別添資料2ページあり 平成 27年 2月20日 名古屋教育医療記者会 各位 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授 栗原康行 電話052-721-3267(携帯090-3506-9067) (mail :[email protected]) 芸術工学部事務室 渡邉・黒野 電話 052-721-1225 (名古屋映画演劇記者クラブ・名古屋市政記者クラブと同時発表) 芸術工学部映像研究室 ゼミ作品 ― ネット依存症や携帯依存の問題を描く ― 当日は 出演者が来場 舞台挨拶を予定 長編映画「Online Friend」3/15(日) 限定上映 いよいよ 2 月 22 日(日)よりチケット販売開始 名古屋市立大学芸術工学部映像研究室では、出演者にプロの俳優を交え、学外でのロケを行う等、商業映画と同様の緊張感とプ ロセスで映像作品の制作を行っています。学生は、企画、シナリオ作り、撮影、映像編集だけでなく、俳優との出演交渉、出演者 のスケジュール管理など、撮影に必要となる全ての手順を実践的に学んでいます。昨年度制作した作品は、平成26 年3月に名古屋 ミッドランドスクエアシネマで公開し、数十名のキャンセル待ち客が出る程の大盛況となりました。 今年はプロの俳優に加え、本学学生、教員が出演するほか、芸術工学部の近隣に位置し、デザイン・建築などの専攻を同じくす る名古屋市立工芸高校と協力し、高校をロケ地に加え、先生方や高校生の皆さんが出演しています。上映は109 シネマズ名古屋で 公開。今井雅之さんの舞台挨拶をはじめミニライブも予定。是非この多くの方にこの映画を知っていただくべくご掲載及び併せて 上映会のご取材ご検討の程よろしくお願い致します。 記 1.映画公開の日時/場所 平成 27年 3月15日(日) 16:30 と19:00 の 2回上映( 於:109シネマズ名古屋 シアター6 ) お願い:映画上映は進行具合により若干変更になることがあります。お手数ですが取材いただける場合には、前日までに必ずお電話等で ご連絡いただけますと幸いです。 また、撮影や取材、アクセスに関する問い合わせはすべて上記連絡先にお願い致します。 2.チケット販売について ・チケット料金 1,100円(全席指定) ・販売方法 2月 22日(日)より109シネマズ窓口 及び109シネマズHPにて 1 長編映画「Online Friend」について [企画意図] 「若者のインターネット(携帯電話)依存症、バカッター(SNSなどで馬鹿なことや人の迷惑を考えない内容を投稿すること)、 パソコンや携帯電話における「オンラインとオフラインの関係」や、そのことに由来する(あるいは影響される)人間関係や社会 の歪みを問題提起する。 [あらすじ] アンナはいつも嘘の(あるいは見栄を張った)SNSを更新してみんなの顰蹙(ひんしゅく)をかっている。急逝した母に対する 喪失感や寂しさからそのような行動(ネット依存)をとっている。また家庭では、父親や姉ともうまく行っていない。 一方、クラスメイトの加藤宏は用品店の一人息子。ある日、店主の父から古くなったマネキンを捨ててくるように言われる。 アンナは偶然、そのゴミ置場で捨てられたマネキンを拾って自分の服を着せ、「友人」として SNSに登場させるようになる。 皆に嫌われるアンナだが、加藤だけはアンナのことを気にかけてくれている。しかし、アンナはオタク風の加藤のことが嫌い で逆に彼の親切心を利用したりしている。そんなとき、アンナは取り壊し予定の旧校舎で幽霊を見たという SNS 日記をアップし た。クラスメイトの「ともとあおい」はそれを嘘だと言い、ことの真偽を確かめようということになる・・・。 [作品情報] 完成予定尺:75分 カラー作品 ステレオ 制作:名古屋市立大学芸術工学部 映像研究室 企画:栗原康行 協力:オスカープロモーション 大正村 なごやロケーションナビ HEATほか 監修:竹内浩 名古屋市立大学病院こころの医療センター 副部長 出演:今井雅之 尾中琴美 伊藤真帆 渡辺清華 小館友紀 脇田敏博ほか(以上、敬称略) [芸術工学部映像研究室について] 指導教員 名古屋市立大学大学院芸術工学研究科 教授 栗原康行(くりはら やすゆき) ◇プロフィール◇ 大学卒業後アメリカ・シカゴの大学院へ進学。在学中に「留学生日記」を一年間にわたって月間イメージ・フォーラムに執筆・連載。 帰国後、番組制作会社日本衛星放送(WOWOW)、科学技術振興機構勤務などを経て現在に至る。スポーツ番組の中継から科学教育番組 の制作まで幅広い映像制作に関わる傍ら個人で実験映画作品も手がける。映画のメディアとしての歴史をテーマにした「動画の科学」が 近代美術館フィルムセンターにて常設展示中。極真空手初段全国大会出場歴あり。【主な受賞歴】WorldWideVideoFes入選、イメージ・フ ォーラムフェスティバル入選、北京映像祭招待、Us InternationalFilmFes入選、TheNewYorkFes入選など。 2 授業で映画を作る事の意義 “学生が恊働で映画を制作する事で、本当の意味でのものづくり、あらゆる調整作 業のなかで培われる社会性、プロの役者が真剣に取り組む姿を目の当たりにして感 動する場を提供する事で人間的にも成長する事を期待している。通常の「学生がお 客さん的な感覚の座学授業」では身に付かないスキルが身に付くと考えています” 映画シリーズ 名古屋市立大学芸術工学部映像研究室では 2008年頃から映画制作をシリーズ化している。 ・2010年には改造車が走り回る学生映画「Blue Sky Days」を制作。名古屋の一般の映画館シネマスコーレにて劇場公開。 ・2011年にはAKB48のメンバーも出演する「Angel」を制作し、名古屋パルコのセンチュリーシネマにて劇場公開。 関西や東北からの観客もあり満員御礼、立ち見も出て一部入場制限を実施。東京下北沢 でアンコール上映会を行った。 ・2012年はアダルトチルドレン症候群について描いた作品「インナーチャイルド」を制作。 伏見のミリオン座で 2013年 3月 3日に上映。補助席や立ち見を含む 140名以上の集客を 獲得した。 ・2013年には性同一性障害を取り巻く社会問題について明るく描いた「女の子ごっこ」を制作。 2014 年3月名古屋ミッドランドスクエアシネマスクリーン1にて公開し、350席満席予約頂き キャンセル待ちが数十名あった。 ・2014 年2月東映より「Angel」「インナーチャイルド」東映より同時全国発売。 研究室ウェブサイト http://www.sda.nagoya-cu.ac.jp/ykurihar/profile 以 上 3
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