1日でマスターする・会社法のポイント

主催/日本経済新聞社
日経ビジネススクール ベーシック300
http://school.nikkei.co.jp/
1日でマスターする・会社法のポイント
~押さえておきたい重要規定の要点だけをわかりやすく解説~
改正法をフォロー
日時/2017年1月26日(木)10:00~17:00
(開場9:30、昼食休憩12:30〜13:30)
会場/日本経済新聞社 日経ビル6階「日経・大手町セミナールーム 1」
講師
(日経カンファレンス&セミナールーム内)
東京都千代田区大手町1-3-7 TEL 03-3270-0251(代表)
矢野 千秋 氏
弁護士
受講料/ 34,560円(消費税を含む)
セミナーのねらいとプログラム
講 師 紹 介
「会社法」は会社の組織や運営のルールを定めており、骨格をなす重要
な規定や実務の運用はビジネスパーソンの日常業務のベースとなる基本
ルールです。平成26年6月に改正法が成立・公布され、27年5月1日から
施行されています。
自分の仕事に直接関係する部分についてはある程度の知識はあっても、
それ以外は法務担当セクションなどに任せ全体的な仕組みや相互に関連
しあう基礎知識や実務をしっかり押さえているビジネスパーソンは多くな
いのではと思われます。
本セミナーは新任の法務担当者を含めすべてのビジネスパーソンが理解
しておくべき会社法の仕組みと重要規定の内容と実務を、指導能力に定評
のある矢野弁護士が改正法をフォローしながらわかりやすく解説します。
会社法のポイントを1日でマスターしビジネスの構想力を高めることを
目標にします。是非ご参加ください。
1971年東京大学工学部卒業。81年司法試験合格。
1 総論
2 株式
3 機関設計
1.
会社の区別
(1)大会社、非大会社
2.株式会社の機関設計
(2)公開会社、非公開会社
4 株主総会
1.
開催までの手続
2.
招集通知
3.
決議
4. 非取締役会設置会社における株主総会
5.
議決権行使書面
6.
議長と議事進行
7.
質問と説明義務
8.
動議
9.
総会決議の瑕疵
10.
総会議事録
5 取締役・代表取締役・取締役会
1.
総説
2. 取締役
(1)取締役の資格、員数
(3)選任、解任
(2)任期
企業法務、知的財産権、民事一般が専門。著書に
『企業実務のための知的財産法入門』
(民事法研究
会)、
『マルチメディアの法的側面』
(訳書 マグロー
ヒル出版)、
『新会社法の基礎と重要ポイント』
『会
社で役立つ日常業務の法律知識』
『会社法の基礎と
商法改正の重要ポイント』
(以上、清文社)などが
ある。
3.
非取締役会設置会社の取締役
(1)
意義
(2)会社の業務執行機関
(3)
会社の代表機関
4.取締役会
(1)
取締役会設置会社の取締役の職務権限 (2)意義
(3)
意思決定権限・特別取締役 (4)職務執行の監督権限
(5)
取締役会の招集
(6)取締役会の決議
(7)
取締役会の書面決議
(8)代理人による決議
(9)
利害関係人
5. 代表取締役
(1)
意義
(2)選定
(3)
退任、解職
(4)職務権限
(5)
専務・常務取締役
6. 取締役と会社との関係
(1)
善管注意義務と忠実義務 (2)競業避止義務
(3)
自己取引(利益相反取引)の制限
7. 取締役の責任
(1)
取締役の責任
(2)免責
(3)役員等の責任追及の訴え(株主代表訴訟)
(4)
取締役の違法行為の差止め
8. 取締役と第三者との関係
(1)
総説
(2)第三者の損害
9. 取締役の報酬
6 監査役
1. 監査役の資格、員数、任期、選任・解任
2.
監査役の権限
3. 監査役の責任
4. 監査役会
5. 監査役の報酬等
7 会計参与
1. 会計参与の新設
2.
会計参与の資格
3.
会計参与の選任等
4. 会計参与の職務と責任
8 監査等委員会設置会社
1. 総説
2. 取締役、取締役会
3. 報酬等、責任
4. 監査等委員会
法律・コンプライアンス
法律・コンプライアンス
1.
総論
(1)株式、株主
(2)株主平等の原則
2.
株式の譲渡制限制度
3. 自己株式の取得
(1)株式の消却の概念の整理 (2)自己株式の取得手続
4. 募集株式発行
(1)募集株式発行(新株発行および自己株式処分)の手続
(2)出資を履行する期間の設定
(3)株主割当
(4)払込証明 (5)支配株主の異動を伴う募集株式の発行
5. 株主
(1)株主の権利 (2)単独株主権、少数株主権、行使要件
(3)基準日
6. 株券と株主名簿
7. 株式買取請求権
8. 端株・単元株
84年第二東京弁護士会登録。弁護士事務所での
実務経験を経て、95年矢野総合法律事務所設立。