第12章 - 大竹市

【
第12章
参考資料 】大竹市機構図
総 務 課
総務企画部
企画財政課
企画係,財政係,広報統計係,人権推進係
地域振興課
農林水産振興係,商工振興係,地域振興係
福 祉 課
障害福祉係,児童係,保護係
子育て支援センター
保育所(大竹,本町,木野,立戸,なかはま)
保健介護課
保健予防係,介護高齢者係,国保医療係
(福祉事務所)
(福祉事務所長)
市 長
(管理者)
副 市 長
総務防災係,職員秘書係
市民生活部
市 民 課
市民年金係,戸籍住民係
支所(大竹,玖波,木野,栗谷)
税 務 課
収税係,市民税係,固定資産税係
監 理 課
庶務係,用地係
土 木 課
管理係,維持係,工務係
都市環境部
[会計管理者]
都市計画課
住宅係,計画整備係,建築係
環境整備課
環境対策係,業務係
会 計 課
会計係
業 務 課
総務係,営業係
工 務 課
工務係,施設係
事 務 局
庶務係,議事係
上下水道局
市 議 会
教育委員会
総務学事課
教育総務係,教育指導係
こども相談室
小学校(玖波,小方,穂仁原,阿多田,大竹,木野,栗谷)
中学校(玖波,小方,大竹,栗谷)
生涯学習課
社会教育係,施設スポーツ係,青少年育成係
総合市民会館
公民館(小方,栄,玖波,栗谷)
図書館
大竹会館
事 務 局
消 防 本 部
庶務係,消防団警防係,予防係,危険物係
消 防 署
第1小隊,第2小隊
選挙管理委員会
事 務 局
選挙係
監 査 委 員
事 務 局
監査係
農業委 員会
事 務 局
農地係
公平委 員会
固定資産評価審査委員会
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広域環境対策協議会
本市のように県境を越え、和木・岩国の各沿岸部まで工場群が林立する地帯では、大気汚染、水質汚濁
が相当範囲に広がり、県境を越えた広域的な対策が早急に確立される必要がある。
このため昭和45年11月4日、大竹・和木・岩国の各議会議長及び議会公害対策特別委員会委員から
構成される「大竹・岩国地域議会公害対策協議会」
(平成元年度より「大竹・岩国地域議会環境対策協議会」
に名称変更)が、つづいて昭和46年4月1日大竹・和木・岩国の公害担当職員をもって組織する「大竹・
岩国地域公害対策事務連絡協議会」がそれぞれ設立された(昭和62年度末の第4次公害防止計画策定地
域指定見直し時に解散)
。
さらに昭和47年2月15日には広島・山口両県の副知事並びに関係市町長及び2県の公害担当部局長
をもって構成する「大竹・岩国地域公害対策連絡協議会」が設置されて、大竹・岩国・和木地区の公害対
策を広域かつ統一的に処理することに努めている。
大竹市環境連絡協議会
大竹市における公害防止対策を推進するため、県・市及び企業が一体となり、積極的に連絡協議をする
ことを目的に昭和52年9月1日、
「大竹市公害対策連絡協議会」(平成7年11月「大竹市環境連絡協議
会」に名称変更)を設置した。
この会は、広島県、大竹市及び大竹市内の企業のうち県及び市との「公害防止に関する協定」締結企業
の公害担当職員をもって構成されている。
今後の主要事業として、特に悪臭の防止対策を積極的に推進することにしている。
大竹市環境審議会
大竹市における環境対策の基本的事項を調査審議するため、環境基本法に基づき従来の大竹市公害対策
審議会条例を廃止し、平成6年8月大竹市環境審議会条例(平成6年大竹市条例第16号)を制定公布し、
大竹市環境審議会を設置した。
平成22年4月大竹市環境基本条例(平成22年大竹市条例第7号 大竹市環境審議会条例は廃止)の施
行に伴い,その条文に環境審議会の設置を位置づけた。
環境審議会委員は,学識経験者、市民、事業者,その他市長が認めた者の20名以内で組織される。
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大竹市環境基本条例
(平成22年3月17日条例第7号)
前文
第1章
総則(第1条―第6条)
第2章
環境の保全に関する基本的施策
第1節
施策の基本方針等(第7条―第9条)
第2節
環境の保全のための施策等(第10条―第21条)
第3章
環境審議会(第22条―第30条)
附則
大竹市は,緑あふれる山々,流れ清らかな小瀬川,美しく穏やかな瀬戸内海の豊かな自然に恵まれ
た都市であるとともに,大規模な製紙・化学工場が立地する臨海工業都市として発展してきた。
しかしながら,私たちは昭和40年代の高度経済成長期における事業活動によって,大気汚染や水質
