9月17日 JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム

公益財団法人
キリン福祉財団助成事業
基調講演 10:00~12:00
「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
NPO法人 ジョブコーチネットワーク 理事長
大妻女子大学人間学部
学部長
講 師: 小川 浩 氏
就労支援に関わるすべての方必見!!
障害者雇用を継続されるポイントとは!!
JC-NETジョブコーチ
実践フォーラムin釧路 2016
定員:80 名
参加費
1,000 円
2016.9.17(土)[10:00~17:30]
会場:釧路町 あいぱーる
情報交換会
18:30~
場 所: 七人の小人 住所:釧路市栄町 8-23
電話:0154-24-4744 会費:5000円
<実践報告 > 13:00~13:45
「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
訪問型ジョブコーチ
田村 俊輔
<パネルディスカッション> 13:45~16:00
「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター 若尾 勝己 氏
NPO法人 東松山障害者就労支援センター
理事
パネリスト
桂
裕二 氏
社会福祉法人釧路創生会 介護老人施設老健 たいよう 次
長
栂野
豊 氏
釧路 職親会 企業組合 ウェルフェアグループ 理
事長
三村 恵里奈 氏 独立行政法人労働者健康福祉機構釧路労災病院
和泉 宣也 氏
くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん
<グループディスカッション>
16:15~17:15
「働き続けたい !! に応えるために必要なこと」
主催 ジョブコーチ実践フォーラムin釧路2016 実行委員会
JC-NETジョブコーチ実践フォーラム報告書
名 称
JC-NETジョブコーチ実践セミナー in 釧路2016
開催日・会場
1日目
28年 9月17日(土 ) 釧路町あいぱーる
2日目
年 月 日( )
主 催
研修責任者
氏 名
髙谷 さふみ
所 属
くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん
連絡先
住 所
〒084-0006 釧路市双葉町17-18
TEL:
0154-65-6500
15人
印
92人
参加者の状況
実行委員含110名
就労支援機関:45%、障害者施設職員:25%、学校: 3 %、
企業:20%、家族:2%、その他:5 %
2日目
人
参加者の状況
目的の達成レベル
共催
くしろ・ねむろ障がい者就業・生活支援センターぷれん 実行委員数
1日目
参加者数
JC-NETの位置づけ
就労支援機関:%、障害者施設職員: %、学校:%、
企業:%、家族: %、その他: %
企業ニーズ、障がい者ニーズに応えるためには、各関係機関が連携をもつこと、希望に添える就労支援プロセスを提
供する支援技術が必要であること参加者が理解できた。
1日目プログラム
1.実施状況
参加者110名
基調講演では小川氏による企業ニーズを踏まえた就業の現状と課題、支援ニーズに応えるために必要なことにつ
いて講義があった。実践報告では就業支援プロセスを踏むことの大切さについて報告があり、パネルディスカッショ
ンでは企業、当事者、職親会、中ポツによる働くこと雇うことを実現するための取り組みについて発表があり必要な
取り組みは何かについて話題の提供がなされた。それを受けてグループディスカッションが行われ活発な意見交
換、連携について改めてその必要性を理解した。昨年の地元トレーナー、サブトレーナーが発表者、ファシリテー
ターとなり人材育成となった。
2.新たな人財養成・発掘、エリアの拡大、ネットワークの広がりの状況
障がい者の就業、雇用を進めるために
必要な支援を考えるグループディスカッ
ションを行った。
・道東2圏域のジョブコーチ、就業・生活支援センターの運営スタッフに加えパネルディスカッションに登壇した企
業、職親会、を含め実行委員会の会議に参加するなど地域の就業支援モデルが構築される一歩となった。また、
基礎講座に参加頂いた方も多く参加し地域の人材育成につながった。近郊圏域からの参加もあり今後のエリア拡
大、ネットワークの広がりを期待できることにつながった
・情報交換会では、企業、当事者、を含め41名の参加者があり講師や地元トレナー、実行委員との交流を深めた
3.主催者としての感想、人財養成、ネットワークの構築について今後の課題と展望
・ブロック担当理事 若尾氏が開催地で行なった実行委員会に参加し開催にむけ緊密な打ち合わせ、アドバイス、サポートを行ったことで、フォー
ラムの目的達成にむけた取り組みが明確となりセミナー全体が円滑に開催出来た。
・基礎講座開催から4年が経過し実行委員も年々新たに加わり広がったと考える。また、実行委員も回を重ねるたびに支援に対しての考え方取
り組み方が進歩しチーム力も向上し地域の連携も円滑になった。
・今回の参加者は基礎セミナ-修了者も多く、就労支援に継続的に携わる関係機関とのネットワーク強化につながった。
・今後は、就労支援の実践を地域の中で広げ、さらなるネットワーク強化を目指すとともに多様化する障がい者への支援スキル向上に努めた
い。
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム (H28年9月17日(土)) アンケート集計結果
参加者人数91名 アンケート回収数73名 【回収率80.2%】
所属機関
解答人数
医療機関
2
療育・教育機関
2
企業
8
行政
1
福祉機関
54
保護者
2
未記名
4
合計
73
所属機関
未記名
5%
医療機関
3%
療育・教育機関
3%
保護者
3%
企業
11%
行政
1%
福祉機関
74%
医療機関
療育・教育機関
企業
行政
福祉機関
保護者
未記名
1.基調講演の内容は満足できるものでしたか?
基調講演
所属機関
医療機関
療育・教育機関
AD
B
24%
E
B
0%
2
C 0% D
0
0
E
0C
1%
合計
0
2
1
1
0
0
0
2
企業
5
3
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
1
41
11
1
0
0
53
1
1
0
0
0
2
1
A
75%
0
0
0
4
1
0
0
72
福祉機関
保護者
未記名
合計
3
54
A
B
17
C
D
E
A:非常に満足している
【福祉機関】
・期待していた内容だった
・盲点を明確化できた
・障がいをお持ちの方の就労の現状が良くわかりました
・今の現状、これからの課題を考えていきたいと感じました
・企業側のお話が聞けて良かったです
・分かりやすかった
・とてもわかりやすく、もっと話が聞きたかった
・障がい者の就職状況について国としての見方と問題点が良くわかりました
・たくさんの色々な方の話を聞けて良かった
・小川先生のお話がとても受け入れやすい分かりやすい内容でした
・わかりやすい説明でとても身になりました。
・就労支援に必要なプロセスを理解することができた
・非常にわかりやすく、企業としての在り方がためになった
・重要な点の理解を深められました
・わからない事だらけだったため、とても勉強になりました
・環境へのアプローチ、ストレスマネジメントの支援について参考になりました
・仕事に活かしたい話がきけた
・とても勉強になりました。後半の話は障がい者雇用に関わらず、全ての職場に言えることだったと思います
・中身に興味があり面白かった。実感できる内容でした
・学校での内情等も話してくださり、わかりやすかった
・提起内容が具体的で理解しやすい発表だった
・就労移行支援等、興味のあることが述べられていた。企業の受け入れができている状況に詳しかった
・分かりやすい説明でした
【医療機関】
・障がい者雇用に関わる全般的な話が聞けて良かったです
【療育・教育機関】
・全国的な現状を確認できて良かった
【企業】
・就労移行支援の基本プロセスがわかりました
【行政】
・厚労省の発表する数字に対して、とても分かりやすかったです
【保護者】
・人間の究極の幸せ、忘れてはいけない大切なことを思い出しました
【未記名】
・説明が分かりやすかった
・「人間は環境によってかわる」という言葉に、また頑張ろうという気持ちになりました。
「モチベーションのあがる」職場の話にとても納得できました
B:やや満足している
【福祉機関】
・基本的・基礎的な事を丁寧に説明頂いた
・視点の置き方.考え方が参考になった
・入社して今の職場は6ヶ月くらいなので、これから研修で習ったことを活かせる
【療育・教育機関】
・全国的な現状を確認できてよかった
【保護者】
・企業と保護者の立場としてわかりやすかった
C:どちらでもない
【福祉機関】
・結局、テーマであった「今、企業が求めるジョブコーチ支援」がわからなかった
2.実践報告の内容は満足できるものでしたか?
実践報告
所属機関
C
6%
医療機関
AD
B
3%
1
1
療育・教育機関
1
企業
EC
1%
D
E
合計
0
0
0
2
1
0
0
0
2
6
2
0
0
0
8
0
1
0
0
0
1
33
13
4
2
1
53
保護者
1
1
0
0
0
2
未記名
3
1
0
0
0
4
4
2
1
72
行政
B
28%
福祉機関
合計
45
A
B
20
C
D
A
62%
E
A:非常に満足している
【福祉機関】
・いろいろな事業所のケース理由がわかる
・言いづらいこともおっしゃってくれて、大変勉強になりました
・JC支援の現状が実感できました
・準備の必要性がわかりました
・内容もわかりやすかったです
・本音に近い話が出たのでは
・実際に働かれている方の想いが聞けて、大変参考になりました
・現場の声が聞こえてよかった
・各職種が必要とすること、ポイントが明確でした
・JCが企業に求めること、対象者との情報共有の必要性を知ることができた
・現場で起きていること、アセスメントの重要さを学べました
・全てが初めての話を聞いて、かなり関心が持てた
・現場での疑問が似ていて、その対処をどうしたのか聞けた
・現場に対しても率直な言葉も聞かれ良かったです
・具体的事例でJCの生の声をお聞きすることができました
情報の共有、連携の重要性を認識できました
・現場ならではの意見、思いを聞くことができた
【企業】
・ジョブコーチの状況がわかりました
【未記名】
・いろいろな事例をきくことができ、今後の支援に活かしていけると思った
・連携の大切さを感じました
B:やや満足している
【福祉機関】
・PPの中で追加があり、プリントが欠けていたのが残念でした
・内容は理解できるものでしたが、早口であったため、聞き取りづらかった
・聞きづらいけど、面白かったです。連携が大事…確かに
・支援員の本音がわかった
・実践例をもとにして、ジョブコーチの関わりが理解できた
【療育・教育機関】
・連携課題がわかった
【行政】
・企業への環境(人間関係等)配慮を伝えていた
【保護者】
・いろんな事例を知りたかった
【未記名】
・いろいろ資料を出してくださったので、事例をもう少し丁寧に伺いたかったです
C:どちらでもない
【福祉機関】
・ジョブコーチ(支援側)からの意見しかわからなかった。企業側からの意見も踏まえて聞きたかった
・内容が伝わりにくく感じました。Aさんの気持ちの変化をもう少し詳しく伺いたかったです
D:やや不満である
【福祉機関】
・JCは、ご本人・企業に対して上から物申すのかと思いました
E:非常に不満である
【福祉機関】
・言葉の意味内容がジョブコーチでも理解できない。一般企業の方も理解できる言葉を使った方が良いのでは?
3.パネルディスカッションの内容は興味深いものでしたか?
F:未記入
パネルディスカッション
所属機関
医療機関
B
15%
C
3%
DB
0%
A
2
0
EC
0%
D
0
F
1%
E
0
F
0
合計
0
2
療育・教育機関
B
15%
1%
2
0
0
0
0
0
2
企業
5
2
1
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
0
1
42
9
1
0
0
1
53
保護者
2
0
0
0
0
0
2
未記名
4
0
0A
0
0
0
4
81%
0
0
1
72
福祉機関
合計
58
A
B
11
C
D
2
E
F
A:非常に興味深い
【福祉機関】
・それぞれの話をじっくりと聴けて、それぞれの立場になって考えることができました
・各発表がそれぞれの分野からの内容だったので、幅広く情報を得ることができた
・面白く聴かせていただきました。様々な見解
・それぞれの立場から本音が聴けたように思う
・本人の話が興味深かった
・それぞれの立場での意見があり、大変興味深かった
・いろんな側面からの話を聞くことができて、よかった
・支援者・企業・当事者からの視点でとても勉強になりました
・当事者の話が聞けて良かった
・支援機関・障がい者本人・企業、3つの立場からの意見、思いが聞けてとても面白かった
・それぞれの立場の方のお話を興味深くお聞きすることができました
・当事者の話を聞けて良かったです
・実際に現場で活躍する方の話は、今後自分で活かせる事も多く、ためになる
・いろいろな立場から見れた
・様々な背景でのお話が聞け勉強になりました
・支援者・企業・対象者の実際に経験した話を聞けてよかった
・三村さんの話がとても良かったです
・働いている本人の想いが聞けたのが良かった
・成功の話だけでなく、失敗体験などの話も興味深かったです
・どの方の内容も分かりやすかったです
・雇用側・働く側・支援の立場の意見をいろいろ聞けて良かったです
・各立場における意見を聞けたため
【医療機関】
・三村さんの話、大変良かったです
・当事者の生の声を聴くことができて良かったです
【療育・教育機関】
・高校を卒業したあとの生徒の様子がわかり、今後の支援の参考になった
【企業】
・本気の失敗には価値があるが良かった
【行政】
・支援者・企業・当事者、すべての方の話がとてもストレートに伝わった
【保護者】
・当事者の方の発表、とても感動しました
【未記名】
・それぞれの方たちの、自分に向き合おうとする姿勢、そしてそこから少しでも良い方向に
していきたいという思いを感じることができました。自分たちの心構え、気を抜かないという事も
大切だと感じました
B:やや興味深い
【福祉機関】
・老健たいよう桂さん・釧路ろうさい病院三村さんの話がとても良かったです
・当事者の講話が興味深かった
・ジョブコーチ側・企業側・当事者の発表は興味深かった
・当店で抱えている問題がテーマになっていた
・パネルで大きく説明してくれるので、わかりやすい
4.グループディスカッションの内容は満足できるものでしたか?
グループディスカッション
所属機関
EA
0%
D
4%
医療機関
療育・教育機関
企業
C
8%
0
3
E
F
合計
1
0
0
0
2
2
0
0
0
0
2
4
1
0
0
0
8
0
0
1
0
0
26
15
3
2
0
7
53
1
0
0
1
0
0
2
3
0
1
0
0
0
4
6
3
0
7
72
B
31%
合計
1
D
1
保護者
未記名
0
C
F
10%
A
47%0
行政
福祉機関
B
34
A
B
22
C
D
E
F
A:非常に満足している
【福祉機関】
・グループメンバーの活発な発言に感動です
・意見が多岐にわたり出て良い
・積極的に進めることができたように思う
・現場の話が参考になりました
・自分で参加出来て分かりやすかった。良かったです
・もう少し時間が欲しいと思うほど、充実したものでした
・情報共有・連携の重要性を学びました
・いろいろな意見が聞けて良かったです(時間がもう少し欲しかった)
・他事業所の話を聞いたり、現在働いている現場の声も聴けたので、良かったです
・話し合いの場でいろいろな人の考えや再確認が出来ました
・企業の方の生の声、想いが聞けたことがとても良かったです
・皆さんの理解度、考え方がわかりました
・討論内容が大変勉強になりました
・いろいろな考え・意見が聞けました
・多くの意見が出た
【未記名】
・企業の立場の方からのお話も伺えて良かったです
B:やや満足している
【福祉機関】
・グループごとに分かれているので、良い意見が聞ける
・もう少し積極的な参加があると良かった
・ディスカッションの参加者の意見が沢山あった
・時間が足りませんでした×2名
・自分自身もっと積極的に参加出来たら良かったと思います
【医療機関】
・もう少し話ができれば(時間)
【療育・教育機関】
・いろいろな視点から話し合えてよかった
【企業】
・時間が欲しい。情報交換の時間が少ない
C:どちらでもない
【福祉機関】
・上手にまとめられず、情報交換も満足いくものができなかった
【未記名】
・時間が短く、あわただしかった
D:やや不満である
【福祉機関】
・もっと時間が欲しかったです。他の方ともっと話したかったです
5.今回の研修全体を通して満足できるものでしたか?
