情報センター年報

ISSN 1884-3131
情報センター年報
第 18 号
2010
産業能率大学 情報センター
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巻頭言
情報センター長
森本 喜一郎
2001 年に現在の本学情報教育ネットワーク SIGN の元になるシステムが構築されてか
10 年近くになる。また、複数キャンパス(湘南、自由が丘、代官山)での運用が開始され 5
年目になる。この間に機器やソフトウェアの更新、機能の強化を行ってきたが、この 10 年
近い間に SIGN を取り巻く情報環境や社会情勢も大きく変化した。SING に対する期待も、
初期の情報リテラシー教育のツール提供から学生一人ひとりが活用できる学習支援環境の
提供に変わった。
2009 年度は、湘南・自由が丘・代官山キャンパスのすべての教室および研究室の PC を
新機種に更新した。また、次年度以降に向けて、SIGN および関連するサービスを含めて大
学の情報サービスの現状と問題点について検討した。こうした検討を踏まえて、2010 年度
の具体的なサービス改善に向けて、SIGN メールの更新と教材サービスを中心としたネット
ワークフォルダの全面的な更新準備を行った。
本学の教材フォルダは、試用期間も含めると 15 年以上利用されてきた。現在のサービス
の原型は、2001 年度の新 SIGN で作られた。その後、様々な要望に応えて、建て増しを繰
り返してきたが、利用上の一貫性の欠如を感じさせる問題や運用管理上の問題も出てきた。
このことが、見直しのきっかけとなった。
教材フォルダの利便性の向上と将来の他システムとの連携を考えてサービスを再設計し
た。また、運用上のしくみも見直し制度化した。
現状の資源を最大限に生かすことを検討し、
特別な設備の導入を前提にしなかった。
このように SIGN のサービスを続けていくには、老朽化した機器の更新にとどまらず、
現状の資源をそのまま生かす範囲で、システムの見直しと運用の仕組みの見直しを図って、
サービスを再構築する決断も大切であると感じた。この点で、2009 年度は、個々の機能強
化にとどまらず、役立つ教育情報システムとしての全体像を描きながら次のステップに向か
うことができたと考えている。
今後も情報サービスセンターとの連携を図って、一人ひとりの学生に少しでもきめ細かな
指導や対応できるように SIGN の機能向上を図って行きたい。そのためには、何よりも教
育現場で日々奮闘されている先生方のお知恵をお借りして、役立つ教育情報システムに改善
を続けて行くことが必要になる。今後ともご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
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目次
巻頭言
情報センター所長
森本喜一郎
研究報告編
SIGN 環境における課題ファイルの電子提出について
伊藤泰雅
3
伊藤泰雅
9
盛屋邦彦
11
研究ネットワークを利用した共担科目の情報共有サイト構築
コースマネージメントシステム moodle の導入(2009 年度)
学生を対象とした情報環境・利用に関するアンケート調査の実施について
北川博美
福森幸久
錦織政晴
29
国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の新機能追加について
高田寛
47
森本喜一郎
65
森本喜一郎
67
内村雅江
69
情報サービスセンター
83
活動報告編
情報センター活動報告
研究ネットワーク活動報告
盛屋邦彦
デジタルコンテンツラボ 2009 年度活動報告
森本喜一郎
川野邊誠
北川博美
柴田匡啓
福森幸久
運用報告編
システム運用報告
資料
89
ソフトウェア一覧
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研究報告編
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-10-
SIGN 環境における課題ファイルの電子提出について
情報マネジメント学部
伊藤泰雅
1.はじめに
本学の情報環境 SIGN 上では、様々な学生向けサービスが実現されている。学生に課題
を提示する場合、これまでは文章レポートのような提出物が主流であったため、課題提出は
印刷物により、教務課のポストか、教員が授業時間内に直接回収する形で実現されていた。
しかし、コンテンツ系科目の増加に伴い、画像ファイルや様々な電子ファイルの提出を指示
する科目も増えてきている。このような状況に対応するために情報センターでは、課題用の
ファイルを電子的に提出する仕組みについて検討し、提出用 Web サイトを試作した。
2.従来のファイル提出
従来の電子ファイル提出は、主に 2 つの方法で実現されていた。
①課題フォルダ(orion01 サーバ)
ネットワーク上の課題提出用サーバ orion01 上に学生用のアカウント(フォルダ)を作成し、
学生がネットワーク経由でファイルを提出する。これには次のような問題点がある。
・課題提出のログを取りづらく、学生自身も提出したファイルの確認がしづらい。
・学生がファイル名を指定通りにしないことや、複数の科目でフォルダを共用するために、
教員がファイルを見つけにくい。
・履修生のみ、特定の課題のみ、を対象にした一括ダウンロードが不便である。
・現状の設定では、学外からの提出ができない。
・事前に学生アカウントを登録し、パーミッションの管理を行う必要がある。
・実習室 A/B で行うコンテンツ系の科目では、課題フォルダのショートカットが、次回の
授業まで保存できない。
②メール提出(webmail サーバ)
メールの添付ファイルとして、課題ファイルを提出することが可能である。提出確認はしや
すいが、次のような問題点がある。
・メール管理を主業務とするサーバに、別用途の負荷がかかる。
・添付ファイルの制限サイズである 5MB を超えたファイルは、添付提出できない。
・添付ファイルは mime 形式で管理されるので、メール送信やファイル保存の際に、時間
がかかる。
・メーラの操作性は1通ずつのメールを管理する形なので、一括して課題ファイルを扱うこ
とが難しい。
3.検討した課題提出サイトの機能
-3-
課題提出サイトに必要な機能を、学生、教員、サイト管理者の 3 つの視点で検討した。
①学生側の機能
・アカウントの登録やパスワードを変更する。自分のアカウント登録を確認できる。
・科目と課題を指定して、ファイルを提出する。
・提出したファイルを一覧表示し、指定のファイルを削除する。
・課題提出に関する学生のコメントを、教員側のページで表示する。
・課題に関する教員からの説明ファイルをダウンロードする。
・学外から利用できる。
②教員側の機能
・提出に関する情報を一覧表示する。(提出した履修生、課題ファイル名、提出日時、学生
コメント)
・課題の設定(課題名、締切、遅れ提出の受け取り可否、など)、解除を行う。
・学生アカウントの管理(パスワードのリセット)を行う。
・提出されたファイルを、
ファイルに応じたアプリケーションを利用して順番に表示する(採
点向け)。
・提出されたファイルを、科目と課題を指定して一括ダウンロードする。
・提出物が採点しやすいように、提出ファイルの一覧表示ページ(HTML)を自動生成する。
・締切後の提出を拒否する。(受け取り、拒否を設定する)
③管理側の機能
・利用する教員と科目の登録、削除を行う。
・課題ファイルの情報(提出日時、元ファイル名、ホスト名、情報、など)を記録する。
・学生が提出したファイル名を、管理上の名前に書き換えて統一する。
・障害発生時に、他のサーバを用いてすぐに復旧できる構成とする。
・障害発生時に、学生に障害状況が伝わる仕組みを実現する。
(トップページは別サーバに)
・外部ディスクに定期的にバックアップを取る。
・サイト内の情報は暗号化して扱う(パスワードなど)。
4.試作した課題提出サイト
4.1 実現した機能
上記3.で述べた機能のうち、表 1-1 の機能を実現して試作版の課題提出サイトを構築し
た。PC-AT 互換機を用いて Linux(Fedora)サーバを構成し、開発言語は PHP でソフト
ウェアを実現した。学生側と教員・管理者側のプログラムは、機能的に大きく異なるので、
別のプログラムとして作成した。プログラムでは、教員情報、学生情報、科目情報、課題情
報、提出物情報をテーブル化して管理している。採点の便宜のため、ダウンロードファイル
内に、提出ファイルを一覧表示する HTML ファイルを挿入している。
-4-
表 1-1: 試作版サイトでの実現機能
学生側
アカウント登録、パスワード変更、ファイル提出、ファイル削除
教員側
課題設定(課題名、締切、コメント、締切後の受け取り可否)と解除、提出
ファイルの一覧表示、提出課題の個別削除、一括ダウンロード、学生パスワ
ードのリセット、教員パスワードの変更
管理側
教員と科目の登録、定期的バックアップ
4.2 サイトマップと画面例
試作サイトのサイトマップを図 1-1 に示す。学生側の画面遷移(分岐)は、できるだけ少
ない構成にした。試作サイトの画面例を図 1-2 から図 1-4 に示す。
トップ
課題一覧
提出、確認
削除
科目一覧
(a) 学生側
トップ
課題の設定
機能一覧
課題の解除
提出ファイル一覧
確認
ダウンロード
削除
学生パスワードのリセット
確認
教員パスワードの変更
確認
教員、科目の登録(管理者のみ)
(b) 教員・管理側
図 1-1: 試作版サイトのサイトマップ
5.試験運用
2009 年度後期科目の、デジタルデザイン技法 3 クラス、コンピュータグラフィックス 1
クラスで、試験運用を行った。デジタルデザイン技法は各クラス 60 人程度で、毎週、授業
-5-
時間内に学生が 1MB 程度の課題ファイルを複数提出した。
サーバに提出されたファイルは、
夜間に自動バックアップを取るようにした。
授業での運用や、サーバに対する負荷について、大きなトラブルは無かった。研究ネット
ワークにサーバを設置していたため、SIGN 環境からのファイルの送信(提出)に若干時間
がかかる状況であった。学生からの苦情は無かったが、SIGN 内にサーバを移設して改善を
図りたい。
6.今後の予定
学生と教員に対してアンケートを取り、使いやすさや改善点などを調査する。機能の充実
を図り、サーバ機の増強を行って、SIGN 環境での本運用を検討していく。
図 1-2: 課題の提出ページ(学生側)
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図 1-3: 課題の設定ページ(教員側)
図 1-4: 提出物の確認ページ(教員側)
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研究ネットワークを利用した共担科目の情報共有サイト構築
情報マネジメント学部
伊藤泰雅
1.はじめに
本学では、学生が備えるべきリテラシー能力の修得のために、情報リテラシーI と情報リ
テラシーII を開講している。これらの科目は毎週 2 時限の授業で、授業準備や課題採点な
どで負担の大きい科目である。パソコン操作を中心とした科目であり、授業前には把握しづ
らいトラブルが多い。このため教員間で情報共有を行い、スムーズに授業運営できるように
取り組んできた。2009 年度は、情報共有用のサーバを研究ネットワーク内に設置し、教員
が授業報告を行って意見交換する仕組みを、電子掲示板として運用した。研究ネットワーク
は、主に教員の研究目的で運用されているネットワークであるが、授業支援にも多く利用さ
れている。その利用例として報告する。
2.情報共有サイトの構成
研究ネットワーク内に設置したサーバは安価な PC-AT 互換機であり、Linux(Fedora)
を動作させている。PHP で作成された掲示板スクリプトにメールの同報機能を追加して、
担当教員のみが閲覧できる会員制のサイトとして実現した。
3.運用状況
学期開始時に担当教員には、授業後の報告をお願いした。特に週周りで先になる先生も、
後に続く教員のために、詳細なご報告を頂いた。授業報告以外にも、利用している携帯パソ
コンやソフトウェアの不明点の相談、授業方法などで意見交換があった。科目を担当した教
員は学期終了後、この掲示板で情報共有したことで授業進行がスムーズになったと回答して
いる。2009 年度前期の間のアクセスは、約 1200 件である。総トピック数は 21、総書き込
み数は 212 であった。
4.今後について
研究ネットワークは SIGN と異なり、授業支援のために短期間でサーバを設置できるメ
リットがある。利用方法のマニュアルなどを整備して、より多くの教員が利用できるように
したい。
コンピュータを用いた演習科目では、授業前に把握することが難しいトラブルが多い。ス
ムーズな授業運営のためには、担当教員の協力とクラスを超えて情報共有が不可欠である。
今回報告した掲示板サイトは、2010 年度も運用する予定である。より使いやすいサイトに
なるように、整備をしていく。
-9-
図1:
図2:
掲示板トップページ
投稿された記事の例
-10-
コースマネージメントシステム moodle の導入(2009 年度)
情報マネジメント学部
盛屋邦彦
本稿では、ここ数年間続けている授業における学習環境の新しい試み「授業支援」につい
て、2009 年度に行った内容を報告する。
1.授業支援ポータルの検討
2009 年度の報告でも述べたが、授業支援として Web を用いることについては、他大学で
も一般的な常識になっている。学習者(学生)や教員は自宅や出張先などどこでも利用でき、
Web ブラウザだけ動作すれば良いため、非常に可用性が高いことが最も大きなメリットと
してあげられる。その中で、産業能率大学の公式の授業支援は Web ベースではなく教材フ
ォルダの提供である。教材フォルダはコンピュータ初心者にとって非常にわかりやすい仕組
みであり、ほとんど説明なしに利用できる。しかし一方で授業に沿った資料の所在の確認や、
教員からの連絡、課題の提出などでは利用しにくいところがある。
そのため、今年度は Web ベースでの授業支援としてラーニングマネージメントシステム
又はコースマネージメントシステム(CMS)と呼ばれるしくみを試験的に導入することにし
た。CMS の選定にあたっては、コストの面を考えてオープンソースを大前提として、普及
度、安定度、情報の入手しやすさに重点を置いた。そして結果として日本でオープンなもの
としては最も利用されている Moodle を採用することにした。
2.Moodle について
Moodle はオーストラリアの研究者が開発したもので、オープンソースで入手しやすく、
現在では 40,000 の Moodle サイトが公開され、日本では大学でオープンソースの CMS と
しては最も利用されているシステムである。Moodle に備わっている機能としては、資料提
供、小テスト、課題提出、フィードバック、アンケート、フォーラム(電子掲示板)、チャッ
トなど非常に多彩である。また機能を加えたい場合はプラグインという仕組みを持っており、
比較的簡単に機能拡張が行える。またインストールも単純化され、非常に行いやすい構成に
なっている。
ソフトウェア自体は PHP で記述されており、他のファシリティとしてはデータベースシ
ステムがあれば Web サーバに容易に導入することができる。データベースシステムについ
ても MySQL や PostgreSQL などオープンソースのデータベースシステムが利用できる。
運用についても自動バックアップやその通知、
他のシステムへのエクスポートや逆にインポ
ートなど細かい部分まで良く考えられている。
-11-
3.実際の授業への適用
2009 年度前期は導入作業と動作確認等、準備作業を行い、後期に実際の授業で運用して
みた。適用した授業は以下の計 11 クラスである。
1. インターネットの活用
10 クラス
2. Web システムの応用技術 1 クラス
双方の授業とも、主に資料提供と小テストで利用したが、インターネットの活用ではその
他に、フォーラムやチャットの機能も利用した。また Web システムの応用技術では追加の
プラグインとして出欠管理の機能(その日のパスワードを入れて出席確認を行う機能)を利
用した。総計として教員が 10 名、学生数約450人の規模で運用したことになる。
4.評価
運用したのが半年(実際の動作期間が 4 カ月)であるため、評価するには短い期間であり、
厳密な評価は行うことができないため、感想的な報告に留めたいと思う。
実際の学生の Moodle の利用にあたっては特に問題はなく、順調な利用が行われていたと
思われるが、教員側の資料配置や小テストの作成においては初めてのことではあるが、設定
が非常に多いため、一つの資料を公開するにも煩雑である。各設定の意味が理解されていれ
ばスムースに進行できるが、そのスキルに至るまでに時間がかかる。主要な設定と細かな設
定は分けておいた作りになっていれば、この問題も軽減できるのではないかと考えられる。
また学生ユーザの管理は学生番号主体で行われるものではない部分があり、たとえば出欠管
理では学生の一覧を学生番号でソートして表示することができないなどの問題もある。しか
しながら、総合的には授業の補助的なサポートを行うには機能が充実しており、学生・教員
双方に少なからずメリットがあったと推測される。
5.今後の予定
来年度も継続して Moodle を一部の授業に適用し、教員や学生に Moodle について「授業
支援として有効か」、また「利用しやすいか」などのアンケートをとり、実地データからの
評価を行ってみたい。また今までは Moodle は講義主体の科目に対しての適用だったが、今
後はグループ作業主体への科目の授業、例えばゼミ科目などの支援としての利用可能性を調
査する予定である。
6.最後に
実際の授業で利用する「Moodle を利用するには―学生用」と「Moodle の使い方」の資
料を作成した。付録として添付する。
-12-
Moodle を利用するには-学生用
(ユーザ登録とコースへの参加)
Moodle は CMS(コースマネージメントシステム)の一つで、授業の支援を行うシステム
です。授業の各回の内容や用いる教材、教員や他の学生とのやりとりなど、授業を進める上
での支援を行うものです。ここではインターネットの活用で利用する Moodle が使えるよう
になるまでを説明します。
1.ユーザ登録
まずインターネットエクスプローラを開き、以下の URL にアクセスしてください。
http://kog.rs.sanno.ac.jp/mdl/
すると以下のような画面が現れます
-13-
各コース(科目)の一覧が示されますが、ユーザ登録するまではコースに参加(利用)できませ
ん。そこでユーザ登録を行いましょう。
この画面の右上のログインをクリックしてください。
すると以下のような画面になります。
ここで、アカウント(ユーザ登録)があればユーザ名とパスワードを入れてログインできます
(これが通常の使い方で、登録後はログインして利用します)が、まだ登録されてないので、
右手の「新しいアカウントを作成する」をクリックします。すると以下の画面が表示されま
す。
-14-
入力後、再度内容を確認し
てこのボタンを押します
この画面で、