汚濁等の公害を経験したことを忘れてはならない。
これらについては,法整備,環境技術の向上,市,市民及び事業者の連携により大幅に改善されて
きたが,公害に向き合った都市であるからこそ環境の保全の大切さを強く感じなければならない。
この地球上の生態系の一部として存在する私たちは,自然から多くの恩恵を受けている反面,自ら
は,利便性や豊かさを追求するあまり,生活環境はもとより地球環境を脅かすまでに至っている。
私たちは,このことを深く認識又反省し,これまでの日常生活や事業活動を見直すとともに,環境
に配慮した新たな地域社会の構築を目指し,市,市民及び事業者が互いに協力しながら,それぞれの
役割を果たすために行動しなければならない。
ここに,私たちは,環境の保全,創造及び蘇生に努めることにより,「人と産業と自然が共生する
持続可能で快適な大竹市」を実現し,将来の世代に継承することを決意し,この条例を制定する。
第1章
総則
(目的)
第1条
この条例は,環境の保全(環境の創造及び蘇生を含む。以下同じ。)について,基本理念を
定め,並びに大竹市(以下「市」という。),市民及び事業者の協働のもとに,それぞれが果たす
べき責務を明らかにするとともに,環境の保全に関する施策の基本となる事項を定めることにより,
これに基づく施策を総合的かつ計画的に推進し,現在及び将来の市民が健康で文化的な生活を営む
ことのできる環境を確保することを目的とする。
(定義)
第2条
この条例において,次の各号に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。
(1) 環境への負荷 人の活動により環境に加えられる影響であって,環境の保全上の支障の原因
となるおそれのあるものをいう。
(2) 地球環境の保全 人の活動による地球全体の温暖化又はオゾン層の破壊の進行,海洋の汚染,
野生生物の種の減少その他の地球の全体又はその広範な部分の環境に影響を及ぼす事態に係る
環境の保全であって,人類の福祉に貢献するとともに市民の健康で文化的な生活の確保に寄与す
るものをいう。
(3) 公害 環境の保全上の支障のうち,事業活動その他の人の活動に伴って生ずる相当範囲にわ
たる大気の汚染,水質の汚濁(水質以外の水の状態又は水底の底質が悪化することを含む。),
89
土壌の汚染,騒音,振動,地盤の沈下(鉱物の掘採のための土地の掘削によるものを除く。)及
び悪臭によって,人の健康又は生活環境(人の生活に密接な関係のある財産並びに人の生活に密
接な関係のある動植物及びその生育環境を含む。以下同じ。)に係る被害が生じることをいう。
(基本理念)
第3条
環境の保全は,現在及び将来の世代の市民が健全で恵み豊かな環境の恩恵を受けるとともに,
人類の生存基盤である環境が将来の世代に継承されるよう適切に行われなければならない。
2
環境の保全は,健全で恵み豊かな環境を維持しつつ,環境への負荷の少ない健全な経済の発展を
図りながら持続的に発展することができる社会が構築されることを旨として,市,市民及び事業者
それぞれの公平な役割分担の下に自主的かつ積極的に行われなければならない。
3
地球環境の保全は,人類共通の課題であるとともに,市民の健康で文化的な生活を将来にわたっ
て確保する上で重要であることから,すべての日常生活及び事業活動において着実に推進されなけ
ればならない。
(市の責務)
第4条
市は,現在及び将来の市民が,健康で文化的な生活が確保できるよう,市の自然的社会的条
件に応じた施策を講じ,総合的かつ計画的に実施する責務を有する。
(市民の責務)
第5条
市民は,その日常生活の中で,自らの行動が環境を損なうことのないようにするとともに,
環境への負荷の低減に努めなければならない。
2
市民は,環境の保全に自主的に取り組むよう努めるとともに,市が実施する環境の保全に関する
施策に協力する責務を有する。
(事業者の責務)
第6条
事業者は,その事業活動を行うに当たっては,これに伴って生ずる公害を防止し,又は自然
環境を適正に保全するために必要な措置を講ずる責務を有する。
2
事業者は,物の製造,加工又は販売その他の事業活動を行うに当たって,その事業活動に係る製
品その他の物が廃棄物となった場合にその適正な処理が図られることとなるように必要な措置を
講ずる責務を有する。
3
前2項に定めるもののほか,事業者は,その事業活動に係る製品その他の物が使用され,又は廃