所属機関
C
3%
医療機関
D
0%
研修全体
A
E
C
0%
B
2
0
0
0
0
2
4
0
0
0
0
8
1
0
0
0
0
0
1
39
10
2
0
0
2
53
保護者
1
1
0
0
2
未記名
3
1
0 A 0
0 71% 0
0
0
4
2
0
2
72
行政
福祉機関
合計
1
1
4
合計
0
企業
0
F
0
23%
0
E
0
療育・教育機関 B
2
FD
3%
51
A
B
17
C
D
E
0
F
A:非常に満足している
【福祉機関】
・段階的に流れが進められていた
・非常に役に立ちました。興味深いです
・各現場での生の言葉を聞けました。当事者の声も良かったです
・全てが初の参加だったため、とても勉強になりました
・内容が濃く勉強になりました
・それぞれの立場の思い、大切なことがわかりやすく理解できたように思います
・専門的な事を学ぶことができた
・貴重なお話を聞くことができました
・分かりやすかったです
・普段の業務の中では考えない事、触れ合わない人たちと関わることができ、学ぶことができた
・勉強になり、貴重な経験になりました
・グループワークでいろいろな立場の人の意見を聞くことができた
・貴重な意見や体験談が聞けて良かった
・内容が充実していました
・パネルディスカッションでパネリストの三村さんの話はリアルで感動しました
・テーマはジョブコーチだが、実習の支援に入る時にも通じるものが多くある為、気づきも多かった
・全国的な状況も把握させていただけたので、とても良かったです
【行政】
・現場の抱えている状況がわかりました
B:やや満足している
【福祉機関】
・ジョブコーチの具体的な実践と内容を知ることができた
・事前にグループ討論がある事を知れると良かった
【療育・教育機関】
・ジョブコーチの基本事項を再確認できて良かったです
【保護者】
・もう少し時間を短く、集中したかった
C:どちらでもない
【福祉機関】
・成功体験・理想は良いので、事例を通した話を多く聞きたかった。特に失敗例・困難ケース等
・企業・ご本人の話が聞け良かったです
6.今回の研修日程についてあてはまる記号に○印をつけて下さい。
研修日程
所属機関
D
3%
医療機関
療育・教育機関
E
A
0%
F
B
C7%
2
0
0
1
1
D
E
F
合計
0
0
0
2
0
0
0
0
2
0
1
8
3
3
1
A
40%0
1
0
0
0
0
0
1
19
12
16
2
0
4
53
1
1
0
0
0
0
2
未記名
2
2
0
0
0
0
4
合計
B
29
26%
A B C
17
2
0
5
72
企業
行政
C
24%
福祉機関
保護者
19
D
E
F
A:非常に満足している
【福祉機関】
・土曜日の方が良い
・今回の情報をどう日常にふりかえるかですかね…
・休憩時間がちょうど良い
・事業所が平日のみ営業ですので、大変ありがたいです
【行政】
・学べて、その後休みがまだあるので、楽しみにしていました
B:やや満足している
【福祉機関】
・仕事に影響がないので、良いと思います
・連絡が遅かった
・高齢のため、体力的につらい時間帯がありました
・他にも研修があり、研修会の日程調整できればと思います。
【保護者】
・土曜日は夜勤明けで、体力的にきつかった
C:どちらでもない
【福祉機関】
・二日に分けて実施した方が良いと思います
【企業】
・時間が長い
D:やや不満である
【福祉機関】
・用事があったのですが、無理して来ている
・平日だと良かった
7.今回の研修内容について、ご所属の職場でどのような形で活かしたいですか?
【福祉機関】
・他地域・他施設での事例、状況の話を伺い、自分たちに足りない部分や、より良く伸ばせる部分を検討できたらと思います
・アセスメントをしっかり行っていく
・現在、生活介護にて支援を行っていますが、能力が高いにも関わらず、特性によりB型就労への
移行も難しい方がいらっしゃるのですが、その人に対してもアセスメントが本当に必要だと思いました。
現場でもアセスメントをしっかり行い、能力に合わせてB型就労へもジョブマッチングできるように
していきたいと考えています。
・まずは、自分が勤める職場が、小川先生の最後のお話であった成長を期待できる職場になり、
上司がねぎらい、感謝、励ましのある事業所になる事が必要だと思いました。
・一人で背負わず、相談して進めて行く。利用者の話をゆっくりきける時間を作りたい。
・働き続ける為に何が必要で、対象者一人一人に何が必要なのか、どの様な支援をすると良いのか、
日々考えていきたいと思います。
・職員間・企業間・支援者との意思の疎通が大事と思いました。
・改めて、アセスメントや利用者の方への支援方法の見直し、周囲との連携の大切さを学びました。
・グループ内では、相談がキーになりました。
・エッセンスを伝えられたらと思っています。就労支援は基本の方法論があると伝えられたらと思います。
・就労移行の役割が非常に大きいので、就職・就労に至るまでのアセスメントは重要なので、情報は
より多く、詳細に記録作成し積み上げていく
・自社での職員教育の場で活用していきたい
・ジョブコーディネーターの視点
・いろいろな関係機関・企業と連携していきたい
・企業と施設の在り方から利用者さんにどのように支援するのか、再度流れを作っていこうと思います。
・アセスメントの重要性
・生活支援の中で、就労の定着支援を行っていく。⇒他機関との連携を図っていく
・周囲の職員と共有し、日々の業務に活かしていきたいです
・作業支援方法等、もっとよく考えたいと思いました。
・対象者のアセスメントは移行においても、就職後も必要であり、JCや他機関の連携を密に取り、
対象者がいつでも相談できる信頼される支援体制を作っていきたいと思う。
・特性を生かして、長く仕事してもらえるように、皆で話し合いを進めて実践していきたいです。
・就労支援Bをおこなっていますが、他の就労移行が無いため、しっかりと学んだことを伝えて
少しでも障がい者の方が多く、一般の就労につけていくようにしていきたい。
・いろいろな立場から見ていけると良い。相手の立場から物を考えたら良いと思う。
・知識の浅はかさがわかったので、知識や経験を深めていきたい。
・ジョブコーチの支援方法なども勉強ながら、就労Bから一般就労への取り組みを進めて行きたいと思う。
(うちの町には就労Bしかないためです)
・一つでも自分で良かったと思ったことを取り入れる
・利用者・事業所・企業の信頼を結ぶこと
・職場でのコミュニケーションのやり方を一緒に考えていく事
・即、活かせる内容です。再度、勉強させていただき実施していきたいです。
・利用者さんが、今後就労に向け、実際の体験談、JCの話を参考にしながら活かしてみたいと思いました。
・場面でふりかえって、使用活用したいと思います。現状においてすぐに活用できることも多く、非常に有効でした。
・今後の施設内や施設外で作業訓練に活かしたい
・内部研修で活かしていきたい
・日頃メンバーさんの立場に立った支援を行っていると思うが、さらにスキルアップにつなげたい
・アセスメントは使ってみたいと思いました。利用者さんとの作業のやり取りにも使ってみようと思います。
・とにかくアセスメントが大切だと痛感しました。本人はもちろんのこと、企業や関わっている人との
情報交換、想いを確認すること、またそれを継続し、変化に柔軟に対応することが求められるのではと
思うので、この点を特に実践していきたいです。
・今以上にきめ細かい支援を先を先を読んで対応していきたいです
【医療機関】
・精神障がいの方の訪問看護の中で、就労を希望している人にはジョブコーチという力強い味方が
いることを話していき、働きたいという気持ちだけではなく、現実に一歩進めていく行動につなげたい
【療育・教育機関】
・ジョブコーチについて学んだ内容を職場の方々へ周知し、今後の生徒に対する進路指導や保護者への
情報提供に役立てて行きたいと思います。
・就労移行の実態を進路指導に活かします。
【企業】
・向上心を持つということ、やりがいを感じてもらうよう内容を伝えてみたいです。
・出来る仕事とできない仕事は無理と決めつけていましたが、研修会で変わりました。
・企業の有資格へのニーズがあり、どうしたら良い企画ができるか、今後検討させていただきます。
【保護者】
・家族会で私が感動したこと等、簡単に伝えたい
・小規模な会社では難しい事が多いが、環境を変えることは大規模でなくても大丈夫と感じた。
【未記名】
・中ポツ・ハローワークなどとも、もっと情報共有して、スムーズに支援していけるようになればと思います。
・情報共有し連携することで、意欲を上向きにすることができるという事を改めて認識した。
8.障がい者の就労に関するご意見・ご要望等がありましたら、ご記入してください。
【福祉機関】
・そこそこ大きな町にしか中ポツや移行事業所(ジョブコーチ)がないけど、離れた町の事業所にも支援してもらえるのか?
・受け入れる企業が増えていけば良い
・本人が職場での不安を話せる場所や職員が必要、企業とジョブコーチのコミュニケーションが大切に思います。
・企業に対してのアピールの方法等、かなり具体的に支援する側のスキルについて教えていただければありがたいです。
・実際、障がい者の働く場所はまだまだ少なく企業側も理解が少ないところが多いと感じています。
利用者さんの為にも働ける場所の開拓を頑張ろうと思いました。
・ニーズはあるものの、対応する企業がない。A型を続けてきたが、厳しさが年々増している。何かとやっていきたいと考えた。
・私も障がい者(身体障がい)ですが、これからの就労に活かしたい
・一般企業の方へ、分かりやすい情報提供が必要
・過去の支援者がA型事業所に就業され5年ほど元気に通っている。時折訪問してくれて事業所について
語ってくれています。さらに頑張ってほしいと願っています。
・企業様とご本人の求めるもののマッチングがスムーズに会うような、沢山の選択肢が増えると良いなと思います。
JC制度使ったら、働きに行けるかも?と言う方がいるので、ぜひ協力してほしいなと思いました。
【療育・教育機関】
・ジョブコーチの果たす役割が大きいと改めて思いました。発達に偏りのある方々への理解ある企業が一つでも
多くなることを願います。
・今後のネットワーク作りが充実できるよう関係機関の力を合わせて行きましょう。
【企業】
・障がい者では、仕事は無理と決めつけていましたが、研修会で変わりました。
【行政】
・あまり職業訓練が活用されていないと思っていましたが、三村さんが役に立ったと話してくれたことがとてもうれしかったです。
【保護者】
・いつも研修案内を頂いておりますが、専門職の方々が研修してくれることにいつも感謝です。ありがとうございます。
・地域の特色を生かした障がい者就労を形にしたいと思ています。釧路から発信していきましょう!
【未記名】
・理解することの大切さを職場全体で受け止めなくてはならないと思った。
9.その他今後の研修会の開催に関してご意見・ご要望がありましたら、ご自由にご記入してください。
【福祉機関】
・MWS・MSFAS・SSTなど教えてもらいたいです。
・今日は貴重な研修の機会に出席し大いに栄養を与えてもらいました。80歳を目前に控え肝臓がん・前立腺がんと
闘いながらの参加でも生き望みを持ち、活動センターで来所してくれるメンバー各自に微力であるが、力を尽くしたいと思う。
・スタッフの方々、お疲れ様でした。
・研修会を普通の日に開催してほしい
・一般職員から利用者へ今日の話を伝えたいと考える。活用出来ること、相互理解にもつながるので…
・今後も企業の方々の生の声が聞ける機会が得られればありがたいです。
・パネルディスカッションの話の内容などが、ある程度分かると良かった。(紙に質問内容が書いてある等)
・移行の方々の今までの実績等困ったこと等を話す機会があれば良いですね。
・企業の方にとって、専門用語の多用は内容を分かりにくくしたと思います。
・スクリーンを見る時のライトの点灯はとても見にくかったです。
・実践報告をもっと行ってほしい。
・田村さん発言は、ビジネスマナーに反するのでは?ジョブコーチに支援してもらったら良いかも?
【療育・教育機関】
・まだまだ勉強不足を痛感しました。また機会があれば参加したいと思います。今後もどうぞよろしくお願いします。
お手数おかけし、大変申し訳ありませんが、小川先生の発表スライドをメールで頂ければと思います。
・実行委員の皆さま、ありがとうございました。
【企業】
・このような研修会には初めて参加しましたが、大変勉強になりました。
・もっと多くの企業に出てもらい、聞いてもらった方が良いのではないかと思いました。
【保護者】
・グループワークのやり方がマンネリ化しているので、工夫してほしい。一つ一つのコンテンツの時間が長い。
【未記名】
・基本のお話と他の方のお話を伺う機会があり、学びになりました。準備などありがとうございました。
所属機関
未記名
5%
所属機関
解答人数
医療機関
2
療育・教育機関
2
企業
8
行政
1
福祉機関
54
保護者
2
未記名
4
合計
73
医療機関
3%
療育・教育機関
3%
保護者
3%
企業
11%
行政
1%
福祉機関
74%
医療機関
療育・教育機関
企業
行政
福祉機関
1.基調講演の内容は満足できるものでしたか?
所属機関
A
B
C
D
E
合計
医療機関
2
0
0
0
0
2
療育・教育機関
1
1
0
0
0
2
企業
5
3
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
1
42
11
1
0
0
54
保護者
1
1
0
0
0
2
未記名
3
1
0
0
0
4
55
17
1
0
0
73
福祉機関
合計
基調講演
E
0%
D
0%
B
24%
C
1%
A
75%
A
B
2.実践報告の内容は満足できるものでしたか?
所属機関
医療機関
A
B
1
C
1
D
0
E
0
合計
0
2
C
D
E
保護者
未記名
療育・教育機関
1
1
0
0
0
2
企業
6
2
0
0
0
8
行政
0
1
0
0
0
1
33
14
4
2
1
54
保護者
1
1
0
0
0
2
未記名
3
1
0
0
0
4
45
21
4
2
1
73
福祉機関
合計
実践報告
E
1%
D
3%
C
6%
B
28%
A
62%
A
B
C
D
E
3.パネルディスカッションの内容は興味深いものでしたか?
F:未記入
所属機関
A
B
C
D
E
F
合計
医療機関
2
0
0
0
0
0
2
療育・教育機関
2
0
0
0
0
0
2
企業
5
2
1
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
0
1
43
9
1
0
0
1
54
保護者
2
0
0
0
0
0
2
未記名
4
0
0
0
0
0
4
59
11
2
0
0
1
73
福祉機関
合計
パネルディスカッション
D
0%
C
3%
B
15%
E
0%
F
1%
A
81%
A
B
C
D
E
4.グループディスカッションの内容は満足できるものでしたか?
所属機関
A
B
C
D
E
F
合計
医療機関
0
1
1
0
0
0
2
療育・教育機関
0
2
0
0
0
0
2
企業
3
4
1
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
0
1
F
福祉機関
27
15
3
2
0
7
54
保護者
1
0
0
1
0
0
2
未記名
3
0
1
0
0
0
4
35
22
6
3
0
7
73
合計
グループディスカッション
D
4%
F
10%
E
0%
C
8%
A
47%
B
31%
A
B
C
D
E
F
5.今回の研修全体を通して満足できるものでしたか?