ユーザ名には自分の SIGN のユーザ ID、つまり a30XXXXX

パスワードは自分が覚えられるもの、もし忘れやすいなら SIGN のパスワードに合わ
せてもよいでしょう

メールアドレスには自分の SIGN のメールアドレス [email protected]

その下にも同じメールアドレスを入れます

姓は本名の姓を入れてください

名は本名の名を入れてください

都道府県には自分の住んでいる都道府県をいれます
すべて入力し、間違いないか確認してください。OK ならばその下の「私の新しいアカウン
トを作成する」のボタンをクリックします。
クリックすると、
-15-
自分のメールアドレス
アカウントが確定し、自分宛にメールが送られてきます。WebMail を開くと、
ここをクリック
このような文面があるので、示されている URL にアクセス(クリック)してください。
すると、下のように登録完了の画面が表示されます。
-16-
これでユーザ登録は終わりです。この登録は一度のみ行えばよく、何度も行えません。
2.コースへの参加
次にコースへの参加を行います。上の画面でコースをクリックすると、コースの一覧表が
表示されるので、自分のクラスを選んでクリックします。
自分の受講クラスを見つけてクリック
-17-
すると、下のような画面が出ますので、各担当の先生に教えてもらった登録キーを入力しま
す
そして、「このコースに登録する」のボタンをクリックします。すると下のコースの画面が
現れます。これで、このシステムが利用できるようになりました。
-18-
Congratulations!!
Moodle の使い方
1.ログイン
Moodle の URL は
授業用サーバのページ
http://pr.mi.sanno.ac.jp/
からリンクされている。ここから Moodle のリンクをクリックすれば良い。
うまくアクセスできれば以下のようなページが現れる。ログインしていなければ、右上に
「あなたはログインしていません」
が表示され、
右側にログインページへのリンクがある。
これをクリックすると次のようにログイン画面となる。ここに自分のユーザ ID(SIGN ID
と同じ)と登録したパスワードを入力し、(まだ登録していない場合は別紙「Moodle への登
録方法」を参照のこと)
-19-
ログインボタンをクリックする。ユーザ ID とパスワードが正しければ、以下のようにログ
イン後の画面が表示される。
画面左側には「マイコース」自分の受講しているコース(科目)が表示される。この中から今
参照したいコースをクリックすれば良い。
2.資料(リソース)の参照・保存
Moodle 上での授業用資料をリソースと呼んでいる。リソースは一般に良く使われるマイ
クロソフトのオフィス文書(Word, Excel, PowerPoint)や Adobe の PDF 文書などがあり、
下のアイコンで表示される。
-20-
資料を見たいときには、これらのアイコンをクリック
する。下のように保存の有無を確認するダイアログ
が表示される。ここで「開く」をクリックすれば資料を見ることができるが、もし自分の
PC に残しておきたい場合は「保存」をクリックすると良い。
3.フォーラム
Moodle では参加者同士の情報交換のために電子掲示板(BBS)の機能としてフォーラムと
いうものを用意している。フォーラムは下のように人が向き合っているようなアイコンで表
現されている
フォーラム
これをクリックすると、以下のようなフォーラムの画面となる
-21-
新たな記事(トピック)を
投稿するボタン
投稿されている記事の
一覧
新たな記事(トピック)を書きたいなら、「ディスカッショントピックを追加する」のボタン
をクリックすれば良い。
記事(トピック)を読みたければその下にある一覧のディスカッション欄のリンクをクリッ
クする。
表示した記事に対して、返信をつけたければ、
上のように返信のリンクをクリックすれば良い。
実際の記事を入力する画面は、
-22-
このような画面で、フォントの大きさを変えたり、箇条書きや、絵を貼りこむなどのワープ
ロ的な機能を持っている。また、画面下のほうで、ファイルを添付したり、フォーラムの投
稿をメール購読する(記事が投稿されるとメールで通知される機能)しないを設定すること
が可能である。
4.チャット
チャットとはコンピュータを利用して、テキスト(文字)ベースで同じ時間に会話を行うも
のある。フォーラムと異なるのは同じ時間に人がコンピュータを前にして、交流することを
前提にしているところである。Moodle では下のようなアイコンで表現されている
チャット
このチャットのアイコンをクリックすると下のようなチャットの説明画面となる。
ここで、「チャットルームに入室する」をクリックすれば、下のような会話用画面がポップ
アップされる。
-23-
チャットの画面の構成は以下のようになっている。
終了するには、ウィンドウの右上の「閉じる」アイコンをクリックする。
5.小テストとフィードバック
小テスト、フィードバックはそれぞれ下のようなアイコンで表示されている。
小テスト
フィードバック
これ(小テストの場合)をクリックすると、以下のような画面が表示される。
-24-
「問題を受験する」をクリックすると、以下のように
ダイアログが表示される。この場合 1 回のみの制限がかかっているが、そうでない場合も
ある。この注意書きをちゃんと理解してから、OK ボタンをクリックしよう。
以下の試験の画面では選択肢型の問題であったり、記述式のものである場合もある。よく読
んで答えることが必要である。フィードバックも同じ要領である。
6.課題の提出
課題のアイコンは
課題
-25-
で、示される。これをクリックすると、
課題の内容が表示され、
直接ここに課題の内容を書くオンラインテキスト型のものだと、
「提
出課題を編集する」ボタンをクリックすることで、書き込む(提出する)ことができる。
アップロードによる提出の場合は
あらかじめ作成しておいた文書を参照ボタンにより、指定し「このファイルをアップロード
する」をクリックしてアップロードする。その後アップロードされたファイルを確認して間
違いなければ、その下の「採点のために送信する」のボタンを押して課題提出終了。
7.プロフィールの編集
Moodle には自分のプロフィールが登録される。ユーザ登録時に姓名は入るが、他のプロ
フィールは空のままである。実際にどのようにプロフィールが表示されるのか見てみよう。
コース画面の一番下に自分の名前があるので、
これをクリックすると
-26-
プロフィールの画面が表示される。上部にあるタブで「プロファイルの編集」をクリックす
ると、
この中で自己紹介は必ず何かしらの文字を入れる必要がある。何も書きたくない場合も、全
角の空白を入れないとプロファイルを保存することができないので注意が必要である。でき
れば趣味とかマイブームとかを書いておこう。この画面の下部
-27-
には画像ファイルをアップロードして、自分のアイコンを変えることができる。
これが指定されてない場合は他の学生もみな
なので、区別がつきにくい。好きな画像でアイコンを変えよう。ただし画像は大きくても
200 ピクセル×200 ピクセルくらいの正方形に加工してアップロードしよう。画像の形式は
jpg, gif, png のいずれかである。
-28-
学生を対象とした情報環境・利用に関するアンケート調査の実施について
北川博美*,福森幸久**,錦織政晴**
1
はじめに
本学学生のパソコン・インターネットの利用環境や利用状況を継続的に調査することは、
学生の情報機器利用の現状や潜在的な要望を把握することもでき、情報環境面での学生サー
ビスの向上にも結びつくと考えられる。さらに、調査結果のフィードバックや必要な情報の
提供も可能となる。
こうした調査は、従来複数の部署や教員個人が個別で行っていたが、情報サービスセンタ
ーが主体となって一括して行い結果をフィードバックできるようにするために、昨年度、調
査内容や実施方法を検討した。
そこで 2009 年度は、従来情報サービスセンターが実施していたアンケート調査をベース
に、項目を見直して実際に調査を行い、今後に向けて項目の再検討、また、実施時期や方法
の改良を進めることにした。
2
調査の実施
調査は、3 月末に新入生を対象に行われるプレスメントテストとSIGNライセンスの更
新講習を活用して実施した。
3 月末の調査については、入学時点の基本スキルを自己判断で問うことで、マークシート
試験で行っている「パソコン活用スキル養成」対象者選抜の参考データにもなる(回答結果
は選抜には反映しない)
。またこの結果は、高校時のパソコン経験や自宅での利用状況等も
併せて、情報リテラシー受講学生の理解状況を把握する上で参考となると考えられる。
SIGNライセンスの更新講習では、全学年ほぼ共通の項目で調査を行い、ゆくゆくは経
年変化や学年による傾向等も把握していきたい。
なお、3 月末のプレスメントテスト時は、入学前で学内ネットワーク ID もないため筆記
(マークシート)形式で実施し、1 年次後期以降は、SIGNライセンス更新の確認テスト
も同時に実施するのに併せ、現行どおり Web 形式で行った。
それぞれの調査概要を以下に示す。実際の設問は、末尾の付録 3・4 に示す。
(1) 入学生を対象としたパソコン経験・情報環境利用に関する調査(プレスメントテスト時)
 実施時期:2009 年 3 月 25 日(水)パソコン活用スキルのプレスメンステスト時
 実施形式:マークシート形式
 調査項目:回答数(マーク数)28
*
**

高校におけるパソコン経験とパソコンスキル(マーク数 10)

パソコン・携帯電話・インターネットの利用状況(マーク数 18)
産業能率大学情報マネジメント学部
産業能率大学情報サービスセンター
-29-
(2) 学生を対象とした情報環境・利用に関する調査(SIGN ライセンス更新時)
 実施時期

2 年生
2009 年 4 月

3 年生
2009 年 4 月

4 年生
2009 年 7 月

1 年生
2009 年 9 月
 実施形式:Web 調査
 調査項目
3

SIGN ライセンス講習について(2 項目)

パソコンスキルについて(7 項目、1 年生のみ 10 項目)

大学でのパソコン利用(8 項目)

自宅でのパソコン利用(5 項目)

携帯電話の利用(5 項目)

