Even if

はじめに。
8月某日、
「リプレイ書いてみたいです」
……やりたいことがあるか。魔王サトーに聞かれた下っ端はこう答えた。
TRPGにも慣れてきたころ。いろんなルルブも読みリプレイも読んでみた。……個性豊
かすぎる面々がそろったツクエアソビのセッションをリプレイとして残すというアイ
ディアをついに実現するときが来たのだ!
わくわくする筆者が眺める携帯の画面では、リプレイのメンバーやシステムなどの諸々が
ものすごい勢いで決まっていった。
注意。このリプレイは実際に行ったセッションを読み物として楽しめるように一部を編集
しております。また、筆者は文章に関しては素人です。ご了承ください。
参加メンバー
・GM:冷凍林檎
今回GMを担当。声と演技力に定評あり、ニヒルな探偵からチンピラ、イケメン、ドラ●
もんまで幅広い。筋肉とかゴリラとかあだ名されている。一時は殺意が高いと噂され
たが、最近は他の人の方が殺意が高まってる気がするシナリオ回してくれる便利な人
(本人談)
・サトー
皆の魔王。PL をする時はスライムになってみたりジジイになってみたりとフリーダム。
冷静で状況判断に優れた人で、支援も攻撃も必要なことは外さない安定感のある人。
味方なら心強い。味方なら。
・ひでゆき
最年少だが頭の回転はとても速い。
GMをやらせたらアドリブや、PL の行動をシナリオに組み込んでいく手腕が素晴らしい。
PL をやらせると攻撃も防御も、方向性を決めたら一直線な構成で、それゆえに高い能力を
誇る。こう見えて爵位持ち。
・レン ga
RP や掛け合いが上手く、他の PL 同士も繋げつつ物語に切り込んでいく姿は惚れ惚れする。
GM時もそうだがキャラクターの作り込みが素晴らしい。
RP の幅もかっこいい系から可愛い系、果ては女の子までこなすオールラウンダー。
能力分けて。
・理緒
筆者。今回唯一のトワガン初心者で、リプレイ書くのも初心者。
RP 好きで、期待値は信じない派。アドリブでのやり取りやかっこいい RP は修行中。
最近アタッカーの楽しさに目覚めた。
ツクエアソビリプレイ
トワイライトガンスモーク
~Even if~
トワイライトガンスモークとは
栄華を誇った“旧世界”が時空振動弾の光に消えてから五十年あまり
巨大な“輻輳都市(スプロール)”で人類は生き続けていた
汚染された荒野
跳梁する犯罪者
七年という余命を宣告された
歩く死人と異次元からの侵略者
黄昏の世界
そんな中にも一つ、希望があった。
地球再生ナノマシン“デイブレイク”を宿す
人とマシンの中間の存在
『デイブレイカー』
それがあなたたちプレイヤーだ。
情報と電脳と硝煙の中で、希望をつかみとれるのか。
全員:よろしくお願いしまーす。
GM:ちなみに今回なんだけどさ、チームオープニング表使ってみたいと思うわけよ。
レン ga:ほう
GM:だから、最低でも一人は個別の OP なんだけど、最低でも一組はチーム OP 表を振っ
てもらう。俺的にオススメとしては、未経験者は個別。経験者はチームでも良いんじ
ゃないかなって思う訳よ。
サトー:チーム名は?どうする?
GM:……リトル●スターズじゃない?
不意打ち気味につぶやかれた発言により、忍び笑いが漏れる。
ひでゆき:何をバスターするんだろう。
GM:リトルをバスターするんじゃないかな
サトー:誰がチームになるんだ?
GM:とりあえず、理緒っちはチームじゃない。そいつぼっち
理緒:ぼっち!?
サトー:俺ら三人がチームなの?
GM:……かどうかは自分たちで決める。
協議の結果、サトー・ひでゆき、レン ga の3人はチームとなり、チーム名はダイスで決め
る運びとなった。言いにくい名前を引かされるなど女神にもてあそばれつつもしっく
りくる名前が決まったようだ。
ひでゆき:クルーエルタイガーか。いいんじゃないかな?
サトー:じゃぁそれで……アイコンもできた。
レン ga:ワン!
レン ga の反応は正常だと明言しておこう。サトーが表示したアイコンはどう見ても犬だっ
た。
ひでゆき:めっちゃ犬。
理緒:めっちゃ犬
GM:めっちゃ犬
お見せできないのが残念だが、どこからどう見ても犬である。
GM:それじゃぁ、どこから始めようかな。いつも通りトレーラー読み上げるところから
始めようかな。知ってる人がほとんどだと思うけど、知らない人が一名居る可能性が
あるために、いつものアレを付けくわえていきます。これから皆さんは OP チャートを
振っていただきます。その OP の終わりに格好良く、そう、それはGMがカッコイイと
思えるようにトワイライトガンスモークと出すことが出来たら、経験点をプラスで5
点差し上げます。
理緒:なるほど。そんなルールが……。
レン ga:通称(共通の知り合いGM名)ルールって言うんだよ
GM:チームの場合はチームの代表者がカッコよく占めることが出来たならチーム全員に
経験点5点を差し上げます
サトー:ハードル高ぇな
GM:責任は重大。
俺がカッコよくないなと思ったら何も言わずに普通に次のシーンに行きます。
GM:じゃぁとりあえず、トレーラーを読むだけ読むよ。
その後にキャラ紹介お願いします。
人は傲慢い
それが 7 年のリミットを自身につきつける事になった。
それでもなお、人は弱くあり続ける。
弱き者を踏みつけ、弱き者を蔑ろにする。なぁ相棒、この負の連鎖はいつ終わる?
弱き者の小さな声は銃声に掻き消える。
だが、もしそのぶっ壊れかけの電脳や心にその声が届いたら。
トワイライトガンスモーク
「Even if...」
硝煙の果てに、明日を貫け
GM:てな感じのシナリオになっていく予定だよ
全員:ウェーイ!
GM:ということで、イニシアチブ順にぃ!キャラクターの紹介だ!
ひでゆき:イニシアチブ順だと……!?
GM:紹介してほしいのは、自分の名前、クラス名、デザイア、ざーっとした経歴、ざー
とした性格紹介。以上だ。
キャラ紹介
・コヨーテ
GM:さぁ、イニシアチブ順だ。
サトー:あれ?何で俺こんなにイニシアチブ高いんだ?犬だから?
ひでゆき:しょうがないね。
GM:フィクサーとフルボーグでめっちゃ上がってる上に小動物完全擬態が完全にケツ蹴
りあげてる。
参考までに言っておくと、コヨーテの行動地は18。メンバー中最高値である。
サトー:じゃぁ、僕からだね。名はコヨーテ。フィクサーとフルボーグをしているよ。だ
けど、私は犬だ。あえて犬の身体をとっている。目立つから。もう犬のフィクサーっ
ていったらコヨーテしかいないよってくらいの。
GM:コヨーテしかいないのか。
サトー→コヨーテ:知らんけど。オスです。……あ、デザイアは人間性です。
GM:人じゃねぇのに!?
ひでゆき:犬に人間性を求められても!
コヨーテ:出自は資産家。何を思ってフルボーグ、しかも犬の姿になったんだろうね。多
分こいつ頭悪いわ。
理緒:フィクサーなのに!?
コヨーテ:経験は戦場です。
常に戦ってて飽きたんだろうな。身体もボロボロになるだろうし。
GM:それで
犬に生まれ変わったのか。
コヨーテ:そう犬なら生きてけるだろうみたいな。
俺は自分が何言ってるか分からないけど。
GM:OK。では次。
・クリフ・クラッツェ
ひでゆき:私だ
GM:お前だったのか。
ひでゆき:えー名前は、クリフ・クラッツェ。メルカバ乗りです。メルカバとサムライ持
ってます。普通メルカバって銃とか持ってるもんだってことは後から知りました。
全員:笑
GM:特技ほぼ銃関係じゃん。
ひでゆき→クリフ:はい、作成段階でパイルバンカーをぶっ放したいという思いが離れな
かったのでサムライにしました。
GM:じゃぁ、キャラ作りながらこの特技取り辛いなー、なんでこんなのしかないんだよ
メルカバとか思ってたのか。
クリフ:うん。『起動砲撃』とか取り辛いなーとか思ってた。
GM:……こいつはもしかすると馬鹿の類かもしれない。
コヨーテ:おい、今のところ馬鹿しかいないぞここ。
クリフ:デザイアは勇気。出自が天上人なので……ポストヒューマンの、多分メガコーポ
の社員の元とかに生まれました。ですけど子供のころから喧嘩がもの凄く好きだった
ので、もっと戦いたいということで、メガコーポの支援をたちきってウェイストラン
ドに降りてきました。
GM:ウェイストランドに降りて来たんだ。
コヨーテ:そこに降りてきたんだw。
クリフ:スプロールでも良かったんだけど、なんかウェイストランドに降りてきました。
GM:そうか。
クリフ:えーそのときに実家からこのメルカバをパクッてきましたメルカバの名前はアビ
ニオン。最近ブラックマーケットで出回っている怪しい物品です。えー……困ったら
とりあえず殴ります。
GM:困った奴だなぁw
クリフ:データ的にはメタルランスとパイルバンカーを両手にもっていて、それで殴りま
す。あと、基本的に何も考えていないのは、特技がヘビーストライク以外は全部常時
発動しているものだということを見ていただければ分かると思う。
理緒:本当だ!
GM:ほぼ常時だ。こいつやることって言ったらメジャーアクションでヘビーストライク
うってマイナーでワイヤーアクションするだけじゃね!?
クリフ:YES!!
GM:……馬鹿の系譜だ。
クリフ:以上だ!よろしく!
・ココット・トライフル
GM:続いて……。
理緒:えーっと、ココットか。はーい。名前がココット・トライフル。料理の本見てる時
に名前思いついちゃったんで。クラスはスイーパーぶっぱしてきました。
GM:本当だ…凄くスイーパーだ。
理緒→ココット:銃使いたかったんです。あと、二丁拳銃で飛び回って撃つとかカッコイ
イよね!っていうコンセプトです。デザイアが勇気取ってきてます。ダメージがとて
も出るから気持ちいいって聞いたんです。今までアタッカーやったことないのでそれ
も面白いんじゃないかと。
GM:ふんふん。
ココット:簡単な経歴としては、お父さんが終末戦争以前の生物について研究していて、
ココット自身も動物が好き。お父さんがフィーンドに殺されてしまってからも緑溢れ
る世界と、そこで動物が動きまわるのを見てみたいという夢を胸にデイブレイカーと
して活動しています。なのでめっちゃ動物好きです。一戸建てに住んでますが、中は
きっと動物グッズで溢れてる。性格は快活で人懐っこいけれどすこし口が悪い子です。
動物見ると寄っていきます。
GM:マグナムを構えながら。
ココット:構えながらかー……怖がられちゃうなー……猫とかは好きだけど、火薬のにお
いとかで逃げられちゃってそうですね。
GM:はい、ではキャラクター、次!
ルーシー・キャロル
レン ga:はい、プレイヤーレン ga。キャラクター名はルーシー・キャロルです、デザイア
は人間性、所属チームはクルーエルタイガー。クラスはサイキックとハッカーで、戦
闘もまぁまぁ、補助もまぁまぁという中途半端なキャラを作りました。キャラクター
としては Mr.ラッキーの異名を持つサイキックハッカーで、かつてはゲオルギアスと
共に黒猫のアイコンで飛び回っていたが、とある人物、初代 Mr.ラッキーにデイブレイ
カーの力を託され、この力を世界のラッキーのために使うことを誓います。世界を幸
運で満たすため、人類最大のアンラッキーである7年後の人類の滅亡の阻止のために
活動しています。
GM:ひゅー
ルーシー:性格としてはまぁ、陽気な感じのキャラクターを演じようかなとおもいまうす。
こう、絡みやすい感じに絡みにくいの。
コヨーテ:どっちだよw
全員:(笑)
ルーシー:あれだよね、デュラ●ラでいうイ●ヤみたいな
ココット:あー。
ルーシー:そんな感じのキャラクターですGM、なにかありますか?
GM:そのキャラクターは強いですか?
ルーシー:えっと……僕なりにデータ見ながら頑張って組みました。
GM:ソウデスカ、ボクノボスハ強イデス。
(一同笑)
GM:はい、ではこれで皆さんのキャラクター紹介は終わりました。ありがとうございま
す。……それではGMからの紹介は何もない!
ルーシー:私GM冷凍林檎はーみたいなのは無いの?
GM:あ、無いです。
ココット:あれば書くよ?
GM:あ、無いです。GMは、ほら、シナリオ回してくれる便利な人と書いておいてくだ
さい。
ココット:分かりましたー(本当にそう書いた)
GM:はい、と言う訳で皆さんのキャラクターが出来上がりました。セッションを始めて
いきたいと思います。
全員:イェーイ
GM:では、even if。チームから……いや、ここはぁ(楽しそう)、チームからいって OP
ってこんなもんなんだよと見せていただきたいのは山々なんですが、あえて個人から
行きます。
ココット:はいっ(不意打ちに上ずる)
GM:OP チャート振っていただきたいと思います。ココット、OP チャートはリアリステ
ィックとシネマティックとあるけれどどちらになさいますか。
ココット:ドッチガ初心者ニ優シイデスカ?
GM:リアルかなー、でもかっこいいのはシネマかなー
いや、やりやすいのはリアルかなー……
ルーシー:シネマハードル高すぎだよこれw
ココット:うん、リアルにします。
GM:はーい。
【オープニングフェイズ】
OP1:ココット・トライフル
パステルやビビットな布で作られた動物のぬいぐるみたち。
凄腕のスイーパー、ココット・トライフルは、自室のベッドに腰かけ、
ぬいぐるみに囲まれるという至福の時を過ごしていた。
……数分後、奇妙なという言葉ではたりないような訪問者が訪れるとも知らずに。
<シーン表>
おまえはごくプライベートなひとときを過ごしている。恋人との甘い一夜かもしれないし、
ドラッグやアルコールの酩酊かもしれない。
ココット:プライベートな時間……自分の部屋で動物の縫いぐるみに囲まれて、ぬいぐる
みをもふっている姿しか想像できなかった。
GM:あぁ、それで良いよ?
コヨーテ:めっちゃファンシーだ。
全員:(笑い)
ココット:ですよね!普通トワイライトガンスモークってこんなファンシーなシーン無い
よね!ゴメン!
GM:じゃぁ、ちょっともふもふしててw
ココット:手近にあった羊のぬいぐるみをモフモフしてます。
GM:ギュッとすると口の所からメ゙ェェェェェとその羊が声を上げます。
ココット:その声が出るのが気に入っているので何回か押します。
GM:メ゙ェェェェェ、メ゙ェェェェェ、……ヒュェェェェ
「あれ?壊れちゃったかな!?力入れすぎた!?」と言いながら縫いぐるみを揺
ココット:
さぶってます。
GM:では、あなたがそうやってガタガタと縫いぐるみたちと戯れていると……
ピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーンピンポーン
「~~、えぇい、もう、うるさいなぁ」
ココット:
ピンポーンピンポーン…ポーンポーンポーン
ココット:のぞき窓から外をのぞきます。
GM:デカイ兎の縫いぐるみがそこに居ます
コヨーテ:えぇ…?
ココット:のぞき窓から目を離して自分の目をこすって、もう一回覗きます。
GM:でっかい兎の人形がそこに居ます。
「私疲れてるのかな……(ピンポーン)あぁ、はいはい!、どちら様ですか!?」
ココット:
と言ってドアを開けます。
GM:「あ、どうも」と兎はあなたに話しかけてきます。
ココット:「えっと、どちら様?」警戒したいのと、『兎可愛い!』っていう感情のあいだ
で凄く揺れ動いてます。
GM:非常にファンタスティックな動きをしながら「どうも、兎です。じつは本日、あな
たにご依頼したいお話しがありまして」
「…………」
ココット:
GM:「聞いてますか?」
目の前に大好きな動物の縫いぐるみじみた着ぐるみがいて、それが怪しいおっさんの声で
しゃべってなぜか自分に依頼を持ち掛けてきている。そんな、こんな世界でもほぼあ
りえない謎の状況に、思考を補助する電脳もエラーを吐く。玄関のドアを開けた姿勢
のまま固まっていたココットは、呼びかけでようやく我に返った。
「……えぇ、聞いてるわ。話を聞こうじゃない」
ココット:
GM:「実は、あなたに探してほしい子共がいまして」
「子兎じゃぁ無いわよね?」
ココット:
「はっはっは。実は、この子なんですけど」そういって、あなたに一枚の写真を手渡
GM:
してきます。
ココット:はい、どんな子が写ってますか?
GM:えっとね、こんな子。
GMが出した画像には、褐色の肌に黒い短髪の元気そうな少女が写っていた。
「……兎じゃないのね」と返します。
ココット:
GM:「ほっほっほっほっほ。御依頼、受けていただけますか?」
「その前に、あなたの名前は?」
ココット:
GM:「えっとー、…ラビットで」
「…偽名よね?」(本名でも困る)
ココット:
GM:「はい」
ココット:すみませんGM、このトワガンの世界観で偽名を名乗るのは普通ですか?
GM:えぇ。あなた達も普通は偽名を名乗っている体で動いています。個人情報っていう
のは頭の上に表示されます。それを電脳が読みとって、あの人は○○さんだって分か
る感じです。ですが、あなた達は非登録のデイブレイカーです。犯罪者とまではいか
ないけど、ぶっちゃけ人間扱いがされません。なので、あなた達はその辺の情報を偽
装するのは日常茶飯事です。あ、ちなみに彼の頭の上のバーには『ラビット』と書か
れているね。
ココット:はーい。「……OK、ラビットさん。この子はあなたの娘さん?」
GM:「いいえ~」
「OK、じゃぁ、報酬の話をしても良いかしら」
ココット:
中の人が交渉事が苦手だということが良く分かる一幕。
GM:「はい。生きて帰ってきたら 5000 でどうでしょう」
「うーん、OK。この子はどこに居るとか、そういう情報、洗いざらい言っても
ココット:
らいましょうか」
GM:「いいですよー、とりあえず、中入りますね」
立ち話だった。
「あ、悪かったわね上げもせずに……!ちょっと待って頂戴、1分で良いわ。」
ココット:
GM:「?はい」
ココット:縫いぐるみをクローゼットの中に仕舞います。
GM:はい。
「どうぞ」
ココット:
GM:では、猫の縫いぐるみが入ってきます
中の人は動揺を隠せない。
ココット:もふりたいので衝動判定したいですw
GM:「それでですね、この少女は、ウェイストランドの方からやって来たらしいのです。
まぁ、別にウェイストランドからやってきた人自体は、そんなに珍しくは無いのです
が。少々、要り用で、その少女にお話を伺いたいのです」
「お話?」
ココット:
」
GM:「えぇ、お話です。
「ふ~ん……OK。見つけたらあなたに連絡を入れればいいのね?」
ココット:
「はい、見つけたら、こちらまで連絡をしてください」といって、電脳であなたに連
GM:
絡先を飛ばしてきます。
GM:「では、私も忙しい身なので、これで。」
「最後にもう一つ聞いていいかしら。
」
ココット:
GM:「はい」
「私が動物好きだって、どこで知ったのかしら。
」
ココット:
「この世界で買えない情報は無いですよ。まぁ、その辺の掲示板を漁ってみると良い
GM:
んじゃないですかね?」
ココット:「そうしてみるわ。さぁ、帰るんでしょ?帰った帰った。」と言いながら背中を
押しつつもふります。
GM:ではその馬の縫いぐるみはあなたの手を離れ、タタタと走ってどこかへ去っていき
ます。
「う、馬が走ってるぞ!」「あ、どうもどうも」そんな声が聞こえる。あの着ぐるみのまま
帰ったのだろうか。帽子に付いた長いリボンを不機嫌にもてあそびながら、ココット
は部屋に戻る。何にせよ、請け負ったからには情報を得なくては。
ココット:それを見送りながら「私疲れてんのかしら」と言って冷蔵庫に向かいます。冷
蔵庫から飲み物を出して一口飲んで、勢い良く扉を閉めるとそこにかかってたヒツジ
型のホワイトボードに可愛らしい字で『トワイライト
ガンスモーク』と書かれてい
ます。
GM:分かりました。では、そのトワイライトガンスモークと書かれた所で、窓がパリー
ンと砕け散ったところであなたのシーンが終わります。
ココット:!?はい!