所属機関
A
B
C
D
E
F
合計
医療機関
2
0
0
0
0
0
2
療育・教育機関
1
1
0
0
0
0
2
企業
4
4
0
0
0
0
8
行政
1
0
0
0
0
0
1
40
10
2
0
0
2
54
保護者
1
1
0
0
0
0
2
未記名
3
1
0
0
0
0
4
52
17
2
0
0
2
73
福祉機関
合計
C
3%
D
0%
研修全体
E
0%
F
3%
B
23%
A
71%
A
B
C
D
E
F
6.今回の研修日程についてあてはまる記号に○印をつけて下さい。
所属機関
A
B
C
D
E
F
合計
医療機関
2
0
0
0
0
0
2
療育・教育機関
1
1
0
0
0
0
2
企業
3
3
1
0
0
1
8
行政
1
0
0
0
0
0
1
20
12
16
2
0
4
54
保護者
1
1
0
0
0
0
2
未記名
2
2
0
0
0
0
4
福祉機関
合計
30
19
17
2
0
5
73
研修日程
F
7%
E
0%
D
3%
A
40%
C
24%
B
26%
A B
C
D
E
F
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年
9 月
氏名:
さふみ
髙谷
21(水)
① 研修名: ジョブコーチ実践フォーラムin釧路2016
② 研修内容: 釧路町 あいぱーる
10:00~17:30
【基調講演
今、企業が求めるジョブコーチ支援とは】10:15~12:00
小川先生によるキーノートスピーチがありました。国データーを元に客観的データー
を分析した説明がなされた。また、支援に必要なポイントとして就労支援のプロセスを大
切にすること。スキルアップをしていくこと。その支援がなされた時に企業ニーズに応え
られる支援が提供できるという内容でした。
【実践報告 送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について】
自立センター ジョブコーチ 田村俊輔による実践報告が行われた。
就労支援のプロセスを踏まないと円滑な支援が提供されないことを事例の説明を通して
報告がありました。特にアセスメントから来る支援が不可欠という内容でした。
【パネルディスカッション】
当センター和泉、老健たいよう 桂氏、当事者 三村氏、職親会 栂野氏による話題
提供がありモデレーターの若尾氏によるディスカッションが行われました。
それぞれの立場で障がい者就業を実現するために取り組んだことを発表していたした。
若尾氏のまとめとして相手の立場に立ちことの大切さと地域とつながりがることの大切さ
について提言があり終了しました。
【グループディスカッション】
参加者を10グループにわけ、パネルディスカッションの企業ニーズ、障がい者ニー
ズ、支援機関ニーズに分け対応についてグループワークを行った。各グループ積極的に話
し合われていました。就業ニーズを満たす為には、連携が大切という発表がグループより
ありました。
③ 成果/感想:配慮と優遇
基礎セミナー開催から4年JC-NETのセミナーを開催して参りました。この4年の
一番の成果は当センターの職員のスキル向上につながったことだと思います。
ジョブコーチネットワークの研修は参加者へ情報を提供する、演習を行う内容も内容の濃
い検証された学術に基づいていることはもちろんのこと、運営に携わるものへのトレーナ
ー、サブトレーナーという役割を通じて確実に人材の発掘と育成につながっていると実感
しました。結果、運営スタッフのチーム力も随分向上したと考えます。本セミナーでフォ
ーラムは終了しましたが、質の高い研修内容の提供と人材育成の観点から今後もJC-N
ETが共催する研修開催は継続していくことを希望します。
フォーラムの内容としては、就業支援のプロセスを大切にて丁寧に支援を継続して行う
必要性について話されました。それには、支援員のスキルアップを図る必要性について小
川先生が話されました。また、若尾さんからは障がい者への配慮の必要性についてお話が
あり優遇との違いについて整理を行い理解しておくことが必要と説明されました。
ジョブコーチの根幹である「スピリットと技術」について改めて考える良い機会となりま
した。
「釧路地域の取り組みが、まさに職業リハビリティーションだよ」と小川先生に褒め
て頂きこれまでの活動に間違えはなかったこと、そして、これからの活動の方向性につい
て改めて考える研修会開催となりました。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・原点回帰 就労支援プロセスを意識した取り組みを実施
・精神障害者への就業支援のあり方の方法を確立する取り組みを行う
・人材育成に努める(支援感の共有、支援技法の共有)
・職業リハビリティーションの定義と具体的な行動を明確にする
・就職者を出す。定着させる。現場に入る。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
森島
貴子
① 研修名: JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
② 研修内容:
小川 先生~障害者雇用の全国的な流れと北海道地域の現状
就労支援の流れ:就労移行や中ポツ、ジョブコーチなどの役割分担の現状と課題
職場適応援助と職場定着支援について
田村係長~ぷれんからあらんじぇへの移行と支援したことについて
ジョブコーチの企業アセスメントについて
支援内容や本人の現状・新たな企業との調整について
企業や各施設とのつながりと要望
パネルディスカッション:和泉係長~職場定着とご本人の気持ちの揺れ
準備性の不足・現在の状況・企業との連携
桂次長~一人目雇用の際の気遣いなど現場職員の気持ちと配慮
離職に至った経験と新たな雇用について
新たな雇用の際のサポート体制について
企業から支援施設へのお願い
三村さん~一般就労に付くまでの道のり・働きたいという気持ち
働いて感じた気持ち・企業や支援者のサポートについて
働き続けたい気持ち・今後の働き方について
栂野氏~職親会の概要・企業ニーズ・ウェルフェアグループの成り立ち
A 型と企業就労の違い・A 型から企業就労への流れ
グループディスカッション~本人のニーズ・企業のニーズ・その他関係者のニーズから
ご本人が長く働き続けたいという気持ちに応えるために、必要な事
③ 成果/感想:
小川先生~地域・就労支援をどう組み立てていくか作戦を立てて動くと良い。
就労支援のそれぞれの役割分担があるが、中ポツの支援は全て統括してる
環境がかわれば、人も変わることができる
適応援助と定着支援の違いが表になっていてわかりやすかった
田村係長~一緒に事例ケースについて関わってきていたため、担当者の一本化に
ついては、企業に調整してもらえるように働きかけてきていた。今後も
企業との調整を JC にしてもらい、長く働き続けてもらいたいと思っている。
パネルディスカッション~桂次長の話は非常に分かりやすかったと同時に
専門用語が多すぎるとの話をうけて、今後はもっと分かりやすいように
説明した方が良いとおもった。
三村さんの話は、非常に感銘を受けた。常に前向きに頑張っている姿を見て、
私たちも、彼女たちの笑顔に繋がるような支援をしっかり考え実践して
いかなければならないと思った。
それぞれがそれぞれの立場で感じた支援の在り方、意見を聞くことができ、
非常に参考になった。
グループディスカッション~ファシリテーターを行なう中で、色々な考え方が
それぞれから出てきており参考になった。個人的には、ファシリテーターの
役目を考えるとまとめる時間が少なくなってしまい申し訳ないと感じた.。
研修全体を通して~アンケートの印刷忘れ、カメラ・ビデオの持ち出し忘れ・
グループディスカッションのスクリーン準備忘れなど、今回の研修も忘れることが
多く、色々な方に助けていただきながら終了することができたと思う。
また、JC-NET のような大きな研修会を開催できることに感謝したいと思う。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
小川先生は就業・生活支援センターの役目として、就労支援の全体に関わっている
と話されていたので、登録されている方のどの場面についても関心をもって全体をしっか
り見通す力・アセスメント力をつけるために、インテークでは表に従って聞き取りを行な
うだけでなく、多岐にわたる会話の中からいろいろ引き出せるように意識していきたい。
桂次長が話していた、役職名・制度名などの専門用語については正にその通りだと思う
ので、企業訪問する際には専門用語を分かりやすく説明することや、制度をしっかり理解
する必要があるので取り組んで行きたい。
研修主催することについては、事前準備の際、色々な面に目を配らなければいけないの
で頑張りたい。スケジュールをしっかり把握して進捗状況の確認を行っていきたい。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 2 1 日(水)
氏名:
田村
俊輔
① 研修名: JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
② 研修内容:
小川先生~今、企業が求めるジョブコーチとは
障害者雇用の現状について・一般の労働者の状況について就労支援の状況について
就労支援の基本について・ジョブコーチの基本について
職場適応援助と職場定着支援について
田村~送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について
パネルディスカッション
和泉係長~企業ニーズとジョブコーチ支援
対象者の困りごとへの対処について・現在の状況・企業との連携について
老健たいよう桂次長~現場職員の現状や考え方、離職に至った際に感じたこと
新たな雇用についての考え方・配慮について
ろうさい三村さん~一般就労を実現させるまでの努力や訓練について
その時の気持ちや取組みについて、・実際に働いて感じた課題について
今後の就労継続に必要と感じていること
ウェルフェアグループ栂野氏~職親会の概要と活動を通じての企業ニーズ・A 型か
ら就労移行支援の難しさについて
グループディスカッション
対象者のニーズ・企業のニーズ・その他関係者のニーズから就労継続や雇用に関す
る感じたことや必要な事について
③ 成果/感想:
小川先生~就労までのプロセスについて再度基本が大切ということを再認識出来た
就労継続に関して基本が伴っていないといけないことの再認識。
対象者・企業・作業・環境、どの部分についてアプローチをかけるのか
その視点について現場で柔軟な考えをもって行っていく。
田村~アンケート結果に目を通して、自分が思っていた以上にもっと具体的に伝え
ても良かったと感じた。今回はあえて自分の言葉で伝えてみたがもう少し丁
丁寧な言葉で伝えた方が聞く側としては受け取りやすいと感じたのでその部
分についてはその場に合わせて対応が可能なため、都度状況や内容に合わせ
て行っていく。
パネルディスカッション~桂次長の誰がどの役割なのかさっぱりわからない。誰に
相談したらいいのか?というのが特に印象に残りました。
現場に支援に入る際に、今以上に自分の役割を伝える必要があると感じた。
三村さんについては、前向きな発言が多く聞かれたのが印象的だった。
グループディスカッション~事業所や関係機関の考えや意見を聞くことができ、支
支援の際にどのような考え方なのかを聞くことが出来て参考になった。
ファシリテーターとしては、意見を聞き入れて進めることが出来たと思う。
研修全体を通して
今回も帯広の方たちと開催できたこと・協力して行えたことに感謝したい。
札幌の大野さん真壁さんを含め、関係性の重要性について今までの取り組み
を含めやってきてよかったな。と感じた。これも関わる機会を作ってくれた
所長・センター長の力なので感謝し、これからも続けていきたい。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動
支援についてはプロセスを基本としてこれからも見通しをもって支援できる
ように作業班職員に伝えていければと思う。
そうするためには作業班の状況を把握しなければならないので JC 支援以外
の時間を活用して作業班の確認を行う。
実際の現場では、自分の役割や何をするのか等について今以上に現場担当者
のみではなく、関わる方たちに伝え、情報共有を行いながら支援を行う。
準備については、各自役割を果たし、常に協力して行っていく。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名: 和 泉
宣 也
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
② 研修内容:
(1)実行委員として、受講者に、適切な研修内容が伝達されるよう、各種調整を行なう
(2)パネリストとして、研修会の意向に沿う発表ができるよう発表内容を考える
(3)受講生として、発表を聞き、学びを深める
(4)ファシリテーターとして、グループディスカッションの司会を行なう
(1)パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援について」で、発表する3名
と発表内容に関する打ち合わせを行なった。ウェルフェアグループ栂野理事長とは、大枠で
「雇用する立場と支援する立場、両方の立場から、障害者雇用を捉えて受講生に話してほし
い」ということを伝えた。三村恵里奈さんに関しては、三村さんが作成した原稿の内容を一
緒に精査し、本人が伝えたいことが的確に伝わるように、発表原稿を整える作業を行なった。
老健たいよう桂次長との打ち合わせでは、企業が求める支援を、事例を通して発表していた
だく依頼をし、実際に作っていただいた原稿をもとに、桂次長が伝えたい内容が、的確に表
現されるよう、発表内容を打ち合わせた。
(2)自分の発表内容を考える際、実行委員長である髙谷センター長と打ち合わせを行ない、
「ジョブコーチ支援の限界」「最終的には、人が鍵を握る」という内容で話すことにした。しか
し、支援記録をたどっていくと、初期のジョブコーチ支援の段階で、ジョブコーチ支援の基
本である「課題分析」が十分に行なわれていなかったこと、また、対象者が、誰かに相談して
困難さを解決していくスキルや経験が不足していることを念頭に置いた上で、支援を組み
立てていけなかったこと、この2点が明らかになり、当初の予定とは、流れが変わることに
なった。当初予定の流れを表現できるケースを選択できなかった私のミス。
(3)小川浩先生の基調講演では、障害者雇用の全体を俯瞰する内容だった。数少ない大企
業が、多くの雇用を支えている現実があることを改めて確認した。また、障害者雇用が進ん
だのは、雇い始める企業、雇い続ける企業が多くなってのボトムアップではなく、施策によ
り進んだ現実もある。ただ、JCnet 主催の養成研修の参加者は、企業 50%、支援機関 50%
の割合となっており、企業からの参加者が増えている傾向が続いている。北海道の場合、愛
知に次いで全国2番目にA型事業所が多い地域なので、一般企業への障害者雇用が進んで
いるかは見えにくい。労働者人口の減少が今後も続く中、私たちが障害者雇用をどう捉える
かは、大切な視点である。一般企業への就職者を一人も出していない移行支援事業所が、ま
だ 30%を超え、この点は、移行支援事業所も行政も、手立てを考えるべき。また、就労移行支
援事業所の質に関しても、活動内容の詳細な情報公開が求められ、それによって選択できる
ことが望ましいとのこと。就労支援の基本については、多様な就労支援のプロセスが存在し、
アセスメントから始まり、ていねいに進むケースが少なくなっている。企業は、うちの仕事
ができるのかどうか?うちの会社になじめるのかどうか?エビデンスを伴なう支援者の判
断を知りたいと思っている。送り出しの機関は、それに応えていく必要がある。ジョブコー
チ支援で言えば、ミスが多いからコミュニケーションが必要だという考え。地方都市の場合
は、ジョブコーチが企業に提案していく必要がある。
(4)北海道のサビ管研修で、ファシリテーターの経験はあったが、今回のグループワークでは、受講生のキ
ャッチした内容をもとに進める形式だったため、どのような考えが出されているかが分か
らない中での進行だった。しかし、ふせんに書いた内容についての評価の言葉を発する受講
者はおらず、書かれた考えが、どういうジャンルに入るのか、皆で考えることができた。全員が
自分と違う立場のニーズを考えたり扱うことで、「働き続けるために必要なこと」を考える
のはもちろん、相手の立場に立つという本グループディスカッションの目的を、自然に達成し
ているように感じた。
③ 成果/感想:
・ジョブコーチの基本に立ち返る必要を痛感できたこと
・本人の困難さに寄り添う支援が大切だと、改めて感じることができたこと
・社会情勢をふまえた上で、企業への雇用勧奨をしていくと効果的だと分かったこと
・就労支援のプロセスをていねいに進んでいく支援が、適応や定着に大きな力になること
・本人の立場に立つ、企業の立場に立つなど、相手の立場に立って考えることが大切なこと
・失敗をしても、次のチャンスを行使できる環境が大切だということ
・様々な機関、立場の人がグループにいても、話し合う論点が定まっていれば、話題を共有でき
るということが分かった
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・自分自身の支援においては、職務分析であったり、課題分析であったり、とにかく「基本に
忠実なジョブコーチ支援」を行なっていく。また、雇用勧奨の場面では、企業の立場に立ち、
社会情勢をふまえた上で、企業が障害者雇用を進めるメリットを、企業と共有できるような
勧奨をしていく。
・会社全体を見た場合、やはり「就労支援のプロセスをていねいに進めていく」ということ
を、職員全員が具体的な行動でそれを実現していく状態になるよう、モニタリングを行ない、
必要なら一緒に考え、時には助言を行なえるようにしたい。
・実行委員に名を連ねていたが、研修が円滑に進むための下働きができなかった。他の実行
員が取り組んでいることへの理解が低く、忙しさにかまけて、他の実行委員に尋ねることも
あまりしなかった。これではチームの一員とは言えない。次回は、もっと深く関われるよう、
細部まで情報を大切に扱って、付いていけるようにする。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 1 0 月 2 1 日(水)
氏名:濱渕
麻友
① 研修名:JC-NETジョブコーチ実践フォーラム2016in 釧路
