事 業 報 告 書

2006年12月期
第
証券コード:4985
期
事 業 報 告 書
平成18年1月1日 平成18年12月31日
▲
ANNUAL
BUSINESS REPORT 2006
83
トップインタビュー
皆様から信頼され、喜んでいただける企業を目指し
着実な成長とともに企業価値を高めていきます。
Q2 アース製薬の事業における特色、強みは何で
しょうか?
代表取締役社長
大塚 達也
Q1 まず、昨年12月に東証一部指定を果たされ
たことについて、抱負をお聞かせください。
当社は、2005年11月30日に東京証券取引所市
場第二部への上場により株式公開し、その後1年を経
て、2006年12月1日に同市場第一部への指定を受
けました。これもひとえに株主の皆様、お客様をは
じめ関係各位のご支援の賜物と、心より感謝申し上
げます。
これを機に、殺虫剤のリーディングカンパニーと
して、独創的な商品による市場の活性化とシェアの
拡大への取り組みを、一段と強化していく所存です。
株式公開以来、上場企業として果たすべき社会的
責任をあらためて自覚する中で、企業価値の向上に
対する社員の自発性が強まったことに、大きな意義
を感じています。この度の東証一部指定に際しては、
当社への注目度のさらなる高まりを認識し、皆様の
ご期待にお応えするべく、一層の飛躍を目指してま
いります。
1
メーカーにおいては、「研究開発力」
「営業力」
「マー
ケティング力」の3つの要素が重要であり、当社は、
いずれについても平均以上の力を発揮していると思
います。
研究開発力の面では、「世界にないものを作る」と
いう考えのもとで、これまでに独創的な商品を生み
出し続けてきたことが強みであると言えます。それ
を可能としているのは、当社に培われた「自由な発想
を語り合える」企業風土です。
営業力については、全国に配置した営業部員によ
るきめ細やかな対応を基本に、販売店様・代理店様
との信頼関係を勝ち得ている点が特徴です。私も自
ら交流を持つなどトップから現場に至るまで、人間
関係を営業のベースとしています。
また、当社独自の「EMAL(エマール)」という「販
売店様に対して個性的で新しい売場作りを提案し、
お客様に感動を与える」ことに特化した専門スタッフ
により、販売促進および情報提供・収集活動を展開
しています。自社商品のアピールのみを行う一般的
な販促担当のあり方とは一線を画し、個々の小売店
頭に合わせた最適な売場をゼロから手作りで行い、
販売店様とお客様に喜んでいただくことを目的とし
ております。現在110名の人員が活動しており、本
年中には170名に拡大していく予定です。
マーケティング力に関しては、商品の良さや自ら
の「思い」をパッケージデザインを通して伝えていく
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
ことに執念をもって行っております。これは以前、
「アースの商品は品質が良いのに『色気』がないから売
れない」と言われたことをきっかけとし、お客様の目
を引き、思わず手に取りたくなるようなパッケージ
デザインを自ら練り上げることに大きなこだわりを
持つようになりました。
当社が保持している殺虫剤のトップシェアも、独
創性を尊重する企業風土が生み出した商品力、信頼
の上に築き上げた営業力、パッケージデザインに代
表されるマーケティング力によって、販売店様やお
客様に「思い」をお伝えした成果であり、これらが他
社にはない強みとなっております。
Q3 2006年12月期の状況について、お聞かせ
ください。
殺虫剤部門については、4月から6月にかけての低
温と長雨に加えて、9月の残暑が短かった影響で売上
は前期比微減にとどまりました。
日用品部門では、新製品の寄与によりオーラルケア
用品が順調に推移しました。入浴剤は上半期において
不振でしたが、下半期には、リニューアル効果による
回復とともに、新製品が好調に推移しました。また、
新薬剤を配合したネズミ用毒餌剤の新製品もその優
れた効果により評判となり、売上を伸ばしました。
総合環境衛生事業についても順調に売上を拡大し、
全体としては増収・増益を確保いたしました。
■ 第83期(平成18年)連結決算
(単位:百万円)
第82期
第83期
(平成17年) (平成18年)
増 減
82,556
84,410
家庭用品事業 計
69,132
69,962
829
殺虫剤部門
日用品部門
その他製商品部門
37,850
29,531
1,750
37,222
30,625
2,114
△628
1,093
363
1,023
売上高
総合環境衛生事業 計
1,853
13,424
14,448
営業利益
4,876
4,881
5
経常利益
4,946
5,380
434
当期純利益
2,282
2,439
157
Q4 現在、注力している課題は何でしょうか?