情報モラル(4 項目)
調査結果
3.1 入学生を対象としたパソコン経験・情報環境利用に関する調査結果
入学生を対象とした調査の有効回答数は、情報マネジメント学部 378、経営学部 358 で
あった。情報マネジメント学部、経営学部両学部間に大きな差はみられなかったが、経営学
部入学生の方がやや活発にパソコンを利用している様子が見られた。
(3) 高校におけるパソコン経験とパソコンスキル
全体の傾向として、高校においては半数の学生が「情報」の授業以外でパソコンを使っ
ていないと回答した。
「情報」の授業は 6 割強の学生が 1 年次に受けており、2・3 年では
学校でパソコンに触れる機会のない学生が多いと思われる。
(4) パソコン・携帯電話・インターネットの利用状況
全体で 9 割以上の家庭がパソコンを所有し、インターネットの接続環境もある。メー
ル、SNS、ブログに加え、ネットショッピングやネットオークションも4割程度の利用
が見られ、ショッピングやオークションは利用していなくても、4割前後の学生が使って
みたい、と答えている。
携帯電話では、ドコモ利用者が 5 割前後で最も多く、au、ソフトバンクの順となった。
また携帯電話では、やはりメールの利用率が 9 割を超え、SNS やブログの利用者もパソ
コンに比べると格段に多くなる。
各設問の集計結果は文末の付録 1 を参照されたい。
3.2 学生を対象とした情報環境・利用に関する調査結果
SIGNライセンスの更新講習時を利用して、前期に2~4年生(2・3年は4月、4年
生は7月)、後期開始直後に1年生を対象として Web で調査を行った。有効回答数は図 4
-30-
のとおりで、学年、学部によってかなり差が出た。
1年生は後期の必修授業の中で行うため回答率が高いが、
2年生以上は授業以外のライセ
ンス講習終了後に各自で Web 回答する方式にしたことが原因である。特に4年生は Web
によるライセンス講習受講者が多く、アンケート回答の呼びかけが徹底できなかった。
アンケート回答者
0
100
200
300
400
1年, 347
2年, 322
経営
3年, 265
4年, 122
1年, 367
2年, 217
情マネ
・経情
3年, 154
4年, 133
図4
有効回答数
(1) SIGN ライセンス講習について
SIGN ライセンス講習については、制度に対して「妥当である」との回答が大多数であ
った。講習内容も「ネット上のトラブル」「USB メモリを経由したウィルス」「データの
流出」のどれも同じくらい印象に残っているとの回答であった。
(2) パソコンスキルについて
タイピング・Word・Excel・PowerPoint については、学年が上がるにつれて自信もほ
ぼ上がっていく順当な結果となったが、2 年生の数値が多少低めである。HTML・プログ
ラミングについては、情報マネジメント学部の学生の方が「何とかできる」レベルまでの
割合が一応高くはなるが、HTML においても 2 年生以上で半数程度である。
習得した資格としては、マイクロソフト認定試験(MOS)が最も多く、情報マネジメ
ント学部で 25 名である。
1 年生のパソコンスキルに対する意識のみ、情報リテラシーⅠ・Ⅱの受講効果も含めて
調査した。3 月の入学前と比較すればタイピング・Word・Excel・PowerPoint について
は向上が見られるが、リテラシーの受講効果があったと答えている学生の割合が 8 割を
超えていることから考えると、さほど高くはない。
(3) 大学でのパソコン利用
SIGN メールの 4 年生の利用度が高くなるのは就職活動の影響があろう。一方経営学部
1年では「使わない」という回答が約 6 割見られた。無線 LAN の利用率は経営学部の方
がやや高く、「時々使う」まで含めて 4 割強、情報マネジメント学部では4割弱である。
経営・情報マネジメント学部の 1・4年生に、授業や課題以外に大学でパソコンを使わ
ないと回答している学生がかなり存在している。
学生が大学に対して導入してほしいと思っているシステムで全学年にわたって多かっ
たのは「Web 履修システム」「課題提出システム」であった。
-31-
(4) 自宅でのパソコン利用
自宅でも大学の携帯パソコンを利用している学生が全体で 6 割程度、4 年生は両学部と
も 8 割程度であり、そのほとんどがインターネットに接続して使っている。経営学部の 1
年生は、大学のパソコン以外のパソコンを利用している学生の割合が高かった。
自宅では、大学での利用と比較すると、動画・音楽、ネットショッピング・オークショ
ンなど趣味・娯楽の用途が増えてくる。4年生のメール利用の割合も高い。大学にいる時
間が少なくなることと、就職活動が理由であろう。
(5) 携帯電話の利用
携帯電話の利用においては、当然ながら通話・メールの利用がメインで、Web 検索が
約半数の利用度であった。動画・音楽利用が 1 年生が最も高く約4割の学生の利用が見
られた。
(6) 情報モラル
パソコンに対してのセキュリティ等の意識は情報マネジメント学部の 4 年生が最も高
い結果となった。ウィルス感染やあやしいメール受信の体験も多く、Web フィルタリン
グの必要性も強く感じているようである。
各設問の集計結果は文末の付録 2 を参照されたい。
4
次年度に向けて
入学前のプレスメンステストと SIGN のライセンス更新講習の機会を使って、学生の情
報環境・利用状況の調査を全学的に実施した。
学年による実施時期や回答率の差については、
ガイダンス時期に3学年ともライセンス講
習を実施すること、アンケート回答後にライセンス試験を行うという進め方にすることで改
善する予定である。また、Web アンケートにおいて、設問に対する未回答の学生がかなり
見られたことへの対応として、未回答の場合はメッセージを表示する、あるいは回答しない
と次の画面へ進めないなどの方法で解決していくことを考えていく。
結果からは、在学生のパソコンスキルに対する意識や情報環境、興味・関心など、一定の
傾向が見られ興味深いものとなった。
さらに 2010 年度は得られた結果の公開・フィードバックを実現していきたい。
-32-
付録 1.入学生を対象としたパソコン経験・情報環境利用に関する調査結果
高校におけるパソコン経験とパソコンスキル
①
卒業した高校の学科
高校の出身学科(経営)
高 校 の出身学科(情マネ)
総 合 科 , 17, 5%
理数科, 1, 0%
工業科(工
業系), 5, 1%
理数科, 4, その他, 14, 4%
1%
未回答, 1, 0%
工業科(工
業系), 1, 0%
商 業 科 (商
業 系 ), 17, 5%
②
総合 科 , 21, 6%
その他, 13, 3%
商業 科 (商
業 系 ), 34, 10%
普 通 科, 325, 86%
普通科, 283, 79%
「情報」の授業を受けた学年
高 校 において「情報」の授業をいつ受けたか?
( 経 営)
高 校 において「情報」の授業をいつ受けたか?
( 情マネ)
受けていな
い, 12, 3%
3年, 74, 19%
受けていな
い, 16, 4%
3年, 61, 17%
2年 , 63, 17%
2年 , 53, 15%
1年 , 229, 61%
③
1年 , 228, 64%
高校における「情報」の授業以外のパソコンの利用
高校において「情報」の授業以外で、学校のパソ
コンを使いましたか?(経営)
高校において「情報」の授業以外で、学校のパソ
コンを使いましたか?(情マネ)
授業で使っ
た, 120, 34%
授業で使っ
た, 124, 33%
使っていな
い, 197, 52%
④
使っていな
い, 187, 52%
授業以外で
使った(ク
ラブ、行事
など) , 57, 15%
授業以外で
使った(ク
ラブ、行事
など) , 51, 14%
パソコンスキル
パソコンスキル(情マネ)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
パ ソ コ ンスキル(経営)
70%
80%
90% 100%
0%
Typing
Typing
Word
Word
Excel
Excel
PowerPoint
PowerPoint
HP作成
HP作成
Programming
Programming
使える・できる
何とか使える・できる
あまり使えない・できない
使えない・できない
使える・できる
-33-
10%
20%
30%
何とか使える・できる
40%
50%
60%
70%
あまり使えない・できない
80%
90% 100%
使えない・できない
⑤
情報関係の資格所有
情 報 関係(ワープロも含む)の資格
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情マネ
経営
ある
なし
未回答・無効回答
自宅でのパソコン・インターネット利用
② インターネット接続
① パソコン所有
自宅のパソコンはインターネット接続されているか?
自宅にパソコンがありますか?
0%
0%
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情マネ
情マネ
経営
経営
ある
ない
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
接続されている
わからない
わからない
④ パソコンのOS
③ 一日の平均パソコン利用時間
自宅での平均パソコン利用時間(1日)
自 宅 で主に使っているパソコンのOS
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
わ か らな
い , 171, 25%
情マネ
未回答, 1, 0%
その他, 10, 1%
経営
2時間以上
接続されていない
Windows XP, 369, 54%
Macintosh OS, 8, 1%
1時間~2時間
1時間未満
Windows Vista, 131, 19%
パソコンはあるが利用しない
⑥ ウィルス・セキュリティ対策
⑤ プリンタの所有
自 宅 のパソコンのウイルス・セキュリティ対策
自宅にプリンタがありますか
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情マネ
情マネ
経営
経営
ある
ない
わからない
している
未回答・無効回答
-34-
していない
わからない
未回答・無効回答
⑦ パソコンの利用状況
パソコンの利用状況(経営)
パソコンの利用状況(情マネ)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
学校の課題に関す
ること
学校の課題に関す
ること
Webページによる情
報検索・閲覧
Webページによる情
報検索・閲覧
メール、チャット
メール、チャット
mixiなどのSNS、ブ
ログ等への参加
mixiなどのSNS、ブ
ログ等への参加
ネットショッピング、
オークションの利用
ネットショッピング、
オークションの利用
使っている
使ってみたい
使わない(興味がない)
使っている
未回答
使ってみたい
使わない(興味がない)
未回答
*②~⑦は①で、自宅にパソコンがあると回答した学生の集計
携帯電話の利用
② 携帯電話のアドレス制限
① 契約している携帯電話会社
携帯電話のメール受信に、アドレス制限をしていますか
使用している携帯電話会社
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情マネ
0%
10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
情マネ
経営
経営
au(KDDI)
e mobile(イー・モバイル)
わからない
NTT docomo(ドコモ)
Softbank
その他
未回答
制限している
制限していない
わからない
未回答・無効回答
③ 携帯電話の利用状況
携帯電話の利用状況(情マネ)
携帯電話の利用状況(経営)
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%
学校の課題に関す
ること
学校の課題に関す
ること
ネット機能を使った
情報検索・閲覧
ネット機能を使った
情報検索・閲覧
メール、チャット
メール、チャット
mixiなどのSNS、ブ
ログ等への参加
mixiなどのSNS、ブ
ログ等への参加
ネットショッピング、
オークションの利用
ネットショッピング、
オークションの利用
使っている
使ってみたい
使わない(興味がない)
未回答
使っている
-35-
使ってみたい
使わない(興味がない)
未回答・無効回答
付録 2.学生を対象とした情報環境・利用に関する調査結果
SIGN ライセンス講習について
① SIGN ライセンス制度について
② 講習会でいちばん印象に残った点
講習会で1番印象に残った点
SIGNライセンス制度について
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
20%
40%
60%
80%
100%
経情4年
経情4年
厳しすぎる
妥当である
甘すぎる
未回答
ネット上のトラブル
パソコンスキルについて
① タッチタイピング
20%
40%
データ流出
未回答
② MicrosoftWord
タッチタイピングについて
0%
USBメモリを経由したウイルス
60%
Microsoft Wordについて
80%
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
20%
40%
60%
80%
100%
経情4年
できる
まあまあできる
あまりできない
できない
未回答
使える
③ MicrosoftExcel
20%
あまり使えない
使えない
未回答
④ MicrosoftPowerPoint
Microsoft Excelについて
0%
何とか使える
40%
60%
Microsoft PowerPointについて
80%
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
20%
40%
60%
80%
100%
経情4年
使える
何とか使える
あまり使えない
使えない
未回答
使える
⑤ ホームページ(HTML ソース)作成
20%
40%
60%
80%
使えない
未回答
プログラミング(Java,VB,C,COBOLなど)について
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
作成できる
あまり使えない
⑥ プログラミング(Java,VB,C,COBOL など)
ホームページ(HTMLソース)作成について
0%
何とか使える
20%
40%
60%
80%
100%
作成できない
未回答
経情4年
何とか作成できる
あまり作成できない
作成できない
未回答
-36-
作成できる
何とか作成できる
あまり作成できない
⑦ 過去 1 年間に取得した資格
過去1年間に取得した資格について
経営1年
情マネ1年
10
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
情マネ・経営の1年生の「初
級シスアド」「基本情報技
術者」取得回答は、資格に
対する知識不足からの誤回
答と考えられる。
経営4年
経情4年
9
8
7
6
5
4
3
2
1
0
初級システム
アドミニストレータ
基本
情報処理技術者
マイクロソフト
認定試験(MOS)
日商PC
(文書作成,データ活用,
日本商工会議所)
その他
パソコンスキルについて(1年生の意識の変化)
① 入学前(3 月)
パソコンスキル(情マネ)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
パソコンスキル(経営)
70%
80%
90% 100%
0%
Typing
Typing
Word
Word
Excel
Excel
PowerPoint
PowerPoint
HP作成
HP作成
Programming
10% 20% 30% 40% 50%
60% 70% 80% 90% 100%
Programming
使える・できる
何とか使える・できる
あまり使えない・できない
使えない・できない
使える・できる
何とか使える・できる
あまり使えない・できない
使えない・できない
② SIGN 本ライセンス講習時(9 月)
パソコンスキル(情マネ)
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
パソコンスキル(経営)
70%
80%
90% 100%
0%
Typing
Typing
Word
Word
Excel
Excel
PowerPoint
PowerPoint
HP作成
HP作成
Programming
Programming
使える・できる
①
何とか使える・できる
あまり使えない・できない
使えない・できない
未回答
使える・できる
Word
30%
何とか使える・できる
40%
50%
60%
あまり使えない・できない
70%
80%
90% 100%
使えない・できない
未回答
前学期「情報リテラシI , II」 の受講によってMicrosoft Excel
のスキル(技術)は向上したと思いますか?
20%
40%
60%
80%
0%
100%
経営1年
経営1年
情マネ1年
情マネ1年
そう思う
20%
② Excel
前学期「情報リテラシI , II」 の受講によってMicrosoft Word
のスキル(技術)は向上したと思いますか?
0%
10%
やや思う
変わらない
あまり思わない
未回答
-37-
そう思う
20%
やや思う
40%
変わらない
60%
80%
あまり思わない
100%
未回答
③ Powerpoint
前学期「情報リテラシI , II」 の受講によってMicrosoft PowerPointのスキル(技術)は向上したと思いますか?
0%
20%
40%
60%
80%
100%
経営1年
情マネ1年
そう思う
やや思う
変わらない
あまり思わない
未回答
大学でのパソコン利用
① SIGN メールの利用
② Ca-In(Campus Information)の利用
SIGNメールの利用について
0%
20%
40%
60%
Ca‐In(Campus Information)の利用について
80%
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
経情4年
よく使う
時々使う
使わない
よく使う
未回答
③ 大学ホームページの利用
20%
40%
40%
60%
時々使う
使わない
80%
100%
未回答
④ 教材フォルダの利用
教材フォルダの利用について
大学ホームページの利用について
0%
20%
60%
80%
0%
100%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
20%
40%
60%
時々使う
使わない
80%
100%
経情4年
経情4年
よく使う
時々使う
使わない
よく使う
未回答
⑤ 無線 LAN の利用
⑥ 授業や課題以外のパソコン利用頻度
無線LANの利用について
0%
20%
40%
未回答
60%
大学の中で授業や課題以外にどの程度PCを利用しますか
80%
100%
0%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
20%
40%
60%
80%
100%
経情4年
よく使う
時々使う
使わない
未回答
毎日
-38-
週に3日程度
週に1日程度
授業,課題以外では利用しない
未回答
⑦ 大学におけるパソコン利用の目的
大学の中では、どのような目的でパソコンを利用しますか
100%
経営1年
情マネ1年
90%
80%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
WEB検索
課題
メール、チャット
など
動画、音楽
コミュニティサイト ネットショッピング、
(mixiなど)
オークションなど
⑧ 大学で導入してほしいシステム
大学で導入してほしいシステムについて
100%
経営1年
情マネ1年
90%
80%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
WEB履修
システム
課題提出
システム
学生間
コミュニケーション
システム
教員や事務への
質問相談
システム
-39-
e-learning
(自宅学習支援)
学生証のICカード化
(出席,証明書,定期,
キャッシュレス化)
自宅でのパソコン利用
① 自宅における携帯 PC の利用
② 自宅における携帯 PC のネット接続
自宅で(大学の)携帯パソコンをインターネットに接続していま
すか?
自宅で(大学の)携帯パソコンを利用していますか?
0%
20%
40%
60%
80%
100%
0%
経営1年
20%
40%
60%
80%
100%
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
経情4年
利用している
利用していない
未回答
接続している
③ 携帯パソコン以外のパソコンの利用
自宅では、(大学の)携帯パソコン以外のパソコンを利用して
いますか?
0%
20%
40%
60%
80%
接続してない
未回答
④ 携帯 PC 以外の自宅利用パソコンのOS
大学接続携帯パソコン以外の自宅パソコンのOS(全体)
100%
未回答, 39
その他, 49
経営1年
Mac OS, 16
経営2年
経営3年
経営4年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ3年
Windows XP, 702
Windows VISTA, 316
経情4年
はい
いいえ
未回答
⑤ 自宅におけるパソコン利用の目的
自宅では、どのような目的にパソコンを利用しますか
100%
経営1年
情マネ1年
90%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
WEB検索
課題
メール、チャット
など
動画、音楽
コミュニティサイト
(mixiなど)
ネットショッピング、
オークションなど
⑥ 今後パソコンでやってみたいインターネットサービス
今後パソコンでやってみたいインターネットサービスは何ですか?(複数回答)
経営1年
情マネ1年
40%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
WEB検索
課題
メール、チャット
など
動画、音楽
コミュニティサイト ネットショッピング、
(mixiなど)
オークションなど
-40-
チケット予約
金融機関や
証券会社の
サービス
ゲーム
ホームページや
ブログの開設
携帯電話の利用
① 契約している携帯電話会社
② メールの利用頻度
契約している携帯電話会社を選択してください
0%
20%
40%
60%
80%
メールはどれくらい利用しますか?
0%
100%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
経情4年
経情4年
NTT docomo
au
その他
Soft Bank
20%
1日に1~10通
未回答
40%
60%
1日に11~50通
80%
1日に50通以上
③ メール受信の制限(アドレス制限など)
メール受信の制限(アドレス制限など)を設定していますか?
0%
20%
40%
60%
80%
100%
経営1年
経営2年
経営3年
経営4年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ3年
経情4年
はい
いいえ
未回答
④ 携帯電話の利用目的
どのような目的に携帯電話を利用しますか?(複数回答)
経営1年
情マネ1年
100%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
90%
80%
70%
60%
50%
40%
30%
20%
10%
0%
通話
WEB検索
課題
メール、チャット …
動画、音楽
コミュニティサイト …ネットショッピング、 …
⑤ 今後携帯電話でやってみたいインターネットサービス
今後、携帯電話でやってみたいインターネットサービスは何ですか?(複数回答)
経営1年
情マネ1年
40%
経営2年
情マネ2年
経営3年
情マネ3年
経営4年
経情4年
35%
30%
25%
20%
15%
10%
5%
0%
WEB検索
課題
メール、チャット
など
動画、音楽
コミュニティサイト ネットショッピング、
(mixiなど)
オークションなど
-41-
チケット予約
金融機関や
証券会社の…
ゲーム
ホームページや
ブログの開設
100%
未回答
情報モラル
① 携帯パソコンのセキュリティ対策
② メール受信におけるコンピュータウイル
スやフィッシング詐欺
コ ンピュータウイルスやフィッシング詐欺のようなメールを受信し
たこ とがありますか?
自分の携帯PCのセキュリティ対策(WindowUpdateや
MicrosoftUpdate,McAfeeのアップデート)を実施していますか?
0%
20%
40%
60%
80%
0%
100%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
20%
40%
60%
80%
100%
経情4年
経情4年
はい
いいえ
はい
未回答
③ コンピュータウイルス(スパイウェアも
含む)の感染
20%
40%
60%
80%
未回答
④ 大学の Web フィルタリング
コ ンピュータウイルス(スパイウェアも含む)に
感染 したことがありますか?
0%
いいえ
大学が実施しているWEBフィルタリング
(薬物、暴力、掲示板、アダルトサイトなどのフィルタ)について
0%
100%
経営1年
経営1年
経営2年
経営2年
経営3年
経営3年
経営4年
経営4年
情マネ1年
情マネ1年
情マネ2年
情マネ2年
情マネ3年
情マネ3年
20%
40%
60%
80%
経情4年
経情4年
はい
いいえ
未回答
必要だと思う
-42-
必要ないと思う
未回答
100%
付録 3 プレスメンステスト時のアンケート
パソコンの経験、利用環境に関するアンケート
このアンケートは、みなさんの現在のパソコン経験や、情報機器の利用状況を知るためのものです。記名式ですが、
回答の内容は授業の成績やクラス分けに影響を与えるものではありませんので、現在の自分の状況について正直に回
答して下さい。
以下の問1~問20の質問について、該当する番号、または現在の自分にもっともあてはまると思う番号をひとつ
だけマークして下さい。
【注意事項】
・使用するマークシートの番号は1番~28番です。□内のカッコつき番号の解答番号欄にマークして下さい。マ
ークシートへの記入は、必ずHBの黒鉛筆またはシャープペンシルを使用して下さい。
パソコン経験に関する質問(問1~問10)
問1.
あなたが卒業した高校の学科を教えて下さい。
1.普通科
2.理数科
5.商業科(商業系) 6.総合科
問2.
2. 2年
(2)
3. 3年
4. 受けていない
高校において「情報」の授業以外で、学校のパソコンを使いましたか。
1.授業で使った
問4.
4.工業科(工業系)
7.その他
高校において「情報」の授業をいつ受けましたか?
1. 1年
問3.
(1)
3.農業科
(3)
2.授業以外で使った(クラブ、行事など)
3.使っていない
あなたはタッチタイピングができますか。あるいはタイピングは速いと思いますか。
1.できる(速い)
2.まあまあできる(まあまあ速い)
(4)
3.あまりできない(あまり速くない)
4.できない(速くない)
問5.
あなたは Microsoft Word(ワープロソフト)を使うことができますか。
1.使える
問6.
2.何とか使える
4.使えない
3.あまり使えない
2.何とかできる
2.何とかできる
4.できない
3.あまりできない
あなたは情報関係(ワープロも含む)の資格を持っていますか。
1.以下に挙げる資格のどれかを持っている
4.使えない
(8)
3.あまりできない
あなたはプログラミングができますか(Java,VisualBasic,C,COBOL など)。
1.できる
