見学旅行通信第3号「生活のきまり」

平成27年度 北海道伊達緑丘高等学校 第 32 期生見学旅行
見学旅行通信第3号「生活のきまり」
(4)体調管理を心がけること!
暴飲暴食、睡眠不足などに注意すること。体調不良や負傷者がでたときには、すみやかに
担任または近くの教員に報告し、勝手な行動・判断はとらないこと。
2 服装などの「身だしなみ」について
(1)服装は、次のとおり「制服」と「私服」の併用とする。2~4日目は「私服」とする。
※ ここに書かれていないことがなんでも許されるわけではありません。自分に都合よく解釈しないこと。
はじめに
この「見学旅行」は、伊達緑丘高校の「授業」の一環として実施されるものです。みなさんの私
的な旅行ではありません。この旅行が成功をおさめ、みなさんにとって“生涯の大切な思い出”と
なるためには…
1日目
2日目
3日目
(10 月4日) (10 月5日) (10 月6日)
新千歳 ⇒ 奈良 京都・吉本漫才 京都・金閣寺
奈良公園東大寺 →大阪自主研修 →京都自主研修
すべて制服
私服
私服
4日目
(10 月7日)
大阪USJ
(終日)
私服
5日目
(10 月8日)
神戸・南京町
伊丹 ⇒ 新千歳
すべて制服
という『3つの心』をもって、行動してほしいと思い
ます。これを「楽しくない」と感じた人がいたならば、
その人は「楽しい」の意味をはきちがえています。
我慢する心
守りぬく心
これからみなさんは、旅行に向けてさまざまなことを
調べ、計画し、実行に移していきます。一人旅ではあり
ませんから、当然ながら意見のちがいや、自分の思い通りにならないことが多々あります。それは
「きまり」についても同じことがいえます。
「見学旅行」という集団生活をつうじて、きまりを守り、相互理解と親睦を深め、責任と自覚ある
態度をはぐくんでほしいと願います。
(2)
「制服」については、基本的に“夏季期間”の規定に準ずる。
ア 男子は白のYシャツとする。
イ 女子はベストとYシャツを着用する。
ウ 男女ともに、カーディガンの着用は一切禁止とします。
※ ただし寒いときは学生服・ブレザーを着用してもよい。
(3)
「私服」については、次の点に留意してください。
ア 服装は旅行に適した動きやすい服装とし、華美または露出度の高い服装は避けること。
(自主研修出発時に、班ごとに服装をチェックします)
イ 履物は、スニーカーなど普段履きなれた外靴で1足のみするとするよう指導します。
(上靴は必要ありません。男女ともに、ブーツ・サンダル・クロックス・ハイヒール類は禁止)
(4)化粧やピアス・ネックレス・指輪等の装飾品、ファッションサングラスは禁止します。
発見した場合は、「預かり(旅行期間中は返却しない)」とします。
(5)頭髪は、校内のルールのとおりとする。事前身だしなみ検査を実施します。
1 集団行動の「基本」
3 持ち物について
(1)時間を厳守すること!
教員・添乗員・班長等の指示にしたがい、
「5分前行動」の徹底をはかる。
(2)すばやく整列し、指示をしっかり聞くこと!
整列時には私語をつつしむ。注意されてやめるのではない。特に班長は常に班員の人員確
認を欠かさない。指示にはしっかりと耳をかたむけ、くれぐれも他人任せにはしないこと。
(3)施設・設備は大切に利用すること!