今後は、オーラルケア、入浴剤、芳香剤の全カテ
ゴリーにおけるナンバーワン企業を目指し、現在ナ
ンバーワンの地位にある殺虫剤については「オンリー
ワン企業」を目指していきたいと考えています。その
ための具体的な取り組みにおいては、新商品の開発、
リニューアル頻度の向上、そして生産コストの低減
などが課題となってきます。
家庭用品業界においては、価格競争の側面もあり
ますが、コストダウンの取り組みは価格訴求を目的
としたものではありません。当社では、3年前から適
正価格での販売を目指す方針をとっております。品質
2
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
のよいものを販売しているという信念のもと、商品の
差別化を徹底するとともに、テレビCMなどを通じて
お客様に商品の価値を伝達する努力を重ねています。
Q5 蘇州工場の本格稼働により、今期以降どのよ
うな効果が見込まれますか?
当社は、2005年5月に中国現地法人として、安速
日用化学(蘇州)有限公司を設立しました。2006年
12月に工場を竣工し、2007年1月から操業を開始
しています。
蘇州工場では、当面は日本国内向けに入浴剤およ
び芳香剤の生産を行い、バンコクや天津といった他
の海外生産拠点および国内生産拠点とともに最適生
産体制を構築していきます。
もちろん生産コストの低減を期待していますが、
現段階では人件費面でのコストダウン効果が中心で
あり、将来においては現地での原材料および製造機
械の調達をカバーしたのちに、本格的なコスト低減
効果が発揮されるものと考えています。
かなりハードルの高い目標であります。この業界で
「1品目が5億円の売上に達すれば大ヒット」と言われ
ている中、既存品の積み上げだけで達成することは
困難です。実現に向けては、M&Aや業務提携などの
選択肢を視野に入れた展開が必要であると考えてい
ます。
Q7 株主の皆様へのメッセージをお願いします。
当社は、全てのステークホルダーの方々から信頼
していただき、喜んでいただける企業を目指してい
ます。いわゆる「大化けする」企業ではありませんが、
着実な成長とともに企業価値を高め、収益を拡大さ
せていく自信があります。
株主還元策としては、現在「連結ベースでの配当性
向40%」という方針を掲げていますが、40%という
数値に固定せずに、業績に応じて可能な限りの配当
を実現していきます。なお、当期の期末配当につい
ては、1株当たり東証一部指定記念配当10円を含む
60円を実施させていただきました。
株主の皆様におかれましては、今後とも当社事業
へのご理解とともに、長期的なご支援を賜りますよ
う、お願い申し上げます。
配当金の推移
(円)
60
安速日用化学(蘇州)有限公司
Q6 中期的な数値目標についてお聞かせください。
10円
10円
40
40円
20
50円
60円
記念配当
20円
社内的に掲げている数値目標は、「2010年に連結
売上高1,000億円・連結経常利益100億円」という
3
0
2004年
1株当たり
普通配当金
2005年
2006年
2007年(予定)
連結財務ハイライト
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
(単位:百万円)
第80期
平成15年12月
第81期
平成16年12月
80,976
80,188
82,556
84,410
営業利益
3,857
4,939
4,876
4,881
経常利益
3,925
4,924
4,946
5,380
806
2,986
2,282
2,439
総資産
47,168
52,308
57,825
60,045
純資産
22,744
25,747
32,304
37,876
売上高
当期純利益
売上高
営業利益
(百万円)
(百万円)
100,000
80,000
80,976
80,188
82,556
60,000
3,000
40,000
2,000
20,000
1,000
0
第80期
第81期
第82期
第83期
当期純利益
(百万円)
0
2,282
0
4,000
第82期
第80期
第81期
第82期
第83期
0
80,000
40,000
第81期
第82期
3,925
第80期
第83期
52,308
57,825
60,045
30,000
25,747
22,744
20,000
20,000
10,000
第80期
37,876
32,304
40,000
0
4,946
純資産
(百万円)
60,000
第83期
4,924
2,000
2,439
806
第81期
5,380
3,857
47,168
第80期
6,000
(百万円)
2,000
1,000
4,881
総資産
2,986
3,000
4,876
(百万円)
84,410
4,000
第83期
平成18年12月
経常利益
4,939
5,000
第82期
平成17年12月
第81期
第82期
第83期
0
第80期
第81期
第82期
第83期
4
連結セグメント情報
家庭用品事業[殺虫剤部門]
家庭用品事業[日用品部門]
殺虫剤部門は、天候不順などにより当社主力製品
