卓球上達革命

卓球上達革命
【Q&A集】
ご質問をいただいた内容の回答を Q&Aという形でまとめました。
※読みやすいように質問をまとめたり回答をまとめたりと、適宜編集をしております。
そのため、そのままのやりとりが掲載されているとは限りません。
また、後から図を追加している場合もございますので、いただいたご質問の補足になる
こともございます。
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この教材は著作権法で保護されている著作物です。
本教材に関しましては以下の点にご注意下さい。
本教材の著作権は卓球アドバイザーズにあります。
卓球アドバイザーズの事前許可なく、本教材の一部、または全部をインターネット上に公
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本教材の情報によっていかなる損害が生じた場合においても、乙は一切の責任を負うもの
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Q.上回転サービスについて
下、ナックル、上回転の連続動画を見ていると、下とナックルは何となく分かるのです
が、上回転についてはどうも納得がいかないのです。
4時から6時くらいにラケットを振っているように見えるのですが、これがどうして上
回転になるのでしょう。
A.
縦系上回転サービスについては、カットインしておりませんので
4時∼6時の方角でも上回転を出すことが可能です。
簡単に言うと後ろから前に直角に「押している」のです。
Q.上回転サービスの回転のかけ方
フォアサービスの回転ですが、上回転がよく分かりませんが、どのように回転をかけて
いるのでしょうか。
A.
基本的に上回転と下回転の動きは同じです。
というよりも同じ動きにしています。
ただ、打球時に上回転の場合、下から上にこすりあげております。
反対に下回転はうえから下にふっております。
同じように見えるのはフォロースルーを用いて、ごまかしているのです。
どちらかの回転に合わせてフォロースルーを使用してください。
★下回転に見えるフォロースルーを使った、上回転/下回転
★上回転に見えるフォロースルーを使った、上回転/下回転
ですので、上回転=下から上へこすり上げるが基本ですので、ごまかされないようによく
見てみてください。
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動画でご紹介している上回転(縦系)について
ラケットを立てています。
打球時にラケット上部に押し当てるように打球をいたします。
下回転に見せるため、フォロースルーを下につけてごまかしています。
ナックルより若干前進回転を与えています。
宜しくお願いいたします。
Q.縦回転系のサービスについて
サーブにおいて、下、ナックル、上の動画がありましたが、上と言って出しているサ
ービスはとても巧みであり、そのフォームからは見分けにくいです。
私もこのサービスを会得したいのですが、その具体的コツ、どういうイメージでやる
とできるようになったか教えていただけませんか?
理屈的には最初の一瞬でほんの少し上回転をかけて、あとはフェイクということであ
ろうと思いますが、この最初の一瞬を実践するにはどういうコツがあるのか、
原田さん自身がどういうイメージでやるとできるようになったのか?
可能な限り、具体的に伝授していただきたいと思います。
A.
2種類あります。
①ラケットを下に下ろすバージョンから
→ラケット上部に当てて押しています。
しかし、打球後はすばやく下に斬るフォロースルーを足します。
②先端ではじくバージョン
→これは上からラケットを振りかざす部分がフォロースルーになっています。
そして手首を上にひっくり返す際ラケット下部分(ペンであれば左側の辺)では
じきます。
ここでのポイントはボールのラインがゆっくりと低く行くことです。
U
Pサービスというよりは下に見える前進回転サービスというニュアンスになります。
このサービスは極めればかなり使えます。
縦回転系サービスなのでストップがしづらくボールの底を触る選手ですと浮かし、ボ
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ールの横を捉えストップする選手ですと左に流れながら浮かしてくれます。
Q.ロングサービスについて
ロングサービスの場合、スピードある速いサービスを出す上での注意点があればお教え
下さい。
A.