ルーシー:凄いOPだったね。
ココット:なんかこう、カッコよくしようと思ってたのと、動物好きって設定にしたせい
で大変なことになった。
ルーシー:縫いぐるみしまったからカッコ良くなるかなっと思ったけどそうじゃなかった。
ゆるふわだった。
ココット:だって猫とか出てくるんだもん、もふりたいよ!
GM:最終的に馬になったけどね。
・OP2
クルーエル・タイガー
クルーエル……意味は残酷な。この場合、「狂える虎」と読むことも出来るのだろう。一見
好青年なメルカバ乗りのクリフ、電脳とラッキーを味方につけたルーシー、小動物擬
態に身を包んだ賢人(?)コヨーテ。三人は仕事を終え、優雅に飛行機で帰る……は
ずだった。
<シーン表>
お前たちの乗った飛行機がハイジャックされた。テロリストたちに立ち向かえるのはお前
たちだけだ。判定なしでこいつらをけちらし、依頼へ向かうのだ!
GM:では、別のスプロールからの依頼をこなし、大量の報酬を手に入れたため、乗って
きていたバンを乗り捨て。飛行機で帰ることにしたお前たち。気持ちよく空を飛んで
いる最中。
流れる雲、まだ、青い空。下に広がる広大な大地。機内食はまぁまぁ美味しい。
「やぁ、コヨーテ。今回の報酬は本当にラッキーだったね」
ルーシー:
「私の交渉の成果だと思ってくれたまえ」
コヨーテ:
「ははっ、コヨーテには本当に感謝しているよ。まさかあいつらが犬っころのい
ルーシー:
うことを聞いてくれるとは思わなかったからなぁ……なぁ、クリフ」
クリフ:「全くだ」
「君たち、失礼だぞ。私は犬では無い。コヨーテだ。」
コヨーテ:
「ハハッ、分かってるさ。でも、向こうさんからしたら、只の犬にしかみえない
ルーシー:
ぜ?」といって、頭をわしわし撫でます。
「やめたまえ」
コヨーテ:
「はは、良いじゃないかこんな時くらい。のんびり空の旅を楽しもうぜ?」
ルーシー:
GM:そんなふうにのんびりと過ごしているときに……ルーシー。ハッカーである君は日
常的に電脳の世界を渡り歩いているので、ふと、ついいつものように無意識下でこの
飛行機の電脳空間をリアルとは別の自分でたゆたっている。
ルーシー:そうだね、黒猫のアイコンがふよふよしているよ。
GM:するとパイロットルームの扉がロックされたことに気が付きます。
「なっ!?」
ルーシー:
クリフ:「どうかした?」
「いや、今、パイロットルームの扉がロックされた……」
ルーシー:
GM:それと同時にです。機内の扉が一つ、また一つとロックされていきます。
「……こりゃ、また面白いことになりそうだ」
ルーシー:
「どうしたルーシー。状況を説明しろ」
コヨーテ:
「今ぼくが見ている情報を君たちの電脳に送っている」
ルーシー:
次々ロックされていく客室の扉。遅れて響くエマージェンシーの警報。
クリフ:「これってあれだよな。ハイジャックって奴だよな」
「さぁ、それはテロリストさん達が出てきてくれないと、分からないな」
ルーシー:
GM:そう言っていると、左右の翼に一体づつ、メルカバがガシャンと降り立ちます。そ
して、前方の扉を開け、一人の男が現れます。
恰幅のいい男が肩を揺らしながら尊大な態度で入ってくる。瞬く間に客室に悲鳴が飛び交
った。しかしどこか小物めいて見えるのは成金じみた服装や装飾品のせいだろうか。
どちらにせよ、せっかくの空の旅を邪魔してくれたのだ。それ相応の礼を、しなくて
は。
「儂ぁ、21 世紀ダイナマイト一家や。おどれらぁ、この飛行機ハイジャックさせても
GM:
ろたで。大人しくしとらんと、あのメルカバ達が翼もいでしまうかもしれんのう」
ルーシー:「いやぁ」と言って、立ち上がります。「僕たちは本当にラッキーだよ。21世
紀何とかだって?今まで聞いたことも無いや」
GM:「自分あれか?気狂いか?ドラッグキメたなら座っとけや」
「いやいや、そんなんじゃないよ。僕たちは折角のバカンスを楽しみにしていた
ルーシー:
のに、君たち見たいなテロリストに合って、本当にラッキーなだけさ」
「あぁ、なるほどな。なら、そのラッキー。もう少し試させてもらおうか?」と言っ
GM:
て、あなたの頭にオートマチックの拳銃を付き付けます。
GM「ロシアンルーレットってしっとるか」といって、そのまま引き金を引きます。
オートマチックの銃は発射後、自動装填されるため、ロシアンルーレットに使用すると銃
の不調が無い限り死ぬ。良い子のみんなは普通のロシアンルーレットをする場合はリ
ボルバーを用意しよう。
ルーシー:じゃぁ、パンッと音がしたのと同時に男の耳元でこう囁こうかな「どこを狙っ
てるのさ」と、男の耳に唇が近づきそうな距離で言います。「僕はここだよ」
コヨーテ:その隙に銃を奪い取ろうかな。
目の前で脳漿をまき散らして死ぬはずだった優男がいつの間にか自分のすぐ後ろにいる。
避けられたのか?それとも電脳に何か別の映像でも見せられたのか?手段はどうあれ、
その事実は男に隙を生ませ、そしてコヨーテはそれを逃すような人(犬?)ではなか
った。
「あ…あぁ、凄腕のハッカーか。少し調子に乗ってしまうのも分かるなぁでも自分ら、
GM:
置かれとる状況分かっとるか?」といって、両方の窓を指さします「今落としても、
構へんで?」
クリフ:「あぁ、今落としても良いのか」
GM:「あぁん?」
クリフ:ルーシーにチャットで聞こうかな『高度、どのくらい?』
ルーシー:高度について伝えます。
クリフ:「まぁ、行けるだろう。ルーシー!左側頼んだ」
「ふふっ、任せて?」
ルーシー:
「なら私は乗客だな」
コヨーテ:
特に何か作戦を立てるわけでもなく、各々が最適と思われる行動を選ぶ。困惑するテロリ
ストを横目に、クリフはどこか高揚気味に綺麗な発音で愛機の名前を呼ぶ。
クリフ:「アビニオン・スタートアップ。カモン!」というと、右翼に俺のメルカバが飛ん
でくる。
グオォォォン
GM:機内が激しく揺れます。
「おいおい、でっかいもんおとすなよ。本当に落ちちゃうよ?乗客のラッキーは
ルーシー:
俺達にかかってるんだから」と言いながら乗客たちの方をちらちら見ます。
クリフ:「なぁに、これで無事だったんだ。もうラッキーだろ」
「確かに。そうだね、皆ラッキーさ」
ルーシー:
「私は精神論は好かないんだが。さっさとやってしまってくれ、ルーシー、クリ
コヨーテ:
フ」
クリフ:「了解!」
「わかったよ。しょうがないな―」すると、突然左のメルカバがパラパラを踊り
ルーシー:
始めます。
「あー面白い面白い♪」
ルーシー:
「ルーシー、遊ぶな」
コヨーテ:
コミカルに踊る敵のメルカバ。それに合わせて機体は激しく揺らぐ。しかし、ルーシーは
バランスを崩すことも無く少年のように笑っていた。
「よぅしそのまま……お、大地の海があるじゃないか。ジャンプだ!」というと
ルーシー:
メルカバは競泳選手のように綺麗なフォームで、飛び込んでいきます。
GM:ひゅんひゅんと、メルカバはこれが飛びこみだったら確実に 10 点はもらえるような、
回転を加えながらも指先のそろった綺麗なフォームで落ち、タイルになります。
クリフ:じゃぁ俺は、右翼のすぐそばの窓突き破ってアビニオンに乗ります。
GM:あなたがアビニオンに乗り込むと、目の所がブゥンと光ります。それと同時に相手
のメルカバが頭部に向かってガトリングを乱射してきます。
クリフ:ふむ…上に飛びます。
ボッと音を立ててアビニオンが風にあおられ、大きくバランスが崩れた。格好の的となる
かと思われた……
GM:ほっほっほ、慣性の法則も知らんとは、笑えるなぁ!死ねぇ!
クリフ:「なんだって?」といって、落下しながら蹴り飛ばします。
律儀に返事をしながら、予期していたかのように空中で体制を立て直す。銃弾が撃ち込ま
れるよりも早く重量級の蹴りが相手の顔面をとらえ、吹き飛ばす。翼の端から転げ落
ちる寸前で、何とかつかまっているようだ。まだあきらめる気はないらしい。
GM:ギリギリのところで翼にしがみつき、背中からロケットランチャーのようなものを
機内に向けています。
「おいおい、あれやばいぜ?」
ルーシー:
「クリフ、手遅れになる前に何とかしろ」
コヨーテ:
「はいはい」っていってそのまま撃ちま
クリフ:縁に立って、パイルバンカーを構えます。
す。
GM:バゴォォン…と鈍い音を立ててそのメルカバの腹部に穴が開き、そのまま落ちてい
く。その途中で、綺麗な花火になって消えます。
「今の爆風で大分目的地に近付いたんじゃないかな~?」
ルーシー:
GM:「あ……ありえへん……ありえへんやろ」
「で、こいつはどうする?」
コヨーテ:
GM:「へ……へへっ……降参で、どうでっしゃろ……」
「いくらだ?」
コヨーテ:
GM:「へ?」
「もう、コヨーテ。こういうときはそういうつまらないセリフは止めておこうよ。
ルーシー:
ま、いつものことだけどさ」
「私は君たちとは違ってリアリストなんだ」
コヨーテ:
「よくいうよ。リアルとはかけ離れた外見してるくせに」
ルーシー:
「これはファッションだ」
コヨーテ:
「それで?テロリストさん。」
ルーシー:
「自分の命はいくらだ?」
コヨーテ:
GM:「へ……へへっ……」
「金がないなら、クリフに外に出してもらうことにしよう」
コヨーテ:
「いいね!…ちゃんと、旅行代は払ってもらわないと」
ルーシー:
GM:「あ…あ、待ってくれ、金は無くても、金になる情報ならあるで、な?な?」
「喋ってみろ」
コヨーテ:
GM:と、ここから先は依頼の話になります。
ルーシー:はーい。
GM:依頼、というより、あなた達にとっては金もうけの話かもしれません。「木って、御
存じですか?」
コヨーテ:き?
GM:樹木の木。
「昔話で聞いたことあるなー」
ルーシー:
GM:緑色の植物の生命体のようなもの。ですね。それがこのウェイストランドのどこか
に群生しているらしいのです。「木、売るところに売れば、良い金になるらしいです」
「ルーシー、これは本当の情報か?」
コヨーテ:
「うん、いま情報洗ってみたけれど、いくつかそんな情報が見つかっているから、
ルーシー:
嘘ではないみたいだね。いやぁ、本当にラッキーだよ。……クリフ、一度妹さんにで
も会いにいく?もしその用事があるのなら、その用事終わらせてから出も良いけど」
クリフ:「いや、向こうもむこうで忙しいみたいだからな」
「なら、決まりだね」
ルーシー:
「なら、その木とやらを見つけに行こうか。ルーシー。場所のピックアップ、頼
コヨーテ:
むぞ?」
「了解、僕を誰だと思ってるの?Mr.ラッキー、ルーシーだよ?」
ルーシー:
「クリフ」
コヨーテ:
クリフ:「ん?」
「こいつを捨てろ」
コヨーテ:
GM:「ヒェ!?」
クリフ:「了―解!」
GM:「は……話が違うで…!?」
「君は本当にラッキーだよ。こんな綺麗な景色を見ながら死ねるだなんて。いや
ルーシー:
ぁ……本当にうらやましいよ」
クリフ:では、さっき飛び込んだ窓から腕を突っ込んで、テロリストを引きずりだします。
GM:機内が激しく揺れます。
クリフ:「どうだい?テロリストさん。いい景色だろ?」
GM:「あ……あわわ……」
クリフ:「おっと、手が滑った」
ボッっと鈍い音だけがその場に残る
「綺麗に居なくなったな」
コヨーテ:
クリフ:「まぁ、この速度だからなぁ。慣性の法則って奴?」
「さて、窓もわれちゃって色々大変だけど、パイロットさん大丈夫かな?」
ルーシー:
GM:あなた達はそうやってのんきに話していますが、機内は大混乱です。壁面には大き
な穴が開き、翼の一部は欠損し、片翼にはメルカバが乗っている。
クリフ:……うん、そりゃぁ大パニックだな。
GM:近くの飛行場に降り立つみたいですよ。
「クリフ、私とルーシーを抱えて飛びおりろ」
コヨーテ:
「それが良いね。一応この飛行機の制御は僕が握ってるから無事に着陸するとは
ルーシー:
思うけど……僕たちが乗ってたら、ねぇ」
「後から面倒事はごめんだ」
コヨーテ:
クリフ:「そうだな、じゃぁ、もう少し高度を下げてくれ。そうしたら飛びおりる」
「オーケー」といって、高度がゴォーっと、いっきに下がります。
ルーシー:
コヨーテ:大パニック。
(モブになりきって)機長―!!!触ってないのにレバーがー!!!
ルーシー:
「今のうちに後ろに乗せていた報酬も積んでおけ」
コヨーテ:
ルーシー:ねぇねぇ、さっきの衝撃で後ろの荷物置き場が壊れて、お金がひらひらと飛ん
で行ってて、今回の報酬は手に入らなかったっていうの、どうかな?