日用品部門は、新製品の発売により製品ラインナ
が影響を受け、売上高は372億22百万円(前期比
ップを拡充したことで売上高は306億25百万円(前
1.7%減)となりました。
期比3.7%増)となりました。
家庭用医薬品殺虫剤分野においては、ここ数年続
口腔衛生用品分野においては、洗口液は市場の拡
いている市場縮小の影響は避けられず、売上高は60
大に伴い、モンダミンシリーズが堅調に推移し、新
億71百万円(前期比6.7%減)となりました。
製品の「薬用モンダミン デンタルマニキュア」が、売
家庭用一般殺虫剤分野においては、ハエ・蚊用殺
虫剤は電池式蚊取りの新製品を投入しましたが、売
用歯磨き剤「シュミテクト ステインリムーバル」が好
上はほぼ横ばいとなり、ゴキブリ用殺虫剤は、市場
が縮小した影響を受け売上は減少いたしました。
調に推移した結果、売上高は216億54百万円(前期
比3.7%増)となりました。
一方、不快害虫用殺虫剤や虫よけ用品については、
入浴剤その他分野においては、入浴剤
「バスロマン」
市場規模が拡大し、当社のハチアブ駆除用エアゾー
の年間実績は前年を下回りましたが、下期に発売し
ル「ハチアブ マグナムジェット」や新製品の設置型虫
た新製品「バスロマンbihada」が好調に推移し、その
よけ「アース天然ハーブの虫よけゲル」が好調であり
相乗効果もあって、上昇基調に転じております。ま
ま し た が 、 売 上 高 は 、 2 9 2 億 3 3 百 万 円( 前 期 比
た、ネズミ用駆除剤の新有効成分ジフェチアロール
0.7%減)となりました。
を配合した新製品「デスモアプロ」の売上寄与もあり、
ペット用殺虫剤分野においては、新製品などが寄
与したことにより売上高は、19億17百万円(前期比
0.3%増)となりました。
売上高[殺虫剤部門]
40,000
36,765
1,904
37,850
1,912
40,000
37,222
1,917
30,000
28,003
29,431
29,233
10,000
0
した。
(百万円)
30,000
20,000
売上高は89億70百万円(前期比3.7%増)となりま
売上高[日用品部門]
(百万円)
5
上増に寄与いたしました。また、新製品の知覚過敏
6,858
6,506
6,071
第81期
第82期
第83期
ペット用
殺虫剤
20,000
家庭用
一般殺虫剤
10,000
家庭用
医薬品殺虫剤
29,095
29,531
8,943
8,646
20,152
20,884
30,625
8,970
21,654
入浴剤その他
0
口腔衛生用品
第81期
第82期
第83期
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
総合環境衛生事業
第84期(平成19年)業績見通し
総合環境衛生事業においては、食品業界における
家庭用品事業においては、これまでの技術力・ノ
食に対する安全・安心を確保するためのトレーサビ
ウハウを結集し、お客様のニーズを満たす新製品を
リティ(生産履歴)の導入や医薬品製造業における製
殺虫剤・日用品部門でこの春35品目57アイテム発
造の委託が可能になったことにより、事業機会の拡
売いたします。新製品に加え小売店頭での販売促進
大が見込める明るい兆しもあります。
活動を充実させ営業力をさらに強化し、売上・シェ
このような中で、当事業では、年間契約件数の増
大による安定収益の確保を目標に掲げ、食品関連工
アの拡大を図ります。また、生産・流通コストの効
率化などにより収益性の向上に努めてまいります。
場向けの企業ごとに対応した独創的な品質保証シス
総合環境衛生事業においては、「食」の安全への意
テムや医薬・化粧品工場に特化したサービスの提供
により新規得意先の獲得に努め、また既存得意先に
識の高まりによる企業への品質保証の改善を求める
傾向を追い風に、独自の技術力を発揮し、新規顧客
対しては、定期的に満足度調査を実施し、顧客満足
の獲得、年間契約件数の増大に努めてまいります。
以上により、今期の見通しは、売上高863億62百
度の向上を図ってまいりました。
こうした活動により年間契約件数が着実に増加し、
売上高は144億48百万円(前期比7.6%増)となりま
万円(計画比102.3%)、経常利益54億95百万円
(計画比102.1%)、当期純利益27億73百万円(計
画比113.7%)を予想しております。
した。
第84期の1株当たりの年間配当金は、60円(第
83期は普通配当金50円及び記念配当金10円)を予
定しております。
■ 第84期(平成19年)業績見通し
売上高[総合環境衛生事業]
(百万円)
15,000
12,645
13,424
0
84,410
86,362
1,952
69,962
71,120
1,158
殺虫剤部門
日用品部門
その他製商品部門
37,222
30,625
2,114
38,626
30,849
1,643
1,404
224
△470
総合環境衛生事業 計
5,000
第81期
第82期
第83期
増 減
家庭用品事業 計
売上高
10,000
(単位:百万円)
第83期
第84期
(平成18年) (平成19年)
14,448
14,448