② 研修内容: 地域の就労支援やネットワーク状況を把握するとともに、地域で就労
支援をしている人材を発掘し実践フォーラムでの発表につなげ、さらなるネットワーク
強化を図ることを目的とする。
小川先生の基調講演、田村係長実践発表、若尾氏モデレーターのもと三村氏、桂次長、栂
野氏、 和泉係長のパネルディスカッション、最後にグループディスカッション、小川先生
からのまとめの話というプログラムである。
③ 成果/感想:
・小川先生の基調講演~障害者雇用率のからくりというか、企業規模別に考えていかない
と本当の意味での企業支援・企業開拓はなされないと思った。また、障害者に限らず、一
般就労のデータをみてもマッチングが大切であることも分かった。特別支援学校入学者も
増えていることを知った。わたしもこの自立センターに勤めて 9 年に突入するが、昔と今
では状況や世情が違うということも念頭に置かなければいけないと思った。就労支援の基
礎として、アセスメントが大切であることは既に色々な研修で知っているが、支援者のみ
知っている状態は、これからのジョブコーチ支援にはなじまないことにも気付いた。それ
は企業の視点も入れるということ。仕事そのものはできるか、母集団になじむか、何を配
慮するか、ジョブコーチは何をしてくれるのか、そういった視点で、しかも根拠をもって
説明できることが大切だと思った。そこが今まで自分が不得手とすることでもあるので、
気をつけていきたい。また、定着支援が円滑にいくには、アセスメントと準備支援が揃っ
てのものだということも、再確認できた。自分たちが行っているアセスメントのひとつ=
職業評価が大切な業務だということが確認できたことも、私にとっての収穫である。
・田村係長の実践報告~ジョブコーチがいないと仕事が出来ないという職場環境を作るの
ではなく、それこそナチュラルサポートというか、従業員の一員として受け入れてもらえ
る状況をつくることが大切だということに気が付いた。
・パネルディスカッション~ポイントは、相手の立場に立つことと、配慮と優遇とは違う
ということであった。特に、桂次長の「多くの法令」
「名刺の肩書きの多さ」の話には納得
というか、相手からしたらそういう難しい感じに受け止められるのだなと思った。そして、
三村さんの話には、私たちが支援している利用者さんの真剣な気持ち、頑張りたい気持ち、
そういう真摯な気持ちをないがしろにしていないかどうか、今一度考えることが大切なん
だ、気をつけねばと思った。
・グループディスカッション~本人、企業、その他で区分したニーズだったが、実はそれ
ぞれ重なる部分があって、そこを共有して、よく使う言葉であるが連携のポイントはそこ
にあるのではと思った。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
まず職業評価が大事な業務なんだと認識すること。評価は時間も要し、その後のまとめ
にも力を注ぐものだが、それこそ大切なことで、その後の定着支援にもつながっていくの
だという認識をすること。そのため、今まで、評価時点のことに視点を置いて評価をまと
めがちだったが、そうではなくて、その後、この方が就職したらどういうことが発生しそ
うか、どういうことに気をつけるといいのか、そういった将来的なことも予見して書く必
要があるのだと思った。今月は 1 件評価があるので、そういった視点ももつ。
また、企業の視点ももつということについては、現在、ときわ台ヒルズの岩田隆宏氏が
離職の意向をぷれんに表出しているのだが、それについて企業と共有しながら支援をすす
めているところで、まさに「支援者だけが知っていればいい」で終わらないことに携わっ
ている。本人だけに偏ってもいけないし、企業にばかり偏るのもいけない。バランスよく、
就労支援をせねばいけない。本人の支援の先に企業支援があるのでなく、企業支援を頑張
ることで本人支援につながっていくということが大切だ。そのブレは自分だけで判断が未
熟で難しいところもあるので、上司への相談、そして面談記録をとることをやっていく。
そして、年度末のヒアリングのときにも申し上げた事項である、
「基礎的な知識を得る」。
これは引き続き頑張っていきたい。合理的配慮の指針をまだ読み込めていないので、まず
そこから行うこととする。また、小川先生の豊富なデータについては、ときどきJCネッ
トのホームページや、厚生労働省のほうにもアクセスする。そのような知識を活用するこ
とができれば、「根拠」にもなると思う。
最後に、本人の気持ちや考えを真摯に聞く、その基本に立ち返りたい。いつも反省する
のだが、対処療法的にその場しのぎな支援の進め方をしてしまいがちなので、そうではな
くて本人の気持ちに寄り添って一緒に動くということをしたい。具体例でいうと、本人が
就労時間を延ばしたいと言っているが、意見書では認められてない場合。意見書に書いて
ないから難しいということを説得にかかろうとするのでなく、では一緒に医師に確認に行
こう・通院同行できますということを伝えていける、本人主体の支援が出来る様にしてい
く。
ここにあげたものは、すぐに100%うまくいくことではないと思うが、そういう意
識をもって、今回学んだことを生かして、続けていけば本人にとって少しでも良い支援が
できるのではないかと思う。自立センターの職員と切磋琢磨して頑張りたい。
とにかくまずは、今月の評価と、ときわ台の岩田氏の支援を上述の視点をもって丁寧
に行なってみて、検証していきたい。
以上
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:鈴木
浩江
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム IN 釧路 2016
② 研修内容:基調報告「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
小川 浩 氏
障害者雇用率は右肩上がりだが、蓋を開けてみると大企業が受け入れていることで
雇用率は上がっており大企業に依存している事が解る。都市圏は大企業があるので雇用率
は上がっているが,地方都市になると大企業が少ない又は存在しないところもあり雇用率
には都市圏と地方都市とではばらつきが見られる。
・ハローワークからの就職者数には A 型事業所も含まれている、A 型への就職件数が見
えず,就職者数は延びていることから一般就労出来る人も A 型に就職している為一般雇用
就労を目指していくことが大切である
・就労支援の基本・・多様な就労支援のプロセス
ハローワークでの就労相談後職業紹介を経て就職、ハローワークでの就労相談を経て職業
紹介(マッチング)で就職するケースが最近多くなってきている、問題が発生した時に職場
定着支援を依頼する事が見られる。
・本来の就労移行支援を核にした基本プロセスがやはり重要になっていく
就労相談の時に最終的に自己判断出来るように進める。アセスメントと準備支援ではどの
ような目標か,目標に向かってどのように進むかを決める。面接を中心としたアセスメン
ト。職業紹介では丁寧なマッチング、人と仕事のマッチング。すぐに就職出来るのか、就
職を前提に訓練していくのか、就労の可能性があるのか、当面就職は無理で課題は何か、
をアセスメントすることで、目標が定まっていく。
③ 成果/感想:
研修を受けて自分の支援の仕方について得る所が沢山ありました。利用者・企業の立場に
立って考えていくことは基本ですが、自分の支援はどちらも考えていなかったように思え
ます。今支援している事をもう一度考えていかなければならないと思いました。
三村さんが情報交換会で障害者が一緒にこの場にいて良いのか?と言っていたことが、
考えさせられました。支援者ではなく指導者になっていたのか?同じ位置ではなかったの
か?知らないうちに自分の方が上になっていたのか?
どのように支援すれば良かったのか?解らなくなりました。
これから再度自分の支援のあり方を考え直して行こうと思いました。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・アセスメントをしっかりとる・・企業・対象者・家族と面談させて頂き丁寧にアセスメン
トしていく。
・出来る事 めばえの所に着目する ・・今まで出来ていないところや不合格と言われるとこ
ろが少しでも表面にでてこなければと思って対象者に無理を強いていたように感じました
これからは良いところを伸ばせる支援をしていきたいと思います。
・相手の立場になって考える ・・立場に立って,寄り添った支援を行っていたつもりでした
が,実際は独りよがりの支援だったのかと思いました。しっかり考えて支援していきます。
・職場開拓を心がける・・職場開拓を今まで行っていませんでした、対象者とマッチングす
る企業開拓を行っていくよう努力します。1 日 1 件必ず電話をかけることを目標にしてい
きます。
・すばやい対応をする ・・支援時に周りの雰囲気や対象者の言葉や行動を見逃さずに対応し
ていきます。関係性を築ける支援を目指します。
・企業にきちんと説明出来る知識を勉強する ・・日々の自己研鑽を怠らずに行っていきます
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
金橋
美恵子
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・小川氏の講演~現在の障がい者雇用の推移と現状、就労支援のプロセスの紹介や支援の
一貫性、バランスの取れた専門性が必要であるとの事。ジョブコーチの
役割、定着支援としての必要な要因等の説明。
・田村氏の実践報告~送り出しにポイントを置き多様なトレーニング、様々なアセスメン
トを実施。アセスメントをしっかり行う事で、本人にあった支援内
容が考えられ、早急な対応が可能となり、さらに定着支援へとつな
がるとのこと。
・パネルディスカッション~支援者、当事者、企業、A 型のそれぞれの立場から、障がい
者雇用に関する事例発表。ジョブコーチ支援事例では、準備
性の不足、失敗体験を踏まえての再雇用への取り組み、諦め
ず、自分に合った職場を探す本人の取り組みや働き方、A 型
からの送り出し等の内容。
・グループディスカッション ~働き続けるためのニーズを、本人、企業、その他の立場か
ら考え、ニーズを実現するための手立て、取り組みを話し
合う。メンバーも様々な立場から参加。考えられたニーズ
本人は「長く働きたい」企業は「雇用についてどこに相談
するのかわからない」「どのような仕事を提供できるかわ
からない」等、メンバーからは同じようなニーズがでてき
ていた。参加事業所からは自分たちからも積極的に雇用に
関する提案をする等、経験を生かした対応が話し合われた。
③ 成果/感想:
法律の改正によって障がい者雇用は増加しており、平成 30 年の精神障がい者の義務
化から、さらに雇用の拡大が見込まれている。しかし、地域での実情はそれほど多くの雇
用がすすんでいるわけではなく、職域の拡大や職場開拓が必要とされていると思う。障が
い者雇用に関する理解や周知は地域の中でも広まっていると思われるため、今回のジョブ
コーチの事例発表や、本人からの話、さらに取り組みに失敗しながらも障がい者雇用に再
度取り組んでいる企業の報告は、今後雇用を考えていかなければならなかったり、雇用中
で悩みを抱えている企業にとっては有益な内容の報告であったかと考える。ジョブコーチ
の支援についても、名称は聞いたことがあるが活動内容については良く知らないという
方々が多いと思われるので、具体例での報告は、企業とのかかわりや支援の内容等が周知
されたのではないかと思う。小川先生の講演で、就労移行の「質」について話題があり、
さらに田村ジョブコーチからの報告でも、支援者としてのスキルの向上や高いアセスメン
ト力、相談技法等、支援に携わる者一人一人が支援の質・専門性を高めていくことで、就
労継続、職場定着へとつながっていくのだと改めて思う。三村氏が自分自身を正直に語っ
ていたが、本人自身も迷いながら時間をかけて少しずつスッテプアップしてきたことに感
動した。本人はこの発表を引き受けて良かったと感想を話しており、余暇も充実した生活
を送っている。障がいがあっても、地域の中で必要なサポートを受けながら、役割を感じ
て就労と生活を送っていけることを、もっと多くの障がいを持つ方にも感じて頂きたいと
思った。障がい者の支援だけではなく、就労継続していくためには企業への支援も不可欠
である。研修のテーマである企業のニーズについては、企業のアセスメントをしていく中
で、人との関わりをもち信頼関係を築き、必要なニーズを把握し早めの対応が必要と思う。
ジョブコーチ支援は本人と企業の間で常に見通しを持ちながら、到達点を見つけて支援し
ていくことが必要であると感じた。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
よりよい支援を行っていくためには、自分自身のスキルの向上が大きな課題であるため、
知識の習得を行っていくことが必要と考える。①研修に参加すること、②専門書を読むこ
と、③アセスメント・評価を実施していくことに取組んで行きたい。必要な取り組みと分
かっているのだが、業務に追われ、うまく時間が作れないのが自分の現状であることから、
業務の進め方、仕事の優先順位を考えて、時間を作り出す事にも取り組んでいきたい。自
分自身はスキルが充分で無い為、支援にも自信が持てていないことで、利用者の方に有益
な支援が出来ていないと思っている。できるところから行っていきたい。直ぐにスキルの
蓄積や成果は出ないと思うが、少しずつ確実に取組めることを確実に行いたいと思う。ま
た、未達成企業への訪問へ際には、雇用制度の情報提供ができるように詳細をしっかり得
ていく。信頼される支援者となる為に、目的を持って根拠のある支援を行っていく。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
柿沼
弘昭
① 研修名:
JCネットジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・就労支援にはそれぞれのプロセスがあり、それぞれに引出しがある。
・基本の柱が大事。共通のキーワード、視点を持ってやっていく。
・実雇用率は伸びているが、中身、質を見て行く必要がある。
・大企業が雇用をのばしているが、地方の中小企業は必ずしも伸びてはいない。
・全体の4%に過ぎない大企業が、雇用者数の50%を占めている現状がある。
・H18とH27年では、精神障害者の雇用が2倍に増えている。
・ここ 10年、国の雇用施策で障害者雇用は大きく進展した。
・量は拡大したが、肯定的に評価するだけの情報はない。
・ハローワークからの就職件数に占める A 型の割合を見て行く必要がある。
③ 成果/感想:
・常に雇用率向上だけではなく、質を見て行く必要がある。
・大企業は真剣に考えているが、中小企業に対しては手が打てていない。
・全国を見るとどういう施策をしていったらいいのかの視点が少ない。
・2%の大企業(北海道)が24%の雇用を支えている。
・50~100人の中小企業が47%を占めている。
・霞が関の景色と北海道の景色はちがう。
・制度改変による雇用率の向上の影響は大きいが、質も含めて上昇しているのかを
みていくことが大切。
・就労移行の良い悪いをどう判断して行くのかを考える必要がある。
・質の高いサービスをどう説明して行くのか?
・自分のうりをきちんと発信して、お客さんが選びやすい工夫をすること。
・自分たちが質について言語化して整理していくことが大切。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・ 自分たちが提供しているサービスをきちんと評価すること。
・そのために議論し、客観的なデータをもとに、お客さんに対して発信していくこと。
・中小企業に対して雇用が進む様に手立てを講じて行く
・そのための議論を自立支援協議会などを通じて、行なって行く。
・自分たちの地域の雇用の質がどのように変わってきているのかを行政と協力して
整理して行く。
・施設内作業もマンネリ化の懸念はあるが、評価の視点を持つと有効なので、視点を
整理する事。
・体験実習は環境との相互作用を見れるので、しっかりそこを評価すること。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
小山内
彩実
① 研修名:
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・企業数のうち大企業の割合は 4%程度だが、雇用障害者数では全体の 50%を占めてい
る。
・訪問型 JC より、企業の JC が増えてきており、送り出す側の専門性が低下している。
・精神障害の就職件数も増えているが、同時に A 型事業所の利用者数も同様の伸び幅を示
しており、実際の A 型就労者の数が見えない。
・就労支援のプロセスの再確認(問題発生してからの定着支援ではない)。
・今後のジョブコーチに求められるスキル(見えない要素=認知面の課題・ストレス要因・
感情の状態の把握を企業に助言する力量、作業指導の側面に加えソーシャルワーク等の専
門性)
・配慮と優遇の違い。
・マズローの欲求5段階説。
③ 成果/感想:
・雇用率算定に精神障がいの方が含まれる為、求職者数や就職者数も上がっている一方で
多くの方が A 型での福祉就労に流れてしまっており、企業就職の件数が伸び悩んでいる現
状がある。現在企業就労している方の定着はもちろん、福祉就労の方を企業就労へ繋げる
為にも、今後、JC や支援者のスキルアップが必要だと感じた。
・老健たいよう 桂次長の発表、パネルディスカッションを通して、配慮と優遇について考
える機会となった。4月から障害者差別禁止法が施行され、合理的配慮についても JC と
して企業へ伝える場面が多くなっているが、配慮が優遇にならないよう、本人の特性を踏
まえ、配慮か優遇かを支援者間や企業の間でしっかりと相談をしたうえで提示する必要が
あると感じた。
・ジョブコーチ支援の基本だけでは、多彩な障がいの方への支援が行なえず、見えない要
素をどのように汲み取り企業へ助言していくか、対象者や企業をマネジメントする力も必
要となると感じた。その為にも、対象者や企業、環境因等のアセスメントをしっかりと行
ない、ニーズを捉えた支援が必要だと思う。
・マズローの欲求5段階説にあるように、障がいの有無に関わらず、人は誰しも自己実現
の欲求を抱いており、就労しても欲求が満たされない事で離職に繋がっている方も多くい
るのではないかと思う。支援側もその視点を忘れずに、対象者に関わっていかなければい.