「あ、いいね、面白い。それで行こう」
コヨーテ:
クリフ:ルパ●のあれね。
*ルパ●三世カリオストロの城のOPより。偽札を車からばらまくシーンがある。
GM:では、あなた達が報酬を見つけて手に取ろうとすると、風にあおられてひらひらと
中のお金をまき散らしながら飛ばされていきます。
「あ……」
ルーシー:
「まぁ、木とやら次第だな」
コヨーテ:
「大丈夫?これ……僕たち生活できるかな…?」
ルーシー:
「稼ぐしかないだろう」
コヨーテ:
「もう、下に居た人達は本当にラッキーだよ。ラッキーをばらまきながら、僕ら
ルーシー:
は退散するとしようか」
クリフ:「あぁ、その木を、探しに行くとしようか」といって飛びおります。
ルーシー:両脇に抱えられてるんだね。途中まで自由落下してそこからブォォォって飛ぶ
感じかな?そして、その煙がトワイライトガンスモークって形になるのかな?それが
風に吹かれて消える、と。
GM:はい、ではOPが終了となります
【ページ区切り:ミドルフェイズ】
●ミドルフェイズ
GM:では……ミドルにいくよ?(可愛い声)ココットのシーンからだよ。窓、割れまし
たね。
ココット:はい。
GM:一人の…いえ、小さなローブがそこから転がり込んできます。
「誰?と言いながら銃を付き付けます」
ココット:
GM:「あ…あ…え…カナイ!」
「カナイ?」
ココット:
GM:「カナイ!」
「名前?…とりあえず、ローブ取って」
ココット:
GM:バサーっと取るよ(表示されたイラストは、ラビットから請け負った探し人と酷似
している)
ココット:そっと、渡された写真と見比べるよ。
「カナイ!カナイ!」と言いながら自分を指さし、その後、ココットを指さす。
「銃、
GM:
強い」
「ん?えーっとカナイちゃんね。私?うん、強いよ。えっと……私が言ってる言
ココット:
葉は分かる?」
「助ける!」
GM:コクコクと頷き、ココットと自分を交互に指さし、
ココット:首をかしげながらも、一旦銃は仕舞います。
GM:「……強くない」
「強いわよ!」
ココット:
GM:「強い!助ける!」
「分かった分かった。何から助けてほしいの?」
ココット:
GM:「人、大きい人。木」
「き?」
ココット:
GM:「アニ、助ける、守る」といってあなたの裾をぐいぐいと引っ張ります。
「わーちょっと待って!このスカート裾短いんだから!」といって抑えます。
「え
ココット:
っと、きって、どの木の事?」
GM:「き!き!」
「書いて!電脳無いの!?」って言
ココット:ヒツジ型のホワイトボードとペンを渡して、
います。
GM:超ウェットですw
*ウェット。トワイライトガンスモークの世界では電脳と呼ばれるデバイスを装着してい
る人が多くいる。しかし、信念や宗教の理由などにより電脳を持たない者も存在する。
そういう者のことをウェットと呼ぶのだ。
GM:……仕方ない、書いてやろう……
(GMの書いた絵が表示される。)
GM:「き!き!」
「分かった!」たぶん、ココット、お父さんから聞いた話の中とかにあったんで
ココット:
しょう。「あの、樹木、果物がなったりする木のことね?」
GM:「き!」
「……多分、合ってる」
ココット:
GM:「助ける」
「ん~そうだな。木は気になるし。君を探してとも言われてるしね。守ってあげ
ココット:
る。」
GM:ぐいぐいと引っ張ってきます。
「わー、だから引っ張るなって―!」
ココット:
GM:「助ける!助ける!」
「分かったから!で、カナイ?助けるって、何をどうしてほしいのか具体的に言
ココット:
える?」
奇妙な乱入者にすっかり毒気を抜かれたココット。あるいは小動物のような人懐っこさに
愛着が沸いたのか、話をしてみようと思い始めていた。
GM:と、言ったところで。何かが、その割れた窓からコロコロコロ……と転がりこんで
きます。
「?どのくらいの大きさですか?」
ココット:
GM:大きさ的に言えばモンスター●ールと同じくらいの大きさですね。
コヨーテ:パイナップルだな……
ココット:パイナップル、ですか?(分かってない)
GM:そうですね、黒いパイナップルっぽいですね
(察した)手榴弾か……蹴り飛ばしたいなー。
ココット:
『反射』で難易度10です。
GM:では、
ココット:はーい2d6+固定値ですね。<コロコロ→合計13:成功!>
GM:では、カンッと外に蹴り飛ばすと破裂音がして、複数人の男の声が聞こえます。
「グワァ!」
「くっそ…痛ぇ!」
「協力者か!?」
「何か、厄介事みたいだね。逃げるよ?」といって、足元に落ちてる猫の
ココット:では、
縫いぐるみとカナイの手を取って逃げます。
「あっちに行ったぞ―!」
「追え、追えー!」
小柄な二人は狭い路地裏をうまく使い町を駆け回る。時折立ち止まり男たちの位置を探っ
ているうちに、男たちの視界からは完全に外れた。目標を見失いうろうろする男たち
を盗み見て、ココットはにやりと得意気に笑った。
GM:ではあなたがそうやって、あっちへこっちへ路地裏へ、と逃げていると、どうやら
あなたは男達をまけたようです。
「ちっ、アイツどこへ逃げやがった」
「探せ探せぇ!」
「多分あっちだ」
「俺はあっちへ行く!」
「おではここでラーメン食べるぅ」
「ベーっだ。鼻の悪い犬が私を捕まえられるなんて思わないでよね!」とか言っ
ココット:
てます。
GM:では、あなたたちは追手を撒いて、いまは路地裏に居ますね。近くに居るのと言っ
たら、物乞いの爺さんくらいな物でしょう。
「で、守るって言ったけどどこに行って何を守ればいいの?」
ココット:
GM:「……カナイ!」
「……うん、カナイだねー」
ココット:
GM:「木!ある、向こう、北!」
「……向こうに行けばいいのね!?」
ココット:
GM:コクコクと頷きます。
ココット:「OK、分かった……依頼は、期限聞いてないし、後回しでいいよなー。」とい
う感じで、掴んでいた黒猫の人形をカナイに持ってなと言って渡します。
GM:じーっとそれを見て「強い?」と聞きます。
「めっちゃ強いよー」と嘘を付いてそのまま歩いていきます。
ココット:
GM:「強い!」といって、ギュウっと抱きしめます。
「そうだよー強いよー。だから大事にしてあげてね。さぁ、行こう」
ココット:
GM:ではそういってテコテコあるいてる所で、一旦チームのほうに戻しましょう。
クルーエルタイガー:は―い×3
武装した男たちに追われる。そんな緊迫した状況の中にも関わらず、どこか明るい声で話
しながら、二人の少女は路地裏の中に姿を消す。血眼になって探す男たちの足音はそ
の路地裏をあわただしく通り過ぎていった。
●クルーエルタイガー
ドワァァァァアン……。周囲の建物が衝撃と轟音でビリビリと揺れる。舞い上がった砂埃
にむせた男たちが目線を音源へ移すと、そこには巨大な黒い影。そして、聞こえるの
は調子のいい若い男の声と、それに威勢よく返す荒っぽい声。残念なことにこの場に
居合わせた男たちは気づくのが遅かった。
スプロールには関わらないほうが長生きできる奴は五万といるが……こいつらもその
部
類だ。
GM:あなたたちがドワァァアンと落ちてくると、足元に数人の男達が腰を抜かしていま
す。「あいえぇぇ、メルカバなんでぇ」
「あーあ、降りる場所考えなよ、クリフ」
ルーシー:
クリフ:「仕方ないだろう。こんな人たちがいるなんて上から見えないぞ?普通」
「あ、そうか。…みなさーん、大丈夫ですか?こんな近くでメルカバが見れるな
ルーシー:
んて、皆さんは本当にラッキー、ですね。怪我してない?大丈夫?」
GM:「ハイ」
「ルーシー、そんなことより、ここはどこだ」
コヨーテ:
『スプロール・アリエス』
「アリエスか。戻ってき
ルーシー:「あぁ、ちょっと待ってね?」
ちゃったみたい。まずは情報収集からって事なら、一番いい場所に降りたのかもね」
「しょうがないな。で。その木とやらはどこにあるんだろうな」
コヨーテ:
GM:その『木』という単語が出た瞬間に、腰を抜かしていた男達がサングラスをかけ直
してスーツをびしっと直し、あなた達の頭部に銃を突きつけて、
「兄ちゃーん、その情
報、どこで聞いた?色々と詳しく聞かせて貰おうじゃねぇか。ちょっと付き合っても
うぜ?」
「……凄い根性だね……目の前にメルカバ居るのに銃突き付けるなんて…」
ルーシー:
仕事熱心だね、とルーシーは年の割に幼く見える顔を呆れた表情に変えた。同意するよう
にコヨーテが鼻を鳴らすと、それが合図だったかのようにクリフは得物を構えた。彼
の顔は見なくてもわかる。おそらく『笑顔』だ。
クリフ:パイルバンカーを付き付けます。
「……ほら」
ルーシー:
「始まった……」
コヨーテ:
「あぁほら、僕らあっち行ってようよ」
ルーシー:
GM:「いい度胸だ兄ちゃん…………な、何が聞きてぇ……」
プレイヤーたちから笑い声が漏れた
「あ、話しが分かる系の人たちだった。やっぱり僕らはラッキーだね」
ルーシー:
「とりあえず、木とやらがどこにあるか教えてくれ」
コヨーテ:
「木について反応してたけど、何か知ってるの?」
ルーシー:
GM:「いやぁ、実は自分らもその木を探してる最中なんですけど…」
「金儲けのために?」
ルーシー:
GM:「そいつぁちょっとぉ……へへっ」
男達が良い淀むのを見て、クリフがパイルバンカーを見せつけるように鳴らす。
「ヒッ、実はですね。自分らメガコーポに雇われました、木、探して来いって、上司
GM:
にせっつかれてました、ヘヘっ」
「メガコーポが木を追ってるのか……」
ルーシー:
「なんでこんなところにそんな奴らがいっぱいいるんだ?」
コヨーテ:
GM:「あ、御存じ無い。ここだけの話なんですけどね」
「お、いいねぇ」
ルーシー:
GM:「あ、パイルバンカー下げて貰っても」
「いや?このままだ」
コヨーテ:
「へへ、居心地がよくなって来たもんで……実はですね、どうやらその木について知
GM:
ってる少女がこのアリエスに紛れ込んでるようなんでさぁ」
「写真を出せ」
コヨーテ:
GM:「ウィっス、すぐに!あ、セキュリティ解除して貰っても良いっすか?」
「ルーシー、抜くだけ抜いておけ」
コヨーテ:
ルーシー:「はーいはい。ウィルスとかはないね、」といって、二人にシュッシュと渡しま
す。良い?GM。
GM:全然問題ないです。「仕事が早いっすね、ヘヘッ」
「へぇ……こんな子が、木について知ってるっていうの?」
ルーシー:
「幼いな。どのくらいの子だろう」
コヨーテ:
「いやぁ、その通りで。血眼になって探してるのになかなか見つからない。電脳に反
GM:
応しない辺り、どうやらあいつはウェットですね」
「そりゃぁ、扱い辛いなぁ~」
ルーシー:
「そうか……ん?お前らが此処に居るってことは、その女の子は近くに居るって
コヨーテ:
ことで合ってるのかな?」
GM:「いや、それは自分らも探している所でして、ヘヘッ、申し訳ない」
「少しだけ、聞いても良いかな。君たちは、その女の子が木について知っている
ルーシー:
って言うのを、ボスから聞いたってことで良いんだよね?」
GM:「まぁ、そうなりますね」
「分かった。それが分かれば話は早いよ。……本当に僕らはラッキーだね。こん
ルーシー:
なにも早く情報が手に入るなんて」
クリフ:「あぁ。その女の子を探せばいいんだろ?」
「簡単なことじゃないか。もう顔まで分かってるんだ。」
ルーシー:
「しかもこの辺に居るらしいからな。
」
コヨーテ:
クリフ:「捜索範囲も大分せまくなる。こいつはラッキーだ」
「ラッキーラッキー」
ルーシー:
(口笛を吹きながら)じゃ、あっしらはここで……」
GM:「
「君たちはまだこの女の子探すの?」
ルーシー:
GM:「いやぁ……自分らはこれから飲みに行きます、な!」「ウッス!」
「僕は何もする気は無い
ルーシー:ウッスのやつ凄く好きだなー俺。すげー好き。……あ、
けど、他の二人はどうするかなー」って口笛吹きながら後ろ向きます
クリフ:「どうする?コヨーテ」
「いつも通りだ。始末しておけばいいだろう」
コヨーテ:
GM:「でぇ!?あ……あっしら、役に立ちますぜ?」
「役に立つなら、お前らは、なんでこんなに人数がバラけてるんだ?」
コヨーテ:
「そりゃぁ……アリエスのあっちやらこっちやらにバラけてますんで、へへ、それで」
GM:
「その女の子を見かけたのか?」
コヨーテ:
GM:「実は、見かけたという情報はあるんですが、それが…」
「ん、今の話しを聞くに、君たち3人だけじゃないってことで良いのかな?」勝
ルーシー:
手に3人だと思ってたけど。
GM:「ウッス!」
「それなら、他の仲間とも電脳で繋がっていると。」
ルーシー:
「ウッス!」
「や、お前……」
「あ、いやぁ、そんなこと…いや、自分らも、そんな…」
GM:
「他のチームが女の子を見かけたという情報も入ってきてるわけだ。」
ルーシー:
男達が言い訳をしているのを横目にコヨーテがルーシーを見上げる。情報は大いに越した
ことはないのだから。
「ルーシー、情報をぶっこ抜け」
コヨーテ:
「OK、」ぶっこ抜くのに特技いるよね?
ルーシー:
GM:ぶっこ抜くにはですね。電脳で13以上で。
ルーシー:お、電脳で良いの?やった……13!?
クリフ:こいつ電脳の固定値が 10 あるぞ。
ルーシー:じゃぁ「ちょっとごめんね」と言って頭をワシッと掴みます。黒猫のアバター
が、彼らの電脳の中を駆け巡ります。
GM:「いえ、本当に。今探しているところで……」
コロコロ……達成値は 19
スーツの男達がしどろもどろに言い訳をしていると、ルーシーの黒猫が情報に辿り着いた。
「みーつけた☆」
ルーシー:
「嘘を、吐くな」
コヨーテ:
クリフのパイルバンカーがガシャリと鳴る。
「さて。ルーシー。場所は分かるか」
コヨーテ:
「そうだなー。その辺りは……」ねぇ、ココットって何かで有名だったりしない?
ルーシー:
ココット:うーん。
ルーシー:あの、動物好きで有名なスイーパーのとか。
ココット:動物好きのスイーパーは確かに言われてそうw
ルーシー:あ、掲示板に書かれてるって言ってたね。
GM:掲示板に書かれてる内容としては、『ぬいぐるみには気を付けろ』
『良いか、建物内やその辺りの道、戦場で歩いてるぬいぐるみを見たら気を付けろ。あの
ぬいぐるみ、恐ろしく強い。』
『本体は少女らしいぜ』
ルーシー:そういうことか。色んな錯綜した情報があるよってことだね。生き残った人た
ちが最後に見たのが血塗られたぬいぐるみとか
GM:角の方とかから突然打ちこまれて、グワァとなり、そっちの方を見たら血まみれの
くまのぬいぐるみが手を振っているように見えるとかそんなの。
「あそこら辺には、結構やばい奴が住んでるっていう噂は流れてるみたい」
ルーシー:
「縄張りか」
コヨーテ:
GM:「じゃ、あっしらはこれで……」
「あ、ウッスの奴、ウッスの奴!」
ルーシー:
GM:「ウッス」
「君にラッキーがあらんことを」
ルーシー:
GM:すたこらさっさだぜー。
黒服の男たちを見送りながら、クリフは持て余し気味にメタルランスを揺らしコヨーテの
方を見る。
情報は確かに得たが、こちらの情報を持ち帰られていいことなど何もないということを彼
は経験から知っていた。もちろん、チームの頭脳であるコヨーテがなんと言うかも。
クリフ:「メガコーポの奴らに余計な物見られたな……どうする?コヨーテ」
「始末しろ」
コヨーテ:
「僕は知―らない」
ルーシー:
クリフ:メタルランスで貫きます。……一体くらい残しとこうかな。
ルーシー:ウッスの奴、ウッスの奴!後で 1000 ドルで雇っても良い。ウッス。すげぇ気に
入った。
コヨーテ:そんなに気に入ったのか。
ルーシー:あの流れでウッスが凄く面白かったんだって!「あー、一人逃げられたか。で
も、大分ラッキーなことが起きたじゃないか。
」
クリフ:「そうだな」
「ぬいぐるみの……女で良いのか。女はどこら辺に居るんだ?」
コヨーテ:
「えっとね」といって、二人の電脳にスプロールの地図が送られて、少しずつア
ルーシー:
ップになっていく。
GM:行方不明になったと時の情報や目撃情報などがブンッ、ブンッと上がってきます。
定期的に……ツブヤイッターっていうアプリで「なんかさっき縫いぐるみもった女の
子が走って行ったぜ―」「その背後で大きな爆発が起きた」「今さっきでかいリボルバ
ー二丁もった女の子とすれ違ったぜ―」「その背後で爆発が起きた」「今俺の右腕が吹
き飛ばされたぜ―」映像もいくつか。
「なら、ココット・トライフルって女と、木を知ってる女の子は一緒に居るよう
コヨーテ:
だな」
「結構大暴れしてるみたいだし、すぐ見つかるんじゃないかな?」
ルーシー:
「ならその二人を見つけるところから行こうか」
コヨーテ:
クリフ:「そうだな」
「僕たちのラッキーなら、プラプラ歩いてるだけで出くわすよ」
ルーシー:
クリフ:「あぁ。歩いてるだけ……と言えば……メルカバを還さないとそろそろ目立つ」と
いって、メルカバから降りる。
「まったく、クリフはいつもそうなんだから」
ルーシー:
バシュゥゥン
」
クリフ:「……こいつに乗っているとなんか安心するんだ。
「気持ちは分からないでもないよ。僕も、ウェットだけはどうも苦手でね。頭の
ルーシー:
中で何を考えてるのか分からないからね」
「お前らのような人間体は不便だな」
コヨーテ:
「ははっ、犬っころには言われたくないよ」
ルーシー:
「……まぁいいさ」
コヨーテ:
「さぁ行こうか」
ルーシー:
●合流
あてのない旅。旅への期待感を一層高め、冒険心をくすぐる良い言葉だ。しかし、目的地
にいつまでたっても着かない場合は迷子というのだ。
GM:では、次のシーンへ行きます。ココット
ココット:はーい。
GM:「カナイ、です」
「うん、カナイねー、カナイねー。えっと、行くのは向こう?こっちで合ってる
ココット:
の?」
GM:「あっち!木!」
ココット:「OK、カナイ、ちょっと落ち着こうー。」といって、両肩に手を置いて、しゃ
がみます。「私も何も考えずに付いてきちゃったけど……ここの地理、分かってる?」
GM:なにも答えません。
ココット:はぁ~ってうなだれます。
ルーシー:多分ここだけスゲーコミカルな「はぁ~」なんだろうな。突然アメリカの漫画
みたいな「はぁ~」になる。
(笑い)
GM:「アニ!アニ!助ける!」
「うん、お兄ちゃんを助けるんだね~……はぁ……」
ココット:
GM:「強い!」
「うん、強いよ!えっと……どっちに行こうかな~」
ココット:
コヨーテ:ここは合流しちゃっていいの?
GM:はい、合流しちゃってください。好きなタイミングで好きなように出てきてくださ
い。
コヨーテ:先に一人だけ出て行こうかな犬だから。
ルーシー:犬かw
GM:では、カナイは犬が出てきたのを見て、バッと、ココットの後ろに隠れます。
「犬だ。ん?犬っぽいけどあれは……」
コヨーテ:
GM:「小さい犬」
コヨーテ:いうて、全長 150cmあるからな。
ココット:「……狼より小型で頭頂部が高い。淡い黄褐色に白交じりの毛……コヨーテだ」
ココットのプレイヤーはコヨーテと犬の区別をつけるべく、違いについてわざわざ調べて
メモしておいたのだ。
クリフ:こいつ、凄い。
GM:「弱い?」
ココット:「うーん、そうだな。コヨーテって、犬より狼寄りだから強いかもね。……で、
コヨーテさん?」
「君が、ココット・トライフルか」
コヨーテ:
ココット:マグナム構えながら「なんか御用?」
「その少女を渡してほしい」
コヨーテ:
「返事は鉛玉で良いかしら」
ココット:
ルーシー:「ちょっと待ってよー」と言って出て行く。「一人で勝手に行かないの。散歩は
ご主人様の一歩後ろだよ」
「お前らの足が遅いからだ」
コヨーテ:
クリフ:「お前が早すぎるだけだよ」
「飼い犬ならリードくらいつけなさいよ」
ココット:
「悪い悪い。こいつリードあってもすぐ噛み千切っちゃってさぁ」と言いながら
ルーシー:
にこやかにココットに声をかけます「いやぁ、それにしても奇遇だね。
こんな可愛いお譲さんと会えるなんて、僕らはなんてラッキーなんだろう。」
とのたまいます。
「可愛いわんちゃんだと思ったら電脳の義体だった私の身にもなってちょうだい
ココット:
よ」と返しましょうかね。
GM:「強い……犬…怖い」
「ん?犬怖い?良いよー、猫の縫いぐるみもっときな」
ココット:
って、わしわし頭撫でます。
クリフ:「コヨーテ、なんか嫌われてるけどなんかあった?」
「話しかけただけだ」
コヨーテ:
「そりゃ犬に話しかけられたらねー」
ルーシー:
GM:「犬、犬、守る、アニ、木!」
「あ……えっと……電脳繋がってないよね」
ルーシー:
クリフ:「ウェットって言ってたからな」
ルーシー:「あー。やっぱり苦手だなぁ……えぇっと……君の名前は?僕は……Mr.ラッキ
ーとでも呼んでくれ」僕の頭の上にMr.ラッキーという名前表示とその隣にさっきコ
コットが抱えていた縫いぐるみと同じような黒猫のアイコンが浮かんでる。縫いぐる
みが、僕のアイコンを元にしたっていう設定、どう?
