(仮称)大和町南部コミュニティセンター 基 本 計 画 平成26年3月 大 和 町 書 − 1.はじめに 次 − ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2.地区の現況 3.上位計画との関連性 4.計画の概要 5.施設のあり方 6.施設の基本的機能 7.諸室の方針 8.施設整備の留意点 9.今後の予定 目 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 1.はじめに 町の南部地域の小野、もみじケ丘、杜の丘は、おもに仙台市内への通勤圏内として居住 ニーズが高く、もみじケ丘、杜の丘の両団地には、近隣の大規模工業団地への相次ぐ企業 進出もあって転入者が増加しており、今では、南部地域の人口は、町人口の4分の1以上を 占め、町全体の人口増加を牽引する地域へと発展を遂げています。 しかしながら、急激に人口が増加している一方で、日常的な町民同士の交流やコミュニ ティ活動の場が不足しており、良好な地域コミュニティを築いていくため、地域内に拠点と なる施設の必要性が高まっておりました。 また、東日本大震災後の平成23年10月には、宮床地区区長会から「杜の丘地区への 公民館並びに防災センター建設に関する請願書」が町議会に対して提出され、防災機能を兼 ね備えた拠点施設整備の早期実現が求められたところであります。 町では、こうした状況を受け、第四次総合計画の重点プロジェクトとして計画している 「杜の丘地区へのコミュニティセンターの整備」事業に着手することとしたもので、施設の 整備にあたっては、計画段階から町民参加を図り、町民の意見を反映させながら事業を進め ていくため、アンケート調査を実施し、町民のニーズを把握するとともに、地域の代表者で 組織する(仮称)大和町南部コミュニティセンター整備検討委員会を設置いたしました。 検討委員会では、町民の様々なニーズを踏まえながら、この地域にふさわしい施設の整備 を目指して協議を積み重ね、その成果を提言として取りまとめていただいたところであり ます。 町は、検討委員会からの提言をもとに「(仮称)大和町南部コミュニティセンター基本 計画書」を策定したもので、今後は、町民の皆様の意見と思いが盛り込まれたこの基本計画 書を踏まえ、地域の拠点として多くの町民に親しまれ、子どもから高齢者までの誰もが利用 しやすい施設の整備に向けて取り組んで参ります。 終わりに、本基本計画の策定にあたり、アンケートを通じて多くのご意見やご提言をいた だきました町民の皆様をはじめ、検討委員会委員の皆様方に対し、心から感謝を申し上げ ます。 平成26年3月 大和町長 1 浅 野 元 2.地域の現況 南部地域は、国道4号と国道457号に囲まれた小野地区、もみじケ丘地区、杜の丘地区 で、東側は富谷町と南側は仙台市泉区に接し、地区中央を(都市計画道路)北四番丁大衡線 が通り、仙台市中心部と直結している。 住宅団地が形成されるもみじケ丘地区、杜の丘地区及び旧来からの小野地区は、富谷町に 接する南部地域の東側に位置し、平成26年1月末現在の人口は 7,367 人、世帯数は 2,535 世帯であるが、今後も杜の丘地区の宅地分譲に伴う増加が見込まれている。 もみじケ丘地区、杜の丘地区では、住宅団地としての一体性から、富谷町との行政界を跨 いだ夏まつり等のコミュニティ活動が行われているが、これらの地区には集会所が不足して おり、さらには大きなコミュニティ施設がないことから、二つの地区のコミュニティ形成を 醸成するためにも核となる施設の整備が急務となっている。 また、人口の増加に伴い、年少人口も増加しており、南部地域の児童数は年々増加傾向に あるが、小野地区、もみじケ丘地区及び杜の丘地区それぞれの年齢構成は異なっており、こ れを平均年齢でみると、小野地区は51歳、もみじケ丘地区は40歳、杜の丘地区は26歳 と、大きな開きが生じており、このため、地域活動の内容や必要な施設に大きな違いが現れ ている状況にある。 このような地域の現状に加え、東日本大震災での経験を教訓として、人口が増加している 南部地域に防災拠点の整備を求める声が高まり、「杜の丘地区内への公民館並びに防災セン ター建設に関する請願書」が提出されている。 表 地域の人口・世帯数 平成 26 年 1 月末現在 地 域 人 小野地区 もみじケ丘地区 杜の丘地区 荒井・前河原・石倉 口 世帯数 479 人 151 世帯 もみじケ丘一丁目 1,076 人 426 世帯 もみじケ丘二丁目 1,338 人 501 世帯 もみじケ丘三丁目 1,428 人 487 世帯 杜の丘一丁目 1,041 人 363 世帯 杜の丘二丁目 1,118 人 325 世帯 杜の丘三丁目 887 人 282 世帯 7,367 人 2,535 世帯 合 計 出典:住民基本台帳 表 児童数の動向 各年 5 月 1 日現在 児童数(人) 年 度 1年 2年 3年 4年 5年 6年 合計 平成 24 年度 98 87 84 82 78 68 497 平成 25 年度 134 102 86 87 81 78 568 出典:学校基本調査 2 3.