棄されることによる環境への負荷の低減に資するように努めるとともに,その事業活動において,
再生資源その他の環境への負荷の低減に資する原材料,役務等を利用するように努めなければなら
ない。
4
前3項に定めるもののほか,事業者は,その事業活動に関し,これに伴う環境への負荷の低減そ
の他環境の保全に自ら努めるとともに,市が実施する環境の保全に関する施策に協力する責務を有
する。
第2章
第1節
環境の保全に関する基本的施策
施策の基本方針等
(施策の決定等に係る基本方針)
第7条
市は,環境の保全に関する施策の決定及び実施に当たっては,次に掲げる基本方針に基づき,
総合的かつ計画的に推進しなければならない。
(1) 公害を防止し,生活環境の保全を図ること。
(2) 自然環境の保全を図ること。
90
(3) 都市環境の保全を図ること。
(4) 資源の循環利用,エネルギーの有効利用並びに廃棄物の減量化及び再生利用を図ること。
(5) 地球環境の保全を図ること。
(6) 環境の保全に関する啓発・教育・学習の推進を図ること。
(環境基本計画)
第8条
市長は,環境の保全に関する施策を総合的かつ計画的に推進するための基本的な計画(以下
「環境基本計画」という。)を定めなければならない。
2
環境基本計画は,次に掲げる事項について定めるものとする。
(1) 環境の保全に関する基本構想
(2) 環境の保全に関する施策の基本的事項
3
市長は,環境基本計画を定めるに当たっては,市民及び事業者の意見を反映させるために必要な
措置を講ずるとともに,あらかじめ大竹市環境審議会に諮らなければならない。
4
市長は,環境基本計画を定めたときは,速やかにこれを公表しなければならない。
5
前2項の規定は,環境基本計画の変更について準用する。
(年次報告)
第9条
市長は,環境の状況及び環境基本計画に基づく環境の保全に関する施策の実施状況を明らか
にするための年次報告書を作成し,公表しなければならない。
第2節
環境の保全のための施策等
(規制の措置)
第10条
市は,環境の保全上の支障を防止するため,公害の原因となる行為及び自然環境の適正な保
全に支障を及ぼすおそれのある行為等に関し必要な規制の措置を講ずるものとする。
(調査の実施及び監視等の体制の整備)
第11条
市は,環境の保全のための施策を実施するため,必要な調査及び情報を収集し,環境の状況
を把握するとともに,必要な監視,測定等の体制を整備するよう努めるものとする。
(環境影響評価への対応)
第12条
市は,環境影響評価法(平成9年法律第81号)及び広島県環境影響評価に関する条例(平成
10年広島県条例第21号)の規定に基づき,県知事から環境の保全の見地から意見を求められた場合
には,環境基本計画との整合性に配慮し対応しなければならない。
(公共的施設の整備等)
第13条
市は,環境の保全上の支障を防止するため公共的施設の整備及びその他の事業を推進するた
め,必要な措置を講ずるものとする。
(資源の循環的な利用等の推進)
第14条
市は,環境への負荷を低減するため,市民及び事業者による資源の循環的な利用及びエネル
ギーの有効利用並びに廃棄物の減量が促進されるよう必要な措置を講ずるものとする。
2
市は,公共的施設の整備及び維持管理に当たっては,資源の循環的な利用及びエネルギーの有効
利用並びに廃棄物の減量に努めるものとする。
(地球環境保全の推進)
第15条
市は,市,市民及び事業者がそれぞれの役割に応じて,温室効果ガスの排出抑制等による地
球温暖化の防止,オゾン層の保護その他の地球環境の保全に資するよう行動するため,地球環境保
全に関する施策を推進するものとする。
91
(環境学習及び環境教育の推進等)
第16条
市は,市民及び事業者の環境の保全に関する理解と関心を深めるとともに,活動の意欲が増
進されるよう,環境の保全に関する学習及び教育の推進等必要な措置を講ずるものとする。
(民間団体等の自発的な活動の促進)
第17条
市は,市民,事業者及びこれらの者の組織する民間団体が,自発的に行う環境美化・緑化活
動,再生資源に係る回収活動,地球温暖化防止活動その他の環境の保全に関する活動が促進される
よう必要な措置を講ずるものとする。
(情報の提供)
第18条
市は,第16条の環境の保全に関する環境学習及び環境教育の推進並びに前条の市民,事業者
及びこれらの者の組織する民間団体の自発的な環境の保全に関する活動の促進に資するため,環境
の状況その他の環境の保全に関する必要な情報を適切に提供するよう努めるものとする。