ココット:いいね。一時期流行ったんだきっと。
ルーシー:一時期流行ったwあっちこっちで出てくるから。
ココット:あ、なら、ココットもMr.ラッキーの噂聞いたことあるかもね。
ルーシー:いいねそれ。
「Mr.ラッキー……うわぁ、敵に回すと厄介な奴だ……。で?追ってきた連中の
ココット:
仲間?」
ルーシー:「追ってきた連中って……こんなスーツ着てサングラスかけた?」って言って、
自分の着てるスーツとかを指すよ。
「あぁそうそう。ウッス!とか言ってた」
ココット:
「ふふっ、あいつらとは違うよ。なぁ、クリフ」
ルーシー:
クリフ:「あぁ。さっきぶん殴ってきたからなぁ」
「ぶん殴ってきた…」
ココット:
クリフ:「ぶん殴る、っていうより、突き刺してきたんだけどな」
「ところでココット。君はその子を渡す気は無いか」
コヨーテ:
「というか、私もこの子を探すように頼まれてるのよね。…と言っても、なんか
ココット:
良く分からない依頼主だし…まぁ、この子が何かやりたいことがあるみたいだったか
ら、それに付き合うのもいいかなって思ってる」
「何かやりたいって?」
ルーシー:
GM:「助ける、助ける」
「こんな感じ」
ココット:
ルーシー:そうだな、しゃがんで目線を合わせます。
「変なことしたら撃つよ?」と警告します。
ココット:
ルーシー:「大丈夫だよウェットには僕は何もできない。で?君は誰を助けたいんだい?」
GM:「アニ!木!」
「お兄さん?名前は?」
ルーシー:
GM:「アニ!アニ!」
「アニという名前なのか?ともかく、木を知っているようだな」
コヨーテ:
GM:「守る」
「君の名前はココット、で良いのかな?もう呼んじゃったけど」
ルーシー:
「別に?表示されてるんだから好きに呼べばいいわよ。ココットで。」
ココット:
「わかった。ココット、君の目的は何だい?」
ルーシー:
「この子が面白そうだからついていく。あと……木を見てみたい」
ココット:
「見てみたい……君は、木を知っているのかい?
ルーシー:
「父さんがそういうのが好きでね。それに影響されて私も動物好きなわけだけど。
ココット:
……本物は見たこと無いからねー」
「へぇ~動物が好きなんだ。奇遇だね。僕も犬っころがいつも近くに居るせいで、
ルーシー:
普通の犬は大分好きなんだよ」
クリフ:じゃぁ、コヨーテの腹持って、ヒョイっと持ち上げる。
コヨーテ:俺凄い高い位置に居るww
ココット:じゃぁ、ルーシーに顔を向けながら無意識にコヨーテの頬の辺りをワシワシ撫
でてます
「ココット、触るな」
コヨーテ:
(ワシワシワシ……)
ココット:
「あぁ、あんまり長い事こいつに触ると金を要求されるよ?」
ルーシー:
「それは困る」
ココット:
「しょうがないな、そのカナイ……」ん?女の子の名前聞いたっけ?
コヨーテ:
ルーシー:俺たち偶然を装ってきてるけど……少し前からこの場所で会えるように算段を
立てて、様子を伺ってて名前も知っていた。その時に名前を聞いてたから、うっかり
口を滑らせた感じ?
コヨーテ:そんな感じでいこう「その少女、カナイはココットに懐いてるな。よし。ココ
ット。君に依頼しても良いかい?」
「何を?……と言う前に……あんた達、ここで張ってた?私、カナイの名前紹介
コヨーテ:
してないわよね?」
「ギクッ、ちょ、コヨーテぇ……」
ルーシー:
クリフ:「おい、何やってんだよ…」
「……話しは円滑に進むに限るだろ。今更細かいことでごちゃごちゃ行っても仕
コヨーテ:
方ない」
「強いー。強い―」と言って、ココットの袖をぐいぐい引っ張ります「強い、助ける、
GM:
行く。アニ」
「あー、張ってたのは謝るよ。ちょっとね、僕たちにも色々知りたいことがあっ
ルーシー:
て。君達がこの辺りに居るっていう情報を得たから会いに来たんだけど」
「まぁ、私も派手に動いたからねー」
ココット:
「色んなところに情報がアップされてたよ?」って言います。そうだ、ココット
ルーシー:
に情報を送ろうかな。こんな風に言われてるよって。
GM:血塗られた縫いぐるみの道化師見たいなそんな感じに紹介されてます
「私が縫いぐるみをそんな粗末に扱う訳ないじゃない」
ココット:
ルーシー:爆発があったせいで、部屋にあった縫いぐるみが色んなところに飛んで行って、
綿がはみ出た縫いぐるみがあちこちに散らばってる写真とか。
クリフ:じゃ、現場に落ちてた残骸の写真見て「何だこれ」って言います
「私のコレクションが……っ」って、こう、手をグッと握ってプルプルってして
ココット:
る。
GM:みろ!空から縫いぐるみが!と言って、ココットの家が吹っ飛ばされてる映像が流
れます。
「あー……黒猫だけでも持って来てて良かった…」
ココット:
コヨーテ:どうでもいいww
GM:と、言うところで情報項目を二つ。
「ちょっと前回の仕事
ルーシー:よし、じゃぁ、ここで協力するって流れにしたいのでー、
の報酬がチャラになっちゃったからね。稼げないかなと思って木について調べてたん
だけど……彼女に付いていけば木のありかが分かるかもしれないし、それと同時に、
カナイちゃんの目的も果たせるかもしれない。ここはどうだい?僕たちと手を組むっ
て言うのは」と言って、ココットに手を差し出します。
「そうねぇ……カナイをどうこうしようってわけじゃないのよね」
ココット:
「僕にはどうこう出来ないしね」
ルーシー:
「あの女の子には興味ない」
コヨーテ:
「OK、手を組もうじゃない。」
ココット:
「ん、ありがとー」
ルーシー:
「わたし、電脳には詳しくないからよろしく。Mr。ラッキー」
ココット:
「まかせて?いやぁ、こんな可愛い女の子と手を組めるなんて、僕達はなんてラ
ルーシー:
ッキーなんだ」
「また始まった」
コヨーテ:
クリフ:「はぁ……」
「なに、この人女好き?」って、近くに居たクリフに話しかけます。
ココット:
クリフ:「いつもあれだ」
「……重傷ね」って言います
ココット:
「いやぁ、いつもは男ばっかりだったからね…いや、男二人にオス一匹?むさく
ルーシー:
るしいったらありゃしない」見たいなことをつらつら言ってます。ぼくはもうほかに
やりたいことは無いよ。最後のセリフが言いたかった。
コヨーテ:カナイと仲良くなっておきたいんだけど、カナイは寄ったら懐いてくれるかな?
GM:フフフ。諸事情により、懐きません。
コヨーテ:懐かないらしい。
ココット:カナイに「犬怖いの?」って聞きます。
GM:「犬、犬、大きい!アニ、助ける!」
「良くわかんないけど、おっきい犬は怖いのかな?」よしよし。
ココット:
クリフ:「そのアニというのを助ければ良いんだろう?」
「アニ、助ける!助ける!強い?」といってクリフの方に寄っていこうとします。
「強
GM:
い?強い?」
コヨーテ:クリフに…でかいからか?……あ、クリフ 170cm か。でかいな。他の連中 150cm
台だぞ。
クリフ:マジ!?マジだ!本当だ!
クリフ:あ、カナイに「今は強くない」って返します。
GM:「……弱い」と言って戻っていきます。
クリフ:「……今は強くないけど、そのうち強くなるぞ」
GM:「強くない……」
クリフ:「まいったな…一応これでもうちの主戦力だって自負はあったんだけどな……」
カナイの背に合わせてしゃがんだまま、クリフは頭を掻く。
「まぁ、追われてる身だ。早く動くに越したことは無い」
コヨーテ:
「さっき電脳繋げた奴らの場所は大体把握してるけど、この近くには居ないみた
ルーシー:
い。」
「ココット、行くぞ」
コヨーテ:
「うん」
ココット:
「そうだね、色々調べないと」と言って、情報収集に向かう形で良いのかな?
ルーシー:
GM:では、ここで一旦シーンを閉じます。
【メインフェイズ】
●メインフェイズ
情報収集・コヨーテ
そう、この世界は遥か未来の世界。ロボットである「奴」がいたっておかしいところなん
て一つもない。そう。21 世紀の未来なんてものは遠い昔のことかもしれない。
……情報を集めるべく町を注意深く四本の脚で歩くコヨーテの耳に、聞きなれた声が飛び
込んだ。そう動物型のロボット。自分の知り合いだ。
GM:さて、情報収集を行っていきましょう。ちなみにカナイは今の時点ではココットに
ついていきます。
ルーシー:ま、そうだよね。それが一番自然な感じがする。
GM:さぁ、何を調べますか?
コヨーテ:じゃぁ、先に動いとこうかな。カナイを調べるよ。多分、理知で 12 を叩き出せ
るのは……俺くらいだ。ココット。カナイ調べるね。
GM:どうぞ、振ってください。
コロコロ→旧時代の知識を持つ親切なロボットがおまえの手助けをしてくれた。次の情報
収集に+2。
コヨーテ:猫だな
ココット:猫型ロボット……
ルーシー:ふふふ。
コヨーテ:うん、猫止めよう。狐にするわ。
GM:情報収集をしてると、近くのバケツがパカリと開いて「ぼーくーがー手伝ってあげ
るー(どこかで聞いたことのある声質)」と声がかかります。
この時点でココットが耐えきれず笑い出す。
「久しぶりだな」
コヨーテ:
GM:「ひーさーしーぶーりーだーねーコヨーテ」
」カナイを調べる。
コヨーテ:狸……とりあえず、「事情が分かっているなら話しは早い。
GM:「テッテレレーッテレーッテレー(某音楽)はいー、情報―」
一同、耐えきれず笑う。
コヨーテ:振るぞw……14、危ねっ!
「じゃ、僕はこれで」と言ってバケツの中にバシュゥゥンと帰っていく。バケツを開
GM:
けてももうそこにはいない。
「あいつ……いつもどこから来るんだろう」
コヨーテ:
ルーシー:時にはバケツ、時にはマンホール。時にはどっかの家の窓。
GM:そして、最終的に落ち着くのは、学習机。
コヨーテ:止めてやれよw
ココット:それ以上はいけない
GM:それでは張っていきますね。
カナイの情報《ウェイストランドのどこからかやってきたウェット。最近この町にきて、
『固
い犬』について聞いて回っているが、誰にも相手されていない。彼女の来た方角から
察するに、盗賊団デザートウルフの乗るメルカバのことだと思われる。彼らの目的は
わからないが、カナイはそいつらに狙われている木と兄を守りたいようだ》
クリフ:固い犬、だってさ
ルーシー:固い犬、俺知ってる。
コヨーテ:奇遇だな、俺も知ってる。
クリフ:ぜってぇ固ぇ。
コヨーテ:じゃぁ、カナイのことが分かったから、とりあえずカナイに「分かってるよ」
っていうスタンスを伝えよう。……でも、これでも距離は取られるのかな?
GM:固い犬は嫌いです。
ルーシー:あ、だからか。
「固い犬」の条件にあてはまるコヨーテのことも、
コヨーテは外見が犬のフルボーグである。
カナイにとって警戒や恐怖の対象になるのだろう。
コヨーテ:でも…………毛皮だぜ!?
GM:はんっ、……犬だろ?
コヨーテ:犬だよ?
GM:じゃぁ、嫌いです。
コヨーテ:いや、犬じゃない。コヨーテだし!
GM:じゃぁ、少し寄っていきます。
ルーシー:違いが分かる女だな
GM:「強い?」
コヨーテ:フム、「私は、強くない」
GM:「弱い……」と言ってココットの後ろに戻ります。
(PLたちから笑いが漏れる)
「いやぁ、コヨーテは強くは無いしね。」
ルーシー:
「そもそも、私の仕事は交渉だぞ」
コヨーテ:
「こどもには交渉の強さなんて分からないさ」
ルーシー:
GM:「でっかい、でっかい、」
「確かに普通の犬よりははるかにでかいな。ふたまわり位。
」
コヨーテ:
GM:何回か腕を大きく回しながら「でっかい、犬、アニ、助ける」
「漸く分った。でっかい犬から、兄を助けてくれってことか」
ルーシー:
GM:じゃぁ、それ!って感じで指さしてきます。
「やっぱり!いやぁ、僕の勘もさえてるね、ウェットの考えが分かったよ。彼女
ルーシー:
には電脳が効くのかもしれない。……無ければ植えればいい」
「とりあえず、その何とかウルフとやらを調べないといけないだろう」
コヨーテ:
クリフ:「そうだな……メルカバって話だしな」
ルーシー:次はウェイストランドについてしらべるんだよね?
情報収集・ココット
可憐な装飾のされたドアを開けると、カランカランとベルが鳴る。目の前にあるのは色と
りどりで、サイズもデザインも異なる……動物の縫いぐるみたち。
そう。ここは輻輳都市の中にひっそりと建つ、ファンシー雑貨のお店。
……そんなココットの行きつけのお店に寄ったのは、彼女のコネクション、
「ムラクモ」が
この店に入ったという情報を得たからだった。
ココット:えっと、ストリート!
コロコロ → なじみの店でコネクションと出会う。敵対的な関係でないなら、快く情報を
伝えてくれる。情報収集の達成値+2。敵対的な関係の場合は、ダイス目 21 と同様の
処理。
クリフ:ちなみに威信点を1消費するなら達成値+2
コヨーテ:ムラクモさん、完全に頭キレてんなぁ……ムラクモさんと仲いいかい?
ココット:読んだ感じ、ウェイストランドから来てる人なら、外の事とか動物の事とか色々
聞いてそうな感じなので、仲は悪くないと思う。
GM:いいですよ。では、あなたがなじみの……、
えっと、ファンシー雑貨が売ってる店に……
ココット:ムラクモさんそこにいるんですか!?
GM:ムラクモ氏、そこで鳥の人形の首根っこをガシィと掴んで、
ジィ……っと見ています。
ルーシー:首根っこww握ると「ギュエェー」って鳴く奴だ。
GM:そしてギュゥと握りしめると。「コー、ケキョ」と鳴ります。
ココット:「やぁ!ムラクモさん!」と背中をポンと叩いて、「それはそんなに強く握りし
めるものじゃないんだよー」って声をかけます。
GM:「ココット、久しぶりでござる」
ココット:「久しぶりー。ここで会うのは初めてだね。(ファンシー雑貨の店に足繁く通う
ムラクモさんは想像できない。)……何、それ気にいったの?」と言って鳥の人形を指
さします。
「これ、コツがあってねー」と言いながら人形のおなかの辺りを押して、コ、
コ、コ、コケー、コ、コ、コ……と鳴かせます。
GM:「面妖な」
「結構癒されるよ。極めると楽しいんだよなーこのシリーズ」と言いながら目が
ココット:
キラキラしてます。
GM:「なるほど……」といってもう一回ぐっと押すと
「ホォウ!コッケッキョ」と鳴ります
「……死にかけてる……あぁ、いや、そうだ、あんたを探してたんだけどさ。ち
ココット:
ょっといい?」といって、ウェイストランドについて聞きます。
「うむ、なるほど。それならば力になれるやもしれぬ……」ダイスを振れ
GM:はい、
ココット:はい(コロコロ→15:成功)
GM:「グレイィト」
言わずと知れたスプロール外の大地。天候予測不能の影響で未知の生命体が闊歩している。
そんな荒野に一つの噂が流れている。万病に効く果実が生えており、それを食べると
不老不死になれるのだという。数々のメガ・コーポが調査に乗り出しているようだが、
未だ情報は掴めていないようだ。
「ヘェー。万病に効く果実、ねぇ」
ココット:
GM:「という噂を聞いたことはある。……では、自分はここで」
ココット:「ありがとねー。あ、ちょっと待って、お礼に」と言って、鶏の縫いぐるみを買
って、渡します。
GM:「かたじけない」
「上手く鳴かせられるように頑張ってね!」と言って親指立てます。
ココット:
GM:「女ぁ!帰るぞ!」と言って、カランカランとベルを鳴らして出て行きます。
店員の「ありがとうございましたー」と言う声もどこか乾いて聞こえる。
ココット:カナイちゃん、近くにいますかね。
「強い?強い?強い!?」
GM:はい。
「そうだよー、強くて面白い人だよー」
ココット:
GM:「強い!」と言って、ムラクモの出て行った方へ走っていこうとします。
「はいはいはい!お姉ちゃんと一緒にいようねー!私の方がもーっと強いよー!」
ココット:
と言って抱えながらお店を出ますかね。
GM:「強いー……」
カランカランカラン。なるほど、この子は強い人に助けを求めてきたのだからより強い人
に声をかけに行くのか。どこかもったいなさげなカナイを抱えながら、ココットは店
を出た。
「やぁ、今男の人が凄い勢いで走っていったけど……」
ルーシー:
クリフ:「手になんか持ってたな。」
「うん。可愛いでしょ、あの鶏の縫いぐるみ。」
ココット:
「完全に……首が千切れかけていたが……」
コヨーテ:
「あぁ……気にいってくれたらいいんだけどなー」
ココット:
遠くで鶏の縫いぐるみの壊れかけたような音がする。
「……ここが、かの有名な『縫いぐるみのココット』が縫いぐるみを買ってくる
ルーシー:
店、ね。いやぁ、こんな光景を目撃できるなんて、」
ココット:「あまり有名になると買いにくくなるから、宣伝とかそういうのは止めてよね」
「あぁ、分かってるって♪自分のラッキーを自覚してただけだよ。それで、何か
ルーシー:
情報は分かったの?」
「かくかくしがじか。万病に効く果実が生えてるんだって。不老不死になれると
ココット:
か何とか。聖書の林檎みたいだよねー。」と言って、けらけら笑ってます。
「その辺のことについては僕らあんまり得意じゃないんだよね…」
ルーシー:
GM:「強い!木!守る!」
「そもそも、フルボーグの私にはあまり関係が無いな。」
コヨーテ:
「それもそうか」
ココット:
「最初から不老不死見たいなものだもんね。」
ルーシー:
「まぁいい。クリフが調べてるデザートウルフの方はどうなんだ」と言ってカメ
コヨーテ:
ラをクリフの方に向ける。
クリフ:「あぁ、それなんだが……」
GM:ではその頃クリフ君。と言う感じでクリフの情報収集に移ろう。
情報収集・クリフ
人気のない路地裏。裏の情報が集いやすい反面トラブルに巻き込まれやすいのもこの場所
の特徴だ。クリフの恵まれた体格はチンピラを威圧するには十分な上に腕もたつため、
こういった場所での情報収集は彼の役目だ。何人かチンピラをのしてみたが、今のと
ころ目ぼしい情報は無い。ジャケットの埃を払い、やれやれとため息をつく。そんな
彼の肩に、怪しい風体の男がぶつかった。
クリフ:と言う訳で、行きます!チャートは web!
コロコロ→ 「最高のエクスタシー。肉体を捨てたトランスヒューマンだけの、嗜好の悦楽
……」VR ドラッグの試供品をもらう。おまえがウェットでないなら、
【MP】を 3D+
総合レベル点回復すること。
クリフ:ありがとうございます!でもメルカバMP使わない!!
