超ビジネス保険

超ビジネス保険
2011年1月1日
以降始期用
「超ビジネス保険」は、
「事業活動包括保険」のペットネームです。
商品パンフレット
超ビジネス保険は、
事業活動を取り巻く様
まとめて補償する新しいタイプの保険です。
知っていましたか?
ひとつのトラブルで、様々な損害が起こることを。
たとえば、会社で火災発生
でも、火災保険が
あるから大丈夫だよね。
えっ こんな
リスクもあるの?
火災保険では通常、
建物、設備等、
財物の損害しか
補償されません。
ひとつの火災が、
思わぬ損害を
引き起こします。
建物の
中にいた
お客様の
ケガは?
建物修理中の
売上の減少は
どうする?
後片づけや
再開業時の
費用は?
業種によっては、さらに様々な損害が生じることも…。
リスク管理は十分なものになっていますか?
。
々なリスクを
従来は、いくつかの保険にそれぞれ加入していました。
また補償が十分ではない場合もありました。
財物損害リスク
火災保険 動産総合保険
運送保険 機械保険
工事保険 等
各種費用負担リスク
各保険の費用補償 等
従来の保険契約
労働災害リスク
売上減少リスク
利益保険
店舗休業保険 等
労働災害総合保険
損害賠償責任リスク
そこで
手 1 考補
配件え償
す 1 なの
る件がバ
の保らラ
は険、ン
面を ス
を
倒
だ
な
ぁ
。
施設・生産物・
請負業者賠償責任保険 等
各種費用負担リスク
費用補償条項
財物損害リスク
財物損害
補償条項
労働災害リスク
労災上乗せ
補償条項
手こひな
間ことる
がまつほ
省でのど
けで保、
るき険
なれで
。ば
ひとつの保険で様々なリスクに対応
超ビジネス保険
売上減少リスク
休業損失
補償条項
損害賠償責任リスク
賠償責任
補償条項
様々な補償をまとめて、業種毎に1つの保険にしてご提案。
それが「超ビジネス保険」です。
超ビジネス保険の6つのメリット
メリット
ビジネスの種類に応じた補償をご用意
超ビジネス保険は業種毎に業種の特性に合わせた補償をご用意しました。
<補償プラン例>
製造業
建設業
小売業
飲食業
運送業
その他
財物損害補償条項
建物の火災等による損害の他、機械設備の損害、製品の輸送中の損害も補償します。
休業損失補償条項
自社の工場等の事故による売上減少のみならず、
仕入先・納品先の事故による自社の売上減少も補償します。
賠償責任補償条項
工場の爆発事故や製造物のPL事故等の賠償責任を補償します。
費用補償条項
製品の欠陥に起因した事故(PL事故)が発生した時の製品の回収費用等を補償します。
財物損害補償条項
建築中の建物、工事現場の資材、工事現場への輸送中の資材等の損害等を補償します。
賠償責任補償条項
作業現場近くを歩行中の方にケガをさせた場合等の賠償責任や工事対象物を
損壊させたことによる賠償責任を補償します。
費用補償条項
建築中の建物の事故に伴って生じる取片づけ費用等を補償します。
財物損害補償条項
店舗や本社ビル等の建物や機械設備の損害、火災時の冷凍冷蔵装置の
機能停止による冷凍冷蔵品の損害等を補償します。
休業損失補償条項
自社の店舗の事故による売上減少のみならず、仕入先の事故による自社の売上減少まで補償します。
賠償責任補償条項
施設の欠陥でお客様がケガをしてしまったり、販売後のPL事故等の賠償責任を補償します。
費用補償条項
お客様が店内でケガをされた際のお見舞費用等を補償します。
財物損害補償条項
店舗や本社ビル等の建物や機械設備の損害等を補償します。
休業損失補償条項
自社の店舗の事故による売上減少のみならず、仕入先の事故による自社の売上減少まで補償します。
賠償責任補償条項
施設の欠陥でお客様がケガをしてしまったり、食中毒等に伴う賠償責任を補償します。
費用補償条項
お客様が店内でケガをされた際のお見舞費用等を補償します。
財物損害補償条項
本社ビルや倉庫等の火災による損害の他、設備の損害等を補償します。
休業損失補償条項
本社ビルや倉庫等が火災等で休業するときの、売上減少を補償します。
賠償責任補償条項
配達中誤って運送貨物を損壊してしまった場合等の賠償責任を補償します。
費用補償条項
運送貨物を損壊した際に生じる費用等を補償します。
上記以外の業種にも業種に応じた補償プランをご用意できます。
※お客様の業種により、上記補償をご提供できない場合もあります。
※傷害に関するリスクおよび自動車に関するリスクは超ビジネス保険では補償の対象外とさせていただいております。
別途傷害保険、
自動車保険にご加入ください。
※上記補償には、各種特約の内容を含めて記載しています。
メリット
契約の一本化で
モレやダブリのない効率的な補償
様々な補償を一つの契約で一本化できるため、財物損害、売上減少、損害賠償責任、労働災害、
各種費用負担等、
モレやダブリのない効率的な補償が得られます。
メリット
新たな補償で業種特有のリスクに幅広く対応
ブランドラベル費用、仕入品の納品遅延損害、製造業リコール費用、来店顧客傷害見舞費用等
新たな補償で業種特有のリスクに幅広く対応します。
メリット
お客様のご要望に応じて補償の選択が可能
お客様のビジネスの内容や保険料のご予算に応じた設計が可能です。
また保険期間の途中で補償を追加することもできます。
メリット
割引制度をご用意
超ビジネス保険では以下の割引制度をご用意しています。
補償を増やすごとに割引率アップ
条項セット割引制度
自動車保険のご契約がある場合
自動車優良割引制度
財物損害・休業損失・賠償責任の各補償条項について、2つセットした場合には
3%割引、3つセットした場合には5%割引となります。
東京海上日動の自動車保険をご契約された場合、財物損害・休業損失・賠償
責任の各補償条項の保険料を5%割引します。
(※10台以上のご契約(フリート契約)
で、優良割引適用契約に限ります。)
※労災上乗せ補償条項の保険料は割引の対象外です。
※費用補償条項の保険料は他の補償条項の保険料に含まれます。
メリット
ご契約の手続きや管理が簡単
保険のご契約のためにご用意いただく資料を極力減らすことで、
ご契約時の手続きを簡素
化しました。ご契約を一本化できるため、補償内容の確認や保険料コストの管理が簡単です。
業種と直近会計年度の売上高(完成工事高)を教えてください。
※業種や選択される補償によっては他の情報をお聞きする場合もあります。
※財物損害補償条項を補償する場合は、別途建物、設備・什器等、商品・製品等に関す
る情報(建物の構造や取得金額等)
についてお聞きします。
おすすめ補償額をご提示します。
さらに、おすすめ補償額に基づいた保険料をご提示します。
ご希望の補償内容、補償額をお決めください。
ご希望の補償内容、補償額に基づいた保険料をご提示します。
詳しくは、代理店または東京海上日動までお問い合わせください。
設補お
計償客
い内様
た容の
しをご
ま 要
す 望
。 に
応
じ
た
財物損害補償条項
建物、設備・什器等から輸送中の商品・製品等まで幅広く補償します。
建物、設備・什器等、商品・製品等をそれぞれまとめてご契約の対象とします。
※複数の建物を所有している場合は一部の建物のみをご契約の対象とすることもできます。
※居住の用に供する建物はご契約いただけません。
※以下の物は、
ご契約の対象には含まれません。
①自動車、船舶、航空機、人工衛星、
ロケットその他これらに類する物
⑧組立または据付中の屋外設備装置または設備・什器等のうち、工事
の発注者に被保険者が含まれていないもの
②有価証券、印紙、切手その他これらに類する物(通貨、預貯金証書
および手形・小切手はご契約の対象に含ま
れます。
)
⑨仮工事の目的物、
工事用仮設物、工事用仮設建物およびこれに収
ひな
い
容されている設備・什器等、工事用材料または工事用仮設材
③稿本、設計書、図案、雛型、鋳型、木型、紙型、模型、証書、帳簿そ
の他これらに類する物
⑩法令により被保険者による所有または所持が禁止されている物
④桟橋、護岸およびこれらに取り付けられた設備装置ならびに海上に ⑪建築中の屋外設備装置
所在する設備装置
⑫リース契約の目的物
⑤自動販売機、駐車券発行機、精算機、
ゲーム機、
コインランドリー機等、 ⑬立木竹(ただし、
ご契約の対象である建物に付属する垣またはご契
現金を投入することで商品やサービスを提供する機械(商品・製品
約の対象である商品・製品等に該当するものを除きます。)
等である機械は含みません。)
またはこれらに収容される通貨、
プリペ ⑭データ、
ソフトウエア、
プログラム等の無体物、漁業権、特許権もしく
イドカードもしくは動産
は著作権その他の権利または電気もしくはエネルギー
⑥建設機械
⑦新築、増築、改築、修繕または取りこわし中の建物または土木構造
物のうち、工事の発注者に被保険者(補償を受けられる方)が含ま
れていないもの
所有されている設備・什器等、商品・製品等は建物内・建物外にかかわらず、
日本国内のどこにあってもまとめて補償します。
※建物内・建物外によって補償内容が異なります。
(詳しくは「POINT3」をご確認ください。)
所有されている建物*1のすべてをまとめてご契約いただきますと、
ご契約時の建物の合計保険金額*2の
20%以内かつ10億円以内の新築・増改築等による追加建物は翌月末まで自動的に補償されます。
*1 居住の用に供する建物を除きます。
*2 保険金額とは、
ご契約金額のことをいいます。
※居住の用に供する建物は、
自動的に補償される追加建物の中には含まれません。
(補償の対象外です。)
※追加のあった月の翌月末までにご通知をいただき、所定の追加保険料をお支払いいただく必要があります。
建物外の
設備・什器等
建物
本社
輸送中の
商品・製品等
輸送中
建物
店舗
建物内の
設備・什器等、
商品・製品等
建物内の
設備・什器等、
商品・製品等
建物外の
設備・什器等
建物
建物内の
設備・什器等、
商品・製品等
建物外の
設備・什器等
工場
実際の損害額をお支払いします。
建
物
: 保険金額を限度に実際の損害額をお支払いします。
設 備・什 器 等
商 品 ・ 製 品 等 : 在庫額が変わっても、保険金額の1.2倍を限度に実際の損害額をお支払いします。
※損害額は再取得価額を基準に算出します。ただし、商品・製品等および貴金属・宝石・美術品等ならびに時価払特約をご契約いただいた場合は、時価額を基
準に算出します。
・再取得価額:保険の対象の構造、質、用途、規模、型、能力等が同一の物を再築・再取得するために必要な額
・時価額:保険の対象の再取得価額による評価額から使用による消耗分を差し引いた額
※免責金額(自己負担額)が適用される場合は、損害額から免責金額を差し引いてお支払いします。
火災はもちろん様々な事故による損害を幅広く補償します。
保
険
の
対
象
・
費
用
建物内
建
物
事 故
火災、落雷、
破裂・爆発
○
ひょう
風災、雹災、
雪災
設
備
・
什
︵器
*
1等
︶
○
商
品
・
製
︵品
*
1 等
︶
○
建物外
設
備
・
什
︵器
*
1 等
︶
○
商
品
・
製
︵品
*
1 等
︶
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
騒擾、
労働争議等
○
○
○
○
○
航空機・
車両の衝突等
○
○
○
○
○
建物外部からの
物体の衝突等
○
○
○
(特約) (特約)
盗難
○
○
○
(特約) (特約)
○
○
○
(特約) (特約)
○
○
○
(特約) (特約)
○
○
○
(特約) (特約)
給排水設備
事故の水濡れ等
(*2)
(*3)
じょう
水災
(*6)
電気的・
機械的事故
その他不測かつ
突発的な事故
(*7)
(*8)
(*4)
(*4)
(*4)
(*4)
(*4)
財物の損害に付随する費用の補償 (*9)
費用補償条項・財物損害補償条項に付属する費用
建物、建物内の設備・什器等、建物内の
商品・製品等の損害に伴う費用
安
定
化
処
置
費
用
︵
*
10
︶
臨
時
費
用
残
存
物
取
片
づ
け
費
用
修
理
付
帯
費
用
従
業
員
等
所
有
財
物
損
害
見
舞
費
用
ブ
ラ
ン
ド
ラ
ベ
ル
費
用
費失
用火
︵
* 見
11 舞
︶
損
費害
用拡
︵
* 大
10 防
︶ 止
グ
費リ
用ー
ン
帳
簿
費再
用作
成
(*5)
(*5)
(*5)
(*5)
(*5)
※ウィルス、細菌、原生動物等の付着、接触等もしくはこれらの疑いがある場合、補償の対象となる事故が発生し、
その復旧作業を行った後に、保険の対象の
機能に著しい支障をきたさない臭気が残存する場合または補償の対象となる事故の発生により、
日常生活もしくは通常の業務に伴う臭気と同程度の臭気が
残存する場合は損害とみなしません。
上記以外にも以下の費用保険金が支払われます。
地震火災費用、水道管凍結修理費用、侵入行為再発防止費用(*9)
*1
①設備・什器等については、通貨、手形・小切手、預貯金証書を含みます。通貨、手形・小切手については100万円以上の損害が発生しても1事
故につき100万円の損害とみなして保険金をお支払いします。預貯金証書については500万円以上の損害が発生しても1事故につき500万円
の損害とみなして保険金をお支払いします。また、通貨、手形・小切手については「通貨損害の支払限度額変更特約」をご契約いただくことに
より、支払限度額を引き上げる
ことができます。
とう
②貴金属、宝石、書画・骨董・彫刻物・その他の美術品については設備・什器等、商品・製品等いずれの場合も100万円以上の損害が発生して
も1事故につき100万円の損害とみなして保険金をお支払いします。
③上記①、②いずれの場合も、設備・什器等については、保険金額がお支払いの限度となり、商品・製品等については、保険金額の1.2倍がお支
払いの限度となります。
*2 ①5万円、20万円いずれかの免責金額(自己負担額)
を設定してお引き受けいたします。
②仮設建物(年間の使用期間が3か月以下のもの)およびこれに収容される動産、
ゴルフネット
(ポールを含みます)
は保険の対象にはな
りません。
ひょう
