模擬テストⅡを終えて

2016.9.4
模擬試験Ⅱ課題の解説
大阪府建築士会
■課題の趣旨・要求
・土間スペースは玄関の続きとし、また庭の菜園にも直接土足で行き来できること。
・友人が泊まれるゲストルーム(和室)を設けること。
【 設計条件①②】
【家族や友人たちが集まれる・設計条件①⑤】
土間スペースを縦長に配置し、通り抜けられるようにする。またゲストルームは居間・食堂と反
対側に離れのように配置すること。
・敷地の眺望を生かして部屋を配置すること。
・夫婦寝室、浴室・・・景観に配慮すること。
(土間スペースの活用)
【敷地の南東に美しい湖がある景勝地・設計条件③】
【設計条件③・⑸要求室特記事項】
主要な部屋(居間・食堂)と夫婦寝室や浴室は南東の景観が望めるように配置する。
(居間・食堂よりの眺望は⑸要求室特記事項にないが、設計条件③よりまず考えるべきこと)
・冬場の寒さを考慮すること。
【設計条件④】
何か週末住宅に相応しい、暖房方法を考えること。
・・・薪ストーブ、暖炉や床暖房等。
計画の要点に使える。
(冬場を楽しめるように)
■エスキス
・敷地と面積制限から 3640×3640 のグリッドが幾つ取れるかを考え、分割してプランを作成。
・土間又は居間の一部に吹抜けを設けることとあるのは、両方に吹抜けを設けなければ面積オーバー
するのでは?ということを読み取ること。
面積条件
195.00 ㎡以下
述べ面積
192.94 ㎡
2275
廊下
1365
薪ストーブ
1
■平面図
・課題内容を読み取り設計する
・採点者が見やすいように製図する
・外溝(建物外部の敷地)の計画も要求がある、重要
・1 階、2 階の整合
階段--
・階段があること(階段の計画を忘れない)
・1 階、2 階同じ位置にあること
(7.18 断面図と矩形図)
・頭を打たない階段
(8.28 最終確認事項)
・階段法規
①蹴上≦230
階高と段数
②手すりを忘れずに書く
■立面図・断面図
【施行令第 23 条】
【施行令第 25 条】
薪ストーブ煙突
・平面図・部分詳細との整合性
・斜線チェック
①
道路斜線---切妻屋根の棟(ケラバ部分)
(8.21 法規のポイント)
②
北側斜線---北側 2 階の軒先(軒樋先端)
(模擬テストⅡ立面図)
2
●煙突の法規
(模試Ⅰ問題に解説あり・再掲)
・煙突の屋上突出部は、屋根面からの垂直距離を 60cm 以上とすること。【施行令第 115 条】
・薪ストーブ・暖炉・囲炉裏等がある室は火気使用室となる(2 階建の 1 階の場合)--内装制限
模試Ⅰ解答例参照
屋根(棟)より 3m以内の場合-模試Ⅱ解答例
<ADOBAN カタログより>
立面図・断面図
模試Ⅱ解答例-平面図・仕上表参照
3
7.18 断面図と矩形、7.24 伏図の基本、8.7 部分詳細
■伏図
梁間隔は 1820 を採用する。(伏図が簡単になる。また在来工法は本来梁ピッチ 1820)
●梁・小屋梁のサイズ【図
1】【図 2】
スパン
2 階床梁の成(梁間隔 1820)
小屋梁の成 (梁間隔 1820)
1820
120・150
120・150
2730
240
180・210
3640
300
240
梁スパンの約 1/12
小屋梁スパンの約 1/13-1/15
【図 3】2 階梁成≧150=根太(45×105)渡り顎+火打梁(90×90)
●胴差・軒桁
スパン
胴差の成(中間に梁がかかる場合)
軒桁の成(小屋梁を受ける軒桁)
【注】 梁の天端合わせの場合
1820
150
150
2730
240
180
3640
300
210
胴差の成≧梁の成
軒桁の成≧小屋梁の成
(7.24
伏図の基本梁の大きさの決め方・注意点-胴差)
●梁成は梁スパン(L)が大きく影響する、また一般にはたわみ制限で決まる。
等分布荷重の場合
曲げモーメント Mmax=
たわみ
E:ヤング係数
δmax=
I:断面二次モーメント