上位計画との関連性 (1)大和町第四次総合計画 平成21年に策定した大和町第四次総合計画は、平成35年を目標とし、「町内すべての 地域で、子どもから高齢者にわたるあらゆる世代・人が、そして、これから大和町に移り住 む人達も、みんなが誇りと愛着を持って住み続けられるまちの実現」をまちづくりの基本理 念としている。 このなかで、「元気なまち」、「安心なまち」、「便利なまち」の3つの将来像を実現す るため、11の重点プロジェクトを掲げており、「安心なまち」実現に向けた重点プロジェ クトの1つ「地域ふれあい・交流プロジェクト」に「杜の丘地区へのコミュニティセンター の整備」事業を位置づけている。 (2)大和町都市計画マスタープラン 平成22年に策定した大和町都市計画マスタープランでは、南部地域における地域づくり の方針を「職・住・学が共存する活力ある快適な都市の形成」及び「優れた立地条件・交通 条件を活かした新たな工業・流通業務地の整備」と位置づけ、研究開発・工業団地、住宅地 及び文教地区の優れた地区環境の維持を図りながら、企業立地の促進や住宅地へのコミュニ ティ施設の整備を進めることとしている。 これをもとに、本地域の整備、開発及び保全の方針は、住宅地ゾーン、工業・流通業務地 ゾーン、学苑ゾーン及び緑地ゾーンの土地利用のゾーン区分毎に取り組みの方針を設定して いる。 このうち、住宅地ゾーンとして位置づけられる、もみじケ丘地区、杜の丘地区の住宅市街 地と小野地区の既存集落については、地域の現状を踏まえ、地域住民の交流・コミュニティ 活動の拠点、さらには災害時における防災拠点として、コミュニティセンターの整備を図る こととしている。 3 4.計画の概要 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、おもに町南部の地域住民のコミュニティ 活動の核となる施設として整備するものである。 本施設の整備予定地は、もみじケ丘地区に隣接する杜の丘地区の南側に位置し、本施設の ほか、保育所、多目的広場が整備される地域の公益施設用地である。 (1)整備予定地 ・ 所 在 地 : 杜の丘一丁目13番(公益施設用地内) ・ 敷地面積 : 24,373.11 ㎡ (2)計画概要(予定) ・ 本施設は、コミュニティ施設に児童館を併設した複合施設とする。 ・ 整備予定地の本施設周辺には、保育所、駐車場、多目的広場を設置する。 図 整備予定地の位置 4 (仮称)大和町南部コミュニティセンター建設用地 保育所建設用地 図 建設予定区域 公益施設用地(杜の丘会館から) 5 5.施設のあり方 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、地域のコミュニティ活動の核となる施設及び 防災センターとしての役割が期待されているが、住民アンケート調査結果からも、地域の8割 に近い住民が「災害時に避難所機能を備えた防災拠点となる施設」、「子供から高齢者まで すべての世代が利用できる施設」となることを望んでいることがわかる。 (仮称)大和町南部コミュニティセンターのあり方については、上位計画における方針の もと、地域の現状、地域住民の意見等を踏まえ、次のように設定する。 (1)災害時における地域住民の拠点となる 東日本大震災は、地域に大きな被害をもたらし、インフラ、建築物等の防災性能の 強化とともに、避難者の収容や生活支援など被災後の支援施設や体制の重要性を再認識 し、これを教訓として、地域住民の意見も、本施設に対しては災害時の安全、安心に資 する避難所機能を備えた地域の防災拠点としての役割を強く求めている。 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、大規模災害時における地域の情報管理 や支援活動の中心になるとともに、食糧等を備蓄した地域住民などの避難者の収容施設 となる防災拠点としての役割を担うものである。 (2)様々な機会の提供によりすべての世代が利用、交流する 世帯数が約 2,500 世帯の本地域において、全世帯の半数以上が日常的な町内会の 活動に参加しており、地域住民の意見においても、(仮称)大和町南部コミュニティ センターに対して、半数近い人が「住民相互の交流、良好な関係づくりができる施設」 となることを望んでいる。 