また、建物内部または建物内に収容される設備・什器等もしくは商品・製品等については、建物またはその開口部が風災、雹災または雪災によっ
て直接破損したために生じた損害に限り、保険金をお支払いします。
*3 給排水設備(スプリンクラー設備・装置を含みます。)
自体に生じた損害は補償の対象とはなりません。
*4 特約をご契約いただくことにより補償することができます。
(業種によっては特約をご契約いただけない場合があります。)
*5 建物外の商品・製品等が輸送中の状態にある場合に限り特約で補償することができます。
(業種によっては特約をご契約いただけない場合があります。)
*6 次の場合に保険金をお支払いします。
①建物については建物が保険価額(*)の30%以上の損害を被った場合、
または地盤面から45cmを超える浸水を被った結果、建物に損害が生じた場合
②設備・什器等、商品・製品等については、
これらを収容している建物が地盤面から45cmを超える浸水を被った結果、
これらのものに損害が生じた場合
*保険価額は再取得価額となります。ただし時価払特約をご契約いただいている場合は時価額となります。
(再取得価額、時価額につい
ては「POINT2」をご確認ください。)
*7 ①5万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
②特約で補償対象外とすることができます。
③保険の対象である建物または屋外設備装置に付属する空調設備・電気設備・消火設備、昇降機、駐車場機械設備等が補償の対象となります。製
造機械等建物内にあるその他の機械設備は特約で補償の対象とすることができます。
(業種によっては特約をご契約いただけない場合があります。)
*8 ①5万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
②特約で補償対象外とすることができます。ただし、
その場合は電気的・機械的事故も補償対象外となります。
*9 費用保険金の詳細は、
「POINT4」をご確認ください。
*10 建物内に収容されていない設備・什器等および商品・製品等の損害も対象となります。
*11 失火見舞費用は火災、破裂・爆発のみが対象となります。
財物損害補償条項
損害に伴う様々な費用を補償します。
費用補償条項
※費用保険金をお支払いする事故につきましては、
「POINT3」をご確認ください。
お支払いする費用
保険金の種類
建
物
、
設
備
・
什
器
等
、
商
品
・
製
品
等
の
損
害
に
伴
う
費
用
費用保険金のお支払い内容
臨時費用
建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金が支払われる場合、臨時に生じる費用に対
して財物損害補償条項でお支払いする保険金の30%をお支払いします。
(ただし、1事故あたり1敷地内ごとに500万円が限度となります。)
残存物
取片づけ費用
建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金が支払われる場合で、損害を受けた保
険の対象の残存物を取片づける費用(残存物取片づけ費用)が発生したとき、残存物取片づけ費用の実額を1事故あたり財物損害補償条
項でお支払いする保険金の10%を限度にお支払いします。
修理付帯費用
建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金が支払われる場合で、保険の対象の復
旧にあたり、修理付帯費用(原因調査費用、損害範囲確定費用、点検費用、試運転費用、仮修理費用、代替物賃借費用、仮設物設置費
用、復旧工事を急いだ場合の割増賃金等のうち東京海上日動の承認を得て支出した必要かつ有益な費用)が発生したとき、
その実額を、
1事故あたり1敷地内ごとに財物損害補償条項の保険金額の30%に相当する額または限度額(1000万円、一定規模以上の工場の場合は
5000万円)のいずれか低い額を限度にお支払いします。
失火見舞費用
保険の対象である建物または保険の対象である設備・什器等、商品・製品等を収容する建物が火元となり、火災、破裂または爆発が発生し
(ただし1事故につき財物損
た場合*1で、第三者の所有物が滅失、損傷または汚損*2したとき、1被災世帯あたり20万円をお支払いします。
害補償条項の保険金額の20%を限度とします。)
*1 被保険者(補償を受けられる方)以外の者が占有する部分、区分所有建物の共有部分から発生した火災、破裂または爆発を除きます。
*2 煙損害または臭気付着の損害を除きます。
地震火災費用
地震、噴火またはこれらによる津波を原因とする火災により保険の対象である建物、保険の対象である設備・什器等、商品・製品等を収容す
る建物が半焼以上となった場合(半焼以上とは、建物の主要構造部の火災による損害の額が20%以上、
または建物床面積の20%以上が
焼失したときをいいます。)、
または100万円以上の屋外設備装置が保険価額の50%以上の損害となった場合、損害を受けた保険の対象に
より次の①∼③の金額をお支払いします。
(ただし、1事故1敷地内あたり①∼③の合計で300万円を限度とします。)
①建物:建物保険金額の5%
②建物内の設備・什器等および商品・製品等:財物損害補償条項の保険金額の5%(ただし1事故1敷地内あたり収容する建物ごとに100
万円を限度とします。)
③1基の保険価額が100万円以上の屋外設備装置:損害が生じた屋外設備等の保険価額の5%に相当する額または財物損害補償条項
の保険金額の5%に相当する額のいずれか低い額
損害
拡大防止費用
火災、落雷、破裂・爆発の事故が生じ、損害の発生および拡大を防止するための費用(損害拡大防止費用)が発生した場合、損害拡大防
止費用のうち、次の①∼③の費用で必要かつ有益な費用の実額をお支払いします。
①消火活動のために費消した消火薬剤等の再取得費用 ②消火活動に使用したことにより損傷した物の修理費用または再取得費用
③消火活動のために緊急に投入された人員または器材にかかわる費用
水道管凍結修理費用
専用水道管が凍結により損傷または汚損した場合(パッキングのみが損傷または汚損した場合を除きます。)、専用水道管の修理費用の
実額を1事故あたり10万円を限度にお支払いします。
侵入行為
再発防止費用
保険の対象である建物または保険の対象である設備・什器等、商品・製品等を収容する建物において保険期間中に侵入行為が生じ、
その
日を含めて180日以内に同種の侵入行為を防止するための費用を負担した場合、同種の侵入行為を防止するために負担した必要かつ有益
な次の①または②の費用の実額を、1事故あたり合計で20万円を限度にお支払いします。
①窓への防犯シャッター、
ブザーその他これらに類する防犯装置の設置費用
②侵入者探知センサー、
ブザーその他これらに類する防犯装置の設置費用
ブランド
ラベル費用
建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金が支払われる場合で、
その商品・製品等の廃棄、再利用に伴い発生す
る商品ラベルの撤去・再貼付費用を負担したとき、商品ラベルの撤去・再貼付費用の実額を1事故あたり10万円を限度にお支払いします。
火災、落雷、破裂・爆発の事故が生じ、建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金
グリーン
が支払われる場合で、同一事故により枯死した植栽を修復する費用を負担したとき、
グリーン(植栽)の修復にかかる費用の実額を1事故あ
(植栽修復)費用
たり10万円を限度にお支払いします。
帳簿
再作成費用
火災、落雷、破裂・爆発の事故が生じ、建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金
が支払われる場合で、同一事故により損害を受けた商業帳簿を再作成するのに必要な費用を負担したとき、商業帳簿再作成にかかる費用
の実額を1事故あたり10万円を限度にお支払いします。
建物、建物内の設備・什器等、建物内の商品・製品等の損害に対し、財物損害補償条項の保険金が支払われる場合で、同一事故により従業
従業員等所有
財物損害見舞費用 員の所有する動産が損害を受け、見舞金等の費用を負担したとき、見舞金等の費用の実額を1事故あたり10万円を限度にお支払いします。
安定化処置費用
火災、水災等*1により罹災し、保険の対象である建物、機械、設備等のさびまたは腐食等による損害の発生または拡大を防止するために、
ベルフォア社(災害復旧専門会社)により安定化処置が実施された場合に、
その安定化処置費用を補償します。
(安定化処置費用担保
特約を自動セットしています。)
安定化処置実施後、ベルフォア社が保険の対象を本格修復した場合には修理費の一部として財物損害補償条項により損害保険金とし
て支払いますが、ベルフォア社が保険の対象を本格修復せず、新品交換等を行った場合には、
その安定化処置費用について本特約により
安定化処置費用保険金として1事故あたり5000万円*2を限度にお支払いします。
*1ご契約者の契約内容で補償の対象となる事故に限ります。ただし、地震もしくは噴火またはこれらによる津波によって生じた損害、
および
POINT6に記載している建設工事、組立工事、土木工事にかかわる事故による損害は除きます。
*2 財物損害補償条項と合わせて休業損失補償条項をセットしている場合、合計して1事故あたり5000万円が限度となります。
※本特約は、罹災時にお客様に対してベルフォア社のサービスを必ず提供することをお約束するものではありません。また、広域災害発生
時等の場合には、ベルフォア社のサービスがすべてのお客様に迅速に行き届かないことがあります。
※ベルフォア社は火災、水災等からの災害復旧支援を行う世界的な災害復旧専門会社です。
日本国内の事故対応はベルフォアジャパン社が担当します。ベルフォアジャパン社は、ベルフォア・アジアグル−プの一員として2004年に
設立され、東京海上日動と業務提携をしています。
保険金をお支払いしない主な場合
次のような事由により生じた損害については、保険金をお支払いできません。この他に、各特約によって保険金をお支払いでき
ない場合があります。保険金をお支払いできない場合の詳細は約款の「保険金を支払わない場合」等の項目をご確認ください。
(1)すべての事故に共通の事由
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)
またはこれらの者の法定代理人の故意、重大な過失、法令違反による損害
②被保険者でない者が保険金を受け取るべき場合の、
その者またはその者の法定代理人の故意、重大な過失、法令違反による損害
③保険契約者または被保険者が所有または運転する車両またはその積載物の衝突または接触による損害(建物に定着した板ガラスに生じた破損の損害について
は除きます。)
④被保険者または被保険者側に属する者の労働争議に伴う暴力・破壊行為によって生じた損害
⑤火災等の事故の際における保険の対象の紛失、盗難による損害
⑥単なる発酵または自然発熱によって生じた損害
⑦戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱等による損害
⑧地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損害(ただし、地震火災費用保険金はお支払いします。)
⑨核燃料物質等の汚染による損害
⑩⑦から⑨による事故の延焼または拡大による損害
(2)電気的または機械的事故、その他不測かつ突発的な事故に固有の事由
①保険の対象の使用もしくは管理を委託された者または被保険者(補償を受けられる方)
と同居の親族もしくは被保険者と生計を共にする親族の故意による損害
②保険契約者、被保険者もしくは保険金の全部もしくは一部を受け取るべき者またはその者の法定代理人の使用人もしくは同居の親族または保険の対象の使用
もしくは管理を委託された者の使用人が、単独にまたは第三者と共謀して行った窃盗、強盗、詐欺、横領、背任その他の不誠実行為による損害
③保険契約者、被保険者または保険金を受け取るべき者の業務に従事中の使用人の破壊行為による損害
④差押え、収用、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使による損害
⑤以下の事由による損害
ア.
保険の対象が通常有する性質や性能の欠如
イ.
自然の消耗または劣化、性質による蒸れ、変色、変質、
さび、腐食、
ねずみ食い、虫食い等
ウ.
保険の対象に対する加工、解体、据付、組立、修理、清掃、点検、調整等の作業中における作業上の過失または技術の拙劣
エ.
保険の対象の機能に支障をきたさない単なる外観上のすり傷、汚損等
オ.
保険の対象の置き忘れ、紛失
カ.
土地の沈下、移動または隆起
⑥保険の対象である設備・什器等または商品・製品等を加工または製造することに起因して、
その設備・什器等または商品・製品等に生じた損害
⑦詐欺または横領によって保険の対象に生じた損害
ひょう
じん
⑧風、雨、雪、雹、砂塵その他これらに類する物の建物内部への吹き込み、浸み込み、漏入による損害
⑨保険の対象である液体、粉体、気体等の流動体に生じた汚染、他物の混入、変質等の損害
⑩凍結によって保険の対象である建物の専用水道管に生じた損害
⑪電球、
ブラウン管等の管球類のみ、
または液晶ディスプレイ、
プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイ等の画像表示装置のみに生じた損害
⑫楽器の弦のみ、打皮のみに生じた破損、音色または音質の変化の損害
⑬美術品の修理等に伴う価値の下落(格落損害)による損害
⑭携帯電話、
ノート型パソコン、
自転車、動物および植物等に生じた損害
⑮設備・什器等である次の医療用機器に生じた損害
ア.
医療用機器の体内挿入部位
イ.
鉗子、
メス、聴診器、注射器等の器具類
ウ.
マイクロモーター、
エアーモーター、
エアータービン等の切削装置
エ.
バキューム装置付属のモーター
オ.
歯科用診療台ユニットのホース
カ.