●特記なき梁・胴差・軒桁 は【105・120×180】とする
(解答例伏図参照)
(梁成 180 を超える梁を受けない)スパン 1820 以下の梁等のサイズを記入しなくて良いようになる。
【図 1】
【図 3】
【図 2】
4
■建築物の耐震性を確保する。(平面図・伏図)
【施行令第 46 条代 4 項・H12 告示 1352 号】
●耐力壁をバランス(釣合い)良く配置する。<適当に入れておけば良いのではない>
・壁率比≧0.5
1 階・2 階平面の外壁(耐力壁線)に 4 分割法を意識して耐力壁を入れる。
•
内部の耐力壁線にも耐力壁を入れる。
•
2 階の耐力壁数≦1 階の耐力壁数とする。<2 階が 1 階より多いのは NG>
(軽い屋根
2 階 15cm/㎡
1 階 29cm/㎡)
•
耐力壁はできるだけ 1・2 階同じ位置、あるいは市松状に入れる。
•
耐力壁は各耐力線に偶数で入れるのがバランス良く入れていることが明確にわか
りやすいので良い。しかし、面材耐力壁・タスキ掛筋かいを使用していると考え
れば奇数でもよい。
●耐力壁の数
・壁倍率の指定はないので、耐力壁の数量は決まらない。
(適当な倍率による適当な数で良い)。
しかし、計算のしやすい壁倍率 2 で 1 階・2 階に必要な耐力壁数量を確認し、そ
れを目安とするのが良い。
・模試解答例の耐力壁数は壁倍率 2(45×90 筋かい)で計算している。
(軽い屋根)1 階の必要耐力壁の数=(1 階床面積)㎡×29cm/㎡÷91cm÷2=
●吹抜がある場合 ・吹抜は水平構面(2
階床)が弱くなり、耐震の面では良くない。
・吹抜周辺に耐力壁を十分に入れるようする。
・伏図では吹抜周辺に火打梁を十分に入れて水平構面を固める。
・大きな吹抜には梁を入れる。あるいは梁幅を大きくする。
・階段も吹抜と同じなので階段廻りの床を十分固める。
(実務:公庫仕様―簡易なチェックの場合、もう少し厳しいルールがある。)
壁率比=6/8=0.75≧0.5 OK
5
壁率比=6/11=0.54≧0.5
OK
南面は耐力壁が少なくなりやすい。北側に耐力壁を入れすぎないこと。
(バランスが悪くなる場合がある)
■面積表
●計算
計算ミスはだれでもすることがある。十分なチェックが必要。
①
解答欄は計算式のみの記載の為、計算を間違わないこと。
計算が複雑になる場合は模試解答例のような図(求積図)を描いて計
算すると間違いが少なくなる。
② 計算結果(面積)の数値を小数点第 3 位切捨て
●建築面積
(8.21
①
法規と計画)
バルコニー・庇等を設計した場合、また玄関ポーチ部分の、建築面積に注意
模試Ⅱ
玄関部分・土間スペース南部分の庇---建築面積に入る
柱支持のバルコニー
②
---建築面積に入る
建ペイ率の確認
H26 年の場合、建築面積の記入求めているが、建ペイ率の計算の要求はない。
しかし、問題に建ペイ率の制限が記載されているので建ペイ率の確認は重要。
特に、指定の建ペイ率が小さい場合(40%等)は、建ペイ率オーバーに注意。
6
■仕上表・部分詳細
・仕上材料名だけでなく下地材料名の記載要求がある。
(H26)
・使用する仕上材料名・下地材料名は決めておくとともに正確に覚えておく。
EX
アンカーボルト等の名称・寸法を記入する
---アンカーボルト M12-L450
羽子板ボルト等の名称・寸法を記入する
---羽子板ボルト
プラスターボードt12.5
構造用合板
M12-L280
t12
■計画の要点
設計課題「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造 2 階建)」
❶眺望への配慮を求められているので、どのように考えて建物を計画したのか?
❷週末住居ならではの計画は?
・・ここでは冬に薪ストーブを楽しみ、菜園の野菜でバーベキューをする。
❸土間スペースをどんな趣味に使うか、そのための工夫は?