ロングサービスのスピードを上げるためには、まず第一バウンドが台につく時にポイン
トがあります。
ラケットと台の距離が近く、斜め下にたたき付けるようにぶつけますが、
その角度は水平に近いとスピードが出ます。
Q.弾みにくいサービスについて
サーブを出すとき、ツウバンドめで弾まないようなサーブをするには何に気をつけてれ
ば良いでしょうか?
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下カット、ドライブ、サイドカット、等でどんなサーブがツウバンドで弾まないでしょ
うか?
A.
横が入ると少しバウンドが延びますが、自コートの奥に1バウンド目を落とし、
相手コートの手前に落とすと比較的短いサービスが出せます。
横回転を出すのであれば曲がる角度を計算して下さい。
縦回転の場合は先ず先程の奥に落とし、相手コートの手前に落とすことを目指して下さ
い。
Q.相手が立つとサーブがうまくいかない
私はどうもうまくサーブが出来ず、いつも悩んでおります。
サーブを出すときの、構え、タイミングがうまくいかず、サーブ練習時相手がいないと
きはうまく出来るのが、相手が立つと、なぜかタイミングが少しずれ、失敗します。
又色々メンタル面、技術面でご教授ください。
A.
相手が居ると確かに意識をしてしまいますね。
練習では相手をつけてサービス&3球目の練習を行なうと効果的です。
サービスはあくまで3球目を強打する事が大切なので意識をそちらに傾けてみてはいか
がですか。
メンタル強化は、練習中の緊張感に関係しています。
練習中に試合を想定できれば良いですね。
頭の中で点数を数え、状況を作り出す。
「今 7−7だ相手のサービス この状況でこんなサービスがきたら・・・」など。
想像力が大切ですね。
Q.サービスの切るポイントと上手なフェイクの
方法について
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サービスの切るポイントと上手なフェイクの方法が知りたいです。
A.
「サービスにおいて切るポイントと上手なフェイクの方法」
1.切るポイント
・手首をうまく使う
・薄くこする感触を持つ。
・バウンドが高くならないようにしなければならない。
(たたきつける角度になると浮いてしまう。)
・短いサービスは、遠くに第一バウンド(自コート)をさせ、近くに第二バウン
ド(対コート)をさせる。
練習として、台を使わずに床で動きを確かめるといいです。
2.フェイクの方法
・目でフェイク
ストレートのロングサービスを用いるときに、クロスに目線をおいて、ストレ
ートに出せば効果的です。
・振りでフェイク
これは、フォロースルーをつくり打球後に余計なスイングを入れる。
そのスイングが最終的に敵に与える視覚情報なので、有効的になります。
上回転サービスを出すときに、フォロースルー(ラケットの終着地)を下に出し、
下回転サービスも同じように下にフォロースルーを出す。
上回転を下に見せる方法は、上記の逆にあたります。
Q.下回転を切るには?
下回転がなかなか思うように切れません・・・
どうすれば思うように切れるようになりますか?
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A.
ツッツキを切るコツは薄く擦るという所にあります。
そして深く入れる。
これがツッツキの基本です。
擦る際はできるだけ早く。
サービスの下回転を出すときはボールの底を擦るとバウンドが高くなるので
時計の針「4」を「7」くらいの角度に向けて擦りましょう。
その時やはり薄く当てる。
さらにワンバウンド目を自コートの奥につけ、
2バウンド目を相手コートの手前に落とすと総バウンド数が稼げ短いサービスが可能に
なります。
逆に長い下回転を出すときは自コートの手前に落とし相手コートの深いところに狙いま
す。
1つのバウンドが長くなり回転がたくさん残ったまま相手に打球させることが可能にな
ります。
頑張って練習しましょう!
Q.横上、横下の見分け方、
バックの横回転サーブの取り方
下記質問致したく、宜しくお願い致します。
1.レシーブ時、相手サーブの横上と横下をどのように見分けているのでしょうか。
2.自分は右利きです。右利きの相手のバックの横回転(横上又は横下)サーブがうま
く取れません。
特に横上のサーブに対しドライブしようとすると相手のフォア側にオーバーミスし
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ます。
自分から逃げていく横上や横下のサーブをどのようにドライブやフリックしたら良
いのでしょうか。
以上宜しくお願い致します
A.