上記の類する切削工具および消耗品
(3)保険の対象が商品・製品等の場合に固有の事由
①万引き、検品または棚卸しの際に発見された数量の不足、受渡しの過誤等による損害
②冷凍・冷蔵装置または冷凍・冷蔵設備の破壊、変調または機能停止に起因する温度変化によって冷凍・冷蔵物に生じた損害(同一敷地内の火災による場合は
除きます。)
③電力の停止または異常な供給により、保険の対象である商品・製品等のみに生じた損害
(4)保険の対象が通貨、手形・小切手の場合に固有の事由
①通貨、手形・小切手の偽造、変造、勘定間違い、支払いの過誤等によって生じた損害
②手形・小切手の不渡りまたは手形・小切手の価値が下落したことによる損害
③事故日以降事故手形・小切手の満期日または除権決定手続終了日までのいずれかの間に生じた不渡り等の損害
財物損害補償条項
建設工事危険担保特約・組立工事危険担保特約・土木工事危険担保特約
建設工事、組立工事、土木工事にかかわる事故による損害も補償できます。
建設業の場合、工事現場において保険の対象(工事物件*および管理物件をいいます。)に生じた不測かつ突発的な事故による
損害も補償できます。
* 工事物件
保険の対象のうち、工事の目的物、仮工事の目的物、工事用仮設物、工事用仮設建物、工事用仮設建物内に収容されている什器・備品、工事用材料
および工事用仮設材をいいます。
工事現場への輸送中の資材に生じた損害も補償できます。
(工事資材等輸送危険担保特約:オプション)
以下の特約をご契約いただくことにより、引渡し後の事故によって生じた損害も補償できます。
保証期間中の事故 建設工事
組立工事
土木工事
(保証期間に関する特約:オプション)
バリアフリー物件の事故 建設工事
組立工事
(バリアフリー工事に関する特約:オプション)
保険の対象の引渡し後の保証期間中(引渡し後12か月以内)に、修補作業の拙劣もしくは過
失または引渡し前の施工の欠陥に起因した不測かつ突発的な事故によって、引渡しの完了し
た保険の対象に生じた損害の復旧費・諸費用を補償します。1回の事故につき、損害額の20%
または10万円(土木工事については100万円)のいずれか高い額の免責金額(自己負担額)
が適用されます。
引渡し後12か月以内のバリアフリー物件について、保険期間中に発生した不測かつ突発的な
事故によって生じた損害の復旧費・諸費用を補償します。1回の事故につき、5万円の免責金
額(自己負担額)が適用されます。
工事現場に所在する次に掲げる物が保険の対象になります。
①工事の目的物
②①に付随する仮工事の目的物
③対象工事専用の工事用仮設物(①または②の工事のために仮設される電気配線、配管、電話・伝令設備、照明設備および保安設備をいいます。)
④対象工事専用の工事用仮設建物およびその工事用仮設建物に収容されている什器・備品(家具、衣類、寝具、事務用具および非常用具に限ります。)
⑤対象工事専用の工事用材料および工事用仮設材
⑥管理物件*
* 管理物件とは、対象工事に関して被保険者(補償を受けられる方)が使用または管理する財物のうち、次のいずれかに該当する物をいいます。
ア.
被保険者が現実に使用している財物
イ.被保険者が直接作業を加えている財物(その作業の対象となっている部分を含みます。)
ウ.被保険者が他人から借りている財物(リース契約により被保険者が占有する財物を含みます。)
エ.被保険者が保管施設において保管するために預かっている財物
※次に掲げる物は保険の対象には含まれません。
①据付機械設備等の工事用仮設備(据付費および付帯設備工事費を含みます。)および工事用機械器具ならびにこれらの部品
②航空機、船舶、水上運搬用具、機関車または自動車その他の車両(原動機付自転車については、管理物件に該当する場合には、保険の対象に含め
ます。)
③設計図書、証書、帳簿、通貨、有価証券その他これらに類する物
④(組立工事の場合)触媒、溶剤、冷媒、熱媒、
ろ過剤、潤滑油その他これらに準ずる物
⑤(組立工事の場合)原料または燃料その他これらに準ずる物
⑥以下の物は管理物件には含まれません。
ア.
対象工事の目的物およびこれを完成させるために使用される物
イ.対象工事に付随して行われる解体、分解、撤去または取片づけ工事に使用される物
ウ.対象工事から除外された工事および工事現場で行われる他の工事ならびにこれらの工事に使用される物
エ.動植物
とう
オ.貴金属、宝玉および宝石ならびに書画、骨董、彫刻物その他の美術品で1個または1組の価額が30万円を超える物
カ.自然の地形または土地
それぞれの対象工事に対する保険責任期間の始期および終期は次の通りです。
●始期
始期日の午後4時(保険証券にこれと異なる時刻が記載されている場合はその時刻)
または工事の着工日の午前0時(工事用材料および工事用仮
設材(以下「工事用材料等」といいます。)については、工事が着工した後でも、工事現場において輸送用具からその荷卸しが完了した時。ただし、
工事資材等輸送危険担保特約をご契約いただいている場合は、工事用材料等が工事現場に向けての輸送開始のために、発送地における保管場
所から搬出された時または保管場所において工事用材料等の輸送用具への積み込みが開始された時のいずれか早い時。)のいずれか遅い時
●終期
満期日の午後4時または工事の目的物の引渡しの時(工事の目的物の引渡しを要しない場合は、
その工事が完成した時。
「保証期間に関する特約」
または「バリアフリー工事に関する特約」をご契約いただいている場合は、
これらの特約で補償される損害については、引渡しの時から12か月を経過し
た時)のいずれか早い時
補償内容は以下のとおりです。
保
険
の
対
象
・
費
用
事 故
火災、落雷、
破裂・爆発
建設工事
工
事
物
件
各
種
費
用
工
事
物
件
○
○
雪災
○
給排水設備事故の
水濡れ等
○
各
種
費
用
工
事
物
件
臨
時
費
用
修
理
付
帯
費
用
損
害
防
止
費
用
○
○
○
○
労働争議等
○
航空機・車両の
衝突等
○
建物外部からの
物体の衝突等
○
盗難
○
○
水災
○
○
電気的・機械的事故
○
その他不測かつ
突発的な事故
○
臨
時
費
用
臨
時
費
用
残
存
物
取
片
づ
け
費
用
修
理
付
帯
費
用
エ
コ
対
策
費
用
損
害
防
止
費
用
損
害
防
止
費
用
臨
時
費
用
取残
片存
づ物
け
費
用
修
理
付
帯
費
用
エ
コ
対
策
費
用
損
害
防
止
費
用
臨
時
費
用
費取残
用片存
づ物
け
費修
用理
付
帯
費エ
用コ
対
策
費損
用害
防
止
(*)
○
○
○
取残
片存
づ物
け
費
用
エ
コ
対
策
費
用
地
盤
注
入
費
用
特
別
費
用
費取残
用片存
づ物
け
費エ
用コ
対
策
費地
用盤
注
入
特
別
費
用
残
存
物
取
片
づ
け
費
用
エ
コ
対
策
費
用
地
盤
注
入
費
用
特
別
費
用
○
○
○
修
理
付
帯
費
用
各
種
費
用
(*)
騒擾
じょう
土木工事
(*)
風災、雹災
ひょう
組立工事
○
○
○
臨
時
費
用
残
存
物
取
片
づ
け
費
用
修
理
付
帯
費
用
エ
コ
対
策
費
用
損
害
防
止
費
用
○
○
○
損
害
防
止
費
用
○
○
* 費用保険金の詳細は「POINT7」をご確認ください。
※管理物件については、
対象工事の遂行または対象工事に付随して行われる解体、
分解、撤去もしくは取片づけ工事の遂行に起因する事故によっ
て管理物件に生じた滅失、損傷または汚損について、その正当な権利を有する者に対して被保険者(補償を受けられる方)が復旧すべき責任
を負担することによって生じる損害を補償します。
財物損害補償条項
保険金のお支払方法は以下のとおりです。
建設工事
工
事
物
件
管
理
物
件
組立工事
次の計算式により算出した額を、1回の事故につき、対象工事の保険金額*1を限度として、
お支払いいたします。
*5
保険金=復旧費*2 − 残存物価額*3 +損害防止費用*4 − 免責金額(自己負担額)
*1 保険金額
その対象工事の請負金額とします。ただし、保険の対象に含まれ
ない工事に関する金額が算入されている場合はその金額を差し
引き、支給材料の金額が加算されていない場合または出精値引
がなされている場合はそれらの金額を加算します。
*2 復旧費
損害の生じた保険の対象である工事物件を、損害発生直前の状態
に復旧するのに直接要する再築、再取得または修理の費用をいいます。
※復旧費は、請負金額の内訳書を基礎として算出しますが、内訳
書に損料または償却費を計上した工事用仮設材、工事用仮
設物、工事用仮設建物および工事用仮設建物に収容されて
いる什器・備品については、
これらの物の損害が生じた地およ
び時における価額によって定めます。なお、次に掲げる費用は
復旧費に含みません。
①仮修理費。ただし、本修理の一部をなす費用は復旧費に含めます。
②工事内容の変更または改良による増加費用
③保険の対象の損傷復旧方法の研究費用
④保険の対象の復旧作業の休止または手待ち期間の手待ち費用
⑤排土または排水費用。ただし、復旧費の一部をなす費用
は復旧費に含めます。
*3 残存物価額
損害の生じた保険の対象である工事物件の残存物の価額(時
価)
をいいます。
*4 損害防止費用
工事物件に係る損害の拡大の防止のために必要かつ有益な
費用をいいます。
(高潮、洪水、内水氾濫、豪雨による土砂崩
れもしくは崖崩れまたは豪雪、雪崩等の雪災によって保険の対
象である工事物件について生じた損害の拡大の防止のため
に支出した費用は、
お支払いの対象となりません。)
*5 免責金額(自己負担額)
1回の事故につき5万円
次の算式により算出した額を、1回の事故につき、1,000万円を限度として、
お支払いいたします。
*4
保険金=復旧費*1 − 残存物価額*2 + 損害防止費用*3 − 免責金額(自己負担額)
*1 復旧費
損害の生じた保険の対象である管理物件を、損害発生直前の
状態に復旧するのに直接要する再築、再取得または修理の費用
をいいます。ただし、管理物件の再調達価額から使用による減価
を差し引いた額を超えないものとします。
※次に掲げる費用は復旧費に含みません。
①仮修理費。ただし、本修理の一部をなす費用は復旧費に含めます。
②工事内容の変更または改良による増加費用
③保険の対象の損傷復旧方法の研究費用
④保険の対象の復旧作業の休止または手待ち期間の手待ち費用
⑤排土または排水費用。ただし、復旧費の一部をなす費用は
復旧費に含めます。
*2 残存物価額
損害の生じた保険の対象である管理物件の残存物の価額(時
価)
をいいます。
*3 損害防止費用
管理物件に係る損害の拡大の防止のために必要かつ有益な
費用をいいます。
(高潮、洪水、内水氾濫、豪雨による土砂崩
れもしくは崖崩れまたは豪雪、雪崩等の雪災によって保険の対
象である管理物件について生じた損害の拡大の防止のため
に支出した費用は、
お支払いの対象となりません。)
*4 免責金額(自己負担額)
1回の事故につき5万円
土木工事
工
事
物
件
次の計算式により算出した額を、1回の事故につき、対象工事の保険金額*1または1事故支払限度額のいずれか低い額を限度
として、
お支払いいたします。ただし、対象工事ごとに、保険期間中を通じて期間中支払限度額を限度とします。
管
理
物
件
次の算式により算出した額を、1回の事故につき、1,000万円を限度として、
お支払いいたします。
*5
保険金=復旧費*2 + 排土・排水費用*3 − 残存物価額*4 − 免責金額(自己負担額)
*1 保険金額
その対象工事の請負金額とします。ただし、保険の対象に含まれ
ない工事に関する金額が算入されている場合はその金額を控除
し、支給材料の金額が加算されていない場合または出精値引が
なされている場合はそれらの金額を加算します。
*2 復旧費
損害の生じた保険の対象である工事物件を、損害発生直前の状態
に復旧するのに直接要する再築、再取得または修理の費用をいいます。
※復旧費は、請負金額の内訳書を基礎として算出しますが、内訳書に
損料または償却費を計上した工事用仮設材、工事用仮設物、工事
用仮設建物および工事用仮設建物に収容されている什器・備品
については、
これらの物の損害が生じた地および時における価額に
よって定めます。なお、次に掲げる費用は復旧費に含みません。
①仮修理費。ただし、本修理の一部をなす費用は復旧費に含めます。
②工事内容の変更または改良による増加費用
③保険の対象の損傷復旧方法の研究費用
④保険の対象の復旧作業の休止または手待ち期間の手待ち費用
*3 排土・排水費用
損害の生じた保険の対象である工事物件の復旧に直接必要な排土
費用および排水費用をいいます。ただし、湧水の排水費用を除きます。
*4 残存物価額
損害の生じた保険の対象である工事物件の残存物の価額(時
価)
をいいます。
*5 免責金額(自己負担額)
1回の事故につき風水災の場合は100万円、
その他の事故の
場合は5万円
*4
保険金=復旧費*1 + 排土・排水費用*2 −残存物価額*3 − 免責金額(自己負担額)
*1 復旧費
損害の生じた保険の対象である管理物件を、損害発生直前の
状態に復旧するのに直接要する再築、再取得または修理の費用
をいいます。ただし、管理物件の再調達価額から使用による減価
を差し引いた額を超えないものとします。
※次に掲げる費用は復旧費に含みません。
①仮修理費。ただし、本修理の一部をなす費用は復旧費に含めます。
②工事内容の変更または改良による増加費用
③保険の対象の損傷復旧方法の研究費用
④保険の対象の復旧作業の休止または手待ち期間の手待ち費用
*2 排土・排水費用
損害の生じた保険の対象である管理物件の復旧に直接必要な排
土費用および排水費用をいいます。ただし、湧水の排水費用を除
きます。
*3 残存物価額
損害の生じた保険の対象である管理物件の残存物の価額(時
価)
をいいます。
*4 免責金額(自己負担額)
1回の事故につき風水災の場合は100万円、
その他の事故
の場合は5万円
損害に伴う様々な費用を補償します。
臨時費用
建設工事・
組立工事
( )
工事現場内の保険の対象(組立工事の場合には、管理物件以外の保険の対象とします。)が損害を受け、
こ
れに対して保険金が支払われる場合、工事現場内の保険の対象の損害に対する保険金の20%に相当する
額をお支払いします。
(ただし、1事故につき100万円が限度となります。)
※お支払いする事故につきましては、
「POINT6」をご確認ください。
残存物
取片づけ費用
工事現場内の保険の対象が損害を受け、
これに対して保険金が支払われる場合で、保険の対象の残存物を
取り片づける費用(残存物取片づけ費用)が発生したとき、残存物取片づけ費用の実額を、1事故につき工事
現場内の保険の対象の損害に対する保険金の10%に相当する額を限度にお支払いします。
土木工事については工事現場内の保険の対象が損害を受けた場合に、工事現場内の保険の対象の損害の