本施設は、大和町南部地域における地域、世代など様々な人々のコミュニティ、交流 の拠点として、芸術、文化、料理などの生涯学習活動や町内会、子ども会などの集まり に利用される場として、また、老若男女を問わずスポーツ、健康・体力づくりが行える 運動・スポーツの場となるものである。 (3)子育て世代の利用と支援を行う 人口約 7,400 人と多くの住民が生活する本地域は、地区により年齢構成の偏りは あるものの、依然として年少人口の増加は進んでおり、また、今後も転入人口の増加に より年少人口は増加する傾向にあることから、保育所、児童館といった施設のほか、 多くの子育て世代への支援が必要となっている。 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、本地域で増加する児童に対応し、地域 の児童の健康の増進、情操を豊かにする健全な遊びや読書、学習の場を提供するととも に、妊娠、出産、育児の相談、交流など子育て支援の中心施設となるものである。 6 (4)行政のサービスや情報を提供する 本地域は、本町人口の4分の1以上が居住している地域であり、子どもから高齢者ま で各世代の多くの人々が暮らしており、このために、福祉、教育等の各種行政サービス の需要が高く、人口の増加に伴いその需要は増加している。 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、地域のコミュニティ活動の拠点である とともに、地域生活における公共サービスの中心として、役場出張所の設置により窓口 での公共サービスや各種の住民検診を受けることができるものとする。 (5)安全に安心して誰もが気軽に利用できる 本施設は、防災、コミュニティ活動、子育て支援、公共サービスといった地域生活の 拠点となるが、地域住民の意見をみると、本施設に対しては、多くの人が「子どもから 高齢者まですべての世代が利用できる施設」となることを強く望んでいる。 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、限られた団体等の活動の場ではなく、 憩いの空間やギャラリー、読書ができるスペースなど、様々な世代の人々が日常的に 散歩や外出のついでに気軽に立寄れる場となるものである。 7 防災拠点機能 多世代交流機能 災害時における 防災拠点となる 子育て支援機能 子育て世代の 利用・支援 すべての世代が 利用できる 児童館 子供の遊び場 子育て支援 親子で利用 親の交流 広い屋外 災害時対策 交流の場 高齢者の 利用・支援 地域交流 世代間交流 安全・安心 楽しむ 健康・予防 安全性 安心 行政手続きや 情報を入手できる 若い人の 住民相互の 交流ができる 住民集団検診 利用 誰でも利用 気軽に利用 将来を見据えて 行政サー ビス 将来を考慮 他施設と連携 気軽にスポーツができる 行政サービス機能 誰もが身近な スポーツサ ークル 健康づくり 運動・スポー ツ 趣味の活動ができる 憩い機能 教養を高め 学習できる 凡 例 どのような施設であ ってほしいか (問 11) 生涯学習 自由記述意見 図 施設のあり方のイメージ 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 災害時における避難所機能を備えた防災拠点となる施設 76.2% 子どもから高齢者までのすべての世代が利用できる施設 75.2% 住民相互の交流、良好な関係づくりができる施設 43.9% 町の諸手続きや情報が入手できる施設 42.3% 気軽にスポーツができる施設 17.7% 趣味の活動ができる施設 15.8% 教養を高め、学習できる施設 その他 80.0% 14.6% 1.5% 図 どのような施設であってほしいか(住民アンケート調査結果より) 8 100.0% 6.施設の基本的機能 (仮称)大和町南部コミュニティセンターの基本的機能は、5つの施設のあり方を「防災 拠点機能」、「多世代交流機能」、「子育て支援機能」、「行政サービス機能」、「憩い機能」 と定めて、地域住民の施設利用に関する意見、要望や現在の地域活動の状況等を踏まえて、 5つの機能毎に次のように設定する。 