス釣り市場のさらなる冷え込 みが予想されるものの、釣り市場の中で依然として 大きい規模であること、また、ソルトルアーフィッ シング市場ならびに管理釣場におけるトラウト(マ ス類)フィッシングが成長過程にあることなどから、 引き続きルアー用品の開発・営業に注力してまいりま す。また、フライフィッシングにおきましても依然 として同市場に対する関心が高いことから、厳しい 環境の中ではあるものの、成長を狙うことが可能と 思われます。こうした状況から、フィッシング用品 に関しましては、前期に引き続きまして、消費者の ティムコファン獲得に主眼をおいたセールスプロモ ーション、アフターサービスの強化を行うとともに、 製品開発から販売に至るまでの一層の連携強化を行 い、競争力強化をはかりたいと考えております。ま た、アウトドア用品に関しましては、固定顧客の増 加に注力し、フォックスファイヤーショップにおけ る1店舗当たりの収益力向上に注力してまいりたい と考えております。 以上のような施策により、業績向上に傾注してま いりますので、皆様におかれましては、今後ともよ ろしくご指導、ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。 会社概要 2001年(平成13年)11月30日現在 ■設 立 年 月 日 ■資 本 金 1969年 (昭和44年) 12月1日 1,079,998千円 ■ 発行済株式総数 ■株 主 数 ■本 社 所 在 地 員 ■役 3,339,995株 1,973名 〒130 - 8555 東京都墨田区菊川三丁目1番11号 代表取締役社長 酒井 貞彦 常 務 取 締 役 霜田 俊憲 取 締 役 中山 芳忠 取 締 役 増田 豊 常 勤 監 査 役 森 宏太郎 監 査 役 三浦 友三 監 ■従 業 員 数 ■ 主要取引銀行 査 役 島 憲司郎 2002年(平成14年) 2月26日現在 82名 U F J 銀 行 東京三菱銀行 UFJ信託銀行 三井住友銀行 2002年(平成14年) 1月末日現在 ■主要取扱品目 オービス、フェンウィック、サイエンティフィックア ングラーズ/3M(いずれも米国)等のロッド、リール、 フライライン等輸入釣用品。TMCフライフック、ノト ス、ユーフレックス等のオリジナル釣用品。オリジナ ルアウトドア衣料フォックスファイヤー他、各種アウ トドア用品。 株主の皆様へアンケートのお願い 1 どこでティムコをお知りになりましたか? 1. 証券会社 2. 四季報・会社情報 3. 新聞・雑誌広告 4. 新聞・雑誌記事 5. 商品のユーザー 6. その他( ) 2 ティムコの株式に投資されたのはいつ頃ですか? 平成( )年( )月頃 3 ティムコの株式に投資された理由は何でしょうか? (複数回答可) 1. 安全性 2. 将来性 3. 独自性 4. 事業内容 5. 商品競争力 6. 経営方針 7. 1株当たりの配当金 8. 株主優待 9. 証券会社の勧誘 10. その他( ) 4 何かご意見がございましたらご記入ください。 ご協力ありがとうございました。 13
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