額の10%に相当する額を限度に、残存物取片づけ費用の実額を復旧費に算入して保険金をお支払いします。
修理付帯費用
建設工事・
組立工事
工事現場内の保険の対象が損害を受け、
これに対して保険金が支払われる場合で、復旧にあたり、修理付帯
費用(原因調査費用、損害範囲確定費用、復旧のために取りこわした保険の対象以外のものの原状復旧費
用、復旧期間を短縮するために生じた貨物運送料金の割増分*および残業・休日勤務・夜間勤務による割増
賃金等のうち、必要かつ有益な費用)が発生したとき、
その実額を、1事故につき工事現場内の保険の対象の
損害に対する保険金の20%に相当する額または100万円のいずれか低い額を限度にお支払いします。
* 国際間の航空輸送運賃を除きます。 ※お支払いする事故につきましては、
「POINT6」をご確認ください。
損害防止費用
建設工事・
組立工事
損害の拡大を防止するために必要または有益な費用(損害防止費用)
を支出した場合、保険の対象の損害の
額に含めて、保険の対象の損害に対する保険金をお支払いします。
※お支払いする事故につきましては、
「POINT6」をご確認ください。
工
事
に
か
か エコ対策費用
わ
る
事
故
に
よ
っ
て
発 地盤注入費用
生 (土木工事)
す
る
費
用
特別費用
(土木工事)
工事現場内の保険の対象が損害を受け、
これに対して保険金が支払われる場合で、保険の対象の復旧に伴
い、
エコ対策費用(環境等適合型の工法または工事用材料に改良して復旧する場合の増加費用、事故により
環境等汚染が発生した場合または発生するおそれがある場合に環境等汚染の影響または発生の有無を調査
する費用、事故によって生じた残存物を再利用するためのクリーニングまたは加工に要した費用)が発生したと
き、
その実額を工事現場内の保険の対象の損害に対する保険金の10%に相当する額を限度としてお支払い
します。
(ただし、1事故につき300万円が限度となります。)
土木工事については、工事現場内の保険の対象が損害を受けた場合に、工事現場内の保険の対象の損害
の額の10%に相当する額(1事故につき300万円を超えるときは300万円)
を限度に、
エコ対策費用の実額を
復旧費に算入して保険金をお支払いします。
( )
( )
工事現場内の保険の対象が損害を受けた場合で、復旧に直接必要な地盤注入費用が発生したとき、対象工
事ごとに、1事故につき300万円を限度にかつ通算では600万円を限度に、地盤注入費用の実額を復旧費に
算入して保険金をお支払いします。
工事現場内の保険の対象が損害を受けた場合で、早期に復旧するために各種割増費用(特別費用)が発生
したとき、特別費用(急行貨物割増運賃*、残業・休日出勤および夜間勤務による割増賃金の費用)の額を復
旧費に算入して保険金をお支払いします。
* 航空貨物運賃を除きます。
「保証期間に関する特約」または「バリアフリー工事に関する特約」をご契約いただいている場合(建設工事・組立工事・土木工事)
(エコ対策費用・残存物取片づけ費用特約による費用の補償)
引渡しの完了した保険の対象に対して「保証期間に関する特約」または「バリアフリー工事に関する特約」で
保険金をお支払いする場合で、
エコ対策費用または残存物取片づけ費用が発生したとき、
エコ対策費用およ
び残存物取片づけ費用を、両費用合計して「保証期間に関する特約」または「バリアフリー工事に関する特約」
でお支払いする保険金の10%に相当する額を限度にお支払いします。
(ただし、1事故につき300万円が限度
となります。)
土木工事については「保証期間に関する特約」の規定による損害の額の10%に相当する額(1事故につき
300万円を超えるときは300万円)
を限度にこれらの費用の実額を復旧費に算入して保険金をお支払いします。
エコ対策費用
残存物
取片づけ費用
「バリアフリー工事に関する特約」をご契約いただいている場合(建設工事・組立工事)
(バリアフリー物件修理付帯費用特約による費用の補償)
バリアフリー物件
修理付帯費用
引渡しの完了したバリアフリー物件(段差、手すり、廊下、出入口、階段、
アプローチ等)の事故に対して「バリ
アフリー工事に関する特約」で保険金をお支払いする場合で、バリアフリー物件修理付帯費用(改良費用、原
因調査費用、損害範囲確定費用、調整・試運転費用、仮修理費用、代替物設置費用、復旧工事を急いだ場
合の割増賃金等のうち、必要かつ有益な費用)が発生したとき、
その実額を、1事故につきバリアフリー物件の
損害に対する保険金の20%を限度にお支払いします。
(ただし、1事故につき100万円が限度となります。)
財物損害補償条項
保険金をお支払いしない主な場合(工事にかかわる事故の場合)
1.対象とならない工事
次に掲げる工事は対象工事(保険期間内に施工している保険証券記載の工事)の中には含まれません。
○共同企業体方式による工事で、工事の目的物およびその材料が明確に区分される工事形態(この方式を「分担施工方式」といい
ます。)以外の工事
○共同企業体方式による工事で、分担施工方式であっても、
ご契約者が施工する部分以外の工事
○解体、分解、撤去または取片づけ工事。ただし、解体、分解もしくは撤去した物の再組立、再据付、移設または第三者に対する引渡
しのために行うこれらの工事は対象工事に含むものとします。
○海外で行う工事
○自社工事(ご契約者が発注者となる工事をいいます。)
○請負金額が30億円を超える工事
等
2.保険金をお支払いしない主な場合
次のような損害または費用に対しては、保険金をお支払いできません。
この他に、
ご契約される各特約によって保険金をお支払いできない場合があります。
保険金をお支払いできない場合の詳細は約款の「保険金を支払わない場合」等の項目をご確認ください。
(1)建設工事危険担保特約、組立工事危険担保特約、土木工事危険担保特約共通の保険金をお支払いできない主な場合
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)
もしくはこれらの者の法定代
理人または工事現場責任者の故意もしくは重大な過失または法令違反に
よる損害
②風、雨、雪、雹もしくは砂塵の吹込みまたはこれらのものの漏入による損害。
ただし、保険の対象または保険の対象を収容する建物が台風などによって
直接破損した場合は除きます。
③寒気、霜または氷による損害(雹を除きます。)
④官公庁による差押え、収用、没収または破壊による損害。ただし、火災の延
焼防止のために行われる場合は除きます。
⑤地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損害
⑥核燃料物質の特性による事故、
その他の放射線照射または放射能汚染
による損害
⑦損害発生後その日を含めて30日以内に知ることができなかった盗難の損害
⑧残材調査の際に発見された紛失または不足の損害
⑨保険の対象が対象工事以外の用途に使用された場合において、
その使
用によってその使用部分に生じた損害
ひょう
じん
ひょう
⑩工事用仮設材として使用される矢板、杭、
H型鋼その他これらに類する物
の打込みもしくは引抜きの際において生じた曲損もしくは破損または引抜き
不能の損害(土木工事危険担保特約の場合は、
下記(3)⑲が適用されます。)
⑪保険の対象が通常有する性質や性能を欠いていることまたは保険の対象
の自然の消耗もしくは劣化に起因して生じた損害
⑫保険契約者、被保険者または工事現場責任者が工事仕様書記載の仕様
または施工方法に著しく違反したことによって生じた損害
⑬保険契約者または被保険者が対象工事に関して、完成期限または納期の
遅延、能力不足その他の理由による債務不履行により、損害賠償責任を
負担することにより被った損害
⑭保険の対象の設計、施工、材質または製作の欠陥を除去するための費用
(土木工事危険担保特約の場合は、下記(3)④が適用されます。)
⑮湧水の止水または排水費用
⑯保険料領収前に生じた事故による損害
⑰管理物件については、①∼⑯のほか、次に掲げる事由に起因して生じた損害
・冷凍(冷蔵・保冷)装置または設備の破壊・変調もしくは機能停止によっ
て起こった温度変化または湿度変化
・盗難、紛失、詐欺または横領
(2)組立工事危険担保特約に適用される保険金をお支払いできない主な場合
①雪による損害
②騒擾による損害
③労働争議中の暴力行為、破壊行為その他の違法行為または秩序の混乱による損害
じょう
(3)土木工事危険担保特約に適用される保険金をお支払いできない主な場合
①雪による損害
②騒擾による損害
③不発爆弾または機雷による損害
④保険の対象の設計、施工、材質または製作の欠陥の修理、取替、除去、
補強に要した費用もしくはその他の追加費用。ただし、
これらの欠陥によっ
て保険の対象の他の部分について生じた損害は除きます。
⑤土砂の圧密沈下のため追加して行った埋立、盛土または整地工事の費用
⑥掘削工事に伴う余掘りまたは肌落ちの損害
⑦浚渫部分に生じた埋没または隆起の損害
⑧捨石、被覆石、消波ブロックまたはこれらに類するものの洗掘、沈下または
移動によって生じた損害
⑨切土法面、盛土法面、整地面または自然面の肌落ちもしくは浸食の損害
⑩ケーソンの沈設位置またはシールド機械、推進管、
セグメントその他これら
に類する物の方向もしくは位置の矯正に要する費用
⑪ケーソンのひずみの矯正に要する費用
⑫ケーソンの沈設不能の損害
⑬沈設中のケーソンおよび推進中の推進管の刃口に生じた損害 ⑭シールド機械または推進管の推進不能の損害
⑮排水溝、調整池、暗渠、沈砂池、埋設管その他これらに類する物(以下「排
水溝等」といいます。)に流入した土砂、水、岩石、草木その他これらに類
する物を除去する費用。ただし、排水溝等に損壊が生じた場合は除きます。
じょう
しゅん せつ
⑯芝、樹木その他の植物について生じた損害
⑰土捨場または土取場における土砂崩壊によって生じた損害。ただし、土捨
場または土取場における本工事(完成後引渡しを要する工事の対象物の
工事)について生じた土砂崩壊は除きます。
⑱矢板、杭、
H型鋼、地中壁その他これらに類する物(以下「矢板等」といい
ます。)の継ぎ目から土砂、水または土砂水が流入した場合の排土・排水
費用もしくは清掃費用またはこれらの物の流入を防止するために要する費
用。ただし、不測かつ突発的な事故により矢板等に損害が生じたために
土砂、水または土砂水が流入した場合は除きます。
⑲矢板、杭、
H型鋼その他これらに類する物の打込みもしくは引抜きの際に
おいて生じた曲損もしくは破損または引抜き不能の損害
⑳舗装工事またはこれに類する工事における仕上げ表面の波状変形、剥離、
ひび割れその他これらに類する損害
海水のたまりを除去する費用。ただし、不測かつ突発的な事故により保険
の対象に損害が生じた場合は除きます。
基礎、支持地盤その他これらに類する物の支持力不足に起因して沈下し
た保険の対象の位置の矯正に要する費用
コンクリート部分のひび割れの損害。ただし、不測かつ突発的な外来の作
用により生じたひび割れは除きます。
支保工建込み後に土圧によって、支保工、掛矢板その他これらに類する
物に生じた損害。ただし、不測かつ突発的な事故により生じた損害につい
ては除きます。
休業損失補償条項
自社の施設以外での事故も補償の対象となります。
自社の占有施設、隣接物件、ユーティリティ設備
(電気・ガス・水道設備等)
、供給者等物件
(仕入先・納品先)
が事故
によって損害を受けた結果、
自社の営業が休止・阻害されたために生じる損失を補償します。
※以下の物は、
ご契約の対象には含まれません。
①自動車、船舶、航空機、人工衛星、
ロケットその他これらに類する物
②通貨、有価証券、預貯金証書、印紙、切手その他これらに類する物
③稿本、設計書、図案、雛型、鋳型、木型、紙型、模型、証書、帳簿その
他これらに類する物
④桟橋、護岸およびこれらに取り付けられた設備装置ならびに海上に所
在する設備装置
⑤自動販売機、駐車券発行機、精算機、
ゲーム機、
コインランドリー機等、
現金を投入することで商品やサービスを提供する機械(商品・製品等
である機械は含みません。)
またはこれらに収容される通貨、
プリペイド
カードもしくは動産
⑥建設機械
⑦新築、増築、改築、修繕または取りこわし中の建物または土木構造物
のうち、工事の発注者に被保険者(補償を受けられる方)が含まれて
いないもの
ひな
い
⑧組立または据付中の屋外設備装置または設備・什器等のうち、工事
の発注者に被保険者が含まれていないもの
⑨仮工事の目的物、工事用仮設物、工事用仮設建物およびこれに収
容されている設備・什器等、工事用材料または工事用仮設材
⑩法令により被保険者による所有または所持が禁止されている物
⑪仮設興行場、仮設海水浴場施設および博覧会施設ならびにこれら
の施設内に所在する物件
⑫動物または植物を育成する施設(孵化場、養殖場、果樹園等を含み
ます。)に所在する物件
⑬動物および植物
⑭データ、
ソフトウエア、
プログラム等の無体物、漁業権、特許権もしくは
著作権その他の権利または電気もしくはエネルギー
※ウィルス、細菌、原生動物等の付着、接触等もしくはこれらの疑いがある場合、補償の対象となる事故が発生し、
その復旧作業を行った後に、保険の
対象の機能に著しい支障をきたさない臭気が残存する場合または補償の対象となる事故の発生により、
日常生活もしくは通常の業務に伴う臭気と同
程度の臭気が残存する場合は損害とみなしません。
占有施設
(自社施設)
ユーティリティ設備
(電気・ガス・水道・電話
等の設備)
隣接物件
供給者等物件
(仕入先・納品先)
1日あたりのお支払額を設定し、休業日数に応じて保険金をお支払いします。
一部休業の場合も売上減少の割合に応じて保険金をお支払いします。
※1日あたりのお支払額(保険金額)
は、1日あたりの粗利益(売上高から商品仕入高および原材料費を差し引いた額)
を基準に設定していただきます。
※復旧期間内の売上減少高×支払限度率(最近の会計年度の粗利益×110%/最近の会計年度内の売上高)
から復旧期間内に支払いを免れた費
用を差し引いた額が限度となります。
休業1日目からお支払いの対象となり、さらに最長1年間補償します。
※事故により復旧期間限度(保険金のお支払いの対象となる期間の限度)、免責日数(保険金をお支払いしない日数)
が異なりますので、詳しくは「POINT4」
をご確認ください。
休業損失補償条項
火災からネットワークの中断まで、売上げの減少による損失を幅広く補償します。
<補償内容と復旧期間限度(*1)
・免責日数(*2)>
復旧期間限度は、
ご契約時に12か月、6か月、3か月、1か月のいずれかから選択していただきます。下図で「最長12か月」とあ
るのは、選択いただいた復旧期間限度となります。ただし、
ご選択いただいた復旧期間限度にかかわらず、下図の保険の対
象の区分が供給者等物件については20日、下図の対象事故が「食中毒の発生」の場合は30日となります。
事
故
保険の対象の区分
ひょう
火災、落雷、
