特集グレードアップ事業で待機児童を解消待機児童解消に向け事業を展開保護者の就労等により、保育所への入所を希望する人が年々増加しています。市では、これまで、7カ所の公立保育所の運営と14カ所の私立保育園への運営費の支弁などにより、乳幼児保育の受け入れ体制を整えてきました。今年度はさらに、古河市グレードアップ予算を活用し、入所希望者の多い私立保育園の定員増を進めるとともに、児童の弾力的受け入れも図りながら、待機児童の解消に取り組んでいます。今後も、児童数の推移や保育ニーズの動向を見ながら、012 保育ルーム事業やファミリーサポートセンター事業等の充実もあわせて、待機児童解消に向けた対策を講じていきます。【問】総和福祉センター｢健康の駅」内　子ども福祉課 ☎92-1264 2 広報古河 2010.7.1 ●012保育ルーム事業 0歳児・1歳児・2歳児を対象にした市独自の保育事業です。保育を行うことができる要件を満たした認可外の保育施設を市が012保育ルームとして認定し、施設の整備にかかわる経費や保育ルームの運営に要する経費を助成することにより、保育を必要とする3歳未満の乳幼児の保育需要に対応しています。【事業実施施設】しらうめ学園、三田幼稚園、総和第一幼稚園、こまごめ幼稚園、しらゆり幼稚園、ルリ幼稚園、ゆりかご幼稚園、晃陽学園 ●一時保育事業保育所を利用していない家庭において、保護者の疾病、災害、事故、出産、介護、冠婚葬祭などで家庭での保育が困難となる場合があります。また育児疲れによる保護者の心理的・身体的負担を軽減するための支援が必要とされています。これらに対応するため、安心して子育てができる環境を整え、保育所において一時的に児童を預かり、子育て家庭の支援を行っています。【事業実施施設】第一保育所、清恵保育園、総和保育園、こばと保育園、白梅保育園、牛ヶ谷保育園、あゆみ保育園、三和保育園、名崎保育園待機児童とは保育に欠ける児童が保育所(認可保育所)に入所申請をしているにもかかわらず、希望する保育所の施設定員を超過する等の理由で入所できない状態、またはその状態にある児童のことをいいます。厚生労働省の統計では、ほかに入所可能な保育所があるにもかかわらず第1希望の保育所に入所するために待機している児童や地方単独保育事業を利用しながら待機している児童は待機児童から除かれています(厚生労働省の定義に基づく)。