251 ISSFルール GTR6.7.6 公式スポーツ行事に適したマナーに則った

ISSFルール
GTR6.7.6
公式スポーツ行事に適したマナーに則った服装で射場に現れることは選手、コーチおよび
役員の責任である。選手と役員の服装はISSFドレスコード(ISSF本部に用意して
ある)を遵守しなければならない。
このISSFルールは、この文書で規定されるISSFドレスコードを根拠としている。
1
通則
全てのスポーツは自身が大衆やメディアに提供するイメージに影響を受ける。特に
オリンピックスポーツでは、選手や役員がプロフェショナルなイメージを提供し、
そのスポーツの誉れとなっているかによって判断をされる。射撃のスポーツとして
の成長および新たな参加者やファンを引きつけることの可能性は、オリンピックム
ーブメントにおけるその将来の地位と同様、選手や役員が大衆やメディアにどのよ
うに映るかによって大いに影響を受ける。ISSFは、6.7.6 の実行のための特別
の規定およびガイドラインを提供するためにISSFドレスコードを発行した。
2
選手の服装規定
2.1
練習、予選、本選、ファイナルで選手が着用する全ての服装は、国際的なスポーツ
の競技大会に参加する選手として適切なものが着用されなければならない。この服
装はオリンピックスポーツのアスリートとしての射撃選手の良いイメージを伝えな
ければならない。
2.2
表彰式やその他のセレモニーでは、選手は公式ユニフォームまたは公式トレーニン
グウエア(上下は練習やウォームアップ用のユニフォームでスポーツ靴を履く)の
着用を要求される。団体戦では全チームメンバーは適切なナショナルユニフォーム
を着用しなければならない(6.7.6.2)。
2.3
ライフル選手は、7.5 に記載されたライフル服装規定を遵守しなければならない。
射撃ズボンおよび射撃シューズを着用しない場合、競技会での服装はこのISSF
ドレスコードを遵守しなければならない。
2.4
ピストル選手は 8.5 に記載されたピストル服装規定を遵守しなければならない。
2.5
ショットガン選手は 9.12.1 に記載されたショットガン服装規定を遵守しなければ
ならない。
2.6
ISSFライフル、ピストル、ショットガン服装規定が意図するところは、競技会
では選手は各国、各国オリンピック委員会、各国競技団体の色やエンブレムを含ん
でいたり付いているスポーツタイプの服を着なければならないということである。
競技中に着用する適切な服装には、各国競技団体や各国オリンピック委員会が支給
したトレーニングスーツ、トラックスーツ、ウォームアップユニフォームなどが含
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まれる。
2.7
競技中や表彰式で着用が禁止される衣服はブルージーンズ、ジーンズまたはスポー
ツに適さない色の似たようなズボン、迷彩柄の衣服、ノースリーブのシャツ、短す
ぎる半ズボン(膝上15cm以内:6.7.6.1 参照)、ほつれた切り口の半ズボン、全
てのタイプのサンダル、つぎあてや穴のあいているズボン、スポーツに適さないま
たは不適切なメッセージ(宣伝の禁止:6.12.1 参照)の書かれたシャツやズボンが
含まれる。スポーツに適した色とは各国のユニフォームの色のことである。ナショ
ナルカラーを身につけない場合、避けるべきスポーツに適さない色とは、迷彩柄、
格子柄、カーキ色、オリーブ色、褐色である。
2.8
衣服の着替えは指定された場所で行わなければならず、競技場内(射座や射場内)
では禁止される。
2.9
全ての服装は、メーカーおよびスポンサーマークの表示に関するISSF商業上権
利、スポンサーシップ、広告ルールを遵守しなければならない。
3
役員の服装規定
3.1
ISSFドレスコードはISSFジュリーや射場役員やショットガンレフリーを
含む各国の技術役員にも適用される。
3.2
競技役員はその責務に対するプロフェショナルとしての本質を反映するような服
装を着用しなければならない。職務中のジュリーは赤のジュリーベスト(ISSF
本部で購入できる)を着用しなければならない。職務中のショットガンレフリーは
青のレフリーベスト(ISSF本部で購入できる)を着用しなければならない。
3.3
競技役員は、2.7 に記述されている禁止された服装を着用することはできない。
4
カメラマンやTVカメラマンの服装規定
4.1
派遣されるカメラマンやTVカメラマンが競技場に立ち入る際には、公衆の面前で
働いているとの観点から、ISSFドレスコードを尊重しなければならない。
4.2
カメラマンやTVカメラマンは、ノースリーブのシャツ、ほつれた切り口の体操ま
たはランニング半ズボンを着るべきではない。半ズボンをはく際には靴下と靴をは
かなければならない。
4.3
競技場内で仕事をするカメラマンは、ISSFの発行する、カメラマン用の公式ビ
ブベストを着用しなければならい。カメラマンベストにはISSFロゴマークが付
けられ、ISSFロゴマークよりも大きくないスポンサーマークを1つ入れること
ができる。カメラマンベストには番号が入れられており、それによってフォトコー
ディネーターやテクニカルデレゲートがカメラマンの個別認識ができるようになっ
ている。
4.4
競技場内で仕事をするTVカメラマンは、TVカメラマン用の公式ビブベストを着
用しなければならい。TVカメラマンベストにはISSFロゴマークが付けられ、
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その前後には容易に見分けのつく番号が入れられており、それによってTVカメラ
マンの個別認識ができるようになっている。
4.5
カメラマンとTVカメラマンは、競技場内で仕事をするときは、広告表示の入った