「これ今じゃなくてもうちょっと後で欲しいw」
コヨーテ:
クリフ:えっと……そうだな。
ルーシー:道を歩く人が全員メルカバに見えるとかwww
コヨーテ:こいつメルカバ大好きだな!?
「おっと、すまない。」
クリフ:じゃぁ、適当な細っい路地で、怪しい人に肩でぶつかるか。
GM:うむ……
クリフ:「あー……あんた、大丈夫か?」
GM:「大丈夫、平気、だ。」
クリフ:「そうか?」
GM:「平気、だ。」
クリフ:「本当に?」
GM:「平気、だ。」
クリフ:……一発殴ります。
GM:「へ…いき、だ」
クリフ:「本当に平気らしいな。邪魔したな」
GM:「平気、だ」さぁ、ダイスを振ってもらおうか。
ルーシー:今びっくりした。突然クリフが人を殴りたくなったのかとww
コヨーテ:唐突過ぎるw
GM:電脳の隅っこの方にVRドラックがポップしてるよ。
クリフ:特にVRドラッグは受け取らない!!ひょいとつかんでゴミ箱に捨てる。削除!
ルーシー:あ、そうだ、コレVRドラッグを受け取るシーンだった。
「ウフフフ、これは僕がもらっていくよ(先ほどのどこかで聞いたことのある
GM:では、
声質)」
コヨーテ:どこにでも出てきやがるこいつ!
クリフ:とりあえず、振ります。(コロコロ→15:成功)
GM:では、あなたはふと気が付くと、懐に小さな紙切れが入っていることに気付く。
クリフ:「ん?」
GM:開くと、デザートウルフについての情報が書いてある。
デザートウルフ。荒野を縄張りにする盗賊団。最近は木を探してウェイストランドを荒ら
しまわっていたようだが、ついに発見出来たようだ。それで入手しようとしているが、
とある人物達に妨害され困難を極めているらしい。リーダーは狼型のメルカバに乗っ
ており、かなりの使い手らしく、荒野を移動する際にデイブレイカーをボディーガー
ドとしてを雇う行商人も少なくないとか。
クリフ:木は見つけてるんだね、こいつら。
GM:行商人がデイブレイカーを雇う程度には強い。
クリフ:なるほど。
ルーシー:新しい情報は出ますか?
GM:出ないデス
クリフ:ではコヨーテに首尾を聞かれたシーンに戻って。
クリフ:「……と言う訳だ」
「それって……はやく行かないとまずい奴じゃぁ……」
ルーシー:
クリフ:「そうだなぁ」
「でも、このデザートウルフって奴らは僕らよりも随分ラッキーみたいだね。」
ルーシー:
「興味が無い。さしあたって、金だな」
コヨーテ:
「何を言ってるんだいコヨーテさん。君の大事な大事なお金さんがどこの誰とも
ルーシー:
知れない奴らに奪われようとしているんだよ?憤らなきゃ」
クリフ:「何だっていい。こいつらぶん殴れそうだ。」
GM:「強い―、強い―、アニ、助ける」
「よーし、助けよっかー。……あ、ちょっと待ってカナイ、リボン引っ張らない
ココット:
で、帽子落ちちゃう!」
不適に笑い、掌を拳で鳴らすクリフ。その足元でカナイはココットを急かすように長く垂
れさがる帽子のリボンを引いた。しかし、カナイの足で自分たちについてくることは
難しだろう。
「コヨーテでかいから、カナイ乗れるんじゃない?」
ココット:
GM:「弱い」
「だってさ」
ココット:
「良いかカナイ。確かに私は弱い。しかし、強い所もあるぞ?」
コヨーテ:
GM:「強い?」
「そして何より、君が私に乗ったら、兄や木を早く助けることが出来る」
コヨーテ:
GM:「早い!!!」といって、ガシィとコヨーテにまたがります
「よし」
コヨーテ:
GM:「早い、行く!アニ、助ける!」と言って、バンバンとコヨーテの背を叩きます
「痛い。……クリフ、いくぞ」
コヨーテ:
クリフ:「おう」
「こ、この流れってまさか……」
ルーシー:
「走るぞ」
コヨーテ:
GM:「早い―!」
「やっぱりそれか―!え、ちょっと待ってよ!ぼ、僕は君たちみたいに足は速く
ルーシー:
ないんだ!」
「クリフにかついで貰えばいいだろ」
コヨーテ:
「分かったよ!走るからさ!」
ルーシー:
「いつも通り。頑張れ。」
コヨーテ:
「ぐうぅぅ……だからさぁ、こういうときのためにあの報酬金でバン買おうって
ルーシー:
いってたじゃん」
「泣くな。吹っ飛んだんだから仕方ないだろう。
」
コヨーテ:
「乗せてくれるって言ってたのに―」って言いながら、先に走ってく皆を追いか
ルーシー:
けてく。
コヨーテ:下らない会話をしながらね。
【ページ区切り:ミドル戦闘】
ミドル戦闘
輻輳都市から走り続けてどのくらいか。デイブレイクや電脳の力を借りながらでも自らの
足で進むというのは気持ちがいいものだ。代わり映えのしないと思われた荒野の景色
でさえ、岩の形や光の加減で表情が違って見える。ふと、その景色の中に無粋な土煙
が混ざった。やれやれ、ひと暴れすることになりそうだ。
GM:では、コヨーテ。あなたの背に乗ったカナイが定期的に「早い早い、あっち!」と
言う風に案内します。
「そっちに向かうよ」
コヨーテ:
GM:「そっち!」
「そっちか」
コヨーテ:
GM:「こっち!」
「どっちだ!」
コヨーテ:
GM:「こっちー!」
「こっちか」
コヨーテ:
GM:と、暫く走っているとですね、蜃気楼の向こうに生い茂る緑が見えてきます。
クリフ:「あれか?」
「あれか?カナイ」
コヨーテ:
GM:と、カナイが「ひっ!」と悲鳴を上げる。「固い、大きい、犬」と言うと。辺りの砂
をバーンと巻きあげ、数体のメルカバが姿を現す。
GM:「よぉー、兄ちゃん達。俺たちの縄張りに何の用だい?」
「失礼、通して貰おうと思ってな」
コヨーテ:
GM:「なるほど。良いぜぇ、通って行けよ。……ただし、料金は頂くぜ」
「おかしいな。お前たちが無事で居られるように、此方がお金をもらうはずだが」
コヨーテ:
GM:「何を言ってるか分からないが……お前ら、五体満足で居たいんだろぉ?」
ごろつきたちの話を最後まで聞かず、コヨーテは目線を変えぬままチームのアタッカーの
名を呼ぶ。
「クリフ」
コヨーテ:
クリフ:「了解。スタートアップ・アビニオン・カモン」と言って呼び出す
GM:「強いー、強い―」
クリフ:「あぁ。俺は今から最高に強くなる。」と言って、乗ります。
「ココット。お前も前衛なら戦え」
コヨーテ:
「OK」と言って、二丁拳銃を構えます。
ココット:
コヨーテ:カナイは……俺とルーシーで守っておこう。
「ゼェェ……ゼェェ……どうなって
ルーシー:じゃぁ、そこでやっと僕が登場しようかな。
んの!?」
「はーい、戦闘開始、だよ?ルーシー、後ろに下がっててー」
ココット:
「え?ええぇ?あ?」
ルーシー:
「ルーシー、いつも通りだ」
コヨーテ:
「ハァァ…分かったよ」
ルーシー:
クリフ:「頼んだぜ?コヨーテ、ルーシー」
「あぁ」
コヨーテ:
「任せてよ……ヘェェ……なんで僕だけこんなにアンラッキーなんだ……」
ルーシー:
「何言ってんのよルーシー。ラッキーに決まってるじゃない。見せ場よ?見せ場」
ココット:
「ココットちゃん分かってる、僕がラッキーだって分かってる、でも、僕疲れち
ルーシー:
ゃったよ」
「お前まだ走れるだろ」
コヨーテ:
「勘弁してよー。少しここで立ち止まって休憩させて貰おうかな」
ルーシー:
GM:さぁ、では戦闘開始だ。
ルーシーやコヨーテの支援が前衛二人に届く事を考えながら、初期配置に従いキャラクタ
ーを配置していくPL達。
GM:こちらの敵はメルカバに乗ったウルフルズのゴロツキ×4体ですね。
「やぁ、ココットちゃん、大好きなお犬さんが沢山いるよ?」
ルーシー:
「私が好きなのはもふもふであって、あんなメカメカしい物は対象外よ」
ココット:
「あぁ、そうなんだ、ココットちゃんが好きなのはかわいい動物なんだね。」
ルーシー:
「ヒャッハー!通行料だー!」
GM:「じゃぁ、通行料頂くぜー!」
「そうよ、私の好きな動物は、あんなに不細工じゃないわ」と言って、銃を構え
ココット:
ます。
GM:セットアップ!
全員:「なし!」
GM:ではイニシアチブプロセスの後、コヨーテ!
コヨーテ:はい、じゃぁ……ここは、ココットの腕まえを見せて貰おうかな。ココットに
『アタックアシスト』次に行うダメージに+6d+7。
クリフ:6d+7……
ルーシー:頭おかしいスキルの一つだよ。
コヨーテ:俺サポートのエキスパートちゃん。マイナーはなし。で、自分のターン終了。
GM:はーい、では……クリフ!
クリフ:私だ!ムーブの時点で「ワイヤーランチャー」を宣言。飛行状態で移動したうえ
で、飛行状態でない相手に対して命中判定の達成値+2。ウルフルズの目の前に移動!
移動したので『ロングビショップ』も発動される。と言う訳で、この状態で俺の命中
の固定値は合計で21になる。
GM:うん、ファンブル以外当たるよ。振れ。
クリフ:振る。(コロコロ→28:成功)当たったね。
コヨーテ:気持ち悪いなこの数字。
『ヘビーストライク』宣言するの忘れてた。
クリフ:あ、
GM:良いぜ、付けろよ来いよ。
クリフ:OK、HP2点を消費します。
GM:よし、ダメージを与えたぞ。
(コロコロ→41)……出
クリフ:違ぇよコストでHPを払ったんだよ!さぁ、ダメージだ。
目に1が多かったな…刺属性で!
GM:刺なら 6 点軽減して……35 点ダメージ貰う。残りHP15。
クリフ:そうだな……全速力で近づいて行って、持ってるメタルランスで棒高跳びのよう
に空を飛ぶ。で、上からパイルバンカーでぶっとばす。
GM:では、それによって片腕が吹っ飛んだよ。
ガシャァァン……轟音と共にウルフルズの片腕が吹っ飛んだ。
「やってくれるじゃねぇか!
若ぇの!」バジジジと火花を散らせるメルカバを一瞥し、クリフは不敵に笑う。
「ちっ、
一発で仕留めるつもりだったんだがな」そう、戦いこそ自分の本領だと言うかのよう
に
GM:「ここからがウルフルズの本領発揮ってやつだ!野郎ども、やっちまえー!」「イェ
ェ-イ」「君に会えてよかったー!」
GM:ウルフルズ2がクリフに対してカーボンクロウが発動します。
クリフ:はい、どうなりますか
GM:只の物理攻撃です!命中判定(コロコロ→20)
クリフ:回避します!(コロコロ→16:失敗)あ、当たるわ
ルーシー:あ、じゃぁここで使います。振り直しした方が良いかい?振った後達成値のプ
ラスもできる。
クリフ:直後、に幾つプラス出来る?
ルーシー:2
クリフ:んーよし、貰うだけ貰っておこう!!
ルーシー:はい!じゃぁここで使うよ。ダメージってどのくらい通る?
GM:ダメージ 19 属性は斬撃です。
ルーシー:クリフの防護だと 11 点ダメージ入っちゃうのか。
GM:「11 点入ると、アイツHPが約半分になるぜ」
ルーシー:使っとこう。多分こういう時に使ってかないと使う機会無くなっちゃう。とい
うわけで、宣言します。『PSYシールド』効果はダメージを 2d6+8軽減します。
(コロコロ→17)
クリフ:……ダメージ全部カットか?やったぜ
ルーシー:目の前に突然謎の障壁が現れる。
GM:その障壁を貫通したんです、が、
クリフ:アビニオンの装甲は固い。
GM:かのものの皮膚を貫通することは無かったね。
「やぁ、クリフ、ラッキーだったね。なんか良くわかんない壁が出てきた」
ルーシー:
クリフ:「あぁ、とてもラッキーだ。助かったよ、ルーシー」
「いや、僕は何もしてないよ?君のラッキーさ。
」
ルーシー:
GM:では、では、ウルフルズが、攻撃強化を宣言したうえで、クリフの前に移動して攻
撃を放つ!
クリフ:「今度は本気か」
GM:ふふふ、発動し忘れてたなんて口が裂けても言えない。命中(コロコロ→21)
クリフ:高いな……
ルーシー:あ、じゃぁ振り直してもらおうかな。『ポルターガイスト』
クリフ:ナイス!
GM:命中コロコロ→20
ルーシー:あ、1下がった。
クリフ:回避しまーす(コロコロ→18:失敗)あぁ、惜しい!
コヨーテ:ならここでアドバイスを宣言。達成値+2
クリフ:助かる!20 で回避成功!
GM:「もろたぁ!!……あん?当たってない……だと?」
クリフ:「メルカバの叩き方は、コヨーテにさんざん教わったからな」
GM:「チッ、野郎ども、そのコヨーテとやらをやっちまえ!」
「さっすがコヨーテ」
ルーシー:
「昔は、メルカバにも乗っていたからな」
コヨーテ:
クリフ:「すげぇなお前」
GM:ウルフルズ3はその場から動かずに、ココットに向かって『ガトリングガン』を宣
言します!
ココット:はい!
GM:「5.5mm 弾。俺のマキシマムドライブ!!」(命中コロコロ→15)低っ!
「お前のマキシマムドライブは、低い」
コヨーテ:
www
ココット:回避します!(回避コロコロ→15:成功)回避した!!
「お、凄い身のこなし、やっぱりココットちゃんやるねぇ」
ルーシー:
「あっちの狙いがなってないのよ」
ココット:
GM:知ってるか、ウルフルズはあと1体いる……攻撃強化を宣言したうえでウルフルズ
4があなたの喉笛に『カーボンクロウ』(命中コロコロ→21)
ココット:21か……(回避コロコロ→13:失敗)だめだ、流石に避けられない。
GM:ダメージは……30 ココットは何も防具着てないからダメージはダイレクトに来る。
コヨーテ:高いな
ルーシー:OK、なら僕はもう一度使えるんだ。『PSIシールド』僕の力は人を護る力。
GM:KU☆SO☆GA!
ルーシー:と言うことで(コロコロ→13)13点軽減だね。
ココット:はい、17 点貰います。残り 29!
「あ、ラッキーだったけど、ちょっとあたっちゃったね…」
ルーシー:
GM:「強い―、強い―」
「あー、大丈夫大丈夫、強いから。まだ戦えるよ。ありがとね、ルーシー」と言
ココット:
って、片手をひらひらします。
「僕は何もやってないさ」
ルーシー:
GM:さぁ来な。ウルフルズは行動が終了だ。
ルーシー:じゃぁ、このイニシアチブで回復させてあげようかな。と思ったけど、MPポ
ンポン使ってるな。
コヨーテ:そうだな……
ルーシー:でも僕MP2で回復出来るし、回復させておくよ。
コヨーテ:あれ?ココット動いたっけ?
ココット:いえ、私ウルフルズの次なんです。1足りなくて。
GM:やーい鈍足ぅ
コヨーテ:なら、次はココットであってる?
ルーシー:うん。ココットのイニシアチブに割りこんで使おうかなって。
コヨーテ:なるほど。
ルーシー:じゃあ、回復させるね。
ココット:ありがとうございます!
コヨーテ:俺回復させるのに威信点つかっちゃうからさー。
ルーシー:うん、コヨーテは後からに取っといて、今は俺がポンポン回復させるから。は
い、ということで宣言します。『トリート』(回復量コロコロ→19)19 点回復だよ。
ココット:あ、HP元に戻った。
クリフ:全快!?
ルーシー:じゃぁ、ダメージを受けた瞬間「ラッキーが足りなかったね」と言った瞬間傷
が治っていく。
GM:シュゥゥゥ……ゴキン、ゴキン、バキッ、ゴキッ
ココット:音がエグイよー!!
GM:「すげぇ、骨が生えてる!」
「相変わらず、エグイな」
コヨーテ:
「お、ココットちゃん、なかなか自然治癒能力が高いみたいだね」
ルーシー:
ココット:「あーー。ありがとう」手をグーパーして動きを確かめ、「これで狙いどおりに
撃てるってものよね」銃を構えます。あ、動かないと『タンブルシュート』が発動し
ないんだった。一マス移動します。マイナーで『ピンポイントシュート』、メジャーで
『バーストショット』使います。(命中コロコロ→22)あ、クリティカルした。『シ
ティハンター』の効果が乗るから、ダメージ+3D。
コヨーテ:やるな
「さっすがココットちゃーん」
ルーシー:
「あんだけでかけりゃ、目ぇつぶってもあたるっての!」で、ダメージ出します。
ココット:
えっと、基本が?2Dだから……6、7、……13の、14D?
ルーシー:相変わらずスイーパー頭おかしいなw
クリフ:めっちゃダメージでるw
ココット:ダメージ行きます!(コロコロ→80)
GM:ふっふぁw
コヨーテ:完全に粉々になったw
ココット:では、関節とかに的確に撃ちこんで、メルカバの機能を停止させます。
GM:ダンダンダァン!……プスプス……「動け動け動け、動けよ!今ここで動かなきゃ、
今動かなきゃどうするんだよ!」
「OK、動かなくなったよ?」
ココット:
「流石ココットちゃんだ。初めて見たけど、やっぱり動きが違うね。スマートで。」
ルーシー:
「もっとほめても良いのよ?」
ココット:
「うちのクリフが攻撃が大胆だからさ」
ルーシー:
GM:「強い―、強い―!」
ルーシー:えっと、今ウルフルズ2ってどのくらい減ってる?
GM:残り 15 だね。
「じゃ、僕の番、いこうかな。」
『サイバークラック』を撃つよ。電
ルーシー:ありがとう、
脳。
GM:こっちは電脳は固定 13 です。
ルーシー:(命中コロコロ→14)あぶね。「……見える。君の電脳が。僕の目に」と言うこ
とで行きます(ダメージコロコロ→26)
GM:あ、落ちた。
ルーシー:手を目の前に出して、グッと握る。そうすると、ウルフルズの身体が真ん中に
縮小されていくかのように、一瞬小さくなって、弾け飛ぶ。
クリフ:敵ってコクピット内にいるよな?
GM:うわぁ、外部が無事ってのが性質悪いわ
「いやぁ、ラッキーだったね。一瞬であの世に行けたよ?さぁ、次だ。
」
ルーシー:
GM:クリンナップ!