移動時の乗り物(バス・航空機等)をはじめ、宿泊施設内では、他の人の迷惑になるよう
な行動をとらず、ゴミの後始末などしっかり責任をもつこと。また、見学先の文化財や自然
物では重要な文化遺産を汚すことのないようにすること。
(1)見学旅行の「持ち物」は次のとおりとする。
1 お互いのことを気遣い、思いやる心
2 自分本位にはしらず、我慢する心
3 きまりや公共マナーの大切さを知り、守りぬく心
思いやる心
※「落書き」等の行為は、犯罪として罪が問われるばかりでなく、一生かかっても支払え
ないほどの損害賠償が課されます。
※ 建造物によっては、写真撮影等が禁止されていることがあります。係員の指示に従い、
不正は絶対にしないこと。ましてや、ツイッター等のネットに投稿しないこと。
※できるだけコンパクトにまとめましょう
・見学旅行のしおり
・保険証(写し)
・生徒手帳(身分証明書)
・研修計画書、資料等
・洗面、入浴道具
・現金(¥40,000 円以内)
・パジャマ、着替え類
・雨具類
・1日目の昼食
・常備薬(必要あれば)
・携帯電話類
・自主研修用バッグ
注 先生や看護師さんに言えばタダで薬がもらえたり、マスクをくれたりするわけではありません。
必要なお薬や健康用品類は、各自持参してください。
(2)持ち物には必ず記名をし、万が一の紛失に備えた準備を怠らないこと。
(3)お小遣いは、自主研修の移動交通費・食費なども含め「40,000 円以内」とする。
(4)スマホ・ゲーム類(PSP・ニンテンドーDS等)については、移動中のバス・航空機内での
使用を禁止する。団体旅行であり、ゲーム機の持参はできるだけ控え、友人との交流を深める
こと。禁止されている場面で使用していた場合は、預かることもあり得る。
(5)i-pod も含めたウォークマン等の使用は、原則として、宿泊施設の自由時間のみ使用可とし
ます。※研修またはバスの乗車中・見学中は使用しないように。
(6)ドライヤー類は持参しても構いませんが、各部屋で1台のみ使用可とする。
(7)航空機搭乗の際は、預ける荷物と機内に持ち込む荷物の区別をしっかり行うこと。
※「刃物類」
「金属類」
「ペットボトル」は搭乗手続き(セキュリティーチェック)時
に機内持込が認められていません。
「火気類(スプレー缶を含む)」「発熱するもの」
は、荷物として預けることはできません。
※「ヘアアイロン」は、“コード式”又は“電池式(ただし電池が取り外せるもの)”
であれば預けることが可能という見解です(航空会社ホームページによる)。
タイプによっては没収されることもあり得ます。
※ 機内持込・荷物として預けることができない物品は、空港の検査場で没収されてしま
います(返却されません)
。何か没収されても学校としては責任を負いかねます。
4 「乗りもの」について
(1)乗り降りの際は、教員・添乗員の指示にしたがい、迅速に行動すること。航空機に搭乗の際
は、奥側の者から事前に並んで待機していること。
(2)航空機については、次のことに留意すること。
ア チケットに指定された座席を必ず守ること。
イ トイレ以外は立ち歩かないこと。また、シートベルトは常に着用していること。
ウ 機内放送をよく聞き、客室乗務員の指示にしたがい、適切な行動をとること。
エ 携帯電話は搭乗前に電源をオフにし、機内では絶対に使用しないこと。
(3)とくに自主研修(大阪・京都)においては、次のことに留意すること。
ア 公共交通機関は、北海道よりも複雑で多岐にわたっています。まちがえて乗車することの
ないよう、十分注意すること。
(わからなければ、駅員の方にたずねること)
イ バスであれば交通渋滞、鉄道・地下鉄などであれば事故や天候等による「遅れ」や「運休」
も考えられます。臨機応変に行動し、困ったことがあれば教員に連絡を取って指示をあおぐ
こと。
ウ 乗車マナーをよく守り、他の乗客の迷惑となるような行動をとらないこと。
エ 切符、整理券等を紛失しないよう注意すること。