・・居間側の踏込に座って農作業ができる。その下部は薪ストーブの薪の保管場
所にもなる。
試験まで
❶模擬テストⅡをマスターする。
① 模試の課題未完成の人---完成させる。
② 模試の課題がほぼ完成の人【①の人も】
・模試解答例のトレース
・自分の解答例のトレース
等をおこない、この模試問題と解答例を、有効に利用してください。
❷今までの解答例のトレースで、エスキスの考え方を覚える。
❸とにかく沢山描いて、図面の精度とスピードUP!
7
解答例用語解説 (8.7 配布資料に追記)
2016.9.4
大阪府建築士会
① 塗料
【SOP】【OP】
OP
油性調合ペイント
乾燥に時間がかかる
SOP
剛性樹脂調合ペイント
乾燥に時間がかかる
【VP】
塩化ビニル樹脂塗料
耐薬品性に優れている。
【EP】【AEP】
エマルジョンペイント
水性
A:アクリル
【2-UE】
(2 液)ウレタン樹脂塗料
耐候性が良い
E:エナメル
【UC】
ウレタンクリア
C:クリア
【WP】【WP ステイン】 木材保護塗料(非造膜・浸透性) 木には良いが、耐久性がよくない
WP ステイン:木材保護着色塗料
②
防湿コンクリート
防湿を目的とした
(ステイン:着色剤)
厚み 6cm 以上のコンクリート
べた基礎の場合不要
③
クラッシャラン
[crusher-run stone]
岩石または玉石をクラッシャで割っただけで篩いわけ(粒度調整)をしていない砕石(切込砕石)
基礎地業には一般に C-40(最も大きい石の大きさが 40mm以下の砕石)が多く使われている。
模試Ⅱ解答例部分詳細
C-40
④
防湿シート
ポリエチレンフィルム 0.1mm 以上(公庫)
【ポリエチレンフィルム 0.15mm
⑤
クラッシャ-ランt100
2 枚敷
(模擬テストⅡ部分詳細)】
断熱材
⑴グラスウール
❶ 壁
❷
床断熱
マット 16k(kg/㎥)
ボード 32k (kg/㎥)
90・100/105・155
根太用
厚さ 42/60/80
(パラマウント工業 EQS)
⑵押出発泡ポリスチレン板(A 種押出法ポリスチレンフォーム保温板)
EX
高性能建築・住宅用
スタイロエースⅡ
防蟻断熱材
スタイロフォーム AT
20/25/30/35/40/45/50/55/60/65
Anti-Termite
75/100
(ダウ化工)
8
⑶【E 課題土間床断熱・8.28 最終確認】の断熱材の強度確認
スタイロフォーム 3 種bの圧縮強さ:20N/cm2 以上
RC 重量 :24.5KN/㎥
RC15cm+タイル・モルタル 5cm=RC20cm とすれば
24500N/㎥×0.2m=4900N/㎡
4900N/㎡÷100cm÷100cm=0.49 N/ cm2
⑥
ガルバリウム鋼板
【屋根不燃】
Galvalume
JIS G3321(溶融 55%アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板)
高い防食性(耐久性)―
亜鉛鉄板の Z27 より 3~6 倍
熱反射率に優れている
厚さ:一般には 0.4mm前後【解答例矩形図】が使用される。(屋根葺形状によっても異なる)
⑦
製品
0.25mm-2.3mm(日鉄住金kk)
、
住宅屋根
0.35mm-0.8mm(JFE 鋼板kk)
(窯業系)サイディング
【外壁の防火】
厚さt14mm以上、15、16、1821、35(ニチハ)
⑧
透湿防水シート
【解答例矩形図
サイディングt15】
【通気構法】
湿気は通過し、雨は遮断。
EX
デュポン
タイベック
(高密度ポリエチレン不織布タイベック)
⑨
ケイ酸カルシウム板
【軒裏の不燃・耐火・耐水】
(模試Ⅱ解答例
軒天
ケイ酸カルシウム板t6
AEP)
ケイ酸質原料、消石灰、パルプ等補強繊維が主原料の不燃ボード
厚さt5 、6、8、10、12 、14、18
t5
⑩
不燃材料
PB
軒裏準耐火
Plasterboard・Gypsum board
厚さ【t9.5.t12.5
⑪
構造用合板
(ニチハkk)
t12(30 分)
t14(45 分)t18(60 分)
JIS A6901[せっこうボード(GB-R)]