(推進体制の整備)
第19条
市は,市民,事業者及びこれらの者の組織する民間団体と協力して,環境の保全に関する施
策を推進するための体制を整備するように努めるものとする。
(財政上の措置)
第20条
市は,環境の保全に関する施策を推進するため,必要かつ適正な財政上の措置を講ずるよう
努めるものとする。
(国及び他の地方公共団体との協力)
第21条
市は,環境の保全に関して,広域的な取組みを必要とする施策については,国及び他の地方
公共団体と協力してその推進に努めるものとする。
第3章
環境審議会
(設置)
第22条
市は,環境基本法(平成5年法律第91号)第44条の規定に基づき,大竹市環境審議会(以下
「審議会」という。)を置く。
(所掌事務)
第23条
審議会は,市長の諮問に応じ,次に掲げる事項の調査審議を行う。
(1) 環境基本計画の策定及び変更に関すること。
(2) 前号に掲げるもののほか,環境の保全に関して市長が必要と認めた事項
2
審議会は,前項に定める事項について市長に意見を述べることができる。
(組織)
第24条
2
審議会は,委員20人以内で組織する。
前項の委員は,次に掲げる者のうちから,市長が委嘱する。
(1) 学識経験者
(2) 市民
(3) 事業者
(4) その他市長が必要と認めた者
(任期)
第25条
2
委員の任期は,2年とし,再任を妨げない。
委員が欠けた場合における補欠の委員の任期は,前任者の残任期間とする。
(会長及び副会長)
92
第26条
審議会に,会長及び副会長各1人を置く。
2
会長及び副会長は,委員のうちから互選によりこれを定める。
3
会長は,審議会を代表し,会務を総理する。
4
副会長は,会長を補佐し,会長に事故あるとき,又は会長が欠けたときは,その職務を代理する。
(会議の招集)
第27条
2
審議会は,会長が招集する。
第24条第2項の規定により委員が委嘱された後最初に招集すべき審議会は,前項の規定にかかわ
らず,市長が招集する。
(会議)
第28条
審議会は,委員の半数以上の委員が出席しなければ会議を開くことができない。
2
審議会の議事は,出席委員の過半数で決し,可否同数のときは,会長の決するところによる。
3
審議会は,必要があると認めるときは,委員以外の者の会議への出席を求め,その説明又は意見
を聴くことができる。
(専門部会)
第29条
審議会は,必要に応じ,特定事項を調査審議するため専門部会(以下「部会」という。)を
置くことができる。
2
部会に属する委員は,会長が指名する。
3
部会に部会長を置き,その部会に属する委員の互選によってこれを定める。
4
部会長は,部会の事務を掌理する。
5
部会長に事故あるとき,又は部会長が欠けたときは,部会に属する委員のうちから部会長があら
かじめ指名する委員がその職務を行う。
6
審議会は,その決議により,部会の決議をもって審議会の決議とすることができる。
(その他の事項)
第30条
この条例に定めるもののほか,審議会の運営に関し必要な事項は,市長が別に定める。
附
則
(施行期日)
1
この条例は,平成22年4月1日から施行する。
(大竹市環境審議会条例の廃止)
2
大竹市環境審議会条例(平成6年大竹市条例第16号)は,廃止する。
(経過措置)
3
この条例の施行の際現に前項の規定による廃止前の大竹市環境審議会条例第3条第2項の規定
により大竹市環境審議会の委員である者は,第24条第2項の規定により委嘱された委員とみなす。
93
大竹市環境審議会委員
任期2年(平成21年11月1日から平成23年10月31日まで)定数20人以内(19名)
区分
氏名
備考
学識経験者
正藤
英司
前広島工業大学教授
〃
村岡
宏
〃
廣兼
勝清
大竹市農業委員会会長
〃
大井
哲郎
阿多田島漁業協同組合代表理事組合長
〃
荒田
寿彦
大竹市医師会会長
〃
寺脇
利信
独立行政法人水産総合研究センター
大竹商工会議所専務理事
瀬戸内海区水産研究所化学環境部長
〃
岩国海上保安署長
〃
齋藤
弘
〃
金岡
峰夫
広島県西部厚生環境事務所長
〃
野村
和典
広島地方気象台観測予報課長
西川
健三
大竹市議会議長
〃
原田
博
大竹市議会副議長
〃
日域
究
大竹市議会生活環境委員長
〃
岡野
俊彦
大竹市自治連合会理事
〃
江藤
岩雄
大竹市公衆衛生推進協議会会長
〃
長谷川 恵子
大竹市自治連合会女性部代表
〃
泉
日本鳥類保護連盟県支部運営委員
〃
山﨑
幸治
連合大竹廿日市地域協議会事務局長
