タイムズ春号戸塚共立第 1 病院広報誌 Vol.15 ご挨拶神経痛と気圧副院長（整形外科）保刈成「季節の変わり目や梅雨時には神経痛の症状が悪くな低気圧の接近で外側からの気圧が急に低下すると内側の前に痛みが増すというのは、実は科学的な根拠があを始めるのだそうです。その結果、膨らんだ細胞に神る」という話を聞いたことがあるかも知れません。雨る事なのです。それは、低気圧が一番の原因と言われています。低気圧が接近するとからの対抗圧力が対応しきれないので体の細胞が膨張経が圧迫されて神経痛を起こすのだそうです。対処法ですが、適度な運動やストレッチによって組織の血流を良くして痛み物質を洗い流し、循環を良く ①耳の中にある三半規管が気圧の変化を感知します。して組織の浮腫みを改善させることです。具体的にはすると交感神経が神経伝達物質であるノルアドレナリウォーキングなどの全身を使った有酸素運動を 20 分じ、更にヒスタミンという痛みを引き起こす物質が分チや入浴・シャワー浴です。ンを放出し痛みを感じる感覚神経を興奮させ痛みを感泌されます。程度。また、痛みがある部分の周りの筋肉をストレッ神経痛は周囲から理解されにくい面もあります。そ ②細胞の膨張化による神経の圧迫：地球上の人には、の痛みに明確な原因がある事が理解でき、少しでも気常に大気からの気圧がかかっていますが、これに抵抗するように身体の内側からも同じだけの圧力で押し返しています。１気圧は 1013hPa（ﾍｸﾄﾊﾟｽｶﾙ）です。持ちが楽になることができると良いと考え筆をとりました。参考にしていただけると幸いです。平成２７年度病院目標診療部門入職者紹介街を支える 2015 年 4 月より入職された診療部門のスタッフを紹介致します。 ∼新病院建設移転にむけて∼ 医療の質向上総合診療科今村英之１．医療の質評価の徹底 ①評価項目の設定→厚生労働省機能評価項目専門：救急・総合診療 ②経営会議・診療部長会へのフィードバック２．医療チームの強化 ①人材の確保→チーム別人的キャパシティーの再評価微力ながら地域医療に貢献して参りたい ②人材育成→離職率の低減、新入職員マニュアルの見直しと思います。よろしくお願いいたします。 ③メディカルクラークの充実 ④外部研修への積極的参加外科 ⑤ケース（チーム）カンファレンスの推進藤井智徳健全経営強化専門：消化器外科１．紹介患者獲得 ①疾患別原価・利益率を分析し、紹介して欲しい患者を明確にする → 単価確保が必要 ②紹介して欲しい患者 → 連携登録医への伝達方法の工夫 ③紹介患者の状況を紹介元に確実に伝える → 3 段階法の導入誠心誠意、診療にあたらせて頂きます。よろしくお願いいたします。 ④紹介患者の共有 → 逆紹介と自院再診のルーチン化、逆紹介率の把握と増加 ⑤紹介検討会の充実 → 連携医常勤医共同開催年 3 回目標 ⑥設定した疾患に対する地域連携パス利用 ⑦連携医への満足度調査 → 連携登録医へのアンケート実施 ⑧受付・電話対応などのイメージダウン防止２．DPC 分析の継続整形外科前住志穂専門：整形外科３．統一薬品・抹消し薬品の徹底４．コスト分析整形の女性医師は増えてきたとはいえ、まだまだ少ないのが現状です。男性医師には言いにくいことなどもご相談頂けるよう明るい雰囲気の診察を心掛けております。医療・介護・福祉の複合施設 ONE FOR ALL横浜（仮称）横浜市戸塚区は、区役所移転後の査の結果、５件の提案の中から私た地域のにぎわいや少子高齢化への対ち横浜柏堤会のプランが選出されま応といった課題をクリアするために、した。旧戸塚区役所跡地の課題解決型公募平成 27 年 3 月に土地売買契約を締を行いました。結し、平成２８年度の竣工を目指し私たち横浜柏堤会は、これまで培って現在取り組みを進めております。てきた、医療や介護などの施設運営の経験を活かした事業計画を提案させて頂きました。横浜市保有資産公募売却等事業予定者選定委員会の審平成28年度竣工予定：旧戸塚区役所跡地・医療施設（有床診療所：産婦人科 19 床ほか）・高齢者向け住宅（介護付有料老人ﾎｰﾑ：52 室）・病児保育室・地域交流施設（1 階：460.30 ㎡）・オープンスペース（300 ㎡）公開講座を開催しました第100回「肝臓にご用心」第98回「前立腺がんとＰＳＡ検診について」平成 27 年 4 月 13 日に戸塚区総合庁舎 3 階の多平成 27 年 3 月 19 日に戸塚区総合庁舎 3 階の多目的スペース（大）において、当院院長の福島によ目的スペース（大）において、当院泌尿器科医師のる公開講座が行われました。「肝臓にご用心」とい吉川による公開講座が行われました。当日は多くのう演題で行われた公開講座は今回でちょうど第 100 方々にお越しいただき、講演後の質疑応答も非常に回目を迎えました。