t15】
壁
t12.5
天井
t9.5・t12.5
厚さ【t9、t12】
9
⑫
金物
⑴ アンカーボルト M12-L450
M12
埋込長さ 250mm以上(公庫)
mm以上(公庫)
L-450(座彫りなしの場合)
(座彫りなしの場合)
250+基礎パッキン
+基礎パッキン 20
+土台 120+座金
120+
4.5
4.5+ナット
10
10+ねじ山 3
=404.5+
404.5+ねじ山 3
=450
(座彫りあり・M12-L450
L450 の図)
miru.onushi.com (座彫りあり・M12
⑵
羽子板ボルト
⑶
垂木金物
M12
M12-L280
(Z)L:
:280.310.340.370.400
280.310.340.370.400・
・430
❶(Z)
)ひねり金物
ひねり金物
棟側
E 詳細(参考図)
タルキ止め
軒側
模試Ⅰ
Ⅰ
棟側・軒側
課題 A、B、C、
、模試Ⅱ
❷
❸(Z)
)くら金物
❶Z マークひねり金物
マークひねり金物
❷タルキ止め
タルキ止め
❸Z マークくら金物
マーク
金物
模試Ⅱ矩形
矩形
10
■平成26年二級建築士試験 「設計製図の試験」の合否判定基準等について
合否判定基準 二級建築士試験「設計製図の試験」は、「与えられた内容及び条件を充たす建築物を計
画し、設計する知識 及び技能について設計図書の作成を求めて行う。」ものであり、その合否判定に
おける平成26年試験の「採 点のポイント」、「採点結果の区分」及び「合格基準」は、次のとおりで
ある。
H26 年
設 計 課 題 「介護が必要な親(車椅子使用者)と同居する専用住宅(木造2階建)」
H28 年
設 計 課 題 「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造 2 階建)
」
採点のポイント (H26 年)
(1)設計課題の特色に応じた計画
【設計課題の特色とは何か把握する-p5 計画の要点参照】
①道路から建築物へのアプローチの祖母の介助のしやすさに対する配慮
②1階の各室の配置・動線等の祖母の生活及び家族による介護のしやすさに対する配慮
③建築物の耐震性の確保
(2)計画一般(敷地の有効利用、配置計画、動線計画、設備計画、各室の計画等)
【エスキス・プランニング
(3)構造に対する理解
配置図・平面図】
【平面図・伏図+断面図・部分詳細図(断面)】
(4)架構計画
(5)断面に関する知識
(6)要求図書の表現
【(立面図)・断面図・部分詳細図(断面)】
【要求図書特記事項+設計図として適切な表現】
(7)設計条件・要求図書に対する重大な不適合
【=不合格:下記ランクⅣ】
①木造2階建でないもの
②
要求図書のうち図面が1面以上未完成
③
図面相互の重大な不整合(上下階の不整合等)
【1面以上の図面未完成】
【図面の不整合】
④ 延べ面積条件が、 「140 ㎡以上、180 ㎡以下」に適合していないもの
⑤ 要求室のうち、次のいずれかの室が欠落又は設置階が違っているもの
【述べ面積条件不適合】
【主要な要求室の欠落】
1階:玄関、夫婦寝室、祖母室、居間・食事室・台所(これら3室を1室又は2室に まとめてもよい)
2階:子ども室(1)、子ども室(2)、予備室 ⑥屋外テラス及び屋外スロープの両方が欠落
⑦著しく非常識な計画(階段の欠落等)
【注:下線部は H26 年の採点のポイント】
採点結果の区分
ランクⅠ:「知識及び技能」※を有するもの
ランクⅡ:「知識及び技能」が不足しているもの
ランクⅢ:「知識及び技能」が著しく不足しているもの
36.6%
ランクⅣ:設計条件・要求図書に対する重大な不適合に該当するもの
55.3%
合格
13.5%
【上記⑴―⑹】
23.1%
8.1%
【上記(7)】
11
約 40%が知識及び技能の不足(ランクⅡ・Ⅲ)で不合格―図面を完成させさえすれば合格となるわけではない
最終確認(詳細 8.28 最終確認事項参照)H28 年設計課題「景勝地に建つ土間スペースのある週末住宅(木造 2 階建)」
時間配分
エスキス
耐震性の確保
①
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