けないと感じた。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・何度も研修を受けて、アセスメントの大切さを実感しているが、支援開始時のアセスメ
ントだけで安心するのではなく、定期的に本人・企業・環境面など、常にアセスメントし
続け状況に応じた支援をしていこうと思う。
・見えない要素を汲み取る方法として、何か問題が発生したからの面談ではなく、定期的
に本人との面談や振り返りを実施すると同時に、企業からも聞き取り等を行なっていきた
い。
・問題が発生してから動く、企業と本人との相談や面談の機会をもつのではなく、順調に
いっている時でも、定期的な相談の場を設け、対象者が相談できる場(支援者だけではな
く)があると思えるような環境を企業に伝え調整していきたい。
・支援者の立場として、企業に配慮を求める機会が多くなると思うが、
“優遇”になってし
まわないよう、企業へ配慮を求める際はペアの JC との相談、支援者間、上司への相談な
ど、十分に検討したうえで企業へ伝えていきたい。
・対象者や企業単体の問題へのアプローチではなく、取り巻く環境等、全体を捉えて支援
していけるような視点をもって支援にあたりたい。
・支援を実施するにあたり、マズローの欲求 5 段階説を意識し、対象者が抱えている欲求
や求める自己実現像等を確認しながら関わっていきたい。必要に応じて、企業へも人が抱
える欲求についても情報提供したい。
・今回のグループワークを通して、それぞれの立場で持っているニーズに“相談”という
共通点がある事がわかったので、積極的に企業へ伝えたい。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
五十嵐
久和
① 研修名:
JCネットジョブコーチ実践フォーラム 2016in釧路
② 研修内容:
●就労支援の段階と役割 最初からJC支援ではない
●基本はアセスメント
●実雇用率は拡大傾向
●大企業の雇用が統計上目立つが、中小企業の伸びはない
●統計上の雇用状況については良い数字が見られるが内容に課題あり
●就職件数に占める A 型の割合が分からない
●政府の雇用施策
③ 成果/感想:
●就労支援各段階で就労を大前提とした支援と正確なアセスメントが重要_______
●就労して定着し自立していくのが前提なのでそのための支援はJC以前に継続して行わ
れJCに引き継がれていくもの__________________________
●雇用率に加え質の向上をめざすべき_______________________
●利用者にサービスの実績を示し、選択主を広げてもらう(良い or 悪いの判断材料)
●地方または過疎・遠隔地には大企業がないので中小企業へのアプローチを進める
●一連の就労支援の質的の課題
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
●アセスメントの確実性と正確さ
●いきなりJC支援は絶対に避ける。JC任せも駄目
●それぞれの分野と役割を果たし 1 人の対象者の就労支援と職場定着を図る
●支援の質の向上を図り提供サービスの評価を行う
●具体的な情報開示
●有効な職場開拓 or 地道で粘り強い職場開拓
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:
佐藤
9月
2 1 日(水)
静
① 研修名:
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
②研修内容: ・「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
障がい者雇用の現状について、全国データーは大企業に依存が大きく雇用率は上がってい
るが中小企業での雇用の課題。雇用率に関しても、福祉的就労も含まれている現状等。就
労支援の基本プロセスやジョブコーチの基本とこれからについて。
・実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
事例と共にジョブコーチ支援のポイントと企業との関わり方など。
・パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援」
支援者の立場から~事例を元に支援としてうまくできなかったところや今後について。
企業側からの立場について~事例を元に、障害者雇用への取り組みを通して反省点や雇用
側からのお願い。
・当事者の立場から~仕事に対する気持ちやサポートについて
・職親会・A 型の立場から~職親会やウェルフェアグループ概要、成り立ち等
・グループディスカッション「働き続きたい!!に応えるために必要なこと」
成果/感想:障害者雇用については数字は上がっていても全国平均と各都道府県の違い、企
業規模別の状況等を見ると差が大きく今後の課題が見えてくる中で、北海道での雇用は大
企業だけではなく、中小企業も雇用を支えていることが分かり多くの企業が障害者雇用に
関心を持ちつつある結果だと思います。一方では、雇用率にA型への就職件数が見えない
現状もあり、北海道はA型への就労が全国2位であることも知り、数字だけでは現状は分
らないと思いました。特別支援学校からの進路も就労移行ではなく、A型やB型への希望
も多く、特にA型の希望が多いと知り、一般就労ができる可能性が少しでもあるのなら就
労移行を利用してからでもA型を利用するのは遅くないのでは?と感じました。
就労支援の基本について、支援の流れや支援のプロセスを再度確認をすることができ、
企業の立場に立って考えることの大切さや、アセスメントは支援者だけが理解していれば
良いわけではないこと、環境によって人は変わることなど忘れてはいけない事だと再認識
しました。実践報告やパネルディスカッションでは、支援者、企業、当事者のそれぞれの
立場から、働き続けるためには何が大切であるか、不安を感じたことなどの本音が聞けた
ことやそれぞれの立場の想いを知ることができ貴重な経験ができたと思います。
③ 今 後 の 支 援 に 活 か す た め 、 具 体 的 に 実 行 す る 行 動 :
働き続けるためには企業、当事者、支援者の共存が大切だと思います。当事者自身の障が
いの受用や企業に配慮して頂きたい留意点をまとめるためにも、ナビゲーションブックを
作成し追記は継続して行うべきだと思いました。働き続けるために、就職はゴールではな
く、スタートであり、就職してからのモチベーションが保てる環境であることを視野にい
れたジョブマッチングを行うためには色々な情報を集め慎重に就職活動を支援していきま
す。支援者側の立場で物事を考えがちですが、配慮と優遇の違いを考えながら、企業の立
場や当事者の立場に立ち就労を考えることが重要であることを再認識しました。
各機関と情報の共有を行い、一方通行ではなく関連したサイクルでの支援を行います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 2 1 日(水)
氏名:
廣川
由香里
① 研修名: ジョブコーチ実践フォーラムin釧路2016
② 研修内容:
午前中は小川先生による基調講演が行われた。全国の障害者雇用の動向やこれまでの法制
度や施策の変遷、一般労働者の状況、就労支援の状況について、データを用いて説明して
下さった。後半は就労支援やジョブコーチの基本について丁寧に解説いただいた。午後は
田村係長による「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」のお話のあと、
モデレーター若尾氏、パネリスト和泉係長、桂氏、三村氏、栂野氏によるパネルディスカ
ッションが行われた。
「企業ニーズとジョブコーチ支援」をテーマに各立場からの発表がな
された後、モデレーター若尾氏による進行でそれぞれの率直な意見や思いが語られた。そ
の後、グループディスカッションとして「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」
のテーマが設けられ、ファシリテーター進行のもと意見交換がなされた。
最後に、小川先生からの総括をいただき、盛りだくさんの内容だったフォーラムは閉会と
なった。
③ 成果/感想:
小川先生のお話しから、障害者雇用や労働人口、就労支援の現状を詳しく知ることが出来
た。データとして提示して下さり、大変理解しやすい内容であった。就労支援、特にジョ
ブコーチ支援の基本を丁寧にお話しして下さったところが一番印象に残っている。ジョブ
コーチ支援は職場適応援助だけスーパーマンではなく、アセスメントから職場定着支援に
至るまでの連続性を持った関わりが基本であること。職場環境へのアプローチが最重要で
あること。対象者の自尊心や自己達成の把握が大切であること。たくさんのメッセージを
聞くことが出来た。小川先生の最後のまとめとして「何故働くのか、何故辞めたくなるの
か」という問いに対して、
「働く意欲を維持することが難しい職場であることは明らか」と
の解が与えられた。障害者、健常者関係なく共通する事項であることを、マズローの欲求
の 5 段階や大山泰弘氏提唱の「人間の究極の幸せ」を使って説明して下さり、何故働くの
かを改めて考える機会となった。
パネルディスカッションでは、企業の思い、対象者の思い、支援員の思いをそれぞれ伺い、
私自身が支援にあたる時、どれか一つの立場に偏った見方をしていないか振り返ることが
できた。対象者の方が充実した生活を送れることは企業にとっても支援員にとっても喜ば
しいことは明白である。対象者の仕事面だけでなく生活に視点を当てることが薄くなって
はいないか、常に念頭に置くべきである。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
支援にあたる際、まず、アセスメントから職場定着支援に至るまでの連続性を持った関わ
りや視点を持つ。2つ目に、対象者の自尊心や自己達成の把握を心がける。3 つ目に「何
故働くのか、何故辞めたくなるのか」を自分自身も自問自答しながら、対象者の方の思い
を聞き取れるよう常に念頭に置く。考えるにあたり、マズローの欲求の 5 段階も活用する。
4 つ目に対象者を一人の人間として多面的にアセスメントし支援できているか、支援者自
身をアセスメントしていく。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
新免
友子
① 研修名:
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・基調講演 「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
・実践報告 「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
・パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援」
・グループディスカッション 「働き続けたい!に応えるために必要なこと」
③ 成果/感想:
【小川先生】数字やデータを基に話を進めていただけてわかりやすかったです。ハロー
ワークの求職者数の推移を見て、障害別では平成25年を境に精神が身体を抜いている。
社会情勢の影響もあるが、支援の必要性ニーズが高くなっている。
就労移行支援事業所の質を考える際自分たちの施設はどうなのか考えました。全体を
見ると、申し分なく行う事はできているように感じますが、利用者一人ひとりのニー
ズを考えると、まだ応じることができていないように思います。希望とニーズをしっ
かりと理解して応じていく必要があると感じました。
【パネルディスカッション】企業の考え方や気持ち、当事者の仕事に向かう姿勢や気
持ちが聞けて、私達の気持ちや考え方の幅を広げていただける内容だったと思いまし
た。私たちはあらんじぇに通っている方たちをどのような形であれ就労に向けて送り
出します。企業の立場、御本人の立場、家族の立場をしっかりと考え支援していくこ
との大切さを改めて考えることができた研修でした。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
ぺじぶる班の職員に就労支援のあり方について学習、研鑽していきます。
日々の支援は行っておりますが、基本プロセスや課題にぶつかった時の対応に
弱いので、しっかり伝えていきたいと思います。また、就労を見据えた実習の
支援もやったことが無い職員が多いのでできる様になっていきたいと思います。
作業班として就労した利用者にジョブコーチと協力して定着支援もおこなって行く。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
林
康太
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム IN 釧路 2016
② 研修内容:基調講演「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」小川浩氏
現在の状況として、障害者雇用は右肩上がりで増加しており、雇用率の対象者が拡大した
ことが大きな要因となっている。全国データでは大企業が多くの雇用をしており依存傾向
である。大都市と地方都市では雇用率のばらつきがある。理由としては大都市には大企業
が多く、地方都市では中小企業が多い為、より親密な関係性が雇用に繋がることが多い。
ハローワークからの統計では就職件数は上がっているが、その中にはA型利用者も含まれ
ている為、見えない部分が多い。A型やB型事業所が増加していること、一般就労できる
がA型等に流れていくことが現状としてある。
就労支援のプロセスを理解した上でジョブコーチ支援を行っていくことが必要。就労相談
の場では自己選択が出来るようにすること、目標設定をする際には早期の就職なのか、収
書の為に準備が必要なのか、就職が難しいのか、訓練をすることで就職が可能なのか等、
どのようなプロセスで就労していくことをイメージして支援を行っていく。
③ 成果/感想:
実践報告やグループワークで支援者側、企業側、対象者側からの意見を聞くことで今まで
行なっていた支援が企業と対象者に対して、有効であったか、相手の立場になって行なっ
ていたかを改めてふり返れた機会となりました。企業に入り支援を行う立場として、企業
に寄り添った支援が出来ていなかったり、対象者に対してのアプローチが正しかったのか、
支援する際に上から伝えていたのではないかと思いました。まずは企業と対象者に対して、
平等な立ち位置で支援をすることをやっていきたいと思います。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・支援をする際にはプロセスを考えて行なっていく。
対象者のアセスメントを対象者や企業や家族しっかりと行い、見通しを持って支援を行っ
ていく。その場しのぎの支援は絶対にしない。
・わかりやすい言葉で説明をする。
対象者や企業や家族には、専門用語を使用せずに説明することを心掛ける。グループワー
クの中で支援者から難しい言葉で説明されることが多く理解しないまま返事をすることが
あると話があった。自分が行なってきた支援の中でしっかりと説明が出来ていないことも
あったので、知識をつけることと、話し方を丁寧にすることを改善していきたい。
・企業との関係づくり
ジョブコーチとして企業に入ることが多い立場なので、支援の入り方や支援の質を上げて
いきたいと思います。良好な関係でいることが情報共有が円滑になったり、雇用に繋がる
こともあるので、意識高く持って取り組んで行きたいと思います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
竹谷
知比呂
① 研修名: JC-NETジョブコーチ実践フォーラム in 釧路2016
② 研修内容:
○ 基調講演 「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」小川 浩氏
平成 27 年度の民間企業の実雇用率は1.88と過去最高だが、各都道府県の格差
があり、大企業の雇用が多い事もあり、中小企業とのかい離が大きいので、今後の課題。
ハローワークの新規求職者数では精神障害者の増加が目立っているが、A型の雇用も含
まれている。障害者種別の変化により、支援方法の変化も求められてくる。
発達障害者支援法の制定、大企業の障碍者雇用などが雇用率上昇の要因と言える。
今後、障害者雇用のあいりかたは、労働人口の減少や離職率、賃金等、一般の雇用の
同行と切り離して考える事は出来ない状況となってきている。
今後の移行支援事業所の質の検討が本格的課題。
就労支援全体の役割分担では就労移行支援事業所のアセスメント、マッチング、
職場適応援助、フォローアップ支援が重要となる。ジョブコーチの変わらない基本は、
障害のある人と職場のアセスメント、マッチングおよび環境調整である。職場適応援助を
中心に前後のプロセスを通して行われる。
○ 実践報告 送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について
訪問型ジョブコーチ 田村俊輔氏
Aさんのジョブコーチ支援について一連の支援内容を報告。アセスメントの重要性、
企業と対象者の関わり方についての問題点、課題を提起。
○パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター 若尾 勝己氏、パネリスト ぷれん 和泉宣也氏、
老健たいよう 桂 裕二氏、釧路ろうさい病院 三村 恵里奈氏
ウェルフェアグループ 栂野 豊氏
それぞれの立場から、働き続けるために必要な事を実践を通してディスカッションする。
準備性のスキル、従業員のニーズと当事者との調整、当事者の不安感の解消、組織体の
今後の社会においてのあり方の必要性等を話された。
○グループディスカッション
パネルディスカッションを聞いて、障害者、企業、支援者関係機関のニーズをピックア
ップし、ニーズを実現するために必要な事を話し合いする。
③ 成果/感想:
小川浩氏の講演では、就労移行支援事業の質を向上が課題と言う話を聞いて、役割の重
要性を改めて感じた。アセスメントはもちろんだが、支援の見極めや適した職場や環境
を発見し、職業紹介を行ってマッチングする事。就職後のフォローも継続して行っていく
事は基本であり、いかに専門性を発揮して他機関との連携を図っていくかが定着支援にも
関わっていくと感じた。パネルディスカッションではそれぞれの立場から本音を聞くこと
ができてとても良かった。当事者が能力を発揮できる環境調整、企業の一員として認めら
れる事、自己実現の要求の支援が出来るようにスキルを磨いていかなければと感じた。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
新規求職者の推移を見ても精神躁会社の増加が明らかとなっている。さらにニーズも高
まり、就労移行支援事業所のあり方も質の高いものを求められ、専門的な支援が必要とな
ってくる。個々のニーズを活かした支援を有効的に実践するために、レディネステストや
WCSTなどでアセスメントを行い、本人の自己理解と方向性の見極めを行っていきたい。
作業支援の中でもワークサンプルや実習等を通して対象者の職業スキルを把握し、支援
方法の検討を常に行っていきたい。様々な場面で観察し、本人のニーズを理解して企業と
のマッチングを図っていきたいと思う。個々のニーズの多様化に合わせた支援内容、プロ
グラムが必要となってきているので、新たなプログラムの検討や改善を図っていきたい。
環境によって人も変わり、意欲も変わっていくという話を聞いて、対象者が望む実習
先を提供できるように職場開拓を進めていく。専門知識を用いたアプローチがまだ不足し