問10.
(6)
3.あまり使えない
あなたはホームページを作成できますか(HTML ソースの作成)
。
1.できる
問9.
2.何とか使える
4.使えない
あなたは Microsof Powerpoint(プレゼンテーションソフト)を使うことができますか。 (7)
1.使える
問8.
(5)
3.あまり使えない
あなたは Microsoft Excel(表計算ソフト)を使うことができますか。
1.使える
問7.
2.何とか使える
(9)
4.できない
(10)
2.それ以外の情報関係(ワープロも含む)の資格を持っている
3.情報関係(ワープロも含む)の資格を持っていない
・初級システムアドミニストレータ
・基本情報処理技術者
・情報検定(J 検)
(専修学校教育振興会)
・情報処理検定(全国商業高等学校協会)
・パソコン検定試験(P 検)(パソコン検定協会)
・日商 PC(文書作成)
(データ活用)
(日本商工会議所)
・マイクロソフト認定資格(MOS:Microsoft Office Specialist)
-43-
パソコン・携帯電話・インターネットの利用状況に関する質問(問11~問20)
問11.
自宅にパソコンがありますか?
1.ある
問12.
(11)
2.ない
3.わからない
自宅のパソコンはインターネットに接続されていますか?
1.接続されている
問13.
2.接続されていない
(12)
3.わからない
4.パソコンがない
自宅で、平均して一日にどれくらいパソコンを利用していますか?
1.1 時間未満
2.1時間~2時間
4.パソコンはあるが利用しない
(13)
3.2時間以上
5.パソコンがない
自宅で主に使っているパソコンの OS(Operating System)は何ですか?
問14.
1.Windows XP
2.Windows Vista
5.わからない
6.パソコンがない
問15.
自宅にプリンタがありますか?
1. ある
問16.
(14)
3.Macintosh OS
4.その他
(15)
2. ない
3. わからない
パソコンを使った(16)~(20)の各項目について、最も自分にあてはまるものを下の1~3から選び、それぞ
れマークして下さい。
(16)
学校の課題に関すること
(17)
インターネットを使った Web ページによる情報検索・閲覧
(18)
メール、チャット
(19)
コミュニティサイト(mixi などのSNS、ブログ等)への参加
(20)
ネットショッピング、ネットオークションの利用
1.使っている
問17.
1.はい
問18.
2.使ってみたい
3.使わない(興味がない)
自宅のパソコンは、ウイルスについてセキュリティ対策をしていますか?
2.いいえ
3.わからない
4.パソコンがない
あなたが現在使用している携帯電話会社はどれですか?(複数台所有している人はいちばんよく使うもの
について答えて下さい)
(22)
1. NTT docomo(ドコモ)
2. au(KDDI)
3. Softbank
5. その他
6. わからない
7. 持っていない
問19.
(21)
4. e mobile(イー・モバイル)
携帯電話を使った(23)~(27)の各項目について、最も自分にあてはまるものを下の1~3から選び、それぞ
れマークして下さい。
(23)
学校の課題に関すること
(24)
インターネット機能を使った情報検索・閲覧
(25)
メール、チャット
(26)
コミュニティサイト(mixi などのSNS、ブログ等)への参加
(27)
ネットショッピング、ネットオークションの利用
1.使っている
問20.
2.使ってみたい
3.使わない(興味がない)
携帯電話のメール受信に、アドレス制限をしていますか?
1.制限している
2.制限していない
3.わからない
-44-
(28)
4.携帯電話を持っていない
付録 4
SIGN ライセンス更新時のアンケート
情報機器利用調査
この調査は、情報センターが本学学生における情報機器の利用状況を把握するために実施し、結果については、今
後の本学情報環境にフィードバックする目的で使用します。
学生番号を記入するため、個人を特定することができますが、成績への影響はありません。ただし、今後の環境整
備の資料として活用するため、正直に解答してください。
学生番号:
氏 名:
SIGN ライセンス制度について
厳しすぎる
妥当である
甘すぎる
未回答
講習会で 1 番印象に残った点
ネット上のトラブル
USB メモリを経由したウイルス
データ流出
未回答
1.パソコンスキル
問1-1
タッチタイピングについて
できる(速い) まあまあできる(まあまあ速い) あまりできない(あまり速くない) できない(速くない)
未回答
問1-2
Microsoft Word(ワープロソフト)について
使える
問1-3
何とか使える
使える
問1-4
何とか使える
何とか使える
あまり使えない
使えない
未回答
あまり使えない
使えない
未回答
何とか作成できる
あまり作成できない
作成できない
未回答
プログラミング(Java,VB,C,COBOL など)について
作成できる
問1-7
未回答
ホームページ(HTML ソース作成)について
作成できる
問1-6
使えない
Microsoft PowerPoint(プレゼンテーションソフト)について
使える
問1-5
あまり使えない
Microsoft Excel(表計算ソフト)について
何とか作成できる
あまり作成できない
作成できない
未回答
過去 1 年間に取得した資格について
初級システムアドミニストレータ
基本情報処理技術者
日商 PC(文書作成,データ活用,日本商工会議所)
マイクロソフト認定試験(MOS)
取得なし
他の資格:
問1-8
前学期「情報リテラシ I , II」の受講によって Microsoft Word のスキル(技術)は向上したと思いま
すか?(1 年生 9 月期調査のみ)
そう思う
問1-9
やや思う
変わらない
あまり思わない
前学期「情報リテラシ I , II」の受講によって Microsoft Excel のスキル(技術)は向上したと思いま
すか?(1 年生 9 月期調査のみ)
そう思う
問1-10
やや思う
変わらない
あまり思わない
前学期「情報リテラシ I , II」の受講によって Microsoft Powerpoint のスキル(技術)は向上した
と思いますか?(1 年生 9 月期調査のみ)
そう思う
やや思う
変わらない
あまり思わない
2.大学でのパソコン利用
問2-1 WEB メールの利用について
よく使う
問2-2
よく使う
問2-3
未回答
時々使う
使わない
未回答
時々使う
使わない
未回答
教材フォルダの利用について
よく使う
問2-5
使わない
大学ホームページの利用について
よく使う
問2-4
時々使う
大学 Ca-In(Campus Information)の利用について
時々使う
使わない
未回答
無線 LAN の利用について
-45-
よく使う
問2-6
毎日
問2-7
時々使う
使わない
未回答
大学の中では、授業や課題以外にどの程度パソコンを利用しますか
週に 3 日程度
週に 1 日程度
WEB検索
課題
メール、チャットなど
コミュニティサイト(mixi など)
問2-8
授業,課題以外では利用しない
大学の中では、どのような目的にパソコンを利用しますか
動画、音楽
ネットショッピング、オークションなど
その他:
大学で導入してほしいシステムについて
WEB履修システム
課題提出システム
教員や事務への質問相談システム
学生間コミュニケーションシステム
e-learning(自宅学習支援)
学生証の IC カード化(出席,証明書,定期,キャッシュレス化)
その他:
3.自宅でのパソコン利用
問3-1
自宅で(大学接続の)携帯パソコンを利用していますか?
利用している
問3-2
利用していない
接続している
問3-3
はい
未回答
自宅で(大学接続の)携帯パソコンをインターネットに接続していますか?
接続してない
未回答
自宅では、大学接続携帯パソコン以外のパソコンを利用している
いいえ 未回答
そのパソコンの OS は何ですか
Windows XP
問3-4
Windows VISTA
Mac OS
WEB検索
課題
未回答
メール、チャットなど
コミュニティサイト(mixi など)
問3-5
その他
自宅では、どのような目的にパソコンを利用しますか
動画、音楽
ネットショッピング、オークションなど
その他:
今後、パソコンでやってみたいインターネットサービスは何ですか?
WEB検索
課題
メール、チャットなど
コミュニティサイト(mixi など)
動画、音楽
ネットショッピング、オークションなど
金融機関や証券会社のサービス
ゲーム
ホームページやブログの開設
チケット予約
その他:
4.携帯電話の利用
問4-1
契約している携帯電話会社を選択してください
NTT docomo
問4-2
au
Soft Bank
その他
通話
WEB検索
課題
コミュニティサイト(mixi など)
問4-3
はい
問4-5
メール、チャットなど
動画、音楽
ネットショッピング、オークションなど
その他:
メールはどれくらい利用しますか?
1 日に 1~10 通
問4-4
未回答
どのような目的に携帯電話を利用しますか?
1 日に 11~50 通
1 日に 50 通以上
その他
未回答
メール受信の制限(アドレス制限など)を設定していますか?
いいえ
未回答
今後、携帯電話でやってみたいインターネットサービスは何ですか?
WEB検索
課題
メール、チャットなど
コミュニティサイト(mixi など)
金融機関や証券会社のサービス
動画、音楽
ネットショッピング、オークションなど
ゲーム
ホームページやブログの開設
チケット予約
その他:
5.情報モラル
問5-1
自分の携帯パソコンのセキュリティ対策(WindowUpdate や MicrosoftUpdate,McAfee のアップデート)を
実施していますか?
はい
問5-2
はい
問5-3
はい
問5-4
いいえ
未回答
コンピュータウイルスやフィッシング詐欺のようなメールを受信したことがありますか?
いいえ
未回答
コンピュータウイルス(スパイウェアも含む)に感染したことがありますか?
いいえ
未回答
大学が実施しているWEBフィルタリング(薬物、暴力、掲示板、アダルトサイトなどのフィルタ)に
ついて
必要だと思う
必要ないと思う
未回答
-46-
国際法比較法データベース・システム(ICLDS)
の新機能追加について
産業能率大学
兼任講師
高田
寛
1. はじめに
近時、各方面で法律情報システムのあり方が議論され、新しい法律情報システムが稼動さ
れつつある。そのひとつが 2009 年 4 月に立ち上がった法務省「日本法令外国語訳データベ
ース・システム」[1]である。このサイトは、2006 年に開設された内閣官房のサイトを継承、
発展させるもので、多様な検索機能を備えているだけでなく、自由に加工できる形で利用者
に無料のデータを提供しようとする点に大きな特徴をもつ2。
これは、平成 19 年 10 月に発刊された産業能率大学情報センター第 15 号に掲載された拙
稿「国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の構築」3のなかでも述べたように、
法律情報システムが外国人向けに日本の法律情報を海外に発信する役割の一翼を担うとい
う動きと無関係ではない。このように法律情報システムはもはや日本国内ためだけのものに
留まらず、日本法関連情報の海外への発信源として重要な地位を築きつつあるといえる。
このようななか、平成 20 年 10 月、産業能率大学情報センター第 16 号に発表した拙稿「国
際法比較法データベース・システム(ICLDS)の活用事例とその評価」4で、今後の国際
法比較法データベース・システム(ICLDS)(International and Comparative Database
System/ICLDS)(以下、「ICLDS」という。)5の新たな課題として、①外国人に対する日
本法関連情報の発信源としての機能の検証、及び②法文献の適正な評価機能の検証を挙げた
が、その後のプロジェクトの調査研究の結果、これらに加え、③教材ツールの提供に関する
新しい機能を ICLDS に追加することにした。①については「日本法令外国語訳データベー
ス・システム」の事例を調査研究した結果、それを補完する機能であり、②については新た
な文献評価基準とシステム上の実現の方法としての提言である。さらに③については、大学
教員で教材を簡単に ICLDS にアップロードし、ICLDS のデータベースの一部として他の
法律情報をも関連付けさせることができるという機能である。
本稿では、これらの理念及び機能を説明し、具体的な使用方法について紹介したい。
また、
ICLDS の今後の展望と法律情報の発信あり方についても検討を加えたい。
2.
外国人のための法律情報システム
2.1 外国向け日本法関連情報の発信源としてのシステム
前節でも述べたように、2009 年 4 月から法務省の「日本法令外国語訳データベース・シ
-47-
ステム」が稼動を始めた6。日本法令の外国語訳は、国民の活動がグローバル化するなかで、
国際取引の円滑化、対日投資の促進、わが国に対する国際理解の促進、在日外国人の生活上
の利便向上等の基礎となるのみならず、わが国の高度な法制度や法技術が国際社会において
高い評価と信頼を得るための基礎となるものである7。これらに加え、外国の法学者が日本
法を研究する上で、必要欠くべからざるものであることは勿論のこと、国際社会における日
本法の存在を知らしめる上で重要なものである。
しかしながら、所管省庁や民間等によって個別に検討が行われてきたものの、経済界を中
心に、法令翻訳の最新性が担保されていない、用語・表現の統一性に欠ける、翻訳の有無・
所在等に関する情報が一元化されていないなどの問題点が指摘されていた8。その結果、政
府は、司法制度改革推進本部においてこの問題を取り上げ、法令の外国語訳(当面は英語訳)
に関する様々な検討と取り組みを行い、内閣官房の暫定的ホームページでこれに関する情報
を公開し、最終的に、平成 21 年度より、法務省「日本法令外国語訳データベース・システ
ム」を完成させ運用を開始した。このシステムは今までにない画期的なものであり、日本語・
英語の切り替え機能、法令検索機能、辞書検索機能、文脈検索をはじめとするいくつかの大
きな特徴を持つ優れたものである9。
ICLDS のプロジェクトチームでも、ICLDS の開発当時から法律情報データベースの国際
化の問題を取り上げ、特に比較法及び国際法の見地から、外国人を含む利用者にとって使い
やすいものをめざし、国連公用語 6 ヶ国語(英語、フランス語、中国語、ロシア語、スペ
イン語、アラビア語)及び日本語による表記を実現するべく研究開発を行ってきたところで
ある。しかしながら、日本法の外国語訳に関しては、膨大な作業量を伴うため、当プロジェ
クトが企業法学会を母体とするものであるものの、実際の翻訳作業には至らず、これらの外
国語訳の法令を如何に法律情報として外国人に発信するかという議論に終始した。すなわち、
日本法令の実際の翻訳作業と、法律情報システムの一つの役割として如何に外国人に使いや
すいものにするかという課題に分け、ICLDS プロジェクトでは、後者を主に対象とした議
論及び研究が続けられてきた。このような議論及び研究を踏まえ、以下のような新たな機能
を追加し、外国人が容易に利用できるシステムを目指すこととした。
2.2 外国人のための新たな機能
図1は、
「日本法令外国語訳データベース・システム」のメニュー画面である10。これを
見ると、主に「法令検索」
「辞書検索」
「文脈検索」からなり、画面右上の「English」のタ
ブをクリックすると図2のように画面が英語表示に変わる11。例えば、キーワード検索で
「death penalty」をインプットし、サーチすると、これを含む全ての法令が図3のように
表示される12。
これらはいずれも、法令そのものであり、さらに法令を選択すると法令の全文が日本語と
英語が交互に表示される。
-48-
図1
図2
-49-
図3
利用者の立場になって考えれば、多くの者は「death penalty」に関する条文に関心があ
り、法令全文そのものではない。法令全文が表示されても該当条文が別に表示されていたり、
法令全文から更に「death penalty」が検索することができたり、色を変えるなど表示方法
に工夫がれば良いが、現在の当該システムでは、それができず、外国人は多数の法令の全文
に目を通し該当条文を見つけなければならない。
ICLDS では、このような利用者の便宜を図るため、開発当初から法令の入力は条文単位
で行っている。そのため、キーワード検索をかけても表示はすべて条文単位で行うことがで
きる。例えば、ICLDS で同様に「death penalty」をキーワードとして検索をかけると図4
のような表示になる13。現時点では、入力作業が遅れているため、「China, violation of
human rights:prisoners of conscience and the death penalty in the People’s Republic of
China. – Amnesty International Publications, 1984」の書誌情報が 1 件表示されるだけで
あるが、この検索画面は、法令だけではなく、ICLDS に登録している「death penalty」を
キーワードとする書籍、判例、論文、資料等を検索することができる機能を持っている。ま
た、法令だけの情報を検索したい場合には、検索画面上の「Category」に「Enactment」
をプルダウンメニューから選択し検索すると「death penalty」をキーワードにもつ条文が
得られる機能を追加する予定である。
当然のことながら、日本の「death penalty」に関心を持つ外国人は、法令の条文だけで
なく、書籍、論文、資料等のその他の法律情報にもアクセスしたく思うであろう。このよ
-50-
図4
図5
うな期待に応えるためには、ICLDS のように法令、判例、書籍、論文、資料等のあらゆる
-51-
カテゴリーの法律情報の検索が同時に可能である統合的なシステムが必要ではないだろう
か。なお、ICLDS も当該システムのように、外国語表示の切り替え機能が整備されている
(図5)14。
2.3 法律英語辞書
「日本法令外国語訳データベース・システム」では、辞書検索機能がある。これは、同じ
画面から双方向で英語・日本語に翻訳することができるので使いやすい(図6)15。ただ
し、外国人が日本語を「かな漢字変換」で入力することができないので、カット・アンド・
ペーストの機能を使うしかない。この表示がないのが誠に残念である。
図6
さらに問題点を指摘すれば、死刑は通常「death penalty」という英語が訳語であるが、
英国を中心に「capital punishment」という用語も使用されている。しかし、残念ながら
「日本法令外国語訳データベース・システム」に「capital punishment」と入力しても何
もヒットしない。法律辞書機能としては「capital punishment」も検索できるような配慮
は欲しいところである。
この点、ICLDS ではこれらの問題は解決済みである。ICLDS には専用の法律辞書が完備
されているが、これは田島裕筑波大学名誉教授の手によるものであり、収録したワードは実
に 12000 語を超える。質量ともに日本でも有数の法律英語辞書であり、近く書籍としても
出版されることになっている。例えば「capital punishment」を ICLDS の法律英語辞書で
-52-
調べてみよう(図7)16。
図7
図8
-53-
図7では、「死刑」という訳語とともに「death penalty と同義。第一に重い刑罰という
意味」とその説明が出て来る。このように ICLDS の法律英語辞書は質的には「日本法令外
国語訳データベース・システム」の英語辞書を上回るものであり、単なる訳語だけでなくそ
の説明まで表示されるという画期的なものである。
また、「死刑」と日本語を入れると、関連する英語訳がリストアップされて出て来るだけ
でなく、米国法系のものなのか英国法系のものなのかが一目でわかるように工夫されている
(図8)17。
3. 新たな文献評価機能
3.1 文献評価の特異性と評価基準
拙稿「国際法比較法データベース(ICLDS)の構築」でも説明したとおり、文献の客観
的な評価は難しい。
法文献評価に関しては、総論では賛成しながらも各論では反対する声も大きい。しかし、
すでに海外の Law School では、法文献に対する客観的な評価を導入しているところがある。
なぜなら、これらの文献評価は、法学研究及び学術論文を書く上で極めて重要な要素だから
である。しかし、わが国では法文献に対する評価を公開しているところは、ほとんどないの
が現状である。
その理由のひとつが、
論文や書籍に対する公正かつ客観的な評価がはたしてできるのかと
いう素朴な疑問である。
法文献の評価には多分に主観的な要素が入ることは否めない。また、
公正かつ客観的な評価ができたとしても、評価結果に対してクレームをつける人が多いので
はないかというおそれもある。著名な学者の著作に対する客観的な評価はたやすいものでは
ない。人間関係や利害関係が微妙に絡むと、その扱いは極めて困難である。このように法文
献の評価の実現は多くの困難を伴う。
このため、公正かつ客観的な文献評価を行うためには、誰もが納得のいく評価基準とそれ
を正しく運用する機関と制度が必要である。この 2 点をクリアすれば、公正かつ客観的な
文献評価が可能になるのではないだろうか。
従来の ICLDS では、拙稿「国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の構築」で
も説明したとおり、文部科学省の「学位規則」による客観的評価、特に、論文を評価する場
合に考慮すべきポイントである「特有性」「正確性」「明瞭性」「法文」
「企画性」「削減」の
「6 つのルール」と呼ばれている評価基準を論文の評価基準としている18。次に、評価の基
礎となる法文献の分類方法、すなわち、法文献を、①論文(Article)、②書籍(Book)、③
判例(Case)、④資料(Documents)、⑤法令(Enactment)、の 5 種類に大別し、それら
について「1」から「3」の 3 つの小分類による評価基準を設けている。さらに、法文献ご
との評価コメントを入力することもできる。このコメントは、
「コメント」欄と「リマーク」
欄に分かれている。
「コメント」欄には文献に対する一般的な評価が書かれており、
「リマー
-54-
ク」欄では、特に重要な法文献の特徴が記載されている。利用者は、これらを参照すること
によって、他の文献との関係や学説上の位置づけが分かる仕組みとなっている。
これらを実行性のある文献評価にするため、
当初、企業法学会内に文献評価委員会を置き、
ICLDS に所蔵する文献について、これらの評価基準を使って実際に評価することを考えて
いたが、多大の労力が予想以上にかかること、資金面及び体制作りの問題のため実際に実行
に移すことができなかった。そこで、システムによる評価基準を採用し、それを先に手がけ
ることにした。
それは、拙稿「国際法比較法データベース(ICLDS)の活用事例とその評価」19でも若
干触れたように、学術論文の評価の中で、他の論文からいかに多く引用されているかがひと
つのポイントであることに着目し、これを評価基準とした。すなわち、引用されている数が
多い論文ほど高い評価を受けている重要な論文であろうという仮説のもとでの評価である。
ICLDS では、各論文に対する引用調査が行える機能を備えている。これを見ることによ
って、利用者は論文の重要度がわかり、また関連する論文にどのようなものがあるかがわか
る。これを一歩進めて、引用論文にハイパーリンクを張り、それを別のデータベースで管理
するというやり方である。これは自動的にシステム内で行えるようになる。つまり、所蔵す
る論文が多くなればなるほど、論文評価の精度は高くなり、また自動的に集計されデータが
専用のデータベースに蓄積されるので簡便な方法と言えるであろう。以下、そのシステム上
の構造を紹介する。
3.2 文献評価の構造
例えば、ある論文 A があるとしよう。この論文 A は論文 A が執筆された時点での過去の
論文を引用している。これを論文 B、論文 C、論文 D としよう。次に、論文 E があり、こ
の論文 E は、論文 B、論文 C、論文 F、論文 G、論文 H を引用しているとする。また、論
文 B は、論文 C、論文 G、論文 H を引用しているとしよう。論文これを図に表すと図9の
ようになる。
論文 A は、論文 B、論文 C、論文 D の3論文を引用しているが、引用箇所に脚注をつけ、
その出典を明らかにしなければならない。多くの論文 A の読者は、論文 A を読んだ際に、
論文 A が引用している論文 B、論文 C、論文 D を読むことになる。これら引用された論文
は脚注で明らかにされており、それがハイパーリンクされていたならば、いちいちデータベ
ースを使って最初から検索をやり直さずとも、脚注の引用箇所をクリックすれば、簡単に次
の瞬間、画面表示される。このようにハイパーリンクされたものをデータベースに引用され
た文献番号を移動的に収集さえすれば、そのデータベース(以下、「引用データベース」と
いう。)の内容を画面上に表示すれば、ICLDS 内のその時点での文献評価を見ることができ
る。
この他に、ヨーロッパにおける論文の寿命は約 10 年という法則から、引用数と経過日数
により客観的な評価ポイントを算出することができる。
-55-
文献評価の構造
論文A
論文E
0
0
2
3
1
1
2
2
論文B
論文C
論文D
論文F
論文G
論文H
図9
図10は、実際の図9データベースの中の構造である。これを見ると、引用された論文数
は、論文 A:
「0」、論文 B:
「2」、論文 C:
「3」、論文 D:
「1」
、論文 E:
「0」、論文 F:
「1」、
論文 G「2」
、論文 H「1」となる。よって、ここでは論文 C が一番評価が高いということ
になる。
この方法は機械的であるため入力した文献の量や偏りがあり正当な評価ができないので
はないかという疑問が残る。しかし、法情報学研究所の「CiNii 学術論文データベース」20
のような大規模な論文データベースではかなりの高い確度で評価の一つの指標になると思
われる。さらに、ヨーロッパにおける論文の寿命は 10 年であるという法則から、引用回数
による評価気基準と、最初に 3650 点を与えるという評価基準を組み合わせるならば、画期
的な評価基準ができるのではないだろうか。
すなわち、最初の論文に一律 3650 点を与え、日ごとに 1 ポイントずつマイナスする。10
年後には 0 点になるのだが、良い論文は必然的に多数の論文に引用されるので評価ポイン
トが高くなり、逆に良くない論文は引用されず評価ポイントは年数の経過とともに評価ポイ
ントが下がる仕組みができあがる。
たとえば、ある論文は 10 年経過し最初の 3650 点はすべてなくなったが、引用回数が 100
回あり、1 回に 100 点与えるとすると 10 年後にも 10000 点の評価ポイントが残る。この引
用ポイントはマイナスされることはないというルールを作っておけば、良い論文は永遠に評
価ポイントが残ることになる。また、このような機械的な方法だけではなく、ICLDS の採
用している「コメント&リマークス」を組み合わせれば、さらに評価の制度は上がるに違い
ない。「コメント&リマークス」については拙稿『新世代の法律情報システム-インターネ
-56-
ット・リーガル・リサーチ-』を参照されたい21。
論文番号
引用番号1
引用番号2
引用番号3
引用数
0000A
0000B
0000A
00000E
0000C
0000A
00000B
0000D
0000A
0000E
0000E
引用PT
0
0
2
200
3
300
1
100
0
0
1
100
0000F
0000E
0000G
0000B
0000E
2