15,242
793
営業利益
4,881
5,093
211
経常利益
5,380
5,495
114
当期純利益
2,439
2,773
333
60
60
ー
1株当たり年間配当金(円)
6
連結財務諸表
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
連結貸借対照表(要旨)
(単位:百万円)
第82期(前期)
第83期(当期)
平成17年12月31日現在
平成18年12月31日現在
流動資産
38,396
39,084
固定資産
19,429
20,961
14,761
15,428
資産の部
有形固定資産
無形固定資産
第83期(当期)
平成17年 1月 1日から
平成17年12月31日まで
平成18年 1月 1日から
平成18年12月31日まで
82,556
84,410
売上原価
48,659
50,419
売上総利益
33,897
33,990
29,021
29,108
4,876
4,881
480
562
売上高
487
770
4,762
57,825
60,045
流動負債
20,188
19,521
固定負債
2,649
2,647
負債合計
22,838
22,169
2,682
―
資本金
2,817
―
資本剰余金
2,608
―
利益剰余金
25,992
―
その他有価証券評価差額金
908
―
少数株主利益
為替換算調整勘定
△20
―
当期純利益
自己株式
△1
―
資本合計
32,304
―
負債、少数株主持分及び資本合計
57,825
―
資産合計
負債の部
少数株主持分
少数株主持分
資本の部
株主資本
―
33,499
資本金
―
3,136
資本剰余金
―
2,927
利益剰余金
―
27,440
自己株式
―
△4
―
1,013
その他有価証券評価差額金
―
為替換算調整勘定
―
少数株主持分
―
3,363
純資産合計
―
37,876
負債及び純資産合計
―
60,045
評価・換算差額等
販売費及び一般管理費
営業利益
営業外収益
営業外費用
410
64
4,946
5,380
特別利益
92
58
特別損失
583
409
4,455
5,029
法人税、住民税及び事業税
1,993
2,247
法人税等調整額
△145
△42
324
384
2,282
2,439
経常利益
税金等調整前当期純利益
純資産の部
(単位:百万円)
第82期(前期)
4,180
投資その他の資産
7
連結損益計算書(要旨)
連結キャッシュ・フロー計算書(要旨)
(単位:百万円)
第82期(前期)
第83期(当期)
平成17年 1月 1日から
平成17年12月31日まで
平成18年 1月 1日から
平成18年12月31日まで
営業活動によるキャッシュ・フロー
3,369
1,528
投資活動によるキャッシュ・フロー
△1,289
△5,935
財務活動によるキャッシュ・フロー
1,166
△185
825
現金及び現金同等物に係る換算差額
86
76
188
現金及び現金同等物の増減額
3,333
△4,515
現金及び現金同等物の期首残高
13,926
17,259
現金及び現金同等物の期末残高
17,259
12,743
個別財務諸表
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
貸借対照表(要旨)
(単位:百万円)
第82期(前期)
第83期(当期)
平成17年12月31日現在
平成18年12月31日現在
流動資産
29,521
29,336
固定資産
18,552
19,505
13,071
12,869
資産の部
有形固定資産
損益計算書(要旨)
売上高
(単位:百万円)
第82期(前期)
第83期(当期)
平成17年 1月 1日から
平成17年12月31日まで
平成18年 1月 1日から
平成18年12月31日まで
66,393
66,932
売上原価
40,608
41,378
売上総利益
25,784
25,554
返品調整引当金繰入額
10
6
販売費及び一般管理費
22,397
22,345
3,376
3,202
278
350
5,202
6,285
48,074
48,842
流動負債
17,266
16,188
営業外収益
560
637
固定負債
1,951
1,934
営業外費用
375
31
負債合計
19,217
18,123
3,561
3,808
2,817
―
特別利益
94
52
資本剰余金
2,608
―
特別損失
390
108
利益剰余金
22,526
―
906
―
3,266
3,752
△1
―
1,341
1,548
資本合計
28,856
―
△11
△77
負債及び資本合計
48,074
―
1,937
2,281
株主資本
―
29,896
85
―
資本金
―
3,136
2,022
―
資本剰余金
―
2,927
利益剰余金
―
23,837
自己株式
―
△4
―
821
無形固定資産
投資その他の資産
資産合計
負債の部
資本の部
資本金
その他有価証券評価差額金
自己株式
純資産の部
営業利益
経常利益
税引前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法人税等調整額