表 施設の基本的機能 施設の基本的機能 ①災害時におけ る情報管理機能 機能の概要 1)大規模災害時におけ る情報の提供と地域 情報の収集 災害時におけ ②災害時避難者 1)災害時における住民 の避難収容スペース る地域住民の 収容機能 拠点となる ③災害時活動拠 1)ボランティア、防災組 点機能 織等の活動の中心 防災拠点 機能 1)避難者用の食糧等の ④備蓄機能 備蓄及び災害活動用 資機材の保管 ①交流機能 1)地域・世代など様々な 人々が交流できる 1)老若男女を問わずス ポーツ、体力づくりがで きる ②運動・スポーツ 機能 様々な機会の 提供によりす べての世代が 利用、交流す る 2)屋外で運動、スポーツ ができる 3)健康、体力づくりにつ いて相談できる 1)料理を通じて学び、楽 しむことができる 多世代交流 機能 ③生涯学習機能 ④集会機能 利用者等 ・災害対策本部等との連絡 ・防災組織等との情報交換 ・災害対策本部 ・防災組織 ・避難者の受付 ・避難者のニーズ把握 等 ・避難所 ・地域住民 ・避難場所 等 ・防災組織の現地活動拠点 ・防災組織 ・ボランティア等の活動拠点 ・ボランティア ・調理・炊き出し 等 ・非常食・飲料水 ・毛布 ・簡易トイレ ・地域住民 ・燃料(ガソリン等) ・救出用機材 ・発電機 等 ・町内会の役員会、総会 ・子ども会のイベント ・地域住民 ・各種団体の集まり、イベント ・敬老会、懇親会、交流会 等 ・町内会、学校、サークル等の 練習(スポーツ、体操、すず め踊り等) ・地域住民 ・各種スポーツ大会(バレーボ ー ル、 卓球 、バ ド ミ ン ト ン 等) 等 ・レクリエーション大会 ・サッカー、グラウンドゴルフ、 ・地域住民 ゲートボール 等 ・健康づくりイベント ・地域住民 ・健康相談等 ・料理教室 ・イベント時の炊き出し(芋煮会 等) ・地域住民 ・集会・会議等への軽飲食の 提供 ・防災時の炊き出し 等 ・カルチャースクール ・地域住民 ・各種団体の活動 ・講演会 等 2)芸術、文化の学習・創 作活動を通じて学び、 楽しむことができる 3)読書、音楽、映像など ・音楽会 ・地域住民 を通じて学び、楽しむ ・映画上映 ・各種団体の活動 等 ことができる ・町内会・子ども会の役員会、 総会 1)地域・世代など様々な ・各種イベントの打合せ、反省・地域住民 人々が集える 会 ・研修会 等 9 表 施設の基本的機能(つづき) 施設の基本的機能 子育て世代の 利用と支援を ①児童館機能 行う 子育て支援 機能 機能の概要 1)児童に健全な遊びを 提供し、健康の増進、 情操を豊かにする ・遊び場 ・運動 ・居場所づくり ・学童保育 等 ・地域住民 (0∼18 歳、お よびその保護 者) 2)児童図書を備え、読 書や学習ができる ・児童図書室 等 ・地域住民 ・育児教室 ・育児相談 ・健康相談 ・子育て仲間との交流 等 行政のサービ ①役場出張所機 1)窓口サービスを受ける ・住民票等の交付 ・各種申請等の受付 スや情報を提 能 ことができる ・行政相談 等 供する ・総合健診 1)各種住民健診を受け 行政サービス ・胃がん、乳がん検診 ②集団検診機能 ることができる 機能 ・健康相談、健康教室 等 安全に安心し て誰もが気軽 に利用できる ②子育て支援機 能 ①休憩機能 ②展示機能 憩い機能 ③閲覧機能 利用者等 1)妊娠・出産・子育てに ついて相談、学習、交 流ができる 1)散歩や用事のついで に気軽に立寄れる憩 いの空間がある 1)散歩や用事のついで に気軽に立寄れるギャ ラリーなどがある 1)読書や学習ができる スペースがある 10 ・地域住民 ・地域住民 ・地域住民 ・一息入れられるスペース ・気軽におしゃべりを楽しめる ・地域住民 スペース 等 ・ギャラリー 等 ・地域住民 ・読書スペース ・学習スペース 等 ・地域住民 7.諸室の方針 (仮称)大和町南部コミュニティセンターの諸室は、施設の基本的機能に基づき、各機能 の内容に対応した部屋等の考え方、具体的な部屋の種類、内容を整理するとともに、現在の 地域活動の利用人員・頻度や将来の施設利用の見通し、部屋の兼用化、さらには他施設と 重複しない配慮など住民の意見等を踏まえて検討を行った。 これにより、本施設の基本的機能に対応した諸室とその想定面積は以下のとおりとする。 (1)防災拠点機能 ∼災害時における地域住民の拠点となる∼ 凡例) 基本的機能 機能に対応する部屋等の考え方 ①災害時に おける情報 災害時の情報管理室を確保する 管理機能 所要室 難者収容機 能 防 災 拠 点 機 能 ③災害時活 動拠点機能 ④備蓄機能 想定規模 窓口・業務室 50㎡ 会議・研修室1 50㎡ 多目的ホール 「大和町地域防災計画」に基づき 避難者を収容できる空間を確保す ②災害時避 る 他施設と兼用 屋外に確保する施設 備 考 500㎡ 会議・研修室3 75㎡ 和室1 20㎡ 和室2 20㎡ 避難者の衛生施設としてシャ ワー、着替え室を確保する(多世 更衣室・シャ 代交流機能における更衣室、シャ ワー室 ワーブースを活用する) 50㎡ 更衣室内にシャワーブースを設ける 災害時の支援活動の中心となる部 会議・研修室2 