事 業 者
後藤
健輔
ダイセル化学工業㈱大竹工場安全環境部部長
林
昭仁
日本大昭和板紙(株)大竹工場技術環境室長
市
民
須美子
94
大竹市環境連絡協議会会則
(名 称)
第1条
この会は、大竹市環境連絡協議会という。
(目 的)
第2条 この会は、大竹市における環境行政を推進するため、広島県、大竹市及び大竹市内の企業
のうち県及び市との公害防止に関する協定締結企業(以下「企業」という。
)が協力し、積
極的に連絡協議することを目的とする。
(事 業)
第3条 この会は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1) 公害防止協定の具体的実施に関する連絡協議
(2) その他の環境保全に必要な事項
(会 員)
第4条 この会は、広島県、大竹市及び企業をもって組織する。
(役 員)
第5条 この会は、正副幹事各1を置く。
2
正副幹事は別表のとおり担当するものとする。
(運 営)
第6条 この会の運営は次の各号による。
(1) 幹事は会務を総理し、会議の議長となる。
(2) 幹事に事故あるときは副幹事がその職務を代行する。
(3) 会議は原則として1年に1回開催する。ただし、必要がある場合は随時開催する。
(4) 必要に応じて専門部会を設けることができる。
(雑 則)
第7条
この会則に定めるもののほか必要な事項は、別に定める。
附 則
この会則は、昭和52年
9月 1日から施行する。
昭和62年12月15日一部改正。
平成 2年11月30日一部改正。
平成 7年11月21日一部改正。
幹
順 番
幹
事
名
簿
事
副
幹
事
1
広島県
三井化学(㈱
2
三井化学(㈱
三井デュポン・ポリケミカル(㈱
3
三井デュポン・ポリケミカル(㈱
ダイセル化学工業㈱
4
ダイセル化学工業㈱
日本大昭和板紙㈱
5
日本大昭和板紙㈱
大竹市
6
大竹市
三菱レイヨン㈱
7
三菱レイヨン㈱
広島県
95
年
表
㍼ 29 年 大竹市制施行
36. 7 経済企画庁で大竹・岩国地先海域が水質調査対象地域となる
37.4∼ 同上に基づく水質調査実施
38.3
40. 2 降下ばいじん,硫黄酸化物測定開始
5 大気汚染の人体に及ぼす影響調査の一環として国保受診状況,中学校生徒の肺機能及びアン
ケートによる自覚症状の調査実施
6 公害問題協議会(任意協議機関)設置
41. 1 栄町交差点及び玖波支所前交差点における自動車排気ガス及び塵埃濃度の調査実施
6 水質審議会現地部会の開催(水質保全法に基づく水域指定のための現地調査)
42. 1 小学校児童の肺機能調査実施
「大竹市における公害問題の概況」
(第 1 報)刊行
8 公害対策基本法公布
43.
3
5
7
12
44. 6
7
11
12
45. 1
2
4
6
9
12
国保受診状況死亡統計による大気汚染の影響調査実施
ばい煙規制法(現大気汚染防止法)の指定地域となる
公害対策連絡調整協議会設置(市役所内組織)
公害対策委員会設置(市長の諮問機関)
大気汚染防止法施行(K 値=29.2)
騒音規制法施行
大竹・岩国地区産業公害総合事前調査実施(通産省・広島県・山口県)
市内小・中学校の全児童生徒について健康状態調査(アンケート方式)実施
住民健康調査(問診,肺機能調査等)実施
硫黄酸化物の排出基準改正(適用は 45年 2 月 1日から K 値=17.5)
大竹・和木地区大気汚染注意報実施要領制定
大竹・岩国地先海域が「水質保全法」に基づく指定水域となり,同水質基準が設定される
広島県公害防止条例に基づく騒音規制に関する事務が委任される
大竹地先海域の水質及び工場排水調査開始
大気中の微量重金属の調査開始
市議会に公害対策特別委員会が設置される
大竹・岩国地先海域に A・B・C の水域類型が指定される
公害対策基本法ほか関係諸法改定及び制定(公害対策基本法・大気汚染防止法・騒音規制法・
公害に係る健康被害の救済に関する特別措置法一部改正)
(水質汚濁法・農用地の土壌の汚染防止等に関する法・廃棄物の処理及び清掃に関する法・公
害防止事業費事業者負担法・ひとの健康に係る公害犯罪の処罰に関する法・海洋汚染防止法
−制定)
96
46. 5 市議会公害対策特別委員会で公害防止に関する協定書の草案作成
市内 8 企業に対し「公害防止に関する協定書案」を提示(広島県・大竹市)
環境庁設置法制定
6 悪臭防止法制定
特定工場における公害防止組織の整備に関する法制定
7 広島県公害防止条例の全改正