破裂・爆発
風災、雹災、
雪災
○
○
占有施設
給排水設備事故の
水濡れ等(*3)
じょう
騒擾、
労働争議等
○
○
ユーティリティ設備
建物外部からの
物体の衝突等
復旧期間限度:最長12か月
免責日数なし
復旧期間限度:最長12か月 復旧期間限度:最長12か月
免責日数なし
免責日数1日
隣接物件
航空機・車両
の衝突等
復旧期間限度:最長12か月 免責日数1日
○
供給者等物件
復旧期間限度:20日 免責日数1日
事
故
盗難
保険の対象の区分
水災
電気的・機械的
事故(*4)
(*5)
その他不測かつ
突発的な事故(*5)
食中毒
占有施設
○
○
○ 復旧期間限度:30日
免責日数なし
隣接物件
復旧期間限度:最長12か月
免責日数なし
復旧期間限度:最長12か月
免責日数1日
×
ユーティリティ設備
○ 復旧期間限度:最長12か月 免責日数1日
×
×
×
供給者等物件
○
×
×
×
復旧期間限度:20日 免責日数1日
ネットワーク等の中断
仕入品の納品遅延(*6)
ネットワーク構成機器・設備(コ
ンピュータ、周辺機器、通信
回線設備)の不測かつ突発
的な事故による機能停止(ネッ
トワーク中断担保特約(オプ
ション))
仕入品輸送中の不測かつ突
発的な外来の事故により輸
送が中断・阻害されたことに
よる納品遅延(仕入品納品
遅延損害担保特約(オプショ
ン))
復旧期間限度:20日 免責日数:1日
復旧期間限度:20日 免責日数:1日
食中毒以外の賠償責任事故(*7)
施設や事業活動に起因して生じた
他人の身体障害、財物損壊による損
害賠償事故(食中毒以外の賠償責
任事故担保特約(オプション))
〈事故例〉PL事故が発生し、販売を
停止した。
復旧期間限度:20日 免責日数:1日
*1 保険金のお支払いの対象となる期間の限度をいいます。
*2 保険金をお支払いしない日数をいいます。
*3 給排水設備(スプリンクラー設備・装置を含みます。)
自体に生じた損害は補償の対象とはなりません。
*4 保険の対象である建物または屋外設備装置に付属する空調・電気・消火設備、昇降機、駐車場機械設備等に生じた事故が補償の対象となります。
*5 「電気的・機械的事故」、
「その他不測かつ突発的な事故」については特約で補償対象外とすることができます。
「その他不測かつ突発的な事故」を補
償対象外とした場合は「電気的・機械的事故」も補償対象外となります。
ひょう
*6 仕入品輸送中の不測かつ突発的な外来の事故による輸送具に生じた損害、風災・雹災・雪災・水災による輸送経路の遮断・制限により輸送が中断・
阻害され納品予定時刻を3時間以上遅延した場合の損失を補償します。
*7 施設や事業活動に起因して他人の身体障害、財物損壊による損害賠償の請求を受けた結果、営業が休止・阻害されたために生じる損失を補償します。
(食中毒による損害賠償は除きます。)
休業に関する各種費用を補償します。
お支払いする費用
保険金の種類
費用補償条項
費用保険金のお支払い内容
営業継続費用
火災や盗難等、休業損失補償条項の保険金のお支払いの対象となる事故による損害または事由によって生じた営業を継続するため
の費用(実費)
を、1事故あたり、上記「POINT2」の1日あたりのお支払額(保険金額)の30倍を限度に補償します。
災害後再開店・
開業費用
休業損失補償条項の保険金のお支払いの対象となる損失が生じたことに伴い5日以上休業し、事故後1年以内に営業を再開された
場合、再開するためにかかる費用に対し1事故あたり10万円を補償します。
安定化処置費用
安定化処置費用の補償につきましては、本パンフレットP.
7
(財物損害補償条項 POI
NT4 安定化処置費用)
をご参照ください。
(安
定化処置担保特約を自動セットしています。)
※休業損失補償条項においては、保険の対象のうち、被保険者が所有するもの(ユーティリティ設備と供給者等物件を除きます。)に
対して行う安定化処置に限り、
その費用を安定化処置費用保険金として支払います。
保険金をお支払いしない主な場合
次のような事由により生じた損失については、保険金をお支払いできません。この他に、各特約によって保険金をお支払いできない
場合があります。保険金をお支払いできない場合の詳細は、約款の「保険金を支払わない場合」等の項目をご確認ください。
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)
またはこれらの者の法定代理人の故意、重大な過失、法令違反による損失
②被保険者でない者が保険金を受け取るべき場合のその者またはその者の法定代理人の故意、重大な過失、法令違反による損失
③戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱等によって生じた損失
④地震もしくは噴火またはこれらによる津波による損失
⑤核燃料物質等の汚染によって生じた損失
⑥保険契約者または被保険者が所有または運転する車両またはその積載物の衝突または接触による損失
⑦保険の対象が通常有する性質や性能の欠如により生じた損失
⑧自然の消耗または劣化、性質による蒸れ、変色、変質、
さび、腐食、
ねずみ食い、虫食い等により生じた損失
⑨保険の対象に対する加工、解体、据付、組立、修理、清掃、点検、調整等の作業中における作業上の過失または技術の拙劣により生じた損失
⑩保険の対象の置き忘れまたは紛失により生じた損失
⑪詐欺または横領により生じた損失
⑫土地の沈下、移動または隆起により生じた損失
⑬国または公共団体による法令等の規制によって生じた損失(ただし食中毒の疑いがある場合における行政機関による営業の禁止、停止その他の処置
による損失は除きます。)
⑭差押え、収用、没収、破壊等国または公共団体の公権力の行使による損失
⑮復旧または営業の継続に対する妨害によって生じた損失
⑯万引き等によって商品・製品等に損害が生じたことによって生じた損失
⑰冷凍・冷蔵装置または冷凍・冷蔵設備の破壊、変調または機能停止に起因する温度変化によって冷凍・冷蔵物に損害が生じたことによって生じた損失
(同一敷地内での火災による場合を除きます。)
⑱保険契約者の使用人または被保険者の使用人の故意によって生じた損失
⑲保険の対象である設備・什器等または商品・製品等を加工または製造することに起因して、
その設備・什器等または商品・製品等に損害が生じたことに
よって生じた損失
ひょう
じん
⑳風、雨、雪、雹、砂塵その他これらに類する物の建物内部への吹き込み、浸み込み、漏入によって保険の対象に損害が生じたことにより生じた損失
発酵または自然発熱によって保険の対象に損害が生じたことにより生じた損失
1時間未満の電力の停止または異常な供給により、保険の対象である商品・製品等にのみ損害が生じたことによって生じた損失
保険の対象である液体、粉体、気体等の流動体に生じた汚染、他物の混入、変質等によって生じた損失
食中毒事故の場合の脅迫行為によって生じた損失
●ネットワーク中断担保特約に適用される保険金をお支払いしない主な場合
①政変・国交断絶、経済恐慌、物価騰貴、外国為替市場の混乱または通貨不安によって生じた損失
②ネットワーク構成機器・設備の能力を超える利用または他の利用者による利用の優先によって生じた損失。ただし、当該ネットワーク構成機器・設備の
能力を超える利用が第三者の故意または悪意によって行われたことを保険契約者または被保険者(補償を受けられる方)が立証した場合は除きます。
③ネットワーク構成機器・設備の操作者または監督者等の不在によって生じた損失
④賃貸借契約等の契約の失効、解除または各種の免許の失効、停止によって生じた損失
⑤脅迫行為によって生じた損失
⑥衛星通信の機能の停止によって生じた損失
等
●食中毒以外の賠償責任事故担保特約に適用される保険金をお支払いしない主な場合
①保険契約者の使用人または被保険者(補償を受けられる方)の使用人の故意によって生じた損失
②被保険者またはその法定代理人もしくは使用人が、被保険者のためにその事務を処理するに当たり、
または自己の職務上の地位を利用して、被保険者
またはその他の者に対して行った窃盗、強盗、詐欺、横領または背任行為によって生じた損失
③被保険者が有する債権について発生した債務不履行によって生じた損失
等
賠償責任補償条項
事業活動にかかわる賠償責任を包括して補償します。
※お支払いの限度額、免責金額(自己負担額)の記載のない補償内容についてはご契約ごとにお支払いの限度額、免責金額(自己負担額)をご
要望に応じて設定していただきます。
保管物(*1)の損壊
事業活動、施設に起因した
他人の身体障害・財物損壊
事業活動(仕事の遂行、仕事の結果、製造・販売した物)、
ま
たは所有、使用、管理する施設に起因して、他人にケガをさ
せたり、他人の物を壊したことについて、法律上の損害賠償
責任を負担することによって被る損害を補償します。
<事故例>
・看板の落下により通行人が負傷してしまった。
保管物の損壊、紛失、盗取、詐取について、法律上の損害賠
(*2)
償責任を負担することによって被る損害を補償します。
*1 保管物 : 加工、修理、据付、組立、保守点検、清掃、洗浄、警備を
目的とせずに受託した物や保管に対して報酬を受けずに受託した
物をいいます。
*2 1事故、保険期間中ともに300万円がお支払いの限度額となります。
また1万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
人格権等の侵害
借用不動産の損壊
事業活動または施設に起因して他人の人格権を侵害したことま
たは宣伝侵害したことについて、法律上の損害賠償責任を負担
することによって被る損害を補償します。
※1請求、保険期間中ともに300万円がお支払いの限度額とな
ります。
<事故例>
・お客様を万引き犯と間違え、つかまえてしまった。
不測かつ突発的な事故による借用不動産の損壊について、貸主に対し
て法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
※1万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
<事故例>
・飲食店で客のコートを預かったところ、誤って汚してしまった。
<事故例>
・借用店舗備え付けの扉に誤って物をはさみ扉を壊して
しまった。
以下の補償は業種によってお引き受けできない場合もあります。
修理・加工受託物の損壊;修理加工受託物危険特約(オプション)
従業員の業務災害;使用者賠償責任補償特約(オプション)
修理、加工、点検するために他人から預かっている財物が、自己
の施設内で損壊、紛失、盗取、詐取されたことについて法律上の
損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
<事故例>
・お客様からお預かりしたTVを修理中に落として壊してしまった。
従業員が業務災害を被ったことにより、事業主が使用者とし
て法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を
補償します。
<事故例>
・会社の安全管理が不十分だったために、工事中に足場が
崩れ作業員がケガをしてしまった。
コンピュータの障害;IT特約(オプション)
不良完成品による損害;不良完成品損害担保特約(オプション)
ネットワークの所有、使用、管理、ネットワークを通した情報の
提供にあたり、法律上の損害賠償責任を負担することによっ
て被る損害を補償します。
※5万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
<事故例>
・取引先にネットワークを通じてウイルスに感染したデータ
を提供し、それによって取引先の他のデータが消去され
てしまった。
次のような事由により、法律上の損害賠償責任を負担することによっ
て被る損害を補償します。
①生産物が原材料、部品、添加物、容器または包装資材の場合で、その
生産物を使用して製造・加工された財物がその生産物の欠陥によ
り損壊したこと。
②生産物を制御装置として使用している機械・工具により製造または
加工した財物が、その生産物の欠陥により損壊したこと。
<事故例>
・パンの包装材メーカーが納入した包装材のインク乾燥が
不十分でパン製造会社のパンに損害が発生した。
保管自動車の損壊;自動車管理者特約(オプション)
受託現金・貴重品の損壊;受託現金・貴重品特約(オプション)
駐車場業や自動車修理業等が預かった自動車を保管中に
損壊、紛失、盗取、詐取されたことについて法律上の損害賠
償責任を負担することによって被る損害を補償します。
<事故例>
・立体駐車場の操作を誤って、お客様の車に傷をつけてし
まった。
サービス業のフロントサービス等で預かった顧客の現金、貴重品を
損壊、紛失、盗取、詐取されたことについて法律上の損害賠償責任
を負担することによって被る損害を補償します。
※1事故、保険期間中ともに100万円がお支払いの限度額とな
ります。また、1万円の免責金額(自己負担額)が適用されます。
※ゴルフ場等の貴重品ロッカー(セーフティボックス)内に収容さ
れた現金・貴重品等については、補償の対象外となります。
<事故例>
・お客様からお預かりしていた現金が盗取されてしまった。
管理下財物の損壊;管理下財物損壊担保特約(オプション)※老人福祉業では自動セット
管理下財物(事業のために、占有・使用している財物、
直接作業を加えている財物、他人から借りている
財物)が損壊したことについて、法律上の損害賠償
責任を負担することによって被る損害を補償します。
<事故例>
・ビルメンテナンス業者がビルの窓ガラスを清掃
中に誤って窓ガラスを損壊させてしまった。
※次の管理下財物の損壊は補償の対象外です。
支給財物、
リース・レンタル財物、他人に引き渡す前の商品・製品、被保険者(補
償を受けられる方)
またはその下請負人が加工のために受託した財物、建設業・
道路貨物運送業・警備業・クリーニング業において被保険者またはその下請負
人が直接作業を加えている財物、保管施設に保管のために預かっている財物、
とう
ひな
貨紙幣、有価証券、宝石、貴金属、美術品、骨董品、稿本、設計書、雛型、
自動車、
原動機付自転車、建設機械、航空機、船舶、動物、植物、借用不動産 等
施設内フォークリフト・ゴルフカートによる事故(製造業・運送業・ゴルフ場業)
;施設内専用車特約(オプション)
所有、
または占有する施設内のみで使用されるフォーク
リフト、ゴルフカートに起因して他人にケガをさせたり、
他人の物を壊したことについて法律上の損害賠償責任
を負担することによって被る損害を補償します。
※1事故あたり1億円がお支払いの限度額となります。また、1万円の免責金
額(自己負担額)が適用されます。
<事故例>
・工場でフォークリフトを使用中に誤って納入業者の車両に衝突させて
しまった。
業種の特徴に応じた賠償責任をカバーしています。
<例>
業種
補償内容