200
0000H
0000B
0000E
2
200
図10
4. 教材提供ツール機能
ICLDS には、法科大学院図書文献支援システムとしての教材ツールの機能がある。大学
によっては、教授が授業で使用する教材や資料をサーバー上の一定の場所に保管し、学生に
前もってそれをダウンロードさせ、予習をさせるところがある。これは非常に便利なシステ
ムであり、教授は教材や資料をいちいちコピーすることもなく、学生はパソコンさえあれば
いつでも自分のパソコンに電子ファイルとしてダウンロードすることができる。
ところが弱点もある。大学にこのようなサービスがない場合には、教授は自分でホームペ
ージを作り、そこに教材を置くしかないという弱点のほかに、これらの教材や資料は大学の
サーバーに格納されており、せっかくの良い教材や資料であっても他の大学の学生は見るこ
とができず、
また他の関連する資料を検索し閲覧することができないことである。
なかには、
他の大学の学生には見せたくないという資料もあろうが、基本的な科目の内容であれば、教
え方は千差万別であろうとも授業の内容はほぼ同じであり、例えば法律の科目であれば、読
むべき重要な判例はほぼ同じだからである。また、教授によっては、他の大学の教授が使用
している教材や資料を参照したいと考えることもあるであろう。
これを実現したのが、ICLDS の教材提供ツールの機能である。すなわち、利用者がキー
ワードを入力して文献を検索するという基本的な機能のほかに、教授が自ら作成した教材を
ICLDS にアップロードすることができる機能を組み合わせ、学生に自由にアクセスさせる
ことができる。教授は学生に、8 桁の講義コードを教えるだけでよい。
例えば、産業能率大学の高田寛という兼任講師が「ビジネスの法務」という授業を担当し
ているが、第 7 回目の授業で使用する教材や資料を ICLDS に格納しているとしよう。この
場合の講義コードは、産業能率大学を表す「SN」、教員の名前の略「HTA」、「ビジネスの
法務」を表す「LOB」、それと講義の回数「07」の 8 桁「SNHTALOB07」を学生に教える。
-57-
これを ICLDS の検索画面に入力すると、ICLDS 上に格納した教材及び資料が表示され、
学生は自分のパソコンにダウンロードすることができる(図11)。
なお、利用者はこの講義コードを知らなければならない。これがパスワードの代わりにも
なる。教授が友人の大学教授にこの講義コードを教えれば、友人の大学教授もこの教員の教
材や資料を参照することができる。ただし、講義コードを教えるまでもなく、ICLDS のキ
ーワードによる検索も可能である。
学生は講義コードにより、次回の授業に必要な教材や資料を自分のパソコンにダウンロー
ドして予習することができるが、更に学習を進めたいときは、ICLDS のキーワード検索や
要点整理カードを参照することができる。また、教員が教材や資料を直接アップロードする
ことなく、この代わりに ICLDS の文献コードを指定し、これを授業までに読んでおくよう
に指示することも可能である。このように、教材提供システムを使えば、教員が工夫するこ
とにより必要な教材や資料を学生に提供でき、
学生も多くの関連情報を入手することができ
るのではないだろうか。
また、世界中の主な法律情報 URL をあつめたスペシャル・リンクス22により関連する法
律情報システムに容易にアクセスすることができ、学習の幅を広げることができる。さらに、
教授と学生のコミュニケーション機能のひとつとして、ICLDS には Q&A 機能も付加され
ている23。
図11
-58-
図12
図13
図12は教材提供ツールの教員用入力画面である。例えば、新規で教材を入力したい場合
-59-
には「New Reference Information」を選択しクリックすると、図13の入力画面が表示
されるので、入力指示に従って教材を入力することができる。
5. 今後の展望と法律情報のあり方
1990 年に、アメリカ合衆国連邦最高裁判所の判例をオンライン化するという「プロジェ
クト・ヘルメス」から約 20 年経過したが、この間、世界中で法律情報のインターネット経
由の提供がめざましい勢いで進展した。わが国では、2001 年の「高度情報通信ネットワー
ク社会形成基本法」のもと、各省庁が中心となりインターネット経由の法律情報の提供が進
められている。
なかでも、法令に関しては総務省の「法令提供データベース」23は、現行の法令の電子
化はほぼ終了し最も信頼できる法令データベースの一つとして多くの国民が利用している。
また、2009 年からは、法務省は「日本法令外国語訳データベース・システム」を公開し、
日本法令の外国語訳を提供し日本法の国際化の一端を担っている。さらに、法案について、
法務省が「国会提出法律案データベース」24を提供し、どのような法律案が審議されてい
るのかがわかる仕組みとなっている。
裁判例に関しては、最高裁判所の「裁判例情報判例検索システム」25が過去の裁判例を
収録し一般に公開している。これも徐々に収録数が増えていっており、最終的にはすべての
裁判例が収録されることになろう。学術論文も国立情報学研究所が、わが国の論文の書誌情
報や原文情報を積極的に収集し「CiNii 学術論文データベース」を公開している。
これらの活用事例と評価については、拙稿「国際法比較法データベース(ICLDS)の活
用事例とその評価」でも詳しく検証したが、利用者の使い勝手から見れば、まだまだ改善の
余地はあると思われる。
利用者から見た使い勝手の良さという観点からのデータ収集、分析、
検証、研究は今後も進められていくと思われるが、多くの国民が手軽に使えるようなシステ
ムでなければならない。つまり、法律に携わっている者は法律の専門家であるので、利用に
関してはそれなりの目的意識を持って必要な情報を入手することができる。しかし、法律の
専門家以外の者の容易かつ簡便な利用も考えなければならないであろう。
勿論、上記に挙げた法律情報システムの他に、法律の素人向けの法律情報ホームページや
ブログは多数存在する。なかには正確性に乏しいものもあるが、非常に良くできているもの
もある。しかし、法治国家の責務として、法律情報の国民への提供は国の勤めであろう。そ
のためには、国民誰もが容易に使えるシステムでなければならない。また、外国向けの日本
法関連情報の発信源としての機能も有していなければならない。そうでなければ、ビジネス
の国際化の波に、日本法が諸外国の研究の対象から外され法的に孤立するおそれがあると言
っても過言ではないであろう。
本稿では ICLDS の、①外国人に対する日本法関連情報の発信源としてのシステム、②法
文献の適正な評価機能、③教材ツールの提供に関する新しい機能、の 3 点を紹介したが、
-60-
これらの機能は、法情報学の分野では、まさにこれから研究される領域であると思う。
外国人に対する日本法関連情報の発信源のシステムとしては、単に法令を外国語訳するだ
けではなく、外国人が利用することを想定したものでなければならない。また、外国人の多
くは、法令全体の英訳よりも、一つのテーマに基づいた情報の入手に関心が高いと思われる
ので、テーマや用語をキーワードにした条文単位の検索が必要であろう。ICLDS では、デ
ータの数は少ないながらもプロトタイプとして研究を続けている。
法文献の適正な評価は、
決定的な基準がないものの一定の基準を複数組み合わせることに
よって客観的な評価が可能になろう。ICLDS は現在も実験段階ではあるが、いずれ総合的
な評価基準をもつ機能を追加していきたいと思う。
教材ツールの提供に関する新しい機能は、従来のデータベースの入力機能を一部大学関係
者に公開したものである。教材や資料をデータベースに置くことによって、授業で使うだけ
でなく、データベース内の他の法律情報と組み合わせることにより、より豊富な充実した教
材編成が容易に可能になる。また、これらの教材は学内に留まらず、他の大学や研究機関と
の共有も考えられる。今までは、大学や研究機関といった閉じた世界での情報がオープンに
なり、ビジネス法務の分野も含め、他の情報の共有、連携が進み、より量および質の充実し
た情報による研究活動をはじめあらゆる活動ができるのではないだろうか。
国民にとって、使い勝手の良いシステムによる正確な情報の発信と共有が、新しい発想や
アイデアを生み出す原動力になるものと思われる。上記の新たな機能はまだ不完全ではある
が、ICLDS は、今後もその理想を追求すべく研究を続けていきたいと思う。ICLDS がこの
ような将来に向けた法律情報提供のプロジェクトの一助になれば幸いである。
法令提供データベース(http://www.japaneselawtranslation.go.jp/)
(2010 年 9 月 28 日
アクセス)。
2
松浦好治:法令外国語訳プロジェクトの意義-日本法・法制度の国際通用性, ジュリス
ト No.1337, 2009, p.2。
3
高田寛:国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の構築, 産業能率大学情報セ
ンター年報 15 号, 2007, pp.77-78。
4
高田寛:国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の活用事例とその評価, 産業
能率大学情報センター年報 16 号, 2008, pp.17-21。
5
ICLDS(http://www.iclds.com/japanese/index.asp)(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
6
政府の法令外国語訳プロジェクトの概要と基本方針については、平成 18 年 3 月 23 日の
法令外国語訳・実施推進検討会議の最終報告を参照。
(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/houkoku.pdf)(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
7
大谷太:日本法令外国語訳データベースシステムの始動, NBL No.906, 2009, p.82。
8
日本経済団体連合会:日本法令の外国語訳の推進を求める, 2004。
9
大谷・前掲注[7] pp.82-84。
10
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/(2010 年 9 月 28 日アクセス)
11
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/?re=02(2010 年 9 月 28 日アクセス)
12
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/law/list/?ft=1&re=02&dn=1&ky=
[1]
-61-
death+penalty&co=01&x=42&y=16(2010 年 9 月 28 日アクセス)
http://www.iclds.com/japanese/advancesearchresults.asp
(2010 年 9 月 28 日アクセス)
14
http://www.iclds.com/English/index.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
15
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/dict/?re=02(2010 年 9 月 28 日アクセス)
16
http://www.iclds.com/jisho/jishosearch.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
17
http://www.iclds.com/jisho/jishosearch.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
18
プレマナンダン=高田寛著:新世代の法律情報システム-インターネット・リーガル・
リサーチ, 文眞堂, 東京, 2006, p.174;高田・前掲注[3] p.79。
19
高田・前掲注[4] pp.16-17。
20
http://ci.nii.ac.jp/(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
21
プレマナンダン=高田・前掲注[18] pp.98-99。
22
高田・前掲注[3] p.82。
23
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi(2010 年 9 月 30 日アクセス)
24
http://www.e-gov.go.jp/link/bill.html(2010 年 9 月 28 日アクセス)
25
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01
(2010 年 9 月 28 日アクセス)
13
-62-
活動報告編
-63-
-64-
情報センター活動報告
情報センター長
森本 喜一郎
情報センターは、本学情報教育ネットワーク(以下 SIGN)の運用方針の立案、運用管理、
SIGN の活動に関する基礎研究、情報教育サービス業務、デジタルコンテンツラボの活動お
よび研究ネットワークの運用管理など多岐にわたる活動を情報サービスセンターとの相互
協力体制のもとで行っている。以下に 2009 年度の活動概要を報告する。
1.2009 年度の主な活動
2009 年度は、SIGN メール、教材フォルダ等のサービスおよび Ca-In をはじめとする大
学の情報サービスの問題点をシステム全体の視点から検討し、2010 年度に向けた次期
SIGN メールシステムと新教材フォルダの提供準備を行った。さらに、Windows7 の環境調
査を行って次年度以降の教育環境に備えるとともに、教学サイドとの連携のもと、学生ポー
トフォリオの試行システムを検討し、2010 年度提供に備えた。
また、活動2年目となるデジタルコンテンツラボは、初年度の活動をベースとして、学生
の制作活動の支援や、客員研究員を中心とするコンテンツビジネス業界で活躍する人たちと
のコラボレーション活動をさらに広げることができた。
このような背景の中で SIGN の安定した運用をつづけることができた。また、研究ネッ
トワークは、
セキュリティ面の管理と導入機器の安定運用と共同研究による研究の支援活動
を行った。
(1) 情報サービス環境の整備
2009 年度は、湘南・自由が丘・代官山キャンパスのすべての教室および研究室の PC
を新機種に更新した。教室の PC は Windows Vista と Windows XP の 2 つの OS を起動
時に選択し、それぞれ Office2003 と Office2007 が利用できる環境を提供した。
また、SIGN および関連するサービスを含めて大学の情報サービスの現状と問題点につ
いて検討した。こうした検討を踏まえて、2010 年度の具体的なサービス改善に向けて
SIGN メールの更新と教材サービスを中心としたネットワークフォルダの全面的な更新
準備を行った。
教材サービスについては Web アクセスをベースにした利便性の向上と将来の他システ
ムとの連携に備えたフォルダ構成の全面的な見直しを目的とした。実現に当り、現状の資
源を最大限に生かすことを検討し、特別な設備の導入を前提にしなかった。
利便性の向上として、教員別、科目名別、時間割別による教材フォルダのアクセスが
できるようにした。また、科目名によるフォルダは年度ごとに予め用意して教員に提供す
ることにした。これにより、統一した科目名のフォルダを提供でき、利便性の向上を図っ
た。
また、基本となるフォルダは授業コードに基づくフォルダ名とし、今後の他システム
-65-
との連携がしやすい仕組みに変更した。
(2) デジタルコンテンツラボの活動
デジタルコンテンツラボは「コンテンツビジネス分野におけるマネジメントおよびデジタ
ルコンテンツ制作に関する教育研究活動を行い、その成果を本学の学生教育に還元するとと
もに、コンテンツビジネスの振興とマネジメント研究に寄与する」ことを目的に、2008 年
4 月に設立された。2 年目である 2009 年度は、初年度の活動をベースとして、学生の制作
活動の支援や、客員研究員を中心とするコンテンツビジネス業界で活躍する人たちとのコラ
ボレーション活動をさらに広げることができた。また、デジタルコンテンツラボ内の機材・
設備も充実し、それらを活用した学生による作品制作も活発になってきた。
(3) 大学ホームページに係わるコンテンツ制作チームの支援
学内のコンテンツ制作チームに情報センター教員 2 名と情報サービスセンター4 名が
参画し、大学ホームページのコンテンツの検討とページ更新を実施した。
(4)研究ネットワーク
研究ネットワークは、導入機器の安定運用と共同研究の支援活動を行った。研究ネッ
トワーク上のサーバの利用は授業支援用のサーバを新たに導入したことで、学生からのア
クセスが大幅に増えた。
また、セキュリティ診断を実施してセキュリティの確保に努めた。
詳細は研究ネットワーク活動報告に示す。
2.情報教育支援のための主な定例活動
情報センターおよび情報サービスセンターは SIGN の運用管理および情報教育を支援す
るための次に示すような様々な定例業務活動を行っている。
・情報システム運営委員会事務局業務
・システム相談業務の遂行(学生によるシステム利用相談員の教育・管理)
・情報センター年報の編集・発行
・SIGN 利用の手引ほか SIGN 利用マニュアルの編集・発行
・ユーザ管理(ID およびパスワードの発行と管理)
・SIGN 利用ライセンス制度の運用(説明会、ライセンス証の発行と管理)
・SIGN 関連消耗品の管理
・SIGN 関連情報設備・機器の管理(プロジェクター、デジカメなど)
・ソフトウェアのアップデート、ウィルス、セキュリティ管理
・教員への支援(授業時支援, 研究室・メディアルームの機器メンテナンス等)
・研究ネットワークの運用管理
・研究ネットワーク利用協議会の運営支援
-66-
研究ネットワーク活動報告
盛屋
邦彦、森本
喜一郎
研究ネットワークは、その目的として産業能率大学の教員の教育研究をサポートするため
に 2002 年度より立ち上げたものである。その間、ネットワーク機器の老朽化に対応した入
れ替えやネームサーバの機器の増設、保守切れになったファイアーウオール装置の交換など
を行ってきた。また、コスト削減として、接続元の SINET(学術情報ネットワーク)との回
線を NTT の B フレッツに切り替えるなどの方策を行ってきた。
このネットワークの性格上、学生の個人情報を保護することを主目的として、セキュリテ
ィ診断等も行い、ネットワークの安全性の確保なども行っている。2009 年度は 2008 年度
に引き続き、その安定運用を図ること、教員の新しい教育研究への取り組みや共同研究の支
援を行うことを目的に活動を行った。
本稿では研究ネットワークにおける 2009 年度の活動を報告する.
1. 研究ネットワーク利用申請、接続機器申請および各種要望への対応
利用者である教員については、今年度は員数的に増減がほとんどなく、新たな教員へのサ
ポートの必要がほとんど無かった。またサーバを立ち上げて公開するなど、固定 IP アドレ
スへの対応についてもほとんど行わずに済ますことができた。
昨年度に引き続き、利用者の増減はほとんどゼロであるが、新規の利用者用に研究ネット
ワークの位置づけの確認という意味で、研究ネットワークの概要説明を各教員に配布した。
また、研究ネットワークについての迅速な情報発信をねらいに、前学期の最初に利用協議会
の Web ページの更新も行った。また、研究ネットワーク上のサーバの利用は授業支援用の
サーバを新たに導入したことで、学生からのアクセスが大幅に増えており、サーバに対する
質問などの対応を行った。
セキュリティについては年度末に診断を実施し、前年度(2008 年度)はいくつか指摘があ
ったが、今年度は大きな問題点は発見されなかった。
2. 研究ネットワークを利用した研究および活動
研究ネットワークのサービスを利用した研究の成果として、次に示す共同研究費による研
究が報告されている。
「社会人基礎力育成のためのオープンネットワーク型 PBL プログラムの開発」
(長岡健、盛屋邦彦、川野邊誠)
【研究目的】
「社会人基礎力」
(経済産業省)への注目が高まる今日、その効果的な学習プロ
-67-
グラムを開発することは実務家教育における緊急の課題となっている。本研究代表
者は、プロジェクト学習の研究に 10 年以上取り組み、その成果は学会等で注目を集
めている。本研究では、①これまでのプロジェクト学習に関する知見を活用し、②
本学・情報マネジメント学部の特徴を活かすことで、本学独自の「社会人基礎力」
の育成プログラムを開発することを目的とする。
【研究概要】
マーケティング企画コース、コンテンツビジネスコース、情報システムコースの
学生が、それぞれの専門性を活かした共同作業を通じて、インタビュー番組を企画・
制作・発信する。具体的には、マーケティング企画コース学生が「企画立案&イン
タビュー」、コンテンツビジネスコース学生が「ロケーション&ポストプロダクト」、
情報システムコース学生が「発信用サイトの構築・運営」を担当し、社会人へのイ
ンタビューをもとに「自分自身のキャリア」について考える番組を制作する。2009
年度は、長岡ゼミ・川野邊ゼミ・盛屋ゼミの学生を対象としたプロトタイプを構築・
運営し、次年度以降、他のコース・ゼミの学生を巻き込んだ「オープンネットワー
ク型プログラム」として運営していくことを目指す。
この共同研究での研究ネットワークの利用部分は、学生の作成したビデオを発信する動画
配信 Web サーバの構築のサポートを行うことであり、その基盤環境として有効に利用され
た。
また、コースマネージメントシステムである moodle を導入して、資料配布や小テスト、
出欠席などを Web で行うことや、新たに開発された課題提出システムの Web を用いた提出
など、新しい教育環境の取り組みにも利用された。
3. 今後の活動方針
昨年に引き続き、各サーバのセキュリティを維持・確保することが大きな課題の一つであ
る。今年度は外部からの DOS 攻撃などはなかったが、インターネット全体を考えると増加
する傾向があり、対策が必要になってくる。各サーバ自体は各研究室で管理されることが多
いため、同じく管理者(教員)のセキュリティへの意識を高めるための方策を今年度に引き続
いて検討・実施したい。
来年度も引き続きグループワーク環境で研究ネットワークを利用することや今年度立ち
上げた CMS (Course Management System)の moodle の継続的な利用などますます研究ネ
ットワークの利用が見込まれている。
このような状況の中、研究ネットワークは産業能率大学の先進的な教育研究を行う上で必
須な環境となっており、更なる利便性や信頼性の面での向上を検討する予定である。
- 以上 -
-68-
デジタルコンテンツラボ 2009 年度活動報告
森本喜一郎1,川野邊誠 1,北川博美 1,柴田匡啓 1,福森幸久2,内村雅江 2
はじめに
デジタルコンテンツラボは、「コンテンツビジネス分野におけるマネジメントおよびデジ
タルコンテンツ制作に関する教育研究活動を行い、その成果を本学の学生教育に還元すると
ともに、コンテンツビジネスの振興とマネジメント研究に寄与する」ことを目的として 2008
年度に設立された。
2 年目である 2009 年度は、初年度の活動をベースとして、学生の制作活動の支援や、客
員研究員を中心とするコンテンツビジネ
ス業界で活躍する人たちとのコラボレー
ション活動をさらに広げることができた。
また、デジタルコンテンツラボ内の機材・
設備も充実し、それらを活用した学生によ
る作品制作も活発になってきた(図 1)。
本稿では、2009 年度のラボの主な活動
について具体的に報告する。
図1
1.
デジタルコンテンツラボ
デジタルコンテンツ制作活動の支援
映像制作技術の修得を目指す学生たちが、ラボの施設を利用して制作した作品を紹介する。
これらは、学内公開にとどまらず、テレビ番組における放映や、一般のイベントへの協力と
して外向けに公開・配信された。
1.1. TVK 情報番組「ハマランチョ」と「母親」をテーマにした映像制作
デジタルコンテンラボの活動を対外的に PR することを目的に、TVK(テレビ神奈川)の昼
の情報番組「ハマランチョ」において、5 分間の生放送枠をラボの学生がプロデュースした。
番組内容は、5 分枠をプロデュースした学生自身が生放送で出演し、ラボ学生が制作した作
品の紹介を通してラボの活動を説明する形式をとったことから、新たに番組放映用の作品を
公募した。作品のテーマは、「ハマランチョ」のメインターゲットが主婦層であることを考
慮し、”大学生が母親に伝えたい想い”とした。公募の結果、3 作品が提出され、内部審査を
通過した 1 作品を実際の番組で使用することとなった。
5 分枠の番組プロデュースを担当した学生は、
「ハマランチョ」のディレクターや TVK の
営業担当者とのミーティングを繰り返し行ない、番組台本とタイムテーブルを制作し、テレ
ビ局に提出した。
オンエア当日は、番組パーソナリティや現場ディレクターとの直前打ち合わせで、提出台
1
産業能率大学情報マネジメント学部
2
産業能率大学情報サービスセンター
-69-
本を急遽変更する必要が出てくるなど予期せぬ事態も起こったが、担当学生と選出された映
像作品を制作した学生の 2 名は、ミスなく生放送番組を成功させた。
1.2. 「Freedom Sunset」公式映像の制作
江ノ島電鉄、藤沢市が協力するライブイベント「Freedom Sunset」における公式映像の
制作を担当した。2009 年に 3 回開催された「Freedom Sunset」全てにおいて、撮影と編
集を担当し、
「Freedom Sunset TV」
としてデジタルコンテンツラボのク
レジットを入れて、YouTube と My
Space およびデジタルコンテンツラ
ボの web ページで放映している。
また、「Freedom Sunset」の関連
イベントとして 2 月に開催される「バ
レンタインディスコ」においても、同
様に公式映像を制作・放映した(図 2)。
図2
Freedom Sunset 制作映像
1.3. ヨコハマ国際映像祭 2009 におけるアドビ製品を活用したイベントにおける制作
アート、アニメ、写真、ライブなど映像に関わるジャンルを超えたフェスティバルである
「ヨコハマ国際映像祭 2009」内において、アドビ製品を活用したイベントが開催された。
その中で、開期中の毎週末に開催される「マージ&キャスト」というイベントを担当した。
このイベントは、まず、会場内に設営した合成撮影スタジオにおいて、来場者に対してヨコ
ハマのおすすめスポットについてのインタビュー映像を撮影する。その内容に応じて、背景
を合成し、YouTube から配信することで、ヨコハマのおすすめスポットを世界に発信する
ということを目的としている。
本イベントに参加したラボの学生 3 名は、開期中を通して、インタビュー撮りから背景
映像の選択、合成・編集、配信までの全てを担当した。
2.
公開講座の開催
2008 年度にラボ設立記念として開催した学内公開講座は、聴講学生の反応も非常によく
有意義な講座となった。2009 年度は学外からの一般聴講も可能とし、2 回の公開講座を企
画・開催した。コンテンツビジネスを知らない人から興味を抱いている人まで多くの人に対
して、本学デジタルコンテンツラボだからこそ招聘できるコンテンツビジネス業界の有力者
による公開講座を開講することは、
ラボの活動成果の全学的フィードバックのひとつになる
と考えられる。
開催した結果、第 1 回目は 116 名、第 2 回目は 62 名の参加があり、聴講者からの満足度
も非常に高かった。それぞれの概要を示しておく。
2.1. 第 1 回公開講座「コンテンツビジネス業界の現状について」

