7.連結キャッシュ・フロー計算書 大 成 建 設 株 式 会 社 (単位百万円) 科 目 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益・損失(△) 減価償却費 貸倒引当金の増加・減少(△)額 退職給与引当金の増加・減少(△)額 関係会社投資等損失引当金の増加・減少(△)額 受取利息及び受取配当金 支払利息 有価証券・投資有価証券評価損 有価証券・投資有価証券売却損・益(△) 固定資産売却損・益(△) 固定資産除却損 売上債権の減少・増加(△)額 未成工事支出金の減少・増加(△)額 たな卸不動産の減少・増加(△)額 仕入債務の増加・減少(△)額 未成工事受入金の増加・減少(△)額 営業貸付金の減少・増加(△)額 破産債権、更生債権等の減少・増加(△)額 その他 小 計 利息及び配当金の受取額 利息の支払額 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー 当 期 11.4. 1 ( 自平成 至平成 12.3.31) Ⅰ 投資活動によるキャッシュ・フロー 定期預金の減少・増加(△)額 短期貸付金の減少・増加(△)額 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 有形固定資産の取得による支出 有形固定資産の売却による収入 投資有価証券の取得による支出 投資有価証券の売却による収入 長期貸付けによる支出 長期貸付金の回収による収入 その他 投資活動によるキャッシュ・フロー △ △ △ △ △ △ △ △ △ 85,505 17,958 49,001 43,176 27,380 4,370 15,814 9,032 16,251 18,448 1,665 66,267 56,823 89,838 39,007 54,688 29,150 58,119 5,909 153,863 5,386 15,593 26,214 117,442 Ⅱ 財務活動によるキャッシュ・フロー 短期借入金の増加・減少(△)額 コマーシャルペーパーの増加・減少(△)額 長期借入れによる収入 長期借入金の返済による支出 社債の発行による収入 社債の償還による支出 配当金の支払額 その他 財務活動によるキャッシュ・フロー Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加・減少(△)額 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 Ⅶ 連結範囲変更に伴う現金及び現金同等物の増加額 Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 △ △ △ △ △ △ 1,065 13,471 17,758 59,610 13,256 145,463 7,768 22,728 15,503 4,322 609 189,635 Ⅲ −10− △ △ △ △ △ △ △ △ △ 263,685 116,000 42,519 38,544 82,020 43,463 5,788 400 343,343 1,669 37,935 204,967 1,280 168,312 (連結会計方針) 1.連結の範囲に関する事項 (1) 連 結 子 会 社 数 58 社 主要な連結子会社名は、「1.企業集団の状況」に記載のとおり。 ( 新 規 ) 有 楽 ビ ル デ ィ ン グ ㈱ 、 有 宝 ビ ル デ ィ ン グ ㈱ 、 大 成 建 設 ハ ウ ジ ン グ ㈱ 、 他 17 社 ( 除 外 ) 大 成 建 設 ホ ー ム ズ ㈱ 、 山 形 新 都 心 開 発 ㈱ 、 他 15 社 (2) 主 要 な 非 連 結 子 会 社 名 南大阪アスコン㈱、㈱ホテルプラザ神戸 非連結子会社は、いずれも小規模会社であり、合計の総資産、売上高、当期純損益( 持 分に見合う額)及び剰余金(持分に見合う額)は、いずれも連結財務諸表に重要な影響を 及ぼしていない。 2.持分法の適用に関する事項 0社 持分法適用の非連結子会社数 12 社 持分法適用の関連会社数 主要な持分法適用の関連会社名は、「1.企業集団の状況」に記載のとおり。 ( 新 規 ) チ ャ ネ ル アイランド アソシエイツ、アナカパ ベンチャーズ ( 除 外 ) ㈱ 四 国 ラ イ オ ン 、 ㈱ サ ン タ ス 、 他 13 社 (2) 持 分 法 非 適 用 の 主 要 な 非 連 結 子 会 社 名 南大阪アスコン㈱、㈱ホテルプラザ神戸 持分法非適用の主要な関連会社名 ㈱千葉センシティ、加賀アスコン㈱、㈱ジェイツー 持分法非適用の非連結子会社及び関連会社は、それぞれ連結純損益及び連結剰余金に及 ぼす影響が軽微であり、かつ全体としても重要性がないため、持分法の適用から除外して いる。 (1) 3.連結子会社の事業年度等に関する事項 連 結 子 会 社 の う ち 大 成 オ ラ ン ダ 他 在 外 連 結 子 会 社 13 社 の 決 算 日 は 12 月 31 日 で あ り 、 そ の他の連結子会社の事業年度は当社と同一である。 4.会計処理基準に関する事項 (1)取 引 所 の 相 場 あ る 有 価 証 券 の 評 価 は 、 洗 替 え 方 式 に よ る 低 価 法 ( 移 動 平 均 法 ) 、 そ の 他 の 有価証券の評価は、原価法(移動平均法)によっている。 (2)た な 卸 不 動 産 、 未 成 工 事 支 出 金 等 の 評 価 は 、 主 と し て 、 原 価 法 ( 個 別 法 ) に よ っ て い る 。 (3)重 要 な 減 価 償 却 資 産 の 減 価 償 却 の 方 法 は 、 主 と し て 、 建 物 を 除 く 有 形 固 定 資 産 に つ い て は 定率法、建物及び無形固定資産については定額法を採用している。 なお、従来、当社は平成10年3月31日以前に取得した建物については定率法、平成1 0年4月1日以降に取得した建物については定額法を採用していたが、総ての建物について 定額法を採用することに変更した。 こ の 変 更 に よ り 、 前 期 と 同 一 の 基 準 に よ っ た 場 合 に 比 べ 、 売 上 総 利 益 は 801 百 万 円 、 営 業 利 益 及 び 経 常 利 益 は 1,963 百 万 円 そ れ ぞ れ 多 く 計 上 さ れ 、 税 金 等 調 整 前 当 期 純 損 失 は 1,963 百万円少なく計上されている。 セグメント情報に与える影響は、「8.セグメント情報」に記載している。 (4)貸 倒 引 当 金 は 、 実 績 繰 入 率 に よ る 算 定 額 の ほ か 個 別 に 算 出 し て 、 貸 倒 見 積 額 を 計 上 し て い る。 なお、当期から、当社及び一部の連結子会社は、債権全額に貸倒引当金を設定している場 合 、 当 該 貸 倒 引 当 金 ( 当 期 39,685 百 万 円 ) を 債 権 か ら 直 接 減 額 す る こ と と し た 。 (5) 完 成 工 事 補 償 引 当 金 は 、 過 去 の 一 定 期 間 に お け る 補 償 実 績 率 に よ る 算 定 額 を 計 上 し て い る 。 −11− (6)退 職 給 与 引 当 金 は 、 主 と し て 、 従 業 員 に つ い て は 期 末 要 支 給 額 ( 適 格 退 職 年 金 制 度 採 用 部 分 を除く)の100%を、取締役、監査役及び業務執行役員については内規に基づく期末要支給 額を計上している。 なお、従業員の退職給与引当金については、従来、期末要支給額(適格退職年金制度採用部 分を除く)の40%を計上していたが、当期から、当社及び一部の連結子会社は期末要支給額 (適格退職年金制度採用部分を除く)の100%を、一部の連結子会社は退職金支給見込額の 現価額から適格退職年金資産の公正な評価額を控除した額を計上することに変更した。 こ の 変 更 に よ り 、 前 期 と 同 一 の 基 準 に よ っ た 場 合 に 比 べ 、 売 上 総 利 益 は 1,208 百 万 円 、 営 業 利 益 及 び 経 常 利 益 は 2,044 百 万 円 、 税 金 等 調 整 前 当 期 純 損 失 は 46,856 百 万 円 そ れ ぞ れ 多 く 計 上されている。 セグメント情報に与える影響は、「8.セグメント情報」に記載している。 (7)関 係 会 社 投 資 等 損 失 引 当 金 は 、 関 係 会 社 整 理 等 の 損 失 に 備 え る た め 、 連 結 会 社 の 負 担 が 見 込 まれる額を計上している。 (8)消 費 税 及 び 地 方 消 費 税 に 相 当 す る 額 の 会 計 処 理 は 、 税 抜 方 式 に よ っ て い る 。 5.連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 連結子会社の資産及び負債の評価は全面時価評価法によっている。 6. 連結調整勘定の償却に関する事項 連結調整勘定の償却については、原則として5年間の均等償却を行っている。 7.利益処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成している。 なお、連結剰余金計算書の作成に当たっては、従来、連結会計期間の利益に係る処分に基づ いて作成する方法(繰上方式)により作成していたが、当期より、連結会計期間において確定 した利益処分に基づいて作成する方法(確定方式)により作成することに変更した。 こ の 変 更 に よ り 、 前 期 と 同 一 の 基 準 に よ っ た 場 合 に 比 べ 、 連 結 剰 余 金 期 末 残 高 が 2,541 百 万 円増加している。 8.連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲 連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引 出可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わな い取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなる。 9.当期から、改正連結財務諸表規則に基づき、税効果会計を適用しているが、従来、法人税等の 期間配分処理を行っていたため、連結損益及び連結剰余金に与える影響はない。 なお、この変更により、従来、投資等の「繰延法人税等」に計上していた繰延税金資産につ いては、流動資産及び投資等に「繰延税金資産」として計上し、「税効果当期配分額」に計上 していた法人税等調整額は、「法人税等調整額」として計上している。 −12− (連結貸借対照表の注記) 1.受取手形裏書譲渡高 2.