当期純利益
前期繰越利益
当期未処分利益
配当について
当社は、季節製品である殺虫剤の売上構成
―
821
比が高く、下半期は取引先からの返品もあり、業績は上半期
と比べ低下する傾向にあります。そのため、当面は中間配
純資産合計
―
30,718
当を実施せず、通期の経営成績を踏まえた上で年度決算に
負債及び純資産合計
―
48,842
よる配当のみを行っていく予定であります。
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
8
2007年 新製品紹介
殺
虫
剤
液体蚊とりセット
New Products
電池式蚊とり
蚊とり線香
アースノーマット
蚊とり黒ブタ 60日セット
電池でノーマット 60日用セット・つめ替1個入り
各種つめ替2個入り
夏にピッタリのキャラクター
インテリアとしても最適
効き目らくらく2ヵ月
風量が違う、だからよく効く、電池式蚊とり
静音ファンの採用で、使用中もファンの音は気にならない
コンセントのない場所、コードがじゃまになる場所での使用に最適
医薬部外品
アース渦巻香 炭練り10巻函入
医薬部外品
炭を練り込んだロータール線香
少ない煙で臭くない
お部屋の汚れが気になる方にお
すすめ
医薬部外品
虫よけ剤
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ネズミ駆除剤〈殺そ剤〉
ネズミ駆除剤〈忌避剤〉
香る車内のニオイとり
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ネズミ一発退場
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車内にしみついた
気になるニオイを除去
たった10分で車の中のイヤな
ニオイをしっかり消臭・除菌
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10
ゴキブリ
身近な害虫退治編
どうしましたか
もうゴキブリは見たくない!
!
ゴキブリは見た目の不快感だけでなく、病原菌の媒介やアレルギーの原因となります。
夜行性で駆除行為を受けにくい 1
2
3
4
ゴキブリ
駆除が
難しい理由
害虫退治の
すみかが見つけにくい
アドバイス
温かく狭い複雑な空間に潜伏 卵を持ったメスはあまり出歩かない ゴキブリが逃げ込む場所を
家中のゴキブリを
一度にまとめて駆除するのに最適なのは、
与えない!
医薬品殺虫剤の〝アースレッドシリーズ〟
(くん煙剤・くん蒸剤)です。
煙タイプ くん煙剤
足で踏むだけ簡単始動
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ゴキブリに
効く
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さらにその後に
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併用すると
駆除効果がアップ
医薬品
全部屋同時使用が効果的
霧タイプ くん蒸剤
少ない煙でよく効く
ゴキブリ・
ダニ・ノミ
まとめて
駆除
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医薬品
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ゴキブリ・
ダニ・ノミ
まとめて
駆除
エ
ア
ゾ
ー
ル
捕
獲
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医薬品
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餌
剤
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年間のゴキブリ駆除対策
1月
2月
3月
4月
先制攻撃
11
5月
6月
7月
8月
最盛期対策
9月
10月
11月
12月
越年対策
クローズアップ
Close-up
アース環境サービス株式会社
アース環境サービス株式会社は、1978(昭和53)年にアース製薬株式
会社がペストコントロール(PC)のノウハウを持つ会社と共同出資で設立
しました。その後、PC事業から総合環境衛生事業(トータルヘルスケア)
へ多角的に転換し、売上高150億円に迫る企業へ成長いたしました。
近年、消費者は食の安全や衛生面にますます敏感に反応するようになっ
ており、同社は企業の高まる需要に対し、「環境ドクター」としてより専門
性の高い技術サービスを取引先企業に確実に提供するため、日々努力を重
ねております。
会社概要
名 称
所在地
資本金
設 立
代表者
アース環境サービス株式会社
東京都千代田区神田司町二丁目12番地1
2億9,600万円
1978(昭和53)年5月10日
代表取締役会長 小河原 章 博
代表取締役社長 金 井 宣 人
ト ー タ ル ヘ ル ス ケ ア( T H C )シ ス テ ム に つ い て
トータルヘルスケア(THC)って何?