質問にお答えします。
1について
・ボールの軌道
・モーション
特に U
P回転と下回転は軌道が若干違います。
U
Pの場合は台につく前に小さな山型の弧を描きます。
下は切り下ろすのでシャープに台にくっついていきます。
2について
まず、右利きバックサービスは正面で当てると左に飛んでいきます。
ボールの真正面を相手のバックに向かって返球してみてください。
軽くなでる感じです。
ドライブで返球するときはミドルかストレートを高い打点で打ってください。
台の下に落とすと回転に負けます。
シュートして返球する理屈がわかれば、そんなに難しくはないです。
ただ、フォア前にそのようなサービスが来た場合、無理をしてフォアで返球するよ
りもフォア前をショートでストレートに返球すると相手が嫌がってくれることもあ
ります。
難しいサービスはバックで返球すれば良いと思いますよ。
われわれも、難しいときはそうします。
Q.レシーブについて
実力者と試合をする場合、どうしてもサーブレシーブの差で後手にまわり巧く対応できな
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いまま負けてしまいます。
レシーブに関しては、対応できる手段が乏しくなかなか 4球目攻撃の優位性を作れません。
またサーブも緊張の具合からか思ったようなコントロールやフェイクを有効に使えず 3
球目攻撃になかなか結びつきにくいです。
上手な人は、ある程度のフェイント等にかかってもラリーに導く手段を持たれているよう
ですが、私の場合バランスが悪いのか力が入りすぎているのか相手にチャンスボールに近
い返球を与えてしまいラリーまでに導ける精度が低いです。
ローカルの一定レベルは問題ないのですが、全国に出るレベルの選手と戦うとあからさま
にこの差が顕著に浮き彫りになってきます。
この点から、どのような練習、訓練をおこなえば良いでしょうか。
有効な考え方、トレーニングはありますでしょうか。
よろしくお願いします。
A.
レシーブ力を高めるための最大の方法は、実にシンプルです。
「色々なサービスを受ける」が最も有効です。
まず、いろんな種類に触れてください。
その都度、どうしたら綺麗に出来るか考えてみてください。
また、ローカルレベルの選手と全国にでる選手のサービスの大きな違いは台から「出る
か、出ないか?」にある部分を私は感じます。
ローカル試合の選手は比較的攻撃力が弱く、自分から仕掛ける力が弱いため
サービスは長め、次にブロックを1本挟みます。
全国区の選手はまず、サービスが出るか?出ないか?でレシーブをします。
つまり、台から出るサービスは完全に餌食になってしまいます。
「戦術的に長いサービスを出す」という手段はもちろんありますので
全部が全部という意味ではありません。
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良い練習方法はまず相手サービスが出るか出ないかの判断をした上でのレシーブ練習
台から出るサービスに関しては積極的に仕掛ける
2
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短いサービスに関する対処
ストップレシーブを覚え、3球目の強打を防ぐ
2の場合、短くするためには、バウンド直後での対処が必要になります。
また、横回転系サービスに関してのストップレシーブは面の角度が重要になります。
ここはご自身で確認しながら試してみてください。
卓球は感覚のスポーツです。
私の言葉+ご自身の感覚で向上してください。
Q.レシーブ時の回転の見抜き方、
回転が分からないときにどう返すか?
さて、ご相談なんですが以前からレシーブに悩んでいます。
実は、相手のサーブの回転がほとんどわかりません。
全くわからないと言っていいほどです。
どうすれば相手の回転がわかるようになりますか?
ちなみに下回転サーブとナックルの区別など皆無に等しいです。
また、全く回転がわからない状態で安全に返球できる方法はありますか?
A.