次の1∼3のいずれかの事由によって日本国内において発生した他人の身体の障害もしくは財物の損壊または人格権侵
害に起因して、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。 1.工事または付随業務の遂行
2.完成・修理後物件
3.事業用施設または仮設施設の所有、使用または管理
※次に掲げる工事の結果に起因する損害賠償責任を負担することによって被る損害は、補償の対象外です。
特約
工事業者賠償
責任補償特約
(自動セット)
しゅんせつ
土地造成工事、地盤改良工事、埋立工事、護岸工事、浚渫工事
次のA∼Fを補償します。
A 財物損壊の
範囲拡大
工事の遂行または完成・修理後物件に関わる不測かつ突発的な事故により、対人・対物事
故を伴わず他人の財物の使用を阻害したことについて法律上の損害賠償責任を負担するこ
とによって被る損害を補償します。
B 工事遅延損害
工事中の対人・対物事故等の発生に伴い生じる工事の遅延(履行期日の翌日から6日以上)
による発注者の財産権の侵害について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る
損害を補償します。
C データ損壊
データ損壊(磁気的または光学的に記録された他人のデータまたはコンピュータ・プログラム
の滅失または破損であって有体物の滅失、破損または汚損を伴わないもの)に起因する法律
上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
Dリース・レンタル
財物損壊
工事の遂行のために工事場内等で、使用または管理するリース・レンタル財物を損壊したこと
について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
E 支給財物損壊
支給財物を損壊したことについて法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害
を補償します。
F 被害者治療費用
工事の遂行等に起因して、対人事故が発生し、被害者が医師の治療を受けた場合に要した
費用損害を補償します。
建設業
工事業者賠償
責任補償拡大
特約(オプション)
生産した製品により他人にケガをさせたり、他人の物を壊した場合、
それと同時に発生したその製品自体の損壊につい
て法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
製造業者用生産物自体
損壊特約(オプション)
加工のために預かった製品の損壊・紛失・盗取・詐取について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損
害を補償します。
製造業者用委託
加工品特約(オプション)
警備業
警備業務、警備対象物の運送業務中に、誤って他人にケガをさせたり、他人の物を壊したり、紛失・盗取されたことにつ
いて法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
警備業者特約
(自動セット)
旅館業
旅館施設内で管理する宿泊客の所持品(自動車、宿泊客からクリーニングのために受託した衣類等、現金、有価証券
その他の貴重品に限ります。)の損壊・紛失・盗取・詐取について、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る
損害を補償します。
旅館用受託
特約(自動セット)
運送業
受託した貨物の損壊・紛失・盗取・詐取について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
運送業者特約
(オプション)
クリーニング業
顧客から預かった洗たく物の損壊・紛失・盗取・詐取・誤配について法律上の損害賠償責任を負担することによって
被る損害を補償します。
※洗い張りのための受託やクリーニング後の次シーズンまでの保管は補償の対象となりません。
クリーニング業者
特約(オプション)
居宅介護支援業務に起因して生じる経済損失(申請手続きミスによって、
サービスの利用機会を逸失した場合等)につ
いて法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
居宅介護支援業務
経済損失担保特約
(自動セット)
訪問介護業務で預かる現金の盗取または詐取について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害
を補償します。
訪問介護にかかる
現金の盗取・詐取
担保特約(自動セット)
管理下財物(事業のために、占有または使用している財物、直接作業を加えている財物、他人から借りている財物)の
損壊について法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
管理下財物損壊
担保特約(自動セット)
製造業
老人福祉業
梱包業
作業場内のフォークリフト、清掃作業車、芝刈り機等の作業場内工作車の所有、使用または管理について、法律上の
建物サービス業
損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償します。
園芸サービス業
作業場内工作車
危険に関する特約
(自動セット)
賠償責任補償条項
事業活動、施設を包括して補償していますので、
仕事の内容や施設を特定する必要がありません。
損害賠償に関する様々な費用を補償します。
費用補償条項・賠償責任補償条項に付属する費用
賠
償
責
任
補
償
条
項
を
ご
契
約
さ
れ
た
場
合
に
お
支
払
い
す
る
費
用
超ビジネス保険において補償の対象となる賠償責任事故にかかわる次のような費用に対し、保険金をお支払いします。
A 争訟費用 賠償責任事故に関する争訟(訴訟手続きか否かを問いません。)の費用について東京海上日動の事前の書面による同意を得て支出した費用
B 緊急措置
費用 補償の対象となる賠償責任事故(その原因になると思われる偶然な事故を含みます。)が発生した場合に、損害の発生または
拡大の防止のために必要な応急手当、護送、診察、治療、看護その他の緊急措置を講じた費用(費用の支出の時点で、明ら
かに法律上の損害賠償責任がないと判断される場合にはお支払いしません。)
補償の対象となる賠償責任事故(その原因になると思われる偶然な事故を含みます。)が発生した場合に、既に発生している
損害の発生もしくは拡大の防止に講じた有益な費用または他人から損害賠償を受ける権利の保全・行使に必要な手続き費用。
C 損害拡大 ただし、緊急措置費用、汚染浄化費用(汚染物質の調査・処理・脱毒・中和等の費用)および生産物の回収、検査、修理、交
防止費用 換等の費用はお支払いしません。また、費用の支出の時点で、明らかに法律上の損害賠償責任がないと判断される場合もお
支払いしません。
D 協力費用 東京海上日動が損害賠償請求の解決を行うときに、協力していただくために直接支出した費用
賠償責任事故に関し、事故現場保存、事故状況調査・記録、写真撮影、事故原因調査、事故現場取片づけ、役員または従業
E 初期対応 員派遣のための交通費・宿泊費、通信費、事故が他人の身体の障害である場合の見舞金・見舞品の費用等初期対応を行う
ために支出した費用(その額および使途が社会通念上妥当なものに限ります。また、費用の支出の時点で、明らかに法律上の
費用
損害賠償責任がないと判断される場合にはお支払いしません。)
損害賠償事故に関し、損害賠償金のお支払いを求める訴訟が日本の裁判所になされた場合、
その対応のための社会通念上
F 訴訟対応 妥当な従業員の超過勤務手当、交通費、宿泊費、臨時雇用費用、増設コピー機のリース費用、事故の再現実験費用、意見
費用 書・鑑定書作成、相手方当事者・裁判所に提出する文書作成の費用
G 災害広告 損害賠償金に対して保険金をお支払いする場合で、東京海上日動の事前の書面による同意を得て支出した新聞へのお詫び
費用・
広告掲載費用、休業または営業再開の予定を公告する費用、事故の結果落ち込んだ製造・販売・提供する商品の売れ行きを
信頼回復
回復するために必要な広告宣伝活動等の費用
費用
【上記費用の支払限度額】
全額をお支払いします。ただし、Aの費用については法律上の損害賠償金の額を超える場合は、次の算式により算出さ
れる金額のみに対して保険金をお支払いします。
Aの費用
争訟費用保険金の額
=
争訟費用の額
×
支払限度額
法律上の損害賠償金の額
BからDの費用
それぞれの費用の実額をお支払いします。
EおよびFの
費用
Eの費用およびFの費用を合算し、1事故または1請求につき、100万円を限度として費用の実額をお支払いします。ただし、
Eの
初期対応費用のうち、他人の身体障害の見舞金・見舞品の購入費用については、被害者1名につき、10万円を限度とします。
Gの費用
1事故または1請求につき10万円を限度として、費用の実額をお支払いします。
借用不動産の
損壊にかかわる
損害賠償を補償
して いる場合
借用不動産の貸主との契約に基づいて、借用不動産について生じた損害を自己の費用で修理したときに、借用不動産を損害発生直前の状態に復
旧するために必要な修理費用を補償します。
(賠償責任補償条項で保険金が支払われる場合は除きます。)ただし、次のような費用は対象外です。
・借用不動産の主要構造部、借用不動産を使用する他の者と共同で使用する部分の修理費用
・専用水道管の凍結にかかる修理費用
・日常の使用に伴う摩滅・損耗、
すり傷・かき傷等単なる外観上の損害であって機能に直接関係ない損害 等
【費用のお支払方法】
借用不動産修理費用
(借用不動産修理費用特約) 1事故につき、修理費用の額から1万円を控除した額を300万円を限度にお支払いします。
業
種
に
応
じ
て
お
支
払
い
す
オ
プる
シ費
ョ
ン用
製造業
製造業リコール費用
(リコール費用特約)
臨時費用
(臨時費用特約)
運送業
生産物の欠陥に起因して他人の身体障害、財物損壊が発生した場合、
その生産物の回収、
検査、修理等を行うための費用の実額の80%を1事故および保険期間中につき100万円を限
度にお支払いします。
運送業者特約で保険金が支払われる場合に、受託貨物が損壊もしくは紛失しまたは盗取、詐取
されたことによって臨時に生じる費用に対して、運送業者特約により支払われる保険金の10%に
相当する額を1事故につき200万円を限度にお支払いします。
運送業者特約で保険金が支払われる場合に、損壊した受託貨物の残存物の取片づけに必要な
費用の実額を運送業者特約により支払われる保険金の10%に相当する額または1事故につき
(残存物取片づけ費用・廃棄費用特約) 200万円のいずれか低い方を限度にお支払いします。
残存物取片づけ費用・
廃棄費用
警備業務・運送業務を遂行することにより、他人の身体に障害
【見舞費用のお支払方法】
が発生した場合
東京海上日動の同意を得
老人
老人福祉施設に見舞いに来られた方やボランティアの方がその施設内で て慣 習として支 払った見
見舞客等傷害見舞費用
舞金の額をケガの状態に
福祉業 (見舞客・ボランティア傷害見舞費用特約) 転んでケガをされる等急激かつ偶然な外来の事故によりケガをされた場合
より、1 万 円から5 0 万円を
店舗利用者が、
その店舗内で転んでケガをされる等急激かつ偶
販売業 来店顧客傷害見舞費用
限度としてお支払いします。
然な外来の事故によりケガをされた場合
飲食業 (来店顧客傷害見舞費用特約)
警備業
見舞費用
(見舞費用特約)
保険金をお支払いしない主な場合
次のような事由により生じた損害については、保険金をお支払いできません。この他に、各特約によって保険金をお支払いでき
ない場合があります。保険金をお支払いできない場合の詳細は約款の「保険金を支払わない場合」等の項目をご確認ください。
(1)賠償責任補償条項共通
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)またはこれらの者の法定代理人の故意によって生じた損害
②被保険者でない者が保険金の全部または一部を受け取るべき場合においては、その
者またはその者の法定代理人の故意によって生じた損害
③戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類
似の事変または暴動によって生じた損害
④地震もしくは噴火もしくはこれ
らによる津波もしくは洪水または高潮によって生じた損害
いっしゅつ
⑤汚染物質の排出・流出・溢出または漏出によって生じた損害。ただし、排出等が不測で
あり、排出等の原因となる事故が突発的に発生し、
かつ排出等が急激である場合におい
て、事故が発生してからその日を含めて7日以内に被保険者が排出等を発見し、かつその
日を含めて21日以内に事故発生の日時等を東京海上日動に通知した場合を除きます。
⑥石綿もしくは石綿を含む製品または石綿の代替物質もしくはその代替物質を
含む製品が有する発ガン性その他の有害な特性によって生じた損害
⑦被保険者と他人との間に損害賠償に関する約定がある場合において、
その約
定によって加重された損害賠償責任によって生じた損害
⑧被保険者の父母、配偶者(内縁を含みます。)
または子に対する損害賠償責任
によって生じた損害
⑨次に掲げる仕事の遂行またはその結果によって生じた損害
ア.医師、歯科医師、看護師、保健師、助産師が行うのでなければ人体に危害を生ずるおそれがある行為
イ.医薬品の調剤・投与、医薬品の販売・供給または医薬品もしくは医療器具等の治験
ウ.はり、
きゅう、
あんま・マッサージ・指圧または柔道整復
エ.腫瘍性疾患、出血性疾患、
リュウマチ等に対する施術行為または頸椎に
対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法による施術行為
オ.建築士、土地家屋調査士、技術士、測量士または獣医師以外の者が行
うことを禁じられている専門的職業行為
カ.所定の資格を有していない者により行われるアからオまでに掲げる行為
キ.スキューバダイビング、パラセーリング、水上スキー、
ウエイクボード、パラグライダー、
ハンググライダー、
スカイダイビング、
フリースタイルスキー、
ラフティング、
ロックク
ライミング、バンジージャンプまたは山岳登はんの運営、指導、監督または引率
ク.医師法、薬事法、
あん摩マッサージ指圧師、
はり師、
きゅう師等に関する法
律、柔道整復師法のいずれかの法律に違反しまたは違反するおそれのあ
るエステティック、垢すり、
アロマテラピーその他これらと類似の行為
ケ.次のエステティックその他これらと類似の行為
(ア)毛根部分の組織をレーザー等により破壊することによる脱毛行為
(イ)皮膚の表皮に針を用いて色素を注入するアートメイキング行為
(ウ)皮膚の剥離を伴う程度の強い薬品を用いたピーリング行為
(エ)パーマネント・ウェーブ用剤を用いたまつ毛パーマ行為
コ.飛行場のグランドハンドリング業務または航空管制業務
サ.