日時:2009 年 6 月 25 日(木)5限(16:30~17:55)

会場:湘南キャンパス 501 教室
-70-

対象:情報マネジメント学部 2 年次生を主な対象とするが、学内全体・一般にも公開

講座内容:コンテンツビジネス業界に興味のある人を対象として、あらかじめ学生か
ら募った質問への回答を織り交ぜながら、業界の現状と今後について紹介する(図
3)

形式:パネルディスカッション

パネラー:ラボ客員研究員3名


社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会

エイベックス・エンタテインメント株式会社

メディアラグ株式会社
穀田
輝仁氏
正仁氏
雅俊氏
本学教員3名


藤井
太田
川野邊
誠、北川
博美、柴田
匡啓
告知方法:大学HP、2 年生科目「コンテンツビジネス入門」での案内、入試センター
から近隣高校・資料請求者へ案内、広報いせはら(6 月 15 日号)掲載

参加者:本学学生 112 名(1 年:6 名、2 年:89 名、
3 年:14 名、4 年以上:3 名)、社会人 1 名、高
校生 3 名

効果:「コンテンツビジネス入門」履修者 163 名中
85 名参加。参加者 89 名中コンテンツビジネス
コースに 57 名

開催報告:本学HP掲載、「花みずき」7 月号掲載
図3
2.2. 第 2 回公開講座「コンテンツビジネス業界に入る
第 1 回公開講座風景
には」

日時:2009 年 7 月 15 日(水)3限(13:10~14:35)