屋を確保する 75㎡ 調理室 75㎡ 調理準備室 10㎡ 避難者への炊き出し等を行う調理 室を確保する 災害時に対応した防災器具、食料 品等を収納する防災備蓄倉庫を配 防災備蓄倉庫 置する(屋外に設置) 非常用電源設備用機械室を配置す 機械室 る(共有部分に設置) 網掛け部は除く (他機能等にて計上) 小計 11 0㎡ (仮称)大和町南部コミュニティセンターの防災機能について ■ コミュニティセンターの防災機能等 項 目 整備内容 避難所管理 避難所 連絡調整 多目的ホール 一般住民 和室等 高齢者 会議・研修室3 乳児・幼児 救護所 会議・研修室2 救護者手当て 調理設備 調理室 炊飯・調理 食糧品 防災備蓄倉庫(食糧、災害時用資機材、生活必 避難所 定避難所 備蓄 考 窓口・業務室、会議・研修室1 ※防災計画に 基づいた指 備 需品類の備蓄) 40t級 1 基 飲料水 飲料水兼耐震性貯水槽 非常用電源 非常用電源 自家発電設備、太陽光発電設備 情報通信 防災無線 防災無線1基(双方向通信) 通信手段 衛星携帯電話1台常備予定(Wi-Fi) 一時避難場所 多目的広場 非常用電源 施設からの電源供給 一時避難場所 等 既存の子局 外部トイレ ■ 南部地域の避難収容施設(H18 大和町地域防災計画) 指定避難所 小野地区 もみじケ丘地区 杜の丘地区 小野小学校 (体育館 1,110 ㎡) もみじケ丘児童館 (施設 646 ㎡) 南部コミュニティセンター (多目的ホール・会議研修室・和室 615 ㎡) 収容可能人数 給水設備 炊飯設備 540 人 ○ × 310 人 ○ × 300 人 ○ ○ ※収容可能人数:建物の避難者収容に割り当てた面積から 20%を減じ、3.3 ㎡あたり 2 人で算出 ※対象地区の人口見通し:H18/3,360 人→H25/6,965 人→H29/8,045 人(推計人口) 〔参考〕東日本大震災時の避難者(最大時) ・小野小体育館 :400 人/日 ・もみじケ丘児童館:100 人/日 計 500 人/日(震災時の人口の 7%に相当) ※ H29 推計人口における避難者数は 8,045 人×7%=563 人/日と想定される。 12 (2)多世代交流機能 ∼様々な機会の提供によりすべての世代が利用、交流する∼ 凡例) 基本的機能 ①交流機能 機能に対応する部屋等の考え方 所要室 地域の会議等の活動状況を踏まえ 会議・研修室1 て会議・研修室を3部屋配置する ・二部屋は、利用頻度の高い20 人∼40人の会議等に対応する ため可動間仕切りにより区分 会議・研修室2 し、一部屋では100人程度の集 会を可能とする規模を確保する ・他一部屋はスタジオとしても兼 会議・研修室3 用できるよう整備する 小規模な会合に対応した部屋を配 置し、談話、休憩にも利用できる ように和室とする 和室1 他施設と兼用 屋外に確保する施設 想定規模 備 考 2.5㎡/人×20人(ロの字型の机配 50㎡ 置を行う場合)※教室型の机配置の 場合は30人程度の会議が可能 2.5㎡/人×30人(ロの字型の机配 75㎡ 置を行う場合)※教室型の机配置の 場合は40人程度の会議が可能 75㎡ スタジオとしても兼用できるよう整 備する 20㎡ 10人程度の会合が可能な10畳(押 入れ付属)和室を二部屋配置 和室2 20㎡ 会議室等のロビー空間を確保する (ロビーはエントランスホールと ロビー 兼用する) 多 世 代 交 流 機 能 卓球、バレーボール、バドミントンが利用 多目的ホール 可能な多目的ホールを配置する 健康体操、ヨガなどに利用できる 場を確保する (交流機能の会議・研修室の一部 会議・研修室3 屋をスタジオとして利用できるよ う整備し活用する) 運動、スポーツの関連施設として 更衣室・シャ 更衣室と更衣室内にシャワーブー ワー室 ②運動・ス スを配置する ポーツ機能 スポーツ用具等を収納する器具庫 器具庫 を配置する グランドゴルフ、フットサルなど子供から 高齢者まで屋外で軽運動・スポーツ 多目的広場 が利用可能な多目的広場を配置す る ミニバスケット1面、バレーボール1面、バドミ ントン2面が利用できる規模28×18m 500㎡ 程度を確保 天井高はバレーボールに必要な7m以上 を確保 75㎡ 会議・研修室3をスタジオとして兼 用できるよう整備する バレーボールの1回あたり20人程度 50㎡ の利用を想定 更衣室内にシャワーブースを設ける 40㎡ 事例を参考に設定 参考)フットサルコート:約1000 ㎡、グランドゴルフ:約1000㎡以 上 スポーツ用具等を収納する器具庫 器具庫 を屋外に配置する 健康、体力づくり等について相談 会議・研修室 できる場を確保する 1∼3 13 交流機能の会議・研修室等を活用 