LPガス販売業務、
ガソリンスタンド業務または石油精製業務
シ.産業廃棄物処理業務、新聞・出版業務または熱供給業務
(2)事業活動、施設に起因した他人の身体障害・財物損壊
①被保険者(補償を受けられる方)の使用人が、被保険者の業務に従事中に被った身体の障害
②施設の屋根、壁、扉、窓または通風筒等から浸入する雨または雪等による財物の損壊
③次に掲げるものの所有、使用または管理に起因する損害
ア.航空機、
自動車または原動機付自転車
イ.施設外における原動機付きの船舶・車両(自動車、原動機付自転車を除きます。)または動物
④飛散防止対策等の損害発生の予防に必要な措置を取らずに行われた作業による塗
料その他の塗装用材料、鉄粉、鉄さびまたは火の粉の飛散または拡散に起因する損
害。ただし、塗装用容器または作業用具の落下もしくは転倒によるものを除きます。
⑤次に掲げる生産物によって生じた損害
ア.
たばこ、武器
イ.航空機またはその構成部品
ウ.医薬品、飼料またはこれらを構成する物質
エ.DES
(ジエチルスチルベストロール系製剤)、
トリアゾラム、L−トリプトファンまたは体内移植用シリコーン
⑥次に掲げる仕事の結果によって生じた損害
ア.
カイロプラクティック、整体その他これらと類似の行為
イ.エステティック、垢すり、
アロマテラピーその他これらと類似の行為
しゅんせつ
ウ.土地造成工事、地盤改良工事、埋立工事、護岸工事または浚渫工事
⑦生産物または仕事の瑕疵に起因するその生産物または仕事の目的物の損壊自体
⑧生産物または仕事の目的物自体の損壊のみに起因するその生産物または仕
事の目的物の使用不能または修補によって生じた損害
⑨他人の身体の障害または財物の損壊の拡大または発生を防止するために、
生産物もしくは仕事の目的物、
これらが一部をなす他の財物またはこれらの財
物により製造・加工された財物について講じられた回収、検査、修理、交換そ
の他の措置によって生じた損害
⑩被保険者が故意または重大な過失により法令に違反して行った事業活動によって生じた損害
⑪仕事が行われた場所に放置または遺棄された機械、装置または資材によって生じた損害
⑫生産物を原材料、部品、容器または包装として使用して製造・加工された財物の損壊自体
⑬生産物、完成品またはこれらを制御装置として使用する機械もしくは工具によ
り製造・加工された財物の損壊自体によって生じた損害
⑭完成品または⑬の財物の使用不能または修補によって生じた損害
⑮生産物または仕事の目的物の効能または性能に関する不当な表示または虚
偽の表示によって生じた損害
(3)人格権等の侵害
①被保険者(補償を受けられる方)によって、
または被保険者の了解もしくは同意に
基づいて被保険者以外の者によって行われた犯罪行為によって生じた損害
②真実でないことを知りながら、被保険者によって、
または被保険者の指図により被保
険者以外の者によって行われた人格権侵害または宣伝侵害によって生じた損害
③最初の侵害が保険期間の開始前に行われ、
その反復または継続の結果とし
て行われた人格権侵害または宣伝侵害によって生じた損害
④広告、出版、放送または通信を事業とする被保険者により行われた人格権侵
害または宣伝侵害によって生じた損害
⑤被保険者による採用、雇用または解雇に関する人格権侵害によって生じた損害
⑥契約違反による宣伝侵害によって生じた損害
⑦生産物または仕事の価格、品質または性能に関する宣伝の過誤による宣伝
侵害によって生じた損害
(4)保管物の損壊
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)、
これらの者の法定代理人もしくは使用人ま
たは被保険者と同居する親族が行い、
または加担した盗取または詐取によって生じた損害
②原因がいかなる場合でも、保管物自体の自然発火または自然爆発によって生じた損害
③保管物の自然の消耗または性質による蒸れ、
かび、腐敗、変色、
さび、汗ぬれ、
その他
これらに類似の事由またはねずみ食いもしくは虫食い等によって生じた損害
④屋根、壁、扉、窓または通風筒等の欠陥により、
これらから浸入する雨または雪等によって生じた損害
⑤保管物の修理もしくは加工の拙劣または仕上がり不良によって生じた損害。ただ
し、
これらの事由によって火災または爆発が発生したことによる損害を除きます。
⑥保管物が委託者に引き渡された日から30日を経過した後に発見された保管物
の損壊に起因する損害
⑦次のいずれかに該当する保管物の損壊または紛失、盗取もしくは詐取に起因
する損害に対しては、保険金を支払いません。
ア.借用不動産
イ.自動車、原動機付自転車、航空機または船舶
ウ.貨幣、紙幣、有価証券、印紙、切手、証書、帳簿、宝石、貴金属、美術品、
とう
ひな
い
骨董品、勲章、記章、稿本、設計書、雛形、鋳型、木型、紙型、模型その他
これらに類する財物
エ.所有権留保条項付売買契約に基づいて被保険者が購入した財物
オ.
リース契約により被保険者が使用または管理する財物
カ.被保険者が他人に引き渡す前の商品・製品等
キ.自動販売機
ク.建設機械
ケ.動物および植物
コ.被保険者、
その法定代理人もしくはこれらの者の使用人または被保険者
と同居する親族が所有し、
または事業以外の目的で使用する保管物
(5)借用不動産の損壊
①被保険者(補償を受けられる方)
またはその法定代理人もしくは使用人の心
神喪失または指図によって生じた損害
②改築、増築、取壊し等の借用不動産に関する工事によって生じた損害
③借用不動産の欠陥によって生じた損害
④日常の使用に伴う借用不動産の摩滅、消耗、劣化、
自然の消耗もしくは性質
によるさび、
かび、変質、腐敗、腐食、侵食、
ひび割れ、
はがれ、肌落ちその他類
似の事由またはねずみ食いもしくは虫食い等によって生じた損害
⑤汚損、
すり傷、塗料のはがれ落ちその他借用不動産の機能に直接関係のな
い単なる外見上の損傷によって生じた損害
⑥煙損害または臭気等の付着によって生じた損害
⑦屋根、壁、扉、窓、通風筒等の欠陥により、
これらから浸入する雨または雪等に
よって生じた損害
⑧借用不動産の貸主以外の者に対する損害賠償責任
⑨被保険者またはその法定代理人もしくは使用人が借用不動産を貸主に引き
渡した後に発見された損壊に起因する損害賠償責任
⑩被保険者の親会社、子会社または関連会社に対する損害賠償責任
(6)各特約固有の保険金をお支払いしない主な場合
●修理加工受託物危険特約
①自動車、原動機付自転車、航空機、船舶、動物、植物、半製品、仕掛品、帳簿、
ひな
美術品、稿本、設計書、雛型等の損壊、紛失、盗取、詐取によって生じた損害
②自然発火・自然爆発、
自然の消耗または性質による蒸れ、
かび、腐敗、変色、
さ
び、汗ぬれ、
ねずみ食い、
虫食い等の損壊によって生じた損害
③通常の作業工程上生じた修理、加工、点検の拙劣または仕上がり不良等に
よる損壊によって生じた損害
④修理加工受託物が委託者に引き渡された日から30日経過した後に発見され
た損壊によって生じた損害 等
●管理下財物損壊担保特約
①記名被保険者が所有・占有する施設内で行われた工事、修理、加工または
点検に起因する管理下財物の損壊
②自然の消耗・性質による蒸れ、
かび、腐敗、変色、
さび、汗ぬれ、ねずみ食い、
虫食い等に起因する損害
③修理・点検・加工に関する技術の拙劣、仕上不良に起因する損害
④被保険者(補償を受けられる方)が運送を請け負った貨物の損壊に起因する
損害(作業場内で発生した損壊を除きます。) 等
●IT特約
①犯罪行為に起因する損害
②他人の身体の障害、財物の損壊・紛失・盗取に起因する損害
③知的財産権の侵害、被保険者(補償を受けられる方)の支払不能・破産に起
因する損害
か し
④通常要するテストを実施していないソフトウエア・プログラムの瑕疵による事故、
か し
ソフトウエア・プログラムの瑕疵によってテスト期間内または正式使用後1か月
以内に生じた事故によって生じた損害 等
●使用者賠償責任補償特約
①事業場責任者の故意に起因する身体の障害
②風土病、職業性疾病による身体の障害 等
●自動車管理者特約
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)
、
その法定代理人もしくは使用
人または被保険者と同居する親族が行い、
または加担した盗取、詐取によっ
て生じた損害
②修理・点検・加工に関する技術の拙劣、仕上不良による受託自動車の損壊
によって生じた損害
③受託自動車が委託者に引き渡された後に発見された損壊または紛失、盗取も
しくは詐取によって生じた損害 等
●受託現金・貴重品特約
①現金等が委託者に引き渡された日から30日を経過した後に発見された損壊、
紛失、盗取または詐取によって生じた損害
②現金、貴重品等の使用不能によって生じた損害 等
●工事業者賠償責任補償特約
①地下、基礎または土地の掘削に関する工事に伴い発生した土地の沈下・隆起・
移動・振動・土砂崩れまたは土地の軟弱化、土砂の流出入によって生じた工
作物・収容物・土地等の損壊、地下水の増減に起因する賠償責任を負担す
ることによって被った損害
②じんあい、騒音に起因する賠償責任を負担することによって被った損害
③自然の消耗・性質による蒸れ、
かび、腐敗、変色、
さび、汗ぬれ、ねずみ食い、
虫食い、修理・点検・加工に関する技術の拙劣または仕上不良、塗装用材料
の色・特性等の選択誤りによる管理下財物の損壊によって生じた損害(その
財物に対し正当な権利を有する者に対して負担する賠償責任についてのみ
この規定を適用します。)
④完成・修理後物件自体のみに発生した損壊によって生じた損害
⑤発注者への引渡しから10年が経過した後に発生した完成・修理後物件の損
壊によって生じた損害 等
●工事業者賠償責任補償拡大特約
①財物損壊の範囲拡大
ア.重過失による法令違反、犯罪行為、職務上の地位を利用して行った窃盗、
強盗、詐欺、横領、背任行為に起因する損害
イ.法令等に基づく規制、公権力の行使、データまたはコンピュータ・プログラムの
損壊、知的財産権の侵害に起因する損害 等
②リース・レンタル財物損壊
ア.保守、点検、修理、部品交換等の作業により生じた損壊、機能に支障のない外観
上の損壊、消耗品・消耗材に単独に生じた損壊に起因する損害
イ.損壊したリース・レンタル財物の使用不能に起因する損害 等
③支給財物損壊
ア.他の財物に組み込まれた後に発見された損壊によって生じた損害
イ.損壊した支給財物の使用不能によって生じた損害 等
④被害者治療費用
ア.保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)、被害者の闘争行為・犯
罪行為、被害者の故意によって生じた損害
イ.保険契約者、被保険者、被保険者の業務に従事中の者、被保険者の父
母・配偶者・子その他の親族が被る身体の障害によって生じた損害 等
●製造業者委託加工品損壊特約
①自動車、原動機付自転車、航空機、船舶、動物、植物、貨紙幣、有価証券、帳簿、美
ひな
術品、稿本、設計書、雛型等の損壊または紛失、盗取もしくは詐取にかかる損害
②自然発火、
自然爆発、
自然の消耗、性質による蒸れ、
かび、腐敗、変色、
さび、
汗ぬれ、
ねずみ食い、
虫食い等の損壊によって生じた損害
③通常の作業工程上生じた加工の拙劣または仕上がり不良等による委託加
工品の損壊によって生じた損害
④引き渡された日から30日経過した後に発見された委託加工品の損壊によって
生じた損害 等
●警備業者特約
①重過失に基づく法令違反により遂行した警備業務および運送業務に起因す
る損害
②警備業法に基づく認定または道路運送法に基づく免許を受けずに、
または認
定もしくは免許を取消された以後に遂行した業務に起因する損害
③警備契約書に基づかない警備業務または運送契約書に基づかない運送業
務の遂行に起因する損害 等
●クリーニング業者特約
①洗たく物のかし、洗濯物の自然の変化(自然の状態における消耗、変色、
のび、
ちぢみ、風合の変化、形崩れ等)、洗たく物の修理・加工による損壊によって
生じた損害
②洗たく物が委託者に引き渡された日から30日を経過した後に、
その洗たく物に
ついて正当な権利を有する者から被保険者(補償を受けられる方)に通知さ
れたその洗たく物の損壊によって生じた損害 等
●運送業者特約
①貨物自動車運送事業法または道路運送法その他の運送事業を規制する法
令に定める許可または免許を受けずに、
またはこれを取消された以後に遂行し
た業務に起因する損害賠償責任を負担することによって被る損害
②輸送用具が受託貨物を安全に輸送するのに適さなかった結果生じた損害
③警察でその届出が受理されていない盗取、各荷造りごとの紛失に起因する損害
④荷造りの不完全、運送の遅延、魚雷等の爆発に起因する損害
⑤捕獲、
だ捕、抑留、押収、検疫、公権力による処分に起因する損害
⑥受託貨物の使用不能損害、違約金または慰謝料を負担することによって被る損害 等