瀬戸内海環境保全憲章制定(沿岸 11 府県と 3 市)
8 日本紙業(現日本大昭和板紙西日本)株式会社と「公害防止に関する協定」締結
9 大竹紙業株式会社と「公害防止に関する協定」締結
10 三菱レイヨン株式会社,日東化学工業株式会社と「公害防止に関する協定」締結
11 三井東圧株式会社,ダイセル化学工業株式会社,三井石油化学(現三井化学)株式会社,三井ポリ
ケミカル(現三井デュポンポリケミカル)株式会社と「公害防止に関する協定」締結
大気汚染防止法施行規則改正により硫黄酸化物の排出基準改正(適用㍼ 47年 1月 5日から K
12 値=11.7,48年 1 月 1日から K 値=9.34)
47. 2 大竹・岩国地域公害対策連絡協議会設立
3 環境庁,大竹・岩国など 6地域の「第4次公害防止計画策定」の基本方針提示
4 大気汚染テレメータシステムの始動式が県庁で行われる
5 環境庁「公害防止計画」の基本方針提示
6 環境庁,光化学スモッグ対策推進会議を設置「光化学スモッグの発生防止等に関する暫定措
置」を提示
「水質汚濁防止法」全面施行
「海洋汚染防止法」全面施行
7∼8 阿多田島周辺に連日赤潮発生,ハマチ養殖イカダを移動
9 アンケート方式による大気汚染の影響調査を開始(市内 3,000 名)
10 大竹湾のヘドロ調査を開始
12 PCB 汚染対策推進会議「全国主要地域の PCB 汚染実態調査結果」を発表
中央公害対策審議会「公害損害賠償保障制度」の基本方針を発表
48. 2 広島カキから高濃度のカドミウム検出される
3 大竹地域が騒音規制法の指定地域として告示される
環境庁より15河川の水質について環境基準の適用告示
5 二酸化硫黄,浮遊粒子状物質,二酸化窒素,光化学オキシダント,一酸化炭素の環境基準告
示
悪臭防止法の規制地域指定を受ける
大竹地域に係る公害防止計画策定の基本方針が内閣総理大臣から県知事に示される
広島県ではじめての光化学(オキシダント)注意報が広島・福山地区に発令
6 大竹地区にはじめての光化学注意報発令
7 オキシダント,二酸化窒素,一酸化窒素にかかる常時監視及び緊急時の措置要領が実施され
る
8 硫黄酸化物に係る常時監視及び緊急時措置要領が実施される
11 瀬戸内海環境保全臨時措置法(現瀬戸内海環境保全特別措置法)施行
12 大竹地域の公害防止計画が内閣総理大臣の承認を受ける
97
49. 1 県が大気汚染予報を開始
瀬戸内海環境保全臨時措置法に基づく沿岸 11 府県ごとの汚濁負荷量の削減目標決まる
県条例一部改正(水質汚濁にかかる COD 上乗せ)
3 県は光化学オキシダント対策として 0.12ppm で情報を発令することを決定
5 広島,山口,岡山3県統一によるオキシダント要領実施
7 オキシダント3県統一後岩国・和木地区に注意報発令
広島地方気象台大気汚染センターは瀬戸内海沿岸に光化学スモッグ気象情報第 1号を発表
8 公害対策審議会を開催,光化学オキシダント対策を諮問する
市議会で公害追放都市宣言を可決
50. 3 市内大手 8社に公害防止協定見直しの申し入れを行う
9 三菱レイヨン㈱,日東化学㈱と県・市が新公害防止協定に調印
三井石油化学㈱,三井ポリケミカル㈱,ダイセル化学工業㈱,三井東圧㈱,
日本紙業㈱と県・市が新公害防止協定に調印
51. 3 大竹紙業㈱の公害防止協定改定の調印
6 振動規制法公布(12 月 1日から施行)
9 悪臭防止法施行令一部改正(3 物質追加)
大気汚染防止法施行規則改正により硫黄酸化物の排出基準(K 値規制)K 値=3.5 に強化(適
用は 12 月 25 日),総量規制地域となる
11 アルカリろ紙法による NO₂,SO₃の測定開始
52. 1 悪臭実態調査(通産局悪臭実態調査委員会)
4 大気汚染防止法施行規則の一部改正(オキシダント測定法に JIS 導入)
6 新幹線騒音類型指定(県)
大竹湾ヘドロサンプリング(県)
7 騒音に係る環境基準の達成状況把握のための道路交通騒音調査(国道 2号線・24 時間)
赤潮発生,阿多田島のハマチ大量へい死
8 大竹湾ヘドロボーリング調査(県)
9 公害対策審議会(SOҳ総量削減計画諮問,答申)
10 第 4次公害防止計画の見直し延長について陳情(両県 2市 1 町環境庁へ)
11 SOҳ総量削減計画告示
53. 1 振動規制法の規定に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定(3 月 1日施行)
