マンツーマンディフェンスの推奨に関わって ~審判の役割として~ 審判委員会 <今後、ミニバスの審判に求められるもの> ○審判はゲーム中、マンツー基準違反の直接判断を下すものではないが、コミッショナーと協力 しながらゲームを運営する必要がある。 ○マンツーマンの意識を持ちつつも、今まで通りに子どもたちがミニバスを楽しめるように判定 していかなければならない。 <ゲーム中に意識していくこと> ○ゲームの始まりにはどの程度マンツーマンについて指導されているかを感じ取る。 (マッチアップのボイス、スタンス、ポジションのとり方、などから) ○リスタート時にマッチアップしているかどうかを確認してから、相手審判とのコミュニケーシ ョンをとる。(安易に OK サインを出さない) ○スローインの時にはスロアーに正対しているかを確認する。 (カウント後も) ○きちんとマッチアップせずに有利になっていると感じたら、ゲームに影響が少ない場面でレフ リータイムをとり、プレイヤーに指導する。オフェンスチームが意図的にオフェンスに参加さ せていない場合は、むしろオフェンスチームに問題があるので、同様に対応する。 ○できるだけゲーム中にコミッショナーとコミュニケーションを心がける。(ファールコールなど と関連づけて視野に入れるように) <その他>*9/20コミッショナー講習会以降のゲームを見て感じたこと ○コーチがマンツーマン、マッチアップのコールなどを意識した声かけをしている場合は、練習 で意識して取り組んでいると考えられる。それでできていない場合は、技術不足であったり審 判の声かけで改善されるケースが多い。コーチの声かけに意識を持つことが大切である。 ○チームの中心プレーヤーとなる子は、マンツーを意識していても相手チームの状況によって効 率良くディフェンスしようとする。そのときにマンツーマンの規定から外れているケースを早 く感じ取り、注意を促す必要がある。 審判がしっかりゲームを把握できないと、ゲームに不利益が生じ、コミッショナーによる警 告やテクニカルファールとなってしまい、ライセンスの停止になります。そうなると子どもた ちがミニバスを行う場を奪うことにもなりかねません。全てが審判の責任ではありませんが、 自覚を持ってコートに立つことは大切なことです。審判も指導者です。笛でしっかりとマンツ ーマンを教えてあげましょう。 ※地区予選にあたり、できるだけ大会前に上記のことを稼働する審判に周知できるように最大限 の努力をお願いします。
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