凡例) 基本的機能 機能に対応する部屋等の考え方 所要室 地域の料理教室の活動に対応した 調理室 調理室を配置する (会議等の軽飲食、災害時の炊き 出しにも活用する) 調理準備室 想定規模 10㎡ 同上 50㎡ 会議・研修室2 75㎡ 展示はエントランスホール内にコー 75㎡ ナーを設ける 和室1 20㎡ 和室2 20㎡ 会議・研修室1 50㎡ 会議・研修室2 75㎡ 地域の活動内容、参加人数等に応 じた部屋を確保する 会議・研修室3 (交流機能の諸室を活用する) 75㎡ ③生涯学習 機能 ︵ つ づ き 備 考 75㎡ 事例を参考に設定 会議・研修室1 絵画、手工芸、音楽活動等の活動 を行う場を確保する 会議・研修室3 (交流機能の諸室を活用する) 多 世 代 交 流 機 能 他施設と兼用 屋外に確保する施設 20㎡ 和室2 20㎡ 会議・研修室1 50㎡ 会議・研修室2 75㎡ 目的、参加人数等に応じた集会室 会議・研修室3 を確保する (交流機能、運動・スポーツ機能 和室1 の諸室を活用する) 75㎡ ︶ 和室1 会議・研修室3はスタジオとしても 兼用できるよう整備する ④集会機能 和室2 多目的ホール 網掛け部は除く (他機能等にて計上) 小計 14 20㎡ 20㎡ 500㎡ 大規模な集会で利用する 915㎡ (3)子育て支援機能 ∼子育て世代の利用と支援を行う∼ 凡例) 基本的機能 機能に対応する部屋等の考え方 所要室 利用者の受付等が行える部屋、静 養スペースを配置する(利用者用の 事務室兼静養室 ロッカーやベビーカー置場等を併設) 遊戯室1 放課後児童クラブを定員80人 (自由来館を含めて最大で100人 程度の児童を受け入れる)とし、 遊戯室2 児童の遊戯に使用する部屋を可動 間仕切りにより3部屋配置する (遊戯室1は集会室を兼ねる) 遊戯室3 児童の集会、イベント等に利用で きる部屋を確保する 遊戯室1 (遊戯室1を活用する) ①児童館機 集会等で利用する器具等を収納す 倉庫 能 る倉庫を配置する 子 育 て 支 援 機 能 他施設と兼用 屋外に確保する施設 想定規模 50㎡ 備 考 4㎡/人×職員5人+ロッカー等20㎡ +静養室10㎡(事務室の標準値) 1.65㎡/人×40人(1.65㎡/人:放 75㎡ 課後児童クラブガイドラインによる 基準値) 50㎡ 1.65㎡/人×30人(同上) 50㎡ 1.65㎡/人×30人(同上) 75㎡ 30㎡ 施設利用者のロビー空間を確保す る(ロビーはエントランスホール ロビー と兼用する) 乳児連れの利用者等が授乳できる 部屋を配置する(おむつ替え、調 授乳室 乳スペースを併設) 授乳用個室1室、おむつ交換台2 10㎡ 台、調乳用シンク1台程度が設置可 能な規模 児童館利用者の屋外遊び場を配置 館庭 する 幼児から大人まで使用可能なトイ レを確保する(エントランスホー トイレ ル周りのトイレを共用) 児童図書を備え、読書、学習(宿 図書室 題等)ができる図書室を配置する 育児、健康等の相談ができる部屋 を確保する(行政サービス機能の 相談室を活用) 育児等の情報を収集できるスペー スを確保する(エントランスホー ル内にスペースを確保する) 利用者相互の交流等に利用する空 ②子育て支 間(飲食等も可能なスペース)を 援機能 確保する(エントランスホール内 にスペースを確保する) 乳児連れの利用者等が落ち着いて 授乳できる部屋を確保する(児童 館機能の授乳室を活用する) 施設利用者のロビー空間を確保す る(ロビーはエントランスホール と兼用する) 網掛け部は除く (他機能等にて計上) 相談室 50㎡ 1.5㎡/人×25人+書架スペース 15㎡ 情報コーナー 交流コーナー 授乳室 10㎡ ロビー 小計 315㎡ ※ 子育て支援機能については、保育所が同一敷地内に建設されることや(仮称)大和町 南部コミュニティセンター内に児童館が設置されること、既存のもみじケ丘児童館の活用 ができることから、それぞれの施設に機能を分担させることで、本施設内に託児室は設け ない方針とする。 15 (4)行政サービス機能 ∼行政のサービスや情報を提供する∼ 凡例) 基本的機能 機能に対応する部屋等の考え方 所要室 想定規模 備 考 50㎡ 事例を参考に設定 15㎡ ー 窓口サービスを受けることができ る事務、待合等のスペースを配置 窓口・業務室 ①役場出張 する 所機能 業務打合せや相談のほか、日常的 行 な談話、会合等に利用できる相談 相談室 政 室を配置する サ 会議・研修室 ビ 集団検診が出来る部屋を確保する 1∼3 ス (多世代交流機能の会議・研修 機 ②集団検診 室、多目的ホールを活用する) 多目的ホール 能 機能 他施設と兼用 屋外に確保する施設 検診車の駐車場所を建物に隣接し て確保する(雨天時の利用に配慮 検診車スペース して庇等を設ける) 網掛け部は除く 小計 (他機能等にて計上) 200㎡ 500㎡ 65㎡ ※ 役場出張所は、現在のもみじケ丘出張所における次の現状、問題点を踏まえて、新たな 場所で十分なスペースを確保して機能を発揮する必要があることから、本施設内に移設す ることとする。 ① 現在の出張所は、駐車場のスペースが狭く、児童館での行事開催時には、来庁者が 駐車場を利用できないこともあるため、広い駐車場の確保が必要となっていること ② 来庁者の待合スペースが狭く、申請書記入用のローカウンターの設置や来庁相談時の プライバシーの確保が困難となっていること ③ 出張所で取扱う現金については、定期的に本庁職員が回収しているものの、日常的な 管理に支障を来たしていること ④ 事務所内に書庫等を設置するスペースを確保きないため、書類の保管に支障を来たし ていること なお、既存の出張所を活かし二箇所とする考えについては、行政エリアの範囲から一箇 所に集約することが適切であり、配置する職員数も二倍必要になり経費面でも難しいこと から困難であると判断される。 また、役場出張所が現在より遠くなるとの住民意見もあるが、来庁者のほとんどが自動 車利用であることから、今回の整備により十分な駐車場スペースを確保され、徒歩の利用 についても、今回新たに、もみじケ丘地区と杜の丘地区の間にある「杜の丘4号公園」 付近に歩きやすい階段、スロープを整備し、徒歩で来られる方に対し、安全性、利便性を 確保していくものとする。 16 (5)憩い機能 ∼安全に安心して誰もが気軽に利用できる∼ 凡例) 基本的機能 機能に対応する部屋等の考え方 所要室 他施設と兼用 屋外に確保する施設 想定規模 備 考 エントランスホール内に休憩コー 休憩コーナー ナーを確保する エントランスホール内に喫茶、軽 食等に利用できるスペースを確保 カフェコーナー する ①休憩機能 談笑、休憩等に利用する和みの空 和室1 間を確保する 憩 (多世代交流機能の和室を活用す い 和室2 る) 機 能 憩いの空間を演出する四季が感じ 庭園 られる庭園を屋外に確保する 自動販売機を設置し、10人程度が座 れるテーブル・椅子を配置 20㎡ 20㎡ ②展示機能 エントランスホール内に展示コー 展示コーナー ナーを確保する 展示のためのピクチャレールの設置、可動 パネルを配置する ③閲覧機能 エントランスホール内に読書、学 閲覧・学習ス 習等ができるスペースを確保する ペース 10人程度が座れるテーブル・椅子を配 置 網掛け部は除く (他機能等にて計上) 小計 部屋等面積 共用部分等面積 1,295㎡ エントランス、ロビー、廊下、ト イレ、機械室、倉庫等 695㎡ 総延床面積の35% 想定延床面積 17 1,990㎡ 表(仮称)大和町南部コミュニティセンターの基本的機能と所要室等との関係 多目的ホール 所要室等 多目的 ホール 更衣室・ シャワー 室 器具庫 会議・ 研修室 1 会議・ 研修室 2 基本的機能 500㎡ ①災害時における情報管理機 能 1)大規模災害時にお ける情報の提供と地域 情報の収集 ②災害時避難者収容機能 1)災害時における住 民の避難収容スペース ③災害時活動拠点機能 1)ボランティア、防 災組織等の活動の中心 ④備蓄機能 1)避難者用の食糧等 の備蓄及び災害活動用 資機材の保管 ①交流機能 1)地域・世代など 様々な人々が交流でき る 50㎡ 調理室 会議・研修室 40㎡ 50㎡ 会議・ 研修室 3 (スタジ オ) 75㎡ 75㎡ 和室1 20㎡ 和室2 20㎡ 調理室 75㎡ 児童館 子育て情報・交流 調理準備 情報 交流 遊戯室1 遊戯室2 遊戯室3 室 コーナー コーナー 10㎡ 75㎡ 50㎡ 50㎡ 児童館管理・運営 授乳室 10㎡ 図書室 50㎡ 事務室兼 静養室 50㎡ 倉庫 30㎡ 窓口・ 業務室 50㎡ 相談室 共用スペース 建物外部 その他 防災 休憩コーナー エントランスホー 閲覧・学 (トイレ,倉庫 展示コーナー 備蓄倉庫 カフェコーナー ル・ロビー 習スペース 等) ②運動・スポーツ機能 駐車場 外構ほか 695㎡ 15㎡ 備考 計1,990㎡ ○ (避難場 所) ○ ○ ○ (避難所) (避難所) (避難所) ○ 防災拠点機能 1)老若男女を問わず スポーツ、体力づくり ができる 多目的 広 場 ○ (防災管 理室) ○ (防災管 理室) ○ (避難所) 行政サービス ○ (炊出し 等) ○ (管理・ 救護所) ○ (炊出し 等) ● ● ● ● ● ● ● ● ○ (イベント 等) ● ○ 2)屋外で運動、ス ポーツができる ● 3)健康、体力づくり