視覚、聴覚を活かしてください。
似ているサービスでもまったく同じではありません。
飛び方やバウンドが若干異なります。
例えば、横上と横下のサービスを考えます。
横上の場合どうしてもラケットを上に持っていって回転をかけますので
ボールを打ってから台に着地するまでの時間が横下の場合に比べ若干長くなります。
その音の間隔の違いでもある程度判別ができます。
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もし迷ったならば、思いっきりツッツキをしてください。
これは昔中国に修行でいったときにコーチに言われたことが印象深いです。
「サービスがわからなければ、思い切ってツッツキなさい」
相手の回転量を超すツッツキを身に付ければ、
最悪の状況、浮いてでも切れたツッツキで返球が出来ます。
また、サービスを出す側はたいてい主戦サービス回転を持っていますので、
そちらに照準を合わせ見極めるという手法もあります。
Q.うまく力を抜くには?
上半身の力、特に腕の力を抜くのは重要なことだと認識していますが、
力を抜くことを意識すると、フォームが崩れたり、グリップが緩んだりして、
上手く打球できなくなります。
どのようなことを意識すれば、うまく力を抜くことができるのでしょうか。
なにかいいアドバイスがあればお願いいたします。
A.
まず、力を抜くと言うところにだけ焦点をあわせるのではなく、
以下のポイントで試してください。
・足を踏ん張る。
・打球点を上げる。
・体の前で打つ。
・軸を意識する。
・頭がぶれないように打球する。
・腰の回転と足の踏ん張りを同時に行う。
まずは、このポイントでお願いします。
例)力を抜く→足に力を入れる(上記内容に置き換えて)
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宜しくお願いいたします。
Q.3球目攻撃について
今回は、サーブからの3球目攻撃についての質問ですが、レシーブコースをあらかじめ予
測していてもフォアハンド、バックハンドに限らず、どうしてもバックスイングの始動が
遅れてしまい、打球が詰まり気味になってしまいます。
ミスすることが怖くなってしまい、入れるだけになりがちです。
どういったところを意識すれば、良いのでしょうか。
A.
多球練習をやる機会がございましたら、多球練習でその感覚を身につけるという方法があ
ります。
これは回す側のクオリティにかかわってきますが、上手な方ならいい練習が可能です。
まず、台から遠く離れてみてください。
遠くまで伸びてくるカット性のボールをフォア側、もしくはバック側に出してもらいます。
遠くから強くドライブを振ります。
相手のラケットにボールが当たった瞬間に、右足に体重を乗せ同時にラケットを後ろにす
ぐ引きます。
目線はボールと同じ高さまで落とし、体の前までボールが来た瞬間、左足に体重を乗せ変
えます。(重心を後ろから前に)このタイミングで打球を行なってみてください。
これがいいタイミングで打てるようになったら台に近い場所で行なってください。
ただし、このときに台から近いから弱く打つことや入れる事を行なうのではなく、後ろか
らうつのとまったく同じように行なってみてください。
そこから、若干距離を計算し、弱くする方法で試してみていただけると感覚が伝わりやす
いと思います。
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Q.フォアドライブが安定しない
教材、さっそく読ませていただきました。
自分はペンドライブなんですが、フォアドライブが安定しません。
バックスイングがどうしても下から出てしまうため、いいボールが打てません。
これを直すにはどのような練習をすればよいですか?
A.
ご質問いただいたことについての回答です。
バックスイングが下から出るのは、重心が高い可能性があります。
ボールを上から見てしまうので、ラケットは下から出てしまいます。
1.目の高さとボールの高さを近づけるイメージで打球してみて下さい。
2.足の幅を今までよりも広く取ってみてください。(肩幅よりぜんぜん開いて良い)
3.その際、太ももに体重を感じてください。そして重心は足に感じ右足(打球前のタ
メ)から左足(打球時)に重心を移動させてください。
試しに実践してみてください。
きっとコツをつかむと思います。
Q.ボ−ルに威力のあるドライブを打つには?