悪臭防止法の規定に基づく規制地域の指定及び規制基準の設定の一部改正
3 公害対策審議会(中国電力㈱岩国発電所第 3号機増設計画について諮問)
7 NO₂に係る環境基準の改正
公害対策基本法第 19 条第1項の規定に基づき公害防止計画の策定指示
53. 12 悪臭実態調査(県・市)
54. 1 硫黄酸化物測定法 PbO₂法からアルカリろ紙法に変更
4 公共用水域測定開始(県委託事業)
6 悪臭専門部会設立(県・市・会社)
COD に係る総量削減基本方針(瀬戸内海)
7 りん及びその化合物に係る削減指導方針の策定について指示
8 NOҳ第 4 次排出規制
9 大竹地先海域へドロ覆砂実験
55. 2 悪臭調査(市内 8 社)
3 CODに係る総量削減計画の告示(県)
5 りん及びその化合物に係る削減指導方針の公示
CODに係る総量規制基準・計測方法の告示(県)
8 臭気対策専門部会,企業8社現地指導
98
56. 5 酸性雨の調査開始
7 COD総量規制汚濁負荷量自動測定開始
大竹港地先海域の底質調査実施
11 新幹線騒音防止対策事業に伴う騒音調査実施
57. 2 山口県東部産業廃棄物最終処分場建設中止を申し入れ
小方沖海面埋立工事着工
水質テレメータシステムの大竹地区会開催
新幹線騒音に係る住宅防音工事着工(玖波,比作地区)
58. 2 市内環境臭気調査実施
3 水質監視システム(テレメータ化)検討協議会開催
5 第 4 次公害防止計画の再延長について陳情(環境庁他)
10・12 第 4 次公害防止計画の再延長について環境庁技官が現地調査
59. 3 第 4 次公害防止計画の再延長が承認
7 「湖沼水質保全特別措置法」公布
11 大竹港堆積汚泥処理工事開始
12 戸田工業株式会社大竹工場と公害防止協定締結
60. 3 「広島県小規模事業場排水浄化対策推進要領」制定(県)
「湖沼水質保全特別措置法施行令及び施行規則」公布
大竹港堆積汚泥処理工事終了
9 中央公害対策審議会が「公害防止計画制度」の見直しを決定
小型ボイラーに係る大気汚染防止法施行令一部改正施行
61. 4 「大竹地区廃棄物埋立処分場」搬入開始
6 明新産業株式会社(現大竹明新化学株式会社)と公害防止協定締結
7 中央公害対策審議会が自動車排ガスの窒素酸化物排出量の削減を答申
9 三井東圧化学株式会社大竹工業所撤退
62. 1 政府,瀬戸内海COD総量削減の基本方針を決定
62. 4 化学的酸素要求量に係る総量削減計画告示(県)
5 市内主要臭気発生源調査(三点比較臭袋法)
7 中国塗料株式会社大竹工場と公害防止協定締結
第 4 次公害防止計画実施状況について環境庁技官が現地視察
11 米軍航空機騒音の現地調査を阿多田島で実施(防衛施設局)
12 山陽自動車道 廿日市−大野間開通
63. 1 騒音規制法に基づく自動車騒音の大きさの許容限度一部改正
3 「公害健康被害の補償等に関する法律」施行(患者の新規認定制度なくなる)
山陽自動車道 大竹−岩国間開通
5 「特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律」公布
9 環境庁「赤潮対策調査検討会」発足
10 環境庁「生活雑排水対策指導方針」策定
㍻元. 4 騒音規制法の一部改正施行(建設作業に関する騒音の規制基準)
9 水質汚濁防止法一部改正施行(N・P規制の 77 湖沼を追加)
第 4 次公害防止計画の期間延長承認されず
10 米軍用航空機騒音の阿多田島現地調査(防衛施設局)
2. 1 未規制臭気物質現況調査(県)
「ゴルフ場農薬環境汚染防止対策推進要綱」制定
7 県「ゴルフ場開発指導要綱」
弥栄ダム完成
10
1 山陽自動車道 大野−大竹間開通
99
3. 1
8
9
10
4. 1
3
5
6
5. 2
3
5
11
6. 2
3
8
6. 9
7. 4
11
12
8. 4
12
県,東栄沖埋立調査開始(工業用地計画)
広島湾に赤潮,阿多田島で養殖魚の被害
台風19号通過,各地で被害
廃棄物の処理及び清掃に関する法律改正
「資源の有効な利用の促進に関する法律」施行
山間部の飲料水(井戸水)調査(フッ素)
環境庁,日本製紙連合会などにダイオキシン類低減対策を要請
阿多田島,岩国飛行場周辺の第 1 種区域に指定
県,酸性雨影響調査を開始
環境と開発に関する国連会議(地球サミット)開催(リオデジャネイロ)
山陽自動車道 岩国−熊毛間開通
第 1 回工場周辺地域一斉清掃実施
新幹線「のぞみ」営業運転開始に伴う騒音測定実施(玖波)
「大竹市悪臭公害防止対策指導要綱」施行