について相談できる ○ ○ ○ 多世代交流機能 1)料理を通じて学 び、楽しむことができ る ③生涯学習機能 2)芸術、文化の学 習・創作活動を通じて 学び、楽しむことがで きる ○ ○ ○ ○ ○ 3)読書、音楽、映像 などを通じて学び、楽 しむことができる ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 1)地域・世代など 様々な人々が集える ④集会機能 ● ○ (大規模 集会で使 用) ● 1)児童に健全な遊び を提供し、健康の増 進、情操を豊かにする ● ● ● ● ● 遊戯室1を集会 室としても利 用、幼児用トイ レを確保 ● ①児童館機能 2)児童図書を備え、 読書や学習ができる 子育て支援機能 ②子育て支援機能 1)妊娠・出産・子育 てについて相談、学 習、交流ができる ①役場出張所機能 1)窓口サービスを受 けることができる ②集団検診機能 1)各種住民健診を受 けることができる ①休憩機能 1)散歩や用事のつい でに気軽に立寄れる憩 いの空間がある ②展示機能 1)散歩や用事のつい でに気軽に立寄れる ギャラリーなどがある ③閲覧機能 1)読書や学習ができ るスペースがある 行政サービス 機能 憩い機能 ● ● ● (エントランス (エントランス ホール内) ホール内) ○ ○ ● ○ (検診時 のみ) ○ ○ (検診時 (検診時 のみ) のみ) ● ○ (検診時 のみ) ○ ● (自販機 等を設け る) ○ エントランスホール内に休 憩コーナーを確保 ● (可動パネ ル等を設 置) エントランスホール内に展 示コーナーを確保 ● 施設管理機能 ● 注)●印は主たる用途、○印は兼用する用途を示す 18 ● ● 8.施設整備の留意点 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、地域の生活、活動の拠点施設として整備 するものであり、施設の整備にあたっては、地域住民の意見等を踏まえた利便性、快適性、 安全性のほか、施設の管理運営、維持管理などにも留意し、整備を行うものとする。 (1)建物本体について 建築物は、構造物の耐震性やバリアフリー化、管理のし易さを確保するとともに、長期 的な観点から、設備更新の容易さや将来の行政需要の変化にも対応可能な空間整備を行う など、可変性の面からの機能確保と施設維持管理に要する費用の低減を図るよう配慮する ことにより、施設の長寿命化を図ることとする。 ① すべての人にやさしいバリアフリー、ユニバーサルデザインを採用した建物、設備とする ② 維持管理がし易く、維持管理費用も軽減できる建物とする(施設の長寿命化を図る) ③ 将来の人口の高齢化や年齢構成の変化にも対応できる設計、レイアウトとする ④ 環境負荷を低減する太陽光など自然エネルギーの活用、省エネルギー化を図る ⑤ 子どもから高齢者までそれぞれの世代が楽しく利用しやすいレイアウトとする ⑥ 分かりやすく、機能的な動線、諸室の配置とする ⑦ 周辺の住宅地、景観に配慮した建物の形態・意匠とし、敷地内を緑化する (2)建物外部について 建築物の外部空間は、車、徒歩等による住民の利用のし易さと安全性、快適性を確保 することを基本としながら、建築物とその周りや多目的広場が調和し、一体となった環境 を創出していくこととする。 ① 住民が気軽に建物に入りやすい入り口とする ② 外部からの侵入に対する防犯に配慮する ③ 十分な広さの駐車場を確保する ④ 通学路とのつながり、安全を意識した設計、建物配置とする ⑤ 子どもが安全に安心して遊ぶことができる広場とする ⑥ 建物と広場のつながりに配慮した建物の配置、設計とする ⑦ 建物と一体となった屋外イベントを開催できるようにする (3)その他 本施設は、隣接する施設と一体となって南部地域の拠点として魅力的な環境を創出する とともに、周辺地域に対する騒音、自動車交通の安全性に十分に配慮する。 ① 当施設と保育所、駐車場、広場が一体となる街区内の設計、デザインとする ② 近隣住宅への騒音に配慮する ③ 周辺道路、街区内における安全な自動車交通を確保する 19 9.今後の予定 (仮称)大和町南部コミュニティセンターは、本基本計画をもとに、平成29年4月から の供用開始を目標に次のスケジュールに沿って整備を図っていくものとする。 事業スケジュール ○ 平成 25 年度 : 基本計画策定 ○ 平成 26 年度 : 基本設計、実施設計 ○ 平成 27 年度∼平成 28 年度 : 建築工事 ○ 平成 29 年 4 月∼ : 施設供用開始 20
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