全員:ないでーす。
GM:OK!セットアップ
このラウンドではコヨーテはやることがないため、待機を選択。
クリフのターンへ回ったが、移動ができずダメージアップのスキルが発動しないため、ル
ーシーがサポートを行う。
ルーシー:じゃぁ、クリフのイニシアチブプロセスに割りこんで、僕が『アシストプロン
ト』対象が戦闘移動出来るようにします。
「えーっと」っていってヒョイと指を出して
横にスライドさせると、クリフの身体が移動するよ。好きな所に移動させてくーださ
い。「これで良いかい?クリフ」
クリフ:「あぁ、助かった。あとはまかせとけ」と、いうことで、俺だ。
GM:当たるかな?
クリフ:改めて、ムーブで『ワイヤーランチャー』使って接敵して、メジャーで『ヘビー
ストライク』HPを2点消費。
GM:「これで……少しは奴らの仇を取れたかな……」
コヨーテ:2点で!?
GM:あいつの命は2点分。
クリフ:行くぜ(命中判定コロコロ→24)
GM:(回避コロコロ→19:失敗)攻撃、ファンブル間近なのに当たるとは……
コヨーテ:じゃぁ、ダメージロール直前に『リードトゥキル』3D+7ダメージをあげるよ。
クリフ:合計11d6+27点のダメージ!(ダメージコロコロ→68)
GM:そんなことをしなくても死ぬぞー!
クリフ:どう?しんだ?(ワクワク)
GM:しんだ。
「そう言えば、コヨーテに昔メルカバの動力部について教えて貰ったことがあった
クリフ:
気がする。」
ルーシー:クリフが攻撃する度にこうなるの!?コヨーテのアドバイスを思い出すw
クリフ:と、いうわけで、ころす。動力機関に向かってパイルバンカー。
GM:ゴキャッ
……動かなくなった
クリフ:「意外と、やれば一撃でいけるものだな」
「ちょっとやり過ぎなんじゃない?」
ルーシー:
「いや、お前も同じような事してただろ」
コヨーテ:
「木端微塵ってやつ?」
ココット:
「え?いやぁ、僕は知らないよ?」
ルーシー:
GM:ウルフルズ3のターンイニシアチブに何かする奴は……いないね。よし、しねぇコ
ヨーテ!
コヨーテ:はっはっ。おー、カモンカモン。
GM:コヨーテに向かって―、攻撃強化からの『カーボンクロウ』(命中コロコロ→19)
「あー、一番恐ろしいところ行っちゃった。」
ルーシー:
コヨーテ:19……19か。避けれるような気がするな。……いや、無理だな。まぁ、自分
でダメージ軽減出来るしいっかな。
クリフ:振るだけ振ったら?
(回避コロコロ→13:失敗)だめだめだったよ。
コヨーテ:
「まぁ、コヨーテならだいじょうぶだろ」
ルーシー:
コヨーテ:ダメージくれ。
GM:(ダメージコロコロ→21)
クリフ:固定値 15 あるのにダイス目が酷いな。
コヨーテ:属性は?
GM:斬
クリフ:撃
『間接制御』ダメージロールの直
コヨーテ:しょうがない……防具で7点軽減されてるし、
後にダメージを範囲内の味方のダメージ 2d6+1 軽減。
クリフ:防具ですでに 7 点軽減されてる。
コヨーテ:そう、だからこんだけ軽減(ダメージ軽減コロコロ→10)
コヨーテ:4点貰う「メルカバの乗り方がまだまだ甘いな」
クリフ:かすり傷程度だな。
GM:「ちぃ!!」…ココットの番―。
ルーシー:ははっ、ラッキーラッキー。
ココット:はい!えっと、一マス動いて……
クリフ:「あ、アイツ死んだな」
ルーシー:たおれたメルカバの上に乗って見てます。
ココット:では、命中判定から……(命中コロコロ→19)
回避コロコロ→18
ココット:よし!……ちょっと待って、ダメージのダイス数えさせて……あ、バーストシ
ョットの宣言してなかったから……3d6+30!
コヨーテ:死んだな
GM:いや、これなら生きてる!HP は 50 だ!
ダメージコロコロ→37。
GM:属性刺だったよね?軽減して、残り19点です
ココット:あーごめんなさい!
ルーシー:じゃ、僕がとどめ行くね。
コヨーテ:いけるかな?
クリフ:行けなくても次俺が行く。
GM:弾丸に貫かれながらも、まだこのメルカバは動き続けられるぞ!
【サイバークラック】
ルーシー:大量の弾丸が浴びせられてるよね?ほぼ同時という感じで。
します。(命中コロコロ→15)成功!ダメージいくよ!(ダメージコロコロ→24)
GM:死んだ!
ルーシー:よし。ココットの打ち込んだ弾丸に黒猫のマークが描かれ、打ち込まれた場所か
ら次々に爆発し、ココットの攻撃で爆発したように見える。
「……弾丸に爆薬なんてしこんだっけ?」
ココット:
GM:ドッゴォン!!「ファッキン!爆発が止まらねぇ!グワァァァ!」
「ルーシー、これ、あんたの仕業?」って聞きます。
ココット:
「さぁね?……ラッキーだったんじゃない?」
ルーシー:
「そういうことにしとくわ」
ココット:
「うん!僕がいるだけで回りがどんどんラッキーになっていくのさ」
ルーシー:
「…………ちょっとした詐欺だな」
コヨーテ:
クリフ:「それに助けられているのは事実なんだけどな」
GM:と、いうわけで戦闘は終了になります!そして、こいつらロボなのでドロップチャ
ートが振れます。
クリフ:やったー。
(一人1回づつ振ったところ)
コヨーテ→特になし
クリフ→特になし
ルーシー→スティムパック
ココット→スティムパック(HP 回復)
このスティムパックは HP が少ないクリフに渡すことになった。
戦闘後
GM:では、しばらく行くと、緑にたどり着けます。
「あ、あいつらに時間取られちゃったけど、ようやくだ。ほら、あそこに見える
ルーシー:
よ。僕たちのまだ見たことのない世界が。あれかい?カナイちゃん」
GM:「木!木!兄!助けるぅー!」タッタッタッタ
「ちょ、」
ルーシー:
「仕方ない。追いかけよう。ココット、私に乗れ」
コヨーテ:
「あ、ありがと!……ちょっと、カナイちゃん、待ってー!」って言って乗りま
ココット:
す。
クリフ:メルカバに乗ったまま追いかけます。
「クリフ、僕を抱えて行ってよ!」
ルーシー:
クリフ:「仕方ないな」ルーシーを手につかんで走り出します。
GM:「強いー、早いー早く!早く!」
コヨーテ:4本脚だから早い。
クリフ:……メルカバだから早い!!
GM:「早いー、でかいー!」
クリフ:「あぁ、でかいぞ」
GM:「……弱いー、」
「ちょっと、待って、もう少し丁寧に扱おう~!」
ルーシー:
ガシャンガシャン……と音を立てて走るメルカバの手の中で、ルーシーは苦い顔をした。
ルーシー:…ひどい揺れだ。
【メインフェイズ2】
GM:新たなルーシーンということで、あなたたちが近づいていくとです。向こうから何
やら声が聞こえてきます。
「兄ちゃん、もうあきらめなって。なぁ?そいつを渡してくれりゃぁ、俺らだってすぐこ
こを去るさ」
「これ、渡せない」
「強情だなー兄ちゃんは、全く」
GM:あなたたちが目にする光景です。一人の男が大きな木の前に立っている少年に向か
って、まずは銃を撃ちます。するとです。一瞬、パッと光った後、後ろの木ごと少年
の位置が変わっています。
コヨーテ:ほう。
GM:「まったく、そいつもいつまで続くか知らねぇが。無駄な手間取らせてくれんなよ」
クリフ:「ルーシー。あれはお仲間か?」
ルーシー:どうだろう、僕にわかるかな?
GM:銃を撃ってるほうの男はデザートウルフの仲間だね。
ルーシー:木ごと移動した男の子について、自分と同じサイキッカーかどうかってわかる?
GM:うーん、どうみても電脳は入っていない。あいつはウェットだ。
ルーシー:ウェットってことは分かったけど、木ごとテレポートした能力について心当た
りはある?
GM:ないことも無いかもしれなーい。ということで皆さん『知覚』で難易度 15。
ルーシー:これって情報取集の判定ですか?
GM:いや、これは情報収集ではないです。
ルーシー:了解です。
「感覚5しかないな……」
コヨーテ:
GM:これがこうでこうだから……クリフ。君には+2点の修正をくれてやろう。
クリフ:ほう。
(コロコロ→13:失敗)
コヨーテ:
クリフ:(コロコロ→13:失敗)
(コロコロ→11:失敗)
ルーシー:
(コロコロ→16:成功)
ココット:
ココット:でた!!
GM:ココット!
コヨーテコヨーテ:ココットすげぇなww
ココット:反動が怖いですw
GM:では、ココット、君にはこのセリフを言う権利をくれてやろう。
そういって、スカイプの個別チャットにセリフが送られてきたのだが……
ココット:…………?
トワイライトガンスモークを初めてやるココットにはそのセリフの意味が分からなかった。
GM:意味は分からないかもしれない。わかるふりして言ってもいいし、わからないなり
に言ってもいいよ。
ココット:分からないなりに言ってみる!!「今のって……『鉄騎疾走<メタルウルフ>』?」
「ほう?」
コヨーテ:
クリフ:オオー!「そういうことか。」
GM:……と反応する連中がいるのです。
ココット:中の人はわかってないけど、ココットはわかったっぽいよ!
「そういうからくり、ね」
ルーシー:
ココット:今のうちに『鉄騎疾走<メタルウルフ>』をルルブで見てくるよ
クリフ:メルカバの特技のところを見るといい。
ココット:はーい。……『鉄騎疾走<メタルウルフ>』。瞬間移動したり、回避をクリティ
カルにする能力か。
「なら、あまり長くは持たないか……」彼我の距離は?
ルーシー:
GM:まず男までの距離がだいたい 30m。少年と男の距離がだいたい 10m。
ルーシー:走りながら近づいてってる感じだよね。
GM:そうそう。
クリフ:ガシャンガシャン。
ルーシー:相手はこっちに気づかない?
GM:気づきますよ普通に気づきますよ。
クリフ:ガシャンガシャンガシャンガシャン。
ココット:そうですねー。
GM:「あぁ~ん?あいつらいったい何やってんだぁ?止まれ止まれ止まれ!」
クリフ:ガシャンガシャンガシャンガシャン
GM:「あ~、面倒くせぇな」といいながら、彼も自分のメルカバに乗り込みます。
ココット:じゃぁ、「どけどけーぇい!」って返そうかな。
GM:「それでどいてたら盗賊は務まらな……」ガッシャァァン「うわぁぁーーーー!!」
………ドォォン
轢かれて錐揉み回転して空を飛んだあと、地面に落ちてくるよ。
クリフ:「轢かれた?」
「弱いなー」
ルーシー:
「何をやってんだ……で、私たちは誰を助けたらいいんだ?」
コヨーテ:
GM:「兄―、兄―助けるー、カナイー」
「どう考えてもこっちの男の子助けるのが先でしょ。……大丈夫?立てる?」と
ココット:
言って、男の子に手を差し出します。
GM:「カナイ、これ、誰?」「強いー、早いー、でかいー、……弱い」
「えっと、君がカナイちゃんのお兄さん、かな?」
ルーシー:
GM:「あ、アキト、です。カナイ、ありがとう」
「どういたしまして―」と言いながらカナイちゃんとアキトくんの頭をポフポフ
ココット:
って撫でようかな。
GM:と、その木の根元のあたりですね。いくつかの果実が落ちています。赤い果実です。
ルーシー:「へぇ、これが、あの噂に聞く果実ってやつか。ねぇ、アキトくん、この果実に
ついて何か知らないかい?」
GM:「カナイ、これ、弱い?」「弱い」「弱い、ダメ」……というわけで、果実について知
るなら情報判定に成功しろということらしいです。
ルーシー:…と、そういうことね。何で判定すればいい?
GM:荒野・意思、知覚で13。
クリフ:高い奴が行った方がいいか?
ルーシー:僕はまだ情報収集判定を一回もしていないんだ。僕にやらせてくれ。
コヨーテ:がんばれ
クリフ:がんばれ
ルーシー:こういう時のために僕はいるんだ。
報収集チャート:荒野(15) → どこかのバカが仕掛けた地雷が埋まっている! 【反射】難
易度 12 の判定を行ない、失敗すれば〈殴〉5D+総合レベルのダメージを受ける。
クリフ:ハッww
「この果実について何か知らな(ボギャーン)」って感じなの!?
ルーシー:え、なにこれ、
GM:もしかしたらここに来る前にそんなことがあったのかもしれない。さぁ、反射で1
2だ。
ルーシー:待って、僕反射4しかない。
GM:じゃー、8だせばイインダヨー。
ルーシー:……そうだね。
GM:ちなみに5D の総合ダメージは私が振る。
『サポート AI』も使えるし。使いますダメージがでかい
ルーシー:分かったよぅ。大丈夫、
の困る+2して、2d6……(コロコロ→14:成功)
GM:はい、では。過去に情報を入手していたのかもしれない。
ルーシー:んー、値変わらないか。知覚で判定するよ。そこで、僕はこれを使う。ほかに
使えるところもなさそうだし、シーン1回使える『天上の美』を使います。判定値に
+3だ。「僕は美しい。だから情報がするすると入ってくるのさ」
GM:へー、そうなのー。
(コロコロ→12:失敗)入ってこなかったぜ。
ルーシー:
全員の笑い声が響く。
コヨーテ:それは……あれだわ。振りなおそっか。『リトライ』で。
ルーシー:振った直後にプラス出来るのなかったっけ?あと1だけだからそっちでもいい
よ。
コヨーテ:そう?なら『アドヴァイス』で+2。
ルーシー:成功!「え……えっとぉ、あ、ありがとうコヨーテ」
「もう少し考えろ」
コヨーテ:
「えぁぁ……こういうのはあまり得意じゃなくて」えっと、
ルーシー:
この赤い果実はデイブレイクであるようだ。地球再生プログラムデイブレイクは植物にも
宿ったのだ。自身の意思を持たぬはずのその果実はなぜかアキトの願いは聞き届ける
ようだ。それは、彼がウェットだからなのか、それともこの木を大切に育てて来たか
らなのか、現時点ではそれはわからない。
「これはデイブレイクだ」みんなに伝えます。
ルーシー:
クリフ:「お前、デイブレイカーなのか」
「へぇー」
ココット:
ルーシー:木がデイブレイカーだなんて初めて聞いたよ。
GM:「でいぶれいかー?」
クリフ:「俺たちみたいな強い奴らのことだ」
GM:「アキト、強くない」
「そうだな」
コヨーテ:
GM:アキトはデイブレイカーじゃない。木がデイブレイカーだね。
「いやー、すごいね、こんなの初めてだ。僕のデータにでもない。これってすご
ルーシー:
いことなんだよ?ね、コヨーテ、クリフ、ココット」
「つまり金になるってことだな」
コヨーテ:
クリフ:「そりゃそうだ。こりゃぁ、メガコーポが狙うのもわかる。」
ルーシー:「そうか、この木もこの地球再生のために力を貸してくれようとしているのか」
「カナイー」
「アニー」ガシィと抱き合う。
GM:「アニー、アニー」
「おっと、」とその場を譲ろうかな。
ルーシー:
GM:「強い、でかい、早い、弱い連れてきた」
「
「強い」が私で?」
ココット:
「
「でかい」がクリフで?」
ルーシー:
「早い」コヨーテだろ?」
クリフ:「
「
「弱い」はもしかして、」
コヨーテ:
クリフ:「ルーシーのことか」
カナイからの呼び名はそれぞれの特徴らしく、今まで特に気にしなくても話は進んできた。
改めて考えてみると……。ルーシーは困ったように頭を横に振り、肩をすくめた。
「弱い……ぼくは弱いかなぁ……ま、みんなが強ければそれでいいよー」
ルーシー:
クリフ:「パッと見が派手じゃないもんな」
「まぁね」
ルーシー:
「仕方ないだろうな」
コヨーテ:
GM:では、皆さんこの辺で、そろそろ知覚・難易度⒓で判定してください。
(コロコロ→14:成功)
ルーシー:
クリフ:(コロコロ→⒒:失敗)
(コロコロ→9:失敗)
コヨーテ:
(コロコロ→12:成功)
ココット:
クリフ:あ、1足りない。
コヨーテ:全然足りないw
GM:では、後ろの方でギギ……ギギィとと聞きなれぬ音がする。
「ん?なんの音?」と言って振り返ります。
ココット:
「え?あれは?」
ルーシー:
GM:では振り返ると、先ほどのデザートウルフのリーダーのメルカバがゆっくりと立ち
上がっているのが見えます。
「おいおい……」
ルーシー:
「あーもー、めんどくさいなー」と言いながら拳銃構えます。
ココット:
「やれやれ、こっちが手ぇ抜いて手にはいりゃぁ楽だと思ったのになぁ、あー、やれ
GM:
やれだよ本当に」
「ふぅん、ってことは、何かまだ奥の手を隠しているのか。僕たちに面白いもの
ルーシー:
を見せてくれるのかな?」
「本当にほしいなら最初から全力で行きなさいよね、このドあ……あんぽんたん
ココット:
が」
「ふふっココットちゃん可愛いー」
ルーシー:
ココット:……噛んだ……(罵倒言いなれてない)
「こっちだってなぁ、やらなきゃいけないことはあるし、大人の事情ってのもあるし、
GM:
楽して手に入れたいからこんな職業やってんだよ。ま、餓鬼どもにはわからねぇだろ
うけどな」
「奇遇だな。私も楽して手に入れたい」
コヨーテ:
「ハハッ」
ルーシー:
「けどなぁ、お前らみたいなのがいるから、俺の仕事は失敗する。でだ。たまには本
GM:
気を出してみようかと思うわけ、だ」
「いいねー」
ルーシー:
GM:『鉄騎疾走<メタルウルフ>』
クリフ「わぁ」
GM:木に移動します。
ルーシー:……『破邪顕正<デモンベイン>』使ったら面白いよね(オーバードライブを
無効化する)
ココット:え、使っていいの!?この場面!?
ルーシー:いや、もっと大切なところに使った方がいいと思うよ
コヨーテ:使ってもいいけど……わはっはっは。
ルーシー:相手がかわいそうなことになる。恥ずかしくなるだけだよね
ココット:うん OK、使いません。
ルーシー:そうだね、使わないほうが刺激的。
GM:ふふふー、ということで、バァッと移動したシーンでいったん切れます。
クリフ:クライマックス前ならアイテムだけ使っておきたいね。
GM:ほう。
クリフ:さっき手に入れたスキムパック。使っておきたいんだけど大丈夫かにゃ?