ていると思うので、研修や自己学習でスキルアップを図っていきたいと思う。就職や修飾
語の定着までの支援の流れはおおよそ決まっているので、基本となる支援を確実に提供し
ながら、利用者に信頼されるサービス提供のあり方を検討し実践したいと思う。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
高岡
光代
① 研修名:
JCネットジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・民間企業の実雇用率は順調な右肩上がり。H27年度は1.88%と過去最高
・企業の規模別の実雇用率をみると、大企業と中小企業の間に解離がある。
・障害者雇用促進法の改正により、就労支援の対象も変化してきている。
・対象の変化は、実践の成果が引っ張ってきたというより、むしろ、行政主導。
・ハローワーク新規求職者の割合は H18 年と H27年では精神障害者が2倍以上に
増加している。
・障害種別の就職件数の推移をみると、精神障害者はH18から6倍以上に増えている
・就労継続支援A型に就職している人の数も相当あると思われるが、見えていない。
・就労継続支援B型の事業所数がH22から倍の 7428 ヵ所に増えている。
・営利法人による経営が増加している。
・移行率0%の就労移行支援事業所の割合がH21から全く変わっていない。
・就労移行支援事業の質を考えて行くことが大切。
・就労支援の基本的プロセスを大切にしていく。
・就職に向けての目標設定「どう働きたいのか?」「どういうプロセスなのか」明確に
③ 成果/感想:
・企業が、採用の時に必要な情報を提供することが大切。
・企業が知りたいことは、「うちの仕事ができるんですか?」
「うちの他の従業員と上手くやっていけますか?」といった情報。
・それに対して「今まで移行支援では、こんな様子を見て来ている。」
「だから大丈夫です。」と応えて行くことが大切。
「必要な配慮はこんなことです。」⇒(企業)
「自分たちにできるのか?」⇒「支援機
機関としては、こんな支援ができます。」と言った提案をしていくことが大事。
・企業の価値に沿って情報を整理していく事が大事。
・アセスメント情報をもとに、職業紹介とマッチングを行なって行く。
・就職後もマッチングはずーと続いていく。
・人と仕事のマッチングと考えがちだが、職場の雰囲気や忙しさ、障害者雇用の経験、
教育計画なども評価していく。
・JC は環境を調整して行く。提案力のある JC が必要とされている。
・意欲の維持に注目していくことが大切。辞めて行く理由は、合わない仕事、役に立っ
ている実感がないこと。能力を超える仕事を命じられている事等。
・愛され、褒められ、役に立つ、必要とされているという実感に焦点をあて評価する。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・ 本人に合った環境に出会えるよう、本人の持っている力、働くことへの思いを良く
聞き取ること。
・本人の日頃の様子を支援員からも聞き取りを行い、かかわりのある機関が密に情報交換
が出来るよう、調整を行っていく。
相談支援の立場では、普段の様子が分からず本人だけの聞き取りでは不十分なため、
関係機関との関わりを密にし、情報交換の場を作っていくことが必要と考えます。
既に行っていることではありますが、モニタリング月だけではなく継続して様子を確認
していくことが必要と思います。福祉サービスに簡単につなげるのではなく、本人を良く
知った上で、状態にあった所に出来る限りスムーズにつなげられるような支援をしていき
たいと思います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
大塚
裕功
① 研修名: JCネット ジョブコーチ実践フォーラム イン 釧路
② 研修内容: 基調報告「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
2016
小川 浩
氏
障害者雇用に関して、就職者的には右肩上がりに上昇しているが、実際は大企業中心の採
用(雇用状況)になっており、特に中小企業の就職率が思わしくない。
地方都市になると、大企業が少なく雇用率が安定せず安定しない傾向があり、ニーズと受
容のマッチングがうまく行かない傾向があるようだ。
一方ハローワークからの就職者には A 型事業所も含まれている。 課題は一般就労とも混
同し換算されている為、その数字が適切かどうか疑問が残る。 今後正確に一般就労とも
分けていくことが必要であると感じられた。
今後の状勢としては、人口減が続くために「雇用の担い手」を育てていく必要がある。 ま
た若年層の退職率も高く、職場定着のキーワードも上げられ「障がい者雇用」における雇
用者も重要の役割を占めてゆくのではないかと考えられる。
就労支援の基本〜就労移行支援プロセス〜現状と課題
特に最近はハローワークの窓口に障がい者雇用担当が配置され、制度を利用して職業訓練
や専門機関を利用して就職している人が増加している。 一連の流れ「アセスメをント」
「職業紹介・マッチング」
「職場適応援助」
「職場定着支援」など、 基本的なプロセスを得
ることでマッチングを計り、自分に適した就職先を見つけていくことが定着に繋がってい
くのではないかと考えた。
ご本人の意向「意思決定」に基づき、周囲と連携し、就職に向かっての目標を一緒に考え
ていくこと。 支援者と利用者との考えにズレが生じないように、包括的に支援をしてい
くこと、就職準備や実習に関して、就労の可能性を踏まえ支援を提供していくことが求め
られると考えました。
③ 成果/感想:
パネリストに関する三村さんの発表が印象に残りました。
障がいを抱えながら就労を続けていくことの困難さ、課題や目標に関して述べている所を
拝見し、今後の障がい者雇用における課題も見えてきました。
本人が何を望んでいるか、就労を続けていく為にはどのような支援・準備が必要なのか、
移行においても就業先の適切なマッチングが重要になるでしょう。
また企業における、協力者の存在や職場環境内における課題の整理など、インフォーマル
的な支援の重要性もふまえ、自立センター内における連携を重視し、進めていかなければなら
ないと考えました。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
.あらーふぁ班における対象利用者も変化し、特にハイファンクションの方に対する支援の
提供が急務となっています。。
現在のワークサンプルだけでは、ハイファンクションの方への支援は不十分であり(でき
てきてしまうため) 本人が「このプログラムが自分にとって就職に繋がる」
と考えられる、魅力があり説得力のある支援の提供が必要でしょう。
体勢上の課題が上げられますが
1.サポートプログラムの提供(発達障がい者支援向け)
2.魅力のあるプログラムづくり⇒他の発達障がい者向けの移行支援事業所の実践〜見学(あら
ーふぁ向きのプログラムの抜粋)
3.教育プログラム(支援者向け)⇒職員のスキルアップ
以上の点に関して、今後少しずつ取り組んで行けたらと考えています。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:布市
達朗
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム IN 釧路 2016
② 研修内容:基調報告「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
小川 浩 氏
障がい者の雇用率については、右肩上がりで伸びているが大企業の雇用率が上がって
いるが中小企業の雇用率は思わしくない状況でるのが課題となるとの事 また、地方都
市の場合は大企業が少なく中小企業での雇用が主な就労先となっているが定着せずに
退職となるケースが多く定着支援が重要になってくると思われる。また、国全体での労
働力が減少しており若年者の離職率も高くなっており今後の労働力として障がい者雇
用が必要となっている。
・就労支援の基本~就労支援のプロセス ~現状と課題
ハローワークより出されている障がい者の雇用率は伸びているがA型事業所での雇用も
含まれており一般就労のみの数字ではないので一般就労できるスキルをA型事業所で身に
付け後にハローワークでの就労相談後職業紹介を経て就職、ハローワークでの就労相談を
経て職業紹介(マッチング)で就職するケースが最近多くなってきている、問題が発生した
時に職場定着支援を依頼する事が見られる。
就労相談の時に最終的に自己判断出来るように進め、アセスメントと準備支援ではどの
ような目標に向かってどのように進むかを決め、面接を実施する事でご本人のとしたアセ
スメント・職業紹介では丁寧なマッチングをする事が必要となる。また、すぐに就職出来
るのか、就職を前提に訓練していくのかを提案する事が必要となる。
③ 成果/感想
今回の研修を受けて、企業・支援対象者の立場になり係る事が必要だと思われます。
企業からの発表で支援対象者の情報が足りない・相談の窓口が分からない・制度が複雑で
理解できない等といった事が挙げられており、自分としては十分に説明しているつもりだ
が受け取る側としては理解出来ていないことが十分に分かりました。
今回の研修を受け「老健たいよう」の桂次長が話されていたように一度、障がい者雇用
を行ったことにより労働力として障がいが有ろうが無かろうが企業として必要な労働力で
あると思われる様に支援する必要があると思われます。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動
・アセスメント:本人のアセスメントを重要視してしまうが企業・家族を含めたアセスメ
ントが重要になると感じました。
・相手の立場に立つ:今までも相手の立場に立って考えていたつもりでしたが、支援対象
者のみではなく企業・家族・関係機関の立場に立って支援する事が必要と感じました。
・職場開拓:職場開拓をする際には、今回研修で出されていた企業が求める人材・情報を
適確に提供出来る様に努めたいと思います。
・対応に時間を掛けない:企業・支援対象者が相談を求めた際には、時間を置かずに対応
する事が必要であると思いました。
以上のことを今後行っていきたいと思います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 9 日(月)
氏名:
酒井
健一
① 研修名:JC-NETジョブコーチ実践フォーラム ⅰn 釧路 2016
② 研修内容: ・基調講演「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」小川 浩氏 、
・実践報告「送り出しにポイントを置いたジョブコーチ支援について」田村 俊輔氏、
・パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」、 モデレーター若尾勝己氏、
パネリスト和泉宜也氏、桂祐二氏、三村惠里奈氏、栂野豊氏、
・グループディスカッション
「働き続けたい!に応えるために必要な事」、・まとめ小川浩氏
成果/感想: 今回ジョブコーチの研修を初めて受講いたしましたが、現在の全国の就労状
況や、ジョブコーチ支援の流れが詳しく分かりとても良い研修だったと感じております。
まず基調講演の小川氏の講演ですが、就労に関わることから、ジョブコーチ支援、また就
労継続に必要な支援まで幅広い内容で、とても興味深く聞くことが出来ました。特に就労
継続のための支援では、多く方々が連携を取りながら関わっていき、支援をしている事を
改めて感じることが出来ました。実践報告ではジョブコーチ支援の実際の流れを知る事が
出来、特に企業との関係が大事だという事を再確認出来ました。そして支援をする上で、
各機関との連携がとても大事な事だということも再確認出来ました。パネルディスカッシ
ョンでは各分野の方の話を聞くことが出来、大変貴重なお話しだったと感じております。
グループディスカッションでは、様々な意見を聞くことも出来ました。
今回の研修では様々な内容がありましたが、特にジョブコーチ支援の流れはしっかり覚
えていくようにしたいと思っております。
③ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
今後の支援に活かして行く事は、就労を希望されジョブコーチ制度を利用されるまでの流
れにおいて、しっかり制度を理解し利用者の支援ができるようになりたいと思っておりま
す。また今はまだまだ制度について理解できていない事がある為、これからもしっかり自
己研鑽を続け、自信を持って支援出来るようにしていきたいとも感じております。そうす
る事により、利用者の支援の内容にもつながってくるとも思いますので、特に研修等学ぶ
ことが出来る機会を通して、更に自分でも学習する事を続けていきます。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
鈴木
洋介
① 研修名:JC-NETジョブコーチ実践フォーラムin釧路 2016
② 研修内容:
・基調講演 小川氏 ~ 障害者雇用の現状と推移、就労移行支援を核にした基本的プロ
セスについて、ジョブコーチの基本とこれからについてお話を聞き、企業との信頼関係を
結びきめ細かい支援を行い、これまで以上に作業指導だけではなくソーシャルワーク等の
専門性が求められているとの事。
・田村氏 実践報告 ~ 送り出しにポイントをおいた支援についてお話をされ、アセス
メントの重要性、アセスメントをしっかりと行うことで様々な支援内容が検討することが
でき、準備体制をきちんとすることで早急な対応ができるようになる。各関係機関が役割
を果たし、情報共有・協力することで企業や対象者が求める支援が出来るとの事。
・パネルディスカッション~ 支援者・当事者・企業・A型、それぞれの立場からの障害
者就労についての考え方を事例発表される。企業ニーズとジョブコーチ支援のお話では失
敗経験から再雇用に至るまでの考え反省点について発表される。当事者からのお話では、
諦めず支援者と相談することで自分に合った職種・職場で働くことが出来たと発表されて
いる。A型からのお話はA型から就労移行支援への難しさ、長く働く事定着についての難
しさを発表されている。
・グループディスカッション~ 「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」をテー
マにご本人・企業・関係機関のお話からニーズをそれぞれ書き出し、働くことに関して考
えをまとめていく。ニーズを実現するにはどうしたらいいのか 班ごとに意見を出し合い、
模造紙にディスカッションを記入し出来上がった模造紙を発表する。参加された方々、各々
の経験を踏まえながら意見を発表し、とても有意義な討議になった。
③成果/感想:
小川先生の基調講演では障害者雇用の現状についてお話があり、法の改訂により障害者
雇用は右肩上がりに増加しているが、大企業での雇用が多く地域での雇用差が大きく特に
小さい地域での雇用はあまり進んでいないのが現状である。平成 30 年度の精神障害者の
雇用義務化で雇用拡大は見込めるが、ここでも中小企業と大企業との乖離は大きくなると
予想されている。それに伴い、訪問型ジョブコーチよりも企業在籍ジョブコーチの需要が
都市部では進んでいる。 又、障害者雇用においてハローワークからの就職件数にA型就労
も含まれるため、A型への就職件数が見えないのが現状である。一般就労が可能な障がい
者もA型事業所を利用していることが多く、一般就労を目指す支援をしなくてはならない
年々労働人口は減少しており、慢性的な人で不足になっており障害者の労力が必要にな
ってくる。このことを踏まえ、企業のニーズ・利用者のニーズをアセスメントをしっかり
と行い、マッチングが可能かをきちんと検討すること。人と企業とのマッチングが重要に
なることを再認識した。
又、本来の就労移行支援を核にした基本プロセスが重要となっており、就労相談を進め
ていくことで最終的に自己決定できるよう支援していく。アセスメントと準備支援をしっ
かりと行い、本人の希望や適性に合っているのかマッチングを行い、ジョブコーチ等を活
用した職場適応援助、職場定着支援が大切になっていると感じた。
今後の課題としては、異なる事業が連携するため、多くのプロセスで担当者も価値観も
変わってしまうので、一貫した支援を行えるよう協力していかなくてはならない。又、雇
用支援と生活支援のバランスの取れた支援が必要不可欠となってくるため、連携を強化し
なくてはならない。
ジョブコーチ支援では、見えない要素(ストレス要因・感情状態等)を把握し、対応方法を
考え企業に助言していくスキルが必要となってくる。これまで以上に作業指導・ソーシャ
ルワーク等の専門性が大切となる。
田村係長のお話では、企業との情報共有・連携を行う上で大切なポイントで、窓口の一
本化ということを強くおっしゃっていた。確かに一本化することで、仕事内容や作業にお
いてジョブコーチと企業が統一した認識で支援に当たることができ、ご本人の働きやすい
環境がはじめて作られると感じた。ここでのお話の中でもアセスメント、準備の重要性を
感じ、しっかりと行うことで迅速な対応を行うことが出来ると感じた。
三村氏のお話では、働くことが原動力という言葉がとても心に響いており、自分の思い
を真摯に伝えようとされている姿に感銘を受けました。
④今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動 :
就労支援・就労移行支援を核にした基本プロセスを再認識することができ、就労相談に
おけるアセスメント・準備支援の重要性を今後も念頭に置き支援にあたる。又、アセスメ
ントをしっかりと行うことで、本人のニーズだけではなく適性や就労における目標設定を
明確にすることができ、企業に対してもマッチングや的確な助言をすることができるため、
ご本人の全体を把握できるよう細かくアセスメントを行うよう心がけていく。
計画相談を行う上で、本人の働く力がどのぐらいあるのかをしっかりと考え、福祉的就
労をされている方も一般就労の可能性はないか、関係機関と情報共有行いながら考えて行
く。相談を受ける中で本人の働く意欲・モチベーションが向上するよう、本人の相談を真
摯に聞きながら、社会参加の意義を感じられるように支援していく。
支援する上で、ご本人・企業双方がよりよい関係が築けるよう、互いに情報共有しなが
ら環境作りに努めていく。
何か問題が起きてから面談をもつのではなく、定期的な面談の機会を設けご本人の状態
や企業での様子を把握するよう努めていく。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
原田
千春
① 研修名:
JC-NETジョブコーチ実践フォーラム IN 釧路 2016
② 研修内容:
基調講演 「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」 小川 浩氏
実践報告 「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」田村 俊輔氏
パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター
若尾勝巳氏
パネリスト
和泉宣也氏
パネリスト
桂裕二氏
パネリスト
三村恵里奈氏
パネリスト
野豊氏
グループディスカッション 「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」
③ 成果/感想:
小川先生の講演のなかの就労支援のプロセスでは、対象者の能力に関係なく事業所の引
きの強さによって場当たり的に決まっていることが問題とあり、やはりアセスメントが十