会場:湘南キャンパス 501 教室

対象:情報マネジメント学部 3 年次生を主な対象とするが、学内全体、一般にも公開

講座内容:あらかじめ学生から募った質問への回答を織り交ぜながら、コンテンツ業
界に進みたい学生は夏休みを迎えるにあたって、どんなことをすればよいかをサ
ジェスチョンする(図 4)

形式:パネルディスカッション


パネラー:ラボ客員研究員3名

株式会社ゴンゾ

メディアラグ株式会社

エイベックス・エンタテインメント株式会社
内田
康史氏
藤井
雅俊氏
穀田
正仁氏
パネラー:本学卒業生2名

株式会社GPコアエッジ代表取締役社長

株式会社Jストリーム
宮本
貴志氏
デジタルプラットフォーム営業部
-71-
藤居
幸一郎氏

本学教員3名

川野邊
誠、北川
博美、柴田
匡
啓

告知方法:大学HP、授業内での案内、広
報いせはら(6 月 15 日号)、広報はた
の(7 月 1 日号)掲載

参加者:本学学生 60 名(2 年:36 名、3 年:
23 名、4 年以上:1 名)、社会人 2 名

開催報告:本学HP掲載
3.
映像関連イベントの共同企画・運営
図4
第 2 回公開講座風景
3.1. デジタルコンテンツラボとクリエイタ交流イベント:「ハマクリ・イブニング」との
コラボレーション
2008 年 4 月にデジタルコンテンツラボが発足して以降、有限会社ディファンクション代
表である渡部健司氏とのコラボレーション活動として、同氏が主催するクリエイタ交流イベ
ント:「ハマクリ・イブニング3」の運営に参画してきた。
「ハマクリ・イブニング」とは、企業、大学(学生を含む)、クリエイタなど、クリエイ
ティブな事に関心のある人々の交流サロンであり、互いに創造性を高め合うことをコンセプ
トとしている。2004 年以降、月次開催を基本として開催されており、2009 年 11 月で 50
回目となった。ドリンクや食事を楽しみながら、
デジタルコンテンツや各種デバイスの発表、
企業や研究者の講演をもとに、参加者が自由にディスカッションできる場を提供している。
毎回の参加者は、30 名~50 名程度で、本イベントは参加者同士の新たな出会いの場、コラ
ボレーション誕生の場となっている。
2008 年 8 月のイベントでは、本学経営情報学部の「コンテンツビジネス特論」で学生に
よって立案された新たなケータイコンテンツについて、本学学生がプレゼンテーションを行
い、企画内容について周囲から非常に高い評価を得たこともあり、約1年間に渡る本コラボ
レーション活動を経て、主催者より「是非学生による“若い視点でのイベント”を企画しても
らえないか」との提案を受けた。
3.2. 「コンテンツビジネス実践演習」での企画演習
上記経緯を経て、情報マネジメント学部コンテンツビジネスコース科目である「コンテン
ツビジネス実践演習」の演習の場として本イベントを活用する事とし、受講生による開講期
間中のイベント参画とオリジナル企画の立案を上記科目のシラバスに盛り込んだ。
2009 年後学期に初開講となった「コンテンツビジネス実践演習」において、受講生は 9
月〜12 月の 4 回のイベントに参加し、企画会議、準備、運営、撤収といった一連の仕事を
経験した。また、毎回のイベント終了後には、主催者に対して問題点とその解決策を提示し、
3
http://hama-cre.net/ HAMA-CRE!Yokohama Creative meeting Salon
-72-
そのうちのいくつかは実際に採用されイベントの質向上に活かされた。
さらに、受講生たちには、「本イベントを自分たちでフルプロデュースする」という課題
が提示された。受講生は、コース科目で学修してきたことや実際のイベント参加経験で得た
事をもとに、イベントの企画立案、予算編成、進行表の作成に取り組んできた。企画立案過
程において、主催者のアドバイスを随時あおぎながら進めて来た結果、12 月初旬に実際に
イベントとして実現可能なレベルの企画が完成し、本企画が主催者の高い評価を受け採用さ
れ、急遽 1 月の実施を提案された。
3.3. 「デジタルコンテンツラボ」の活動としての企画実現と期待効果
「コンテンツビジネス実践演習」で学生が立案した企画が主催者に採用され、実施を提案
されたことは非常に悦ばしい事であるが、科目における企画の実現は、科目範疇を大きく超
える事から困難であった。
そこで、本企画をデジタルコンテンツラボのコラボレーション活動の一環として実現する
ことになった。ラボ教員:川野邊、北川、柴田、ならびにラボ事務局と有限会社ディファン
クション代表:渡部氏を軸に、本企画を立案した「コンテンツビジネス実践演習」の受講生
を中心に、コンテンツビジネスに深い関心を持つ学生から有志を募り、教員、企業、学生の
三位一体で本企画の実現を目指すことになった。本企画の実現をラボが請け負うことの期待
効果は以下のとおりである。
企画では、先進的なコンテンツやデバイスを作り出しているクリエイタや企業をパネラー
に招きプレゼンテーションを行った後、パネラーと来場者が交流できる工夫を盛り込んだ。
招待するパネラーは、まだ広く知られていない新進気鋭のクリエイタが数多く出展する東京
コンテンツマーケットとデザインフェスタ(ともに東京ビックサイトで開催)において全
400 ブースを「コンテンツビジネス実践演習」の受講生が実際に見て、コンテンツの新規性
や展開可能性、イベントのターゲットユーザにとって興味深いか否か、クリエイタのパーソ
ナリティを基準に選定した。また、優れたコンテンツを制作している学生にもスポットを当
てた。
クリエイティブな事に関心が高い様々な分野の来場者の前で作品や技術を披露し、相互デ
ィスカッションの機会を提供するという事は、本イベントを通じて、デジタルコンテンツラ
ボが世に広まっていないクリエイタやコンテンツを「Raise」することになり、ビジネスチ
ャンスや新たな作品が生まれるきっかけにもなると考える。新たなコンテンツや技術を発掘
し、世に広める事はデジタルコンテンツおよびコンテンツビジネスの発展にとって非常に価
値の高い事である。
さらに、通常の「ハマクリ・イブニング」の来場者のほとんどは社会人であるが、今回の
企画では、社会人と学生をターゲットとした。クリエイティブな事に携わっている社会人と
コンテンツに関心を持つ学生が日常生活で交流を持つ機会はほとんどないのが現状である。
本企画では、社会人と学生が交流しやすい工夫を凝らして、両者の交流の場とする事も目的
のひとつとした。両者の交流により、お互いが新しい事を知るきっかけを作り出すことによ
-73-
って、コンテンツビジネス業界の活性化・発展に寄与すると考える。
したがって、本企画をデジタルコンテンツラボで実施する事は、デジタルコンテンツラボ
の活動目的である「本学の知名度向上」、
「コンテンツビジネス業界とのコラボレーション促
進」、「コンテンツビジネスの振興」に深く関係すると考える。
3.4. 実施結果
イベントは 2010 年 1 月 8 日に横浜市中区馬車道にある TVK Cafe を会場に「ハマクリ・
プラス」として開催された(図 5)。関係者は、イベント開始 5 時間前に会場入りし、最終
打ち合わせと準備に取りかかった。舞台セッティング、観客席のセッティング、会場装飾、
音響・照明、映像機器のセッティングと順調に準備を整えた。出演者の方々も時間通りに会
場入りし、リハーサルも大きな問題無く終了した。18 時半を過ぎると徐々に来場者が集ま
り始め、イベント開始時点では会場はほぼ満席となった。
イベントは、場の雰囲気が和むようにと学生達が考えた通常のハマクリにはない「乾杯」
と共に定刻にスタートした。最初の出演者と司会を務める学生とのトークショーに来場者は
興味深く耳を傾け、作品紹介を経て、最初の交流タイムとなった。学生達は、交流を深めや
すくするために一工夫懲らしていた。来場者には事前に自己紹介カードに記入してもらい首
から提げて貰う、またクリエイタの周りにバランス良く来場者を誘導し着席させる、来場者
同士のコミュニケーションを促進するために学生がファシリテータとなるといった工夫が
功を奏し、結果として、イベント中に儲けられた全ての交流タイムでほとんどの来場者が席
を立ち、様々な人と交流を楽しんでいる様子であった。その後も、出演者の方々の興味深い
話や作品・製品が披露され、イベントは狙い
通りの盛り上がりを見せた。イベントの中で
は、その場で絵を描いていくライブアートや
正月らしく鏡割りと振る舞い酒もあり、緩急
付けたすばらしいイベントに仕上がった。結
局、来場者も 90 名を越え、予算案的にも採
算ラインに乗ったことから、学生達は、3 時
間半に及ぶイベントを狙い通りプロデュー
スすることに成功したといえる。
4.
図 5 「ハマクリ・プラス」イベント
ホームページによる活動実績の広報
デジタルコンテンツラボホームページ4において、2009 年度に新たに掲載された主なコン
テンツについて紹介しておく。新たなコンテンツのひとつである、客員研究員に対するリレ
ーインタビュー「コンテンツ業界の今を語る」は、外部からのアクセスも多く、現場の第一
線で活躍している客員研究員の取り組みへの一般の興味・関心の高さがうかがわれた。
4.1. リレーインタビュー「コンテンツ業界の今を語る」
4
デジタルコンテンツラボホームページ http://www.mi.sanno.ac.jp/station/ic/dclab/
-74-
ラボの客員研究員に、それぞれの立場、視点からインタビュー形式で現在のコンテンツ業
界について語ってもらった。ラボホームページの研究活動(Reaserch)の1コンテンツと
してコーナーを設け、随時掲載した(図 6)。
内田康史氏(2009 年 12 月)

第1回
内田事務所

第2回
社団法人コンピュータソフトウェ
ア著作権協会(ACCS)
太田輝仁氏(2010 年
1 月)

第3回
エイベックス・エンタテインメント
株式会社
チーフプロデューサー
穀田正
仁氏(2010 年 1 月)

第4回
有限責任監査法人トーマツ
小田
実氏(2010 年 2 月)

第5回
株式会社メディアラグ
藤井雅俊氏
(2010 年 3 月)

第6回
図6
キャラクター・データバンク代表取
リレーインタビュー
「コンテンツ業界の今を語る」画面
締役社長 陸川和男氏(2010 年 3 月)
4.2. リレーエッセイ
ラボの3名の教員のそれぞれの活動をエッセイ風にまとめ、研究活動(Reaserch)の1
コンテンツとしてコーナーを設けて隔月で掲載した。

第1回
「映像コンテンツの制作指導を行って」(川野邊)

第2回
「秋はコンテンツ関連のイベント目白押し!」(柴田)

第3回
「芸術の秋ということで・・・」(北川)

第4回
「こどものちから」(北川)

第5回 「プロデューサーの重要性を痛感!!」(柴田)

第6回
「あふれる 90 人の笑顔は偶然じゃない」(川野邊)
4.3. 学生制作作品の掲載
学生の制作した動画等の8作品を紹介した。

クレイ・アニメーション作品
 「ボクとトモダチ」

動画作品
 「-70kg
140kg からの生還」
 「27.5cm」
 Valentine Disco 2010.02.14
 AROOP ROY Live@Super Deluxe,Tokyo
 Freedom Sunset TV:Vol.7「2009.05.09」
 Freedom Sunset TV:Vol.6「2009.02.14」
-75-
 Freedom Sunset TV:Vol.5「2008.09.20」
 Freedom Sunset TV :Vol.2「CALM」
デジタルコンテンツラボ Top
D-Co.LLab?
-デジタルコンテンツラボについて-
デジタルコンテンツラボのロゴ D-Co.LLab(LOGO)
Member -スタッフ紹介-
Collaboration
デジタルコンテンツラボのコラボレーション
産学連携プロジェクト
公開講座
学内公開講座
ラボイベント
Key Persons-客員研究員の情報・活動-
Works
デジタルコンテンツラボの活動内容
Digital Movie (動画作品)
Cray Animation(クレイ・アニメーション作品)
Research
デジタルコンテンツラボの研究活動
コンテンツ業界の今を語る
リレーエッセイ
著書
論文
講演
図 7 デジタルコンテンツラボホームページ
-76-
サイトマップ
5.
その他
その他、ラボ研究員の活動やコンテンツ業界との協力について紹介する。
5.1. 秦野市「秦野市観光振興基本計画策定検討委員会」での活動
秦野市では、平成 2 年に秦野市観光基本計画を策定し、平成 12 年を目標年次として推進
してきた。計画策定から 20 年が経過し、社会状況や観光を取り巻く状況が変化しているこ
とから、今後の観光施策の方向付けと計画的な施策の実現を目指して、新たな観光振興の指
針として「秦野市観光振興基本計画(仮)」の策定を計画している。その検討委員会の委員
として、情報マネジメント学部川野邊准教授が任命された。
委員会の活動内容は、秦野市の観光をめぐる環境分析、観光施策実現に向けた課題の整理、
10 年後の秦野観光の将来像と展開イメージの策定、観光立市の実現に向けた目標設定、観
光立市実現に向けた市の基本的な施策の検討、観光を通じた地域活力の向上と体制作り、観
光魅力の国内外への発信方法の検討などである。特に、上記教員に対しては、08 年度に設
置した、秦野市デジタル観光案内装置の検討委員会での活動から、情報発信方法について期
待されている。
5.2. 知的財産権セミナー講師担当
2010 年 2 月 8 日に、デジタルコンテンツラボ研究員である柴田匡啓准教授が、藤沢市役
所で知的財産権セミナーを行った。受講者は、藤沢市の公民館職員約 30 名。セミナーは、
著作権・プライバシー権・パブリシティ権・個人情報保護の基本的な内容から、公民館業務
を行うにあたっての注意点を中心に進められた。アンケート結果は大変好評であり、「公民
館業務を行うにあたって、あやふやだった権利処理が明確になった」
「非常にわかりやすく
理解しやすかった」という意見が寄せられた。一方で、
「内容に対して時間が短すぎる」
「2
~3回に分けてじっくりと基本的なことを学びたかった」という指摘もあり、知的財産権に
対する関心の高さが伺われた。
5.3. 各種セミナーへの参加
コンテンツ業界の新しい動きや業界の動向を把握しておくため、また、業界で活躍してい
る人々との情報交換を目的として、各種セミナーへ参加をした。
2009 年度に研究員が参加したセミナーを以下に示す。

Japan Creator's Network2009(http://www.jcnetwork.jp/)

第 1 回「東京コンテンツマーケットとライセンシング・アジア共同開催へ~JCN か
ら始まる国際マーケットの道~」

第 2 回「制作現場とビジネスを変えていく、これからのコンテンツ制作手法」

第 3 回「東京コンテンツマーケット 2009 サポーターズ会議~サポーターズとクリ
エイターの接点とは?~」

第 4 回「TCM2009 に見る、クリエイターのイベント活用術」

第 5 回「クリエイターの知的財産権利とビジネス」

第 6 回「「2010 年、売れるライセンスビジネス~クリエイターに必要不可欠プレゼ
-77-
ンテーション術~」

東京ディストリビューション・オブ・コンテンツ


セミナー(http://www.tdcs.jp/)
「映画配給・宣伝のマーケティングを暴け!ビジネスとしての映画業界」
東京コンテンツマーケット 2009 セミナー
(http://www.kanto.meti.go.jp/seisaku/joho/johoseisaku/itvf/tcm2009/seminar.html)

「デジタルネイティブ世代におけるクリエイティビティ」

「香港:ライセンシングパートナー~大中華圏と更なるマーケットの可能性~」

「キャラクタービジネスにおける新展開:地域から世界へ」

International Luxury Lifestyle Forum 2010(http://www.illf.jp/ja/)

ジャパンアニメコラボマーケット 2009(Web サイト閉鎖)

「アニメ産業の今後を占う ~AJAデータベースワーキング調査報告~」

「アニメコンテンツによる地域ブランディング」

東京国際アニメフェア(http://www.tokyoanime.jp/ja/)「衝撃の実態:世界の人間
は日本のアニ メをどうやって知ったのか?」


コミックマーケット(http://www.comiket.co.jp/)

「ユーザーが産み出す超多様性市場としてのコミックマーケットとその今後」

「TDCS 発夏コミ参戦スペシャル!イベント@コミックマーケット 76」
新マーケティングコミュニケーション研究会「コミュニケーション戦略におけるキャ
ラクター利用の将来」(http://www.tems.ne.jp/service/cat38/cat40/)

「広告におけるキャラクター利用の有用性と留意点」

「コミュニケーション戦略におけるキャラクター利用の将来」

「キャラクターのプロ達が見る将来性と課題」
5.4. 科目への展開
客員研究心を中心にコンテンツ業界との各種コラボレーション活動を通して得られた協
力関係を、2009 年度も本学情報マネジメント学部の開講科目へ展開することができた。
(1) コンテンツビジネス特論(3,4 年通年科目)