偶 発 債 務 保 証 債 務 額 2,119 百 万 円 16,305 百 万 円 (前 期 142 百 万 円 ) (前 期 68,861 百 万 円 ) 上 記 に は 保 証 予 約 ( 当 期 92 百 万 円 前 期 23,362 百 万 円 ) を 含 め て お り 、 複 数 の 保 証 人 が いる保証債務については、連結会社の負担額を付している。 社債のデット・アサンプション(債務履行引受契約)に係る偶発債務 1999 年 満 期 ユ ー ロ 円 建 普 通 社 債 − 百万円 3.担保に供している資産 (前 期 10,000 百 万 円 ) 111,090 百 万 円 (連結損益計算書の注記) 1.重要な会計方針 完成工事高の計上基準は工事完成基準によっているが、長期大型工事に限り、工事進行基準に よっている。ただし、1 社を除く在外連結子会社は、すべての工事について工事進行基準によっ ている。 工事進行基準による完成工事高 156,809 百 万 円 2.一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費 9,279 百 万 円 (連結キャッシュ・フロー計算書の注記) 1.現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係 現金預金勘定 預入期間が3ヶ月を超える定期預金 171,328 百 万 円 △ 3,015 百 万 円 168,312 百 万 円 現金及び現金同等物 −13− (リース取引関係) 1. 重要な会計方針 リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引につい ては、通常の賃貸借取引に係る方法に準じた会計処理によっている。 2.リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース取引 (1)借 主 側 (イ)リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残高相当額 (単位百万円) 当 期 前 期 取 得 価 額 減価償却累計額 期 末 残 高 取 得 価 額 減価償却累計額 期 末 残 高 相 当 額 相 当 額 相 当 額 相 当 額 相 当 額 相 当 額 建物・構築物 3,666 1,695 1,971 2,282 1,152 1,130 機械・運搬具・ 工具器具備品 7,018 3,823 3,194 3,906 2,219 1,687 無形固定資産 38 19 19 10,723 5,538 5,185 6,189 3,371 2,817 合 計 (ロ)未経過リース料期末残高相当額 1 年 内 1 年 超 計 〔当 ( ハ ) 支払リース料(減価償却費相当額) 期〕 〔前 期〕 1,994 百 万 円 3,191 百 万 円 5,185 百 万 円 1,068 百 万 円 1,748 百 万 円 2,817 百 万 円 1,255 百 万 円 1,318 百 万 円 (ニ)減価償却費相当額の算定方法 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法によっている。 (注)取得価額相当額及び未経過リース料期末残高相当額は、支払利子込み法により算定している。 (2)貸 主 側 (イ)リース物件の取得価額、減価償却累計額及び期末残高 当 期 (単位百万円) 期 前 取 得 価 額 減価償却累計額 期 末 残 高 取 得 価 額 減価償却累計額 期 末 残 高 建物・構築物 270 178 92 620 268 352 機械・運搬具・ 工具器具備品 264 176 88 1,277 766 511 89 49 39 1,987 1,084 902 その他投資等 合 計 534 354 (ロ)未経過リース料期末残高相当額 1 1 年 年 計 内 超 (ハ)受取リース料及び減価償却費 受取リース料 減 価 償 却 費 180 〔当 期〕 〔前 期〕 69 百 万 円 134 百 万 円 204 百 万 円 352 百 万 円 686 百 万 円 1,038 百 万 円 103 百 万 円 157 百 万 円 377 百 万 円 343 百 万 円 (注)未経過リース料期末残高相当額は、受取利子込み法により算定している。 3.オペレーティング・リース取引 借 主 側 未経過リース料 1 1 〔当 年 年 計 内 超 期〕 7 百万円 − 百万円 7 百万円 −14− 〔前 期〕 18 百 万 円 8 百万円 27 百 万 円 (税効果会計関係) 1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 〔 当 期 〕 繰延税金資産 損金算入限度超過額等 たな卸資産 47,693 百 万 円 貸倒損失及び貸倒引当金 34,017 百 万 円 退職給与引当金 21,341 百 万 円 関係会社投資等損失引当金 11,198 百 万 円 投資有価証券 2,772 百 万 円 未払賞与 2,310 百 万 円 その他 9,302 百 万 円 繰越欠損金 31,430 百 万 円 未実現利益 29,815 百 万 円 繰延税金資産小計 評価性引当額 189,882 百 万 円 △ 繰延税金資産合計 33,270 百 万 円 156,611 百 万 円 繰延税金負債 固定資産圧縮積立金 △ 2,977 百 万 円 特別償却準備金 △ 50 百 万 円 繰延税金負債合計 △ 3,028 百 万 円 繰延税金資産の純額 153,583 百 万 円 −15−
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