（返信) まったく同感です。ビデオのなかで、ヘンリーさんもいっていますが、企業の限界は、かる範囲でしか原子炉の安全管理ができない点が最大のネックです。脱原発の次のステップとして、代替エネルギーをいかに確保するかを提示しなければなりませんが、「世界平和ページェント」では、ドイツ政府の脱原発政策に大きな影響を与えたといわれる「第４の革命」をご紹介しました。電力供給を巨大企業にまかせずに、自分たちの手で持続可能なエネルギーを作り出そうというのがドキュメンタリーの主旨です。私は訪日中のフェヒナー監督に会うため２度一時帰国し、今回の特別出演の承諾を得ました。世界中の原発が停止した時、われわれは核兵器からも解放されるという、彼の言葉は、こんごの平和運動に新しい方向を与えると思われます。あえて申し上げると、究極的には原子炉はひとつでこと足りると思っています。それは核融合で熱を放射する太陽です（原子炉は核反応の種類から、核分裂型と核融合型に分けられる）。太陽の寿命はあと５０億年ぐらいありますので、その間に必ずや全生態系を満足させる解決策がうまれるてくると思います。大航海時代にはじまったグローバリズムは、鎖国を経てようやく２０世紀末に日本にも本格上陸し、世界経済システムと連動しました。経済合理性の追求は、人類の文明を豊かにしましたが、同時に開発途上国の貧困ばかりでなく、先進国の若者の失業問題や原子炉のような矛盾点をもたらしました。われわれは間もなく「宇宙大航海時代」を迎えようとしています。世界地図に代わって地球の全体像をまるごとながめるような新しい視座が問われていると思います。ライブフォーラムでは、NASAやSpace Xの宇宙エンジニアの協力を得て、青少年たちと９９９号を宇宙で走らせるプロジェクトに取り組んでいます（添付写真）。われわれの分身、９９９号の最高高度は、いまのところわずか３０キロの成層圏ですが、しかし、ここまで上昇すると漆黒の宇宙や青く丸みを帯びた地球が見渡せます。子供たちは、自分が宇宙飛行士になったような気持ちになり大はしゃぎです。ライブフォーラムの三大プロジェクト、「日米ライブフォーラム」「スペース・オンライン・スクール」「世界平和ページェント」」は、すべて同心円のプロジェクトです。森羅万象の人間活動とはうらはらに眠っていようが、ゴルフに興じていようが、地球は１日１回自転しながら太陽の回りを公転しているという驚嘆すべき事実が実生活に不可欠な常識として浸透してくる日はそう遠くないと信じています。皆様はいかがお考えでしょうか。賛同，反論、補足ーーー何でも結構です。世界平和ページェント２０１３へのご感想をお待ちしております。ライブフォーラム木村正弘 http://www.youtube.com/watch?v=MqeZwz_Mulw ************************************************************************************************************************** 世界平和ページェント２０１３に戻る