環境ドクターって何?
製品の汚染や異物混入・院内感染などを防止するための
総合的な支援システムです。
トータルヘルスケア(THC)って具体的に何をするの?
分野別サービス紹介
食品
病院
食品GMPの仕組み作りを基盤とし、 環境由来の院内感染防止を目的とし
食の安全・安心をサポートします。 た総合衛生管理をご提供します。
医薬品・化粧品
店鋪・ホテル・オフィスビル
医薬品GMPに対応した潜在的な異
物混入・汚染の危険を解消します。
食中毒防止をメインテーマに食の安
全・安心をサポートします。
現場の「健康・安全・環境」
に関わる問題点を、専門的
な視点から判断し、解決へ
と導くスペシャリスト。現
場の症状をプロの眼と手で
診断し、的確な治療(品質
保証システムの構築)を施
して、健康な状態へ改善・
維持するための処方箋を発
行します。
容器・包材
お得意先の衛生管理基準やご要望を
クリアする仕組み作りを支援します。
※ペストコントロール(PC)とは…
害虫・害獣駆除のこと
※GMPとは…
製造管理・品質管理に関する基準
詳しくは、同社のホームページへアクセス!
!
http://www.earth-kankyo.co.jp/
12
会社の概況・株式の状況
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
(平成18年12月31日現在)
会社概要
名 称
株式の状況
発行可能株式総数
64,000,000株
本 社 所 在 地 〒101-0048
東京都千代田区神田司町二丁目12番地1
発行済株式の総数
株主数
19,855,000株
13,214名
創 業
大株主 (上位10名)
アース製薬株式会社
明治25年4月1日
会 社 設 立 大正14年8月26日
持株数
持株比率
大塚製薬株式会社
2,200,000
11.08
株式会社大塚製薬工場
1,948,500
9.81
アース製薬社員持株会
1,288,900
6.49
大鵬薬品工業株式会社
600,000
3.02
大塚化学ホールディングス株式会社
400,000
2.01
都千代田区)/名古屋支店(名古屋市)/大阪支店(大阪市)/広島支
株式会社中国銀行
340,600
1.72
店(広島市)/福岡支店(福岡市)/坂越工場・赤穂工場・研究所(兵庫
大塚エステート有限会社
239,370
1.21
県赤穂市)/掛川工場(静岡県掛川市)/有田工場(和歌山県有田市)
大塚倉庫株式会社
213,200
1.07
役 員
エステー化学株式会社
194,300
0.98
住商アグロインターナショナル株式会社
178,500
0.90
株主名
資 本 金 31億3,610万円
社 員 数 879名
事 業 内 容 医薬品、医薬部外品、医療機器、家庭用品
などの製造販売
主要な事業所
北日本支店(仙台市)/北関東支店(埼玉県上尾市)/東京支店(東京
(平成19年3月28日現在)
達也
嘉男
取 締 役
専 務 取 締 役
大塚
山田
専 務 取 締 役
森藤
常 務 取 締 役
川村
糸原
代表取締役社長
取 締 役
取 締 役
取 締 役
取 締 役
木村
安原
秀司
浩一
義親
取 締 役
岡林
中今
目 潤一郎
有田 哲雄
常 勤 監 査 役
監 査 役
久住
河崎
章裕
隆
監 査 役
中嶋
徳三
芳範
民生
株
%
株式の分布状況
所有者別の株式数
所有者別の株主数
合計/13,214名
19,400,000株(100%)
■個人・その他/12,984名(98.26%)
■その他国内法人/151名(1.14%)
■金融機関/18名(0.14%)
アースグループ
国内・海外
アース環境サービス株式会社
所 在 地:東京都千代田区神田司町
二丁目12番地1
事業内容:総合環境衛生事業
アース・バイオケミカル株式会社
所 在 地:東京都千代田区神田司町
二丁目12番地1
事業内容:ペット用品、
ペット用殺虫剤の製造販売
13
アースケミカル(タイランド)株式会社
所 在 地:27 Soi Phiphat, Silom Road,
Bangrak, Bangkok 10500,
Thailand
事業内容:殺虫剤、日用品の製造販売
天津阿斯化学有限公司
所 在 地:中国天津市天津
経済技術開発区
洞庭二街26号
事業内容:殺虫剤、日用品の
製造販売
安速日用化学(蘇州)有限公司
所 在 地:中国江蘇省蘇州市
高新区朝紅路418号
事業内容:日用品の製造販売
■外国人/36名(0.27%)
■証券会社/23名(0.17%)