「環境基本法」制定
小瀬川中市堰完成
排水中の悪臭原因4物質(硫化水素,硫化メチル,二硫化メチル,メチルメルカプタン)規
制
「大竹市環境審議会条例」
(旧「大竹市公害対策審議会条例」
)施行
保健・福祉・環境フェスタ開催(サントピア大竹)
市制40週年記念式典
大竹消防署窒素酸化物自動測定機撤去
悪臭防止法改正(特定悪臭22物質)
(平成 8 年 4 月 1 日施行)
広島湾西部に赤潮発生(カキ,アサリなどの2枚貝に被害)
「環境フェスタinおおたけ」開催(アゼリアホール,松田美夜子氏講演)
ゴミ収集システム変更:ダストボックスを廃止し指定ゴミ袋に
政府「化学的酸素要求量に係る総量削減基本方針」を決定
騒音規制法施行令一部改正(切断機,バックホウ等3種追加)
(平成9年 10 月施行)
9. 3 大気環境基準告示(ベンゼン,トリクロロエチレン,テトラクロロエチレンの3
物質追加)
(4 月 1 日施行)
大竹化学㈱・明新産業㈱合併,大竹明新化学株式会社となる
4 容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律(容器包装リサイクル法)施行
大気汚染防止法,廃棄物処理法政省令改正(ダイオキシン規制)
8 (12 月 1 日施行)
三井石油化学㈱,三井東圧化学㈱合併,三井化学株式会社となる
10 日本紙業㈱・十条板紙㈱合併,日本板紙株式会社となる
10. 6
7
10
12
廃棄物処理法施行令等の一部改正施行(再生資源利用の促進等)
大気汚染防止法施行規則一部改正施行(焼却炉のばいじん排出規制の強化等)
三菱レイヨン株式会社が日東化学株式会社を吸収合併
地球温暖化防止京都国際会議開催
大願寺山宅地造成事業開始
11. 4 騒音に係る環境基準(新基準)施行
7 広島県公害防止条例一部改正施行(屋外燃焼行為の禁止)
10 油見トンネル開通
100
12. 1 ダイオキシン類対策特別措置法施行
4 大願寺山宅地造成地から小方港まで土砂運搬ベルトコンベアー稼働開始(東栄埋立港湾整備
計画地区に搬入)
11 地球温暖化防止気候変動枠組条約第6回締結国会議(オランダ,ハーグ)
建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律(建設リサイクル法)施行
13. 1 省庁再編,環境庁が環境省に
3 大竹市地球温暖化対策実行計画策定
安芸灘地震
4 清掃事業課と環境対策課が統合し環境整備課に
PCB廃棄物適正処理推進特別措置法施行
特定家庭用機器再商品化法(家電リサイクル法)本格施行
5 食品循環資源の再生利用等の促進に関する法律(食品リサイクル法)施行
7 地球温暖化防止気候変動枠組条約第7回締結国会議(モロッコ,マラケッシュ)
京都議定書が完成
14. 4 特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(フロン回収破壊法)
施行
特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律(PRTR法)
排出量・移動量届出開始
5 大竹市はPETボトル・トレーその他プラスチック製容器包装の分別収集開始
7 第5次水質総量削減計画(N,Pも規制対象)
15. 1 大竹市ごみ固形燃料(RDF)施設「夢エネルギーセンター」完成
2 土壌汚染対策法施行
4 日本板紙株式会社が日本大昭和板紙西日本株式会社に社名変更
10 広島県生活環境の保全等に関する条例施行(広島県公害防止条例を全部改正)
16. 9 広島県土砂の適正処理に関する条例施行
11 廃棄物処理法施行規則の一部改正施行(RDF製造・発電施設の技術上の基準の改正)
17. 1
2
6
7
18. 4
6
使用済自動車の再資源化等に関する法律(自動車リサイクル法)施行
京都議定書発効
特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(特定外来生物法)施行
三島製紙㈱が大竹紙業㈱を吸収合併
大気汚染防止法の一部改正施行(揮発性有機化合物の排出規制)
フロン回収破壊法一部改正(平成19年10月1日施行)
第二次大竹市地球温暖化対策実行計画策定
20. 4 日本大昭和板紙西日本㈱と三島製紙㈱が事業所再編により日本大昭和板紙㈱に統合
21. 3 大竹市環境基本条例制定
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