ドライブは入るのですが、ボ−ルに威力がないので簡単に返されてしまいます。
どうしたらボ−ルに威力のあるドライブを打つ事ができますか。
A.
足を踏ん張って打つ必要があると思います。
手打ちにならずに、踏ん張って足で打つイメージを持ってください。
目線はボールに近づけ、重心は下に。
体重を後ろ(右利きなら右足)から前へ移動させるイメージです。
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Q.ドライブのスピードと安定性が思うように上達し
ません
ドライブのスピードと安定性が思うように上達しません。
どういった点を意識すればドライブが強くなりますか?
A.
先ずは目線をボールの高さに合わせてみて下さい。
次に打球点を高くし、打球のタイミングも早くしてみてください。
さらに、体が左右に揺れないよう軸を意識して打球して下さい。
この3つを意識するだけで変わるはずです。
Q.ドライブの回転をかけるには?
手打ちにならずに打つには?
①ドライブかけても回転あまりかからず、スピードだけあり回転重視するスイングは
どうしたらよいのでしょうか?(安定するスイングありますか)
②体の使い方(ボールに力がほしい)よく手打ちになってしまい腰からスイングした
いのですが、うまくいきません。コツみたいのあればアドバイスお願いします。
以上質問したい内容です。
アドバイス宜しくお願いします。
A.
①についてですが、スピードがあるのであれば、
弧線を意識してドライブを打ってみてはいかがでしょうか。
ボールの弧線がしっかりと描けるように力を抜いて軽い感じで連続打球をします。
②については、足に意識を持っていきます。
以下のポイントでかなり変わると思います。
・重心を下げる
・スタンスを広げる
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・目線とボールの高さを合わせるイメージで打球をする
以上、よろしくお願いします。
Q.シュートドライブを打つ際の軌道と体と腕の関係
について
シュートドライブを打つ際に体と、腕の関係がいまいち分かりません。
シュートドライブを打つ際にはどのような軌道を描けばよいのでしょうか?
A.
ボールの起動はただ、シュート回転なので、右に反れる。
体と腕の関係については、フォア側からシュートを打つのと、バックからシュートを打
つのとではまったく異なります。
ボールを捉える場所は内側というところは同じで、回り込みの場合は左足に重心を乗
せ、倒しながら打球しますが、フォアから打球するときは右足に重心を乗せる事も多々
あります。
Q.ツッツキをドライブするには?
自分は右利きのペンドラです。
ドライブに付きましてツッツキ(下回転)に対して
スピード重視で打ちに行く時(決めに行く時)、下記事項の解説をお願い致します。
・ボールの何時から何時の位置の角度で打っているか。
・どのようなラケットのスイングで打っているのでしょうか。
(弧を描くように擦るように打っているのでしょうか。
ボールにラケットをぶつけるように直線的に打っているのでしょうか。
どのように捕らえて、どのようにフォロースルーしているのでしょうか。)
以上宜しくお願い致します。
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A.
回転量によって違いますが、基本的には重心の位置が最も重要です。
目線をボールの高さに合わせるくらいの「タメ」を作った上で、
下回転の量が多い場合は3時から12時に向かって打球してみてください。
インパクト時にぶつけながら擦る感じで強く打球してください。
フォロースルーまではあまり気にしていませんが、打球時のイメージは弧を描くイメージ
で打球する場合とそり返らせて打つ場合と2種類あります。
次のボールが返球される場合や、ラリーを作る際は強い打球ですが、弧を描かせて打球し
ています。
1発で決めに行くときはそらせて強く打球します。
Q.対カットマンについて
右利きペンドラですが、ゲームでは全くカットが返せません。
ナックルと切れたカットではどのように見極めているのでしょうか。
また、対カットマンに対してどのように攻めているのでしょうか。
A.