分になされていないのが現状なんだと知りました。
B型アセスメントと職業評価の必要性を改めて感じ、そしてここでの関わりが人一人の方
向(人生)に影響があるということに気付きました。
職場定着を目指すには対象者が“愛され、褒められ、必要とされ、役に立つこと”を感じ
ることがポイントだということを学びました。
田村係長の報告では企業と家庭との共有が必要であることを学びました。また、企業も支
援機関も窓口は統一されている方が良いという意見があったりと、現場の状況がみえとて
も勉強になりました。
和泉係長の報告では準備性の不足とありましたが、困り感の予測等も検討していく必要が
あるのだと思いました。支援機関へ相談されにくる体制が本人のなかでできているのは良
いと感じました。職場で必要とされているとご本人が感じることができればモチベーショ
ンアップにも繋がるのではと感じました。
桂次長の報告では支援機関の業職が分かりづらいとあり、正直自分でも自社の役割が分か
っていないと痛感しており確認の必要があると思っています。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
対象者との信頼関係の構築を目指す、そして相談しやすい関係性をつくっていきたいで
す。そして利用者が社会にでる、必要とされる喜びを感じて働くことへのモチベーション
アップになるよう働きかけていけたらと思っています。
問題等が起きてから動くのではなく、日ごろから利用者や企業との定期的な関わりを持
っていると、ちょっとした変化にも気付けたり早期対応ができるのではとおもいました。
アセスメントの大切さを毎研修改めて感じていますので、企業や家族、本人をとりまく環
境をみて支援に繋げていきたいと思います。
また、今回の研修で本人・企業・その他のニーズでは「相談」が共通していたように思い
ますので情報を共有し一緒にすすめていきたいとおもいます。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
三浦龍昇
① 研修名: JC-NETジョブコーチ実践フォーラム in 釧路2016
② 研修内容:
○ 基調講演 「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」小川 浩氏
平成 27 年度の民間企業の実雇用率は過去最高順調な右肩上がりだが各都道府県の格差
がある、今後の課題。
ハローワークの新規求職者の状況、特別支援学校からのの進路状況、就労支援の状況、
就労支援の基本的な流れと役割分担について、多様な就労支援のプロセス、就労移行
支援を核にした基本プログラムなど講演、現状と問題点についてはなされる。
ジョブコーチの基本とこれからでは職場適応援助と職場定着支援の大切さについて。
・実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
田村俊輔氏
実例をもとに送り出しにポイントをおいた支援についての講演。ジョブコーチ支援を行う際にし
っかりとした準備とアセスメントが重要。職場間での情報共有も必要。
・パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター 若尾克己氏
パネリスト 和泉係長、老健たいよう 桂祐二氏
釧路労災病院勤務 三村江里奈氏、釧路市職親会/企業組合
釧路市職親会/企業組合 ウェルフェアグループ
栂野豊氏
本人、企業、支援者それぞれの立場からジョブコーチ支援について話があった。
・ グループディスカッション「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」
パネルディスカッションの内容をもとに 各班でそれぞれのニーズについて
意見を出し合い模造紙にまとめる。
③ 成果/感想:ジョブコーチの役割や基本のスタンスなど分かりやすく話されている。
企業、本人の両方においてとても重要なポジションにいてとて責任のある立場である
事が分かる。法律の改正で障がい者が増えている。ジョブコーチのスキルアップが
必要である。企業にとっても有利な情報になっているように受け取れた。
パネルディスカッションでは企業側の思いや今の企業が障がい者雇用にたいしての
考え方や取り組んでいる事が見えた感じがします。また企業に勤務されている方の
働いてみての実感や悩みなどはなされていた。特段、私達と変わらないことを感じて
いられる事が再確認てきた。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
グループホーム生活支援員としてジョブコーチ支援と同じような支援と変わらない
共通に通じると思います。まだ知識が無く更なるスキルアップをはかる為に、研修
や勉強会等の機会があれば参加します。
利用者の話をしっかりと聞き、本人の意思を尊重しながら支援をしていきます。
また、職員間でも同じように考えて日々勉強しながら自己のスキルアップをはかり
ます。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 2 1 日(水)
氏名:
竹
川
敬
子
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路
② 研修内容:
・.基調講演「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」 小川 浩氏
国の施策や労働人口の変化をふまえた「障がい者雇用の現状」や就労移行支援事
業の質や A 型・B 型が増加している問題点を提起された「就労支援の状況」,就労支援のプ
ロセスと「ジョブコーチの基本」と、
「職場適応援助と職場定着」のための支援について講
演された。
・実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」 田村俊輔氏
実例をもとに送り出しにポイントをおいた支援についての講演。ジョブコーチ支援を
行う際にしっかりとした準備とアセスメントが重要。職場間での情報共有も必要。
・パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター 若尾克己氏
パネリスト 和泉係長、老健たいよう 桂祐二氏
釧路労災病院勤務 三村江里奈氏、釧路市職親会/企業組合
釧路市職親会/企業組合 ウェルフェアグループ
栂野豊氏
本人、企業、支援者それぞれの立場からジョブコーチ支援について話があった。
・ グループディスカッション「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」
パネルディスカッションの内容をもとに 各班でそれぞれのニーズについて
意見を出し合い模造紙にまとめる。
③ 成果/感想:
今後、就労移行支援事業所の質が問われていく。それぞれの事業所が言語化し説明
していく必要がある。
就労移行支援事業所では施設内作業においては評価の視点を持つことが大切。
実習では環境との相互作用の評価~環境によって人は変わる~を行う。
十分なアセスメントとその情報を企業の価値観に沿って情報提供をする必要がある。
これからのジョブコーチには見えない要素をどのように理解するか認知面の課題、
ストレス要員、感情の状態を把握し対応方法を考え、企業に助言することが重要。
パネルディスカッションでは企業、本人ともに「相談」がキーポイントとなってい
た。そこをうまくコーディネートしていくのがジョブコーチの役割となっていると感じた。
その為にも十分なアセスメントと、認知面での課題に対する見立てをしっかりと行い支援
していくことが必要になると思う。3者間の情報共有はもちろんのこと、企業内での情報
の共有も大切と感じた。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
就労支援の研修に参加させていただくといつも、では自分の担当する GH 生活支
援において何を生かすべきかを考えてしまいます。今回の研修では
①アセスメントの重要性…毎回感じるのがアセスメントの大切さです。今回の研修では
アセスメントに基づき見立てをもって支援していくことが大切であることを学びました。
個々の認知面での課題をとらえ、支援者間で情報共有しながら行っていきたいと思いま
す。
② 相手の気持ちに立ち、利用者のニーズにこたえていくための支援
…就労を継続したいといった利用者のニーズにこたえていくための生活支援を行っ
ていきたい。利用者の「できる」面に着目し、伸ばす支援でありたい。
目先のことだけではなくその方の「人生」を見据えた視点での支援を行っていけるよう
支援の引き出しを増やしていきたい。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
佐藤
美貴
① 研修名: JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
② 研修内容: 基調講演「今企業が求めるジョブコーチ支援とは」小川浩氏
実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援」
パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
(ジョブコーチ・企業・当事者・福祉法人)
グループディスカッション
「働き続けたい!!に応えるために必要なこと」
③ 成果/感想:
北海道における障害者就労のバランスが大企業依存に偏っていないと知った。
釧路ではまた事情は変わると思うが、中小企業への就労の機会に希望が持てる状況であ
ると感じた。
しかし、実際の就労数は A 型就労が大きく数を占めていると知った。
また、労働・福祉・医療の連携は優れた現場の意識と(報酬に結びつかない)努力に依
存せざるをえない現状に触れられており、業界の成熟が急務として求められているのが現
状なのだと感じた。
一貫性・一本化が繰り返し謳われ、向上発展しつつもより専門性が求めらている事を確
認した。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
働きたいという希望を持つ方について、面談を中心に希望の聞き取りと並行して、他
部門と連携して検査などを含めたアセスメントをしっかりと行い、希望と現状を整理して
具体的な目標設定 を行い、どのようなプロセスを経て目標を目指すか、どんな社会資源を
活用するか、どのくらいの期間を設定するかなど、移行ではない B 型ならではの特徴を活
かして検討し支援したい。
また、環境へのアプローチとしての家族の状況の把握、必要であれば家族支援し調整を
行っていく。
就労の機会が訪れたときには、詳細をジョブコーチにしっかりと伝えていく。
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:
9 月 2 1 日(水)
入谷
奈都美
① 研修名:
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム In 釧路
② 研修内容:
「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」 小川氏
実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
田村係長
パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
・くしろねむろ障がい者就業・生活支援センター ぷれん (和泉係長)
・社会福祉法人 釧路創生会 介護老人保健施設 老健たいよう (桂氏)
・独立行政法人 労働者健康安全機構 釧路ろうさい病院 (三村氏)
・釧路市職親会/企業組合 ウェルフェアグループ (栂野氏)
グループディスカッション 「働き続けたい!に応える為に必要な事」
③ 成果/感想:
午前の小川氏の講演を聞き、民間企業の実雇用率の数字だけ見ると、
右肩上がりですが、大企業が大半を占めてたり、北海道等都道府県別でみると、
また変化があると聞き、とても興味深いなと感じました。
環境へのアプローチの時に出てきた図では、私も入れる物の形を
変えると考えていました。しかし、箱の入り口の方も、物の形に
変化させていく事を聞き、お互い変化する事が大切なんだと感じました。
パネルディスカッションでは、各分野の視点から発表があり、
普段ジョブコーチの様子や企業の話を聞く機会がない為、面白かったです。
企業とジョブコーチ、関連機関との連携が大切なんだと実感しました。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
アセスメント記入時、個別支援計画の聞き取りや面談などで、
本人がどのような職種に就きたいのか、どのような仕事のイメージを
持っているのか、面談や聞き取りを通して明確にしていきます。
就職した利用者が、就職した先でどのような状況なのか
定期的に電話などで思いを聞き、悩みや困っている事、できた事を聞き、
企業や関連機関と連携を取っていきます。
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:石川
9 月 1 7 日(土)
道代
① 研修名:JC-NETジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
民間企業の実雇用率は毎年上がっているようですが、地方格差があり大都会では、
1000 人以上の大企業が多く、雇用率が 2,09%、一方地方に多い 100~300 人や 50
~100 人規模の中小企業の達成率 1.68%、1.49%と大企業があるようです。
平成 18 年度と平成 27 年度のハローワーク求職者障がい別では、精神障がい者数が 2
倍以上増え、最も大きな割合を占め、支援の変化が求められているようです。ハローワー
クからの就職者の変化についてA型事業所への就労も含まれているのかデータとしてださ
れていないため割合は定かでない
労働人口の減少が続くなか、人材の確保が難しくなっているようです。大卒者の正規雇
用者が少なく又、就職してから年数がますごとに低くなってきておりミスマッチの就職者
も多いと考えられている。企業側が 働き手として障がい者を受け入れるか、もしくはA型
事業や特例子会社のような福祉事業に移行するか 、今後変化していくのでしょうか?
ジョブコーチの 3 カ月程度の支援期間で対象者の新しい職場環境への調整を行う、最初
の労力をおろそかにすると長期にわたるうえで問題解決が困難になっていくと講義を受け、
自身がジョブコーチとして経験したなかで実感しております。
実戦報告 送り出したポイントについて
あらんじぇを利用された方の事例
ナカポツの役割、作業班の役割について
現場実習(トレーニング)について
連携・アセスメントについて
ジョブコーチ支援開始の流れ、必要書類について
③ 成果/感想:
パネルディスカッションについて
支援者側・対象者本人・企業側の不安、思い、これから必要だと感じていることを聞
くことが出来て良かったと思います。グループディスカッションを行った際、どの方
も、どのグループも「相談」について重きをおいていたと思います。企業側、対象者
本人の困りごと、考えを聞き調整できたら離職が減るのではと今日の研修を受けて改
めて考えることが出来、実践していきたいと思います。
他事業所、企業側の意見を聞くことが出来てよかったと思います。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
和泉係長の「企業ニーズとジョブコーチ支援」の事例発表を聞き、職場定着の難しさを
考えらせました。自身で今出来ることは作業班での作業の仕方や現場実習を踏まえ、対象
者本人と今後について細かな聞き取り、相談、提案が出来ると良いと思います。その為、
相談出来る環境、気軽に話せる関係性を築いていくようにしたいと思っております。
個々の力は小さいですが、色々な機関との連携や作業班の方々とも、より一層連携や共
有を行い、意見を交わし、支援に活かしていきたいと思います
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:
宮腰
9 月 1 7 日(土)
君江
① 研修名:
JCネットジョブコーチ実践フォーラム
② 研修内容:
・障がい者雇用の現状について→
(企業規模別の実雇用率には解離がある・全国データは大企業依存)
・一般の労働者の現状について →
(労働人口の減少)
・特別支援学校の進路について
・就労支援の状況について →
(営利法人による経営の増加など)
・ 就労支援の基本について→
(就労支援全体の流れと役割分担について・就労支援のプロセス・現状と課題)
・ジョブコーチ支援の基本 とこれからについて→
(基本は現在も変わらない・環境へのアプローチ→環境の調整が必要・提案力の
あるジョブコーチが必要・管理職との打ち合わせ以外にも現場の人との相談も
必要・出来れば社内全体の理解が必要)
・企業のニーズとジョブコーチ支援について→
(企業のニーズをしっかり把握し支援する・アセスメントがしっかり出来ている
ことで緊急時も早急な対応が出来る)
③ 成果/感想:
・移行支援事業所の就労への移行率は上がっているが、移行率0%が 35.1%存し
ていることは課題。「質」について検討が必要。
・障害者雇用促進法の改正によって雇用率の対象が変化するにつれ 、就労支援の
対象も変化している。支援の仕方について検討、準備が必要。
・就労相談・アセスメントと準備支援・職業紹介マッチング・職場適応援助・職場
定着支援等、基本的な流れを把握し各関係機関と連携して支援していく事が大切
・企業のニーズを把握し、企業の価値観に沿って伝えていく必要がある。
・就労移行支援事業所が定着支援を行うようになった場合、「支援の一貫性」「企業
支援に関する専門性」の向上が必要となる。
・支援する際、対象者の障がい特性に合った支援が出来ているか、しっかり考えな
がら支援していく必要がある。
(発達・精神の方に手取り足取りの作業支援は必要
か等)
・
「マッチング」を考える際、①本人アセスメント・職場アセスメントをしっかりと
る。②双方の特徴が合致しているか検討する必要がある。
・就労支援の技術として、職場環境を変える必要がある。→社内全体のミーティン
グをお願いするなど社内全体の調整をする。
・大企業においては、企業による主体的なアセスメント・環境調整・人材育成の重
要性が増す。
・認知面の課題・ストレス要因・感情の状態を把握し、対応方法を考え、企業に上
限する力量が必要となる。
・これまで以上に作業指導・臨床心理・精神保健福祉・ソーシャルワークの専門性
が求められる。
・中小企業に対しては、地道に企業と信頼関係を結び、きめ細かい支援を行うジョ
ブコーチが必要。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・就労支援の基本プロセス(①就労相談②アセスメントと準備支援③職業紹介④職
場適応援助⑤職場定着支援)について学んだことを踏まえた上で支援していく。
・各分野の関係機関と細部まで情報共有を行い、支援していきたい。
・企業のニーズ・価値観・視点について、また、対象者のニーズについても把握し
支援していく。
・「スキルアップ」について日々意識し支援する。
・JC支援の際、初期(支援期間3ヶ月)の間に、環境調整や様々な要因の把握が
出来るよう 意識・確認しながら支援する。
・対象者について、①作業の自立など作業支援②社会人としての立ち振る舞い・マ
ナー等についての支援③不安や困りごとについての把握④生活環境や家族につい
ての把握。1つでも欠けることのないよう支援していく。