GM:しょうがないなー、使えるアイテムは一人一個までだよ?(ドラ●もん)
クリフ:ありがとう(ドラ●もん)スキムパック使えばとりあえず全回復する。
ココット:MP カツカツの人いたら回復アイテムあるよ、使う?
ルーシー:MP 欲しいですー!
ココット:はーい!ルーシーにダウナードラッグ一個渡します、どうぞ!
回復によって、クリフの HP は全回復、ルーシーの MP が 19 点回復した。
GM:では、男はガッシャァァンと音を立てて、木へ飛び乗った。
クリフ:「てめぇっ!」
「なっ!」
ルーシー:
クリフ:「オーバードライブはずるいっての……」
「本気出しとかないとねぇ…さて、じゃぁ、目的のものでも手に入れるとでもします
GM:
かね」
コヨーテ:木は一本?
GM:実がなっているのはいっぽん。それ以外は緑が生い茂っているように見える。
コヨーテ:了解。
ココット:その場面に銃弾一発打ち込みたいです。
GM:いいですよー。
「先にこっちの相手してもらっていいかしら?全力で相手させてもらう
ココット:撃って、
よー?」って言います
「そうせかすなよお嬢ちゃん、のんびり行こうぜのんびりな」と言って近くにあった
GM:
果実をそのメルカバがグシャァと食いちぎります。すると、先ほどまでウルフルズと
同じ形だったメルカバが、突然四肢から大量の水蒸気をあげます。
シュゴォォォ!
「ほぉう」
コヨーテ:
GM:その後、雄たけびを上げる。彼との通信がまず途絶えます。
「うっ、……電脳の通信が届かないっ」
ルーシー:
「ルーシー!あれ今どうなってんの!?」
ココット:
「いや、僕にもちょっと分かんないよ。何が起きてるのか……」
ルーシー:
GM:そのメルカバは、少しずつ体積を増やし、ついに耐えきれなかった枝が一本折れ、
そのまま地面に
地響きを立てて着地します。
「アキトくん、こっちへ!」って言えますか?
ルーシー:
GM:どうぞ。
「なぁクリフ、あんなの見たことあるか?僕、見たことないや」
ルーシー:
「悪いなぁ…ルーシー……あいにく、ここまでたくさんメルカバはぶっ壊してきた
クリフ:
が、あんなでかいのは初めてだ」
「博識なコヨーテ、見たことあるか?」
ルーシー:
「私の電脳には、似たようなものはあるが…分からないな」
コヨーテ:
「ココットちゃんは?」
ルーシー:
ココット:苦―い顔して手を横に振ります。
「やぁ、誰も見たことがないものが見れるなんて、ラッキー……って言えるのか
ルーシー:
なぁ……」
「素晴らしい。ルーシー。君の精神論は嫌いだが、これはラッキーと言えるもの
コヨーテ:
だろう」
「おっと……こういうところは、コヨーテに負けるなぁ。ま、でも無事に勝てて
ルーシー:
みんなで帰れたらラッキーってことで。いっちょやりますか」
「当然だ」
コヨーテ:
クリフ:「なんでもいい、あいつをぶん殴ってくる」
「カナイー」
「アニー」と言って、二人は後ろの方に逃げていきます。
「木!守る」
「ダ
GM:
メ、犬大きい、強い」
「小さい犬でも強いということを教えてやろう。
」
コヨーテ:
GM:「強いー、早いー、でかいー、弱いー、木、守る」
「あぁ、任せてくれ。アキト君も、そこでじっとしてるんだぞ?君の大事な木は
ルーシー:
僕たちが守るから。君はただそこでじっとラッキーを待っていてくれ」
GM:「お願いします、です」
「大丈夫だよー、あんなのより私たちの方が強いから」と言って、上に投げた銃
ココット:
弾を、銃を横に凪ぐようにして装填します。
クリフ:「あいつはぶち壊しがいがあるな」
「サポートは任せておけ、クリフ」
コヨーテ:
「粉にしちゃって、粉に」
ココット:
クリフ:「あぁ、いつも通り頼むぜ」
「いいよ。おっし、それじゃぁ、ラッキーを始めようか!」
ルーシー:
【ページ区切り:クライマックスフェイズ】
クライマックスフェイズ
クリフとココットが1マス間を開けて前線に並び立ち、その後ろにルーシーとコヨーテが
控える配置となった。
GM:それでは、戦闘開始です。セットアップ
ルーシー:あります『スワンプ』相手の行動値を2D減少させます。…………あ、ごめん
なし、僕の位置が悪くて届かない!!!!真ん中にいたらよかったね
コヨーテ:今回はあきらめろ……向こうも届かないな。それで、俺の手番だね。セットア
ップなしで、イニシアチブ。今回はクリフに『アタックアシスト』攻撃のダメージに
6D+7。大盤振る舞いやね。
クリフ:6D+7!?よし、まかせろ。
コヨーテ:マイナーなし。行動することがないので……のんびり座ってようかな。
ココット:お座りの姿勢をイメージしました。
ルーシー:デザートウルフのオーバードライブの数ってわかる?
GM:それはわからないけど、適正数でしょう。あと、えー、デザートウルフは接近困難
を持っており、一緒のマスに入るには全力移動が必要です。
クリフ:なんやて。
GM:想像してもらうといいのは、スーパーヒーロータイムで7:30 から 8:30 にかけて
やるやつでだいたい、45 分から 50 分にかけてやられた奴がなんかするアレ。
クリフ:あー、
ルーシー:あれね
ココット:?
GM:それだと思って。
クリフ:OK分かった
GM:コヨーテは手番終了?……はい、こちらの番だ。デザートウルフが3マス移動して、
『ハウリング』。現在位置から直線上に攻撃を行う。対象はクリフとルーシー。『攻撃
強化』を宣言。電脳で攻撃。当たれば御の字。そして、死ねぇ!(コロコロ→14)
クリフ:電脳の攻撃だよね。防壁成功したらどうなる?
GM:ダメージは0になるよ。
クリフ:了解
ルーシー:ストップ、えっと、相手に対して『PSYジャミング』達成値を-2させます。
GM:では、⒓で抵抗どうぞ。
クリフ:行けそう……避けた!!
ルーシー:僕も振ろう……僕も避けた。
GM:じゃぁ、何かにかき消されたように攻撃が届かない。
クリフ:俺の機体で遮られたか?
「お、全部クリフがはじいてくれた!」
ルーシー:
「ファイアウォールてのか?よくわからんものを使ってみたが、なんかうまくいっ
クリフ:
た」
「相手の火力も弱かったし、これはラッキーだね」
ルーシー:
クリフ:「まったくだ」
ルーシー:そして?ほかに何かあるんだろう?
GM:なんもないよ?
クリフ:え、じゃ、こっちの番良い?
GM:いいよ?好きにするといいよ
『鉄騎疾走<メタルウルフ>』好きなスクエアに移
クリフ:じゃ、オーバードライブ発動。
動だから、接近困難無視して移動できるよね?えっと、6-9 のマスにいるデザートウ
ルフに接敵します。……全力移動したら攻撃できないもんね。……てんこ盛りで攻撃
しちゃっていいよね?
ルーシー:うん。
コヨーテ:うん
クリフ:おっけーい(楽しそう)えー、メジャーで『ヘビーストライク』だけ……だね。
メジャーで使うスキル持ってないもんな。
コヨーテ:そうだなww
(コロコロ→25)」
クリフ:脳筋の鏡。えー、というわけで命中。
クリフ:あー、低いな
GM:25 か……コロコロ
当―たーるー。
クリフ:えっと、さっき支援貰ったからダメージダイスが、14D+27になるだろ?え
っと、
『暗夜断罪<ダークナイト>』を宣言しよう。さらにダメージが 10D増えて、攻
撃の属性を神に変更。24D+27 点(コロコロ→128)
GM:うへへへ、素通ししてやるよ。だがしかし、ただで受けると思うなよ?……どんな
攻撃が飛んでくるのかな?
クリフ:そうだな……『鉄騎疾走<メタルウルフ>』で残像が見えて、一瞬でルーシーの
前にいたのが消える。
GM:ブゥン。
クリフ:そして次の瞬間にはデザートウルフの上に乗ってる。
ルーシー:上からくるぞ!気を付けろw
クリフ:「さっきお前がやってたのを参考にさせてもらった。」そのまま下に向けて思いっ
きりパイルバンカーする。パイルバンカーが伸びて、そのまま地面まで一直線に貫く
かな。
GM:いいですねー
ルーシー:これ、新しい動詞だよね。[パイルバンカーする]
GM:では、パイルバンカーされたことによって、左の肩のあたりからドズンと地面に堕
ちます。しかし突如、デザートウルフの右肩のあたりが駆動音を上げたかと思うと一
つの顔が伸びてきてそのままあなたの肩を食いちぎります。
『無法天地<ガンフロンテ
ィア>』
クリフ:『無法天地<ガンフロンティア>』……
ルーシー:受けたダメージをそのまま返すやつか?
GM:イエス・オフコース。
ココット:それに『破邪顕正<デモンベイン>』は……?
ルーシー:んー、死んでもまだ生き返れるからなー
クリフ:そうだなー、次の時に使ってほしいかな。
ココット:わかりました。
ルーシー:オーバードライブとかで3回までは生き返られるから。
コヨーテ:そうそう
クリフ:行くぜー覚醒!!メルカバは覚醒するとフレームポイントが最大値まで回復する
んだ。(フレームポイント(以後FP):機体のHP)
この場はルーシーの回復スキルではFPを回復できず、回復にはコヨーテの威信点の消費
が必要なため、先に覚醒を選択。ちなみにFPがになると中の人もHP0になる
クリフ:では、FP12になって覚醒です。
「うわぁっと、…そんなのずるいだろー」
ルーシー:
クリフ:では、フっ飛ばされた片腕をもう片手でつかんで強引にくっつけるかな
GM:食いちぎった装甲をぼりぼり食ってます。
「クリフ!大丈夫!?」
ルーシー:
クリフ:「あ、あぁ、大丈夫だが……あいつ、なんでも食うのか」
「まぁ、まだ行けるだろう」
コヨーテ:
GM:さぁ、ココットの番だ!
『ピンポイントシュート』を宣言。メジャー
ココット:はい!まず、8-10 まで移動して、
で『バーストショット』宣言。命中振ります。とうっ(コロコロ→18)
ココット:命中!……相談なんですが、オーバードライブの『鋼化結線<ハードワイヤー
ド>』使うともう少しダメージ上がるんです。使いどころですかね?
クリフ:んー、まだいいんじゃないかな?
ルーシー:もう少し取っておいてもいいかも。
ココット:了解です!では、ダメージロール直前で『猛攻』使用。ダメージに2D6追加。
ダメージダイスが……?
コヨーテ:じゃぁ、それに加えて『リードトゥキル』で3D+7。
ココット:では、合計で……10D+37!
コロコロ→67
ココット:刺属性で、ピンポイントシュートの効果でデザートウルフのガード値が⒓下が
ります。
GM:防御性能が消えていく……
コヨーテ:ほぼ素通しじゃねーか
『シールドガード』を宣
GM:だがしかーし、私はそれを生身で受けるとは言ってなーい。
言。1Rに1回 20 点軽減。47 点食らう!
「いやぁ、向こうは向こうですごいけど、ココットちゃん強いね」
ルーシー:
「そりゃどうも!」っと言いながら、素早く移動して、関節部とかの弱いところ
ココット:
を狙って打ちます。
「楽しそうだね」
ルーシー:
「身軽なのが、取り柄だからね。あとは明るいところとか……いいところはまだ
ココット:
まだ沢山あるよー?」
「コヨーテもあれくらいやったら?」とニコッと笑ってコヨーテを見よう。
ルーシー:
「私は戦闘向きじゃぁない」
コヨーテ:
GM:では、ルーシー。
ルーシー:はーい。じゃぁ、移動しまーす。とりあえず相手をの直線上から外れよう。イ
ニシアチブで『エレクトロキネシス』使用します。電脳値に+2。そしてここで『サ
イバークラック』を宣言。彼に攻撃を仕掛けます(コロコロ→18)
GM:(回避コロコロ→18:成功)回避成功だね。
ルーシー:オッケー、じゃぁここで…『ポルタ―ガイスト』だ振りなおしてくれ。
GM:(コロコロ→21:成功)
ルーシー:上がったー……ふ、まだだ……だめだ、使えるものがない…「アンラッキーだ
ったなぁ…当たらない!!くっそーー、結構装甲かたいよあいつ。」
クリフ:「お前がアンラッキーとは珍しい」
「まったくだよこう…ギュっとしたけど何も起こらなかったぜ」あの、手を開い
ルーシー:
たらハエが……
「お前ちょっと恥ずかしいぞ」
コヨーテ:
「いや、今俺はハエが目障りだったからつぶしたかっただけで、何も、していな
ルーシー:
い。」
GM:では、次のラウンドだ。セットアップ。
ルーシー:『スワンプ』します!2D6相手の行動値を下げます。(コロコロ→5)5!5
下げるよ。
ココット:ぎりぎり抜いた!
クリフ:やったぜ
「おっと、足元がぬかるんでるみたいだね、気を付けて?」デザートウルフの足
ルーシー:
元のデータがゆがみます。
GM:では、足元のデータがゆがみ、ズブズブを沈んでいきます。それと同時に地面を張
って、赤い赤い血管のような筋が入り始めます。『否定空間<ディアスポラ>』
ルーシー:なんだっけ
GM:クリンナップまで、全員『破邪顕正<デモンベイン>』以外のオーバードライブの
使用を禁ずる。
クリフ:きっついな。
『破邪顕正<デモンベイン>』で打ち消した場合、その瞬間からオーバードライブの
GM:
使用が解禁されるよ。
クリフ:割ときつい。
ルーシー:でもどっちかっていると『起死回生<リローデット>』消したいんだよなー。
コヨーテ:俺が『光輝王城<アヴァロン>』もってるから大丈夫やで
ココット:りろーでっと……あヴぁろん……(ルルブパラパラ)なら、このタイミングで
私『破邪顕正<デモンベイン>』使ってよかったです?
コヨーテ:よかったよ。
『破邪顕正<デモンベイン>』使用します。そうだな……空間に血管っぽ
ココット:では、
いのが出るんでしたっけ?
GM:はい。
ココット:じゃぁ、それを全部「邪魔!」って言って撃ち抜いていく感じで。
パキィィンと音を立て空間を覆っていた網が砕けていく。力なく陽光を反射する赤い破片
の中でココットは挑戦的に笑う
「ほらほら、全力出すんでしょ?全力出すのを制限なんてしちゃってどうすんの、
ココット:
よ」
「やるなぁ、ココット」
コヨーテ:
「君に出会えたことが一番の幸運だったかもしれない」
ルーシー:
「はぁ、戦いの最中も口説くのをやめないのか」
コヨーテ:
「別に口説いてはいないけど……」
ルーシー:
「普通に褒めるならいくらでも褒めていいんだよ?」また銃を横に薙ぐようにし
ココット:
てリロードします。
GM:では、イニシアチブ、からのコヨーテ。
コヨーテ:一歩下に下がって逃げる。で、『アタックアシスト』をもう一回、クリフに。
クリフ:サンキュー!貰った!
コヨーテ:HPが減ってる人……はいないな。俺はそのまま終了。
GM:では、イニシアチブの後、クリフ!。
クリフ:私だ。
ルーシー:これ移動できないね
クリフ:あぁ、移動したらまた接近困難があるから、移動なしでやるしかない。移動時の
ボーナスがないので命中はちょっと下がって固定値、16、かな。命中行きます(コ
ロコロ→22)
『時間墓標
GM:22かー、回避は厳しそうだな…よーし、おじさんがんばっちゃうぞー。
<ハイペリオン>』クリフの達成地を-20。
クリフ:そう来たか。今達成値は2になってる。
GM:出目16で避けた!
クリフ:俺が『時間墓標<ハイペリオン>』打てば当たるんだけど……。
コヨーテ:撃ってもいい気がするけどね。
クリフ:じゃぁ撃つ!-20 だ!
(ドラえもんボイス)
GM:『破邪顕正<デモンベイン>』
ルーシー:お、使わせた!
『破邪顕正<デモンベイン>』使わせたのは熱いね。
コヨーテ:
クリフ:よし。じゃぁ、さすがに登るのはきついので足元にパイルバンカー打ち込もうと
するけど。
GM:あなたが、素早く攻撃をしようとした瞬間に、加速する刻(同社から発売している
某システムのエネミー技の一つ。行動回数が増える。ずるい)みたいな動きでデザー
トウルフがその場から姿を消します。
クリフ:「っだぁ!」
「すばしっこいなぁ」
ルーシー:
クリフ:それでもデザートウルフを捕えかけるけど、当たらなかった、ってところかな。
なんか、モニターにジャミングかかった感じ。「ちぃっ!まだ持ってたか。くそっ!」
「大丈夫、まだ時間は沢山あるからね」
ルーシー:
クリフ:「そうだといいな」
ルーシー:次はココットだ。
「OK!」と言いながら狙いをつけます。弾も……まだ残ってるね。一歩移動し
ココット:
て、
『ピンポイントシュート』からのメジャーで『バーストショット』宣言。命中判定!
(コロコロ→22)
クリフ:あ、クリティカル
「あれ、つよい」
GM:「強いー、強いー」
クリフ:「強い」
「ぬいぐるみ強い」
ルーシー:
コヨーテ:ぬいぐるみで殴打してるみたいな言い方やめろよw
GM:俺もクリティカル出来なきゃ死んじゃうよ。クーリティッカル!クーリティッカル!
……無理。『鉄騎疾走<メタルウルフ>』
クリフ:リアクションをクリティカルにしてきた。
『鉄騎疾走<メタルウルフ>』ってそんなこともできるんだ!
ルーシー:
クリフ:こいつ二つ効果があるんだよ。
GM:クリティカル対クリティカルなら受動有利なので避けます。
『光輝王城<アヴァロン>』を打つか……
コヨーテ:
ルーシー:いや、まだ大丈夫。
クリフ:向こうが攻撃に何か噛ませてきたときに使いたくはある。
ルーシー:僕がこの後『電脳無辺<ウィンターミュート>』を誓ってクリフを動かすから。
コヨーテ:ならいっか。
ココット:じゃぁ、私はこれ以上ないです!えっと……クリフの攻撃に合わせて撃ったけ
ど、それごと避けられてしまいます。「っ、だぁぁ、早いっ!」
クリフ:「くそっ!」
ルーシー:OK、じゃぁ、次のイニシアチブで僕が……ここは支援貰ってるからクリフの
方が火力が出るよね。『電脳無辺<ウィンターミュート>』を発動します。ブゥンと、
デザートウルフが移動して避けた先に、空間から突然クリフが現れる。
「さぁ、この世
界は僕のものだよ。」
ズォォンと、ルーシーによって掌握された空間かおもむろにメルカバが現れる。色々な事
象を無視した移動の違和感からクリフは顔をしかめた
クリフ:「……何度やってもこの感覚は慣れないな」
「フフッ、ラッキーだろ?」
ルーシー:
クリフ:「あぁ、ラッキーだな」それで、『ヘビーストライク』を宣言。HPを2点減らし
てから命中判定(コロコロ→21)
ルーシー:それに『ワークアシスト』達成値に+2
クリフ:よし、23だ!