■
①
②
吹抜
■
①
②
③
④
平面図
①
②
③
①
②
立面図
断面図
伏図
部分詳細
仕上表
計画の要点
面積表
チェック
重大な不適合
はないか
【=不合格】
③
④
①
②
③
④
①
②
①
②
①
②
①
②
③
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
すべての図面を完成できるように時間配分を考える。
設計課題の特色・設計条件を確認し、エスキスに十分に盛り込む。
配置計画-敷地全体及び外部環境【景勝地】を計画する。
平面計画-3640×3640・2730×3640 のグリッドを活用し、シンプルなプランを考える。
エスキスで課題の諸条件を十分に検討し解決しておく。
エスキスが不十分のまま製図に入ると平面図の作図で手が止まる場合がある。
しかし、エスキスに時間をかけすぎないことも重要。十分な製図の時間を確保する必要がある。
要求された諸室は指定された階に計画したか。
計画の要点も考えておく。
面積チェックをしておく。(延べ面積・建蔽率)
【講習会では L 字・コの字プラン等多様なプランに対応できるように課題を出しているが】
L 字・コの字プラン等でなく、まず、模試Ⅱ解答例のような単純な矩形プランで考える。
(耐震性の確保を要求する試験で、その解答に L 字・コの字のプランを想定しているとは考えにくい。)
(耐震性を重視すれば矩形・総二階となる。―法規の壁量は総二階を前提としている)
耐力壁は十分な量をバランスよく配置する。
1 階と 2 階の耐力壁の関係も検討して配置する。
【講習会では課題が週末住宅であるので、吹抜要求に対応できるように吹抜の課題も出しているが】
吹抜は水平構面(2 階床)を弱め、水平力の伝達がむつかしくなり、耐震性の面ではよいとは言えない。
要求がない場合は吹抜を計画しない。
極端に大きな吹抜を計画しない。また、3 面が外壁の吹抜を設計しない。
吹抜を計画する場合は十分に耐震性を配慮する。
1 吹抜の四隅にはできるだけ火打梁を入れる。また吹抜周囲に耐力壁を入れる。
2 大きな吹抜には耐震・耐風のための梁を入れる。
平面図が基本
配置図・平面図(1・2 階)は作図に時間がかかる。早く書けるようになっておく。
必要な寸法を適切に入れる。 【❶床面積❷建蔽率❸面積条件のある室面積】計算に必要な寸法
指定された立面を書いているか
平面図と整合しているか
屋根の形状は間違っていないか、棟位置・軒位置は断面図とあっているか
窓は平面図とあっているか
断面位置・方向を間違っていないか
斜線(道路斜線・北側斜線等)は OK か
梁間隔は 1820 とする。
【特記なき梁・胴差・軒桁は---とする】を利用し、凡例上部に記入。
(凡例の正角材に×記入。正角材を使用する場合伏図にサイズ記入)
1 階柱は記入漏れとなりやすい。
通し柱記号○を位置を間違わずに入れる。
平面図・断面図・伏図と整合させる。
書く内容を決定し覚えておく。
1 基礎部分―基礎の形状(ベタ基礎か布基礎か)
テラス・デッキ等の有無
2 胴差部分―2 階床の構造・梁・胴差
バルコニー・庇の有無
3 軒部分 ―屋根の仕様・軒桁・小屋梁
仕上材名・下地材名の記載要求がある。また、部分詳細図と相違していないか
[名称・寸法]記入の要求に対し正確に答える。 EX 羽子板ボルト(名称) M12-280(寸法)
事前に準備しておく
要求事項に対してどう計画したかを具体的に書く。
計算ミスをしない。
延べ面積・建蔽率のチェック
計算結果の数値(面積)の処理方法を確認し、それに従い処理をする。
(従来は計算結果の数値の小数点第3位を切り捨て)
設計課題の特色に応じた計画になっているか
【景勝地(景観)・土間スペース・週末住宅・耐震性】
要求諸室は、指定設置階に設計できているか
要求図書および、その特記事項はすべて書いてあるか
【1 面以上の図面の未完成は不合格】
建物外部の敷地利用は要求を満たしているか
各図面の整合性はあるか
設計図として適切な表現になっているか
読み取りやすい図面となっているか
大阪府建築士会
12