■保管振替機構名義株式/1名(0.01%)
■自己名義株式/1名(0.01%)
所有者別の株式数
合計/19,855,000株
19,400,000株(100%)
■個人・その他/11,693,204株(58.89%)
■その他国内法人/6,848,500株(34.49%)
■金融機関/726,600株(3.66%)
■外国人/419,500株(2.11%)
■証券会社/162,066株(0.82%)
■保管振替機構名義株式/3,600株(0.02%)
■自己名義株式/1,530株(0.01%)
トピックス
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
東京証券取引所 市場第一部銘柄指定
当社は、平成17年11月に東京証券取引所市場第二部へ上場し、平成18年12月1日を
もって、市場第一部銘柄指定を受けることができました。これもひとえに、株主の皆様
をはじめとする関係各位のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
今後も、皆様の期待に応えるべく、業績はもとより、コーポレートガバナンスの充実、
コンプライアンスの向上、ディスクロージャーの徹底を図り、さらなる企業価値の向上
を目指してまいります。
東証専務 飛山康雄氏と撮影
当社販促物が「第36回Japan POP Festival」金賞を受賞
社団法人 日本POP協会主催による第36回「日本POP広告協会展」Japan POP
Festival が平成18年9月27日(水)∼ 9月29日(金)に開催されました。その中で、当社
販促物が金賞を受賞いたしました。
様々な試行錯誤を重ねながら、お客様にわかりやすい販促物の作成を心掛けたことが
評価されたものと大変うれしく感じております。
これからもお客様にわかりやすく、目立つもの、興味を持っていただけるものを作り
続け、少しでも多くの方にアース製品を手にとっていただけるよう努力してまいります。 金賞受賞トロフィー
株価推移
(週足)
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
株価および出来高推移
株価(円)
出来高(千株)
3,500
3,000
900
2,500
600
2,000
300
1,500
平成18年
1月
0
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
14
株主メモ
ANNUAL BUSINESS REPORT 2006
事 業 年 度
1月1日から12月31日まで
定時株主総会
毎年3月
期 末 配 当 金
受領株主確定日
12月31日
基 準 日
12月31日
単 元 株 式 数
100株
株主名簿管理人
中央三井信託銀行株式会社
東京都港区芝三丁目33番1号
同事務取扱所
株主優待のご案内
対象株主 1単元(100株)以上
保有の株主様
基 準 日 毎年6月30日
贈呈内容 2,000円相当の
当社製品詰め合わせ
〒168−0063
東京都杉並区和泉二丁目8番4号
中央三井信託銀行株式会社 証券代行部
電話0120(78)2031(フリーダイヤル)
贈呈時期 毎年8月上旬(年1回) ※平成18年8月送付の
優待品内容
単元未満株式について
同
取
次
所
中央三井信託銀行株式会社 全国各支店
日本証券代行株式会社 本店・全国各支店
単元未満株式(100株未満の株式)をお持ちの株主様は、簡単
公
告
方
法
電子公告
にご売却いただくこともできます。
※事故その他やむを得ない事由によって電子
公告による公告ができない場合は、東京都
において発行する日本経済新聞
振替制度をご利用の場合は、お取引証券会社にご照会ください。
なお手続きにより、ご所有の単元未満株式を時価にて当社
詳細は、左記株主名簿管理人にご照会ください。また、証券保管
IR情報はこちらを
ご覧ください。
IR情報のご案内
当社では、IR専用サイトを設けて、決算情報などのIR関連
情報をタイムリーに提供しております。また、株主・投資
家の皆様専用のお問合せフォームもございますので、お気
軽にご利用ください。
http://www.earth-chem.co.jp/
当社ホームページをご覧ください。
住 所 東京都千代田区神田司町二丁目12番地1
郵便番号 101-0048
電話番号 03-5207-7451(代表)
Trademark of American Soybean Association