集中講義
①
コンテンツ製作における資金調達(内田事務所代表
②
コンテンツ業界におけるベンチャービジネス(株式会社モブキャスト代表取締
役社長
藪考樹氏 )
③
プロデュース概論(メディアラグ株式会社
代表取締役社長
藤井雅俊氏)
④
プロデュース演習(メディアラグ株式会社
代表取締役社長
藤井雅俊氏)
⑤
ヒット作”を生み出したいあなたへ
ュニケーションズ宣伝部部長

内田康史氏 )
~映画宣伝編~(株式会社ギャガ・コミ
松下剛氏)
課外実習
①
5 月 27 日(水) 映画「I COME WITH THE RAIN」ワールドプレミア参加
-78-
②
8 月 24 日(月) 映画「女の子ものがたり」試写会・実習
③
映画「MW」プロモーション企画
④
ライブイベント「Freedom Sunset」運営(5 月・8 月・9 月)
(2) エンターテインメントビジネス講座(2 年後学期科目)

ハードウェアから見たゲーム業界「マイクロソフトのエンターテインメントテクノ
ロジー
Xna」(マイクロソフト株式会社ホーム&エンターテイメント事業本部
シニアマネージャ

田代昭博氏)
オンラインゲーム業界「オンラインゲーム業界の現状について」(株式会社 GP コ
アエッジ代表取締役社長

TV 番組・放送ビジネス関連「映画製作とプロデューサーの役割」(株式会社フジ
テレビジョン

宮本貴志氏)
映像企画部企画担当部長
音楽制作・レコードビジネス関連「ミュージックビジネスのトレンド」
(㈱ソニー・
REA 準備室室長
ミュージックレコーズ

正仁氏)
企画部課長
江見浩一氏)
ゲームビジネス(株式会社カプコン
事業総括

穀田
音楽流通ビジネスのしくみ「音楽著作権はどう守られているか?」(社団法人日本
音楽著作権協会

金子毅氏)
映画ビジネス関連「映画プロデューサーの実際について」
(エイベックス・エンタ
テインメント株式会社

河井真也氏)
常務執行役員
開発統括本部長兼オンライン
稲船敬二氏)
コミック・TV アニメの変遷「手塚治虫と日本の漫画・アニメの変遷」
(清水義裕
氏)

日本のキャラクタービジネス「日本のキャラクタービジネスの動向」
((株)キャラ
クター・データバンク

代表取締役社長
陸川和男氏)
人気キャラクターについて「人気キャラクター事情」
((株)サンリオ
ミュニケーション部次長
メディアコ
正田孝氏)
(3) コンテンツビジネスマネジメント(3,4 年前学期科目)

監査法人トーマツ
TMT グループ シニアマネジャー
小田実氏
(4) コンテンツ資産のライツマネジメント(3,4 年後学期科目)

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会
信氏
(5) ゲーム開発講座(3,4 年後学期科目)

株式会社バンダイナムコゲームス
川島健太郎氏
-79-
事業統括部法務担当配属
梅澤
付録:デジタルコンテンツラボ 2009 年度の主な活動
年月
活動
2009 年 5 月


5 月 27 日(水) 映画「I COME WITH THE RAIN」ワールドプレミア参加
ライブイベント「Freedom Sunset」運営
2009 年 6 月

公開講座第 1 回「コンテンツビジネス業界の現状について」
 6 月 25 日(木)5 限(16:30~17:55)
 場所:湘南キャンパス 1 号館 501 教室
 太田研究員、穀田研究員、藤井研究員、川野邊、北川、柴田
2009 年 7 月

公開講座第 2 回「コンテンツビジネス業界に入るには」
 7 月 15 日(水)3限(13:10~14:35)
 場所:湘南キャンパス 1 号館 501 教室
 内田研究員、穀田研究員、藤井研究員、株式会社Jストリーム 藤居
氏、株式会社 GP コアエッジ 宮本氏、川野邊、北川、柴田
2009 年 8 月



8 月 24 日(月) 映画「
「女の子ものがたり」試写会・実習
映画「MW」プロモーション企画
ライブイベント「Freedom Sunset」運営
2009 年 9 月

ライブイベント「Freedom Sunset」運営
2009 年 10 月

東京コンテンツマーケット(出展)→学生による企画、応募も落選
2009 年 11 月

瑞木祭
 研究員担当ゼミにおける研究発表
 川野邊ゼミ 「Media Box '09」
 北川ゼミ
「Squeak 体験講座」
 柴田ゼミ
「瑞木に光がやってくる! GRL」
2009 年 12 月

TVK「ハマランチョ」において、デジタルコンテンツラボの日頃の活動や
制作作品を紹介
2010 年 1 月

「HAMA-CRE!+」開催
 1 月 8 日 於 tvk ヨコハマ NEWS ハーバー
 クリエイター6 組が出演
 来場者 90 名超
通年・その他

ラボHPの更新
 新コンテンツ:①客員研究員リレーインタビュー「コンテンツ業界の
今を語る」②ラボ教員によるリレーエッセイ
横浜映像祭サポートクルーとして参加(ボランティア)
各種展示会・セミナーへの参加


-80-
運用報告編
-81-
-82-
システム運用報告
情報サービスセンター
1.サーバーおよびネットワーク
情報教育ネットワーク(以下 SIGN)は、今年度も大学全体の教育系ネットワークの基盤
として、複数キャンパス(湘南、自由が丘、代官山)での運用をおこなった。
情報サービスについては、次年度の運用に向け、メールシステムおよび教材サービスの改
定検討を実施した。無線 LAN サービスは、2 年目を迎え、今年度も前学期、後学期に分け
て利用ガイダンスを実施した。IC カードトライアル実験は、情報マネジメント学部を対象
に集合授業にて学生証による出席管理を実施した。
基幹システムについては、ネットワーク機器を更新し、2009 年度から本格運用を開始し
た。サーバーは 4 年目を迎え、利用率により一部不具合が発生することもあったが、次年
度の更新に向け準備を進めることとした。
主な活動状況:
2009 年 4 月
・学生証の IC カードトライアル実験実施
(情報マネジメント学部 1 年次科目にて出席管理)
2009 年 6 月
・無線 LAN ガイダンス実施(全 6 回)
2009 年 8 月
・電気設備法定点検(サービスの停止およびメンテナンス)
・基幹スイッチの交換
2009 年 10 月
・次期メール環境の提案
2009 年 11 月
・無線 LAN ガイダンス実施(全 10 回)
*自由が丘キャンパスの無線 LAN サービス開始
2009 年 12 月
・教材サービスの案内掲示
2009 年 1 月
・次期メールシステムの案内掲示
2010 年 3 月
・次期メールシステム環境構築
・次年度環境準備
-83-
2.デスクトップパソコンと携帯パソコン
2009 年度は、2009 年 3 月導入の新 PC(WindowsVista/XP のデュアル)にて、湘南・
自由が丘・代官山キャンパスのすべての教室で運用を開始した。
夏季休業期間中には、湘南・自由が丘・代官山キャンパスに設置されている PC のセキュ
リティ更新(WinodwsUpdate&Mcafee)を実施した。
春季休業期間には、adobeCreativeSuites・PASW のバージョンアップを実施し、次年度
授業環境を整備した。
なお、研究室 PC については、2009 年度 4 月に個人情報システムの更新を実施した。
一方、携帯 PC については、業者との連携を強化しつつ、計画通り 2010 年度生への運用準
備を整えた。
【主な運用】
:
4月
・研究室 PC の個人情報システムを更新。
5月
・携帯 PC による自宅でのインターネット利用に関する説明会実施
6月
・無線 LAN 利用に関する説明会実施。
8,9 月
・PC セキュリティ更新…湘南(教卓 PC18 台、実習室 PC130 台)、自由が丘(教卓 PC19
台、実習室 PC50 台)、代官山(教卓 PC4、貸出用携帯 PC30 台)
10、11 月
・Windows7 移行についての検討を開始。
1、2 月
・携帯 PC のマスタ PC 作成と検証。
・実習室 PC の次年度マスタ作成(adobeCreativeSuites・PASW の Vup)と検証。
3月
・実習室など全てのキャンパスで PC イメージ更新…実習室 A、B、共同利用室 A、情報
化教室(教卓)、大学院講義室、大学院 MBA 貸出 PC。
-84-
3.システム運用統計
3.1 ワークステーション
(1)大学ホームページアクセス件数(URL: www.mi.sanno.ac.jp)
2006年度
500000
400000
300000
200000
100000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
2月
3月
2月
3月
2月
3月
2007年度
500000
400000
300000
200000
100000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2008年度
500000
400000
300000
200000
100000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2009年度
500000
400000
300000
200000
100000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
*2006 年度 7 月にコンテンツの更新実施
*2006 年度 11 月にコンテンツの更新実施
*2009 年度 4 月にコンテンツの更新実施
-85-
(2)インターネット利用状況(アクセスログ件数)
2007年度
35000000
30000000
25000000
20000000
15000000
10000000
5000000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2月
3月
2月
3月
2月
3月
2008年度
35000000
30000000
25000000
20000000
15000000
10000000
5000000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
2009年度
35000000
30000000
25000000
20000000
15000000
10000000
5000000
0
4月
5月
6月
7月
8月
9月 10月 11月 12月 1月
* 2006 年度より、集計方法変更(キャッシュサーバーレポートを掲載)
-86-
3-2 デスクトップパソコンおよび携帯パソコン
(1) 起動回数実績
年度
学年
2007年度
2008年度
2009年度
起動回数ユーザ数 回数/人 起動回数ユーザ数 回数/人 起動回数 前年比 ユーザ数 回数/人 前年比
1年生
55,251
728
76
54,432
716
76
56,105
103%
737
76
100%
2年生
55,180
696
79
51,834
676
77
41,627
80%
699
60
78%
3年生
50,939
667
76
46,383
662
70
47,791
103%
650
74
105%
4年生
20,682
781
26
21,843
704
31
16,201
74%
600
27
87%
大学生合計 182,052
2,872
63 174,492
2,758
63 161,724
93%
2,686
60
95%
771
33
23
667
27
25
425
64%
17
25
101%
845
1,616
40
73
21
22
544
1,211
30
57
18
21
366
791
67%
65%
17
34
22
23
119%
110%
学生計
183,668
2,945
62 175,703
2,815
62 162,515
92%
2,720
60
96%
教職員
合計
29,339
213,007
233
3,178
126 33,771
67 209,474
212
3,027
159 32,492
69 195,007
96%
93%
205
2,925
158
67
99%
96%
院1年
院2年
院生合計
注 1:ユーザ数の数字は,年度初めの在籍者数です。
パソコン起動回数
250,000
200,000
150,000
回
数
教職員
院生合計
4年生
3年生
2年生
1年生
100,000
50,000
0
2007年度
2008年度
2009年度
(2) 一人あたりの起動回数
一人あたりの起動回数
年度 2007年度2008年度2009年度 前年比
1年生
76
76
76
100%
2年生
79
77
60
78%
3年生
76
70
74
105%
4年生
26
31
27
87%
院1年
23
25
25
101%
院2年
21
18
22
119%
教職員
126
159
158
99%
200
150
回
100
数
-87-
50
0
2007年度
2008年度
2009年度
1年生
2年生
3年生
4年生
院1年
院2年
教職員
-88-
資料
ソフトウェア一覧
パソコン関係
FMV
D5270
名称
機能概要
WindowsVistaEnterprise
オペレーティングシステム
WindowsXP Profossional
オペレーティングシステム
InternetExplorer7/8
WWWブラウザ
IME2003/IME2007
言語変換ソフト
Windows Media Player 11
マルチメディア再生ツール
RealPlayer 10.5
マルチメディア再生ツール
QuickTime 7.6.4
マルチメディア再生ツール
FLV Player
マルチメディア再生ツール
AdobeFlashplayer 10.0.32.18
マルチメディア作成ソフト
AdobeShockWavePlayer 11.5.2
プラグインソフト
AdobeReader 9.2.0
文書閲覧プラグイン
TeraTermPro 4.6
telnetソフト
JDK6U18
言語系ソフト(JAVA)
Office2003(Publisher含む)
統合ソフト
Office2007(Publisher含む)
統合ソフト
VisualStudio2005
統合ソフト
秀丸エディタ 7.11
シェアウェア(エディタ)
Lhaplus 1.57
ファイル圧縮・解凍ソフト
FFFTP 1.96b
ファイル転送ソフト
PLaTex
組版ソフト
一太郎 11/R2
ワープロ
-89-
名称
機能概要
MacromediaDreamWeaver 4J
マルチメディア系ソフト
MacromediaFireWorks 4J
マルチメディア系ソフト
MacromediaFlash 5J
マルチメディア系ソフト
AdobePhotoShop CS4
マルチメディア系ソフト
AdobeIllustrator CS4
マルチメディア系ソフト
AdobeAcrobat9.0 professional
マルチメディア系ソフト
AdobeInDesign CS4
マルチメディア系ソフト
AdobeGoLive CS4
マルチメディア系ソフト
AdobeBridge
マルチメディア系ソフト
AdobePemiere 6.0J
マルチメディア系ソフト
AdobeImageReady CS4
マルチメディア系ソフト
DynafontTypeMuseum
マルチメディア系ソフト
ShadoPersonal R5
マルチメディア系ソフト
MicroMediaDirector 8.5J
マルチメディア系ソフト
MacroMediaAuthorware 4.0J
マルチメディア系ソフト
WinDVDGold 7.0
マルチメディア系ソフト
WinDVDCreator 2.11.15
マルチメディア系ソフト
らくらく作曲名人
マルチメディア系ソフト
SPSS Base 18.0
統計解析ソフト
SPSS Tables 18.0、Trends 18.0
統計解析ソフト
SPSS Categories 18.0
統計解析ソフト
SPSS Amos 18.0
統計解析ソフト
SPSS Clementine 10.1
統計解析ソフト
SPSS ClementineTextMiningTool 2.0
統計解析ソフト
FDHVB予測
統計解析ソフト
GoldFingerSchool
タイピングソフト
KeyTouch2000
タイピング練習ソフト
SonicRecordNow
CD/DVDライタ
McafeeVshield(VirusScan)Enterprise 8.7
ウィルス対策ソフト
瞬快(StandardまたはLite)
運用ソフト
-90-
情報センター年報
第 18 号
2010 年 10 月 20 日 発行
発行者
森
本
喜一郎
編集者
藤
田
祐
発行所
産業能率大学
情報センター
〒259-1197
神奈川県伊勢原市上粕屋 1573
TEL 0463(92)2211
-91-
法令提供データベース(http://www.japaneselawtranslation.go.jp/)
(2010 年 9 月 28 日
アクセス)。
2
松浦好治:法令外国語訳プロジェクトの意義-日本法・法制度の国際通用性, ジュリス
ト No.1337, 2009, p.2。
3
高田寛:国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の構築, 産業能率大学情報セ
ンター年報 15 号, 2007, pp.77-78。
4
高田寛:国際法比較法データベース・システム(ICLDS)の活用事例とその評価, 産業
能率大学情報センター年報 16 号, 2008, pp.17-21。
5
ICLDS(http://www.iclds.com/japanese/index.asp)(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
6
政府の法令外国語訳プロジェクトの概要と基本方針については、平成 18 年 3 月 23 日の
法令外国語訳・実施推進検討会議の最終報告を参照。
(http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/hourei/houkoku.pdf)(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
7
大谷太:日本法令外国語訳データベースシステムの始動, NBL No.906, 2009, p.82。
8
日本経済団体連合会:日本法令の外国語訳の推進を求める, 2004。
9
大谷・前掲注[7] pp.82-84。
10
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/(2010 年 9 月 28 日アクセス)
11
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/?re=02(2010 年 9 月 28 日アクセス)
12
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/law/list/?ft=1&re=02&dn=1&ky=
death+penalty&co=01&x=42&y=16(2010 年 9 月 28 日アクセス)
13
http://www.iclds.com/japanese/advancesearchresults.asp
(2010 年 9 月 28 日アクセス)
14
http://www.iclds.com/English/index.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
15
http://www.japaneselawtranslation.go.jp/dict/?re=02(2010 年 9 月 28 日アクセス)
16
http://www.iclds.com/jisho/jishosearch.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
17
http://www.iclds.com/jisho/jishosearch.asp(2010 年 9 月 28 日アクセス)
18
プレマナンダン=高田寛著:新世代の法律情報システム-インターネット・リーガル・
リサーチ, 文眞堂, 東京, 2006, p.174;高田・前掲注[3] p.79。
19
高田・前掲注[4] pp.16-17。
20
http://ci.nii.ac.jp/(2010 年 9 月 28 日アクセス)。
21
プレマナンダン=高田・前掲注[18] pp.98-99。
22
高田・前掲注[3] p.82。
23
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi(2010 年 9 月 30 日アクセス)
24
http://www.e-gov.go.jp/link/bill.html(2010 年 9 月 28 日アクセス)
25
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0010?action_id=first&hanreiSrchKbn=01
(2010 年 9 月 28 日アクセス)
[1]
-92-