・企業について、①対象者の障がい特性について理解して頂けるよう伝えていく。
②業務内容の確認→調整が必要な場合にはタイムリーに行う。③ 環境への調整→
担当者だけではなく、現場の従業員とも相談していく。④要求水準について定期
的に確認し、調整が必要な場合には調整していく。
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:白戸
9月
19日(月)
香里
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路2016
② 研修内容:
基調講演 「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
・実践報告 「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
・パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援について」
・グループディスカッション 「働きたい!に応える為に必要なこと」
・まとめ
③ 成果/感想:
・就労移行支援事業所が増えていることもありますが、継続支援 A 型、継続支援 B
型が、それ以上に増えている事で一般就労を希望されている方が、福祉的就労について
しまっていると感じました。
・就労支援の基本プロセスでは、就職に関する目標を持っていただき、どのような社
会資源を活用したら良いのか、また自己選択の支援が必要な事を学びました。
・施設内の支援では職員が評価の視点を持ち基本訓練を進め、実習ではリアルな環境
でのアセスメントを行い企業の価値観に沿ってフィードバックを行っていくことが必
要だと思いました。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・施設内の作業では、職員での共有をしっかり行い同じ方向性で対象者の評価の視点を
もって支援させて頂きます。
就労を前提としたアセスメントと準備を行い、可能性を見極められるようにしていきたい
です。
仕事を探すだけではなく、就労後のマッチングをも考えながら進めることが出来るように
実行出来たらと考えております。
・企業、支援者、本人に分けてグループディスカッションが行われましたが、全てにお
いて情報共有が必要だという結果が出ました。
・対象者の方には目標をもって頂き達成感を感じてもらえるように支援させて頂きます。
・ハローワークに行き就労相談をおこなって行きます。
・支援者との信頼関係の構築(相談できる・ヘルプを出せる)環境を作っていきます。
・ナビゲーションブックの作成を行います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 1 7 日(土)
氏名:
山崎 瑞愛
① 研修名: JC-NETジョブコーチ実践フォーラム in 釧路2016
② 研修内容:
・「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
障がい者雇用の現状について、ハローワーク等のデータを元に説明があった。雇用率に関
しても、福祉的就労も含まれている現状等。就労支援の基本プロセスやジョブコーチの基
本とこれからについて。
・実践報告「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
事例と共にジョブコーチ支援のポイントについての報告。ジョブコーチとしての気付き。
・パネルディスカッション 「企業ニーズとジョブコーチ支援」
支援者の立場から~事例を元に支援としてうまくできなかったところや今後について。
企業側からの立場について~事例を元に、紆余曲折があったこと等。
・当事者の立場から~仕事に対する気持ちやサポートについて
・職親会・A 型の立場から~職親会やウェルフェアグループ概要、成り立ち等
・グループディスカッション「働き続きたい!!に応えるために必要なこと」
成果/感想:
障がい者雇用について雇用率や実雇用率、企業別雇用者数、対象者の変化、求職者数の
推移、ハローワークからの就職件数等グラフで確認することができて、わかりやすかった
し、勉強になりました。グラフで見る事で数年前からの変化と今後の推測等に役立ちまし
た。就労継続支援事業 A 型の利用者数が増えているとのことで、一見、就職件数が上がっ
ているが、A 型への就職件数が見えないということもわかりました。また、A 型事業所数
が北海道が全国で2番目であり、ずば抜けて多いということもお話の中にありました。特
別支援学校からの進路についても卒業者数が増えていると共に福祉施設への進路も増加し
ている現状についても触れ、一般就労にチャレンジせずに A 型や B 型を希望することも多
くあるとのことを知りました。就労支援の基本やジョブコーチ支援のプロセス等は再確認
できた。
送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援に関しては、アセスメントや支援のポイ
ント、また、企業側の窓口が複数あったり、担当者の変更等で支障があった事例があり、
支援に入っている中で感じた事が正直に切実に述べられていたと感じました。
当事者、三村さんの発表も自分の気持ちを一生懸命伝えている姿に感動しましたし、当
事者の気持ちを理解する上で非常に参考になりました。働くということが、彼女の原動力
にもなっているということを感じました。
③ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
就労支援やジョブコーチ支援の基本やプロセスについては、再確認できたので、普段も
頭にはおいていますが、エビデンスや基礎に基づいて時折確認をしたいと思いました。環
境へのアプローチのスライドはとてもわかりやすく、参考になると思いましたので、活用
したいと考えました。項目がいくつかあったので、それに沿って整理をしていきたいと感
じました。また、手元の資料にはありませんでしたが、マズローの欲求、生理的欲求、安
全欲求、社会的欲求、尊厳欲求、自己実現欲求に関しても、昔、看護学校で習ったことを
思い出しました。人に愛される、人にほめられる、人の役に立つ、人から必要とされると
いうのは、健常者であっても、障がいを持っていても同じことだと感じました。働く意思
を維持できるよう、能力に合っているか等モチベーションが保てるジョブマッチングが必
要だと感じました。
今は作業班の立場であるため、ジョブコーチに引継ぎ、企業に送り出すためには、やは
り、アセスメントや職業検査、特性の把握に努めたいと思いました。支援者だけではなく、
本人もナビゲーションブックをまとめたり、障がい受容といった点でも非常に重要である
ことがわかりました。職場実習には作業班の支援者も同行する事が多々ありますので、職
場環境・職務内容のアセスメントを参考にして、事業所、職場の概要、職務の要求水準等
アセスメントを実施していきたいと考えました。そして、ご本人への配慮事項や特性等に
ついては、企業に説明、ご配慮いただき実施していただけるようお願いをしていきたいと
思いました。
企業側からの発表に関しては、雇用するにあたっての色々な想いを知る事ができました。
企業側からの思いや悩みに耳を傾けることも大切なことだと感じた。特に後半のグループ
ワークでは、グループの中に就労移行、継続 A、B、企業といろいろな立場の方がいらっ
しゃいましたので、それぞれの立場からの意見を聞く事が出来てとても参考になりました。
書記をさせていただきましたが、最初の消極的な発言からどんどん活発になっていき、少
しは本音で話せていた部分があったのかなと思いました。このように、いろんな立場の方
から意見を聞いたり、話合ったりできる場は大切であると実感しました。今後も参加して
いきたいと思います。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年
9月 17日 (土)
氏名:新井 公仁子
① 研修名: JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in
② 研修内容:
1、「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
小川 浩 氏
釧路
2016
2、「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
田村 俊輔 氏
3、パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター
若尾 勝巳 氏
パネリスト
和泉 宣也 氏
パネリスト
桂
裕二 氏
パネリスト
三村 恵里奈 氏
パネリスト
栂野
豊 氏
③ 成果/感想:
・本人のアセスメントをしっかりして、情報を集める事が大切
・得られた情報は支援者だけが理解するのではなく、必要な時には
いつでも伝えることができるようにする
・アセスメントをもとに就職後もマッチングを続け調節していく
・就職後もアセスメントをして情報を集める
・本人をつなぐ支援者と企業の窓口(担当者)を 1 本化する
・長く続けていくためのアセスメント
ご本人や企業、支援者それぞれの立場や視点からの話は、とても興味深く
聞くことができました。
三村さんの話は、自分の体験を自分の言葉で発表され
わかりやすい内容でした。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
・引き継ぎ、連携、情報共有を意識していく
・情報を正確に伝えるために・・・
1.強みを知る
2.何ができて何ができないのか
3.相談できるようになる
・作業は早く正確にを心掛ける
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:砂原
9 月 2 1 日(水)
美紀
① 研修名:
JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム In 釧路
② 研修内容:
「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」
小川 浩氏
「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」
田村 俊輔
「企業ニーズとジョブコーチ支援」
若尾 勝己
「働き続けたい、に答えるために必要なこと」
③ 成果/感想:
今回の研修で、色々と考えさせられる事、また納得させられる話しを聞く事
ができました。
今後、自身が今回の研修で得た事にたいし、どの様に利用者さんと接して
いかなければならないかなど、とても考えさせられる研修でした。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
今後、私がしていかなければならない事は、ケース会議での支援計画の資料に
良く目を通して、その方を知る事と作業班との連携を密にする事である。
また、基本ではありますが障害特性を知る事 と考えています。
その方によっては、同じ障害を持っていても異なる事が多くある為、まずは
情報を集め自分なりに把握し支援して行きたいと思います。
もう一つは、それを正確に作業班へ伝える事です。
職員研修
報告書・レポート
平成28年9
氏名:小出
月19
日(月 )
三紀子
① 研修名: ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路2016
② 研修内容:今、企業が求めるジョブコーチ支援とは・・・あらんじぇで仕事をして
初めてジョブコーチと言う言葉を聞いて、実際仕事内容などを理解してきたところで
研修があり、企業での支援、利用者さんの視点から考えることができました。
③ 成果/感想: 成果は今まで自分が目にしてきたことよりも深い印象がありました。
感想は貴重な研修を受けることができたことを感謝いたします。
もっとジョブコーチの仕事を理解していきたいと思いました。
④今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
職場定着ができるように班利用している期間にアセスメントをしっかりして
支援していきます。
実際、実習など利用者さんが入った時にジョブコーチに班での様子、ご本人が
できることなどを正確に伝え就労につながるよう班でのアセスメントを
しっかり行いたいと強く思いました。また、入所してからの3か月の基礎訓練
も大事になってきますし、利用者さんのこれからの将来の事を考え私自身も
勉強していきます。利用者さんから学ぶことが多々あることを実感している
毎日です。利用者さんにプラスになる支援を日々みつけ、それを生かし
実行・実現に結びつけていきたいです。
所長・センター長のご指導のもと支援していきたいと思います。
職員研修
報告書・レポート
平成28年
氏名:石川
9月
21
日(水)
亜由美
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム In 釧路
② 研修内容:
基調講演:「今、企業が求めるジョブコーチ支援とは」 小川 浩氏
障害者雇用の現状・・民間企業の実雇用は順調に伸びているが、地域別・
企業規模別にみると課題が見えてくる。全国データでは大企業依存の傾向
強く、首都圏では企業が雇用後を真剣に取り組んできているので、企業在
籍型ジョブコーチが増え、委託型が減ってきている。 北海道では、企業別
に見るとバランスは良いが、大企業が少ない。大企業が少ない地域でどう
やって雇用を増やして行くかが課題とされる。
他。
実践報告:「送り出しにポイントをおいたジョブコーチ支援について」 田村 俊輔氏
パネルディスカッション「企業ニーズとジョブコーチ支援」
モデレーター:NPO 法人東松山障害者就労支援センター
若尾 勝己氏
パネリスト:社会福祉法人 釧路のぞみ協会 ぷれん
和泉 宣也氏
社会福祉法人
独立行政法人
釧路市職親会
介護老人保健施設 老健たいよう
釧路労災病院
三村 恵里奈
ウェルフェアグループ
栂野 豊
桂
裕二
③ 成果/感想:
H23年を境に、就労移行支援事業より、継続支援事業 A 型が著しく伸びている事、
移行支援事業は就労への移行率が上がっているが、移行率0%の事業所が5年間ほ
ぼ変わらず35.1%あることなどから、就労移行支援事業の「質」について考えさ
せられた。
就労相談(アセスメント)⇒アセスメント準備訓練⇒職業紹介マッチング⇒職場適
応援助⇒職場定着支援までのプロセスを、対象者(家族含め)・支援者・職場で情
報共有しながらすすめて行くことが必須なのだという事、自立センターはこのプロ
セスすべてを所内で行う事ができる環境にあることに改めて気づかされた。自分は
この環境を利用者の支援に生かし切れていないと思う。
パネルディスカッションでは、3者それぞれ立場は違えど、障害者雇用への意欲は
共通していました。求めているものも共通していました。連携と協力。これが出来
れば企業や対象者が求める支援ができるということです。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
1.自立センターの情報をフルに活かす。
すぐそこに利用者の情報がたくさんあったのに、見ていない情報や聞いてない情報
があった。まず、もう一度利用者の情報をアセスメントを含め、見直したい。
作業班の支援者として情報発信できるようにしておきたい。
2.障害の知識がない人にもわかりやすいナビゲーションブックを作れるように。
私自身、作業班や実習支援に初めてついたとき、障害への知識もなく利用者とどう
接していいのかわからず、ひとりひとりに接し方マニュアルがあれば・・と思い
ました。この気持ちは企業側の気持ちに近いような感じを受けたので、いつまでも
忘れずにいようと思っています。
3.関係者と協力する。
ひとりで抱え込まず、支援方法を相談したり、引継ぎをしっかりしていく。
職員研修
報告書・レポート
平 成 2 8 年 9 月 2 1 日(水)
氏名:上堀
保香
① 研修名:JC-NET ジョブコーチ実践フォーラム in 釧路 2016
② 研修内容:私は利用者と職業をつないでいる役割のジョブコーチに共感を持ちました。
就労移行支援のプロセスは 5 段階あり、就労相談から職場定着支援までいずれにおい
てもジョブコーチが支援に行き、利用者職場双方と情報の伝達と共有をしている。就労
移行支援事業はジョブコーチが担当になり自立支援協議会で話し合われる。アセスメン
トと準備支援の段階で、就労移行支援事業でクッキー作りの立ち仕事は大丈夫だとアセス
メントを実施→この人の就業が合っているのかを図る+サンプルを作る、職業紹介マッ
チングの段階で人と仕事のマッチングを実施して職場の雰囲気・忙しさも面接場面で教
える。施設内作業のマイナス面を説明し、体験実習等の~できた、すごくやる気がある、
人は環境によって変わることも適応だといえる。職場定着支援の段階で、企業の人が欲
しい情報「うちの仕事ができますか?」「うちの母集団に馴染みますか?」という働きか
けを利用者に教えています。
③ 成果/感想: ジョブコーチの支援が自立センターの担当者が行い、この研修で今年の
支援を報告しました。栄養士の業務ができた結果が報告され、ジョブコーチの支援で「作
業がほぼできる」「ストレスをため込まない対人面」まで上達させれたという報告でした。
自立センターのジョブコーチ田村俊輔氏が要点をわかりやすく報告しました。作業内容の確
認、障害特性について共有、勤務時間について支援項目があり、自立センターのジョブコー
チが対応できることから窓口の一本化をして、支援のトレーニングから企業担当者と情報共
有まで、自立センターと連絡体制を取り、自立センターで作成しました。実習の報告は、実
習の後ジョブコーチと面接することによりジョブコーチがいるという実感を持った。その結
果、しばらくすると「水準の 7 割程度の作業スピードが当初の作業時間より 30 分短縮して
早く終わらせる」に変わり、緊張の回数が減少した。ジョブコーチの存在がご本人(栄養士
25 歳)の実習の支えとなり、職場のことをいつでも確認できた。ジョブコーチは相談・連
絡の利用者にわかりやすく画期的のシステムだといえます。
④ 今後の支援に活かすため、具体的に実行する行動:
今後も企業ニーズが高まるだ
ろうと予測される為、具体的に実行するとしてジョブコーチの利用者へ働きかけの可能
性を考察します。私は実践フォーラムで和泉宣也氏の「企業ニーズとジョブコーチ支援」
を聴き、 職場適応の段階と職場定着の段階の振り返り(フィードバック)が明確示され
ているのを感じました。相談と連絡等で本人とやりとりをしている中に、就労支援の現
実にジョブコーチが直接の支援で解決した事から、職業の適応能力と心理面のサポート
ができたと思いました。
さて、ジョブコーチの就労支援はこの人の力量にかかっていると思います。私もジョブ
コーチとTYコーポレーションに行かせていただき、施設外就労の作業を体験しました。
私はジョブコーチが利用者に教えてくれたのを見て衛生であり、体調に配慮されており、
指導が直接的であり、これを踏まえて私にできることは、職場適応の利用者に薬を服薬し
て働くこと、通院と心理面の相談をするから利用者を支えます。
そして、あらんじぇの職場実習とグループミーティングSSTに私が利用者と一緒に実際
に体験させていただき、率直な意見交換と施設外就労にて効率よく作業する姿を見ました。
要するにジョブコーチが調整と企業の連絡をしてはたらきかけた為に利用者がレベルアッ
プをして実績が紹介してました。
終わりに 報告の中に職業支援をした例がいくつも述べられて、私も「夕日カフェ」に
出かけて行きコーヒーブレイクをしてみたいと思います。ジョブコーチが職業の支援で対象
者を支えているんだと研修を聴いて感じました。