5 「旅館・ホテル」での生活について
(1)宿泊施設名、および住所・連絡先等をしっかり覚えておくこと。
(2)非常口を確認しておくこと。部屋に入った時点ですでに大きな破損等があれば、あらかじめ
担任に申し出ておくこと。
(3)責任をもって「キー」の管理をし、班員(部屋割)が部屋を出る際には、どんなに短い時間
であっても必ず施錠すること。外出する際には「キー」を忘れずにフロントへ預けること。
※「京阪ユニバーサルタワーホテル」は部屋班に対し1枚のカードキーが配付されます。
オートロックになりますので、注意してください。
(4)宿泊施設での部屋内では、整理整頓を心がけ、貴重品の管理を徹底すること。
(5)起床、食事、入浴、門限の時間を厳守すること。
(6)男女間の部屋の出入りは禁止する。フロアに行くことも禁止とする。
(7)パジャマ姿で廊下に出ることのないようにする。
また京都旅館はスリッパを履くことは認められていますが、大阪ホテルでは禁止です。
(8)消灯・就寝時間は 22 時 30 分とする。消灯後は廊下への出歩きを一切禁止とする。
(9)入浴は時間と施設の規則を守ること。また、室内のタオル類は絶対に持ち帰らないこと。
【京都】いろは旅館
【大阪】京阪ユニバーサルタワーホテル
入浴時間<1日目> 夕食後~21:45
入浴時間<4日目> 20:00~22:30
<2日目> 19:00~21:45
※ただし班長は「班長会議」優先とする
<3日目> 夕食後~21:45
※ただし班長は「班長会議」優先とする
・入浴は大浴場を利用すること。
・入浴は各部屋の「バス・シャワー」を使用
・上記の入浴時間内で、一部女子限定の浴場
すること。
と時間を設定する予定です。
・「時間に遅れる」などの行為が必ず生じる
・朝シャンなどはしないこと。
ため、朝の入浴はしないこと。
(10)宿泊施設内の自動販売機・売店を利用してもよいが、自由時間内のみとし、消灯時間は使用
しないこと。
(11)親類の方との面会は、1日目と3日目の『いろは旅館』において、
19:30~21:00 の時間帯においてのみ認めることとする。
ア 面会は所定の用紙にて、事前に届けている者にかぎる。
イ 面会はロビーとし、部屋には通さないこととする。また、外出も禁止する。
ウ 面会相手は親類のみとする(友人・恋人は不可)
。
(12)一日目だけ男女別3名以上のグループで「制服での夜間外出」が19:30~21:00
の時間帯において認められていますが、初日以外は旅館・ホテル最寄のコンビニエンスストア
に買い物に出かけることは一切認めない。したがって、必要な買い物は帰館前に必ず済ませてお
くこと。
6 「健康管理」および「危機管理」について
(1)現在かかっている病気やけがは治療しておくこと。
(2)日常、家庭で使用している薬があれば、忘れずに持参すること。
(3)旅行等にあたって、健康面に心配があれば、必ず保護者から事前に担任に申し出ておくこと。
食事のアレルギーについても同じこととする。
(4)旅行中に体調不良となった場合は、無理をせず、教員に申し出ること。発熱をはじめ風邪の
症状が出た場合は、隠さず担任に申し出ること。風邪などの予防のため、外出先から帰ったあ
との「手洗い」
「うがい」を励行すること。
自主研修時における「緊急連絡」体制について
班ごとの自主研修時において、事故に遭遇したり、何らかのトラブル等が発生した場合に
は、すみやかに連絡すること。また、教員や添乗員のほうから連絡を入れる場合もあります。
携帯電話(スマホ)が使用禁止となっている区域をのぞいては、電源をオフにせず、マナー
モードにするなどして、いつでも連絡がとれる状態にしておいてください。
《困ったときの連絡先》※教員の指示を受け、勝手に判断したりしないこと!
A組生徒 ⇒
B組生徒 ⇒
C組生徒 ⇒
D組生徒 ⇒
大都市では、見学旅行生をねらった「スリ」や「ひったくり」などの犯罪が存在します。
人通りの多い道を選んで歩き、財布やかばんの管理など注意しましょう。