GM:(コロコロ→17:失敗)
クリフ:よし、当たったさーぁ、ダメージロールだ。
コヨーテ:よし、ダメージロール直前に『リードトゥキル』ダメージロールにプラス3D
+7。
クリフ:ちょっとまって~……合計、15D+34。
ルーシー:……オーバードライブまだ使ってないんだよね?なんか変な単語聞こえたけど。
クリフ:うん、つかってないんだなー、これが。
GM:軽くオーバードライブだね。
クリフ:ほかに使えるものもないし、このまま振ります。刺ダメージ。(コロコロ→80)
『雪花氷碧<スノークラッシュ>』対象が受ける予
GM:刺ダメージが飛んできた。怖い。
定のダメージを10D6減らす。
クリフ:ぐへぇ。
ルーシー:D10でしょ?マックスで60ならダメージ通るね。
GM:(ダメージ軽減コロコロ→33)33点軽減で、加えて『シールドガード』を宣言。
合計27ダメージ受ける。残りHP13。
ルーシー:のこりHP13!?
クリフ:俺たちそんなに削ってたの!?
GM:初撃に何点ダメージ与えたか覚えてないのかポンコツども。
ココット:……最初のクリフの一撃は……ひどかったね。
コヨーテ:最初っから結構な勢いで殴りまくってるからね。
クリフ:そうっすね。
ルーシー:次は、デザートウルフだね。
GM:僕のターン。移動して……
ココット:こっちですね!いらっしゃい!
GM:こんにちは、デザートウルフ。
ココット:こんにちは。武器なんて捨ててかかって来いよ!と、銃を持った私が申してお
ります。
GM:マイナー『攻撃拡大』メジャー『剛打』武装『オーバーヒート』で攻撃。範囲は3
で無差別。コロコロ→25。
クリフ:おい、俺届くじゃねぇか、くそっ!
コヨーテ:俺まったく届かんじゃん。
ルーシー:あ、僕も届かない。
クリフ:あ、これ避けれねぇ。死ぬわ。
ココット:うーん、クリティカルのみって感じだな……当たる。
クリフ:あーー!足りない!当たります。
コヨーテ:ココットどうしようかなー。よし、威信点1使って『転ばぬ先の杖2』ココッ
トの判定を振り直して+1。
ココット:はい!……あ、ダメだ、さっきと値が同じだ。
GM:はい、皆さん気が済みましたか?ダメージ。(コロコロ→53)
ルーシー:ダメージ軽減するよー。
クリフ:俺あとFP12しかないから41軽減しないと死ぬ。あ、炎防護点あったわ。…
…8点。
コヨーテ:焼け石に水感あるなーそれ。
ルーシー:ならココット守った方がいいか。『PSIシールド』(コロコロ→17)
GM:36点のダメージ。
ココット:残り 10 で生きてる!
「クリフごめん!」って言いながら、ココットの方に突然ウォーターウ
ルーシー:じゃぁ、
ォールが空間の水分を集めて出現します。
GM:しかしそれは一瞬で蒸発する。
「くっ、足りないか……!」
ルーシー:
GM:そして、蒸発したことで発生した水素がクリフにまとわりつき、爆発を起こす。
ルーシー:待って!?蒸発で水素は発生しないよ!?
コヨーテ:派手だなーww
ルーシー:派手だけど水素は出ないwww
GM:水が分解されたよ、すごいね。
クリフ:死んだ。
GM:クリフだけきれいに吹っ飛んだ。
コヨーテ:そのタイミングで『起死回生<リローデット>』
クリフ:ありがてぇ。
ルーシー:あれだね。粉々になったパーツが集まって友情合体みたいになってる。
『起死回生<リローデット>』使うたびにちょっとづつ形が変わってい
コヨーテ:あれだ。
くんだな。
クリフ:「うでが逆なんだけど」
ココット:じゃぁ、「熱っ!!クリフ、大丈……」といって振り返ると腕が逆についてる。
「……大丈夫なの?それ」って、ボロボロのまま言います。
クリフ:「少なくとも、俺は大丈夫なんだけど……」割といつものことだし。
「ココットは大丈夫?」
ルーシー:
ココット:「大丈夫!弾薬が暴発しなかっただけラッキーってものよ」フラっとしてます。
ルーシー:次は僕かな?。
GM:ルーシー、の前にイニシアチブだ。
ルーシー:動きます。僕は自分の攻撃力上げるけど、その前にコヨーテが回復できるんじ
ゃない?
コヨーテ:回復しよう。イニシアチブで『声援』。ココットのHPを3D+18回復。
ココット:やったね!ありがとうございます!
コヨーテ:振るね……30点回復。
GM:ほぼ元通り。
「じゃ、本気で
ルーシー:じゃ、僕の番だ。イニシアチブで『PSYエレクトロキネシス』
行くよ」判定の直前に『PSYブースター』だ。判定に+2(コロコロ→23)
『アドヴァイス』要るか?
コヨーテ:
クリフ:相手の防壁は13だから……
ルーシー:あるとうれしい。
コヨーテ:了解。
ルーシー:23で
GM:……(コロコロ→20:失敗)20!
『サイバーク
ルーシー:じゃ、行こうか……といっても大したダメージじゃないんだけど。
ラック』
(ダメージコロコロ→29)目をつむって両手を広げる。すると、デザートウル
フの足から少しずつ変な動きをし始める。がたがた音がして接続部分から煙が出始め
る。何もなければそのまま爆発してほしい。
GM:何かあるから爆発はしません。『生屍超越<ボーンシェイカー>』。HP6使ってダ
メージを0にする。がたがた音がするんですが、その隙間から肉が、出てきます。そ
の振動を無理やり抑え込んでいきます。
「だあぁ、くそっ、なんだよ、ラッキーかよ」
ルーシー:
ガ、ガガガ、ガガガ。歪な音を立ててデザートウルフの機体が全壊を危ういバランスを保
って動いている。倒しきれなかった。皆がそう思う中、ルーシーはすでに次の手を打
っていた。
コヨーテ:このタイミングでこのダメージを0にするなんて、結構後がないな。
GM:おい、HPをしっかり見ろ。残り7だ。
コヨーテ:見てるけどww
ルーシー:じゃ、行っちゃっていいかな?
GM:ん?
ルーシー:僕には『必殺冥路<ワールウィンド>』というオーバードライブがあって、イ
ニシアチブに15D6のダメージを与えることができる。
GM:くそが。
ルーシー:と、いうことなんだ。ルーシーが終わった後のイニシアチブ。ここで『必殺冥
路<ワールウィンド>』
「すべてが終わったと思ったかい?僕のラッキーはまだまだ続
くよ」ということで宣言。いきます(ダメージコロコロ→55)
GM:55か、仮に俺が 10D6 振って全部6が出たら1残って生き残れるな。
クリフ:ふっはははは。嫌いじゃない、そういう計算。
コヨーテ:最高だと思う。
GM:いやぁー、あいつの攻撃を 10D6で全部かき消せば攻撃できるなー。
クリフ:あがいてみたら?
GM:足掻くー『雪花氷碧<スノークラッシュ>』まずは、オーバードライブを使用した
のでLV分ダメージを受けます。残りHPは、1です。
凄い確率に賭けるGMに、皆の視線は釘づけになる。
GM:ちなみに、どんな攻撃ですか?
ルーシー:あぁ、そうだなぁ……じゃ、腕を伸ばすと、そのデザートウルフの視界いっぱ
いに渦が出現して吸い込まれそうになる。吸い込まれたらそのまま粉々になって吐き
出される。みんなから見たら渦が少しずつ膨張して見えるだろうね。
GM:ならば、逆回転の渦を目の前に発生させます。周りから電子の雪が巻き込まれ、そ
れをぶつけてかき消す。
このダイスロールで全て6が出れば、勝負は終わらない。皆が見守る中、ダイスがだした
答えは……
GM:(コロコロ→41)…………はい。
「君
ルーシー:やつは少しずつ吸い込まれていく。これはウェット以外には全員見えている。
のラッキーはここで終わりさ」
コヨーテ:ということはカナイ達には見えていないから、カナイのなかではお前は弱いま
まだな。
ルーシー:では、渦がいったん終息したかと思うと、ボゥンと音がして、粉々になったデ
ザートウルフが吐き出される。
GM:ベシャァと、あたりに赤黒い液体がまき散らされる。デザートウルフだったものが
そこにあった。
『起死回生<リローデット>』はなかったか。
ルーシー:
クリフ:あれHP全回だからね!?
コヨーテ:割とキツイ。
GM:ボスが全快技持つなんてクソゲーこの世に存在しません。
(ド●クエ2の悪口はそこまでだ。
)
GM:「強いー、終わっ……た?」
「あぁ、終わったな」
コヨーテ:
「いやぁ、ラッキーだったね。突然あいつが爆発したよ」
ルーシー:
「よく言うよー」と言いながら戻ってきます。
ココット:
クリフ:「爆発したのはあいつのおかげだ」
「そもそもあれは実力で合って、ラッキーではない」
コヨーテ:
GM:「弱いー、弱くない?」
「いや、あいつは弱いままだ」
コヨーテ:
GM:「弱い、弱くない?…弱い……」
「フフッ、どっちでもいいよ。これで、君たちの大事な木は守られたってわけだ。」
ルーシー:
「待て、枝は貰っていくぞ」
コヨーテ:
GM:「ありがとう!ございます!です!」
「枝でも高く売れるんだよな……」
コヨーテ:
「大体はあそこの化け物二人のおかげだよ」と言ってクリフとココットの方を掌
ルーシー:
でヒラヒラっと示すよ。
ココット:「あー、ごめんルーシーちょっとよく聞こえなかったんだけど、あそこの『何』
二人だって?」ニッコニコ笑顔で近寄っていこうかな。
クリフ:「化け物だってさ」って言いながらメルカバから降りてこようかな。
「あ、いやぁ……」
ルーシー:
「今のは失言だったな、ルーシー」
コヨーテ:
「……アンラッキーだ」
ルーシー:
GM:カナイもにっこにこ笑顔で近づいていこうかな。意味はよく解ってないけど。
「待ってー?待って!?」
ルーシー:
「ココット、今ならルーシーを撃ってもおれは傷をいやせるぞ」
コヨーテ:
「あ、本当?」
ココット:
「話を、聞いて?」
ルーシー:
「いいよ?3文字でいいかな?」
ココット:
「…………」脳内に直接「ゴメン」と語りかけます。
ルーシー:
「よろしい、ちゃーんと3文字で言えたね!……次言ったら、無いよ」むすっと。
ココット:
「直接的だなぁ……まぁ、でも、みんな笑顔で入れたのが一番のラッキーだった
ルーシー:
よ。ところでコヨーテ。あの木の枝貰っていくのかい?」
「当然だ。木の周りに落ちてる枝を貰っていく。
」
コヨーテ:
クリフ:「まず、天然の木というのがそもそも珍しいからな」
GM:「強いー、でかいー、弱いー、早いー」カナイが走ってきます
コヨーテ:なんだ
GM:手には果実が握られています。
ルーシー:お!
クリフ:おぉ!
「これ、くれるの?」
ルーシー:
GM:「うん」
クリフ:「本当にいいのか?」
GM:「うんうん」
「ありがとー、カナイ」って言いながら頭を撫でます
ココット:
「売ったらいくらになるんだろう」
コヨーテ:
GM:「強いー」と言って、黒猫のぬいぐるみを抱きしめてます
「うん、果物貰っちゃったしね。その黒猫のぬいぐるみ、あげるよ。大事にして
ココット:
ね」
GM:「つよい!」
「それ、僕だから大事にしてね」
ルーシー:
GM:「弱い?」
「
(……名前を『ラッキー』にしてたなんて言えない……)」
ココット:
「リンゴ、ありがとね」
ルーシー:
GM:「ありがとう、ございます!」
「ふふっ、こちらこそ、だよ」
ルーシー:
「君たち二人はずっとここにいるのか?」
ルーシー:
GM:「うん」「木、植える、育てる」
「大事に守ってくれよ」
ルーシー:
GM:「木、がんばる、育てる、植える」
「あぁ、この木も、この世界のラッキーのために育ててくれよ」
ルーシー:
「また様子見に来るね。……この木が一面に広がった世界、見てみたいなー」
ココット:
「これは、またちょくちょくくる羽目になりそうだな」
コヨーテ:
「あはは、いいじゃん」
ルーシー:
クリフ:「何かあったらまた飛んでいくんだろ?」
「……まぁ、いいか、一本ずつくらい枝を貰えれば」
コヨーテ:
「いやぁ、こんな素晴らしい場所があるなんて、知らなかったなー。このせかい
ルーシー:
はまだまだしらないことや見たことのない場所が広がってるんだなー。本当にラッキ
ーだ。」
「本当にそのロマンチストな考えは虫唾が走るな……俺はこれが金になればそれ
コヨーテ:
でいい……クリフここに看板を立てられないか?」
クリフ:「看板?」
「お、いいね」
ルーシー:
「うちのチームの名前を書いておく」
コヨーテ:
「え、それ!?」
ルーシー:
「あ、そういえばあんたたちはチームなんだっけ?私名前も何も知らないんだけ
ココット:
ど、なんていうの?」
「それはね……せーの」
ルーシー:
(しばしの沈黙)
ココット:……………………「もったいぶらないで誰か言いなさいよ!」
コヨーテ:言わない
クリフ:言わないw
GM:言わないw
ルーシー:「もー、みんな言おうよー……僕たちは『クルーエルタイガー』っていうんだ」
「タイガー……動物の名前入ってていい感じ」
ココット:
「もしよかったらなんだけどさ、君も僕たちと一緒にラッキー探さない?」
ルーシー:
「なんだその口説き文句は。素直に入ってほしいって言ったらどうだ」
コヨーテ:
「あぁぅ……だってー」
ルーシー:
回りくどい言い方ながらも、コヨーテの言葉で言わんとすることが分かった。
ココットは、いじわるそうに口端を上げる。
「!あー、私頭悪いから、はっきり言ってもらわないと分っかんないなー」
ココット:
クリフ:ははっ
「あぉ、もう、わかったよー。ココットも僕たちの仲間にならないか?」
ルーシー:
「うん。いいよ。……家爆破されちゃったから……家ないし……」
ココット:
「そういう理由かー」
ルーシー:
理由が予想と違ったのか、肩をすくめるルーシー。その横で、ココットは項垂れていた。
「せっかく集めたぬいぐるみや動物グッズがぁぁ……あ、思い出したら腹たって
ココット:
きた」
「また一から集めればいいさ」
ルーシー:
「そうねーそれまでは……」と言って、ちらりとコヨーテを見ます
ココット:
「あん?……私か?」
コヨーテ:
「ううん!ナンデモナイヨ」
ココット:
GM:「早いー早いー」
「ん?なんだ」
コヨーテ:
GM:カナイがコヨーテの目の前で小さい木の枝をフンフンと振った後、遠くへブゥンと
投げます。
突然の犬扱いに笑いが止まらない。
コヨーテ:この野郎ww
ルーシー:本能が邪魔をするw
コヨーテ:本能は人間だよ!!
*コヨーテは犬型のフルボーグに自らを移した人間である。
「この馬鹿者!!」
コヨーテ:この野郎と思いながら金のために必死で走る。
ルーシー:さすがコヨーテ。金より強いものはない。
クリフ:その辺からてきとうなジャンクを持ってきて看板にする。
「お、クリフ、いいセンスしてるね」
ルーシー:
クリフ:「まぁな……で、なんて書けばいい?」
「んー、そうだな。何て書こうか」って、一人と一匹を見ます。
ルーシー:
コヨーテ:じゃぁ……「うちの名前と、『近寄ったら殺す』だな」
「センスも何もないじゃん、直球ww」
ルーシー:
「なら何か考えろ」
コヨーテ:
クリフ:「そう書いておくぞ」と言って、メタルランスで書いていく。ガリガリガリガリガ
リガリガリ……
「おーすごい、削れてる書けてる」
ココット:
コヨーテ:結構でかいぞこの看板
ルーシー:その辺のデザートウルフの亡骸をそのまま使ってる感じだね。近寄ったらこう
なるみたいな。
優しい生命の力を感じさせる巨木の前に、看板兼警告が置かれた。
ルーシー:僕のアイディアとしては、このままみんなでクリフに乗って、空からこの木を
見ながらエンディングパートに入るのどうかなって思ってたんだけど、どう?
コヨーテ:クリフ飛べたっけ?
クリフ:飛べるね。飛行状態で移動できるから
ルーシー:よくない?
コヨーテ:そうだな。このまま歩いて帰るのもだるいしな。
ルーシー:そうだね「クリフ。帰り、乗っけてってよ」
クリフ:「しょうがないなー」といって、両手を広げます。
「腕逆についてるけど大丈夫?」
ココット:
「飛ぶ分にはいいだろう」
コヨーテ:
クリフ:「直したのはルーシーだしな」
「んーじゃ、いっか」っていって、乗り心地のよさそうな肩のくぼみあたりに乗
ココット:
ります
ルーシー:あ、これ僕だけ首根っこつかまれてプラーンってなるやつだ。ウ●ップみたい
な。「あれ?なんか僕だけ違うくな……」
「よし、行くぞ」
コヨーテ:
クリフ:「おう!」
「待って!?」
ルーシー:
ブゥゥゥン!!
GM:では、下ではカナイとアキトが手をブンブンと振ってます。あなたたちが上空に上
がり、森を眺めていると、その森がブゥンと姿を消します。
各々が感嘆の声を漏らす。寂しいと感じるとともに、あの森がどこかで広がり続けるだろ
うことに嬉しさ、誇らしさがあった。
「幻の森、か」
ルーシー:
クリフ:「また『鉄騎疾走<メタルウルフ>』だろな」
「あのまま一面に広がってほしいよね」
ココット:
「そんな素敵な世界を見てみたいよ。ねぇ、コヨーテ」
ルーシー:
「……どこに行ったか分からないと金が取れないだろ……」
コヨーテ:
「またそれかよー」
ルーシー:
「……まぁいい、とりあえず帰って飯にするか」
コヨーテ:
「ココットにも紹介するよ。あそこの飯はすごくおいしいんだ」
ルーシー:
「ほぅ」
ココット:
「じゃ、クリフ、頼んだよ?」
ルーシー:
クリフ:「OK。そこまで一直線だ」
ココット「おー」
グンッとアビニオンが速度を上げ、空に吹き出された煙の筋が夕日に染まる空を飾る。
その形は風に流れて形を変える。
トワイライトガンスモーク
EVEN
IF
FIN
GM:あなたたちが空に一つの軌跡を描いたところでセッションは終了になります。お楽
しみでした!!
全員:お楽しみでした!!!