ツールがどこにあるかを知りたければ 工具箱にお聞きください。

ツールがどこにあるかを知りたければ
工具箱にお聞きください。
FOD/FME の究極のソリューションのご紹介
宇 宙 航 空 業 界 で は 、 FOD( 異 物 損 傷 ) と 呼 ば れ 、 発 電 産 業 で は 、
FME(異物混入防止)と呼ばれるもの。スナップオンでは、“Histroy”と
呼びます。
本システムは、バーコード、スキャナー、RFID タグや追
加アイテムを必要とすることなく、個々のツールをユーザ
別に自動で追跡を可能にするコントロールシステムです。
作業スピードを損ねないオペレー
ションを実現
Snap-on Level 5 ATC システムは作業
者の作業スピードで動作します。つまり、ツ
ールボックスを開け、ツールを持ち出し、作
業場へ向かう一連の動作において他のシ
ステムでは、ツールのスキャニングやログ取
りなどの他の作業を必要しますが、本シス
テムでは、作業者を煩わせることなく、シス
テムが自動的に実施します。
個々のツールスキャニングが不要
RFID タグの取り付け、交換が不要
1/4“ドライバービットから引き出し内に収ま
るツールであればツールサイズの制限無
し。
ツールの持ち出し、返却を音声で確認
自動ロック
間違った位置/引き出しへの返却時のエ
ラー表示・通知
ツールの追跡を可能にする最新のテクノとロジー
Snap-on Level 5 ATC システムは、ツールボックスからツールの持ち出し・返却を検出するシ
ンプル、かつ使い易いソリューションを提供し、FOD/FME プログラムに対する重要な強化につな
がります。Snap-on が開発した先端デジタル画像技術と独自開発ソフトウェアを使用して、ツー
ルボックスが、ツールの在庫状況をユーザ別に自動的に把握し、どのツールがいつ持ち出し、ま
たは返却されたかのトランザクションを自動的に記録します。
その仕組みはどうなっているのでしょう。Snap-on Level 5 ATC システムは正真正銘のツール
コントロールシステムです。ユーザが提供するツールリストに基づいてツールボックスの各引き出
しが整理され、引き出しのフォームライナーのスペースにツールを割り当てます。この情報は、ツ
ールボックスの上部に取り付けられたスキャニングハードウェアにプログラムされます。各引き出
しが開閉される度に引き出しのデジタルスキャニングが実施され、その画像が、引き出しの内容
物の基本画像と即座に比較されます。引き出しより持ち出し、返却されたツールが特定され、シ
ステム(コンピュータ)が“ツールが持ち出された、または返却された”ことを音声で通知します。
さらにコンピュータは、持ち出し、返却された各ツールを“部品番号”と“ユーザ”別に追跡し、その
時の引き出しの内容物のデジタル画像を含むすべてのツールリストを作成します。この機能は、
直近の 15,000 トランザクションの追跡記録を提供し、すべてのアクティビティーデータを取得す
るだけでなく、照合のために引き出し内の実際の画像にアクセスすることも可能です。
プラグアンドプレイ vs. 組み合わせによるソリューション
FOD/FME 問題に対するいくつかのソリューションでは、RFID、センサーまたはバーコードなどツ
ールに添付して追跡します。追加の作業や添付は、以下の要因により相当なコストと制限を生
み出す可能性があります。
-
ツールの通常使用への干渉
引き出し内の余分なスペースの消費
ソケットなどの小型ツールへの使用制限
FOD の原因を取り除く一方で新たな原因ともなる
Snap-on Level 5 ATC の目的は、全てのツールの持ち出し・返却をシームレスに追跡できる
システムであることを証明することです。あなたが定義した全てのツールが引き出しにそれぞれ
体系立てて並べられてツールリストがプログラムされると、システムの利用が可能となります。
コンピュータ
スプレッドシートとデジタル画像による監査情報を保存
ディスプレイ
ユーザログイン、ツールの持ち出し・返却通知、追跡記録
の提供
ステンレススチールワークトップ
機能的な上面ワークエリア
ネットワーク接続
WiFi または有線 LAN でネットワークへ接続可能
デジタルスキャナー
引き出し開閉時にスキャンを実施。ツールの取り出し・返
却の追跡のための比較と保存
HID スキャナー
ユーザ認証用 HID スキャナー、NG の場合はロックする。
ミラーとライトシステム
ツールボックスの開閉時の照明を制御
引き出し
カスタムレイアウトフォームに収納されたツールを収納。
フォーム底に記された“部品番号”により返却を容易に。
引き出しの安全管理
横転防止のため、一度に 1 つの引き出しのみが開閉
3 つの主要コンポーネントが連携
Snap-on Level 5 ATC は、ツールの体系及び追跡するための以下の 3 つのコンポーネントを
装備しています。