打球時のスイングをまず見ます。ナックルはラケットが立つはずです。
また、台について跳ね上がるボールの飛び方もふんわりあがってきます。
カットに対しての攻め方ですが、相手の得意な領域を判断して戦術を立てます。
左右の強打に強い相手には前後で責めたり、攻撃力のないカットマンにはあまり攻めな
くてもいいのでじっくり戦ったりします。
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攻撃力が強いが、連打が弱い選手にはわざと打たせてカウンターやブロックを狙います。
選手によって得意領域が違いますので、「これ」という型を極力持たず、
パターンを覚えて実践してみてください。
Q.粒高について
ボールが他のラバーに比べ弾んでこないので、前陣のプレーになるのでしょうか。
(右利きペンドラ)
この粒高というタイプは覚えれば結構単純に攻略できます。
私の場合、
・ロングサービス→強いツッツキ→強打
・強い下回転ロングサービス→強打
・カット→ロビングの繰り返し
など自在に操れます。
これは粒の性質を逆利用するのです。
こっちが切ればプッシュしてきますし、ドライブをしたらカットインします。
ループやツッツキのラリーを長くやれば互いにそのラリーに慣れます。
私の場合はそのラリーを避け決定打をかなり打ち込みます。
バックに高く深いボールをあげると粒高は嫌います。
それを利用し逆襲もいいでしょう。
とにかくあせらずに戦ってください。
Q.フォアハンドのラケットの振り方について
最近、フォアハンドの打ち方について悩んでいます。
フォアハンドの構え方、打ち方について教えてください。
ラケットの面を卓球台のエンドに平行に構え、手首はそのままで肘を前に出して振ると
教えてもらったのですが?
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プッシュしている感じですよね?
これではナックルを落としてしまう上、強い打球は不可能です。
文章では伝わりづらいですが、以下の注意を意識して打球してみて下さい。
1.まず前傾姿勢をとり足の幅(スタンス)は肩幅より少し広め
2.台から40∼50センチはなれる
3.左コブシを脇に挟んでみてください。自然な感じで脇を開く。
4.その体制からビンタをしてみてください。
その時に一番力が入る場所を見つけてください。
そこが打球ポイントです。
試しにお願いします。
Q.身体の使い方について
力を入れずに、身体の回転を上手く使えば7割程度の力でも十分だと思うのですが、
実際にはなかなか上手くゆきません。
足の送り、フリーハンド等の使い方について注意点を教えていただければと思います。
A.
ご承知のとおり、「軸」を活用しなければなりません。
私の場合は自然な形でフリーハンドを使います。
左手に長い棒を持っているようにやっています。
その棒を振り回すでもなくただ握っているような感じです。
あと、力の入れ具合にこだわるよりも、以下のように注意してやってみて下さい。
・足と床をしっかりグリップさせる感覚を持つ。
(左足、右足の大腿筋に体重が乗っている感覚)
・打球点を今以上に高くする。
・台からの距離に比例してスイングが大きくなる。
・目線をボールに合わせるように打球する。
とりあえず、試してみてください。
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Q.フットワークのポイントについて
フットワークについてですが、足の運び方、体重のかけ方、ポイントなどが知りたい
です。
A.
「フットワークのポイント」
右に移動する際は、左足で床を蹴って移動し、左に移動する際は、右足で床を蹴る。
ドライブなどを打球しながらフットワークをする際は、
体重を後ろから前に運ばなければなりません。
このときの体重の移動は、後ろ(右足)から前(左足)になる。
重心が浮きやすく、体全体が伸びてしまいます。
「体重のかけ方」
基本的には、体重を太ももにかけます。
前傾姿勢をとり、両足に体重がかかる感覚を感じてほしいと思います。
「足の運び方」
フットワークによってステップワークが異なり、
またプレイスタイルによっても異なります。
フォアを中心としてプレーヤーは左足が前になることが多いはずです。
逆にバックを中心としてスタイルの選手は、平行足になることが多い。
ただ、バック中心といえども、フォアで回り込む作業は必要なので、
その際は左足を前に切り替える必要があります。
フォア中心の選手は「大きく動く」というのが課題であり、
飛びつく幅は、バック主戦よりも当然のように大きくなります。
Q.練習方法について
1日の練習時間が週3回2時間ぐらいしかなのですが、
2台で6名から8名で練習しています。
練習配分は?(まだまだ基本練習を多くやるべき人がメンバーがおおいですが。)
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基本練習やステップワークのブルーの相手役は、フォアで返球かショートの返球か?