活発に行われました。第101回「膝の痛みについて」第96回「白内障手術について」平成 27 年 4 月 15 日に永谷地区センター中会議平成 27 年 2 月 14 日に横浜未来看護専門学校合室にて第 101 回目の公開講座が行われました。こ同教室にて当院附属のさくらクリニックの眼科医師ちらは当院リハビリテーション科理学療法士の廣川の天羽による公開講座が行われました。白内障へのによる「膝の痛みについて」という演題で行われま関心が高いこともあり、当日は多くの方々にお越しした。いただきました。平成２７年４月１日オープンあさひクリニック開設平成 27 年 4 月 1 日より、当院附属戸塚共立第１病院の正面に新たにのさくらクリニック内で診療を行っ建てられた C.I スクエアという建物のていた皮膚科と形成外科、当院の内２階にて診療を行っております。科などの一部診療枠を新たに開設し受付時間・診療内容などの詳しいた「あさひクリニック」内に移設さ情報はホームページなどでご確認頂せて頂きました。ければと存じます。住所：横浜市戸塚区戸塚町116-15 C.I,スクエア2F 診療科目：皮膚科・形成外科・内科電話：045-864-2565 URL：http://tk1-asahi.com/ 病院理念Ａグループで３位入賞！私たちは、患者様の意思を尊重しＴＭＧソフトボール大会温かく質の高い最大限の医療を真心こめて提供します。平成 27 年 4 月 12 日、埼玉県戸田市の道満病院基本方針 53 回ＴＭＧソフトボール大会が開催されまし１. 急性期病院として､地域医療機関･施設との連この大会は、当院が所属する戸田中央医科グ２. 患者様の人権を尊重し､公正で安全・安心なグリーンパークソフトボール球場において、第携を推進し､救急医療に貢献しますた。医療を提供しますループで毎年行われている病院施設対抗のソフ３. 医療人としての誇りと礼節をもち､患者様にトボール大会で、女性職員が中心になってチー最善をつくしますムが編成され、実力に応じて分けられたリーグ４. より良い医療が行われるよう､研修・研鑽し当院をはじめとする横浜柏堤会連合チーム５. 健全な運営につとめ､社会に還元します合で惜しくも敗退。その後の 3 位決定戦では見患者様の権利と義務内でそれぞれの順位を争います。ますは、初戦を見事に勝利し、決勝進出をかけた試事に勝利を収め、上位チームが属するリーグ内「患者様の権利」を大事にしますで第３位という結果になりました。１.良質で適切な医療を受けることができます２.病気や検査・治療について説明を受けることができます３.自分の受ける医療を選ぶことができます開通前の災害訓練に参加しました４.他の医療機関や他の医師の意見（セカンド戸塚アンダーパス訓練オピニオン）を求めることができます５.個人情報やプライバシーは尊重されます６.診療情報の開示を求めることができます平成 27 年 3 月 1 日、戸塚駅そばのアンダー「患者様に守っていただきたい義務」パスにて開通前の災害訓練が行われました。当院からは、総合診療科の初雁医師をはじめ、Ｎ１.良い治療を行う為に、正確な情報を提供して参加し、救助された患者約の方々のトリアージ２.病気を自ら良くしようと努力してくださいくださいＰ、看護師、事務スタッフなどが医療班として３.病院のルールを守ってくださいなどを行いました。戸塚アンダーパスは、戸塚大踏切の渋滞解消編集後記のために平成 27 年 3 月 25 日に開通した戸塚駅の西口と東口を繋ぐ新しい道路です。新緑が塚大踏切は、アンダーパスの開通に伴い、文字も明るくなります。撤去されるようです。が美術館です。いろいろなテーマの企画これまで「開かずの踏切」と呼ばれていた戸れる良い季節になりました。日差しも人々の服装も明るくなり気持ちこの時期よく街歩きをしながら行くの通り開かずの踏切（閉鎖）となり 27 年度中に展が開催されていますし、初心者の私にとってなじみやすいものも結構沢山あります。静かで独特の空間がとても落ち着医療法人横浜柏堤会戸塚共立第１病院 - 平成27年度新築工事着工予定 - きます。そして、作者、時代、構図、色彩など、様々な切り口でじっくり作品と向き合っていると、自分なりに作品の道筋をです。ることができてとても面白いもの趣味で楽しむだけでなく、ここで鍛えた感性は、きっと日々の業務にも生かせるはず。皆さんも普段と違った時間の使い方をしてみてはいかがでしょう。第１タイムズ発行：医療法人柏堤会（財団）戸塚共立第１病院横浜市戸塚区戸塚町１１６ http://www.tmg.or.jp/totsuka/ 発行日：2015 年 4 月 28 日次号の発行は７月下旬を予定しております編集：広報委員会電話：045-864-2501