他のベストやジャケットを着ることはできない。
5
施行手順
5.1
ISSF用具検査、ライフル、ピストル、ショットガンジュリーはISSF服装規
定およびISSFドレスコードを守らせる責任がある(6.7.6.3)。
5.2
ISSF選手権大会の期間中、ISSFジュリーは1回目の違反から違反を正す事
を求める文書警告を与える。文書警告を受けた選手が服装違反を正す(服装を換え
る)ことがない場合、失格となる。ジュリーは、通常、用具検査や練習中に警告を
与える。ジュリーは、着替えのための十分な時間がない場合、着替え前に選手に事
前練習シリーズやステージ(ショットガンと25mピストル)をする許可を与える
ことができる。いかなる選手も本選またはファイナルの競技または表彰式に不適切
なまたは禁止された衣服を着たままで参加することは許されない。
5.3
競技前および競技中に、ジュリーはドレスコードまたは広告表示違反の通知および
違反の矯正要請のために、ISSFドレスコード/広告表示違反警告書(GTRの
章末の様式の中にある)を使用することになる。
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ISSFドレスコード
国内規定(ガイドライン)
選手の服装に関するルールISSF6.7.6
【経緯】
ISSFにおいては、2009年1月よりドレスコードを改正し、適用しているとこ
ろであり、当協会においてはISSFドレスコードの主旨と、日本国内の競技環境等を
勘案して、次の運用を行うこととした。
1.対象となる競技会は、公認競技会の格付規程に定めるグレード1、グレード2,格上
グレード3の競技会とする。
2.適用範囲は、射座、役員通路、表彰会場とする。
3.競技中や表彰式で着用が禁止される衣服はブルージーンズ、またはスポーツに適さな
い色の似たようなズボン、カモフラージュ柄の衣服、ノースリーブのシャツ、短すぎ
る短パン、ほつれた切り口の短パン、全てのタイプのサンダル、つぎあてや穴のあい
ているズボン、スポーツに適さないまたは不適切なメッセージの書かれた短パンやズ
ボンが含まれる。なお、チノパンツ、ブルー以外の色のジーンズについては当面の間
は可とする。
4.当協会の公認する競技会のジュリーや射場役員を含む技術役員に対しては、総務委員
会が平成 23 年 12 月 1 日付けで定めた「役員の公式ユニフォームについて」が適用さ
れる。
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平成 23 年 12 月 1 日
総務委員会
役員の公式ユニフォームについて
本年4月1日より適用をしている「服装に関するルール ISSF6.4.2.1 国内規定」の4項に
おいて、競技会ジュリーや役員の服装は「公式ユニフォームまたは適切な服装を着用しな
ければならない」と定めているが、公式ユニフォームの具体的内容を以下のとおりとする。
協会主催の競技会にジュリーや役員として出役する際のドレスコードとして適用する。
上着
紺または黒のブレザー
スラックス
グレーのスラックス
ネクタイ
協会指定のネクタイ
エンブレム
協会指定のエンブレム
バッジ
協会バッジ
ただし、夏季並びに業務の都合上、上記服装では支障がある場合は、主催者作成のポロシ
ャツや T シャツを着用しても差し支えないものとするが、開閉会式や代表者会議ならびに
表彰式に参列する際は公式ユニフォームとする。
以上
――――――――――――――――――――――――――――――――――
総務委員会からのお知らせ
平成24年5月26日
役員のドレスコードについて追加事項
標記ドレスコードについて、以下の内容を追加いたします。
記
1,ドレスコードの対象試合を、G2以上とする。
2,夏季のクールビスを可とする。(上着、ネクタイ無し、シャツは襟付きのもの)
ただし大会表彰式等の式典では、大会委員長・TD・ジュリー団は、協会指定の服装
で臨むこと。
3,女性のスカートは可とする。(色はグレーまたは紺色とする)
以上
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競技運営に関する国内規定ルール6.7.7(ガイドライン)
競技会での銃砲所持許可証他の取扱についての国内規定の説明
国内規定
6.7.7 :
「競技会に参加する選手は、用具検査において、会員証、銃砲所持
許可証、火薬類譲受許可証、選手手帳を持参しなければならない。以下省略。」に関する
ガイドラインを以下に定める。
1.競技会開催時に実施される検査において必要とされる物は次のとおりとする。
①
銃砲所持許可証
銃砲所持許可証、年少射撃資格者の場合は年少射撃資格認定証と年少射撃監督者
の銃砲所持許可証の両方、省庁銃については所属長の発行する携帯証明書
年少射撃監督者が自身の指導用空気銃、指導用空気けん銃を使用して競技会に参
加することは認めない。
猟銃等製造事業の許可、猟銃等販売事業の許可による銃砲を使用しての競技会参
加は認めない。
②
日ラ会員証
日ラ会員証を忘れた場合は、当該選手の所属する加盟団体の責任者による確認が
取れた場合については、競技会参加を認める。
③
選手手帳・実包の帳簿
選手手帳を忘れた場合は、注意したうえで、競技会参加を認める。ライフル銃を
使用する者で選手手帳を、銃刀法第 10 条の5の2に定める実包の帳簿としている者
は、消費実績を射場管理人等から受けること。また、選手手帳以外に火薬の帳簿を
持つ者は、消費実績を射場管理人等から受けること。
④
火薬類譲受許可証
火薬類譲受許可証を忘れた場合は、注意したうえで、競技会参加を認める。
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