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カットされたフォームにより整理された引き出し
デジタルスキャニングハードウェア
視覚認識とデータ記録のための先進の独自開発ソフトウェア
15 年以上にわたる開発と改良により Snap-on の先進のレイアウトデザインソフトウェアはツール
のどんなユニークな組み合わせにも対応できる引き出しのアレンジを編み出します。“部品番号”
をプログラムすれば、ソフトウェアが引き出しの構成を作成します。
正しい位置にツールが配置されると、各引き出しはデジタルスキャンされてマスター画像データ
がメモリーに保存されます。引き出しが開くたびに、引き出しがスキャンされ、ソフトウェアは引き
出しの内容物を保存されているマスターイメージと比較してツールの持ち出し、または返却を記
録します。
ツールボックスへのアクセスは、システムへのユーザ認証を提供する HID の近接バッジで制御
されます。ソフトウェアは、ツールが使用される場所を選択メニューから指定することをユーザに
義務づけるように設定でき、その後、ユーザがツールを選びだせるようにツールボックスのロック
を解除します。ツールが持ち出されると、ソフトウェアはアクティビティーを追跡し、各引き出しから
取り出されたツールの数を音声で通知します。取り出されたすべてのツールは部品番号別に特
定のユーザに割り振るデータファイルが作成され、その情報は追跡記録として保存されます。追
跡記録は最大 15,000 トランザクションをサポートします。デジタル画像の追跡監査証跡も作成
され、再確認に利用できます。最大限の追跡可能性と説明責任がサポートされます。
ツールボックスのディスプレイスクリーンは、ツールが取り出されている間、引き出しを“黄色”で
表示しますので“使用中”であることの視覚的なサインを提供します。また、取り出されている全
てのツールリストは、容易に画面でアクセスできますので、管理者は誰がどのツールを使用してい
るかを確認することができます。
ツールボックス、またはネットワーク経由で管理
Snap-on Level 5 ATC は WiFi、または有線 LAN ネットワークに接続が可能で
すので、センターコンピュータから全ての Level 5 ATC のアクティビティーを遠隔で
確認することができます。
強力な管理ソフトウェア
WiFi または有線 LAN に接続された Snap-on Level 5 ATC は使いやすいソフト
ウェアで管理できます。管理者は、全てのツールボックスがオンラインか、オフライ
ンかのステータスや持ち出されているツールや使用者、全履歴をネットワーク上で
確認することが可能です。システムアラートをメールやテキストメッセージで管理者
に送信することや紛失/故障したツールや校正が必要なツールに対するカスタマ
イズが可能です。各ツールの使用頻度、検査/校正日等に基づいたカスタムレポ
ートの作成も可能です。
プラットフォーム
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36” Single bank roll cab (約 450 点のツールを収納)
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54” Single bank roll cab (約 750 点のツールを収納)
特長と仕様
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電子機構:1 年保証

ユーザの割り当て:無制限

Ethernet、またはワイヤレスによる LAN ネットワーク

110V/230V AC 電源