●居宅介護支援業務経済損失担保特約
①自動車、原動機付自転車、航空機、船舶、動物または被保険者(補償を受けられ
る方)が業務を行う施設もしくは設備の所有、使用または管理に起因する損害
②犯罪行為、職務上の地位を利用して行った窃盗、強盗、詐欺、横領、背任行
為に起因する損害
③居宅サービス事業者、地域密着型サービス事業者、介護予防サービス事業者ま
たは地域密着型介護予防サービス事業者として遂行した行為に起因する損害
④他人の身体の障害または財物の損壊、紛失、盗取、詐取に起因する損害(被保
険者が業務に付随して管理する要介護認定申請書等の申請書類その他の業
務の遂行に必要な他人の書類の損壊または紛失、盗取もしくは詐取を除きます。)
⑤支払不能、破産、知的財産権の侵害に起因する損害賠償責任 等
●訪問介護にかかる現金の盗取・詐取担保特約
被保険者(補償を受けられる方)、被保険者の使用人、被保険者と同居する
親族が所有する貨紙幣の盗取、詐取に起因する損害 等
●借用不動産修理費用特約
①重過失、法令違反、破壊行為、公権力の行使によって生じた損害
②土地の沈下・移動・隆起によって生じた損害
③借用不動産の欠陥によって生じた損害
④凍結により専用水道管が損壊したことによる損害
⑤借用不動産に対する修理・清掃等の作業中における作業上の過失または技
術の拙劣によって生じた損害 等
●リコール費用特約
①故意・重過失による生産物事故の発生もしくはそのおそれまたは法令違反に
よって生じた損害
②保険契約者・被保険者(補償を受けられる方)以外の者による脅迫行為・加
害行為によって生じた損害
③生産物の自然の消耗・磨滅・さび・かび・むれ・腐敗・変質・変色・その他類似
の事由によって生じた損害
④生産物の修理・代替品の欠陥、保存期間・有効期間を限定して製造・販売
等を行った生産物の同期間経過後の品質劣化によって生じた損害 等
●来店顧客傷害見舞費用特約、見舞客・ボランティア傷害見舞費用特約
①被災者、被災者の法定相続人ならびに被災者と住居および生計を共にする
親族の故意によって生じた傷害
②被災者の自殺行為、犯罪行為、闘争行為、脳疾患、疾病、心神喪失、妊娠、
出産、早産、流産、外科的手術その他の医療処置によって生じた傷害
③地震・噴火・津波およびこれらに随伴して生じた事故、
これらに伴う秩序の混
乱に基づいて生じた事故によって生じた傷害
④被保険者(補償を受けられる方)が損害賠償金として負担した損害 等
労災上乗せ補償条項
労災上乗せ補償条項は、財物損害補償条項、休業損失補償条項または賠償責任補償条項とセットでご契約ください。
政府労災保険の給付を受けることができるすべての労働者(被用者)を対象とします。
※被用者とは日本国内で事業主(記名被保険者)に使用され、賃金を支払われている方をいいます。
※出向者は出向先企業の被用者になります。*1
※兼務役員は一定の条件に該当する場合*2は被用者となります。
※政府労災の「第1種特別加入者」については、
「特別加入者担保特約(中小事業主用)」をセットして対象とすることができます。
*1 出向元企業の法定外補償規定で出向者も給付対象としているときは、出向元の被用者に含めることができる場合があります。
*2 法令・定款等により、業務執行権を有しないと認められる者で、実態から判断して、従属関係にあると認められる場合は被用者となります。
使用者(企業・事業主)が政府労災保険に加えて
独自で設定した「労災上乗せ補償制度」に基づき、労働者(被用者)に
給付する災害補償金に対して、保険金をお支払いします。
※使用者が労災上乗せ補償を制度化していない場合でも最高給付額および休業給付額を定めることによりご契約いただけます。
※災害の認定、後遺障害等級・休業日数の認定は政府労災保険の判定に従います。
死亡補償保険金
後遺障害補償保険金
業務上の事由により身体の障害を被り死亡された労
働者に、労災の上乗せ補償を行うことにより使用者
が支払った災害補償金に対して、死亡補償保険金を
お支払いします。
業務上の事由により身体に後遺障害を被った労働者
に、労災の上乗せ補償を行うことにより使用者が支
払った災害補償金について、後遺障害補償保険金を
お支払いします。
※死亡補償保険金と後遺障害補償保険金は重複してはお支払いできません。いずれか高い額を限度とします。
休業補償保険金
退職者加算保険金
業務上の事由により身体の障害を被り休業し、賃金
を受けない日の第4日目以降の期間について、労災
の上乗せ補償を行うことにより使用者が支払った災
害補償金に対して、
休業補償保険金をお支払いします。
(1,092日分限度)
業務上の事由により身体の障害を被った労働者が、
特定の後遺障害により3年以内に退職されたときに
労災の上乗せ補償を行うことにより使用者が支払っ
た退職金の割増部分に対して、退職者加算保険金を
お支払いします。
(退職者加算特約:オプション)
事業主が支出する費用(社葬費用、香典料、労災事故現場の
復旧費用等)について災害付帯費用を補償します。
費用補償条項
※労災上乗せ補償条項による保険金が支払われる場合に限ります。
災害付帯費用保険金の種類と補償する額は1労働者(被用者)につき以下のとおりとなります。
労災上乗せ補償条項による保険金の種類
災害付帯費用保険金の額
死亡補償保険金
基本型40万円・増額型100万円
後遺障害補償保険金(後遺障害等級区分第1級から第3級までの場合)
基本型10万円・増額型25万円
後遺障害補償保険金(後遺障害等級区分第4級から第7級までの場合)
基本型5万円・増額型15万円
保険金をお支払いしない主な場合
次のような事由により生じた身体の障害については、保険金をお支払いできません。この他に、各特約によって保険金をお支払いで
きない場合があります。保険金をお支払いできない場合の詳細は約款の「保険金を支払わない場合」等の項目をご確認ください。
①保険契約者、被保険者(補償を受けられる方)、保険金受取人またはこれ
らの法定代理人の故意によって生じた身体の障害
②戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに
類似の事変または暴動によって生じた身体の障害
③地震、噴火またはこれらによる津波による身体の障害
④核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性
その他の有害な特性またはこれらの特性による事故による身体の障害
⑤事業場の責任者の故意による身体の障害
⑥被保険者の下請負人またはその被用者が被った身体の障害(建設業に
おいては下請負人担保特約がセットされ、補償されます。)
⑦風土病による身体の障害
⑧職業性疾病による身体の障害
⑨被用者の故意、被用者の重大な過失のみによって、
その被用者本人が
被った身体の障害
⑩無免許運転、酒酔運転、麻薬等を使用しての運転中にその被用者本人
が被った身体の障害
⑪被用者の故意の犯罪行為によってその被用者本人が被った身体の障害
⑫石綿もしくは石綿を含む製品または石綿の代替物質もしくはその物
質を含む製品が有する発がん性その他の有害な特性による身体の
障害 等
ご契約の際のご注意
申込書等に★または☆が付された事項は、
ご契約に関する重要な事項(告
知事項)です。ご契約時にこれらの事項に正確にお答えいただく義務があり
ます。お答えいただいた内容が事実と異なる場合や告知事項について事実
を記載しない場合は、
ご契約を解除(東京海上日動からの意思表示によって、
保険契約の効力を失わせることをいいます。)
し、保険金をお支払いできな
いことがあります。
※弊社の代理店には、告知受領権があります。
●ご契約後に申込書等に☆印が付された事項
(通知事項)の内容に変更が生じ
た場合は、遅滞なくご契約の代理店または東京海上日動にご連絡いただく義
務があります。ご連絡がない場合は、
ご契約を解除し、
保険金をお支払いでき
ないことがあります。
○事業種類の変更
○保険の対象である建物または保険の対象である設備・什器等、商品・製
品等を収用する建物の構造
○保険の対象である建物または保険の対象である設備・什器等、商品・製
品等を収用する建物の用途
○保険の対象の所在地
○建物内で行われる作業の内容または規模 等
なお、下記の変更となる場合には、
ご契約を解除させていただくことがあり
ます。詳しくは代理店または東京海上日動までお問い合わせください。
●次のような引受対象外業種が新たに事業種類に追加となる場合
倉庫業、
質屋、
総合リース業 等
●保険の対象である建物の用途が居住の用に供する建物に変更となる場合
※通知義務の対象ではありませんが、
ご契約者の住所等を変更した場合に
もご契約の代理店または東京海上日動にご連絡ください。
●この保険の保険期間は1年間です。
●この保険契約と重複する保険契約や共済契約がある場合は、
次のとおり保険金
をお支払いします。
他の保険契約等で保険金や共済金が支払われていない場合
他の保険契約等とは関係なく、
この保険契約のご契約内容に基づいて保
険金をお支払いします。
他の保険契約等で保険金や共済金が支払われている場合
既に他の保険契約等で支払われた保険金や共済金を差し引いた残額に
対し、
この保険契約のご契約内容に基づいて保険金をお支払いします。
●保険料を領収する前に生じた事故による損害等については、
保険金をお支
払いできませんのでご注意ください。
●
賠償責任補償条項において、被保険者(補償を受けられる方)に対して損害
賠償請求権を有する保険事故の被害者は、被保険者が東京海上日動に対し
て有する保険金請求権(費用保険金に関するものを除きます。)について、
先取特権を有します(保険法第22条第1項)。
「先取特権」とは、被害者が保
険金給付から他の債権者に先立って自己の債権の弁済を受ける権利をいい
ます。
被保険者は、被害者に弁済をした金額または被害者の承諾を得た金額の限
度においてのみ、東京海上日動に対して保険金をご請求することができます
(保険法第22条第2項)。
このため、
東京海上日動が保険金をお支払いできるのは、
費用保険金を除き、
次の①から③までの場合に限られますので、
ご了解ください。
①被保険者が被害者に対して既に損害賠償としての弁済を行っている場合
②被害者が被保険者への保険金支払を承諾していることを確認できる場合
③被保険者の指図に基づき、東京海上日動から被害者に対して直接、保険金
を支払う場合
●保険料を直接ご契約の代理店にお支払いいただいた場合、
東京海上日動所
定の保険料領収証が発行されますのでご確認ください。
●複数の保険会社による共同保険契約を締結される場合には、
幹事保険会社
が他の引受保険会社の代理・代行を行います。各引受保険会社はそれぞれの
引受割合に応じ、連帯することなく単独別個に保険契約上の責任を負います。
●万が一ご契約手続きから1か月を経過しても保険証券が届かない場合は、
東京海上日動までお問い合わせください。
●質権を設定される場合には、
特段のお申出がない限り、
ご契約者と質権者と
の間で保険証券は質権者が保管するとの合意があったものとして、質権者
に証券(本紙)を送付いたしますので、
ご了承ください。
●保険金額が一定金額を超えるご契約等につきましては、
「テロ危険不担保
特約」をセットしてお引き受けすることとなります。詳細は代理店または東
京海上日動までお問い合わせください。
●東京海上日動の代理店は東京海上日動との委託契約に基づき、
保険契約の
締結、保険料の領収、保険料領収証の発行、契約の管理業務等の代理業務
を行っております。したがいましてご契約の代理店と有効に成立したご契約
につきましては東京海上日動と直接締結されたものとなります。
●ご契約者と被保険者が異なる場合は、
このパンフレットの内容を被保険者に
ご説明いただきますようお願い申し上げます。
●このパンフレットは、
超ビジネス保険(事業活動包括保険)の内容について
ご紹介したものです。詳細は保険約款によりますが、ご不明の点がありまし
たら、代理店または東京海上日動までお問い合わせください。ご契約に際し
ては必ず約款をご確認ください。
●
事故が起きた時の手続き
■事故の通知
この保険で補償されると考えられる事故が生じた場合には、直ちに代理
店または東京海上日動にご連絡のうえ、保険金請求のお手続きをお取り
ください。なお、下記の東京海上日動安心110番(事故受付センター)の
フリーダイヤルで事故の受付を行っております。
■賠償事故の場合
賠償事故にかかわる示談交渉は必ず東京海上日動とご相談いただきなが
ら被保険者(補償を受けられる方)自身ですすめていただくことになります。
この保険では、
保険会社が被保険者に代わって被害者と示談交渉を行う「示
談交渉サービス」は行いません。
音声案内をお聞きいただき、
ご希望のサービス番号をお選びください。
E15-18760(2)10.10 改定(部)
0288-ER03-08039-2010年10月作成