当然返せるレベルの返球での選択?
週3、4回2時間位、2台で6∼8人で練習してます。
当然レベルの違いはありますが、全員向上心いっぱいです。
実践練習編テキストの1∼4までの練習メニューの配分は?
1をきっちり出来るまで、繰り返しやる。
1∼4の中身をピックアップして色々なメニューで変化を付ける。
悩みます。
実践練習編テキスト上のブルーの相手側の返球側はショートで?フォアで?
返球側の注意点も教えてください。
A.
この練習は1項目につき、7分半∼10分やれば大丈夫です。
因みにメニューもそこからチョイスして下さい。
試合ではバックから返球してコースを作り出すのでバックから回すスタイルで行ない、
たまにはフォアから回すといったやり方で良いです。
先ずは続けることを意識した返球で行なってみてください。
続くのが当たり前のクラスになれば、徐々に回すピッチをあげたり、サイドに厳しい
返球をしたりと変化を加えて下さい。
Q.打点がバラバラにならないようにするには?
打点がバラバラなので、つぎの組み立てが出来ません。
ラリーになるまでじぶんでやりたい事がなかなかできないのです。
技術が低いからと言ってしまえばそれまでですが、特にフォアに自信がないのでフォ
アハンドのツッツキ、強打、ドライブの判断が遅れ、中途半端な打点で打つので一つ
一つのボールに自分の意思を伝えられずに返球してしまいます。
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フォアの打点、又打球位置をバラバラにならないようにするにはどんなところに気を
つければよいでしょうか?
A.
軸を作ることが必要です。
一度、鏡の前で素振りをし、自分の頭がぶれていないか確かめてみてください。
頭がぶれているようですと軸ができているとはいえません。
頭がぶれないように軸を意識して素振りをしてみてください。
打球点についてはスタンスが重要です。
狭いスタンスでは重心も高くなり、目線があがります。
ボールを上から目線で見ると打球位置は低くなります。
上手な選手の目線や重心・スタンス・打球点を参考にしてください。
たいてい(目線:ボールの高さに近い
重心:足におく
スタンス:広い
打球点:
高い)です。
Q.7割の力で打つとは?
「強打のタイミング」ですが、力を溜め込んで7割の力でというのがよく分かりまん。
10で打つことと何が違うのか、溜めるということはどういう動作のことか。
どうしてもスマッシュなど全力で打っており確率が悪いことは分かっているのですが、
いつも力が入っているせいか、力を抜こうとすると、本当に力のない打球になってし
まい、よけいに確率が悪くなるようでうまくいきません。どのように意識すればよい
のか、アドバイスをお願いします。
A.
10の力で打つと動きが大きくなり、戻りが遅くなります。
まずは戻りを早くできる力での攻撃を行い、打球の安定を求めましょう。
また、「溜める」とは、足に力を溜める=「踏ん張る」です。
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右利きであれば、相手の返球と同時くらいのタイミングで右足に体重を乗せます。
以上、よろしくお願いします。
Q.左利きの指導について
いつも充実した内容に勉強なります。
今日は質問があります、左利きを指導するときに右利きを想定させるのか、同利きを想
定させるのか悩むときがあります。
良きアドバイスをよろしくお願いします。
A.
私たちも、右選手が多い中、左とあたることもありますので、
そういう時は左の選手と練習をします。
指導するにあたり、その選手が左利きなら、断然右利きの選手と対戦することが多いの
で通常は右利きと練習をし、たまに左を想定して練習することも大切です。
両方同じくらい大切です。
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